愛しい貴方と共に

  • スレ2-355
  • 愛しい貴方と共に 結婚編
  • 08/12/01 00:07:47
小説を書くのは初めてで下手だと思いますが、書いてみます。

設定
サトシ(18歳)
元シンオウチャンピョン
ヒカリから告白を受け、サトシはヒカリの告白を受け入れ、
シンオウリーグが終わったら結婚の約束をした。
結婚してから、ヒカリと一緒にマサラタウンが一望できる丘で暮らしている

ヒカリ(16歳)
元トップコーディネーター
グランドフェスティバルでノゾミ、ハルカを破り、トップコーディネーターに
なった、グランドフェスティバルが終わった後にサトシに告白をした。

ハルカ(17歳)
元コーディネーター
ヒカリと同じでサトシが好きだった。ヒカリより先に告白をしたが、受け入れ
られなかった。
ヒカリとサトシが結婚する時、心から祝福してくれた。
ヒカリが結婚した際にマサラタウンに暮らす。

ノゾミ(17歳)
元コーディネーター
ヒカリの元ライバルで有名なコーディネーター。
ハルカとはライバルで親友。
ヒカリの姉的存在でヒカリの恋を応援していた。
ヒカリが結婚した際にマサラタウンに暮らす。

  • スレ2-357
  • 愛しい貴方と共に プロローグ
  • 08/12/01 23:02:07
プロローグ

グランドフェスティバルが終わり、サトシはヒカリから告白を受けた。
「サトシ、私、サトシの事が好き」
「・・・・・・え?」
「初めて会ったあの時から、もし、サトシと出会わなかったら、私、トップコーディネーター
になれなかった」
「ヒカリ」
「ポケモン達に一途なところも、無茶ばかりするところも全てが私はサトシが好き」
「ヒカリ、俺もヒカリの事が好きだった」
「・・・・・・え?」
「ヒカリが居てくれたから此処まで頑張ってこれた、俺にとってヒカリが必要だ」
「サトシ」
ヒカリの目からは涙が滞る事なく溢れ出し、サトシの胸に飛び込んだ
「・・・嬉しい。私、今が夢何じゃないかと思うくらい・・・凄く嬉しい」
「俺もだ、ヒカリ」
サトシはギュッと抱き締めた。
「ヒカリ、シンオウリーグが終わったら結婚しよ」
「うん、サトシ」
ヒカリの言葉を聞き、サトシはいつもの満面な笑みを浮かべ、ヒカリを優しく抱き締めた。

そして、サトシはシンオウリーグを順調に勝ち進み、決勝でシンジを打ち破り、チャンピオンリーグ
マスターのシロナをも打ち破りサトシはシンオウチャンピオンリーグマスターになった。

それから、2ヵ月後
サトシはシンオウチャンピオンリーグマスター座をシロナに返し、ヒカリもコーディネーターを引
退をした。

そして、二人の新たな人生がスタートをする。



小説を書くのが初めてでかなり下手だと思いますが、これからも書き続けていきます。
次は結婚式の話です。また、設定が増えると思います。

  • スレ2-359
  • 愛しい貴方と共に 結婚式
  • 08/12/03 00:14:34
サトシとヒカリがそれぞれの称号を手放してから1週間後
オーキド研究所の庭を使いサトシとヒカリの結婚式が始まろうとしていた。
サトシがゆっくり現れ、それに続いてヒカリが現れる。
二人は神父の前に立ち、簡単な講釈の後、神父は問いかける二人に問いかける
「お互いにその想い合い、支え合い、共に幸せを築いていくことを誓いますか?」
「「はい、誓います」」
二人は迷うことなく答えた。
そして、誓った後、サトシはヒカリの顔に掛かっているヴェールを上げ、赤い顔で
ヒカリをじっと見つめる。
「サトシ」
「ヒカリ」
二人は目を閉じ、ゆっくりと唇を重ねる。
2人の顔が重なった瞬間、周りからは祝福の声と拍手が一斉に沸き起こる。ポケモン
達からも二人を祝福している。
顔を離すとサトシとヒカリは恥ずかしそうにする。
式が終わり、サトシとヒカリは昔の仲間やライバルと話しながら食事を楽しむ。
ハルカがヒカリの前に立ちヒカリを祝福をした。
「おめでとう、ヒカリ幸せになってね」
「ありがとう、ハルカ」
そこにノゾミが現れヒカリに祝福の言葉を送った。
「おめでとう、ヒカリ幸せになりなよ」
「ありがとう、ノゾミ」
ヒカリがお礼を言った後、ノゾミが二人にあること言い出した。
「実は私とハルカは、マサラタウンに住もうと考えているだ」
「じゃあ、これからは毎日会えるのね、これからも宜しくね、ノゾミ、ハルカ」
「ええ、此方こそ宜しくね、ヒカリ」
そんな会話をしながら時間は過ぎていた。



  • スレ2-360
  • 愛しい貴方と共に 結婚式
  • 08/12/03 00:15:32
そして、結婚式がサトシとヒカリ、ピカチュウ達は新しい家に向かいます。
「わ~~立派な家」
ヒカリは新しい家が凄く気に入った。
「さあ、中に入ろう」
サトシがそう言って中に入っていた。
「わあ、凄く広いは」
「ヒカリ、庭を見てみろ」
「何、サトシ」
庭を見たヒカリはビックリした。
「すごい、オーキド博士の庭の大きさはあるわ」
「実は俺のポケモン達を此処で暮らそうと思って作ったんだ」
「そうだったんだ、賑やかになるわね、サトシ」
「ああ、明日、皆を連れてくるよ」
サトシが言い終わった後、サトシのお腹がなった。
「もう、サトシたら」
ヒカリはクスクス笑いながら言った。
「ごめん、ごめん」
サトシも笑いながら謝った。
「そうね、もうこんな時間だから、お腹が減るのも当然ね」
時間を見ながら言った。
「それじゃ、今から料理するわね」
「やった、もうお腹ペコペコだよ」
サトシは初めてヒカリの料理が食べられることを喜んだ。
「ピカピカピー」「ポチャマ」「ミミ」「チュパー」
4人が手伝うと言うかのようにヒカリに言ってきた。
「4人とも手伝ってくれるの?」
4人とも頷いた。
「分かったわ、じゃ、お願いするわ」
そう言うとヒカリはエプロンを付けて台所へ行く。
4人はヒカリを手伝ったことにより料理が早くできた。
サトシが待っている、テーブルの上に置いっていた。
「うわ、美味しそう」
「そう言ってくれると私も嬉しいわ」
ピカチュウ達のご飯も用意して、ヒカリが座り
「「いただきます」」
二人は手を合わせて「パン」と音を鳴らせている。
サトシはヒカリの料理を食べていき。
「どれも、美味しい」
「本当、私も作ってよかったわ」
どんどん、口に運んでいった。
食事が終わり、二人と4人は眠くなってきて、2階の寝室へ行く
「此処が寝室だ」
「うわ、此処も広いのね、このベットもふわふわして気持ちいいわ」
そう言ってヒカリは寝てしまった。
「ああ、寝ちゃったか仕方ない」
そう言うとヒカリをベットに寝かせつけサトシもベットに潜り
「お休み、ヒカリ」
ヒカリに言い電気を消した。


無茶苦茶な設定や話が纏まっていなくてすみません
次からは新婚旅行を書きます

  • スレ2-362
  • 愛しい貴方と共に
  • 08/12/03 22:16:09
また、新しい設定です。

シゲル(19歳)
サトシの元ライバルで親友。
オーキド博士がタマムシ大学へ行ってしまい、オーキド博士の後を継ぎ、ポケモン博士になった。
今もポケモンの研究を続けている。

ケンジ(23歳)
オーキド博士の助手だった。
オーキド博士がタマムシ大学へ行ってしまい、オーキド博士の後を継いだシゲルの助手をしてい
る。
サトシとヒカリの結婚式でノゾミと知り合い、その後、付き会い始める。


  • スレ2-363
  • 愛しい貴方と共に 新たな生活
  • 08/12/03 23:41:10
翌日の朝
日が部屋にに射し込みヒカリは目を覚ました。
「はぁ~もう朝なのね」
目を擦りながら隣に寝ている、サトシとピカチュウ達を起こす。
「ほら、サトシ朝よ起きて、ピカチュウ達も起きなさい」
まるで、子供を起こす、母親みたいだった。
「わぁ~お早う、ヒカリ」
まだ眠たそうな顔をしながら、サトシは起きた。
「チャア~」
「ポチャ~」
「ミミ~」
「チュパ~」
それに続いてピカチュウ達も起きた。
「お早う、サトシ、今すぐに朝ごはん作るから、顔洗ってね」
「分かったよ、ヒカリ」
そう言い、サトシは洗面台へ顔を洗いに行った。
「ピカチュウ達にお願いがあるの、朝ごはん作るの手伝ってくれる?」
「ピカ」
「ポッチャマー」
ピカチュウとポッチャマは任せろと言っている。
「ありがとう、ピカチュウ、ポッチャマ、じゃあ早速、朝ごはんを作るわよ」
ヒカリとピカチュウ達は台所へ行った。
サトシが顔を洗い終わり、リビングへ降りていった。
「サトシ、朝ごはん出来たわ」
ヒカリが朝ごはんが出来たことサトシに教え二人は席に座った。
ピカチュウ達は既に食べ始めていた。
「「いただきます」」
二人は手を合わせて「パン」と音を鳴らせている。
二人は食事を食べ終わり洗い物をしていた。
ヒカリはある事を思い出しサトシに尋ねる。
「ねえ、サトシ、私達の新婚旅行は何処に行くか決まっているの?」
「ああ、もう決めてある、あそこの景色は綺麗だった」
サトシはヒカリに自信満々に言った。
「ねえ、そこて何処教えてよ」
ヒカリは興味津々な顔をでサトシに尋ねる。
「それは、行ってからのお楽しみだ」
サトシは悪戯ぽく言った。
「何よ、教えてくれたって良いじゃない」
ヒカリは顔を膨らませて言った。
「まあまあ、新婚旅行は1週間後なんだし直ぐに分かるよ」

  • スレ2-371
  • 愛しい貴方と共に 新たな生活
  • 08/12/05 23:18:48
サトシとヒカリは洗い物が終わりが研究所に居るポケモン達を迎いに行った。
サトシ達は研究所に着きシゲル達に挨拶をしてモンスターボールを返してもらい
サトシとヒカリはポケモン達をモンスターボールに戻していく。
サトシとヒカリはモンスターボールを持って家に帰りサトシは庭でモンスターボ
ールから出した。
「みんな、出てこい」
サトシはモンスターボールから皆をだし、皆は思い思いの場所へ行った、しかし、
フシギダネとベイリーフが残っていた。
「べーイ」
「うわ!!」
ベイリーフがサトシにのしかかりをしてサトシは倒れこむ。
「サトシ、大丈夫?」
「ピカピー」
「ああ。なんとかな」
ヒカリが手を差し出し、サトシを立たせようとしたのだが、その様を傍で見てい
たベイリーフが嫉妬心を剥き出しにし、ヒカリを威嚇する。
そんなベイリーフにヒカリは複雑な思いに駆られながら、笑みを浮かべて、ベイリ
ーフに話しかけた。
「仲良くなろうね、ベイリーフ」
「べイー」
ヒカリが話しかけても一向に威嚇するのを止めない。
ヒカリはベイリーフに対し「もう仲良くなれない」という意識を持ってしまい苦手
だと思った。

  • スレ2-372
  • 愛しい貴方と共に 新たな生活
  • 08/12/05 23:21:02
サトシはフシギダネに庭を見回りを頼み、フシギダネは早速見回りを始めた。
「みんな、楽しそうにしているな」
「そうね」
リザードンは崖で叫び、ケンタロスは群れで走ったりしている。
「ねえ、サトシは何か作って欲しい料理とかある?」
ヒカリは甘えた声でサトシに尋ねた。
「そ、そうだな、ヒカリの作るシチューが食べたい」
サトシは一瞬戸惑ったが子供みたいに言った。
「分かったわ、じゃあ、早速作るわね、一緒に来てピカチュウ、ポッチャマ、ミミ
ロル、パチルス」
ピカチュウ達はヒカリの後を追いかけた。
サトシはフシギダネと一緒にポケモン達にご飯をあげに行き、ご飯を上げ終わった
後、直ぐにヒカリがご飯を出来たことを知らせ、サトシは走りながら戻っていた。
サトシは席に就きシチューを食べた。
「美味しいよ、ヒカリ、タケシの作ったより美味しいよ」
ヒカリはサトシが美味しと言われ、喜んだ。
「本当、嬉しいよ、サトシ」
そんな日々が過ぎていた。




次はいよいよ新婚旅行へ行きます。
この小説はかなりの長編するつもりです。
後、ラプラス、リザードンはサトシの手持ちに帰っている。設定です

  • スレ2-376
  • 愛しい貴方と共に 新婚旅行
  • 08/12/06 23:52:46
結婚してから1週間後の朝
「じゃあ、留守番頼むよ、ノゾミ、ハルカ」
サトシはノゾミとハルカに留守番を頼んでいた。
「任せておきな、サトシ、私達がポケモン達の世話をしておくから、だから、
新婚旅行を楽しんできな、サトシ、ヒカリ」
「それに分からない時はフシギダネに頼るから大丈夫だから楽しんできてね」
「ありがとう、ノゾミ、ハルカ」
ヒカリが二人にお礼を言ってサトシとヒカリ、4匹は新婚旅行へ行った。
二人はロータの町へ来た。
「うわ、凄い人だね、サトシ」
「ポチャー」
「今日は勇者を決めるポケモンバトルがあるんだ、だから多いんだよ」
「そうなんだ、もしかして、サトシその勇者を決める、バトルがしたいから
此処を選んだじゃないわけじゃないよね?」
ヒカリはサトシを睨みながら言った。
「違うよ、世界のはじまりの樹を見せたかったんだ」
「世界のはじまりの樹?」
「ほら、あそこに見える、大きな樹だよ」
サトシは世界のはじまりの樹を指を指してヒカリに言った。
「うわ~綺麗」
「ポチャ~」
「あれを見せたくて、此処を選んだ」
「嬉しいよ、サトシ」
ヒカリはサトシにの右腕に抱きついた。
「止めろよ、ヒカリ、恥かしいだろ」
サトシは困った顔で赤くなった。
「良いじゃない、私達、夫婦なんだから」
そんな、二人のやり取りを見ていった、ピカチュウ達は呆れて見ていた。

  • スレ2-377
  • 愛しい貴方と共に 新婚旅行
  • 08/12/06 23:53:38
「とにかく、早く、お城中へ行くぞ、ヒカリ」
二人は城の中へ入っていた。
「うわ~服が沢山あるわ」
「ミミロ~」
ヒカリとミミロルは喜びながら言った。
「此処の服を借りて夜のパーティに参加するんだ、早く服を選ぼうぜ」
サトシがそう言ったときにはヒカリとミミロルは服を選び始めた。
「うん~これが良いわ、あ、あっちの服も良いわ、どれも着たい服があって目移りしちゃうわ」
ヒカリは迷いながら服を選んでいる時にサトシは既に着替え終わった。
「どうだ、ヒカリ、似合うか?」
「かっこいいよ、サトシ、ね、サトシは青のドレスかそれとも赤のドレスのどちらか選んで欲しいだけど?」
「そうだな、俺は赤が良いと思う」
「分かったわ、赤のドレスにするわ」
ヒカリがそう言い着替えをして戻ってきた。
「どう、サトシ、似合うかな?」
ヒカリは頬を少し赤くしてサトシに尋ねた。
「似合うよ、ヒカリ、よく似合っているぜ」
「本当、じゃあ次はピカチュウ達の番ね」
ヒカリがそう言うと二人は悪戯ぽい顔してピカチュウ達に服を着せた。
「きゃ可愛いわよ、ポッチャマ、ミミロル、パチリス」
「似合っているぜ、ピカチュウ」
そう言われてピカチュウ達は恥かしいそうにした。

  • スレ2-381
  • 愛しい貴方と共に 新婚旅行
  • 08/12/07 23:03:28
「そろそろ、ポケモンバトルが始まるから行こうぜ」
サトシは走りながらヒカリに言った。
「ちょっと、待ってよ、サトシ」
サトシの後をヒカリが追いかけた。
サトシはバトルに参加するためヒカリと分かれ、ヒカリは観客席へ行った。
そして、女王が現れバトルが始まった。
「サトシ、ピカチュウ、頑張ってね」
「ポチャポチャ!」
「サンキュー、ヒカリ」
サトシはピカチュウを使い、どんどん勝ち進み、優勝をした。
夜のパーティになり、サトシは前にお世話になったアイリーンに挨拶をして、パーティ
が始まった。
「サトシ、一緒に踊ろう」
ヒカリがサトシに踊るのを頼んだが、サトシは
「分かった、一緒に踊ろぜ」
しかし、ジェニーが
「おっと、駄目でございます、勇者様は席を離れてはなりません」
しかし、アイリーンがジェニーに
「ジェニー、勇者に踊っても良いでしょ」
「分かりました、女王様がそこまでおしゃられるんでしたら」
サトシはアイリーンにお礼を言ってヒカリと踊り始めた。
「ヒカリと一緒に踊るのは初めてだな」
「そうね、サトシ」
ヒカリは頬を少し赤めた。
しばらくヒカリと踊り、席にもどり、パーティが終わった。
パーティが終わった後、サトシとヒカリはアイリーンと話をしていた時、何処からとも無く
1匹のポッチャマがヒカリに寄って来た。
「ポチャ」
「あれ、ポッチャマが2匹?」
ヒカリがもう1匹のポッチャマを抱こうとした時、ポッチャマが光だしミュウになった。
「ミュウ、久しぶりだな」
「ピカピカチュ~」
「このポケモンがミュウね、可愛いわ」
ミュウがヒカリに近づきヒカリはミュウを抱きかかえたら、ミュウは寝てしまった。
「あら、ミュウが寝ちゃたわ」
ヒカリは母親みたいな顔をしてミュウを見た。
「あなた方の部屋を用意しますわ」
「ありがとうございます」
サトシとヒカリは部屋に行き、ピカチュウ達を寝かせて二人は寝た。
次の日にミュウと別れて、二人はロータを後にした。

  • スレ2-383
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/07 23:31:46
サトシとヒカリの結婚式から1ヵ月後にノゾミとケンジが結婚をした。
そして、それから1ヵ月後にハルカとシュウの結婚式が予定されていた。
ハルカの結婚式の前日
ヒカリはある事をサトシに告げようとしていた。
「なんだ、ヒカリ、大事な話して?」
サトシは疑問を感じながらヒカリが喋るのを待った。
「実はね、サトシ、私達の赤ちゃんを授かったの」
突然の告白でサトシが理解するのに時間がかかった。
「本当かヒカリ、俺達の赤ちゃんが」
ヒカリは縦に顔を振りサトシはヒカリを抱きしめた。
「やったなヒカリ、俺達の赤ちゃんが出来たんだ」
「うん、私も嬉しいよ、サトシ」
ヒカリは涙を流しながらサトシに抱きついた。
二人は暫らく抱きついたまま動かなかった、二人の会話を聞いていた、
ピカチュウ達は二人に祝福をした。
「ありがとう、ピカチュウ」
「ありがとうね、ポッチャマ」
そして、二人は出来しめるのをやめて
「ヒカリ、この事を早く皆に知らせようぜ」
サトシが受話器を取ろうとしたとき、ヒカリが
「ちょっと待って、サトシ、教えるんだったら、明日の結婚式の時に教えた方が
良いと思うわ」
「それは、良いな、じゃあ明日に皆に教えような、ヒカリ」
「うん」




赤ちゃんを授かった話をいきなり書いてしまいすみませんでした。

  • スレ2-388
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/08 23:33:03
「サトシ、そろそろ出ないと明日の結婚式に出られなくなるわ」
「あ、本当だ、今から準備をするから、ちょっと待っていてくれ、ヒカリ」
サトシは2階に上がった
「うん、分かった、サトシ」
程なくしてサトシが降りてきた。
「お待たせ、じゃあ行こうぜ、ヒカリ」
二人は船乗り場へ向い、トウカシティ行きの船に乗った。
ヒカリはお腹を手を当てながらサトシに話しかけた。
「ふう、間に合ったわね、サトシ」
「ああ、そうだな」
二人は海を眺めていた時、後ろからよく知る人物が現れた。
「あんた達もこの船に乗っていたんだ」
「ノゾミ!」
「ノゾミも船に会うなんて思わなかったわ、てっきり、もう先に行ったのかと
思ったわ」
「ちょっと、ケンジに大事な話をしていたんだ」
「大事な話?」
ノゾミは微笑みながら二人にある事を告げた。
「実は、私のお腹に赤ちゃんがいるんだ」
ヒカリは驚きながらノゾミを祝福した。
「ノゾミも妊娠していたなんて!」
「も、てことは、もしかして、ヒカリも妊娠しているの?」
ノゾミの質問に微笑みながら答えた。
「そうなの、私のお腹に赤ちゃんがいるの」
「そうだったんだ、おめでとう、サトシ、ヒカリ」
「サンキュー、ノゾミ」
「ありがとう、ノゾミ、でもまさか、ノゾミも妊娠していたなんて、思いもしなかったわ
、それで、何ヶ月なの?」
「1ヶ月」
「本当、私も1ヶ月なの、ノゾミ」
ヒカリとノゾミはこれから生まれてくる、赤ちゃんについて話に夢中になり時間が過ぎていった。

  • スレ2-393
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/09 23:40:33
3人にが乗る船は夜中にトウカシティに着き
「サトシ、着いたらハルカにも赤ちゃんの事教えようね」
「ああ、ハルカも吃驚するだろうぜ」
3人は話しながらハルカの自宅に向った。
ハルカの自宅に着いた3人は
「いらっしゃい、サトシ、ヒカリ、ノゾミ、さあ、中へどうぞ」
玄関に出たのはハルカだった。
「ハルカ、センリさん達はどうしたんだ?」
中に入ったサトシはセンリ達が居ないのをハルカに聞いた。
「パパとママは今ちょっと出かけているのもう少ししたら帰ってくると
思うわ」
ハルカはサトシの質問に答えながら、リビングに案内した。
「今、何か入れるね」
「ありがとう、ハルカ」
ハルカが台所に入っていた。
「お待たせ、冷たいお茶どうぞ、ピカチュウ達も冷たい飲み物よ」
「サンキュー、ハルカ」
「ピカピ」
3人は出された飲み物飲みながら、あの事をハルカに話し始めた。
「ハルカ、実はヒカリとノゾミのお腹に赤ちゃんがいるんだ」
「本当!おめでとう、ヒカリ、ノゾミ」
「「ありがとう、ハルカ」」
二人は赤ちゃんが出来たことを喜びながらハルカと話していった。
「何だか、眠くなってきたわ」
ヒカリが眠くなり寝てしまった。
「ヒカリ、寝ちゃったか」
「サトシ、部屋に案内するわ」
「サンキュー、ハルカ」
サトシはヒカリを抱きかかえハルカに部屋の案内されてついていた。
「サトシ、此処の部屋なら大丈夫よ」
「ありがとう、ハルカ、お休み」
「お休み、サトシ」
サトシはヒカリを寝かしつけサトシも寝始め、ピカチュウ達もサトシ達の周り
で寝た。

  • スレ2-405
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/10 23:13:54
ハルカの結婚式の日の朝
「はぁ~もう朝なのね」
目を擦りながら隣に寝ている、サトシとピカチュウ達を起こす。
「ほら、サトシ朝よ起きて、ピカチュウ達も起きなさい」
ピカチュウ達は直ぐに起きたがサトシはまだ夢の中だった。
「サトシ、起きなさい、今日はハルカの結婚式でしょ」
「う~ん」
ヒカリが何度も揺すったが起きる気配は無かった。
「サトシたらしかたないわ」
ヒカリがサトシを起こす方法を考えていた。
「あ、これなら間違いなく起きるわ、大丈夫」
ヒカリは自分の唇とサトシの唇を重ねた。
サトシは口に違和感を感じ目を覚まし目の前にヒカリがキスをしているの
に気付き顔を真っ赤にして慌てて起きた。
「うわわ!、ヒカリいきなり何するんだ」
「何て、サトシとキスをしていたんでしょ」
「だから、そうじゃなくて、何で起こすのにキスをしたんだ?」
「だって、サトシいくら起こしても起きなかったんだし、キスなら起きると
思ってやったの」
ヒカリは頬を膨らませサトシに言い返した。
「それは、悪かったごめん」
「本当に悪いと思うんだったら、キスして」
「分かった」
サトシはヒカリを抱き寄せキスをした。その時
「サトシ、ヒカリご飯が出来たわ」
ハルカが扉を開けて、キスするところを見られた。
「ご、ごめん、私、お邪魔だったかも」
ハルカは扉を閉めていった。
二人は真っ赤な顔をしてリビングへ向った。
リビングで訳を話、食事を食べ終わり結婚式へ向った。
ハルカの結婚式に出席している全員にヒカリ達が妊娠している事を教え
式が始まった。
誓いのキスも終わり、サトシ達はハルカの所へ行き祝福した。
「おめでとう、ハルカ」
「ありがとう、サトシ」
「所で、ハルカは何時マサラタウンに戻ってくるの?」
「2週間頃に戻ってくると思うわ」
「じゃあ、2週間寂しいね」
「大丈夫よ、直ぐに戻ってくるわ、それより、ヒカリとノゾミ身体の方大事にしてね」
「「ありがとう、ハルカ」」
結婚式が終わりサトシとヒカリ、ノゾミはマサラタウンに戻っていった。

  • スレ2-409
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/11 22:32:21
ハルカの結婚式から2週間後にハルカとシュウがマサラタウンに帰ってきた、し
かし、帰ってきた翌日にシュウが旅に出ていた。
「ハルカ、本当に良かったの、止めなかった事?」
ヒカリがハルカにシュウを止めなくて良いのかと、言っている。
「良いのよ、シュウがそうしたいのなら私は止めないわ」
「でも、本当は寂しいでしょ」
ヒカリの言葉を聞いた、ハルカは悲しそうな顔をした。
「本当は、ちょっと寂しいわ、だけど、シュウが旅をしたいなら私は我慢をするわ」
「ハルカ」
ヒカリはハルカの事を気にしていた。
「さて、ヒカリ、私よりの心配より、あなた自身の身体を心配しなさい」
ハルカは先の顔をから明るくなった。
「ありがとう、ハルカ」


  • スレ2-410
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/11 22:34:20
ハルカの結婚式から1ヵ月後にハルカも妊娠している事が分かり、ヒカリとノゾミは少しずつ
お腹が膨れてきた。
「ヒカリ、ノゾミ、最近、お腹の調子はどう?」
ノゾミ、ハルカは毎日のようにサトシの家に来て、ヒカリと一緒にお腹の赤ちゃんの事を話したり
楽しく、お茶を楽しんでいった。
「お腹が大きくなって重く感じるようになったわ」
「私も同じだよ、でも重く感じるとお腹の赤ちゃんの成長が感じるから、嬉しいよ」
3人は毎日のように赤ちゃんの成長を楽しく話っていた。
ヒカリとノゾミ妊娠3ヶ月になる頃
「うん~何処かな?」
ヒカリは椅子の上に乗り台所の調理器具を探していた。
「あ、あった」
ヒカリは探していた、調理器具を見つけたその時
「きゃあ」
ヒカリはバランスを崩し椅子から落ちようとしていた。
「ヒカリ!」
ポケモン達のご飯をあげ終わって帰ってきたサトシが一目散に落ちようとしていたヒカリを受け止めた。
「ヒカリ、あれ程、高いところの物を取るときは俺に言ったのに」
サトシは怒りながらヒカリに言った。
「ごめんなさい、サトシ」
ヒカリはすぐに謝り、サトシは
「ヒカリの身体は、赤ちゃんが居るんだ、だから、俺の言うこと聞いてくれ」
「うん、分かったよ、サトシ」

  • スレ2-411
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/11 22:34:52
その翌日、サトシはベイリーフの元へ行った。
「ベイリーフ、お願いがあるんだ」
「ベイ?」
ベイリーフは疑問を感じながらサトシの言葉を聞いた。
「実は、ヒカリの手伝いをして欲しいんだ」
「ベイ!」
ベイリーフは言うわれた時は、嫌だと言わんとばかりに首を横に振った。
「頼む、ベイリーフ、ヒカリを手伝って欲しい」
ベイリーフはサトシのお願いに折れ渋々サトシと共にヒカリの元へ行った。
「ヒカリ、身体の方は大丈夫か?」
「大丈夫よ、身体の方は、サトシは心配性なんだから」
「だって、俺達の赤ちゃんなんだぜ、心配ぐらいなる」
ベイリーフは二人のやり取りを見て、二人が生まれてくる赤ちゃんを楽しみにしているの気付き、ベイリーフは
ヒカリの面倒を見ようと決心した。
「ベイ~」
ベイリーフはヒカリの元に寄ってきた。
「あら、ベイリーフじゃない」
ヒカリはベイリーフを見た瞬間、前と同じ反応するかと心配したが、ベイリーフは逆に近づいてきた。
「ベイ~」
ヒカリはベイリーフの事が苦手であったが、そんな気持ちは無くなり、仲良くなろうと決心した。
「これから、宜しくね、ベイリーフ」
「ベイ~」
サトシとピカチュウ達は二人のやり取りを見て安心した。

  • スレ2-415
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/12 23:04:18
ヒカリはベイリーフと仲良くなってからベイリーフに好かれるようになった。
ベイリーフは毎日、家に寝泊りをしてヒカリの面倒を見ている
「ヒカリ、前はベイリーフが苦ってじゃなかったの?」
ヒカリは以前、ノゾミ達にベイリーフの事を話していたので、急に仲良くなった
のが気になりヒカリに聞いた。
「実は昨日サトシがベイリーフに私の面倒を見てくれるように頼んだらしいの」
「へえ~そうだったんだ」
ヒカリはノゾミ達にベイリーフと仲良くなった理由を言った。
「ベイ」
ベイリーフはお茶のお替りを持ってきた。
「ありがとう、ベイリーフ」
「気が利くかも」
ハルカはベイリーフの行動に感心した。
その時、サトシがポケモン達にご飯をあげに終わり、戻ってきた。
「ベイリーフ、畑に行くぞ」
「ベイ~」
サトシはベイリーフを連れて家の隣にある畑へ行き食材を取りに行った。
「じゃあ、私達はそろそろ帰るね」
「うん、また明日ね」
二人は帰っていった。
「ヒカリ、こんなもんで良いか?」
サトシとベイリーフは食材を持ってきた。
「ありがとう、サトシ、それだけあれば十分よ」
食材をヒカリに渡し、サトシは食器を準備をし始めた。
「じゃあ、ピカチュウ、ベイリーフ手伝ってね」
「ピカ」
「ベイ」
ヒカリはピカチュウ達と一緒に食事を作り始めた。
食事が出来サトシ達は食べ終わり寝た。
それから3ヵ月後、ヒカリ達のお腹が更に大きくなった。
真夜中にヒカリの息遣いが荒くなった。
「はぁはぁはぁ」
いち早く異変に気付いたのはピカチュウだった。
「ピカピ!」
ピカチュウはヒカリの異変に気付き、サトシを起こした。
「ピカピ、ピカピ」
「何だよ、ピカチュウ」
サトシを目を擦りながらピカチュウの指を指す方を見た。
「!ヒカリ、大丈夫か?ヒカリ」
サトシの声でポッチャマ達も起きてヒカリの異変に気付き慌てた。
「ポチャ!」
「ミミ!」
「チュパ!」
「ベイ!」
ポッチャマ達はヒカリの周りに集まり心配そうに見つめた。
「ピカチュウ、俺知り合いのお医者さん連れてくるから、ヒカリを看ていてくれ」
サトシはピカチュウに言い残し急ぎながら家を出て、知り合いのお医者さんの家に向った。

  • スレ2-419
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/13 23:15:33
サトシはヒカリの体調が悪くなり、知り合いの女性医者の家に向っていた。
サトシは医者を起こし家に向かいヒカリの元へ向った。
医者はヒカリの容態を見ながらサトシと話をした。
「サトシ君、ヒカリさんは唯の風邪よ」
「風邪?」
「きっと、ヒカリさんは疲れが溜まて疲れたのだと思うわ」
「そうですか」
サトシは今までヒカリの面倒をピカチュウ達に頼っていた、サトシはヒカリの
が疲れている事見抜けずいた自分に後悔した。
「一日休めば治るわ、今薬を作るわね」
先生は薬を作って帰っていた。
サトシは寝る前にヒカリの頭にタオルをのせ、サトシは下に布団を敷き寝た。


  • スレ2-420
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/13 23:16:09
朝になりサトシはヒカリのおでこに手を当て熱がまだあるかを確かめた。
「まだ、熱は治ってないか」
サトシはヒカリのおでこにのせていた、タオルを新しいのに変え、ピカチュウ達を
起こした。
「ベイリーフすまないが、此処でヒカリを診ていてくれ」
「ベイ」
ヒカリの事はベイリーフに任せ、サトシはポケモン達のご飯をあげて、サトシは簡単に
食事を取った。
「ヒカリ」
外からノゾミの声が聞こえサトシは玄関へ向った。
「ノゾミ、ハルカ」
「あら、サトシ、ヒカリはどうしたの?」
「ヒカリはちょっと風邪で寝込んでいる」
「大丈夫なの、ヒカリは!?」
「先生の話では一日眠れば治ると言っていたから大丈夫だと思う」
「サトシ、私達もヒカリの面倒を見るわ」
ノゾミの言葉にサトシは
「いや、お前達にも風邪が移ると思うから今日は帰ってくれ」
「サトシ」
「分かったわ、お大事に」
ノゾミとハルカは帰っていき、サトシは家事をし始めた、しかし、サトシは今まで家事をヒカリに任せて
いたので苦戦している。
「こんなに大変だ何て!」
毎日家事をやっているヒカリの大変さがよく伝わった。
サトシはいつもヒカリの側で手伝いをしていた、ピカチュウ達に手伝ってもらい家事は何とか終わった。
サトシはヒカリの様子を見に行った。
「熱は少し下がって来たかな?」
サトシはヒカリのおでこに手をあて熱が下がってきて新しいタオルに変えた、変えた瞬間、ヒカリは目を覚ました。
「うん、サトシ」
「ヒカリ、目を覚ましたか、身体の方は大丈夫か?」
「ちょっと、だるいけど、もう大丈夫よ」
そう言って、起きようとしたヒカリにサトシは
「駄目だ、今日は寝ていてくれ、ヒカリ」
「サトシ」
「もし、ヒカリとお腹の赤ちゃんに何かあった時は、俺は・・」
サトシは言葉を詰まらせた。
「分かった、サトシの言うとうりするわ」
ヒカリは布団に潜りこみ寝始めた。

  • スレ2-424
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/14 22:43:16
サトシはヒカリが寝たのを確認してリビングへ降りた。
グゥ~~~~とサトシのお腹が鳴った。
「あ、そうだった、朝にあんまり食っていなかったな」
「ピ~~カ」「ポッチャ」
ピカチュウとポッチャマが鍋を持ってサトシに渡そうとした。
「俺が作るのか?」
「ピカピカ」「ポチャ」
ピカチュウとポッチャマは「そうだ」と言っている。
サトシは自分で作ろうとしたときヒカリの事を思い出した。
(そういえばヒカリは朝から何も食べてないんだっけ・・・)
ふと思ったサトシはヒカリのためにお粥を作り始めた、しかし
「しまった、お粥が」
お粥が焦げてしまい、新しいのを作り始めたが又焦がしてしまった。
それから30分後にようやくお粥が出来、ヒカリの元にお粥を持っていた。

  • スレ2-425
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/14 22:43:46
ヒカリがふと目が覚めた。
(なんか・・・いい匂いがする・・・)
ヒカリは寝たまま目を横に向けるとサトシが座っていた。
「目を覚ましたかヒカリ・・どうだ具合?」
「大分楽になったわ」
ヒカリは少し笑みを浮かべた。
「ヒカリ、まだ何にも食べてないだろ・・俺が作った、お粥食べるか?」
「サトシが・・・作ったの?」
ヒカリは不思議そうにお粥を見つめた。
「お腹が空いたから、食べたい」
サトシは嬉しそうにした。
「ねえ・・サトシ、サトシが食べさせて欲しいの」
ヒカリは甘えた声でサトシに食べさせて貰うようにお願いした。
「分かった」
サトシはヒカリにお粥を食べさせた。
「(フーフー)・・・・はい、アーン・・・」
サトシはゆっくりヒカリの口元にスプーンをもっていき、ヒカリ
はゆっくり口を開き一口ずつ食べた。
「おいしいよサトシ・・・ありがとう」
ヒカリはサトシにお礼を言ってお粥を食べ終わり、サトシから薬を渡され
薬を飲みまたヒカリは寝た。
ヒカリが寝たのを確認してお椀を持ってリビングへ降りた。
しかし、サトシ達のお腹が鳴った。
「そういえば、俺達まだ昼ごはん食べていなかたな」
「ピーカ」「ポーチャ」
サトシはピカチュウ達にご飯をあげ終わり、自分のご飯をどうしようかと
考えていた時、後ろから良く知る声がした。
「思ったとうりだったわ、サトシ」
「ノゾミ、ハルカ!」
「サトシは家事は出来ても料理は出来ないと思ってきたの」
「悪かったな、料理が出来なくて」
サトシはプイとそっぽむいた。
「ごめん、ごめん、実は私達サトシのために料理を持ってきたの」
ハルカとノゾミは持ってきた料理をテーブルの上に置いた。
「本当か!朝からあんまり食べていなかったから助かったよ」
「実は私達もまだ食べていなかったの、一緒に食べよ」
「ああ」
サトシはノゾミ、ハルカが作った料理を食べていき、晩御飯もノゾミ達が
作ってくれサトシは二人と一緒に食べた。
翌日、ヒカリの風邪はすっかり治り、いつもの様に家事をしていく。

  • スレ2-427
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/15 23:34:36
ヒカリが風邪を引いてから1週間後、この日はクリスマスイブで
サトシとヒカリはノゾミやハルカ、シゲル、ケンジを呼びクリスマス
パーティをする予定であった。
ヒカリはノゾミ、ハルカ、ピカチュウ達と一緒に料理を作っていた、サトシはミミロ
ルを連れて庭に居るラプラスとオニゴーリとミミロルに何かお願いしていた。
「じゃあ、頼むな、ミミロル、ラプラス、オニゴーリ」
「ミミ」
「クゥゥ」
「ゴォ」
3人は「任せろ」と感じで言った。
サトシはヒカリの元へ向った。
「ヒカリ・・ちょっと庭に来てくれるか?」
「え、え、良いけどその前に先に行ってくれる?」
「ああ、じゃあ先に待っているぜ」
サトシは先に庭に行き、ヒカリは料理をノゾミとハルカ、ピカチュウ達に任せて二階に
上がりある物を持って庭に向った。
「サトシ、お待たせ」
「ああ」
サトシはニコと笑顔でヒカリに話しかけた

  • スレ2-428
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/15 23:35:06
「ヒカリ、俺からのプレゼントがあるんだ」
「プレゼント?」
「ああ、じゃあ、やってくれミミロル、ラプラス、オニゴーリ」
サトシは3人にあの頼みをやってくれと言い、3人は空に向かって冷凍ビームを放った。
そして見る見るの内に雲が曇り雪が降り始めた。
「うわ、綺麗」
「サンキュー、ミミロル、ラプラス、オニゴーリ」
サトシは3人にお礼を言って冷凍ビームを止めた。
「クリスマスの日に雪を降らせたっかたんだ、ヒカリに見せるために」
「サトシ、私もプレゼントがあるの」
ヒカリはある物をサトシに渡した。
「ヒカリ、開けて良いか?」
「うん」
サトシは袋を開け中にあるものを取り出した。
「うわわ、赤いセーターだ、ヒカリが編んだのか?」
「うん、1週間前からコツコツ編んだの」
「ありがとう、ヒカリ」
サトシはヒカリに笑顔でお礼を言い、セーターを着た。
「暖かいぜ、ヒカリ」
「喜んでくれて私、嬉しいわ、サトシ」
ヒカリも笑顔になった。その時
「あ!今、お腹の赤ちゃんが動いたわ」
「本当か!」
サトシはヒカリのお腹に耳を当てた。
「本当だ、動いているな」
二人は赤ちゃんの成長を嬉しそうにしている、二人にノゾミ達が
「はいはい、二人ともそこまでにして」
「そろそろ料理が出来そうだから早く手伝ってね」
「ピカピ」
「ポチャ」
「悪い悪い、今から手伝うから」
二人は台所へ行き料理を手伝い、シゲル達がやって来て、料理を食べながら色んな話をしたりして
盛り上がりクリスマスパーティは終わった。

  • スレ2-431
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/16 22:34:59
クリスマスが終わり2ヵ月後、ヒカリ達のお腹は大きくなってきた。
「ヒカリ、赤ちゃんの名前はもう考えてあるの?」
ハルカが赤ちゃんの名前をもう決めたかと聞いてきた。
「実は男の子の名前はサトシに決めてもらうの」
「へえ、じゃあ、女の子の名前は?」
ノゾミは女の子の名前をどうするのか聞いてきた。
「女の子の名前は、あたしが決めるの」
「そうなんだ、男の子がサトシで女の子がヒカリが決めるんだ」
「ところで、二人は赤ちゃんの名前はどうするの?」
ヒカリが二人に名前をどうするかを聞いてきた。
「私は、ケンジと話し合って決めるつもり」
「私は生まれてから決めるかも」
二人はそれぞれの名前を決めていた。
話した後、ノゾミとハルカは帰っていた。ヒカリはサトシの所へ行っ
た。
「サトシ、木の実を庭に植えても良い?」
「木の実を!」
「うん、ポケモン達にポフェンを食べさせてあげたいの」
「俺は良いと思うぜ」
「サトシ」
「で、どんな木の実を植えたいんだ?」
「うん、植えたいのは、オボンのみ、オレンのみ、モモンのみ、を植
えたいの」
「分かった、じゃあ今から山に採ってくるから」
「分かったわ、気をつけてね」
サトシは準備をして山に向った。
山に入り木の実を探し始めた。
「え~と、確かオレンのみは水がある所に生えているんだったな」
サトシは水のある場所へ向った。
「あった、オレンのみだ」
サトシはオレンのみを見つけいくつかバックに入れて残りの木の実を
探した。
サトシはモモンのみを直ぐに見つけたがオボンのみが中々見つからな
かった。
「何処にあるんだ、オボンのみ」
サトシは叫びながらオボンのみを探して行った。
日が暮れる頃、崖にオボンのみを見つけた。
「あった、オボンのみだ」
サトシはオボンのみをいくつか取り帰ろうとした時、地震がおき地面が
崩れていった。
「地面が崩れる、うわあああ!!」
サトシは崖から落ちていた。
その頃、ヒカリは
「遅いわ、サトシ」
ヒカリは時計を見ながら、サトシが帰りを待っていた。

  • スレ2-432
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 08/12/16 22:35:41
崖から落ちた、サトシは
「う~ん・・何とか助かったか」
崖の下は森で木がクッションになりサトシは助かった。
「それじゃ・・帰るか・・痛て!」
サトシは立ち上がろうとしたとき足に痛みが走った。
「くそ・・足が痛くて立てない」
サトシは足を抑えながら痛みを我慢した。
「くそ・・ヒカリが待っているんだ・・こんな痛みに負けるか」
サトシは足の痛みに堪え、歩き始めた。

夜の20時になりヒカリは何かあったのかと心配していた。
「サトシ・・まさか・・何かに巻き込まれたんじゃ?」
ヒカリは居ても立ってもいられず外を飛び出した。それを見ていたピカチュ
ウ達もヒカリの後を追った。
外を飛び出したヒカリは、此方にくる人物に気付いた。
「あれは?」
暗くて見えなかった人物が近づくにつれて顔が見えた。
「サトシ!!」
「ピカピ!!」
「ポチャ!!」
ヒカリはサトシに近づきサトシが怪我をしているのに気付いた。
「サトシ!!足に怪我を」
「ちょっと、崖から落ちてな」
サトシは笑いながら言ったが、ヒカリは
「サトシのバカ・・ちょっと所ではないわよ・・早く手当てしないと」
ヒカリはサトシを支えながら家に入り手当てをした。
「サトシ・・ごめん」
ヒカリは落ち込んだ顔してサトシに謝った
「なんで・・ヒカリが謝るんだ?」
「だって・・私の無理のお願いでサトシが怪我をしたんだから」
今でも泣きそうな顔していた。
サトシはヒカリを抱きしめながらサトシは言った。
「怪我をしたのは・・ヒカリじゃない・・あれは事故だ・・だから・・
ヒカリ自分を責めないでくれ」
「サトシ」
ヒカリはサトシに抱きつきサトシから木の実を貰い、木の実を庭に植えた。

  • スレ2-435
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/17 22:01:13
サトシが怪我をしてから1ヵ月後、桜が咲き始めヒカリとノゾミは出産
が近づいていた。
ノゾミとハルカはヒカリとサトシと一緒に赤ちゃんの事を話していた時
「う!」
突然、ノゾミがお腹を押さえながら苦しみ始めた。
「どうした!!ノゾミ」
「う、生まれそう」
「「ノゾミ!」」
「ピカ!」
「ポチャ!」
ヒカリとハルカは慌てるがサトシはノゾミ抱きかかえた
「サトシ!?」
「ヒカリ・・ハルカ、俺はノゾミを病院に連れて行くから、二人はケン
ジを呼んで病院に来てくれ」
「「分かったわ」」
サトシはノゾミを抱きかかえ港の近くにある病院へ行き、ヒカリとハル
カ、ピカチュウ達は研究所に居る、ケンジを呼びに行った。
サトシは病院に着き、ノゾミを先生に任せ、サトシはヒカリ達が来るの
を待っていた。
「サトシ」
「ケンジ」
はぁはぁはぁと言わせながらサトシと話、ノゾミの安否を心配した。
「はぁはぁ・・サトシ」
ヒカリは息を切らせていた。
「ヒカリ!大丈夫か?」
「大丈夫よ・・サトシ」
「ヒカリ・・もうすぐヒカリも赤ちゃんが生まれるからなあんまり無理
をするなよ」
「うん・・ありがとうサトシ」
ヒカリはサトシが心配してくれるのを喜んだ。その時、
「おぎゃおぎゃ」と聞こえた。
暫らくして看護師が赤ちゃんを抱いていた。
「おめでとうございます、元気な女の子です」
看護師は赤ちゃんをケンジに渡し、ノゾミが居る部屋に案内された。
そこには疲れた表情をしたノゾミが居た。
「ノゾミ」
「ケンジ」
ケンジはノゾミに近づき赤ちゃんを手渡した。
「女の子だ、ノゾミ」
「女の子か、可愛い」
二人は生まれてきた、赤ちゃんを見ながら生まれてきた事を喜んだ。
「ねえ・・ノゾミ、赤ちゃんの名前は決まったの?」
ヒカリが赤ちゃんの名前が気になりノゾミ達に尋ねた。
「この子の名前は「ノン」」
「「ノン」良い名前ね」
「ありがとう、ヒカリ」
ノゾミは二日入院して退院した。

  • スレ2-436
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/17 22:17:55
ノン(女)
ノゾミとケンジの子供。
容姿はノゾミ似で髪の色は黒。性格は大人しく、ノゾミに比べ女の子らしい
ポケモンの観察眼に優れるていて絵を描くのがうまい。他人に優しく自分の
考えを改める柔軟がある。口調は女の子らしい。
口癖は「のよ」
ノゾミの影響でコーディネーターに興味がある。

  • スレ2-439
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/18 22:28:15
ノンが生まれてから1週間後、昼頃になり、サトシはポケモン達にご飯
をあげに行き、ヒカリは昼ごはんを作るため台所へ行ったその時
「う!」
突然、ヒカリがお腹を押さえながら苦しみ始めた。
「ピカピ!」
「ポチャ!」
「ミミ!」
「チュパ!」
「ベイ!」
ヒカリが苦しみだしピカチュウ達は慌ててヒカリの元に近づいた。
「う、生まれそう」
ピカチュウはサトシに何かあった時は知らせるように言われていた為、
ピカチュウはサトシに知らせるため外に出て空に向かって10万ボルト
を放った。
「う・・あれは?」
サトシはリザードンにご飯をあげていた。
サトシは何かあったのだと考え、リザードンに乗り家に向った。
「ピカピ」
「どうしたんだ、ピカチュウ」
ピカチュウはサトシをヒカリの元へ連れていた。
「どうした!!ヒカリ」
「う・・生まれそう」
サトシはヒカリを抱きかかえて外に庭に出てリザードンに病院まで連れ
ていてくれと頼み、サトシとピカチュウ達はリザードンの背中に乗った。
「ベイリーフ・・ノゾミとハルカにこの事を知らせて欲しい」
「ベイ」
「頼んだぞ」
サトシはベイリーフにノゾミとハルカに伝える役を任せサトシはリザード
ンに乗り病院に向った。
病院に着きサトシはヒカリを先生に任せ、ハナコとアヤコに知らせたが、
二人とも次の日ならないと病院には着かないと言われた。
サトシは手術室の前で待っていたとき
「サトシ」
「ノゾミ、ハルカ」
ノゾミ、ハルカはベイリーフの知らせを知り心配になり駆けつけてくれた。


  • スレ2-442
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/19 23:59:15
ヒカリが手術室入ってから10時間になり周りは真っ暗になった。
「もう・・23時か」
サトシが時計を見てヒカリの事が心配になっていた。
ハルカは寝てしまい、ノゾミはノンを寝かせつけた。そんな時、サトシ
が立ちどこかへ行こうとしていた。
「サトシ・・何処へ行くの?」
「ちょっと、屋上に行ってくる」
サトシはそう言って、屋上へ行った。ピカチュウ達はサトシの後追いか
けた。
外は満月の夜空で星空が良く見えた。
「綺麗だな・・ピカチュウ、ポッチャマ」
「ピカ」
「ポチャ」
サトシ達は星空に見取られていた時、ピカチュウとミミロルは何か聞こ
え中へ戻っていた、サトシ達はピカチュウが戻っていくのに気付き後を
追った。
ピカチュウとミミロルは手術室の前に立ち止まり、サトシは赤ちゃんが
生まれたのだと気付き出て来るのを待った。しかし、なかなか出てこな
いのをサトシはイラつき始めていた。そして、赤ちゃんを看護師が抱い
て出てきた。
「おめでとうございます、元気な双子の赤ちゃんです」
看護師はサトシに双子を渡した。
「髪の毛が青いのが男の子で黒が女の子です」
サトシは赤ちゃんを抱いて父親になったこと喜んだ。
看護師はヒカリが居る部屋に案内した。
そこには疲れた表情をしたヒカリが居た。
「ヒカリ」
「サトシ」
サトシはヒカリに近づき赤ちゃんを手渡しながら
「双子の兄妹だ、ヒカリ」
ヒカリは双子を抱き母親になった事を喜び涙した。
「ねえ・・サトシ、ヒカリ、赤ちゃんの名前は?」
ハルカが赤ちゃんの名前が気になりサトシ達に尋ねた。
「男の子が「セイ」」
「女の子が「アイ」」
サトシとヒカリはそれぞれ決めていた名前をノゾミ達に教えた。
その時、外から鳴き声が聞こえサトシ達は外を見た。
「あれは?」
「ホウオウだ!」
外にはホウオウが飛んでいた。まるでセイとアイが生まれた事を祝福を
しているかのようだった。暫らくと飛び回りどこかへ飛んでいた。

  • スレ2-443
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/20 00:10:16
セイ(男)
サトシとヒカリの双子の子供で、アイの兄。
容姿はサトシ似で髪の色が青。性格は妹思い、鈍感、正義感が強い。行
動力がサトシに比べ控えめだが、アイやポケモン達が危ない時はサトシ
並みの行動力を発揮する。
口調は「バッチリ!」
サトシの影響でポケモンマスターに興味がある。

アイ(女)
サトシとヒカリの双子の子供で、セイの妹。
容姿はヒカリ似で髪の色は黒。性格は明るいが恥ずかしがりやで怖がり
や、物事をはっきりと言う。
2歳にある出来事である物を怖がるようになる。
口調はヒカリの影響で「大丈夫」
ヒカリの影響でコーディネーターに興味がある」

  • スレ2-444
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/20 00:12:42
訂正
口調となっていますが正しくは口癖です。

  • スレ2-446
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/20 23:05:00
次の日、ヒカリは朝の日差しで目を覚ました。
ヒカリは隣に寝ているセイとアイを見ていた時、寝ていたサトシ達が
起きた。
「おはよう・・ヒカリ」
「おはよう、ノゾミ、ハルカ」
ヒカリはノゾミとハルカに挨拶をした、サトシはセイとアイに近づき
笑顔になった。
その時、ドアにノックが鳴った。サトシはドアを開けた。
「母さん、それにアヤコさん」
「久しぶりね、サトシ君」
「ヒカリちゃん・・身体の方は大丈夫?」
「ママさん、身体は大丈夫です」
ハナコとアヤコはヒカリのセイとアイに近づいた。
「可愛い双子だわ、ヒカリ、この双子ちゃんの名前は?」
「青い髪の男の子が「セイ」黒い髪の女の子が「アイ」」
「セイとアイちゃんか、良い名前よ、ヒカリちゃん」
「ありがとうございます」
「ヒカリ、セイとアイちゃんを抱いても良い?」
「うん良いよ、ママ」
ハナコがアイをアヤコがセイを抱いて、サトシとヒカリが生まれた時
の事を思い出しサトシ達に話をして、セイとアイを元に元の場所に置
いた。
ヒカリは次の日に退院した。

  • スレ2-449
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/21 23:16:04
サトシとヒカリはセイとアイを連れて家に帰ってきた。
「さあ、セイ、アイ、彼方達の家よ」
ヒカリはセイとアイに自分達が住む家を教えた。
サトシはドアを開け、ヒカリが入り、出迎えてくれたのは。
「ベイ」
「ベイリーフ、留守番ご苦労様」
ベイリーフは二人がいない間、留守番をしていた。
「ベイリーフ、私達の赤ちゃんよ」
ヒカリはベイリーフにセイとアイを見せた。
ベイリーフは嬉しそうに見ていた。
「ヒカリ、少し疲れただろ?」
「うん、ちょっとね」
「少し、寝たらどうだ?」
「うん、ありがとう、サトシ」
ヒカリは寝室へ行き、ベットの横に赤ちゃん用のベットがあった。
「サトシ・・これどうしたの?」
「ああ・・俺が作ったんだ」
「凄いわ!サトシ」
ヒカリはセイとアイを寝かした。
「うふふ・・寝顔が可愛いわね、サトシ」
「ああ、そうだな」
ヒカリは布団に入りすぐに寝た

  • スレ2-453
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/22 21:51:12
セイとアイが生まれてから1ヵ月後
ハルカの出産予定日にサトシ達も同行した。
病院に着き、ハルカが手術室に入ろうとした時、
「ハルカ、がんばってね」
「ありがとう、ヒカリ」
ヒカリはハルカを励ましハルカは手術室に入っていた。
サトシはハルカが手術室に入ったのを確認して何処かいこうとしていた。
「サトシ・・何処へ行くの?」
「ちょっと・・ヒロシに連絡をしてくる」
サトシはヒカリにそう言うと電話へ向った。
サトシは密かにシュウの行方をヒロシに調べてもらていた。
生まれてくる赤ちゃんに父親が居ない寂しさをさせたくないと思いがあった。
しかし、シュウの行方は分からなかった。
サトシは手術室に戻ってきた。
「サトシ」
ヒカリはサトシがシュウの行方を探していた事も父親が居ない寂しさをさせた
くない事も知っていた。
暫らくして、手術室から泣き声が聞こえて先生が出てきた。
ハルカと赤ちゃんの居る部屋に案内された。
そこには赤ちゃんを抱いているハルカが居た。
「ハルカ・・実は」
「良いのよ、サトシ」
「ハルカ」
「サトシがシュウを探してくれていた事ヒカリから教えてもらったの」
ヒカリはサトシがシュウを探していた事をハルカに教えていた。
「それに、ミドリと一緒にシュウの帰りを待つこと決めたから」
「ハルカ、「ミドリ」て?」
「この子名前、髪が緑だからミドリにしたの」
「ハルカ、いくら何でも髪が緑だからミドリしたんなんて」
「そう、良い名前だと思うんだけど」

  • スレ2-454
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/22 21:58:16
ミドリ(女)
ハルカとシュウの子供。
容姿はハルカ似で髪の色は緑。性格は食べる事が好きで食べ物の事
になるとうるさく、前向きで乗せられやすい探検隊ごっこが好きで
人懐こい。
口癖は「かな」
ハルカの影響でコーディネーターに興味がある。

シュウ(17)
誰もが知ってるコーディネーター。
ハルカがデビューした頃から好き。
ハルカと結婚した後、旅に出て行方不明になった。

  • スレ2-460
  • 愛しい貴方と共に 新たなる命の誕生
  • 08/12/23 21:17:28
ミドリが生まれてから2ヵ月後、
「セイとアイが座れるようになったの」
「早いわね」
ヒカリはノゾミとハルカと一緒に子供達の話をしていた。
サトシは畑を耕しに行った為、子供達はピカチュウ達が相手していた。
「ピカ」
ピカチュウとパチリスは尻尾を上下に振ったり、ポッチャマがバブル光
線を放ったりしていた。
その時、ノンとセイがパチリスの尻尾を引っ張った。
「チパ!」
パチリスは尻尾を引っ張られた事に怒り放電を放ったとした時、
「パチリス!駄目だ」
畑の仕事を終えて帰ってきたサトシが気付きパチリス持ち上げたが
「チ~」
「うわぁ、シビレビレ」
パチリスの放電はサトシが浴びてしまい倒れた。
セイ達はパチリスの放電を見て喜んでいた。
「サトシ、大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫」
ヒカリ達はサトシの声に気付き駆けつけてきた。
ヒカリはパチリスに放電をしたのかと聞くとパチリスはセイ達に指
を指したが、いまいち分からなかったのでピカチュウがパチリスの代
わりにヒカリに教えた。
「パチリス・・引っ張られて怒るのは分かるけど、セイ達はまだ赤ち
ゃんだから、今日は許してあげてね」
ヒカリはパチリスににセイ達を許してあげるように言った。

  • スレ2-464
  • 愛しい貴方と共に 命の成長
  • 08/12/24 22:31:22
パチリスはヒカリの言葉もありセイ達を許した。
パチリスの件が終わり、ノゾミとハルカはあるお願いをサトシに言った。
「サトシ、お願いがあるんあだけど」
「なんだ、お願いて?」
「私達のポケモンをサトシの庭に預かってくれない?」
「何でだ?」
「ノンの世話で精一杯でとてもじゃないけどポケモン達に構っていられな
いんだ」
「分かった、じゃあ、俺が預かるよ」
「「ありがとう、サトシ」」
二人は諭しにお礼を言って自分達のボールを渡した。
「あれ?エネコとニャルマーのボールは無いけど、ノゾミ、ハルカ」
サトシは二人のボールを見て二人とも一つボールが無かった事を聞いた。
「ああ、ニャルマーが私から離れようとしないの、だからニャルマーは
私が面倒見ようと思っているの」
「私もノゾミと同じでエネコが離れないの」
二人は質問に答え、サトシは納得して庭で二人のポケモン達を出して、ノ
ゾミとハルカは理由を言ってポケモン達は納得した。
その日の夜、ヒカリはある物を編んでいた。
「ヒカリ、何やっているんだ?」
「あ、サトシ、セイとアイの服を編んでいるの」
ヒカリは完成した服をサトシに見せた。
「おお、凄く綺麗に出来ているな、ヒカリ」
「そうでしょ、作るのが大変だったのよ」
ヒカリが見せた服はお揃いの赤と青の服だった。
「明日、セイとアイに着せてみようよ、サトシ」
「ああ、良いな」

  • スレ2-478
  • 愛しい貴方と共に 命の成長
  • 08/12/25 22:06:45
翌日、サトシとヒカリは夜中に作った服をセイに赤をアイに青を着せ
た。
「可愛いわね、サトシ」
「そうだな」
サトシとヒカリはセイとアイを見て微笑んだ。
「ねえ、サトシ、今日は天気が良いから庭で食事しない?」
「お、それ良いな」
サトシとヒカリはセイとアイを連れて家から見える1本の木に向った。
「ピカチュウ達もご飯今あげるからね」
「ピカ」
「ポチャ」
サトシとヒカリはピカチュウ達にご飯をあげて、二人も食べ始めた。
「外で食べると美味しいわね、サトシ」
「本当だな、こうしていると、ヒカリと旅していた事を思い出すぜ」
二人は旅をしていた頃の思い出話をしはじめた。
その時、セイとアイが泣き出してヒカリがあやしてセイとアイは眠っ
た。
「やっと、寝てくれたわ、サトシ?」
ヒカリの隣でサトシは眠っていた。
「もう、サトシまで」
ヒカリはサトシの寝顔を見て微笑んで、ヒカリはサトシの頭を自分の
膝に乗せた。
「サトシの寝顔も可愛いわ」
サトシの頭を撫でて、サトシが目を覚ました。
「ヒ、ヒカリ!」
「サトシ、このまま寝ていても良いわよ」
「それじゃ、お言葉に甘えて」
サトシはヒカリの膝に寝ていしまた。

  • スレ2-489
  • 愛しい貴方と共に 命の成長
  • 08/12/26 23:14:48
それから、5ヵ月後
セイ達にとって初めてのクリスマスでありサトシ達はセイ達に喜んでも
らう為に朝から準備をしていた。
「ジュカイン、木の天辺に星をのせてきてくれ」
「ジュイ」
ジュカインは身軽に木を登り天辺に着き星をのせて降りてきた。
「サンキュー、ジュカイン、ムクホーク、オオスバメ、ヨルノズク
天辺の近くの飾り付けを頼む」
「ムクホー」
「スバー」
「ズルッ」
サトシは飾り付けの入った箱をムクホークに渡し天辺の近くまで飛び
オオスバメとヨルノズクは飾り付けを始めた。
サトシはフシギダネ達と一緒に地面に近い所を飾り付けをしていた。
その頃、ヒカリ達は
「ヒカリ、クリームは出来たわ」
「ありがとう、ノゾミ、ポッチャマとパチリスはクリームを塗るのを
手伝って」
「ポチャ」
「チュパ」
ポッチャマとパチリスはノゾミと一緒にクリームを塗るの手伝った。
「ハルカ、セイ達のケーキの方は?」
「もう少しで焼けると思うわ」
「じゃあ、後は私とピカチュウ達でやるからハルカは料理の方をお願い」
「分かったわ」
ヒカリはピカチュウ達はセイ達のケーキを作り始めた。

  • スレ2-491
  • 愛しい貴方と共に 命の成長
  • 08/12/27 23:07:44
「ふぅ~やっぱり、普通のケーキを作るより大変だわ」
「ピカ~」
「ミミ~」
「ベイ~」
セイ達はまだ赤ちゃんで食べられるように普通より柔らかくし、甘さ
もかなり抑えたので普通のケーキより作るのが大変だった。
ヒカリは苦戦しながら作りそして
「出来たわ」
「ピカ」
「ミミ」
「ベイ」
普通のケーキより小さかった。
「こっちも出来たわ、ヒカリ」
「ポチャ」
「チュパ」
「うわぁ~凄く美味しそうだわ」
ヒカリ達はケーキの感想をそれぞれ言っている時、サトシが戻ってき
た。
「お!美味そうだな」
「あ、サトシ、飾り付けの方は?」
「出来たよ、ちょっと来てくれ」
ヒカリ達はサトシのいる窓に顔を出した。
「うわぁ~綺麗」
「ピカ!」
「ポチャ!」
木が大きなクリスマスツリーになり輝いて見えた。
「ほら、セイ、アイ、パパが頑張って飾り付けをしたのよ」
ヒカリはセイとアイを抱きクリスマスツリーを見せた。
ノゾミとハルカもヒカリ同様ノンとミドリにツリーを見せた。
「さあ、サトシ、パーティを始めましょ」
ヒカリはサトシにパーティを始める事を言って家の中に入り食事を
始めた。
サトシ達にとって子供と一緒のクリスマスを過ごした。

  • スレ2-492
  • 愛しい貴方と共に 命の成長
  • 08/12/27 23:08:04
「ふぅ~やっぱり、普通のケーキを作るより大変だわ」
「ピカ~」
「ミミ~」
「ベイ~」
セイ達はまだ赤ちゃんで食べられるように普通より柔らかくし、甘さ
もかなり抑えたので普通のケーキより作るのが大変だった。
ヒカリは苦戦しながら作りそして
「出来たわ」
「ピカ」
「ミミ」
「ベイ」
普通のケーキより小さかった。
「こっちも出来たわ、ヒカリ」
「ポチャ」
「チュパ」
「うわぁ~凄く美味しそうだわ」
ヒカリ達はケーキの感想をそれぞれ言っている時、サトシが戻ってき
た。
「お!美味そうだな」
「あ、サトシ、飾り付けの方は?」
「出来たよ、ちょっと来てくれ」
ヒカリ達はサトシのいる窓に顔を出した。
「うわぁ~綺麗」
「ピカ!」
「ポチャ!」
木が大きなクリスマスツリーになり輝いて見えた。
「ほら、セイ、アイ、パパが頑張って飾り付けをしたのよ」
ヒカリはセイとアイを抱きクリスマスツリーを見せた。
ノゾミとハルカもヒカリ同様ノンとミドリにツリーを見せた。
「さあ、サトシ、パーティを始めましょ」
ヒカリはサトシにパーティを始める事を言って家の中に入り食事を
始めた。
サトシ達にとって子供と一緒のクリスマスを過ごした。

