小さき種達

  • スレ4-214
  • 小さき種達 設定
  • 09/10/10 21:54:11
小さき種達はセイ達の旅を書いていきます。
物語の中盤でシリアスにする予定です。(上手く書けるかは分かりませんが)
精一杯頑張って書いていきます。

セイ(10歳)
サトシとヒカリの双子の子供で、アイの兄
容姿はサトシ似で髪の色が青。性格は妹思い、鈍感、正義感が強い。行
動力がサトシに比べ控えめだが、アイやポケモン達が危ない時はサトシ
並みの行動力を発揮する。
ポケモンリーグに兆戦するためカントーのジム巡りをしている。

アイ(10歳)
サトシとヒカリの双子の子供で、セイの妹。
容姿はヒカリ似で髪の色は黒。性格は明るいが恥ずかしがりやで怖がり
や、物事をはっきりと言う。
バンギラスに襲われたトラウマで自分より多きポケモンに怖がってしまう
カントーのグランドフェスティバルに挑戦するため兄のセイとノン達と
カントーを巡るたびをしている。

ノン(10歳)
ノゾミとケンジの子供。
容姿はノゾミ似で髪の色は黒。性格は大人しく、ノゾミに比べ女の子らしい
ポケモンの観察眼に優れるていて旅先で絵を書くこともしばしある。他人に
優しく自分の考えを改める柔軟がある。口調は女の子らしい。
服装はノゾミと同じ服装だがスカートを履いている。
密かにセイに淡い恋心を抱いている。

ミドリ(10歳)
ハルカとシュウの子供。
容姿はハルカ似で髪の色は緑。性格は食べる事が好きで食べ物の事
になるとうるさく、前向きで乗せられやすい探検隊ごっこが好きで
人懐こい。
服装は昔ハルカが着ていた緑のノンスリーブを着ている。
ノンと同じくセイに恋心を抱いている。

  • スレ4-215
  • 小さき種達 設定
  • 09/10/10 22:13:48
サトシ(29歳)
セイとアイの父親でありポケモンチャンピョン
セイとアイには時には厳しく、優しく接してきた。
ヒカリのお腹に居る双子の赤ちゃんが生まれるのを楽しみにしている。

ヒカリ(27歳)
セイとアイの母親でもあり元トップコーディネーター
セイとアイが旅に出てからセイとアイを心配している。
現在、妊娠1ヶ月目でありお腹の双子の赤ちゃんが生まれるのを心待
ちしている。

ノゾミ(28歳)
ノンとユリの母親
ノンがトップコーディネーターになる事を心から祈っている
現在、3人目を妊娠中であり3ヶ月目

ハルカ(28歳)
ミドリの母親
11年前に旅に出た、シュウが帰ってくることを待っている。

シゲル(30歳)
サトシの元ライバルで親友
オーキド博士の後を継ぎポケモン研究を頑張っている。

ケンジ(34歳)
ノンとユリの父親
オーキド博士がタマムシ大学へ行ってしまい、オーキド博士の後を
継いだシゲルの助手をしている。

シュウ(28歳)
ミドリの父親
11年前、ハルカを置いて旅に出たが、行方不明
娘が居る事を知らない。

  • スレ4-216
  • 小さき種達 設定
  • 09/10/10 22:29:50
ソラ(8歳)
サトシとヒカリの子供でありセイとアイの妹
容姿はヒカリ似で髪の色は青。身体は小さいが明るく、甘えん坊(特にセイと
アイに)で物事をはっきり言い、行動力がサトシ並かあるいはそれ以上
で、ポケモンを追いかけるぐらい好きでサトシ達を困らせている。
良くツインテールをしている。

マイ(7歳)
サトシとヒカリの子供でありセイとアイの妹
容姿はヒカリ似で髪の色はピンク。ソラと同じく身体が小さいが明るく
、甘えん坊(特にサトシとヒカリ、セイ、アイに)で物事をはっきり
言い、人見知りがあるソラと同じくポケモンが好きでソラと一緒にポ
ケモンを追いかける事があるがソラの止め役でもあるが時に一緒にソ
ラと同じな事をする
マイはポケモンを世話をするのが好きである

ミライ(2歳)
サトシとヒカリの娘
容姿はヒカリ似で髪の色は青。性格は明るく、甘えん坊である。
ミライは体が弱く運動が出来ないがポケモン達と触れ合いを嬉しく
感じている。
ミライはベイリーフに良く助けてもらう事が多い
ソラとマイと同じく体が小さい。
ホウオウの虹色の羽をお守りとしていつも首からかけている。

ユリ(2歳)
ケンジとノゾミの娘でありノンの妹
容姿はノゾミ似で髪の色はノゾミと同じオレンジである。性格はお転
婆でケンジとノゾミの子供とは思えないぐらい行動的。
ミライとは気が合うらしく良くミライと一緒に居る事が多い。

  • スレ4-222
  • 小さき種達 野生遭遇
  • 09/10/11 20:56:17
セイ達はマサラタウンとトキワシティの間の森を通っていた。
「お兄ちゃん、トキワシティに着いたらパパ達に電話をしよう!」
「ああ、ソラ達も俺達の連絡を待っていると思うぜ!」
セイとアイはソラ達の話をしている、その時
「ムック!!」
セイ達の目の前にムックルが突っ込んできた。
「うわ!」
「「「きゃあ!」」」
セイ達はかわしたがセイの頭に乗っていたポッチャマは吹き飛ばされて
しまった。
「ポッチャ!!」
「ポッチャマ、大丈夫か!?」
ポッチャマはぶつかってきたムックルに怒った。
「ポッチャポチャポチャ!!」
だが、ムックルはポッチャマに更に襲ってきた。
「ムック!!」
「ポチャポチャ!!」
それを見ていたセイは
「気に入った!ポッチャマ!ムックルをゲットするぞ!」
「ポチャ!」
ポッチャマはムックルから離れて戦闘態勢に入った。
「頑張れ、セイ、ポッチャマ!」
「ニャル!」

  • スレ4-226
  • 小さき種達 初ゲット
  • 09/10/12 20:36:19
「ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマはバブル光線を放ったが
「ムック!!」
ムックルは羽を羽ばたかせ風を起こしバブル光線をポッチャマに返し
た。
「ポ、ポッチャ・・」
(凄いパワーでしゅ!)
「怯むな、ポッチャマ!近づいてつつく!」
「ポチャ!」
ポッチャマは風の向きに逆らいムックルに近づいた。
「ポチャ!!」
「ムック!?」
ポッチャマのつつくはムックルにヒットした。
「続けて、バブル光線!」
「ポッチャマ!!」
至近距離でバブル光線放ちムックルは吹き飛ばされてしまった。
「ムック!!」
「今だ、行けモンスターボール!!」
セイは空のモンスターボールをムックルに投げた。
そして、ムックルはモンスターボールに入り揺れるが揺れが止まった。
「やったぜ、ムックルゲットだぜ!」
「ポチャポッチャ!」
アイ達はセイに近づいた
「おめでとう、お兄ちゃん!」
「ピカピカ!」
「初めてのゲットおめでとう、セイ!」
「ニャル!」
「ポッチャマもかっこよかったよ!」
「ありがとう、皆・・」
セイはゲットしたムックルのモンスターボールをしまい、トキワシ
ティに向った

  • スレ4-231
  • 小さき種達
  • 09/10/12 23:41:31
>>227
セイはナエトルとポッチャマ
アイはピカチュウとシェイミ
ノンはニャルマーとヒノアラシ
ミドリはチコリータです
ポッチャマとシェイミ、ピカチュウ、ニャルマーはモンスターボール
から出ています

  • スレ4-234
  • 小さき種達 電話
  • 09/10/13 20:52:01
日が傾いてきた頃、セイ達はトキワシティに着いた。
「う~ん、やっと着いたぜ!」
「ポチャ~」
ムックルとのバトルで疲れていたポッチャマはセイの頭に乗っかって
いた。
「ポッチャマは今日は大活躍だったからね・・」
「ピカ・・」
「さあ、早くポケモンセンターに行きましょ!」
「ニャル!」
セイ達はポケモンセンターに向った。

「「「「こんにちは!」」」」
「ようこそ、ポケモンセンターへ!」
セイ達はジョーイさんに電話の場所を聞き電話に向った。
セイが受話器を取り家の電話番号を押した。
そして、画面にはサトシが映った。
(お!セイ、アイ、ノン、ミドリ!トキワシティに着いたか・・)
「うん、今さっき着いたんだ、それと見てパパ!」
セイはモンスターボールからムックルを出した。
「ムックルをゲットしたのか!」
「うん、ポッチャマが頑張ってくれたんだ・・」
「ポッチャ・・」
「そうか、ポッチャマも頑張ったな・・」
「ポチャポチャ・・」
すると、画面にヒカリとノゾミ、ハルカが映った。
「あら、セイ達じゃない!」
「あ!ママ!」
すると、今度はソラ達が画面に映った。
「「「お兄ちゃん、お姉ちゃん!」」」
「ソラ、マイ、ミライ・・」
「酷いよ、ソラ達内緒で勝手に行っちゃんなんて!」
ソラ達は涙目であった。
「ごめんごめん、勝手に行ってしまったのはあやまるよ・・」
セイとアイが謝っているとサトシが
「セイ、ポケモンリーグ参加登録はもうしたのか?」
「あ!いけない忘れていた!」
「おい、バッジを集めても参加登録をしないと出場できないぞ・・」
「は・・はは・・」

  • スレ4-240
  • 小さき種達 ひと時
  • 09/10/14 21:22:30
「すみません、ポケモンリーグ参加登録をお願いします!」
セイはジョーイさんにポケモンリーグの参加登録をお願いした。
「はい、ポケモン図鑑をお預かりします・・」
ジョーイさんはセイのポケモン図鑑を受け取りパソコンに差し込んだ
「マサラタウンのセイ君、はい、登録完了よ・・」
ジョーイさんはセイのポケモン図鑑を返した。
「ありがとうございます・・」
「ポケモンコンテストも此処で登録ですか?」
「いえ、各地のコンテストの会場で行うわ・・」
「ありがとうございます・・」
セイ達は部屋の鍵を受け取り部屋に向った。
部屋に入るとセイとポッチャマはベットに倒れこんだ
「疲れた~」
「ポチャ~」
(大丈夫でしゅか?)
「ああ、ちょっと疲れただけだ・・」
「ねえ、セイご飯食べに行こう!」
ノンの言葉にセイは飛び起きた
「俺も腹ペコだから行こうぜ!」
アイ達はくすくす笑ってしまった

  • スレ4-245
  • 小さき種達 ひと時
  • 09/10/15 21:05:54
セイ達は部屋を出て食堂に向った。
そして、セイ達は食べ物をトレイに移しテーブルに座った。
「う~ん、美味しい!」
「本当、このオムライスもフワフワして美味しい!」
セイ達は食事を楽しんでいるとポッチャマ達が
「ポチャポッチャ!」
「ピカピカチュウ!」
「あ、ごめん、ポケモンフーズを出すの忘れていたわ、今用意するか
らね!」
アイがセイのカバンからポケモンフーズと器を取り出し器にフーズを
入れた。
「はい、どうぞ!」
「ポチャ!」
「ピカ!」
(頂きましゅ!)
ポッチャマ達はポケモンフーズを美味しそうに食べていた。
「シェイミ、ピカチュウ、初めてのコンテスト絶対優勝をしましょ!」
「ピカピカチュウ!」
(頑張るでしゅ!)

  • スレ4-246
  • 小さき種達 練習
  • 09/10/16 21:03:58
次の日
「ピカチュウ、10万ボルト!」
「ピーカチュウ!」
ピカチュウは自分に10万ボルトを当てピカチュウの身体を光らせた。
「やった!」
「ピカチュウ!」
ピカチュウは成功が出来てアイに抱きついた。
「凄いな、アイ、まさか、ピカチュウの10万ボルトでピカチュウの身
体を光らせるとは驚いたよ・・」
「うん、パパのピカチュウのボルテッカーをヒントにしたの、上手く
いけば攻撃にも利用できると思ったの・・」
「ピカチュウ!」
アイは嬉しそうな顔で喜んでいた。
ノンとミドリも明日のコンテストの練習に励んでいた。

その夜
アイは明日のコンテストの事で頭がいっぱいで中々眠れなかった。
そして、アイは布団から出てベランダに出た。
「明日のコンテスト、上手くいくかな・・」
アイはヒカリから貰ったリボンを取り出した。
「ママもこんな気持ちだったのかな・・」
アイはリボンを胸にあて
「ママ、明日のコンテスト見てて、私頑張るわ・・」

  • スレ4-254
  • 小さき種達 贈り物
  • 09/10/17 21:02:53
次の日
セイ達はコンテスト会場に向おうとした、その時
「あなた達!」
ジョーイさんがセイ達に近づいてきた。
「何ですか、ジョーイさん?」
「あなた達宛てに荷物が来ているんだけど・・」
「「「「荷物?」」」」
セイ達はジョーイさんから荷物を受け取り空いているテーブルに置き
中を開けた。
「「「う~わ!」」」
荷物の中にはコンテスト用のドレスが入っていた。
「凄く可愛い!」
「ピカチュウ!」
「凄い、綺麗なドレス!」
「ニャル・・」
「私、なんだか凄い衣装だわ・・」
アイにはピンクのドレス、ノンは紅のドレス、ミドリは緑のドレスで
あった
「うん?何だまだ何かが入っている・・」
セイが荷物の中に入っていた物を取り出した。
「手紙だ!」
「ポチャ!」
「ねえ、お兄ちゃん読んで!」
セイは手紙を開け読み始めた
「じゃあ、読むぞ(アイ、ノン、ミドリ、ママ達がお前達の為にコン
テスト用のドレスを作ったから送った、大事に使ってくれよ!)」
「パパらしいね・・」
アイ達はヒカリ達が作ってくれたドレスを抱きしめコンテスト会場へ
向った

  • スレ4-255
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/18 20:33:22
セイ達はコンテスト会場に着きアイ達はエントリーを済ませドレスに
着替えた。
「うん、ピッタリ!」
「だけどなんだか、恥かしいわ・・」
「ニャル・・」
ノンはドレスの派手さに少し恥かしかった。
「ノンにはそれぐらい派手さが必要よ!」
「そうかな・・」
ノンは少し照れた。
「そういえば、アイは?」
ミドリが周りを見渡すとそこには
「もう、これじゃ間に合わない!」
「ピカチュウ・・」
(アイ、落ち着くでしゅ・・)
アイが髪をポニーテールにしようとしたが普段ポニーテールをしてい
なかったので苦戦中であった。
「アイ、貸して・・」
ノンがアイの髪の手入れを手伝った。
「ごめんね、ノン・・」
「良いよ、これぐらい、よし!出来たよ!」
「ありがとう、ノン!」
アイ達は着替えが終わり控え室に向った、その時
(見せてください、あなたのポケモンお見せしましょう、私のポケモン
人とポケモン出会えば始まるコンテスト・・お待たせしました!
ポケモンコンテストトキワ大会のお時間でございます!)
「いけない、もう始まったわ!」
「早く、控え室に行こう!」

  • スレ4-258
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/19 20:47:30
「パパ、ママ!始まったよ、早く早く!」
トキワ大会の中継が始まりミライがサトシ達に知らせた。
「本当だ、コンテスト始まった!」
「ミミ!」
ソラとアイ、ユリがソファに座った。
「もう、そんなに慌てないの・・」
ヒカリとノゾミがお腹を手に当てながらソファに座った。
「ミドリやアイちゃん達のデビュー戦ね・・」
「ああ、アイ達の演技が楽しみだぜ・・」
「ピカチュウ!」

「はあ・・はあ、何とか間に合った・・」
「うん・・」
アイ達は何とか控え室に着いた。
モモアンが審査委員を紹介していると警備員が
「ミドリさん、スタンバイお願いします!」
「あ、はい!」
「頑張ってね!」
「うん、ありがとう!」
ミドリは控え室を後にした

  • スレ4-260
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/20 20:53:47
「それでは一次審査にまいりましょう、ポケモン1体による技の演技
パフォーマンスステージ!エントリーナンバー1番、あのホウエンの
舞姫の再来か!ハルカさんの娘さん、ミドリさんでございます!」
カーテンが開きミドリが出てきた。

「あ!ミドリお姉ちゃんだ!」
「頑張れ、ミドリ!」
テレビにミドリが出てソラ達は応援した。

(大丈夫、練習みたいにやればきっといける・・)
ミドリはボールを取った
「チコリータ、お願い!」
ボールカプセルに入れたボールからチコリータが出てきた。
「チコチコ!」
「チコリータ、はっぱカッター!」
「チーコ!」
「続けて、宿木の種!」
チコリータは葉っぱカッターに宿木の種を当て小さなボール状になった
「鶴の鞭で受け止めて!」
「チコ!」
チコリータはボール状を受け止めた後、ジャグリングの様にまわした
チコリータの可愛さに会場は盛り上がった。

「凄い!ミドリお姉ちゃん!」
「う~ん、初めてにしてはまあまあね・・」

  • スレ4-263
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/21 21:12:26
「ミドリ、凄かったよ、まさか宿木の種でボールを作ってジャグリング
をするなんて!」
「うん、チコリータも可愛かったよ!」
「ありがとう、アイ、ノン!」
「チコ・・」
アイとノンはミドリの演技を見た感想を言ってると
(さあ、どんどん行きましょう!)
どんどんコーディネーター達が演技をしていった。
「凄いね、皆、私達より綺麗な演技をしているわ・・」
「うん・・」
アイ達は他のコーディネーターの演技に見惚れていると
「ノンさん、スタンバイお願いします!」
「はい!」
「ノン頑張ってね!」
「うん、頑張るわ!」
「ニャル!」
「ニャルマー、此処で待っていてね!」
「ニャル!」

「エントリーナンバー11番!シンオウノウブルのノゾミさんの娘、ノン
さんでございます!」
カーテンが開きノンが現れた。

「お姉ちゃん頑張って!」
「さあ、ノン、あなたの演技見せてもらうよ・・」

  • スレ4-265
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/22 20:51:44
「ヒノアラシ、火炎車!」
「ヒーノ!」
ヒノアラシの火炎車はその場に止まりながら回った。
「続けて、火炎放射!」
ヒノアラシは火炎車の状態で火炎放射を放ち火炎車の炎が大きくな
った
「ヒノアラシ、最後にスピードスター!!」
「ヒーノ!!」
ヒノアラシはスピードスターを放つと宙に浮き始めた。
「フィニッシュ!!」
「ヒノ!!」
ヒノアラシの炎とスピードスターが爆発して花火になりスピードスタ
ーが落ちてきた。
観客は落ちてくるスピードスターを拾うとする人も居た。

「お姉ちゃん、凄い!!花火にするなんて!!」
「でも、まだまだ、技の綺麗さを出し切れていないわね・・」
「相変わらず、ノゾミは厳しいね・・」
「当然でしょ、ノンにはこれから乗り越えなくてはいけない壁が沢山
あるの、これぐらいで満足しちゃだめよ・・」
「そうだな、セイ達にはこれから沢山の事が待ち受けているだろ・・」

  • スレ4-271
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/23 20:59:43
「ヒノアラシ、凄かったわ!」
「うん、まさか花火にしちゃうんなんて!」
「うん、ヒノアラシの炎技なら花火を出来ると思ったの!」
「ヒノ・・」
ノンの腕に抱かれているヒノアラシは照れていた。
「だけど、練習ではまだ成功していなかったの・・」
「え!?練習で成功できなかったの?」
「うん、火炎車の炎を火炎放射の炎で大きくしようとしたらヒノアラ
シの体力の限界で炎を大きく出来なかったの・・」
「ヒノ・・」
ヒノアラシはしょんぼりとするとノンは
「だけど、ヒノアラシは頑張って成功したのよ、ヒノアラシありがと
う・・」
「ヒノ・・」
ヒノアラシは元気を取り戻すと警備員が
「アイさん、スタンバイお願いします!」
「あ、はい!」
アイは肩に乗っていたピカチュウを降ろした。
「ピカ?」
「ピカチュウは此処で私とシェイミを見ていて・・」
「ピ!ピカチュウピカ!」
ピカチュウは自分を出して欲しいのかアイにお願いをするが
「ごめんね、ピカチュウ、今回は一時審査にシェイミでお願いしよう
と前から思っていたの・・」
「ピカ・・」
ピカチュウの耳が垂れ下がった
「だけど、大丈夫、私とシェイミの演技で必ず一時審査を突破するわ
だから、ピカチュウも応援お願いね・・」
「ピカチュウ!」
ピカチュウが納得してアイは控え室を後にした。

  • スレ4-278
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/24 21:04:26
「エントリーナンバー15番、シンオウのフェアリーの娘さんのアイさん
でございます!」
カーテンが開いた。

「「「お姉ちゃん、頑張って!!」」」
ソラ達はアイの初めてのコンテストの演技を見れるのを楽しみであった
声を揃えて応援をしていた。
「いよいよだな、ヒカリ・・」
「うん、アイの演技がどんなに輝くか楽しみだわ!」

(凄い人!緊張するわ・・)
アイは初めてのコンテストに戸惑っていた、すると
(大丈夫でしゅ、アイ・・)
「シェイミ!?」
モンスターボールに入っているシェイミのテレパシーに驚いた。
(練習で成功したでしゅ、ミーとアイなら絶対大丈夫でしゅ!)
「そうね、ありがとう、シェイミ・・」
アイはステージに立つと
「シェイミ、レディGO!」
「ミー!」
「シェイミ、シードフレア!」
「ミー!!」
シェイミはその場に止まりエネルギーを溜め始めた。
「今よ!」
シェイミはシードフレアを放った。
「ミー!!!」
シェイミのシードフレアを放ち終わると緑の粒子が会場中に降り注いだ。
会場の人達はシェイミのパワーと可愛さに歓声が飛んだ。

「う~わ、凄い綺麗・・」
「シェイミのパワーと可愛さを上手く出したわ・・」
ヒカリはアイの演技を褒めた
「アイがヒカリを越すのも時間の問題かもな・・」
「うふふ、そうね・・」

  • スレ4-279
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/25 21:01:53
アイは演技が終わり控え室に戻った、すると、そこにはセイ達が待っ
ていた。
「お疲れ、アイ・・」
「お兄ちゃん!」
「シェイミとの演技決まっていたぜ!」
「ポッチャマ!」
「ありがとう、お兄ちゃん・・」
(ミーも嬉しいでしゅ・・)
アイはセイ達と話をしていると
(皆様、大変長らくお待たせしました!厳選なる審査の結果、見事!
二次審査進出を決めたのは!此方の八名でございます!!)
ステージの画面に二次審査進出の八名の顔が映し出された、そこには
アイ、ノン、ミドリが映し出された。
「うそ・・」
「私達・・」
「二次審査に進出・・」
アイ達は二次審査進出に驚いた。
「やったな!!アイ、ノン、ミドリ!」
「ポチャチャ!!」
「ありがとう、お兄ちゃん!」
「二次審査に進出が今でも信じれないわ・・」
「ニャル・・」
そんな会話をしていると対戦カードのシャッフルされた。
「私とミドリが1回戦に進めれば、セミファイナルでぶつかるわね・・」
「そうね、だけど、絶対勝つわ、ノン!」
「その時は負けないよ、ミドリ!」

  • スレ4-283
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/26 21:04:02
「二次審査コンテストバトル1回戦かたやミズキさん!こだやアイさん
!」
アイの初めてのコンテストバトルにアイは緊張していた
「頑張れよ、アイ!」
「落ち着いて、やれば大丈夫よ!」
「ポチャポッチャ!」
(アイ、頑張るでしゅ!)
セイとノンは観客席からアイのコンテストバトルを見ていた。
(ありがとう、お兄ちゃん、ノン・・)
アイはセイとノンに感謝をした。
「制限時間は5分!参ります!」
タイマーが動き始めた
「ピカチュウ、レディGO!!」
モンスターボールを投げるとピカチュウが元気良く出てきた。
「行くのよ、ムウマ!」
「ムゥーッ!」
「ピカチュウ!10万ボルト!」
「ピーカチュウ!!」
「ムウマ、影分身でかわしなさい!」
「ムゥーッ!」
ムウマは影分身で10万ボルトをかわした、アイのポイントが減った。
「シャドボール!」
「ムゥーッ!」
ムウマは影分身の状態でシャドボールを発射した。
「ピカチュウ!アイアンテールで打ち返して!」
「チュウ、ピッカ!!」
ピカチュウはムウマが放ったシャドボールを全て打ち返した。
そして、打ち返されたシャドボールは影分身全てに命中してムウマの
影分身は破られ吹き飛ばされた。
「ムゥーッ!!」
「ムウマ!!」
ミズキのポイントが大幅に減った。
「ピカチュウ、自分に10万ボルト!!」
「ピーカチュウ!!」
ピカチュウは自分に10万ボルトを放った。
「おっと、ピカチュウ自分に10万ボルトを放ちました!!」
そして、10万ボルトを当てたピカチュウは黄色く光りだした。
「良いわよ、ピカチュウ!」
「ピカチュウ、10万ボルトの電気のエネルギーで身体を黄色く輝かせ
ています!」

  • スレ4-290
  • 小さき種達 コンテスト
  • 09/10/27 20:59:45
「ムウマ、鬼火!」
「ムゥーッ!」
ムウマは鬼火で牽制しようとしたが
「ピカチュウ!回って10万ボルト!」
「ピーカチュウ!」
ピカチュウは身体を回転させながら10万ボルトを放った。
ムウマの鬼火は消え更にムウマは10万ボルトを食らってしまった。
「決まった!電気のカウンターシールド!」
ムウマは耐え切れず倒れてしまった。
「ムウマ!!」
審査の3人はムウマを戦闘不能と判断した。
「ムウマ、バトルオフ!!勝利を手にしたのは・・アイさんでござ
います!!」
「やった!!ありがとう、ピカチュウ、あなたのお陰よ!」
「ピカチュウ!」
アイは嬉しさの余りピカチュウを抱いた。

「アイ、ピカチュウ、良く頑張ったな!俺もつい手に汗を握っていたぜ!」
「ポッチャ!」
(アイ、凄く綺麗かったでしゅ!)
「ありがとう、お兄ちゃん、シェイミ・・」
「ピカピカチュウ・・」
ミドリとノンも難なく1回戦を突破した。

そして、セミファイナルでノンとミドリとのバトルが始まろうとしていた
「二次審査コンテストバトルセミファイナルかたやノンさん!こだ
やミドリさん !」
「ノン、練習では負けたけど今度こそ勝たせてもらうわよ!」
「望むところよ、ミドリ!」
「制限時間は5分!参ります!」

  • スレ4-296
  • 小さき種達 ノンVSミドリ
  • 09/10/28 21:00:34
「ニャルマー!GO!」
「チコリータ、お願い!」
「ニャル!」
「チコ!」
ノンはニャルマー、ミドリはチコリータをモンスターボールから出した
「チコリータ、葉っぱカッター!」
「チーコ!」
「ニャルマー、みだりひっかき!」
「ニャル!!」
ニャルマーは目にも留まらない速さで葉っぱカッターを粉砕した。
ミドリのポイントが減った
「相変わらずニャルマーとのコンビは強い!」
ミドリはノンとニャルマーの強さを実感した
「ミドリ、これはかわせるかしら、ニャルマー、電光石火!」
「ニャル!!」
ニャルマーは目にも留まらない速さでチコリータに接近した。
「チコリータ、鶴の鞭でニャルマー受け止めて!」
「チーコ!!」
チコリータはニャルマーの電光石火を食らいながらもニャルマーの動
きを止めた。
「え!?」
「ニャ!?」
「チコリータ、ニャルマーを吹き飛ばして葉っぱカッター!!」
「チーコ!!」
チコリータはニャルマーを投げ飛ばし葉っぱカッターをニャルマーに
発射した。
ニャルマーは投げ飛ばされさらに葉っぱカッターを食らってしまった。
「ニャ!!」
ニャルマーは地面に落ち、さらに地面にぶつかった衝撃のダメージも
食らってしまった。
「ニャルマー、大丈夫!!?」
「ニャ・・」
ニャルマーはフラフラなりながらも立ち上がった。
「まさか、電光石火を受けとめるなんて・・」
「私とチコリータも負けていないわ、ノン!」
「チコ!」

  • スレ4-297
  • 小さき種達 ノンVSミドリ
  • 09/10/29 20:58:30
「それは私達も一緒よ、ミドリ!」
「ニャ!」
「残り時間1分!!」
「チコリータ、一気に決めるわよ、宿木の種!」
「チーコ!!」
チコリータは宿木の種をニャルマーに放った。
「ニャルマー、尻尾をバネにして飛んで!」
「ニャール!」
ニャルマーは尻尾をバネにして大きくジャンプをした。
「チコリータ、鶴の鞭でジャンプ!!」
「チーコ!!」
チコリータは鶴の鞭を地面に強く叩きジャンプしてニャルマーの後
ろを取った。
「え!?」
「ニャ!?」
「チコリータ、葉っぱカッター!!」
「チーコ!!」
チコリータは身体を回転させた葉っぱカッターはニャルマーに当った
「ニャー!!」
「ニャルマー!!」
タイマーが止まった
「タイムーアップ!!コンテストバトルセミファイナルを制したのは
・・ミドリさんでございます!!」
「やった!!ありがとう、チコリータ、あなたのお陰よ!!」
「チコチコ!!」
ミドリはノンに勝てたことが嬉しかった
「ニャルマー、良く頑張ってくれたわ・・」
「ニャー・・」
ノンは少し残念そうな顔をしていたが満足そうであった

  • スレ4-299
  • 小さき種達 アイの恐怖
  • 09/10/30 21:00:27
「凄かったよ、あんな熱いコンテストバトルが出来るなんて凄いよ
ノン、ミドリ!」
「はは、アイからは熱いバトルに見えたのね・・」
「ニャル・・」
「確かに私はノンに絶対勝つと思ってやっていたから熱いって言われて
も仕方ないわ・・」
「チコ・・」
アイ達はノンとミドリのコンテストバトルを話をしていると
「アイさん、スタンバイをお願いします!」
「はい!」
「頑張ってね、アイ!」
「うん、ありがとう、ノン・・」
「ファイナルで待っているからね、アイ・・」
「うん、だけど、優勝するのは私だからね、ミドリ!」
「望むところよ!」
アイはスタンバイする為、控え室を後をした。

「緊張すわ・・」
「ピカピカチュウピカ!」
ピカチュウはアイに勝てると言っている様であった。
「ありがとう、ピカチュウ、私がこんなじゃ駄目よね!」
「ピカ!」
アイはピカチュウをモンスターボールに戻した。

「二次審査コンテストバトルセミファイナルかたやアイさん!こだ
やリュウさん !」
「アイ、頑張れよ!!」
「綺麗なコンテストバトルを見せてね!」
(アイ、ミーも応援するでしゅ!)
「ポチャポチャ!!」
セイとノンが観客席からアイを応援していた。
「制限時間は5分!参ります!」
「ピカチュウ、レディGO!!」
「ピカ!!」
「行け!サイドン!!」
「ゴウッ!!」
アイはサイドンを見ると突然
「あ・・・・あ・・」
アイは怯えてしまい固まってしまった。

  • スレ4-302
  • 小さき種達 アイの恐怖
  • 09/10/31 21:17:13
「あ・・ああ・・・・」
「ピカピカチュウ!!」
ピカチュウはアイの異変に戸惑っていた。
「サイドン、メガトンパンチ!」
「ゴウッ!!」
サイドン尻尾を地面を叩きピカチュウに近づいた。
「ピ!?」
「ゴウッ!!」
ピカチュウはサイドンのメガトンパンチをまともに食らってしまった。
「ピカ!!」
「ピカチュウ!?」
ピカチュウはアイの元に吹き飛ばされた。
「ピカピカ!」
ピカチュウは何とか立ち上がったがサイドンのメガトンパンチのダメージ
が大きく立って居るのがやっとであった。

(アイ、どうしたのでしゅ!何で怯えているのでしゅ!?)
シェイミはアイが怯えている事に驚いていた。
「アイは昔、バンギラスに襲われた事があるんだ・・」
(バンギラスがアイを襲ったのでしゅか!?)
「うん、その時はサトシパパがアイを庇って怪我をしたけど、アイは
それ以来自分より大きいポケモンを見ると怯えてしまうの・・」

「サイドン、一気に決めろストーンエッジ!!」
「ゴウッ!!」
サイドンはストーンエッジを発射体勢になった。
「ピカピカ!!」
「ア・・アイアンテール・・」
アイは恐怖しながらも何とか指示を出したが
「ゴウッ!!」
サイドンはストーンエッジを発射した。
「ピカー!!」
ストーンエッジはピカチュウを直撃してピカチュウは倒れてしまった
「ピカチュウ!!」
「ピカチュウ、バトルオフ!勝利を手にしたのはリュウさんでございます!」
アイはピカチュウに近づき抱き寄せた。
「チュウ・・」
ピカチュウは負けたことに悔しそうだった。
「良いのよ、ピカチュウ、あなたは良く頑張ってくれたわ、ありがとう・・」
「ピカチュウ・・」
アイはピカチュウを抱いたままステージを出た。

  • スレ4-310
  • 小さき種達 アイの恐怖
  • 09/11/01 21:31:33
アイはピカチュウを抱いたまま通路を歩いていると
「ごめんね、ピカチュウ、私が途中で怖がってしまって、ごめんね・・」
アイは自分の恐怖心でピカチュウを怪我をさせてしまった事にアイは
ピカチュウに申し訳ない気持ちが一杯であった。
「ピカピカチュウ!」
ピカチュウはアイを元気づけようとしたがアイは
「本当にごめんね・・ピカチュウ・・」
アイは涙を流してしまった。
「アイ・・」
「お兄ちゃん、ノン、ミドリ!」
セイ達はアイが心配であり、様子を見に来た。
「アイ、辛い思いをしたな・・」
セイはアイを抱き寄せた。
「お兄ちゃん!?」
アイは突然セイが抱きついた事に驚いた。
「大丈夫だ、アイ、俺達が何があっても俺達が力になるよ・・」
「お兄ちゃん・・」
アイは今まで我慢していた思いがあふれ出した。
「私、こんな恐怖心を克服したい!ピカチュウやシェイミと一緒に楽しく
コンテストをやりたい!!」
「ピカ・・」
(アイ・・)
アイは涙を流しながら今の気持ちをセイ達に言った。
「そうか、言ってくれて嬉しいよ、アイ・・」
セイはアイを優しく抱き寄せた。
「お兄ちゃん・・」
「私達もアイの恐怖を無くすために私達も協力するわ、アイ・・」
「だから、一人で抱え込まずに私達にも言って、アイ・・」
アイはみんなの優しさに涙を流した。
「ありがとう、皆・・」
アイはセイの胸の中で泣き皆に感謝をした

  • スレ4-311
  • 小さき種達 克服へ
  • 09/11/02 20:59:46
ミドリのファイナルが始まろうとしていた頃
セイはアイを落ち着かせるため近くの公園でアイのとなりの側に居た。
「もう大丈夫よ・・お兄ちゃん・・」
アイは涙を拭き落ち着いた。
「ピカチュウ・・」
(アイ・・)
ピカチュウとシェイミはアイの事が心配であった。
「もう、大丈夫よ、ピカチュウ、シェイミ・・」
アイはピカチュウとシェイミを抱いた。
セイはアイの元気な顔を見て少しホッとした。
(サイドン、バトルオフ!!ポケモンコンテストトキワ大会優勝は・・
ミドリさんでございます!!)
ミドリはリュウを圧倒して、バトルオフで決めた。
「凄い!ミドリが優勝しちゃった・・」
アイはミドリが優勝した事に驚いていた。
「アイもミドリに負けていられないな!」
「うん、今回は優勝を逃したけど次は絶対優勝するわ!!」

  • スレ4-313
  • 小さき種達 知らせ
  • 09/11/03 21:05:11
「今、ミドリさんに審査委員長からリボン贈呈でございます!」
ミドリはコンテスタからリボンを受け取った。
「チコリータ、私達が頑張って手に入れたリボンよ!」
「チコ!」
ミドリはリボンの手に入れた喜びをチコリータと一緒に喜んだ

ミドリが着替え終わりポケモンセンターに戻った。
「おめでとう、ミドリ!」
(おめでとうでしゅ、ミドリ!)
「ありがとう、アイ、シェイミ!」
「チコ!」
「だけど、ミドリ凄かったよ、初めてでリボンをゲット出来たんだか
ら驚いたよ・・」
「えへへ、私もリボンゲットできるなんて思っていなかったわ・・」
するとノンは
「ねえ、サトシパパ達に電話をしよ・・」
「そうだな、パパ達に電話をしよ・・」
セイ達は電話をするため電話機の場所へ行った。

サトシ達はアイ達のコンテストが終わった頃、電話が鳴った。
「お!セイ達かな・・」
サトシは電話を取った。
(もしもし、パパ・・)
「セイ、アイ、ノン、ミドリ、元気そうだな・・」
すると、ソラ達が電話にセイ達がだと気付き電話によってきた。
「「「「お兄ちゃん、お姉ちゃん!」」」」
(ソラ、マイ、ミライ、ユリ、元気にしているか?)
「「「「うん!」」」」
セイ達はソラ達の元気な姿に嬉しかった。

  • スレ4-320
  • 小さき種達 親として
  • 09/11/04 20:55:59
セイ達はソラ達と楽しく話しをしているとサトシが
「アイ、まだ、あの事を・・」
サトシはアイのコンテストバトルを見てアイがバンギラスに襲われた
事をまだ引きずっている事にサトシは心配であった。
(大丈夫よ、パパ・・私はこの恐怖をなくすわ・・お兄ちゃんやノン、ミド
リが力になってくれるから、絶対、恐怖を克服をしてみせるわ・・)
サトシはアイの決意のある顔を見て嬉しいかった。
「そうか、アイがそう言って嬉しいよ・・」
サトシとアイの会話が終わると、セイが
(パパ、ママのお腹の赤ちゃんは?)
すると、ミライがサトシに変わってヒカリの事を話し始めた。
「ママのお腹少し大きくなってきたんだよ!」
ミライはなんだか嬉しいそうだった。
(そうか、生まれてくるのが楽しみだな・・)
「うん!お兄ちゃんもお姉ちゃんも赤ちゃんが生まれるときは帰ってき
てね!」
(ああ、生まれるときは絶対帰ってくるよ・・)
セイ達の電話が終わるとサトシは
(セイ達が力になっても難しいだろうな・・)
サトシはセイ達が力になってもアイの恐怖を克服させるのは難しいだろう
と考えていると
「やっぱりあの二人にも頼もう・・」
サトシは電話を取るとある人物にアイの恐怖を克服に手伝って欲しいと
頼むと二人は快く引き受けてくれた。

  • スレ4-322
  • 小さき種達 アイの危機
  • 09/11/05 20:56:26
次の日、セイ達はニビシティに向うためポケモンセンターを後にした
そして、トキワの森の入り口にあるポケモンセンターに着いた。
「ふう、ポケモンセンターに着いたぜ・・」
「ポチャ・・」
セイ達はポケモンセンターに入り、荷物を置いて特訓を始めた。
「ポッチャマ、バブル光線!ナエトル、葉っぱカッター!」
「ポッチャマ!」
「ナエ!」
バブル光線と葉っぱカッターは相殺になった。
「良いぞ、ポッチャマ、ナエトル!」
「ポッチャマ!」
「ナエ!」
「お兄ちゃんとポッチャマとナエトル、頑張っているね・・」
「ピカ・・」
アイとピカチュウ、シェイミはセイ達の特訓を見ているとノンとが
アイに近づいた。
「アイも一緒にコンテストの練習をしましょ・・」
「ニャル・・」
ノンがアイに練習に誘ったが
「ごめん、今は練習をしたくないわ・・」
アイはトキワコンテストの事を引きずっていた。
「分かったわ、無理だけはしないでね・・」
「うん、ありがとう、ノン・・」
アイはノンに感謝をすると
「ちょっと、散歩してくるわ・・」
「分かったわ気をつけてね・・」
アイはピカチュウとシェイミを連れて散歩に出かけた。

その頃、トキワの森の近くで男二人組みがなぞの人物と話していた。
「この小娘のあるポケモンを捕まえて欲しい・・」
なぞの人物がアイの写真を男二人組みに渡した。
「この小娘のポケモンを連れてきたら本当に好きなだけ報酬をくれ
るんだろうな?」
「ああ、連れてきたら好きなだけくれてやる・・」
「で、小娘のどのポケモンを連れ来れば良いんだ?」
なぞの人物はニヤッと笑うと
「シェイミを連れてくるんだ・・」

  • スレ4-327
  • 小さき種達 アイの危機
  • 09/11/06 21:08:14
アイはポケモンセンターか程遠くない場所の湖を歩いていた。
「綺麗な湖ね・・」
「ピカ・・」
アイの腕に抱かれているシェイミも湖に見惚れていた。
その時、シェイミが何か気付いた。
(アイ、此処を離れるでしゅ!!)
「え!?」
すると、アイに目掛けて岩が落ちてきた。
「きゃあ!!」
「ピカ!!」
アイは岩の落ちた衝撃で吹き飛ばされ、シェイミを離してしまった。
(アイ・・)
シェイミは立ち上がろうとしたその時、二人組みの男達が現れた。
「ふん、案外楽な仕事だったな・・」
「ああ、さっさと連れて行くぜ・・」
二人組みの男はシェイミを檻に入れた。
「なんなの、あなた達は、シェイミを離して!!」
「ピカチュウ!!」
すると、二人組みの男は
「離して言われて離す馬鹿は居ないぜ!」
「邪魔されると困るから大人しくしてもらうぜ・・」
すると、男はモンスターボールを投げるとあるポケモンが出てきた。
「あ・・ああ・・」
「ピカチュウ!!」
アイはモンスタボールから出てきたポケモンに見るなり怯え始めた。
「あいつの言った通りだな、この小娘、バンギラスを見ると怯える
とはな・・」
男二人組みが出したバンギラスはなぞの人物から預かった物であった。
「バンギラス、小娘を潰せ・・」
「グルル!」
バンギラスはアイに近づいてきた。
「ああ・・来ないで・・」
アイは恐怖のあまり動けなかった。

その頃、セイ達は特訓をしていると
「う!」
セイは突然アイの波動を感じた。
「どうしたの!セイ!?」
ノンとミドリがセイに近づくとセイは
「大変だ!アイが襲われている!」
「「え!?」」
セイはアイが襲われている事を波動で知るなりセイは走り出した。
「待って、セイ!」
ノンとミドリはセイの後を追う
「無事で居てくれ、アイ!」

  • スレ4-328
  • 小さき種達 思わぬ助け
  • 09/11/07 20:59:57
「嫌・・来ないで・・」
アイは近づいてくるバンギラスに怯えていた、すると
「ピカチュウ!」
「ピカチュウ!?」
ピカチュウがアイを守ろうとバンギラスにアイアンテールで攻撃をするが
「グルル!」
「ピカ!?」
バンギラスはピカチュウのアイアンテールを受け止めた。
「バンギラス、叩き潰せ!」
「グルル!」
バンギラスはピカチュウを掴んだまま地面に叩きつけた。
「ピカ!!」
「ピカチュウ!!!」
ピカチュウは倒れてしまった。
「バンギラス、今度は小娘だ・・」
「グルル!」
バンギラスはアイに近づくとアイの首を掴み上げた。
「く、苦しい・・」
(アイ!!)
シェイミはアイが襲われている姿を見て檻から出ようとしたが出られな
かった。
(助けて・・お兄ちゃん・・)
アイは余りの怖さに泣いていた。
バンギラスがアイに止めを刺そうとした、その時
「ロズレイ!」
突如、草むらからロズレイドが現れた。
「何だ、こいつは?」
すると、ロズレイドはアイの首を掴んでいるバンギラスにマジカルリ
ーフで攻撃をした。
「グル!」
バンギラスはアイを掴んでいた手を離してしまった。
「ごほ・・ごほ・・」
アイはバンギラスから解放をされたが気絶してしまった

  • スレ4-335
  • 小さき種達 怒り
  • 09/11/08 22:05:24
「ロズレイ!」
ロズレイドは檻に閉じ込められているシェイミの檻をマジカルリーフ
で壊した。
(アイ!!)
シェイミは檻から出ると真っ先にアイの元に近づいた。
(アイ!!しっかりするでしゅ!!アイ!!)
シェイミは必至にアイの身体を揺すったがアイは目を覚まさなかった。
「くそ!!折角捕まえたシェイミが!!」
「バンギラス、あのロズレイドを潰せ!!」
「グル!!」
バンギラスはロズレイドに一気に近づきメガトンパンチを出そうとしたが
「ロズレイ!」
ロズレイドは華麗にジャンプしてかわしながらバンギラスにマジカルリー
フで攻撃をした。
「グルル!!」
バンギラスはマジカルリーフの攻撃で膝を着いた。
「くそ!!数で潰す、行け!ハガネール!!」
「行け、ゴローニャ!!」
二人の男はハガネール、ゴローニャを出し、ロズレイドを挟み込み攻撃
をしようとした、その時
「ポッチャマはバブル光線、ナエトルは葉っぱカッター!!」
「ニャルマー、アイアンテール、ヒノアラシは火炎放射!!」
「チコリータ、葉っぱカッター!!」
「ポッチャマ!!」
「ナエ!!」
「ニャル!!」
「ヒーノ!!」
「チーコ!!」
セイ達のポッチャマ達はハガネールとゴローニャに攻撃をした。
ハガネールとゴローニャは思いもよらない攻撃に耐え切れず倒れてし
まった。
「ハガネール!!」
「ゴローニャ!!」
男達は思いもよらない攻撃に驚いた。
「アイ!!しっかりしろ!!アイ!!」
セイは倒れていたアイを抱き寄せてアイに声をかけた。
だが、アイは返事が無かった、ミドリはアイの顔を見ると
「大丈夫、気を失っているだけだわ・・」
「良かった・・」
セイはアイが無事である事を知るとホッとした。
「くそ!!次から次へと邪魔をして!!」
「バンギラス、小僧共を吹き飛ばせ!!」
バンギラスはセイに向って攻撃をしようとしたが
「ポッチャマ、バブル光線!!」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマのバブル光線をまともに受けてバンギラスは吹き飛ばさ
れた
「お前達か・・アイを苦しめたのは・・」

