- スレ2-229
 
- 雨の日に
 - 08/08/18 21:04:24
 
 「ゴホッゴホッ」  
 その日タケシは風邪をひいていた。  
 まぁ本人のタケシはきれいな看護婦と会えるからこの上ない幸せなのだが・・・    
 ただ料理の材料がないのでサトシとヒカリは2人で買い出しに行った。    
 ピカチュウとポッチャマがポケモンセンターで休んでいるのでまさに二人きりである。  
 その帰り    
 「よーし材料かったし、今日は私がつーくろっと」  
 「へぇ~楽しみだなぁ」  
 2人が楽しく会話をしてると    
 ザーー    
 急に雨が降り出し始める。  
 「あちゃー・・・傘忘れちゃったぜ」  
 「ダイジョーブ!ちゃーんと私が傘持ってきたから!2人で入ればダイジョーブ!」  
 「でも明らかにちっちゃくない!?」  
 サトシの言うとおりその傘は2人を包み込むほど大きな傘ではなかった。  
 「・・・・」  
 ヒカリも少しげんなりした様子だった。       
 
- スレ2-230
 
- 雨の日に
 - 08/08/18 21:04:44
 
   結局サトシが傘を持ち歩くことになった。  
 「なんだかんだいって2人が入っても大丈夫だったね!」  
 ヒカリの言うとおり傘はちゃんとヒカリを包んでいた。  
 「ね!サトシ・・・てサトシずぶ濡れじゃない!」  
 ヒカリの言うとおりサトシの体のほとんどが雨でぬれていた  
 「大丈夫だよ!」  
 「ちっとも大丈夫じゃない!なんでそんなに遠慮するのよ!」  
 ヒカリは怒ったような口調で話す。    
 「だってさヒカリみたいに可愛い女の子がずぶ濡れじゃあダメだろ!?」  
 「・・・////」  
 サトシが何気なく言った言葉のせいでヒカリの顔は真っ赤になっていた。  
 「どうしたんだよ!?風邪ひいたのか?ハークション!」  
 さすがのサトシも寒さでくしゃみをだす。  
 「べつにそんなんじゃないわよ!てかサトシの方がつらそうじゃん!ちょっと傘の中入りなさいよ」  
 「え・・・?そんなことしたらヒカリが濡れちゃうじゃん!」  
 「いいから早く!」  
 「わかったよ・・・」  
 ヒカリにせがまれサトシが傘に入った。次の瞬間    
 「え・・・/////」  
 なんとヒカリはサトシの腕に捕まり、寄り添うようにしていた。  
 「ほら、これだったら濡れないでしょ!?/////」  
 ヒカリの顔がさっきより真っ赤になっていた。  
 「そそ、そうだけどさ・・・/////」  
 いくら鈍感なサトシでもこれは恥ずかしかったようで顔が赤くなる。    
 (ずっとこの時間が続いていたらいいのになぁ・・・)  
 ヒカリがポケモンセンターに帰るまでこんなことを考えていたことをサトシは知らない。      
 アニメの展開がアレなので書いたら駄作になった・・・すみません