  • スレ2-493
  • 愛しい貴方と共に 命の成長
  • 08/12/28 22:07:10
クリスマスから7ヵ月後
セイ達は生まれてから1年になりサトシ達は喜んでいた。
今日はサトシが庭でバーベキューをやりたいと言い出しヒカリ達も賛
成をしてその準備をしていた。
サトシはバーベキュー道具を出していた。ヒカリ達はサトシを手伝っ
ていた、その時、突然、地面が割れロボットが出て来た。
「い、一体何だ!?」
「何だかんだの声を聞き」
「光の速さでやって来た」
以下省略
「ムサシ!」
「コジロウ!」
「ニャースでニャース!」
「時代の主役はあたしたち!」
「我ら無敵の」
「ロケット団!」
「ソーナンス!」
「マネ、マネ!」
「「「「ロケット団!」」」」
「久しぶりだね、ジャリンコ&ジャリガール」
「今までの借金を全て返し終わって、やっとピカチュウを奪えるぜ」
「借金を返すために現れなかったのか」
「でも、貴方達かなり老けてきたわね」
ヒカリの言葉に一番反応したのはムサシであった。
「だ、誰が老けたですって」
ムサシは怒りながらヒカリに大声で言った。
セイとアイがムサシの声に吃驚して泣き出してしまった。
「セイ、アイ泣かないで怖くないから」
ヒカリがセイとアイをあやして泣き止んだ。
「もう、あなたのせいで子供達が泣き出してしまたじゃないのよ、お
ばさん」
ヒカリ負けじと大声でおばさんと言ってムサシは更に怒った。
「お、おばさんですって」
それを見ていたコジロウとニャースは
「む、ムサシがマジで怒っている」
「自分がもうおばさんの歳だからニャ」
「ソーナンス」
小声で話をしていたが、会話はムサシに聞こえていた。
コジロウとニャースはムサシにボコボコにされた。
「あ~もう、絶対あのジャリガールをボコボコにしてやる、ニャース
ピカチュウと一緒にジャリガールも捕まえるのよ」
「わ、分かったニャ」
ニャースがボタンを押しロボットから手が現れ、ヒカリとピカチュウを
捕まえた。
「きゃあ!」
「ピカ!」
「ヒカリ!、セイ!、アイ!、ピカチュウ!」

  • スレ2-496
  • 愛しい貴方と共に 命の成長
  • 08/12/29 22:21:45
「ロケット団、ヒカリとピカチュウを如何する気だ?」
「決まっている、ピカチュウはサカキ様にプレゼントするだよ」
「ジャリガールは私が後でボコボコにするのよ」
「ピカチュウを捕まえたから今日は」
「「「帰る」」」
ピカチュウとヒカリを中へ入れて、ロケット団のロボットは翼を出し
て空を飛ぼうとした時、フシギダネやベイリーフ達が鶴の鞭でロボッ
トの足に絡み付き動きを封じた。
サトシは動きを封じている隙にサトシはリザードン達に火炎放射を指
示した、しかし、ロボットは炎を防いだ。
「何!」
「だはは、無駄な努力ニャ」
「くそ」
サトシは何とかならないかと考え、ある事を思いついた。
「ゼニガメ、ワニノコ、炎を当てた場所に水鉄砲」
ゼニガメとワニノコは炎を当てた場所に水鉄砲を当てた。
「だはは、だから無駄だって言っているだろ」
サトシはゼニガメとワニノコは止めてリザードンが火炎放射を放ち止
めて水鉄砲を当て止めの繰り返しロボットは変な音が鳴った。
「ち、ちょっとニャース大丈夫でしょね?」
「これはヤバイニャ」
サトシは錆びたのを確認してリザードンに
「リザードン、ツバメ返し」
リザードンがツバメ返しで穴を空きヒカリとピカチュウはリザードン
に乗って出てきた。
「ヒカリ」
「サトシ」
二人は喜んだがロケット団の足に絡みつく鶴の鞭を振りほどいった。

  • スレ2-497
  • 愛しい貴方と共に 命の成長
  • 08/12/29 22:22:16
「ち、ちょっとピカチュウが逃げているじゃない」
「こうなったらもう1回奪うニャ」
メカは手を飛ばしピカチュウの方に向ってきた。
「リザードン、火炎放射」
手は爆発をして、もう1コの手が向ってきたがリザードンが壊した。
「ちょっと、これてやっぱり」
「そのまさかなニャ」
「ピカチュウ」
「ポッチャマ」
「10万ボルト(バブル光線)」
二人の攻撃にメカは爆発した。
「やっぱり、こうなるのね」
「ジャリンコの腕が上げたな」
「そうだニャ」
「でも、やっぱり」
「「「嫌な感じ~」」」
「ソーナンス」
ロケット団は空の彼方へ飛んで行った。
「あいつら、本当にしつこいな」
「本当ね」
「サトシ」
「バーベキューの準備を早くしましょ」
サトシ達は夜までに終わりバーベキューをした。
その頃、ロケット団は首にされていた事に気付きこれから如何しようと
考えている時、テレビ局からスカウトされその後は誰もが知る有名人
になり、ピカチュウを狙わなくなった


  • スレ3-3
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 08/12/30 23:01:06
ロケット団の襲撃から1ヵ月後
セイ達は自分の足で立てるようになりサトシ達はセイ達の成長を喜ん
だ。しかし、ヒカリは自分の身体に異変が起きていた。
ヒカリは以前、突然の吐き気に襲われた事があった。
ヒカリは暫らくして一人で部屋に入り暫らく部屋から出てこなかった。
「サトシ、ヒカリ全然出てこないわね」
「ああ、そうだな」
サトシ達は中々戻ってこないヒカリを心配していた。
「ちょっと、俺様子見てくる」
サトシはヒカリの入った部屋のドアを開けようとした時、突然、開き
「サトシ」
「うわ」
突然出てきた、ヒカリはサトシに抱きついた。
「ヒカリ、何だよ、いきなり」
サトシは顔を赤くしてヒカリに言った。
「サトシ、私のお腹に赤ちゃんがいるの」
「ほ、本当か」
サトシの言葉にヒカリは首を縦に振りサトシはヒカリを抱きしめた。
後ろで見ていた、ノゾミとハルカが出てきた。
「おめでとう、サトシ、ヒカリ」
「3人目の子供ね」
「ありがとう、ノゾミ、ハルカ」
「それで、何ヶ月なの?」
「1ヶ月よ」
「1ヶ月!それじゃ、セイ君とアイちゃんの誕生日が重なるかも」
「そうかもしれないわね」
4人は子供話に夢中になった。

  • スレ3-4
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 08/12/31 22:10:30
それから暫らく話をして、ノゾミとハルカは帰っていった。
「ねえ、サトシ、早くママ達に知らせよ」
「そうだな、母さん達も驚くだろうな」
サトシはセイとアイを抱き、ピカチュウとポッチャマはサトシの肩に
乗り、ヒカリはアヤコに電話をかけた。
「あら、ヒカリ、サトシ君」
「お久しぶりです、アヤコさん」
サトシに抱いているセイとアイがアヤコにむいた。
「セイちゃん、アイちゃん、おばあちゃんですよ」
アヤコがセイとアイに手を振りセイとアイは見て喜んだ。
「ねえ・・ママ」
「どうしたのヒカリ?」
「実は私・・妊娠しているの」
「本当、おめでとう、ヒカリ、サトシ君」
「ありがとうございます」
「出産予定日には必ずいけるようにしておくわ」
「ありがとう、ママ」
「サトシ君」
「はい」
アヤコは真剣な顔でサトシに話をした。
「ヒカリの事、お願いします」
「任せてください、アヤコさん」
「その言葉が聞けたら、安心するわ、ヒカリ、身体は大事にするのよ」
「うん、ありがとう、ママ」
「じゃあね」
画面が消えサトシとヒカリはハナコやタケシ達に教えた。

  • スレ3-11
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 09/01/02 22:27:36
ヒカリが妊娠が分かり1ヶ月が過ぎようとしていた。
「ほら、セイ、アイ、ピカチュウとポッチャマのぬいぐるみよ」
ヒカリはセイとアイの為に1週間前から作っていた。
ぬいぐるみはピカチュウ達と同じサイズで作りそれは、まるで本物と
見間違えるぐらいの出来だった。
セイはポッチャマ、アイはピカチュウのぬいぐるみを取った。
セイとアイは喜んだ。
「ポチャ」
「ポチャ」
「「え?」」
「ピカ?」
「ポチャ?」
セイとアイはピカチュウ達の声をだしサトシ達は驚いた。
「ピカ」
「ポチャ」
「サトシ!セイとアイが喋ったわ」
「ああ!」
サトシとヒカリは驚きながらセイとアイに言葉を教えようとした。
「セイ、アイ、パパて言ってくれ」
「「パ・・パ」」
「今度は、ママって言って」
「「マ・・マ」」
「セイ、アイ」
ヒカリは嬉しいあまりセイとアイを抱いた。
「「ママ」」
「嬉しいよ、セイ、アイ」
その後、ノンとミドリも言葉を喋り始めて、セイとアイと一緒に言葉
を覚え始めていた。

  • スレ3-13
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 09/01/03 22:22:38
セイ達が言葉を覚え始めてから1ヶ月、セイ達は会話が出来るまでに
言葉を覚えていた。
「「ママ・・遊んで」」
セイとアイが声を揃えてヒカリに言った。
「今、洗い物しているのだから、今は遊べないわ」
セイとアイはシュンとなったが、ヒカリと一緒に洗い物していたピカ
チュウとポッチャマが顔を出した。
「ピカピピカ」
「ポチャポチャ」
ピカチュウとポッチャマは自分達が一緒に遊ぶと言っているようであ
った。それを見てヒカリは
「ピカチュウ、ポッチャマ、悪いけどセイとアイと一緒に遊んでくれ
る?」
「ピカ」
「ポチャ」
ピカチュウとポッチャマは任せろと答えた。
「ピカチュウ、ポッチャマ、庭へ行こう」
「ピカ」
「ポチャ」
セイとアイはピカチュウ達と一緒に庭で鬼ごっこやかくれんぼして遊
んだ。
その日の夜
セイとアイは遊び疲れてセイはポッチャマをアイはピカチュウを抱いて
眠っていた。
「うふふ、可愛い寝顔だわね、サトシ」
「そうだな、見ていると疲れが消えていくぜ」
セイとアイの隣で横になっているヒカリがサトシに言った。
「ねえ、サトシ、前から気になっていたんだけど、何で「セイ」て名前
にしたの?」
「セイのセイは「生命」のセイで、元気よく生きていくのを願って、セ
イて名前をあげたんだ」
「そうだったんだ」
「じゃあ、ヒカリは何で「アイ」て付けたんだ?」
「私は「愛情」を大切にしてくれるのを願って、「アイ」て名前をあげた
の」
二人はそれぞれ名前の決め方を教えた。
「ねえ~サトシ、お腹の赤ちゃんの名前はどうする?」
「今回は二人で考えよぜ、ヒカリ」
「うん」

  • スレ3-15
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 09/01/05 00:16:27
次の日
「もう朝なのね」
ヒカリは隣で寝ているサトシ達を起こそうとした。
「ほら皆、朝よ、起きなさい」
セイとアイは抱きつけていたピカチュウとポッチャマを離し、目を擦
りながら起きた。
「「おはよう、ママ」」
「おはよう、セイ、アイ」
セイとアイの隣で寝ていたサトシも大きなあくびをして起きた。
「おはよう」
サトシはまだ眠たそうな顔をしながら顔を洗いに行った。
「ほら、セイもアイパパと一緒に顔を洗ってきなさい」
「「は~い」」
セイとアイも顔を洗いに行った。
ヒカリはお腹を手を当てながら食事の用意をした。
顔を洗いに行った、サトシ達は降りてきて食事をして庭でサトシがセ
イとアイと一緒に遊び始めた。
ヒカリはお腹を手をあてながらピカチュウ達と一緒に微笑んでいた。

  • スレ3-16
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 09/01/05 00:17:04
その時、「ピ~ポン」と鳴りヒカリは玄関へ行った。
「は~い、今行きます」
ヒカリは扉を開けたらそこにはポケモンスタイリストのパリスが行っ
た。
「ヒカリさん、お久しぶりです」
「パリスさん!」
ヒカリはパリスを家に入れて、リビングで話をした。
「ヒカリさん、結婚した相手はサトシ君ですか?」
「はい、でも、何でサトシと思ったんですか?」
「前にお会いした時、ヒカリさん、サトシ君の事ばかり見ていたので
、もしかして、恋をしていたんじゃないかと思いました」
「き、気付いていたんですか!?」
「え~それは分かりやすかったですから」
ヒカリは顔を真っ赤になった。
「それで、パリスさん、何で私に会いに来たんですか?」
「私、ヒカリさんをポケモンスタイリストにスカウトしに来ました」
「え?」
「ヒカリさん、前にヨスガコレクションに出てからあなたのデザイン
がホシノが気に入って、是非、あなたをスカウトしに来ました」
「そうだったんですか」
「ヒカリさん、どうかしら?」
「すみませんがお誘いはお断りします」
パリスはやっぱりと思っていたので、あんまり驚かなかった。
「理由は、サトシ君ですか?」
「ええ、それもありますが、サトシと一緒に子供達を育てると決め
ましたから」
ヒカリは庭に居るサトシ達に目線をやりながら、パリスに自分の意思
を伝えた。
「そうですか、分かりました、スカウトは諦めます」
「すみません、わざわざ来ていただいたのに」
「いえいえ、私が勝手に来ただけですから」
パリスは微笑みながらヒカリに語った。
「ヒカリさん、お幸せになってください」
「ありがとうございます、パリスさん」
パリスはヒカリに伝えた後、帰っていた。

  • スレ3-17
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 09/01/05 20:54:02
ヒカリの妊娠5ヶ月になり、クリスマスの日にサトシ達はセイ達に喜
んでもらう為に朝から準備をしていた。
「じゃあ、みんな木の飾りつけ頼むぞ」
サトシはポケモン達と一緒に木に飾りつけをしていた時
「パパ、何やっているの?」
セイ達がサトシの元へやって来た。
「木に飾りつけをしているんだ」
「ねえ、サトシパパ、私やりたい」
「私も」
ノンとミドリが木に飾りつけをしたいと言い出し、セイとアイもやり
たいと言い出してきた。
「う~ん、飾り付けしようにも高いからな、ちょっと無理だな」
セイ達はシュンとなった、その時
「ダネ、ダ~ネ」
「バ~ナ」
フシギダネとフシギバナがセイ達に近づき鶴の鞭でセイ達を木の上に
あげた。
「ありがとう、フシギダネ、フシギバナ」
サトシは飾り付けをセイ達にも手伝わした。
その時、空から雪が降り始めた。
「うわ~パパ、何この白いのは?」
「この白いのは雪だ」
サトシはセイ達に雪を教えた。

  • スレ3-20
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 09/01/06 21:15:00
「あら、雪だわ」
「本当だね」
「綺麗かも」
「ピ~カ」
「ポ~チャ」
家で料理を作っているヒカリ達は外に雪が降っているのに気付き雪に
見とれていた。
「ミミロ~」
「ピ・・カ」
ミミロルがピカチュウに寄り添いながら近づいたがピカチュウは少々
困り顔をしていた。
「ほら~ミミロル、早くしないとサトシ達が戻ってくるから、料理を
作るの手伝ってね」
「ミミ」
ヒカリ達は料理を作っていき、ニャルマーとエネコは丸くなって寝む
っていた。
サトシ達が戻ってきた。
「「「「うわ~美味しそう」」」」
セイ達は声を揃えて喜んだ。
サトシ達は料理を食べていき、ヒカリとノゾミ、ハルカは台所へ行き
手作りのケーキを持ってきた。
「は~い、みんな、お待たせのケーキよ」
ヒカリ達が持ってきたケーキはピカチュウとポッチャマの顔を描かれ
た、ケーキであった。
「「うわ~あ、ピカチュウとポッチャマだ」」
「ピ~カ」
「ポッチャマ」
セイとアイはピカチュウとポッチャマのケーキに喜びながら、ケーキ
を食べていた。
ケーキを食べ終わりトランプをして、暫らくしてからセイ達が眠って
しまった。
「みんな、寝てしまったな」
「ええ~」
「サトシ、ヒカリ、そろそろ私達帰るわ」
「うん、分かったわ」
ノゾミとハルカはノンとミドリをおんぶをして帰っていた。
サトシはセイとアイを寝室へ連れて行き寝かせた。
ヒカリとピカチュウ達も寝室へ行きピカチュウ達はセイとアイの近く
で眠り始めた。
「可愛い、寝顔だわ」
「そうだな」
サトシとヒカリはセイ達の寝顔を見て喜んでいた時
「あ!いま動いたわ」
「本当か!?」
サトシはヒカリのお腹に耳を当てた。
「本当だ」
「早く生まれてきて欲しいわ」
二人はお腹の赤ちゃんが生まれてくるのを心待ちにしていた。

  • スレ3-21
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 09/01/07 21:03:50
クリスマスから3ヵ月後、ヒカリは妊娠8ヶ月のある日
サトシ達は庭にいるポケモン達をシャワーを浴びさせていた。
最後にリザードンを浴び終わった。
その時
「う!」
突然、ヒカリがお腹を押さえながら苦しみ始めた。
「「「ヒカリ!」」」
「「ママ!」
ヒカリが苦しみだしサトシ達は慌ててヒカリの元に近づいた。
「う、生まれそう」
「え!」
サトシはまだ予定日ではなかったので驚いたが、サトシは側にいるリ
ザードンに病院まで連れていてくれと頼み、サトシはリザードンの背
中に乗った。
「サトシ」
「ノゾミ、ハルカ、セイとアイを頼む」
「分かったわ、後で私達も行くわ」
「ああ」
ヒカリが心配なセイとアイは心配な顔をしていた。
「「パパ」」
「大丈夫だ、セイ、アイ」
「「うん」」
サトシが話が終わるとリザードンが飛び病院へ向った。
病院に着きリザードンをモンスターボールに入れヒカリを先生に任
せ、ハナコとアヤコに知らせた。
セイ達とピカチュウ達を連れたノゾミ達が病院に着き
「サトシ」
「ノゾミ、ハルカ」
サトシはヒカリの状況を教え手術室の前で待った。
「「ママ」」
セイとアイは心配そうな顔をしていた時
「大丈夫だ、セイ、アイ、ママは大丈夫だ」
「「うん」」
それから3時間後、手術室から泣き声が聞こえてきた。
しかし、出てきたのは先生だった。
「先生、ヒカリと赤ちゃんは?」
「母子とも無事ですが、赤ちゃんの体が非常に小さいです」
「え!」
「今、検査をしていますので、ヒカリさんの居る部屋に案内します」

  • スレ3-23
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 09/01/08 21:20:12
サトシ達は先生に案内され、ヒカリの居る部屋へ向った。
扉を開けたらヒカリは疲れて眠っていた。
「「ママ・・」」
セイとアイは疲れているヒカリが心配であった。
すると、ヒカリは目を覚ました。
「「「ヒカリ!」」」
「「ママ!」」
ヒカリは疲れた顔をしながらサトシ達に向いた。
「サトシ」
「ヒカリ、大丈夫か?」
「うん、大丈夫よ」
ヒカリは隣に赤ちゃんが居ないのを気付いた。
「ねえ、サトシ、赤ちゃんは?」
「無事だ、だけど・・・体が小さくて・・今検査をしているんだ」
ヒカリはそれを聞いて突然ベットから立ち上がろうとしたが、出産の
影響か、ヒカリは倒れようとしたが、サトシが支えた。
「ヒカリ!」
「お願い・・サトシ・・私を赤ちゃんの所へ・・連れていて」
サトシはベットの隣にある車椅子をヒカリを乗せて赤ちゃんの所へ行っ
た。
検査室の前でサトシ達は待っていた、すると、先生が出て来た。
「先生、赤ちゃんは?」
「ご安心ください、赤ちゃんの生命機能は正常でしたので問題ありませ
ん」
先生の後ろから看護師が赤ちゃんを抱いてヒカリに渡した。
「元気な、女の子です」
「可愛い」
サトシ達は部屋へ戻り赤ちゃんを見ていた。
「セイ、アイ・・今日からお前達はお兄ちゃんとお姉ちゃんになるんだ
ぞ」
「お兄ちゃん?」
「お姉ちゃん?」
「そうよ、だからちゃんと世話を見てね」
セイとアイは興味津々で見ていた。
「ねえ、サトシ、ヒカリ、子の子の名前は?」
「ああ、この子の名前は」
「「「ソラ」だ(よ)」」」
「良い名前ね」
「元気に育って欲しいね」
暫らくサトシ達はソラを見ていた。

  • スレ3-24
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の芽生え
  • 09/01/08 21:35:29
ソラ(女)
サトシとヒカリの子供
容姿はヒカリ似で髪の色は青。性格は明るく、甘えん坊(特にセイと
アイに)で物事をはっきり言い、行動力がサトシ並かあるいはそ以上
で、ポケモンを追いかけるぐらい好きでサトシ達を困らせている。
時々、アイと一緒にヒカリにお願いしてドレスとかを作ってもらって
いる
体小さく成長してもあんまり背は伸びなく平均身長と比べ20セン
チも低い。
10歳の時に120センチ前後である。
口癖はで「なの」
サトシとヒカリの影響でポケモンマスターとコーディネーターに興味
がある

  • スレ3-27
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の成長
  • 09/01/09 23:10:22
夜の20時頃にハナコが病院に着きヒカリの居る部屋を聞き部屋へ向っ
た。
部屋に居るサトシ達はドアを叩いているのに気付きサトシがドアを開
けた。
「母さん!」
「サトシ、ヒカリちゃんと赤ちゃんは?」
サトシはハナコを部屋に入れヒカリと赤ちゃんを会わした。
「ヒカリちゃん、身体の方は大丈夫?」
「はい、大丈夫です、お母様」
ヒカリと話をしながら赤ちゃんを見たハナコは
「小さくて、可愛いわ」
ハナコはソラを抱いた。
「軽くて、寝顔が可愛いわ」
ハナコはソラを抱くのを止めて寝かせた。
「ヒカリちゃん、サトシ、赤ちゃんの名前は?」
「「ソラ」です」
「可愛い名前だわ」
ヒカリはハナコに名前を教えた。
「ヒカリちゃん、アヤコさんから連絡があって明日に着くと言ってた
わ」
「そうですか」
ヒカリが疲れているのに気付いたハナコは
「ヒカリちゃん、寝たほうが良いわよ」
「はい、ありがとうございます」
ヒカリは疲れていたのですぐに寝てしまった。
「セイちゃんやアイちゃんも大きくなったわね」
ハナコはピカチュウ達と一緒に寝ているセイとアイを頭に撫でた。

  • スレ3-29
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の成長
  • 09/01/10 23:18:34
ソラが生まれてから、次の日の朝
セイとアイは目を覚まし、ヒカリの側に居たハナコにセイが話しかけ
た。
「誰?」
「あら、初めましてかな、セイちゃん、アイちゃん」
「何で、アイ達の名前を知っているの?」
「それは、セイちゃんとアイちゃんのおばあちゃんだから」
「「おばあちゃん?」」
セイとアイはまだ、信じていない時、サトシとノゾミ、ハルカが目を
覚ました。
「おはよう、セイ、アイ、母さん」
「「おはようございます、ハナコさん」」
セイとアイはサトシの会話でハナコが自分達のおばあちゃんだと知っ
た。
「「ハナコおばあちゃん」」
「何?」
「僕達と遊んで欲しいの」
「良いわよ、サトシ、セイちゃん達と外で遊ぶわ」
「分かったよ、母さん」
セイとアイはハナコの手を引っ張りながら病院の庭に向った。
その後を追いかけるようにピカチュウ達とノンとミドリが追いかけた。

  • スレ3-32
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の成長
  • 09/01/11 21:43:05
ハナコ達が外に行ってから5分後
アヤコがヒカリの居る部屋のドアをノックをした。
「アヤコさん」
扉を開けたサトシはアヤコを中に入れた。
「ママ!」
「ヒカリ、無事でよかったわ、予定日より早く生まれるのを聞いて、
心配したわ」
ノゾミとハルカはそっと部屋から出て、セイ達のいる庭へ行った。
アヤコはソラを見て
「ヒカリそっくりだわ、ヒカリが赤ちゃんの時と同じだわ」
アヤコはソラを抱いた。
「ヒカリ、この子の名前は?」
「「ソラ」よ」
「ソラちゃんか、良い名前ね」
アヤコはソラを寝かせた。
外からセイ達の声が聞こえ、ヒカリは外へ行こうと立とうとしたが、
まだ、出産の疲れが残ってるようで、倒れそうになるが、サトシがヒ
カリを支えた、ヒカリは外に行たいとサトシに言って、サトシは近く
にあった、車椅子にヒカリを座らせ、ヒカリはソラを抱いて外へ向っ
た。
「あ、パパ、ママ」
アイはサトシとヒカリに気付き二人の元へ向い、それに気付いたセイ
達も二人の元へ向った。
セイ達はヒカリの周りに集まり、ソラを見たり、手を握ったりした。

  • スレ3-34
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の成長
  • 09/01/12 21:28:17
ソラが生まれてから3日後
アヤコとハナコは帰って行き、ヒカリは退院をして、家に向った。
家に着きサトシはドアを開け、ヒカリが入り、出迎えてくれたのは。
「ベイ」
「ベイリーフ、留守番ご苦労様」
ベイリーフは二人がいない間、留守番をしていた。
「「ベイリーフ」」
セイとアイはベイリーフに抱きついた。
「ベイリーフ、見て、私達の妹」
アイはベイリーフにソラを見せた。
ベイリーフは嬉しそうに見ていた。
その時、ソラが泣き始めた。
「どうしたの、ソラ」
ヒカリはソラをあやそうとして、ソラがお腹がすいたのに気付きヒカ
リは近くにあった、椅子に座り、ソラを飲み始めた。
「沢山飲んでいるわ」
「ああ」
暫らくして、ソラは飲むのを止め、眠ってしまった。
「あらあら、寝ちゃったわ」
「ヒカリも疲れているだろ少し、寝たらどうだ?」
「うん、ありがとう、サトシ」
ヒカリは寝室へ行き、ベットの横にセイとアイが使っていたベットが
あった。
「サトシ、これって、セイ達が使っていたベットよね?」
「ああ、そうだ、ちょっと大きいけどな」
ヒカリはソラをベットに寝かせた。
「うふふ・・寝顔が可愛いわね、サトシ」
「ああ、そうだな」
セイとアイはソラの手を握って喜んだ。
ヒカリは疲れていたのか直ぐに布団に入りに寝始めた。

  • スレ3-37
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の成長
  • 09/01/13 22:47:33
ソラが生まれてから1ヵ月後、丁度セイとアイの誕生日でサトシとヒ
カリは朝から準備をしていた。
サトシはヒカリに頼まれた山にある木の実を採りに朝から出かけてい
た。
「ねえ、ママ」
「何、アイ」
「パパは何処へ行ったの?」
「パパは山に生えている木の実を取りに行ったの、だから夕方ぐら
いに帰ってくるわ」
ヒカリはアイがサトシが居ないのが不安になりヒカリに聞き安心した。
夕方頃、サトシが帰ってきてヒカリに木の実を渡した、ヒカリは木の実
をポフェンを作った。
「ケーキはどうかな」
ヒカリはポフェンと一緒にケーキを焼いていた。
ケーキはこんがりと焼けていて、匂いがリビングまできた。
「良いにおい」
セイが匂いにつられて台所にやってきた。
「こら、セイまだ出来ていないのよ、もうちょっと待ちなさい」

  • スレ3-39
  • 愛しい貴方と共に 新たな命の成長
  • 09/01/14 21:51:18
それから1時間後、シチューが出来てヒカリはシチューをテーブルに置
いた。
「さあ、みんなご飯よ」
「「「は~い」」」
ヒカリに呼ばれてサトシ達は直ぐに来た。
サトシとヒカリはセイとアイ向かいに座り、ヒカリがケーキをテーブル
の真ん中に置いた。
「セイ、アイ、2歳の誕生日おめでとう」
ヒカリは後ろに置いてあった物を二人に渡した。
「ママ、これって?」
「ママが作った服よ、どうかな?」
「ママ、嬉しい」
セイとアイはお揃いの服を見ていたが、お腹が鳴り料理を食べていっ
た。
ケーキも凄い速さで食べていきお揃いの服を早速、着た。
「よく似合っているぜ、セイ、アイ」
「ピカピ」
「ポチャ」
ピカチュウとポッチャマも似合っているよと言っている様だった。
セイとアイは遊びつかれたのか眠ってしまった。
「もう、こんな所で寝てしまって風邪引くわ」
サトシはセイとアイを寝室、ベットに寝かせた。

  • スレ3-40
  • 愛しい貴方と共に 姉としての自覚
  • 09/01/15 21:22:33
セイとアイの誕生日の次の日の昼
「ソラ、どうしたの?」
ヒカリはソラが泣いているのをあやしていた。
ソラは
セイとアイはヒカリがソラをあやすのを見て、自分達も抱きたいと思っ
た。
「「ねえ、ママ」」
「何、セイ、アイ?」
「僕達にもソラを抱かせて」
「え、良いけど、大丈夫?」
「大丈夫」
アイが元気よく「大丈夫」と言った。
すると、ヒカリの後ろからサトシが現れた。
「ヒカリの口癖がアイに移ったな、ヒカリ」
「反省しています」
ヒカリはアイに口癖が移してしまった事を反省した。
「ママ、パパ、見て」
セイの声でサトシ達はセイ達のほうに振り向くとアイがソラを抱いて
ソラが笑っていた。
「すっかり、アイもお姉ちゃんだわ、これからもソラのあいてをしてね」
「うん」

  • スレ3-45
  • 愛しい貴方と共に アイの悲劇
  • 09/01/16 21:14:08
セイとアイの誕生日から2ヵ月後
「ねえ、サトシ」
「何だ、ヒカリ?」
「シロガネ山に行こう」
「何でシロガネ山に行きたいんだ?」
「シロガネ山にスターの実ていう木の実があるのスターの実を庭に植
えてポフィンを作ろうと思っているの」
「そうだったんか、でもシロガネ山まで最低でも1週間は掛かるぞ」
「大丈夫、実は2ヶ月前にトキワシティに汽車が出来たのシロガネ山の
近くに駅が出来たのよ、だから日帰りで行ける様になったの」
「それは、凄いな、なあ、ノゾミとハルカを誘って皆で行こうぜ」
「うん、いいわよ」
だが、しかし、シロガネ山でアイの悲劇が起こると誰も思っていなかっ
た。

  • スレ3-47
  • 愛しい貴方と共に アイの悲劇
  • 09/01/17 20:41:29
次の日、サトシ達は朝早くに家を出ってトキワシティに向い、汽車に
乗り、シロガネ山に向っていた。
「やっと、着いたわ」
「ああ、そうだな」
「ねえ、ヒカリ」
「何、ハルカ」
「スターのみは何処にあるのか知っているの?」
「うん、スターのみはこの駅の直ぐ近くにある、森の中にある湖の近
くにあるわ」
サトシ達はヒカリに先導されながら森へ向った。
暫らく歩き、湖に着いた。
「湖に着いたわね」
「それより、スターのみは何処だ?」
サトシ達は周りにスターのみがあるかどうか見渡すと
「ねえ、パパ、ママ、あそこに木の実があるよ」
「何処だ?」
アイが指を指した場所に木の実があった。

  • スレ3-48
  • 愛しい貴方と共に アイの悲劇
  • 09/01/17 20:41:57
サトシ達は近づき、ヒカリがスターのみかどうか確認した。
「間違いないわ、スターのみよ」
サトシ達はスターのみを採り始めた。
「ねえ、パパ、ママ」
「何だ、セイ」
「その、木の実食べたいんだ」
「アイも食べたい」
ミドリとノンも食べたいと言い出してきた。
「良いわよ、だけど、スターのみはとっても固いから、ちょっと細か
くするわね」
ヒカリはソラを抱いていた為、ノゾミとハルカがスターのみを細かく
していき、お皿に盛った。
「はい、みんな、どうぞ」
「「「「いただきます」」」」
セイ達とピカチュウ達はスターのみを食べた。
「甘くて、美味しい」
「チャア~」
「ポチャ~」
セイ達はスターのみを食べて満足していた。
森の中から、ガサガサと何かが動く音がした。
「何だ?」
森の中から左の目に傷がある、バンギラスが現れた。
「バンギラス!」
「それにしても、大きいわ!」
普通のバンギラスの1.5倍の大きさはあった。
バンギラスはサトシ達を見るなり走って向ってきた。
「まずい、皆、逃げろ」
サトシ達はバンギラスから逃げようとした時、アイが石に躓き倒れて
しまった。
「アイ!」
バンギラスはアイの前に止まった。
アイは、目の前のバンギラスに怖がってしまい、動けなかった。
すると、バンギラスはアイに向って気合パンチを使うとしていた、そ
の時
「アイィィィィ」
サトシがアイを助けようとアイに抱き上げよとした、その時、バンギ
ラスの気合パンチがサトシに当たり、サトシはアイを抱きしめたまま
木に叩きつかれた。
「がはぁ」
サトシは叩きつかれたショックで血を吐いた。
「サトシ!!、アイ!!」
「ピカピ!!」


  • スレ3-50
  • 愛しい貴方と共に アイの悲劇
  • 09/01/18 20:58:03
「・・・パパ!?」
アイはサトシのお陰で怪我はなかったが、目の前でサトシが頭から血
を流して、気を失っていた。
そして、バンギラスはサトシとアイの元に近づき、気合パンチを使う
としていた。
アイはバンギラスに怖がってしまい、動けなくなった、その時
「ピカチュウ、10万ボルト、ポッチャマ、バブル光線」
「ピィカァ~チュ~ウ!」
「ポッチャマー」
ヒカリがピカチュウとポッチャマに指示をしてバンギラスに攻撃をし
た。
攻撃はバンギラスに直撃した、バンギラスはピカチュウとポッチャマ
に向って、破壊光線を放った。
「避けて!」
ピカチュウとポッチャマは破壊光線を避け
「ピカチュウはアイアンテール、ポッチャマは渦潮」
ピカチュウがアイアンテールでバンギラスを怯ませ、ポッチャマの渦
潮が当たった。
「ピカチュウ、ボルテッカーよ」
「ピカピカ」
ボルテッカーがバンギラスに当たり爆発が起こった。
バンギラスはまだ、立っていたが森の中へ戻っていた。
「サトシ!、アイ!」
「パパ!、アイ!」
ヒカリ達はサトシとアイの元へ向かった。
「サトシ、しっかりして、サトシ」
「ピカピ」
すると、サトシは目を開けた。
「う・・ヒカリ」
「サトシ、良かったわ」
ヒカリはサトシが無事でホッとした。
「アイ、大丈夫か?」
サトシが抱いていたアイに話しかけたがアイは
「パパ、怖かった・・うわああ」
アイはあまりの恐怖で泣いてしまい、気絶した。
「おい、アイ!」
「サトシ、早く病院へ」
「あ、ああ」

  • スレ3-60
  • 愛しい貴方と共に アイの悲劇
  • 09/01/19 20:55:17
サトシ達は町に病院が無かったので、ポケモンセンターでアイとサト
シはジョーイさんに診てもらった。
「ジョーイさん、サトシとアイは?」
「大丈夫ですよ、サトシさんは、軽い傷です、アイちゃんは軽いショ
ックで気を失っているだけです」
「良かった」
ヒカリはジョーイさんの言葉でホッとした。
「だけど、ヒカリさん、もしかしたら、アイちゃん、バンギラスに襲
われたショックで、ポケモンの事を怖がってしまう可能性があるわ」
「・・え!?」
「ピカ!?」
「ポチャ!?」
ヒカリ達はアイがポケモン達を怖がってしまう恐れがあると知り落ち
込んでしまった。
サトシが頭に包帯に巻いて出て来た、サトシがアイを抱きながら、サ
トシ達は帰っていった。
家に着いたサトシとヒカリはアイとセイ、ソラを寝かせた後、スター
のみを庭に植えてサトシ達も寝始めた。

夜中の2時頃、アイが突然、魘された
「ピカピ!ピカピ!」
ピカチュウがアイが魘されるのをいち早く気付きサトシとヒカリを起
した。
「アイ!」
「しっかりして、アイ!」
「サトシとヒカリはアイを起した。
「・・・・パパ、ママ」
「アイ、もしかして、昼の」
サトシがアイにバンギラスに襲われた夢を見たこと聞くとアイは泣き出
し始めた。
「怖かった、本当に怖かった」
ヒカリがアイを抱きしめた。
「ごめん、アイ、私のせいで、アイに怖い思いさせて」
ヒカリも泣き出してしまった。
「ヒカリ、あれは、誰も予想できなかった、ヒカリのせいじゃない」
サトシがヒカリに慰めをしてヒカリは泣くのやめた。そして、ピカチ
ュウアイに近づいた。
「ピカ、ピカ、ピカチュ、ピカー」
ピカチュウはアイに元気を出してと言っていた。するとアイはピカチ
ュウに抱きつき嬉しかったのか、抱きついたまま寝てしまった。
サトシとヒカリはポケモンを怖がる様子がなくホッとして、二人は直ぐ
に寝た。
しかし、朝にアイが別の事に怖がってしまう事にサトシとヒカリはまだ、
知らない

  • スレ3-66
  • 愛しい貴方と共に アイの悲劇
  • 09/01/20 20:39:14
バンギラスに襲われた、翌日
アイはピカチュウ達を怖がる様子はなく、サトシ達は安心した。
ノゾミとハルカ、ノンとミドリもアイの事が心配で朝早く来た、ノゾ
ミ達もアイが大丈夫だと知り安心した途端、ノンとミドリはお腹がな
り顔が赤くなった。ヒカリはノゾミ達の分も朝食を作り始め、ノゾミ
とハルカも手伝った。
「さあ、みんな、ご飯よ」
「「「「は~い」」」」
セイ達はソラを見ていたのをやめ、席につきご飯を食べていき、セイ
達はサトシと一緒に庭に出た。
「ねえ、サトシパパ、何をするの?」
「これから、ポケモン達の世話をするんだ」
「ねえ、私達も一緒に言って良い?」
「良いぜ」
サトシはセイ達を連れて森へ向う途中、ケンタロスの群れがサトシ達
の前を通過した途端、アイがサトシに抱きついてきた。
「アイ!?」
「こ、怖い」
アイがケンタロスの事が怖がっているのに戸惑いながら森へ向った。
すると、ドダイドスがサトシ達に近づいてきた。
「お!ドダイドス、どうだ調子は?」
「ド~ダ」
セイ達はドダイドスに喜んだが、アイはまた怖がってしまい、サトシ
の後ろに隠れながら震えていた。
「アイ!、まさか、お前、自分より大きいポケモンが怖いのか?」
「うん」

  • スレ3-70
  • 愛しい貴方と共に アイの悲劇
  • 09/01/21 20:08:43
サトシはアイを抱き、セイ達を連れて森から出てきた。
「アイ、もう大丈夫か?」
「うん」
アイはサトシに降ろされて、落ち着いた。
「どうしたの、サトシ?」
「ヒカリ、ノゾミ、ハルカ」
ヒカリはソラを抱いてサトシ達に近づいた。
「サトシ、アイに何かあったの?」
「実は、アイ自分より大きいポケモンを怖がってしまんだ」
「え!?」

その頃、ドンファンがカビゴンにぶつかりカビゴンは滑り台を滑って
るかのように滑っていき、そこに運悪くヒノアラシが居た。
ヒノアラシはカビゴンがヒノアラシに近づいているのに気付き逃げた
が崖があり、ヒノアラシは崖から飛んだが落下の衝撃を弱めようと火
炎放射を地面に放ったが、そこにはマンムーが居た。
火炎放射はマンムーに直撃して、マンムーは怒りながら、走り始めた。
マンムーの走る先にはサトシ達が居た。

  • スレ3-74
  • 愛しい貴方と共に アイの悲劇
  • 09/01/22 20:45:54
「マンム~」
「「「「!!」」」」
サトシ達は声がした方向に振り向くとマンムーが此方に来ているのに
気付く
「マンムー!」
「あ・・ああ」
アイがマンムーを見て怯えてしまい動けなくなってしまった。
「マンムー、お願い止まって」
だが、マンムーは頭に血が上ってしまい、ヒカリの言うことを聞かな
かった。
「ヒカリ、早くモンスターボールを取って来るんだ」
「う・・うん」
ヒカリは家にあるモンスターボールに取りに向った。
「サトシ、早く逃げるんだ」
「ああ」
サトシはアイを抱きながら逃げようとしたが
「う!」
サトシは突然、地面に膝を着けた。
「サトシ!」
「傷が・・また・・痛み出してきた」
サトシはアイを離そうとしたがアイはサトシから手を離そうとしなか
った。
「マンム~」
マンムーはサトシとアイに向ってきた、するとピカチュウ達はマンム
ーを止めようした。
「ピ~カ」
「ポッチャマ」
「ミミ」
「チュパ」
「べ~イ」
ピカチュウはアイアンテール、ポッチャマは渦潮、ミミロルはピヨピ
ヨパンチ、パチリスは放電、ベイリーフは鶴の鞭でマンムーの足に
巻きつけて動きを止めようとしたが、マンムーは振りほどきピカチュ
ウ達を吹き飛ばした。
「ピカチュウ、ポッチャマ、ミミロル、パチリス、ベイリーフ」
マンムーはサトシとアイの目の前まで来た。
「「サトシ!!アイちゃん!!」」

  • スレ3-79
  • 愛しい貴方と共に アイの悲劇
  • 09/01/23 20:32:47
マンムーがサトシとアイを目の前まで来た、その時
「ダネ、フシ」
フシギダネがマンムーの騒ぎに気付きマンムーの後ろ足に鶴の鞭を巻
きつけた。
「フシギダネ!」
しかし、マンムーは振りほどことした、その時
「ジュイ」
「ゴォォォッ!」
「ド~ダ」
ジュカインとリザードン、ドダイドスがマンムーの正面を押していき
、サトシとアイから離れていく
それに続く様にポケモン達はマンムーの動きを止めようとした。
「みんな!」
マンムーは身動きが出来なくなり、ヒカリがモンスターボールを持っ
てきて
「マンムー!戻って」
マンムーはモンスターボールに戻り、ヒカリ達とポケモン達はサトシ
とアイに近づいてきた。
「サトシ、アイ、大丈夫?」
「パパ、アイ」
「あ・・ああ、俺は大丈夫だ」
サトシは抱いていた、アイを見ると、バンギラスの時みたいに泣いて
はいなかったが、震えていた。
「パパ・・怖・・かった」
アイはサトシの服を掴み震えていた。
「アイ、怖かったのに良く我慢したな、えらいぞ」
サトシはアイの頭を優しく撫でた。
「皆も、ありがとうお陰で助かったぜ」
ポケモン達は一斉に鳴いて、ピカチュウ達はサトシ達の所へ戻ってき
た。
「ピカピ」
「ポチャ」
「ピカチュウ、ポッチャマ、ありがとうな、助けてくれて」
そんな中、ドダイドスがサトシに近づいてきた。
「ド~ダ」
アイはドダイドスを見るなり怯えてしまった。
「アイ、ドダイドスや皆はアイを守ってくれたんだ、何か言うことは
あるんじゃないか?」
「あ・・ありがとう、皆」
そして、アイはドダイドスに触ったが、直ぐに手を離して震えてしま
った。
サトシ達はアイが大きいポケモンに触ったのは吃驚したが、これから
が大変だと感じたのであった。

  • スレ3-82
  • 愛しい貴方と共に ヒカリとハルカの悪戯
  • 09/01/24 20:56:09
アイが大きいポケモンに怖がってから1ヵ月後
セイ達は昼の日差しで眠ってしまった。ピカチュウ達もセイ達の近く
で眠っていた。
「皆・・すっかり、眠っているわね」
「そうね」
ヒカリ達はセイ達の寝る姿を見て、喜んでいた
ヒカリが今まで思っていた事をノゾミに聞いた。
「ねえ、ノゾミ、何でスカート穿かないの?」
「スカートは動きにくいから、穿かないの」
「だけど、ママらしくスカート穿くのも良いと思うわ」
ハルカがノゾミに穿くのを薦めた。
「そうだ、私のスカートがあるわ」
ヒカリがスカートを取りに行ている間にノゾミは逃げようとしたが
「ノゾミ!」
ハルカがノゾミの手を引っ張り逃げないようにした。
「ち、ちょっと、ハルカ」
「1回ぐらい、穿いてみたらどうなの?」
ノゾミは逃げられないと感じ穿く事にした。
ヒカリはスカートを持ってきて降りてきた。
「ヒ、ヒカリ、そ、それは」
「うん、フリルの服とスカートよ」

  • スレ3-87
  • 愛しい貴方と共に ヒカリとハルカの悪戯
  • 09/01/25 19:54:59
「ヒカリ、私にフリルの服とスカートを穿かせるつもりなの!?」
「そうよ、ノゾミのフリル姿見てみたいの」
ノゾミはヒカリとハルカが期待しているの見て、逃げられないと感じ
ヒカリから服とスカート貰い部屋へ入っていた。
ノゾミは今着ている服を脱ぎ捨て、服とスカートを身に纏い部屋から
出て来た。
「キャー、ノゾミったら似合うじゃない!」
「本当かも! 違和感なんてないわ」
「・・・そう?」
「「そうよ(かも)!」」
ハルカとヒカリが力強く頷いたのを見てノゾミは頬を引き吊らせなが
ら笑みを浮かべた。
「そうだ」
「何するの、ヒカリ!」
ヒカリがノゾミの後ろに回りノゾミの髪に青のリボンを付けた。
「ノゾミ、リボン付けても似合っているわ」
「恥かしいよ、ヒカリ」
ノゾミは顔を真っ赤になっていた、その時
「今、戻った」
サトシはフリルを着たノゾミを見て口を開けて固まった。
「ノ、ノゾミだよな?」
「・・・そうだよ」
ノゾミは顔を真っ赤になり、フイとソッポを向いた。
「似合うぜ、そういう格好も」
「・・・ありがと」
サトシのお世辞でもない素直な言葉にノゾミの頬が更に赤くなる。
それから、ノゾミはスカートを穿くようになった

  • スレ3-90
  • 愛しい貴方と共に クリスマス
  • 09/01/26 19:47:21
ソラが生まれてから半年が過ぎようとした。
「今日はソラの初めてのクリスマスね」
「ええ、そうね」
ヒカリはソラに母乳を飲ませながらノゾミ達に話をしていた。
「ねえ、ヒカリ、今日のクリスマスの料理はどうする?」
「クリ-ムシチューを作るのはどう?」
「いいね、じゃあ、それにしよう」
ヒカリはソラをベット寝かして台所に行きシチューを作る準備を始め
た。
「ねえ、ママ、私達も作りたい」
セイ達が料理を作るのを手伝いと言い出しヒカリ達は
「気持ちは嬉しいけど、火を使ったり包丁を使うからセイ達には無理
だわ」
ヒカリの言葉にセイ達はしゅんとなったがノゾミが
「それじゃ、野菜を採ってくれる?」
ノゾミはセイ達に採ってくる野菜を言いセイ達は野菜を採りに行った。
セイ達は野菜をヒカリ達に渡し、ピカチュウ達と一緒に外で遊び、料理
が出来るまで遊んでいた。
「皆、料理が出来たわ」
「「「「は~い」」」」

  • スレ3-94
  • 愛しい貴方と共に 聖夜のプレゼント
  • 09/01/27 21:13:41
「ねえ、パパはどうしたの?」
「うふふ、もうすぐ来るわ」
ヒカリが言った、その時
「メリ~クリスマス」
サンタの服装した、サトシが現れた。
「う~わ、凄い」
「ピカチュ」
「ポーチャ」
「パパ、その袋の中は?」
「パパとママ達からのプレゼントだ」
サトシは袋からプレゼントを出した。
「うわ~ポッチャマの帽子だ」
「私はピカチュウの手袋だわ」
セイとアイはヒカリの手作りのプレゼントだった。
「私はクレヨンとお絵かき帖」
「それは、パパが渡してくれてと言っていたわ」
「パパが」
「後でパパお礼言っておきなさい」
「うん」
ノンはケンジからお絵かき帖とクレヨンを貰い喜び、ミドリはハルカ
手作りの洋服を貰った。
セイ達は疲れてしまったのか眠ってしまった。
サトシは懐からある物をヒカリ達に渡した。
「俺からのプレゼントだ」
ヒカリ達は包みを開けて吃驚した。
「サトシ、これは!?」
包みの中はノゾミとハルカはパールのネックレス、ヒカリはダイヤモ
ンドの指輪だった。
「3人とも子育てを頑張ったからな俺からのご褒美だ」
「「「ありがとう、サトシ」」」
ヒカリ達はサトシのプレゼントに喜んだが、ヒカリはある事をサトシ
達に告げようとした。
「サトシ、実は私のお腹に赤ちゃんがいるの」

  • スレ3-96
  • 愛しい貴方と共に 聖夜の命の芽生え
  • 09/01/28 20:33:17
「え!?本当か、ヒカリ?」
ヒカリは縦に顔を振りサトシは喜びノゾミ達は
「おめでとう、ヒカリ」
「ありがとう、ハルカ」
「でも、あんた達仲良すぎ」
ノゾミの言葉にサトシとヒカリは顔を赤くなった。
「それで、ヒカリ何ヶ月なの?」
「2ヶ月」
「2ヶ月、セイ君とアイちゃんの同じなるかも」
サトシ達は話に夢中になり、ピカチュウ達がサトシ達に近づきセイ達
の方を指差した。
「あ、忘れていた、ごめんな、ピカチュウ」
「ピーカ」
ノゾミとハルカはノンとミドリをおんぶして帰っていきサトシはセイ
とアイを抱いて寝室で寝かし、ソラを抱いてヒカリがサトシに話をし
た。
「ねえ、サトシ、お腹の赤ちゃんは女の子かな?」
「それは生まれないと分からないだろ」
「だって、早く顔を見たいんだもん」
サトシとヒカリは生まれてくる赤ちゃんを楽しみにしていた

  • スレ3-101
  • 愛しい貴方と共に ミドリの寂しさ
  • 09/01/29 20:23:36
ヒカリが妊娠が分かってから1ヶ月、ヒカリのお腹は大きくなりサト
シは生まれてくる赤ちゃんを楽しみにしていた、セイ達も生まれてく
る赤ちゃんを楽しみにしていた。
だが、ミドリはセイ達から離れて行くのをサトシが気になりミドリの
元へ向った。
「ミドリ」
「サトシパパ!?」
「隣良いか?」
ミドリは首を縦に振りサトシはミドリの隣に座り、ミドリはサトシに
聞いてきた。
「ねえ、ミドリのパパは何で出ていたの?」
「え!?」
「セイやノンには、パパが居るのに何でミドリにはパパが居ないの?」
サトシはミドリの寂しそうな顔をし見て、ある事を決断してヒカリ達
の元へ向った。
「ヒカリ、ハルカ、話があるんだが」
「話?」
サトシはミドリが父親が居ない寂しい思いをしている事をヒカリ達に
話した。
「そうだったの、ミドリが寂しい思いをしていたのね」
ハルカはミドリが寂しい思いをさせていたの後悔していた。
サトシはある決断をヒカリ達に話した。
「シュウが帰ってくるまで俺がミドリの父親代わりになる」

  • スレ3-105
  • 愛しい貴方と共に ハルカの涙
  • 09/01/30 19:29:35
「なんで、そこまでしてくれるの、サトシ」
「俺は子供達に父親が居ない寂しい思いをさせたくないんだ」
サトシは父親が居なくて寂しい思いがあり、子供達に父親が居ない寂
しさをさせたくない気持ちは人一倍強かった。
「私もサトシにミドリちゃんの父親がわりになるのは賛成だわ」
「ヒカリ!!」
サトシの意見を後押ししたのはヒカリだった。
「私もパパが居なくて寂しかったわ」
ヒカリは辛そうな顔をした。
「ヒカリ」
「私も子供達にはパパが居ない辛さはさせたくないわ」
ヒカリはお腹に手をあてながらハルカに語った。
「私も賛成だよ」
「皆・・ありがとう」
ハルカは泣きながらサトシ達に感謝の言葉を言った。
ハルカは泣くのを止めて、サトシ達はミドリの下へ向った。
「ミドリ」
「ママ」
ミドリはハルカに近づきハルカはあの事をミドリに教えた。
「ミドリ、シュウが帰ってくるまでサトシがミドリのパパよ」
「サトシパパがミドリのパパ!?」
ミドリは最初は信じられなかったが本当だと分かり涙が溢れてきた。
「ミドリ、ごめんね、今までミドリの事を考えずに辛い思いをさせて」
ハルカはミドリを抱きしめた
「うんうん、ミドリにもパパが居るんだもん」
ミドリはこの日からサトシの事をパパと言うようになった。

  • スレ3-109
  • 愛しい貴方と共に 命の誕生
  • 09/01/31 19:54:19
ヒカリが妊娠が分かってから6ヵ月後、その日はソラが生まれてから1
年になり、ヒカリ達はソラの為に朝から準備をしていた。
「ヒカリ、身体の方は大丈夫?」
「大丈夫よ、ママ」
ソラの誕生日の為にアヤコとハナコが来ていた。
「ヒカリちゃん、赤ちゃんの名前は決まっているの?」
「ええ、だけど、生まれた時に教えます」
ヒカリは赤ちゃんが生まれてくるのを心待ちしていた。
「ヒカリ、こっちは準備が出来たぞ」
「ありがとう、サトシ」
サトシはお皿を並べ終わり、ヒカリ達も料理があと少しで出来そうに
なった、その時
「う!」
突然、ヒカリがお腹を押さえながら苦しみ始めた。
「「「「「ヒカリ!(ちゃん)」」」」」
「ピカピ!」
「ポチャ!」
ヒカリが苦しみだしサトシ達は慌ててヒカリの元に近づいた。
「ヒカリ!どうした」
「う、生まれそう」
ハナコとアヤコはヒカリの様子を見て、ハナコは
「サトシ、今すぐに先生を連れてきて」
「わ、分かった」
サトシは近くに住んでいる先生の家に向かい、アヤコはヒカリを部屋
を運ぶのにノゾミ達とベイリーフと一緒に1階の空き部屋に運び、ア
ヤコとハナコはお湯とタオルを持ってきて、ハナコは
「ピカチュウ達、セイちゃん達を見ていて」
「ピカ」
「ポチャ」
「ミミ」
「チュパ」
ピカチュウ達はセイ達を部屋から出して一緒に待とうと言った。
ヒカリが陣痛が始まって5分ぐらいにサトシが知り合いの女先生を連
れてきてヒカリを先生とノゾミ達に任せセイ達と一緒に待った。
そして、10分もしない内に赤ちゃんの泣き声が聞こえた。

  • スレ3-113
  • 愛しい貴方と共に マイの誕生
  • 09/02/01 20:28:03
セイ達は赤ちゃんの泣き声を聞いてワクワクしながら出てくるのを待
っていた。
暫らくして、ノゾミ達が出て来た。
「みんな、入っていいよ」
ノゾミが言うとセイ達は走って中に入り、ヒカリの隣にソラと一緒で
体が小さい赤ちゃんが寝ていた。
「可愛い女の子です」
先生がサトシ達に言った後にセイ達は赤ちゃんの周りに集まった。
「セイ、アイ、抱いてみろ」
セイとアイは赤ちゃんを抱いた。
「暖かいよ、パパ」
アイが抱いて赤ちゃんをセイに渡してセイは赤ちゃんを寝かした。
「ねえ、ヒカリちゃん、赤ちゃんの名前は?」
「この子の名前は「マイ」です、お母様」
「マイちゃんか、可愛い名前よ、ヒカリ」
「ありがとう、ママ」
ヒカリがノゾミ達と喋っているとサトシの腕に抱かれているソラが嬉
しいそうに笑った。
「パパ、ソラが笑っているよ」
「きっと、ソラもマイが生まれて喜んでいるんだよ」

  • スレ3-114
  • 愛しい貴方と共に マイの誕生
  • 09/02/01 20:48:09
マイ(女)
サトシとヒカリの子供
容姿はヒカリ似で髪の色はピンク。性格は明るく、甘えん坊(特にサ
トシとヒカリ、セイ、アイに)で物事をはっきり言い、人見知りがある
ソラと同じくポケモンが好きでソラと一緒にポケモンを追いかける事があ
るがソラの止め役でもある。
マイはソラより歳が下なのにマイの方が姉みたいである。
10歳の時に120センチ前後である。
口癖はヒカリとアイと同じでで「大丈夫」
マイはポケモンの世話が好きでサトシに教えてもらっている、旅には出たく
ないらしくサトシと一緒にポケモンの世話をやっている。

セイ達の髪型は
セイは髪はサトシの髪が癖毛が無い感じです。
アイはヒカリと全く同じ髪型で髪留めがピンクのリボンを付けている
ノンはノゾミと同じだが髪が方まで伸びています。
ミドリはハルカと同じ
ソラはツインテール(ヒカリのカンナギ大会と同じだと思ってください)
マイはポニーテール(ヒカリのコトブキ大会と同じだと思ってください)

  • スレ3-118
  • 愛しい貴方と共に 翌日
  • 09/02/02 19:40:32
マイが生まれた、次の日
「う~ん」
ヒカリは朝の日差しで目を覚ました。
ヒカリは隣で寝ている、マイを見て笑みを浮かべた。
「「ママ」」
突然、扉が開きセイとアイがヒカリに抱きついてきた。
「ママ、身体は大丈夫?」
「大丈夫よ、アイ、ママは丈夫だから」
「良かった」
扉からハナコとアヤコが出てきた。
「ママ、お母様」
「ヒカリ、私達、そろそろ帰るわ」
「うん、出産の時、助けてくれてありがとう、ママ、お母様」
「良いのよ、ヒカリちゃん、私達も出産に立ち会えて嬉しかったわ」
ハナコとアヤコはヒカリと話した後、帰っていた。
二人が帰っていた後、サトシが部屋を覗き
「セイ、アイ、朝ご飯出来たぞ」
「「は~い」」
セイとアイはテーブルに向かい、サトシは
「ヒカリ、立てるか?」
「一人で立てないわ、サトシ手伝って?」
「ああ、分かった」
サトシはヒカリをお姫様ごっこした。
「サ、サトシ!」
「コレの方がヒカリも楽だろ?」
「そ、そうだけど」
ヒカリは顔を赤くしながらテーブルまで連れて行かれた。
サトシはヒカリを座らせた。
「これ!?全部サトシが作ったの?」
「ああ、作るのが大変だった」
サトシも椅子に座り
「「「「いただきます」」」」
ヒカリ達はサトシが作った料理を食べて
「「美味しいよ、パパ」」
「うん、本当に美味しいわ、サトシ」
「ありがとうな」
「ピカピ」
「ポチャ」

  • スレ3-121
  • 愛しい貴方と共に 誕生日
  • 09/02/03 20:16:18
マイが生まれてから1ヵ月後
「ピカチュウ、そっちはどう?」
「ピカピカ」
ヒカリはピカチュウが混ぜた物を指をつけ味見をした。
「うん、バッチリ」
ヒカリはピカチュウから混ぜてもらった物をケーキの型に入れてオー
ブンに入れた。
「後は待つだけだわ」
ヒカリはピカチュウに
「ピカチュウご苦労様」
「ピ~カ」
暫らくして、ケーキが焼き上がりヒカリとピカチュウ達は仕上げをし
たがマイが泣き出し、ヒカリがマイを抱き母乳を与えてる間にピカチ
ュウ達がケーキを仕上げてしまった。
「ピカチュウ達がやってくれたの?」
「ピカ」
「ポチャマ」
「ミミ」
「チュパ」
「ベイ」
「ありがとう、皆、コレならセイとアイも喜ぶわ」
セイとアイの誕生日が始まりケーキを見たセイとアイは喜びながら食
べた。

  • スレ3-127
  • 愛しい貴方と共に ノンのタマゴ
  • 09/02/04 20:09:45
マイが生まれてから2ヵ月後
「ねえ、ニャルマー見なかった?」
「いえ、見なかったわ」
「そう」
ノゾミはニャルマーが居なくなり朝から探していた。
「ねえ、ママ、私達ニャルマー見たよ」
「本当、ノン」
「うん、森の中へ入っていたわ」
「じゃあ、行ってみましょ、ノゾミ」
「ええ」
ヒカリとノゾミはセイ達を連れて森の中へ入った。
「ニャルマー、何処に居るの?」
「ニャルマー」
ヒカリ達はニャルマーを探していると
「何だ、ヒカリ達か」
「サトシ!」
「皆ちょっと来るんだ」
ヒカリ達は言われるがまま付いて行くとニャルマーとヒノアラシが居
た。
「ニャルマー、良かったわ」
「ノゾミ、実は」
サトシはある物を見せた。
「これは!?」
「ニャルマーのタマゴだよ」
「ニャルマーがタマゴを!?」
「ああ、そうだ」
サトシがタマゴを見つけるまでの経緯を話をした。
「所でサトシ、このタマゴどうするの?」
「ああ、ノゾミに渡すのが一番良いんだが」
サトシ達が悩んでいる時
「ねえ、サトシパパ、私が貰っても良い?」
「え!ノンが」
「俺は良いぜ、良いよなノゾミ」
「ノンが欲しいだったら、私は良いよ」
サトシはノンにタマゴを渡した。
「うわ~あ、重い」
「直ぐに慣れるぜ、ノン、後でタマゴの世話のやり方を教えるからな」
「うん」

  • スレ3-129
  • 愛しい貴方と共に ノンのポケモン
  • 09/02/05 21:25:50
ノンがタマゴを貰ってから1週間になった。
「ノン、どうだ、タマゴのようすは」
「タマゴが時々動いていたんだけど、今日は良く動くの」
「じゃあ、もう直ぐ生まれるな」
「ホント!?」
サトシはノンからタマゴを預かり部屋へ行きノンはノゾミ達に知らせ
ノン達は部屋へ入った。
「サトシ、タマゴは?」
「まだだ、準備は終わったが生まれるのはもう少し掛かる」
それを聞いたノンはタマゴから離れなくなり1時間がたった。
すると、タマゴが光りだした。
「お!生まれるぞ」
ノンとセイ達は初めてポケモンが生まれる瞬間に興味心身だった。
そして、タマゴからニャルマーが生まれた。
「う~わ、ニャルマーだ」
「ニャル」
ニャルマーはノンに近づいてきた。
「ノン、今日からノンのポケモンだ」
「私のポケモン?」
「ああ、大事にするんだ」
「うん」

  • スレ3-131
  • 愛しい貴方と共に ソラの成長
  • 09/02/06 21:26:41
ノンのニャルマーが生まれてから3ヶ月になった。
「おいで、ニャルマー」
「ニャル」
ノンとニャルマーはすっかり仲良くなった。
すると、ピカチュウ達がパチリスを追いかけているの見つけた。
「ピカピカ」
「チュパア」
パチリスはピカチュウ達の木の実を横取りをして追いかけられていた。
「ニャルマー」
「ニャル」
ニャルマーは電光石火でパチリスに追いつき捕まえた。
「チュパ」
パチリスは観念したのか口から木の実を出してピカチュウ達に返した。
その頃、ヒカリ達は
「ソラ、頑張って」
ソラが自力で立てる練習を見ていた。
暫らくして、ソラは立って歩いた。
「ソラ、凄いわ、こんなに早く歩けるようになるなんて!」
「ああ、ソラちゃんはセイ君達より早いわ」
するとソラはヒカリに近づいてきた。
するとソラの口が開き
「マ・・マ」
「え!?ソラもう1回言って」
「ママ」
ヒカリは嬉しいあまりソラに抱きついた。
「嬉しいよ、ソラ」
「良かったわね、ヒカリ、ソラちゃんも喋れるようになって」
「うん」

  • スレ3-133
  • 愛しい貴方と共に 妹
  • 09/02/07 23:28:33
マイが生まれてから半年後
「ヒカリ、スポンジケーキは焼けたわ」
「うん、ありがとう、ノゾミ」
「ヒカリ、フルーツの準備も出来たわ」
「うん、じゃあ、そろそろ仕上げしましょ」
「ピカピ」
「ポチャ」
ヒカリ達はケーキの仕上げを始めた。
そして、ケーキが出来た、その時
「甘くて、美味しい!」
「ソラ!」
ソラがケーキの残ったフルーツやクリームをつまみ食いをした。
「ソラ、駄目でしょ、勝手に食べちゃ」
「だって、美味しそうだったから」
ソラはシュンとなった。
「もういいわ、お兄ちゃん達と遊んできなさい」
「うん」
ソラは直ぐに元気になり外へ向かいセイ達と遊んだ
夜になりクリスマスパーティをした。

  • スレ3-134
  • 愛しい貴方と共に
  • 09/02/08 21:30:21
クリスマスから6ヵ月後
マイが生まれてから1年になり、ソラも行動力も増していった。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、あそこにポケモンがいるよ」
ソラは崖の下に指を指してセイとアイに教えはしゃいでいた。
「本当だ、あのポケモンは何だろ?」
「たぶん、エアームドだよ」
セイ達は顔を崖から顔を出した、その時、地震が起きた
「何だ!!」
「「お兄ちゃん!!」」
アイとソラは怖がってしまいセイに抱きついた、すると地面が割れて
セイ達は崖から落ちてしまった。
「セイ、アイ、ソラ!!」
サトシがリザードンに乗りセイ達を受け止め、家に戻った。
サトシはセイ達を降ろして
「何で、崖の近くにいたんだ!」
サトシは怒りながらセイ達に言い、セイ達は
「崖の近くにポケモンがいたんだ」
「それで、私達崖にいたの」
「パパ、ごめんなさい」
セイ達はサトシに謝り、サトシは
「そうか、良いんだ、分かってくれたんなら」
サトシはにこやかな顔をした。
「パパ」
「でも、これからは崖に近寄らないこと、分かった?」
「「「うん」」」