  • スレ4-336
  • 小さき種達 怒り
  • 09/11/08 22:06:09
>>334
近いうちに分かります

  • スレ4-337
  • 小さき種達 怒り
  • 09/11/09 21:04:21
セイはアイに酷い目に遭わせた男二人組みに怒りを表した。
「ああ、小娘が邪魔だったからな!」
「バンギラス、ストーンエッジ!!」
バンギラスはセイに向ってストーンエッジを放った。
「ポッチャマ、バブル光線!!」
「ポッチャマ!!」
バブル光線はストーンエッジを相殺した。
セイはすかさずナエトルに指示をした。
「ナエトル、葉っぱカッター!!」
「ナエ!!」
ナエトルの葉っぱカッターはバンギラスに直撃した。
バンギラスはフラフラになりながらも立っていた。
「ポッチャマ、止めのバブル光線!!」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマのバブル光線はバンギラスに直撃に当たりバンギラスは
倒れてしまった。
「バンギラス!?」
「くそ、逃げるぞ!!」
男達はバンギラスを見捨てて逃げようとした。
「チコリータ、宿木の種!!」
「チーコ!」
チコリータの宿木の種は男達に当たり身体に絡みつき動きを封じた。
「何だこれは!!」
「くそ!!」
男達は必至にもがくが宿木の種が絡みつき動けなかった。
「ノン、ミドリ、後は頼む・・」
「うん、分かったわ・・」
セイはアイをおぶりポケモンセンターに戻った。
「ねえ、ミドリ、さっきのロズレイド居なくなっているわ・・」
「本当だ、何処に行ったのかしら・・」
ノンとミドリはロズレイドが居なくなっている事に気付いた。

ロズレイドは湖が見える丘に居た。
そして、ロズレイドのトレーナーが現れ湖のノンとミドリを見ていた

  • スレ4-340
  • 小さき種達 ロケット団
  • 09/11/10 21:10:38
セイはポケモンセンターに着くとアイとピカチュウをジョーイさんに預けると
直ぐにジュンサさんに湖の出来事を話て湖に戻った。
「お~い、ノン、ミドリ!」
「「セイ!」」
セイはジュンサさん達を連れて戻ってきた。
ジュンサさん達は動けない男達を連行しようとした時、セイが
「何で、シェイミを狙ったんだ?」
セイはシェイミを狙う理由を聞くと
「頼まれたんだ・・」
「頼まれた?」
「小娘のシェイミを連れてくれば好きなだけ報酬をくれるという依頼
だたんだ・・」
「依頼してきた奴は!?」
「サングラスをかけていたからよく分からない・・」
男達は連行されていった。

(どうだ、首尾の方は?)
「シェイミは捕まえられませんでしたが、シェイミの能力は分かりまし
たので成果は上々でしょう・・」
(シェイミを直接調べられないのは残念だが、能力が分かっただけでも
良かったぞ、ブレラ・・)
「ありがとうございます、ボス・・」
(ブレラ、我らの野望を達成の為に・・)
「分かっています、我らロケット団の野望の為にこのブレラ、この身に
変えてでも達成させます・・」
(頼もしいな、では、次のポイントへ向え・・)
「は!」

  • スレ4-343
  • 小さき種達 苦しみ
  • 09/11/11 21:30:55
アイはポケモンセンターの部屋のベットで寝ていた。
「う・・ん・・此処は?」
アイは目を開けるとポケモンセンターの部屋だと知った。
「アイ!」
隣にはセイが居た。
「お兄ちゃん・・」
アイは身体を起こそうとするとセイは
「アイ、まだ寝ていた方が良い・・」
セイはアイを横にさせた。
「お兄ちゃん、ピカチュウとシェイミは?」
「シェイミはそこにいるよ・・」
セイが指を指した方にはシェイミがスヤスヤ寝ていた。
「シェイミはアイの側を離れられずに居たんだ・・」
「シェイミ・・」
アイはシェイミを撫でた。
すると、セイがピカチュウの事を話した。
「実はピカチュウのダメージが酷いんだ・・」
「え!?」
「2,3日は安静しないといけないんだ・・」
「そんな・・」
アイはピカチュウの状態を知ると涙が溢れた。
「私・・恐怖を克服するて言ったのに・・何も・・出来なかった・・」
アイは涙を流した
すると、セイはアイを抱きアイを落ち着かせた。
「アイ、今日はゆっくり休むんだ・・」
「うん・・」
セイは電気を消して隣のベットに眠った。

すると、眠ってから暫らくしてアイが目を覚ました。
アイはセイが寝ているベットに潜り込むとセイが目を覚ました。
「お、おい!アイ!?」
セイは突然の事に驚いた
「お兄ちゃん、一緒に寝ても良い?」
「え!?」
「怖くて眠れないの・・だから・・」
「分かった、一緒に寝ても良いよ・・」
「ありがとう、お兄ちゃん・・」
するとアイは安心したのかスヤスヤと眠った

  • スレ4-344
  • 小さき種達 驚き
  • 09/11/12 21:10:22
次の日
「ふぁ~眠いわ・・」
「うん・・昨日色々あったからね・・」
「ニャル・・」
ノンとミドリはセイとアイを起こしに部屋に向っていた。
「セイ、アイ、朝だよ!」
ミドリがドアをノックしたが返事が無かった。
「まだ、寝ているのかな?」
「セイ、アイ、入るわよ・・」
ミドリとノンが部屋に入るとベットに一緒に寝ているセイとアイに
気付き驚いた。
「う~ん、朝か・・」
セイが目を覚まし身体を起こすとノンとミドリが居る事に気付き驚い

「ノ、ノン!!ミドリ!!何で此処にいるんだ!?」
セイは慌てた
「何ではこっちよ!何でアイと一緒に寝ているの?」
ミドリの言葉にセイは必至に言葉を出そうとしたが慌ていて言葉に
ならなかった。
すると、セイとミドリの声でアイが目を覚ました。
「あれ?ノン、ミドリなんで此処にいるの?」
アイは寝ぼけたままであった
「アイ、何でセイと一緒に寝ていたの?」
ミドリの質問にアイは
「うん、怖くて眠れなかったのそれでお兄ちゃんと一緒に寝たの・・」
ミドリとノンは一緒に寝た理由を聞いてシュンとした。
「ごめん、アイ・・」
「うんうん、もう気にしていないから、大丈夫・・」
セイ達はアイの顔を見ていつものアイに戻った感じホッとした。

  • スレ4-345
  • 小さき種達 出会い
  • 09/11/13 21:09:28
セイ達は出る準備が終わりジョーイさんの所へ向った。
「お早うございます、ジョーイさん!」
「おはようございます、アイさん!」
「ジョーイさん、ピカチュウは?」
「ピカチュウは少し元気になりましたが、まだダメージが残っている
わ・・」
「そうですか・・」
アイはピカチュウに申し訳ない気持ちがあった。
すると、ジョーイさんはピカチュウを連れてきた。
「ピカピ・・」
「ピカチュウ!」
ピカチュウは少し疲れている表情であった。
「ピカチュウ、ごめんね、あなたに苦しい思いをさせて・・」
「ピカチュウ・・」
ピカチュウは気にしていないと言っている様だった。
アイはカバンにピカチュウを入れた。
「狭いけど少し我慢してね・・」
「ピカチュウ・・」
セイ達はポケモンセンターを出ようとしたとき
「セイ君!今の時期スピアー達が強暴だから気をつけてね!」
「はい、ありがとうございます・・」
セイ達はポケモンセンターを出てトキワの森の中へ入っていた

「以外にも暗いのね・・」
「ニャ・・」
「うん、朝方なのに暗いわ・・」
ノンとミドリは少し怖がっていた。
(ピカチュウ、寝ているでしゅ!)
ピカチュウはカバンの中でぐっすり眠っていた。
すると、ピカチュウの耳が何かを感じた
「ピ!!」
「どうしたの、ピカチュウ・・」
するとセイ達の後ろからスピアーの群れが現れた。
「スピアーだ!!」
「逃げろ!!」
セイ達はスピアー達から逃げていたが
「きゃあ!」
ミドリが石に躓きこけてしまった。
スピアーがミドリに向って毒針を放った
「ミドリ!!」
その時、突然、毒針の動きが止まった。
「え!?」
すると、1匹のバタフリーが現れた
「フリ!」
「バタフリーだ!!」
バタフリーはスピアー達にサイコキネンシスで攻撃をしてスピアー達
を追い払った。

  • スレ4-347
  • 小さき種達 出会い
  • 09/11/14 21:22:24
「バタフリーあたし達を守ってくれてありがとう!」
「フリ!」
バタフリーはミドリに近づき何かを言っている様であった。
「フリー!」
「もしかして、その道に行けば抜けるのね!バタフリー!」
「フリー!」
バタフリーはそうだと言ってミドリ達を出口に案内した。
そして、森から出られた。
「出られた!」
「ニャル!」
「ありがとう、バタフリー!」
「フリー!」
バタフリーはミドリの回りを飛び回った。
「どうしたの、バタフリー?」
「きっと、バタフリーはミドリと一緒に旅をしたいのよ・・」
「うん、絶対そうだよ、ミドリ・・」
「ポチャ・・」
セイ達の言葉にミドリは
「バタフリー、私と一緒に旅をしましょ!」
「フリー!」
バタフリーは喜ぶとミドリはモンスターボールを取り出した。
「行くよ、バタフリー!」
「フリー!」
ミドリはモンスターボールをバタフリーに当てた
そして、モンスターボールが揺れるのが止まった。
「やった、バタフリー、ゲット!!」

  • スレ4-351
  • 小さき種達 再会
  • 09/11/15 21:39:59
ミドリがバタフリーをゲットした後、ニビシティに向った。
そして、セイ達はニビシティに無事に着いた。
「見えてきたわ、ニビシティよ!」
セイ達はニビシティを眺めているとセイが
「よーし、ジムバッチを絶対ゲットしてやるぞ!」
「ポッチャ!!」
セイは初めてのジムに挑戦できる事に燃えていた。
「お兄ちゃん、ジム戦頑張ってね!」
(ミーも応援するでしゅ!)
「ありがとう、アイ、シェイミ・・」
「さあ、ポケモンセンターに行きましょう!」
セイ達はポケモンセンターに向った。

セイ達はポケモンセンターに着いた。
「「「「こんにちは!」」」」
セイ達がポケモンセンターに入るとジョーイさんをナンパをしている
男が居た
「これはこれは、ジョーイさんでございませんか!私このタケシ
雨にも負けず、風にも負けず!ジョーイさんと運命の出会いです、どう
か今後もよろしくお願」
すると、男の腰からグレッグルが出てきて男に毒づきを食らわせた。
「痺れ痺れ!!」
「ケッ!」
グレッグルは男を引きずりポケモンセンターを出た。
「ねえ、もしかして、あの人がタケシさんじゃない!」
セイ達はタケシを追いかけ、追いついた。
「あの、タケシさんじゃないですか?」
セイが言葉を出すとタケシは
「お、もしかして、サトシとヒカリの子供か!」
「はい!」

  • スレ4-352
  • 小さき種達 新たなジムリーダ-
  • 09/11/16 21:03:08
「いや~前会った時より、大きくなったな・・」
タケシはセイ達の成長に驚いた、するとセイが
「タケシさん、早速なんですが!ジム戦をお願いします!」
「ポチャ!」
セイがタケシにジム戦を頼むが
「悪いが俺はもうジムリーダーではないんだ・・」
「え!?どう言う事ですか?」
「ジムリーダーを弟に譲ったんだ・・」
「そうだったんですか・・パパから何も聞かされていませんでした・・」
「はは・・サトシらしいな君達が旅立つ前に言っていたんだがな・・」
すると、タケシは
「もう日が暮れる、今日は俺の所で泊まっていくんだ・・」
「「「「ありがとうございます、タケシさん!」」」」
セイ達はタケシにニビジムに案内された。
「ここが、ニビジム・・」
「岩で出来ているのね・・」
「ニャ・・」
セイ達はニビジムに見惚れていると
「こっちだ・・」
タケシはジムの隣の家に案内された。
「今、帰ったぞ、ジロー・・」
リビングからタケシそっくりな人が玄関に来た。
「おかえり、兄貴、その子達は?」
ジローはタケシの隣に居るセイ達に気付いた。
「サトシ達の子供達だよ・・」
「サトシさんの子供!良く似ているな・・」
ジローはサトシにそっくりなセイを見るとセイは
「あの、この人は?」
「紹介が遅れたな、こいつは俺の弟でジムリーダーをやっているジロ
ーだ!」

  • スレ4-354
  • 小さき種達 新たなジムリーダ-
  • 09/11/17 21:48:36
セイはジローがジムリーダーと知ると
「ジローさん、ジム戦をお願いします!」
「ポッチャ!」
セイはジローにジム戦を頼むが
「すまないが今日は挑戦者とのジム戦でポケモン達を休ませたいんだ
ジム戦は明日でも構わないかな?」
「はい、明日お願いします!」
セイはジム戦の約束が出来て喜んだ。
「そうだ、お兄ちゃん、パパ達に電話をしなきゃ!」
「そうだな、ニビシティに着いた事を知らせとかないとな・・」
「それだったら、あそこの電話を使ってもかまないぞ・・」
タケシが電話の所へ案内され家に電話をした。

その頃、サトシ達は夕食の準備をしていると「プルルプルル」と電話
が鳴った。
「パパ、ママ、電話が鳴っているよ!」
「ベイ!」
ミライが電話が鳴っているのを知らせるとサトシが電話に出た。
(あ、パパ!)
「セイ、アイ、ノン、ミドリ、それとタケシ!」
(久しぶりだな、サトシ・・)
「本当に久しぶりだな・・」
(サトシ、セイ達が旅に出る前にジムリーダーを弟のジローに譲った
と言ったんだが?)
「あ、忘れていた!」
(まったく、感じな事は忘れるな・・)
「は、ああ・・」
すると、アイが
(パパ、ママのお腹の赤ちゃんは?)
「ああ、少し大きくなってきたよ・・」
すると、タケシが
(ちょ、ちょっと待て!サトシ、まさか、また子供が出来たのか!?)
タケシはサトシとヒカリにまた子供が出来ていたのを知らなかったの
で驚いた。
「あ、ああ、今ヒカリのお腹の中に赤ちゃんが居る・・」
(何だと!!?)

  • スレ4-355
  • 小さき種達 日常
  • 09/11/18 20:54:25
(サトシ!!何で子供が出来たことをなぜ知らせなかった!!)
「い、いや・・色々あって知らせるのを忘れていた・・」
サトシは知らせなかった理由を教えるとタケシは
(だけど、羨ましいぞ、サトシ!!)
「え!?」
(俺も早く結婚してあんな事やこんな事がしたい!)
サトシはタケシの言っている事の意味が分かり顔を赤くなった。
(ああ、俺の花嫁は一体どこに・・)
するとサトシは後ろにグレッグルが居る事に気付いた。
(シビレビレ!!)
タケシはグレッグルの毒づきを食らってしまい倒れた。
(そ、それじゃ、パパまた電話するね・・)
「あ、ああ・・」
電話が切れサトシは再び食事の用意をした。
「サトシ、どうしたの?」
ヒカリがサトシが顔が赤い事に気付いた。
「タケシのいつもの事だよ・・」
「?」
ヒカリはサトシの言っている意味が分からなかった。
(ヒカリ、ご飯まだでしゅか?)
シェイミは自分のお椀を持ちながらヒカリに言った。
「あ、今すぐに出すわ・・」
ヒカリはシェイミのお椀にポケモンフーズを入れるとシェイミは食べよ
うとしたらサトシがシェイミを持ち上げた。
「シェイミ、まだ、みんなのご飯がまだだぞ、食べるのは皆と一緒だ・・」
(ごめんでしゅ・・)
シェイミはシュンとしているとご飯が出来てテーブルに並べサトシ達と
ピカチュウ達はご飯を食べた

  • スレ4-357
  • 小さき種達
  • 09/11/19 21:05:35
「あの~タケシさん、大丈夫ですか?」
セイはグレッグルに毒づきを食らったタケシに声をかけるが
「セイ君、兄貴はいつもこうだから気にしなくて良いよ・・」
「は、は・・」
ジローに言われてセイ達はタケシをほっておいていた。
すると、ジローがアイのカバンに入っているピカチュウに気付いた。
「この、ピカチュウ、どうしたんだ、かなりしんどそうじゃないか!」
アイはピカチュウがダメージが酷い理由を全て話した。
「そうか、それは辛かったな・・」
「はい・・」
アイは辛いのを我慢していた。
タケシはカバンに入っているピカチュウの容態を見た。
「これは確かにダメージが酷いな・・」
すると、タケシはある物を取り出した。
「タケシさん、それは?」
「薬だ、この薬を飲めば直ぐに体力が回復する・・」
タケシはカバンからピカチュウを出して薬を飲ませた。
「ピ、ピカ!」
ピカチュウは薬を飲んだら直ぐに立ち上がった。
「ピカチュウ!!もう大丈夫なの!?」
「ピカチュウ!」
だが、ピカチュウは元気良く声を出したが体のバランスを崩した。
「まだ、完全に体力が戻っていない、暫らくは安静にしているんだ・・」
「ピカピカチュウ・・」

  • スレ4-358
  • 小さき種達 思い出
  • 09/11/20 21:34:23
「凄いです!タケシさん!」
「ピカチュウを直ぐに体力を回復させるなんて!」
「はは・・サトシ達と一緒に旅をして色々と学んだからな・・」
タケシは立ち上がると台所へ向った。
「タケシさん、俺達も手伝います!」
「いや、君達は旅の疲れがあるだろ、料理は俺に任せて休みなさい・・」
「ありがとうございます・・」
セイ達は料理をタケシに任せて休んだ
「ピカチュウ、もう大丈夫?」
「ピカチュウ・・」
ピカチュウはさっきよりは元気にはなったがまだダメージが残っていた。
「だけど、凄いよな、タケシさんは・・」
「うん、ピカチュウを直ぐに元気にしたのが凄かったわ・・」
セイ達はタケシの凄さに驚きながら話していた。
すると、タケシは料理を完成させテーブルに置き始めた。
「手伝います!」
セイ達も料理を置いていくとセイ達のポケモン達にポケモンフーズを
渡した。
「ポチャポチャ!」
ポッチャマはタケシから貰ったポケモンフーズを一口食べると
「ポ~チャ~」
ポッチャマはあまりの美味しさに喜んだ。
「ポッチャマ、まだ食べたら駄目だ・・」
「ポチャポッチャポッチャ!!」
ポッチャマは早く食べくて仕方なかった。
「はは・・ポッチャマは食いしん坊ね・・」
セイ達は席に着き食べ始めるとポッチャマ達も食べ始めた。
「う!美味しい!!」
「本当だ!」
「美味しいかも!」
ミドリの言葉にタケシは
「その「かも」言う癖、ハルカにそっくりだな・・」
「そんなに似ていますか?」
「ああ、ハルカは町に着くたびにその町の美味しい物を食べるのが日課
だったよ・・」
するとセイが
「あの、タケシさん・・」
「うん、何だ?」
「パパとママと旅をしていた頃を教えてもらいませんか?」
セイはサトシとヒカリがどんな風に旅をしていたのか気になっていた。
「ああ、君達が良かったら話すよ・・」
「「やった!」」

  • スレ4-360
  • 小さき種達 思い出
  • 09/11/21 21:05:25
「まず、サトシとの出会いを話そう・・」
タケシは間を空け、サトシとの出会いを話し始めた
「サトシと出会ったのは俺がジムリーダーをしていた頃だ、その時の
サトシはまだトレーナーになったばかりの未熟者だったよ・・」
「未熟者?」
「俺のイワーク相手にピカチュウを繰出したんだ、しかも、その時の
ピカチュウはサトシの言う事をあんまり聞いていなかった、自分が
かなわないと思ったら別のポケモンを出そうとしたぐらいだ・・」
「最初はパパとピカチュウは仲が良くなかったんだ・・」
セイはサトシとピカチュウの事を聞いて驚いた。
「サトシは直ぐに試合放棄をして去ったが次の日にまた挑戦しに来たん
だ、サトシはまた無謀にもピカチュウを出したんだが電撃でイシツブテ
を倒したんだ・・」
「イシツブテを倒した!」
「凄い・・」
「俺もあの時は驚いた、地面タイプのイシツブテを電撃で倒す事は不可能
だと思っていたからな・・」
セイ達はサトシのピカチュウの凄さに驚いた。
「俺はイワークを出してピカチュウを圧倒したがピカチュウの電撃で
スプリンクラーの水が出てしまったんだ、その水がイワークに掛かっ
てしまって俺はピンチニなってしまったんだ・・」
「それでどうなったんですか?」
「サトシはイワークに止めを指そうとしたとき俺の兄弟達がサトシを
とめたんだが、サトシは後一歩で倒せるところだったのに引いたん
だ・・」
「「「「え!?」」」」
セイ達はサトシが引いた事に驚いた。
「サトシとバトル通じて俺の中の何かを感じたんだ、俺はジムを親父に
任せて夢だったポケモンブリーダーになる為にサトシと旅をしたんだ・・」
セイ達はサトシらしいと感じた

  • スレ4-365
  • 小さき種達 思い出
  • 09/11/22 21:55:16
「サトシ達と旅をして色んな経験が出来た、サトシには感謝をして
いるよ・・」
タケシはサトシ達との旅ができた事に感謝をしていた。
「俺はサトシはカントーのバトルフロンティアを制覇をした後、俺は
サトシと別れたんだ、次にサトシと再会したのはシンオウ地方の
マサゴタウンの近くで再会したんだ、だけど、その時はピカチュウ
を奪われていたんだ・・」
「奪われていた!?」
セイ達はサトシのピカチュウが奪われた事に驚いた
「いつもサトシのピカチュウを狙っていたロケット団がピカチュウを
奪ったんだがピカチュウはロケット団から逃げたんだ、その時に
ピカチュウを助けたのが・・」
タケシが言う前にアイが
「ママですね!」
「あ、ああ、そうだが何で知っているんだ?」
「以前、パパとママが出会った話を聞いていたんです・・」
「そうだったんか、サトシとヒカリから聞いていたんか・・」
「はい・・」
するとアイは
「あのタケシさん、パパとママが旅をしていた頃の仲を教えてくれませ
んか?」
アイの突然の言葉にも関らずタケシは
「ああ、構わないよ・・」
タケシはサトシとヒカリの仲を話し始めた。
「サトシとヒカリは出会った当初は喧嘩ばっかりしていたが、似たもの
同士で直ぐに仲がよくなったんだ・・」
「パパとママは何処が似ていたんですか?」
「ポケモンの事になると直ぐに体が反応して助けたり、鈍感な所
だったな・・」
「うそ!パパとママが鈍感だったですか!?」
アイは昔のサトシとヒカリが鈍感だった事に驚いた。
「ああ、ヒカリはサトシほど鈍感では無かったが鈍感だったよ・・」
セイ達は初めてサトシとヒカリの知らない部分を知った。
「だけど、サトシとヒカリはお互いの夢の為に二人で力を合わせて
新しい技を生み出したりお互いを励ましていた、その内にお互いが惹か
れていったんだ、だけど、お互い鈍感で気付くのにかなり時間が
掛かったからな・・」

  • スレ4-368
  • 小さき種達 試練
  • 09/11/23 21:05:48
タケシの旅の話が終わるとセイ達をジムの中を案内していた。
「この扉にニビジムのフィールドだ・・」
タケシは扉を開けるとそこには岩に包まれたフィールドがあった。
「う~わ、凄い!」
「フィールドが岩になっている!」
「ジムによってフィールドが違うんだ、ニビジムは岩のフィールド
で作っているんだ・・」
タケシが説明しているとフィールドから鋼のポケモンが現れた。
「ハガー!」
「ハガネールだ!!」
ハガネールはタケシを締め付けた。
「「「「タケシさん!!」」」」
セイ達はタケシがハガネールに締め付けられて声を上げるが
「いや、大丈夫だ、ハガネールの愛情表現だよ・・」
「「「「愛情表現?」」」」
ハガネールを良く見るとハガネールは喜んでいた。
「ポケモンによってそれぞれの愛情表現があるんだ・・」
すると、岩の陰からウソッキー達が出てきた。
「このウソッキーもタケシさんのポケモンですか?」
「ああ、サトシ達と一緒に旅をしたポケモン達だ・・」
タケシはウソッキー達を撫でていると
「君達もポケモン達を触れ合わせたらどうだ?」
タケシノ提案にセイ達はモンスタボールを取り出した
「ナエトル、ムックル出て来い!」
「ナエ!」
「ムック!」
ノンとミドリもヒノアラシ達を出してウソッキー達と触れ合い始めた。
すると、シェイミがハガネールの上に上った
「シェイミ・・」
(アイ、大丈夫でしゅ、ハガネールは何もしないでしゅ・・)
シェイミはハガネールの頭の上で走り回るがハガネールも楽しそうであ
った。
すると、アイはハガネールに恐る恐るハガネールに近づきハガネールに
乗りハガネールを触った。
「本当だ・・」
アイはまだ恐怖心は残っていたが微笑んだ。
セイ達はアイの恐怖心が少しずつ克服していく事にホッとしていた
すると、タケシはアイに近づきある事を言った。
「アイ、俺のハガネールとバトルをするんだ・・」
「え!?」

  • スレ4-370
  • 小さき種達 試練
  • 09/11/24 20:49:05
タケシの言葉にセイは
「タケシさん、どう言う事ですか!アイをハガネールとバトルをさせ
るんですか!」
「そうだ・・」
「なぜですか!何でアイをハガネールとバトルをさせるんですか!」
セイはアイの大きいポケモンの恐怖心があるのにタケシがハガネール
とバトルをさせようとする事に反対だった。
「これは、サトシの頼みでもあるんだ・・」
「パパから!?」
「サトシはアイの恐怖心が克服できるように手伝って欲しいと言われたん
だ・・」
「何もいきなりハガネールとバトルをさせるのは!」
セイがタケシにバトルをやめさせようとしていたがアイが
「もう、良いよ、お兄ちゃん・・」
「え!?」
「お兄ちゃんは私の為にやってくれているのは嬉しい、だけど、恐怖心
を克服したいの、だから、お兄ちゃん・・私はバトルをやるわ・・」
アイの迷いの無い顔を見たセイは
「そうか、アイが決めたんなら俺は止めない・・」
「ありがとう、お兄ちゃん!」

  • スレ4-371
  • 小さき種達 試練
  • 09/11/25 21:21:03
セイ達はバトルが観戦ができる場所に立っていた。
アイはバトルフィールドに立つと緊張と恐怖があった。
セイはアイの事で頭がいっぱいで心に余裕がなかった。
「セイ・・」
「ポッチャ・・」
ノン達はセイを心配するセイが心配であった。
「シェイミ、お願い・・」
(任せるでしゅ!)
シェイミはバトルフィールドに立った。
「アイ、克服の為には手加減はしない、ハガネール、アイアンテール!」
「ハガ!!」
ハガネールはシェイミに容赦なく襲い掛かってきた。
「あ・・あ・・」
アイは怖がってしまった。
(ミー!!)
ハガネールのアイアンテールが当たる直前にかわした。
「どうした、アイ・・お前の覚悟はこんな物なのか?」
「う・・」
タケシの容赦の無い言葉にアイは言葉が出なかった。
「ハガネール、シェイミの動きを止めろ、いわなだれ!」
「ハガ!!」
ハガネールはシェイミにいわを投げ飛ばした。
岩はシェイミに直撃した。
「シェイミ!!!」
すると、岩からシェイミが出てきた。
「シェイミ!!!」
(苦しかったでしゅ・・)

  • スレ4-374
  • 小さき種達 試練
  • 09/11/26 21:21:31
「シェイミ、大丈夫!?」
(岩の隙間に入って何とか助かったでしゅ・・)
シェイミはヘトヘトになりながらも立ち上がった。
「シェイミ・・」
アイはシェイミがヘトヘトになりながらも立ち上がる姿に涙が流れた
「アイ、シェイミはアイを信頼している、アイ、お前はシェイミの信
頼を裏切って良いのか?」
タケシの言葉にアイは
「私はシェイミやピカチュウを裏切ったくない!!」
「ピカ!?」
(アイ!?)
アイの叫びにシェイミは
(ミーもアイの期待を裏切りたくないでしゅ!!)
「シェイミ!!」
アイはシェイミの言葉が嬉しかった。
タケシはアイとシェイミの姿を見て大丈夫と感じた。
「アイ、まだバトルは続いているぞ!ハガネール岩なだれ!!」
「ハガ!!」
ハガネールはまた岩をシェイミに向って投げた。
「シェイミ、サイコキネンシス!!」
(ミー!!)
シェイミはサイコキネンシスで岩をとめた。
「岩をハガネールに投げて!」
(行けでしゅ!!)
シェイミはサイコキネンシスで岩をハガネールに投げた。
「アイアンテール・・」
「ハガ!」
ハガネールは岩をアイアンテールで粉砕した。
「ハガネール、そこまでだ・・」
「ハガ?」
「え!?」
タケシは突然バトルを止めた。
「アイ、ハガネールとバトルしながらも怖がらずにシェイミに指示が
できた、その気持ちがあれば恐怖心に打ち勝てるだろ・・」

  • スレ4-375
  • 小さき種達 試練
  • 09/11/27 21:07:25
アイはタケシ言葉を聞いてホッとした。
(アイ・・)
「シェイミ・・」
アイはシェイミをを抱きしめた。
「ありがとう、シェイミ・・」
アイはシェイミが頑張ってくれた事が嬉しかった。
(ミーもアイと一緒にバトルが嬉しかったでしゅ・・)
セイ達はアイとシェイミを見てホッとした。

セイ達は昔タケシの兄弟たちが使っていた部屋で旅の疲れで眠って
いた
その頃、タケシは
「結果は上々だった、これなら克服するのも早いだろ・・」
(そうか!それは良かった・・)
タケシはアイの恐怖心の事をサトシに話していた。
(ありがとう、タケシ、お陰でアイの恐怖心が克服も近い・・)
「礼はいらんぞ、サトシ・・」
サトシとタケシは軽く昔話をした後、サトシが
(明日に荷物が届くからそれをセイ達に渡しといてくれ・・)
「分かった、サトシも明日のチャンピョン防衛戦頑張れよ・・」
(サンキュ、タケシ・・)

翌日
(決まった!!リザードンが華麗にボスコドラを倒しました!!)
サトシの防衛戦をセイ達はテレビで見ていた。
「パパ、凄い!!」
(チャンピョンサトシ、リザードンだけで挑戦者に完勝!!チャンピ
ョン防衛に成功しました!!)
サトシのバトルを見てセイは
「よし、俺もパパに負けていられないぞ!!」
「ポッチャ!!」
セイはサトシのバトルを見て燃えていた。
「セイ君、準備が終わった、いつでもジム戦が可能だ・・」
「はい!」

  • スレ4-377
  • 小さき種達 初めてのジム戦
  • 09/11/28 21:24:52
「只今よりジム戦を開始します!」
アイ達はセイの初めてのジム戦にワクワクしていた。
「お兄ちゃん、頑張って!」
「ピカ!」
「ありがとうな、アイ・・」
「使用ポケモンは2体どちらかのポケモンが2体戦闘不能になった時
点で試合終了です、またポケモンの交代はチャレンジャーのみ認め
られます!」
「セイ君、初めてのジム戦だからって手加減はしないぞ!」
「望むところです!」
「ポッチャ!」
セイとポッチャマはやる気満々であった。
「行け!イシツブテ!」
「ラッシャイ!」
「イシツブテか・・なら俺はポッチャマ頼むぞ!」
「ポッチャ!」
セイはポッチャマで勝負に出た。
「相性だけで勝てると思わない方が良いよ・・」
「そのつもりです!」
「試合始め!」
タケシの合図がなるとセイが直ぐにポッチャマに指示をした。
「ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマ!」
ポッチャマはバブル光線で放った
「イシツブテ、ロックカットでかわせ!」
イシツブテはロックカットで素早さを上げかわした。
「早い!?」
「ポッチャ!?」
「イシツブテ、メガトンパンチ!」
「ラッシャイ!」
ポッチャマをメガトンパンチをまともに食らい岩に叩きつけられた。
「ポッチャマ!!」

  • スレ4-382
  • 小さき種達 初めてのジム戦
  • 09/11/29 21:01:47
「ポ、ポッチャ!」
ポッチャマは何とか立ち上がった。
「ポッチャマ、大丈夫か?」
「ポッチャ!」
ポッチャマはセイにガッツポーズをした。
「よし、ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマのバブル光線はイシツブテに放った。
「イシツブテ、ロックカットからいわなだれ・・」
イシツブテはロックカットで素早さを上げてかわしながら岩をポッチャ
マに投げた。
「ポッチャマ、つつくで岩を砕け!!」
「ポチャ!!」
ポッチャマは向ってくる岩をつつくで砕いた。
「続けて、渦潮!!」
「ポッチャァ!!」
ポッチャマは渦潮をイシツブテに向って飛ばした。
「イシツブテ、いわなだれで渦潮を止めろ!!」
「ラッシャイ!」
イシツブテはいわなだれで渦潮を止めた、だが、セイはイシツブテの
動きが止まったのを見逃さなかった。
「今だ!!バブル光線!!」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマのバブル光線は渦潮を突き破ってイシツブテに直撃した。
「イシツブテ!?」
イシツブテは耐え切れずに倒れてしまった。
「イシツブテ、戦闘不能!ポッチャマの勝ち!!」
「やったぜ、ポッチャマ!!」
「ポチャポチャ!」

  • スレ4-386
  • 小さき種達 初めてのジム戦
  • 09/11/30 21:01:27
ジローはイシツブテをモンスターボールに戻した。
「ご苦労だった、イシツブテ・・セイ君、中々やるな!」
「ありがとうございます!」
「ポチャ!」
ジローは久々のバトルを楽しんでいた。
「最後はお前だ、イワーク!」
「イウァーク!」
ジローは最後のポケモンイワークを繰出してきた。
「イワークか・・ポッチャマ、最後まで気を抜けないぞ!」
「ポッチャ!」
「試合始め!」
「一気に決めるぜ!ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマ!」
ポッチャマはバブル光線を放つがジローは
「イワーク、砂嵐!」
「イウァーク!」
イワークは身体を回転させ砂嵐を起こしバブル光線を防いだ。
「凄いパワーだ!!」
「ポ・・チャ!」
砂嵐が収まるとイワークの姿は居なかった。
「しまった!!」
地面が揺れてきた。
「ポポポッチャ!!」
ポッチャマは揺れでバランスを崩したその時
「イウァーク!」
イワークが地面から出て来た。
「後ろだ!!」
「ポッチャ!!」
「イワーク、アイアンテール!!」
「イウァーク!」
イワークのアイアンテールがポッチャマに当たりアイ達の居る場所
に飛ばされた
「ポッチャマ!!」
「ポ~チャ・・」
「ポッチャマ、戦闘不能、イワークの勝ち!」

  • スレ4-392
  • 小さき種達 初めてのジム戦
  • 09/12/01 22:09:45
「ポ・・ポ~チャ・・」
ポッチャマは倒れているとアイが近づいて抱いた。
「ポッチャマ、良く頑張ったわ・・」
「ポッチャ・・」
ポッチャマは負けてしまった事に落ち込んでいた。
「大丈夫、お兄ちゃんは絶対勝つわ、だから一緒に応援をしよ・・」
「ポッチャ・・」
ポッチャマはアイに抱きしめられながらセイを見つめた
「最後はお前だ!ナエトル、君に決めた!!」
「ナゥ!」
セイは最後のポケモンはナエトルを出した。
「試合始め!」
「イワーク、穴を掘る!」
「イウァーク!」
イワークは穴を掘った。
「ナゥ!」
ナエトルはイワークが地面を掘ってしまい、ナエトルは驚き慌てた。
「落ち着け、ナエトル!イワークは必ず地面から出てくる、出てく
る瞬間に葉っぱカッターだ!」
「ナエ!」
ナエトルはイワークの出てくるのを待った。
すると、地面が揺れ始めた。
「ナエトル、下向って葉っぱカッター!!」
「ナエ!!」
ナエトルはジャンプをして葉っぱカッターを放った。
地面から出てきたイワークはナエトルの葉っぱカッターを食らってしま
った
「やった!!」
だが、ジローは
「甘いな、セイ君・・」
「え!?」
すると、イワークは葉っぱカッターを食らいながらもナエトルに向っていた。
「イワーク、捨て身タックル!」
「イウァーク!」
イワークの捨て身タックルはナエトルに直撃した。
「ナゥ!!」
「ナエトル!?」
ナエトルは地面に叩きつけられた。
「何で、葉っぱカッターを耐えられるんだ!」
「甘いな、セイ君、ジムリーダーは苦手タイプの対策はしているんだ
弱点を突いたから勝てるとは思わない事だ!」
「ナエトル、立ってくれ!!」
「ナ・・ゥ!」
ナエトルは何とか立ち上がった。
「セイ君、棄権をしたらどうだ?ナエトルはもうバトルが出来る体力
は残っていない・・」
ジローの言葉にセイは
「俺とナエトルはどんな事があっても最後まで諦めない、それが俺達の
バトルです!!」
「ナエ!!」
すると、ナエトルの体が光り始めた。
「これは!?」
「もしかして!」
「進化!?」

  • スレ4-394
  • 小さき種達 初めてのジム戦
  • 09/12/02 21:16:09
ナエトルの身体が光だし進化をした。
「ハヤッ!!」
「凄い!!ナエトルがハヤシガメに進化した!!」
「あれがハヤシガメ・・」
ミドリはポケモン図鑑を取り出した。
(もりのなかのみずべでくらす。 ひるまはもりのそとにでてこうら
のきにひかりをあてる)
ジローとタケシはナエトルが進化したことに驚いていた
「まさか、ピンチの時に進化とは・・」
「本当にサトシそっくりだ・・」
「よーし、ハヤシガメ!!葉っぱカッター!!」
「ハヤッ!!」
ハヤシガメは葉っぱカッターを放ちイワークに当たった。
「イウァ!!」
イワークはハヤシガメの葉っぱカッターの威力に倒れてしまった。
「よし、効果は抜群だ!!」
「ハヤッ!!」
セイとハヤシガメが喜んでいるとジローは
「まだだ!」
イワークは何とか立ち上がった。
「そんな、あれだけダメージを与えたのに!?」
「イワーク、アイアンテール!!」
「イウァーク!」
イワークはハヤシガメに一気に近づいた。
「ハヤシガメ、かわせ!!」
「ハヤッ!」
ハヤシガメはかわそうとしたが
「ハガッ!!」
ハヤシガメはこけてしまいイワークのアイアンテールを食らってしま
った。
「ハヤシガメ!!」
ハヤシガメは何とか立ち上がった。
「何で、ハヤシガメの動きが!!」
「生憎だがこれで止めだ、アイアンテール!」
イワークがハヤシガメに一気に距離を詰めた。
当たる寸前に、ノンがある事に気付いた
「セイ!ハヤシガメは進化して動きが遅くなているわ!!」
「ハヤシガメ、受け止めろ!!」
「ハガッ!」
ハヤシガメは殻に篭るを使ってアイアンテールを防いだ。
「今だ、最大パワーで葉っぱカッター!!」
「ハガッ!!」
ハヤシガメは出せるパワーを全てを葉っぱカッターを放った。
イワークはハヤシガメの葉っぱカッターを直撃した。
そして、イワークは倒れてしまった。
「イワーク戦闘不能!よって勝者マサラタウンのセイ!!」

  • スレ4-395
  • 小さき種達 初めてのジム戦
  • 09/12/03 21:01:22
「良く頑張ってくれた、ハヤシガメ!!」
「ハガッ!」
セイはハヤシガメに抱きついた。
「おめでとう、お兄ちゃん、ハヤシガメ!」
「ピカチュウ!」
「ポッチャ!」
アイ達がセイに近づいた。
「凄かったわ、ハヤシガメに進化するなんて!」
「ああ、俺も驚いたよ・・」
すると、セイはノンに
「ノン、あの時、ノンの言葉が無かったら俺達は負けていたよ・・」
「ハガッ!」
「ありがとう、ノン・・」
セイの感謝にノンは照れてしまった。
「そんな・・私は・・」
「ノン、そんなに照れなくて良いわよ・・」
アイの言葉にノンは
「て、照れてなんかいないわよ!」
「ニャル・・」
セイ達のほのぼのとした会話にタケシとジローは微笑んでいた

  • スレ4-397
  • 小さき種達 初めてのジム戦
  • 09/12/04 20:52:49
「おめでとう、セイ君、こんな熱いバトルは久しぶりだったよ・・」
「いえ、こちらこそ熱いバトルありがとうございます!」
ジローとセイは握手をした。
「これがニビジムを勝った証、グレーバッジだ・・」
ジローはグレーバッジをセイに渡した。
「ありがとうございます!」
セイはバッジを手に入れた事に嬉しかった。
すると、今度はタケシがある物をセイに渡した。
「これは?」
「それはバッジを入れるバッジケースだ、バッジを入れるものが無い
と困るだろ・・」
「ありがとうございます・・」
「後、サトシから皆に荷物が来ている・・」
「パパから!?」
セイ達はタケシに案内されてダンボールがある場所へ連れてこられた
ダンボールを開けるとそこにはピンクと青の機械が入っていた
「これは?」
「これはポケギアだな・・」
「ポケギア?」
「ポケギアは地図や電話が出来る便利な機械だ・・」

  • スレ4-401
  • 小さき種達 贈り物
  • 09/12/05 21:30:51
「凄いわ、このポケギア!町の食べ物の情報も入っているわ!」
ミドリはポケギアをいじって食べ物の情報を見ていた。
「もう、ミドリはいつも食べもの事しか考えていないね!」
「ピカチュウ!」
アイは食べ物にしか目が無いミドリにアイは呆れていた。
「そうだ、このポケギアでパパ達に電話しよ!」
「いいね、それ、ハヤシガメに進化した事も言わないとね・・」
セイがポケギアに家に電話をかけた。
(お、セイじゃないか!)
「パパ、防衛戦おめでとう!」
「凄かったわ、リザードンだけで勝っちゃうなんて・・」
「ポチャ!」
(はは、あれはリザードンが頑張ってくれたから勝てたんだ・・)
「そうそう、パパ、お兄ちゃんのナエトルがハヤシガメに進化したの!」
(本当か!それはおめでとうセイ・・)
「うん、ハヤシガメに進化した時、動きが遅くなってピンチになったけど
ノンのアドバイスで勝てたよ・・」
(そうか、ジム戦は勝ったんだな!)
「うん!」
(おめでとう、だけど、これで満足はしない事だぞ、セイ・・)
「分かっている、まだまだ、強くなって行くよ、パパ!」
(それは楽しみだな・・)
「うん楽しみにしていてね、パパ!」
セイが電話を切った。
「次に行く町は決まっているか?」
タケシが次の町に行く場所を聞いてきた。
「いえ、まだ・・」
「それだったら、ここから近い町はハナダシティだ、そこには昔、俺とサト
シが一緒に旅をした仲間のジムリーダーのカスミが居るからそこに行って見
なさい・・」
「はい、ありがとうございます・・」

  • スレ4-402
  • 小さき種達 再会
  • 09/12/06 21:17:28
セイの電話を終えてリビングに戻ってきた。
「サトシ、誰からだった?」
ヒカリが電話をかけてきた相手を聞いてきた。
「セイ達だ、俺が送ったポケギアでかけてきたよ・・」
「ねえ、パパ、お兄ちゃんはバッジゲットできた?」
ソラがセイのジム戦の事を気にしていたのか、サトシに聞いてきた。
「ああ、セイはジム戦に勝ってバッジを貰ったって言っていた・・」
「凄い、お兄ちゃんが勝ったんだ!」
「ミミロ!」
ソラが喜んでいるとマイとミライ、ユリがやってきた。
「お姉ちゃん、何でそんなに喜んでいるの?」
「ベイ・・」
「お兄ちゃんがジム戦に勝ったのよ!」
「本当!ソラ?」
「うん!」
「凄いな、ミライのお兄ちゃんは・・」
ユリはミライがセイのお兄ちゃんである事を羨ましかった。
その時、ピンポ~ンと鳴った
サトシが玄関に行き開けるとそこには
「久しぶり、サトシ!」
「コトネ!それにカズナリ!」

  • スレ4-406
  • 小さき種達 再会
  • 09/12/07 21:07:53
「コトネ、カズナリ!どうしたんだマサラタウンに来るなんて・・」
するとコトネは
「マサラタウンでジョウトフェスタをマサラタウンで開く事になった
の・・」
「本当か!?」
「ああ、本当だよ、知らなかったのかい、サトシ?」
「防衛戦が近かったから知らなかったよ・・」
「そうだったわね、防衛は出来たの?」
コトネの言うとサトシは
「勿論、防衛は成功した!」
「それは、おめでとうサトシ!」
「此処で立ち話もなんだから、中に入ってくれ・・」
サトシはコトネ達を家に入れた。
「コトネ!」
「うわ、ヒカリン、それにノゾミ、ハルカ久しぶり!」
ヒカリ達は突然コトネが来たことに驚いた。
ヒカリ達はコトネ達とリビングで話を始めた。
「え!ヒカリンとノゾミが妊娠していたの!?」
コトネはヒカリとノゾミの妊娠に驚いた。
「うん、あたしは1ヶ月で・・」
「私は3ヶ月・・」
ヒカリとノゾミはお腹に手を当てながら話した。
「へえ、サトシもやるね!」
コトネはサトシに目線を移すとサトシは照れた。

サトシ達が話をしている中、マオはソラ達と遊んでいた。
「マオ、行くよ!」
ソラが投げたボールはマオがキャッチした。
「それ!」
「ベイ!」
ソラ達はボール遊びを楽しんでいた

