- スレ1-441
 
- サトヒカ愛
 - 07/10/19 01:01:29
 
 「ねえサトシ、ポケモンを強くするために大切なこと知ってる? 
 あたしいい事聞いちゃったんだけど…当ててみて♪」 
 そう得意げにそう言うヒカリ。   
 「そりゃあいろいろあるんじゃないか?熱いハートとか!厳しいトレーニングとかさ!」 
 ヒカリが何を言いたいのかよくわからなかったが、大好きなポケモンバトルの話題に 
 ノリノリで答えるサトシ。   
 「ふふっやっぱりサトシは分かってないわね~ 
 ポケモンを強くするために必要なもの、それは"愛"よ!」 
 「あい…?なんだそりゃ?」   
 「ポケモンを愛することで、ポケモンの力をより引き出せるようになるの」 
 「愛するって、要は好きになるってことか?」 
 「そうね、好きと同じ…だと思うわ…(ちょっと赤面)」   
 「それなら分かる気がするぜ。 
 トレーナーがポケモンのことを大好きなら、ポケモンも頑張ろうって気になるもんな」 
 「そうでしょ!ちょっと照れちゃうけど愛ってすごいわね」 
 「うん、そう言われると愛ってすごいのかもな」   
 「だけどさ、せっかく教えてもらったけど 
 オレは愛でこれ以上ポケモン達を強くするのは無理かもしれないぜ」 
 「えっどうして!?」 
 意外な発言に驚くヒカリ。   
 サトシはいたずらっぽく笑うとこう言った。 
 「今でもみんなのこと限界まで大好きだからな!」   
 「あっ!そうよね!そんなのあたし知ってたのに…可笑しいわ」 
 サトシに教えてあげようとしていたことが 
 彼の一番の得意分野だったことに気づき思わず笑い出すヒカリ。 
 「サトシにはつまんない答えでゴメンね」   
 「いや、ヒカリが教えてくれて嬉しかったぜ。 
 だってヒカリもポケモンのこと大好き…じゃなくて愛するのに賛成ってことだろ?」 
 「ええ、もちろんよ」 
 「ヒカリがオレと同じ意見だとなんか嬉しいんだけど変かな?」 
 「ううん、あたしも嬉しい…かな」   
 トレーナー同士にも自然と愛が芽生えそうなそんなサトヒカでしたとさ☆ミ   
 おわり。