  • スレ3-136
  • 愛しい貴方と共に セイとアイの為に
  • 09/02/09 21:53:26
セイとアイの誕生日の1週間前、サトシはシゲルに会いに行き研究所へ
向かった。
研究所にチャイムを鳴らした。
「やあ、サトシ」
出てきたのはケンジだった。
「ああ、シゲル居るか?」
「居るよ、案内するよ」
サトシはケンジに案内され、シゲルの居る部屋に案内された。
「久しぶりだね、サトシ」
「ああ、久しぶり、シゲル」
サトシは近くのソファに腰をかけ、シゲルに話しかけた。
「シゲル、頼みがあるんだ」
「頼み?」
「ポケモンのタマゴが欲しいんだ」
「タマゴを!?」
「1週間後にセイとアイの誕生日にポケモンをあげようと思うんだ」
「でも、何でポケモンをあげようと思ったんだ?」
「前にノンがニャルマーのタマゴを世話をしたことがあるだろ、セイ
がポケモンが欲しいと言っていたんだ、それに、セイ達、結構危なか
しいんだ、俺が付いていたんだが、俺もポケモンの世話で忙しいんだ
だから、セイ達にポケモンに見張ってもらおと思っているんだ」
「分かった、そう言う事なら、僕も協力しよう」
「ありがとう、シゲル」
「ケンジ、あのタマゴを持ってきてくれ」
「分かった」
ケンジは部屋を出てタマゴを持って戻ってきた。
「サトシ、すまないが、今あげられるタマゴは一つしかないんだ」
「良いよ、シゲル」
サトシはタマゴを受け取り家を帰ろうとした。
「サトシ、ノンの事も頼む」
「ああ、分かってるよ、ケンジもたまにはノゾミとノンに家族サービス
しろよ」
「ああ」

  • スレ3-138
  • 愛しい貴方と共に セイのポケモン
  • 09/02/10 20:52:07
サトシがタマゴを貰ってから1週間後
サトシはヒカリ達に内緒でタマゴの世話をしていた。
「この調子なら今日の誕生日は生まれそうだな」
サトシは早く生まれてくる事楽しみにしていた時
「ピカピ?」
「ピカチュウ!」
サトシの後ろからピカチュウ達が居た。
ピカチュウ達はサトシの腕にあった、タマゴを見ていた。
「これはセイとアイの誕生日に渡そうと思っているんだ」
「ピーカ」
「だから、生まれるまでヒカリ達に黙っていてくれ」
「ポッチャマ」
ピカチュウ達は分かったと言った。
すると、タマゴが光りだした。
「生まれる!」
「ミミ!」
「チュパ!」
しばらくしてタマゴからナエトルが生まれた。
「ナゥ!」
ナエトルが生まれた、その時、外からポフィンの匂いがしてきた。
「ナーウォ!」
ナエトルはポフェンの匂いに釣られ家の中へ入っていた。
「お、おい!ナエトル」
「ピカピ」
サトシとピカチュウ達はナエトルの後を追いかけた。
ナエトルは家に入ったら丁度ポフィンが出来上がった所だった。
「う~わ、ママ、見てポケモンだよ」
セイ達はナエトルの周りに集まってサトシが戻ってきた。
「サトシ、このナエトルまさか?」
「ああ、そうだ、俺が世話したタマゴから生まれたんだ」
「そうだったんだ」
サトシはヒカリ達に説明をした。
「ナーウォ!」
「もしかして、お腹が空いたんじゃない?」
「セイ、ポフィンをあげてくれ」
「うん」
セイはポフィンをナエトルにあげた、ナエトルは美味しそうに食べた。
サトシはナエトルを持ち上げて
「セイ、アイ、お前達のナエトルだ」
「え?本当!」
「本当なの、パパ」
「本当だ」
ナエトルはセイに懐いてしまったようだった。
「お兄ちゃん、私は良いから、お兄ちゃんがナエトルのパートナーに
なって」
「ありがとう、アイ」

  • スレ3-140
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/02/11 20:50:17
セイとアイの4歳の誕生日から6日後
サトシは今まで子育ってで結婚記念日にヒカリに何も祝っていない事
を悩んでいた。
サトシはリビングに向かった。
「ヒカリ、結婚記念日にどこか行かないか?」
「セイ達の事もあるから、行くのは無理よ」
サトシは思っていたどうりヒカリはセイ達の事で行くのは無理だと言
い出した、しかし、隣でサトシとヒカリの会話を聞いた、ノゾミとハ
ルカは
「ヒカリ、セイ君達は私達が見ておくからサトシと一緒に行って来な」
「でも」
「ヒカリ、結婚記念日ぐらいゆっくりしてきて」
「ありがとう、ノゾミ、ハルカ」
ヒカリはノゾミとハルカに感謝をして、明日の結婚記念日を楽しみにし
ていた

翌日
サトシとヒカリは家の外に出ていた。
「パパ、ママ、ソラも連れて行って」
ソラは自分も行きたいと言い出した。
「ごめんね、ソラ、今日はパパとママの大事な日なのだから、お兄ちゃ
ん達と一緒にお家でお留守番してね」
「だけど」
ソラはまだ納得していないようだったが
「ソラ、今日はパパとママは僕達の世話をしてくれたんだ、パパとママを
休ませてあげよ」
「セイ」
「うん、分かった、ソラお留守番してる」
「ありがとう、ソラ」
ソラはセイに説得され納得した。
「セイ、アイソラとマイを頼むぞ」
「うん、分かった」
アイはマイを抱いてサトシの言うこと聞いた。
「ピカチュウ達もセイ達を頼むぞ」
「ピカピ」
「ポチャ」
「じゃあ、ノゾミ、ハルカ、セイ達を頼むな」
「ああ、後は任せて楽しんできな」
「ありがとう、ノゾミ」
サトシとヒカリは二人に感謝をしてトキワシティへ向かった

  • スレ3-141
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/02/12 21:13:25
家を出てから1時間後、二人はトキワシティに到着した。
「ねえ、サトシ、あのお店に入ろ」
ヒカリはサトシの手を引っ張り店へ入ろうとした。
「おい、ヒカリ、そんなに引っ張らなくても」
ヒカリはサトシを連れて店に入り店の品物を見て
「ねえ、サトシ、コレ可愛くない」
ヒカリはピカチュウとポッチャマの形したペンダントをサトシに見せ
た。
「お!良いなこのペンダント」
「ねえ、サトシ、このペンダントセイとアイにあげようよ」
「そうだな、ソラとマイの面倒を見てもらっているんだ、買ってやろ
うぜ」
サトシはペンダントの代金を払い二人は次の店に行き、ポケモン達の
道具や服を買い夕方の4時半になっていた。
「ねえ、サトシ、食事は何処にするの?」
「トキワシティで有名なレストランだ」
「本当!楽しみ」
サトシとヒカリはレストランに着き、店の中に入った。
「う~わ、綺麗なお店ね」
「ああ、予約したかいがあったよ」
二人は注文をして、暫らくして料理が持ってこられた。
「う~わ、美味しそうだわ」
「じゃあ、食べようか」
サトシとヒカリは料理を食べていき、料理を食べ終わった後、持って
こられたのはワインだった。
「このレストランはワインが美味しいんだ」
「そうなの」
ヒカリはワインを飲んだことが無かった、サトシはグラスにワインを
入れ始めヒカリに渡した。
「ヒカリ、一口でいいから飲んでみろ」
「うん」
「じゃあ、乾杯」
グラスが響きサトシとヒカリはワインを飲んだ
「あ!美味しい」
サトシとヒカリはワインを飲み終わり、レストランを出た、すると、
ヒカリがサトシに向って倒れた
「ヒカリ!!」
サトシはとっさにヒカリを受け止めた。
「眠いわ、サトシ」
ヒカリはワインを飲んだせいか眠ってしまった。
「仕方ない」
サトシはヒカリを背負いながら家に帰っていった。
家に帰っている途中、ヒカリがつぶやいた。
「サトシ、愛している」
サトシはヒカリの寝言を聞いて
「俺も愛しているぜ、ヒカリ」

  • スレ3-143
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/02/13 20:49:59
サトシはヒカリを背負い家に向ってから1時間後、サトシは家に着き
ドアを開けた。
「ただいま」
「「「おかえり、パパ」」」
出迎えてくれたのはセイとアイ、ソラだった。
「ねえ、ママはどうしたの?」
「ママはちょっと疲れて寝ちゃたんだ、だから、ママを起こさないでく
れよ」
「うん、分かった」
すると、セイ達の後ろからノゾミとハルカが来た。
「おかえり、サトシ」
「ヒカリはどうしたの?」
「実はワインを飲んで眠ってしまったんだ」
「そうなの」
「あ!そうだ、お土産だ」
「え、お土産!」
「やった、ねえ早くお土産」
「そう急かすなよ、ソラ、今渡すから」
サトシは手に持っていた、包みをソラに渡した。
「これ何?」
「ケーキだ、皆の分があるからな」
ソラはケーキを持って行きサトシはヒカリを寝室まで連れて行き服を着替えさ
せリビングへ降りてきた。
「ねえ、パパ、食べていい?」
「ああ、いいぞ」
セイ達はケーキを器に乗せてテーブルにつき食べ始めた。
「「「「「美味しい」」」」」
セイ達は声を重ねサトシはセイ達が喜ぶのを嬉しそうだった。
「セイ、アイ、今日ソラとマイを面倒見てくれたから、パパとママから
プレゼントだ」
サトシはピカチュウとポッチャマのペンダントを渡した。
「「ありがとう、パパ、大事にするよ(わ)」」
「ああ、大事にしてくれ」
今度はノゾミとハルカに向き
「ノゾミ、ハルカ、今日セイ達の面倒を見てくれたお礼だ」
サトシはレストランで飲んだワインを渡した。
「え、こんな高そうなワインを貰って良いの?」
「ああ、良いよ、セイ達の面倒を見てくれて助かったよ」
「じゃあ、ありがたく貰っておくよ」
ノゾミとハルカはノンとミドリを連れて帰っていきサトシはセイ達を寝
かしつけ眠った

  • スレ3-150
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/02/15 20:31:31
結婚記念日の翌日
「う~ん、もう朝なのね」
ヒカリは朝の日差しで目を覚ましリビングへ下りていった。
「うん!何かしらこれ?」
ヒカリはテーブルにあった包みと手紙を見つけ包みを開けた。
「これ、ペンダント」
包みの中にはハート型のペンダントでヒカリは手紙を読み始めた。
‘ヒカリへ
どうかな俺からの結婚記念日のプレゼントは?
本当は昨日に渡すつもりだったが、ヒカリが疲れて眠ってしまって
渡せなかったよ。
ペンダントの中には俺達の家族の証がある、愛しているぜヒカリ
サトシより
ヒカリは手紙を読み終わり、ペンダントの中を開けた、その中は家族
の写真があり、ヒカリはペンダントを首にかけサトシに感謝をした。
それ以降、ヒカリはペンダントを首にかけるようになった

  • スレ3-152
  • 愛しい貴方と共に 仲間の再会
  • 09/02/16 19:27:33
セイとアイの誕生日から1ヵ月後
「羨ましいわ」
「何がだ?」
「セイとアイの髪が癖毛にならないのが羨ましい」
「何だ、そんな事か」
「そんな事て失礼しちゃう」
「ごめん」
サトシはシュンとなり、ヒカリに謝った。
「分かったならよろしい」
ヒカリはある事を思い出した。
「そういえば、ソラは私と一緒で癖毛になりやすいの」
「だったらさ、ソラの髪型をツインテールにしたらどうだ?」
「それは良いアイディアね」
ヒカリは早速ソラを呼び髪型をツインテールにした。
「可愛いわよ、ソラ」
ヒカリは髪止めにミミロルの耳のフワフワを使った。
「ありがとう、ママ」
その頃、サトシはノゾミ達が来て話をしていた。
その時、(ピン~ポン)と鳴りサトシは玄関へ向った。
「は~い、今出ます」
サトシは扉を開けてサトシは驚いた
「タケシ、カスミ」

  • スレ3-153
  • 愛しい貴方と共に 設定
  • 09/02/16 19:41:04
注意:サトシとヒカリの結婚式の時の年齢です。
・タケシ(23)
シンオウの旅が終わったときニビジムに戻り、ムノーがジローを連れ
て修行に行ってしまったのでジムリーダーに戻る。
弟達の世話をしているため家事全般できる。
サトシにポケモンの世話を教えった。

・カスミ(18歳)
サトシの昔の旅仲間
現在ハナダジムのジムリーダー



セイのナエトル
性格は真面目でセイ達が危険な場所へ行こうとすると必至で止める
大食いで食べ物には目が無い
時々、ドダイドスからセイ達を守るために技を教えてもらっている

ノンのニャルマー
性格はおっとりでノンには人一倍甘える
電光石火を使える

  • スレ3-156
  • 愛しい貴方と共に 仲間との再会
  • 09/02/17 21:19:57
「タケシ!、カスミ!」
「久しぶりだな、サトシ」
「本当に久しぶりだな、タケシ、カスミ、さあ中に入ってくれ」
サトシはタケシとカスミを中へ招き入れた。
「お、ノゾミとハルカも居たのか」
ノゾミとハルカは声がした方を振り向き
「タケシじゃない、久しぶり」
「ああ、久しぶりだな、ノゾミ」
「あ!カスミもいたの」
「ええ、ハルカも元気そうね」
サトシ達は話をしているとヒカリや子供達がやってきた。
「あら!タケシじゃない」
「お、ヒカリ久しぶりだな」
ヒカリはタケシの後ろに居た、カスミに気付き
「あの、そちらは?」
「ああ、紹介するよ、ヒカリ昔俺と旅をしたカスミだ」
「あなたが、カスミさん!初めまして、ヒカリです、カスミさんの事
をサトシから旅の話をしていたので前からお会いしたかたです」
「此方こそ、初めまして、サトシと結婚したあなたに会いたかったわ」
ヒカリとカスミは話をし始めた、その時
「ねえ、パパ、この人たちは?」
「ああ、パパが昔一緒に旅をした仲間だ」
セイ達がサトシにタケシとカスミについて聞いてきた。
「お前達の子供か、良く似ているな」
「ああ、俺達の子供だ、まず息子のセイ、娘のアイ、ソラ、マイだ」
「セイ君とアイちゃんは双子?」
「ああ、そうだ」
サトシ達は子供たちを紹介していき、タケシがある事を提案した。
「なあ、サトシ、久しぶりにバトルやらないか?」
「お、それは良いな、じゃあ、早速やろうぜ」
「いや今回はタッグバトルでやろうと思っているんだ」
「タッグって言っても相手が」
「俺はカスミと組む、サトシはヒカリと組めば良いんじゃないか?」
「私も久しぶりにバトルやりたいからやりましょ」

  • スレ3-159
  • 愛しい貴方と共に タッグバトル
  • 09/02/18 21:04:31
サトシ達はバトルをするため庭に出た。
「タケシ、バトルのルールは?」
「お互いのポケモン1匹ずつをだし、2匹とも戦闘不能にしたら勝ちでどう
だ」
「いいぜ」
「じゃあ、まず俺達からだ、行け、ハガネール」
「私はサニーゴよ」
タケシはハガネール、カスミはサニーゴを繰出してきたが、突然アイが
怯え始めた。
「ピカピ!」
ピカチュウはアイを心配して近づいたらアイがピカチュウを抱きしめた。
すると、それを見ていたサトシは
「タケシ!早くハガネールを戻してくれ」
「わ、分かった」
タケシはハガネールをボールに戻した。
「ありがとう、タケシ」
「サトシ、アイちゃんに何かあるのか?」
「実は・・」
サトシはアイがバンギラスに襲われた事とポケモンを怖がる理由を話した。
「今は俺達のポケモンにはある程度慣れたんだが、まだ恐怖心があるんだ
だから、他のトレーナーのポケモンや野生のポケモンにはまだ、襲われた
恐怖心が襲われるんだ」
「そうだったんだ、アイちゃん、ごめんな」
タケシはアイに謝った。
「セイ、ちょっとマイを頼むね」
「うん」
ヒカリは抱いていた、マイをセイに抱かせサトシの隣に立った。
「私はポッチャマで行くわ、頼むわよポッチャマ」
「ポッチャマ」
ポッチャマは任せろと感じで言った。
「ポッチャマ、頑張って」
セイ達も応援し始めた。
「じゃあ、俺はどうしようか」
サトシはどのポケモンにするか悩んでいた時、リザードンが前に出てきて
自分がやると言う感じであった
「じゃあ、俺はリザードンで行く」
タケシはボールを出して
「頼むぞ、グレッグル」
「グェッグル!」
サトシ達はポケモンを出した、するとノゾミが
「私が審判をやるわ」
「ああ、頼むぞ」
ノゾミは両者の真ん中に立ち
「試合始め」

  • スレ3-163
  • 愛しい貴方と共に タッグバトル
  • 09/02/19 20:59:23
リザードン、グレッグルに火炎放射!」
「ゴォォォッ!」
「ポッチャマ、サニーゴにバブル光線」
「ポッチャマー」
サトシとヒカリは先制して技を出した、するとタケシ達は
「グレッグル、かわして、リザードンに毒づき」
「サニーゴ、ミラーコート」
グレッグルは火炎放射をかわし、サニーゴはバブル光線をミラーコート
で跳ね返した。
「リザードン、受け止めろ」
「ポッチャマ、バブル光線」
リザードンはグレッグルの毒づきを受け止め、ポッチャマはミラーコー
トで跳ね返したバブル光線にバブル光線をぶつけ爆発した。
「投げ飛ばして、ツバメ返し」
リザードンはグレッグルを投げ飛ばし、ツバメ返しを繰り出した。
「サニーゴ、リザードンにとげキャノン」
サニーゴはリザードンにとげキャノンを発射して、リザードンに直撃して
リザードンは地面に着地して膝を着いた
「リザードン、大丈夫か?」
「ゴォォ!」
「ポチャ」
ポッチャマはリザードンを心配して近づいた。
「さすが、ジムリーダーだけの事はある」
「ええ、手ごわいわ」
「パパ、ママ、頑張って!!」
「リザードンとポッチャマも頑張って!!」
「セイ、ソラ!」
「サトシパパ、ヒカリママもっと綺麗な技をやって!」
「ポッチャマ、頑張って」
「ノンちゃん、ミドリちゃん」
「ヒカリ、此処まで応援されたんだ絶対勝つぞ!」
「うん!」

  • スレ3-164
  • 愛しい貴方と共に タッグバトル
  • 09/02/19 21:27:12
すると、リザードンの周りから赤いオーラを出した。
「何、あれ!?」
「猛火だ!」
「よし、リザードン、グレッグルに火炎放射」
「ゴォォォッ!」
「そうわさせないわ、サニーゴグレッグルの前に出てミラーコート」
サニーゴは火炎放射をミラーコートで跳ね返そうとしたが
「サニー!」
凄まじいパワーでミラーコートでを破られグレッグルも巻き込まれた。
「グレッグル!!」
「サニーゴ!!」
「よし、ヒカリこれで決めるぞ」
「うん!」
「リザードン、オーバーヒート!」
「ポッチャマ、バブル光線!」
「ゴォォォッ!(ポッチャマー!)」
オーバーヒートとバブル光線がグレッグルとサニーゴに当たり、渦を
巻く水と合わさり
「「炎と水のフュージョンだ(よ)」」
そして、爆発を起こし、グレッグルとサニーゴは目が渦を巻いていた。
「グレッグル!」
「サニーゴ!」
「グレッグル、サニーゴ戦闘不能、サトシヒカリペアの勝ち!」
「「やった!」」
二人は喜びお互いハイタッチをした。
「「「パパ、ママ、凄い」」」
セイ達がサトシとヒカリに集まり喜んだ。
「サトシ、ヒカリ、俺達そろそろ帰るな」
「え!?、まだ、居ても良いんじゃないか?」
「気持ちは嬉しいけど、長くジムを空けていると挑戦者が待ちくらべてし
まうから」
「そうか、それなら仕方ないな、元気でなタケシ、カスミ」
「ああ、サトシ達も元気でな」
「ええ、近くに来たら寄らせてもらうわ」
「ええ、私はいつでも来てもいいわ、それと」
カスミはヒカリの耳元で
「サトシをその気にさせた話も聞きたいわ」
「え!?」
ヒカリは顔を赤くなりカスミは笑って帰っていた。

  • スレ3-167
  • 愛しい貴方と共に 思い出
  • 09/02/20 21:03:20
タケシとカスミが来た翌日
「あ、これって?」
セイ達はサトシ達の旅をしていた頃の写真を見つけた。
「もしかして、パパとママ?」
「間違いないよ、だってピカチュウとポッチャマも写っているよ」
「ねえ、この写真をサトシパパ達に見せに行こう」
「うん」
セイ達は写真を持ってサトシ達の所へ行った。
「パパ、ママこの写真」
セイがサトシとヒカリに写真を見せサトシ達は
「お!これはシンオウを旅していた頃の写真だ」
「本当ね」
「ピ~カ」
「ポ~チャ」
サトシとヒカリはシンオウの旅を思い出していた。
「ねえ、パパ、ママ旅の話をして」
「うん、どうしようか」
サトシが悩んでいるとノゾミとハルカが
「ねえ、その話私達も聞かしてよ」
「そうだよ、二人がどうやって出会ったのかも知りたいかも」
ノゾミとハルカも聞きたい言い出してきた。
「分かった、聞かしてやるよ」
「「「「「やった!」」」」」
セイ達は喜んだ
「話が長くなると思うからお茶を用意するわ」

  • スレ3-170
  • 愛しい貴方と共に 思い出
  • 09/02/21 20:53:12
ヒカリはテーブルにお茶を置きマイを抱きながら座った
「じゃあ、まず、何処から話をしたら良いのかな?」
「パパとママが出会った話を聞きたい」
ソラがサトシとヒカリに出会い話を聞きたい言い出しサトシは
「分かった、じゃあ俺とヒカリが出会った話をしよう」
サトシは少しの間黙り口を開いた
「俺はバトルフロンティアを制覇した後、シンオウ地方に向ったんだ
シンオウ地方に着いた瞬間、ピカチュウがロケット団に奪われたんだ」
「ロケット団?」
「そうか、セイ達はロケット団は知らなかったな、ロケット団はピカチ
ュウを狙い続けていた悪者なんだ」
「そうなんだ」
「ほら、今テレビに映っている3人が元ロケット団なんだ」
サトシが指を指したほうにはニャース達が映っていた。
「え!本当にあの人たちがピカチュウを狙っていたの?」
「サトシ、ロケット団の話は良いから、早く続けて」
「あ、すまない、俺はロケット団を追ったんだが理由は分からないが突
然ロケット団が乗っていた気球が爆発したんだ」
「それで、ピカチュウはどうなったの?」
「ピカチュウは爆風で森に落ちたんだ」
「ピカチュウも大変だったんだ」
「ピーカ」
ピカチュウは首に縦に振った。
「その頃、私はポッチャマを貰って自転車で森の中を走っていたの私の
目の前にミノムッチが居てゲットしようとしたんだけど、逃げられて
しまったの、その時、傷ついたピカチュウが現れたの」
「その時のピカチュウがパパのピカチュウだったのね」
「ええ、私はそうと知らずにピカチュウをゲットしようとバトルを
したんだけどピカチュウの10万ボルトを当たったポッチャマが自転車に
ぶつかって壊れちゃったの」
「え、ヒカリも自転車を壊されたの?」
「も、てことはハルカも自転車を壊されたの!?」
ヒカリとハルカは自転車を壊された話をしているとピカチュウが
「ピーカ」
「ミミ」
ピカチュウは落ち込んでしまいミミロルが慰めていた。
「ごめんね、ピカチュウ、壊したこともう怒っていないから」

  • スレ3-173
  • 愛しい貴方と共に 思い出
  • 09/02/22 22:27:25
「ねえ、その後どうなったの?」
ソラが早く話の続きが気になりヒカリに言ってきた。
「あ、ごめんね、それでピカチュウは逃げようとしたんだけど、そこに
ロケット団が現れてピカチュウを奪うとしよとして、私はピカチュウ
を助けたの」
「へえ~、ヒカリも中々やるね」
「うん、あの時ただ見ているのも嫌だったから」
ヒカリはピカチュウを助けた時心境を語った。
「ピカチュウをポケモンセンターに連れて行ったの、ピカチュウが元気
になった後にナナカマド博士からピカチュウのトレーナーが見つかった
と聞いて私はピカチュウをトレーナーに返そうと思ってトレーナーを
探したの」
「それで、パパとママは出会ったわけね」
「うん、出会ったのは出会ったんだけど途中ロケット団が現れてまたピカ
チュウを奪うをとしたの今度はピカチュウは奪われてしまって、しかも
ポッチャマも傷ついてしまって私もピンチだと思ったわ、そこに現れたのが
サトシだったわ」
「「パパ、カッコイイ!」」
アイとソラに言われてサトシは頬が赤くなった。
「サトシはピカチュウを取り返そうと体を張ってピカチュウを助けたのよ」
「サトシはいつもそうだったわ」
ハルカがホウエンやカントーで旅をしていた頃の思い出していた。
「私はサトシと一緒に旅をしたい思ったの、サトシと一緒に旅をしたら
ポケモンについていっぱい教えてくれると思ったの」
「ヒカリ」

  • スレ3-175
  • 愛しい貴方と共に 思い出
  • 09/02/23 20:53:52
「そして、旅をしている内に私はサトシに対して恋心が芽生えたの、
もっとも私自身も気付いていなかったわ」
「じゃあ、いつ気付いたの?」
「それは、エイチ湖の辺で・・」

それは、6年前
「ねえ、サトシキッサキジム頑張ってね」
「ああ、絶対次のバッジもゲットしてやるぜ」
サトシとヒカリはバトルの特訓の為エイチ湖へ向かっていた。
「それにしてもヒカリ、何で髪型をツインテールなんだ?」
「イメチェンよ、たまには髪型も変えて特訓も良いと思わない?」
「ああそうだな」
サトシとヒカリはエイチ湖に着いた。
「う~わ、綺麗な湖ね、ねえサトシ」
「ああ、そうだな、じゃあ始めるぞ、ピカチュウ」
「ピカ」
「こっちも始めるわよ、ポッチャマ」
「ポチャ」
サトシとヒカリはバトルをしようと準備をしようとした時
「何だ?」
「ヘリの音だわ」
ヘリはエイチ湖に着陸して人が出て来た。
「あいつらは!」
「ギンガ団!」
サトシはヒカリはギンガ団を止めるためヘリに向かい
「あいつらは!」
マーズがサトシとヒカリに気付き一人でサトシ達の前に立ち塞がった。
「鋼鉄島の借りを返させてもらうわ」
マーズはブニャットを出してきた。
「望むところだぜ、行くぞピカチュウ」
「ポッチャマ私達もやるわよ」
「ポチャ」
二人は戦闘状態に入ったが
「今日は私が相手するんじゃないわ」
「どう言う事だ!」
「ブニャット、女に催眠術」
ブニャットはヒカリに催眠術をかけた。
「ヒカリ!!」
「さあ、こっちに来なさい」
「・・はい」

  • スレ3-177
  • 愛しい貴方と共に 思い出
  • 09/02/24 21:08:23
ヒカリがマーズの隣に行ってしまい
「ヒカリ、しっかりするんだ、ヒカリ!!」
「うふふ、無駄よ、私のブニャットの催眠術はそう簡単に解けないわ
そして、私の人形になったわけ」
「ふざけるな!!ヒカリを返させてもらうぞ!」
サトシはピカチュウとポッチャマを指示しようとした時
「そんなに返して欲しければ、この子と戦いなさい」
「何!?」
「そしたら、返してあげるわ、さあ戦いなさい」
「はい」
マーズの指示でヒカリはモンスターボールを取り出しエテボースを繰出
した。
「エテボース・・ピカチュウにスピードスター」
「ウホ!?」
エテボースは明らかに混乱したが、ヒカリの指示に従った
「ピカチュウ・・アイアンテールだ」
「ピカ!」
ピカチュウはアイアンテールでスピードスターを打ち落としサトシは
ヒカリとエテボースを傷付けないように戦ったが
(終わったようだわね)
マーズは別のギンガ団が何かの作業が終わりマーズはブニャットを出し
「追いかけられても困るから、ブニャット女に切り裂く」
マーズはブニャットに切り裂くを指示を出しヒカリを襲うとした、その時
「止めろ!!!」
サトシがヒカリを抱き寄せ、サトシは背中を切り裂かれ
「ぐは!!」
背中から血を流しながら倒れてしまい
「サトシ?・・サトシ!!」
ヒカリは催眠が解け倒れたサトシを抱き起こした。
「サトシ!しっかりして、サトシ!!」
「ピカピ!!」
「ポッチャ!!」
「ウホウホッ!!」
ピカチュウ達もサトシを心配してサトシの元へ行った。
「女には外したか、まあ良いわこれで追ってこれないわ」
マーズはその場を離れようとした時
「待ちなさい!!」
ヒカリはマーズを倒そうと戦闘に入ろうとしたが
「良いのかしら、私と戦っても?」
「どう言う事?」
「ブニャットの爪にハブネークの毒を塗ってるの」
「え!?」
「だから、時間が経てばどうなるか分かっているでしょ」
ヒカリはサトシが段々息遣いが荒くなるのを気付きマーズはその場を
後にヘリに乗りエイチ湖から離れていった。

  • スレ3-179
  • 愛しい貴方と共に 思い出
  • 09/02/25 20:43:05
「サトシ、しっかりして」
ヒカリはサトシの傷にマフラーで止血をした。
「早く町に戻らないと」
ヒカリはモンスターボールを取り出し
「出てきて、マンムー」
ヒカリはマンムーを使って早く町に戻ろうとしたが
「マンムーお願い、私達を乗せて町まで行って!」
だが、相変わらずマンムーはヒカリの言う事を聞かなかった。
「お願い!マンムー、サトシを助けたい!だから・・だから今は私の
言う事を聞いて!!!」
ヒカリは目に涙が流しながら叫んだ、そしてマンムーはヒカリの叫ぶ
姿をみてマンムーはしゃがんだ。
「マンムー!?」
「マンムー」
マンムーは乗れと言っている様であった。
「ありがとう!!マンムー」
ヒカリはマンムーに感謝をしてピカチュウ達と一緒にサトシをマンム
ーの背中に乗り
「お願い、マンムー!」
「マンムー!!」
マンムーは猛スピードで町に向った。
そして、町のポケモンセンターに着き
「ありがとう、マンムー戻って」
ヒカリはマンムーをボールに戻しポケモンセンターに入った。

「サトシ」
サトシは手術室に運ばれヒカリはガラス越しでサトシの手術を見ていた
「私のせいでサトシが・・」
「ピカピカ、ピカピ、ピカ」
ピカチュウは自分を責めるヒカリを見て、ヒカリのせいじゃないと言っ
ている様であった。
「ありがとう、ピカチュウ」
ヒカリはピカチュウを抱き寄せ手術室を見ていた。
そして、ジョーイさんが出てきて
「ジョーイさん、サトシは、サトシは!!」
「大丈夫ですよヒカリさん、サトシ君は無事です」
「良かった」
ヒカリは笑みを浮かべた。
そして、後ろからベットで眠っているサトシをラッキー達が押して来た。
「サトシ」
ヒカリはサトシの隣に行った
「ヒカリさん、サトシ君は暫らくは熱を出すかもしれません」
「え!?どう言う事ですか?」
「毒は全て抜きましたが、僅かですが毒が残っています」
「そんな」
「でも大丈夫です、2、3日経てば毒は完全になくなります」
「本当ですか!」
「ええ、だから看病をしてください」
「はい!」

  • スレ3-181
  • 愛しい貴方と共に 思い出
  • 09/02/26 21:13:07
「そうか、そんな事があったのか」
タケシにエイチ湖の出来事を話をした。
「うん、サトシが庇ってくれなかったら私が怪我をしていたわ」
ヒカリは話をしながら寝ているサトシの汗を拭いた。
「ヒカリ、少し休んだ方が良いんじゃないか?」
「うんうん、サトシが苦しんでいるのに私が休めないよ」
「そうか、分かったでも無理はするなよ」
「うん、ありがとうタケシ」
タケシは部屋を出ていきヒカリはサトシのおでこに乗っていたタオル
を水に冷やしおでこに戻した。
「サトシ、早く元気になって」
ヒカリはサトシの手を握りサトシに元気になるように祈った。
それから3日後
サトシは3日も意識は取り戻せなかったがヒカリの看病のかいもあり
熱は下がっていた。
「サトシ、お願い目を覚まして」
ヒカリはサトシの手を握りサトシの目を覚ますのを待っていた、そして
「サトシ!?」
ヒカリは微かに手が揺れたのに感じて
「ヒカ・・リ」
サトシは喋りゆっくりと目を開いた。
「サトシ!!」
ヒカリはサトシに抱きつき
「ヒカリ!いきなりなにするんだ」
しかし、ヒカリはサトシに抱きついたまま眠ってしまった。
「ヒカリはお前が寝ている間3日も寝ずに看病していたんだぞ」
「タケシ!」
「サトシいい加減、ヒカリの気持ちに答えてやれよ」
「・・・」

「それで俺は初めて俺はヒカリの存在が仲間以上になったんだ」
「へえ、鈍感なサトシがね~」
「鈍感てどう言うことだ!」
「さあね」
ハルカはサトシがヒカリを仲間以上の存在になるのに驚いていた。
「だけど、私達お互い恥かしくなって中々言い出せなかったの、それで
私が思いきって告白したの」
「告白された後に俺はシンオウリーグに優勝したんだ」
「どちらかと言うと愛の力で優勝したんじゃないの?」
「「!!!」」
サトシとヒカリは顔を真っ赤になり恥かしそうにしていた

  • スレ3-183
  • 愛しい貴方と共に アイとソラの好奇心
  • 09/02/27 21:39:56
サトシとヒカリが思い出話を話してから翌日
「ねえ、お姉ちゃんママが着ているのこれ、何だろ?」
「うん、どれ?」
ソラはある写真を見せて
「ううん、私も分からないよ」
「そうだ、直接ママに聞こう」
「うん、そうしよう」
アイとソラは写真を持ってヒカリの所へ行った。
そのころ、ヒカリは
「ピカピカ」
ピカチュウはヒカリの所に食器を持ってきた
「ありがとう、ピカチュウ」
ヒカリはピカチュウ達に手伝ってもらい、マイをあやしていた。
「「ママ」」
アイとソラは声を揃えてヒカリの所へやってきた
「何?アイ、ソラ」
「ねえ、ママ、写真に写っているママが着ている服は何?」
ヒカリはソラが出した写真を取り見た。
「ああ、これは結婚式の時に着ていたウエディングドレスだわ」
ヒカリは懐かしそうに写真を見ていた。
「ウエディングドレスがどうしたの?」
「見ていたら何だかソラも着たいと思ったの」
「アイもなの?」
「うん」
「ううん、アイとソラにはまだウエディングドレスは早いわ、だけど
ドレスが着たいんだったら、ママが作ってあげるわ」
「「本当!」」
「うん」
「「やった」」
アイとソラは大声を出して喜んだがマイが驚いてしまい泣き出してし
まった

  • スレ3-185
  • 愛しい貴方と共に マイとパチリス
  • 09/02/28 20:02:09
ヒカリがドレスを作ると言い出した、次の日
「アイ、ソラ、ちょっと来て」
「「は~い」」
ヒカリはドレスを作るためアイとソラを呼んだ。
「何、ママ」
「アイとソラのドレスを作るからどの色にするのか決めて」
ヒカリは色んな色の布を出した
「ソラはこの色!」
「私は白!」
ソラはピンク、アイは白を選び、ヒカリは選んだ布を取りアイとソラ
のサイズを分かった。
「じゃあ、今から作るからもう良いわ」
「「うん」」
アイとソラは部屋を出ていき、ヒカリはピカチュウ達に話をした。
「本当、アイとソラはおしゃれ好きだわ、そう思うでしょ?」
「ピカピカ」
「ポッチャ」
ピカチュウ達も‘そうだね‘と言っている様であった。
「パチリス、ちょっとお願いがあるんだけど?」
「チパ?」
「ドレスを作っている間だけマイの面倒を見てくれない?」
「チパ!」
パチリスは嫌だと首を横に振った。
「そこをお願い、パチリス、見てくれたらポフェンをあげるから」
「チパ~」
パチリスは渋々ヒカリのお願いを聞き入れマイの所へ向った。
マイはパチリスを見るなり抱きついてきた。
「チパ!」
マイはパチリスに一緒に遊ぼうという仕草をしてパチリスはマイと一
緒に遊んだ。
そして、ヒカリが二人の様子を見に来たときは、マイがパチリスに
抱きついたまま眠っていた。
「うふふ、気持ち良さそうに寝ているわ」
ヒカリは二人に布を被せた

  • スレ3-186
  • 愛しい貴方と共に ドレス
  • 09/03/01 20:35:55
ヒカリはマイとパチリスに布を被せた後部屋へ戻りドレス作りを再開
した。
「あと少しだわ、頑張ろう」
ヒカリはもう直ぐ出来るドレスに仕上げにかかったが
「あ、いけない!ご飯の用意していなかったわ」
ヒカリはご飯の用意が出来ていないのに気付き台所へ行こうとしたが
「ピカ」
「ポチャ」
「ミミ」
「ベイ」
「ピカチュウ、ポッチャマ、ミミロル、ベイリーフ!」
ピカチュウ達がヒカリの前に立ち何かを語った
「ポチャポチャポチャポーチャ」
「ピカピカピカチュウ」
「もしかして、ご飯の用意をしてくれるの?」
ピカチュウ達はヒカリにドレスを作り続ける為にピカチュウ達がご飯
の準備をすると言い出した。
「本当!じゃあ、お願いするわね」
「ミミ」
「ベイ」
ピカチュウ達は台所へ行き晩御飯の用意をし始めた。
「ピカチュウ達も頑張ってくれんだから、私も頑張るぞ」
ヒカリはドレス作りを再開した。
それから30分後
「出来た!」
ヒカリはアイとソラのドレスが完成した、そしてドレスを持って台所
に向った。
そこには、ピカチュウ達は料理をある程度作っていたのでヒカリは驚
いた。
「ピカチュウ達、凄いわ、此処まで料理が出来るとは思わなかったわ!」
ヒカリの言葉にピカチュウ達は照れた。
「後は私がやるわ、ピカチュウ達はアイとソラを呼んできて」
「ピカ」
「ポチャ」

  • スレ3-188
  • 愛しい貴方と共に ドレス
  • 09/03/02 20:33:42
「ピカピ」
「ポチャ」
ピカチュウ達はアイ達を呼びに行き
「ピカチュウ、ポッチャマ、どうしたの?」
「ピカピ」
「ポッチャ」
ピカチュウとポッチャマはアイとソラのスカート引っ張り家に指を指
した
「もうしかして、ドレスが出来たの?」
「ピカ」
ピカチュウは首を振りアイとソラは家に急いで向った。
「「ママ!」」
「アイ、ソラ、どうしたの?」
「ママ、ドレスは?」
「ああ、それなら、こっちよ」
ヒカリは一旦料理を止めアイとソラを連れて部屋へ入った。
「はい、アイとソラのドレスよ」
ヒカリはドレスをアイとソラに渡した。
「「ありがとう、ママ」」
二人はそう言うと早速、着ている服を脱いでドレスを着た。
「良く似合っているわよ、アイ、ソラ」
アイの白いドレスは子供と思えない大人びた感じが出ていた、ソラの
ピンクのドレスは子供らしさが出ていた
「ねえ、ママこれからもドレスを作ってくれる?」
「ええ、良いわよ」
「「やった」」
二人は喜び、サトシとセイに見せに向った、そしてヒカリは台所へ戻
り料理を再開した。
アイとソラはサトシとセイに見せてサトシに似合っていると言われて
喜んだ、そして、日が落ちてくる頃にサトシ達は家に戻った
「あ、お帰り、ご飯で出来ているわよ」
サトシ達はテーブルに就いた
「今日はピカチュウ達が作ってくれたから助かっちゃたわ」
「へえ、そうなんだ、じゃあ、いただきます」
サトシ達は料理を食べ始めた
「美味しい、ピカチュウ達が作ったとわ思えないぜ」
「私も正直、驚いたわいつの間にか作り方を覚えていたのよ」

  • スレ3-190
  • 愛しい貴方と共に サトシとヒカリ
  • 09/03/03 20:26:23
ヒカリがアイとソラのドレスを作った、その夜
ヒカリは眠っているセイ達を見てある事を考えていた。
「ねえ、サトシ」
「うん、何だ?」
ヒカリは眠ろうとしたサトシに考えていたことを話かけた。
「セイ達も大きくなったら、旅に出てしまうのかな?」
「たぶん、旅に出るだろ、それがどうしたんだ?」
サトシがヒカリの方に向くとヒカリは何だか悲しそうな顔をしていた。
「私、セイ達が旅に出てしまう事を考えると寂しい気持ちになるの」
ヒカリがセイ達が旅に出てしまう事で離れてしまうのが嫌だった、それ
をみたサトシは
「ヒカリ、確かにヒカリの寂しい気持ちは俺にも分かる、だけど、セ
イ達が旅に出たいと言っても止めるのか?」
「うんうん、セイ達の意思で旅に出るんだったら止めないわ、旅に出て
色んな経験をして欲しいと思っているの」
それを聞いた、サトシは
「そうか、なら良いんだ、俺はてっきりセイ達を旅をさせないつもりだ
と思っていたんだ」
「サトシ、酷い、私がそんなことするはずないでしょ」
ヒカリは頬を膨らませてサトシに怒った。
「はは、ごめん、ごめん、お詫びに」
サトシはヒカリの顔をに近づけた
「!!!」
二人の唇が重なり二人は目を閉じ数秒して唇を離した
「酷い、いきなりキスするなんて!」
「たまには良いだろ」
二人は暫らく話をして
「ヒカリ、もし、セイ達が旅に出る時は喜んで出してやろうぜ」
「うん」

  • スレ3-192
  • 愛しい貴方と共に 手伝い
  • 09/03/04 20:54:52
タケシとカスミが遊びに来てから3ヵ月後
マイは喋るようになり活発になってきた。
「マイ、ソラ、ちょっと待つんだ」
セイとアイはソラとマイの後を追っていた。
「だって、あそこにポケモンがいるの」
「だから、近くまで行きたいの」
ソラとマイはセイ達の言うことを聞かずにポケモンを追いかけて行っ
た。
「どうしよう、お兄ちゃん?」
セイは少し考えてある事を思いついた
「ナエトル、ソラとマイの足を止めてくれ」
「ナエ~」
ナエトルは素早くソラとマイの前に止まり二人が動きが止まりセイと
アイはソラとマイの手を掴んだ。
「つかまえたぞ、ソラ」
「もう、心配ばかりさせないで、マイ」
二人はソラとマイに注意をして
「「ごめんなさい」」
ソラとマイは素直に謝り家に戻った。

「パパ、ママ、ソラとマイを連れてきたよ」
「ありがとう、セイ」
「それじゃ、やるかヒカリ」
「うん、アイ、マイ、ちょっとママに付いて来てくれる?」
「うん、良いけど」
アイとマイはヒカリに連れられて風呂場に向った。
「じゃあ、セイ、ソラはパパに付いてきてくれ」
「うん、分かった」
サトシはセイとソラを連れて庭にある小屋に向った。

  • スレ3-200
  • 愛しい貴方と共に 手伝い
  • 09/03/05 22:15:03
サトシはセイとソラを連れて小屋に着いた。
「ねえ、パパ、今から何するの?」
「ポケモン達にシャワーを浴びさせるんだ」
「シャワー?」
「1ヶ月に1回はポケモン達を洗ってやっているんだ、今回はセイ達に
も手伝ってもらうと考えているんだ」
「私、やりたい、やりたい」
ソラは元気良く返事をして、セイも返事をした。
暫らくするとポッチャマとミミロルがやってきた。
「ポチャ」
「ミミ」
「お!来たな、ポッチャマもミミロルも手伝ってきくれ」
「ポッチャマ」
「ミミ」
ポッチャマとミミロルはサトシを手伝いホースを外に持っていった。
「お~い、皆、シャワーだぞ」
サトシは庭に向って大声で喋った、するとポケモン達が一斉にサトシ
の所に集まった。
「すまないが、体が小さいと鳥ポケモンはヒカリの所で洗ってもらっ
てくれ、炎、岩、地面、大きいポケモンは此処で洗うから此処にいてく
れ」
サトシの指示に従い体が小さいと鳥ポケモンはヒカリの所に向った。
「ねえ、パパ、もしかして、アイの事を気にして、大きいポケモンを
此処で洗うんでしょ」
「よく分かったな、セイ、アイにはまだ大きいポケモンは苦手だからな
だから、ヒカリの所で手伝わしたんだ」
言いながらポケモン達を洗う道具を用意した。
「じゃあ、並んでくれ」
ポケモン達は一列に並んだ
「じゃあ、パパがポケモン達に水をかけるからセイとソラはポッチャ
マとミミロルと一緒に濡れた場所を拭いていってくれ」
「分かった(うん、分かった)」
「ミミ」
「ポッチャ」

  • スレ3-203
  • 愛しい貴方と共に 手伝い
  • 09/03/06 20:46:05
サトシはセイ達と一緒にポケモンを洗っている頃、ヒカリ達は
「さあ、今から洗うから並んで」
ヒカリの言葉に従いポケモン達は並んだ。
「まずは、フシギダネ、こっちにきて」
「ダネ」
フシギダネはヒカリの側に来た。
「お湯をかけるからね」
ヒカリはフシギダネにお湯をかけ、ピカチュウとパチリスがフシギダ
ネをスポンジで洗った。
「気持ちいい?」
「ダ~ネ」
フシギダネを洗い終わりアイとマイがフシギダネを拭こうとしたとき
「ダネフシ!」
「ちょっと、マイ、そんなに強く拭いたら駄目よ!」
マイが強く拭いていたのを見てヒカリは止めさせた。
「ごめんなさい」
「いい、ポケモンを拭く時は優しく拭くの」
ヒカリはタオルを取りフシギダネを優しく拭いていきフシギダネは気持
ち良さそうな顔をしていた。
「すごい」
「分かった、ポケモンを拭く時はこんな感じでやるのよ」
ヒカリはアイとマイに任せた後、次のポケモンをお湯をかけていき
順調にポケモン達を洗い終わった。
「ふ~後はピカチュウとパチリス、今、洗うわ」
「ピカ」
「チュパ」
「ねえ、ママ、私にピカチュウを洗わして」
「マイもパチリスを洗いたい」
「う~ん、アイとマイに任せるのは、あ!そうだ、もうすぐ夕方にな
るからパパ達と一緒にお風呂に入ってその時にピカチュウ達と一緒に入
りなさい」
「「わかった」」
暫らくしてサトシとセイとソラが戻ってきてピカチュウ達と一緒に入る
準備をした

  • スレ3-204
  • 愛しい貴方と共に お風呂
  • 09/03/07 18:21:24
ヒカリはサトシにセイ達がピカチュウ達を洗いたいと言ってた事を話
した。
「という訳でセイ達の事を見ていてね」
「ああ、分かった」
ヒカリは食事の準備のためその場から離れ、サトシは風呂場に向った
「セイ、アイ、ソラ、マイ、ピカチュウ達と仲良く入るんだぞ」
「「「「は~い」」」」
セイ達はピカチュウ達と一緒に風呂場に入った。
「セイ、先にピカチュウ達と洗うからな」
「は~い」
「ピカチュウ、今から綺麗にするね」
「ピカ」
アイはピカチュウにお湯をかけてスポンジでピカチュウの身体を洗い始
めた。
「チャア~」
ピカチュウは気持ち良さそうに鳴きアイはもう一度お湯をかけた。
「ピカチュウ、どう、綺麗になったでしょ?」
「ピカピカ」
ピカチュウは身体を洗い終わると湯船に入った、ポッチャマ達も綺麗に
なった後、湯船に入った。
「入る前に身体を洗うんだぞ」
「「「「は~い」」」」
セイ達は自分達で身体を洗い始め、マイはサトシが洗うのを手伝い洗い終
わるとセイ達も湯船に入った。
「どうだ、今日の手伝った感想は?」
サトシはセイ達に手伝ったことを聞いてきた。
「面白かった、最初はちょっと嫌だったけどポケモン達が喜ぶ姿を見て手伝っ
て良かった」
「私もピカチュウ達が喜ぶ姿を見て嬉しかった」
セイとアイがそれぞれ今日の感想を語った。
「ねえ、パパ、マイにポケモンのお世話のやり方を教えて」
マイが突然サトシに話しかけた。
「え!良いけど、何で急に?」
「マイは今日ポケモンのお世話をするのが嬉しくなったの、パチリスが喜んで
くれて、嬉しかったの、だからお願い、パパ」
「分かった、ポケモンの世話の仕方を教えよう」
「やった!」
マイは喜びパチリスに抱きついた。
お風呂からサトシ達の楽しそうな声が聞こえてきた。
「何だか楽しそうな声がするわね、ベイリーフ」
「べ~イ」

  • スレ3-206
  • 愛しい貴方と共に パートナー
  • 09/03/08 17:00:15
セイ達が始めてポケモン達を洗った、その夜
ヒカリはセイ達とピカチュウ達を寝かしつけて近くにあったソファー
に腰をかけた。
「あ、これは!」
ヒカリはソファーにあったアルバムを見つけ見始めた。
「何、見てんだヒカリ?」
サトシがヒカリがソファーで何かを見ているのかを聞いてきた。
「これは、セイ達のアルバムよ」
「アルバムか俺にも見せてくれ」
サトシはヒカリの隣に座り一緒にアルバムを見た。
「あ、サトシ、この写真セイとアイが初めてハイハイが出来た頃の写
真よ」
「本当だ、あの頃は俺達の後を必至にハイハイしてたな」
サトシとヒカリはセイ達の赤ちゃんの頃の思い出にはしゃぎ始め、ヒ
カリがある事をサトシに聞いてきた。
「ねえ、サトシ、私がお腹の中に妊娠していると聞いた時はどうだっ
た?」
「あの時は、ヒカリと結婚できただけでなく俺とヒカリの子供が出来
たのは本当に嬉しかった」
「サトシ」
ヒカリはサトシの肩に顔を乗せた。
「もし、サトシと出会わなかったら、トップコーディネーターにはなれな
かったわ」
「俺だって、ヒカリが居たからこそシンオウリーグには優勝できなかった」
サトシもヒカリの存在が大切だと伝えた。
「私達、これからもずっと一緒にいようね、サトシ」
「ああ、俺達は最高のパートナーだ」

  • スレ3-208
  • 愛しい貴方と共に ノンの才能
  • 09/03/09 21:10:04
セイたちがポケモン達を洗ってから1ヵ月後
クリスマスの前日
「ねえ、セイ、私が描いたニャルマーだよ」
ノンは自分が描いたニャルマーの絵をセイに見せた。
「すごいよ、ノン本当にニャルマーにそっくりだ!」
「えへへ、ニャルマーも頑張ってくれたの、ねえニャルマー」
「ニャル」
ニャルマーはノンに近づいてノンが抱きしめた。
「ねえ、ノン、俺のナエトルも描いてくれるか?」
セイは抱いてナエトルを描いてくれと言って来た。
「良いよ、任せて」
「ありがとう、ノン」
セイはナエトルを降ろした
「良いか、ナエトル、描き終わるまで動かないで」
「ナエ」
「じゃあ、今から描くわね」
「うん、良いよ」
ノンは鉛筆を持ち紙に描き始めた
そして、1時間後
「出来たわよ、ナエトルもう動いて良いわよ」
「ナ~エ」
ナエトルは疲れてしまい倒れた。
「ナエトル、大丈夫か?」
「ナエ」
「ごめんな、俺の我侭に付き合ってくれて」
「ナエ」
ナエトルは笑顔で気にしていないという顔をした。
「セイ、ナエトルの絵よ」
ノンはセイに描いた紙を渡した、そこにはナエトルそっくりの絵が描い
ていた。
「すごい、ナエトルそっくりだ、ナエトル見てみろ」
「ナエ!」
「セイ、その絵セイにあげるわ」
「え!良いの?」
「ええ、良いわよ」
「やった、大事にするよ、ノン」
「うん」
ノンの頬が薄ら赤くなったのをセイは気付かなかった

  • スレ3-210
  • 愛しい貴方と共に 成長の喜び
  • 09/03/10 19:17:43
クリスマスの日、セイ達はクリスマスパーティを楽しんだ後、疲れて
眠ってしまっていた。
「もう、ノンはこんな所で寝て」
ノゾミがノンを抱きかかえった、その時
「あ、ノゾミ、ハルカ、良かった今日は止まっていかない?」
「え?だけど、サトシ達に迷惑をかけてしまうわよ」
「良いよ、今は外は大雪だし、構わないぜ」
外は大雪で外に出られそうも無い状況だった。
「じゃあ、お言葉に甘えちゃうかも」
「それより、セイ達を俺達の寝室で寝かせよう」
サトシ達は寝室に子供達を寝かせ、ピカチュウ達にも疲れて寝室で眠
ってしまった。
「ごめんね、ノンの為に寝室を使わしてもらって」
ノゾミは申し訳なさそうな顔をしてサトシとヒカリにあやまった。
「別に良いわよ、ノゾミ、子供達を起こすのが嫌だったから寝室を使
ったのよ」
「それよりも俺達はリビングで寝ることになるぞ」
サトシ達は布団を持ってきてリビングに敷いた。
サトシ達は布団に入り子供達の話を始めた。
「昨日、セイがノンから貰った絵を見せてもらったが凄かったぜ、ま
るでケンジが描いたのと変わりなかったぜ」
「ノンは毎日ケンジから絵の描きかたを教わっているんだ」
「へえ~、ノンちゃんがそんなに絵が上手だったとわ知らなかったか
も」
「ねえ、ノゾミ、もしかしてノンちゃんはセイの事が好きだと思うわ」
「え!ノンがセイ君を好きになったの!?」
「ええ、昨日、ノンちゃんが絵をあげた後、頬が赤くなっていたわ」
「本当!それで、セイ君はどうしたの?」
「それが、セイは全く気付いていなかったわ、サトシと一緒で鈍感だっ
たわ」
4人はセイとノンの話を始めて、暫らくして、4人とも眠ってしまった。

  • スレ3-211
  • 愛しい貴方と共に パーティの招待
  • 09/03/11 11:30:15
クリスマスから1ヵ月後
ヒカリは郵便受けの中に葉書が着ているのに気付き手紙を取り出した。
「サトシ、葉書が来ているんだけど」
「俺に!何て書いているんだ?」
ヒカリは葉書を見て驚いた。
「サトシ、パーティの招待状よ!」
「パーティの招待状?誰からだ?」
「えっと、タマランゼ会長からよ」
「タマランゼ会長から!」
「うん、何でも優秀なポケモントレーナーやポケモンコーディネータ
ーを集めたパーティだしわ、私も招待されているわ」
「へえ、面白だな、一緒に行こうぜヒカリ」
「だけど、セイ達はどうするの?パーティは招待された人だけしか入
れない様よ」
「そうか、セイ達を置いて行くのは不安だな、パーティは諦めよう」
「そうね」
二人の話が終わった時、ベルが鳴りヒカリは玄関に向った。
「ヒカリちゃん、お久しぶり」
「お母様!」
そこにはハナコが久しぶりにサトシ達に会いにきた
「ハーブを沢山採りすぎちゃっておすそ分けに来たわ」
「ありがとうございます、お母様、中に入ってください」
ヒカリはハナコを家に招きいれ、お茶を用意した。
「あら、これは」
ハナコは近くにあった葉書に気付き読んだ。
「あ、それパーティの招待状なんだ」
「パーティの招待状ね、サトシとヒカリちゃんは行くの?」
「そうしたいんだけど、セイ達を置いて行くのは不安で行かないと思っ
ているんだ」
サトシとヒカリの話を聞いたハナコはある提案をした。
「私がセイちゃん達の面倒を見るから、サトシもヒカリちゃんも行って
くると良いわ」
「え!だけど、お母様に迷惑がかかります」
「良いのよ、ヒカリちゃん、たまには息抜きも必要よ」
「ありがとうございます。お母様、お言葉に甘えさせてもらいます」

  • スレ3-213
  • 愛しい貴方と共に パーティ
  • 09/03/12 10:29:23
翌日、ノゾミとハルカもパーティの招待されていた。
「すみません、ハナコさん、ノンを預かってもらって」
「良いのよ、ノゾミちゃん、子供達は私に任せてパーティを楽しんで
きてね」
「ありがとうございます」
ノゾミとハルカもノンとミドリをハナコに預けることになった。
サトシ達は出かけよとした、その時
「パパ、ママ、ソラも連れていて」
ソラがサトシとヒカリから離れたくなかったのか連れて行くように頼
んだ
「ごめんね、ソラ、皆を連れて行きたかったんだけどパーティは招待
された人しか入れないの」
「でも」
「ソラちゃん、パパとママは毎日、ソラちゃんやセイちゃん達のお世
話しているのよ、今日だけパパとママをゆっくりさせて欲しいの」
ハナコがソラに今日だけ二人っきりさせようと説得をした。
「分かった、ソラお留守番する」
「ありがとう、ソラ」
ヒカリはソラの頭を撫でた
「じゃあ、母さん、帰りは明日になるからそれまで子供達を頼む」
「ええ、分かったわ」
「じゃあ、言ってきます、お母様」
「行ってらっしゃい」
「ピカピカ」
「ポチャ」

  • スレ3-215
  • 愛しい貴方と共に パーティ
  • 09/03/13 09:39:50
家を出てから1時間後、サトシ達はパーティ会場の近くまで行くため電
車に乗っていた。
「セイ達大丈夫かしら?」
ヒカリは預けたセイ達が心配であった。
「大丈夫だ、母さんが居るし、それとピカチュウ達もいるんだ、心配
ないぜ」
「そうね」
そんな事を話しているとパーティ会場の近くに着き、サトシ達は歩い
て会場まで向っていた。
「ねえ、サトシ、パーティ会場のある場所ってセキエイ高原て確かサ
トシが初めてリーグ戦に出た場所よね?」
「ああ、そうだ、もっとも負けたけどな」
「確かリザードンが言うことを聞いてくれなくて負けちゃったんよね」
「あの頃の俺は未熟だったからな、リザードンが言うことを聞くよう
になるまで苦労したよ」
「ねえ、その話聞かせてよ、サトシ」
ヒカリがリザードンの話を聞きたいとサトシに言ってきた。
「また今度な」
「分かった」
暫らく話をしながら歩いていくとセキエイ高原に着いた。
「ここがセキエイ高原」
「広いわ」
ヒカリとノゾミは初めて見るセキエイ高原に驚いている頃
「久しぶりにセキエイ高原に着たかも」
「ああ、本当に久しぶりだ」
サトシとハルカは懐かしがっていた。

  • スレ3-216
  • 愛しい貴方と共に パーティ
  • 09/03/14 01:15:42
サトシ達はパーティに着る服を選び、パーティ会場に向った。
「ねえ、サトシ、このドレスどう?」
ヒカリは着ている赤いドレスをサトシに見せた
「似合っているぜ、ヒカリ、やっぱりヒカリは赤が良く似合うよ」
「本当、嬉しい」
サトシとヒカリは二人の世界に入っていた。
(ああ、二人の世界に入っているわね、ノゾミ)
(本当に仲良すぎるよ、あの二人)
ハルカとノゾミは呆れ顔で二人を見ていた。
そして、パーティ会場に着き、扉を開けると
「う~わ、凄く広いわ」
「ねえ、あそこに居るのはトップコーディネーターのマリナさんじゃ
ない!」
ハルカが指を指した方には報道人に囲まれながら質問に答えるマリナ
の姿があった。
「すご~い、有名なマリナさんに会えるなんて」
「私、後でサイン貰っちゃお」
ヒカリとハルカがそんな事を話していると
「ピカ」
「ピカチュウ!」
そこには前髪が出ているピカチュウがいた
「前髪が出ているピカチュウ!もしかして!」
「そうだよ、サトシ」
サトシ達の前に現れたのはサトシの元ライバルであるヒロシであった。
「ヒロシ、久しぶりだな!」
「ああ、最後にあったのはジョウトの渦巻き列島だったよね」
サトシはヒロシと話をして、ヒカリ達に紹介した
「紹介するよ、俺の元ライバルでセキエイ大会で俺を破ったヒロシだ」
「初めまして、ヒロシです」
「此方こそ、初めましてヒロシさん」
「ヒロシさんはちょっと恥かしいからヒロシで良いよ」
「じゃあ、ヒロシ、そのピカチュウはヒロシのポケモン?」
「ああ、名前はレオンなんだ」
「へえ、レオンか良い名前だわ」
「ピカピカ」
レオンは褒められて照れてしまった。
「ところでサトシ、君のピカチュウは?」
「ああ、今日は家で留守番しているんだ」
「そうか、会えると思ったんだがな」
「ピーカ」
「それだったら、今度マサラタウンに来いよ、ヒロシ」
「ああ、必ず行くからな」

  • スレ3-218
  • 愛しい貴方と共に パーティ
  • 09/03/14 21:53:02
暫らく、ヒロシと話をしていると司会者らしき人が現れた。
「ええ、お集まりの皆さん、タマランゼ会長の登場です!」
司会者の言葉でタマランゼ会長が現れ拍手が鳴った。
「ほほ、お集まりの皆さん今回のポケモントレーナーとポケモンコー
ディネーターの集まったパーティは如何でしたでしょうか?トレーナ
ーとコーディネーターが交流することで何か新しい事が見つかるでし
ょ」
タマランゼ会長の話が暫らく続いた
「そこで、パーティの最後に二人一組でダンスを踊ってもらおと思い
ます」
「ダンス!」
「もちろん、やりたくない人は踊らなくても構いません、では、ダン
スを踊る人は中央に集まってください」
司会者の言葉で踊る人が集まった
「ねえ、サトシ一緒に踊ろう!」
「ああ、踊ろうぜヒカリ」
サトシとヒカリは踊るため中央に向った。
「それでは、音楽スタート!」
音楽が流れ踊り始めた
「サトシ、私の動きにあわして」
「こうか?」
サトシはヒカリの動きに合わしながら踊っていた。
「そうそう、合っているわ、サトシ」
そんな事を話をしていた。
「サトシ、私をエスコートをして」
ヒカリはサトシに甘えてきた。
「あ、あ、分かった」
すると、サトシはヒカリをエスコートを始めて踊りは終わった。
その後、ヒロシはサトシ達と話しをしてまた旅に出ていた。
サトシ達はヒロシと別れてホテルへ向った

  • スレ3-220
  • 愛しい貴方と共に ノゾミの恋
  • 09/03/15 21:57:04
サトシ達はホテルに着き、部屋へ向い、部屋の中に入ると
「すまないけど、ちょっと疲れたから寝るよ」
「分かったわ、サトシ」
サトシは4つのベットの一つに潜り眠ってしまった。
「ねえ、私達はバルコニーで話をしましょ」
ハルカがバルコニーに行きヒカリとノゾミもバルコニーに向った。
テーブルににお菓子を置きヒカリ達は色々喋り始めた。
「サトシ、すっかり眠っているわね」
ノゾミの言葉でヒカリとハルカはサトシを見った。
「パーティの時にワインを飲んでいたから酔っているのかもよ」
ヒカリはサトシの事を話をするとノゾミはちょっと悲しそうな顔をし
ているのをヒカリとハルカが気付いた。
「ノゾミ!どうしたの?」
「昔の事を思い出していて」
「昔?」
「実はあたし、サトシの事が好きだったんだ」
「え!?」
ノゾミがサトシが好きだった事を聞いてヒカリとハルカは驚いた。
「初めて出会った時は、コンテストを軽い気持ちでいたと思い込みサ
トシに厳しい態度をとったけどバトルをしてサトシの良さが良く分か
ったんだ、その後にサトシの事が好きだったんだと気付いたんだ」
「ノゾミ」
「そして、グランドフェスティバルの終わった後サトシに告白をしよ
うとしたけど、その時、ヒカリがサトシに告白をしている所を見てし
まったんだ、その時にサトシはヒカリが大事なんだと知って告白をや
めたんだ」

  • スレ3-222
  • 愛しい貴方と共に 親友
  • 09/03/16 21:00:40
「ノゾミ、ごめんなさい」
「どうして、ヒカリが謝るのよ」
ヒカリが突然謝るのにノゾミは戸惑ってしまった。
「ノゾミがサトシの事が好きだった事を知らないで私・・私は」
ヒカリはノゾミの事を考えずに告白をしてしまった事に涙が出てしま
った。
「ヒカリ、泣かないで確かにヒカリが告白したのはショックだったけ
どもう気にしていないわ、それに、サトシと出会った事でケンジと出
会ってノンが生まれて、私は幸せよ」
「ノゾミ」
「だから、ヒカリ、サトシと幸せになるのよ」
「うん、ありがとう、ノゾミ」
ヒカリはノゾミに感謝をした。
「ノゾミ、ハルカ、実はサトシが首にかけているペンダントに私達の
写真が入っているのよ」
「「え!!」」
ヒカリは寝ているサトシの首からペンダントを取りノゾミとハルカに
皆が写っている写真を見せた
「きっと、サトシは皆家族だと思うんだわ」
「サトシ」
ノゾミとハルカはサトシが家族と思っている事に心のそこから喜んで
いた、すると、ヒカリがある事を言い出した。
「また、サトシに頼もうかな」
「何を頼むの?」
「赤ちゃん作ろうとお願いしようと思っているの」
「「え!!」」
ヒカリの発言にノゾミとハルカは驚いた。
「ヒカリ、また赤ちゃんを作ろうとしているの」
「実は私、子供は5人欲しいと思っていたのよ」
「ヒカリ、まだセイ君達が小さいのよ、また、赤ちゃんを作ったら大
変よ」
「大丈夫、大丈夫、赤ちゃんを作る時はセイ達が大きくなってからす
るつもりよ」