  • スレ5-2
  • 小さき種達 睨み合い
  • 09/12/08 20:58:18
「ねえ、サトシのポケモン達を見せてくれない?」
コトネの言葉にカズナリも
「僕も、サトシの育てたポケモン達を見たい!」
コトネとカズナリはポケモン達を見せて欲しいとサトシにお願いを
すると
「ああ、良いぜ、こっちだ!」
サトシはコトネとカズナリを庭に案内をした。
「う~わ、凄く広いわね!」
「うん、ポケモンが暮らすには最高だね・・」
コトネとカズナリは庭の広さに驚いていると
「パパ、ママ!」
声をした方を振り向くとそこにはソラ達とマオがサトシのポケモン達
と遊んでいた。
「マオ!」
「此処に居るポケモン達優しいいよ、ガブリアスが背中に乗せてくれ
たの!」
「ガーブ!」
ガブリアスはソラ達と仲良くしていた。
「サトシもガブリアスをゲットしていたんだ・・」
「ああ、フカマルの時に出会って進化させたんだ・・」
サトシはフカマルのゲットしたその時の話をした。
「だけど、カズナリのカブリアスと対照的ね・・」
「どういうことだ、コトネ?」
「カズナリのガブリアス、相変わらずの暴れん坊で優しくないのよ・・」
「そうなんだ・・」
すると、カズナリのベルトの付けていたモンスターボールから
ガブリアスが出てきた。
「ガーブ!」
「ガブリアス!?」
カズナリのガブリアスはサトシのガブリアスに突撃してきた。
「ガブ!!」
サトシのガブリアスはカズナリのガブリアスを受け止めた。
「やめるんだ!ガブリアス!」
「ガブ!!」
カズナリのガブリアスはカズナリの言う事を聞かなかった。

  • スレ5-4
  • 小さき種達 睨み合い
  • 09/12/09 21:12:25
ガブリアスのぶつかり合いに気付いたヒカリ達が駆けつけてきた。
「どうしたの、皆!」
「カズナリのガブリアスが突然、サトシのガブリアスに攻撃してき
たの!」
「いきなり!?」
カズナリのガブリアスはサトシのガブリアスと激しくぶつかり合う。
「ガブガブガブ!」
カズナリのガブリアスが何か言っていた。
(どうやら、ガブリアスはどちらが一番強いか決めたいらしいでしゅ・・)
「え!?何でガブリアスはそんな事を!」
(ガブリアスは自分が一番じゃないといやらしいでしゅ・・)
カズナリのガブリアスの気持ちが知るとサトシは
「カズナリ、此処はガブリアス同士にまかせよう・・」
「分かった・・」
サトシ達はガブリアス達から離れるとカズナリのガブリアスが切り裂くを
繰出してきた。
だが、サトシのガブリアスはドラゴンクローで迎え撃った。
そして、カズナリのガブリアスが怯んだ隙にサトシのガブリアスは
流星群を放った。
流星群はガブリアスに直撃してガブリアスは倒れた。
「ガブリアス!」
カズナリはガブリアスに近づいた。
「ガブ・・」
「もう良いだろ、ガブリアス・・」
ガブリアスは負けたことに落ち込んだ。
「大丈夫だ、これから鍛えていけば絶対勝てるよ、ガブリアス・・」
「ガブ・・」

  • スレ5-6
  • 小さき種達 暴れん坊
  • 09/12/10 21:05:26
ガブリアス同士の対決が終わりサトシはコトネ達を庭に居るポケモン
達を見せに行った。
そして、日が暮れた頃
「じゃあ、あたし達明日のお祭りの準備があるから帰るわ・・」
「ああ、明日、祭りには行くよ・・」
「ありがとう、サトシ・・」
コトネ達はサトシの家を後にした。

その頃、セイ達はニビジムを後にしてお月山を目指していた。
(アイ、お月山まで後どれぐらいでしゅか?)
アイに抱かれているシェイミが後どれぐらいか聞いてきた。
「後、1時間ぐらいでお月山付近のポケモンセンターに着くよ・・」
「ピカチュウ・・」
セイ達はそれから1時間後、日が暮れる頃にポケモンセンターに着いた
「やっと着いた・・」
「ポチャ~」
「私、疲れちゃったわ・・」
「私も・・」
「ニャル・・」
セイ達は疲れていた、ポケモンセンターに入るとそこには沢山の人が
ジョーイさんにポケモンを預けていた。
「何だ?」
「何でこんなに人が・・」
セイ達は何があったのかをジョーイさんに聞いた。
「このお月山付近に暴れん坊のヒトカゲが居るの・・」
「暴れん坊のヒトカゲ!?」
「此処にいる人たちはヒトカゲをゲットしようとしてやられてしま
ったの・・」
ジョーイさんは次々と預けられるポケモン達を治療していた。
「暴れ坊て事は強いてことだよな・・」
「まさか、お兄ちゃん・・」
「ああ、その暴れん坊のヒトカゲをゲットしてやる!」

  • スレ5-8
  • 小さき種達 遭遇
  • 09/12/11 21:26:47
「セイ、今日は皆疲れているから、ヒトカゲのゲットは明日で良いじゃ
ない?」
「そうだな、ヒトカゲは明日にゲットする・・」
セイ達は部屋を借り疲れを癒した。

翌日
「よし!暴れん坊のヒトカゲをゲットするぞ!」
「ポッチャ!」
セイとポッチャマはゲットにやる気満々であったが
「お兄ちゃんとポッチャマやる気満々ね・・」
(本当でしゅ・・)
「ピカ・・」
アイ達は目を擦りながらセイに付いて行った。
セイ達はヒトカゲが出没する岩場に着いた。
「ヒトカゲ良く出る場所は此処か・・」
「岩に洞窟が沢山ね・・」
「うん、これじゃ、探すのに時間が掛かりそうだよ・・」
すると、セイはモンスターボールを手にすると
「ムックル、ハヤシガメ、出てこい!」
「ムック!」
「ハガッ!」
「ムックルは空からヒトカゲを探してくれ・・」
「ムック!」
ムックルは空高く飛んでいた。
「ハヤシガメは洞窟にヒトカゲが居ないか見て来てくれないか?」
「ハガッ!」
ハヤシガメは洞窟に入っていた。
「ノン、ヒノアラシを出してくれないか?」
「う、うん、出てきてヒノアラシ!」
「ヒノヒノ!」
ノンは言われるままヒノアラシを出した。
「セイ、どうしてヒノアラシを出したの?」
ミドリがヒノアラシを出した理由をセイに聞いた。
「ヒノアラシならヒトカゲを感じる事が出来ると思うんだ・・」
セイの言葉にノンは
「ヒノアラシ、ヒトカゲを感じたら教えてね・・」
「ヒノヒノ!」
すると、ヒノアラシは
「ヒノ!」
「どうしたの、ヒノアラシ?」
その時、草むらから炎が出てきた。
「うわ!!」
「「「きゃあ!!」」」
セイ達は炎をかわすとそこにはヒトカゲが居た。
「カゲカゲ!」
「出てきたな、ヒトカゲ!」

  • スレ5-10
  • 小さき種達 悔しさ
  • 09/12/12 20:56:44
「カゲカゲ!」
ヒトカゲはやる気満々であった。
「ヒトカゲ、お前をゲットしてやるぜ!ポッチャマ、バブル光線!」
ポッチャマがバブル光線を放とうとした瞬間
「カゲー!!」
ヒトカゲはポッチャマがバブル光線を放つ前に火炎放射を放った。
「早い!?」
「ピカ!?」
火炎放射はポッチャマに直撃した。
「ポッチャ!!」
「ポッチャマ!?」
ポッチャマはヒトカゲの一撃にダウンしてしまった。
「ポ~チャ~」
「ポッチャマ!!」
セイはポッチャマに近づいた。
「ポッチャマ、しっかりしろ!」
「ポチャ・・」
ポッチャマはヒトカゲの一撃に耐え切れなかった。
「カーゲカゲカゲ!」
ヒトカゲはポッチャマが弱すぎる事に笑った。
「あのヒトカゲ、頭にくるわ!」
「うん!」
ヒトカゲはセイに挑発をしてきた。
「カゲカゲ!」
「く!」

  • スレ5-12
  • 小さき種達 新たな力
  • 09/12/13 20:41:12
ヒトカゲはセイに他のポケモンが居ないと知ると森の中に帰っていこ
うとした、その時
「ムック!!」
「カゲ!?」
ムックルがヒトカゲにツバメ返しで突っ込んだがかわされた。
「良く戻ってきた、ムックル!」
「ムック!」
「ムックル、ヒトカゲをゲットするぞ!」
「ムック!」
ヒトカゲはまだ戦う気であった。
「カゲカゲ!」
「ムックル、ヒトカゲは素早い、空を飛んでかく乱するぞ!」
「ムック!」
ムックルは空を飛んでヒトカゲをかく乱した、だが、ヒトカゲは岩を
使って、大きくジャンプをした。
「何!?」
「ムック!?」
ヒトカゲはムックルの後ろを取った。
ヒトカゲは切り裂くを繰出そうとしたが
「ムックル、電光石火でかわしてツバメ返し!」
ムックルはヒトカゲの切り裂くをかわし電光石火のスピードを利用し
てツバメ返しの威力を上げヒトカゲに直撃した。
「カゲー!!」
ヒトカゲはムックルのツバメ返しを食らってしまい地面に叩きつけら
れた。
「カ・・ゲ・・」
ヒトカゲは立ってるのがやっとであった。
「ヒトカゲ、一気に決めるぞ、ツバメ返し!」
「ムック!」
ムックルは一気にヒトカゲの距離を詰めたが
「カゲ!」
ヒトカゲはムックルを受け止めた。
「何!?」
ヒトカゲはムックルを投げ飛ばして火炎放射を放ちムックルは火炎放
射を食らってしまった。
「ムックル!!」
ムックルは火炎放射を食らっても立ち上がった。
「ムックッ!!!」
その時、ムックルの身体が光だし姿が変わった。
「ムックルがムクバードに進化したわ!!」
「ピカ!?」

  • スレ5-16
  • 小さき種達 新たな仲間
  • 09/12/14 21:35:10
「ムック!!」
ムクバードは力強く翼を羽ばたかせた。
「よし、ムクバード、ツバメ返しだ!!」
「ムック!」
ムクバードは空高く飛びながら急速落下でスピードを付けた、だが、
ムクバードは別の技を出していた。
「あれって!」
「ブレイブバードだ!?」
「カゲ!?」
ヒトカゲは受け止めようとしたがムクバードのパワーに耐え切れな
かった。
「カゲ!!!」
ヒトカゲは吹き飛ばされ倒れた。
「今だ、行け!モンスターボール!!」
セイは空のモンスターボールをヒトカゲに投げるとヒトカゲはモンスターボー
ルに入った。
しばらくボールは揺れたが揺れが収まった。
「やった!!ヒトカゲ、ゲットだぜ!!」
「ポチャポチャ!!」
「ムック!!」
「ムクバード、ありがとう、お前のお陰でヒトカゲをゲットできたよ!!」
「ムック・・」
セイはヒトカゲをモンスターボールから出した。
「カゲ!」
「ヒトカゲ、これから宜しくな!」
「カゲ!」
ヒトカゲはさっきと態度が変わってセイに懐いていた。
「ポチャポチャ!」
ポッチャマがヒトカゲと仲よくしよと握手をしようとしたが
「カゲ!」
ヒトカゲはそっぽを向いてポッチャマを無視した。
「ポッチャ!!」
ポッチャマは怒りヒトカゲにバブル光線を放った。
「カゲ!!」
ヒトカゲはバブル光線に当たった。
「ポチャチャチャ!」
ポッチャマはヒトカゲの事を笑った。
「カーゲ!!」
ヒトカゲはお返しに火炎放射を放った。
「ポッチャ!!」
ポッチャマは火炎放射が当たった。
「ポッチャ!」
「カゲ!」
ポッチャマとヒトカゲは喧嘩が始まってしまった。
「やめろう!!、ポッチャマ、ヒトカゲ!!」
セイの言葉を無視して喧嘩を続けた。
「ハガ!」
ハヤシガメが戻ってきてポッチャマとヒトカゲの喧嘩を止めた。
「これから大変だね、お兄ちゃん!」

  • スレ5-18
  • 小さき種達
  • 09/12/15 21:32:10
セイがヒトカゲをゲットした頃、サトシ達はマサラのジョウトフェスタ
に来ていた
「あ!サトシ、ヒカリン!!」
コトネはサトシ達に気付き声をかけた
「コトネ、カズナリ!」
サトシ達はコトネ達がいる所に行った。
「頑張ってるな、コトネ、カズナリ・・」
「そりゃ皆にジョウトの事を知ってもらうためだもん!」
すると、コトネはある物を取り出した。
「う~わ、ケーキだ!」
「美味しそう!」
「チパ!」
「このケーキはミルタンクのモーモーミルクから作ったケーキよ!」
コトネはケーキを切り皿に移すとソラ達に渡していた。
「「「「ありがとう!」」」」
ソラ達はケーキを貰うと早速食べた。
「美味しい!」
「しっとりした甘さ・・」
ソラ達はケーキの美味しくて喜んだ。
「サトシ達も!」
「ありがとう、コトネ!」
サトシ達はケーキを食べると
「旨い!」
「う~ん、こんな甘いケーキは初めて!」
サトシ達もケーキの美味しさに感動した。

  • スレ5-19
  • 小さき種達
  • 09/12/16 21:47:17
「でしょ!このケーキは新しいジョウト名物なの!」
コトネは自慢げに言っているとソラ達がお替りをしてきた。
コトネは新しいケーキを取り出しソラ達に渡した。
サトシ達はコトネの紹介された食べ物をどんどん食べていた。
「う~ん、美味しいけど太っちゃうな・・」
すると、コトネは
「何言ってるのよ、ヒカリン!赤ちゃんの為にも沢山食べないといけない
のよ!」
コトネの言葉にヒカリはお腹に手を当てながら
「そうね、お腹の赤ちゃんの為にもね・・」
それから暫らくサトシ達はコトネ達と話をして、日が暮れた頃に
「サトシ、ヒカリン、皆、本当にありがとう、お陰でジョウトフェスタは
大成功したわ!」
「いや、こっちも手伝えてよかったよ!」
「コトネ、次は何処に行くの?」
「次はトキワシティで開いてそれから町を転々として行くつもりよ!」
「そうか、もし、セイ達に会ったら・・」
「分かってるわ、その時は伝えとくわ・・」

  • スレ5-23
  • 小さき種達 黒き影
  • 09/12/17 21:32:26
サトシ達がコトネ達のジョウトフェスタを手伝っていた頃
お月山に黒い制服を着た集団がお月山付近に集まっていた。
「今回の目的はお月山にある隕石の調査だ!じゃまをする者には容赦を
するな!」
リーダー格の人物が下っ端に今回の目的を説明をしてお月山に入っていた

その頃、セイ達はヒトカゲをゲットした後、ポケモンセンターでポケモン
達を回復させお月山に向った。
「ポッチャマ、新しい仲間なんだから仲良くしてくれよ・・」
「ポチャ!!」
ポッチャマは怒りを表した。
「しかたないよ、あの態度されるとポッチャマだって怒るわよ・・」
「ピカ・・」
「だけど、これから一緒に旅をする仲間だからな、何とか仲良くさせな
いといけないな・・」
セイ達がそんな会話していると、そこにポケモンが倒れていた。
「あそこにポケモンが倒れているわ!」
「行ってみよ!」
セイ達は倒れているポケモンの元へ行った。
「ムウマだ!」
ノンは傷ついたムウマを抱き上げた。
「ムウマ、しっかりして、、ムウマ!!」
「ム・・ムゥ・・」
ムウマは何とか答えた。
「とりあえず、怪我の手当てだ!」
セイはムウマに怪我の手当てをした。
「ムゥ!」
ムウマの手当てが終わりムウマは元気になった。
「ムウマ、何で怪我をしていたの?」
ノンの言葉にムウマは
「ムゥムゥムウマ!」
ムウマは何かを必至に訴えていた。
(ムウマはお月山に住んでいてそこに突然、黒い服を着た集団が急に
ポケモン達を攻撃してきたと言ってるでしゅ!)
「酷い、何でそんな事を・・」
それを聞いたセイは
「行こう、その黒い服の集団を止めよう!」
「「「うん!」」」
「ムウマ、お月山に案内してくれ!」
「ムゥ!」
セイ達はムウマに案内されお月山に急いだ

  • スレ5-24
  • 小さき種達 黒き影
  • 09/12/18 21:04:31
セイ達はムウマの案内でお月山に着いた。
「此処がお月山か・・」
「ポッチャ・・」
「ムゥ!」
ムウマは一つの洞窟に入っていき、セイ達も洞窟に入っていた。
「広い・・」
「ピカチュ・・」
セイ達は洞窟の広さを驚いていると
「誰だ!!」
黒い制服を着た二人組がセイ達に気付きゴルバットを出してきた。
「こいつらか!ムウマを怪我をさせたのは!」
「ポッチャ!!」
すると、黒い二人組はゴルバットに指示した。
「エアカッター!」
ゴルバットはエアカッターを繰出した。
「ニャルマー、でんげきは!!」
「ニャール!!」
ニャルマーのでんげきははゴルバットに直撃して倒れた。
「何だこいつ等強い!!」
「此処は逃げるぞ!!」
二人組は逃げようとした
「ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマのバブル光線は二人組に当たった。
「「ぐああ!!」」
「チコリータ、あの二人組に宿木の種!!」
「チーコ!!」
宿木の種は二人組に絡みつき動きを封じた。
「何だ、これ!?」
「絡みついて動けない!!」
二人組は必至に宿木の種を外そうとした。
「お前達は何なんだ!」
「ポッチャ!!」
セイ達の言葉に二人組は
「俺達はロケット団だ、お月山の隕石の調査に来た・・」
「隕石?」
「ああ、隕石に秘められている力がある、その力を手に入れると言っ
ていた・・」
「じゃあ、何でムウマを怪我をさせたんだ!!」
「じゃまをする者には容赦をするなとの命令でやった・・」
セイ達は怒りをあらわにした。
「おい!その命令を出したのは誰だ!!」
セイの怒りに二人組は
「め、命令したのはアイン様だ・・」
「アイン?」
「ああ、アイン様はロケット団の幹部で任務の為ならどんな手段を
使ってでも果たすお方だ・・」
「そのアインは今、何処に居る!!」
「今、隕石のある所にいる・・」
すると、セイは
「ムウマ、隕石のある場所に案内してくれ・・」
「ま、まさか、セイ!?」
「ああ、アインを倒す!!」

  • スレ5-26
  • 小さき種達 黒き影
  • 09/12/19 21:11:45
「無茶だよ!セイ!!」
「そうだよ、この二人の話ではアインは物凄く強いのよ!!」
ノンとミドリの説得に二人組は
「小僧、悪い事は言わね、アイン様に逆らう事はやめておけ・・」
「アイン様は邪魔をするものが女子供でも容赦ない・・」
二人組の言葉を聞いてもセイは
「アインが強いから逃げてポケモン達が傷つくのは嫌だ!!」
「ポチャ!!」
セイは自分が逃げてポケモン達が傷つく事が嫌だった。
「セイの言う通りね、私達が逃げ出したらポケモン達が傷つくのは
嫌だもんね・・」
「ノン・・」
ノンの言葉にミドリも
「私もノンと同じ気持ちよ、セイ・・」
ミドリもセイやノンと一緒だったがアイは
(アイ・・)
アイは怖がっていた。
「アイ、此処で待っていてくれ・・」
「え!?」
アイは思いがけない言葉に驚いた。
「アイ、お前が怖い事は分かっているだから此処で待っていてくれ・・」
「お兄ちゃん・・」
セイはそう言うとムウマに案内で隕石がある場所へ向った。
「お兄ちゃん、ノン、ミドリ・・」

  • スレ5-27
  • 小さき種達 黒き影
  • 09/12/20 22:40:58
ムウマの案内でセイ達は隕石のある場所に着いた。
「此処が隕石のある場所・・」
「見て!下に人が!?」
ミドリが下に指を指すとそこには黒い服を着た集団が隕石の周りで
何かをしていた。
「ミドリ、バタフリーを頼む・・」
「オッケー、バタフリー出てきて!」
ミドリはモンスターボールからバタフリーを出した。
「フリー!」
「ミドリ、バタフリーの眠り粉で眠らせてくれ・・」
「分かった、バタフリー眠り粉よ・・」
「フリー!」
バタフリーは黒い服の来た集団の上を飛びながら眠り粉を飛ばした。
「何だこれ!?」
「何だか、眠・・く・・」
黒い服の隊員達は眠っていたが一人だけ倒れなかった。
「どうやら、我々の邪魔をする者がいたのですね・・」
アインはマスクをしていた。
「くそ!!こうなったら直接バトルで!」
セイはモンスターボールを取り出したその時
「ストライ!!」
「「「「!!?」」」」
ストライクはセイ達の後ろから攻撃を出しセイ達の足場が崩れ落ちていた。
セイ達は地面に叩きつけられた。
「う!ノン、ミドリ!大丈夫か!!」
「うん、何とか・・」
ミドリは居たがノンの姿が無かった。
「ノン!?何処だノン!!」
すると煙が晴れるとそこにはアインに髪を掴まれるノンの姿があった。
「「ノン!?」」
「ポッチャ!?」
「おやおや、どこかで見た顔かと思えばチャンピョンのサトシの息子では
ありませんか・・」
「どうして俺の事を!」
「チャンピョンのサトシは我々の邪魔をする可能性がありましてね、
こっちで色々と調べさせてもらいましたよ・・」
「そんな事よりノンを放せ!!」
「おっと!それは無理な相談ですね・・この方は人質にさせてもらいますよ・・」
「何!?」
すると、ストライクはノンの首に鎌を当てた。
「そちらが妙な動きをしたらこのお嬢さんの命はありません・・」
「く!?」
ノンはあまりの恐怖で涙を流した
「セイ・・ミドリ・・」
「さあ、このお嬢さんを助けたかったらこちらの言う事を聞く事です・・」
「分かった・・そっちの言う事を聞く・・」

  • スレ5-30
  • 小さき種達 黒き影
  • 09/12/21 21:12:10
「いい判断です、では、まずあなた達のポケモンを全て此方に渡しなさ
い・・」
「何!?」
「ポチャ!?」
セイとミドリは戸惑った。
「どうしたのです、このお嬢さんがどうなっても良いのですね・・」
ストライクがノンの首を鎌を当てようとした。
「やめろ!!分かったからやめてくれ・・」
セイは全てのモンスターボールを地面に置いた。
「セイ駄目!!私の事は気にしないでアインを倒して!!」
ノンの言葉にセイは
「俺はノンを失いたくない・・」
「セイ・・」
すると、アインは
「あなたが大切な物を失う顔を見たくなりましたよ・・ストライク!」
「ストライ!」
ストライクは鎌を降ろそうとした、その時
「ロゼ!!」
突如、ロズレイドが現れストライクにマジカルリーフを放った。
「ストライ!!」
ストライクはマジカルリーフを食らった
「何ですか!このロズレイドは!?」
すると、ロズレイドはノンの髪を掴んでいる手にエナジーボールを
放ちアインの手はノンの髪を離してしまった。
「く!?」
ノンはその隙にセイとミドリの元へ走っていた。
「「ノン!!」」
「セイ!!ミドリ!!」
ノンはセイとミドリの元に着くと涙が溢れた。
「ノン、無事で良かった・・」
「セイ!!」
ノンはセイに抱きつきセイは優しく抱いた。
「ミドリ、ノンを頼む・・」
セイはノンをミドリに託すと
「絶対許さない、アイン、お前を倒す!!」
「ポッチャ!!」

  • スレ5-32
  • 小さき種達 黒き影
  • 09/12/22 22:24:39
「私を倒す・・ですか、良いでしょ・・」
すると、隕石を調べていた機械が鳴りディスクが出てきた。
「残念ですが、あなたの相手をしている余裕がなくなりました・・」
アインはディスクを取り逃げようとした。
「逃がすか!!ポッチャマ、バブル光線!!」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマのバブル光線をアインに向って放つが
「ブーバーン、煙幕・・」
アインはモンスターボールからブーバーンを出し煙幕を放った
「くそ!!煙幕で!!」
煙幕が晴れるとアインの姿は無かった。
「くそ!!!」

それから暫らくしてアイとジュンサさん達がやってきた。
アイはセイ達が心配でセイ達と離れた後にジュンサさんを呼んでいた。

お月山から離れた場所にアインが居た。
「ボス、隕石のデータは手に入れましたが思わない邪魔に部下を残し
てしまいましたよ・・」
(邪魔?)
「チャンピョンサトシの息子ですよ・・」
(サトシの息子!?確かにそれは予想できなかったな・・)
「はい、サトシの方に警戒していたので息子が邪魔をするのは予想外
ですよ・・」
(確かにな、何か手を打ておくべきだな・・)
「では、私が息子の大切な人物を人質にしましょうか?」
(いや、アインにはホウオウ探索をして欲しい・・)
「ホウオウの探索ですか・・それは大変な仕事ですね・・」
(お前なら出来る仕事だろ・・)
「確かに、私は探すのは得意ですが、ホウオウ相手では時間が掛かります
ね・・」
(今から探索を頼む・・)
「分かりました、本部に戻って探索を開始します・・」
アインはボーマンダに乗りロケット団の本部に向った。

  • スレ5-33
  • 小さき種達 仲間
  • 09/12/23 22:14:57
セイ達は起きたことを全てジュンサさんに話してお月山を後にした。
セイはノンを背負いながら歩いているとノンが心配でムウマが着いて
来た。
「ムウ・・」
すると、セイは
「ムウマ、ノンは眠っているから今はそっとしておいてくれ・・」
しばらくセイ達は歩くと日が暮れてきた。
「今日は此処で野宿だな・・」
「え~!野宿するの!」
「仕方ないだろ、日が暮れてきたし、今日中にハナダシティに着くの
は無理だよ・・」
ミドリはがっかりした。
「アイ、すまないが少しノンを頼む・・」
セイは背負っていたノンをアイを預けテントを建てた。
ノンをテントの中に寝かしつけた。

「う~ん、ここは?」
ノンが目を覚ました
「ニャル!」
「ムウ!」
「ニャルマー、ムウマ!」
ニャルマーとムウマはノンに飛びついてきた。
「ムウマ!?あなた着いてきちゃったの?」
「ムウ!」
ムウマはノンに甘えていた。
「ムウマ、私達と一緒に旅をしない?」
「ムウ!!」
ノンは空のモンスタボールを取り出しムウマに当てた。
モンスターボールは暫らく揺れるが揺れが収まった。
「ムウマ、これから宜しくね・・」

  • スレ5-35
  • 小さき種達 恋
  • 09/12/24 22:20:23
アイはノンの様子を見るためテントの中を覗いた
「ノン!?もう大丈夫なの?」
「ピカチュ!」
「うん、もう大丈夫よ・・」
すると、アイはある事に気付いた。
「ねえ、ノン、ムウマが居ないけどもしかしてゲットしたの?」
「ええ、ムウマをゲットしたわ!」
ノンはムウマをボールから出した。
「おめでとう、ノン、新しい仲間だね!」
「ピカチュウ!」
(ノンの初めてのゲットでしゅ!)
アイとノンは新しい仲間が増えて喜んでいた。
ノンはテントから出てセイとミドリにムウマのゲットを話
して食事をした。

それから、セイ達は初めての野宿を楽しく過ごしアイとミドリが疲
れて先に眠っていた。
「ポッチャマとニャルマー眠っちゃったわね・・」
セイにもたれかかりながら眠っていた。
「ああ、今日は色々あったから疲れたんだろ・・」
すると、ノンはセイの隣に座ると
「私が捕まった時、セイが言ってくれたあの時の言葉嬉しかった・・」
ノンがアインに捕まったときセイが
(俺はノンを失いたくない・・)
その言葉がノンにとって嬉しかった。
「ノン・・」
すると突然ノンが
「!!?」
ノンはセイの頬にキスをしてセイは驚いた。
ノンが離れノンの方を向くとノンは頬を赤くなっていた。
「ごめん、急にこんな事をしてもう寝るわ!」
ノンは走ってテントの中へ入っていた。
セイはノンがキスをした場所を手を当てながら驚いていた。
「ノン・・」

  • スレ5-36
  • 小さき種達 恋
  • 09/12/25 22:32:18
次の日
朝になり日差しがテントの中に入ってきた。
「う~ん、まだ眠い・・」
アイは目を擦りながら起きるとアイと一緒に寝袋で眠っていた、シェイミ
とピカチュウが目を覚ました。
(おはようでしゅ、アイ・・)
「ピカチュウ・・」
シェイミとピカチュウは目を擦りながらおきた。
「おはよう、シェイミ、ピカチュウ・・」
するとアイのとなりで寝ていたノンが目を覚ました。
「おはよう・・アイ・・」
ノンの声は元気が無かった
「どうしたのノン、元気がないよ・・」
するとノンは
「アイ!!私・・私、どうしたら!!」
ノンは突然泣き出しアイに抱きついた。
「ど、どうしたのノン!?」
アイは突然の事に驚いた。
ノンは昨日の事を全て話した。
「それじゃノンはお兄ちゃんにキスをしたの!?」
アイはノンがそんな事をしていた事に驚いた。
「私・・どうしたらいいの!」
「ノン・・お兄ちゃんは気にしていないよ・・」
「え!?」
すると、アイはノンの手を掴みテントから出た。
「何、するの!アイ!」
すると、テントの外にはセイが朝ごはんを作っている途中であった。
「おはよう、アイ、ノン・・」
セイは普段と変わらなかった。
「ねえ!言ったでしょ、お兄ちゃんは気にしていないよ!」
アイの言葉でノンは
「お、おはよう、セイ・・」
「おはよう、ノン・・」
セイとノンはいつもと変わらない会話をした。
それからセイ達は食事をした後ハナダシティへ向った

  • スレ5-37
  • 小さき種達 意気込み
  • 09/12/26 22:29:25
セイ達はあれから1時間歩き続けていた
「まだかしら、ハナダシティは・・」
「ニャル・・」
すると、セイはポケギアを取り出し現在位置を確かめた。
「もうすぐ、ハナダシティに着くぞ・・」
「ポチャ・・」
すると、ハナダシティが見えてきた。
「見て!ハナダシティが見えてきたよ!」
「ピカチュウ!」
「ニビシティと違って都会的ね・・」
セイ達はハナダシティに入りハナダジムに向っているとある張り紙
に目が止まった。
「ハナダシティでコンテスト開催!?」
「ピカ!?」
「リボンはまた私がゲットするわよ!」
「そうはいかないわよ、今度こそ私がリボンゲットするよ!」
「ニャル!」
「私だって!」
アイ達は火花を散らせていた。
セイ達はコンテスト開催の日が二日後に行われる事を知りコンテスト
会場に登録を済ませ、ハナダジムに向った。
そして、ハナダジムに着いた。
「此処がハナダジム・・」
「ポッチャ・・」
「何だか水族館みたいだ・・」
(そうでしゅね・・)

  • スレ5-44
  • 小さき種達
  • 09/12/27 23:44:51
セイ達はハナダジムに入ると
「あれ、誰もいない・・」
(本当でしゅ・・)
「すみません!誰かいませんか?」
「ポッチャ!」
セイ達は誰かいないかジムの中に入っていた。
「見て!あそこに水槽があるわ!」
「ニャル!」
セイ達は水槽に近づくと
「タッツー!」
タッツーが現れた。
「かわいい!」
「このポケモンは・・」
ノンはポケモン図鑑を開いた。
(タッツー、ドラゴンポケモン・・危険を感じると反射的に口から真
っ黒いスミを吐き出して逃げる。背びれを器用に動かして泳ぐ・・)
「このポケモンはタッツーか・・」
するとポッチャマはタッツーが楽しそうに泳ぐ姿を見ていると
「ポチャポチャポッチャ!」
「どうしたんだ、ポッチャマ?」
「ポチャポチャポッチャ!」
ミドリはポッチャマのある事に気付いた
「もしかして、ポッチャマは水の中で泳ぎたいのよ!」
「そうなのか?」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマは水の中で泳ぎったがっていた
すると、階段を下りてくる足音が聞こえてきた。
「あら!あなた達はサトシの・・」
下りてきたのはカスミであった
「あ!カスミさん!」
「ハナダジムに来たてことはジム戦をしにきたのね・・」
「はい!ジム戦をお願いします!」
セイは早速カスミにジム戦を申し込むが
「ごめんなさい、さっきジム戦をやった後でポケモン達を回復させたい
の、ジム戦は明日でも良いかしら?」
「分かりました、ジム戦は明日にお願いします・・」
すると、カスミはポッチャマに気付くと
「あら、このポッチャマ、水の中で泳ぎたいのね・・」
「見ただけで分かるんですか!?」
「私は水ポケモン専門のジムリーダーよ、水ポケモンについては詳しい
わ!」
カスミはセイ達を案内した。
「う~わ、凄く広いプールだわ!」
カスミはセイに
「ポッチャマを泳がしてあげなさい・・」
「はい!」
「ポッチャ!」
ポッチャマは嬉しそうにプールの中に飛び込むと楽しく泳ぎ始めた。
「ポッチャマ、凄く楽しそうだ・・」
「そうね・・」
するとカスミは
「だったら、あなた達もポッチャマと一緒に泳ぐ?」

  • スレ5-51
  • 小さき種達 新たなる試練
  • 09/12/28 22:41:07
カスミの提案でセイ達はプールで泳ぐため水着に着替えた。
「ポッチャマ、行くぞ!」
「ポチャ!」
セイとポッチャマは一緒に泳いぎ始めた。
「お兄ちゃんとポッチャマ、何だか楽しそうね・・」
(そうでしゅね・・)
「ピカ・・」
プールサイドで水に浸かっていたアイとピカチュウ
「ニャルマーも泳ぎましょ!」
ノンはニャルマーと一緒に泳ごうとしたが
「ニャニャニャル!」
ニャルマーは必至に首を横に振った。
「ニャルマーは水の中で泳げないのよ、ノン・・」
ミドリはニャルマーが泳げない事をノンに言うとセイの所へ泳いだ、
ノンもミドリの後を追ってセイの所に泳いだ
「あら、ノンとミドリ、セイの事が好きなのね・・」
カスミの突然の事にアイは
「何で分かったんですか!?」
「ノンとミドリの行動を見れば分かるわよ・・それにノンとミドリ
は分かりやすいわ・・」
すると、プールからギャラドスが出てきた。
「ゴォ!」
アイは突然ギャラドスが出てきたことに怯えてしまった。
「大丈夫よ、アイ、ギャラドスは何もしないわ・・」

  • スレ5-53
  • 小さき種達 感動
  • 09/12/29 22:57:57
カスミはギャラドス撫でるとギャラドスは嬉しそうだった。
「私も昔、ギャラドスが苦手だったのよ・・」
「え!?」
「ギャラドスの恐怖を克服できた時は嬉しかったわ、だから、アイも
恐怖を克服するのよ・・」
「はい!」
するとプールからジュゴンが出てきた。
「ジュゴーン!」
ジュゴンはアイに近づいてきた。
アイはジュゴンにも怯えてしまうが
「大丈夫、このジュゴンはおっとりだから何もしないわ・・」
アイは恐る恐るジュゴンに触った。
「ジュゴーン!」
ジュゴンは嬉しそうに喜んだ。
「どう、これで少しは恐怖は無くなったかしら?」
アイは首を縦に振った。
「ピカチュウ!」
「ジュゴーン!」
ジュゴンは水に入るとアイに乗って欲しいのかアイの前に浮いていた。
「ジュゴンは人を乗せて泳ぐが好きで子供が来た時は必ずこうしている
のよ・・」
アイはジュゴンに乗った。
「ピカチュウ!」
(ミー達も乗せて欲しいでしゅ!)
アイはピカチュウ達に手を伸ばした
「はい、乗って!」
ピカチュウとシェイミはアイに抱えられながらジュゴンに乗った。
「アイ、水の中に潜るかもしれないからそこの所注意してね・・」
「はい!」
ジュゴンは泳ぎ始めた。
「うわ!早い!」
「ピカチュ!」
するとジュゴンは水の中に潜り始めた。
アイ達も水の中に入るとそこには水ポケモン達の姿があった。
(綺麗・・)
アイは水の中の水ポケモン達に感動を覚えた。
するとシェイミが
(く、苦しいでしゅ!!)
アイはジュゴンに上がってと叩くとジュゴンは水から上がった。
「シェイミ、大丈夫!?」
(水の中は苦しかったでしゅ・・)

  • スレ5-54
  • 小さき種達 お説教
  • 09/12/30 22:35:16
夕日が落ちてきた頃、セイ達はプールから上がりカスミと一緒に夕食
を作っていた。
「皆、料理上手いわね・・」
「ええ、小さい頃から色々な料理を教えてもらったんです!」
カスミはセイ達の料理の腕前に驚いていた。
カスミがセイ達が作った料理を味見すると
(私よりおいしいじゃない・・)

料理が完成するとテーブルに並べて食べ始めた
「え!?ヒカリとノゾミが妊娠しているの!?」
カスミはヒカリとノゾミが妊娠している事を知らなかった
「ええ、私達の新しい家族が増えるんです!」
アイが嬉しい顔であった。
「あの馬鹿、何で知らせないのよ!」
カスミは席を立つと電話に向った。

その頃、サトシ達は食事の真っ最中であった。
その時、電話が鳴り響いた。
「あら、電話だわ・・」
ヒカリが出ようとしたら
「あ、俺が出るから・・」
サトシが電話に出た。
(サトシ!!)
「うわ!!カスミ!?」
突然、カスミの怒鳴り声にサトシは驚いた。
「どうしたんだよ、いきなり・・」
(どうしたじゃないわよ!!あんたまたヒカリとノゾミの妊娠の事を
言わなかったのよ!!)
「あ!ごめん・・知らせるのを忘れていた・・」
(あんたはいつも、大事な事を忘れるのよ!)
カスミのお説教は暫らく続いた。

  • スレ5-55
  • 小さき種達 出会い
  • 09/12/31 22:02:41
カスミは電話を終わらせるとテーブルに戻ってきた。
「すみません、カスミさん、パパが迷惑をかけて・・」
アイがサトシがカスミに知らせなかった事を謝った。
「アイが謝る必要ないわ、サトシが知らせなかったのが悪いのよ・・」
セイ達はカスミと話をしていると
「ピ!」
ピカチュウは何かを感じた。
「どうしたのピカチュウ・・」
「ピカピカチュウ!」
ピカチュウは突然外に出ていた。
「ピカチュウ、何処へ行くの!?」
「追いかけるわよ!」
セイ達はピカチュウの後を追いかけた

ピカチュウを追いかけるとジムの裏にピカチュウは居た。
「どうしたのよ・・ピカチュウ・・いきなり・・」
するとピカチュウは指を指した
「ピカピカチュウ・・」
指を指し方を見るとそこには傷ついたロコンが倒れていた。
「ロコンだわ!」
「酷い怪我だわ、ポケモンセンターに!」
アイがロコンを抱えようとしたその時、ロコンは怯えた顔でアイから
離れた。
「コン!?」
アイはロコンが怯えた顔に驚いた。
「ロコン?」
アイがまた抱えようとしたらロコンは怯えて逃げようとしたが怪我の
痛みに倒れた
「このロコン、もしかして人が怖いじゃない!」
ノンの言葉にセイは
「今はとにかくロコンをポケモンセンターに連れて行こう!」
セイはモンスタボールを取り出した
「ハヤシガメ、出てきてくれ!」
モンスタボールからハヤシガメが出てきた
「ハガ!」
「ハヤシガメ、ロコンを背中に乗せるんだ!」
「ハガ!」
ハヤシガメはロコンに近づきロコンを背中にロコンを乗せポケモンセ
ンターに向った。

  • スレ5-56
  • 小さき種達 出会い
  • 09/12/31 22:23:02
「ジョーイさん、ロコンは・・」
「大分酷い怪我だったけど命に別状は無いわ・・」
「良かった・・」
すると、ノンがロコンが怯える事について聞いてきた
「ジョーイさん、ロコンが怯えていたのは・・」
「ロコンは人に恐怖心があるのは確かだわ・・」
「何で、ロコンは人を怖がるんですか?」
セイの問いにジョーイは
「おそらくロコンは人に酷い事をされたんだと思うわ・・」
「酷い、何でそんな事を・・」
その時、アイはある決意があった。
「ジョーイさん、あのロコン、私が育てます!」
アイの突然の事にジョーイは
「分かりました、ロコンをアイさんと一緒なら恐怖心も克服できるで
しょ・・」
「ありがとうございます、ジョーイさん!」

アイ達はロコンの居る部屋へ案内された
「ロコン・・」
「ピカチュ・・」
そこには包帯を巻かれたロコンの姿があった。
「コン・・」
ロコンはアイ達に気付き怯えた
「ロコン・・私達はあなたを傷つけたりしないわ・・」
「ピカチュウ・・」
ロコンはまだ怯えているがアイを見つめた。
「ロコン・・私はあなたと一緒で大きいポケモンが怖いの・・小さい
頃、バンギラスに襲われてそれ以来大きいポケモンを見るたびに怖が
ってしまうの・・だけど、このままじゃいけないと思っているの・・」
ロコンは段々アイに近づいてきた。
「ロコン、私と一緒に旅をしない・・」
ロコンは首を縦に振った
「じゃあ、行くわね、ロコン?」
「コーン!」
アイはモンスタボールをロコンに当てるとロコンはボールの中に入って
いた
「これから一緒に恐怖に打ち勝とうロコン・・」

  • スレ5-63
  • 小さき種達 ハナダジム
  • 10/01/03 22:42:21
アイがロコンをゲットした後、セイ達はジムに戻った
「あなた達の部屋は此処を使ってね・・」
カスミが案内されたのは昔、姉妹で使っていた部屋であった。

セイ達は旅の疲れで眠っている中、アイは布団の中でピカチュウとシ
ェイミと一緒に寝ていたロコンを見つめていた。
「ロコン・・どんな事があっても私はあなたを守るわ・・」
アイはロコンを優しく撫で眠った

次の日
「只今よりジム戦を開始します!」
アイ達は観客席に座っていた。
「セイ!頑張りなさいよ!!」
「ニャル!」
「ファイト!!」
ノンとミドリがセイを応援する中アイは抱いていたロコンに話していた
「ロコン、今からお兄ちゃんのバトルが始まるわ、一緒に応援しましょ!」
「コーン・・」
ロコンはセイ達にはまだ怖がっていた
「大丈夫・・お兄ちゃん達はあなたを酷い事をしないわ・・」
ロコンはアイの腕に隠れながらもセイのバトルを見ていた。
「使用ポケモンは2体どちらかのポケモンが2体戦闘不能になった時
点で試合終了です、またポケモンの交代はチャレンジャーのみ認め
られます!」
「セイ、ハナダジムはニビジムより厳しいわよ!」
「望むところです!」
「ポッチャ!」
「私のポケモンはサニーゴ頼むわよ!」
カスミはモンスタボールからサニーゴを出した。
「サニーゴで水のフィールド、やっぱり此処は・・」
セイはポッチャマを見つめた
「ポッチャ!」
「ポッチャマ、頼んだぞ・・」
「ポッチャ!」
ポッチャマは水に入った。
「試合始め!」

  • スレ5-64
  • 小さき種達 ハナダジム
  • 10/01/04 21:30:26
審判の合図がなるとセイが直ぐにポッチャマに指示をした。
「ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマー!」
ポッチャマはサニーゴに向ってバブル光線を放った
だが、カスミは
「甘いわね、セイ・・」
「え?」
「サニーゴ!ミラーコートで跳ね返しなさい!」
「サニーッ!」
サニーゴはミラーコートでバブル光線を跳ね返しポッチャマに直撃
した
「ポチャアー!!」
ポッチャマは吹き飛ばされ水の中に落ちていた。
「ポッチャマ!!」
暫らくしてポッチャマが浮かんできた。
「ポ、ポッチャ・・」
「ポッチャマ、戦闘不能サニーゴの勝ち!」
アイ達はポッチャマが速攻に倒された事に驚いていた
「そんな、ポッチャマが倒されるなんて!」
「ピカ!」
(凄い強いでしゅ!)

