運命の出会い
- スレ3-233
- 運命の出会い
- 09/03/22 00:08:43
ネタ思い浮かんだので書きます。
ポケリンガ後の夜という設定です。
― 運命の出会い ―
ポケリンガで見事シンジを打ち破り優勝したサトシは、タケシが夕飯の支度をしている時に
先の闘いで進化したばかりのムクホークに丁寧にブラッシングをしていた。
「ありがとな、ムクホーク。お前のお陰でやっとシンジに勝つことができたよ」
ムクホークもとても嬉しそうだ。
それもそのはず、ムクホークにとっても
シンジたちは出会った当初からずっと
勝ちたいと願い続けた相手だったのだ。
「この調子でキッサキジムでも頑張ろうぜ!」
「ムクホー!」
ムクホークは任せろと言わんばかりに翼を広げた。
とその時、
「サトシ」
「ヒカリ」
「何してるの?」
「ムクホークにブラッシングしてあげてるんだよ」
「そっか、ムクホーク今日頑張ったもんね」
「ああ、本当にムクホークはすごいよ。ムックルの頃から頑張って、こんなに強くなって」
「そういえばサトシ、あたしと出会った時にはもうムックル持ってたわよね」
「ああ、思い出すなあ…こいつと初めて出会った日のこと」
サトシは懐かしそうに話し始めた。
- スレ3-234
- 運命の出会い
- 09/03/22 00:25:47
「ちょうどピカチュウを保護してくれたヒカリを探してる時でさ、エイパムがこいつとぶつかって喧嘩になって、それで仲間にしてピカチュウを探すのを手伝ってもらおうと思ったんだ」
「へぇ~」
「思えばあの時、偶然ムックルとエイパムがぶつかってなかったらこうしてムクホークになって一緒に旅をすることもなかったんだよな」
「偶然じゃないよ」
「え?」
「サトシとムックルが出会ったのは、決して偶然じゃない。サトシとムックルは、最初から出会って一緒に旅をする運命だったんだよ。」
「運命…か…」
「うん、きっとそうだよ」
「そうか、それじゃあオレとヒカリが出会ったのもきっと運命だな」
「え?」
「だってヒカリがオレのピカチュウを助けてくれなかったら、オレたちこうして一緒に旅をすることもなかったし、ブイゼルとエイパムを交換することもなかっただろ。何よりオレ、ジムバッジを6個も集められなかったかもしれない。」
「どうして?」
「だってクロガネジムもヨスガジムも、他のジムもみんなヒカリとポケモンたちのコンテスト技のお陰で勝てたようなもんだぜ?」
ヒカリは黙って聞いていた。
- スレ3-235
- 運命の出会い
- 09/03/22 00:49:26
「あの回転しながら避ける戦い方も、ブイゼルの氷のアクアジェットも、カウンターシールドもみんな本はヒカリのアイディアだぜ?」
「そんな…あたしはただ、どうやったらポケモンたちを魅力的に華麗に魅せれるか考えただけで…」
「だけどそのお陰で、オレは今順調にジムバッジを手に入れてこうしていられるんだ。やっぱりこれって運命だよ」
「運命か…そうだといいな」
「ああ、きっとそうだよ」
「あたしね、ずっとサトシの足手まといになってるんじゃないかって思ってた。トレーナー歴もサトシの方が断然長いし、バトルやポケモンに対する接し方もあたしより上手だし…」
「全然そんなことないよ、ヒカリはいつもオレのこと応援したり励ましたりしてくれるじゃん!オレ、いつもそれに元気貰ってんだぜ」
「…ありがとう、サトシ」
ヒカリから自然と笑みがこぼれてくる。
そしてヒカリは、赤くなりながら言った。
「そ、それじゃああたしはサトシの『運命の人』ってことになるのかな…?///」
「運命の人…か、そうだな」
「あたしがサトシの運命の人…」
ヒカリは、またうれしくなった。
「それじゃああたし、サトシの為にもコンテスト頑張るから」
「ああ、オレもヒカリの為にジム戦頑張るぜ」
するとどこからともなくタケシの声がした。
「おーい、ふたりともー。飯の用意ができたぞー」
「!行こうぜ、ヒカリ」
「ええ!」
こうしてふたりは、タケシのところへ仲良く行くのだった。
- スレ3-236
- 運命の出会い その後
- 09/03/22 00:55:38
そして夕食時、
「ふたりで何話してたんだ?」
「あー、ヒカリとオレは運命の…」
「ああ!!言っちゃダメー!」
「え?何で?」
「何でもー!」
そんなふたりの様子を不敵な笑みで見つめるタケシであった。
とりあえず終了
何だかんだでふたりは口に出さなくとも、こんなこと考えてそうだなー