  • スレ3-225
  • 愛しい貴方と共に リザードン
  • 09/03/17 20:35:33
次の日、サトシ達はセイ達の為にケーキを買い列車で帰る途中であっ
た。
「ねえ、昨日言っていた、リザードンの話を聞かせて」
ヒカリはリザードンの話を聞きたいらしくサトシにお願いした。
「分かった、何処から話をして欲しい?」
「リザードンとサトシが初めて出会った時からお願い」
「分かった、俺がリザードンと出会った時はヒトカゲだったんだ、だ
けど、ヒトカゲはある人物に捨てられたんだ。身勝手な理由から」
「身勝手な理由?」
サトシの言葉にヒカリ達は首を傾げた。
それはいったいどんな理由なのかと。
「俺が初心の頃に峠から決して離れないヒトカゲと出会ったんだ、俺
はヒトカゲをゲットしようとしたんだけど、ヒトカゲはボールには入
らなかったんだ、まるで誰かを待っているかのように居たんだ」
「・・・」
ヒカリ達は黙ってサトシの話を聞いていた。
「その後、俺達は近くのポケモンセンターに向ったんだ、着いた時は
雨が降り出してきたんだ、俺達はヒトカゲを心配していた、そんな時
に「弱っちぃヒトカゲを捨てた」と聞こえたんだ、俺達はヒトカゲが
捨てられたんだと知り、タケシと俺はヒトカゲの所へ向ったんだ」
「それで、ヒトカゲは如何していたの?」
「俺達がヒトカゲの元に着く頃には尻尾の炎は消えかけ、寒いのかブ
ルブルと震えていたんだ、俺とタケシはヒトカゲの炎を消えないよう
にポケモンセンターまで向ったんだ、次の日にヒトカゲは何も言わず
に出て行ってしまったんだ、俺達はヒトカゲの事心配しながらも次の
目的地に向ったんだ、だけど、また、ロケット団が現れてピカチュウ
を連れて行かれるときに助けたのがヒトカゲだったんだ」
「なんか良い話かも」
「だけど、ロケット団がヒトカゲの事を叫んでいたのを、何処かで聞
き付けたトレーナーが俺達の前に現れたんだ、そして、そいつはヒト
カゲに自分の所に戻ってくるように告げるんだ」
「本当に身勝手すぎるわ、そんな奴にトレーナーをやる資格ないわ」
ノゾミが怒りながらそのトレーナーの事を非難した。
「だけど、ヒトカゲは拒み“かえんほうしゃ”を放って追い返したんだ」
「ヒトカゲも中々やるわね」
「その後にヒトカゲが俺達と付いて来たいらしく俺はゲットしたんだ」

  • スレ3-226
  • 愛しい貴方と共に リザードン
  • 09/03/18 21:19:34
「へえ、思い切ったことしたわね。ヒトカゲ」
「ああ、俺もあの時はヒトカゲが凄いと思ったよ、だけど、進化して
からは言うことを聞いてくれなかったよ」
サトシはヒトカゲが進化した後の話を始めた。
「ヒトカゲがリザードから進化してから言うことを聞かなくなってし
まったんだ」
「なんで、言うことを聞かなくなったの?」
ノゾミがリザードがなぜ言うことを聞かなくなったわけを聞いてきた。
「あの頃の俺はトレーナーとして未熟だったんだ、だからリザードも
言うことを聞かなくなったんだと思う」
サトシはリザードの言うこと聞かなくなった頃を思い出していた。
「あの時は本当に大変だったよ、リザードンに進化しても言うことを
聞いてくれなかったよ」
「じゃあ、何時から言うことを聞いてくれたの?」
今度はヒカリが聞いてきた。
「言うことを聞いてくれたのはオレンジ諸島を旅していた頃にあるト
レーナーにバトルを申し込まれて俺は受けたんだ、相手はニョロボン
を出してきたんだ、それで俺はリザードンを出したんだ」
「相性が悪いリザードンを出したの!」
「まあ、サトシは相性は関係ないわね」
「まあ、それは置いといて結局、俺は負けてリザードンは氷付けにな
ってしまったんだ」
「え!あのリザードンが」
サトシの言葉にヒカリ達は驚きの声を上げた。
「ああ。それからリザードンを寝ずに看病したんだ」
「サトシらしいわ」
「だけど、あの時は大変だったよ、冷えきった身体を手で擦る。手が
腫れ上がったんだが俺は構わずにひたすら擦り続けたんだ、そして、朝
になった時、ロケット団がリザードンを奪おうと現れたんだ、俺は必至
でリザードンから離れないようにしたんだ、そしたら、リザードンは
言うことを聞いてくれたんだ」
「良かったわね、サトシ」
「でもサトシの無茶加減にリザードンが折れたのかも」
「それはあり得るね」
「なんだよ、その言い方は。ハルカ、ノゾミ」
サトシが唇を尖らせていると、ハルカとノゾミは謝る。
「でも今はすごい懐いてるわよね」
「ホント、熱烈よね」

  • スレ3-228
  • 愛しい貴方と共に 帰り
  • 09/03/19 21:09:02
リザードンの話を話し終わった直ぐに目的地の駅に着きサトシ達はマ
サラタウンに向っていた。
「セイ達、大人しくしているかしら?」
「大丈夫だと思うぜ、ヒカリ、セイとアイがしっかりしているから
ソラやマイの面倒を見てくれてと思うぞ」
「そうね、だったら、早く帰りましょ」
ヒカリはサトシの手を引っ張りマサラタウンに向った、ノゾミとハ
ルカはサトシとヒカリの後を追いかけた。
サトシ達はマサラタウンに着き家に着き玄関を開けた。
「ただいま」
「「「「お帰りなさい」」」」
セイ達がサトシ達を出迎えてくれソラとマイがサトシとヒカリに抱き
ついてきた。
「もう、ソラとマイは甘え坊さんね」
ヒカリはマイをサトシはソラを抱き上げ、後ろからハナコとピカチュ
ウ達が出てきた。
「お帰りなさい」
「ピカピ」
「ポッチャ」
「あ、お母様、セイ達の面倒を見てくれてありがとうございます。」
それ続くかのようにノゾミとハルカもハナコに感謝した。
「良いのよ、私もセイちゃん達の面倒を見れて嬉しかったから」
「そうだ、皆にお土産よ」
「「「「「「お土産!」」」」」」
「ケーキよ」
「「「「「「やった!」」」」」」
セイ達はケーキの入った箱を持ちリビングに行き箱を開けて、ハナコ
がお皿を用意してケーキをお皿に移してセイ達渡した。
「美味しいよパパ、ママ」
セイ達はケーキを食べて喜ぶ姿を見てサトシ達は喜んだ。
暫らくして、ハナコは帰っていた

  • スレ3-230
  • 愛しい貴方と共に 真夏日
  • 09/03/20 18:49:45
パーティから7ヵ月後、この日は日差しが強くサトシ達は暑そうにして
いた。
「暑い」
「暑いわね」
サトシ達はあまりの暑さに辛そうだった。
「ピ~カ」
「ポッチャァ」
ピカチュウ達も暑さには辛そうだった。
「ねえ、サトシこの暑さどうしたらいいのかしら?」
「う~ん」
サトシは考え始めてしまい黙ってしまった。
「そうだ、海に行って涼もうぜ」
「良いわね、久しぶりに海に行きましょ」
「私も賛成」
「私も」
ヒカリ達は海に行くのに賛成をした。
「それで、何時行くの?」
「明日はどうだ」
「あ、その日はケンジは来れないわ」
「どうしてだ?」
「明日、新人トレーナーが来るから今日から泊り込みなんだ」
「そうか、じゃあ、ケンジはなしで俺達で行こうぜ」
「ああ、ケンジに悪いけどね」

  • スレ3-231
  • 愛しい貴方と共に 海水浴
  • 09/03/21 20:08:01
翌日、サトシ達は近くの海に向っていた。
「ねえ、パパ、海に着いたら泳ぎ方を教えて」
「ああ、良いぜ、海に着いたら教えてやるからな」
「うん、ありがとう、パパ」
そんな会話をしながら海に向っていた。
そして、海に着きサトシ達は水着に着替え、海に入ろうとしていた。
「よし、皆出て来い!」
サトシはモンスターボールを投げるとラプラス、ゼニガメ、ワニノコ
が出てきた。
「みんなも一緒に海を楽しもうぜ」
「クゥゥゥ」
「ゼ二」
「ワニワ」
ラプラスは久しぶりの海に喜んでいた。
「ラプラス、楽しそうね、サトシ」
「ああ、ラプラスは元々海で生活をしているからな」
ラプラスの事を言っているとセイがサトシの手を引っ張った。
「ねえ、パパ泳ぎを教えて」
「ああ、そうだったな、じゃあ、始めようか」
「やった!」
サトシとセイは海に入り泳ぎを教え始めた、そして、ヒカリ達はアイ
達と一緒に楽しみ始めた。
「クゥゥゥ」
ラプラスが弱めの水鉄砲をアイ達当てた。
「ハハ、やめてよ、ラプラス」
「ラプラス、背中に乗せて」
「クゥゥ」
ラプラスはアイ達を乗せてじゃれ始めた。
「ラプラス、アイ達に人気ね」
「ああ、サトシのラプラスはアイちゃん達に優しいからね」

  • スレ3-238
  • 愛しい貴方と共に 海水浴
  • 09/03/22 20:45:32
しばらくしてセイは泳げるようになりアイ達と一緒に遊び始めた。
「セイ、すっかり泳げるようになったわね」
「ああ、早くコツを掴んだんだ」
サトシ達は暫らく話をしていると「きゃあ!」と声が聞こえた
「パパ、ママお姉ちゃんとお兄ちゃんが」
ソラが指を指したほうを見るとセイとアイが流されていた。
「セイ!!アイ!!」
ヒカリが悲鳴に近い声をあげているとサトシが急いで海に飛び込みセ
イとアイの所まで泳いでいくと後ろからポッチャマが物凄いスピード
でセイとアイの元まで向った。
「ポチャ」
ポッチャマはセイとアイの元に着くとセイとアイはポッチャマに捕ま
った。
「ハア・・ハア、ありがとうポッチャマ」
「ポチャ」
するとラプラスとサトシが来てセイとアイをラプラスの背中に乗せ海
岸まで帰っていた。
「セイ!アイ!」
「「ママ」」
ヒカリはセイとアイに抱きついた。
「もう心配ばかりかけて」
「「ごめんなさい」」
セイとアイは謝るとサトシがポッチャマに
「ポッチャマが頑張ってくれたからセイとアイは大変事にはならなか
ったよ」
「ありがとう、ポッチャマ」
「ポッチャマ」

  • スレ3-240
  • 愛しい貴方と共に 海水浴
  • 09/03/23 20:54:43
「セイ、アイ、少し休みなさい」
ヒカリはセイとアイが流された時の疲れがあると気付きセイとアイに
言った。
「うん、分かった」
セイとアイはヒカリの言うことを聞き日陰に休んだ、ノンとミドリも
休んでいたがソラとマイはまだラプラスに乗っていた
「ねえ、パパ、ママ、此処に綺麗な物があるよ」
ラプラスの背中に乗っているソラとマイサトシとヒカリに言い二人は
ラプラスの近くまで泳いでいった。
「本当だ!」
「何かしら、あれは?」
「ねえ、パパ、あの綺麗な物を見てきて」
ソラがサトシに甘えた声で頼んできた。
「分かったよ、ワニノコ、俺をあの光っている場所まで連れていてく
れ」
「ワニャ」
サトシはワニノコに捕まり光る場所まで向った。
そこには、パールルの真珠が太陽の光で反射していた。
パールルは理由は分からないが真珠をサトシにあげた。
「ほれ、光っていた物はこれだ」
サトシは真珠をソラとマイに渡した。
「綺麗」
「ソラとマイにやるよ」
「「やった」」

  • スレ3-242
  • 愛しい貴方と共に 真珠
  • 09/03/24 21:10:23
「綺麗」
ソラとマイはそれぞれの真珠に見惚れながら家に帰っている。
「うふふ、ソラちゃんとマイちゃんかなり真珠に夢中だわね」
「ああ、そうだな」
サトシ達は話をしながら家に帰っていた。
家に着くとセイとアイは疲れてしまったのか眠ってしまった。
「もう、セイとアイはこんな所で寝たら風邪引くのに」
サトシとヒカリはセイとアイを寝室に寝かせつけるとリビングに戻っ
てきた。
「ねえ、パパ、お願いがあるんだけど」
「なんだ?」
「これを首からかけたいの」
「マイもお願い、パパ」
ソラとマイは真珠を首からかけたいと言い出してきた。
「う~ん、一つだけじゃちょっと無理があるな」
サトシの言葉を聞いて二人はがっかりしたが
「そうだ、この真珠で髪止めを作ってやるよ」
「「本当」」
「ああ」
「「やった!!」」
二人が喜んでいるとヒカリがサトシの耳元でつぶやいた。
(ちょっと、大丈夫なの、サトシ、真珠は一つしかないのよ作るて言
っても数が足りないわよ)
(実は海からあがったときに気付いたんだが、ワニノコがこっそり真
珠2つ持っていたんだ、今ソラとマイが持っている真珠と合わして3個
だ髪止めを作るのには十分だ)
(だけど、髪止めを作るのに真珠に穴を開けないといけないのよ)
(大丈夫、大丈夫、俺に任せろ)
(不安だわ)

  • スレ3-244
  • 愛しい貴方と共に 真珠
  • 09/03/25 20:45:17
次の日、サトシはソラとマイから真珠を預かり部屋に入ったきりであ
った
「ねえ、ママ、髪止めは何時出来るの?」
「う~ん、パパが作っているからわからないわ」
ソラはその場に後をした。
その頃、サトシは一人必至で真珠に穴を開けていた。
「ふ~う、まず1つは穴を開けたが後2つに穴を開けるが大変だ」
サトシはソラとマイのために黙々と作業をしていった。
そして
「やった~完成だ」
サトシは髪止めを持って部屋を出た。
「ソラ、マイ出来たぞ」
「本当!パパ」
「ほら」
サトシはソラとマイに髪止めを見せた。
「う~わ、綺麗」
「ありがとう、パパ」
ソラとマイははサトシにお礼を言って髪止めを髪に止めた
「似合っているわよ、ソラ、マイ」
「ピカピ」
「ポッチャ」
「「ありがとう」」

  • スレ3-245
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/03/26 20:56:34
サトシが真珠の髪止めを作った、次の日
家のテレビ電話が鳴りヒカリが出た。
「久しぶりね、ヒカリ」
「ママ!久しぶり」
ヒカリは久しぶりにアヤコと会話をした。
「それで、ママ、何か話でもあるの?」
「ええ、偶にはこっちに帰ってきて」
「うん、分かったわ、ママ、サトシと話してママの所に行くわ」
「うん、楽しみにしているわよ、ヒカリ」
話が終わると画面が消えて、ヒカリはサトシ達の所に行った。
「ねえ、サトシ、明日にでもママの所へ行こうと思うんだけど」
「ああ、俺もアヤコさんにセイ達を会わしたいと思っていた所なんだ
明日にでも行こうぜ」
「ありがとう、サトシ」
サトシ達の話を聞いていたノゾミとハルカは
「実は私もノンと一緒にキッサキに帰ろうと思っているんだ」
「私もトウカに帰るつもり」
「そうなんだ、じゃあ、明日から皆里帰りね」

  • スレ3-247
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/03/27 20:52:36
次の日
「じゃあ、母さん、留守番を頼むよ」
「ええ、家の事は私に任せてね」
「ありがとうございます、お母様」
「ヒカリちゃん、早くアヤコさんに安心させてね」
「はい!」
ヒカリが話を終わるとサトシが腕時計を見て手に荷物を持った
「じゃあ、そろそろ、船が出ちまうから」
「分かったわ、行ってらしゃい」
「ああ、行ってきます」
サトシ達は船場に向かった。
「じゃあ、私はホウエン行きの船に乗るからここで」
「ああ、センリさんによろしくて伝えてくれな」
「うん、分かったわ」
「ミドリ、暫らくお別れね」
「うん、帰ってきたら、話をしようね」
「うん」
「ミドリ、そろそろ、行くわよ」
「うん」
ハルカはミドリを連れてホウエン行きの船に乗り船は出た
「じゃあ、俺達もシンオウ行きの船に乗るか」
「ええ」
サトシ達はシンオウ行きの船に乗った。
「ノゾミはマサゴタウンでキッサキ行きに乗り換えるのよね?」
「ええ、そうよ」
「キッサキは寒いからな厚着で行かないと大変だな」

  • スレ3-248
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/03/28 20:34:58
サトシ達が乗った船はマサゴタウンに着いた。
「久しぶりのマサゴタウンね」
「ああ」
サトシとヒカリはマサゴタウンを懐かしんでいた。
「じゃあ、私とノンは此処でキッサキ行きの船に乗り換えるから」
「ええ、ノゾミ気をつけてね」
「ああ、アヤコさんに宜しくね」
「ええ、ママに言っておくわ」
「じゃあね」
ノゾミとノンはキッサキ行きの船に乗りサトシ達は送り届けた。
「じゃあ、俺達もフタバタウンに行こう」
「ええ、早く行きましょ」
サトシ達はフタバタウンに向った。
「ねえ、ママ、アヤコおばあちゃんの家まで後どれぐらい?」
「う~ん、今は森だから後1時間ぐらいで着くわよ」
セイの質問にヒカリが答えた。
「パパ、ママ、早くアヤコおばあちゃんの所へ行こう」
アイが走り出しそれに続いてソラとマイがアイに付いて行った。
「ちょっと、そんなに走らないの」
サトシとヒカリはアイ達の後を必至に後追いかけた。
そして、フタバタウンに着いた。
「ママ、此処がママが暮らしていた町よね?」
「そうよ、ママの育った町よ」
アイの質問にヒカリが答えた。
「しかし、前に来た時と変わらないなヒカリ」
「ええ、昔を思い出すわ、サトシがママに挨拶した時以来よね」
ヒカリの言葉にサトシは恥かしいのか頬が赤くなった。
そして、サトシ達はアヤコの家に着きセイ達がドアを開けるとアヤコ
が居た。
「よく来たわね、セイちゃん、アイちゃん、ソラちゃん、マイちゃん」
「「「「アヤコおばあちゃん」」」」
セイ達はアヤコに抱きついた

  • スレ3-250
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/03/29 21:23:09
セイ達がアヤコに抱きついているとヒカリとサトシが入ってきた
「ママ、ただいま」
「お久しぶりです、アヤコさん」
「ヒカリ、お帰りなさい、それにサトシ君も久しぶりね」
サトシとヒカリはアヤコに挨拶をした。
「さあ、長旅で疲れたでしょ、ゆっくりしてね」
すると、アヤコの後ろからニャルマーが出てきた。
「ニャル」
「ニャルマー久しぶりね」
「う~わ、ニャルマーだ」
ソラがニャルマーに近づこうとしたらニャルマーはソラから離れて
椅子に眠った。
「ごめんね、ソラちゃん、ニャルマーは私以外は懐かないの」
「え~ニャルマーと遊びたかたのに」
ソラはがっくりしたがピカチュウ達が励ました
「さあ、今からお茶を用意するからゆっくりしてね」
アヤコは台所に向かいお茶を用意してテーブルに置いた。
「ねえ、アヤコおばあちゃん、遊んで」
「ええ、良いわよ」
アヤコはセイ達と一緒に遊びピカチュウ達も一緒に遊びに加わった。

  • スレ3-251
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/03/30 20:39:41
「久しぶりに、ママの料理は美味しかったよ」
「美味しかったよ、アヤコおばあちゃん」
「ありがとう」
サトシ達はアヤコの手料理をご馳走になった。
「パパ、ママ、眠くなってきた」
「私も」
セイ達はお腹一杯になって眠気に襲われた。
「それじゃ、着替えて早く寝ましょ」
「うん」
セイ達はヒカリは昔の自分の部屋に連れて行った。
「ママ、この部屋は?」
「昔ママが使っていた部屋よ」
ヒカリは昔を懐かしんでいた。
「セイ達はこのベットを使ってね」
「うん、分かった」
ヒカリは部屋を出た時、サトシとピカチュウが来た
「サトシ、どうしたの?」
「俺も眠たくなったから俺も寝るよ」
「分かったわ、サトシ、布団をしておいたから」
「ありがとう、ヒカリ」
サトシとピカチュウ達は部屋に入った。
「パパ、パパも眠るの?」
「ああ、早く寝なさい」
「は~い」
セイ達は眠ろうとした時、セイとアイがピカチュウ達と一緒に寝たい
らしくセイとアイはピカチュウとポッチャマを抱え布団の中に入って
眠った。
サトシも布団に入ろうとした時、マイがサトシの入ってきた。
「マイ?」
「パパ、一緒に寝て良い?」
「ああ、良いぞ」
マイは安心して眠りサトシも眠った

  • スレ3-253
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/03/31 20:37:15
ヒカリはこっそり扉を開け皆が眠っているのを確認した
(皆、疲れているから良く寝ているわ)
ヒカリはそっと扉を閉めリビングに戻ってきた、
「どう、ヒカリ、サトシ君達は?」
「うん、サトシもセイ達も疲れて寝ているわ」
ヒカリはアヤコの質問に答えテーブルに着いた。
「うふふ、ヒカリはすっかり母親らしくなったわ」
「らしくて、失礼しちゃう」
ヒカリは頬を膨らませそっぽを向いた。
「ごめんさい、でも、私はヒカリとサトシ君と結婚して良かったと思
うわ」
「え!?」
「ヒカリが旅をしている時、連絡した時いつもサトシ君の事ばっかり
話していたのよ」
「私いつもサトシの事を話していた?」
「していたわよ、必ずて言って良いほど」
ヒカリはその頃を思い出し、顔をが真っ赤になった。
「私はヒカリがサトシ君の事が好きだと気付いたわ」
「マ、ママ、それ以上は言わないで!」
「はいはい、ヒカリがグランドフェスティバルを優勝した後、サトシ
君と結婚するて言った時は私は嬉しいかったわ」
「ママ」
「ヒカリ、サトシ君を大事にするのよ」
「うん、ありがとう、ママ」
「ヒカリ、最近子育てでサトシ君と二人きりになれないでしょ?」
「うん」
「明日、セイちゃん達は私が面倒を見るから明日一日だけ二人で過ご
しなさい」
「え!?だけど、ママに迷惑をかけてしまうわ」
「良いのよ、私もセイちゃん達と過ごしたいわ、偶には生き抜きも必
要よ」
「ありがとう、ママ」

  • スレ3-255
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/04/01 19:38:48
「サトシ、こっちに見せたいものがあるの」
「おいおい、そんなに引っ張るなよ、ヒカリ」
サトシとヒカリはアヤコの気遣いで二人きりなりヒカリがある場所へ
サトシを連れていている途中であった。
「ここよ、サトシに見せたいものは」
そこには一面花畑だった。
「綺麗だな」
「でしょ、昔よく此処で遊んでいたの」
サトシとヒカリは花畑を歩いているとヒカリが突然サトシに抱きつい
てきた。
「ヒカリ?」
「うふふ、1回やってみたかたのよね」
「何をだ?」
するとヒカリはサトシに抱きついたまま地面にサトシを転ばせた。
「ヒカリ、なにするんだ!」
「いいじゃない、偶には」
「まあ、仕方ないか」
ヒカリはサトシから離れ二人は花畑で横になった。
「ねえ、サトシ、旅をしていた頃、まだ、私が恋をしていない頃のサト
シは私の事どう思っていたの?」
「そうだな、あの頃はヒカリの事は妹みたいな存在だったからな」
「妹?」
「ああ、あの頃の俺はヒカリは妹だったよ」
「へえ、そうなんだ」
ヒカリはサトシが自分の事をどう思っていたのか知り嬉しそうな顔を
していた
すると、ヒカリがサトシの上に乗かってきた
「ヒ、ヒカリ!!」
「な~に、お兄ちゃん」
「!!!」
ヒカリが甘えた声でお兄ちゃんと言いサトシは顔を真っ赤にして驚いた
「えへへ、1回言ってみたかたのよ、私もあの頃はお兄ちゃん的な存在
だったわ、今はそれ以上の存在だけど」
「俺もだよ、ヒカリ」
二人は唇を重ね離れるとまた花畑を歩いていった。

  • スレ3-256
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/04/02 20:46:09
次の日、サトシ達はマサラタウンに帰る日が来た。
「じゃあ、ママもう帰るわね」
「ええ、ヒカリも身体に気をつけなさいよ」
「うん」
「サトシ君、ヒカリとセイちゃん達を頼むわね」
「分かりました、アヤコさん」
サトシとヒカリはアヤコに話をしているとセイ達がアヤコの前に来た。
「アヤコおばあちゃん」
「何、セイちゃん?」
すると、マイがあるものをアヤコに渡した。
「私達が育てたお兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒に育てた、お花」
「綺麗だわ、おばあちゃん嬉しいよ」
アヤコが嬉しそうにしている、セイ達の後ろに立っていたヒカリが
「セイ達が一生懸命育てたお花でママに渡すんだて言ってたのよ」
「そうだったんだ、これからも綺麗なお花を大事に育てるのよ」
「「「「うん」」」」
「ママ、もうすぐ、船が出るから」
「ええ、分かったわ、皆、気をつけてね」
「ええ、それじゃ、さようなら」
サトシ達はワカバタウンの船場に向かった。
そして、カントー行きの船に乗った。

  • スレ3-258
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/04/03 20:55:20
サトシ達は海を眺めていると後ろから聞き覚えのある声を聞いた。
「ノゾミ!、それにノンちゃん」
「ノゾミもこの船に乗っていたんだ」
「ああ、私も驚いたよ、船に乗ろうとしたときにサトシとヒカリが居
たんだから」
サトシとヒカリがノゾミと話をしているとセイ達がノンに話をしてい
た。
「ノン、そっちはどうだった?」
「うん、楽しかったよ、おばあちゃんやおじいちゃんも優しくしてく
れたし、後、夏なのに雪が積もっていたからニャルマーと一緒に遊ん
だ」
「ニャ~ル」
「ええ、雪が積もってて良いな」
「ポチャ」
セイとポッチャマはノンが雪で遊びをしたのを羨ましそうにしている
とノンが箱を手に持った
「そうだと思って雪を持ってきたよ」
箱の中は雪がぎっしりと詰まっていた。
「う~わ、すごい、触っても良い、ノンお姉ちゃん」
「ええ」
セイ達は雪を持つ嬉しそうにしていた。
「うわ、冷たくて気持ちい」
「本当だ」
「チャア」
「ポチャ」
「ありがとう、ノンお姉ちゃん」
「うんうん、私もセイ達が喜んで私も嬉しいよ」

  • スレ3-260
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/04/04 20:54:29
サトシ達を乗せた船はカントーに着きサトシ達はマサラタウンに向っ
ていた。
「ねえ、ママ、ミドリお姉ちゃんは何時戻ってくるの?」
マイがミドリの事を聞いてきた。
「ミドリちゃんは明日に帰ってくるわ」
「明日か、早くミドリお姉ちゃんに話がしたいな」
そんな会話をしながらサトシ達はマサラタウンに向っていた。
そして、マサラタウンに着いたサトシ達は家に向かった。
「「「「ただいま!」」」」
セイ達はドアを開け大きな声で言った。
「あら、お帰りなさい、皆」
出迎えてくれたのはハナコであった。
「「ハナコおばあちゃん」」
ソラとマイがハナコに抱きついてきた。
「あらら、ソラちゃんもマイちゃんも甘え坊さんで」
すると後ろからサトシとヒカリが来た。
「ただいま、母さん」
「お母様、お留守番ありがとうございます」
「良いのよ、皆が楽しくしてくれるんだったら、それでどうだった、
里帰りは?」
「はい、楽しかったです」
ヒカリはサトシの顔をチラッと見てサトシは花畑の出来事だと感じ
恥かしそうにしていた。
ハナコは二人の事を見て
(ヒカリちゃん、サトシと楽しくしていたんだ)
心の中で里帰りで楽しく過ごせたの感じ内心喜んでいた。
「そいえば、サトシ、マサラタウンで1週間後に夏祭りをやるのよ」
「夏祭り?」
「ええ、マサラタウンで初めて祭りをやるのよ、皆で参加したらど
う?」
「お祭り、サトシ、セイ達と一緒にお祭りしよう、ノゾミやハルカも
誘って」
「ああ、祭りに参加しよう」

  • スレ3-261
  • 愛しい貴方と共に 夏祭り
  • 09/04/05 21:41:52
サトシ達が里帰りをしてから6日後
ピ~ンポンと鳴りヒカリが玄関に向った。
「は~い」
「ペリッパー便です、お荷物をお届けに参りました」
「ご苦労様です」
ヒカリは荷物を受け取り差出人を見た。
「あ、ママからだわ!」
ヒカリは荷物をリビングに持っていくと
「皆、アヤコおばあちゃんから荷物が来たわ」
「アヤコおばあちゃんから!」
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、来て」
マイが外に居るセイとアイを呼んだ
「何だ、マイ」
「どうしたの、マイ?」
「ピカピ」
「ポチャ」
マイがアヤコから荷物がきた事を説明している間にソラが荷物を開け
た。
「ねえ、見てみて、服が入っているわよ」
「服?」
皆が荷物の中を見た。
「ソラ、違うわよ、浴衣ていう着る物よ」
「浴衣て、何?」
「浴衣は夏の暑い日に着ると涼しくなるのよ」
「ねえ、ママ、浴衣着ても良い?」
「今は駄目よ、それよりおばあちゃんにお礼言わないといけないわ」
ヒカリとセイ達はテレビ電話をかけた。
「もしもし、ママ、ヒカリよ」
「あら、ヒカリそれにセイちゃん達も、もしかして浴衣が届いたの?」
「うん、セイ達は喜んでいるわ」
「アヤコおばあちゃん、浴衣ありがとう」
「ピカチュウやポッチャマの浴衣可愛いよ」
「そう言ってくれるとおばあちゃんも作ったかいがあるわ」
「そいえば、何で浴衣を送ってきたの?」
「セイちゃん達がお花をくれて私も何か作ろうと思ったの、だけど何
を作ろうか悩んだのそれでハナコさんに相談したら夏祭りがある事を
聞いて、浴衣を作ったのよ」
「そうだったんだ、セイ達も喜んでいるわ、夏祭りの日以外でも着ると
思うわ」
「そうしてくれると私も嬉しいわ、それとサトシ君とヒカリの浴衣も作
っておいたわ」
「え!、そうだったんだ、私達の分まで作ってくれてありがとうママ」
「ええ、大事にしてね、それじゃあね」
画面は消えセイ達は浴衣を着たそうにしていた。

  • スレ3-263
  • 愛しい貴方と共に 夏祭り
  • 09/04/06 21:05:29
夏祭り当日
「ねえ、ママ、お祭りに早く行こうよ」
「駄目よ、まだ、ミドリちゃんとノンちゃんも来ていないのよ」
ソラが早く行きたいのかヒカリに言った。
「それよりも浴衣を着るから来て、ソラ」
「うん」
ヒカリはソラに浴衣を着させるため部屋に向かいソラに浴衣を着させ
た。
「似合っているわよ、ソラ」
「ありがとう、ママ、そうだお兄ちゃんやお姉ちゃんに見せてこよ」
「ソラ、セイ達にママの所に来なさいて言ってね」
「うん、分かった!」
ソラは庭にいるセイ達に浴衣を見せに行った。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、マイ、見てみて!」
ソラは自分が着ている浴衣をセイ達に見せた。
「ソラ、浴衣似合っているよ」
「うん、ソラはピンクの浴衣が似合っているわ」
「ピカピ」
「ポッチャ」
ソラは褒められて嬉しそうにしていた。
「ありがとう、お兄ちゃん、お姉ちゃん、それより、ママが来てて言
ってたよ」
「うん、分かったわ」
「マイも行くぞ」
「うん、分かった、お兄ちゃん」
セイ達はヒカリの所に向かいヒカリに浴衣を着せてもらった。
「お兄ちゃん、ポッチャマの浴衣似合っているよ」
「ポチャ」
「ありがとう、アイ、ポッチャマ」
「ねえ、パチリス、マイの浴衣、似合っている?」
「チュパ」
パチリスは似合っていると言っている様であった。
「ありがとう、パチリス」
パチリスはマイの首に巻きついて来た。
セイ達は初めて着る浴衣に喜んでいた。
その頃、サトシとヒカリはそれぞれ浴衣を着て出てきた。
「サトシ、どうかな?」
「ああ、似合っているぜ」
「本当!、嬉しい」
ヒカリが喜んでいるとノゾミ達が浴衣を着てやってきた。
サトシ達は夏祭りに向った。

  • スレ3-266
  • 愛しい貴方と共に 夏祭り
  • 09/04/07 21:26:35
サトシ達は家から出て丘を下るとあちら此方に屋台が並んでいた。
「う~わ、色々なお店があるよ」
「うん、食べたい物がいっぱいあるわ」
「ミドリ、また、食べ物しか目に無いね」
ノンがミドリが食べ物に目が無い事に呆れていた。
「だって、美味しいものは好きだもん」
セイ達は初めての祭りに喜んでいた。
「それにしても人が多いね」
「無理ないよ、マサラタウンは初めての祭りだからね」
「最後には花火もやるだしいし、初めての祭りにはかなり力を入れて
いるからな」
サトシ達は人だかりに驚いていた。
「ねえ、パパ、ママ、あの白い物が食べたい!」
「私も」
セイ達は綿菓子を指を指していた。
「綿菓子か、分かった、買ってあげよ」
「嬉しい」
サトシ達はセイ達の分の綿菓子を買ってあげた。
「美味しい」
「甘いね、お兄ちゃん」
「ああ、ほら、ナエトルとポッチャマも食べていいよ」
「ナエ」
「ポチャ」
ナエトルとポッチャマは綿菓子を食べた。
「ピカチュウも食べていいよ」
「ピカ」
アイの肩に乗っていたピカチュウに綿菓子を食べさせた。
それ続くかのようにノン達もポケモン達に綿菓子を食べさせた。

  • スレ3-267
  • 愛しい貴方と共に 夏祭り
  • 09/04/07 21:27:06
サトシ達は家から出て丘を下るとあちら此方に屋台が並んでいた。
「う~わ、色々なお店があるよ」
「うん、食べたい物がいっぱいあるわ」
「ミドリ、また、食べ物しか目に無いね」
ノンがミドリが食べ物に目が無い事に呆れていた。
「だって、美味しいものは好きだもん」
セイ達は初めての祭りに喜んでいた。
「それにしても人が多いね」
「無理ないよ、マサラタウンは初めての祭りだからね」
「最後には花火もやるだしいし、初めての祭りにはかなり力を入れて
いるからな」
サトシ達は人だかりに驚いていた。
「ねえ、パパ、ママ、あの白い物が食べたい!」
「私も」
セイ達は綿菓子を指を指していた。
「綿菓子か、分かった、買ってあげよ」
「嬉しい」
サトシ達はセイ達の分の綿菓子を買ってあげた。
「美味しい」
「甘いね、お兄ちゃん」
「ああ、ほら、ナエトルとポッチャマも食べていいよ」
「ナエ」
「ポチャ」
ナエトルとポッチャマは綿菓子を食べた。
「ピカチュウも食べていいよ」
「ピカ」
アイの肩に乗っていたピカチュウに綿菓子を食べさせた。
それ続くかのようにノン達もポケモン達に綿菓子を食べさせた。

  • スレ3-268
  • 愛しい貴方と共に 夏祭り
  • 09/04/07 21:27:54
それ続くかのようにノン達もポケモン達に綿菓子を食べさせた。
「ねえ、パパ、ソラ、あれがやりたい」
「私も」
ソラが指を指したのはボールを投げる射撃であった。
「ああ、やってきって良いぜ」
「「やった!」」
ソラとマイは射撃の屋台に走っていった。
「ええい!」
「当たって!」
ソラとマイは景品にボールを投げたが外れてしまった。
「外れてしまったな」
「ねえ、パパ、あれをとって!」
ソラはクリスタルのピカチュウを指を指した。
「分かった、そこで見てろ」
サトシはボールを持ちクリスタルのピカチュウに当てた。
「うわ!凄い、パパ」
「はい、景品です」
屋台の人がサトシが当てたピカチュウを貰った。
「ありがとう、パパ」
「ああ、マイは何を狙っていたんだ?」
「あれ」
マイはクリスタルのポッチャマを指した。
「分かった、パパが取ってやるよ」
サトシは難なく当てた
「うわ~あ、嬉しいよ、パパ」
マイは嬉しそうにしているとヒカリ達がやってきた。
「さすがね、サトシ」
「当たり前だろ、何回もモンスターボール投げているんだぜ」

  • スレ3-270
  • 愛しい貴方と共に 夏祭り
  • 09/04/08 21:28:20
サトシ達はセイ達の後を必至に追いかけた。
「あ、パパだ!」
ノンが見たのは森の近くにケンジが立っているのに気付き近づいた。
「パパ!」
「ノン!」
ノンはケンジに飛びついてきてケンジは受け止めた。
「ケンジじゃない!どうして此処にいるの?」
「ノゾミ!それにサトシ達も!」
「ケンジ、何で此処にいるんだ?」
「ああ、実は研究所の森を肝試しに使わしてくれと頼まれて」
「肝試し?」
「ああ、森の中に居るポケモンに驚かして森の中にある小屋にあるピ
カチュウマークの御札を取って戻ってくるという肝試しだ」
「面白そう、ねえパパ、ママ、やりたい」
「ソラもやりたい」
「私も」
セイに続くかのようにアイとソラもやりたい出だしたがノン達は
「私は入りたくない」
「私は良い」
「マイ、怖いのイヤ」
ノン達は肝試しをやりたくない様だ。
「それじゃ、私がマイちゃんを見ておくからサトシ達はセイ君達と一
緒に楽しんできて」
「ノゾミ」
「私、怖いのは苦手なのだから私もミドリと一緒にやらないわ」
「そうか、すまない」
「うんうん、良いよ、楽しんできな」
「ええ、マイ、ノゾミ達の言うこと聞きなさいよ」
「うん」
「一応、ピカチュウ達も連れていてくれ」
「ええ、分かったわ」
サトシ達はピカチュウ達をノゾミ達に預けた
「私達は丘の辺りに居るから終わったら来てね」
「ああ、分かった」
ノゾミ達とピカチュウ達はその場に後にした。
「じゃあ、一応懐中電灯を渡すよ」
「ああ」
「この道を真っ直ぐ進むと小屋があるから」
「ああ、じゃあ行くぞ」
「「「うん」」」
サトシ達は森の中に入っていた。

  • スレ3-271
  • 愛しい貴方と共に 夏祭り
  • 09/04/09 20:52:09
サトシ達は暗い森の中を歩いていた。
「暗いな~」
サトシは懐中電灯であたりを照らしながら言う。
「そうね、結構恐いわ」
「ヒカリが怖がってどうするんだ?」
「いいじゃない、怖い物は怖いんだもん」
サトシとヒカリが話をしているとセイ達は
「お兄ちゃん、怖いよ」
ソラがセイに抱きついてきた
「ちょっと、ソラ、そんなに抱きついたら歩きにくいよ」
「だって~」
すると草むらから
「ヨワ~!」
「「「「うわあ!(きゃあ!)」」」
セイ達とヒカリは突然出てきたヨマワルに驚いた。
「びっくりしたわ・・・」
「あの・・・ヒカリ」
「えっ?」
ヒカリはサトシの腕にしがみついていた。
「あっご、ごめん」
「いや、ヒカリ俺の腕にしがみついててもいいよ」
「えっ?」
「そうすれば恐くないだろ」
「うん、ありがとう」
ヒカリはサトシの腕にしがみつきセイ達もセイにアイとソラが抱きつ
いていた。
「アイ・・ソラ?」
「お兄ちゃん・・このままで良い?」
「ソラも怖いからこのままでいたい」
「分かったよ」
サトシ達はそのまま小屋に向かった。
「小屋って此処か」
サトシ達は小屋へ入って行った。

ガタガタガタ!

  • スレ3-272
  • 愛しい貴方と共に 夏祭り
  • 09/04/09 20:55:14
突然扉が閉まった。
「な、なんだ?」
扉が閉まると壁からゴーストポケモンが一斉に出てきた。
「「「「「うわあ!(きゃあ!)」」」」
しかしポケモン達はなにもせず戻っていった。
「恐すぎだぜポケモン肝試し・・・」
「恐すぎよ・・・」
「あ、パパ、あそこに御札があるよ」
「本当だ、とって早く戻ろうぜ」
「うん」
サトシとセイ、アイは御札に近づき1枚取って戻ろうとした時
「ヒカリ、ソラ、どうしたんだ」
「腰が抜けちゃった」
「動けないよ、パパ」
「しかたないな、ヒカリ、俺の背中に乗ってくれ」
「うん、分かったわ」
サトシはヒカリを背負うとセイに
「セイ、すまないがソラを背負ってくれ」
「う、うん」
セイはソラを背負いサトシ達は行った道を戻った。
帰りの道もゴーストポケモンが出ると思ったが帰りはイルミーゼやバ
ルビートがいてとても綺麗だった。
「あっイルミーゼとバルビートだ」
「綺麗」
サトシ達が出口付近までくると
「ヒカリもう立てるか?」
「ええ、もう大丈夫よ」
ヒカリはサトシから降りたがソラはまだ立てないようだった
「セイ、俺がソラを背負うよ」
「分かった、パパ」
サトシ達はノゾミ達のいる丘へ向った

  • スレ3-274
  • 愛しい貴方と共に 夏祭り
  • 09/04/10 21:43:39
サトシ達は肝試しが終わりノゾミ達の居る丘へ向っていた
「あ!、パパ、ママ」
マイがサトシ達の所に走ってきた
「あれ、ソラ、何でパパに負んぶされているの?」
「ソラがゴーストポケモン吃驚して腰が抜けたんだ」
「お、お兄ちゃん!」
ソラは恥かしくて顔が赤くなった。
すると、花火が打ちあがった。
「始まったね」
「あ、ピカチュウだ」
「ピカ」
花火はピカチュウの顔になった。
「あ、今度はポッチャマだ!」
「ポチャ」
セイ達は夜空に輝く花火に夢中になっていた。
「うふふ、皆、喜んでいるね」
「ああ、セイ達には初めての花火だからな」
「子供の頃のお祭りを思い出すわ」
花火はポケモン達の顔になり、そして花火は終わった。

  • スレ3-275
  • 愛しい貴方と共に 夢に向って
  • 09/04/11 21:07:02
夏祭りの翌日
「パパ」
セイとアイ、ノン、ミドリがサトシの所に来た。
「どうかしたのか?」
「私達にバトルを教えて」
アイが口を開きバトルを教えて欲しいと言った。
「そうか、分かった、バトルのやり方を教えよう」
「「「「やった!」」」」
「じゃあ、庭でバトルをやるから付いて来てくれ」
「「「「は~い」」」」
サトシはセイ達と一緒に庭に向った。
「じゃあ、まず、お前達の使うポケモンを前に出てくれ」
「うん、分かった」
「俺はナエトルを使う」
「ナエ~」
「私はニャルマー」
「ニャル」
「私はエネコとやるわ」
「ネエ」
「パパ、パパのピカチュウを使ってもいい?」
「ああ、いいぞ、ピカチュウ、アイの練習に付き合ってくれ」
「ピカピカ」
セイ達はそれぞれポケモンを自分の前に出した。
「じゃあ、まず、ポケモンが今覚えている技を知っておく必要がある
まず、自分達のポケモンが今、覚えている技を全てやるように指示す
るんだ」
セイ達はポケモン達の技を全て出した。
サトシは技についてや相性について教えた。
「じゃあ、相性や技について分かったと思うから、実際にバトルをし
てもらうぞ」
「うん」
「じゃあ、先にバトルをするのはセイとノンでやってもらう」
(え!セイとバトル)
「ノン、精一杯、頑張ろうな」
「う、うん」
セイとノンは少し離れて、真ん中にサトシとアイ、ミドリが立った。
「じゃあ、今から始めるぞ、準備は良いか?」
「うん、何時でも良いよ」
「わ、私も準備は出来たわ」
「じゃあ、バトル開始」

  • スレ3-277
  • 愛しい貴方と共に 夢に向って
  • 09/04/12 20:12:28
「バトル開始!」
「ナエトル、体当たりだ!」
「ナゥ!」
ナエトルはニャルマーに向っていた。
「ニャルマー、かわして」
「ニャル」
ニャルマーはナエトルをかわした。
「ニャルマー、電光石火!」
「ニャ!」
ナエトルはニャルマーの電光石火を食らった
「ナエトル!大丈夫か?」
「ナォ!」
ナエトルは大丈夫だと言っている様だった。
(セイがバトルをしているのカッコイイ)
ノンは頬を少し赤くなり隙が出来た。
「ナエトル、葉っぱカッターだ!」
「ナーウォ!」
ナエトルの葉っぱカッターはニャルマーに当たった。
「ニャ!」
「ニャルマー!」
「ナエトル、エナジーボールだ!」
ナエトルはエナジーボールのパワーを溜めていると
「そこまで!!」
サトシは大きな声でバトルを止めた。
「パパ、どうして、止めるの?」
「セイが良くてもナエトルとニャルマーを良く見ろ!」
セイとノンはナエトルとニャルマーは息切れを起こしていた。
「バトルは勝ち負けだけじゃない、ポケモンの状態でバトルを止める
必要もある、それを無視をしたらトレーナーとして失格だ!」
「ごめんね、ニャルマー」
「ニャル」
「ナエトル、疲れているのに無理させてごめんな」
「ナエ」
セイとノンはナエトルとニャルマーに謝った。
「皆、パパ、ご飯だよ!」
マイがご飯出来たことを教えた。
「ああ!、今行く、悪いが今日は此処までだ」
「うん」

  • スレ3-279
  • 愛しい貴方と共に 風邪
  • 09/04/13 21:07:45
翌日
「う~ん、もう朝ね、ご飯の用意しないと」
ヒカリは朝の日差しに目を覚ました。
「さあ、皆、朝よ!」
ヒカリは隣で寝ていた、サトシ達を起こした。
「う~ん、おはようヒカリ」
「おはよう」
「おはよう、ママ」
サトシとソラ、マイが起きた。
「こら、セイ、アイ起きなさい」
だが、セイとアイは中々起きなかった。
「セイ、アイ?」
ヒカリはセイとアイの顔が赤いのに気付きおでこを手に当てた。
「やだ!二人とも熱があるわよ!」
「俺、先生を呼んでくるよ!」
「ええ」
サトシは先生の家に走った。

「先生、セイとアイは?」
「大丈夫です、唯の風邪です、おそらく昨日のバトルの練習で疲れが
出たのでしょ」
「そうですか」
「今日は1日休ませれば元気なると思います」
「分かりました」
先生は家から出て行った。
「セイ、アイ、気分はどう?」
「うん、少し寝たらよくなった」
「だけど、やっぱり、まだしんどいわ」
「そうか、とにかく今日は寝ておくんだ」
「「うん」」
セイとアイは眠りについた。

「サトシ、ヒカリ」
外からノゾミの声が聞こえた。
「ノゾミ、どうしたんだ?」
「どうしたんだって、こっちだよ」
「サトシは必至に走っているのを見たのよ、何だろうと思ってきた
の」
「実はセイとアイが風邪を引いたんだ」
「え!、セイとアイが」
「ねえ、サトシパパ、私にセイとアイを看病させて」
「私も」
「え!だけど、ノンやミドリに風邪が移るかも知れないし」
「お願い、私達にセイとアイを看病させて」
「お願い」
ノンとミドリの熱意にサトシは
「分かった、看病を手伝ってくれ」
「「うん」」

  • スレ3-281
  • 愛しい貴方と共に 風邪
  • 09/04/14 20:40:14
「ノンお姉ちゃん、お水を持ってきたよ」
「ありがとう、ソラ」
ノンはセイのおでこに乗っていたタオルを水に漬けてセイのおでこに
乗せた。
ノン達はセイとアイの看病をしていた。
「ううん・・」
アイのおでこに乗っていたタオルがずれた。
「ピカ」
ピカチュウがアイのおでこに元に戻した。
「ノンちゃん、ミドリちゃん、看病ありがとうね」
ヒカリが器を持ってきた。
「セイ・・アイ、気分はどう?」
「うん、大分良くなったわ」
「少しお腹が空いたよ」
セイの言葉にヒカリは少し笑った。
「うふふ・・そういう所はパパに似ているわ」
「え!、サトシパパもミドリみたいに食いしん坊なの?」
「そうよ、ミドリちゃんみたいに大食いなの」
「そうだったんだ」
サトシが食いしん坊なのにノン達は驚いた。
「セイ・・アイ、木の実をすり潰したのがあるけど、食べる?」
「食べる」
「食べたいよ」
「分かったわ、ソラ悪いけどセイに食べさせて」
「うん」
ソラは器を受け取りセイに食べさせた。
「お兄ちゃん、美味しい?」
「うん、美味しいよ」
「ほら、アイも食べなさい」
「うん」
セイとアイは食べ終わると眠った。

  • スレ3-282
  • 愛しい貴方と共に 風邪
  • 09/04/15 19:31:56
「セイ、アイ、早く元気なってね」
「うん、ありがとう、ノン」
「元気になったら、ポケモン達とまた遊ぼう」
「うん」
ノンとミドリは早くセイとアイが元気なる事を祈り家に帰っていた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、早く元気なって、遊びたいよ」
「うん、お姉ちゃんもソラとマイと遊びたい」
「さあ、お兄ちゃんとお姉ちゃんはもう寝ないといけないからソラと
マイは別の部屋で寝るわよ」
「「うん」」
ソラとマイはヒカリに連れられて別の部屋に向った。
「セイ、アイ、早く元気なってくれよ」
「うん」
「それとセイとアイの部屋を作ったんだ」
「「え!?」」
「余っていた部屋をパパがセイとアイの部屋にしたんだ」
「本当!パパ」
「ああ、本当だ、だけど部屋が一つしかなかったんだ、部屋はセイと
アイと一緒に寝てもらうんだが」
「構わないよ、パパ」
「部屋を作ってくれただけでも嬉しい」
「そうか、そう言ってくれるとパパも嬉しいな、風邪が治ったら二人
に部屋を見せたるからな」
「「うん」」
「じゃあ、風邪を早く治せよ」
「「うん」」

  • スレ3-284
  • 愛しい貴方と共に 部屋
  • 09/04/16 18:33:40
セイとアイが風邪になった翌日の朝
「「パパ!」」
セイとアイは元気良く階段を下りてきた。
「お!セイ、アイ、風邪は良くなったのか?」
「うん、起きたら、すっかり元気なったよ・・」
「そうか・・それは良かった・・」
サトシはホッとした。
「パパ・・昨日、言っていた、お部屋を見たい・・」
「早速っか・・分かった、付いて来てくれ・・」
サトシはセイとアイを連れて2階の寝室の隣の部屋に連れてきた。
「さあ・・ここが二人の部屋だ・・」
サトシは部屋の扉を開けると
「「う~わ」」
部屋の窓から庭が見え壁には二つのベットがあった。
「ポケモン達が良く見えるよ・・」
「ベットもふかふかで気持ち・・」
セイ達ははしゃいでいると
「あら・・セイ、アイ風邪はもう良いの?」
「あ、ママ」
「うん、もう風邪は治ったよ・・」
するとヒカリの後ろからピカチュウ達が来た。
「ピカピ」
「ポッチャ」
「ナエ~」
「ミミ」
「チュパ」
「ベイ」
ピカチュウ達はセイ達に近寄ってきた。
「ピカチュウも心配してくれていたのね」
「ピカピカ」
「もう、大丈夫だから・・またいつもみたいに遊ぼう・・」
「ポッチャ」
セイ達はピカチュウ達と遊んでいるとソラとマイも起き、一緒に遊ん
だ。

その夜
「ねえ・・ママ」
「何?アイ」
「ピカチュウとポッチャマをお兄ちゃんと私のお部屋に連れていて良
い?」
「私は良いけど、何で?」
「ちょっと、寂しいから」
「分かったわ、ピカチュウとポッチャマを連れていて良いわ」
「ありがとう、ママ」
アイはピカチュウとポッチャマを抱いて自分の部屋に向った。
「ピカチュウ、私と一緒に寝てくれて良い?」
「ピカピカ」
「ありがとう、ピカチュウ」
アイはピカチュウと一緒に布団に入り、セイはナエトルとポッチャマ
と一緒に布団に入った。

  • スレ3-286
  • 愛しい貴方と共に 災難
  • 09/04/17 20:44:41
セイとアイの部屋を貰ってから1ヵ月後
「ねえ・・サトシ、山に木の実を採りに行きたいんだけど・・」
ヒカリがサトシに山に木の実を採りに行きたい事を言い出した。
「良いぜ・・ノゾミ達も誘って山に行こうぜ・・」
「うん、早速ノゾミとハルカに言って来るわね・・」

翌日、サトシ達はセイ達とポケモン達を連れて山に向っていた。
「ねえ・・ママ、木の実は何を採るの?」
「この山にはシーヤの実があるの、シーヤの実を家で植えようと思っ
ているの・・」
「ねえ、ママ・・今度、ポフェンの作り方を教えて」
「分かったわ・・明日、作り方を教えてあげるわ」
「やった・・ピカチュウ、私が作ったポフェンを食べさせてあげるわ」
「ピカピカ」
そんな会話をしているとシーヤの実を見つけて何個かバックに入れた。
「さあ、皆・・そろそろ、帰るぞ」
「ええ、もっと此処にいても良いでしょ・・パパ」
「此処の山は凶暴なリングマが出る山で有名なんだ、だから、早く山を
降りないと」
サトシ達は山を降りようとしたがセイとアイが
「お兄ちゃん、早く、パパの所へ戻ろう」
「ナウ~」
アイとナエトルはセイが崖付近に近づいていた事に気付いて止めていた。
「お~い、セイ、アイ、早く戻って来い・・」
「ほら、パパも言っているから戻ろう」
「分かったよ」
セイとアイがサトシ達の元へ戻ろうとした、その時、セイとアイの足場が
崩れ崖に落ちた。
「「うわああ(きゃああ)」」
「セイ!!アイ!!」

  • スレ3-288
  • 愛しい貴方と共に 波動
  • 09/04/18 21:08:56
「セイ!!アイ!!」
サトシ達が崖の近くに近づき下を見ると川に流されるセイとアイ、ナ
エトルの姿があった。
「「お兄ちゃん!お姉ちゃん!」
セイ達はあっというまに流されていった。
「早く、セイ君とアイちゃんを助けに行かないと・・」
「ああ、早くしないとリングマに出会ってしまう可能性もある、そう
なる前にセイとアイを・・」
「うん」
サトシ達はセイ達が流されて行った方向に走って行った。

「アイ・・大丈夫か?」
「ゲホホ・・うん、私は大丈夫・・」
「ナエ」
セイ達は何とか川から離れていた。
「ねえ、お兄ちゃん・・早くのパパ達の所へ戻ろう・・」
「ああ、きっと今流された方から戻ればパパ達の所へ戻れるよ」
セイとアイは流された逆に歩く始めた、だが、暫らくしてサトシ達が
セイ達が川からでた場所に来た。
「サトシ、此処に足跡があるよ」
「本当だ、多分セイとアイは此処からあがったんだわ」
「だけど、かんじの足跡が途切れているわ・・セイ君達は何処に何処
に行ったのかしら・・」
すると、サトシは腰にあったモンスターボールを全て投げた。
「ジュイ」
「ヘラクロ」
「ムクホー」
出てきたのはジュカイン、ヘラクロス、ムクホークだった
「頼む、セイとアイを探してくれ・・」
サトシの言葉で3匹はセイとアイを探し始めた。
「俺達もセイとアイを探すぞ」
「「「うん」」」
サトシ達も探し始めた。

  • スレ3-289
  • 愛しい貴方と共に 波動
  • 09/04/18 21:09:21
それから、サトシ達の探しているのにもかかわらずセイ達は見つから
なかった。
「くそ!どうしてこれだけ探しても見つからないんだ」
「セイ、アイ、今何処に居るのかな・・」
そして、天気は悪くなり降り出してきた。

「アイ、寒くないか?」
「うんうん、私は平気・・」
セイ達は大きな木で雨をしのいでいた。
「パパ達、何処に居るのかな・・」
「うん」
だが、その時、セイとアイはサトシ達の居る場所が見えた。
「なんだ!これは・・」
「パパ達の居る場所が分かるわ・・」
セイとアイは波動でサトシ達の場所が分かり、セイとアイはそこへ向
った。
「くそ、早くセイとアイを見つけないと・・うぅ」
「何!これ」
「お兄ちゃんとお姉ちゃんがこっちに来ているよ」
「どうしたの、サトシ、ソラ、マイ?」
「セイとアイがこっちに来ているんだ・・」
「ええ!!どうしてそんなことが分かるの?」
「波動だよ、セイとアイの波動を感じたんだ・・」
「パパ、それ私も見たよ」
「私も」
「そうか、ソラもマイも波動を感じるようになったんだ・・さあ、早
くセイとアイを迎えに行くぞ」

  • スレ3-291
  • 愛しい貴方と共に 悪夢再び
  • 09/04/19 20:37:30
セイとアイは波動の力でサトシ達の居る場所が分かりサトシ達の下に
向っていた。
すると、草むらが揺れているのにセイとアイは気付いた。
「お兄ちゃん・・あそこが揺れているよ・・」
「何だ?」
すると、草むらから傷があるリングマがセイとアイの前に現れた。
「リングマ!」
「グマーッ」
リングマは強い敵意を見せた。
「あ・・ああ・・」
アイは怯えてしまいセイの服を握っている
「グマーッ!」
リングマがセイとアイにメガトンパンチを放とうとしたその時
「ナエ!」
ナエトルセイとアイを守るためリングマに葉っぱカッターを放ちリン
グマは怯んだ。
「ナエトル!」
「ナエ!」
ナエトルはリングマにエナジーボールを放った、しかし
「グマーッ!」
リングマは破壊光線でエナジーボールを防いだ
「ナエッ!」
「グマーッ!」
リングマはナエトルに炎のパンチを当てた。
「ナエ!!」
「ナエトル!!」
ナエトルはダメージを食らいすぎ倒れてしまった。
「グマ!」
リングマはナエトルに止めを刺すため切り裂くを放とうとした
「やめろう!!!」
セイはリングマの足に掴みリングマは集中できないのか切り裂くを止
めてセイを振りほどこうとメガトンパンチを放とうとした。
「お兄ちゃん!!!」
「くうっ!!」
「ナエ!!!」

  • スレ3-292
  • 愛しい貴方と共に 悪夢再び
  • 09/04/19 20:38:09
ナエトルはセイを庇い技を受けた、しかし、セイもナエトルと一緒に
吹き飛ばされ木に当たった。
「ぐわ!!」
「ナ・・エ・・・・」
セイは叩きつかれた衝撃で手に怪我を負った。
「お兄ちゃん!!ナエトル!!」
アイはセイとナエトルに近づいた。
「グマーッ!」
リングマはセイとアイに破壊光線のエネルギーを貯め始めた。
「お兄ちゃん・・」
「くうっ」
破壊光線を放とうとした、その時
「ジュイー!」
ジュカインがリングマに種マシンガンを放ちリングマは破壊光線をやめた
「ジュカイン!!」
「セイ!!アイ!!」
ジュカインの後にサトシ達が来た。
「「パパ!!ママ!!」」
「セイ、アイ、良かったわ・・」
ヒカリ達はセイ達に近づきサトシはジュカインに指示をした。
「ジュカイン、リーフーブレードだ」
「ジュイ、ジュイィ!」
ジュカインのリーフーブレードはリングマに命中してリングマは怯んだ
「ジュカイン、エナジーボールだ」
「ジュイ」
エナジーボールはリングマに命中してリングマは森の中に逃げていた。
「セイ!アイ!大丈夫か?」
「うん、私は大丈夫だよ、だけど・・ナエトルとおにいちゃんの手に
怪我を・・」
サトシはナエトルをみると大した怪我ではなかった。
「セイ、大丈夫だったか?」
「うん、なんとか」
「そうか、ナエトルも二人とも無事でよかったよ」
ヒカリはセイに応急処置をしてサトシ達は家に帰っていた。

  • スレ3-294
  • 愛しい貴方と共に アイの苦しみ
  • 09/04/20 21:15:46
サトシ達は山から下りて家に帰っていた。
ヒカリはセイの怪我を手当てをして、サトシ達は疲れて寝室に向かい
眠り始めた。
その頃、アイは夢の中であった。
(此処は・・)
アイの周りは一面真っ暗で何も見えなかった。
(グルルゥゥ)
アイの周りにはアイより大きいポケモン達が取り囲まれていた。
(どうして・・ポケモン達が・・)
アイは怯えてしまいしゃがんでしまうとポケモン達は一斉にアイに襲
い掛かった。
(いやああ!!!)
「は・・はあ・・はあ・・」
アイはあまりの恐怖で目を覚ました。
「ピカピ?」
ピカチュウはアイの異変に気付き心配してくれた。
「ピカチュウ、私を心配してありがとう・・」
アイはピカチュウを抱きしめてセイの布団に潜り込んだ。
「うん・・アイ!何だ急に・・」
「お兄ちゃん、私、怖いの・・」
「怖いって何だ?」
アイは夢の出来事をセイに話した。
「そうか、やっぱり、まだ大きいポケモンが怖かったんだ・・」
「うん」
アイは大きいポケモンが怖い事を話した。
「お願い、お兄ちゃん・・一緒に寝て欲しいの一人で寝るとまた怖い
夢を見てしまいそうで怖いの・・」
「分かった、一緒に寝ても良いよ、アイ・・」
「うん」
二人の会話をサトシが波動の力で聞いていた。
(やっぱり、アイはまだ大きいポケモンが怖いのか・・)
サトシはアイの事を心配であった。
(だが、この事はアイ自身で怖さに打ち勝たないと無理だな・・)

  • スレ3-297
  • 愛しい貴方と共に ポフィン
  • 09/04/21 21:02:47
セイ達が波動を感じるようになってから、翌日
「ママ、昨日・・言っていた、ポフィンの作り方教えて・・」
「私も・・」
「俺もお願い・・」
セイとアイ、ノン、ミドリがヒカリ達にポフィンの作り方を教えて貰
いただしい。
「分かったわ、私達がポフィンの作り方を教えてあげるわ」
「「「「やった!」」」」
ヒカリ達は必要な物を準備をはじめた。
「ピカチュウ、私が作ったポフィンを食べてね」
「ピカピカ」
「ポッチャマ、ナエトルも俺の作ったポフィンを食べてくれよ」
「ポッチャ」
「ナエ」
ヒカリ達が準備が終わりセイ達はエプロンをしてヒカリ達の所へ行っ
た。
「じゃあ、まず、火をつけて・・」
「うん」
「その次は木の実を入れてね、木の実によって味が変わるから今回は
私たちが選んだ木の実を使って・・」
「分かった」
セイ達は鍋に木の実を入れて掻き始めた。
「そうよ、そのまま・・セイ初めてにしては上手よ・・」
「ありがとう、ママ」
「ノンも中々ね・・」
「えへへ、ありがとう、ママ」
「ミドリ、かき混ぜるの少し早いよ、もう少しゆっくりで・・」
「こう?」
「そうそう、その調子よ・・」
セイ、ノン、ミドリは上手くかき混ぜていたがアイは
「あ・・えっと、こう・・」
「あ、駄目よ、アイそんなに早くかき混ぜちゃ・・」
「じゃあ、こう・・」
「今度は遅いわ・・」
アイはセイ達と違い中々上手くいかなかった。
そして、ポフィンが出来上がった。
「ほら、ポッチャマ、ナエトル、俺が作ったポフィンだ・・」
「ポッチャ」
「ナエ」
「ニャルマー、ポフィンよ」
「ニャル」

  • スレ3-298
  • 愛しい貴方と共に ポフィン
  • 09/04/21 21:03:14
セイとノンはポケモンに食べさせていたがミドリは自分で食べていた。
「美味しい!」
「もう、ミドリたら・・」
ハルカはミドリの食べ物好きに呆れていた。
「ピカチュウ、私のポフィンよ・・食べて」
「ピカ」
ピカチュウはポフィンを食べた瞬間
「ピ!」
ピカチュウは目をつぶってしまった。
「そんな・・」
「多分、かき混ぜるのに時間が掛かったからポフィンは焦げてしまっ
たのよ・・」
「うぅぅ」
アイはショックで泣いてしまった。
「大丈夫よ、アイ、誰も初めから上手くいかないわ、自信を持って次
ポフィンを上手く作りましょ・・」
「うん」
アイは涙を拭くと目の前にセイが自分が作ったポフィンを差し出して
いた。
「お兄ちゃん?」
「ほら、俺が作ったポフィンだ、アイも食べてみろ」
「うん」
アイはセイが作ったポフィンを食べた
「美味しい・・」
「だろ」
セイの微笑みにアイはどっきとした。

  • スレ3-300
  • 愛しい貴方と共に 兄妹愛
  • 09/04/22 20:58:05
アイはセイの優しさにドキッとした。
「どうしたんだ、アイ?」
「え、何でもないよ、お兄ちゃん・・」
そう言うとアイは外に走っていた、その後をピカチュウが追いかけた。
「どうしたんだ、アイは・・」
「さあ」
サトシ達はアイの突然の行動が分からなかった、だが、ハルカはアイの
行動の理由が分かり、外にでた。

「ピカピ?」
ピカチュウはアイの顔を覗き込んだ。
「ピカチュウ、何だろうこの気持ち・・」
「ピカ?」
「お兄ちゃんが優しくしてくれると気持ちが高まって心が安らぐの、私
変かな・・」
「変じゃないわよ・・」
アイの後ろから声が聞こえ振り向くとハルカが立っていた。
「ミドリのママ!」
「アイちゃん、その気持ちは変じゃないよ、一番大切な気持ちなのよ」
「どう言う事?」
「アイちゃんは愛を感じているの・・」
「愛?」
「そう、アイちゃんはセイ君の事を愛を感じているの・・」
「私がお兄ちゃんの事を・・」
アイは自分の気持ちが愛だということに戸惑っていた。
「私も昔、アイちゃんと同じ気持ちを感じたのよ・・」
「え!ミドリのママも!」
「ええ、私には弟がいて私が小さい時に弟に愛を感じたの」
「そうだったんだ」
「アイちゃん、セイ君はアイちゃんの事が愛しているからリングマに
襲われた時にリングマに立ち向かったのよ・・」
「お兄ちゃん」
「アイちゃん、愛を大切にするのよ・・」
「うん」
アイはセイの事を愛を感じるようになった。