セイは浮いているポッチャマを抱えた
「お疲れ様、ポッチャマ・・」
「ポチャ・・」
「後は任せてゆっくり休んでいてくれ・・」
セイはポッチャマを休ませるとモンスターボールを取り出した。
「頼むぞ、ハヤシガメ!!」
「ハガッ!」
「草タイプで一気に決めるつもりね・・」
「そのとうり、行け!ハヤシガメ、葉っぱカッター!」
「ハガッ!」
「サニーゴ、とげキャノン!」
「サニーッ!」
とげキャノンと葉っぱカッターがぶつかり爆発が起きた。
「く!爆風で見えないわ!」
カスミは爆風でハヤシガメを見失った。
「ハヤシガメ、葉っぱカッター!!」
「ハガッ!!」
ハヤシガメの葉っぱカッターはサニーゴに直撃した。
「サニーゴ!!」
サニーゴは倒れて水に浮いていた。
「サニーゴ戦闘不能、ハヤシガメの勝ち!」
「やったぞ、ハヤシガメ!」
「ハガッ!」
セイとハヤシガメはサニーゴに勝って喜んだ。
カスミはサニーゴをモンスターボールに戻した。
「お疲れ様、サニーゴ、後は休んでいてね・・」

  • スレ5-66
  • 小さき種達 ハナダジム
  • 10/01/05 22:30:33
「やるわね、セイ、まるで昔のサトシを思い出すわ・・」
「ありがとうございます!」
「最後はあなたよ、ギャラドス!」
モンスタボールからギャラドスが出てきた。
「ゴォ!」
アイはギャラドスが出てきて少し怯えていた
「コーン?」
腕に抱かれていたロコンがアイの顔を心配そうに見た
「大丈夫よ、ロコン・・」

「ハヤシガメ、後少しで勝てるぞ!」
「ハガッ!」
「あら、簡単に勝てるとは大間違いよ!」
「試合はじめ!」
「ハヤシガメ、葉っぱカッター!!」
「ハガッ!」
ハヤシガメの葉っぱカッターはギャラドスに向っていくが
「火炎放射!!」
ギャラドスは火炎放射で葉っぱカッターを燃やした。
「あのギャラドス、火炎放射を覚えているなんて!!」
「セイ、ジムリーダーは苦手なタイプの対策はしているのよ・・ギャラ
ドス、滝登り!」
ギャラドスは水に入りハヤシガメの下から滝登りで攻撃してきた。
「ハガッ!!」
ハヤシガメはギャラドスに吹き飛ばされながらも何とか耐えた。
「ハヤシガメ、大丈夫か!?」
「ハガッ!」
「よし、エナジボール!!」
ハヤシガメはエナジボールを放ったが
「打ち返して!!」
ギャラドスはエナジボールを打ち返した。
「ハヤシガメ、エナジボールで止めろう!」
ハヤシガメはエナジボールの発射体勢に入るが間に合わず当たり爆発が
起きた。
「ハヤシガメ!!」
ハヤシガメは倒れていた。
「ハヤシガメ、戦闘不能、ギャラドスの勝ち、よって勝者ジムリーダ
ーカスミ!!」

  • スレ5-69
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/01/06 22:36:52
「お疲れ様、ハヤシガメ・・」
セイはハヤシガメをモンスタボールに戻した。
セイは悔しさでいっぱいであった。
「お兄ちゃん・・」

その夜
「ポッチャマ!バブル光線!!」
「ポッチャマー!!」
バブル光線は木に当たり木は倒れた。
「よし、今度はあの岩に向ってバブル光線だ!」
「ポッチャ!」
セイとポッチャマは夜遅くまで特訓をしていた。
「やっぱり、お兄ちゃんだったのね・・」
「アイ!?」
アイはセイが心配で様子を見に来ていた
「アイ、明日、コンテストだろ早く寝ないと・・」
「うん、だけど、お兄ちゃんが心配で・・」
セイはアイが心配してくれた事が嬉しかった。
「ありがとう・・アイ・・だけど・・俺やポッチャマは大丈夫だ・・」
「ポッチャ!!」
「だから、俺の事よりアイ・・自分の事を考えるんだ・・」
「お兄ちゃん・・」

次の日
セイ達はコンテスト会場の控え室で話をしていた。
アイの腕に抱かれていたロコンが周りの人に怯えていた。
「大丈夫・・ロコン、何も怖がる物は無いわ・・」
アイはロコンを撫でていた。
「ロコン、これから少し離れてる間、お兄ちゃん達と一緒に居てね・・」
アイはノンにロコンを預けるとステージに向った

  • スレ5-70
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/01/07 22:15:18
「エントリーナンバー11番!!どうぞ!」
カーテンが開きアイが出てきた。
「行くわよ、ピカチュウ!レディGO!!」
モンスタボールから煙と共にピカチュウが出てきた。
「ピカ!」
「ピカチュウ、電光石火!!」
「ピカ!」
ピカチュウは電光石火で円を描いた。
「そのまま、10万ボルト!!」
「ピーカチュウ!!」
ピカチュウの10万ボルトは円になった
「アイアンテールで空に向って打って!!」
ピカチュウは円の電気をアイアンテールで空に上げた
「今よ、10万ボルト!!」
「ピーカチュウ!!」
ピカチュウの10万ボルトは円の電気の輪の中を通り10万ボルトは拡散
して火花が散らばった。
「おお!!これは電気の火花でピカチュウの身体を光らせています!!」

「綺麗・・」
セイ達はアイとピカチュウの演技に見惚れていた。

  • スレ5-71
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/01/08 23:05:11
アイが控え室に戻ってきた。
(アイ!)
「コーン!!」
シェイミとロコンがアイに飛びついてきた
「凄かったわよ、アイ!」
「うん、10万ボルトで火花を散らしてピカチュウの身体を輝かせたな
んて!!」
「ありがとう、ノン、ミドリ!」
「ピカチュウ!」
ピカチュウは照れていた。

(皆様、大変長らくお待たせしました!厳選なる審査の結果、見事!
二次審査進出を決めたのは!此方の八名でございます!!)
ステージの画面に二次審査進出の八名の顔が映し出された、そこには
アイ、ノン、ミドリが映し出された。
「「「やった!!」」」
(おめでとうでしゅ、アイ、ノン、ミドリ!)
「ありがとう、シェイミ!」
アイがシェイミにお礼を言った
「私とアイが1回戦に進めれば、セミファイナルでぶつかるわね・・」
「そうね、だけど、絶対勝つわ、ミドリ!」
「その時は負けないよ、アイ!」

  • スレ5-73
  • 小さき種達 アイVSミドリ
  • 10/01/09 22:55:34
それから、アイ達は1回戦を突破した。
観客席でアイとミドリのバトルを見るためにセイとノンが座っていた
「次はいよいよ、アイとミドリがバトルか・・」
「ポチャポチャ・・」
セイの隣で座っていたノンは
「ねえ、セイはアイとミドリのどっちが勝つと思う?」
「それはやってみないと分からないよ・・」
そして、セミファイナルでアイとミドリとのバトルが始まろうとしていた
「二次審査コンテストバトルセミファイナルかたやアイさん!こだ
やミドリさん !」
「アイ、手加減無しで行くわよ!」
「それはこっちのセリフだわ、ミドリ!」
「おーアイとミドリやる気満々だな!」
(アイ、頑張るでしゅ!)
「コーン!」

「制限時間は5分!参ります!」
「ピカチュウ!レディGO!!」
「ピカ!」
「チコリータ、お願い!」
「チコ!」
アイはピカチュウ、ミドリはチコリータをモンスターボールから出した
「チコリータ、葉っぱカッター!」
「チーコ!」
「ピカチュウ、アイアンテールで迎え撃って!」
「ピーカ!」
目にも留まらない速さで葉っぱカッターを粉砕した。
ミドリのポイントが減った
「やるわね、アイ・・」
「まだまだ、これからよ、ミドリ、ピカチュウ、電光石火!!」
「ピーカ!」
目にも留まらない速さでチコリータに接近した。
「鶴の鞭で受け止めて!!」
「チーコ!!」
チコリータはピカチュウの動きを止めた。
「甘いわね、ミドリ!」
「え!?」
「ピカチュウ、そのまま10万ボルト!!」
「ピーカチュウ!!」
ピカチュウは鶴の鞭で受け止められた状態で10万ボルトを放った
「チ、コ!!」
「チコリータ!?」
チコリータは近距離からの10万ボルトを受けた。
鶴の鞭が緩んだ
「今よ!アイアンテール!!」
ピカチュウはチコリータが怯んだ隙を逃さずアイアンテールで吹き飛ば
した
「チコリータ!?」
「チ・・コ・・」
チコリータが立ち上がった瞬間、チコリータの体が光りだした。
「あれって!?」
「進化が始まったんだ!!」

  • スレ5-74
  • 小さき種達 アイVSミドリ
  • 10/01/10 18:22:16
チコリータの身体が光だし進化をした。
「ベイ!!」
「チコリータがベイリーフに進化した!!」
突然の進化に会場は歓声が飛んだ。
「これは凄い!!コンテストバトル中での進化で会場は盛り上がってい
ます!!」
「よし!ベイリーフ、一気に決めるわよ!!」
「ベイ!!」
「ベイリーフ、鶴の鞭!!」
「ベイ!!」
ベイリーフの鶴の鞭はピカチュウに絡みついた。
「ピ、ピカ・・」
「ピカチュウ!?」
「のしかかり!!」
ベイリーフはピカチュウを投げ飛ばしてのしかかろうとした
「ピカチュウ、電光石火で突っ込んで!!」
「ピカ!」
ピカチュウは着地した瞬間に電光石火でベイリーフに近づいた。
「今よ!!」
ピカチュウはベイリーフのパワーを利用して身体を回転させながら
かわした。
「おっと!!ベイリーフの落下のパワーを利用してかわした!!」
「アイアンテール!!」
「ピーカ!!」
ピカチュウはかわした直後にベイリーフに向ってアイアンテールを
撃った
「ベイ!!」
ベイリーフは地面に叩きつかれ落ちた
「ベイリーフ!?」
ベイリーフは目を回しながら倒れていた。
「べ・・イ・・」
「ベイリーフ、バトルオフ!!勝利を手にしたのは・・アイさんでござ
います!!」

  • スレ5-76
  • 小さき種達 ロコン
  • 10/01/11 21:50:21
「ミドリに勝てた・・」
「ピカチュウ!」
「ありがとう、ピカチュウ・・」
アイは嬉しさの余りピカチュウを抱いた

アイは控え室に戻ると
「「おめでとう、アイ!」」
「ポチャポチャ!」
そこにはセイとノンがアイが戻ってくるのを待っていた。
「お兄ちゃん、ノン!」
「コーン!」
(アイ!)
ロコンとシェイミがアイに近づいた。
「ロコン、シェイミ、ありがとうあなたたちの応援で勝てたわ・・」
ロコンとシェイミがアイに飛びつきロコンが
「コンコーン!」
ロコンがアイに何かを言っているようであった。
「ロコン、どうしたの?」
すると、シェイミが
(ロコンはコンテストに出たいらしいでしゅ!)
「そうなの、ロコン?」
「コーン!」
ロコンは「そうだと」言っているようであった。
「ごめんね、ロコン・・今回はピカチュウで兆戦いきたいの・・」
「コン・・」
ロコンはがっかりするが
「大丈夫よ、ロコン、次のコンテストの時に一緒に出ましょ!」
「コン!」

  • スレ5-86
  • 小さき種達 アイVSノン
  • 10/01/12 21:51:27
アイがセイ達と話をしていると着替えを済ませたミドリが戻ってきた
「ミドリ!」
アイがミドリに気付き話しかけた。
「あの・・ミドリ・・」
するとミドリは
「何、暗い顔をしているのよ、アイ!」
「え!?」
「あなたは私に勝ったんだからそんな暗い顔しないの!」
「ベイ!」
「うん、ありがとう、ミドリ・・」
アイがミドリにお礼を言うと
(タイムーアップ!!コンテストバトルセミファイナルを制したのは
・・ノンさんでございます!!)
「ノンもファイナルに上がってきたな・・」
「うん・・」
「アイ、ノンが相手でも勝つのよ!」
「ベイ!」
「勿論!私だって負けないよ!」
「ピカチュウ!」

「二次審査コンテストバトルファイナルかたやアイさん!こだやノン
さん !」
「アイ、あなたとコンテストで戦うの初めてね・・」
「ええ!」
「練習では負けたことが多いけど本番では負けないわよ!」
「それはこっちのセリフよ、ノン!」
「制限時間は5分!参ります!」

  • スレ5-90
  • 小さき種達 アイVSノン
  • 10/01/13 22:23:38
「ピカチュウ、レディGO!!」
「ピカ!」
「ヒノアラシ!GO!」
「ヒノ!」
アイはピカチュウ、ノンはヒノアラシをモンスターボールから出した
「ピカチュウ!電光石火!」
「ピカ!」
「ヒノアラシ、こっちも電光石火!」
「ヒノ!」
ピカチュウとヒノアラシの電光石火ぶつかりあった。
「ピカチュウ、10万ボルト!!」
「ピーカチュウ!!」
「ヒノアラシ、火炎放射!!」
「ヒーノ!!」
10万ボルトと火炎放射はぶつかり爆発が起きた
「やるわね!ノン!」
「そっちこそ、アイ!」
「ピカチュウ、電光石火から10万ボルト!」
「ピカ!」
ピカチュウは電光石火のスピードのまま10万ボルトを放った。
「おお!電光石火と10万ボルトのコラボ、黄色い閃光のようだ!!」
「ヒノアラシ、その場で火炎車!」
「ヒノ!」
ヒノアラシはその場に止まりながら火炎車をした。
「何をやるか知らないけど、一気に決めさせてもらうわ!ピカチュウ
電光石火!!」
「ピカ!!」
ピカチュウは電気をまといながらヒノアラシに突っ込んできた。
「今よ、火炎放射!!」
「ヒノ!!」
ヒノアラシは回転したまま火炎放射を放つと炎のカウンターシールド
を作った。
「え!?」
ピカチュウは炎のカウンタシールドに飲み込まれてしまった。
「ピカチュウ!?」

  • スレ5-92
  • 小さき種達 アイVSノン
  • 10/01/14 22:32:02
「止めよ!ヒノアラシ、火炎車!!」
「ヒノ!!」
ヒノアラシはさらに火炎車の炎が大きくなりカウンターシールドの
ままピカチュウに向っていた。
「ピカチュウ、10万ボルトで逃げて!!」
「ピ、ピカ・・チュウ!!」
ピカチュウは10万ボルトでカウンターシールドから抜けた
「甘いわ、アイ!ヒノアラシ、ピカチュウにスピードスター!!」
「ヒーノ!!」
ヒノアラシのスピードスターはピカチュウの周りに集まった。
「これは!?」
「ピカ!?」
「今よ!!スピードスターに火炎放射!!」
「ヒノ!!」
スピードスターは火炎放射の炎に包まれピカチュウに攻撃した
「ピ、ピカ!」
「ピカチュウ!?」
爆発でピカチュウは飛ばされたが何とか立ち上がったが
「タイムーアップ!!コンテストバトルセミファイナルを制したのは・・」
ステージの画面が変わった。
「ノンさんでございます!!」
「やったわ、ヒノアラシ!!」
「ヒノヒノ!!」
ヒノアラシはノンに飛び込んだ。
「お疲れ様、ピカチュウ・・」
「ピカチュウ・・」
ピカチュウは負けて落ち込んでいた。
「大丈夫大丈夫、次は絶対優勝しましょ、ピカチュウ・・」
「ピカ!」

  • スレ5-93
  • 小さき種達 祝い
  • 10/01/15 22:32:41
「今、ノンさんに審査委員長からリボン贈呈でございます!」
ノンはコンテスタからリボンを受け取った。
「ヒノアラシ、あなたのお陰でリボンを手に入れたわ!」
「ヒノヒノ!」
ノンはリボンの手に入れた喜びをヒノアラシと一緒に喜んだ

ノンが着替え終わりハナダジムに戻った。
「「おめでとう、ノン!」」
「セイ達から聞いたわよ、ヒノアラシが大活躍でリボンをゲットしたのね!」
セイ達はノンの優勝を祝う為に料理を作っていた。
「さあ、早くノン!冷めないうちに食べましょう!」
「うん!」
セイ達は料理を食べながら色んなことを話をした
「カスミさん、明日、ジム戦の再戦をお願いします!」
「ポッチャ!」
「分かったわ、明日の朝にやるわよ!」
「はい!」

その夜、セイは特訓に励んでいた
「ポッチャマはバブル光線!ハヤシガメはエナジボール!」
「ポッチャマ!!」
「ハガッ!!」
バブル光線とエナジボールは岩を粉砕した。
「よし、良いぞ、二人とも!」
セイはポッチャマとハヤシガメの特訓は暫らく続いた

次の日
セイのジム戦の再戦が始まろうとした。

  • スレ5-96
  • 小さき種達 再戦
  • 10/01/16 20:27:58
「只今よりジム戦を開始します!」
「お兄ちゃん、絶対勝って!」
(今度こそ勝つでしゅ!)
「ピカピカ!」
アイ達の応援にセイは
「ありがとう、今度こそ勝つからな!」
「ポッチャマ!」
するとカスミは
「セイ、そのガッツは良いわね、だけど、ガッツだけじゃ勝てないわ
よ・・」
「もちろんです!」
「ポチャ!」
「使用ポケモンは2体どちらかのポケモンが2体戦闘不能になった時
点で試合終了です、またポケモンの交代はチャレンジャーのみ認め
られます!」
カスミはモンスターボールを取り出した
「ギャラドス、頼むわよ!」
「ゴォ!」
カスミはギャラドスを出してきた。
「いきなり、ギャラドス!」
「ポチャ!」
「私が先にサニーゴを出すと思ったのかしら?」
セイはポッチャマに視線を移した
「頼むぞ、ポッチャマ!」
「ポッチャ!」
ポッチャマは水に入った。
「試合始め!」
「ポッチャマ、水の中へ!」
「ポッチャ!」
ポッチャマは水の中に潜った
「ギャラドス、こっちも水の中に!」
「ゴォ!」
ギャラドスも水に潜った
「ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマ!!」
「ギャラドス、ハイドロポンプ!!」
ポッチャマのバブル光線はハイドロポンプに黙殺された
「ギャラドス、滝登り!」
ギャラドスの滝登りはポッチャマに当たり水の中から出された。
「ポッチャマ、大丈夫か!?」
「ポ、ポッチャ・・」
ポッチャマは何とか立ち上がった。
「どうやってギャラドスを倒せれるんだ・・」

  • スレ5-100
  • 小さき種達 再戦
  • 10/01/17 22:36:43
「ギャラドス、火炎放射!!」
「ゴォ!」
ギャラドスは動けないポッチャマに火炎放射を放った。
「ポッチャマ、渦潮で防ぐんだ!!」
「ポーチャ!!」
渦潮で火炎放射を防いだ
「ポッチャマ、水の中に!」
「ポチャ!」
ポッチャマは水の中に入った
「また水の中に逃げるつもり?ギャラドスポッチャマを追いかけなさ
い!」
「ゴォ!」
ギャラドスはポッチャマを追って水に入った。
ポッチャマは水の中にある岩の下に隠れていた。
ギャラドスがポッチャマが隠れている岩を通り過ぎようとした瞬間
「今だ!!ポッチャマその岩ごと渦潮だ!!」
「ポーチャ!!」
ポッチャマの渦潮は岩を粉々にしてギャラドスにぶつけた。
「ギャラドス!?」
「連続で渦潮だ!!」
「ポーチャ!!」
ポッチャマは連続の渦潮にギャラドスは水の中から出され倒れた。
「ギャラドス、戦闘不能、ポッチャマの勝ち!」
「やったぜ、ポッチャマ!!」
「ポッチャ!」
カスミはギャラドスを戻した。
「お疲れ様、ギャラドスゆっくり休んでね・・」
「ポッチャマ、後少しだ、気合入れていくぜ!」
「ポッチャ!」
「頼むわよサニ・・」
その時、カスミの腰に付けていたモンスタボールからコダックが勝手
に出てきた。
「コッパァー!」
「「「「コダック!?」」」」
コダックは水に落ちた。
「コッパパパパァー!!」
コダックが溺れてしまった。
「ポッチャマ、コダックを助けるんだ!」
「ポチャ!」
ポッチャマはコダックを水から上げた。
「もう、あんたは泳げないんだから、勝手に出てきちゃ駄目だって
あれほど言ったでしょ!!!」
カスミの怒鳴り声が響いた
「コダック、戦意喪失、ポッチャマの勝ち、よって勝者マサラタウン
のセイ!」
「え?勝っちゃった?」
「ポチャ?」

  • スレ5-105
  • 小さき種達 バッジ
  • 10/01/18 22:04:22
カスミがコダックに近づくと
「あんた、泳げないのに勝手に出てくるからそんな風になるのよ・・」
「コッパァー」
セイがカスミに近づいた
「おめでとう、セイ、これがハナダジムを勝った証、ブルーバッジよ!」
カスミはブルーバッジをセイに渡した、だが、セイは
「本当に良いんですか?」
「もちろんよ、ポッチャマでギャラドスを倒したんだからバッジを
あげられるわ!」
「ありがとうございます!」
「ポチャ!」

アイ達がセイとカスミの所に来るとアイが
「カスミさん、何でこのコダックは泳げないんですか?」
アイの質問にカスミは
「それが私にも分からないのよ・・」
「「「「え!?」」」」
「こいつと出会った時は既に泳げなかったのよ、今まで何度か泳げるよ
うに特訓したんだけど・・」
「泳げるようにはならなかった・・ですね?」
「ええ、こいつが泳げるように色々な手を使ったけどどれも失敗だったわ・・」
「コッパァー」

  • スレ5-107
  • 小さき種達 再会
  • 10/01/19 22:52:28
セイがブルーバッジをゲットしてから3ヵ月が過ぎようとしていた
セイはヤマブキ、クチバのジムバッジをゲットしてタマムシに向っ
ていた。
「寒いわ・・」
(本当に寒いでしゅ・・)
「ピカチュウ・・」
11月の半ば冬の寒さに耐えながらセイ達はタマムシを目指していた。
「セイ、後どれぐらいでタマムシシティに着くの?」
「ニャル・・」
セイはポケギアを取り出し現在位置を確かめた。
「このままのペースで行くと夜中に着くな・・」
「ポッチャ・・」
「ええ!!それじゃ、コンテストのエントリーに間に合わないじゃな
い!!」
ミドリの言葉にセイは
「だけど、今の位置から走ってもとても間に合わないぞ・・」
「「「そんな・・」」」
アイ達が落ち込んでいる、その時
セイ達の後ろから車が来てセイ達の前に止まった。
ドアが開くとそこから
「「「「お兄ちゃん、お姉ちゃん!!」」」」
女の子達がセイ達に抱きついてきた。
「ソラ!?」
「マイ!?」
「ユリ!?」
「ミライ!?」
突然、ソラ達の再会にセイ達は驚いた。
「久しぶりだな、セイ、アイ、ノン、ミドリ・・」
「「「「パパ!?」」」」
車にはヒカリ、ノゾミ、ハルカも乗っていた。
「パパ、何で此処にいるの?」
「ヒカリとノゾミをタマムシ大学に連れて行く途中なんだ・・」
するとサトシは
「お前達もタマムシシティに向っているんだろう?」
「うん、だけど、今日中に着くのは難しいよ・・」
「だったら、車に乗っていくか?」
「うん、ありがとう、パパ・・」
セイ達は車に乗ると車はタマムシに向った

  • スレ5-108
  • 小さき種達 再会
  • 10/01/20 23:23:42
車の中でセイはサトシに話しかけた。
「パパ、この車どうしたの?」
すると、サトシは
「この車シロナさんから貰ったんだ・・」
「シロナさんから!?」
「ああ、ヒカリとノゾミが妊娠して色々大変だろうってこの車を貰った
んだ・・」
「そうだったんだ、それでシロナさんは今何処に?」
「それがシント遺跡の調査を終えたんだけどその後にジョウトの文化
を調べるためにエンジュシティに向ったんだ・・」
「そうなんだ・・」
セイがサトシと話している間アイ達は
「ママ、お腹の赤ちゃんは?」
「ピカ?」
「お腹の中で動きが分かるようになってきたわ・・」
「本当!」
するとアイのシェイミがヒカリのお腹に顔を当てた。
(本当でしゅ!動いているのが分かるでしゅ!)
今度はアイがヒカリのお腹に耳を当てた。
「本当だ・・」
「ピカ・・」
しばらく走っていると
「見えたぞ、タマムシシティだ!」

  • スレ5-112
  • 小さき種達 影
  • 10/01/21 23:47:36
サトシ達はポケモンセンターの前に車を止めた。
「ありがとう、パパ!」
「お陰でエントリーに間に合うわ!」
「ピカチュウ!」
「礼は良いから早くエントリーして来い!」
「「「は~い!!」」」
アイ達はポケモンセンターに入っていた。
「じゃあ、セイ、俺達はタマムシ大学に行っているから終わった来
てくれ・・」
「分かったよ、パパ・・」
「ポチャ!」
「お兄ちゃん、また後でね!」
「ああ・・」
マイは窓から顔を出しながらセイに手を振った

それからセイ達はコンテストのエントリーを済ませタマムシ大学に向
かった
セイ達がタマムシ大学に着くとそこには
「おお!セイ達じゃないか!」
「「「「オーキド博士!」」」」
オーキド博士はセイ達が来るのを待っていた。
「久しぶりじゃの・・随分と大きくなって・・」
オーキド博士はセイ達の成長に喜んだ
オーキド博士はサトシ達の所に案内している間に昔の事を話し始めた
「昔、わしがまだマサラタウンに居なかった頃、タマムシ大学の教授
をしていた頃、わしに弟子が居たんじゃ・・」
「どんな人なんですか?」
「名前はジャック、当時、成績トップでタマムシ大学の博士号を取った
程の頭脳の持ち主じゃ・・」
「そんな人が居たんですか・・」
「ピカ・・」
セイ達はオーキド博士に凄い弟子がいた事に驚いた。
「じゃが、ジャックの才能を認めない者達により人間に絶望して彼は大学
を去る事になったんじゃ・・」
「それでジャックさんは今は?」
「居場所はまったく分からないのじゃ・・生きているのかさえ分からない・・」

  • スレ5-113
  • 小さき種達 影
  • 10/01/21 23:48:34
その頃
ロケット団本部ではボスの部屋に幹部達が集まっていた。
「よお、アイン、お月山の隕石を解析中に邪魔をされたって?」
「何のようですか、エイス?」
「お前も地に落ちたもんだな今までどんな事があっても任務をこなして
いたお前がサトシの息子達に邪魔をされるとはな!」
「やめんか、エイス!」
声をする方には皆が振り向くと
「ボス!」
ボスは幹部達の前に現れると
「今はそんな事をしている場合じゃないぞ、エイス・・」
「分かっています・・」
ボスは今度はアインに話しかけた
「アイン、ホウオウの行方はどうじゃ?」
「は!いくつかの目撃証言はありましたが詳しい行方は分かりません!」
「そうか、何としてでもホウオウを探すのじゃ・・」
「は!」
「それでブレラ、ポケモンの捕獲の方はどうなっている?」
「既に1000匹以上のポケモンを捕獲済みです・・」
「そうか、分かった、それでエイス研究の方はどうなっている?」
「今の所はこれって言う進歩はありません、あれは元々別の世界の
不完全な技術を完全にするまでには時間が掛かります・・」
「とにかく、研究を急がせるのだ!」
「は!」
幹部達は部屋から出るとボスは
「後は不要材料を始末すればこの世界はこの私ジャックの物だ!!」

  • スレ5-117
  • 小さき種達 笑み
  • 10/01/22 23:08:08
セイ達はオーキド博士に案内され待合室に着いた
「サトシ、セイ達を連れてきたぞ!」
「ありがとうございます、オーキド博士・・」
そこにはソラやハルカも居た。
「パパ、ママは?」
「今、診察中だ・・」
「ピカチュウ!」
ヒカリとノゾミは診察室でお腹の赤ちゃんの様子を見てもらっていた

それから1時間後
診察室からヒカリとノゾミが出てきた
「「「「ママ!」」」」
アイ達はヒカリに近づいた
「ヒカリ、ノゾミ、どうだったの?」
ハルカが診察の結果を聞いてきた
「私のほうは予定どうりに出産できるは・・」
「それは良かったわ!」
ノゾミは何も以上も無かった。
「私は2ヶ月早く出産する事が決まったわ・・」
「それじゃ、ノゾミと同じになるかもね!」
「そうなるかも!」
すると、ミライが
「あ!ママがかもって言った!」
「ベイ!」
「ハハハ・・ハルカの影響かも!」
「またかもって言った!」
「本当だ!」
皆は笑い出してしまった。

  • スレ5-119
  • 小さき種達 出会い
  • 10/01/23 23:23:18
診察が終わった後、サトシ達はオーキド博士の研究室に案内された
「うわ!凄く散らかっている!」
研究室の床には書類が散らばっていた。
「すまないの・・研究に夢中になりすぎて周りが見えなくなるのでの・・」
「オーキド博士はケンジが居ないと駄目ですね・・」
「全くそのとうりじゃ・・」
オーキド博士は床に散らかっている書類を片付け始めた
「仕方ないですね、俺達も手伝いますよ・・」
「すまないの・・サトシ・・」
サトシ達も床の書類を拾い始めた。
「こんな所にも・・」
アイが書類を拾おうとした、その時
「ブイ!」
「!?」
アイは声をする方を向くとそこには3匹のイーブイが居た。
「皆、イーブイが居るわ!」
アイの声で皆はアイの所に近づいた
「本当・・イーブイだわ」
「「「「可愛い!」」」」
「だけど、何でこんな所に居るの?」
すると、オーキド博士は
「進化の研究の為にイーブイを使ったんじゃ・・」
イーブイはそれぞれアイ、ミドリ、ノンに近づいた。
アイとノン、ミドリはイーブイを抱き上げた
「可愛いわ・・」
「ブイ!」
すると、オーキド博士は
「もし、お前さんらがよければ、そのイーブイ達を貰ってくれないかの?」
「「「本当ですか!?」」」
「ああ、お前さんらがよければ・・」
「「「ありがとうございます!オーキド博士!」」」
オーキド博士は机の中にあったモンスターボールをアイ達に渡した。
「イーブイ達を頼むぞ!」
「「「はい!」」」

  • スレ5-120
  • 小さき種達
  • 10/01/24 23:43:57
「良かったわね、アイ、ノン、ミドリ・・」
「うん、イーブイ、凄く可愛いから嬉しいわ!」
「ブイ!」
イーブイ達はアイ達に甘えてきた。
「くすぐったいよ、イーブイ・・」
イーブイは舌でノンの頬に舐めてきた。
「良いな・・お姉ちゃん達ばっかりで・・」
「ミミ・・」

それからサトシ達はオーキド博士と別れた後、ホテルへ向った
サトシ達はホテルに着き部屋で荷物を置きに行った
「ねえ、パパ、ママ、お買い物に出かけよう!」
ソラがサトシとヒカリに買い物に行きたいとお願いするが
「ソラ、ごめんね、ママ疲れちゃっていけないわ・・」
ソラはがっかりするが
「だったら俺達と一緒に町に出かけよう、ソラ・・」
セイはがっかりするソラを見て町に出かけようと話かけた
「本当!お兄ちゃん!!」
「ああ、一緒に行こうぜ!」
「やった!」
「私も行くわ、お兄ちゃん!」
「「私も!」」
「ベイ!」
するとハルカも
「私もタマムシの名物を食べに行きたいから私もついていくわ・・」
「分かったわ、ハルカ・・」
セイ達はソラ達を連れてホテルから出ていた。
それを建物の影で見ていた人物が居た
「ハルカ・・」
「ロズ・・」
そこにはサングラスをかけた男とロズレイドがハルカ達を見つめた

  • スレ5-125
  • 小さき種達
  • 10/01/25 23:20:14
「ねえ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、あれ食べたい!」
ソラが指を指した方を向くとソフトクリーム屋であった
「ソフトクリーム、マイも食べたい!」
「私も!」
ミライ達も食べたいと言い出してきた。
「良いぜ!食べようぜ!」
「「「やった!」」」
セイがソフトクリームを買いに行った
それからセイはみんなの分のソフトクリームを持ってきた
「お待たせ、買って来たぞ!」
「ポッチャ!」
セイはソフトクリームを皆に渡した。
「ありがとう、セイ・・」
「ありがとう、セイお兄ちゃん!」
ノンとユリはセイにお礼を言いソフトクリームを受け取った。
「美味しいよ、お兄ちゃん!」
「チュウ!」
アイはピカチュウとシェイミにも分けた。
「本当だ、旨い!」
「ポッチャ!」
セイ達はソフトクリームを食べ続けていると
「そういえばミドリのママとミドリは?」
セイがハルカとミドリが居ないことに気付いた
「あそこに居るわよ・・」
ノンが指を指した方にはハルカとミドリは食べ歩きしていた。
「そう言えばミドリのママも食べ物に目が無かったな・・」

  • スレ5-126
  • 小さき種達 ジム戦
  • 10/01/26 23:08:40
セイ達はソラ達と一緒に楽しく町を見て周りホテルに戻った。
その夜
「パパ、ママ、ソラ達は?」
セイがソラ達の様子を見に来た
「ソラ達は疲れて眠っているわ・・」
ソラ達はベットでぐっすり眠っていた。
「本当だ・・」
「ポチャ・・」
セイはソラ達の頭を撫でた。
「ピカチュウとポッチャマも寝ているね・・」
ソラ達の隣で一緒に寝ているピカチュウとポッチャマであった。
「セイ、明日のタマムシジムのジム戦頑張れよ!」
「うん、パパ!5個目のバッジをゲットするよ!」
「ポッチャ!」

次の日
セイ達はソラ達を連れてタマムシジムに向っていた。
「パパ達来れなくて残念だね、お兄ちゃん・・」
(残念でしゅ・・)
「チュウ・・」
「仕方ないさ、まだ検査が残っているから・・」
「ポッチャ!」

  • スレ5-128
  • 小さき種達 ジム戦
  • 10/01/27 23:06:10
セイ達はタマムシジムに着いた
「此処がタマムシジムね・・」
するとソラ達はジムの周りの花畑に気付いた
「「綺麗・・」」
「ミミロ!」
「チパ!」
ミライ達が花畑に入ろうとしたその時
「いけませんわ!」
声をする方を振り向くとそこには和服を着た女性が立っていた
「この花畑にはトゲのあるバラとか咲いていますから、怪我をした
らいけませんわ・・」
「「「ごめんなさい・・」」」
「ミミ・・」
「チパ・・」
「ベイ・・」
ミライ達が謝るとセイは
「すみません、妹達が勝手に花畑に入ろうとして・・」
「いえ、花が好きなのが分かりましたから構いませんわ・・」
「ありがとうございます・・」
「ポチャ・・」
するとアイは
「所であなたは?」
「あら、ごめんなさい、まだ名前を言ってませんでしたわ、私はエリカ
タマムシジムのジムリーダーをやっていますわ・・」
「ジムリーダー!?」
「エリカさん、ジム戦をお願いします!」
「ポチャ!」
「分かりました、では、中へどうぞ・・」

  • スレ5-133
  • 小さき種達 ジム戦
  • 10/01/28 22:41:56
セイ達はエリカにジムに案内された
「此処がバトルフィールドですわ・・」
そこにはフィールドの周りに花が咲いたフィールドであった
「う~わ、此処にもお花がいっぱい・・」
するとシェイミがある花に近づいた。
(グラシデアの花があるでしゅ!?)
その時、シェイミの体が光りだした。
「シェイミ!?」
シェイミの姿が変わっていた。
「シェイミのスカイフォルムだ!」
シェイミは飛んだ。
(アイ、飛べるようになったでしゅ!)
シェイミは久しぶりにスカイフォルムになれて喜んでいた。
「では、ジム戦をやりましょう・・」
「はい!」
「ポチャ!」

「只今よりジム戦を開始します!」
観客席のソラ達はセイのジム戦を始めて観戦出来る事に喜んでいた
「「「お兄ちゃん、頑張って!」」」
「ミミロ!」
「チュパ!」
「ベイ!」
「ああ、絶対勝つからな!」
「ポッチャ!」
「使用ポケモンは2体どちらかのポケモンが2体戦闘不能になった時
点で試合終了です、またポケモンの交代はチャレンジャーのみ認め
られます!」
「私はこの子ですわ、キレイハナ!」
「ハナー!」
「キレイハナか、頼むぞムクバード!」
「ムクー!」
「試合始め!」

  • スレ5-134
  • 小さき種達 ジム戦
  • 10/01/29 21:50:16
「ムクバード、電光石火!」
「ムック!」
ムクバードはの電光石火がキレイハナに当たる瞬間
「キレイハナ、リーフブレード・・」
「ハナー!」
キレイハナはムクバードの電光石火をギリギリでかわしムクバードに
リーフブレードを放った
「ムック!!」
ムクバードは吹き飛ばされたが空中で体勢を立て直した
「ムクバード、大丈夫か!?」
「ムック!」
「キレイハナの実力は分かってもらえたと思いますわ・・」
エリカは笑みを浮かべていた
(確かに・・あのキレイハナは強い!だけど、見えなければ・・)
「ムクバード、電光石火で突っ込め!」
ムクバードはキレイハナに突っ込んでいた
「また、同じ技ですか、何度でもかわしてみますわ・・」
ムクバードの電光石火が当たる瞬間
「今だ!ツバメ返しだ!」
「ムック!」
ムクバードは電光石火のスピードの状態からツバメ返しで突っ込んだ
その時、ムクバードのスピードで砂埃でムクバードが見えなくなった
「ハナー!?」
砂埃はキレイハナを包み込んだ
「キレイハナ、マジカルリーフで砂埃を払いなさい!」
「ハナー!」
キレイハナのマジカルリーフで砂埃を払った。
砂埃晴れた時、ムクバードはキレイハナの目の前であった。
「ムック!!」
ムクバードのツバメ返しはキレイハナに直撃した
「ハナー!!」
「キレイハナ!?」
キレイハナは目を回しながら倒れた
「キレイハナ、戦闘不能、ムクバードの勝ち!」
「やったぜ、ムクバード!」
「ムック!」

  • スレ5-135
  • 小さき種達 ジム戦
  • 10/01/30 20:14:44
エリカはキレイハナをモンスターボールに戻した。
「ご苦労様です、キレイハナ、ゆっくり休んでください・・」
エリカは次のモンスターボールを取り出した。
「次はあなたですわ、ラフレシア!」
「ラッフー!」
「あれがラフレシア・・」
アイはポケモン図鑑を取り出した
(ラフレシア、フラワーポケモン・・花粉の増える季節はラフレシア
が歩くと周りの空気が黄色くなる。花粉は身体を痺れさせる猛毒である・・)

「ムクバード、このまま行くぞ!」
「ムック!」
「試合始め!」
「ムクバード、ツバメ返し!」
「ムック!!」
ムクバードはラフレシアに突っ込んだ。
「ラフレシア、甘い香りでムクバードの動きを止めなさい・・」
「ラッフー!」
ムクバードは甘い香りを嗅いでしまった。
「ムク・・」
ムクバードのスピードが落ちてしまった。
「ムクバード、しっかりするんだ!」
ムクバードはセイの声が聞こえていなかった。
「無駄ですわ!ラフレシアの甘い香りは一度嗅いでしまうとラフレシ
アの虜ですわ!ラフレシア、毒の粉ですわ!」
「ラッフー!」
ラフレシアは毒の粉はムクバードに当たりムクバードは苦しみ始めた
「ムクバード!?戻るんだ!」
セイは苦しんでいるムクバードをモンスターボールに戻した。
「良い判断ですわ・・」
「此処はお前に任せるぞ、ヒトカゲ!」
モンスターボールからヒトカゲが出てきた。
「カゲ!」
「試合始め!」

  • スレ5-137
  • 小さき種達 ジム戦
  • 10/01/31 22:14:59
「ラフレシア、ヒトカゲをあなたの虜にしてあげなさい、甘い香り!」
「ラッフー!」
ラフレシアは甘い香りを放った
「何度も引っかかるか!ヒトカゲ、火炎放射でカウンターシールドだ!」
「カゲ!」
ヒトカゲは身体を回転させて甘い香りを防いだ。
「やった!炎のカウンターシールドが決まったわ!」
「ミミロ!」
だが、エリカは
「確かに甘い香りや毒の粉を防げますが重い物は防ぎきれない、ラフ
レシア、岩を投げつけなさい!」
「ラッフー!」
ラフレシアは近くにあった岩を掴みヒトカゲの頭上に投げた
「ヒトカゲ、その岩を壊すんだ!」
「カーゲ!」
ヒトカゲはそのまま炎のカウンターシールドで岩を防ごうとしたが
岩は炎のカウンターシールドを打ち破り岩がヒトカゲに命中した。
「ヒトカゲ!?」
ヒトカゲは必至に立ち上がった
「そんな、カウンターシールドが破られるなんて・・」
「ピカチュウ・・」

  • スレ5-140
  • 小さき種達 ジム戦
  • 10/02/01 22:14:15
「ヒトカゲ、火炎放射!」
「カーゲ!」
「ラフレシア、エナジーボール!」
「ラッフー!」
ラフレシアのエナジーボールはヒトカゲの火炎放射を打ち破りヒトカゲ
に直撃して、ヒトカゲは吹き飛ばされた。
「ヒトカゲ!?」
「カ・・ゲ・・」
ヒトカゲは何とか立ち上がったが立っているのがやっとであった。
「あのラフレシア、強い・・」
「美しい花には毒がある・・ポケモンは見た目で判断できませんわ・・」
セイは必至にラフレシアを倒す作戦を考えていた。
(ラフレシアのエナジーボールは強力だ、近距離で攻めるしかない!)
「ヒトカゲ、ドラゴンクロー!」
「カゲ!」
ヒトカゲはラフレシアに突っ込んでいた。
「ラフレシア、甘い香り!」
「ラッフー!」
ラフレシアは甘い香りを放った。
「今だ!地面に向ってドラゴンクロー!」
「カーゲ!!」
ヒトカゲはドラゴンクローで地面を叩き砂埃が舞い甘い香りを防いだ。
「いけません!?ラフレシアそこから離れて!!」
エリカはセイのやる事に気付きラフレシアに指示を出したが
「今だ、砂埃に火炎放射!!」
「カーゲ!!」
ヒトカゲの火炎放射は砂埃に引火して粉塵爆発が起きてラフレシアを
襲った。
「ラフレシア!?」
爆発が収まるとラフレシアは倒れていた。
「ラ・・ラッフ・・」
「ラフレシア、戦闘不能、ヒトカゲの勝ち、よって勝者マサラタウンの
セイ!」
「やったぜ、ヒトカゲ!」
「カゲ!」
ヒトカゲがセイに飛びつきセイは抱きしめた。
「良く頑張ってくれた、ヒトカゲ!」
「カゲ!」

  • スレ5-141
  • 小さき種達 ジム戦
  • 10/02/02 22:09:45
「おめでとう、お兄ちゃん!」
ソラはセイに抱きついた
「砂を使って爆発させたなんて、凄いよ!」
「お兄ちゃんのバトルかっこよかったよ!」
「ありがとう、ソラ、マイ、ミライ、ユリ・・」
「ポチャポチャ!」
「カゲ!」
エリカはラフレシアをボールを戻しセイに近づいた。
「おめでとうございます、セイ君、良いバトルでしたわ・・」
「いえ、俺の方こそ楽しいバトルでした・・」
「ポチャ!」
すると審判は箱を持ってエリカに渡した。
「これがタマムシジムを勝ち抜いた証、レインボーバッジですわ・・」
エリカはレインボーバッジをセイに渡した。
「ありがとうございます!」
「ポチャ!」
エリカはソラ達に
「良かったら、お花を持っていきますか?」
「本当!?」
「ええ、あなた達に似合うお花がありますわ!」
「「「「貰います!」」」」
「ミミロ!」
「チュパ!」
「ベイ!」
エリカは花を紙に包みソラ達に渡した
「可愛い!」
「良かったね、ソラ、マイ、ミライ、ユリちゃん!」

  • スレ5-146
  • 小さき種達
  • 10/02/03 23:11:22
セイ達はタマムシジムを後にした後、ホテルへ戻った
ホテルに着くとそこにはサトシ達が待っていた。
「「「パパ、ママ!」」」
ソラ達はサトシ達の所へ走っていた。
「ソラ、マイ、ミライ・・」
「ママ、お体は大丈夫?」
「大丈夫よ、ママの身体は丈夫よ!」
(そうでしゅ、ヒカリは丈夫でしゅ!)
セイ達もサトシ達に近づいた。
「セイ、どうだった?」
「もちろん!」
セイはレインボーバッジを取り出しサトシ達に見せた。
「これでバッジは5個だな、後3個でセキエイ大会に出られるな・・」
「ピカチュウ・・」
「うん、俺、残りのバッジもゲットして見せるよう!」
「ポチャ!」
セイは意気込みを言った。
「アイも頑張れよ!」
「うん・・」
アイは少し元気が無かった。
「どうしたの、お姉ちゃん?」
「チュパ?」
するとセイが口を開いた
「実はアイはまだ、リボンをゲットしていないんだ・・」
「え!?そうなのお姉ちゃん!?」
「うん、本当よ・・」
アイが暗い顔になっているとヒカリが
「しっかりなさい!アイ!」
「ママ!?」
「あなたがそんな事でどうするの!ポケモン達はあなたの不安が伝わ
ってしまうわ!」
「うん・・」
「不安になる事もあるわ、だけど、不安を抱え込んだままはいけない
わ、不安な事は皆に話したりして無くす事だってできるわ、だから
不安は抱え込まないのよ・・」
「ありがとう、ママ・・」

  • スレ5-148
  • 小さき種達
  • 10/02/04 22:05:09
次の日
「ロコン、火炎放射!ピカチュウ、10万ボルト!」
「コーン!」
「ピーカチュウ!」
ロコンの火炎放射とピカチュウの10万ボルトでコンテスト用の技の練
習中であった。
「良いわよ、ロコン、ピカチュウ!」
「コーン!」
「ピカ!」
すると、セイ達がやってきた。
「お!頑張ってるな!アイ!」
「お兄ちゃん、ノン、ミドリ!」
「どうだ、新しいコンテスト用の技は完成したか?」
「ポチャ!」
アイはロコンを抱くと
「後、もうちょっとで完成するわ、ねえ、ロコン・・」
「コーン!」
「そうか、頑張れよ、アイ!」
「うん!」
すると、アイの頭の上に乗っていたシェイミが
(アイ、ミーも新しいコンテスト技を作りたいでしゅ!)
するとアイは
「ごめんね、シェイミ・・シェイミの新しいコンテスト技は考えていな
いの・・」
(そんなー!)
シェイミはしょんぼりするが
「大丈夫・・大丈夫・・次のコンテストまでには新しい技を考えておく
わ、だから、今回は応援してね!」
(分かったでしゅ!)
シェイミは元気を取り戻すと
「よーし!ロコン、ピカチュウ!最後の仕上げをするわよ!」
「コーン!」
「ピカ!」
アイは練習を再開した。
「アイに負けていられないわ!私も頑張らなきゃ!」
「それは私もよ、ミドリ!」
ノンとミドリもアイの練習を見て闘志を燃やしていた。

  • スレ5-149
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/02/05 21:51:45
そして、コンテスト当日
アイ達は控え室でコンテストが始まるのを待っていた。
すると、サトシ達が控え室にやってきた。
「お姉ちゃん!」
ソラはアイに抱きついてきた。
「ソラ、パパ、ママ!」
「アイ、あなたがどんな演技をするか楽しみにしているわよ・・」
(ミーも楽しみでしゅ!)
「うん!絶対決めて見せるわ!」
「ピカチュウ!」
「コーン!」
アイが意気込みを言っているとミドリは少し緊張していた。
「どうしたんだ、ミドリ?」
「ポチャ?」
セイが話しかけるとミドリは少し驚いた
「あ!?セイ・・」
「どうしたんだよ、さっきから元気がないぞ・・」
すると、ミドリの代わりにノンが口が開いた
「ミドリは後リボン一つでリボンが5個揃うから緊張しているのよ・・」
「そうだな、後一つで5個揃うだから、緊張するな・・」
緊張しているミドリにハルカは
「ミドリ、5個目のリボンが懸かっているからて普通のコンテストよ
いつもどうり頑張りなさい・・」
「ありがとう、ママ・・」
ミドリは笑みを浮かべた
その時
「!?」
サトシは誰かの気配に気付き後ろ振り向いたが誰も居なかった
「どうしたの、サトシ?」
「いや、何でもない・・」
(あの気配、依然どこかで・・)