  • スレ3-301
  • 愛しい貴方と共に 命の芽生え
  • 09/04/23 20:44:08
セイ達がポフィンの作り方を教えてもらってから1年9ヶ月後
セイ達はポフィンの出来もあがりポケモン達にも人気が出てきた。
この日はセイ達にポケモンバトルを見せようとしていた、だが、ノゾ
ミがある事を皆に話を始めた。
「皆・・」
「何、ノゾミ?」
ノゾミの真剣な表情に皆は静かに待った。
「実は、私のお腹に赤ちゃんがいるの・・」
ノゾミの言葉にサトシ達は驚いた。
「本当!ノゾミ」
「ええ、本当よ・・」
ノゾミの言葉でノンがノゾミに抱きついてきた。
「本当!、ママ、私がお姉ちゃんになるの?」
「ええ、ノンはもうすぐお姉ちゃんになるのよ・・」
「嬉しいよ、ママ・・」
ノンはお姉ちゃんになる事を喜んだ。
「おめでとう、ノゾミ・・」
「ありがとう、サトシ・・」
「ねえねえ、ノゾミ、何ヶ月目なの?」
ハルカがお腹の赤ちゃんの事を聞いてきた。
「1ヶ月目よ、昨日分かったの・・」
ノゾミの喜びは皆が喜んでいた。
「さあ、バトルのしようぜ・・」
「うん」

  • スレ3-303
  • 愛しい貴方と共に 悲劇
  • 09/04/24 20:58:11
サトシ達はノゾミが妊娠しているの話を聞いた後、森の中でバトルを
する事になった。
「じゃあ、今日は俺とノゾミが実際にバトルをするからな・・」
「うん」
サトシとノゾミはバトルの準備を始めた。
「サトシ、コトブキ大会の決着をつけましょ・・」
「望むところだぜ!」
サトシはピカチュウ、ノゾミはニャルマーを出しバトルが始まった。
「ピカチュウ、電光石火!」
「ニャルマー、かわしてアイアンテール!」
サトシとノゾミのバトルは白熱して子供達も夢中になっていた。
「ピカチュウ頑張って」
「ポチャ」
「ママも頑張って・・」
「ニャル」
そんなよそにソラとマイはソラを飛んでいたバタフリーを見つけた。
「マイ、あそこにポケモンが居るよ・・」
「本当だ、追いかけよう・・」
ソラとマイはバタフリーを追いかけた。
ソラとマイが居なくなったのに気付いたのはサトシだった。
「あれ、ソラとマイがいないぞ!」
「本当だわ、何処へ言ったのかしら?」
「とにかくこのあたりを探しましょ・・」
「うん・・」
サトシ達はソラとマイを探し始めた。
そのころ、ソラとマイは崖で休んでいたバタフリーに気付き崖の下に
いた。
「うわ~あのポケモン綺麗・・」
「うん」
ソラとマイはバタフリーに見惚れているとサトシ達が見つけた。
「サトシ、あそこにソラとマイがいたわ・・」
「本当だ、手を焼くな、まったく・・」
サトシ達がソラとマイに近づこうとした、その時
突然、地震が発生した。
「うわあ、何で地震が!」
がけ崩れが発生して、ソラとマイに岩が襲いかけようとした。
「ソラ!!マイ!!早くそこから離れて!!」
だが、二人は怖さで動けなくなっていた、二人に岩が当ろうとした、
その時
「ソラ!!マイ!!」
サトシが二人を抱きし寄せてサトシ達は岩に埋もれた。
「サトシ!!!ソラ!!!マイ!!!」

  • スレ3-304
  • 愛しい貴方と共に 悲劇
  • 09/04/25 20:57:09
サトシ達が岩に埋もれヒカリ達は岩に近づいた。
「サトシ!!ソラ!!マイ!!、返事をして!!」
ヒカリは必至に呼びかけたが返事が無かった。
「そんな・・」
ヒカリは返事をしない事に絶望したが、ノゾミが
「ヒカリ!!まだ、サトシ達が無事かもしれないのよ!!あんたがそ
んな事でどうするの!!」
ノゾミが岩を退けながらヒカリに言った。
「うん・・ごめん・・」
ヒカリも岩退けていった、セイ達やピカチュウ達も岩退けていった。
その頃、サトシ達は
「ううん、此処は?」
ソラは周りを見渡すと真っ暗で見えなかった。
マイも目を覚まして、だんだん目が暗闇が慣れると目の前にサトシが
いた。
「「パパ!!!」」
「やっと、気付いたか・・ハァハァ・・二人とも怪我は無いか?」
「う、うん、ソラもマイも怪我は無いよ・・」
サトシは笑みになりながら言った。
「そうか、それは良かった・・う!」
「「パパ!!!」」
ソラとマイはサトシの背中から血が出ているのに気付いた。
「パパ・・ソラとマイの為に・・」
「怪我を・・」
サトシはソラとマイに心配かけないように微笑んだ。
「大丈夫だ、こんなに怪我ぐらい大丈夫だ・・」
「でも、怪我が酷いよ・・」
する、岩から光が差し込み岩が退くとヒカリ達とポケモン達がいた。

  • スレ3-305
  • 愛しい貴方と共に 悲劇
  • 09/04/25 20:57:46
「サトシ!!ソラ!!マイ!!」
「ヒカリ・・」
「「ママ!!」」
サトシは先にソラとマイを外に出した。
「「ママ!!」」
ソラとマイはヒカリに抱きついてきた。
「ああ、もう心配ばかりかけて・・」
ヒカリは涙を流しながら抱いた。
だが、サトシはハルカが手を伸ばしたが手を掴もうとしなかった。
「サトシ?」
返事がなくハルカは急いで岩を退けるとサトシの背中が血が出ている
のに気付いた。
「ヒカリ!!サトシが・・」
「え!?」
ヒカリはサトシの元へ近寄ると背中が血が出ているのに驚いた。
「サトシ!!!しっかりして、サトシ!!!」
だが、サトシの意識は既に無かった。
「お願い、目を覚まして、サトシ!!」
ヒカリは目から涙が溢れていた。
「ヒカリ、早くサトシを病院に連れて行くんだ・・」
「うん・・」
するとリザードンがヒカリの前にきて、ヒカリはリザードンのしたい
事に気付きサトシを背中に乗せヒカリも乗りリザードンは病院へ向っ
た。
「「パパ・・」」
ソラとマイは自分達のせいだと感じ涙を流した。

  • スレ3-307
  • 愛しい貴方と共に 悲劇
  • 09/04/26 20:42:51
ヒカリとサトシが病院へ行った後、ノゾミ達も病院へ向った
手術室の前にはヒカリとリザードンが居た
「ヒカリ!!」
「ノゾミ!ハルカ!」
「ママ!パパは・・パパは」
「パパはどうなったの!」
ソラとマイはサトシの事が心配であった。
「パパは今手術しているから・・分から・・ない・・わ」
ヒカリは足元がふらついていた。
「ヒカリ!大丈夫?」
ハルカがヒカリの身体を支えヒカリを座らせた。
「うん・・大丈夫・・」
だが、ヒカリは明らかに我慢をしていた。
「いったい何があったの?」
「実はサトシの血が足りなくなって、私の血液を輸血してもらったの」
「ヒカリ・・」
「ピカピ」
「ポチャ」
それから暫らく経ってランプが消え先生が出て来た。
「先生!サトシは・・サトシは」
「ご安心下さい、背中の失血が酷かったですが手術は成功しました」
その言葉を聞いたヒカリは笑顔になった。
「良かった・・」
「二、三日、安静していればすぐに回復するでしょ・・」
「はい、ありがとうございます」

次の日、サトシを家に連れて帰ったが、ソラとマイは元気が無かった。
(パパを怪我をしたのは私のせいだわ)
(私があの時、動いていれば、パパは・・)
ソラとマイは自分達のせいでサトシを怪我をした事に罪悪感を感じてい
た。
「「ソラ、マイ・・」」
「ピカピ」
「ポチャ」
「ナエ」
セイ達もソラとマイの落ち込む姿を見て、話をしたがソラとマイの心の
傷を癒せなかった。

  • スレ3-308
  • 愛しい貴方と共に 悲劇
  • 09/04/27 21:26:39
サトシが怪我をしてから3日後
「う、ううん・・此処は?」
サトシは周りを見渡すと寝室にいる事を知った。
「そうか・・俺、ソラとマイを助けたと気を失って、痛て!」
サトシは背中の傷が痛みだした。
「サトシ!!」
「「パパ!!」」
ヒカリとセイとアイはサトシに抱きついた。
「いきなり、何するんだ、痛て!」
抱きついてきたせいで痛み出した。
「「ごめんなさい!」」
「サトシ、大丈夫?」
「大丈夫じゃないぜ・・」
ヒカリとセイ達は抱きつくのをやめた。
「ところで、ソラとマイはどうしたんだ?」
ヒカリとセイ達は笑みが消えた
「実は・・」
ヒカリがソラとマイが元気がなくなったことをサトシに話した。
「そうか・・二人がそんな事を・・」
サトシはベットから立ち上がった。
「サトシ?」
「俺、ソラとマイと話をしてくるよ・・」
サトシがそう言うと部屋から出ていた。

「ソラ、マイ・・」
「「パパ!!」」
サトシはソラとマイの隣に座った。
「ソラ、マイ、お前達が悩む必要ないぞ・・」
「「え!?」」
サトシの思いがけない言葉に二人は驚いた
「お前達が危険な事をするのはいけないが、たった一つの失敗で失敗
を恐れて夢を諦めたりする事だけはするな・・」
「「パパ・・」」
「お前達は俺の娘だ、お前達のピンチに守ってやる・・」
「「パパ!!」」
二人はサトシに抱きついた。
「パパ・・ヒク・・ごめんなさい・・ヒク」
二人は泣き出してしまい、サトシは
「こういう所はヒカリに似ているな・・」
サトシはスランプになっていた頃のヒカリに良く泣いていたのを思い
出していた

  • スレ3-310
  • 愛しい貴方と共に ヒカリの想い
  • 09/04/28 19:59:31
「ヒカリ、ソラとマイはどうしたんだ?」
「二人なら、セイとアイの所で寝るって言っていたわ・・」
サトシは背中に包帯をヒカリがやっていた。
「それで、ミミロル達も居なかったのか・・」
「サトシの怪我を心配して一緒に寝ないって言っていていたわ・・」
「そうか・・」
「はい!終わったわ・・」
「ありがとう、ヒカリ・・」
サトシが服を着た、その時
「ヒ、ヒカリ!」
突然、ヒカリがサトシに抱きついてきた。
「私、あの時、サトシが岩に埋もれて、本当に怖かったわ・・」
「ヒカリ・・」
「もし、サトシが死んだら私も後を追いかけると思っているわ・・」
ヒカリの言葉にサトシは
「馬鹿!!」
「サトシ!!」
サトシの突然の怒鳴り声にヒカリは驚いた。
「俺達、二人とも死んでしまったら一番悲しむのはセイ達だ!セイ達
の事を考えろう!」
「でも、私・・サトシが居なかったら生きていけないわ・・」
「それは、俺も同じだ、ヒカリが居なかったら生きていくのは嫌だ、
だが、セイ達を残して二人とも死ねないんだ!」
「サトシ・・」
サトシはヒカリを抱きしめながら言った。
「ヒカリ、もし、俺が死んでも後を追わないでくれ、セイ達と一緒に
生きていてくれ・・」
「サトシ・・ごめんなさい、私はどうかしていたわ、本当にごめんな
さい・・」
ヒカリとサトシは抱き合ったまま唇を重ねた。
「サトシ・・最後にお願いを聞いてくれる?」
「お願い?」
「うん・・・・・・」

  • スレ3-311
  • 愛しい貴方と共に ピカチュウとミミロル
  • 09/04/28 20:15:01
サトシが怪我をしてから、3週間後、来週はソラとマイの5歳と4歳の
誕生日があった。
「ううん・・」
ソラは朝の日差しで目を覚ました。
隣に寝ているセイがいたのでソラは起こさずに起きたがピカチュウ達
を見るとソラは吃驚した。
「ピカチュウ!!ミミロル!!」
ソラの声でサトシ達が起きた。
「どうしたんだ!ソラ?」
「何かあったの?」
ソラはまだ驚いているのか声を出さずにピカチュウとミミロルを指を
さした。
指した方にはミミロルが大事そうに卵を抱いていてピカチュウが照れ
ていた。
「ミミロル、このタマゴどうしたの?」
「ミミロ~」
ミミロルは照れてしまった。
「ピカチュウ、もしかして?」
「ピ~カ」
ピカチュウは「そうだよ」て言っているようであった。
「そうか、それは嬉しいな・・」
「チパ~」
「ベイ」
「ポ~チャ」
「ナエ~」
ポッチャマ達はピカチュウとミミロルを見ると喜んだ。
「さて、このタマゴはどうしようか?」
サトシがタマゴをどうするかを考えているとソラが
「パパ!ソラ、タマゴを育てたいよ・・」
「え!?」
予想外の言葉にサトシは驚いた。
「ソラ、前、お兄ちゃんとノンお姉ちゃんがタマゴを育っているのを
見てやりたいと思っていたの、だから、お願いタマゴを育てさせて・
・」
ソラの熱意にサトシは
「分かった、ソラが言うんだったら、俺は構わない、ピカチュウ、ミ
ミロルそれで良いか?」
「ピカ」
「ミミ」
二人は「喜んで」と言っていた
「よし、決まりだな、ソラ、タマゴはお前に任せたぞ・・」
「うん、ありがとう」

  • スレ3-312
  • 愛しい貴方と共に 世話
  • 09/04/29 20:19:44
「そうだったんだ、あのタマゴはミミロルとピカチュウのタマゴだっ
たのね・・」
ノゾミ達はソラがタマゴを大事にしているのを見てどんな事があった
のか気になりサトシとヒカリに聞いた。
「ええ、ソラは朝、起きてからずっとタマゴを大事そうにお世話をし
ているの・・」
ソラは朝から起きてからタマゴを抱いたままであった。
「サトシ、あんた、怪我の方は大丈夫なの?」
ノゾミがサトシの怪我の方が気になっていた。
「ああ、もうすぐ、包帯を外せるようになるぜ・・」
「そうか、それは良かったわね・・」
「でも、あの時、本当に私達も驚いたわ・・」
「ああ、俺もあのがけ崩れで助かったのが奇跡だと思ったよ・・」
サトシ達はあのがけ崩れの時の話をしていった、だが、この時ヒカリ
の身体に異変がおき始めていた。

  • スレ3-314
  • 愛しい貴方と共に 命の誕生と芽生え
  • 09/04/30 20:38:43
タマゴを見つけてから6日後の夜中
「う!」
ヒカリは突然目を覚まし洗面所に向った。
「もしかして!」
ヒカリはある事が頭を過ぎった。

そして、翌日、今日はソラとマイの誕生日であった。
「ねえ、ソラ、タマゴはどうなの?」
マイがタマゴの事が気になりソラに聞いてきた。
「昨日から良く動いているの、たぶん、もうすぐ生まれると思うよ・・」
「チパ~」
ソラとマイは生まれてくるのを楽しみにしていた、その時、突然、輝き
始めた。
「これって!」
「パパ達の所へ行こう・・」
「うん・・」

「この様子だったら、もうすぐ生まれるな・・」
サトシはタマゴの様子を見ていた。
「本当、パパ!」
「ああ」
「早く生まれてくれないかな・・」
「ピカ」
「ミミ」
ソラとピカチュウ、ミミロルは楽しみにしていた。
「ソラちゃん、相当、嬉しそうね・・」
「そりゃ、自分で世話をしたタマゴが生まれるんだ、嬉しいはずだ・
・」
ノゾミとハルカに話をしているとヒカリが真剣な表情でサトシ達に
声を発した。
「ねえ、みんな・・」
「なんだ、ヒカリ?」
ヒカリは間をあけ話をした。
「実は・・私のお腹の中に・・赤ちゃんがいるの・・」
「え!、本当か?」
ヒカリは首を縦に振り、サトシは抱きついた。
「おめでとう、ヒカリ・・」
「ありがとう、ハルカ・・」
「所で何ヶ月なの、ヒカリ?」
「1ヶ月よ・・」
ヒカリ達は話をしていると、卵が光った。
そして、タマゴから一回り小さい女の子のミミロルが生まれた。
「ミ~ミ」
「可愛い・・」
ソラはミミロルを抱きしめた、ミミロルも甘えった。
それを見た、サトシは
「ソラ、ミミロルの育ってみるか?」
「うん」
「そうか、分かった・・」
この日ソラのポケモンになった。

  • スレ3-316
  • 愛しい貴方と共に 出会い
  • 09/05/01 21:01:47
ソラとマイの誕生日から1ヵ月後
セイとアイの7歳の誕生日の前日、サトシは子供達のお願いで花畑に
連れていっていた。
「ねえ、パパ、ママ達はどうして一緒に来ていないの?」
マイがヒカリ達が来ていない事に気になっていた。
「ママ達はお腹に赤ちゃんがいるだろう、もし何かあったときの為
だ、ベイリーフとハルカが居るんだ心配ないて、マイ・・」
「うん・・」
サトシ達は暫らくすると花畑に着いた。
「う~わ、凄い綺麗!」
「ミミロル、一緒に遊ぼう・・」
「ミ~ミ」
「ピカチュウとミミロルも遊ぼう・・」
「ピカピ・・」
「ミミ・・」
ピカチュウとミミロルはセイ達やソラのミミロルと遊んだりしていた
「ニャルマー、花の帽子よ・・」
「ニャル~」
ノンはニャルマーに花をかけた
「アイ、お花で首輪を作ろう・・」
「うん・・」
ミドリとアイは花で首輪を作っていた、その時、花が動いた。
「な、何!」
アイは吃驚したが、動いている花をよく見ると知らないポケモンが
傷ついていた。
「パパ!知らないポケモンが怪我をしているよ!」
アイはポケモンを抱きかかえ、サトシ達に言った。
「このポケモンは、シェイミじゃないか!」
「ピカピカ!」
「ポチャ!」
サトシはシェイミを連れて家に戻ることにした。

  • スレ3-319
  • 愛しい貴方と共に 出会い
  • 09/05/02 20:55:45
サトシ達はシェイミを連れて家に帰ってきた。
そして、サトシはシェイミを手当てをしていた。
「ふう~これでよし・・」
サトシはシェイミの手当てを終わりヒカリ達の所に行った。
「サトシ、シェイミはどうだったの?」
ヒカリがシェイミの事が気になり聞いてきた。
「大丈夫だ、大した怪我ではなかったから、少し休めば回復するよ・・」
「良かったわ・・」
ノゾミ達は二人がシェイミに対して気にするのが気になって、ノゾミが
二人に聞いた。
「ねえ、二人は何でそこまで、シェイミの事を気にするの?」
「実はシンオウで旅をしていた時、シェイミと出会った事があるんだ・・」
二人はシェイミと初めて出会った時の話をノゾミ達に話した。
「グラデシアの花畑でシェイミは旅立っていたんだ・・」
「感動するかも・・」
ハルカは涙を流して感動していた。
「だから、シェイミに対しての思いがあったのね・・」
すると、シェイミが目を覚ました。
(此処は何処ででしゅ?)
「シェイミが喋っている!」
アイが吃驚して声をあげて、シェイミは怯えてしまった。
(ミーを襲わないで欲しいでしゅ・・)
シェイミが怯えているのを見てアイはシェイミを抱いた。
「大丈夫、私達は貴方を襲ったりはしないわ、だから、安心して・・」
アイの言葉にシェイミは落ちついた。
「シェイミ、どうして、花畑で倒れていたんだ?」
(ミーはグラデシアの花畑に向う途中、スピアー達に襲われてしまった
でしゅ・・)
「なるほど、確かにあのあたりのスピアーは血の気が多いからな・・」
「シェイミ、グラデシアの花畑て近くにあるの?」
ノゾミの質問にシェイミは
(分からないでしゅ・・)
「え!?」
(ミーも探しているでしゅ・・)
「分からないと困るわ・・」
「シゲルなら何か知っているかも知れないから俺行って来るよ・・」
サトシはシゲルの所へ向った。
そして、20分後
「分かったぞ!マサラとトキワの間にある森の西にあるんだ・・」
「それじゃ、明日、皆でそこへ行こうよ・・」
「ところでセイ達とシェイミは?」
「あそこよ・・」
ヒカリが指を指した方にシェイミと楽しく遊んでいるセイ達の姿あがった。

  • スレ3-320
  • 愛しい貴方と共に 出会い
  • 09/05/03 00:38:13
夜中、セイ達はシェイミと遊び疲れてしまったのか、ぐっすり眠って
いた。
アイはシェイミを抱いたまま眠っていた。
「うふふ、セイ達すっかり眠っているわね・・」
「ああ、そうだな・・」
サトシとヒカリはドアを少し開けてセイ達を見ていた。
「だけど、もうすぐ、シェイミとお別れね・・」
ヒカリはシェイミが花はこびをするため遠い場所に行ってしまう事を
考えていた、だが、サトシは
「大丈夫だ、ヒカリ・・」
「どういう事?」
「花畑に行ってみれば分かるよ・・」
サトシは自信満々な表情であった。

そして、セイとアイの誕生日の翌日、サトシ達はまだ日が昇っていな
い朝に花畑に向っていた。
「サトシ、シェイミと別れがもうすぐ近いね・・」
ノゾミもシェイミとの別れが子供達にとって辛いだろうと考えていた
「大丈夫だよ、ノゾミ、何も心配しなくても・・」
「どういこと?」
「着いたら、分かるよ・・」
サトシ達は暫らく歩いたら湖が見えてきた。
「う~わ、綺麗な、湖だわ・・」
湖の隣に赤い花畑が見えた。
「あそこだ・・」
サトシ達はグラデシアの花畑に近づいた。
「綺麗・・」
「これがグラデシアの花畑・・」
ハルカとノゾミは初めてのグラデシアの花畑を目にして喜んだ。
そして、花畑が揺れているのに気付いた。
「パパ、あそこ、揺れているよ!」
ソラが指を指しながらサトシに言った
「良く見ろ、ソラ、シェイミ達だよ・・」
サトシの言葉にセイ達はよく見ると花畑の中にシェイミ達が居た。
「本当だ、シェイミがいっぱい・・」
「このシェイミ達も花運びに出るんだよ・・」

  • スレ3-321
  • 愛しい貴方と共に 出会い
  • 09/05/03 00:38:41
サトシの言葉にアイは寂しそうな顔をしながら、抱いていたシェイミ
を降ろした。
(アイ?)
アイは今にも泣きそうな顔をしながらシェイミに言った。
「さあ、シェイミ、早く皆の所へ行って・・」
アイはシェイミに仲間達の所へ戻るように言い、シェイミは花畑に入
ろうとしたが、立ち止まった。
「シェイミ?」
アイがシェイミに近づくとシェイミも目に涙が溜まっていた。
(ミーもアイやセイ達と離れたくないでしゅ、これからも一緒に居た
いでしゅ!)
「シェイミ!」
アイはシェイミを抱いて泣き始めた。
「私も・・だよ・・シェイミ、私もシェイミとは・・離れたくないよ
・・」
(アイ!)
そんな二人を見ていたサトシが二人に近づいた。
「パパ?」
「こうなる事は分かっていたよ・・」
サトシはポケットからある物アイに渡した。
「モンスターボールだ、シェイミと一緒に居る為にゲットするんだ、
アイ・・」
「でも、どうやって?」
「ボールをシェイミに少し当てるんだ・・」
サトシはアイから離れてアイに任せた。
「シェイミ、行くよ・・」
(いつでも良いでしゅ・・)
アイはシェイミを少しボールを当てるとシェイミはボールの中に入っ
た。
そして、何回か揺れた後、ボールは止まった。
「やった!!」
アイは喜び、セイ達もアイの周りに集まった。
「やったな、アイ・・」
「おめでとう」
「ありがとう、お兄ちゃん、ノン・・」
アイはシェイミをボールから出すとシェイミはアイに抱きついてきた。
「シェイミ、これから、ずっと一緒だかね・・」
(ミーもアイから一緒離れないでしゅ・・)
すると、野生のシェイミ達がスカイフォルムになり花畑の真ん中を回り
花びらが空に集まり、まるで、花束のようであった。
「綺麗・・」
「空の花束だね・・サトシ・・」
「ああ、昔を思い出すよ・・ヒカリ・・」
サトシとヒカリも昔の事を思い出しながらシェイミ達が作った空の花束
を見ていた。
そして、シェイミ達は花運びに行ってしまった。

  • スレ3-322
  • 愛しい貴方と共に 友達
  • 09/05/03 21:03:23
シェイミがアイのポケモンとなり、翌日、セイ達はシェイミと遊んで
いた。
「シェイミ、こっちよ・・」
(待ってでしゅ、アイ・・)
アイとシェイミは仲が良く二人の絆が強くなっていた。
「アイとシェイミ、楽しそうね・・」
「ああ、見ていて、俺も嬉しくなるよ・・」
サトシとヒカリは遠くからアイ達を見ていた。
「これでまた賑やかになるな・・」
「ええ、シェイミが来てくれて私達も嬉しいわ、早く、お腹の赤ちゃ
んが生まれてこないかな・・」
ヒカリはお腹を撫でるとサトシにもたれかかった。
「ねえ、サトシ・・」
「なんだ、ヒカリ?」
「お腹の赤ちゃんの名前はどうするの?」
ヒカリの質問にサトシは
「その事なんだが、マイが「私に赤ちゃんの名前をつけさせて」てマ
イが言っていたんだ・・」
「マイが!?」
「ああ、そうなんだ、それで俺は今度生まれてくる赤ちゃんの名前は
マイに決めてもらうと思っているんだ・・ヒカリはどうかな?」
サトシが心配そうにしているとヒカリは
「良いわよ、マイも初めてお姉ちゃんになるんですもん、今回はマイ
に決めてもらいましょ・・」
「ありがとう、ヒカリ・・」

  • スレ3-324
  • 愛しい貴方と共に 悩み
  • 09/05/04 21:04:39
「ハァ~」
マイがため息をしているとピカチュウ、ポッチャマ、シェイミがマイ
に近づいてきた。
「ピカピ?」
「ポッチャ」
(どうしたでしゅ、マイ?)
ピカチュウ達がマイを心配してきた。
「私・・お姉ちゃんになれるかな・・」
「ピカ!」
ピカチュウ達はマイの悩みを聞いて驚いた。
「お兄ちゃんとお姉ちゃんは私達を気を使ってくれたり、譲ってくれ
たりして、私達を大事にしてくたりしているわ、それに引き換え私は
お姉ちゃんになれるか不安なの・・」
(そんな事ないでしゅ!)
マイの悩みを聞いてシェイミがマイの悩みを否定した。
(マイはいつも、ミー達を世話をしてくれたり、遊んでくれたりして
いるでしゅ、絶対、マイは立派なお姉ちゃんになれるでしゅ、だから
そんな事は言わないで欲しいでしゅ・・)
「シェイミ・・」
マイはシェイミを抱いた時、マイの悩みを聞いていた、セイとアイが
出てきた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん!」
「マイ、大丈夫よ、マイは立派にお姉ちゃんになるわ・・」
「ありがとう、お姉ちゃん、シェイミ、何だか勇気が出てきたわ・・」
「その意気よ、マイ・・」
アイがマイを抱いた。
(苦しいでしゅ!)
「ご、ごめん、シェイミ・・」

  • スレ3-326
  • 愛しい貴方と共に 経験
  • 09/05/05 20:53:57
シェイミが来てから1ヵ月後、ヒカリとノゾミのお腹は大きくなり、
赤ちゃんが生まれてくるのをサトシ達は心待ちにしていた。
この日はサトシがセイにポケモンバトルを教えていた。
「ナエトル、エナジーボール!」
「ナエ!」
ナエトルのエナジーボールはワニノコに向っていた。
「甘いぞ!セイ!」
「え!?」
サトシはワニノコに体を回転させエナジーボールをかわした。
「そんな風にかわすなんて・・」
「セイ、バトルの途中で見惚れているんじゃない!ワニノコ、噛み付
くだ!」
「ワニャ・・」
ワニノコはナエトルに噛み付きナエトルは苦しんでいた。
「ナエ!」
「ナエトル!」
「ワニノコ、止めだ、冷凍パンチ!」
「ワニャア!」
ワニノコの冷凍パンチを食らいナエトルは倒れてしまった。
「ナエトル!」
セイはナエトルに近寄った。
「ナエトル、大丈夫だったか?」
「ナエ~」
サトシはセイに近づいてきた。
「セイ、バトル大分うまくなった・・」
「うんうん、途中からワニノコのかわし方に見惚れてしまって指示が
出来なかったよ・・」
「ワニャ・・」
ワニノコは褒められて喜び踊った。
「実は、あの回転技は元々、ママが考えた技なんだ・・」
「え!?そうなの?」
「ああ、ママの考えた技をパパがアレンジをして、それをポケモン達
に教えたんだ・・」
「ねえ、パパ、さっきの技を教えて・・」
「ああ、良いぜ、明日、教えてやるからな・・」

  • スレ3-327
  • 愛しい貴方と共に 恋心
  • 09/05/06 20:42:58
「セイ・・負けちゃったね・・」
「うん、やっぱりパパは強いよ・・」
サトシとセイのバトルを見ていたノンとアイの姿があった。
「でも、セイ、サトシパパを相手にあそこまで戦えたのが良かったわ
・・」
「ニャ~ル・・」
ノンはセイを見ながらアイに語った。
だが、アイはノンがセイの事になると様子が違うのにアイはある事を
聞いた。
「ねえ、ノン・・」
「何、アイ?」
「ノン、もしかして、お兄ちゃんの事が好き?」
「え!?」
アイの言葉にノンは顔が真っ赤になった。
「やっぱり!お兄ちゃんの事が好きなのね・・」
ノンは意を決してアイに言った。
「うん、私、セイの事が好きよ・・」
(え~!そうだったんでしゅか!)
シェイミもノンがセイの事が好きだった事に驚いた。
(そうだ!ミーがセイにノンが好きだって事を言ってくるでしゅ・・)
「ち、ちょっと待ってよ!シェイミ!」
ノンは大慌てでシェイミを捕まえた。
(何ででしゅ!ノン?)
「シェイミ、セイにはこの事を言わないで・・」
(どうしてでしゅ?セイともっと仲良くなりたいと思わないでしゅか?)
シェイミの質問にノンは
「確かに、私ももっとセイと仲良くなりたいよ、でも、やっぱり、この
気持ち私が直接言いたいの、だから、お願い、この事はセイには言わな
いで!」
ノンの熱意にシェイミはセイに言うのをやめた。
「ノン、頑張ってね、応援しているから・・」
ノンの後ろからアイがノンに言った。
「ありがとう、アイ・・」

  • スレ3-330
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/05/07 21:10:30
翌日、ヒカリ達はそれぞれの里帰りをしていた。
ノゾミはケンジとノンを連れてキッサキに、ハルカはミドリとトウカ
に帰っていた。
「さあ、船に乗るぞ・・」
「うん、早く、ママに会いたいわ・・」
ヒカリはお腹を撫でながら船に乗っていた。
船の降板ではセイ達がはしゃいで遊んでいた。
そして、マサゴタウンに着きサトシ達はフタバタウンに歩いて向って
いた。
しばらく、歩いているとヒカリが疲れてきた。
「ママ、大丈夫?」
「うん、大丈夫よ、マイ・・」
マイが心配してヒカリを様子を見た。
「ヒカリ、お腹に赤ちゃんがいるから無理をするなよ・・」
するとベイリーフがヒカリに近づいた
「ベイベイ・・」
ベイリーフはヒカリに背中に乗れと言っている様であった。
「ありがとう、ベイリーフ・・」
ヒカリはベイリーフの背中に乗りサトシ達は再び歩き始めた。

  • スレ3-331
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/05/08 20:11:08
サトシ達は暫らく歩いたらフタバタウンに着いた。
「着いた!」
「久しぶりだわ、アヤコおばあちゃんに早く会いたい・・」
セイ達がはしゃぎながらアヤコの家に向かった。
そして、アヤコの家に着き、セイ達は勢い良く扉を開けた。
「「「「アヤコお婆ちゃん!!」」」」
セイ達はアヤコに抱きついた。
「あらあら、みんな甘えんぼさんね・・」
アヤコはセイ達を見て微笑んだ。
そして、サトシとヒカリが入ってきた。
「ママ、ただいま・・」
「お帰りなさい、ヒカリ、それにサトシ君も・・」
「お久しぶりです、アヤコさん・・」
アヤコは挨拶をするとヒカリに話をした。
「ヒカリ、お腹の方は大丈夫?」
「ええ、お腹の赤ちゃんもすくすくと育っているわ・・」
「そう、良かったわ、所で名前は決まったの?」
アヤコの質問に答えたのはマイだった。
「アヤコお婆ちゃん、実はマイが赤ちゃんの名前を付けるのよ・・」
「え!?マイちゃんが!」
「うん、パパとママが赤ちゃんの名前を決めても良いって言ってくれ
て、マイが名前を付けるのよ・・」
「そうだったのね、じゃあ、マイちゃんはどんな名前を付けるの?」
「まだ決まっていないの・・」
「そうか、ゆっくり考えてね・・」
「うん・・」
マイと話が終わるとセイ達がアヤコの前に立った。
「アヤコお婆ちゃん・・」
「これ、皆で作った、お花と・・」
「ソラが描いた、アヤコお婆ちゃんの絵を・・」
「受け取って・・」
セイ達が作った花とソラが描いた絵をアヤコに渡した。
「ありがとう、皆、お婆ちゃん嬉しいよ」

  • スレ3-333
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/05/09 20:25:43
その夜、サトシ達は疲れて眠ってしまい、ヒカリはアヤコと話をして
いた。
「ヒカリ、ここ最近は、無理はしてないよね?」
「もう、心配性ね、ママは、私なら大丈夫よ・・」
「ヒカリの大丈夫は大丈夫じゃないの・・」
アヤコの一言にヒカリはがっくとなった。
「でも、良かったわ・・」
「え、何が?」
ヒカリの問いにアヤコは笑顔で答えた。
「だって、久しぶりにみんなの元気な顔を見れて嬉しいの・・」
「ママ・・」
アヤコは側にあった物をヒカリに渡した。
「ママ、何これ?」
「それは、私からの贈り物よ・・」
ヒカリは中を開けるとそこにはお手製のセーターが入っていた。
「わぁ~可愛いセーターだわ・・」
「これから寒くなるでしょ、それでお腹を暖かくなるわ・・」
「ありがとう、ママ、大事にするわ・・」
アヤコはまたある物を渡した。
「これは、セイちゃん達の分よ・・」
「ありがとう、ママ、セイ達も喜ぶわ・・」
アヤコとヒカリは久しぶりの会話を楽しんだ

  • スレ3-334
  • 愛しい貴方と共に 里帰り
  • 09/05/10 18:04:37
次の日、ヒカリはアヤコから貰った、セイ達のセーターをセイ達渡し
セイ達は喜んだ。
アヤコはセイ達の喜んでいるのを嬉しくしていた。
アヤコは庭にセイ達から貰った花を植えて花が増えていた。
セイ達は自分達の花を大事にされているのを知って喜んだ。
サトシ達は船が出港の時間が近づいていたので、サトシ達はフタバタ
ウンを後にした。
サトシ達はマサゴタウンの船場に着き、カントー行きの船に乗った。
「サトシ!」
声がした方を振り向くとそこにはノゾミとケンジ、ノンがいた。
「ノゾミ!ケンジ!」
「ノゾミ、キッサキはどうだった?」
ヒカリがノゾミに聞いてきた。
「ああ、久しぶりに帰れて良かったよ、先輩にも会ったわ、お腹の赤
ちゃんの事を聞いてきたわ・・」
「はは、相変わらずだな、スズナさんは・・」
ヒカリ達は話をしているとノンはセイ達と話をしていた。
「ノン、これを見て・・」
セイ達はアヤコから貰ったセーターをノンに見せた。
「うわぁ、可愛い、セーターだわ・・」
「ニャル・・」
「アヤコお婆ちゃんが作ってくれたのよ・・」
「いいな・・」
「ノンもノンのママに頼めばどうだ?」
セイの言葉にノンは
「うんうん、ママのお腹に赤ちゃんがいるからママに無理をしたら、
赤ちゃんにも影響あるからやめておくわ」

  • スレ3-336
  • 愛しい貴方と共に クリスマス
  • 09/05/11 21:13:52
里帰りをしてから4ヵ月後
ノゾミは来月に出産予定日でノンは生まれてくるのを心待ちにしてい
た。
ヒカリ達はケーキを作りサトシ達は木にクリスマスツリーにしていた。
「パパ、ソラ上を飾り付けしたい・・」
「分かった、ムクホーク、頼む・・」
「ムクホー」
ムクホークはソラとミミロルを掴み木の上に向った。
「ありがとう、ムクホーク・・」
「ミミ・・」
ソラは木に飾りつけをしていき、飾りつけはあっという間に終わった。
(寒いでしゅ・・)
シェイミは寒いのが苦手であった。
「シェイミ、こうすれば暖かいわよ・・」
アイは自分が着ているセーターの中にシェイミを入れた。
(暖かいでしゅ、アイ・・)
シェイミは気持ち良さそうだった。
「パパ!星が点かないよ!」
マイが星が光っていないことに気付いた。
「ピカチュウ、パチリス、頼む・・」
「ピカチュウ~」
「チパ~」
ピカチュウとパチリスの電気を点けようとしたが少しパワーが足らな
かった。
そのとき、ソラのミミロルが
「ミミィ~」
ミミロルが10万ボルトを使い星が点いた。
「ミミロル、10万ボルトを使えるのね!」
「ミミ・・」
ソラはミミロルを抱いた

  • スレ3-337
  • 愛しい貴方と共に クリスマス
  • 09/05/12 20:59:48
サトシ達がツリーの飾り付けが終わり家に戻った。
「あら、サトシ、ツリーの飾りつけ終わったの?」
「ああ、今さっき終わったよ・・」
サトシが話し終えるとセイが
「ママ、俺、お腹が空いたよ・・」
「ナ~エ・・」
セイとナエトルはお腹が鳴っていた。
「うふふ、大丈夫よ、もう出来ているわ・・」
ヒカリ達は既に料理を完成させていた。
皆が席に着き料理を食べていた。

料理を食べ終わると子供達は寝てしまった。
「皆、寝てしまったわね・・」
「ああ、ピカチュウ達も気持ち良さそうに寝ている・・」
サトシ達が話をしているとハルカが
「あ!雪が降っているわ・・」
雪が降り始めどんどん勢いが強くなってきた。
「これじゃ、ノンを連れて帰れないわ・・」
その時、ヒカリが
「だったら、家に止まらない?」
「え!?良いの?」
「別に構わないぜ・・」
「ありがとう、お言葉に甘えさせてもらうかも・・」
サトシ達はセイ達の布団を敷きセイ達を寝かせた。
そして、サトシとハルカは自分達の布団を持ってきた
セイ達の隣に布団を敷き布団に潜った。
「ねえ、ノゾミは赤ちゃんの名前は決まったの?」
「実は名前はノンにきめてもらうんだ・・」
「え!ノンちゃんに?」
「ああ、ノンにとっては初めての兄弟が出来るんだ、だから、ノンに
決めてもらうをと思ったんだ・・」
「実は私達もマイに決めてもらうと思っっているの・・」
「え!?ヒカリも?」
「ええ、マイには初めての下の兄弟が出来るんだもん、今回は決めて
もらうわ・・」
ノゾミがある事を思い出してヒカリに言った。
「そういえば、ヒカリ、前に子供は5人欲しいって言っていたわね・・」
「え・・そ、それは・・」
ヒカリは前に子供の事を話していたの思い出し頬を赤くした。
「何だ、それは?」
「実はね、前にヒカリが子供は5人欲しいって言っていたの・・」
「ハ、ハルカ!」
サトシはハルカから話を聞くと
「実は俺も子供は5人は欲しかったんだ・・」
「「「え!?」」」
「俺も子供が5人は欲しかったからな、ヒカリの頼みをした時は俺は
喜んでOKしたよ・・」
「サトシ・・」
もう完全に二人の世界に入ってしまい、ノゾミとハルカは呆れていた。

  • スレ3-339
  • 愛しい貴方と共に 命の危機
  • 09/05/13 20:44:45
クリスマスから1ヵ月後
「ねえ、ノゾミ、そろそろ、生まれそうだわね・・」
「ああ、明日が予定日だから早く赤ちゃんの顔を見たいわ・・」
ノゾミとヒカリは赤ちゃんの話をしていると
「う!」
突然、ヒカリが苦しみだし倒れた。
「ヒカリ!!」
その時、サトシとセイ達が戻ってきた。
「サトシ、ヒカリが!」
「ヒカリ!!」
「「「「ママ!!」」」」
サトシはヒカリに近づいた。
「ヒカリ!おい、ヒカリ!!」
「痛い!・・痛いよ・・」
サトシは陣痛の痛みではないと気付き、急いでヒカリを病院へ向った。

「先生・・ヒカリは?」
サトシは女の先生にヒカリの様子を聞いてきた。
「ヒカリさんは、今、危険な状態です・・」
「危険って!?どういう事ですか?」
サトシは心配そうな顔をしていた。
「ヒカリさんの子宮が赤ちゃんを圧迫しています、このままだと赤ち
ゃんとヒカリさんの命が危険になります・・」
先生の話を聞いたサトシは
「先生!どうすればヒカリと赤ちゃんを助けられるですか!?」
「落ち着いてください、サトシさん、赤ちゃんとヒカリさんを助ける
には今すぐに出産するのが最善です、しかし、今の状態ですと赤ちゃん
が生まれても赤ちゃんが助かる確率は50%です・・」
「そんな・・」
先生の話を聞いてサトシは絶望した。
「先生、ヒカリと会わして貰えませんか?」
「はい、分かりました、此方です・・」
先生の案内でサトシはヒカリの居る部屋に着きサトシが入った。
そこにはヒカリがお腹に手を当てながら笑顔をが無かった。
「ヒカリ・・」
「サトシ・・」
サトシはヒカリの前に立つとヒカリが
「分かっているわ、今、赤ちゃんが危ないて事・・」
「ヒカリ・・」
ヒカリがサトシに抱きついた。
「私・・怖いの・・もし・・赤ちゃんにもしもの事があったら・・私・
・私・・」
ヒカリは涙を流しながらサトシにヒカリの気持ちを話した。
そんな、ヒカリにサトシは優しく抱いた。
「大丈夫だ、ヒカリ・・俺達の子供だ、絶対に大丈夫だ・・」
「サトシ・・」
「こう言う時は、大丈夫、大丈夫だろ・・」
「大丈夫、大丈夫、ありがとう、サトシ・・」
ヒカリは看護師に運ばれ分娩室に運ばれた

  • スレ3-340
  • 愛しい貴方と共に 奇跡
  • 09/05/14 21:01:23
ヒカリが分娩室に入ってからノゾミ達が来た。
「「パパ!」」
「皆!」
セイ達がサトシに近づき
「パパ、ママは、ママは?」
「今、ママは戦っているんだ・・」
サトシの言葉にセイ達は言葉に意味を知った。
「そんな、それじゃ、ママはどうなるの!?」
セイ達の顔を見てサトシは
「大丈夫だ、ママは絶対大丈夫だ、だから、心配するな・・」
「「うん・・」」
「ピカカ・・」
「ポチャ・・」
「ミミ・・」
「チュパ・・」
セイ達とピカチュウ達はそれでも、ヒカリの事が心配であった。
(大丈夫でしゅ、ヒカリは絶対、大丈夫でしゅから、アイ達は心配
ないでしゅ・・)
「ありがとう、シェイミ・・」
セイ達は大分落ち着くと窓からキラキラとした物が入ってきた。
「何これ?」
「綺麗・・」
ノンがキラキラとした物を持ちそれを見たサトシは
「これは!虹色の羽だ!」
その時、ピカチュウとミミロルが何かに気付き屋上へ行ってしまった。
「おい!何処へ行くんだ、ピカチュウ、ミミロル・・」
「サトシ、行ってみよ・・」
「ああ・・」
サトシ達はピカチュウとミミロルを追いかけて屋上へ向った。
「ピカチュウ、ミミロル、一体どうしたて・・」
サトシは言葉を失った、そこには虹色したポケモンがいた。
「何、このポケモンは?」
セイ達は見た事ないポケモンに驚いた。
「ホウオウだ・・」
ホウオウはまるでサトシを待っていたかのようにホウオウは居た。

  • スレ3-342
  • 愛しい貴方と共に 誕生
  • 09/05/15 21:16:04
ホウオウはサトシを見つめまるで心を見透かしているかのようであっ
た。
ホウオウは声をあげながら飛び去って行ってしまった。
「ホウオウ・・」
すると、ピカチュウとソラのミミロルが何か気付き中へ入っていた。
「ピカチュウ!」
その時、サトシ達は赤ちゃんの産声が聞こえた。
「赤ちゃんの声!?」
「もしかして!?」
サトシ達は急いでヒカリが入った分娩室へ向った。
そこには、ピカチュウとミミロルが居た。
「ピカチュウ、やっぱり、聞こえたんだな・・」
「ピカ・・」
その時、扉が開き先生が出てきた。
「先生、ヒカリと赤ちゃんは!?」
サトシはヒカリと赤ちゃんの無事かどうか心配であった。
「ヒカリさんと赤ちゃんは無事です・・」
「本当ですか!?」
「はい・・」
その時、サトシは無事である事を知り涙が流れた。
「今回は赤ちゃんが思っていたより小さかったので何事もありません
でした、サトシさん・・今回は無事で生まれてきましたが、今度、妊
娠をしたらヒカリさんの命が危なくなりますので気をつけてくださ
い・・」
「はい・・」
先生はサトシ達をヒカリと赤ちゃんが居る部屋へ案内をした。
「此処に、ヒカリさんと赤ちゃんがいます・・」
先生はその場を後にしてサトシ達は部屋に入った。
「ヒカリ・・」
「サトシ・・」

  • スレ3-343
  • 愛しい貴方と共に 誕生
  • 09/05/15 21:16:24
そこには疲れた表情のヒカリとすやすや寝ている赤ちゃんが居た。
「「「「ママ!」」」」
セイ達はヒカリに抱きついた。
「無事で良かったよ、ママ・・」
「ママが居なかったら私達、寂しいよ・・」
アイ達は涙を流しヒカリは優しく抱いた。
「ごめんね・・皆に心配させて・・」
ピカチュウ達もヒカリと赤ちゃんの無事に喜んでいた。
「さあ、貴方達の妹よ・・」
ヒカリは赤ちゃんを抱き、セイ達に教えた。
「可愛い・・」
(ヒカリとソラと同じ髪をしているでしゅ・・)
セイ達は新しい妹の誕生で喜び合っていた。
「マイ、そろそろ、この子の名前を教えて・・」
ヒカリはマイに赤ちゃんの名前を聞いてきた。
「うん、私の妹の名前は「ミライ」・・」
「ミライか良い名前ね・・」
「ミライには未来輝いて欲しいと願って考えたの・・」
「へぇ~マイも中々良い名前を考えたな・・」
セイの言葉にマイは頬膨らませながら、セイに怒った。
それを遠くから暖かく見ていたホウオウの姿があった。

  • スレ3-344
  • 愛しい貴方と共に 誕生
  • 09/05/15 23:58:38
次の日、サトシ達は朝の日差しで目を覚ました。
「う~ん、眩しいわ・・」
「眠い・・」
アイとソラはまだ眠たいのか目を擦っていた。
(ミライはまだ、寝ているでしゅ・・)
「うん・・」
シェイミとマイはミライを眺めていた。
そして、シェイミがミライに近づいた、その時、ミライが寝たままシ
ェイミに圧し掛かった。
(重たいでしゅ!)
「シェイミ!」
サトシがミライを抱いた。
(く、苦しかったでしゅ・・)
「シェイミがミライに近づくからでしょ・・」
「ピカピカ・・」
「ポチャ・・」
「チュパ・・」
アイとピカチュウ達の言葉でシェイミはしゅんとなった。
ノゾミやノンも目を覚ました。
「あ、セイ、おはよう・・」
「おはよう、ノン・・」
ノゾミが立とうとした、その時
「う!」
ノゾミが突然苦しみだした。
「ママ!!」
「「「ノゾミ!!」」」
サトシ達はノゾミに近づいた。
「陣痛が・・始まったみたい・・」
サトシ達は直ぐにノゾミを見てもらうため、サトシが抱え先生の所
へ向った。

ノゾミを先生に任せサトシはケンジに連絡をして、分娩室の前で待っ
ていた。
「ママ・・」
ノンが心配している中、セイが
「大丈夫だ、ノン・・」
「セイ・・」
「ノンのママは絶対大丈夫だ、心配せずに待っていようぜ!」
「ナエ・・」
セイの励ましにノンは感謝をしながら頬を赤くしていた。

  • スレ3-346
  • 愛しい貴方と共に 誕生
  • 09/05/16 20:05:09
ノゾミが分娩室に入ってから10分後
赤ちゃんの産声が聞こえ、サトシ達はホッとした。
そして、扉が開き中から先生と看護師が赤ちゃんを抱いて出てきた。
「はい、可愛い女の子よ・・」
看護師はノンに赤ちゃんを渡した。
ノンは赤ちゃんを抱き、赤ちゃんの温かみに感じた。
「暖かい・・」
先生はサトシ達にノゾミの居る部屋へ案内された。
「ママ!」
ノンはノゾミの元へ近づいた。
「ノン・・」
「ママ、見て、女の子の赤ちゃんだよ・・」
「ノンもこれでお姉ちゃんだね・・妹の面倒をちゃんと見なさいよ・
・」
「うん・・ユリの面倒はちゃんと見るよ・・」
「ユリ?」
「私が考えた名前よ・・」
「良い名前よ、ノン・・」
「ニャルー・・」
そこへ息を切らせながらケンジが入ってきた。
ケンジは無事に生まれた事に嬉しくなった。

  • スレ3-347
  • 愛しい貴方と共に 設定
  • 09/05/16 20:40:28
ミライ(女)
サトシとヒカリの娘
容姿はヒカリ似で髪の色は青。性格は明るく、甘えん坊である。
ミライは体が弱く運動が出来ないがポケモン達と触れ合いを嬉しく
感じている。
ミライはベイリーフに良く助けてもらう事が多い
ソラとマイと同じく体が小さい。
口癖はヒカリとアイと同じでで「大丈夫」

ユリ(女)
ケンジとノゾミの娘
容姿はノゾミ似で髪の色はノゾミと同じオレンジである。性格はお転
婆でケンジとノゾミの子供とは思えないぐらい行動的。
ノンもユリのお転婆には悩まされている。
ミライとは気が合うらしく良くミライと一緒に居る事が多い。
口癖は「平気」と言っているが言っている時が大丈夫ではない。

アイのシェイミ
シェイミの性格は臆病であり好奇心が旺盛である。
アイに抱かれる事が多い

ソラのミミロル
性格は素直である
ピカチュウとミミロルの間に生まれたミミロルで女の子である。
ソラに良く懐いている。
ミミロルが怒ったら相手に10万ボルトやアイアンテールを当てる。

  • スレ3-349
  • 愛しい貴方と共に 喜び
  • 09/05/17 22:22:01
ユリが生まれてから3日後、ノゾミは先に退院をして家に帰っていた。
「ああ、私も早く退院して、ミライに色々教えたいわ・・」
ヒカリはミライの体が小さい事で異常ないか調べてもらっているた
めヒカリ達は翌日に退院予定だった。
(仕方ないでしゅ、ミライは体が小さかったのでしゅから異常がない
か心配なるでしゅから・・)
シェイミの言葉でヒカリは微笑を浮かべながら翌日を待った。

次の日
サトシ達はミライに異常が無かったので無事に退院した。
サトシ達は家に帰っている途中、ミライの寝顔を見てサトシ達は
「よく、寝ているわ・・」
「ああ、気持ち良さそうだな・・」
ヒカリが抱いていたミライの寝顔をに皆は嬉しくなっていた。
そして、しばらく歩きサトシ達の家に着いた。
「「「「ただいま・・」」」」
セイ達は中に入るとそこには
「お帰りなさい、皆・・」
「帰ってくるの待っていたわ・・」
ハナコとアヤコ、それにノゾミやハルカの姿があった。
「「「「ハナコお婆ちゃん!アヤコお婆ちゃん!」」」」
セイ達はハナコとアヤコが居たのに驚いた、サトシとヒカリが入って来た
「母さん!」
「ママ!」
「お帰りなさい、サトシ、ヒカリちゃん・・」
サトシが二人に此処にいるか聞いてきた。
「何で、母さんとアヤコさんが此処にいるの?」
「ああ、私達、病院へは行かなかったでしょ・・」
「だから、今回、家で貴方達の帰り待つ事にしたの・・」
「そうだったの・・」
ヒカリはハナコとアヤコに近づいた。
「お母様、ママ、私達の娘よ・・」
「ヒカリちゃん、そっくりだわ・・」
「ヒカリ、この子の名前は?」
「ミライよ、マイが考えた名前なの・・」
「いい名前ね・・」
「さあ、皆、お腹すいたでしょ料理が出来ているから食べましょ・・」
サトシ達は用意されていた料理を食べ、ハナコとアヤコは次の日に帰っ
てしまった。

  • スレ3-351
  • 愛しい貴方と共に 子守唄
  • 09/05/18 20:37:09
ハナコとアヤコが帰って日の夜中
サトシ達が寝ていると突然ミライが泣き始め、サトシ達は起きた。
「どうしたのよ、ミライ・・」
ヒカリはミライを抱きあやしたがミライはまだ泣き続いていた。
「ミライ、どうしたの?」
「お姉ちゃん達が居るから怖くないよ・・」
ソラとマイはミライに話しかけたがまだ、ミライは泣き続いた。
「どうして、ミライは泣いているんだ・・」
サトシがミライが泣いている理由を考えているとヒカリが子守唄を
歌い始めた。
ヒカリの子守唄にミライは泣くのをやめ眠ってしまった。
「ヒカリ、相変わらず、子守唄が上手いな・・」
「うふふ、私もこの子守唄は得意なの・・」
サトシとヒカリはミライを寝かせつけ周りを見るとソラとマイ、パチ
リス、ミミロル、ベイリーフがヒカリの子守唄に寝てしまった。
「もう、ソラとマイはこんな所で寝て・・」
「仕方ないよ、ヒカリの子守唄は眠たくなるから・・」
サトシとヒカリはソラとマイを布団を被せサトシとヒカリも寝てしまった。

  • スレ3-352
  • 愛しい貴方と共に 触れ合い
  • 09/05/19 21:04:46
ミライとユリが生まれてから1ヵ月後
ミライとユリはセイ達に連れられ外に出ていた。
アイとノンに抱かれているミライとユリはベイリーフに乗せられた。
「ベイベーイ・・」
ベイリーフは二人に喜んでもらうと鶴の鞭で絵を表現した。
ミライとユリは嬉しくて笑った。
「ミライとユリちゃん、嬉しそうだな・・」
「うん、ユリは何でも興味心身だからね・・」
「ニャル・・」
セイ達が話しているとシェイミがベイリーフの背中に乗りミライとユ
リに近づくとミライとユリがシェイミを引っ張った。
(引っ張らないで欲しいでしゅ!!)
シェイミはあまりの引っ張る強さに思わず声をあげた。
「シェイミ!」
マイとノンが二人からシェイミを離した。
(痛かったでしゅ・・)
「シェイミがミライとユリちゃんに近づくからでしょ・・」
「ピカピカ・・」
「ポチャ・・」
(だって、ミーもミライとユリと遊びたかったでしゅから・・)
シェイミがミライとユリと遊びたい事をセイ達に伝えると
「そうね、シェイミもミライとユリちゃんと遊びたいのよね・・」
マイとノンはミライとユリを降ろすとシェイミが二人に近づくと
甘い香りを使った。
「う~ん、いい匂い・・」
「本当、お菓子みたいな匂いがする・・」
「ミドリお姉ちゃんたら、本当に食べ物事しか考えていないね・・」
ソラの言葉でセイ達は思わず笑ってしまいミドリは赤くなった。
ミライとユリは甘い香りで寝てしまい、セイ達は気持ち良さそうに
寝ている二人を起こさないように家に戻っていた。

  • スレ3-354
  • 愛しい貴方と共に 姉からのプレゼント
  • 09/05/20 20:47:18
次の日
アイはヒカリに話をして二人は部屋に入った。
「じゃあ、まずは・・・」
ヒカリとアイは何かの作業を始めた。
「ママ、お姉ちゃん、何処・・」
「チパ~」
マイが二人がいないことに気付き探していた。
「あら、マイ・・」
ヒカリがマイに気付き出てきた。
「ママ!何をしていたの?」
マイは部屋を覗いてみるとそこにはアイが編み物をしていた。
「お姉ちゃん、何を編んでいるの?」
「あ!マイ・・」
「ねえ、何を編んでいるの?」
「チパ・・」
マイとパチリスはアイが何を編んでいるかを聞いてきた。
「これは、ミライの為に作っているシェイミのぬいぐるみよ・・」
アイは作っている途中のシェイミのぬいぐるみをマイに見せた
「う~わ、凄いよ、お姉ちゃん、シェイミそっくり!」
「チッパ~」
シェイミのぬいぐるみはシェイミそっくりだったが少し小さかった。
「でも、何でぬいぐるみを作ろうと思ったの?」
「ミライがシェイミと仲良くしているでしょ、でも、ミライがシェイ
ミに良く引っ張ったりするでしょ、このままだとシェイミが疲れちゃ
うから代わりにぬいぐるみで我慢してもらうかなって思ったわけ・・」
「たしかにミライはシェイミにちょっと乱暴だもんね・・」
「チパチパ・・」
アイは作業を再開してマイもぬいぐるみ作りを手伝った

  • スレ3-356
  • 愛しい貴方と共に 姉からのプレゼント
  • 09/05/21 20:58:49
アイとマイはシェイミのぬいぐるみを完成させた。
「出来た!」
アイとマイは出来たぬいぐるみを眺めていた。
「シェイミ、そっくり!」
「早く、ミライに渡そう!」
「うん!」
「チパ!」
アイとマイはぬいぐるみを持ってミライの元へ向った。

その頃、ミライはセイ達とベイリーフと遊んでいた。
「ベイベイ・・」
ベイリーフは鶴の鞭でミライを高い高いをしていた。
ミライは高い高いをされ喜んでいた。
その時、アイとマイがぬいぐるみを持ってやってきた。
「お姉ちゃん、マイ・・」
二人はミライに近づきぬいぐるみをミライに見せた。
「ミライ、私達が作ったぬいぐるみよ、大事にしてね・・」
アイはぬいぐるみを渡すとミライは嬉しいのかぬいぐるみを受け取り
ミライはぬいぐるみに抱きついた。
「お姉ちゃん、マイ、凄いよ、シェイミ、そっくりだよ!」
(本当でしゅ、ミーとそっくりです・・)
セイ達もアイとマイが作ったぬいぐるみに絶賛した。
それを遠くから見ていたサトシとヒカリの姿があった。

  • スレ3-357
  • 愛しい貴方と共に 旅行の準備
  • 09/05/21 22:58:34
ミライ達が生まれてから6ヵ月後
サトシ達はテレビを見ていた。
(さぁ~今回はアルトマーレについてです・・)
(アルトマーレとは水に囲まれた町で古代遺産が数多く残っており
歴史を知る事もできます・・)
(そして、ニャ~ント来月には年に1回行われる、水上ポケモンレ
ースが行われるニャ!)
そこには元ロケット団がアルトマレーレについて語っていた。
そして、アルトマーレの町の様子が写されていた。
「アルトマーレか、行ってみたいわ・・」
「うん、水に囲まれて綺麗だわ・・」
「古代遺産も見てみたいわ・・」
ヒカリ達はアルトマーレに行きたい事を嘆いているとサトシが
「なら、皆でアルトマーレに行こうぜ!」
「「「え!?」」」
サトシの思いがけない言葉でヒカリ達は驚いた。
「セイ達に旅行をさせてやろうと前から思っていたんだ、ヒカリ達も
アルトマーレに行きたいようだし、来月にアルトマーレに行こうぜ・
・」
「うん、ありがとう、サトシ・・」
サトシは部屋へ戻り、机の中に入っているカノンから貰った絵を眺め
ていた。
「元気かな、カノンは・・」

  • スレ3-359
  • 愛しい貴方と共に 旅行の準備
  • 09/05/22 20:55:37
「サトシ、何をしているの?」
「うわ!ヒカリそれに皆・・」
サトシの後ろにヒカリ達が居た。
「パパ、その絵は何?」
ソラがサトシが持っていた絵を覗いてきた。
「あ、これパパの旅をしている頃の絵だ!」
「え、見せて!」
ヒカリ達は絵を見るとそこにはヒカリが出会う前のサトシとピカチュ
ウが描いてあった。
「いい絵だね・・」
「ええ、サトシとピカチュウの笑顔が何だかこっちも微笑んじゃうわ
・・」
「ねえ、サトシ、この絵はどうしたの?」
ヒカリが絵の事が気になりサトシに聞いてきた。
「その絵は貰ったんだ・・」
「貰った?」
「ああ、さっき話した、アルトマーレに住んでいるカノンという女の
子から貰ったんだ・・」
「アルトマーレ!サトシ、アルトマーレに行ったの!?」
ヒカリは吃驚しながらサトシに聞いてきた。
「ああ、あの頃は俺とカスミとタケシで旅をしていた頃、次のジムの
ある町に向っていた頃、途中で立ち寄った町がアルトマーレだったん
だ・・」
「驚いたかも、まさか、サトシがアルトマーレに行った事があったな
んて・・」
ハルカ達も驚いた。
「だけど、あの時は大変だったよ・・」
「ピカー・・」
サトシとピカチュウは悲しんだ顔をした。
「サトシ、一体どんな事があったの?」
ヒカリの心配そうな顔をしながらサトシに聞いてくると
「一つ、これだけは守ってくれるか!今から話すことは誰にも言わな
いって約束するか?」
サトシの気迫を感じヒカリ達は
「う、うん・・」
「俺も守るよ、パパ・・」
「だから、話を聞かせて!」
ヒカリやセイ達もサトシの話が気になり約束を守る事を約束した。
サトシはアルトマーレで起きた事を全て話した。
ラティアス、ラティオスの出会い、心の雫を奪おうとする二人の女
怪盗、心の雫が暴走でアルトマーレが滅亡の危機に立った時、自分
の全ての力を使って街を救い、ラティオスが心の雫になりアルトマ
ーレを守っている事をヒカリ達に話した。
「泣けるかも・・」
「うん、ラティオスが町を守る為にそこまで・・」
ヒカリ達はラティオスが町を守る事に感動して涙を流していた

  • スレ3-361
  • 愛しい貴方と共に 旅行へ
  • 09/05/23 20:55:23
サトシがアルトマーレに行こうと言ってから2週間後
サトシ達は日が出る前に家をでた。
今回の旅行はケンジも付いて行く事が出来た。
「パパも付いてきて私嬉しいよ・・」
ノンはケンジが付いて来た事を嬉しかったようだ。
「だけど、ケンジには私達の荷物を持ってもらうわよ・・」
「そ、そんな・・」
ケンジはがっかりした。
それから暫らく歩き港に着きクチバシティ行きの船に乗った。
「ねえ、パパ、アルトマーレには何時着くの?」
アイがサトシに何時着くのか聞いてきた。
「クチバシティでアルトマーレ行きの船に乗り換えるから、明日の朝
に着くよ・・」
「そんなにかかるんだ・・」
「でも、着くまでの船旅を楽しむのも良いわよ・・」

  • スレ3-362
  • 愛しい貴方と共に 旅行へ
  • 09/05/24 19:39:11
サトシ達はクチバシティの港に着きアルトマーレ行きの船に乗り換え
た。
セイ達は船を探検していると船にプールがあるのに気付いた。
「う~わ、船にプールがあるよ・・」
「本当だ、私、プールで遊びたい!」
「私も!」
「ピカピカ・・」
「ポッチャ・・」
セイ達はプールで遊び気持ちになっていた。
すると、サトシ達がやってきた。
「こら!勝手に行ったら駄目でしょ!」
ハルカが怒っている事にセイ達はは謝った。
「ねえ、パパ、私プールで遊びたい!」
「プール?」
サトシ達はソラが指を指した方を見るとプールがある事に気付いた。
「アルトマーレに着くのは明日だし、プールで一緒に遊ぼうぜ!」
サトシの言葉でセイ達は喜んだ。
「だけど、その前を荷物部屋へ置いてくるのよ・・」
「「「「「「は~い!」」」」」」
サトシ達は部屋に荷物を置いてきて水着に着替えた。

  • スレ3-364
  • 愛しい貴方と共に 旅行へ
  • 09/05/25 20:29:13
セイ達はプールではしゃいでいた。
「いくよ!それ!」
「ピッカ!」
セイ達は船から借りたビーチボールで遊んでいた。
「お!楽しそうだな、パパも入れてくれるか?」
「うん、パパも一緒に遊ぼう!」
セイ達とサトシはビーチボールで遊んでいった。
「うふふ、皆、楽しそうね・・」
「うん、水遊びは殆んどしていなかったからね・・」
ヒカリ達はプールサイドに座りながらサトシ達を見ていた。
(冷たくて気持ちでしゅ・・)
「ポチャ・・」
シェイミとポッチャマは外が暑くてプールで泳いでいた。
「シェイミとポッチャマも気持ちいいのね・・」
(此処暫らく暑くて嫌だったからプールに入れて嬉しいでしゅ・・)
「ポチャポチャ・・」
シェイミとポッチャマが気持ち良さそうにしているとミライとユリが
笑った。
「あらあら、皆が楽しくやっていてミライとユリちゃんも喜んでいる
わ・・」
ヒカリとノゾミはミライとユリを抱いたままプールに入った。
ミライとユリは気持ちいいのか喜んでいた。
サトシ達は楽しく遊んでいるのを遠くから見つめる影があった。

  • スレ3-365
  • 愛しい貴方と共に 船旅
  • 09/05/26 20:56:51
サトシ達は夕方までプールで遊んでいた。
「さあ、そろそろ、上がるぞ・・」
「ええ・・もっと遊びたいよ・・」
ソラがまだ遊び足りないのかプールから上がらなかった。
「ソラ、良いのかな、上がらなくて?」
「どう言う事?」
サトシの言葉が気になった。
「この船には豪華な料理が沢山出るんだ、ソラが好きそうな料理も沢
山でるかもな・・」
サトシの言葉を聞いた瞬間、ソラはすぐにプールから上がった。
「早く行こう!」
ソラの行動力に皆は笑いを堪えながら部屋に戻った。

それから、サトシ達は豪華料理を食べていきソラとミドリが料理を沢
山食べていった。
それから、サトシ達はそれぞれの部屋に戻った。
「明日にはアルトマーレに着くから今日はもう寝なさい・・」
「「「「は~い・・」」」」
セイ達は布団に入るとミライが泣き出した。
「どうしたの、ミライ?」
ヒカリはミライをあやそうとしたがミライは泣き止まない。
すると、ベイリーフが
「ベイ!」
ベイリーフが鶴の鞭で絵にしたりミライを撫でたりしてミライは泣き
止み眠った。
「ありがとう、ベイリーフ、お陰でミライが泣き止んだわ・・」
「ベイベイ・・」
サトシが戻ってきてヒカリも布団に入りサトシが電気を消した。

次の日、サトシ達は朝の日差しで目を覚ましサトシ達は着替えて食事
に出た。
ノゾミ達も目を覚ましサトシ達と一緒に食事を済ませた。
サトシ達は外で風に当たっていると船のアナウンスが鳴った。
(まもなく、アルトマーレに着きます、お客様は・・)
すると、島らしき物が見えてきた。
「久しぶりだぜ、アルトマーレ・・」
「ピカピカ・・」

  • スレ3-368
  • 愛しい貴方と共に 水上レース
  • 09/05/27 20:52:12
サトシ達が乗った船は港に入りサトシ達は船から降りた。
「う~わ、綺麗・・」
「久しぶりだぜ、この景色を見るのは・・」
「ピカ・・」
サトシは周りを見渡すとあるポスターが目に入った。
「何なのこのポスターは?」
サトシ達はポスターの内容を見るとポケモン水上レースが予定より
早くなり今日にやる事が書いてあった。
「水上レースが今日の10時にやるのね・・」
「よっしゃ、俺は出るぜ!」
するとケンジが
「僕も出るよ・・」
「え!?ケンジも?」
ケンジも出ることにノゾミは驚いた。
「僕だって、偶にはイベントなんかに出たいからね、それにノンとユ
リにも見せたいから・・」
「パパ・・」
サトシ達はポケモン水上レースに参加するため会場に向った。
そして、エントリーが終わりサトシとケンジは準備を始めた。
「サトシ、悪いけど、このレースは絶対に勝たせてもらうよ・・」
「それはこっちの台詞だぜ、ケンジ、絶対俺が優勝してやるぜ!」
サトシとケンジはそれぞれの意気込みを語りスタート地点に向った
「只今より、ポケモン水上レースを開催します!」
歓声が鳴りヒカリ達も応援していた。
「サトシ、頑張って!」
「「「「パパ、頑張って!」」」」
「ピカピ、ピカ!」
「ポッチャポチャ!」
(サトシ、頑張るでしゅ!)
「ケンジ、頑張りなさい!」
「パパ、頑張ってね!」
「それでは、カウトダウン!どうぞ!」
キャモメが順番に鳴きキャモメ達が一斉に飛び、レースはスタートし


  • スレ3-370
  • 愛しい貴方と共に 水上レース
  • 09/05/28 21:05:26
キャモメが順番に鳴きキャモメ達が一斉に飛び、レースはスタートし
た。
「ワニャ!」
「リル!」
スタートした時、サトシとケンジは他の選手より早かった。
そして、サトシとケンジの勝負となっていた。
「おお!サトシ選手とケンジ選手の独占状態だ!」
「パパ!頑張って!」
「ケンジ!負けないでよ!」
ノゾミとノンも熱くなって応援をしていた。
そして、サトシとケンジはゴール目前まで来ていた。
「ワニノコ!後少しだ、頑張ってくれ!」
「ワニャ!」
「マリル!もう少しだ、頑張るんだ!」
「リル!」
ワニノコとマリルは自分が出せるパワーを全てを出した。
そして、2匹同時にゴールをした。
「「うわ!」」
サトシとケンジはゴールした瞬間にバランスを崩し水に落ちてしまっ
た。
「さあ!ゴールした瞬間の写真が出来ました!勝者は・・」
写真がコマ送りになり最初にゴールした瞬間の写真が出た。
「勝者はサトシ選手とワニノコです!!」
歓声は上がりヒカリ達も喜んだ。
「「「「パパ!凄い!」」」」
「サトシ!ワニノコ!凄いわ!」
ヒカリとセイ達は喜ぶ中ノゾミ達は
「パパ・・負けちゃった・・」
「でも、パパは良く頑張ったよ・・」
「うん・・」

  • スレ3-372
  • 愛しい貴方と共に 誘拐
  • 09/05/29 20:37:09
「綺麗・・」
「ミ~」
ソラは水上レースの優勝商品のアルトマーレグラスのメダルを眺めて
いた。
「本当に、綺麗だわ・・」
「ポーチャ・・」
ヒカリ達もメダルの美しさに目を奪われていた。
「ねえ、このメダルに刻まれているのは?」
ノゾミがメダルに何かが刻まれているのに気付いた。
「それは、アルトマーレの守り神ラティオスとラティアスが刻まれて
いるだ・・」
「そうなんだ・・」
サトシ達はメダルの話をしているとピカチュウ達が水を見つけた。
「ピカ!」
「ミミ!」
ピカチュウ達は水場に向った。
「おい、ピカチュウ、勝手に行くな!」
サトシ達はピカチュウ達の所へ行った。
「チュパ・・」
「ナエ・・」
ピカチュウ達は水が飲みたいらしくサトシ達に水を出して欲しいと言
っているようだった。
「分かったよ・・」
サトシが水を出すとピカチュウ達は水を浴びたり飲んだりした。
「ニャルー」
「ベイ・・」
(冷たいでしゅ・・)
ピカチュウ達は飲み終わると嬉しそうだった。
「シェイミ、気持ちよかった?」
(気持ちよかったでしゅ・・)
すると、突然、男がシェイミを奪い逃げって行った。
「シェイミ!!」
「くそ、逃がすか!!」
サトシは男の後追いかけ、ヒカリ達も追った。
(放すでしゅ!!)
シェイミは必至に逃げようとしたが無駄だった。
「えへへ、船でお前を見かけてからずっとチャンスを狙っていたんだ
お前は高く売れるからな、これで俺も大金持ちだぜ!」

  • スレ3-373
  • 愛しい貴方と共に 誘拐
  • 09/05/30 20:24:39
「シェイミを返せ!」
「ちっ!しつこい奴だ!」
サトシは男の後を追いかけていた。
「リザードン、シェイミを取り戻すんだ!」
サトシは腰につけていたモンスターボールを投げた。
「ゴォォォッ!」
リザードンは男の前に立った。
「くそ!」
「おい!シェイミを奪ってどうするつもりだ!」
「ふん、知れた事をシェイミを闇取引で高く売ってやるんだよ!」
サトシは男の言葉に怒りを感じた。
「何だと!ポケモンを道具としか思わないお前は絶対許さない!」
「ふん、何とでも言え・・」
男は二つのモンスターボールを高く投げオーダイルとボスコドラが
現れた。
「オーダイル!ボスコドラ!リザードンを叩き潰せ!」
オーダイルとボスコドラはリザードンに向っていた。
「リザードン!オーダイルとボスコドラに火炎放射!」
リザードンはオーダイルとボスコドラを相手をした。
「ストライク!切り裂く!」
「ストライーク!」
ストライクの切り裂くはオーダイルに直撃に当たり倒れた。
「ケンジ・・」
「サトシ、僕も手伝うよ!」
「ああ・・」
サトシとケンジはボスコドラに集中攻撃をさせ、ボスコドラも倒れた。
「さあ、お前のポケモン達は全て倒したぞ、大人しくシェイミを離す
んだ・・」
「くそ!」
男はまた逃げようとした、その時
「何だ!体が動かん!」
「これはサイコキネンシス!」
男の手がシェイミから離れた。
「シェイミ!!」
(アイ!!)
シェイミはアイ所へ向かいアイに飛び込んだ。
「シェイミ、良かったわ、無事で・・」
アイはシェイミを抱きながら無事である事に安心した

  • スレ3-375
  • 愛しい貴方と共に 有名人
  • 09/05/31 20:55:45
サトシ達は男をジュンサーさんに引き渡しその場から離れようとした
その時
「あの、もしかして、元シンオウリーグチャンピョンのサトシさんと
シンオウグランドフェスティバル優勝者ヒカリさんですか?」
そこには騒ぎを聞きつけたマスコミ達であった。
「はい、そうですが・・」
するとマスコミたちはサトシとヒカリに押し寄ってきた。
「サトシさんとヒカリさんは結婚をしたという噂されていましたが
それは本当ですか!?」
「はい、俺とヒカリはシンオウリーグの後、マサラタウンで結婚式を
挙げました・・」
マスコミ達はさらに質問は続きサトシはノゾミ達に離れるようにジェ
スチャをして、ノゾミ達はその場を後にした。
マスコミ達は質問を終えるとその場に後にした。

  • スレ3-377
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/06/01 20:31:42
「ふぅ~質問攻めで疲れたわ・・」
「そうだな・・」
サトシとヒカリはヒカリの腕の中で寝ているミライを見ながらノゾミ
達の場所に向った。
「あ、パパ!ママ!」
「サトシ、ヒカリ、お疲れさま・・」
サトシとヒカリが来たのにノゾミ達は気付いた
「ああ、マスコミの質問攻めには参ったぜ・・」
「どんな事を聞かれたの?」
ハルカの問いにヒカリが
「結婚生活はどうとか、子供はいつ生まれたとかを聞かれたわ・・)
「大変だったね・・」
ノゾミ達が話をしているとケンジが
「大変と言えば、シェイミを奪われた時、男にサイコキネンシスを
使ったポケモンは何処に?」
ケンジは男にサイコキネンシスを使ったポケモンの話をするとサトシ

「俺に心当たりがある・・」
「え!?本当、サトシ・・」
「ああ、ちょっと俺に付いて来てくれ・・」
そう言うとサトシは歩き始めその後を追いかけるヒカリ達であった。
サトシは川沿いを歩いていると
「あ!ポケモンだ!」
ソラは川にいるポケモンに興味津々であった。
「本当だ!」
「チュパ・・」
「ミ~」
「あれは、ウパーとヌオーだな・・」
ウパーとヌオーは水に入りどこかへ行ってしまった。
サトシ達はある小屋に着いた。
「何なの、この小屋は?」
「俺の知っている人が住んでいるんだ・・」

  • スレ3-380
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/06/02 20:47:41
サトシは小屋に入った。
「おー!サトシ君ではないか!」
「お久しぶりです、ボンゴレさん・・」
サトシはボンゴレに挨拶をするとヒカリ達も中に入ってきた。
「そちらの方々は?」
「紹介します、ボンゴレさん、俺の友人と家族です・・」
サトシはボンゴレにヒカリ達を紹介した。
「初めまして、アルトマーレの案内人をやっている、ボンゴレだ・・」
「初めまして、ヒカリです、サトシから色々教えてもらっていました・
・」
ノゾミ達もボンゴレに挨拶をするとサトシが
「ボンゴレさん、カノンは何処に居ますか?」
「ああ、カノンなら庭で絵を描いているよ・・」
「ボンゴレさん、庭に行っても良いでしょうか?」
「ああ、構わないよ・・」
「ありがとうございます、ボンゴレさん・・」
ボンゴレはサトシ達を庭に案内されるとそこには神秘的な庭であった。
「すごい・・」
「神秘的かも・・」
ヒカリ達は神秘さに感動していると横から声をかけられた。
「サトシ君じゃない!」
「カノン!」

  • スレ3-382
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/06/03 20:35:38
「久しぶり、カノン・・」
「ええ、まさか、サトシ君が来ると思っていなかったわ・・」
サトシはカノンと親しそうに話しているにヒカリは複雑な気持ちであ
った。
「カノン、紹介するよ、俺の家族と友人だ・・」
「「「「初めまして!」」」」
セイ達はカノンに元気良く挨拶をした。
「初めまして、皆、サトシ君に良く似ているわね・・」
ノゾミ達もカノンに挨拶をするとヒカリも挨拶をした。
「初めまして、ヒカリと言います、サトシからカノンさんの話を聞い
ています・・」
「さんは恥かしいから、カノンで構わないわ、貴方が抱いているのは
貴方とサトシ君の赤ちゃん?」
「ええ、半年前に生まれてミライって言います・・」
ヒカリとカノンは親しそうに話していると突然
「クー」
声をした方を振り向くと赤いポケモンが現れた。

  • スレ3-383
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/06/04 20:48:01
「クー」
赤いポケモンはサトシ達の前まで来た。
「ラティアス!久しぶりだな、元気にしていたか・・」
「ピカチュー」
「クー」
ラティアスはサトシとの再会を喜んだ。
「「可愛い・・」」
アイとミドリはラティアスに近づいた。
「ラティアス、もしかして、シェイミを助けてくれたのラティアスな
の?」
「クー」
ラティアスはそうだと言ったようだ。
(そうだったでしゅか、ミーを助けてくれてありがとうでしゅ・・)
シェイミは助けてくれた、ラティアスに感謝をした。
「「クォー」」
ラティオス2匹がサトシ達の前に現れた。
「カノン、このラティオスたちは?」
「サトシ君達がアルトマーレから離れる時にラティオス達が来てくれ
てそれからアルトマーレに住み始めたの・・」
「そうだったんだのか・・」
セイ達はラティオス達に興味津々であった。
すると、セイが
「ラティオス、俺を乗せて欲しいんだけど・・」
「クォー」
ラティオスは突然、セイとアイを背中に乗せた。
「ラティオス?」
「ピカピカ?」
「クォー」
ラティオスはセイとアイを乗せて飛び始めた。
「うわ、凄く早い!」
「ポチャ!」

  • スレ3-385
  • 愛しい貴方と共に 触れ合い
  • 09/06/05 20:27:02
セイとアイがラティオスに乗っているのを見ていた、ノン達は
「ずるいよ!セイとアイばっかり!」
「私も乗りたい!」
するとラティオスとラティアスがノン達の側に近づいた。
「クォー」
ラティオスはノンとミドリを乗せると飛び始めた。
「うわ、高いよ!」
「気持ち良い・・」
ノンとミドリはラティオスに乗れたのに嬉しかった。
「クー」
ラティアスもソラとマイを乗せるとラティオス2匹の隣で飛んだ。
「凄いよ、ラティアス!」
「ミ~ミロ・・」
「こんなに高く飛べるなんて・・」
「チパ・・」
ラティオスとラティアスはセイ達に喜んでもらうためもっと天井ギリ
ギリまで高く飛んだ。

「ラティオスとラティアスなんだか、楽しそうだわ・・」
「あの子達が楽しそうな顔をしている、セイ君達が来てくれた事が
嬉しいのね・・」
サトシ達はラティオスとラティアスとセイ達の喜ぶ姿に笑みが零れ
ていた。

  • スレ3-386
  • 愛しい貴方と共に
  • 09/06/06 19:24:14
セイ達はラティオス達と楽しく触れ合っていると突然、サトシ達の側
でセイ達は降ろされた。
「ラティオス?」
「ラティアス?」
すると、ラティオスとラティアスの目が光り始めラティオスが水の中
へ入っていた。
「クォー」
ラティアスはサトシ達の側に寄ってきた。
「クー」
すると、ラティアスが鳴いたと同時に周りの景色が変わった。
「うわ!」
「な、何!?」
「景色が変わったわ!」
「「ミミ!」」
ヒカリ達は突然の事に驚いてしまった。
「ラティオス達が私達に水の中を見せてくれているのよ・・」
「夢写しじゃ・・」
「夢写し?」
景色は水の中を進んでいた。
「自分が見ている物を相手に伝える技なのじゃ・・」
「俺達の歓迎の印なんだ・・」
「ピカピカ・・」
カノンたちの言葉でヒカリ達は喜んだ。
「凄いよ!ラティオス、ラティアス!」
「こんな事が出来るなんて凄い!」
(水の中がよく分かるでしゅ・・)

カノンとボンゴレはサトシ達に噴水の中の心の雫を見せた。
「この宝石、綺麗かも・・」
「この光、暖かい・・」
「ええ・・」
「心の雫じゃ・・」
「心の雫!?」
「サトシから聞かされた宝石の事よ・・」
「心の雫はこの町を守る為の宝石じゃ、そして、世界一番綺麗な光じ
ゃ・・」

  • スレ3-388
  • 愛しい貴方と共に 夜
  • 09/06/07 20:23:06
セイ達はラティオス達と遊んでいるとサトシが
「お~い、そろそろ行くぞ・・」
「「ええ~、もっとラティオス達と遊びたい!」」
ソラとマイは声を揃えて遊びたいと言った。
「そう言うけどもう、日が傾き始めているぞ・・」
ソラとマイは渋々サトシの言う事を聞いた。
「またね、ラティオス、ラティアス・・」
「クー」
サトシ達はカノンとボンゴレに話をしながら庭を後にした。

その夜、サトシ達はホテルに泊まりヒカリとノゾミ達はセイ達を寝か
せるつけるとサトシ達と一緒にベランダで集まっていた。
「セイ達は?」
「もう寝たわ、皆、疲れてぐっすりよ・・」
ヒカリとノゾミはミライとユリを抱いたまま椅子に座った。
サトシはケンジが何かを描いているのに気付いた
「ケンジ、何を描いているんだ?」
「今日、あの庭でノン達が遊んでいる時の絵だ・・」
そこには、セイ達とラティオス達が遊んでいる姿が描かれていた。
「凄いわ、ケンジ、写真で撮ったような絵ね・・」
「相変わらず、ケンジの絵の腕は最高だな・・」
サトシはケンジの絵に感心をしていると突然
「ない!!」
「どうしたのよ、サトシ?」
「ペンダントが無い!」

  • スレ3-389
  • 愛しい貴方と共に 夜
  • 09/06/08 20:35:41
「ペンダントて、サトシが何時も付けているあのペンダント?」
「ああ、あのペンダントには俺達の写真が貼ってあるんだ!」
「落ち着いて、サトシ、まず何処でペンダントを無くしたかを思い出
そう・・」
ヒカリの言葉でサトシは落ち着いた。
「ラティオス達と会った時にはまだあったけど、その後の記憶が覚え
ていない・・」
サトシが悩んでいると突然、目の前にラティアスが現れた。
「ク-」
「うわ!ラティアス、どうして此処に?」
するとラティアスの手にはサトシが無くしたペンダントがあった。
「俺のペンダント!良かった・・」
「クー」
「ありがとう、ラティアス・・」
「クー」
ラティアスはサトシが嬉しいそうな顔を見て嬉しそうに鳴いた。
すると、ラティアスの泣き声でミライとユリは起きてしまった。
ラティアスはミライとユリに近づき頬を舐めてミライとユリは喜んだ
それを見ていたヒカリとのノゾミはミライとユリをラティアスの背中
に乗せた。
ミライとユリは嬉しそうだった。
「ラティアス、ありがとう、ミライとユリが喜ぶ姿を見れて嬉しいぜ
・・」
「クー」

  • スレ3-391
  • 愛しい貴方と共に 観光
  • 09/06/09 20:23:45
次の日、サトシ達が目を覚ました時にはラティアスの姿は無かった。
サトシ達は食事を済ませ大聖堂へ向っていた。
「サトシ、大聖堂は何処なの?」
「ほら、あの大きな建物だよ・・」
サトシが指を指した方には大きな歴史を感じさせる建物だった。
「大きい!」
「「パパ、ママ、早く行こう!」」
「ミ~ミ」
「チパ・・」
ソラとマイ、ミミロル、パチリスは大聖堂に入っていた。
「もう、ソラとマイたっら・・」
サトシ達も大聖堂に入った。
「「「「うわ~大きい・・」」」」
「ポチャ・・」
セイ達は周りの物に興味津津であった。
「パパ、これは何?」
アイが指を指した方には化石があった。
「それはプテラの化石だよ・・」
「プテラって、どんなポケモン・・」
「大昔に住んでいたポケモン何だけど、今は数がかなり少なくなって
いるポケモンなんだ・・」
サトシはセイ達に化石ポケモンの説明を聞かせたらセイ達は喜んだ。

  • スレ3-392
  • 愛しい貴方と共に 観光
  • 09/06/10 20:39:10
サトシ達は大聖堂を見終わるとサトシ達は買い物をしていた。
「これ、可愛い・・」
「本当だ・・」
アイとミドリは水晶を眺めていた。
サトシはアイとミドリが眺めているのにサトシは水晶を買ってあげ
た。
「「ありがとう、パパ・・」」
サトシはミドリがパパと言ったのに少し驚いた。

サトシ達は買い物しているとソラがクレープ屋に目が止まった。
「パパ、あそこにクレープ屋さんがあるよ!」
サトシ達はソラが指を指した方を向くとクレープ屋に気付いた。
「クレープか・・」
「サトシ、少しお腹が空いちゃったから皆でクレープを食べましょ・
・」
ヒカリの言葉でセイ達もクレープを食べたいと言い出しサトシは
「俺も腹が空いたからクレープを食べていこうぜ・・」
セイ達は喜びながらクレープ屋へ走っていた。
サトシ達はクレープ屋で皆の分を買い噴水の側に座った。
「「「「「「頂きます~」」」」」」
セイ達は声を揃えながらクレープを食べた。
「美味しい!」
「甘くて美味しい・・」
セイ達が美味しそうに食べているのにサトシ達は嬉しそうな顔をして
自分達もクレープを食べた。
クレープを食べ終わると買い物を続けた

  • スレ3-394
  • 愛しい貴方と共に 別れ
  • 09/06/11 21:02:50
次の日、サトシ達はアルトマーレから離れる時が来た。
サトシ達はカノン達に別れの挨拶をするため家に向かっていた。
「こんにちは、ボンゴレさん・・」
「サトシ君・・」
サトシはボンゴレに挨拶をすませると
「カノンは?」
「ちょっと、待ってくれ今呼んでくる・・」
ボンゴレはカノンを呼びに行くとカノン自ら降りてきた。
「サトシ君、良かった、この絵をどうしようかと悩んでいたの・・」
カノンはいくつかの絵を渡した。
「これは?」
「サトシ君達の絵よ・・」
サトシ達は絵を見るとそこにはサトシ達の笑顔が描かれていた。
「う~わ、凄いよ、カノンお姉ちゃん!」
「こんな凄い絵を描けるなんて・・」
セイ達はカノンが描いた絵に大絶賛をした。
「ありがとう、カノン・・」
「うんうん、私が勝手にやった事だから気にしないで・・」
サトシ達はクチバシティ行きの船に乗るためカノン達に別れ、そして
船に乗ったサトシ達はアルトマーレの出来事を思い出しながら
アルトマーレから離れていく姿を目に焼き付けていた

  • スレ3-395
  • 愛しい貴方と共に スクープ
  • 09/06/12 20:54:33
サトシ達はアルトマーレから帰ってから翌日、サトシ達はマサラタウ
ンに着いた。
「う~ん、やっと着いたな・・」
「ええ・・」
サトシ達が懐かしんでいると
「じゃあ、僕は研究所に戻るよ・・」
「え!もうちょっとゆっくりしても良いんじゃないケンジ?」
「そうよ、パパ、もっとゆっくりしよう・・」
「ごめん、シゲルに帰ってきたらすぐに研究所に戻ってくるのが約束
なんだ、最近ポケモン達の研究が忙しくて人手が不足しているんだ・
・」
「分かったわ、早く研究所に行きなさい、ケンジ・・」
「助かるよ、ノゾミ、じゃあノン、ママの言う事聞くんだぞ・・」
「うん・・」
ケンジはノゾミ達との話が終わると走って研究所に行ってしまった。
ノンとミドリはセイ達に後で家に向かうと言って家に帰っていた。
サトシ達も家に着き荷物を置きサトシがテレビを付けると
(噂は本当だった!元ンオウチャンピョンサトシさんとシンオウグラ
ンドフェスティバル優勝者ヒカリさんは結婚していた!!)
「「え!?」」

  • スレ3-397
  • 愛しい貴方と共に スクープ
  • 09/06/13 20:44:38
サトシとヒカリはテレビで自分達の事を取り上げられているのに驚い
ていた。
「何で、俺達の事が!」
すると、ノゾミ達が入ってきた。
「どうしたの、サトシ、ヒカリ?」
ノゾミ達もテレビにサトシ達の事が取り上げられているのに気付いた。
「ああ、サトシとヒカリの結婚した話ね・・」
「シンオウグランドフェスティバルでヒカリが優勝した時からサトシ
との噂が凄かったのよ・・」
「サトシがシンオウチャンピョンになって2ヶ月でやめて、ヒカリも
姿を消して、かなり話題になったのよ・・」
「そんな事があったんだ・・」
「ピカ~」
「それだけ、サトシとヒカリは憧れの存在なんだ・・」
サトシとヒカリは自分達の存在が憧れの存在だった事に驚いていた。
(サトシさんとヒカリさんの事を良く知る、タマムシ大学の教授を
やっていらしゃるオーキド教授にお越し頂きました!)
(オーキドじゃ・・)
「「「「オーキド博士!!」」」」

  • スレ3-398
  • 愛しい貴方と共に スクープ
  • 09/06/14 20:23:52
「どうして、オーキド博士が!」
「おそらく、サトシについてよく知っているのはオーキド博士だった
からだと思うよ・・」
サトシ達が驚いている間にキャスタがオーキド博士に質問をした。
(オーキド教授、サトシさんとヒカリさんの関係を知っていましたか
?)
(ええ、わしも聞いた時は驚いたからじゃの、サトシはわしの弟子み
たいもんじだからの・・)
(オーキド教授はサトシさんとヒカリさんとはよく連絡されているの
ですか?)
(そんなに連絡はしていないが連絡はしているの・・)
(オーキド教授が研究所にいた頃、サトシさんとヒカリさんの結婚式
を研究所でやったと噂されていましたが、本当ですか?)
(本当じゃ、わしの研究所で結婚式をやったわい・・)
キャスタはどんどんオーキド博士に質問をしていた。
(サトシさんとヒカリさんのお子さんはどんな子達でしょうか?)
(わしはまだあった事は無いんじゃが、子供達は5人だと聞いている
の・・)
(5人ですか!それは賑やかですね・・)
(ええ、わしも早く会いたいもんじゃ・・)
サトシとヒカリはオーキド博士がセイ達に会いたい事に知った。
「ねえ、サトシ、今度オーキド博士に会いに行かない?」
「ああ、オーキド博士にセイ達を会わせようぜ!」

  • スレ3-400
  • 愛しい貴方と共に 祝福
  • 09/06/15 20:53:24
サトシ達がオーキド博士のインタビューを見ているとその時
トルゥゥ
電話が鳴りサトシが電話に出た。
「もしもし・・」
(サトシ!!)
電話の相手はカスミであった。
「どうしたんだよ、カスミ・・」
(どうしたのよじゃないわよ、あんたが5人目が生まれた事を言って
くれなかったのよ!)
「あ!」
サトシはミライが生まれた事をカスミとタケシに言う事を忘れていた
「ごめんごめん、あの時とても連絡する事が出来なかったから・・」
(一体何があったのよ!)
サトシはミライが生まれる直前の事を話した。
(そんな事があったのね・・)
「ああ・・」
すると後ろからヒカリ達が出てきた。
「あ!カスミ」
(ヒカリ!、それにハルカ、ノゾミまで・・)
「久しぶりかも、カスミ・・」
「久しぶりだね・・」
カスミはノゾミの腕に抱かれた赤ちゃんに気付いた。
(ノゾミ、その赤ちゃんは?)
「私とケンジの二人目よ・・」
(ノゾミも!おめでとう・・)
「ありがとう、カスミ・・」
ヒカリ達は話に夢中になりカスミが
(あ!挑戦者が来たから、ここで・・)
「うん、ジム戦頑張ってね・・」
(お祝いに何か送ってからね、じゃあね・・)
カスミの言葉で画面は消えた

  • スレ3-401
  • 愛しい貴方と共に 祝福
  • 09/06/16 20:52:36
カスミと電話が終わったすぐにまた電話がなりサトシ達は電話に出た
「もしもし・・」
「久しぶりだな、サトシ・・」
「タケシ!」
「どうしたのよ、タケシ、急に連絡するなんて・・」
「オーキド博士のインタビューで子供が5人だっと言っていたんだ、5
人目が生まれた事を知らなかったから驚いたよ・・」
「ごめんごめん、カスミにも同じ事言われたよ・・」
「やっぱりな・・」
タケシはノゾミに二人目が生まれた事も知った。
「ノゾミもヒカリと同じ時期に出産していたとわ、驚いたよ・・」
サトシ達はタケシとの会話を楽しんでいるとタケシが
「それにしても、お前達、羨ましい~」
「羨ましいて、何が?」
「俺も早く結婚してあんな事やこんな事がしたい!」
サトシ達はタケシの言っている事の意味が分かり顔を赤くなった。
「ああ、俺の花嫁は一体どこに・・」
するとサトシ達は後ろにグレッグルが居る事に気付いた。
「シビレビレ!!」
タケシはグレッグルの毒づきを食らい倒れた、グレッグルの手には
「何か送っておくる」と書いている紙をサトシ達に見せ電話を切った

  • スレ3-403
  • 愛しい貴方と共に 伝授
  • 09/06/17 21:11:23
次の日、サトシ達はセイ達にポケモンバトルを教えていた。
「ナエトル、体当たりだ!」
「ナエ!」
「ニャルマー、かわして、みだり引っかきよ!」
「ニャル!」
ニャルマーはナエトルの攻撃をかわしナエトルに近づいた。
「今だ!ナエトル!」
「ナエ!」
ナエトルはニャルマーの方に突っ込んできた。
「何をするつもりなの!」
「今だ!」
セイの指示でナエトルは体をまわしニャルマーの攻撃をかわした。
「何!今の!?」
ノゾミがナエトルがかわしかたに見惚れているとセイが
「ナエトル、かみつくだ!」
「ナ~エ!」
「ニャルゥー!」
ナエトルはニャルマーの尻尾を噛み付きニャルマーを吹き飛ばし
ニャルマーは戦闘不能になった。
「ニャ・・ル・・」
「ニャルマー!!」
「そこまで、セイの勝ちだ・・」
「やった!!」
ノンはニャルマーに近づき抱き上げた。
「お疲れ様、ニャルマー、よく頑張ったわね・・」
「ニャル」
「だけど、セイがかわした方凄かったよ・・」
「あれは、パパとママが編み出した技なんだ・・」
「そうなんだ!凄い!」
ノン達はサトシとヒカリが編み出した技に驚いていた。
「なら、皆に教えたやろうか?」
「え、本当!?」
「ああ・・」
「「「やった!」」」

  • スレ3-404
  • 愛しい貴方と共に 休み
  • 09/06/18 21:04:09
「「お兄ちゃん!お姉ちゃん!ご飯持ってきたよ!」」
ソラとマイが声を揃えてサトシ達に言ってきた。
「ソラ、マイ、ありがとう・・」
すると、ヒカリ達が料理を持ってやってきた。
「サトシ、皆、ご飯よ!」
「やった、もうお腹ぺこぺこだよ・・」
サトシ達はヒカリ達に近づき大きな木の日陰で食事をする事にした。
「涼しい・・」
「本当ね・・」
「ママ、早く、ご飯にしよ!」
「もう、セイたら・・」
ヒカリとノゾミとハルカは料理を出していた
「うわ、美味しそう・・」
(ミーもお腹すいたでしゅ・・)
「ピカピ・・」
「ポチャ・・」
「ピカチュウ達にはサトシが作ってもらった特製のポケモンフーズ
よ・・」
ヒカリはサトシのお手製のポケモンフーズを取り出しそれぞれの器に
いれた。
サトシ達は料理を食べてセイ達は寝てしまった。
「あらら、セイ達寝ちゃったわね・・」

  • スレ3-405
  • 愛しい貴方と共に 安らぎ
  • 09/06/19 20:49:49
「はぁぁ、何だか、私も眠くなったわ・・」
「私もかも・・」
ノゾミとハルカも眠くなってきた。
「じゃあ、ノゾミ達は寝ても良いわよ・・」
「そうさせてもらうわ・・」
ヒカリとノゾミはミライとユリをベイリーフの上に乗せノゾミとハル
カは木にもたれかけ眠ってしまった。
「俺も眠たくなった・・」
サトシが目を擦りながらあくびをした。
「ねえ、サトシ、私の膝を枕にしても良いよ・・」
「な、何を言い出すんだよ、ヒカリ・・」
「だって、サトシ、私の膝枕で寝たいじゃない?」
「そ、そうだけど・・」
「じゃあ、決まりね!」
サトシはヒカリの膝に頭を乗せた。
「恥かしいな・・」
「本当は嬉しいでしょ、サトシ・・」
「・・・」
サトシは顔を真っ赤になっていた。
「ねえ、サトシ・・」
「なんだ、ヒカリ?」
「これからもどんな事があっても私の側に居てくれるよね?」
「当たり前だよ、俺はヒカリの側から離れない、ずっと一緒に居る
よ・・」
「サトシ・・」
サトシは心地よい風で寝てしまった。
「もう、あんた達は・・」
ヒカリは後ろから声に驚き振り向くとノゾミとハルカが起きていた。
「ノ、ノゾミ、ハルカ!」
「あんた達の話には毎回こっちが恥かしくなるよ・・」
ヒカリはさっきの会話が聞かれている事に恥かしくなっていた。
「でも、うらやましいな・・」
「え!?」
「ずっと、そばから離れずに一緒に居てくれる事が羨ましいわ・・」
「ハルカ・・」
ハルカの気持ちにヒカリとノゾミは痛いほど分かっていた。
「でも、サトシって、寝ている時は子供かも・・」
ハルカは寝ているサトシを見て子供ぽいと言った。
「そうね、でも、それがサトシの良いところよ・・」

  • スレ3-417
  • 愛しい貴方と共に 悪戯
  • 09/06/20 20:43:05
「そうだ!」
ヒカリは寝ているサトシの顔に何かを乗せた。
「ヒカリ、何をやったの?」
ノゾミとハルカがサトシを見ると頬に赤い物が乗っていた。
「ぷぅ、もしかして、ピカチュウ?」
「うん、サトシを使ってちょっと悪戯をしたの・・」
ヒカリは小悪魔ぽい笑顔で言った。
「私もやらせて!」
ハルカもサトシに悪戯を始めた。
「これで!」
ハルカは悪戯が終わるとそこには頬左右に小さな棒が6本置いてあった。
「ハルカ、面白いよ・・」
ヒカリとノゾミは思わず笑ってしまった。
「じゃあ、今度は・・」
ヒカリはアイの側で寝ていたシェイミを抱きサトシの頭に乗せた。
「緑のアフロよ・・」
「あはは、面白い!」
「ヒカリ、面白いよ!」
ノゾミとハルカは大声で笑ってしまった。
「うんん・・」
(何でしゅ?)
サトシとシェイミは起きてしまいサトシは頭に違和感を感じた。
「何だ?」
サトシは頭に手を伸ばすとシェイミが居る事に驚いた。
「シェイミ!何で俺の頭に!?」
(驚いたミーでしゅ、起きたらサトシの頭に居ったのでしゅから)
するとヒカリが
「ごめんなさい、シェイミを頭に乗せたのは私なの・・」
「何でそんなことするんだ!」
(そうでしゅ!)
「ごめんなさい・・」
サトシのお説教は夕方まで続いた。

  • スレ3-425
  • 愛しい貴方と共に 反省
  • 09/06/21 20:54:35
次の日、サトシとノゾミ達はオーキド博士の居るタマムシ大学へ向っ
ていた。
タマムシシティ行きのバスの中ではサトシがセイ達に昨日の出来事
を話していた。
「あはは、シェイミ、それは、災難だったね・・」
アイ達はヒカリ達の悪戯でシェイミを使われた事に思わず笑ってし
まった。
(笑わないで欲しいでしゅ、アイ!)
「ごめんごめん・・」
「ピカチュ・・」
「ポッチャ・・」
ピカチュウ達もシェイミに同情していた。
(もとわと言えば、ヒカリ達が悪戯したからでしゅ!)
「「「ごめんね、シェイミ・・」」」
ヒカリ達は声を揃えてシェイミに謝った。
(もう、あんな事しないで欲しいでしゅ!)
「「「は~い」」」

  • スレ3-427
  • 愛しい貴方と共に 再開
  • 09/06/22 20:46:22
サトシ達の乗ったバスは1時間ぐらいでタマムシシティが見えてきた。
「う~わ、大きな町が見えてきたよ!」
「本当だ!」
「チパ・・」
「ミ~ミ・・」
ソラとマイは初めての大きな町に来れてはしゃいでいた。

バスはタマムシシティのリニアモーター駅の前に止まりサトシ達は
バスを降りた。
「パパ、この建物は何?」
「この建物はリニアモーターの駅でジョウト地方のコガネシティに
いけるんだ・・」
「ジョウト地方はどんな所?」
セイはジョウト地方の事が気になりサトシに聞いてきた。
「今度、ジョウトの事を教えるよ・・」
「うん、分かった・・」
サトシはタマムシ大学の場所が書いている紙を見ながら進んだ。
サトシがタマムシ大学を探しているとセイ達がヒカリ達に
「ねえ、ママ、パパが言っているオーキド博士はどういう人なの?」
アイがオーキド博士についてあまり知らなかったのでヒカリに聞い
てきた。
「オーキド博士はシゲル博士のお爺ちゃんでサトシにピカチュウを
あげた人なの・・」
「ピカピカチュウ・・」
「知らなかった!」
(ミーもでしゅ!)
セイ達が驚いているとタマムシ大学が見えてきた。
「着いたぞ!」
「大きいわ・・」
「うん、歴史を感じる大学ね・・」
「ここでナナカマド博士も勉強していたのね・・」
すると、此方に気付いた人物が声をかけてきた。
「お~い、サトシではないか!」
「オーキド博士!」

  • スレ3-433
  • 愛しい貴方と共に 人気
  • 09/06/23 20:37:15
「お~サトシではないか!」
「オーキド博士!」
サトシ達はオーキド博士に気付き近づいてきた。
「お久しぶりです、オーキド博士・・」
「久しぶりじゃの、サトシ、それにヒカリ君達も・・」
「お久しぶりです、オーキド博士、教授をやってどうですか?」
ヒカリが教授になった事を聞くと
「い~や、研究所にいた頃に比べて忙しいの・・」
「そうなんですか・・」
サトシはセイ達をオーキド博士に紹介した。
「お!その子達が?」
「はい、俺達の子供です・・」
セイ達は自分から自己紹介が終わる、その時
「きゃあ!あれって、元シンオウチャンピョンのサトシだ!」
「本当だ!」
「見てサトシさんと一緒に居るのは元コーディネーターのヒカリとノ
ゾミ、それにハルカだわ!」
「きゃあ、凄い!」
学生達がサトシ達に押しよってきた。
「オーキド博士、これは!?」
「すまんの、学生達の間ではお前さんらの事が人気なんじゃ・・」
サトシ達はサインや握手をねだれサトシ達は嫌がることなく答えて
いった。

  • スレ3-438
  • 愛しい貴方と共に 会話
  • 09/06/24 21:06:12
学生達が満足したのかサトシ達から離れた。
「ふぅ~疲れた・・」
「ええ、サインねだられたの初めてで緊張しちゃったかも・・」
ヒカリとハルカは学生達の対応に疲れてしまった。
「すまんの、学生達は研究で忙しくて楽しみが少ないんじゃ、それで
バトルやコンテストの試合を見るのを楽しむ学生が増えたんじゃ・・」
「そうだったんですか・・」
サトシ達は自分達の事が人気なのに驚いた。
オーキド博士は大学の中庭に案内された、そこで、セイ達は遊び始めた
「こら!セイ、アイ、ソラ、マイ、此処で遊んだら他の人に迷惑でし
ょ!」
ヒカリが注意するとオーキド博士が
「良いんじゃよ、ヒカリ君、学生達は気にしていないから・・」
セイ達はオーキド博士の言葉でまた遊び始めた。

オーキド博士はセイ達を見ているとシゲルの事を思い出し
「所でシゲルは元気にしているかの?」
「はい、シゲルは元気にしています・・」
「そうか、元気にやっているようじゃの・・」
サトシ達はオーキド博士と喋っていると
「オーキド博士!、レイの書類を持ってきました」
女性はオーキド博士に声をかけ此方にやってきた。
「おお、マリ君、助かるわ・・」
女性はオーキド博士に書類を渡すと後ろにサトシ達に気付いた
「オーキド博士そちらの方々は?」
「わしの弟子でサトシとその家族と友人じゃ・・」
「初めまして、マリです、貴方達の事はオーキド博士からよく聞か
されました・・」
サトシ達はそれぞれ自己紹介するとマリはヒカリの抱いているミラ
イに気に留めた。
「ヒカリさん、その赤ちゃん、小さいですね・・」
「ええ、ミライは小さく生まれてきました・・」
「それにしても小さいです、一回、精密検査を受けてみませんか?」
「え、ええ、お願いします・・」

  • スレ3-441
  • 愛しい貴方と共に 事実
  • 09/06/25 21:03:57
サトシ達はマリに案内され何かの装置が並んでいる部屋に連れてこら
れた。
「マリさん、此処は?」
「私の仕事場の検査室よ・・」
「マリ君は人間医療を研究しているんじゃ・・」
ヒカリはマリの指示でミライを機械の上に乗せたりした。

そして、全ての検査が終えるとマリはサトシとヒカリにある事を告げ
る。
「サトシさん、ヒカリさん、検査でミライちゃんは・・」
「ミライの命が危ないですか!!?」
「落ち着いてください、ヒカリさん、ミライちゃんは命は大丈夫で
す・・」
「そうですか・・」
ヒカリがホッとしたがマリは
「ただ、ミライちゃんが激しい運動とかをやりますと命に危なくな
ります・・」
「どういう事ですか!!?」
サトシが大きな声をあげた。
「ミライちゃんの体は激しい運動に耐えられない体でした・・」
「どうして、耐えられない体になったんですか!!?」
「詳しい事は分かりませんが、おそらく、ヒカリさんがセイ君とアイ
ちゃんが生まれた時、何らかの影響で子宮にダメージを負ってしま
ったのだと思います・・」
「そんな・・」
ヒカリはショックだった、自分のせいでミライが弱い体で生まれたの
だと思い自分を責めていた。
「マリさん、ミライの体を治せないのですか?」
「これは、私も初めてですので治すには相当な時間と研究が必要で、
すぐには治せないです・・」
するとサトシは
「時間は掛かるが治せる可能性もあるんですね!?」
「治せる確立は低いですが、研究が進めば確率はあがります・・」
サトシとヒカリはそれを聞いて少しホッとした。
「激しい運動をさせなければ大丈夫ですので、絶対に激しい運動は
避けて下さい・・」
「「はい・・」」

  • スレ3-444
  • 愛しい貴方と共に 思い出の品
  • 09/06/26 20:20:50
サトシとヒカリはミライの身体の事をノゾミ達に告げた
「そんな、ミライちゃんの身体が・・」
「パパ、ママ!ミライは治るの!!?」
マイが大きな声でサトシとヒカリに寄りかかってきた。
「治すには時間が必要なんだ、当分は治せない・・」
「そんな・・」
セイ達は妹のミライが当分治せない事に絶望した。
サトシはセイ達に
「心配するな、皆、マリさんがミライを治すために頑張ってくれる
んだ、そんな顔をするな・・」
「「「「うん・・」」」」
セイ達はミライが治る可能性がある事に少し落ち着いた。
「大丈夫じゃ、マリ君はタマムシ大学の中でもトップクラスの頭脳を
持つんじゃ、絶対、治せるようになるじゃわい・・」
「はい・・」
「研究の目処が経ったら連絡するわい・・」
「ありがとうございます、オーキド博士・・」
サトシ達はオーキド博士と別れてタマムシ大学を離れた
サトシ達はタマムシシティで買い物を楽しんでいた。
「「美味しそう!」」
「ミ~」
ソラとミドリが声を揃えた
「もう、ソラは本当に食いしん坊ね・・」
「ミドリもハルカに似たな・・」
「何よ、ソラちゃんだって、サトシに似ているわよ・・」
「それは言えてるね・・」
(そうでしゅ・・)
サトシ達は買い物を楽しんでいるとサトシがある店に目が止まった。
「ペンダント専門の店か・・」
「ねえ、入ってみましょ・・」
ヒカリが入って行きサトシ達も入った。
中には色々なペンダントがありヒカリ達は興味津々であった。
するとサトシがあるもの目が止まった。
「自分で持ってきたものをペンダントにしてくれるのか・・」
サトシはある考えが思いつき店員にあるものを渡した

  • スレ3-450
  • 愛しい貴方と共に 思い出の品
  • 09/06/27 20:56:54
サトシが何かを店員に渡したのにヒカリが気付きサトシに近づいた。
「サトシ、何を渡したの?」
するとサトシは
「それは後のお楽しみだ!」
サトシは子悪魔の顔でヒカリに言った

それから10分後
「サトシ様、お待たせしました!」
店員はサトシの渡した物をペンダントで渡した。
「ありがとうございます!」
サトシは代金を払いヒカリ達の所へ行った。
「サトシ、それは?」
ヒカリはサトシが持っていたのは何かのペンダントを持っていた事に
気付いた。
するとサトシはそのペンダントをヒカリの腕に抱かれていたミライに
かけてやった。
「パパ、このペンダントは、もしかして!」
「そうだ、ミライが生まれる時ホウオウが落とした虹色の羽だ・・」
「でも、何で虹色の羽をペンダントにしったの、サトシ?」
「ピカ・・」
「ポチャ・・」
ヒカリの言葉でサトシは
「ミライが生まれた時、この虹色の羽のお陰でミライは生まれたのだ
と思っているんだ・・だから、ミライが元気になって欲しいと思って
ペンダントにしたんだ・・」
「サトシ・・」

  • スレ3-454
  • 愛しい貴方と共に 三角関係
  • 09/06/28 20:29:33
次の日、サトシはセイ達にバトルを教えていた。
「ナエトル、葉っぱカッター!」
「ナエッ!」
「ニャルマー、かわして!」
「ニャルッ!」
ニャルマーはサトシから教えて貰った、回転技でかわした。
「やったよ!ニャルマー!」
「ニャル・・」
ノンはニャルマーに近づいて抱きついた。
「ノンも回転技をマスターしたな、コンテストでも通用するぜ!」
「うん!」
ノンとセイのバトルを見ていたアイとミドリは
「良いな・・セイとノンにはポケモンが居てバトルが出来て・・」
ミドリがセイとノンが仲良くバトルの練習しているのを羨ましかった。
するとアイはある事に気になった。
「ねえ、もしかして、ミドリもお兄ちゃんの事が好きなんじゃない?」
「え!?」
ミドリは顔が赤くなった。
(え~、ミドリもセイの事が好きなんでしゅか!?)
「こら、シェイミ!」
アイはシェイミに怒った。
するとミドリは
「うん、私ずっと前からセイの事が好きだったの・・」
「そうだったんだ・・」
アイは少々複雑であった
(ミドリもお兄ちゃんが好きだったなんて、私どっちを応援をしたら
良いの・・)
アイは友達のノンとミドリに頑張って欲しいという気持ちがあったので
どっちを応援したら良いのか迷っていた

  • スレ3-460
  • 愛しい貴方と共に 思い出
  • 09/06/29 20:38:08
「やっぱり、ミドリちゃんもセイの事が好きだったようだね・・」
「うん、ミドリもノンちゃんもこれからが面白そうかも!」
「もう、ハルカは子供なんだから・・」
ヒカリ達はアイとミドリの会話を遠くから聞いていた。
「何だか、アイ達を見ているとサトシが旅をしていた頃を思い出すわ
・・」
ヒカリがサトシと旅をしていた頃をノゾミ達に語り始めた。
「シンジとのフルバトルで負けたサトシの落ち込む姿はあたし初めて
見たわ・・」
「あのサトシと正反対のトレーナーだよね・・先輩でも勝てなかった
よ・・」
ノゾミも当時シンジの事を思い出していた。
「バトルの後、あたしはサトシを元気付けようとしたけど・・その時
はサトシは無理に笑っていたわ、本当は悔しかったのだと思うわ・・」
「そんな事があったなんて・・」
ハルカはそんなサトシが想像できなかった。
「だから、あたしはその夜に・・・・」

今から10年前の夜
「ピカピ?」
ピカチュウはサトシの顔をのぞきこんだ
「大丈夫だ、ピカチュウ・・」
サトシの顔をやはりシンジとのバトルの負けたショックがまだあった
「サトシ・・」
「ポチャ・・」
「ヒカリ!」
ヒカリはサトシが心配で様子を見に来ていた。
「サトシ・・やっぱり、シンジとのバトルの事を・・」
「大丈夫だ、もう気にしていないから、気にしないでくれ・・」
サトシは無理に笑顔を作ったがヒカリは無理にしていることに気付
いていた。
ヒカリはサトシにいきなり頭を抱きついた
「!?」
「サトシ、無理をしなくて良いわ・・だから・・」
ヒカリの行動にサトシは今まで我慢していた物が出てきた。
「う・・うう・・ひくっ・・ヒカリ・・」
サトシは泣きはじめヒカリは優しく包み込むように頭を撫でた。
「大丈夫、大丈夫、サトシにはあたしが付いているよ、だから、もう
無理をしないで・・」
この瞬間サトシはヒカリの存在が大事かに気付いたのであった。

  • スレ3-465
  • 愛しい貴方と共に 思い出
  • 09/06/30 20:43:29
「大胆ね、ヒカリ・・」
「うん、あたしも勢いに任せていたからね・・」
ヒカリはその時の事を思い出していた。
「最初はあたしもサトシが泣き出したのに戸惑ったけどサトシがあた
しを必要としてくれたの・・」
ヒカリはあの時サトシが必要ときの事をノゾミ達に話した。
ノゾミとハルカはこの時に二人の愛が芽生え始めたのだと感じた。
「だけど、サトシがあそこまで泣いたのは初めてみたわ・・」
「あのサトシが泣くなんて想像出来ないわ!」
ノゾミとハルカはサトシが泣いた事は未だに信じられなかった。
「サトシはあの時、凄く落ち込んでいたわ、自分の信じたバトルが
歯が立たなかったから・・」
「自分のバトルスタイルが負けるのはショックだよ・・」
「うん、サトシはその時の思いを全てあたしにぶつけて来たわ、あ
たしは全て受け止めたわ・・」

10年前
「ヒカリ・・ヒック・・・俺・・俺・・」
「大丈夫、大丈夫・・サトシが辛いのは分かるわ・・あたしが受け止
めてあげるわ・・」
ヒカリはサトシを落ち着かせるため抱きついたまま背中を優しく
撫でサトシはヒカリの胸の中で泣いていた。

「その後は大変だったわ、サトシが中々泣き止まなかったわ・・」
「まるで、大きな子供ね・・」
ヒカリ達はサトシの事で話は賑やかになった

  • スレ3-469
  • 愛しい貴方と共に 安らぎ
  • 09/07/01 19:48:27
その夜、セイ達が眠りついた後、サトシが眠りかけた時
「ねえ~サトシ・・」
ヒカリが突然甘えた声でサトシに近づいた
「な、何だよ、ヒカリ?」
「偶にはあたしが抱いてあげるわ・・」
「い、良いよ別に・・」
サトシは寝ようとしたがヒカリがサトシの頭に抱きついた。
「サトシ、偶にはあたしに甘えて・・」
ヒカリの言葉でサトシは
「分かったよ、甘えさせてもらうよ・・」
サトシはヒカリに抱かれたまま胸の中で眠ってしまった。
「やっぱり、サトシも子供ね・・だけど、サトシの良いところでも
あるわね・・」
ヒカリはサトシを寝かせつけるとヒカリも眠った。

  • スレ3-472
  • 愛しい貴方と共に 安らぎ
  • 09/07/02 20:38:10
それから5ヵ月後、ミライとユリは大きくなりハイハイが出来るように
なるまで成長した。
この日はクリスマスであった。
「フシギダネ、そこの飾りをこっちへ」
「ダネ!」
フシギダネは鶴の鞭で飾りをサトシに渡した。
「サンキュー、フシギダネ」
サトシとポケモン達はクリスマス恒例の木に飾り付けをしいていた。

その頃セイ達はヒカリ達と一緒に台所でポフィンを作っていた。
「よし、出来た!」
「うん、大分、上手に作れるようになったわね・・」
(いい匂いでしゅ・・)
「ピカピカ・・」
「ポチャ・・」
「「ミミ・・」」
「チュパ・・」
ピカチュウ達もセイ達のポフィンの匂い釣られセイ達の周りをとり囲
んだ。
「待って、今からあげるから・・」
ピカチュウ達は早くポフィンを食べたくて仕方なかった。
「はい、どうぞ・・」
ピカチュウ達はポフィンを食べると美味しくて喜んだ。
「ピカピカ!」
「ポチャッマ!」
(美味しいでしゅ!)
ピカチュウ達はすぐに食べ終わりセイ達にまた作ってと集まった。
「分かった、分かった、今すぐに作ってあげるよ・・」

  • スレ3-488
  • 愛しい貴方と共に 世話
  • 09/07/03 22:14:50
ピカチュウ達がセイとアイにポフィンのおかわりをねだっている時
ソラとマイはベイリーフとノン達と一緒にミライとユリの遊んでいた
「おいで、ミライ・・」
「こっちよ、ミライ・・」
ソラとマイはミライを呼んだがミライはベイリーフの方へ行ってしま
いソラとマイはがっかりした。
「ソラちゃん、マイちゃん、そんなにがっかりしなくて良いわ・・」
ノンが二人を慰めるているとセイとアイがポフィンを作り終わり
ピカチュウ達にあげるとセイとアイが
「ソラとマイも食べる?」
「「うん!」」
ソラとマイはセイとアイからポフィンを貰い食べた。
「美味しいよ、お兄ちゃん、お姉ちゃん!」
「もっと、頂戴!」
ソラとマイはあまりの美味しさにポフィンを更に貰った。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、今度、料理を作ってくれる?」
ソラがセイとアイに料理を作ってくれと頼んだ。
「私もお兄ちゃんとお姉ちゃんの料理を食べてみたい!」
「分かった、今度ママから教えてもらって作ってみるよ・・」
「「やったー!」」
ソラとマイが喜んでいるとヒカリ達が
「は~い、皆、パーティーの準備が出来たよ・・」
「「「「「「は~い」」」」」」

  • スレ3-492
  • 愛しい貴方と共に 誕生日
  • 09/07/04 20:37:19
クリスマスから1ヵ月後、ミライが生まれたから1年になりサトシ達は
お祝いをするため朝から準備をしていた。
「ソラ、こっちの方は出来たよ・・」
「マイ、私も出来たよ、ほら!」
ソラとマイはミライの為にお花を採っていた。
セイとアイはミライの好きなポケモンのぬいぐるみを一緒に作って
いた。
「お兄ちゃん、新しい布を持ってきて!」
「分かった・・」
(何を作っているのでしゅか?)
「ナエ・・」
「これはミライの新しいぬいぐるみよ!」
セイとアイは楽しくぬいぐるみを作っていった
サトシとヒカリもミライの為に色々と準備をしていた

  • スレ3-497
  • 愛しい貴方と共に 発声
  • 09/07/05 21:16:21
ノン達もミライの誕生日のためやってきた。
「ミライちゃん、お誕生日、おめでとう!」
「ミライちゃんの好きなお花を持ってきたよ!」
ノンとミドリはミライの誕生日を祝福をした。
「は~い、皆、ケーキが出来たわ!」
ヒカリ達はケーキを持ってくるとセイ達は喜んだ。
「ミライ、ふぅ~をしてね・・」
ヒカリはミライを抱きケーキの火に近づけるとミライは火を消した
その瞬間、拍手がなった。
「おめでとう、ミライ・・」
セイ達は自分達が準備したプレゼントをミライの前に見せた。
「「ミライ、私達が用意した、お花だよ!」」
ソラとマイは自分達の集めた花をミライに渡した。
「良かったね、ミライ・・」
「ミライ、私とお兄ちゃんと一緒に作った、ベイリーフのぬいぐる
みよ・・」
「ベイ!」
セイとアイが作ったのはベイリーフのぬいぐるみを作ったのであった。
「よく出来ているわ!」
「ピカピ・・」
「ポ~チャ・・」
するとミライが
「あ・・り・・・が・・と・・・う・・」
「え!?」
ミライが突然の発声にヒカリ達は驚いているとまたミライは
「ありがとう・・」
「ミライ!あなた、言葉を覚えたのね!」
ヒカリ達はミライの発生に喜び誕生日は終わった

  • スレ3-499
  • 愛しい貴方と共に 元気
  • 09/07/06 20:43:13
ミライの誕生日から3ヵ月後、ユリも喋れるようになり、ミライとユリ
は歩けるようになった。
「それ!」
ユリが転がしたボールはミライに来た。
ミライは受け取った
「行くよ!」
ミライもユリにボールを返した。
セイ達はミライとユリの周りに集まって一緒に遊んでいた。

「ミライとユリちゃん、元気ね・・」
「ああ、そうだな・・」
そんなセイ達を遠くからサトシ達が見つめていた。
「このまま、ミライに何もなく元気で過ごして欲しいわね・・」
「ピカカ・・」
「ポチャ・・」
ヒカリはミライの体が運動に耐えられない体の事をまだ気にしていた。
「ヒカリ、そんなに思いつめないの・・」
「そうよ、ヒカリがそんなじゃミライちゃんにも良くないわ・・」
「うん、ごめん・・」
「謝らなくて良いのよ・・」
ノゾミとハルカはヒカリと話をしているとマイが
「ママ!!パパ!!ミライが・・ミライが・・」
「どうしたの!?」
サトシ達がセイ達の所へ向うとミライが息を切らせながら倒れていた。
「「ミライ!!!」」

  • スレ3-506
  • 愛しい貴方と共に 病
  • 09/07/07 21:41:39
サトシ達はミライを連れて近くの病院へ向った。
サトシはミライを先生に預けると待合室で全員待っていた。
「セイ、アイ、ミライが倒れる前に何あったのか?」
サトシがなぜミライが倒れたのかをセイ達に聞いた。
「ミライはボールが少し遠く行ってしまってミライはそれを取りに行
こうと走ったら突然倒れたの・・」
アイの説明でサトシは倒れた理由が分かった。
そして、先生が出て来るとサトシ達が詰め寄ってきた。
「先生!ミライは!?」
「ご安心下さい、軽症ですので命に別状はありません・・」
「良かった・・」
「ただ、成長をするにつれて軽度な運動でも熱をだしたり倒れたする
ことが多くなると思われます・・」
「そうですか・・」
サトシは前から薄々感じていたのかそんなに驚かなかった。

サトシ達はミライを連れて家に帰っていった。
サトシはミライを布団に寝かせつけるとヒカリがミライの額にタオル
を乗せて、サトシ達はミライの側を離れずに看病をした

  • スレ3-510
  • 愛しい貴方と共に 告白
  • 09/07/08 20:49:35
ミライが倒れた、次の日
「う・・ん・・」
ミライは朝の日差しで目を覚ましまわりを見るとサトシ達が寝ていた
「パパ・・ママ・・」
「うんん・・」
「ミライ!もう大丈夫なのか!?」
「まだ、しんどい・・」
「まだ、調子が戻っていないから、もうちょっと寝ていなさい・・」
ヒカリはミライに布団をかけて横に寝かせるとミライが
「ねえ、ママ、・・私、どこかお身体悪いの?」
サトシとヒカリはミライの言葉に驚き、サトシは
「ミライ、実はミライの身体は病気なんだ・・」
「サトシ!!」
ヒカリは声をあげたが
「ヒカリ、これはミライの為でもあるんだ、何も知らないよりは知っ
ているほが良いんだ!」
ヒカリはサトシの言葉に自覚されて黙った。
「ミライの病気治るの?」
「大丈夫、大丈夫、ミライの病気は必ず治るから心配しなくても良
いわ・・」
ヒカリはミライの頭を撫でながら励ました。
ミライは安心したのか眠ってしまった

  • スレ3-511
  • 愛しい貴方と共に ミライとベイリーフ
  • 09/07/09 20:54:58
ミライが病気を知ってから1ヵ月後
ミライは元気にはなったが運動が出来なかったのであんまり遊べなか
った。
ミライは少し落ち込んでいると
「ミライ、どうしたの?」
ユリがミライが落ち込んでいるのに気付き声をかけるとミライは
「どうして私はお兄ちゃんやお姉ちゃんと遊べないのかな・・」
「ミライ・・」
ミライがセイ達と遊べない事に落ち込んでいた、すると
「べ~イ・・」
ベイリーフとサトシがミライとユリに近づいてきた。
「パパ、ベイリーフ!」
「ミライ、やっぱり動けない事を気にしているのか・・」
ミライは首を縦に振った。
「お前の遊べるという気持ち叶えてやるよ!」
「本当!!」
ミライの顔がパッと明るくなった。
「ミライの足の代わりにベイリーフになってもらうんだ・・」
「べ~イ・・」
ベイリーフは鶴の鞭でミライを自分の背中に乗せた。
「ベイリーフは喜んで引き受けたからベイリーフに感謝をするんだ
ミライ・・」
「ベイリーフ、ありがとう・・」
ミライはベイリーフに抱きつきベイリーフも喜んだ。

  • スレ3-513
  • 愛しい貴方と共に ベストパートナー
  • 09/07/10 20:48:32
ベイリーフがミライと一緒に行動してから1ヵ月後
「ベイリーフ、ボールを取って・・」
「ベイ!」
ベイリーフは鶴の鞭で近くにあったボールをミライに渡した。
「ありがとう、ベイリーフ・・」
ミライはベイリーフにお礼を言ってボールでユリと遊び始めた。
セイ達もミライ達と一緒に遊びに加わった。

それを遠くから見ているサトシ達は
「ミライ、すっかり元気になったわね・・」
「ああ、あの時、正直心配だったがベイリーフが一緒になってから
ミライが明るくなった・・」
サトシとヒカリはミライが元気なった事を喜んでいた。
「ねえ、サトシ・・」
「なんだ、ヒカリ?」
「ミライの病気、治るかな?」
「大丈夫だ、マリさんやオーキド博士もミライの病気を治すために頑
張っているんだ、ミライの病気は必ず治る!」
「うん・・」

  • スレ3-516
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/11 20:46:45
それから1ヵ月後
ヒカリ達が楽しく話しているとサトシがヒカリに話しかけた。
「なあ、ヒカリ、明日の結婚記念日に二人で過ごさないか?」
ヒカリは突然の話に驚いたが
「嬉しいけど、ミライの事が心配で二人で過ごせないわ・・」
ヒカリはミライの身体の事を気にして断ろうとしたが
「大丈夫だよ、ママ・・」
「ミライ!」
「ママ、私の事は気にしなくて良いよ、だから、ママ、楽しんできて
・・」
「ミライ・・」
ミライはヒカリが結婚記念日を断ってまで自分の事を心配してくれる
ヒカリに少しでも休んで欲しいと思いがあった。
「大丈夫よ、ヒカリ、私達もミライちゃんを面倒をみるから・・」
「安心して結婚記念日を楽しんできな!」
ハルカとノゾミもヒカリに結婚記念日楽しんでもらおうと後押しをし
た。
「ありがとう、皆・・」
ヒカリは感謝の気持ちがいっぱいであった。

  • スレ3-517
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/12 21:30:38
次の日
サトシとヒカリはセイ達に見送られトキワシティに向っていた。
「ねえ、サトシ・・」
ヒカリはサトシの肩に首を乗せた
「な、何だよ、ヒカリ・・」
「こうしているとあたし達が旅をしていた頃を思い出さない・・」
ヒカリは昔サトシと旅をしていた頃を思い出していた。
「ああ、ヒカリが初心者トレーナーで色々手間取って俺とよく喧嘩を
したな・・」
「ええ、あの時、あたしの為にサトシが色々教えてくれたけど、あの
時、それをあたしは分からずに生意気な事を言ってしまったわ・・」
「良いんだ、ヒカリ、もう気にしていない、それに今こうして思いで
として笑って話せるんじゃないか・・」
「うん、今こうしてサトシと旅の思い出を話せるのが幸せよ!」
サトシとヒカリは昔の旅の思い出を話しながらトキワシティに向った

  • スレ3-519
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/13 21:33:54
サトシとヒカリはトキワシティに着くとヒカリが店を見てはしゃぎ始
めた。
「ねえねえ、サトシ!このお店入ろう!」
「ああ・・」
サトシはヒカリの楽しんでいる姿を見て喜んでいた
ヒカリは店に入ると楽しそうに店の中を見ていた。
「ねえねえ、サトシ、これピカチュウに似合うんじゃない?」
ヒカリの手にはポケモン用の帽子であった。
「お!良いな、ピカチュウ喜ぶだろうな!」
「ええ、そうだ、ポッチャマ達の分も買ってあげよう!」
「良いな、よし、どれが良いか探そうぜ!」
「うん・・」
サトシとヒカリはポッチャマ達の帽子を選び始めた。
「ねえ、このスカーフベイリーフにどうかしら?」
ヒカリは赤いスカーフをサトシに見せるとサトシは
「これはベイリーフに似合うよ、ベイリーフきっと喜ぶぜ!」
サトシも気に入った
サトシとヒカリは楽しくポケモン達の帽子を買い次のお店に向った