  • スレ5-151
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/02/06 22:50:46
(見せてください、あなたのポケモンお見せしましょう、私のポケモン
人とポケモン出会えば始まるコンテスト・・お待たせしました!
ポケモンコンテストタマムシ大会のお時間でございます!)
ソラ達は会場の人の多さに驚いていた。
「人が多いね!」
「ミミロ!」
「それでは一次審査にまいりましょう、ポケモン1体による技の演技
パフォーマンスステージ!エントリーナンバー1番、ミドリさんでご
ざいます!」
カーテンが開きミドリが出てきた。
「ミドリお姉ちゃんだ!」
「ブイ!」
「頑張りなさい、ミドリ!」
ミドリはモンスターボールを取り出した
「バタフリー、お願い!」
ボールカプセルに入れたボールからバタフリーが出てきた。
「フリー!」
「バタフリー、シャドーボール!」
「フリー!」
バタフリーはシャドーボールを空に向かって放った。
「サイコキネシス!」
「フリー!」
サイコキネンシスはシャドーボールにぶつかりシャドーボールが拡散した
「今よ、虫のさざめき!」
「フリー!!」
バタフリーは拡散したシャドーボールに虫のさざめきがぶつかり輝いた
「綺麗・・」
「チパ・・」
「!?」
サトシは後ろから気配に気付き後ろを振りいた、入り口に布で顔を隠した
人物がミドリの見ていた
サトシは席を立ちその人物に近づいた。
すると、謎の男はサトシに気付きその場から離れた
サトシは謎の男を追いかけた。
「おい、そこのお前止まるんだ!」
サトシが謎の人物に追いつき謎の男の前に立ち止まると顔を隠してい
た布が落ちた。
「シュウ!!?」

  • スレ5-155
  • 小さき種達 シュウ
  • 10/02/07 22:43:46
「シュウ!?」
「サトシ・・」
「今までどうしていたんだ!!ハルカやミドリがどれだけ心配してい
たと思っているんだ!!」
サトシはハルカとミドリがシュウの帰りを待っている事を痛いほど
知っているサトシはシュウに怒りがあった。
だが、シュウは黙っていた。
「何で黙っているんだ!!」
シュウは重い口を開いた。
「帰りを待っているか・・こんな僕を待っているのか・・」
「そうだ、ハルカやミドリはお前の帰りを待っているんだ!だから、今
すぐにハルカの所に帰ってくるんだ!!」
だがシュウは
「今更、父親面で帰れるわけない・・」
「何でだ!!ハルカやミドリはそんな事を気にしていない!!唯、お前の
帰りを望んでいるんだ!!」
「それでも、僕はハルカ達の所に帰らない・・」
「シュウ!!!」
サトシはシュウの自分勝手な事に怒りシュウの顔を殴った。
「シュウ!!自分勝手にもほどがある!!ハルカやミドリをこれ以上傷つ
けるつもりか!!」
するとシュウは
「確かに僕は二人を傷つけているよ・・だけど、僕はハルカと会うのが
嫌なんだ・・」
「嫌?どう言う事だ!?」
「僕が旅立つ日の前日、ハルカはまだ君の事を想っている事を知った・・」
シュウの言葉にサトシは驚いた。

  • スレ5-156
  • 小さき種達 シュウ
  • 10/02/07 22:44:53
「ハルカが・・俺を?」
「僕は悔しかった、今までハルカの心を僕に向かせようとした、だけど
ハルカの心が変わる事がなかった・・だから、僕はハルカと離れる形で旅に
出た・・」
「だけど、ミドリはどうなる!!お前が居なかった事でミドリはいつも悲し
くて、泣いていたんだ!!それをお前はミドリをまた泣かせるつもりか!!」
「僕は最低な父親だ、ミドリの前に顔を合わせる顔が無い・・」
「だが、ミドリの父親はお前しか居ない!!」
「僕は血の繋がった父親だ、育ての親は君だ、ミドリにとっての父親は君だよ・・」
「そうやって、逃げるのか!!シュウ!!」
「僕はミドリの前には現れない、だが、影で見守っていくつもりだ・・」
するとステージから観客の声が響いた。
(皆様、大変長らくお待たせしました!厳選なる審査の結果、見事!
二次審査進出を決めたのは!此方の八名でございます!!)
「どうやら、1次審査が終わったようだ・・サトシ、一つ忠告しておく・・」
「忠告?」
「ああ、近いうちロケット団が大きな行動を起こすかもしれない・・」
「何!?どう言う事だ!!」
「子供達がロケット団に襲われた事があった・・」
「何!?」
「僕が初めて目撃したのは森でシェイミを連れて子供がロケット団に
雇われた者に襲われた・・」
「アイが襲われた!?」
「ああ、その時はシェイミを奪うためだった・・」
「そんな事が・・」
「それとロケット団は部隊でお月山の隕石で何かを調べていた・・」
「隕石を!?いったい何の為に!!」
「そこまでは分からない・・だが、子供達は何度もロケット団を邪魔をしてきた
恐らくロケット団は邪魔をする子供達を消しに来るだろう・・」
「あいつらがそんな事を・・」
「僕の知っているのそれだけだ、用心するんだ・・」
シュウは話終わるとその場から離れた。
「おい、シュウ!!」
サトシが気付いた時には既にシュウの姿は無かった。

  • スレ5-159
  • 小さき種達 ユリの才能
  • 10/02/08 22:22:18
「ママ!パパ居たよ!」
「マイ・・」
マイはサトシを見つけて抱きついた。
「パパ、お姉ちゃん達の演技終わってしまったよ・・」
「チパ!」
「ああ、ごめん・・」
するとヒカリ達がやってきた
「サトシ、何やっていたの!」
「ピカ!」
「ポチャ!」
ヒカリはアイ達の演技を見なかった事に怒っていた。
「ごめん・・」
サトシはヒカリ達に謝りアイ達の居る控え室に向った。

「あ、パパ、ママ!」
「ピカ!」
「おめでとう、アイ・・良い演技だったわ・・」
(凄く綺麗だったでしゅ!)
「ありがとう、ママ、シェイミ!」
(ありがとうでしゅ!)
すると、ユリがノンにある物を見せた。
「お姉ちゃん見て!」
ユリは自分が描いた絵を見せた
「これは!?」
「ニャル!」
絵にはノンとニャルマーが描かれていた
「ユリがノンに見てもらいたいて描いたのよ・・」
「ありがとう、ユリ・・」

  • スレ5-161
  • 小さき種達 強敵
  • 10/02/09 22:14:17
「二次審査コンテストバトル1回戦かたやミドリさん!こだやアレンさ
ん!」
「ミドリ、頑張りなさい!!」
「ミドリ、絶対勝ってよ!」
「ポチャポチャ!」
セイ達はミドリを応援をした。
「制限時間は5分!参ります!」
タイマーが動き始めた
「ベイリーフ、お願い!」
モンスターボールを投げるとベイリーフが元気良く出てきた。
「ベイ!」
「行け!バンギラス!」
「グルルル!」
アレンはバンギラスを出してきた、アイはバンギラスを見ると怖がってしまった
「アイ・・」
アイはバンギラスに襲われた頃の記憶を思い出していた。
するとアイの腕に抱きしめられていた、ロコンは
「コーン・・」
ロコンはアイを何とかしようとアイの頬を舌で舐めてきた
「くすぐったいよ、ロコン・・」
「コンコン!」
するとシェイミは
(アイに怖がらない欲しいて言ってるでしゅ・・)
「ありがとう、ロコン・・」
「コーン!」
その時
「ベイリーフ、バトルオフ!!勝利を手にしたのは・・アレンさんでござ
います!!」
「そんな、ミドリを簡単に!?」

  • スレ5-162
  • 小さき種達 強敵
  • 10/02/10 23:20:41
ミドリが着替え終わり控え室に戻ってきた。
「「ミドリ!」」
アイとノンはミドリに近づいた
「ミドリ、残念だったね・・」
「まさか、ミドリがバトルオフされるなんて・・」
すると、ミドリは
「アレンさんは強かったから私が負けても仕方ないわ・・」
「ベイ・・」
ベイリーフは少し落ち込んでいた。
「ベイリーフ、大丈夫よ、次のコンテストで負けた分を取り戻すわよ!」
「ベイ!」
ベイリーフは元気を取り戻した。
「それより、ノン、次はあなたがアレンさんとぶつかるわ、気をつけてね・・」
「うん、だけど、絶対負けないわ!」
「ニャル!」
そして、アイとノンは1回戦を突破していた。

「タイムアップー!!勝利を手にしたのは・・アイさんでございます!!」
「やったわ、ロコン!」
「コンコーン!」
アイはロコンを抱き上げ喜んだ。
「お姉ちゃんとロコンの息がピッタリ!」
「ベイ!」
「アイとロコンのコンビも強くなったな・・シェイミ・・」
(本当でしゅ、何だかミーはロコンに嫉妬しちゃうでしゅ・・)
「ははは、ロコンに自分の居場所を奪われそうになりそうだからか?」
(そうでしゅ・・)
シェイミはちょっと不機嫌になった。
「でも、大丈夫よ、アイはシェイミの事を一番のパートナーだと思っているわ・・」
(え!?)
「シェイミはアイにとって初めてのポケモンよ!」
(そうでしゅね、ミーはアイの初めてのポケモンでしゅ!)

  • スレ5-164
  • 小さき種達 強敵
  • 10/02/11 23:27:55
「二次審査コンテストバトル準決勝、かたやノンさん!こだやアレンさ
ん!」
「お姉ちゃん、頑張って!」
「ノン!しっかりやるんだよ!」
ユリとノゾミはノンを応援をしていた。
ノンはノゾミとユリに向って手を上げた。
「制限時間は5分!参ります!」
タイマーが動き始めた
「ニャルマー、お願い!」
モンスターボールを投げるとニャルマーが元気良く出てきた。
「行け!バンギラス!」
「グルルル!」
「ニャルマー、電光石火!」
「ニャル!」
ニャルマーは目にも留まらないスピードでバンギラスに向っていた。
ニャルマーの電光石火が決まろうとした、その時
「受け止めろ!」
「グルル!」
バンギラスは電光石火が決まる瞬間にニャルマーを受け止めた。
「え!?」
「そんな!?」
「ニャルマーの動きを止めた!?」
「ニャ!?」
「バンギラス、破壊光線!」
バンギラスはニャルマーを動けないように押さえつけて破壊光線を放った
「ニャルマー!!!」
煙が晴れるとニャルマーは倒れていた。
「圧倒的なパワーでニャルマー、バトルオフ!」
「そんな、ノンまでバトルオフされるなんて・・」
「まずい、相手のバンギラスのパワーは唯でさえ厄介なのにアイが
苦手なバンギラスだ、アイに勝ち目が無い・・」
「ポチャ・・
「ピカ・・」

  • スレ5-168
  • 小さき種達 強敵
  • 10/02/12 23:08:44
「アイ、本当に大丈夫なのか?」
「ポチャ・・」
セイはアイの恐怖心の事が心配であった。
「大丈夫よ、お兄ちゃん・・私もここで克服したいのだから・・大丈
夫・・」
「そうか、アイが決めた事だ、俺は止めないぞ・・」
「ありがとう、お兄ちゃん・・」

「二次審査コンテストバトル決勝、かたやアイさん!こだやアレンさ
ん!」
「お姉ちゃん、大丈夫かな・・」
ソラはアイの恐怖心の事が心配であった。
「大丈夫だ、アイは強いから絶対大丈夫だ・・」
「そうよ、アイはこんな事では負けないはだから、お姉ちゃんをしっか
り応援しないとね!」
「うん!お姉ちゃん頑張って!」
「ミミロ!」
「絶対、お姉ちゃんなら大丈夫!」
「チパ!」
アイはソラ達の応援に
(ありがとう、皆・・)
アイは感謝をしてモンスターボールを取り出した。
「シェイミ、お願い私に力を貸して!」
(もちろんでしゅ!ミーはアイの力になるでしゅ!)
「制限時間は5分!参ります!」

  • スレ5-170
  • 小さき種達 強敵
  • 10/02/13 23:13:31
「シェイミ、レディーゴー!」
「ミー!」
「行け!バンギラス!」
「グルルル!」
アイはバンギラスを見ると怯えてしまうが
(アイ、ミーが付いているでしゅ!怖がる事ないでしゅ!)
「そうね、ありがとう、シェイミ・・」
アイはシェイミに感謝をすると
「バンギラス、冷凍パンチ!」
「グルル!」
バンギラスは拳に冷気を溜めシェイミに一気に接近した。
「シェイミ、かわして!」
「ミー!」
シェイミは大きくジャンプしてバンギラスの冷凍パンチをかわした、冷凍
パンチは地面に当たり地面一帯が凍りついた。
そして、シェイミはバンギラスの体に着地した。
「バンギラス、振り下ろせ!」
「グルル!」
バンギラスはシェイミを振り下ろそうとしたがシェイミは愛くるしく
バンギラスの体を走った。
「これは!シェイミは愛くるしく走っています!」
アレンのポイントは下がってしまった。

  • スレ5-179
  • 小さき種達 強敵
  • 10/02/14 23:27:36
「バンギラス、体を回転させて振り下ろせ!」
「グルル!」
バンギラスは体を回転させシェイミを空高く吹き飛ばした。
「ミー!!」
「シェイミ!?」
アレンはこのチャンスを逃さなかった。
「尻尾で地面を叩いて飛べ!」
「グル!」
バンギラスは尻尾で大きく空高く飛びシェイミに近づいた。
「おっと!!バンギラス巨体にも関らず身の軽く空を飛んでいます!!」
「バンギラス、一気に決めろ!!冷凍パンチ!!」
バンギラスは落下のスピードを利用してシェイミに向っていた。
「シェイミ!?」
その時、突然、会場一帯に強風が起こった。
「きゃ!凄い風!」
「ベイ!」
すると強風に流されてグラシデアの花が飛んできた。
「あれは!?」
グラシデアの花はシェイミに向ってきた、すると、シェイミは姿が変わっ
てスカイフォルムになった。
「何!?姿が変わっただと!」
シェイミはスカイフォルムになった事で空を飛べるようになりバンギラ
スの冷凍パンチをかわした。
「今よ!エナジーボール!」
「ミー!」
シェイミのエナジーボールはバンギラスに向って放った。
「バンギラス、火炎放射!!」
「グルル!」
火炎放射でエナジーボールにぶつけ爆発が起き煙が一帯に広がった
「シードフレア!」
「ミー!!」
シェイミは煙を吸収してエネルギーを溜め始めた。
「バンギラス、火炎放射だ!!」
バンギラスは火炎放射を放ったが
「行け!!」
「ミー!!」
シードフレアは火炎放射を跳ね返した。
「馬鹿な!?」
「グル!?」
シードフレアはバンギラスを襲いバンギラスは地面に落下した。
「タイムアップー!!勝利を手にしたのは・・アイさんでございます!!」

  • スレ5-180
  • 小さき種達 危機
  • 10/02/15 22:50:12
「やった・・やったんだ・・私・・」
(アイ!やったんでしゅ!)
シェイミはアイに近づいた。
「ありがとう、シェイミ!あなたのお陰よ!」

「やった、お姉ちゃんが優勝よ!」
「チパ!」
ソラ達はアイの優勝をまるで自分達の事の様に喜んだ
「だけど、アイの運も凄いわね・・」
「うん、風で流れてきたグラシデアの花のお陰でスカイフォルムに
なってピンチをかわすなんて凄く悪運が強いわね・・」
「だけど、運も実力の内だ・・」
「ポチャ!」

その頃、ロケット団のアジトではある作戦の準備が行われていた。
「エイス様!準備が整いました!」
「ご苦労!」
エイスはヘリに乗りヘリは動き始めた。
すると下っ端がエイスに質問してきた
「エイス様、今回の任務は?」
すると、エイスは不気味な笑みで下っ端に言った。
「ロケット団の最大のイレギュラー、サトシの息子の小僧共を殺す事だ!」
ヘリを乗っていたもの達は動揺した。
「待っていろうよ、小僧共、この俺様、エイスがお前達に想像も尽かない恐
怖を与えてから殺してやる!我々、ロケット団の邪魔をした事をあの世で
後悔させてやる!」

  • スレ5-181
  • 小さき種達 設定
  • 10/02/15 23:18:26
今現在セイ達の所持しているポケモン達

セイ  (ポッチャマ、ヒトカゲ、ムクバード、ハヤシガメ)
アイ  (ピカチュウ、シェイミ、ロコン、イーブイ)
ノン  (ニャルマー、ヒノアラシ、ムウマ、イーブイ)
ミドリ (ベイリーフ、バタフリー、イーブイ)

セイ達のバッジ、リボンの所持数

セイ (ニビ、ハナダ、クチバ、ヤマブキ、タマムシ制覇)
アイ  リボン1個
ノン  リボン2個
ミドリ リボン4個

ジャック
ロケット団のボス
人間に絶望し人間達に復讐をする為、ある計画を立てている。

ブレラ
ロケット団幹部の一人
ジャックには忠実に従っている。
任務の為ならどんな手段でも使う

アイン
ロケット団幹部の一人
紳士然として慇懃無礼にも似た言動の人物だが任務の為ならどんな
手段を使ってでも果たす、そのため、部下を平気で切り捨てる、非情
な男
ジャックのやる事を観て見たいと思っている
(アインのモデルは鋼の錬金術師のキンブリーをモデルに考えました)

エイス
ロケット団幹部の一人
ジャックを信頼しておらず、ロケット団のボスの座を狙っている。
人間やポケモンを道具として見ておらず平気で殺したりする。
ロケット団の者達もエイスの快楽殺人鬼を恐れている。

  • スレ5-183
  • 小さき種達 食う意地
  • 10/02/16 22:04:38
その夜、サトシ達はアイが優勝したお祝いをしていた。
「美味しそう!」
「ピ~カ!」
テーブルにはデザートや料理が並べられていた。
「アイの初めての優勝だから、皆でお祝いよ!」
「私とミドリも祝ってくれたでしょ、だから、今度はアイのお祝いよ・・」
「ニャル!」
「ありがとう、ノン、ミドリ!」
(感謝でしゅ!)
アイはノンとミドリに感謝をした。
「私、お腹空いた・・」
ユリがお腹を押さえていた。
「お姉ちゃん、早く早く!」
「ミミロ!」
「今行くわ・・」
アイ達は席に着くと
「それじゃ、アイの初めてのコンテスト優勝を祝って!」
「「「「「「乾杯!」」」」」」
早速、アイを差し置いてソラ達はデザートを食べ始めた。
「ケーキ、美味しい!」
「こら!今日はお姉ちゃんのお祝いでしょ、あなた達が先に食べてどうするの!」
ヒカリの叱りにアイは
「いいよ、ママ、ソラ達だってお腹空いていたんだから、先に食べても
良いわよ・・」
「ありがとう、お姉ちゃん・・」
ソラ達はアイの言葉にさらにデザートを食べていた。

  • スレ5-186
  • 小さき種達 歪み
  • 10/02/17 23:14:06
次の日
セイ達はソラ達のお願いでソラ達と一緒にタマムシの近くの湖に遊び
に来ていた。
「綺麗ね・・」
「ピカチュウ!」
ソラ達は湖の近くに咲いていた花を摘んだ。
「ミミロル、このお花はあなたが似合うわ!」
ソラはミミロルに花を頭に乗せた。
「ミミ!」
ミミロルはソラが乗せた花を気に入ったようだった。
その時、機械の音と強い風が吹いた。
「何だ!?」
セイ達は頭上を見るとそこには編成されたヘリ達が頭上に止まっていた。
するとヘリは次々と着陸した。
「何だなんだ!?」
先頭のヘリから一人の男が降りてきた。
「やっと、見つけたぞ、小僧!」
「誰なんだ、お前は!!」
セイの問いにエイスは笑いながら言った。
「俺はロケット団の幹部、エイスだ!!」
「ロケット団!?」
「お前達が散々、俺達の作戦を邪魔をしてくれた礼を受けてもらうぜ!!」
「誰が!!お前達のせいでポケモン達はどれだけ傷つけたと思っているんだ!!」
「ポッチャ!!」
だが、エイスは笑いながら
「何を言っている!ポケモンは道具だ!ポケモンを友と言う奴は反吐がでる
ぜ!」
「なっ!?」
「俺にとっては人間も所詮は道具だ!」
「何だと!!」
「この人、歪んでいる・・」
「ああ、俺は歪んでいるとも、だが、この歪みのお陰で俺は快楽を得たんだ!」
「快楽だと!?」
「ああ、人間やポケモンを殺す事が楽しんだよ!!」
「「「「!!?」」」」
エイスの歪んだ性格にセイ達は驚愕した。
「さあ、お前達はどんな風に殺そうか?」
「俺達を殺す!?」
「そうだ、お前達が恐怖しながら殺すかが楽しみだぜ!」
エイスはモンスターボールを取り出した。
「出て来い、ボーマンダ!!」
エイスはモンスタボールからボーマンダを出してきた。
「ポッチャマ、頼むぞ!」
「ポチャ!」

  • スレ5-191
  • 小さき種達 ホウオウ
  • 10/02/18 22:32:22
「ボーマンダ!!火炎放射!!」
「ポッチャマ、バブル光線!!」
火炎放射とバブル光線はぶつかりあった。
「ボーマンダの火炎放射を防ぐとはな・・」
エイスは3つのモンスターボールを取り出した。
「ならば、数で攻めるのが一番だ・・」
エイスはモンスターボールを投げるとボスゴドラ、ニドキング、カイリキ
ーが出てきた。
「何!?」
「ポチャ!?」
「ははは!4体で一気にお前の息の根を止めてやる!」
「そうわいくかよ!皆、出て来い!」
セイもモンスターボールを投げた
「ムクッ!」
「ハガッ!」
「カゲ!」
「これでポケモンの数は同じだ!」
エイスは笑いながら
「お前のポケモンなんか、俺のボーマンダ達に敵わないぜ!」
「やってみないと分からないぜ!行くぞ、皆!」
「ポッチャ!」
「カゲ!」
「ハガッ!」
「ムクッ!」
「ははは!面白い、かかって来い!俺を楽しませてくれよ!」
セイは一斉に指示をした
「ポッチャマ、バブル光線!ヒトカゲ、火炎放射!ハヤシガメ、エナジボー
ル!ムクバード、ブレイブバード!」
ポッチャマ達は一斉攻撃は技が合体してボーマンダ達に向っていくが
「そんなものか!!ボーマンダ、流星群!!」
ボーマンダの流星群は合体技を粉砕してセイ達を襲い掛かった。
「うわああ!!」
「ポチャ!!」
セイ達は吹き飛ばされてしまった。
「「「「お兄ちゃん!!?」」」」
「「セイ!!?」」
セイは必至に立ち上がろうとしたが膝を着いてしまった。
「どうだ!これから殺される気分は?」
「くそ、こんな所で!」
「ボーマンダ、小僧を焼き殺せ!」
ボーマンダはセイに火炎放射を放とうとパワー溜め始めた。
「お兄ちゃん!!」
その時、ソラの声に反応するかの様にソラの首にかけていた虹色の
羽が光りだした。
「え!?」
その時、空から炎がボーマンダを襲った。
「何!?」
エイスは空を見上げるとそこには
「ホウオウ!?」
「ギャオオ!」


  • スレ5-202
  • 小さき種達 裏切り
  • 10/02/20 00:10:03
「ホウオウ!?」
ホウオウはセイ達を守るようにエイスの前に立った。
「ははは!!これは驚いたぜ!!まさか、ホウオウが現れるとわな!
やれ、ボーマンダ!」
ボーマンダは流星群を放つが
「ギャオオ!」
ホウオウは聖なる炎を放ち流星群を粉砕してボーマンダ達に浴びせた。
「何!?」
炎が消えるとボーマンダ達は倒れていた。
「凄い・・」
セイ達はホウオウの強さに驚いた。
「に、逃げろ!!」
ロケット団の下っ端達はホウオウの強さに恐れ逃げ始めた。
「お前ら、逃げるな!!!」
エイスは下っ端達に怒鳴るが下っ端達は既に姿が見えなかった。
「どうする、エイス!ボーマンダ達も戦えない、下っ端達もお前を見捨
てた、このまま、戦うのか?」
「こんな事があって堪るかよ!!」
エイスは残されていた、ヘリに乗ると上昇した。
すると、ヘリの先端から機関銃が現れた。
「「「「!!?」」」」
「ははは!!!この俺様に逆らった者は死ね!!!」
エイスが機関銃の引き金を引こうとした、その時
機関銃が爆発した。
「何!!?」
「ピカチュウ!」
アイのピカチュウが10万ボルトで機関銃を破壊された。
「よくやったわ、ピカチュウ!!」
エイスはさらに怒りが増した。
「くそ!!!、どいつもこいつも!!!」
その時、ヘリの画面にアインの姿が映った。
(無様ですね、エイス・・)
「アイン!!」
(此処は撤退です・・)
「何だと!!この俺様があんなガキ共に逃げろというのか!!」
(今、あなたに勝ち目はありません、此処は体制を立て直してもう1回
襲えば良いだけじゃないですか・・)
エイスは唇を噛みながらヘリをロケット団本部の方角に向け飛び去っていた。

  • スレ5-203
  • 小さき種達 裏切り
  • 10/02/20 00:11:45
エイスが乗ったヘリが谷付近を飛んでいるとまた、画面に
アインの姿が映った。
(ここなら良いでしょう・・)
アインは不気味な笑みを浮かべた。
「どういうことだ、アイン!!」
その時、エイスは腹に激痛が走った。
「がはっ!!!」
エイスの腹にはストライクの鎌が腹を貫通していた。
(ふふふ!あなたは私とって邪魔な存在でしかありません、此処で消えてもら
います・・)
「アイン!!!」
(ご安心をボスには名誉の死だと告げておきます・・)
「馬鹿な!!俺が居なくなるとあの計画に支障が起こるはずだ!!」
アインはまた笑み浮かべた
(それならご安心をあの計画は既に完成しています・・)
「何だと!!?」
(だから、あなたはもう用済みなのです!!)
「俺・・は・・こんな・・所で・・」
アインは操縦レバーに倒れヘリは崖に向っていき爆発した。

「ありがとう、エイス、そして、さようならだ・・」

  • スレ5-210
  • 小さき種達
  • 10/02/20 23:00:39
「「「「お兄ちゃん!!」」」」
アイ達はセイに近づいた。
「大丈夫だ、皆・・」
セイは立ち上がった。
「ポッチャマ、皆、大丈夫か?」
「ポッチャ・・」
「カゲ・・」
「ハガッ・・」
「ムック・・」
ポッチャマ達は何とも無かった。
するとホウオウはセイ達の前に降りてきた。
「ホウオウ、ありがとう、お陰で助かったよ・・」
「ポッチャ!」
ホウオウはセイ達を見つめながら空高く飛び去っていた。

それから、セイ達はジュンサさん達に湖の出来事を話した後、サトシ達
の所へ帰っていた。
その夜
「まったく、心配ばっかさせて・・」
サトシは寝ているセイ達を見ながら言った。
「だけど、何も無くて良かったわ・・」
ヒカリはアイの頭を優しくなでながら話した。
「ああ、そうだな・・」
サトシはヒカリの隣に座るとヒカリはサトシの肩に頭を乗せた。
「ねえ、サトシ・・」
「何だ、ヒカリ?」
「双子の赤ちゃんは男の子かな女の子かな?」
「さあなあ、生まれて見ないと分からないよ・・」
「そうね・・」
ヒカリはサトシにもたれかかりながら眠ってしまった。
「まったく・・」
サトシは笑みを浮かべながらヒカリをベットに寝かせサトシも電気を
消してヒカリと一緒のベットに入り眠った

  • スレ5-224
  • 小さき種達 新たなる波動使い
  • 10/02/21 23:45:34
次の日
「それじゃあ、俺達は次の町に向うよ・・」
セイ達は日が出ない内に出ようとしていた。
「ああ、気をつけろよ!」
「ピーカピカ!」
するとヒカリがある包みを持ってきた。
「皆、これを持っていて!」
ヒカリは包みをセイに渡した。
「ママ、これは?」
「ママ達が作ったお弁当よ・・」
セイはヒカリから貰った弁当を開けると
「う~わ、私の大好きなコロッケが入っているわ・・」
「ピカチュウ!」
「ありがとう、ママ!」
セイ達はヒカリ達にお礼を言った。
するとソラ達がセイ達に抱きついてきた。
「どうしたんだ、皆?」
するとソラは
「だって・・暫らくお兄ちゃん達に会えなくなるんだから・・」
ソラ達は折角再会したのにまた旅だってしまう事に悲しくて泣いていた
「俺達もソラ達と離れ離れになるの辛いよ、だけど、俺達が旅に出た
時は皆は悲しまないで喜んで俺達を見送ってくれたじゃないか・・」
ソラ達はセイ達を見つめた
「だから、私達が帰ってくるまで、泣かないって約束できるわね?」
「「「「うん!」」」」

それからセイ達はサトシ達と別れて谷付近を歩いていた。
「この当たりに住むポケモン達は凶暴だって噂されているわ・・」
ノンが谷付近の事を話していると
「ドーダ!!」
突然、ドサイドンがセイ達の前に現れた。
「ドサイドン!!?」
(大きいでしゅ!!?)
「ポッチャマ、バブル光線!!」
「ポーチャマ!!」
ポッチャマはバブル光線を放つがドサイドンには効かず逆に反撃されてしまった。
「ポッチャマ!!?」
セイはポッチャマを受け止めると
「ポ、ポーヂャ・・」
ポッチャマは戦闘不能になってしまった。
その時
「「!?」」
セイとアイが何かを感じた。
「ノン、ミドリ、此処から離れるんだ!!」
「「え!?」」
「良いから!!」
ノンとミドリは訳が分からずにセイとアイの言われるがままに動いた。
その時、上空から波動弾が現れドサイドンに襲った。
ドサイドンはその場を逃げていった。
「助かったわ・・」
すると突如あるポケモンがセイ達の前に現れた。
「ルカリオ!?」

  • スレ5-228
  • 小さき種達 新たなる波動使い
  • 10/02/22 22:04:31
「ルカリオ!?」
セイ達の前にルカリオが立っていた。
(此処は危険だ、ついて来い!)
ルカリオは波動でセイ達に伝え谷の出口へ案内した。

そして、谷の出口に着いたセイ達は
「ありがとう、ルカリオ、お陰で助かったよ・・」
(感謝するでしゅ!)
セイ達はルカリオに感謝をすると
(やはり、同じ波動を感じる・・)
「え!?」
ルカリオはゆっくりとセイへと手を伸ばす。
〈旅人よ。お前の名は?〉
ルカリオからの問いかけに一瞬、セイは躊躇いながらもゆっくりとした口調で答えた。
「俺はセイ・・」
〈セイ・・それがお前の名なのだな・・〉
それがどうしたんだ?」
〈お前の波動が私と同じなので気になったのだ・・〉
「お兄ちゃんとルカリオの波動が!?」
〈そうだ。このような事は一度もなかったのだ・・〉
ルカリオが頷いたのを見たアイ達は顔を見合せていると、セイは何事
かを考え込む。そして顔を上げ、ルカリオと目を合わせる。
「ルカリオ、オレ達と一緒に来ないか?」
〈何?〉
「もちろんバトルをして、オレが勝ったらだけど・・」
(面白い!)
「決まりだな!」
セイはルカリオと間合いを取るとモンスターボールを取り出した。
「ルカリオ、準備は良いな?」
(何時でも構わない!)
「よし、行くぞ、ヒトカゲ!」
「カゲ!」

  • スレ5-237
  • 小さき種達 新たなる波動使い
  • 10/02/23 22:41:28
「ヒトカゲ、火炎放射!」
「カゲー!!」
ヒトカゲはルカリオに目掛けて火炎放射を放った
火炎放射が向ってくる中、ルカリオは波動弾を放った。
波動弾は火炎放射に直撃して、爆発が起きた。
「やるな、ルカリオ・・ヒトカゲ、ドラゴンクロー!」
「カゲ!」
ヒトカゲは腕にパワーを溜めながらルカリオに向っていた。
ドラゴンクローが当たろうとその時、ルカリオは神速でかわした。
「何処だ!?」
ルカリオの姿が見えなくなり戸惑っているとヒトカゲは吹き飛ばされ
ていた。
「ヒトカゲ!?」
ルカリオは攻撃の手を緩めずにさらにはっけいで攻撃した。
「カ、カゲ・・」
ヒトカゲはマヒ状態になってしまい動きが鈍ってしまった。
地に倒れたヒトカゲは身体を起こし、ルカリオを睨み付けた。
そしてその悔しいと思う感情が、ヒトカゲの身体に異変を起こす。
「あれは!?」
「進化だわ!?」
「ニャル!?」

  • スレ5-244
  • 小さき種達 進化
  • 10/02/24 22:16:53
ヒトカゲの身体は光が収まると形体が変わっていた。
「リザッ!!」
「ヒトカゲがリザードに進化した!」
「ポチャ!」
「あれがリザード・・」
アイはポケモン図鑑を開いた。
「リザード、火炎ポケモン 鋭い爪で容赦なく叩きのめす。強敵と
向かい合うと気分が高ぶり尻尾の炎が青白く燃え上がる・・」
するとリザードの尻尾の炎が青白くなった。
「リザード!?」
(リザードの闘志が燃えているんでしゅ・・)
リザードはセイを見詰め、セイとリザードは笑みを浮かべた。
「よし、行くぞ、リザード!」
「リザッ!」
リザードの笑みを見て、セイも笑みを浮かべてバトルの続きをするた
め、声をかける。
「火炎放射!」
「リザッ!」
リザードの火炎放射はルカリオに向って放った。
ルカリオは神速で火炎放射をかわしながらリザードに近づきはっけい
の攻撃でリザードはまた麻痺状態になってしまった。
「リザード!?」
「また、麻痺状態だわ!?」
「ピカ!?」
セイはこの状況をどうにかならないのかと考え込む。そんな一瞬の隙
にルカリオは波動弾がリザードを襲った。
リザードは何発かの波動弾を喰らうが、それでも倒れずに必死になり
立ち続けた。
「リザード!お前・・」
「リザッ!」
リザードは不利な状態にも関らず、まだ闘志が燃えていた。
「リザード!その闘志をルカリオにぶつけるぞ!」
「リザッ!」
ルカリオはリザードに向って波動弾を放った。
「リザード、火炎放射で迎い打て!」
するとリザードは火炎放射ではない技を放った。
「あれは!?」
「オーバーヒートだわ!?」
リザードのオーバーヒートは波動弾を粉砕、そしてルカリオに当たり
ルカリオは膝を着いた。
「今だ!行け、モンスターボール!!」
セイはは空のモンスターボールをルカリオに向けて投げる。
モンスターボールがルカリオに当たり、赤い光線がルカリオの身体
を包み込むとモンスターボールの中へと吸い込まれていく
そして揺れが収まりセイはモンスターボールを取ると
「ルカリオ!ゲットだぜ!!」
「ポチャポッチャ!」

  • スレ5-246
  • 小さき種達 仲間
  • 10/02/25 22:41:39
「リザード、ありがとな!お前のお陰だぜ!」
「リザッ!」
セイとリザードは互いに見つめて笑みを浮かべた。
するとアイ達はセイに近づいた。
「お兄ちゃん、おめでとう!」
(おめでとうでしゅ!)
「ピカチュウ!」
「熱いバトルだったわ!」
「ニャル!」
「ありがとう、皆・・」
その時
(セイ、外に出してくれ・・)
「ルカリオ!?」
セイは聞こえるはずのない声が聞こえて驚いた。
「何でルカリオの声が!?」
「いや、ルカリオをボールから出してないのに声が聞こえたから・・」
〈このような事、私にとっては造作も無い事だ・・〉
「そうなんだ・・」
セイはルカリオをモンスターボールから出した。
(さっきの攻撃は効いたぞ・・お前、強いな・・)
「リザッ!」
ルカリオとリザードは握手をした。
そして、それを見ていたポッチャマはルカリオに近づいき握手をしよ
うと手を出したが
(俺は弱い奴には興味ない・・)
ルカリオはポッチャマの握手を断った。
「ポッチャ!!!」
ポッチャマは口を開けたまま固まってしまった。
「ポッチャマ、これから大変だわ・・」

  • スレ5-250
  • 小さき種達 新たなる出会い
  • 10/02/26 23:15:13
ルカリオをゲットしたセイ達はセキチクシティへ向っていた。
「この先は森になっているわ・・」
ミドリはポケギアで現在位置の事を伝えた。
「森か・・どんなポケモンが居るんだろうな・・」
「ポチャ・・」
セイ達は見えてきた森の中へ入っていた。
森の中に入っていたセイ達は
(以外に暗いでしゅ・・)
「ピーカ・・」
セイ達は暫らくの間森の中を歩いていると小さな光が見えた。
「何だ?」
「あれは、電気だわ!」
「行ってみましょ!」
セイ達は光が見えた場所へ走って向った。
そこには、プラスル、マイナン、パチリスが楽しく遊んでいた。
「プラスルにマイナン、それにパチリスまで居るわ!」
「ニャル!」
ノンの声に気付いてプラスルがセイ達に向って10万ボルトを放った。
「うわ!」
「「「きゃ!」」」
セイ達はプラスルの10万ボルトをギリギリでかわした。
「気に入ったぜ!プラスル、お前をゲットしてやる!」
「ポッチャ!」
「プラ!」
プラスルはやる気満々であった。
「行くぞ!ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマ!」
ポッチャマのバブル光線はプラスルに向って放った。
プラスルは電光石火でバブル光線をかわしながらポッチャマに近づき
爆裂パンチの攻撃でポッチャマは混乱状態になってしまった。
「ポッチャマ!?」
「ポ~チャ、ポ~チャ・・」
ポッチャマは訳も分からずに木にぶつかった。
セイはこの状況をどうにかならないのかと考え込む。そんな一瞬の隙
にプラスルは10万ボルトでポッチャマを襲った。
ポッチャマは10万ボルトのお陰で混乱が治った。
「ポチャ!?」
「よし、ポッチャマ、渦潮だ!」
「ポッチャ!」
ポッチャマは渦潮を作りプラスルに向って放った。
プラスルは渦潮に巻き込まれた。
「マイ!?」
「チパ!?」
渦潮が終わるとプラスルは地面に落ちた。

  • スレ5-251
  • 小さき種達 新たなる出会い
  • 10/02/26 23:16:00
「今だ!行け、モンスターボール!」
モンスターボールがプラスルに当たり、赤い光線がプラスルの身体
を包み込むとモンスターボールの中へと吸い込まれていく
そして揺れが収まりセイはモンスターボールを取ると
「プラスル!ゲットだぜ!!」
だが、その時、マイナンとパチリスがセイに近づいて何かを訴えていた。
するとシェイミが
(二人はプラスルと離れたくないと言っているでしゅ・・だから、二人
は一緒に連れていて欲しいと言っているでしゅ・・)
「だけど、俺の手持ちは6匹で新しくゲット出来ない・・」
するとノンとミドリが
「だったら、私達と一緒に来ない?」
「マイ?」
「チパ?」
「私達と一緒に居ればプラスルと一緒に居られるわ・・」
マイナンとパチリスはノンとミドリの誘いに乗った。
「じゃあ、私はマイナン・・」
「私はパチリスで!」
ノンはマイナン、ミドリはパチリスにモンスターボールを当てた。
そして揺れが収まり、ノンとミドリはモンスターボールを取った。
「おめでとう、お兄ちゃん、ノン、ミドリ・・」
(これで賑やかになるでしゅ・・)

  • スレ5-259
  • 小さき種達 ラプラス
  • 10/02/27 23:25:04
セイ達はプラスル達をゲットした後、森を抜けた。
「やっと!抜けたわ!」
「チパ!」
目の前には海であった。
プラスル達は周りの景色に見惚れていた。
「そうか・・プラスル達は森から出ていなかったなのね・・」
「プラ!」
「マイ!」
「チパ!」
セイ達は砂浜を歩いていると
「ピカ!?」
アイの肩に乗っていたピカチュウが突然下りて砂浜を走っていた。
「ピカチュウ!?」
(どうしたでしゅ!?)
「追いかけよう!」
セイ達はピカチュウの後を追うとそこには1匹のポケモンが倒れていた。
「このポケモンは!?」
「ラプラス!?」
そこには砂浜に打ち揚げられ弱りきっているラプラスが居た。
「クゥ・・」
ラプラスは力の無い声であった。
「大変だ、直ぐにポケモンセンターに連れて行かないと!」
「だけど、どうやって連れて行くの?」
セイ達がどうやって連れて行くのか考えているとアイがモンスターボー
ルを取り出していた。
「まさか、アイ・・」
「私がラプラスをゲットしてポケモンセンターに連れて行くわ!」
アイはそう言うとラプラスをモンスターボールに当てた。
ラプラスはモンスターボールに吸い込まれると直ぐに揺れが収まった。
「早く、ラプラスをポケモンセンターに!!」
「うん!!」
セイ達は走りながらポケモンセンターへ向った。

  • スレ5-263
  • 小さき種達 ラプラス
  • 10/02/28 23:52:49
ポケモンセンターに着き、ラプラスをジョーイさんに預けた。
「ラプラス、大丈夫かな・・」
アイは弱りきっていたラプラスが心配であった。
「大丈夫よ、アイ・・」
「そうよ、ラプラスは絶対良くなるわよ!」
「うん・・」
それでもアイは不安で仕方なかった。
それから1時間後、ジョーイさんが部屋から出てきた。
「ジョーイさん、ラプラスは?」
「衰弱していましたが、今は眠っています・・」
セイ達は部屋の中を覗くとラプラスはぐっすり眠っていた。
「良かった・・」
アイはラプラスの様子を見て安心した。
するとセイは
「ジョーイさん、ラプラスは何で砂浜に打ちあがっていたんですか?」
「おそらく、先日の嵐の影響で流されたんだと思うわ・・」
それから、セイ達はポケモンセンターで一夜を明かした。

次の日
ラプラスは目を覚ますとそこにはアイがラプラスの隣で眠っていた。
ラプラスは眠っているアイの頬を舌で舐めた。
「うん・・くすぐったい・・」
アイは目を擦りながら目を開けるとラプラスが目を覚ましていた。
「ラプラス!?もう大丈夫なの!?」
「クゥゥ!」
「良かった、ラプラス・・」
アイはラプラスの頭を優しく抱き寄せラプラスはそれに甘えるかのよ
うに喜んだ。

  • スレ5-268
  • 小さき種達 ラプラス
  • 10/03/02 22:56:37
セイ達はポケモンセンターを後にして次の町へ向った。
しばらく歩いているとある張り紙が見えてきた。
「あ!見て、ライルタウンでポケモンコンテストがあるわ!」
セイはポケギアを取り出し現在地を確かめた。
「ライルタウンは目と鼻の先だ・・」
「なら、ライルタウンに向いましょ!」
(行くでしゅ!)
セイ達はライルタウンに向って歩き始めた。

それから1時間後
「ふぅ、やっと着いたな・・」
「ポチャ・・」
「ライルタウンて、以外に大きな町だわ・・」
「本当ね・・」
アイ達はコンテストのエントリーを済ませポケモンセンターに向った。
アイはポケモンセンターに着くと直ぐに水タイプ専用のプールに向った。
「出てきて、ラプラス!」
アイはラプラスが入っているモンスターボールを投げた。
「クゥゥ!」
ラプラスは元気良く出てきて水の上を泳ぎ始めた。
「ラプラス、嬉しそうだな・・」
「うん・・」
セイ達はラプラスの喜んでいる姿を見て微笑んだ

  • スレ5-270
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/03/03 22:36:05
次の日
「イーブイ!電光石火からアイアンテール!」
「ブイ!」
イーブイは電光石火のスピードでアイアンテールの威力を上げ岩を粉
砕した。
「やるじゃないか、イーブイ!」
「ポッチャ!」
「よくやったわ!イーブイ!」
「ブーイ!」
アイはイーブイに近づきしゃがみこむとポフィンを出した。
「はい!あなたの好きなポフィンよ!」
「ブイ!」
イーブイはアイから貰ったポフィンを美味しそうに食べているとピカチ
ュウ達は
(アイ、ミー達もポフィン欲しいでしゅ・・)
「ピカチュウ・・」
「コーン・・」
「はいはい!」
アイはポフィンをピカチュウ達にも渡しピカチュウ達は喜んだ。
(やっぱり、アイのポフィンは最高でしゅ・・)
「ピーカ!」
「コン!」
「ありがとう、皆・・」
アイはピカチュウ達の喜ぶ姿に微笑んだ
「アイ、今回はどのポケモンで行くんだ?」
「イーブイよ!今回はイーブイのデビュー戦よ!」
「ブーイ!」
「アイもイーブイか・・」
「え!?じゃあ、ノンとミドリも?」
「ああ、ノンとミドリもイーブイで行くつもりだ・・」
「そうなんだ、だけど、優勝するのは私とイーブイよ!」
「ブイ!」

  • スレ5-272
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/03/04 22:32:27
その夜、セイ達が眠っている頃ミドリとイーブイは特訓していた。
「イーブイ!シャドーボールをアイアンテールで打って!」
「ブイ!」
イーブイはシャドボールをアイアンテールで打つとシャドボールが綺
麗な光になった。
「うん!いい調子よ!イーブイ!」
「ブイ!」
するとイーブイの身体が光りだした。
「もしかして!?進化!」
イーブイの身体は光が収まると形体が変わっていた。
「ブラッ!」
「イーブイがブラッキーに進化した!」
ミドリはポケモン図鑑を開いた。
(ブラッキー、月光ポケモン・・月の波動を身体に浴びるとわっか模
様がほのかに輝き不思議な力に目覚めるのだ・・)
「ブラッキー、絶対5個目のリボンゲットするわよ!」
「ブラッ!」

次の日
セイ達はコンテスト会場に来ていた。
「イーブイがブラッキーに進化したんだ!」
「ブイ!」
アイ達はミドリのイーブイがブラッキーに進化した事を聞いた。
「特訓していたら進化したの・・」
「ブラッ!」
「だけど、優勝するのは私よ!」
「ピカ!」

  • スレ5-276
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/03/05 22:34:11
コンテストが始まり一次審査が始まった。
「エントリーナンバー1番、ミドリさんです!」
カーテンが開くとミドリは走って出てきた。
「ブラッキー!ゴー!」
モンスターボールからブラッキーが元気良く出てきた。
「ブラッ!」
「ブラッキー、シャドーボール!」
「ブラッ!」
ブラッキーはシャドボールを空に向って放った。
「続けて、サイコキネシス!」
ブラッキーはサイコキネンシスでシャドーボールの動きを止めた。
「ブラッキー、フィニッシュ!!」
「ブラッ!」
シャドーボールは爆発して綺麗な粒子がブラッキーの身体を輝かせた。
観客席はブラッキーの演技に歓声が鳴った。