  • スレ3-522
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/16 21:04:24
「サトシ、これ似合う?」
ヒカリは試着室から出てくると試着した服をサトシに見せると
「良いんじゃないか?」
ヒカリは少しがっかりしたが別の服に着替えた。
「サトシ、今度はどう?」
「良いんじゃないか・・」
さっきと同じでヒカリは
「もう!さっきから同じであたしの服には関心が無いの!」
ヒカリはサトシの無関心の事に怒り始めた。
「そ、そんな事は無いよ・・」
「じゃあ、なんで同じ事ばっかり言うの!?」
「ヒカリは何を着ても似合うからだ・・」
サトシの言葉にヒカリは
「え!本当に?」
「ああ、ヒカリは何を着ても似合う・・」
「嬉しい!」
ヒカリは突然抱きつきサトシは顔が赤くなった。
「お、おい、ヒカリ、此処、店の中なんだぞ・・」
周りの客は見てみぬフリをしていた。
「あ、ごめんね・・」
ヒカリは舌を出しながら謝ると
「ねえ、サトシ、何でも似合うと言ったよね?」
「あ、ああ・・」
「だったら、この服を全部買って!」
ヒカリは試着した服を全てを買ってとおねだりした。
「え!いきなり、そんな事を言われても・・」
「じゃあ、似合わないて言っているのね・・」
「分かった分かった、全部買ってやるよ・・」
「やった・・」
ヒカリは喜びながらセイ達の分も買いサトシは少し困りながら代金を
払いヒカリはニコニコしながら次のお店に向った

  • スレ3-524
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/17 23:20:18
サトシとヒカリは買い物が終わると一息つくため近くのケーキ屋に入
っていた。
「う~ん、美味しい!」
ヒカリはケーキを美味しそうに食べているとサトシが
「ヒカリ、いくらなんでも食べすぎじゃないか?」
ヒカリは既にケーキ6つも食べていた。
「だって、このケーキ凄く美味しくてついつい食べちゃうんだもん・・」
「まったく、ヒカリは本当に甘い物好きだな・・」
サトシは呆れながらヒカリのケーキを食べる姿を見ていた。
そしてヒカリはオレンジジュースを注文するとグラスにハート形のスト
ローがあった。
「ねえ、サトシ、一緒に飲まない?」
ヒカリはハート形のストローをグラスに入れるとサトシは
「初めてで恥かしいな・・」
サトシは周りを見ながら恥かしそうにしていた。
「何、言ってんの、あたしたちは夫婦なんだからこれぐらい平気でしょ・・」
「そうだな・・」
サトシとヒカリはストローを口にいれジュースを飲み始めた。
(久しぶりだわ、こうしてサトシと楽しく過ごせるひと時は・・)
ヒカリはサトシと楽しく過ごせるひと時を喜んでいた

  • スレ3-526
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/18 21:08:09
その夜、サトシが予約した店に二人は向っていた。
そして、店に着き店の中にに入った。
「う~わ、凄い綺麗なお店だわ・・」
「だろ!予約するのに苦労したんだからな・・」
サトシとヒカリは席につくと会話を楽しんでいた。
「お待たせしました、当店自慢のフルコースです・・」
店員が料理を持ってきてテーブルに置いていった。
「美味しそうだわ!」
「じゃあ、食べようか、ヒカリ・・」
「うん・・」
サトシとヒカリは料理を口に入れると
「美味しいわ・・」
「本当だな・・」
サトシとヒカリは料理を食べ終わるとデザートがやってきた。
「美味しそうな、デザートだわ・・」
「大丈夫か、ヒカリ?」
「何が?」
「だって、此処に来る前にかなりのケーキを食べたじゃない・・」
「大丈夫、大丈夫、甘い物は別腹だから・・」
そう言いながらヒカリはデザートを食べ始めサトシもデザートを食べた

  • スレ3-530
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/19 20:43:25
料理を食べ終わり店から出るとサトシはヒカリが少し顔が赤くなって
いるのに気付いた
「ヒカリ、顔が少し赤くなっているぞ・・」
「え、本当?」
「ああ、少し休もうか?」
ヒカリは首を縦に振りサトシは近くにあったベンチに腰をかけた。
「ヒカリ、大丈夫か?」
「ちょっと、気分が良いわ・・」
サトシはデザートにお酒に入っていた事を思い出しヒカリが酔ってい
る事に気付いた。
すると、ヒカリはサトシにもたれかかった
「ねえ、サトシ・・」
「何だ、ヒカリ?」
ヒカリはサトシの顔を覗き込んだ。
「久しぶりに、キスしよ・・」
「!!!」
サトシは突然の事に顔を真っ赤になった。
「ねえ、サトシ・・」
ヒカリはそんな事を気にせずにサトシに更に詰め寄ってきた。
「ヒカリ・・」
サトシはヒカリを抱きしめながら唇を重ねた。
しばらくして唇が離れるとヒカリはサトシに倒れる形で眠ってしまった

  • スレ3-534
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/20 20:50:24
サトシは眠ってしまったヒカリを背中に背負いながら荷物を両手に持
ちマサラタウンに向った。
サトシは真っ暗な森の中を歩いているとサトシはスヤスヤ寝ているヒ
カリに
「本当にヒカリは酒に弱いな、毎回、寝てしまったら大変だよ・・」
サトシはヒカリが酒を飲んでしまい寝てしまう事を考えているとヒカ
リが
「う~ん、サトシ・・」
「ヒカリ!」
ヒカリはまだ酔いが残っていた。
「サトシ、大丈夫だから降ろして・・」
「駄目だ!まだ酔いが覚めていない、それにヒカリの大丈夫は当てに
ならない!」
ヒカリははっきりと言われがっかりした。
「ねえ、サトシ覚えているあたしを負ぶってくれたの?」
「ああ、よく覚えているぜ、あの時はヒカリがコンテストの練習中
勢い良くこけてしまって俺がポケモンセンターまで負ぶった事だろ・
・」
「うん、あの時サトシの背中が大きくて暖くて凄く安らぎを感じたわ
・・」
「ヒカリ・・」
「サトシ、もうちょっとこのままで・・」
「分かっている、家に着くまで構わないぜ・・」
「ありがとう、サトシ・・」
ヒカリは酒の酔いでまた眠ってしまいサトシはマサラに急いだ

  • スレ3-539
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/21 20:51:48
サトシは暗い森を抜けるとマサラタウンに着いた。
サトシはヒカリを背負いながら家に向かった。
「ヒカリ、そろそろ家に着くぞ・・」
サトシはヒカリを起こそうとしたがヒカリはぐっすりと眠っていて起
きなかった。
「しょうがないな・・」
サトシはヒカリを背負ったまま家に向かった。
家に着きサトシが家に入った。
「ただいま・・」
「「「おかえり、パパ!」」」
ソラとマイ、ミライがサトシを出迎えてくれた。
「おかえり、パパ・・」
セイとアイもサトシの元にやってきた。
(お帰りでしゅ、サトシ、ヒカリはどうしたでしゅか?)
「ピカ・・」
「ああ、ちょっと疲れて眠ってしまったんだ・・」
サトシはヒカリが眠ってしまった事を説明するとノゾミ、ハルカがや
ってきた
「お帰り、サトシ・・」
「ただいま、ノゾミ、ハルカ・・
「サトシ、ヒカリなんで寝ているの?」
ハルカがサトシの背中に寝ているヒカリに気付き、サトシが説明をし
た。
「あ、これ、お土産だ・・」
サトシはノゾミとハルカに袋を渡した。
「何これ?」
「ヒカリがノゾミとハルカに服を「買おう!」って言ってたんだ・・」
ノゾミが袋から服を取り出すとフリルのワンピースと青いワンピース
であった。
「フリルがノゾミだって言っていたぜ・・」
ノゾミはあまり着ないフリルのワンピースに言葉が出なかったが
「凄い気に入ったかも!」
ハルカは青いワンピースが気に入った。
サトシはセイ達にケーキを渡し寝室へ向った

  • スレ3-540
  • 愛しい貴方と共に 結婚記念日
  • 09/07/22 20:54:06
サトシは寝室のベットにヒカリを寝かせた。
サトシはベットに腰をおろすとアルバムに目が止まった
「アルバムか・・」
サトシはアルバムを手に取りアルバムを開けた。
そこにはヒカリがセイとアイを妊娠中の頃の写真であった。
「懐かしいな・・」
ヒカリがお腹を手を当てながら微笑んでいる写真やピカチュウ達と一
緒にお昼寝をしている写真を見ていた。
そして、サトシはある写真に目が止まった
「これは・・」
その写真は結婚して初めてのクリスマスの夜に近くの丘でピカチュウ
達と一緒に写っている写真であった。


今から10年前のクリスマスの夜
パーティが終わりノゾミとハルカは家に帰っていた
「雪積もり始めたね・・」
「ピカ・・」
ヒカリが外を見ると雪が少しずつ積もり始めていた。
「なあ、ヒカリ・・」
「何、サトシ?」
「今から星を見に行かないか?」
「今、雪が降っていて星空は見えないよ!」
「ポッチャ・・」
「ベイ・・」
「大丈夫だ、絶対に星を見れるから、行こうぜ!」
ヒカリは半信半疑であったが行く準備をした

  • スレ3-558
  • 愛しい貴方と共に 星空
  • 09/07/23 21:10:18
ヒカリはサトシに連れられながら家に近い高い丘を歩いていた。
「寒いわ・・」
「ピカチュ・・」
「ポチャァ・・」
ヒカリは寒くてピカチュウとポッチャマを抱き込んでいた。
すると、サトシが上着をヒカリに被せた。
「サトシ・・」
「ごめんな、俺の我侭に付き合ってもらって・・」
「うんうん、大丈夫、あたしもサトシが見せてもらう星空を見たいか
ら気にしてないよ・・」
「ピカピ・・」
「ポッチャ・・」
ミミロル達も元気良く返事を返しサトシとヒカリは丘を上っていた。
そして、丘に着くとサトシが夜空に指を指しヒカリが夜空を見上げ
ると
「う~わ・・綺麗・・」
「ピカピカ・・」
「ポッチャ・・」
「ベイ・・」
「ミミロ・・」
「チッパ・・」
ヒカリとピカチュウ達は夜空の星に感動した。
「どうだ、来て良かっただろ?」
「うん、凄く綺麗で来てよかったわ・・」
ヒカリは笑顔で答えると
「あ!動いたわ・・」
「本当か!」
サトシはヒカリのお腹に耳を当てると動いているのがよく分かった。
「本当だ、元気に動いているな・・」
「きっと、サトシが星を見せてくれて嬉しいんだと思うわ・・」
サトシとヒカリは星空を眺めながら楽しいひと時を過ごした

  • スレ3-564
  • 愛しい貴方と共に 浮気疑惑
  • 09/07/24 21:36:21
結婚記念日から1ヵ月後
ヒカリはノゾミ達と話をしていた
「ヒカリ、明日、ノンとユリを預かってもらっても良いかな?」
ノゾミの突然の頼みにヒカリは
「いいけど、何で?」
「明日、息抜きにあたし一人でトキワシティで買い物したいんだ・・」
「分かったわ、結婚記念日に助けてくれたから今度はあたしが助
けてあげるわ・・」
「ありがとう、ヒカリ・・」
ノゾミはヒカリに感謝をして家から出て行くと今度はサトシがヒカリ
に近づいてきた。
「ヒカリ、俺、明日、トキワシティで買い物をしたいんだが、良いか
な?」
「分かったけどサトシが一人で行くなんて珍しいね・・」
「俺だって一人で買い物したい時もあるさ・・」

その後、ハルカはヒカリに気になることを言った。
「ねえ、ヒカリ、最近、サトシとノゾミどう思う?」
「どう思うってどういう事?」
ハルカは周りに誰もいない事を確認すると
「サトシとノゾミて浮気をしているんじゃないかて思うの・・」
ヒカリは浮気の言葉を聞いて大きな声をあげた
「ええ!!サトシとノゾミが浮気、絶対無いわよ、サトシとノゾミに
限って!!」
ヒカリはハルカに怒りをぶつけたが
「でも、ノゾミは昔、サトシの事が好きだって言っていたじゃない・
・」
ヒカリはあのパーティの夜にノゾミの言葉を思い出した。
(あたし、サトシの事が好きだったんだ)
ヒカリは不安に襲われた。
(まさか!本当にサトシとノゾミが浮気を!)
すると、ハルカは
「ねえ、明日、サトシとノゾミを後を追いましょう・・」
ヒカリは少し戸惑ったがハルカの誘いに乗った

  • スレ3-573
  • 愛しい貴方と共に 浮気疑惑
  • 09/07/25 20:46:03
次の日
「じゃあ、ノンとユリを頼むわ・・」
「ええ、楽しんできて・・」
ヒカリは不安を隠し笑顔で答えた。
「じゃあ、ノン、ユリ、ちゃんと言う事を聞くのよ・・」
「うん・・」
「ママ、早く帰ってきてね・・」
「はいはい、なるべく早く帰ってくるわ・・」
ノゾミはユリを頭を撫でると出かけていた。
「ヒカリ、買い物に行ってくるよ・・」
「ええ、分かったわ・・」
サトシは早早と出かけていきヒカリは不安が強くなっていた。
「ヒカリ、そろそろ、行くわよ・・」
隣の部屋に隠れていたハルカがヒカリの耳元で口を近づけた
「うん・・」
ヒカリは声が小さくなっていた。
「ピカカ・・」
「ポッチャ・・」
ピカチュウとポッチャマがヒカリの不安に気付いていたらしく心配し
に来た。
「ありがとう、ピカチュウ、ポッチャマ・・」
ヒカリはピカチュウとポッチャマを抱いた。
「あたし、サトシを信じているから、大丈夫・・」
「ピカカ・・」
「ポッチャ・・」
ヒカリは抱くのをやめるとピカチュウとポッチャマに
「セイ達には食材買いに行ってくると言っといてね・・」
「ピカ・・」
「ポチャ・・」
ヒカリとハルカは二人の後を追うべく家から出て行った。

  • スレ3-575
  • 愛しい貴方と共に 浮気疑惑
  • 09/07/26 21:32:39
ヒカリとハルカはサトシに追いつくと気付かれないように後を追いか
けた。
すると、トキワに行く森の入り口にノゾミが待っていた。
「ノゾミ!」
「サトシ!」
サトシはノゾミに近づいた。
「待ったか?」
「うんうん、全然・・」
サトシとノゾミは楽しく会話をしながらトキワに向った。

「どうして、サトシとノゾミが一緒に居るの!?それにノゾミは一
人で買い物を行くって言っていたのに!!」
ヒカリはサトシとノゾミが一緒に居る事に驚き更に不安が強くなっ
ていた。

サトシとノゾミはトキワシティに着くとファッション店に入っていた
「サトシ・・」
ヒカリとハルカは店の外からサトシとノゾミの様子を窺っていた
「サトシとノゾミ、なんだか楽しそうだわ、もしかして本当に・・」
「止めって!!」
ヒカリはハルカの言葉が嘘だと信じようとした。
そして、サトシとノゾミはファション店を出ると色々な店に入って
いた
そして、買い物が終わるとサトシとノゾミは公園で休憩をしていた。
「ふぅ~疲れたな・・」
「そうね・・」
すると、サトシが遠くでバトルをしているのに気付いた。
「お!バトルか・・」
「見てみましょう・・」
「ああ・・」
サトシとノゾミはバトルをしている場所へ向った。

「やっと見つけたわ・・」
ヒカリとハルカは見失っていたサトシとノゾミを見つけ側まで近づこ
うとした、そのとき
サトシとノゾミは互いを見つめると唇を重ねた。
「う・・そ・・・サトシ・・」

  • スレ3-579
  • 愛しい貴方と共に 浮気疑惑
  • 09/07/27 21:28:10
サトシとノゾミのキスを目撃してしまったヒカリとハルカ
ヒカリは衝撃のあまり泣き出してしまった。
「ヒカリ・・」
ハルカはヒカリの泣き出す姿を見てハルカは
「私、一言、言ってくるわ!!」
ハルカはサトシとノゾミの浮気に怒りをあらわにして二人に近づいた。
「サトシ!!!ノゾミ!!!」
「「ハ、ハルカ!?」」
サトシとノゾミは突然ハルカが現れたのに驚いた。
「サトシ・・ノゾミ・・まさか、二人が浮気をしていたのね・・」
「う、浮気!!!」
「誤解よ、ハルカ、あたしとサトシは浮気をしていないわ!!」
サトシとノゾミは浮気を否定したがハルカは
「誤魔化さないで!!サトシとノゾミがキスをするのを私とヒカリが
見たのよ!!」
すると、ヒカリが涙を流しながらサトシ達の前に現れた。
「ヒカリ!!」
ヒカリは無言のままでサトシを見つめた。
「どうして、ヒカリを裏切るような事をするの!!」
ハルカはヒカリの意思を代弁をしてサトシ達に伝えた。
「俺はヒカリを裏切っていない!!」
「嘘をつかないで!!ノゾミとキスをしたのが何よりの証拠よ!!」
ハルカが大声で言ったその時
ドドドー
地震が起きサトシ達はバランスを崩すとサトシとノゾミはまた唇が重
なった。

  • スレ3-580
  • 愛しい貴方と共に 浮気疑惑
  • 09/07/27 21:29:28
サトシとノゾミはすぐに離れるとハルカが二人がキスした時の事を思
い出した。
「もしかして、先も地震でバランスを崩して・・」
「ああ、そうだよ、今そこでバトルをしているゴローニャのマグ二チ
ュードのせいだよ・・」
サトシが指を指した方にはバトルをしていた。
「じゃあ、何で嘘をついてまで二人で買い物をしていたの?」
ハルカの質問にサトシとノゾミは
「もうすぐ、あたしとケンジの結婚記念日でそれでケンジにあげる
プレゼントを買いにきたの、だけど、あたし、正直、ケンジになにを
プレゼントをしたら喜んでくれるかがよく分からなかったの・・」
「そこで、ノゾミが俺にプレゼント選びを頼まれたんだ・・」
「じゃあ、サトシが持っている袋は何?」
ハルカが指を指した袋にサトシは
「出来れば、秘密にしたかったんだがな・・」
サトシは袋から高そうなワンピースを取り出した。
「あ、これ!ヒカリが欲しがっていた、ワンピースだわ!」
ハルカはワンピースを見て驚いた。
「もうすぐ、ヒカリの誕生日だろ、それでノゾミにヒカリが欲しがっ
ていたワンピースを探していたんだ・・」
「サトシ・・」
ヒカリは泣き止みサトシを見つめていた。
すると、サトシとノゾミはヒカリに近づくと
「ごめん、ヒカリ、嘘をついてヒカリを傷つけてしまって、本当に
ごめん・・」
「あたしもヒカリを傷つけて、ごめんなさい・・」
サトシとノゾミはヒカリに謝るとヒカリは
「うんうん、あたしも二人が此処最近、仲が良くて疑って、ごめんさい
・・」
ヒカリも二人を疑っていた事を謝るとサトシが
「ヒカリ、俺とノゾミがキスをしたこと・・」
「あたし、サトシとノゾミがキスを見たときはやっぱりショックだった
わ、だけど、もう気にしてないから・・」
「ヒカリ・・」

  • スレ3-588
  • 愛しい貴方と共に ヒカリとノゾミ
  • 09/07/28 21:28:25
サトシとノゾミはハルカが言い出した本人と知ると
「「ハールーカー」」
サトシとノゾミはハルカに迫ってくると
「は、はは・・良かったじゃない、浮気じゃないて分かったんだし
・・」
ハルカは言い訳をしたが
「「良くない!!」」
サトシとノゾミは声を揃えながら言った。
「ハルカ、いつもこういう事に興味があると知っていたが此処まで来
ると怒りも感じるよ・・」
珍しくサトシは怒りに溢れていた。
「それにノンやユリを預かってもらっているのに、その調子でどうす
るのよ、ハルカ?」
「そ、それは・・」
ノゾミの言葉にハルカは言葉を詰まらせた。
「ノンとユリが心配だからすぐに帰りましょ・・」
「はい・・」
サトシ達は急いでマサラタウンに戻っていた。

マサラに向う森の中ヒカリはノゾミに話しかけた。
「ねえ・・ノゾミ・・」
「何、ヒカリ?」
ヒカリは少し黙るとヒカリは口を開いた
「サトシの事を今、どう思っているの?」
ヒカリはノゾミが昔サトシの事が好きだった事で今でも好きなのかど
うか気になっていた。
「あたしはサトシ事が好き、キスをした時・・吃驚したけど・・嬉しか
った気持ちもあったわ・・」
ノゾミは頬が赤くなりながら口元を手を当てた。
「ノゾミ・・」
「でも、キスをして吹っ切れたわ・・」
「え!?」
「あの時、ヒカリにサトシの事が好きだった言った時、諦めたて言った
けど、実はまだ、サトシの事を思っていたの・・ヒカリの気持ちを考え
ずに・・」
ノゾミは当時の事の思いをヒカリに語った
「ノゾミ・・」
「ヒカリ、本当にごめん・・あの時、もう諦めたて言ったのに嘘を
ついて本当にごめんなさい・・」
ノゾミはヒカリに嘘をついた事を謝るとヒカリは
「うんうん、ノゾミが嘘をついていたのはショックだったけど、それ
を言ってくれた事に嬉しいよ・・」
「ヒカリ・・」
「だけど、今度から嘘をつかないで、それでチャラにしてあげるわ・・」
「ありがとう、ヒカリ・・」

  • スレ3-590
  • 愛しい貴方と共に 初めての料理
  • 09/07/29 20:49:12
それから1ヵ月後
ノゾミとヒカリは浮気騒動後、さらに友情が強くなった
「お兄ちゃん、こっちの方は終わったよ・・」
「ああ、分かった、こっちももうすぐできるよ・・」
(美味しそうでしゅ・・)
セイ達はヒカリの誕生日に料理を作っていた。
「セイ、シチューが出来たわ・・」
「ありがとう、ノン・・」
ノンとミドリもセイとアイに協力していた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、お花を集めてきたよ!」
「ユリもお花を集めたよ・・」
「ベ~イ!」
ミライとベイリーフ、ユリは近くの森まで花を摘みに行っていた。
「お疲れ様、ミライ、ベイリーフ、花凄く綺麗ね・・」
「うん、ベイリーフも一緒にお花選びを手伝ってくれたの・・」
「ベイベイ・・」
ミライとベイリーフは笑顔で答え、セイ達は本当に仲が良いのが
よく分かった。
ソラとマイは初めてのポフィン作りに苦戦中であった。
「ああ!ソラ、マイ、そんなに早くかき混ぜたら・・」
その時、鍋が”ボン”と鳴り黒い煙が出た。
「「うわん、また失敗したよ!!」」
ソラとマイは失敗続きに泣いてしまった。
「大丈夫大丈夫よ、今度はお姉ちゃんも手伝ってあげるからもう1回
やろう・・」
「「うん・・」」
アイはソラとマイのポフィン作りを手伝うことになった

  • スレ3-593
  • 愛しい貴方と共に 喜び
  • 09/07/30 20:59:28
ソラとマイはアイの手助けでポフィンが完成した。
「「やった!」」
「ミミロ!」
「チパ!」
ソラとマイはやっと出来たポフィンに喜んだ。
「チパチパ!」
「ミミ!」
パチリスとミミロルはソラとマイにポフィンをおねだりをしてきた。
「分かった、はい!」
「パチリスも食べて・・」
ソラとマイはパチリスとミミロルにポフィンをあげ二人は食べると
「チ~パ~」
「ミ~ミロ~」
パチリスとミミロルはあまりの美味しさにうっとりとなった。
「やった!初めて喜んでくれた!」
「うん!嬉しい!」
ソラとマイはパチリスとミミロルが自分達で作ったポフィンが嬉しく
なりソラとマイはハイタッチをした

  • スレ3-595
  • 愛しい貴方と共に 言い合い
  • 09/07/31 20:46:40
「ほら、もうすぐママ達が帰ってくるから、早くテーブルの用意しよ
・・」
「「うん!」」
アイの言葉でソラとマイ、ユリとミライ、ベイリーフはテーブルの
用意をしていった。

その頃、サトシ達は
「今日は楽しかったわ!」
ヒカリはサトシ達に誘いで4人でショッピングに出かけていた。
「喜んでくると俺も嬉しいぜ・・」
サトシはヒカリが喜んでくれる事に嬉しかった。
「でも、サトシとヒカリは良いわね、シンオウリーグとグランドフェ
スティバルで優勝したから毎月かなりのお金が入ってくるんだから・・」
ハルカが皮肉めいた言葉にノゾミが
「何、言っているのハルカ!ハルカの方はまだ良いほうよ、あたしの場合
ケンジが研究所の助手をやっているからお金はあたしがグランドフェステ
ィバルの好成績で入ってくるだけよ・・」
「そうだけど・・」
ノゾミとハルカはお金の話を話し始めサトシとヒカリは少し引いていた

  • スレ3-599
  • 愛しい貴方と共に 祝福
  • 09/08/01 21:17:31
サトシ達は家着きサトシが玄関のドアを開けると
「ヒカリ、先にどうぞ・・」
「ありがとう、サトシ・・」
ヒカリは家に入りリビングのドアを開けると
目の前のテーブルに料理が並べられているのに驚いていると
「「「「「ママ、お誕生日おめでとう!!」」」」」
「ピカカ!!」
「ポッチャマ!!」
(おめでとうでしゅ、ヒカリ・・)
セイ達はヒカリの周りに集まりヒカリの誕生日を祝福した。
「ママ・・私とお姉ちゃんお姉ちゃんからのプレゼント・・」
ミライが自分で採ってきたお花をヒカリに渡した。
「ありがとう、ミライ・・」
ヒカリはミライから花束を貰うとヒカリは笑みを浮かべた。
「綺麗な、お花だわ・・」
ヒカリはセイ達からのプレゼントに喜んでいると
「ねえ、ママ、見て、この料理、私やお兄ちゃん、ノン達と一緒に作
ったのよ・・」
アイはヒカリに自分達の作った料理だと教えた。
「そうなの!凄いわ、いつの間に料理が出来るようになったの!」
すると、後ろからノゾミ達が
「実はあたし達が料理を教えていたの・・」
「え!?」
「実は1ヶ月前にセイ君とアイちゃんがヒカリの誕生日に料理を作り
たいから料理を教えて言って来たの・・」
「そこで、あたし達二人でノンやミドリちゃんにも料理の作り方を
教えたの・・」
ノゾミとハルカは坦々と答えるとヒカリは涙をが溜まっていた。
「嬉しいよう・・みんな・・」
ヒカリは涙をふき取るとソラとマイがヒカリの手を引っ張った
「ママ、早くご飯を食べよう!」
「私、お腹空いたよ・・」
ソラとマイの言葉に思わずサトシ達は笑ってしまった。
「分かったわ、ご飯にしましょう・・」
サトシ達は席に着きヒカリがセイ達の料理を口にすると
「美味しい!」
セイ達はヒカリが喜んでくれて嬉しかった。
「ありがとう、みんな・・こんなに楽しい誕生日は初めてだわ・・」

  • スレ3-602
  • 愛しい貴方と共に 嫉妬
  • 09/08/02 20:56:55
ヒカリの誕生日から1ヵ月後
サトシとヒカリは二人でショッピングをしていると
「きゃあ!サトシさんよ!」
「本当だ!」
サトシに気付いた人たちがサトシに集まってきた。
「サトシさん、サイン下さい!」
「握手してください!}
「あ、ああ・・」
サトシはファンの人たちのパワーにタジタジであった。
「サトシさん!ポケモンリーグの復活出場してください!」
ファンの一人がリーグの参加を期待されている事に驚いた。
「頑張ってください、サトシさん!」
「ありがとう、いつかリーグに戻ってくるよ!」
サトシの言葉に周りのファンの人たち喜びの声をあげた。
サトシの周りに女の人達に囲まれ少し嬉しそうであった。
それを見ていたヒカリは怒りが満ち溢れていた。
ファン達がサトシから離れサトシがヒカリに近づくとヒカリの凄まじ
い怒りを感じた。
「ヒカリ?」
「あたし以外の女の人に話せて嬉しいの?」
ヒカリの言葉にサトシは
「いや・・そんなじゃ・・」
「サトシの馬鹿!!!」
ヒカリはサトシの言葉を聞かずに頬に平手打ちをした。
そして、ヒカリはどこかへ走っていってしまった
「待ってくれ!!ヒカリ!!」
サトシは叩かれた場所を押さえながらヒカリの後を追った

  • スレ3-604
  • 愛しい貴方と共に 反省
  • 09/08/03 20:53:40
ヒカリはサトシを叩いてしまったことに自分に嫌になっていた。
(何やっているんだろう、あたし、サトシが他の女の子に嬉しそうに
していただけでサトシを叩くなんて・・)
ヒカリはそんな事を考えながら歩いていると後ろから
「ヒカリ~!!」
「サトシ!!」
サトシが走ってこちらに来るのを見てヒカリはその場から逃げた。
「おい!待てよ、ヒカリ!」
サトシは突然逃げるヒカリに追いかけた。
「来ないで!」
ヒカリの言葉にサトシは意地になってヒカリの手を掴んだ。
「まだ・・あの事を起こっているからか?」
サトシはヒカリが逃げ出した理由を聞くと
「違うの!あたしはサトシを叩いたあたしが嫌になりそうなの!」
ヒカリは涙を浮かべていた。
すると、サトシはヒカリを抱いた。
「俺の方こそ、ごめん、ヒカリ・・」
「何で、サトシが謝るの?」
「俺がヒカリの事を考えずにいたからヒカリに辛い思いをさせてしま
ったからだよ、ごめん・・」
「うんうん、あたしの方こそごめんなさい、サトシ・・」

  • スレ3-606
  • 愛しい貴方と共に 手入れ
  • 09/08/04 21:02:20
3ヵ月後
サトシ達はクリスマスの準備しているとヒカリがソラとマイに呼び止
めた。
「ソラ、マイちょっと来なさい・・」
ソラとマイは素直にヒカリの元に来た。
「ソラ、マイ、最近、髪が乱れているわよ・・」
「「え!」」
ソラとマイは鏡を見るとヒカリの言葉どうり髪が乱れていた。
「本当だ・・」
するとヒカリはマイの後ろに立つとマイの髪を手入れを始めた。
「ママ?」
「もう、女の子なのに髪のお手入れを忘れるなんて、こういう所は
パパに似ているわ・・」
ヒカリはソラとマイの髪の手入れをしないのがサトシに似てしまった
んだと感じた。
「はい!終わったわ・・」
マイは鏡を見ると乱れていた髪は綺麗になっていた。
「ありがとう、まま!」
「さぁ、次はソラの番よ・・」
だが、ソラは
「良いよ、このままで・・」
「良くない、女の子が髪のお手入れは絶対よ!」
「嫌だよ!」
そう言うとソラは逃げ出した。
「こら!待ちなさい、ソラ!」

  • スレ3-607
  • 愛しい貴方と共に 誘い
  • 09/08/05 22:25:22
「捕まえたわよ!ソラ!」
「話してよ、ママ!」
ヒカリは外に逃げたソラを抱きしめた。
すると、ヒカリの前に高級な車が1台が家の前に止まった。
サトシ達は何事かと車の前に行くと良く知る人物が車から降りてきた。
「タマランゼ会長!!」
「ホーホー久しぶりじゃの、サトシ君・・」
「本当にお久しぶりです、タマランゼ会長・・だけど、何で俺の所へ
来たのですか?」
サトシの言葉にタマランゼ会長は
「実はの、サトシ君がポケモンリーグに参加をすると聞いたのでの
参加するかどうか、確かめに来たのじゃ・・」
サトシは真剣な表情で答えた。
「はい!来年のポケモンリーグに参加しようと考えています・・」
タマランゼ会長は予想どうりの答えにある事を告げた。
「実はの、サトシ君に今年のポケモンリーグに出てもらいたのじゃ・・」
「でも、俺、ジムバッチは昔の時のしかありません、今からジムを回っ
ても今年のリーグには・・」
「いや、サトシにはジムを回ってもらう必要は無いじゃ・・」
思わぬ答えに聡は驚いた。
「え!?それってどういう事ですか?」
「サトシ君はシンオウリーグに優勝してチャンピョンのシロナ君に勝た功績
が認められバッチは免状されたのじゃ・・」
「じゃあ、俺はリーグに出られるのですか?」
「ああ、そうじゃ・・」
サトシは嬉しそうな表情で感謝をした。
「ありがとうございます、タマランゼ会長!」
「いや、礼ならシロナ君に言ってくれ・・」
「シロナさんに?」
「ああ、サトシ君のバッジ免状に最初に言い出したのはシロナ君なんじゃ・・」
「シロナさんが!?」
「シロナ君からの言葉もあるぞ「また、リーグで熱いバトルを楽しみにしている」
と言っていたぞ・・」
サトシはシロナに感謝の気持ちでいっぱいであった。
「リーグは、2ヵ月後に開始じゃ・・」
「はい、タマランゼ会長、ありがとうございます!」
「ホーホー、サトシ君の復活を楽しみにしているぞ・・」
「はい!」

  • スレ3-610
  • 愛しい貴方と共に 復活に向けて
  • 09/08/06 21:39:58
それから1ヵ月後
「リザードンは火炎放射!ドダイドスはエナジーボール!」
「グォォ!」
「ドッダ!」
火炎放射とエナジーボールはぶつかり爆発が起きた。
「今日はこの辺で終わりだ!」
サトシはポケモン達の練習を終わるとヒカリ達がやってきた。
「お疲れ様、皆・・」
するとセイとアイは袋からポフィンを出した。
「みんな、ポフィンを持ってきたよ!」
「ピカピカ!」
「ポッチャ!」
ポケモン達はポフィンを貰いに集まった。
ポケモン達は美味しそうな顔をしながら食べているとシェイミとソラ
のミミロルがポケモン達と一緒にポフィンを食べていた。
「こら!シェイミ!」
「ミミロルも駄目よ!」
(美味しそうだったから食べたかったでしゅ・・)
「ミミ・・」
「食べたかったら私に言いなさいていつも言っているのに・・」
アイはポケットから余っていたポフィンをシェイミとミミロルにあげた
すると、ポッチャマがさっきのバトルを見てサトシに
「ポチャポチャポッチャ!」
「もしかして、ポッチャマ、リーグに出たいのか?」
「ポッチャマ!」
するとヒカリは
「ポッチャマは前からリーグに出たがっていたの、サトシ・・ポッチ
ャマをリーグに出してくれない?」
するとサトシは戸惑うことなく
「良いぜ、ポッチャマがその気ならリーグに出してやるぜ!」
ポッチャマは嬉しそうにしていると
「但し、俺の練習は手加減はしないからな!」
「ポ~チャ・・」

  • スレ3-611
  • 愛しい貴方と共に 特訓
  • 09/08/07 21:22:24
次の日
ポッチャマがリーグに出る為の練習をしていた
「ポッチャマ、バブル光線!リザードンは火炎放射!」
「ポッチャマー!」
「ゴォォォッ!」
ポッチャマのバブル光線はリザードンの火炎放射にぶつかったが火炎
放射の威力に負けポッチャマは火炎放射を食らい吹き飛ばされてしまった。
「ポッチャ!」
「「ポッチャマ!」」
「ピカチュウ!」
サトシ達はポッチャマの元へ向った。
「ポッチャマ、大丈夫か?」
「ポ、ポチャ~」
ポッチャマは目を回しながら答えるとアイの腕に抱かれていたシェイミが
ポッチャマに近づいた
「シェイミ、何をするの?」
(ポッチャマの怪我を治すでしゅ!)
シェイミの身体が光だしポッチャマに当てた。
「何、この技は?」
ソラとマイ、ミライは初めての技に興味津々であった。
「アロマセラピーだ・・」
「アロマセラピー?」
「ポケモンの状態異常を治してくれる回復技だ・・」
シェイミが光り終わるとポッチャマは立ち上がった
「ポッチャマ、大丈夫?」
「ポーチャポーチャ!」
ポッチャマは「大丈夫だ」と言っているようであった、すると、ポッチャマ
はサトシに
「ポチャポチャポーチャ!」
「もしかして、まだ練習を続けたいのか?」
「ポッチャマ!」
「よし、分かった、練習再開だ、リザードンすまないがもう暫らく
付き合ってくれ!」
「ゴォォ!」

  • スレ3-613
  • 愛しい貴方と共に 復活
  • 09/08/08 21:39:04
2ヵ月後
「う~わ、凄い!」
「人がいっぱいだよ!」
ヒカリ達はサトシのポケモンリーグを応援するためセキエイ高原に来た
サトシとヒカリ達は警備員に案内されタマランゼ会長の居る建物に
通された。
「おーサトシ君!
「お久しぶりです、タマランゼ会長・・」
サトシとヒカリ達は近くのソファに腰を下ろすとタマランゼ会長は
大会について事を話始めた。
「サトシ君は決勝トーナメントのシード選手として出てもらいたんじ
ゃ・・」
「シード選手!凄いじゃないサトシ!」
「シード選手として選ばれる事は滅多に無いよ・・」
サトシがシード選手に選ばれた事に嬉しくなるヒカリ達だがサトシは
「すみませんが、シード権はいりません・・」
「「「え!?」」」
タマランゼ会長はやはりという顔であったがヒカリ達はシード権を
いらないと言ったサトシに驚いた。
「俺、初心の頃みたいに俺とポケモン達の力で勝ち進んで行きたいん
です、だから、お願いします、俺を予選からやらせて下さい!」
サトシの願いにタマランゼ会長は
「分かった、サトシ君を予選に出られるよう手配しよう・・」
「ありがとうございます!」

  • スレ3-615
  • 愛しい貴方と共に デビュー
  • 09/08/09 20:51:07
サトシ達は建物を後にして予選会場に向った。
「ねえ、パパ、予選通過はどんな事をすればいいの?」
「チパ・・」
「予選通過は5回勝ち進まないといけないんだ・・」
「じゃあ、1回でも負けたらどうなるの?」
「その場合は失格になるんだ・・」
サトシ達はそんな会話していると予選会場に着いた。
「う~わ、凄い!」
周りではバトルをしている事に驚くセイ達であった。
「ここだ・・」
サトシは自分の試合をする場所に着き中に入った。
対戦相手も着き審判が前に出てきた。
「それでは只今より予選試合を開始します!」
「サトシ、頑張って!」
「復活は華麗にね!」
「「「「「パパ、頑張って!」」」」」
ヒカリ達も待ちきれず応援をしていた
「それでは、先行後攻はルーレットになります!」
画面にルーレットになり回りはじめた。
そして、画面にはサトシが写った。
「先攻、サトシ選手!」
「よし、お前のデビュー戦だ、頼むぜポッチャマ!」
「ポッチャマ!」
ポッチャマはバトルフィールドに立つとヒカリ達が応援をした
「ポッチャマ!頑張って!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
対戦相手はキマワリを繰り出してきた。
「バトル開始!」

  • スレ3-617
  • 愛しい貴方と共に デビュー
  • 09/08/10 21:10:56
「先手必勝だ、キマワリ、葉っぱカッター!」
「キッマ!」
キマワリは腕を大きく振り葉っぱカッターを繰出した。
「ポッチャマ、回りながらバブル光線!」
「ポッチャマー!」
ポッチャマは身体を回転をさせながら葉っぱカッターをかわしながら
キマワリにバブル光線を放った。
「キマワリ、守る!」
「キマ!」
キマワリは守る体制に入りバブル光線を防いだ。
「あの、キマワリ、守るを使えるのか!」
「ポッチャ!」
「キマワリ、成長!」
「キマ!」
キマワリは身体を光らせ始めた。
「ママ、成長って何?」
ミライがヒカリに技の事を聞いてきた。
「成長は次の特殊攻撃の威力を上げる技よ!」
「え!?じゃあ・・」
「ええ、おそらく、一撃でポッチャマを倒そうとしているのよ・・」
ヒカリの解説に状況を理解したミライは試合に夢中になった。
「キマワリ、ソーラービーム!」
「キマ!」
キマワリはエネルギーを溜め始めた。
「サトシ!今がチャンスよ!」
「発射される前にやるのよ!」
だが、ハルカとノゾミの言葉を無視して何も指示しなかった。
「どうしたの!サトシ!このままじゃやられちゃうよ!」
だが、サトシは一向に指示をしなかった。

  • スレ3-618
  • 愛しい貴方と共に デビュー
  • 09/08/10 21:11:43
「キマワリ、ソーラービーム、発射!」
「キマッ!」
キマワリはソーラービームを発射されたその時
「今だ、ポッチャマ、地面に向ってバブル光線!」
「ポッチャマー!!」
ポッチャマはバブル光線の力で高く飛びソーラービームをかわした。
「何!?」
「今だ、ポッチャマ、渦潮!」
「ポチャァァー!」
巨大な渦潮を作りキマワリに向って放った。
「キッマ!!」
キマワリは渦潮の中に閉じ込められてしまった。
「キマワリ!?」
「ポッチャマ、渦潮の中へ!」
「ポチャ!」
ポッチャマは渦潮の中に入った。
「ポッチャマ、渦潮の流れを利用をして突く!」
「ポチャポチャポチャ!」
ポッチャマは渦潮の流れを使ってキマワリに集中攻撃をした。
「キマワリ・・」
「止めだ、ポッチャマ、渦潮!」
「ポチャァァー!」
ポッチャマは渦潮の中から抜け更に渦潮をキマワリを閉じ込めている
渦潮にぶつけ大きな爆発が起きた。
そして、煙が晴れるとそこには倒れているキワマリの姿があった。
「キ、キマ~」
「キマワリ戦闘不能、よって勝者マサラタウンのサトシ!」
審判の声でポッチャマは力が抜けその場に座った。
「良く頑張った、ポッチャマ!」
「ピカピカチュウ!」
「かっこよかったよ、ポッチャマ!」
「ポッチャ~」
ポッチャマの活躍で1勝を勝ち取った

  • スレ4-3
  • 愛しい貴方と共に 予選通過
  • 09/08/11 21:17:48
サトシは順調に予選を勝ち進んだ
そして予選、最後の試合であった。
「ピカチュウ、10万ボルト!」
「ピィカァ~チュ~ウ!」
10万ボルトはオーダイルに当たり、オーダイルは倒れた。
「オーダイル戦闘不能、よって、勝者マサラタウンのサトシ!」
「よっしゃ!」
「ピカァ!」
ヒカリ達はサトシに近づいた。
「おめでとう、サトシ、ピカチュウ!」
「「「「「おめでとう、パパ、ピカチュウ!」」」」」
「ポチャポッチャ!」
「ありがとう、皆・・」
「ピカピカチュウ!」

予選会場では予選通過者の発表が始まっていた。
そして、サトシの顔が画面に出た。
「パパ、凄いよ、予選通過だよ!」
「ベイ!」
サトシは予選通過にホッとしていた。
「久しぶりの予選は少しひやひやしていたよ・・」
「サトシからその言葉が出ると思わなかったわ・・」
そして、予選リーグの組み合わせが発表された。
「俺はA組か・・」
「サトシ、次も頑張ってね!」
「おう!絶対勝つからな!」

  • スレ4-5
  • 愛しい貴方と共に 準備
  • 09/08/12 20:56:44
予選リーグの組み合わせが発表された後、サトシ達は選手専用のホテル
へ向った。
サトシは部屋の鍵を受け取り部屋に向った。
「ここが俺達が泊まる部屋だ・・」
サトシがドアを開けるとセイ達が中に入った。
「見てみて、海が見えるよ!」
「本当だ!」
「ミミロ~」
「チパ・・」
テラスからは海を一望できる部屋であった。
「ねえ、パパ、ママ、海を一緒に見よ!」
だが、サトシはパソコンの前で睨めっこしていた。
「次の対戦相手は鋼タイプを使うのか・・」
サトシが次の対戦相手のデータを見ていた。
「鋼タイプには炎タイプのリザードンとヒノアラシでいったらどうか
しら?」
「だけど、相手は炎対策で水タイプのラグラージが入れているわ・・」
サトシの後ろでヒカリとノゾミ、ハルカも次に出すポケモン達の事を
話していた
「で、サトシはどの子で行くの?」
「俺はヒノアラシ、ジュカイン、コータスで行くよ・・」
サトシは出す子が決まるとソラとマイが
「「ねえ、海に行こう!!」」
ソラとマイのお願いについサトシは
「分かった、行こう・・」
「「やった!!」」

  • スレ4-12
  • 愛しい貴方と共に 休息
  • 09/08/13 20:56:24
サトシはソラとマイに笑顔に負けて海に向った
「サトシ、良いの海に行ったりして?」
ヒカリソラとマイに聞こえない声でサトシに言った
「仕方ないだろ、ソラとマイの笑顔で頼まれるとついつい言ってしま
ったんだ・・」
サトシの言い分にヒカリは「仕方ないわね」と言って呆れていた。

「冷たくて、気持ち良い!」
「チパ!」
ソラとマイは海に遊んでいるとセイ達も一緒に遊んだ。
「なんだか、楽しそうね、皆・・」
「うん・・」
ヒカリ達がセイ達が楽しそうにしているのを喜んでいるとサトシが
何か考えていた。
「どうしたの、サトシ?」
ヒカリはサトシに声をかけると
「いや、予選リーグに出すポケモンに新しい技を覚えさせようと思っ
ているんだ・・」
「だけど、何で新しい技を覚えさせようと思ったの?」
ヒカリの疑問にサトシは
「前にチャンピョンになったからといっても俺より強い奴は世の中に
は沢山居る、だから、俺も追い越されないよ、俺とポケモン達は一緒
に成長していきたいんだ!」
その時、草むらが揺れサトシ達は驚いていると1匹のシェイミが現れた
「シェイミ!?」
(サトシ!ヒカリ!会いたかったでしゅ!)

  • スレ4-13
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/08/14 21:06:37
(サトシ!ヒカリ!会いたかったでしゅ!)
シェイミはヒカリに走って近づいてきた。
「もしかして、あなた!あの時のシェイミ!?」
(そうでしゅ、ミーでしゅ!ヒカリ!)
「シェイミ!!」
ヒカリはシェイミを抱きしめ寄せた。
「シェイミ!会いたかったわ・・」
(ミーもヒカリ達に会いたかったでしゅ・・)
すると、ヒカリ達の事が気になりセイ達がやってきた。
「ママ、どうしたの?」
セイの言葉にヒカリは振り向くとヒカリの腕にシェイミが居る事に驚
いた。
「ママ、そのシェイミどうしたの!?」
「前にシェイミと出会った話をしたよね、あの時であったシェイミが
この子なの・・」
サトシはヒカリが嬉しそうに話をしているのが嬉しかった。
すると、シェイミはアイの腕に抱かれているシェイミに気付いた
(ミーの仲間がいたのでしゅか!?)
(ミーも仲間と出会うのは久しぶりでしゅ!)
シェイミは同じ仲間がいる事に喜んだ
「だけど、何でシェイミは此処にいったのかしら?」
ノゾミはシェイミが此処にいる事に疑問を感じた。
(ミーはお花運びをしている途中何処に行けば良いか分からなくなっ
たのでしゅ・・)
「何だ、やっぱり、迷子になったのか・・」
サトシは迷子になった事に笑ってしまいシェイミは
(やっぱり、サトシは意地悪でしゅ・・)
「何!!」
「怖いでしゅ!」
シェイミは怯えるとヒカリが
「やめなさい、サトシ!」
「だって、シェイミが・・」
(やっぱり、ヒカリは優しいでしゅ・・)
すると、ヒカリの口から思いもよらぬ言葉が出た。
「ねえ、シェイミ、私達と一緒に暮らしてみない?」
(ミーは皆と一緒に居たいでしゅ!)
ヒカリは空のモンスターボールをシェイミに当てるとシェイミは
モンスターボールに入った。
「シェイミ、ゲットで大丈夫!」
「ポチャ!」
ヒカリは嬉しそうにモンスターボールからシェイミを出して抱き寄せ
た。

  • スレ4-21
  • 愛しい貴方と共に 新たな力
  • 09/08/15 21:21:04
その夜、サトシはヒカリ達が寝付いたのを見て、サトシは外でポケモ
ン達をモンスターボールから出した。
「皆、こんな時間に起こしてすまない・・これから、新しい技の練習
をするぞ!」
ポケモン達は夜遅くに起こされたにもかかわらず元気良く声をあげ
新しい技の特訓を開始した。

(此処、予選リーグAブロック試合会場です、これから予選第一試合が
始まろうとしています!)
アナウンスが鳴り会場は熱気に包まれていた。
(さあ、予選リーグAブロック第一試合は伝説のチャンピョン、サトシ
選手の試合になっています!)
会場はサトシの登場を心待ちにしている人達の熱い声援が飛び回った。
ヒカリ達は特別VIT席でサトシのバトルを応援をしようとしていた
「凄いね、パパの人気!」
セイ達はこんな沢山の人がサトシの応援をしている事に驚いていた。
「うふふ、パパの人気は凄いわよ、当時、最強のチャンピョンのシロナ
さんに勝って、パパの実力を認めた人が多いのよ・・」
ヒカリはまるで自分のように自慢をしていた。
そして、サトシの登場で会場は大きな声援に包まれた。
(予選リーグAブロックのバトルフィールドを決める、ルーレットど
うぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは岩に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは岩のフィールド!!)
フィールドは岩のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より予選リーグ第一試合を開始します!使用ポケモンは
3体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
そして、審判は
「では、バトル開始!!」

  • スレ4-25
  • 愛しい貴方と共に 新たな力
  • 09/08/16 19:18:38
「行け!ヒノアラシ、君に決めた!!」
「頼むぞ、ジバコイル!!」
サトシと対戦者は同時にボールを投げた。
「ヒノ!」
「ジバラランッ!」
「ジバコイル、10万ボルト!!」
「ジバババァ!!」
「ヒノアラシ!火炎放射!!」
「ヒ~ノ!!」
10万ボルトと火炎放射はぶつかり威力は互角であった。
「ジバコイル!ヒノアラシの上に向ってラスターカノン!!」
「ジ~バ!!」
「よし!今だ、雷!!」
「ジバ!!」
ジバコイルはラスターカノンに向って雷を落とし、ラスターカノンは
雷に細かくされ、ヒノアラシを襲う。
「ヒ、ヒノ!?」
ヒノアラシはラスターカノンと雷の攻撃に耐えた
「ヒノアラシ!ジバコイルに向って電光石火!!」
「ヒノヒノ!!」
ヒノアラシは素早く動きジバコイルに向って突っ込んで行った。
「ジバコイル!かわせ!!」
「ジバ!」
ジバコイルはヒノアラシの電光石火をかわした。
「それを待っていたぜ!!ヒノアラシ、火炎車!!」
「ヒ~ノ!!」
ヒノアラシは身体を回転させ炎を起こしジバコイルに当たった。
「ジバ!!」
「早い!!」
「凄い!!電光石火の勢いを利用して火炎車のスピードを上げるな
んて!!」
ヒカリ達も驚いているとジバコイルは倒れてしまった。
「ジ、ジババ、バ・・」
「ジバコイル戦闘不能、ヒノアラシの勝ち!」
対戦者はジバコイルをモンスターボールに戻した。
「ご苦労様、ジバコイル・・流石、元チャンピョン、強い!」
対戦者は次のボールを投げると出てきたのはラグラージであった。
それを見たサトシは
「良く頑張った、ヒノアラシ、戻れ!」
ヒノアラシをモンスターボールに戻し、次のモンスターボールを取り
だした。
「次はお前だ!ジュカイン、君に決めた!」
「ジュイィ!」

  • スレ4-37
  • 愛しい貴方と共に 新たな力
  • 09/08/17 20:22:10
相手のラグラージに対しサトシはジュカインを繰り出してきた
「ラグラージ!冷凍ビーム!!」
「ラァグッ!!」
ラグラージは冷凍ビームをジュカインに向かって発射した。
「ジュカイン、エナジーボール!!」
「ジュイィィ!!」
ジュカインはエナジーボールを発射した。
エナジーボールと冷凍ビームのぶつかり爆発が起きた。
「ジュカイン!もう一度、エナジーボール!!」
「ジュイィィ!!」
ジュカインはエナジーボールをラグラージに発射したが
「ラグラージ!ミラーコート!!」
ラグラージはミラーコートをする体制に入った
「ラグゥゥ!!」
ラグラージはエナジーボールのダメージを耐え抜きエナジーボール
を跳ね返した。
「ジュカイン!、エナジボールに瓦割り打ち返せ!!」
「ジュゥイ!!」
ジュカインは跳ね返したエナジーボールを瓦割りでラグラージに打ち
返した。
ラグラージはまたミラーコートの体制に入ろうとしたが間に合わず
直撃を食らってしまった。
「ラグラージ!!」
ラグラージは耐えられずに倒れてしまった。
「ラグラージ、戦闘不能ジュカインの勝ち!!」
「よっしゃ!!良くやったジュカイン!!」
「ジュイ!」
ラグラージをボールに戻し次のポケモンを出した。
「最後はお前だ!行け、ボスコドラ!!」
「ゴーッ!」
「ジュカインこのまま行くぞ!」
「ジュイ!」

  • スレ4-39
  • 愛しい貴方と共に 新たな力
  • 09/08/18 20:33:48
「ボスコドラ!気合パンチ!!」
「ゴーッ!」
ボスコドラはジャカインに近づき気合パンチを放とうした。
「ジュカイン、かわせ!!」
「ジュイ!」
ジュカイン当たる寸前でかわした。
「ジュカイン!瓦割り!!」
「ジュッイ!!」
ジュカインの瓦割りはボスコドラに当たった。
「ボスコドラ!!連続で気合パンチ!!」
「ゴーッ!」
「ジュカイン、連続でかわせ!!」
「ジュイ!」
ジュカインはボスコドラ攻撃を全てかわし瓦割りを確実にボスコドラ
に当てていた。
「ジュカイン凄い!!」
「攻撃を全てかわして、攻撃を確実に当てるなんて、パパとジュカイ
ン凄い!」
セイとアイはジュカインの戦い方に驚いていた。
「決めるぞ!ジュカイン!ハードプラント!!」
「ジュイィ!!」
ジュカインのハードプラントはボスコドラに命中した。
「ゴ、ゴ~・・」
「ボスコドラ、戦闘不能、ジュカインの勝ち、よって勝者マサラタ
ウンのサトシ!」
(予選リーグ第一試合Aブロックはサトシ選手の勝利!!元のチャンピ
ョンの実力は健在だ!!)
そして、サトシが控え室に戻るとセイ達がサトシに抱きついてきた
「「パパ、お疲れ様!」」
「凄かったよ、パパとポケモン達の戦い方!」
「「凄くかっこ良かったよ、パパ!」」
「皆の応援があったから勝ってたんだ、だから俺の方こそ、ありがと
う・・」
そして次の日の予選リーグ第二試合でもサトシのストレート勝ちで決
勝トーナメントの切符を手にした

  • スレ4-46
  • 愛しい貴方と共に 疲れ
  • 09/08/19 20:28:40
決勝リーグ進出が決まった、その夜
「サトシ、ピカチュウ、ポッチャマ、お疲れ様!」
「ああ、久しぶりのリーグは疲れたよ・・」
「ピカチュ・・」
「ポチャ・・」
ピカチュウとポッチャマは疲れてしまいベットに横になっていた。
「ピカチュウとポッチャマ、今日の予選リーグ凄くかっこ良かった
わ!」
今日の予選リーグ第二試合ではピカチュウとポッチャマの活躍で
勝利をしたのであった
「ピカチュウもポッチャマの戦い方凄かったよ!」
「ナエ!」
セイ達もピカチュウ達の事ばっかり話をしていた。
「ピカチュウ、ポッチャマ、サトシを優勝へ導いてね!」
(ミーも応援するでしゅ!)
「ピカピカチュウ!」
「ポッチャマー!」
ピカチュウとポッチャマは元気良く答えたが疲れで眠ってしまった。
「あらら、もうこんな所で寝て・・」
ヒカリが少し困った顔をしているとソラとマイが
「「ママ、パパも寝ているよ・・」」
サトシも疲れてしまったのかスヤスヤと眠っていた。
「もう、サトシまで・・」
ヒカリはサトシに布団を被せ、セイとアイはピカチュウとポッチャマ
に布団に寝かせた。
「パパとピカチュウ達なんだか気持ち良さそうに寝ている・・」
「ベ~イ・・」

  • スレ4-48
  • 愛しい貴方と共に キス
  • 09/08/20 18:12:59
次の日の朝
「う~ん、朝か・・」
ヒカリは朝の日差しに目を覚まし目を擦りながら隣で寝ているソラと
マイ、ミライを起こさないように身体を起こすと目の前にサトシが
起きていた。
「サトシ!」
「ああ、ヒカリ、おはよう・・」
サトシはまた何かをし始めた。
ヒカリは気になりサトシの隣へ行った
「これ、今日の対戦相手のデータじゃない!」
「ああ、俺の対戦相手は昨年の優勝者、ハリーだ・・」
「行き成りの優勝者が相手なんて・・」
ヒカリが少し暗い表情であったが
「大丈夫大丈夫、こうして朝早くから相手のデータ収集をしているし
ポケモン達だって新しい技や力を手に入ったんだ、どんな相手だろ
うと負けやしないさ!」
サトシの笑顔にヒカリは明るい表情になった。
「やっぱり、サトシはそうでなくちゃ!」
「え!?」
「あたし、サトシのその笑顔にあたしは好きになったの、だから今の
サトシ好きだよ・・」
ヒカリはサトシに抱きつきサトシもまたヒカリを抱いた
「ヒカリ・・」
「サトシ・・」
サトシとヒカリはお互い目を閉じ唇を重ねた、その時
「朝から熱いね、あんた達・・」
「「!?」」
サトシとヒカリはノゾミの声に驚きお互い離れ、声をした方を振り向
くとノゾミとハルカが起きていた。
「いくら、最近キスをしてないからといってあたし達が居る場所で
しないでよ・・」
「本当かも、見ていてこっちが恥かしかったかも・・」
サトシとヒカリは顔を真っ赤になり下を向いて恥かしそうにしていた

  • スレ4-62
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/08/23 19:15:06
その後、セイ達も起きてサトシとヒカリが顔が赤い事に気付くと
「ねえ、パパ、ママ、顔赤いよ?」
「「何でもない「わ」!!」
二人は声を揃えて言うとセイ達は首かしげた。

そして、サトシ達は決勝リーグの会場に向かった。
「じゃあ、サトシ、あたしたちは此処で・・」
「分かった・・」
ヒカリは簡単な会話で済ませるとセイ達が
「パパ、絶対勝ってよ!」
「ナエ!」
「パパのバトル楽しみにしているわ!」
(ミーも応援するでしゅ・・)
「「パパ、応援頑張るから!」」
するとミライはサトシに近づくと
「パパ、これ・・」
ミライの手には小さいな花の指輪であった。
「これ、ミライがサトシのために作ったのよ、絶対に勝つ事を願っ
てね・・」
ヒカリがミライの花の指輪の事を説明すると
「ありがとう、ミライ、パパは絶対勝つからな!」
そう言ってサトシはミライから貰った花の指輪を指にはめてフィー
ルドへ向った

  • スレ4-64
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/08/24 20:26:39
(さあ、此処、決勝リーグ会場では注目の試合が行われようとしてい
ます!)
会場のアナウンスがなり会場の人たちは盛り上がっていた。
そして、サトシとハリーの登場で会場は大きな歓声に包まれた
「あなたとのバトルを楽しみにしていましたよ、サトシさん・・」
「こっちこそ、このバトルは楽しみだったよ、ハリー・・」
サトシとハリーは簡単な会話を済むとアナウンスがなった
(決勝リーグ第1回戦バトルフィールドを決める、ルーレットど
うぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは草に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは草のフィールド!!)
フィールドは草のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より決勝リーグ第一試合を開始します!使用ポケモンは
6体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
「バトル開始!!」
「行け!ケンタロス、君に決めた!!」
「頼むぞ、ニドキング!!」
サトシとハリーは同時にボールを投げた。
「ケンタロス!捨て身タックル!!」
「モォー!」
ケンタロスはニドキングに向って走っていたが
「ニドキング、かわして、瓦割り!!」
「グォー!」
ニドキングはケンタロスの攻撃をかわすとケンタロスに瓦割りを命中
させ、ケンタロスは吹き飛ばされてしまった。
「ケンタロス!!」
ケンタロスは力尽きて倒れていた。
「ケンタロス、戦闘不能!ニドキングの勝ち!」
観客は歓声がなった。
「ご苦労様、ケンタロス、ゆっくり休んでいてくれ・・」
サトシはケンタロスはモンスターボールに戻した。
「ケンタロスを一撃でダウンさせるとはハリー、俺が思っていたより
強い!」

  • スレ4-67
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/08/25 21:16:49
「次はお前だ!フローゼル!」
「ゼール!」
サトシはフローゼルを繰出した。
「ニドキング、冷凍ビームだ!」
「グォー!」
ニドキングは冷凍ビームを発射をしたらサトシは
「その氷頂き!フローゼル、アクアジェット!」
「ゼル!」
フローゼルは冷凍ビームに向ってアクアジェットで立ち向かうフロー
ゼルは身体を回転させ身体に氷を覆った。
「これは!!」
「出た!氷のアクアジェット!」
「ポッチャ!」
「ピカピカ!」
「行け!!」
フローゼルはニドキングに突っ込んでいきニドキングは倒れてしま
った。
「ニドキング、戦闘不能!フローゼルの勝ち!」
「良くやった!、フローゼル!」
「フーロ!」
氷のアクアジェットを見たセイ達は
「凄い!」
「氷のアクアジェット、初めて見たよ!」
すると、ヒカリが
「氷のアクアジェット、元々、ママが考えた技なの・・」
「「「凄いよ、ママ!」」」
「だけど、ママはいくら練習しても氷のアクアジェットを使えなかっ
たわ・・」
「え!?」
「だけど、パパはママが出来なかった、氷のアクアジェットを完成さ
せてくれたの、その時は本当に嬉しかったわ・・」
ヒカリが話が終わるとハリーはエレキブルを出してバトルが始まった

  • スレ4-71
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/08/26 20:06:13
「フローゼル、電気技に気をつけろよ!」
「ゼル!」
「エレキブル、地震!」
「エレキ!」
エレキブルはフィールドを大きく揺らした。
「何て、強力な地震だ!」
「フ、フロ!」
フローゼルは地震でバランスを崩した、その隙をハリーは見逃さな
かった
「エレキブル、雷パンチ!」
「エレキブー!」
エレキブルはフローゼルに向ってジャンプをした。
「フローゼル、最大パワーでギガインパクト!!」
「ゼル!!」
フローゼルとエレキブルは互いの技をぶつけ大きな爆発が起きた
「フローゼル!!」
「エレキブル!!」
煙が晴れ2匹は倒れていた。
「フローゼル、エレキブル、両者戦闘不能!」
サトシとハリーはポケモンをモンスターボールに戻し次のボールを取
り出した。
「次はお前だ!オニゴーリ!君に決めた!」
「ライボルト、頼む!」
「ゴォ!」
「ライッ!」
「オニゴーリ、冷凍ビームだ!」
「ゴォ!」
「ライボルト、かわして、アイアンテール!」
ライボルトは冷凍ビームをかわしオニゴーリとの距離をつめアイアン
テールを当てオニゴーリは吹き飛ばされた。
「ライボルト、火炎放射!」
「ライッ!」
ライボルトは吹き飛ばされたオニゴーリに火炎放射を当て爆発が起きた。
「オニゴーリ!」

  • スレ4-75
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/08/27 20:46:28
煙が晴れるとオニゴーリは何とか立っていた。
「オニゴーリ、大丈夫か!」
「ゴ、ゴォ!」
(オニゴーリの体力はもう限界だ、速攻で決めないと!)
サトシはこの状況を切り抜ける手を考えると
「オニゴーリ!フィールド全体に吹雪!」
「ゴゴォ!」
オニゴーリは吹雪でフィールド全体を凍らせ、氷のフィールドと化し
た。
「ライボルト!火炎放射で氷を溶かすんだ!」
ハリーは氷のフィールドでのバトルは不利だと思い氷を溶かそうと
したが
「ラ!ライ!?」
ライボルトは氷のフィールドに足を滑ってしまった。
「オニゴーリ!冷凍ビームだ!!」
「ゴォ!」
オニゴーリはライボルトに冷凍ビームを当てた。
「ライボルト!!」
ライボルトは氷漬けにされてしまい動けなかった。
「ライボルト、戦闘不能!オニゴーリの勝ち!」
サトシはオニゴーリに近づくと
「ご苦労様、オニゴーリ、お陰で勝てたよ!」
「オニゴォ・・」
(ハリー選手のポケモンが3体戦闘不能になりましたのでインターバル
に入ります!)