「凄かったわ、進化したばっかりなのにあそこまで息がピッタリなんて!」
「ニャル!」
「当然よ、私とブラッキーは信頼しているんだから!」
「ブラッ!」
ミドリは胸を張って威張った。
「次はノンだ!」
「頑張ってね、ノン!」
「ピカ!」
「ええ・・」

  • スレ5-279
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/03/06 23:25:20
「続けて、エントリーナンバー6番、ノンさんです!」
カーテンが開くとノンは走って出てきた。
「イーブイ!ゴー!」
モンスターボールからイーブイが元気良く出てきた。
「ブイ!」
「イーブイ、影分身!」
「ブイ!」
「続けて、メロメロ!」
イーブイは観客席に向ってメロメロをした。
「フィニッシュにシャドーボール!」
「ブーイ!」
イーブイはシャドボールを会場全体に連発させ互いにぶつかり綺麗な
粒子が会場全体を包み込んだ。
そして、会場中から歓声が湧いた。

  • スレ5-280
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/03/07 23:53:58
「イーブイの演技、可愛かったわ!」
「ピカ・・」
アイはノンのイーブイの演技を褒めた。
「ありがとう、アイ・・」
「ブイ!」
すると警備員が
「アイさん、スタンバイお願いします・・」
「はい!」
アイは走って控え室を後にした。
「続けて、エントリーナンバー9番、アイさんでございます!」
カーテンが開くとアイは走って出てきた。
「イーブイ!レディ・ゴー!」
モンスターボールからイーブイが元気良く出てきた。
「ブイ!」
「イーブイ、電光石火!」
「ブイ!」
イーブイは電光石火でフィールド全体を走った。
「シャドーボール!」
イーブイは走りながらシャドーボールを放った。
「アイアンテール!!」
イーブイはシャドーボールをアイアンテールで上空に跳ね返した。
そしてシャドーボールは爆発して綺麗な粒子がイーブイを包み込んだ。
会場中は歓声が湧いた。

  • スレ5-282
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/03/08 22:10:58
一次審査が終わりアイ達は二次審査進出した。
「二次審査コンテストバトル1回戦かたやノンさん!こだやミドリさん!」
「ノン、今回も勝たせてもらうわよ!」
「そうわいかないわ、ミドリ!今度こそ私が勝つわ!」
ノンとミドリは火花を散らしていた。
「おーアイとミドリやる気満々だな!」
「ポチャ!」

「制限時間は5分!参ります!」
「ブラッキー、お願い!」
「ブラッ!」
「イーブイ、ゴー!」
「ブイ!」
「ブラッキー、電光石火!」
「ブラッ!」
ブラッキーは目にも留まらない速さでイーブイに向っていた。
「イーブイ、影分身でかわして!」
「ブイ!」
イーブイは影分身でブラッキーの電光石火をかわした。
「ブラッキー、悪の波動で影分身を消しなさい!」
「ブラッ!!」
ブラッキーは悪の波動でイーブイの影分身を打ち消した。
「ブイ!?」
「しまった!!」
「今よ!電光石火!」
ブラッキーは動揺しているイーブイに電光石火で攻撃した。
イーブイは吹き飛ばされてしまった。
「イーブイ!!」

  • スレ5-283
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/03/09 23:56:58
イーブイは吹き飛ばされながら体勢を立て直して地面に着地した。
「イーブイ、まだいけるわね!」
「ブイ!」
イーブイはやるき満々であった。
「私達の最高の演技をミドリ達に見せてあげましょ!」
「ブイ!」
その時、イーブイの身体が光り出した。
「あれは!?」
「進化が始まったんだ!!」
「ポチャ!?」
イーブイの身体は光が収まると形体が変わっていた。
「エーフィ!」
「イーブイがエーフィに進化した!!」
イーブイが進化した事でミドリのポイントが大幅に減ってしまった。
「まさか、進化するなんて・・」
ミドリはエーフィに進化したことに驚いた。
「勝負はこれからだよ、ミドリ!」
「望むところよ、ブラッキー!シャドーボール!」
「ブラッ!」
ブラッキーはエーフィに向ってシャドーボールを放った。
「エーフィ、電光石火!」
「エーフィ!」
エーフィは電光石火でシャドーボールをかわした。
「続けて、影分身!」
「エーフィ!」
エーフィは電光石火の状態から影分身をした。
「また同じ事をしても意味無いわ!悪の波動!」
「ブラッ!」
ブラッキーは悪の波動で影分身を打ち消したがエーフィの姿が無かった。
「いない!?」
「ブラッ!?」
その時、ミドリは空を見上げるとそこにはエーフィがいた。
「まさか、あの時に!?」
「そうよ、あの時の悪の波動を利用してジャンプしたのよ、アイアン
テール!!」
「エーフィ!」
エーフィのアイアンテールはブラッキーに直撃したがブラッキーは
エーフィのアイアンテールを耐えた。
「タイムーアップ!!コンテストバトル1回戦を制したのは・・」
ステージの画面が変わった。
「ノンさんでございます!!」
「やったわ、エーフィ!!」
「エーフィ!!」

  • スレ5-285
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/03/10 22:12:18
「おめでとう、ノン!」
「ピカチュウ!」
「熱いバトルだったぜ!」
「ポチャ!」
「ありがとう、アイ、セイ・・」
「エーフィ・・」

それからアイとノンは順調に二次審査を進んだ。
「二次審査コンテストバトル決勝戦かたやノンさん!こだやアイさん!」
「アイ、このバトルは私が勝たせてもらうわ!」
「それはこっちのセリフだわ!」
それを見ていたセイとミドリは
「アイとノン・・どっちが勝つだろうな・・」
「ポチャ・・」
「どっちが勝ってもおかしくないわ!」
(アイ!!頑張るでしゅ!!)
「ピーカ!!」
シェイミとピカチュウはアイを応援していた。
「制限時間は5分!参ります!」

  • スレ5-288
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/03/11 22:47:33
「エーフィ、ゴー!」
「エーフィ!」
「イーブイ、レディ・ゴー!」
「ブイ!」
「エーフィ、電光石火!」
「エーフィ!」
エーフィは電光石火でイーブイに向っていた。
「イーブイ!電光石火で迎え撃って!」
「ブイ!」
イーブイは電光石火でエーフィに向っていた。
エーフィとぶつかる瞬間
「今よ!」
「ブイ!」
イーブイは当たる瞬間身体を回転させてエーフィの電光石火をかわした。
だがノンは
「甘いわね、アイ・・」
「え!?」
「エーフィ、サイコキネンシス!」
「エーフィ!」
エーフィのサイコキネンシスはかわしたイーブイに当たりイーブイは
身体の動きを止められた。
「ブイ!?」
「しまった!?」
「エーフィ、イーブイを空に飛ばしなさい!」
「エーフィ!」
エーフィはイーブイを空に飛ばした。
「今よ、アイアンテール!」
エーフィは高くジャンプしてイーブイにアイアンテールを放った。
「ブーイ!!」
イーブイは地面に落下した。
「イーブイ!!」
「タイムーアップ!!コンテストバトル決勝戦を制したのは・・」
ステージの画面が変わった。
「ノンさんでございます!!」
「やったわ、エーフィ!!」
「エーフィ!!」

  • スレ5-294
  • 小さき種達 喜び
  • 10/03/12 22:37:44
「ブイ・・」
イーブイが負けて落ち込んでいると
「ありがとう、イーブイ・・良い演技だったわ・・」
「ブイ・・」
「大丈夫大丈夫、これからいっぱい練習して優勝しましょ!だから、落
ち込まないで!ねえ!」
「ブイ!」
アイはイーブイを抱き寄せてステージを後をした。

その後、セイ達はポケモンセンターの部屋でノンのリボンゲットの
小さなパーティをしていた。
「おめでとう、ノン!」
「これで3個目のリボンだね!」
「ありがとう、みんな!」
セイ達は楽しく食事をしながら会話を楽しんだ。
「だけど、凄かったよ、まさかバトル中に進化するなんて・・」
「うん、私も驚いたわ・・」
ノンは笑みを浮かべながら答えた。
「それはエーフィと私の気持ちが一つになって進化したんだと思うわ!」
「エーフィ!」
ノンとエーフィは互いに見つめ笑顔になった。
「次はセイの番だよ!6個目のバッジ頑張ってね!」
「ああ、6個目のバッジ必ずゲットだぜ!」
「ポッチャ!」

  • スレ5-298
  • 小さき種達 風邪
  • 10/03/13 22:23:19
それから3日後、セイ達は湖の小さな小屋に泊まっていた。
「う~ん、良く寝た・・」
「ポ~チャ・・」
セイとポッチャマは大きなあくびをして目を覚ました。
「おはよう、セイ・・」
「おはよう、ノン・・」
ノンとミドリも目を擦りながら目を覚ました。
ノンがアイを起こそうとした、その時
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
アイの息遣いが荒かった。
「アイ!?」
ノンの声にセイ達は振り向いた。
「アイ!?どうしたんだ!!」
「ポチャ!?」
(アイ、しっかりするでしゅ!!)
「ピカ!!」
セイはアイに近づきおでこを手を当てた。
「うわ!!凄い熱だ!!」
「セイ!直ぐに熱を冷まさないと!」
「ああ、水を持ってくる!!」
セイは小屋から出て水を汲みに行った。

それからアイはセイ達の頑張りで眠ってしまった。
「今日は歩くのは無理だわね・・」
「ああ、アイの風邪が治るまで此処で過ごそう・・」

  • スレ5-302
  • 小さき種達 風邪
  • 10/03/14 21:50:35
アイが眠っているベットにアイのポケモン達はアイの側に居た。
(アイ・・)
「ピカ・・」
「コン・・」
「ブイ・・」
するとセイとポッチャマが入ってきた。
(セイ・・アイは?)
シェイミがセイにアイの事を聞いてきた。
「大丈夫だ、シェイミ、ちょっと疲れが出てしまっただけだ・・」
セイはアイのおでこに乗せていたタオルを新しいタオルと変えた。
「ピカチュウ達・・アイを見ていてくれな・・」
(了解でしゅ!)
セイは小屋を出ていた。

それからセイ達はポケモン達にご飯をあげた後、セイ達も食事を済ませた。
「セイ、これをアイに・・」
ノンがセイに渡したのはお粥とすり潰した木の実であった。
「ありがとう、ノン・・」
セイはお粥と木の実を持ってアイの所へ持っていた。

「う・・ん・・」
アイは薄らと目を開けるとそこにはピカチュウ達がいた。
「ピカカ!」
「コン!」
「ブイ!」
(アイ、大丈夫でしゅか!?)
「ピカチュウ・・皆・・」
するとセイが小屋に入ってきた。
「起きたか、アイ・・」
「お兄ちゃん・・」
セイはアイの寝ているベットの近くの椅子に座った。
「どうだ、具合は?」
「うん、少し気分が楽になったわ・・」
「そうか、良かった・・」
アイにおかゆを見せた。
「お粥があるけど食べるか?」
「うん・・」
セイはお粥を食べさせた後、木の実も食べさせた。
「ありがとう、お兄ちゃん、美味しかったわ・・」
「ああ、早く元気になれよ!」
「うん・・」

  • スレ5-304
  • 小さき種達 風邪
  • 10/03/15 22:44:36
セイが小屋から出てくるとミドリが
「セイ、アイの様子は?」
「大丈夫だ、熱も大分下がったし、お粥も残さず食べたから直ぐに元
気になるよ・・」
「良かった・・」
セイはアイが食べたお粥の器を洗った。

その頃、ルカリオとリザードはお互い特訓をしていた。
「リザッ!」
リザードは目隠しをしているルカリオに向って火炎放射を放った。
ルカリオは正確に火炎放射をかわした。
(どうした、私を倒す覚悟で来い!)
「リザッ!」
リザードはさっきの火炎放射よりさらに大きな火炎放射を放った。
ルカリオは波動弾で粉砕した。
「お!ルカリオとリザード、やっているな!」
「リザードとルカリオ、良く一緒に特訓しているわね・・」
セイ達はしばらくリザードとルカリオの特訓を見ていた。

  • スレ5-305
  • 小さき種達 風邪
  • 10/03/16 23:09:31
それから日が傾き始めた頃、セイ達は夕食の準備をしていた。
「プラスル、そこの食器を取ってくれ・・」
「プラ!」
プラスルは食器をセイに渡した。
「ありがとう、プラスル・・」
「プラ!」
セイはプラスルが持ってきた食器に料理を盛り付けをしていた。

その頃、ノンはお粥を持ってアイに持っていた。
ノンが小屋に入るとアイはノンに気付き起き上がった。
「ノン・・」
「調子はどう?」
「熱も下がったからもう大丈夫よ・・」
ノンは笑みでアイと会話をすると
「アイ、夕食よ・・」
ノンはアイにお粥を渡した。
「ありがとう、ノン・・」
アイはお粥を美味しそうに食べていた。
「ピカチュウ達もそろそろご飯よ・・」
「ピカ!」
ピカチュウ達は小屋から出ていた。
「アイ、早く元気になって一緒にコンテストの練習をしましょ!」
「ありがとう、ノン・・」
そして、次の日にはアイはすっかり元気になって次の町を目指した。

  • スレ5-307
  • 小さき種達 野望
  • 10/03/17 23:05:41
セイ達が次の町に向かっている頃、グレンタウンの火山にロケット団
の姿があった。
「これより、実験を開始する!」
そこにはブレラの姿もあった。
下っ端達はある装置の電源を入れるとエネルギーが円を描き始めマグ
マに向って放った。
そして、火山は揺れ始めた。
「成功だ・・これで我々の目指す世界に近づく・・」
ロケット団は直ぐに撤退すると火山は噴火が始まりマグマはグレンタ
ウンを襲い掛かってきた。

その頃、セイ達は
「やっと、ポケモンセンターに着いたな・・」
「うん、これで休めるわ・・」
「ポチャ・・」
セイ達がポケモンセンターに入るとテレビにあるニュースが流れて
いた。
(臨時ニュースです!今日、午後3時にグレンタウン火山が噴火しました!)
「グレンタウンが!?」
「そんな・・」
テレビにはグレンタウンがマグマに包み込まれた映像が流れた。
(この噴火によりグレンタウンは壊滅状態になっております!住民は
全員の避難が完了しておりますが負傷者が多数出ており住民はパニック
になっています!)

その頃、ニュースを見ていたジャックは不気味な笑みを浮かべた。
「ははは、これで良い・・」
ジャックの隣に立っているアインは
「次の作戦で最終目的が達成されます、ボス・・」
「ああ、これで我らの目指す世界になる・・」

  • スレ5-309
  • 小さき種達 避難
  • 10/03/18 23:17:23
グレンタウンが壊滅してから20日後
「やっと、セキチクシティに着いた!!」
「ポチャ!」
「本当、セキチクまでの道のりは大変だったわね・・」
「うん、この20日で色んな町のコンテストに出たんだから・・」
セイ達はポケモンセンターに向った。

セイ達はポケモンセンターに入るとそこには大勢の人が並んでいた。
「な、何だ!?」
「この人たちは!?」
「此処に居る者達はグレンタウンの住民じゃ・・」
セイ達の横から話しかけたのは髭の生やしたおじいさんであった。
「あなたは?」
「わしは唯の老いぼれの爺さんじゃ・・」
「だけど、なんでグレンタウンの人たちが此処に?」
「住民は船に避難をしたのじゃが受け入れる所が見つからなかったの
じゃ・・」
「それで、受け入れてくれたのが場所セキチクシティだったんですね・・」
「そうじゃ・・」

  • スレ5-310
  • 小さき種達 ジム
  • 10/03/19 22:21:28
セイ達は見知らぬお爺さんと話が終わるとセイ達はセキチクジムに向
った。
「それにしても、セキチクジムは何処なんだよ・・」
「ポチャ・・」
セイ達は地図を見ながらジムを目指していた。
「この山の中にあるのかしら・・」
「ピカ・・」
しばらく歩くとある建物が見えてきた。
「ねえ、もしかして此処じゃないかしら・・」
その建物は忍者屋敷であった。
「まさか、此処がジムじゃないよな・・」
「だけど、ポケギアには此処で間違いないよ・・」
「・・・」
セイは無言になった。
「とにかく入ろう・・」
「うん・・」
セイ達は忍者屋敷に入っていた。

「こんにちは、誰か居ませんか?」
だが、何の返事も無かった。
「居ないのかしら・・」
するとセイは勝手に入っていた。
「すみません、誰か居ませんか?」
「お兄ちゃん!勝手に入ったら駄目よ!」
「ピカチュウ!」
そう言っている間にセイは勝手に部屋に入っていた。
その時
「な、何だ!?うわ!!」
「ポッチャ!!」
突然、セイとポッチャマの悲鳴をあげた。
「お兄ちゃん!?」
アイ達は慌ててセイの入った部屋に入るとそこにはセイとポッチャマ
が倒れていた。
「お兄ちゃん!?しっかりして!!」
「ピカピカ!!」
(ポッチャマ、しっかりするでしゅ!!)
アイはセイを揺すり起こした。
「う~ん・・」
「ポッチャ・・」
「良かったわ・・」
「ピカチュウ・・」
するとセイ達の前にある女性が現れた。
「あんた達は何者よ?勝手に入ってきて・・」
「すみません、誰も返事が無かったので・・」
セイが謝るとノンが
「所で此処はジムですよね?」
「ああ、正真正銘のジムよ・・」
「じゃあ、ジムリーダーは?」
「セキチクジムのジムリーダーはこのあたし・・アンズよ!」

  • スレ5-311
  • 小さき種達 ジム
  • 10/03/20 20:12:13
「本当にジムだったんだ・・」
セイ達は忍者屋敷がジムだった事に驚いた。
「所であなた達はいったい何者?」
「俺はセイです、ジム戦に来ました!」
するとアンズは
「何だ、ジム戦か!」
「アンズさん、俺とジム戦をお願いします!」
「分かったわ、ジム戦、受けて立つわ!」

アンズはセイ達をバトルフィールドに案内させた。
「此処がうちのバトルフィールドだ!」
そこはジムの庭を使ったフィールドであった。
「凄い、まるで森だ・・」
「さあ、バトルを始めるから早くしてよ!」
「はい!」
セイとアンズはバトルフィールドに立った。
「アンズさん、審判の人は何処に?」
「このジムには審判は居ないわ・・」
「じゃあ、審判なしでやるんですか?」
「そうよ・・だから、使用ポケモンは1対だけのバトルよ!」
「1対!?それじゃ、倒れたら即負けて事!?」
「そう、負ければ即終了よ!」
アンズはモンスターボールを取り出した。
「行きなさい、モルフォン!」
「モル!」
「モルフォンか、ならば・・」
セイはモンスターボールを取り出した。
「ムクバード、君に決めた!」
「ムクッ!」

  • スレ5-315
  • 小さき種達 ジム
  • 10/03/21 22:35:36
「先攻はチャンレンジャからよ!」
「それじゃ、遠慮なく行かせてもらいます!ムクバード、電光石火!」
「ムック!!」
ムクバードはモルフォンに突っ込んだ。
「甘いわ、モルフォン、影分身!」
「モル!」
モルフォンは影分身でムクバードの電光石火をかわした。
モルフォンの影分身はムクバードを囲んでいた。
「続けて、ツバメ返し!」
「モル!」
モルフォンは影分身の状態のままツバメ返しでムクバードに攻撃してきた。
「ムクッ!!」
「ムクバード!!?」
モルフォンの攻撃は容赦なく続いた。
「モルフォン、虫のさざめき!」
モルフォンは虫のさざめきでムクバードに容赦なく襲った。
「ムクバード!?」
ムクバードは地面に落ちて倒れてしまった。
「ム・・ク・・」
ムクバードは必至に立ち上がったが立ってるのがやっとであった。
「ムクバード・・」
ムクバードは体力が限界なのに必至に立ち上がった。
「ムック!!」
ムクバードは飛びあがった。
「そうだな、まだ、諦めないぞ!!」
「ムック!!」
その時、ムクバードの身体が光りだした。
「これは!?」
「進化!?」

  • スレ5-316
  • 小さき種達 ジム
  • 10/03/22 23:13:33
ムクバードの身体は光が収まると形体が変わっていた。
「ムクホ!」
「ムクホークに進化した!!」
「ピカチュ!!」
ノンはポケモン図鑑を開いた。
(ムクホーク、もうきんポケモン・・自分よりも体の大きい相手にも
果敢に挑みかかる。・・)
「ムクホー!!」
ムクホークは力強く翼を羽ばたかせた。
「よし、ムクホーク、一気に決めるぞ、ツバメ返し!!」
「ムクホー!!」
ムクホークは一瞬でモルフォンに近づき吹き飛ばした。
「モルフォン!?」
「モ・・ル・・」
モルフォンは立ち上がり再び飛んだ。
「止めだ、ムクホーク、ブレイブバード!!」
「ムクホー!!」
ムクホークはパワーを溜めてモルフォンに向っていた。
「モルフォン、ツバメ返し!!」
モルフォンは傷ついた身体でムクホークに立ち向かった。
モルフォンとムクホークはぶつかり爆発が起きた。
「ムクホーク!?」
「モルフォン!?」
煙が晴れるとモルフォンは倒れていた。
「モルフォン!?」
「モ・・モル・・」
アンズはモルフォンに近づいた。
「モルフォン、お疲れ様・・」
「モル・・」
「モルフォンは戦闘不能よ、あなたの勝ちよ・・」

  • スレ5-323
  • 小さき種達 ジムリーダー
  • 10/03/23 23:02:26
「良く頑張ったな、ムクホーク!」
「ムクホー!」
セイはムクホークに抱きついた。
「おめでとう、お兄ちゃん、ムクホーク!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
アイ達はセイとムクホークに祝福しているとアンズが近づいてきた。
「おめでとう、久しぶりのバトルは最高だったわ・・」
アンズはバッジを取り出した。
「これがセキチクジムを勝った証・・ピンクバッジよ・・」
アンズはピンクバッジをセイに渡した。
「ありがとうございます!」
「ポチャ!」

それからセイ達はポケモンセンターに戻ってきた。
「うわ!まだ人が多いな・・」
「うん、これじゃ、泊まれそうにないわ・・」
(ええ~町に着たのに外で泊まるのでしゅか?)
「仕方ないでしょ・・」
セイ達はポケモンセンターを後をしようとしたその時
「君達!」
突然、後ろから声を掛けられセイ達は後ろに振り向くと朝に会ったお爺
さんであった。
「あなたは!?」
「もしかして、ポケモンセンターに泊まろうとしていたんじゃないか?」
「はい、だけど、この人の多さでは泊まれそうにありませんから・・」
「ニャル・・」
するとお爺さんは
「だったら、この近くにわしの別荘がある、良ければそこに泊まらんか?」
「え!?良いんですか?」
「ああ、構わないが・・」
セイ達はお言葉に甘える事にした。
「そういえば、まだ、名前を言ってませんでしたね・・」
「そうじゃったな・・」
「俺はセイです、こっちが俺の妹アイです・・」
「アイです・・」
「私はノンです・・」
「ミドリです・・」
セイ達が自己紹介を終えると
「わしはグレンジムのジムリーダー・・カツラじゃ・・」
「「「「グレンジムのジムリーダー!?」」」」

  • スレ5-325
  • 小さき種達 チルット
  • 10/03/24 22:16:38
セイ達はカツラに別荘に案内された。
「まさか、グレンジムのジムリーダーだったなんて、驚きましたよ・・」
「ポチャ・・」
「ほほほ、こんな老いぼれがジムリーダーは驚いたろ・・」
セイ達は暫らく歩いているとセキチクシティが一望できる丘に家が見えてきた。
「あれが、わしの別荘じゃ・・」
「結構・・大きいですね・・」
「ピカ・・」
カツラはセイ達を家に招き入れるとそこには
「ヘル!」
「ヘルガーだ!」
「留守番ありがとう、ヘルガー・・」
「ヘル!」
「このヘルガーはカツラさんの?」
「ああ、そうじゃ、出かけてる間は留守番をしてもらっているんじゃ・・」
カツラはセイ達の部屋に案内した。
そして、荷物を部屋に置き戻ってくると
「チル・・」
鳴き声した方を振り向くとそこには怪我をしたチルットがいた。
「チルット!?」
「怪我をしてるわ・・」
ミドリはチルット抱き寄せた。
「カツラさん、このチルットは?」
「そのチルットは森で怪我をしていたのじゃ、それでわしが怪我の手当てをしたんじゃ・・」
「そうだったんですか・・」
「チルチル・・」
チルットは安心したのかミドリに抱かれながら眠ってしまった。

  • スレ5-326
  • 小さき種達 挑戦
  • 10/03/25 22:47:45
セイ達はカツラにご馳走になった。
「カツラさん、俺とバトルをお願いします!」
「わしにバトルを・・何故だ?」
「今、各地のジムを周っているんです・・」
「ポケモンリーグを目指しているのか・・」
「はい・・」
カツラは黙っていると
「分かった、バトルを受けよう・・」
「ありがとうございます!」
「ポチャ!」

カツラはセイ達を別荘のバトルフィールドに連れてきた。
「別荘にバトルフィールドがあるなんて・・」
「ピカチュウ・・」
カツラとセイはそれぞれスタンバイをした。
「使用ポケモンは2体、どちらかが2体戦闘不能になった時点で終了じゃ!」
カツラはモンスターボールを取り出した。
「ゆけ!ドサイドン!」
「ドサ!」
ドサイドンが出てきた時、アイは怯えてしまっていた。
(アイ・・)
シェイミはアイの顔を見るとアイは
「大丈夫よ、シェイミ・・」
アイはシェイミに笑顔を見せた。
「ドサイドンか・・ならば・・」
セイはポッチャマを見つめた。
「ポチャ!」
「よし、頼むぞ!ポッチャマ!」
「ポッチャ!」
ポッチャマはバトルフィールドに立った。

  • スレ5-327
  • 小さき種達 挑戦
  • 10/03/26 23:39:00
「遠慮なく掛かって来い!」
「望むところです!ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマ!!」
セイは速攻で先制攻撃を仕掛けてきた。
だが、ドサイドンは避ける事もなくバブル光線を食らった。
「ドサ!!」
ドサイドンは殆んどダメージを食らっていなかった。
「ポチャ!?」
「そんな・・バブル光線を直撃したのに・・」
「ドサイドンの特性はハードロック、効果抜群の技を半減させるじゃ・・」
「そうか、ハードロックの効果でバブル光線の威力を弱めたんだ!」
「だが、いくら威力を弱めたところで、ポッチャマ、連続でバブル光線!」
「ポッチャマ!」
ポッチャマは連続でバブル光線を放ったがドサイドンに大したダメージを
与えられなかった。
「ポチャ・・ポチャ・・ポチャ・・」
ポッチャマは連続のバブル光線で疲れていた。
「ポッチャマは大分疲れてきたぞ・・」
「く!ポッチャマ、戻ってくれ・・」
「ポチャ!?」
ポッチャマはセイの言葉に驚いた。
「ポッチャマ、疲れているんだろう・・だから、戻ってくれ・・」
「ポチャ・・」
ポッチャマは直ぐにセイの元に戻った。
「良い判断じゃ・・」

  • スレ5-329
  • 小さき種達 挑戦
  • 10/03/27 22:40:51
(ドサイドンのハードロックは効果抜群の威力を半減させる・・ポッ
チャマの攻撃も大したダメージを与えられなかった・・ならば!)
「頼むぞ、リザード!」
セイはモンスターボールを投げるとリザードが出てきた。
「リザッ!」
「え!?リザード!」
「ピカ!?」
「ハヤシガメかと思っていたのに・・」
「何で相性の悪いリザードを・・」
アイ達はリザードを出して来た事に驚いた。
「リザード、火炎放射!」
「リザッ!!」
リザードはドサイドンに火炎放射を放った。
「効果が低い技を出してドサイドンには勝てんぞ!」
カツラの言葉にセイは
「それはどうですか?」
「何!?」
「ドサ!?」
ドサイドンが突然苦しそうにしていた。
「ドサイドン!?」
「どうなっているの!?」
カツラはドサイドンの様子を見てある事に気付いた。
「まさか!?」
「そうです!さっきの火炎放射は火傷を狙っていたんです!」
「そうか!火傷にしてしまえばハードロックの効果は働かない、長期戦
に持ち込めばドサイドンは疲れてくる!」
カツラはセイの戦法に
「うふふ、久しぶりに楽しめそうじゃ!ドサイドン、アームハンマーじゃ!」
「ドサ!」
ドサイドンはリザードに一気に近づきアームハンマーを放った。
「かわして、瓦割り!」
「リザッ!」
リザードはドサイドンのアームハンマーをかわして瓦割りをドサイド
ンの頭に直撃した。
「ド・・サ・・」
ドサイドンは倒れてしまった。
「ドサイドン、良くやった・・」
カツラはドサイドンをモンスターボールに戻した。
「中々やるの・・久しぶりに本気になれそうじゃ・・」
「ありがとうございます・・」
「最後はお前じゃ!ゆけ、ブーバーン!」
「ブバ!」

  • スレ5-330
  • 小さき種達 挑戦
  • 10/03/28 22:36:53
「あれが、ブーバーン・・」
セイはポケモン図鑑を開いた。
(ブーバーン、爆炎ポケモン・・腕の先から摂氏2000度の火の玉を発射
する・・火山の火口を住みかにする・・)
「リザード、良くやったゆっくり休んでくれ・・」
セイはリザードをモンスターボールに戻した。
「ポッチャマ、気をつけろよ!」
「ポチャ!」
ポッチャマはフィールドに戻った。
「ゆけ!ブーバーン、火炎放射!」
「ブバ!」
ブーバーンは腕から強烈な炎を放った。
「ポッチャマ、渦潮で防げ!」
「ポーチャー!!」
ポッチャマは渦潮を作ると火炎放射に投げた。
だが、渦潮は火炎放射の威力で打ち消された。
「渦潮が!?」
「ポチャ!?」
火炎放射はポッチャマに直撃した。
「ポチャッ!!」
「ポッチャマ!?」
ポッチャマは倒れながらも何とか立ち上がった。
「まだじゃ!!ブーバーン、10万ボルトじゃ!!」
「ブーバー!!」
ブーバーンはポッチャマに容赦なく10万ボルトを放った。
「ポッチャ!!」
「ポッチャマ!?」
ポッチャマはブーバーンの攻撃に倒れてしまった。
「ポッチャマ、戦闘不能じゃ!」

  • スレ5-333
  • 小さき種達 挑戦
  • 10/03/29 22:34:05
「良く頑張った、ポッチャマ・・」
セイは倒れているポッチャマを抱きながら戻った。
「ポチャ・・」
ポッチャマは負けて落ち込んでいた。
「そう落ち込むな、ポッチャマ・・」
「ポチャ・・」
セイはポッチャマを降ろすとモンスターボールを取り出した。
「もう一度頼む、リザード!」
「リザッ!」
リザードはブーバーンを見るなり睨みつけてきた。
「リザッ!」
「ブバ!」
「リザード、お前、もしかして、ブーバーンに勝ちたいんだな!」
「リザッ!」
リザードはブーバーンに勝ちたいという闘志がセイに伝わった。
「よし、絶対勝つぞ、リザード!」
「リザッ!」
それを見ていたカツラは
「ほほほ、ブーバーン相手に闘志を燃やすとわ、これは本気で相手を
しないといけないわ・・」
「ブバ!」
カツラはセイとのバトルを楽しんでいた。
「リザード、火炎放射!」
「リザッ!」
「ブーバーン、火炎放射!」
「ブバ!」
火炎放射は互いにぶつかり爆発した。

  • スレ5-345
  • 小さき種達 挑戦
  • 10/03/31 00:01:20
リザードとブーバーンの火炎放射は互いにぶつかり爆発が起きた。
「リザード、ドラゴンクロー!」
「リザッ!」
リザードは煙の中に入って一気にブーバーンに近づいた。
だが、カツラはセイの作戦を見破っていた。
「甘いぞ!ブーバーン、雷パンチ!」
「ブーバー!!」
ブーバーンは腕に電気のパワーを溜めた。
「リザッ!!」
リザードは煙から出るとブーバーンに向ってドラゴンクローを放とう
としたその時、ブーバーンの腕の電気が満ちていた。
「今じゃ!ブーバーン!!」
「ブーバー!!」
「リザード、最大パワーで決めろ!!」
「リザッ!!」
リザードのドラゴンクローとブーバーンの雷パンチがぶつかった。
「リ、リザッ!」
「ブーバー!」
リザードはブーバーンのパワーに押されてきた。
「負けるな!!リザード!!」
「ポッチャ!!」
リザードはセイの応援にパワーをあげた。
すると、今度はブーバーンがリザードのパワーに押されてきた。
「ブーバーンがパワー負けしている!?」
「よし、このまま行けリザード!!」
「リザッ!!」
リザードはさらにパワーを上げた、その時
「ブーバーン!!オーバーヒートで吹き飛ばせ!!」
「ブーバー!!」
ブーバーンは至近距離でのオーバーヒートを放った。
「リザ!!」
「リザード!?」
リザードは至近距離のオーバーヒートを直撃して吹き飛ばされた。
リザードは倒れてしまった。
「リザード、戦闘不能じゃ・・」

  • スレ5-347
  • 小さき種達 挑戦
  • 10/03/31 22:47:03
セイは倒れているリザードの元に近づいた。
「良く頑張った、リザード・・」
「リザ・・」
リザードは負けたことに落ち込んでいた。
アイ達はセイとリザードに近づいた。
「残念だったね、お兄ちゃん・・」
「ピカチュウ・・」
「だけど、凄い熱いバトルだったわ!」
「うん、リザードの闘志が伝わってきたわ!」
すると、カツラとブーバーンがセイとリザードに近づいた。
「セイ君、こんな熱いバトルは久しぶりじゃ、お礼を言うぞ!」
「ブーバー!」
「いえ、此方こそ良いバトルをありがとうございました・・」
セイとカツラは握手した。
「わしのブーバーンをパワーで負けるとは正直、驚いたよ・・君のリ
ザードは中々見所があるの・・」
「ありがとうございます!」
すると、カツラは
「どうじゃ、新しい技を覚えさせてみないかの・・」
「新しい技ですか?」
「新しい技を覚える事でもっと強くなるじゃろ・・」
「本当ですか!?」
「ああ、リザードにはその可能性がある・・」
「是非、お願いします!」
セイは即答で答えた。
「分かった、だが、今日はもう遅い明日に新しい技を教えよう・・」

  • スレ5-349
  • 小さき種達 新しい力
  • 10/04/01 23:56:33
次の日の朝
アイ達がまだ眠っている頃、セイとカツラは外に居た。
「セイ君、リザードを出してくれ・・」
「はい、出て来い、リザード!」
セイがモンスターボールを投げた。
「リザッ!」
カツラはモンスターボールを取り出した。
「では、リザードに覚えてもらう技はこれじゃ・・」
カツラのモンスターボールからウインディが出てきた。
「ウインディ、あの岩に向ってフレアドライブ!」
「ウォッ!」
ウインディのフレアドライブは岩を粉々に粉砕した。
「す、凄い・・」
「ポチャ・・」
「だが、フレアドライブは自分にもダメージがある、言わば諸刃の剣じゃ・・」
「諸刃の剣・・」
「それをどうやって使いこなすか、トレーナーの腕の見せ所じゃ・・」
「・・・」

それから、セイはフレアドライブのコツを教えてもらい谷で特訓していた。
「リザード、炎タイプのエネルギーを身体全体に溜めるんだ!」
「リザザッ!」
リザードは身体全体に炎のエネルギーが集まっていた。
「そして、そのエネルギーを岩にぶつけるんだ!!」
「リザッ!!」
リザードは炎のエネルギーを岩にぶつけ岩は粉々になった。
「よし!さっきよりうまくなっているぞ、リザード!」
「リザッ!」
その時、セイの立っている場所がひびが入り地面が崩れた。
「うわああ!!」
セイが谷底に落ちていく
「ポッチャ!!?」
「リザッ!!?」
その時、リザードの身体が光りだした。
「ポチャ!?」

  • スレ5-350
  • 小さき種達 黒き影
  • 10/04/02 22:32:48
リザードの身体は光が収まると形体が変わっていた。
「ゴォォォッ!」
「ポチャ!?」
リザードンは羽を羽ばたかせ谷底に落ちたセイの元へ飛んだ。
そして、落ちている間にリザードンはセイを背中に乗せた。
「リザードン、ありがとう、お前のお陰で助かったよ・・」
「ゴォ!」
リザードンは谷底から脱出した。

谷底付近に二人のロケット団の下っ端がセイを見ていた。
「くそ!あの小僧を消せるかと思ったのに!」
「仕方ない、あそこで進化するとは誰も思わない・・」
「ああ、とりあえず本部へ戻ろう・・」
下っ端がその場を後にしようとした、その時
「何でロケット団があの少年の命を狙うんだ・・」
下っ端は声をした方へ向くと布で顔を隠した男とロズレイドが立っていた。
「何だ!貴様は!!」
「質問しているのはこっちだ・・」
下っ端がモンスターボールを取り出そうとした、その時
「「ぐは!!?」」
下っ端は木に叩きつけられていた。
「何だ、これは!?」
宿木の種が絡みついていた。
「くそ、離れね!!」
下っ端は必至に離れようとしたが離れなかった。
「さあ、何で、あの少年の命を狙う・・」
「誰が貴様に!」
「言わないなら、どんな事を使ってでも吐かせてもらう・・」

その頃、セイはカツラの別荘に戻っていた。
「リザードンに進化したんだ・・」
「ピーカ・・」
アイ達はリザードンに進化した事に驚いていた。
「カツラさん、もう1回バトルをお願いします!」
「良いだろう、フレアドライブが使いこなせるようになったか見せてもらうよ・・」
「はい!」
「ゴォォォッ!」

  • スレ5-352
  • 小さき種達 リベンジ
  • 10/04/03 23:24:55
セイとカツラはバトルフィールドに立っていた。
「今回はブーバーンとリザードンのバトルじゃ・・」
「望むところです!」
「ゴォォォッ!」
リザードンは既に闘志が燃えていた。
「ゆけ!ブーバーン!」
カツラはモンスターボールを投げるとブーバーンが出てきた。
「ブバ!」
「先攻は君からじゃ・・」
「遠慮なく、リザードン、火炎放射!」
「ゴォォォッ!」
リザードンはブーバーンに向って火炎放射を放った。
「ブーバーン、こっちも火炎放射じゃ!」
「ブーバー!」
火炎放射は互いにぶつかりあい爆発した。
「リザード時よりパワーが上がってようじゃ・・」
「まだまだ、これからですよ、リザードン、ドラゴンクローだ!」
「ゴォォォッ!」
リザードンは翼を羽ばたかせブーバーンに一気に近づきドラゴンクロー
をブーバーンに放とうとした。
「ブーバーン、雷パンチじゃ!」
「ブーバー!」
ブーバーンの雷パンチとリザードンのドラゴンクローがぶつかり合った。
「これでは前と同じじゃな・・」
だが、セイは
「いえ、これを待っていました!」
「どう言う事じゃ!?」
「リザードン、フレアドライブ!!」
「ゴォォォッ!」
リザードンは身体全体に炎のエネルギーが溢れ出した。
「まさか・・フレアドライブを確実に決めるためにわざと!」
「そうです、フレアドライブを決めるためにブーバーンの動きを止めたんです!」
リザードンはブーバーンに離れ直ぐにブーバーンに向っていた。
そして、リザードンのフレアドライブはブーバーンに直撃した。
「ブーバーン!!」
ブーバーンは倒れていた。
「これは、わし等の負けじゃ・・」

  • スレ5-353
  • 小さき種達 バッジ
  • 10/04/04 23:30:27
「やったぞ!リザードン!!」
「ゴォォォッ!」
セイはリザードンに抱きついた。
「お兄ちゃん、おめでとう!」
(おめでとうでしゅ!)
「ピカチュウ!」
「だけど、まさか、フレアドライブを決めるためにドラゴンクローで動きを止
めるなんて驚いたわ・・」
するとカツラがセイ達に近づいた。
「おめでとう、セイ君、楽しいバトルじゃた・・」
「いえ、此方こそ・・」
「お礼にこれを渡そう・・」
カツラの手にはジムバッジであった。
「これはジムバッジ!?」
「そうじゃ、グレンジムを勝った証、クリムゾンバッジじゃ・・」
「でも、良いんですか?」
「ああ、今のバトルはジム戦と同じじゃ、だから、遠慮なく持っていてくれ・・」
「ありがとうございます!」
セイはジムバッジを受け取った。
「カツラさんはこれからどうするんですか?」
「ジムリーダーを引退しようと思ったんじゃが、此処でジムをやっていくつもりじゃ・・」
するとミドリがチルットを抱いてカツラに話しかけた。
「あの・・カツラさん・・」
「何じゃ?」
「このチルット、私に連れていて良いですか?」
「それはチルットが決める事じゃ・・わしからは何も言わない・・」
「ありがとうございます!チルット、これから、一緒だよ!」
「チル!」

  • スレ5-355
  • 小さき種達 里帰り
  • 10/04/05 21:54:49
セイ達はカツラと分かれてセキチクシティを出ようとした、その時ポケギ
アが鳴った。
「俺のポケギアだ!」
セイはポケギアを取り出した。
「もしもし・・」
(久しぶりだな・・セイ・・)
「「パパ!?」」
ポケギアにはサトシの姿が映っていた。
「どうしたの、パパ、突然・・」
「ピカチュウ・・」
(そろそろ、年も終わるからマサラタウンで年を越さないか?)
「え、本当!」
(ああ、ソラ達もお前達と会いたがっているぞ!)
「分かったよ、パパ・・マサラタウンに帰るよ・・」
(そうか、ソラ達も喜ぶよ!)
「うん、ユリ達に宜しくね、サトシパパ!」
(ああ、お前達も早く帰って来いよ!)
ポケギアの画面が消えた。
「それじゃ、マサラタウンへ向おう!」
「ポチャ!」
「うん、早く帰りましょ!」
セイ達はマサラタウンに向って歩き出した。

  • スレ5-356
  • 小さき種達
  • 10/04/06 22:57:31
それから2日後、セイ達は雪が積もっている山を歩いていた。
「寒いわ・・」
(本当でしゅ・・)
「チュウ・・」
アイが着ているコートにピカチュウとシェイミが寒そうにしていた。
「いくら何でも冬の山を歩くなって・・」
「ニャル・・」
するとミドリが
「この山を越えれば直ぐにマサラタウンに着くんだから、頑張ってよ!」
アイとノンはミドリの元気に少し呆れていた。

「・・・」
「ポチャ?」
ポッチャマはセイが少し元気がない事に気付いた。
「大丈夫だ・・ポッチャマ・・心配しなく・・て・・も・・」
セイは突然倒れてしまった。
「ポチャ!?」
「ポッチャマ、どうしたの!?」
アイ達はポッチャマの声に気付きセイに近づいた。
「お兄ちゃん、しっかりして!!お兄ちゃん!!」
するとノンがセイのおでこに手を当てた。
「凄い熱だわ!」
「直ぐに休める場所に!」
「だけど、この山の中じゃ・・」
するとアイがある事を思い出した。
「そうだわ!前にママが話した雪山でビバークした事を!」
「そうだわ、炎技で雪でトンネルを作るのよ!」

  • スレ5-357
  • 小さき種達
  • 10/04/07 22:40:34
アイとノンはモンスターボールを取り出した。
「出てきて、ロコン!」
「お願い、ヒノアラシ!」
アイとノンはモンスターボールを投げるとロコンとヒノアラシが出てきた。
「コーン!」
「ヒノ!」
「ロコン!」
「ヒノアラシ!」
「「あの雪に向って火炎放射!」」
アイとノンは声を合わせながら指示を出した。
そしてロコンとヒノアラシの火炎放射は雪を溶かしてトンネルぐらいの
穴になっていた。
「ありがとう、ロコン、ヒノアラシ!」
「コーン!」
「ヒノヒノ!」
「アイ、ノン、早くセイを!」
「「うん!」」
アイ達は3人がかりでセイをトンネルへ運んだ。

そしてアイ達はセイを寝かせおでこにタオルを乗せた。
「お兄ちゃん、熱があるのにどうして・・」
(たぶん、アイ達に心配かけたくなかったから言わなかったかもでしゅ・・)
「それでも、気付けなかった私達にも責任あるわ・・」
ノンの言葉にアイ達は落ち込んでいるとミドリが
「もしかしたらセイの熱は・・私のせいかも・・」
「どういう事!?」
「実は・・昨日・・」

昨日の出来事、セイ達が昼食の準備をしていた頃、セイとミドリが枝を集めていた。
「これで充分ね!」
「ああ、早く戻ろうぜ!」
セイとミドリがアイとミドリの所へ戻ろうとしたその時
「スピ!」
セイとミドリの目の前にスピアーの大群が現れた
「スピアー!?」
「逃げるんだ、ミドリ!」
セイとミドリは襲ってくるスピアーの群れから必至に逃げていると崖に
に追い込まれてしまった。
「どうしよう・・このままじゃ・・」
その時、ミドリが立っていた場所が突然崩れた。
「きゃあ!!」
「ミドリ!?」
その時、セイは崖に落ちたミドリを助けるため自ら崖に飛び込んだ。
「セイ!?」
「ミドリ!つかまれ!!」
セイは手を差し伸べるとミドリはセイの手を掴んだ、そして、セイは
木の枝に掴まった。
「ミドリ、大丈夫か?」
「うん、大丈夫・・」
その時、セイが掴んでいた木の枝が折れてしまい川に落ちてしまった。

  • スレ5-359
  • 小さき種達
  • 10/04/08 23:12:14
セイとミドリは川に落ちてしまった。
「ぷは!」
ミドリは流れる川から顔を出した。
「セイ!?」
ミドリは流されているセイを見つけるとセイに近づいた。
「セイ!セイ、しっかりして!!」
ミドリの必至にセイを掴みながら流れる川から出た。
「セイ!セイ!!」
「う・・ミ・・ドリ・・」
セイは目を開くとミドリは安堵の笑みを浮かべた。
「セイ・・良かった・・」

その頃、アイとノンは
「遅いね、お兄ちゃんとミドリ・・」
「うん、何かあったのかな?」
するとムクホーク、バタフリー、チルット、リザードンがアイとノンに
近づいた。
「もしかして、皆、お兄ちゃんとミドリを探してくれるの?」
ムクホークたちは一斉に返事をした。
「じゃあ、お願いするわ!」
「頼むわ!」
アイとノンの言葉にムクホークたちは分かれてセイとミドリを探し始めた。

「はくしゅ!」
「大丈夫か、ミドリ?」
「大丈夫よ!はくしゅ!」
セイはミドリに上着をかけてあげた。
「これで少しは暖かいだろ!」
「あ、ありがとう・・」
ミドリは頬が赤くなった。
その時
「チルチル!」
「チルット!?」
チルットがミドリに近づいた。
「チルット、もしかして、私達を探してくれたの?」
「チル!」
「ありがとう、チルット!」
その時、チルットの身体が光りだした。
「これは!?」
「進化!」

  • スレ5-360
  • 小さき種達
  • 10/04/09 22:20:15
チルットの身体は光が収まると形体が変わっていた。
「チール!」
「チルットがチルタリスに進化したわ!」
「これがチルタリス・・」
セイはポケモン図鑑を開いた。
(チルタリス、ハミングポケモン・・綿雲に紛れて大空を舞う、透き
通った声でメロディをさえずれば耳にした者はうっとり夢心地になる・・)
「チルタリス、私達を崖の上に連れていて!」
「チル!」
チルタリスはセイとミドリを乗せてアイとノンの所へ飛び始めた。

「そんな事があったんだ・・」
「セイが私に上着を渡したから・・」
ミドリが落ち込むと
「そんな事を言わないで、ミドリ!」
「アイ・・」
「お兄ちゃんは何時だって私達の事を心配してくれている、だから、そんな風に
自分を責めないで・・」
「うん、ありがとう、アイ・・」
「それよりも今日は此処で野宿だから、セイの為にお粥作りましょ!」
「「うん!」」
アイ達はセイのバッグから料理器具を取り出しお粥を作った。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん・・」
アイはお粥を持ちながらセイを起こした。
「う・・ん・・アイか・・」
「お兄ちゃん、調子はどう?」
「少し寝たら楽になったよ・・」
セイが身体を起こそうとした。
「セイ、動いちゃ駄目!」
ノンは身体を起こそうとしたセイを止めた。
「セイ、今日はゆっくり休んで・・」
「もう大丈夫だ・・」
「嘘!顔が赤いじゃない・・」
「だから、もう平気だよ!」
セイはそれでも起きようとした、その時アイがセイを平手打ちした。
「「アイ!?」」
「ピカ!?」
「ポチャ!?」
「お兄ちゃん、どうしてそんな無茶をするの!」
「アイ・・」
「お願いだから、今日はゆっくり休んで・・」
「分かった、アイの言うとうりにするよ・・」
「お兄ちゃん・・」
その後、アイはセイにお粥を食べさせた。

  • スレ5-361
  • 小さき種達 里帰り
  • 10/04/10 22:29:33
次の日、セイの熱は下がり元気になった。
「熱が下がってよかったね!」
「ああ、早く山を下りようぜ!」
「ポチャ!」
セイ達は仕度を済ませると直ぐに雪山を下りていた。

そして、クリスマスの日
「帰って来たぞ!」
「ポチャ!」
セイ達はマサラタウンに着いた。
「う~ん、やっぱりマサラタウンの空気は最高ね!」
(本当に懐かしいでしゅ!)
「ピカ!」
「早く、家に向かいましょ!」
「ああ、ソラ達が待っているからな!」
セイ達は走りだし家に向かった。

そして、セイ達は家に着き家の玄関を開けた。
「「「「ただいま!」」」」
すると家の中からソラ達がセイ達に抱きついてきた。
「お帰り!お兄ちゃん、お姉ちゃん!」
「ずっと、帰ってくるのを待っていたんだから!」
「ごめん、ごめん・・」
「ママ達のお腹、前より大きくなったんだよ!」
すると家の中からサトシ達がやってきた。
「お帰り、セイ、アイ・・」
「パパ、ママ!」
アイとノン、ミドリはヒカリ達に抱きついた。
「もう、帰ってくるなり・・」
「だって久しぶりに会えたんだもん・・」
アイとノンはヒカリとノゾミのお腹を見て
「また前より大きくなったね・・」
「ええ、お腹で暴れているのが分かるようになってきたわ・・」
「本当!」
アイとノンはヒカリとノゾミのお腹に耳を当てた。
「本当だ・・」
「動いてるのが分かるわ・・」
するとサトシは
「中に入ってゆっくり話をしようぜ!」
「ピカチュウ!」
サトシの言葉にセイ達はリビングに入っていきサトシもリビングに入ろうとした、その時
「うん?何だ・・」
サトシは玄関のドアに白い紙が挟まっているのに気付き、紙を取った。
紙には文字が書いてあった。
「な!?」
サトシは紙に書かれていた事を読み驚いた。
(ロケット団が子供達を狙い始めた・・)
サトシは玄関を開けたがそこには誰も居なかった。
「サトシ!どうしたの?」
「何でもない・・」
サトシは紙を破きながら家に入った。

  • スレ5-363
  • 小さき種達 里帰り
  • 10/04/11 21:54:17
セイ達はリビングのソファーに座った。
「う~ん、やっぱり家が一番ね!」
「チュウ・・」
アイ達はリラックスしていた。
「寒かったでしょ、暖かいココアよ!」
ヒカリはココアをトレイに乗せて持ってきた。
「ありがとう、ママ!」
アイ達はココアを飲んだ。
「美味しい・・」
「久しぶりだわ、ママが入れてくれるココア・・」
(アイ、ミーにも飲ませて欲しいでしゅ!)
「ピカ!」
「ポチャ!」
セイとアイは飲んでいたココアをポッチャマとピカチュウに渡した。
「はい、熱いから気をつけてね・・」
「ピカ!」
「ポチャ!」
ピカチュウとポッチャマはココアを飲むと嬉しそうな表情であった。
(ミーにも飲ませてでしゅ!)
「ピカ・・」
ピカチュウがシェイミが飲みやすいようにコップを傾けるとシェイミは
ココアを飲んだ。
(甘くて美味しいでしゅ!)
シェイミは嬉しそうに飲み続けた。
するとマイが
「ねえ、お兄ちゃんとお姉ちゃんのポケモン達を見せて!」
「うん、どんなポケモンをゲットしたのか教えて!」
「チパ!」
「ベイ!」
マイとミライの言葉にセイ達は
「分かった!」
「外に出て私達のポケモンを紹介するわ!」
「ニャル!」
「「「「やった!」」」」
セイ達は庭に出た。
「皆、出て来い!」
「それ!」
セイ達は一斉にモンスターボールを投げポケモン達が一斉に出てきた。
「う~わ!」
「色んなポケモンがいっぱい!」
ソラ達はセイ達のポケモン達に興味津々であった。
「あ!プラスルとマイナンだ!」
「可愛い!」
「プラ!」
「マイ!」
するとサトシはヒカリを見るなり思わず笑い出した。
「な、何よ!サトシ!!」
「いやいや、あのピカリの事を思い出してな!」
「ピカリはやめてよ!!」
するとノゾミが
「ねえ、シンオウのグランドフェスティバルから気になっていたんだけど
何でウララとケンゴからピカリて言われていたの?」
「そ、それは・・」
ノゾミの言葉にヒカリは目線を逸らすとサトシが
「それは俺から話すよ・・」
サトシは笑いを堪えていた。
「サトシ!!!」

  • スレ5-364
  • 小さき種達 ひと時
  • 10/04/12 22:31:35
サトシはヒカリがピカリといわれた理由をノゾミ達に話した。
「そうだったのピカリの原因はプラスルとマイナンが原因だったのね・・」
「だけど、ぷ!」
ノゾミ達は思わず笑い出した。
「だから、笑わないでよ!!」
「ごめんごめん、だけど、おかしくて!」
(そんな事を気にしているんでしゅから!)
「シェイミ、笑わない!」
ノゾミ達がヒカリのあだ名の原因を知ったその時、ソラ達はポケモン
達と一緒に遊んでいた。
「お兄ちゃんもリザードンをゲットしたんだ!」
「ゴォォォ!」
「カッコイイ!」
ミライはアイのラプラスに興味津々であった。
「お姉ちゃんもラプラスをゲットしたんだ・・」
「ベイ・・」
するとサトシのラプラスがアイのラプラスに近づいた。
「クゥゥ!」
「クゥゥ!」
アイのラプラスはサトシのラプラスを見て喜んでサトシのラプラスに
甘えてきた。
「アイのラプラスなんだか嬉しそうね・・」
「久しぶりにラプラスに出会えたんだもん、それにラプラスは子供だ
から甘えたかったんだと思うわ・・」
その頃、ユリはノンのエーフィに抱きついていた。
「お姉ちゃん、このエーフィはもしかして!」
「そうよ、タマムシ大学に居たイーブイよ!」
「凄いよ、エーフィに進化していたなんて!」
「エーフィ!」
セイ達とソラ達は楽しい時間を過ごしていた。

  • スレ5-365
  • 小さき種達 シュウ
  • 10/04/13 22:44:45
「さて、今日は沢山作るわよ!」
「ええ、腕がなるかも!」
ヒカリ達はセイ達の為に料理を作り始めた。
「あ、ママ、私達も手伝うわ!」
アイとノン、ミドリがエプロンをかけて台所に来た。
「良いから、あなた達は休んでいて!」
「大丈夫大丈夫、私達の料理の腕を見せてあげるわ!」
「ピカチュウ!」
(アイ達の腕を見て欲しいでしゅ!)
「分かったわ、じゃあ、この野菜をお願い!」
「「「はい!」」」
アイ達は野菜の調理を始めた。

その頃、サトシは庭のポケモン達をご飯をあげる為に森の中を歩いていた、すると
「もう、出てきても良いんじゃないか、シュウ・・」
すると森の奥からシュウが現れた。
「久しぶりだね・・」
「シュウ、玄関に挟んでいたあの紙はお前だろ・・」
「そうだよ・・」
「ロケット団がセイ達を狙い始めたはどういうことだ?」
「1週間前、ロケット団が崖を崩して子供を消そうとした・・」
「セイの事か!?」
「ああ、ロケット団は本気だ・・」
「ああ、グレンタウンの噴火を見ればな・・」
「君も気をつけたほうが良い・・」
「ああ・・」
シュウは森の奥へと消えていた。
するとベイリーフに乗ったミライがやってきた。
「パパ!そろそろご飯だよ!」
「ベイ!」
「ああ、今行く!」

  • スレ5-366
  • 小さき種達 パーティ
  • 10/04/14 23:03:25
サトシはミライと一緒に家に戻ると既にヒカリ達が座っていた。
「あ、パパ!」
「遅いよ、パパ・・」
「ごめんごめん・・」
サトシは椅子に座った。
「それじゃあ、皆が揃ったところで!」
「「「「「「「「頂きます!」」」」」」」」
セイ達は料理を食べ始めた。
「美味しい!」
「やっぱり、ママ達のシチューは最高!」
するとミライがサンドイッチを食べた。
「このサンドイッチ美味しい!」
するとヒカリが
「そのサンドイッチ、アイ達が作ったのよ・・」
「お姉ちゃんが!?」
ソラが驚くとアイは
「何よ、その顔は!」
「だって、お姉ちゃんが料理が出来るのが驚いたよ!」
「言ってくれるわね!」
アイはソラの頬を引っ張った。
「痛い!」
サトシ達はソラがアイに引っ張られているのを笑った。

パーティが終わりノンとミドリはノゾミとハルカ、ユリと一緒に家に
帰って行った。
「ふぁ・・眠くなったわ・・」
「ピーカ・・」
(ミーもでしゅ・・)
アイは目を擦りながら眠たそうであった。
「俺もだ早く寝ようぜ・・」
「うん・・」
セイとアイは自分の部屋に入るとそこにはセイとアイのベットにソラとマイ
が寝ていた。
「何でソラとマイが!?」
するとサトシが
「すまないな、ソラ達の部屋が作れなかったんだ、セイとアイが居ない
間は使わしているんだ・・」
「じゃあ、俺達は何処に眠れば?」
「本当にすまないんだがソラ達と一緒に寝てくれ・・」
するとアイは
「分かったわ、パパ・・」
「助かるよ、アイ・・」
サトシは部屋から出るとアイはマイが寝ているベットに入り眠った。
「仕方ないな・・」
「ポチャ・・」
セイはソラが寝ているベットに入った。
するとセイは眠っているソラの顔を見て思わず笑みがでた。
「ソラも見ないうちに大きくなっているな・・」
セイは眠っているソラの頭を撫で眠った。

  • スレ5-368
  • 小さき種達 思わぬ来客
  • 10/04/15 22:14:29
サトシが寝室に戻ると既にミライとピカチュウ達が眠っていた。
「あ、サトシ、セイ達は?」
「セイ達は疲れて眠ったよ・・」
サトシは眠っているミライを撫でた。
「皆、大きくなっていくわね・・」
「ああ、親としては嬉しいな・・」
「早く、お腹の赤ちゃんが生まれて欲しいわ・・」
ヒカリはお腹を撫で笑顔で言った。
「そうだな・・」
サトシも嬉しそうな顔であった。
するとサトシは庭に居るセイのルカリオを見つめた。
「どうしたの、サトシ?」
「いや、何でもない・・」
(あのルカリオの波動、まさかな・・)
セイのルカリオもサトシを気にしていた。
(あいつの波動、依然どこかで・・)
サトシはルカリオを気にしながらも眠った。

次の日
ヒカリが朝の日差しに目を覚ました。
「う~ん、朝だわ・・」
ヒカリは目を擦りながら身体を起こすとその時
「トゲッキ!」
窓にトゲキッスが居た。
「トゲキッス!どうしたの?」
ヒカリが窓を開けるとそこには
「な、何で!?」
庭に30匹のメリープが居た。
「サトシ!サトシ!」
ヒカリは寝ているサトシを起こした。
「何だよ、ヒカリ・・」
「庭を見て!」
サトシはヒカリに引っ張られながら庭を見ると驚いた。
「何でメリープが!?」
サトシは慌てて庭に出た。

  • スレ5-369
  • 小さき種達 思わぬ来客
  • 10/04/15 22:16:09
「いったいどうなっているの?」
「ピカチュウ・・」
セイ達も庭の異変に気付いていた。
「とにかく行ってみようぜ!」
「ポチャ!」
セイ達も庭に出た。

サトシは既にメリープの群れの前に立っていると
「パパ!」
「セイ、アイ、ソラ、マイ・・」
「これはどういう事、目を覚ましたらメリープが・・」
「それはこっちもだよ、いったいどうなっているんだ・・」
するとアイのシェイミがメリープに近づいた。
(ミー達はどうやって此処に来たのでしゅか?)
「メリ、メリ・・」
シェイミが1匹のメリープに話した。
(ミー達は住む場所を探していたのでしゅか・・)
「メリ・・」
(だけど、何処も住めるような場所が無く此処に来たのでしゅか・・)
「メリ・・」
シェイミの話を聞いたサトシは
「だったら、此処で暮らすかメリープ?」
「メリ?」
「この庭は広い、お前達が住むには持って来いの場所だ!」
「メリ!」
(メリープ達は此処に住みたいと言っているでしゅ!)
「だけど、此処に住むにはゲットしないといけないんだ・・」
「メリ!」
(喜んでと言っているでしゅ!)
「それじゃあ、決まりだ!」
サトシは30個のモンスターボールをメリープに当ててゲットした。

  • スレ5-371
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/04/16 22:40:02
「メリープをゲットしたんだ・・」
「ああ、こいつら懐こくてな・・」
「メリ!」
メリープ達はサトシに寄り付いていた。
「メリープの毛フワフワして気持ち良いわ・・」
「本当だ!」
マイ達はメリープの毛を触っていた。
「メリ!」
メリープは突然ピカチュウ達に向って突っ込んできた。
「ピカ!?」
「プラ!?」
「マイ!?」
「チパ!?」
ピカチュウ達はメリープ達に寄り付いてきた。
「メリープ、何だか嬉しそうね・・」
「メリープは電気が好きだから電気を見ると寄り付くんだよ・・」
サトシが冷静に解説をしている間にピカチュウ達はメリープの中に埋もれていた。
「ピカチュウ!?」
アイ達はメリープ達の中に埋もれているピカチュウ達を助けた。
「大丈夫、ピカチュウ?」
「ピカチュウ・・」
するとセイが
「パパ、俺とバトルをお願い!」
サトシは突然セイから申し出に驚いた。
「どうしたんだ、いきなり・・」
「今の俺達の実力がパパに通用するか試したいんだ!」
「ポチャ!」
「分かったぜ、だが、バトルをするからには本気でいくぜ!」
「望むところだぜ!」
「ポチャ!」

  • スレ5-372
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/04/16 23:35:25
サトシとセイは庭の中央に立っていた。
「お兄ちゃんとパパのバトルは初めてだわ・・」
「うん、どっちが勝つんだろう・・」
「ニャル・・」
アイ達はサトシとセイのバトルが始まるのを待っていた。
「使用ポケモンは3体、どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点
で終了だ!」
「OK、リザードン、君に決めた!」
セイがモンスターボールを投げるとリザードンが出てきた。
「ゴォォォッ!」
「いきなり、リザードンを出したわ!」
「ピカ!」
「ムクホーク、頼む・・」
「ムクホ!」
ムクホークはサトシの前に降り立った。
「パパはムクホークだわ・・」
「進化したばっかりのリザードンは空中戦は不利だわ・・」
「先攻はお前からだ・・」
「なら、遠慮なく行くよ!リザードン、火炎放射!」
「ゴォォォッ!」
リザードンは火炎放射を放った。
「ムクホーク、ツバメ返し!」
「ムック!」
ムクホークは火炎放射にぶつかりながらもスピードを緩めずにリザードン
に突っ込んでいた。
「何!?」
「ゴォ!?」
ムクホークのツバメ返しはリザードンに直撃した。
「リザードン!?」
リザードンは倒れてしまった。
「リザードン、戦闘不能だ・・」
「そんな、お兄ちゃんのリザードンを一撃で・・」
(ムクホーク、強すぎでしゅ!?)

  • スレ5-373
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/04/17 23:12:03
「よくやった、リザードン、戻って休んでくれ・・」
セイはリザードンをモンスターボールに戻した。
「ムクホーク、旅に出る前より強くなっている・・」
「俺達だって、修行はしている、甘く見るな!」
「ならば、頼むぞ、ムクホーク!」
セイはモンスターボールを投げた。
「ムクホー!」
ムクホークはセイのムクホークが出てくると威嚇をした。
セイのムクホークも負けじと威嚇をした。
「ムクホーク、どうしたの、いつもと様子が違うわ・・」
「ニャル・・」
ノンが疑問に感じるとノゾミが
「ムクホークは元々群れを作らないポケモン、同じムクホーク同士争う事が
多いのよ・・」
ノゾミが解説をしている間にバトルが始まった。
「ムクホーク、ツバメ返し!」
「ムック!」
サトシのムクホークはセイのムクホークに突っ込んでいた。
「ムクホーク、電光石火でかわせ!」
「ムク!」
セイのムクホークはツバメ返しかわした。
「甘いぜ、セイ!」
「え!?」
サトシのムクホークは既にセイのムクホークの後ろにいた。
「何!?」
「ムクホーク、ブレイブバード!」
「ムック!!」
サトシのムクホークはブレイブバードでセイのムクホークに突っ込んでいた。
「ムクホーク、風に乗ってかわせ!」
「ムク!」
セイのムクホークはブレイブバードが当たる寸前に風に乗ってかわした。
「ムク!?」
「今だ、インファイト!!」
「ムック!!」
セイのムクホークのインファイトはサトシのムクホークに直撃した。
「ム・・ク・・」
サトシのムクホークがバランスを崩して落下をした。
「今だ!ブレイブバード!!」
「ムック!」
セイのムクホークは落下するムクホークに突っ込んだ。
「ムクホーク、体勢を立て直してブレイブバード!!」
「ムク!!」
サトシのムクホークは体勢を立て直してセイのムクホークに突っ込んだ。
ブレイブバードがぶつかり合い爆発した。
「「ムクホーク!!」」
煙の中からセイのムクホークが落ちてきた。
「ムクホーク!?」
「ム、ムク・・」
すると煙の中からサトシのムクホークが力強く出てきた。
「ムクホー!」
「ムクホークは戦闘不能だ、セイ・・」

  • スレ5-374
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/04/18 23:48:58
「良くやった、ムクホーク・・」
セイはムクホークをモンスターボールに戻した。
「ムック・・ムック・・」
ムクホークはムクホークとのバトルで体力が大分減っていた。
「まさか、ムクホークを此処まで追い込むとは強くなったな、セイ・・」
サトシはセイの成長に喜んだ。
「ムクホーク、戻って休んでくれ・・」
「ムック・・」
ムクホークはサトシの後ろに下がった。
「次はお前だ、ドダイドス・・」
「ドーダ!」
ドダイドスは大きな身体を揺らしながら出てきた。
「ドダイドスか・・ならば・・」
モンスターボールを取り出した。
「ハヤシガメ、頼む!」
「ハガ!」
「ハヤシガメ・・あのナエトルが進化したのか、立派に見えるぜ!」
「ドダ・・」
「ハヤシガメ、俺達の力をパパとドダイドスに見せてやろうぜ!」
「ハガ!」
ハヤシガメは闘志が燃えていた。
「ドダイドス、エナジーボール!」
「ドーダ!」
ドダイドスはハヤシガメに向ってエナジーボールを放った。
「ハヤシガメ、こっちもエナジーボールだ!」
「ハガ!」
ハヤシガメも負けじとえなじーボールを放った。
そして、エナジーボールはぶつかりあい爆発した。
「ドダイドス、ロッククライム!」
「ドーダ!!」
ドダイドスは地面を思いっきり叩きハヤシガメの足場が崩れドダイドス
は一気にハヤシガメを吹き飛ばした。
「ハヤシガメ!?」
ハヤシガメは立ち上がった瞬間、突然身体が光り出した。
「これは!?」
「「「進化!?」」」
「ピカ!?」

  • スレ5-375
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/04/19 22:54:02
ハヤシガメの身体は光が収まると形体が変わった。
「ドーダ!!」
「ハヤシガメがドダイドスに進化した!」
「ポチャ!?」
ハヤシガメがドダイドスに進化してサトシは
「まさか、このタイミングで進化するとは・・」
「ドダ・・」
「よし、ドダイドス、エナジーボール!」
「ドーダ!」
セイのドダイドスはエナジーボールを放つ寸前にエナジーボールを
食べた。
「これは!?」
するとセイのドダイドスの身体全体にエネルギーがあふれ出した。
「凄い・・」
「綺麗・・」
あふれ出したエネルギーがドダイドスを美しく輝いていた。
「今だ!ロッククライム!!」
「ドーダ!!」
セイのドダイドスはサトシのドダイドスの足場を崩して突っ込んだ。
「こっちもロッククライム!!」
「ドダ!!」
サトシのドダイドスもロッククライムでセイのドダイドスと激突した。
セイのドダイドスはサトシのドダイドスに押されていた。
「負けるな!!ドダイドス!!」
「ドーダ!!」
セイのドダイドスがサトシのドダイドスを押されてきた。
「ドダイドス、リーフストーム!!」
「ドダー!!」
サトシのドダイドスは至近距離でリーフストームを放った。
セイのドダイドスはバランスを崩した、その瞬間
「ドダイドス、ハードプラント!!」
「ドーダ!!」
サトシのドダイドスはバランスを崩したセイのドダイドスに容赦なく
攻撃した。
セイのドダイドスはサトシのドダイドスの攻撃に耐え切れず倒れてしまった。
「ドダイドス!?」
「勝負有りだ、セイ!」

  • スレ5-378
  • 小さき種達 思い出
  • 10/04/20 23:02:07
「ありがとう、ドダイドス・・」
「ドダ・・」
セイのドダイドスは疲れた表情であった。
するとサトシとドダイドスが近づいてきた。
「良いバトルだったぞ、セイ・・」
「ドーダ!」
「うんうん、ダメージを与えるのがやっとだったよ・・やっぱり、パパ
は強いよ・・」
「ポチャ!」

その後、サトシとマイはセイのリザードン達の手当てをしていた。
「マイもポケモンの手当てが出来るようになったんだな・・」
「うん、パパが教えてくれて出来るようになったの!」
「チパ!」
「それは頼もしいな!」

サトシとマイがセイのリザードン達を手当てをしている頃、ソラが
アルバムを取り出していた。
「これ!パパとママの写真だ!」
「ミミ!」
するとヒカリ達が
「こら!勝手に出したら駄目でしょ!」
怒るヒカリを他所にソラはヒカリに聞いた。
「ねえ、これは何時の写真なの?」
ソラが手に持っていたのはサトシとヒカリの結婚式の写真であった。
「あら!懐かしいわ・・」
「あ!これはサトシとヒカリの結婚式で撮った写真だわ・・」
(ヒカリ、綺麗でしゅ!)
写真のヒカリは笑顔で満ち溢れた表情であった。
「この時のヒカリは最高の笑顔だったわ・・」
「うん、結婚式は私やサトシにとって大事な思い出・・」
するとソラは次のページをめくると
「あ!これは、セイとアイの生まれた時の写真だわ!」
ヒカリがセイとアイの写真を取り出した。
(本当でしゅ、アイとセイが赤ちゃんの時でしゅ・・)
そこには疲れている表情ではあるが笑顔で写っているヒカリの腕にセイ
とアイを抱いていた。
「そういえば、セイ君とアイちゃんが生まれた時、ホウオウが現れた
わね・・」
「え、ホウオウが!?」
「ピカ!?」
「ええ、何だかセイとアイを祝福しているかと思うわ・・」
「そうなんだ、ホウオウが・・」
「ええ、ホウオウは私達に最高の贈り物をくれたわ・・」
「贈り物?」
「あなた達が生まれてきたことよ・・」
ヒカリは笑みを浮かべてアイ達を見つめた。

  • スレ5-379
  • 小さき種達 思い出
  • 10/04/21 22:20:16
ヒカリがアルバムのページをめくるとマイの生まれた時の写真であった。
するとサトシ達が戻ってきた。
「あ、サトシ・・」
「どうしたんだ、ヒカリ、このアルバムは?」
「セイ達のアルバムよ・・」
サトシがアルバムを覗いた。
「あ、これはマイが生まれたときの写真だな・・」
するとセイが
「そういえば、マイが生まれる日におばあちゃん達が居たんだよね!」
「ああ、あの時は母さん達が居なかったらどうなっていたか・・」
するとノゾミとハルカが
「ハナコさんとアヤコさんは本当に凄かったわ・・」
「うん、二人でマイちゃんを取り上げただんから・・」
「おばあちゃん達、凄い!」
セイ達はマイの生まれたときの事を聞かされ驚いた。

そして、年を越しセイ達が旅に出ようとしていた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん・・」
「大丈夫、リボンを全部揃えたら帰ってくるから・・」
「それまでママ達の言う事を聞くんだぞ!」
「「「「うん!」」」」
ソラ達はセイ達に抱きついた。
「それじゃあ、パパ、ムクホークをお願い!」
「ああ、ムクホークはバッチリ育ってておくぜ!」
「ムクホーク、パパのムクホークと一緒に強くなるんだぞ!」
「ムクホー!」
ムクホークは元気良く鳴いた。
「それじゃ、アイ、5個目のリボン頑張ってね!」
(頑張るでしゅ!)
「うん、絶対5個目のリボンをゲットするわ!」
「ピカチュウ!」
「それじゃあ、俺達はもう行くよ・・」
「ああ、気をつけてな!」
セイ達はサトシ達に見送られながら次の目的地トキワシティを目指した。

  • スレ5-380
  • 小さき種達 特訓
  • 10/04/22 22:54:47
「着いた、トキワシティだ!」
「ポチャ!」
セイ達はトキワシティに着いた。
「トキワシティは久しぶりだわ・・」
「ピカチュウ・・」
「早く、コンテスト会場行こう!」
セイ達はポケモンコンテストの会場に向った。

セイ達はポケモンコンテストのエントリーを済ませるとアイ達は直ぐに
特訓を開始した。
「ピカチュウ、シェイミ、今回はダブルパフォーマンスだから、あなたたちの
コンビネーション見せてあげましょ!」
「ピカピカ!」
(ミーも頑張るでしゅ!)
ミドリもメガニウム達を出してコンビネーションを考えていた。
するとマイナンを抱いたノンがセイに近づいてきた。
「どうしたんだ、ノン?」
「セイ、プラスルを貸してくれない?」
「え!?どういう事だ?」
「実はマイナンがプラスルと一緒に出たがってるの・・」
「マイ・・」
「マイナンのデビュー戦でもあるから、何とかしてあげたいの・・」
「分かった、プラスルを使ってくれ!」
セイはプラスルのモンスターボールをノンに渡した。
「ありがとう、セイ!」
ノンは直ぐにプラスルをモンスターボールから出してマイナンと一緒に
特訓を開始した。

  • スレ5-382
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/04/23 22:26:39
そして、コンテスト当日
アイ達は控え室で自分の番を待っていた。
「初めてのダブルパフォーマンスは緊張するわ・・」
「うん、2体でコンテストはまだやった事が無いから余計に緊張する
わ・・」
アイとミドリが緊張している中ノンは
「大丈夫だよ、あれだけ練習したんだからきっと成功するよ!」
「プラ!」
「マイ!」
ノンの肩に乗るプラスルとマイナンもアイとミドリの緊張をほぐそうとした。
「ありがとう、ノン・・」
アイとミドリはノンにお礼を言った、その時、警備員が
「ミドリさん、スタンバイお願いします!」
「あ、は~い!」
「頑張ってね、ミドリ!」
「うん、ありがとう・・」
ミドリは控え室を後にした。

「それでは一次審査にまいりましょう、ポケモン1体による技の演技
パフォーマンスステージ!エントリーナンバー1番、ミドリさんでご
ざいます!」
カーテンが開きミドリが出てきた。
「チルタリス、ブラッキー、お願い!」
ボールカプセルに入れたボールからチルタリスとブラッキーが出てきた。
「チル!」
「ブラッ!」
「チルタリス、竜の波動!」
「チール!」
チルタリスは上空に向って竜の波動を放った。
「ブラッキー、シャドーボール!」
「ブラ!」
ブラッキーは竜の波動を放った方へシャドーボールを放った。
シャドーボールと竜の波動がぶつかり爆発した。
「今よ、ブラッキーは月の光、チルタリス、神秘の守り!」
ブラッキーの月の光とチルタリスの神秘の守りで身体を光らせ竜の波動と
シャドーボールの粒子がブラッキーとチルタリスを包み込んだ。
会場中は歓声が湧いた。

  • スレ5-383
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/04/24 22:35:45
「凄く綺麗だったわよ、ミドリ!」
「ピカチュウ!」
「ありがとう、アイ・・」

「続けてエントリーナンバー5番、ノンさんでございます!」
カーテンが開きノンが出てきた。
「プラスル、マイナン、GO!」
ボールカプセルに入れたボールからプラスルとマイナンは手を繋ぎなが
ら出てきた。
「プラスル、10万ボルト!マイナン、スパーク!」
「プーラ!」
「マーイ!」
プラスルの10万ボルトはマイナンのスパークに集まった。
「マイナン、放電!」
「マイ!」
マイナンはフィールド中に放電を放った。
「プラスル、電光石火!」
「プラ!」
プラスルは放電をまといながら電光石火をした。
「マイナン、スパーク!」
「マイ!」
マイナンのスパークはプラスルとぶつかりプラスルとマイナンの身体が
ピカピカに光っていた。

  • スレ5-384
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/04/24 22:51:57
「ノン、プラスルとマイナンの演技良かったわ・・」
「うん、前にヒカリママがプラスルとマイナンの事を話していたのを
ヒントにしたの!」
「プラ!」
「マイ!」

「続けてエントリーナンバー9番、アイさんでございます!」
カーテンが開きアイが出てきた。
「ピカチュウ、ラプラス、レディGO!」
ボールカプセルに入れたボールからピカチュウとラプラスが出てきた。
「ピカ!」
「クゥゥ!」
「ピカチュウは10万ボルト!ラプラスは神秘の守り!」
「ピーカチュウ!」
ラプラスは神秘の守りを丸状にしてピカチュウの10万ボルトを
神秘の守りの中に包み込まれた。
「ラプラス、冷凍ビーム!」
「クゥゥ!」
ラプラスの冷凍ビームは神秘の守りを凍りつかせ10万ボルトの輝き
が氷に反射して輝いていた。
「ピカチュウ、ボルテッカー!」
「ピカ!」
ピカチュウは凍りついた神秘の守りに向ってボルテッカーを使い
氷を粉々した。
粉々にした氷は観客席に降り注ぎ観客達は氷の輝きに歓声が湧いた。

  • スレ5-385
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/04/25 22:09:08
「アイ、お疲れ!」
「ポチャ!」
セイとポッチャマが控え室前に待っていた。
「お兄ちゃん!」
「ピカ!」
セイの肩に乗っていたシェイミがアイに飛び込んだ
「シェイミ、私達の演技どうだった?」
(凄く綺麗だったでしゅ!)
「ありがとう、シェイミ・・」
セイとアイが控え室に入った、その時
(皆様、大変長らくお待たせしました!厳選なる審査の結果、見事!
二次審査進出を決めたのは!此方の八名でございます!!)
ステージの画面に二次審査進出の八名の顔が映し出された、そこには
アイ、ノン、ミドリが映し出された。
「「「やった!!」」」
「おめでとう、アイ、ノン、ミドリ!」
「ありがとう、セイ!」
「プラ!」
「マイ!」
トーナメント表が映りだされた。
「私とアイが1回戦でぶつかるわね・・」
「そうね、だけど、絶対勝つわ、ミドリ!」
「それはこっちのセリフよ、アイ!」

  • スレ5-386
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/04/25 22:34:24
観客席でアイとミドリのバトルを見るためにセイとノンが座っていた。
「そろそろ、始まるぞ!」
「ポチャ!」
「ピカ!」
セイの隣で座っていたノンは
「今度はどっちが勝つんだろう・・」
「アイとミドリも沢山特訓をしたからな、どっちが勝ってもおかしくなぜ!」
そして、1回戦でアイとミドリのバトルが始まろうとしていた。
「二次審査コンテストバトルセミファイナルかたやアイさん!こだ
やミドリさん !」
「アイ、前回のリベンジをさせてもらうわ!」
「前回と同じく勝たせてもらうわよ!ミドリ!」

「制限時間は5分!参ります!」
「ロコン、イーブイ!レディGO!!」
「コーン!」
「ブイ!」
「メガニウム、パチリス、お願い!」
「メガ!」
「チュパ!」
アイのボールからロコン、イーブイ、ミドリのボールからメガニウ
ム、パチリスが出てきた。
「イーブイ、電光石火、ロコン、火炎放射!」
「ブーイ!」
「コーン!」
ロコンの火炎放射がイーブイの身体を覆いイーブイは炎を包みながら
メガニウムに突っ込んでいた。
「メガニウム、マジカルリーフ!」
「メガ!」
メガニウムはマジカルリーフを放った。
「パチリスはマジカルリーフに向って放電!」
「チー!」
放電がマジカルリーフと合体した。
「メガニウム!マジカルリーフをロコンとイーブイにぶつけて!」
「メーガ!」
メガニウムは電気のマジカルリーフをロコンとイーブイに当てた。
「コン!!」
「ブイ!!」
ロコンとイーブイは電気のマジカルリーフを食らい倒れてしまった。
「ロコン、イーブイ!?」
ロコンとイーブイは直ぐに立ち上がった。
「ロコン、イーブイ、大丈夫?」
「コーン!」
「ブイ!」
ロコンとイーブイは元気に鳴いた。
「やっぱり、ミドリは強い、どうしたら良いの・・」

  • スレ5-387
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/04/26 22:24:22
「メガニウム、鶴の鞭でジャンプ!」
「メガ!」
メガニウムは鶴の鞭でジャンプした。
「飛んだ!?」
「パチリス!放電!」
「チーパ!」
アイ達がメガニウムを気にしている間にパチリスがロコンとイーブイに
放電を放った。
「ロコン、イーブイ!?」
ロコンとイーブイが放電で動きを止めた、その時
「今よ、メガニウム、のしかかり!!」
「メーガ!」
メガニウムはジャンプした状態から体重をかけてロコンとイーブイに
のしかかった。
「ロコン、イーブイ!!」
「コ、コーン・・」
「ブ、ブイ・・」
ロコンとイーブイはメガニウムにのしかかられながら目を回して倒れていた。
「ロコン、イーブイ、バトルオフ!!コンテストバトル1回戦を制したのは
ミドリさんでございます!!」
「やったよ、メガニウム、パチリス!」
「メガ!」
「チパ!」
メガニウムとパチリスはミドリに近づき喜んだ。
アイは倒れているロコンとイーブイに近づいた。
「良く頑張ったわ、ロコン、イーブイ・・」
アイはロコンとイーブイを抱きフィールドを後にした。

  • スレ5-389
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/04/27 22:20:53
アイが着替えている間にもロコンとイーブイは落ち込んでいた。
「ロコン、イーブイ、落ち込まないで・・」
「コン・・」
「ブイ・・」
アイはロコンとイーブイを優しく抱いた。
「大丈夫、また練習して次のコンテストでは絶対優勝しましょ!」
「コーン!」
「ブイ!」
ロコンとイーブイはアイの言葉に喜んだ。

そして、ノンとミドリは決勝まで勝ち進んだ。
「いよいよだね!」
「ああ、ノンとミドリにとって大事なバトルだ!」
「ノンが勝てばリボン4個、ミドリが勝てばリボン5個でグランドフ
ェスティバルの出場権を手に出来る・・」
そして、ノンとミドリのバトルが始まろうとしていた。
「二次審査コンテストバトル決勝戦かたやノンさん!こだやミドリさん!」
「ノン、前みたいに負けないわよ!」
「私達だって強くなったのを見せてあげるわ!」
「制限時間は5分!参ります!」
「バタフリー、チルタリス、お願い!」
「フリー!」
「チル!」
「プラスル、マイナン、ゴー!」
「プラ!」
「マイ!」

  • スレ5-390
  • 小さき種達 コンテスト
  • 10/04/28 23:06:23
「プラスルは10万ボルト!マイナンは放電!」
「プーラ!」
「マイー!」
10万ボルトと放電が1点に集まりバタフリーとチルタリスに向って
いた。
「チルタリス、神秘の守り!」
「チル!」
チルタリスはバタフリーの前に出るとバタフリーも包み込み電気を防いだ。
「バタフリー、サイコキネンシス!」
「フリー!」
バタフリーのサイコキネンシスはプラスルとマイナンが放った電気を操り
竜となりプラスルとマイナンを襲い掛かった。
「プラスル、マイナン!?」
プラスルとマイナンは直ぐに立ち上がった。
「プラスル、マイナン、スパーク!」
プラスルとマイナンは手を繋ぎ電気のパワーを溜めてチルタリスとバタフリー
に向っていた。
「バタフリー、ソーラービーム!」
「フリー!」
バタフリーはソーラービームのパワーを溜め始めた。
「チルタリス、竜の波動!」
「チル!」
チルタリスはプラスルとマイナンに放った、だが、プラスルとマイナン
は竜の波動をかわしチルタリスにスパークをぶつけた。
「チルタリス!!」
「プラスルはバタフリーにスパーク、マイナンは放電!」
「プーラ!」
「マイ!」
プラスルはパワーを溜めているバタフリーにスパークをぶつけた後、マイナン
がバタフリーとチルタリスを放電を直撃させた。
「バタフリー、チルタリス、しっかりして!」
「フリー!」
「チル!」
「タイムーアップ!!コンテストバトル決勝戦を制したのは・・」
ノンとミドリは画面を見つめた。
「ノンさんでございます!!」
「やった!」
「プラ!」
「マイ!」
プラスルとマイナンはノンに飛びついた。
「ありがとう、プラスル、マイナン、あなたのお陰よ!」
ノンはプラスルとマイナンを抱きしめた。
バタフリーとチルタリスは落ち込んでいるとミドリが
「ありがとう、バタフリー、チルタリス・・」
「フリ・・」
「チル・・」

  • スレ5-391
  • 小さき種達 前触れ
  • 10/04/29 22:52:35
コンテストはノンの優勝で終わった。
その夜、アイはある夢を見ていた。
(此処は・・)
アイは周りを見渡すと広い草原であった。
そこにサトシ達が居た。
(パパ?)
サトシはアインとバトルをしていた。
(アイン!?)
その時、下っ端の一人のストライクがミライに向って鎌を放とうとした。
(ミライ、逃げて!!)
するとヒカリがミライを庇おうとしてミライを抱きしめた、だが、サトシ
はミライとヒカリの前に立ちサトシはストライクに切り裂かれ倒れた。
(パパ!!!)
アイは目を覚ました、
「はぁ・・はぁ・・夢・・」
アイは息を切らしていた。
「何だったの、あの夢は・・」

その頃、ヒカリもアイと全く同じな夢を見ていた。
(いやぁ・・・サトシィ!)
ヒカリは泣き崩れてしまいヒカリの手が血に染まっていた。

ヒカリは目を覚ますと目の前にサトシが見つめていた。
「サトシ!!」
ヒカリは泣きながらサトシに抱きついた。
「ど、どうしたんだ、ヒカリ・・」
「サトシ・・サトシ・・」
ヒカリは泣きながら夢の事をサトシに話した。
「私・・サトシが私の元から居なくなりそうで嫌なの・・」
サトシは泣いているヒカリを優しく抱きしめた。
「大丈夫だ・・ヒカリ、俺は何があってもヒカリの側を離れない・・」
「サトシ・・」
ヒカリはサトシの言葉に安心して眠ってしまった。

  • スレ5-392
  • 小さき種達 前触れ
  • 10/04/30 23:50:51
次の日、セイ達が食事している中、アイは昨日の夢の事を考えていた。
「どうしたんだ、アイ?」
「え!?」
「全然、食べていないわ・・」
「もしかして、気分が悪いの?」
セイ達は全然食べないアイを心配していた。
「心配しないで私は全然、大丈夫よ!」
アイは食べ物を口に運んだ。

その頃、ロケット団本部ではジャックがアインに指示を出した。
「アイン、新しい任務を伝える、我々の邪魔をするエンテイ、ライコ
ウ、スイクンの始末を命じる・・」
「よろしいのですか?エンテイ、ライコウ、スイクンを始末して・・」
「ああ、あの3匹は目障りだ、此処で消えてもらう・・」
「分かりました、直ちに探索を開始します・・」
アインは下っ端を連れてエンテイ達の探索を開始した。

その頃、セイ達はトキワシティを離れ次の町へ向っていた、その時
セイのポケギアが鳴った。
「誰だ・・」
セイはポケギアを取り出した。
(セイ、突然すまない・・)
「パパ!?」
(すまないんだが直ぐにタマムシ大学に来てくれ!)
「タマムシ大学へ?」
セイ達はサトシの言葉に戸惑っていた。
(ミライの病気が治る可能性があるんだ!)
「ミライが病気!?どう言う事、パパ!」
(タマムシ大学で説明する、直ぐに来てくれ・・)
サトシはそう言い残し電話が切れた。
「どう言う事、ミライが病気・・」
「ピカチュウ・・」
アイ達はミライが病気に驚いているとセイは
「今はとにかく、タマムシ大学に急ごう!」
「ポチャ!」
「うん!」
セイとミドリはリザードンとチルタリスをモンスターボールから出した。
セイとアイはリザードン、ノンとミドリはチルタリスに乗りタマムシ大学
へ向った。

しばらくしてピカチュウが森である物を見つけた。
「ピカチュウ!」
「どうしたの、ピカチュウ?」
セイ達はピカチュウの指を指した方を見るとそこにはエンテイ、ライ
コウ、スイクンが倒れていた。
「エンテイ、ライコウ、スイクン!?」
「お兄ちゃん、早くエンテイ達の元に!」
「ああ、リザードン!」
「ゴォォ!」
セイ達はエンテイ達の元に降り立った。

  • スレ5-393
  • 小さき種達
  • 10/05/01 23:28:28
「エンテイ、ライコウ、スイクン!!」
「ポチャ!」
セイ達はエンテイ達の元に寄るとエンテイ達は怪我を負っていた。
「酷い怪我だ・・」
「ポチャ・・」
セイはバッグから医療道具を取り出した。
エンテイ達はセイ達に威嚇をするが怪我の痛みで威嚇をやめた。
「私達はあなたを傷つけないわ!」
「ピカチュウ!」
アイの言葉にエンテイ達はアイを見つめた。

「ちょっと、痺れるからな・・」
セイはエンテイに傷薬を塗りエンテイは痺れた。
「よし、後は包帯を巻けば終わりだ・・」
するとポッチャマが包帯を持ってきた。
「ポチャ!」
「ありがとうな、ポッチャマ・・」
セイはポッチャマから包帯を貰いエンテイの怪我している所を巻いた。
「よし、これでいいだろ!」
セイはエンテイの怪我をの手当てが終わるとノンとミドリが
「セイ、スイクンの怪我の手当てが終わったわ・・」
「ニャル・・」
「ライコウの手当ても終わったわ・・」
ノンとミドリはスイクンとライコウの怪我の手当てを終えていた。
「だけど、何でエンテイ達は怪我をしていたんだ?」
「そうよね、エンテイ達は伝説ポケモン、そう簡単に怪我をすると思えないわ・・」
セイ達が考えているとスイクンが
「クーン・・」
スイクンがセイ達に何かを伝えようとしていた。
「スイクン?」
「何かを伝えたいんだわ・・」
するとアイの腕に抱かれていたシェイミがスイクンの前に近づいた。
(スイクン達は黒い服を着た人たちに襲われたらしいでしゅ・・)
「黒い服!?まさか、ロケット団!」
その時
「う!」
アイの頭の中にアインとアインのブーバーンがセイ達とエンテイ達を
襲っているのが見えた。
「皆、伏せて!!」
アイの突然の言葉にセイ達は驚きながら伏せると草むらから火炎放射がセイ達に
向ってきた。
セイ達は伏せていたお陰で火炎放射をかわせた。
「何だ!?」
「どうして、火炎放射が!?」
セイ達が驚いていた、その時
「おやおや、まさか、エンテイ達と一緒に居るとわ・・」
「その声は!?」
「アイン!!」