サトシは休憩室に休憩していると
「「「パパ!!」」」
ソラとマイ、ミライがサトシに抱きついてきた
「凄かったよ、パパ!」
「ポケモン達もかっこよかった!」
「パパ、絶対優勝してね!」
「ああ、絶対優勝してやるからな!」
サトシはソラ達の会話を楽しんでいるのをヒカリ達もサトシの話に加
わりながら他愛ない会話を楽しんだ

  • スレ4-78
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/08/28 21:55:33
サトシ達が話をしているとピカチュウとポッチャマがサトシに何か言っ

「ピカピカチュウ、ピカ!」
「ポチャポチャポッチャ!」
「何だ、ピカチュウ、ポッチャマ?」
すると、ヒカリがサトシにピカチュウ達の気持ちを代弁した。
「ピカチュウとポッチャマは出して欲しいのよ!」
「そうなのか、ピカチュウ、ポッチャマ?」
「ピカ!」
「ポチャ!」
だが、サトシは
「ごめんな、登録した以外のポケモンは出られないルールなんだ・・」
「ピィカ・・」
「ポッチャ・・」
ピカチュウとポッチャマはがっかりしたが
「大丈夫だ2回戦ではお前たちをだしてやるからな、だから、応援を頼
むな!」
「ピカチュ!」
「ポッチャマ!」
ピカチュウとポッチャマは嬉しくなった。

そして、インターバルが終わりサトシとハリーはフィールドに戻っていた
(さあ、此処でフィールドをチェンジをしたいと思います、ルーレッ
トどうぞ!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは水に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは水のフィールド!!)
フィールドは水のフィールドに変わった。
「頼むぞ、ラプラス、君に決めた!」
「ギャラドス、頼む!」
「クゥー!」
「ゴォ!」
ギャラドスを見たアイは怯え始めた。
(アイ!どうしたのでしゅ!?)
アイの腕に抱かれたシェイミがアイを心配をした
すると、ヒカリがアイを優しく抱いてあげた。
「大丈夫大丈夫、怖くないわ・・」
すると、アイはまだ怯えていたが少し落ち着いた。
ヒカリはアイを抱きしめながらサトシのバトルを観戦した

  • スレ4-82
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/08/29 20:24:26
「ラプラス、水の中に潜れ!」
「クゥー!」
ラプラスは水の中に潜りギャラドスに近づく
「ギャラドス、こっちも水の中へ!」
「ゴォ!」
ギャラドスは水の中に潜った。
「ラプラス!ハイドロポンプ!」
「クゥゥー!」
「ギャラドス、かわして噛み付く!」
ギャラドスはハイドロポンプをかわしてラプラスに近づき噛み付いた
「クゥゥー!!」
「ラプラス!!」
「ギャラドス!アクアテール!」
ギャラドスはアクアテールでラプラスを宙へ吹き飛ばした
「ギャラドス!留めの破壊光線!!」
ギャラドスは水から顔をだし破壊光線を放ったが
「ラプラス!守る!」
「クゥー!」
ラプラスは守るで破壊光線を防いだ
「ラプラス!水に向って冷凍ビーム!」
ラプラスは宙に浮いている状態から冷凍ビームを放とうとした。
「まずい!ギャラドス水の中へ!」
ハリーは直ぐに指示をしたが間に合わなかった。
ギャラドスは身体を出した状態のままフィールドごと凍らされた。
「ギャラドス、凍らされましたので戦闘不能!ラプラスの勝ち!」
「良くやったぞ!ラプラス!」
「クゥゥー!」
ハリーはギャラドスを戻し次のボールを取り出した
「頼むぞ、メタグロス!」
「メタッ!」
ハリーはメタグロスを繰出してきた
「ラプラス!ハイドロポンプ!」
「クゥゥー!」
「メタグロス!高速移動からコメットパンチ!」
「メタッ!」
メタグロスは高速移動でラプラスの距離を詰めた。
「早い!!」
メタグロスのコメットパンチはラプラスに当たり倒れてしまった。
「ラプラス!!」
「ラプラス、戦闘不能!メタグロスの勝ち!」

  • スレ4-88
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/08/30 19:45:42
「頼むぞ、カビゴン!」
「カァビッ!」
「カビゴン!炎パンチ!」
カビゴンは氷のフィールドをスケートのようにメタグロスに近づいた。
「カァビッ!」
カビゴンの炎のパンチはメタグロスに当たりメタグロスはよろけた。
「カビゴン、一気に決めるぞ!破壊光線!!」
「メタグロス、高速移動でかわせ!」
メタグロスはカビゴンの破壊光線をかわした。
「チャンスだ!コメットパンチ!!」
「カビゴン!かわして!炎のパンチ!」
だが、カビゴンは動けなかった
「カ、カァビッ!」
「しまった!!」
サトシは破壊光線の反動の事を忘れていた。
その間にメタグロスのコメットパンチがカビゴンに当たりフラフラの
状態になってしまった。
「カビゴン!!」
「メタグロス!連続でコメットパンチだ!!」
メタグロスのコメットパンチが当たろうとした、その時
「カビゴン!カウンター!!」
カビゴンはメタグロスのコメットパンチに耐えて倍返しでメタグロスに
返し、メタグロスは倒れてしまった。
「メタグロス、戦闘不能!カビゴンの勝ち!」
「良くやったぞ、カビゴン!」
「カァビッ!」
ハリーはメタグロスを戻し次のボールを取り出した。
「お前の出番だ、カイリュー!」
「バウッ!」
(さあ、ハリー選手は残りのポケモンはカイリューだけになりました、
このままサトシ選手に勝てるのでしょうか!)

  • スレ4-89
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/08/31 19:34:10
「カビゴン、近づいて炎のパンチ!」
「カァビッ!」
カビゴンは氷を使ってカイリューに近づこうとしたが
「カイリュー、神速!」
「バウッ!」
カイリューは目にも留まらない速さでカビゴンを吹き飛ばした。
「カ、カァビッ!!」
カビゴンは何とか立ったが倒れてしまった。
「カビゴン!!」
「カビゴン、戦闘不能!カイリューの勝ち!」
歓声が鳴り響いた。
「ご苦労様、カビゴン、ゆっくり休んでくれ・・」
サトシはカビゴンをボールに戻すと次のボール手にした
「もう一度頼む、オニゴーリ!」
「ゴォ!」
「試合始め!」
「一気に決めるぞ!オニゴーリ!冷凍ビーム!」
「ゴォ!」
「カイリュー、炎のパンチ!」
「バウッ!」
カイリューは冷凍ビームを炎パンチで防ぎオニゴーリに近づいた。
「何!?」
「バウッ!!」
カイリューはオニゴーリフィールドごと叩きつき氷のフィールドは水
のフィールドになりオニゴーリは水に浮いていた。
「オニゴーリ、戦闘不能!カイリューの勝ち!」
(なんと!不利だと思われたハリー選手がサトシ選手のポケモンを連
続2体戦闘不能にした!!)
サトシはオニゴーリを戻し、最後のボールを取り出した。
「後はお前だ、リザードン、君に決めた!」
「ゴォォォッ!」
(さあ、泣いても笑っても最後のバトルだ、一体、勝利するのはサト
シ選手かハリー選手か!!)

  • スレ4-93
  • 愛しい貴方と共に 決勝リーグ
  • 09/09/01 20:19:05
「試合始め!」
「カイリュー、神速で近づけ!」
「バウッ!」
「リザードン!ツバメ返しでカイリューを追いかけろ!!」
「ゴォォォッ!」
カイリューとリザードンは目にも留まらないスピードにで繰り広げて
いた
「リザードン、自分に火炎放射からツバメ返し!!」
「ゴォォォッ!!」
リザードンは自分に火炎放射を浴び身体が炎に包まれながらツバメ返
しでカイリューに接近した。
「リザードン、ドラゴンクローだ!」
「ゴォォォッ!」」
リザードンのドラゴンクローはカイリューに直撃して吹き飛ばされた。
カイリューは空中で体勢を立て直した
「カイリュー、大丈夫か!?」
「バウッッ!!」
だが、次の瞬間、カイリューの身体から炎が出た。
「まさか、火傷を!?」
「そうだ、リザードンの身体に火炎放射を浴びる事で攻撃した時に
火傷になるようにしたんだ!」
サトシの作戦にやられハリーは動揺した。
「だけど、このままやられっぱなしにはいかない!カイリュー、神速!」
「バウッ!」
「リザードン、ツバメ返しで追うんだ!」
「ゴォォォッ!」
リザードンはまたカイリューを追いかけたが
「カイリュー、今だ、水に向ってアクアテール!!」
カイリューはフィールドの水にアクアテールで水飛沫を起こした。
「しまった、カイリューを見失った!!」
リザードンは周りを見渡した、その時
「カイリュー、ドラゴンダイブ!!」
「バウッ!!」
カイリューはリザードンの後ろから現れリザードンはドラゴンダイブ
の直撃を受け水に落ちてしまった。
「リザードン!!!」

  • スレ4-106
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/09/03 20:44:31
サトシはフィールドから出ると記者達が待ち伏せていた。
「サトシさん、今回のバトルの感想をお願いします!」
記者たちの質問にサトシは一つずつ答えていくのを遠くからヒカリ達
は見ていた。
「あたしたちも記者たちの質問攻めには大変だったよね・・」
「ええ、私もあの時は大変だったわ・・」
ヒカリ達はグランドフェスティバルの時に質問された事を思い出して
いた。
その時、ヒカリ達の後ろから声をかけられた。
「ヒカリちゃん、お久しぶりね・・」
「シロナさん!」
ヒカリ達に声をかけたのはサトシのバトルを見て駆けつけたシロナ
であった。
「この人がチャンピョンのシロナ・・」
「凄い・・」
ノゾミとハルカは初めてシロナに存在感に圧倒された。
「あなたたちは、ノゾミさんとハルカさんね・・」
「え!はい!」
「だけど、何でシロナさんは私達の事を何で知っているんですか?」
「前にグランドフェスティバルでヒカリちゃんとノゾミさん達との
コンテストバトルがとても綺麗なバトルに見惚れてしまったの・・」
「「「ありがとうございます!」」」
ヒカリ達は褒められて嬉しくなった。
「この子達は・・」
シロナはセイ達の事に気付いた
「あたし達の子供です!」
「やっぱり、サトシ君とヒカリちゃんに良く似ているわ・・」
すると、シロナはセイに目を留めた。
「君、名前は?」
「セイ、セイです!」
「セイ君、あなたはサトシ君を超えるは・・」
「え!?パパを超える?」
「ええ、あなたはサトシ君を超える事が出来るわ・・」
シロナの突然の言葉にセイは戸惑った。
「それじゃ、サトシ君に「サトシ君とのバトルを楽しみにしている
わ」と伝えてくれる・・」
「はい、分かりました、サトシに伝えます・・」
「ありがとう、それじゃ、私はここで・・」
シロナはその場を去っていた

  • スレ4-107
  • 愛しい貴方と共に 苦悩
  • 09/09/04 21:06:21
その夜、サトシ達はホテルの寝室で寝ているとヒカリが目を覚ましバ
ルコニーへ行った。
それに気付いた、サトシがヒカリの後を追いかけた。
「ヒカリ・・」
「サトシ!」
「隣良いか?」
ヒカリは首を縦に振りサトシはヒカリの隣に立った
「ヒカリ、何かあったのか?」
「え!?」
「いや、なんだかいつものヒカリと様子が変だったから気になって
いたんだ・・」
ヒカリは意を決して今日起きた出来事を話した。
「実は今日の試合でアイがギャラドスに怯えていたの・・」
「まさか、アイの恐怖はまだ残っているのか!」
「うん、アイの怯え方バンギラスに襲われた時と同じだったわ・・」
「そんな・・アイが怖がる事が無かったからもう平気かと思っていた
のに・・」
すると、ヒカリの口から思いもよらない言葉が出た。
「アイには旅をさせないわ・・」
「ヒカリ、今なんて言ったんだ!!」
「アイはこのままの状態じゃ旅には出来ないわ、だから恐怖心を克服
してから、旅をさせるわ・・」
その時、サトシはヒカリの頬に平手打ちをした。
「サトシ・・」
「ヒカリ!そんな事してもアイの為にならない!!」
「だけど、アイの恐怖心があるか限りは・・」
「俺達が何やっても結局はアイ自身で克服しないといけない!!」
サトシの言葉にヒカリは
「ごめんなさい、サトシ、あたしが間違っていたわ、こんな事しても
アイのためにはならないもんね・・」
サトシはヒカリに分かってもらい嬉しそうだった。
「ヒカリ、さっきは叩いてごめん・・」
「良いのよ、あたしを目を覚ますために叩いてくれたんだから気にし
てないわ・・」
「ヒカリ・・」
「サトシ・・」
サトシはヒカリの唇を重ねながら抱き寄せた。

  • スレ4-109
  • 愛しい貴方と共に 思わぬ再会
  • 09/09/05 20:53:03
サトシは順調に決勝リーグを勝ち進んだ
「ピカチュウ、ボルテッカー!!」
「ピッカピカピカピカチュウ!!」
オーダイルはピカチュウのボルテッカーを食らい倒れた。
「オーダイル、戦闘不能、ピカチュウの勝ちよって勝者マサラタウン
のサトシ!!」
観客は大きな歓声に包まれた。
「良く頑張ったピカチュウ!」
「ピカチュウ・・」
サトシは嬉しくなりピカチュウを抱きしめた。
(さあ、ここで明日の決勝リーグ決勝戦、サトシ選手の対戦相手は
キンセツシティのテツヤ選手です!!)
「何!?」
すると、サトシの前にテツヤが現れた。
「やあ、サトシ君、久しぶりだね・・」
「お久しぶりです、テツヤさん、まさかテツヤさんも参加していた
なんて驚きました・・」
「こっちもだよ、だけど、明日の試合には負けないよ!」
「俺だって、前回のリベンジをさせてもらいます!」
サトシとテツヤは握手をした

  • スレ4-114
  • 愛しい貴方と共に リベンジ
  • 09/09/06 20:12:58
そして、決勝戦当日
(さあ、決勝リーグ決勝戦が始まろうとしています!)
観客席は大きな歓声が鳴り響いていた。
そして、サトシとテツヤがフィールドに現われ観客たちはさらな
る歓声をあげた。
(さあ、サトシ選手とテツヤ選手は18年前のホウエンリーグサイユウ
大会で戦っています、その時の試合ではテツヤ選手が勝利をしました
サトシ選手はサイユウ大会のリベンジとなるのでしょうか!!)
「テツヤさん、今度は俺達が勝ちますからね!」
「悪いけど、今回も僕達が勝たせてもらうよ、サトシ君!」
サトシとテツヤはお互いやる気満々であった。
(さあ、今回はバトル形式をシングルからダブルの3本勝負になります
先に2勝した方が勝利となります!)
アナウンスが今回のルールを説明した
(決勝リーグ決勝戦バトルフィールドを決める、ルーレットど
うぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは草に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは草のフィールド!!)
フィールドは草のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より決勝リーグ決勝戦を開始します!使用ポケモンは
6体先に2勝した時点で終了です!」
「頼むぞ!リザードン、ゼニガメ!!」
「ゴォォォッ!」
「ゼニゼニ!」
「ハリテヤマ、ダーテング、出番だ!!」
「ハリーテ!」
「ダーッテンッ!」
「バトル開始!!」

  • スレ4-119
  • 愛しい貴方と共に リベンジ
  • 09/09/07 20:42:34
「リザードン、ダーテングにツバメ返し!ゼニガメはハリテヤマに
水の波動!」
「ゴォォォッ!」
「ゼニガー!」
リザードンはダーテングにツバメ返しで一気に近づいたが
「ダーテング、かわして、ゼニガメにエナジーボール!」
「ダッテンッ!」
ダーテングはリザードンのツバメ返しが当たる瞬間にかわしリザード
ンを踏み台にしてゼニガメにエナジーボールを放った。
「ゼニガメ、エナジーボールに水の波動だ!」
ゼニガメは水の波動でエナジーボールを防いだが小さな爆発で周りが
見えにくくなった。
「ハリテヤマ、ゼニガメにつっぱり!」
「ハリーテ!」
ゼニガメはツッパリで吹き飛ばされた。
「ゼーニ!!」
「ゼニガメ、壁を利用してハイドロポンプ!!」
「ゼニ!」
ゼニガメは吹き飛ばされた状態から壁を蹴りその勢いを利用して
ハリテヤマとダーテングにハイドロポンプを食らったがダメージは
低かったようだった。
「今だ、リザードン、地面に向って雷パンチ!!」
「ゴォォォッ!!」
リザードンは濡れている地面に雷パンチをぶつけ身体が濡れている
ハリテヤマとダーテングに電気を通った。
「ダーテング!!ハリテヤマ!!」
「一気に決めるぞ、リザードン、ダーテングに火炎放射!ゼニガメは
ハリテヤマに水の波動!!」
「ゴォォォッ!!」
「ゼニー!!」
リザードンとゼニガメの攻撃にダーテングとハリテヤマは倒れてしま
った
「ダーテング、ハリテヤマ戦闘不能!リザードン、ゼニガメの勝ち!」
(やりました、サトシ選手が1本取りました!!)
歓声は大きくなった。
「戻れ、ダーテング、ハリテヤマ、まさか地面を濡らしてあんな攻撃を
してくるとは・・」
「二人ともご苦労様、戻れ・・」
サトシとテツヤはポケモンをモンスターボールに戻した
(2本目のバトルを開始します!)
「一気に決めるぞ、ワニノコ、ヒノアラシ!」
「ワニャワニャ!」
「ヒノヒノ!」
「メタグロス、ジュカイン、頼む!」
「メッタ!」
「ジュイ!」
「バトル開始!!」

  • スレ4-123
  • 愛しい貴方と共に リベンジ
  • 09/09/08 21:29:21
「ヒノアラシはジュカインに火炎放射!ワニノコはジュカインに噛み
付くだ!!」
「ワニャ!」
「ヒーノ!!」
サトシはジュカインに集中攻撃を仕掛けたが
「ジュカイン、見切り!!」
「ジュイ!」
ジュカインはワニノコ達の攻撃を全てかわした
「ジュカイン、リーフブレード!!」
「ジュッイ!」
ジュカインのリーフブレードはワニノコとヒノアラシに直撃を食らった
「ワニノコ!!ヒノアラシ!!」
「メタグロスは破壊光線!ジュカインはソーラービーム!」
「メッタ!!」
「ジュッイ!!」
「ワニノコはみずでっぽう!!ヒノアラシは火炎放射!!」
「ワニャ!!」
「ヒーノ!!」
ヒノアラシとワニノコはジュカインたちの攻撃を止めようとしたが
威力が足らず自分達の攻撃を打ち消されジュカイン達の攻撃を食ら
った
「ヒ・・ノ・・」
「ワニャ・・」
「ヒノアラシ、ワニノコ、戦闘不能、ジュカイン、メタグロスの勝ち!」
歓声が更に大きくなった
(テツヤ選手も負けてはいません、サトシ選手から1本取りました!!)

  • スレ4-125
  • 愛しい貴方と共に リベンジ
  • 09/09/09 20:50:06
「ヒノアラシ、ワニノコ、戻って休んでくれ・・」
サトシはヒノアラシとワニノコをモンスターボールに戻した。
(さあ、サトシ選手とテツヤ選手お互い1本を取っています!次の勝負
で全てが決まります!!)
「後はお前達だけだ、頼むぞ、ピカチュウ、ポッチャマ!」
「ピカピカ!」
「ポッチャ!」
サトシの肩に乗っていたピカチュウとポッチャマはフィールドに立った
「僕の最後はニャース、ドンファン!」
「ニャ!」
「ドンファーン!」
テツヤはニャースとドンファンを繰出してきた。
「ピーカ!」
「ニャー!」
ピカチュウとニャースは闘志を燃やしていた。
(おおっと、ピカチュウとニャースはやる気ままんのようです!)
「試合開始!」

  • スレ4-127
  • 愛しい貴方と共に リベンジ
  • 09/09/10 20:37:49
「ピカチュウ、ニャースに電光石火!ポッチャマはドンファンにバブ
ル光線だ!」
「ピカ!」
「ポッチャマ!」
「ニャース、かわしてポッチャマに10万ボルト、ドンファンは転がる!」
「ニャース!」
ニャースはピカチュウの攻撃をかわしポッチャマのバブル光線を10万ボルト
で消しそのままポッチャマに向ってきた。
「ポッチャマ、渦潮で防御だ!」
「ポーチャ!」
ポッチャマは渦潮で10万ボルトで防いだが渦潮が消えた瞬間、ドンファンが
ポッチャマの目の前に居た。
「ポチャ!?」
「ドンファン、転がる!」
「ポッチャマ、地面に向ってバブル光線!」
ポッチャマは地面に向ってバブル光線を放ちドンファンの転がるをかわした
ドンファンはポッチャマに上を取られてしまった。
「ドンファン直ぐ離れるんだ!」
「ポッチャマは渦潮、ピカチュウは10万ボルト!!」
「ピーカチュウ!!」
「ポーチャ!!」
ポッチャマの渦潮でドンファンは渦潮の中に閉じ込められピカチュウの
10万ボルトで渦潮にぶつけ大爆発を起こした。
「ド、ド~ファ・・」
「ドンファン戦闘不能!」
(テツヤ選手、残りがニャースだけになってしまった、逆転はあるのでしょ
うか!)

  • スレ4-130
  • 愛しい貴方と共に リベンジ
  • 09/09/11 21:04:53
「ピカチュウ、ポッチャマ、一気に勝負を決めるぞ!」
「ピーカ!」
「ポチャ!」
ピカチュウとポッチャマは最後の勝負に闘志が燃えていた
「ニャ!」
「ニャースがこんなに嬉しそうにしているのはサイユウ大会以来だ、
ニャース、全力で行こう!」
「ニャ!」
「ピカチュウ、電光石火!ポッチャマはバブル光線!」
「ピカピーカ!」
「ポッチャマ!!」
「ニャース、影分身!」
「ニャ!」
ニャースは影分身で攻撃をかわしてピカチュウ達を囲んだ。
「ピカチュウ、ポッチャマ、影分身を消すんだ!」
ピカチュウとポッチャマはニャースの影分身に攻撃した、だが、ニャー
ス本体は居なかった。
「ピカ!?」
「ポチャ!?」
「上だ!!」
ニャースはピカチュウとポッチャマの上を取った。
「ニャース、10万ボルト!!」
「ニャー!!」
「ピカチュウ、10万ボルト!ポッチャマは近づいて突く!」
ピカチュウがニャースの10万ボルトをぶつけている間にポッチャマが
ニャースに近づいた。
「ニャース、かわして、切り裂く!」
ニャースはポッチャマの突くを当たる寸前にかわした、そして、無防
備のポッチャマに切り裂くを放とうとした。
「ピカチュウ、アイアンテールで切り裂くを受け止めろ!!」
「チュウ!」
ピカチュウはポッチャマを庇う形でニャースの切り裂くをアイアンテ
ールで受け止めた、だが、ニャースのパワーが上であった。
「ニャー!」
「ピカー!!」
「ポッチャー!!」
ニャースはピカチュウを吹き飛ばしポッチャマも巻き添えに地面に叩
きつかれた。
「ピカチュウ!!ポッチャマ!!」

  • スレ4-132
  • 愛しい貴方と共に 決着
  • 09/09/12 20:40:15
「ピカ・・ピカ・・」
「ポチャ・・ポチャ・・」
ピカチュウとポッチャマはニャースの攻撃を受けながらも立った。
「ピカチュウ、ポッチャマ、まだ行けるか?」
「ピカチュ!!」
「ポッチャ!!」
だが、ニャースも疲れた始めていた。
「ニャ・・ニャ・・」
「ニャース、大丈夫か?」
「ニャッ!」
(ニャースの体力はもう限界だ、ならば次の攻撃に・・)
(全てをかける!!)
「ニャース、影分身からピカチュウとポッチャマに切り裂く!!」
ニャースは影分身で2体になりピカチュウとポッチャマに一気に接近し
た。
「ポッチャマ、渦潮!!」
「ポーチャ!!」
ポッチャマは渦潮でニャースに向けて放った。
「ピカチュウ、渦潮に乗れ!!」
「ピカ!!」
ピカチュウは渦潮に乗り、ニャースに近づいた。
「ニャース、10万ボルト!!」
「ニャー!!」
10万ボルトで渦潮にぶつけ水しぶきが起きた。
「今だ、ポッチャマ、バブル光線、ピカチュウ、ボルテッカー!!」
「ポッチャマ!!」
「ピカピカピーカ!!」
ピカチュウのボルテッカーにポッチャマのバブル光線が合体して
ニャースに向っていた。
「ニャース、切り裂く!!」
「ニャー!!」
ニャースとピカチュウの攻撃がぶつかり爆発が起きた。
「ピカチュウ!?」
「ポッチャ!?」
「ニャース!?」
煙が晴れるとピカチュウとニャースが立っていた。
「ピカ!」
「ニャ!」
ピカチュウとニャースは互い笑顔であった。
「ニャ!?」
ニャースは倒れてしまった。
「ニャース、戦闘不能ピカチュウ、ポッチャマの勝ちよって勝者マサ
ラタウンのサトシ!」
観客達は熱いバトルに感動して大きな歓声が鳴り響いた。
(何と言う熱いバトルでした、ポケモンリーグセキエイ大会優勝は
サトシ選手だ!!)
サトシはピカチュウとポッチャマに近づいた。
「頑張ってくれてありがとう、ピカチュウ、ポッチャマ・・」
「ピカ・・」
「ポチャ・・」
「サトシ君、熱いバトルをありがとう、久しぶりに楽しませてもらったよ・
・」
「いえ、テツヤさんのバトルは楽しかったです、俺の方こそありがとうご
ざいます・・」
サトシとテツヤの握手に観客達は歓声を送った

  • スレ4-134
  • 愛しい貴方と共に 旅の思い出
  • 09/09/13 20:30:44
その夜、サトシは二日後に行われる、シロナとのバトルの事で頭いっ
ぱいで眠れなかった。
「風でも浴びるか・・」
サトシはヒカリ達を起こさないようにベットから起きた。
そして、サトシはバルコニーで風を浴びていた。
すると、後ろから
「サトシ・・」
(どうしたでしゅか?)
声をかけたのはヒカリとシェイミであった。
「ヒカリ、シェイミ!」
「隣良いかしら?」
「あ、ああ・・」
ヒカリはサトシの隣に立つとヒカリは
「サトシ、シロナさんとのバトルで眠れないのでしょ・・」
「なんで、分かるんだ!?」
「夫婦ですもの、サトシが何を考えているかぐらい分かるわ・・」
(さすが、ヒカリでしゅ!)
そんな他愛ない話をしているとサトシが
「なあ、覚えているか、ヒカリ、俺達が吹雪の雪山の事を・・」
「え・・覚えているは、あの時は大変だったわね・・」
「ああ、あの時は・・・・」

それは11年前、スイレンタウンで行われるコンテストに向っていた
サトシ達、だが、天候が変わり猛吹雪の中で歩いていた。
「くそ!前が全然見えない!」
「ピカチュ!」
「これじゃ、何処を歩いているか分からないわ!」
「ポチャ!」
サトシ達は猛吹雪で何処に歩いているのかさえも分からなかった。
すると、タケシが
「これ以上進んだら危険だ、此処でビバークをするぞ!」
「え!イワークが何?」
「イワークじゃなくてビバークだ!」
タケシがビバークの準備を始めたその時、強風が吹いた。
「ピーカ!!」
「ポッチャ!!」
ピカチュウとポッチャマは強風で飛ばされてしまった。
「ピカチュウ!!」
「ポッチャマ!!」
サトシとヒカリはピカチュウ達が飛ばされた方へ走っていてしまった
「サトシ!!ヒカリ!!」

  • スレ4-136
  • 愛しい貴方と共に 旅の思い出
  • 09/09/14 20:33:54
「ピカチュウ!!ポッチャマ!!」
「何処に居るの!!」
サトシとヒカリはピカチュウとポッチャマが飛ばされた方へ歩いて探
した。
「ピカチュウ!!ポッチャマ!!居たら返事して!!」
だが、何も聞こえなかった
「くそ!周りが見えない!」
その時、サトシとヒカリは足を滑らせて崖から落ちてしまった。
「うわぁ!!」
「きゃあ!!」
だが、崖のしたに足場があり助かった。
「うん~ヒカリ、大丈夫か?」
「ええ、何とか・・」
サトシとヒカリは立ち上がったその時
「ピカ~!!」
「ポッチャ!!」
ピカチュウ達の鳴き声が崖の下から聞こえた
「ピカチュウ!!」
「ポッチャマ!!」
「ピカピ!!」
「ポチャ!!」
「待ってろ、今、助けて・・う!」
サトシが突然、肩を抑えて苦しんだ。
「サトシ!?どうしたの!?」
「傷が・・開いてしまったようだ・・」
サトシはマーズのブニャットの切り裂く傷口が開いてしまった。
サトシが苦しんでいるのを見てヒカリは
「あたしがピカチュウとポッチャマを助けるわ!」
ヒカリはピカチュウ達に手を伸ばした。
「捕まって!!」
ピカチュウとポッチャマはヒカリの手に捕まりヒカリが上げようとし
たその時、ヒカリの足場が崩れてしまった。
「きゃあ!!」
ヒカリは駄目かと思ったその時
「くぅ!!」
「サトシ!?」
「ピカピ!?」
「ポッチャ!?」
サトシは傷口の肩でヒカリの手を掴んだのであった。
「サトシ!あたし達は良いから、手を離して!!」
「ピカピ!!」
「ポッチャ!!」
ヒカリ達はサトシに手に離すように言ったが
「俺はヒカリを守りたいんだ!!」
サトシは力一杯にヒカリ達を上げていた
「サトシ・・」

  • スレ4-139
  • 愛しい貴方と共に 旅の思い出
  • 09/09/15 19:51:41
サトシはヒカリを助けた後に倒れてしまった。
「サトシ!?」
「ピカピ!?」
「ポッチャ!?」
サトシは傷口を押さえて苦しんでいた。
そして、ヒカリはサトシの腰につけていたモンスターボールを全て取
った。
「皆、出てきて!!」
ヒカリはサトシのモンスターボールからポケモン達を出した。
ポケモン達はサトシが倒れている事に驚いていると
「お願い、皆、サトシを助けたいのあたしの言う事を聞いて!!」
ポケモン達はヒカリの言っている事を理解した。
「ありがとう、皆・・」
ヒカリはある考えがあった。
「モウカザル、火炎放射!!」
「モキャ!!」
モウカザルの火炎放射は雪に大きな洞窟になった。
ヒカリとピカチュウ達はサトシを洞窟の中に入れると
「ミミロル、パチリス、エテボース出てきて!!」
ヒカリはミミロル達をボールから出した。
「皆、雪で入り口を塞ぐから手伝って欲しいの・・」
ピカチュウ達は直ぐに入り口を雪で塞ぎ始めた
そして、入り口が雪で塞ぎ終わるとヒカリはサトシの元へ駆け寄った
「サトシ!!」
ヒカリはサトシのコートを脱がすと服が肩に血に染まっていた。
ヒカリは血に染まった服を脱がしていた。
「ピカチュウ、あたしのカバンから包帯を取って!」
「ピカ!」
「ポッチャマはタオルを取って濡らして!」
「ポッチャ!」
「ハヤシガメ、モウカザル、ちょっとサトシを抑えていて!」
「モキャ!」
「ハゥ!」
ヒカリはピカチュウから包帯を受け取りサトシの傷口に巻いていた。
「これで、なんとか・・」
サトシを横に寝かせつけてポッチャマからタオルを受け取りサトシの
おでこに乗せてサトシが着ていたコートをサトシに被せてあげた。
「サトシ、ごめんね、あたしがあの時、操られたばかりに・・」
ヒカリはエイチ湖の出来事を今でも引きずっていた。
「ピカピカチュウピカ・・」
「ポッチャポチャポチャ・・」
ピカチュウ達は何とかヒカリに元気付けようとしたがヒカリには届か
なかった

  • スレ4-140
  • 愛しい貴方と共に 旅の思い出
  • 09/09/16 19:31:29
ヒカリはエイチ湖でサトシが怪我をさせたのは自分のせいだと感じ
泣いてしまった。
「ヒカリ、もう泣くな・・」
「サトシ!?」
サトシは上半身を起こした。
「ヒカリ、もう気にしていないぜ・・」
「だけど、私のせいで、サトシは怪我を・・」
ヒカリはまだ落ち込んでいると
「!?」
「ピーカ!?」
「ポ・・チャ!?」
サトシが突然ヒカリを抱きしめてピカチュウ達は驚いた。
「俺は・・ヒカリが傷つく姿はもう見たくない、だからもう泣かないで
くれ・・」
「サトシ・・」
ヒカリはサトシに抱きつきサトシもヒカリを優しく抱き寄せた。
「ポ・・ポッチャ・・」
「ピカピカ・・」
ポッチャマはショックのあまり固まってしまった。
サトシはヒカリに強引に寝かさられてヒカリとピカチュウ達も眠りに
ついた。
そして、次の日
「モウカザル、火炎放射!」
「モキャ!」
モウカザルの火炎放射で入り口を塞いでいた雪を溶かした。
「綺麗・・」
「ポチャ・・」
「ミミロ・・」
朝の日差しが雪で美しく輝いていた
「ヒカリ、実はヒカリに言いたいことがあるんだ・・」
サトシの真剣な表情にヒカリはサトシの話を聞いた。
「実は俺・・ヒカリの事が・・」
その時
「お~い、サトシ、ヒカリ!」
「「タ、タケシ!?」」
崖の上にタケシが立っていた。


「あの時、タケシが来るのがタイミング悪くて告白出来なかったよ・・」
(そうだったのでしゅか、それにしても本当にタイミング悪いでしゅ・・)

  • スレ4-142
  • 愛しい貴方と共に 復活への一歩
  • 09/09/17 18:28:05
(なんだか眠くなったでしゅ・・)
シェイミは疲れて眠ってしまった。
「うふふ、シェイミたら・・」
ヒカリはシェイミをベットで寝かせるとサトシの所へ戻ってきた。
「だけど、あの時、告白が出来ていたら旅がもっと楽しかったかも
な・・」
「ええ、でも、あの雪山の告白をしようとした事はあたしも嬉しかっ
たわ・・」
「ヒカリ・・」
「サトシと結婚してセイ達が生まれて今とても幸せだわ・・」
ヒカリはサトシの肩に頭を乗せた。
「ねえ、サトシ、お願いがあるんだけど・・」
「何だ、お願いって?」
「実は・・・・」

二日後
チャンピオンリーグマスター防衛戦の会場は大盛り上がりであった。
そしてシロナとサトシの登場に歓声が飛んだ。
「只今よりチャンピオンリーグマスター防衛戦を開始します、使用ポ
ケモンは3体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了
です、なお、ポケモン交代はチャレンジャーのみ認められます!)
審判が説明が終わると
「サトシ君、君とのバトルを楽しみにしていたわ、お互い悔いの無い
バトルをしましょ!」
「はい、シロナさん!」
VIT席にはサトシとシロナのバトルを楽しみにしているセイ達も応援
していた
「天空に舞え!ミロカロス!」
「ミロ!」
「ミロカロスかならば、ピカチュウ頼む!」
「ピカ!」
「試合開始!」

  • スレ4-146
  • 愛しい貴方と共に 復活への一歩
  • 09/09/19 20:22:50
「次はお前だジュカイン!」
「ジュイ!」
「バトル始め!」
「ジュカイン、エナジボール!」
ジュカインはエナジボールを放った
「ミロカロス、水の波動・・」
「ミーロ!」
水の波動でエナジボールをぶつけ爆発が起きた、爆発の煙でジュカイ
ンはミロカロスに近づいた。
「ジュカイン、一気に決めろ、リーフブレード!」
「ジュッイ!!」
ミロカロスはリーフブレードをまともに食らってしまい怯んでしまっ
た。
「連続でリーフブレードだ!!」
「ジュイジュイ!!」
ミロカロスはリーフブレードの連続に攻撃に耐えられなくなり倒れてし
まった。
「ミロカロス、戦闘不能ジュカインの勝ち!」
「良くやったジュカイン!」
「ジュイ!」
シロナはミロカロスをボールに戻した
「お疲れ様、ミロカロス・・」
シロナは満足そうにしていた。
「天空に舞え!トリトドン!」
「ベトーン!」
「バトル始め!」

  • スレ4-148
  • 愛しい貴方と共に 復活への一歩
  • 09/09/20 19:45:34
「今度も一気に決めてやるぜ、ジュカイン、エナジボール!」
「ジュイ!」
「トリトドン、吹雪・・」
「ベトーン!」
トリトドンはエナジボールをを圧倒してフィールドで氷付けにした。
「ジュイ!?」
ジュカインの足が氷付けにされて身動きが取れなくなった。
「しまった!?」
「トリトドン、もう一度吹雪・・」
「ベトーン!」
トリトドンは連続でジュカインに吹雪で攻撃する
「ジュ・・イ・・」
ジュカインは吹雪を何とか耐えたが疲れが出てきた。
「ジュカイン!大丈夫か!」
「ジュイ!」
「トリトドン、冷凍ビーム!」
「ベトーン!」
その時、ジュカインが突然新緑を発動させた。
「ジュカイン、最大パワーでハードプラントン!!」
「ジュッイ!!」
冷凍ビームはハードプラントで打ち消されトリトドンに直撃した。
「ベト・・ン・・・」
「トリトドン、戦闘不能、ジュカインの勝ち!」
「よっしゃ!!良く頑張ったな、ジュカイン!」
「ジュイ!」
だが、ジュカインは倒れてしまった。
「ジュカイン!?」
「ジュカイン、戦闘不能!」
(おっと、トリトドン、ジュカイン共に戦闘不能、次のバトルで全て
が決まります!)

  • スレ4-151
  • 愛しい貴方と共に 復活への一歩
  • 09/09/21 19:10:57
「天空に舞え!ガブリアス!」
「ガーブ!」
(おお!チャンピョンシロナ、ガブリアスを繰出してきました!)
観客はシロナ最強ポケモン、ガブリアスの登場に歓声がなった
「やっぱり、ガブリアスを出してきたか・・パワーならカビゴンだが
ガブリアスはスピードもある、ここはやっぱり・・」
サトシは悩んだ末に出したポケモンは
「リザードン!君に決めた!」
「ゴォォォッ!」
(サトシ選手はリザードンを繰出してきた!)
「試合始め!」
「リザードン、火炎放射!」
「ゴォォォッ!」
「ガブリアス、大文字!」
「ガーブ!」
火炎放射と大文字はぶつかり爆発した・
(威力は互角だ!!)
「なら、リザードン、竜の波動!」
「ゴォォォッ!」
「ガブリアス、穴を掘る・・」
「ガブ!」
ガブリアスは穴を掘って竜の波動をかわした。
「リザードン、飛ぶんだ!」
「ゴォォォッ!」
リザードンは飛びガブリアスの攻撃をかわそうとしたが、ガブリアス
は地面から一気に飛んでいるリザードンの後ろを取った。
「ガブリアス、瓦割り!」
「リザードン!ツバメ返しでかわせ!」
リザードンはガブリアスの瓦割りをかわして、ガブリアスの後ろを取
った。
「ガブリアス、ドラゴンダイブ!」
「ガーブ!」
「リザードン、火炎放射からツバメ返し!」
リザードンは火炎放射を放った後直ぐにツバメ返しを繰出した。
だが、ガブリアスは火炎放射を受けたもののビクともせずにそのまま
ドラゴンダイブを繰出しリザードンのツバメ返しとぶつかった。

  • スレ4-153
  • 愛しい貴方と共に 復活への一歩
  • 09/09/22 20:27:25
リザードンとガブリアスの攻撃が互いにぶつかりリザードンは地面に
落ちてしまった。
「リザードン!?」
「ガブリアス、ドラゴンダイブ・・」
「ガーブ!!」
リザードンはガブリアスのドラゴンダイブをまともに食らってしま
った
「リザードン!?」
リザードンは倒れてしまった。
「リザードン、戦闘不!!」
審判は突然、言葉が止まった。
「ゴォ・・ォォッ!」
リザードンは既に体力の限界であった、だが、サトシの為に立ち上が
った。
「リザードン・・」
「ゴォッ!」
「分かった、行くぞ、リザードン!!」
「ゴォォォッ!」

「リザードン、もう体力の限界なのに・・」
「ピカ・・」
セイ達はリザードンが心配であった。
「リザードンはパパの想いに答える為に頑張っているのよ・・」
「ポチャ・・」
「「「リザードン、頑張って!!」」」
「ミミ!!」
「パチ!!」
「ベイ!!」
会場はリザードン、サトシを応援する声があがっていた。
「リザードン、皆が応援しているんだ、絶対負けないぞ!」
「ゴォォォッ!」

  • スレ4-154
  • 愛しい貴方と共に 復活への一歩
  • 09/09/23 19:34:30
「ガブリアス、ドラゴンダイブ!」
「ガーブ!」
ガブリアスはリザードンに一気に近づいてきた。
「リザードン、受け止めろ!!」
「ゴォォォッ!!」
リザードンは向ってくるガブリアスを受け止めた。
「ガブ!?」
「リザードン、竜の波動!!」
リザードンはガブリアスに竜の波動を直撃させた。
「ガブ!!」
ガブリアスは吹き飛ばされた、膝を着いた。
「リザードン、最大パワーでブラストバーン!!!」
「ゴォォォッ!!!」
「ガブリアス、大文字!!」
「ガーブ!!」
リザードンとガブリアスの攻撃は互いにぶつかりガブリアスの大文字
はリザードンのブラストバーンに圧倒されガブリアスはブラストバー
ンの業火を浴びた。
「ガ・・ブ・・」
ガブリアスは倒れてしまった
「ガブリアス!!?」
「ガブリアス、戦闘不能、リザードンの勝ち!よって勝者マサラタ
ウンのサトシ!」
観客達は大きな歓声が鳴り響いた
(サトシ選手、チャンピョンシロナを打ち破りました!!)
「良く頑張った、リザードン!」
「ゴォッ!」
サトシはリザードンに抱きついてお礼を言った。
「お疲れ様、ガブリアス、良く頑張ってくれたわ・・」
「ガブ・・」
シロナはガブリアスに感謝をしてサトシに近づいた。
「サトシ君、熱いバトルありがとう、久しぶりに楽しかったわ・・」
「いえ、此方こそシロナさんとバトルが出来て楽しかったです・・」
サトシとシロナは握手をして、会場は大きな拍手がおきた

  • スレ4-160
  • 愛しい貴方と共に 家族
  • 09/09/24 20:18:28
サトシは取材陣に囲まれて取材をしていた。
「凄いな、皆、パパに集まっているよ・・」
「ポチャ・・」
セイ達は取材陣がサトシに集まっている事に驚いていた
「さあ、先にホテルに戻るわよ・・」
ヒカリ達はセイ達を連れてホテルへ戻った。

「ふぅ、やっと終わったよ・・」
サトシは取材が終わりホテルへ戻ってきた。
「「「パパ!」」」
ソラとマイ、ミライはサトシに気付き近づいた。
「パパ、凄くかっこよかった!」
「パパのバトル見れて嬉しいかった!」
「ソラもパパみたいなバトルしたい!」
「ありがとう・・」
サトシはソラ達の喜んだ顔を見て、サトシも嬉しくなった。
「お疲れ様、サトシ・・」
「久しぶりに熱いバトルを楽しませてもらったよ・・」
「ありがとう・・」
すると、ミライがサトシの腕を引っ張った。
「ねえ、パパ、お腹空いたよ・・」
「そうか、ご飯を食べに行こう・・」
「うん!」
サトシはヒカリ達と一緒に食事に行った。

「ねえ、サトシ、シロナさんがジョウトに行くって・・」
ヒカリは食事中のサトシに話しかけた。
「シロナさんがジョウトに?」
「うん、何でもシンオウの遺跡と似た遺跡が見つかったて言っていたの
たぶん、その遺跡の調査に行くんだと思うわ・・」
「遺跡か・・」
「ねえ、パパ、このシチュー美味しいよ!」
「そうか、パパももらいに行こ・・」

  • スレ4-165
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/09/25 21:06:54
次の日
サトシ達は朝にホテルを後にしてアイルタウンを通っていた。
「ねえ、シェイミ、帰ったらコンテストの練習しよう・・」
(分かったでしゅ、ミーもコンテストに出たいでしゅ!)
アイがシェイミはコンテストの練習の話をしていると
「リル!」
ポケモンの鳴き声に気付き鳴いた場所を振り向いた。
「マリルだわ!」
「ミミ!」
すると、マリルを探すマイと同じぐらいの女の子が現れた。
「マリル!」
「リル!」
マリルは女の子に抱きついた。
「もう、いつも勝手に行っちゃだめよ!」
「リル!」
それを見た、ヒカリは女の子に話しかけた。
「そのマリル、あなたのポケモン?」
「うんうん、ママのポケモンなの!」
その時、女の子の名前を呼びながらサトシ達に近づく女性が近づい
てきた。
「マオ!」
「あ、ママ!」
サトシ達は声をした方を振り向くとそこには
「「コトネ!!」」
「うそ!サトシ、ヒカリン!」
そこには昔旅をしたコトネであった

  • スレ4-167
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/09/26 20:31:59
「コトネ、久しぶりね!」
「本当に久しぶりね、ヒカリン!」
ヒカリとコトネは久しぶりの再会を喜んだ
「ねえ、ヒカリ、この人は?」
ノゾミはヒカリと仲良さそうに話している女性が気になりヒカリに聞
いた
「あ、紹介が遅れたわね、彼女はコトネ、前に一緒に旅をした仲間な
の!」
「ヒカリ達と旅をしたんだ!」
「コトネ、紹介するね、この二人はノゾミとハルカ、あたしと同じ元
コーディネーターなの!」
「凄い、コーディネーターなんだ!」
コトネは驚いた。
そして、ハルカとノゾミはコトネに自己紹介した、コトネはヒカリの
後ろにいた子供達に気付いた。
「もしかして、この子達!」
「そう、あたしとサトシの子供よ!」
「そうか、ヒカリン、サトシと上手くいったのね!」
「うん!」
今度はヒカリがコトネそっくりな女の子が気になった。
「コトネ、その子はコトネの子供?」
「うん、名前はマオ、今年で6歳になるの・・」
「初めまして!」
「初めまして、マオちゃん・・」
すると、サトシが
「だけど、何でコトネが此処にいるんだ?」
「実は今、ジョウトフェスタでこのアイルタウンに来ているの!」

  • スレ4-172
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/09/27 20:46:39
コトネはサトシ達をジョウトフェスタの会場に案内した。
そして、会場に着くとジョウトのPRをしていた。
「凄い活気だわ・・」
ジョウトのPRをしている人たちの活気に満ちていた。

「ジョウト名物、ボンドリンクにモーモーミルクが試飲が出来ますよ!」
「さあ、どうぞ、どうぞ!」
「お待たせ!」
「コトネ、マオ、遅いじゃないか・・」
カズナリがコトネに責めると
「よ!久しぶりだな、カズナリ!」
「サトシ、ヒカリ!」
カズナリはサトシとヒカリの思いもよらない再会に驚いた。
「ダル!」
オーダイルが荷物を持って来た。
「ピカ!」
「ポチャ!」
「オーダイルだ、大きい!」
セイ達はオーダイル興味津々であった。
すると、カズナリの父親がアイスを持ってきた。
「ジョウトのモーもーミルクから作ったんだよ、さあ、食べてごらん!」
「「「ありがとう!」」」
セイ達はアイスを貰った。
「美味しい!」
「甘くて、美味しい!」
セイ達はアイスに食べて嬉しそうであった

  • スレ4-173
  • 愛しい貴方と共に 再会
  • 09/09/28 21:21:17
「だけど、コトネに子供が生まれていたのは驚いたわ・・」
「ヒカリンこそ、5人も産んだのには驚いたよ、サトシと仲良すぎ
ない?」
コトネの言葉にヒカリは顔を赤くなった。
(ヒカリ、顔赤いでしゅ・・)
「そ、それはともかくコトネ、カズナリ随分たくましくなったね・・」
「そうでもないよ、昔と同じで後ろ向きよ・・」
「そうなんだ・・」
「そうだ!」
コトネはある考えが浮かびサトシとカズナリに近づいた。
「サトシ、頼みがあるんだけど・・」
「頼み?」
「うん、ショーのバトルに出て欲しいのサトシのバトルの腕を見せて
欲しいの!」
「分かった、バトルに出るぜ!」
「ありがとう、サトシ!」
コトネはサトシに感謝をするとサトシは
「だけど、バトルの相手は誰なんだ?」
「それは勿論、カズナリよ!」
コトネはカズナリに指を指した。
「ぼ、僕!無理だよ、サトシはポケモンリーグのチャンピョンで僕には
勝てないよ!」
カズナリは直ぐに断ったが
「何言ってんのカズナリがサトシに勝つなんて思っていないわ!」
「そ、そんな・・」
「とにかく出ることね!」
「はい・・」

  • スレ4-176
  • 愛しい貴方と共に 対決
  • 09/09/29 20:40:52
「カントーの皆さん、こんにちは!」
コトネは会場中央に立ちショーを始めた。
「ジョウト地方のワカバタウンからやってきた、コトネです!」
コトネのショーに会場中の人たちはコトネ注目した
「新人トレーナーはチコリータ、ヒノアラシ、ワニノコのどれかを
もらえます!」
会場のモニターにチコリータ、ヒノアラシ、ワニノコが写りそれを見
たノンとミドリは
「私、ヒノアラシを貰って旅をしたいな・・」
「ニャル!」
「あたしは、可愛いチコリータかな・・」
ノンとミドリはヒノアラシとチコリータを欲しそうであった。
「無理よ、カントー地方ではジョウトの新人ポケモンを貰えないわ・・」
ノンとミドリの横からノゾミがカントー地方ではチコリータとヒノアラシ
は貰えない事を教えそれを知った、ノンとミドリはがっかりした。
「さあ、今回のジョウトフェスタの為に協力してくれた、チャンピョン
サトシが来ています!!」
サトシの登場に会場中が歓声が鳴った。
「さあ、今回、特別にサトシさんのバトルをお見せします!」
サトシのバトルを見られる事に会場中が盛り上がった。

サトシとカズナリは会場中央に立ちバトルの準備した。
「俺のポケモンはヒノアラシ君に決めた!」
「ヒノ!」
「ヒノアラシ!サトシもヒノアラシを持っていたの!?」
「炎タイプなら水タイプのオーダイルで勝負だ!」
「ダル!」

  • スレ4-178
  • 愛しい貴方と共に 対決
  • 09/09/30 21:59:11
カズナリの父が中央に立った。
「それではヒノアラシ対オーダイルのバトル始め!」
「カズナリ、先行を譲るよ!」
「お言葉に甘えさせてもらうよ、オーダイル、水鉄砲!」
「ダール!」
オーダイルはヒノアラシに水鉄砲を放った。
「かわせ!」
「ヒノ!」
ヒノアラシは少ない動きでかわした。
「凄い、サトシのヒノアラシのかわし方、少ないで無駄の無い動きだ
わ!」
コトネはヒノアラシの動きに驚いた。
「オーダイル、アクアテール!」
オーダイルは一気に距離を縮めた。
「かわせ!」
ヒノアラシはオーダイルの攻撃をかわし、オーダイルは攻撃をかわさ
れた事に起こり連続でアクアテールで攻撃をしたがヒノアラシは簡単
にかわされてしまった。
「オーダイル、落ち着くんだ!」
「ヒノアラシ、煙幕!」
「ヒーノ!」
「ダ!」
煙幕でヒノアラシを見失ってしまったオーダイルは慌てた。
「続けて、火炎放射!」
「ヒーノ!!」
火炎放射は充満した煙幕に引火して大爆発が起きオーダイルを襲う
「ダル!!」
「オーダイル!!」
オーダイルは何とか大爆発に耐えた
「オーダイル、何も考えずに攻撃をしたら駄目だ、もっと冷静にな
るんだ!」
「ダル!」

  • スレ4-179
  • 愛しい貴方と共に 対決
  • 09/10/01 21:07:49
「オーダイル、水鉄砲!」
「ダルー!」
「かわせ!」
「ヒノ!」
ヒノアラシは大きくジャンプをした。
「今だ、濡れた地面に向って冷凍パンチ!」
「ダル!!」
オーダイルの冷凍パンチは濡れた地面で一気に地面が氷になった。
「ヒ、ヒノ!?」
ヒノアラシは氷に着地してしまい足を滑らせてしまった。
「しまった、ヒノアラシ!体勢を立て直すんだ!」
「そうはさせないよ!オーダイル!水鉄砲!」
オーダイルは動けないヒノアラシに向って放った。
「ヒノアラシ、身体を回転させて火炎放射!」
「ヒノ!」
ヒノアラシは身体を回転させて水鉄砲を防ぎオーダイルに攻撃をした。
「何だ、この技は!?」
「決まった、炎のカウンターシールドだぜ!」
ヒノアラシのカウンターシールドは地面の氷を溶かした。
「今だ、スピードスター!」
「ヒノ!」
スピードスターはオーダイルを苦しめた。
「ダ・・ル・・」
「止めの体当たり!」
「ヒノヒノヒーノ!」
ヒノアラシの体当たりはオーダイルは倒れてしまった。
「オーダイル、戦闘不能ヒノアラシの勝ち、よって勝者サトシ!」

  • スレ4-181
  • 愛しい貴方と共に 別れ
  • 09/10/02 21:14:10
「良く頑張った、ヒノアラシ!」
「ヒノヒノ!」
カズナリはオーダイルに近づいた。
「ご苦労様、オーダイル、良く頑張ってくれた・・」
「ダル!」
サトシとカズナリのバトルを見ていたコトネとマオは
「パパ、負けちゃった・・」
「だけど、サトシ相手に頑張ったわ・・」

ショーが終わりコトネは直ぐにサトシに話しかけた。
「サトシ、ありがとう、お陰でショーは大成功したわ!」
「いや、俺も協力できてよかったよ・・」
サトシが話をしているとヒカリ達がやってきた。
「サトシ、お疲れ様!」
「ありがとう、ヒカリ・・」
サトシとヒカリのやり取りにコトネが
「ねえねえ、サトシとヒカリンは初めてのキスは何時やったの?」
「「!?」」
コトネのいきなりの発言にサトシとヒカリは驚いた。
それを遠くから見ていた、ノゾミとハルカもコトネの行動力に驚か
された。

「それじゃあ、俺達は此処で・・」
「うん、久しぶりに会えてよかったわ、今度はあたし達がサトシとヒ
カリンに会いに行くわ!」
「ええ、いつでも来て良いわ・・」
コトネはヒカリの耳元でに口を近づけ
「今度会った時、ヒカリンのあの事を聞かせてね!」
「!?」
ヒカリは顔を真っ赤にした。
「どうしたのママ?」
「な、何でもないわ!」
ヒカリは慌てた
サトシ達はコトネ達と別れマサラタウンに帰っていた

  • スレ4-183
  • 愛しい貴方と共に 旅立ちの準備
  • 09/10/03 21:35:51
それから4ヵ月後
「お姉ちゃん、どんなポケモンを貰ってくるのかな?」
この日、ノンの10歳の誕生日であった、ノンは旅に出るためシゲルの
研究所にポケモンとポケモン図鑑を貰いに行っていた。

「ただいま!」
「ニャル!」
ノンが元気な声で帰ってきた。
「「「お帰り、ノン!」」」
セイとアイ、ミドリがノンを出迎えた。
「お帰り、ノン・・」
ノゾミ達もノンを出迎えた。
「お姉ちゃん、どのポケモンを貰ったの?」
ユリはポケモンが気なっていた。
「私が貰ったのはこの子よ、出てきて、ヒノアラシ!」
ノンはボールを投げるとヒノアラシが出てきた。
「ヒノアラシ!?カントーではジョウトの新人用ポケモンはもらえ
ないはずなのに!」
「シゲルの研究だよ・・」
ノゾミ達が驚いていると後ろからサトシが現れた。
「研究ってどういう事?」
「シゲルは全国のポケモンを調べるために全国の新人用ポケモンを取
り寄せたんだ、これからは全国の新人用ポケモンをもらえるようにな
ったんだ・・」
「そんなんだ・・」
サトシ達はノンとヒノアラシが仲良くしているのを見て微笑んでいた。
「セイ、アイ、ミドリ、皆で一緒に旅をしよう!」
「もちろん!」
「皆と旅は楽しみだわ!」
セイ達は随分前に4人で旅をする事を決めていた。

  • スレ4-189
  • 愛しい貴方と共に 思わぬ知らせ
  • 09/10/04 21:03:50
ノンがヒノアラシを貰った日の夜、サトシ達はノンの誕生日をお祝い
をしていた。
「「「「10歳の誕生日、おめでとう!」」」」
サトシ達は声を揃えて祝った
「ニャル!」
「ヒノヒノ!」
ニャルマーとヒノアラシもノンの誕生日を祝っていた。
「ありがとう、皆!」
すると、アイがある物を持っていた
「ノン、これ皆で作ったプレゼントよ・・」
ノンはプレゼントを受け取ると
「開けていい?」
「うん!」
ノンはプレゼントを開けるとそこには
「これは!?」
プレゼントの中身はニャルマー用の服であった。
「ありがとう、ニャルマーも喜ぶよ・・」
「ニャル!」
ノンはニャルマーに服を着させるとニャルマーは喜んだ
すると、ノゾミがある事を話始めた。
「ノン、ユリ、実は話があるの・・」
ノンとユリは何だろ首をかしげた
「実はママのおなかの中に赤ちゃんいるの・・」
ノゾミの思いもよらない事にサトシ達は驚いたが直ぐに祝福した。
「ノゾミ、おめでとう!」
「ノゾミも結構やるかも!」
ハルカの言葉にノゾミは頬を赤めた。
「今回はケンジからなの勘違いしないで!」
ノゾミは恥かしそうにしていたがノンとユリは新しい家族が増える事
に嬉しかった

  • スレ4-192
  • 愛しい貴方と共に 新たなるパートナー
  • 09/10/05 21:22:14
ノゾミの誕生日から1週間後、セイとアイの10歳の誕生日であった。
「「こんにちは!博士!」」
「ナエ!」
セイとアイはポケモンと図鑑を貰いに研究所に来た。
「やあ、待っていたよ、入ってくれ・・」
シゲルはセイとアイを研究所に入れた。
シゲルの案内されある部屋に入った。
「「う~わ!」」
そこには全国の新人用ポケモン達が待っていた。
「この中から好きなポケモンを選んでくれ・・」
セイとアイはどのポケモンを選ぶか悩んでいた。
「俺はポッチャマだ!」
「ポチャポチャ!」
セイはポッチャマを選んだ、だが、アイはまだ悩んでいた。
(アイ、だれを選ぶのでしゅ?)
「う~ん、どの子を選べば良いのかな?」
アイが悩んでいるとそこに
「ピ~カ?」
声が聞こえた方を振り向くとそこにはピカチュウがいた。
「博士なんでピカチュウがいるんですか?」
セイがシゲルに聞くと
「この前、森で怪我をしていたんだ、怪我を治ったのはいいがこのピ
カチュウが嫌がってずっと此処にいるんだ・・」
シゲルが説明しているとピカチュウはアイに近寄ってきた。
「ピカ・・」
ピカチュウはアイを見つめた、そして、アイは
「博士、このピカチュウ、私が貰っても良いですか?」
アイの思いもよらない言葉にシゲルは
「ピカチュウは扱い難いポケモンだそれでも良いのかい?」
アイは迷わずに答えた
「はい、このピカチュウなんだか、私を待っていた様な気がするん
です・・」
「ピカ・・」
アイはピカチュウを抱きピカチュウは嬉しそうであった。
「分かった、そこまで言うんだったら断るわけにはいかないよ・・」
「ありがとうございます、博士!」

  • スレ4-196
  • 愛しい貴方と共に 三角関係
  • 09/10/06 20:59:28
「「ただいま!」」
セイとアイは元気な声で帰ってきた。
「「「お帰り、お兄ちゃん、お姉ちゃん!」」」
セイとアイを出迎えたのはソラ達であった
「お帰りなさい、セイ、アイ・・」
「ピカピカ・・」
「ポチャ・・」
サトシとヒカリもセイとアイの元にやってきた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、どのポケモン選んだ?」
「早く見せて!」
ソラとマイが貰ってきたポケモンが気になっていた。
「俺が貰ってきたのは!」
「ポチャ!」
セイの後ろから突然、現れた。
「ポチャ!!」
「ポッチャマだ!」
「ポッチャマ!」
胸はって威張ると光のポッチャマは
「ポチャッポチャポチャ!」
「ポッチャ!」
ポッチャマはいがみ合いを始めてしまった。
「ポッチャマ、やめなさい!」
「ポチャ~」
ヒカリはポッチャマを止めた。
「お姉ちゃんはどのポケモンを貰ったの?」
「私は・・」
「ピカ!」
ピカチュウを貰ってきた事に驚いた。
「驚いたな、まさか、ピカチュウを貰ってくるとは思わなかったぜ・・」
「ピカ・・」
ピカチュウも驚いているとアイのピカチュウはサトシのピカチュウに近づいた
「ピカピカチュウ!」
「ピーカ・・」
アイのピカチュウはサトシのピカチュウにもうラブアタックをしていると
「ミミ!!」
ヒカリのミミロルがピカチュウを引き離した。
「ピカピカ!!」
「ミミ!!」
ピカチュウとミミロルは火花を散らしていた。
「ピカチュウ、これから大変ね・・」
それを遠くから見ていたハルカはなんだか嬉しそうに眺めていた

  • スレ4-198
  • 愛しい貴方と共に プレゼント
  • 09/10/07 20:58:25
サトシ達はセイとアイの誕生日をお祝いをした後、セイとアイは外の
空気に当たていた。
「お兄ちゃん、私、トップコーディネーターになれるかな?」
突然のアイの言葉にセイは
「何を言ってるんだ、アイ・・」
「私、ママみたいなコーディネーターになれる自信がないよ・・」
アイはヒカリの存在の大きさに自信がなかった。
「何を言ってるのアイ・・」
セイとアイの後ろから声が聞こえ振り向くとそこにはサトシとヒカリ
がいた。
「「パパ、ママ!」」
サトシとヒカリはセイとアイの隣に座った。
「アイ、ママは一人でトップコーディネーターになったわけじゃない
のよ・・」
「え!?」
アイはヒカリの言葉に驚いた。
「ママ一人だけの力ではたぶん、トップコーディネーターになれなかっ
たと思うわ、ポケモン達とサトシがママを励ましたり応援してくれた
お陰でトップコーディネーターになれたのよ・・」
「パパだってそうさ、ママの応援や励ましてくれたお陰でチャンピョン
なれったんだ、お互いに時には励ましたりしてくる存在が居る事で
夢をかなえる事ができるんだ・・」
サトシとヒカリの言葉にセイとアイはただ驚くばかりであった。
「あなた達はお互いライバルよ例え違う夢でも夢に向う事は変わらない
わ・・」
するとヒカリはある物を取り出した。
「ママ、これは!?」
「ママが初めてのリボンよ、これをアイにあげえるわ・・」
「ありがとうママ!」
アイはヒカリに抱きついた。
「俺からはこれをやるよ・・」
セイには半分割れたモンスターボールを渡した。
「パパ、これは?」
「パパと博士のライバルの証だ・・」
「ライバルの証?」
「トレーナーになる前、博士と川で釣りをしていると釣れたのがこれな
んだ、だけど、お互いに譲らずに引っ張り合ったら壊れたんだ、それ以
来、ライバルの証として持っているんだ・・」
「だけど、こんな大事な物を貰って良いの?」
「セイが立派なトレーナーになる為に俺からのプレゼントだ・・」
「ありがとう、パパ・・」
するとヒカリに寄り添う形でアイは寝てしまった。

  • スレ4-199
  • 愛しい貴方と共に 旅の準備
  • 09/10/08 22:19:10
セイとアイの1ヵ月後、ミドリの誕生日になりミドリはポケモンを貰い
に行っていた。
そして、ミドリはチコリータを貰った。
ミドリの誕生日パーティが終わり、セイとアイは明日の旅の準備をし
ていた。
「お兄ちゃん、テントと料理道具は入れた?」
「ああ、もう入れているよ、アイこそ自分の心配したらどうだ?」
「え?」
するとアイのピカチュウが寝袋を持ってきた
「ピカピカチュウ!」
「あ!いけない!寝袋を入れ忘れたわ!」
(アイ、しっかりして欲しいでしゅ・・)
「はは・・ごめん・・」
セイとアイは旅の準備が終わりリビングに下りるとサトシとヒカリ、ソラ
達が待っていた。
「セイ、アイ、明日これを着ていきなさい・・」
ヒカリが差し出したのは昔サトシとヒカリが旅をした服をヒカリがアレ
ンジした服であった。
「う~わ、カッコイイ!」
「ママとパパが旅をして頃に着ていた服をママがアレンジしたの・・」
「ママ、ありがとう、凄く可愛いよ!」
セイの服は青が強調された服であった、アイの服はピンクの長いスカ
ートと黒のノンスリーブであった。
すると、何故かソラが嬉しそうな顔でセイとアイに話しかけた。
「ねえ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、ママのお腹に赤ちゃんが居るの!」
「「え、本当!?」」
ヒカリはお腹を撫でながら言った。
「うん、お腹に赤ちゃんがいるのしかも双子らしいの・・」
「双子!?何で分かるの?」
(ミーのお陰でしゅ!)
ヒカリのシェイミが言った。
(ノゾミのお腹に赤ちゃんが居る事が分かるようになったんでしゅが
ヒカリのお腹にもノゾミと似た感じがしたんでしゅ、しかも、2つも
感じるんでしゅ!)
「それでさっき調べたら妊娠していたの・・」
「おめでとう、ママ!!」
「私達に新しい双子の弟か妹が出来るのが嬉しいよ、ママ!」
アイは嬉しさのあまりヒカリに抱きついた。
「ママ、赤ちゃんが生まれるときは知らせてね、直ぐに行くから!」
「分かっているわ、生まれるときには知らせるわ・・」

  • スレ4-205
  • 愛しい貴方と共に 旅立ちの日
  • 09/10/09 22:40:20
そして、旅立ちの日の早朝
「セイ、アイ、忘れ物は無い?」
「うん、忘れ物ないよ!」
「大丈夫!」
セイとアイはリュックを背負った。
「アイ、此処から近いコンテストはトキワシティよ・・」
「うん、ありがとう、ママ・・」
「セイ、此処から近いジムはニビジムだ、そこにパパとママが一緒に
旅をしたタケシがいる、そこを尋ねるんだ・・」
「うん、分かった!」
セイとアイは外に出るとそこにはノンとミドリが待っていた。
「お待たせ、ノン、ミドリ!」
「もう、遅いよ、アイ!」
ノンとミドリは待ちくたびれていた。
すると、サトシが
「本当に良かったのか、ソラ達に内緒で?」
「うん、ソラ達には内緒の方が良いと思うから・・」
「そうか・・」
セイとアイはサトシとヒカリに振り向いた
「「パパ、ママ、行ってきます!」」
「うん、行ってきなさい・・」
セイ達は夢に向って旅立っていた。

  • スレ4-206
  • 愛しい貴方と共に あとがき
  • 09/10/09 22:54:17
9ヶ月間、呼んでいただきありがとうございました。
自分としても初めての小説だったので、文体がバラバラだったり展開が
急過ぎたりと脱字、矛盾点がありかなり読み辛かったと思います。
すみませんでした。

明日からセイ達の旅を書きたいと思います。
上手く書けるかどうかは分かりませんが精一杯頑張って書いていきます