  • スレ5-395
  • 小さき種達 怒り
  • 10/05/02 01:12:58
「これはお久しぶりですね・・お月山以来ですね・・」
「アイン!どうしてエンテイ達を狙う!」
セイの顔は怒りで満ちていた。
「エンテイ達は我々ロケット団の邪魔な存在でしかない、最終計画を
発動する前に消えてもらわないといけないんですよ・・」
「最終計画!?」
「おっと、おしゃべりが過ぎました・・」
「言え、最終計画は何だ!!」
「それは近いうちに分かるでしょ・・」
「何!!」
「それはともかく、あなた達も此処で消えてもらいましょ・・」
「それはこっちのセリフだ、お月山でノンの受けた痛みをお前に返してや
る!!」
「ポチャ!」
(セイ・・)
するとアインは笑い出した。
「本当に面白いですね、私も久しぶりに本気であなたを消しましょ!」

  • スレ5-396
  • 小さき種達 予知
  • 10/05/02 23:33:41
「ブーバーン、頼みますよ・・」
「ブバ!」
「ルカリオ、頼む!」
モンスターボールからルカリオが出てきた。
「ルカリオ、アインを倒すぞ!」
(ああ!)
「アイ、エンテイ達を安全な所へ・・」
「うん・・」
アイ達はエンテイ達を安全な所へ連れていた。
「させません、ブーバーン、火炎放射!」
「ブバ!」
ブーバーンの腕から火炎放射を放った。
「ルカリオ、波動弾!」
ルカリオは波動弾で火炎放射を受け止めた。
「続けて、ボーンラッシュ!」
ルカリオは長い骨を出しブーバーンに向っていた
「炎のパンチ!」
ブーバーンは向ってくるルカリオに炎のパンチをした、しかし、ルカリオ
は当たる寸前にかわしブーンラッシュを決めた。
「ブ・・バ!」
ブーバーンは膝をついた。
「私のブーバーンを追い込むとは・・やりますね・・」
「まだだ!ルカリオ、波動弾!」
セイは直ぐにルカリオに波動弾を指示した。
波動弾は膝を着いているブーバーンに容赦なく襲った。
「本当に容赦ありませんね・・」
「当たり前だ、ノンの受けた痛みをお前に与えてやる!」
セイの顔は怒りで満ちていた。
「良いですね、その怒りに満ちた顔・・」
アインは不気味な笑みをみせた。

アイ達はエンテイ達を安全な所まで連れて行く途中、アイの頭の中にセイが
ストライクに切り裂かれるのが見えた。
「お兄ちゃん!?」
アイは慌ててセイの元へ戻っていた。
(アイ!?)
「ピカ!?」
シェイミとピカチュウはアイを追いかけた。

「だが、怒りに支配された者は身を滅ぼす・・」
「何!?」
その時、セイの後ろの草むらからストライクが出てきてセイを襲い掛かろうとしていた。
「ははは、消えなさい!」
その時、草むらからアイが走ってきた。
「アイ!?」
「お兄ちゃん!!」
アイはセイを押し倒しストライクの鎌をかわした。
「く!よくも邪魔を!」
ストライクはアインの元に戻った。
「間に合ってよかった、お兄ちゃん・・」
アイは安堵の笑みを浮かべた。
「アイ、ありがとうな、助かったぜ!」
セイはアイにお礼を言うとアインの方を向いた。
「アイン、今度こそお前を倒す!」

  • スレ5-397
  • 小さき種達 設定
  • 10/05/03 01:13:54
今現在、セイ達の所持しているポケモン達
セイ  ドダイドス、ポッチャマ、リザードン、ルカリオ、プラスル
アイ  シェイミ、ピカチュウ、ロコン、イーブイ、ラプラス
ノン  ニャルマー、ヒノアラシ、ムウマ、エーフィ、マイナン
ミドリ メガニウム、バタフリー、ブラッキー、パチリス、チルタリス

セイのムクホーク サトシのムクホークと共に修行中

バッジ、リボンの所持数
セイ  7個
アイ  4個
ノン  4個
ミドリ 4個

セイ達の誕生日
セイ、アイ、ノン 7月生まれ
ミドリ      8月生まれ
ソラ、マイ    6月生まれ
ミライ、ユリ   1月生まれ

  • スレ5-398
  • 小さき種達 予知能力
  • 10/05/03 22:47:37
アインは悔しそうな顔であった。
「ブーバーン、ストライク、あの小僧と小娘を消しなさい!」
ブーバーンは火炎放射を放ちストライクはセイとアイに向っていた。
「ルカリオ、波動弾!」
ルカリオは波動弾で火炎放射を受け止めようとしたが火炎放射のパワー
に負け波動弾は打ち消され火炎放射はルカリオに命中して吹き飛ばされた。
「ルカリオ!?」
ストライクがセイとアイに切付けようとした。
「アイ!!」
セイはアイを庇おうとアイを抱きしめた、だが、アイは
「大丈夫よ、お兄ちゃん・・」
「え!?」
ストライクがセイとアイを切り裂こうとした、その時、草むらから
ピカチュウとシェイミがやってきてピカチュウは10万ボルトをストライク
に目掛けて放った。
「何!?」
ストライクはピカチュウの10万ボルトに耐え切れずに倒れてしまった。
(アイ!!)
「ピカチュウ!」
シェイミとピカチュウはアイの近づいた。
「ありがとう、シェイミ、ピカチュウ・・」
(アイが突然走って行ったから追いかけたのでしゅ!)
「あなた達が来る事は分かっていたわ・・」
(え!?どういう事でしゅか?)
「私の頭の中にあなた達が私とお兄ちゃんを助けてくれるのが見えたの・・」
それを聞いていたアインは
(予知能力!?そうか、だからあの時ストライクの出てくる場所が分かったのか!)
アインはストライクをモンスターボールに戻した。
「ブーバーン、煙幕!」
「ブバ!」
ブーバーンは煙幕を放った。
「くそ!煙幕で!」
煙幕が晴れるとアインの姿は居なかった。
「くそ!また逃げられた!」
「ポチャ!」

  • スレ5-399
  • 小さき種達 新たなる局面
  • 10/05/04 23:50:01
それからセイとアイはノンとミドリの元に戻ってきた。
「「セイ、アイ!!」」
ノンとミドリはセイとアイの元に走っていた。
「セイ、アイ、大丈夫だった!」
「ああ、アイの予知能力のお陰でな!」
「「予知能力?」」
「ええ、私の頭の中に未来が見えるようになったの!」
「凄い、それじゃ、将来の私達の未来も見えるの!」
ミドリの言葉にアイは
「それがこの予知能力、私自身では使えないの私達が危険になった時
に私の頭の中に勝手に見えるの・・」
「そうなんだ・・」
「だけど、その予知能力でセイを助けたんでしょ、凄いよ!」
するとエンテイ達がセイ達の前に近づいた。
「エンテイ、ライコウ、スイクン、お前達とは此処でお別れだ・・」
「ポチャ!」
エンテイ、ライコウ、スイクンはセイ達を見つめた後に去っていた。
「セイ、そう言えばアインはどうしたの?」
「また、逃げられたよ・・」
セイは悔しそうな顔していた。
「アインが言っていた、計画も気になるわ・・」
するとセイは
「ロケット団の計画は何かは分からないが善からぬ事しようと
しているのは間違いない!」
「だけど、今の私達じゃ・・」
「確かに今の俺達の実力じゃ、ロケット団を倒せない、だから、パパに
ロケット団を倒すのを手伝ってもらうんだ!」
「サトシパパが居れば百人引きだよ!」
「ああ、直ぐにパパに会おう!」
セイ達が話している間、アイは暗い顔をしていた。
(どうしたでしゅか、アイ?)
「うん、大丈夫よ、シェイミ・・」
アイは昨日の夢の事が頭から離れなかった。
(あの夢はやっぱり私の予知能力なの、だとしたら、パパが危ない!)

  • スレ5-400
  • 小さき種達 新たなる局面
  • 10/05/05 00:00:48
その頃、サトシ達はタマムシシティ付近の広い草原でセイ達を待っていた。
「遅いね、お兄ちゃんとお姉ちゃん・・」
「ミミ・・」
「仕方ないさ、トキワシティからタマムシシティは遠いから時間が掛かるよ・・」
「ニャル・・」
その時、強力な風が吹いて来た。
「な、何!?」
空を見上げるとそこには20機近くの黒いヘリが着陸した。
そして、中から沢山の黒服を着た人が降りてきた。
「こいつ等!!」
「セイ達の話に出ていた、ロケット団!!」
「ピカチュウ!!」
「ポッチャ!!」
「おやおや、まさか、チャンピョンのサトシに知っているとは大変恐縮です・・」
黒服の人が道を開けるとそこには金髪の男が歩いてきた。
「お前は!!」
「これは自己紹介が終わっていませんでした、私、ロケット団の幹部の
一人アインと申します・・」
「幹部のお前がどじて俺の前に現れた!!」
アインは不気味な笑みをすると
「それは我々、ロケット団の障害となりうる存在、あなたを消しに来たのですよ・・」
するとサトシは
「そうはいかない、今までセイ達を苦しめたお前だけはこの俺が倒す!!」
「ピカチュウ!!」
「ポッチャ!!」
サトシは腰に付けていたモンスターボールを全て取り出し投げた。
「ゴォォ!!」
「ドーダ!!」
「スーバ!!」
「ガブ!!」
「カービ!!」
モンスターボールからリザードン、ドダイドス、オオスバメ、ガブリアス
カビゴンが出てきた。
「ストライク!」
アインはモンスターボールからストライクを出した。
「ストライク、1匹だけで俺に勝てると思うなよ!」
「ははは、まさか、ストライク1匹だけではありませんよ!」
アインの左手が上がり下っ端達がモンスターボールを取り出し投げると
100匹近いポケモンが出てきた。
「何て多さだ!!」
「いくら、チャンピョンであってもこの物量には勝てませんよ・・」

  • スレ5-402
  • 小さき種達 ダークポケモン
  • 10/05/05 23:20:23
「いくら数を増やしても俺達には通じないぜ!」
「ピカチュウ!!」
「ポッチャ!!」
だがアインは不気味な笑みを浮かべていた。
「フフフ、このポケモン達はそこらに居るポケモンとは違うのですよ!」
「何!?」
するとそのポケモン達を見ていたミライが突然ヒカリに抱きついた。
「ミライ?」
「あのポケモン達・・怖い・・まるで心が無い・・」
「心が無い?」
ポケモン達はまるで機械のようであった。
「それに・・ポケモンが黒いオーラに包まれている・・」
その言葉を聞いたアインは動揺した。
(馬鹿な!?あの小娘は見えているのか!)
するとサトシは攻撃を開始した。
「一気に決めるぞ、ピカチュウ、10万ボルト、ポッチャマ、渦潮!!」
「ピーカチュウ!!」
「ポーチャ!!」
ポッチャマの渦潮とピカチュウの10万ボルトが合体してロケット団の
ポケモン達は吹き飛ばされた。
「続けてリザードンは火炎放射、ガブリアスは流星群!!」
「ゴォォ!!」
「ガーブ!!」
リザードンとガブリアスの攻撃にロケット団のポケモン達はさらに吹き飛ばされた。
「一気に決めろ、ドダイドスはロッククライム、オオスバメ、ツバメ返し!」
「ドーダ!」
「スーバ!」
ドダイドスとオオスバメは残っているポケモン達に向っていた、その時
「ダークラッシュ!!」
ロケット団の下っ端は残っているポケモンにドダイドスとオオスバメに
ダークラッシュを当てドダイドスとオオスバメは吹き飛ばされてしまった。
「ドダイドス、オオスバメ!!」
「ピカ!!」
「ポチャ!!」
「何、今の技は!?」
サトシ達は知らない技を使うポケモン達に驚いた。
その時、アインは高らかに笑いだした。
「フフフハハハ、これが我々が作り出した新たなるポケモン・・ダークポケモン!!」

  • スレ5-403
  • 小さき種達 悪夢
  • 10/05/06 23:10:52
「ダークポケモンだと!?」
「ピカ!?」
「ポチャ!?」
するとアインは
「どうですか!いくらあなたのポケモンが優れていても我々のダークポ
ケモンには勝てやしません!」
するとアインはストライクに
「ストライク、あの小娘を消しなさい!」
「何!?」
ストライクは真っ直ぐミライに向っていた。
ミライは怯えてしまい動けなくなっていた。
「ミライ!!」
その時、ヒカリがミライを庇い抱いた。
ストライクがヒカリとミライが切りつけようとしたその時
「止めろ!!!」
サトシがヒカリとミライの前に立ちストライクに切り裂かれた。
「ぐはぁ!!」
サトシは血を吐きながら倒れた。
「「「サトシィ!!!」」」
「「「パパ!!!」」」
ヒカリ達はサトシに近づいた。
「サトシ、サトシ、しっかりして!!!」
「ピカピ!!」
「ポチャ!!」
ヒカリはサトシを起き上がらせた。
するとアインは笑いながら
「フフフ、まったく愚かですね・・自分を犠牲にして他の者を守るとは・・」
アインはヘリに戻った。
「目的は達成しました、本部へ戻ります・・」
下っ端達は直ぐにヘリに乗り込み何処かへ消えていた。
「お願い、目を開けて、サトシ!!!」
サトシの目は力なく半分閉じていた。
(サトシ、しっかりするでしゅ!!)
シェイミはサトシにアロマセラピーをした。
「パパ、お願い目を開けて、パパ!!」
ソラ達の声にも反応しなかった。
「ヒカリ、早くサトシを病院へ!!」
「う、うん!!」
ヒカリ達はサトシをリザードンに乗せてヒカリも乗り病院へ向った。

  • スレ5-405
  • 小さき種達 悪夢
  • 10/05/08 00:00:37
サトシは手術室で手術を受けている間にセイ達がタマムシ大学に着いた。
「「ママ!!」」
「セイ、アイ!!」
セイ達は手術室前で待っていたヒカリ達の元に来た。
「ママ、パパが怪我をしたてどう言う事!?」
するとヒカリは涙を溜めながらセイ達に言った。
「サトシは・・私達を庇ってロケット団の攻撃をサトシが一人で・・」
ヒカリは耐え切れずに泣き出してしまった。
「ママ・・」
アイはヒカリに近づき慰めよとした。
「ロケット団め!!」
「ポチャ!!」
その時、手術室のランプが消え扉が開いき医者が出てきてサトシが運ばれてきた。
「「「サトシ!!」」」
「「「「「パパ!!」」」」」
ヒカリ達はサトシに近づいた。
「最善は尽くしました、後は目を覚ますのを祈るだけです・・」
サトシは部屋に移されヒカリ達も部屋に移動した。

部屋ではサトシを目を覚ますのを待っているヒカリ達はサトシの側を離れよう
としなかった、その中、ミライは一人部屋を出ていた、それに気付いた
ベイリーフがミライの後を追いかけた。
ミライは屋上で落ち込んでいた。
「ベイ・・」
ベイリーフはミライに近づいたが
「ごめん、ベイリーフ・・今は一人にさせて・・」
ミライの言葉にベイリーフはその場を離れた。
ミライは泣き出してしまった。
(あの時、逃げていればパパは助かったのに・・私がパパを傷つけてしまった・・)
ミライは自分のせいでサトシが怪我をしたのだと自分を責めていた。
その時、ミライの口に布を押し付けられた。
「う・・ん!?」
ミライは必至に抵抗したが眠気がミライを襲った。
(助けて・・パ・・パ・・)
ミライは眠ってしまった。
ミライを眠らせた人物は機械を取り出した。
「目標確保しました、直ちに本部に戻ります・・」
画面にはジャックの姿が映し出された。
(ご苦労だったよ・・マリ君・・)

  • スレ5-406
  • 小さき種達 悪夢
  • 10/05/08 22:51:48
サトシが眠っている部屋にベイリーフが慌てて戻ってきた。
「ベイ!!」
「どうしたのベイリーフ?」
ベイリーフは必至に何かを伝えようとした。
そして、シェイミがベイリーフが言っている事を伝えた。
(ミライが居なくなったでしゅ!!)
「え!?ミライが!?」
「とにかく、ミライを探すぞ!!」
セイ達は部屋を飛び出しタマムシ大学全ての所に行きミライを探した。
「ミライ!!何処だ!!」
「ポッチャ!!」
セイ達は必至にミライを探したが見つからなかった。
「ノン、ミドリ、ミライは・・」
「駄目、見つからなかったわ・・」
「こっちもよ・・」
「くそ、何処へ行ったんだ、ミライ・・」
その時、アイが慌てて戻ってきた。
「お兄ちゃん、屋上でミライの髪止めが落ちていたわ!!」
「本当か!?」
セイ達は直ぐに屋上へ向った。

「此処にミライの髪止めが落ちていたの・・」
アイはミライの髪止めをセイ達に見せた。
「此処に落ちていたのなら、ミライは此処に・・」
(だけど、ミライの姿はないでしゅ・・)
その時、セイのモンスターボールからルカリオの声が聞こえた。
(セイ、俺をモンスターボールから出してくれ・・)
「ルカリオ?」
(俺がミライの波動を感じ取る!)
「分かった、頼む、ルカリオ!」
セイはモンスターボールからルカリオを出すとルカリオはミライの波動を
探した。
(此処にはミライの波動は感じ取れない・・)
「やっぱり、此処には居ないのか・・」
「ポチャ・・」
その時、ルカリオは
(いや!待って、ミライの波動を感じた!)
「何、本当か!?」
(ああ、だが、ミライの波動はどんどん離れていく!)
するとセイは
「ルカリオ、ミライの波動を頼りに追うぞ!」
(ああ、分かった!)
「ベイリーフはママ達にこの事を伝えといてくれ!」
「ベイ!」
ベイリーフはヒカリ達に伝えるためにヒカリ達の元へ向った。
「アイ、ノン、ミドリ、行くぞ!」
「「「うん!」」」

  • スレ5-407
  • 小さき種達 邪悪な心
  • 10/05/09 00:23:04
その頃、マリはロケット団の本部に着きミライを車から降ろしジャッ
クの元へ向った。
「ジャック様、ミライを連れてまいりました・・」
「ご苦労だった、マリ君・・」
ジャックはマリとミライを本部の屋上に連れてきた。
「マリ君、虹色の羽を・・」
「はい・・」
マリはミライの首にかけていた虹色の羽をミライから外してアインに
渡した。
アインは虹色の羽を機械に入れると機械が動き出した。
「これで、準備は整いました、ボス・・」
「では、始めよう・・」
ジャックの合図に下っ端達は動き出した。
そして大きな鈴が下っ端達が持ってきた。
「これは、透明の鈴!?」
「そうだ、エンジュシティのスズの塔の透明な鈴だ・・」
その時、透明の鈴は虹色の羽と共鳴するかのように響きだした。
「どうやら、来た様だな・・」
空の彼方からホウオウがやってきた。
「ホウオウ!?」
ホウオウはジャックに向って聖なる炎を放ったがジャックはモンスタ
ーボールからボーマンダを出し流星群で聖なる炎を防いだ。
「今だ、打って!!」
ロケット団の下っ端達は特殊な機械をホウオウに目掛けて打った。
そして、ホウオウは打たれたショックで地面に落下した。
「ボス、ホウオウを捕獲しました・・」
「ホウオウを例の場所へ連れて行け!」
「は!」
アインと下っ端達はホウオウを何処かへ運んだ。
「ジャック様、ホウオウをどうするのですか?」
するとジャックは不気味な笑みを見せた。
「ホウオウをダークポケモンとするのだよ!」
「ホウオウをダークポケモンに!?」
「もっとも君はもう用済みだ!」
ジャックのボーマンダはマリに向って破壊光線を放ちマリは吹き飛ばさ
れ気絶した。
「この女と小娘を牢に入れていろ!」

  • スレ5-409
  • 小さき種達 ヘイトリッド
  • 10/05/09 23:43:51
ルカリオはミライの波動を頼りに走っていた。
それを追う様にセイ達はルカリオを追った。
(ミライの動きが止まっている!)
「よし、ルカリオ、そこまで案内してくれ!」
「ポチャ!」

その頃、ベイリーフはヒカリ達にセイ達がミライを探しに行った事を伝えた。
「そんな、無茶な事を・・」
「だけど、今はあの子達に任せるしかないわ・・」
するとハルカは突然立ち上がった。
「ハルカ?」
「やっぱり、ミドリ達だけで行かせられないわ、私もミドリ達を追う!」
ハルカはそう言い残し部屋を後にした。
するとピカチュウとポッチャマが互いに顔を合わせハルカの後を追った。
「ハルカ・・」

その頃、セイ達はロケット団の本部まで後少しの所まで来ていた、その時
突然、地面が揺れだした。
「な、何だ!?」
「見て、あそこに大きな物が!」
アイが指を指した方には巨大な要塞が浮かんでいた。
「あれは!?」
(セイ、あそこからミライの波動を感じる!)
「じゃあ、ミライはあの中に!!」
その時、エンテイ、ライコウ、スイクンがセイ達の前に現れた。
「「エンテイ!!」」
「ライコウ!!」
「スイクン!!」
するとアイはエンテイ達に
「お願い、私達をあの要塞の中に連れていて!!」
するとエンテイ達はセイ達を見つめセイ達に近づいた。
「ありがとう、皆!」

  • スレ5-410
  • 小さき種達 ヘイトリッド
  • 10/05/09 23:44:31
セイ達はエンテイ達に乗るとエンテイ達は物凄いスピードで要塞を目指した。
そして、要塞の下まで来るとエンテイ達は要塞に向って大きなジャンプを
して要塞内部に侵入した。
「ありがとう、エンテイ、ライコウ、スイクン・・」
その時、要塞内部から声が聞こえた。
(人間どもよ、われはロケット団のボス、ジャックである!!)
「これは!!?」
「それにジャックって!?」
セイ達はロケット団のボスの正体がジャックであった事に驚いた。
(我々、ロケット団はこの要塞・・ヘイトリッドで世界の支配する・・)
その時、要塞外壁から砲台のような物が現れた。
(反重力衝撃砲、発射!!)
要塞から放たれた光線はグレンタウンに向っていた。
そして、光線に当たったグレンタウンは光線に吸い込まれるかのよう
に消滅した。
「グレンタウンが・・」
「消えた・・」
(我々に逆らう者にはグレンタウンと同じ運命を辿ってもらう!)

  • スレ5-411
  • 小さき種達 呪縛
  • 10/05/10 23:41:08
「此処までするなんて・・」
「酷すぎる・・」
アイ達はロケット団のやり方に怒りを感じた。
「皆、俺達でロケット団を倒そう!!」
だがノンは
「だけど、今の私達の力じゃ・・」
「じゃあ、このままロケット団の支配する世界になっても良いて言うのか!!」
「そ、それは・・」
セイの言葉にノンは言葉を詰まらせた。
「それにパパを怪我をさせ、ミライを連れて行った、俺はロケット団
を絶対許さない!」
「そうだね、パパやミライを酷い事をした、ロケット団は倒さないといけない・・」
「ピカチュウ!」
するとノンは
「ごめん、私がどうかしていたわ・・」
「良いよ、ノン、それよりロケット団を倒そう!」
「うん!」
セイ達、エンテイ達はヘイトリッドの内部へ進んだ。

その頃、マリとミライは牢の中で気絶していた。
「う・・ん・・」
マリは目を覚ました。
「此処は・・」
マリは周りを見渡すとミライが倒れているのに気付いた。
「ミライちゃん!?」
マリはミライに近づいて抱き寄せた。
「しっかりしてミライちゃん!!」
マリは必至にミライを起こそうとした、その時
「やっとお目覚めですか、ドクターマリ・・」
牢の外にはアインが居た。
「あなたは誰、私達をどうするの!?」
「どうやら、呪縛は解かれているようですね・・」
「呪縛?」
「あなたはボスの催眠術で操られていたのですよ・・」
「私が催眠術に!?」
「覚えていませんか、2年前、ボスがあなたに会いに来た事・・」
「まさか!?」
マリは2年前にジャックがタマムシ大学に来たことを思い出した。
「そうです、その時に催眠術をかけたのです、そしてあなたはサトシの
娘の情報をロケット団に流してもらったのです、あなたが知らない間にね・・」
「そんな、私が・・ロケット団に・・」
「だけど、まだ利用価値はあります、利用させてもらいますよ、もちろん
そこに居るサトシの娘にもね・・フハハハ!!」

  • スレ5-415
  • 小さき種達 命がけ
  • 10/05/11 22:53:13
セイ達はヘイトリッド内部でロケット団を次々と倒していた。
「駄目だ、歯が立たない!?」
下っ端達はセイ達の強さに慌てていた。
「ドダイドス、リーフストーム!!」
「ドーダ!!」
「ピカチュウ、10万ボルト!!」
「ピーカチュウ!!」
ドダイドスとピカチュウの攻撃でダークポケモン達は次々と吹き飛ばされた。
エンテイ達の攻撃を食らったロケット団の下っ端達は倒れていた。
「よし、このまま行くぞ!!」
セイ達はヘイトリッド内部へさらに進んだ。
するとコロシアムに出てきた。
「何で要塞の中にコロシアムが?」
その時、コロシアムから声が聞こえた。
「此処は、我々の邪魔をする者を処刑する・・死のコロシアムだ・・」
「誰だ!?」
入り口から一人のロケット団が入ってきた。
「俺は・・ロケット団の幹部の一人、ブレラだ・・」
「幹部が直接、俺達を消しに来たのか!」
「そうだ・・」
するとブレラはリモコンを取り出してボタンを押した、その時アイ達の
頭上に牢がアイ達を閉じ込めた。
「アイ、ノン、ミドリ!!?」
「お兄ちゃん!!」
「「セイ!!」」
「どうだ、そこの小娘達をかけて俺とバトルをするのは?」
「何!?」
「もちろん、命を懸けてな・・お前が負ければお前が死ぬ
そして、俺が負けたら俺が死ぬ・・」
「分かったぜ!その勝負受けて立つ!!」
「ポチャ!!」

  • スレ5-416
  • 小さき種達 命がけ
  • 10/05/12 23:16:14
「行け!ジバコイル!!」
「ジババ!!」
ブレラはモンスターボールからジバコイルが出てきた。
「行け!リザードン!!」
「ゴォォ!!」
「リザードン、火炎放射!!」
「ゴォォ!!」
リザードンの火炎放射はジバコイルに向っていた。
「そんな攻撃無駄だ!!ジバコイル、電磁砲!!」
「ジーバ!!」
ジバコイルの電磁砲は火炎放射を打ち消してリザードンに直撃した。
「リザードン!!?」
リザードンは電磁砲の効果で麻痺になってしまった。
「これでリザードンはまともに動けない!!ジバコイル、連続で電磁砲!!」
「ジバー!!」
ジバコイルは連続して電磁砲を放った。
「ハハハハ!!何も出来ない!!」
だが、セイの顔は余裕があった。
「貴様、此処まで追い詰められているだぞ!!」
「追い詰められている、何処が?」
「何!?」
その時、ジバコイルが吹き飛ばされた。
「ジバコイル!!?」
リザードンは猛火を発動していた。
「一気に決めるぞ、リザードン、フレアドライブ!!」
「ゴォォ!!」
リザードンはフレアドライブがジバコイルを直撃して倒れた。
「良くやったぞ、リザードン!!」
「ゴォォ!」

  • スレ5-417
  • 小さき種達
  • 10/05/13 23:36:14
「負けた・・この俺が・・」
ブレラは負けたことに信じられなかった。
するとセイが
「あんたにはポケモンとの絆が無かった、だから負けたんだ・・」
「ポチャ・・」
「絆か・・確かに俺には無い物だな・・」
その時、ブレラの居る天井が開いた。
「何だ!?」
「言っただろ、負けたものは死ぬ・・最初に言ったはずだ・・」
ブレラの頭上から岩が落ちてきた。
ブレラが潰されそうになった、その時
「リザードン、火炎放射で岩を砕くんだ!!」
「ゴォォ!!」
リザードンはブレラの頭上の岩を粉砕した。
「何故!?俺を助けた、お前達とって俺は憎い敵だぞ!」
「ああ、お前達を許さない、だけど、目の前で助けられる命があるんなら
俺は助ける!」
「ポチャ!」
するとブレラは
「本当にお人よしだ、だけど、羨ましいぜ・・」
「え!?」
「お前とは別の場所で会いたかった・・」
ブレラの手に握っていたリモコンのボタンを押した。
アイ達を閉じ込めていた牢が壊された。
「お兄ちゃん!!」
「アイ、ノン、ミドリ!」
アイ達、エンテイ達はセイに近づいた。
「あそこを上がればボスの居る屋上だ・・」
「あんた・・どうして俺達を?」
するとブレラは笑みを見せた。
「賭けてみたくなったのさ、お前達がボスを倒して、ロケット団の野望を
潰すのを・・」
「ああ、ロケット団の野望は絶対、俺達が潰す!!」
セイ達は屋上へ向った。
「またあいつとバトルをしたいぜ・・」
その時、ブレラの後ろから声が聞こえた。
「それは一生叶いません・・」
「アイン!?」
するとストライクはブレラの切りつけた。
「がはぁぁ!!」
ブレラは血を吐きながら倒れてしまった。
「負けた者には死・・このコロシアムのルールですよ・・」

  • スレ5-418
  • 小さき種達
  • 10/05/14 23:37:07
その頃、ハルカとピカチュウ達はヘイトリッド付近まで来ていた。
「あれが、ロケット団の要塞・・」
「ピカチュウ・・」
「ポチャ・・」
ハルカ達はヘイトリッドの大きさに驚いた。
その時、ハルカ達の前にある人物が現れた。
「ハルカ!」
「カスミ、タケシ!?」
「ハルカもロケット団を止めに来たのね!」
「実は・・」
ハルカは今までの出来事を全て話した。
「サトシが意識不明!?」
「それにミライちゃんが誘拐!!」
カスミとタケシは今までの出来事に驚いた。
「それじゃ、セイ達はあの中に!?」
「うん、多分あそこに・・」
「だけど、どうするの、あの要塞にどうやって入るの?」
「私達に飛行ポケモンは居ない・・」
ハルカ達は要塞にどうやって入るのかを悩んでいる、その時
「私のポケモンだったら、あの要塞に入れるわ・・」
ハルカ達の後ろから声が聞こえ後ろを振り向いた。
「あなたは!?」

その頃、セイ達はボスの居る部屋に向っていた。
そして、セイ達の前に大きな扉が現れた。
「開けるぞ!」
セイは扉を開けるとそこには天井が無いコロシアムであった。
「待っていたぞ、我の邪魔をするもの達よ・・」

  • スレ5-420
  • 小さき種達 復讐
  • 10/05/15 23:59:19
「あれが・・ロケット団のボス!」
コロシアムの中央にジャックが立っていた。
「お前達が此処まで来るとは予想していなかったよ・・」
「お前は・・お前は何でこんな事をする!!」
「ポッチャ!!」
セイは怒りで満ちていた。
「フフフ、私の才能を認めなかったもの達に復讐をする為にロケット団
のボスになったのだよ!」
「じゃあ、前のボスは・・」
「前ロケット団ボス、サカキは我が消したよ・・」
ジャックは笑いながら言った。
「じゃあ、ダークポケモンは復讐の道具・・」
「そうだ、ダークポケモンは我の復讐だ・・」
(酷いでしゅ・・)
するとジャックは
「我がロケット団にボスになってから直ぐに異世界を見る事が出来る
壁画と鏡が見つかった・・」
「異世界の壁画!?」
「そこにはお前達兄妹が殺しあう世界もあった・・」
「何!?」
「そんな!?」
セイとアイは異世界に兄妹で殺しあう世界がある事に驚いた。
「そして、ある異世界が見えた・・ダークポケモンを使って世界制服を
目論む世界だった・・」
「まさか、ダークポケモンはその異世界の!?」
「そうだ、我のダークポケモンはその異世界の技術だ・・」
「そんな世界が存在するなんて!?」
セイ達は色んな異世界があるの事に驚いた。
「そして、その壁画からその世界のダークポケモンを作った研究員
がこの世界に飛ばされた・・」
「まさか、その研究員を使って、ダークポケモンを作ったのか!!」
「そうだ、ダークポケモンの技術は興味深かった、だから、利用した
我の復讐の道具としてな・・」
するとセイは
「ポケモンを・・人を・・傷つける、お前だけは絶対許さない!!」

  • スレ5-421
  • 小さき種達 ホウオウ
  • 10/05/16 23:39:07
セイは全てのモンスターボールを投げリザードン達が出した。
「フフフ、そんな雑魚ポケモンを出したところで我には勝てない・・」
するとジャックは笑いながら叫んだ。
「見せたやろう、我の最強の下部!いでよ、XD002!!」
コロシアムの地面が開き漆黒のホウオウが現れた。
「ホウオウ!?」
「そんな・・ホウオウの色が・・」
(黒いでしゅ・・)
セイ達とエンテイ達は変わり果てた姿のホウオウに驚いた。
「どうだ、今まで助けられてきたホウオウが敵になる気持ちは?」
「貴様、ホウオウに何をした!!」
「ホウオウにはダークポケモンになってもらった!!」
「ダークポケモンに!?」
「ホウオウは憎しみがあった・・」
「ホウオウに憎しみが!?」
「お前達も知っているだろう、大昔、ホウオウを戦争に利用とした者達が
居た、その時、ホウオウは人間に対して憎しみが生まれた・・その憎しみ
があったお陰で最強のダークポケモンが誕生出来た!!」
ジャックの言葉にセイは
「そんな事、無い、ホウオウはいつも俺達を見守ってくれた!!ホウオウ
を酷い事をするお前は絶対に倒す!!」
「言ったはずだ、お前達が我を倒すのは不可能!」
その時、コロシアムの地面が開きアインがマリ、ミライを連れて現れた。
「「ミライ!!?」」
「「マリさん!!?」」
「お兄ちゃん、お姉ちゃん!!」
「お前達が変な動きを見せればこいつらの命は無い・・」

  • スレ5-423
  • 小さき種達 助け
  • 10/05/17 23:35:22
「汚いぞ!!ミライとマリさんを返せ!!」
「それは出来ませんよ・・あなた達が妙な動きを見せれば人質の命は
ないですよ・・」
「くそ!!」
するとジャックは
「ホウオウよ、こいつ等を殺せ!」
ホウオウは黒い炎をセイ達に向って放った。
「やめて、ホウオウ!!」
黒い炎がセイ達に当たる寸前にドダイドスがセイ達の前に立ち黒い炎
を代わりに受け倒れてしまった。
「「「「ドダイドス!!?」」」」
セイ達は倒れているドダイドスに近づいた。
「ドダイドス、しっかりするんだ!!」
「ド・・ダ・・」
ドダイドスは必至に立ち上がろうとしたが立ち上がれなかった。
「ほぉ、ホウオウの攻撃を防いだか、だが、次で終わりだ、ホウオウ!!」
ホウオウは再び黒い炎を放った。
セイ達に当たる、その時
「ガブリアス、流星群!!」
「ガーブ!!」
ガブリアスの流星群がホウオウの炎を打ち消した。
「何!?」
セイ達は流星群を放たれた場所を振り向いた。
「シロナさん!?」
「それにカスミさん、タケシさんも!?」
「ママも!?」
セイ達はシロナ達が来た事に驚いた。
「元チャンピョンのシロナだと!?」
「ジャック、あなたの野望は私達が潰すわ!!」
「おっと、こっちには人質をいるのですよ!妙な動きをしたら・・」
その時、サトシのピカチュウがアインに電光石火で向っていた。
「何!?」
「ピーカ!!」
ピカチュウはミライとマリを掴んでいるアインの手にアイアンテール
を放った。
「ぐぅ!!」
アインはミライとマリを掴んでいた手を離してしまった。
そして、エンテイとスイクンがミライとマリを背中に乗せてセイ達の
前に戻った。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん!!」
ミライはアイに抱きついた。
「良く頑張ったわ、ミライ・・」
アイはミライを優しく抱いた。
「ありがとう、エンテイ、スイクン・・」

  • スレ5-425
  • 小さき種達
  • 10/05/18 23:33:13
「人質を取り返されたか・・」
「これでお前を守る盾は無くなった!」
「ポチャ!」
だが、ジャックは表情を変えなかった。
「確かに盾は無くなった、だが、まだ、我にはホウオウが居るのだぞ!」
ホウオウは再び黒い炎を放とうした。
「そうはさせないわ、ギャラドス、ホウオウの動きを止めるのよ!」
カスミはモンスターボールからギャラドスを出してホウオウに巻きついた。
「ハガネール、お前も頼む!」
タケシもモンスターボールからハガネールを出してホウオウに巻きついた。
「無駄だ!!」
ホウオウは巻きついていたギャラドス、ハガネールを吹き飛ばした。
「ギャラドス!?」
「ハガネール!?」
ギャラドスとハガネールは必至に立ち上がった。
「バシャーモ、炎の渦!!」
ハルカはモンスターボールからバシャーモを出した。
「ガブリアス、流星群!!」
バシャーモの炎の渦とガブリアスの流星群が合体してホウオウを襲い爆発した。
「無駄だ!!」
煙が晴れるとホウオウには傷一つついていなかった。
「流星群を受けて傷一つついていない!?」
「ホウオウにはシェイミの再生能力を身に着けている!!」
「シェイミの再生能力を!?」
「元も・・完全な再生能力ではないがな・・」
「それだけの知恵がありながらどうして人やポケモンの為に使わない!」
シロナの言葉にジャックは
「我を認めなかった者達に我は復讐しかない・・」
「何故、気付かないアカギと同じ事をしようとしている事を!!」
「元ギンガ団のボス、アカギの事か・・我は奴とは違う、奴はこの世界を
破壊を望み奴は身を滅ぼした、我はこの世界を収め我だけの世界を作るのだよ!」

  • スレ5-426
  • 小さき種達
  • 10/05/19 23:13:17
「そんな、世界にさせるか!!ポッチャマ、バブル光線!!」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマのバブル光線はホウオウに向って放った。
だが、ホウオウは無傷であった。
「無駄だ、再生能力でダメージは無い!!」
「やっぱり、再生能力で直ぐに怪我が治ってしまう・・」
「どうすれば、ホウオウを助けられるの・・」
その時、ルカリオはセイ達に
(セイ、ホウオウの心は完全に閉ざされていない!)
「本当か、ルカリオ!?」
「だけど、どうすれば、ホウオウの心を開けられるの・・」
(お前達の想いを俺の波動でホウオウの心に呼びかける!)
「本当に出来るのか、ルカリオ!」
(お前達がホウオウを助けたい気持ちがあればきっとホウオウは心を
取り戻す!)
「分かったぜ、俺達の想いをホウオウに伝えてくれ、ルカリオ!」
するとアインは
「おっと、そんな事はさせません、ストライク!」
「ストライ!」
ストライクはセイ達に向っていた。
「そうはさせないわ、バシャーモ、ブレイズキック!」
「シャー!!」
バシャーモのブレイズキックはストライクに当たりストライクは吹き飛ばされた。
「あなたの相手は私よ!」
「ママ!」
「こっちは任せて、早くホウオウを!!」
「うん!」
ハルカとアインがバトルをしている中、ジャックは
「ホウオウよ、こいつ等を消せ!!」
ホウオウが再び炎を放とうした、その時、ハガネールとギャラドスが
ホウオウに巻きついた。
「これで、攻撃できない!」
「あの子達の邪魔はさせないわ!」

  • スレ5-427
  • 小さき種達 想い
  • 10/05/20 23:43:56
「では、他のポケモンを使おう・・」
コロシアムの地面が開くと大漁のポケモン達が現れた。
「やれ!!」
ジャックの指示にポケモン達はセイ達に向って行った。
「ガブリアス、流星群!!」
「ガーブ!」
「ゴォォ!!」
ガブリアスの流星群とエンテイ達の攻撃がポケモン達を襲う。
「シロナさん!?」
「此処は大丈夫よ、あなた達はホウオウに呼びかけなさい!」
「はい!」
セイ達はホウオウを見つめた。
「ホウオウ、俺達の声を聞いてくれ!!」
「あなたが人間に憎しみの心があったとしても私達がその心を全部受け止めるわ!」
「だから、お願い優しいホウオウに戻って!!」
ルカリオがセイ達の想いを波動にしてホウオウに放った、だが、ホウオウは
再び暴れ始めハガネールとギャラドスを吹き飛ばした。
「無駄だ、ホウオウの心は既に消している、お前達がいくら叫ぼうとも
ホウオウには届かない!!」

その頃、ヒカリ達はタマムシ大学のサトシの病室で空に浮かぶヘイトリッド
を見つめていた。
「ママ・・」
ユリは怖いのかノゾミに抱きついた。
「大丈夫、きっとノン達が頑張ってロケット団を倒してくれるわ・・」
ノゾミはユリを優しく抱きながらヘイトリッドを見つめた。
その時
(ヒカリ・・)
「サトシ!?」
ヒカリの頭の中にサトシの声が聞こえた。
「どうしたの、ヒカリ?」
「私の頭の中でサトシの声が聞こえたわ・・」
「本当!?」
ノゾミ達は驚いた。
(ヒカリ、俺の波動をセイ達に届けてくれ・・)
「そんな・・無理よ、私には波動の力が無いわ・・」
(大丈夫だ、お腹の子供が力を貸してくれる・・)
「え!?」
(お腹の子供がセイ達に波動を届けてくれる、ヒカリは祈ってくれ、セイ達が無事に
戻ってくるのを・・)
「分かったわ、サトシ!」
ヒカリは祈り始めた。
(お願い、サトシの波動をセイ達に力を・・)

  • スレ5-428
  • 小さき種達 想い
  • 10/05/21 23:57:46
セイ達はサトシの波動を感じた。
「これは!?」
「パパの波動!?」
(セイ、アイ、今の俺にはお前達を助ける事が出来ない・・)
「パパ・・」
(だが、俺の波動を通じてお前達を守る・・)
サトシの波動がセイ達を包み込んだ。
「パパもホウオウを戻すために力を貸してくれ!」
(ああ・・)
セイ達は再びホウオウに見つめた。
(ホウオウ、俺はお前のお陰でヒカリやセイ達に会え、ポケモンマスター
の夢が叶った・・)
サトシの波動を通じてホウオウに呼びかけた。
(ホウオウ、俺を助けたように今度は俺がお前を助ける番だ!)
サトシの波動はホウオウを包み始めた。
(ホウオウを蝕む闇よ、ホウオウから消えろ!!)
サトシの波動が黒く染まったホウオウを元の色に戻した。
「馬鹿な、ホウオウの色が元に戻るだと!?」
ホウオウは正気に戻りジャックに振り向いた。
「ホウオウの心は完全に消したはずだ!!」
そしてホウオウはジャックに向って炎を放とうとした。
「我はこんな所で終わるわけにはいかないのだ!!」
ホウオウはジャックに向って炎を放ちジャックを襲った。
「見るな、ミライ!!」
セイはミライ見えないように抱き寄せた。
「あははは!見える、見えるぞ、我の世界がぁ!!!」
ジャックは炎に包まれ幻を見ていた。
そしてジャックは炎の中に消えていった。

  • スレ5-429
  • 小さき種達
  • 10/05/22 23:58:21
「ジャック、あなたの目指す世界は滅びの世界よ・・」
その時アインは膝を着きジャックが死んだのを信じられなった。
「馬鹿な、ボスがやられるだと!?」
「これであんた達は終わりよ!」
カスミの言葉にアインは
「それはあなた達も終わりですよ・・」
「え!?」
その時、地面が揺れ始めた。
「「「「きゃあ!!」」」」
「何だ!?」
「まさか、要塞が落ちているのか!?」
「そうだ、このヘイトリッドはボスの心臓と直結している・・ボスの
心臓が止まればこのヘイトリッドは沈むようになっている・・」
セイ達はバランスを崩していた。
「こんな大きさの要塞が地上に落下したら・・」
「間違いなくカントー全域は消える事になる!」
タケシの言葉にセイ達は慌てた。
「そんな、この要塞が落ちたらママ達が・・」
(そうでしゅ、何とかならないのでしゅか!)
「あはは、残念だがこのヘイトリッドのボスが死んだ事で制御不能だ!」
「くそ!ロケット団のボスを倒したのに!!」
その時、ホウオウは羽を羽ばたかせ要塞の外に出ていた。
「ホウオウ!?」
ホウオウはサイコキネンシスで要塞の落下スピードを減速させた。
「落下が収まった!?」
「これだけの物体の落下スピードを減速させたのか!?」
「やっぱり、ホウオウは私達を助けてくれたね・・」

  • スレ5-430
  • 小さき種達 終結
  • 10/05/23 23:52:49
その頃、ヒカリ達はホウオウが要塞を地上に降ろしている所を見ていた。
「ホウオウ・・」
「ホウオウは私達を守ってくれたのね・・」
「ねえ、サトシ、見て、ホウオウが私達を守ってくれたわ・・」
ヒカリ達はロケット団と決着ついた事にホッとしていた。

要塞はゆっくりと地上に着地した。
それを遠くからシュウは見ていた。
「どうやら、僕の出る幕は無かったようだな・・」
要塞から出てくるハルカをシュウは見つめた。
「ハルカ・・」
シュウはモンスターボールからフライゴンを出してその場を後にした。

エンテイ、ライコウ、スイクン、ホウオウは何処かへ行ってしまった。
「エンテイ、ライコウ、スイクン、ホウオウ、ありがとう・・」
セイ達はホウオウ達にお礼を言った。
そして、セイ達はサトシ達が待っているタマムシ大学へ帰っていた。

  • スレ5-431
  • 小さき種達
  • 10/05/25 00:12:24
次の日、サトシは意識を取り戻しセイ達からロケット団の事を聞かされた。
「そうか、ボスはホウオウに・・」
「うん、ホウオウの炎に飲み込まれたよ・・」
サトシ達はセイ達の話を聞いている、その時、ドアのノックがなった。
ヒカリがドアを開けるとそこには
「シロナさん!?」
「ヒカリちゃん、久しぶりね・・」
ヒカリはシロナを部屋に入れた。
「シロナさん!」
「サトシ君も意識を取り戻してよかったわ・・」
「ありがとうございます!」
するとセイがシロナに
「シロナさん、ダークポケモン達はどうなったんですか?」
「ポチャ・・」
「ダークポケモン達は元に戻っているわ・・」
「本当ですか!?」
「ピカチュウ!?」
「本当よ、ホウオウがダークポケモンを元に戻したんだと思うわ・・」
「ホウオウにそんな力があるんですか?」
「ダークポケモンは異世界の技術で詳しくは分からないわ・・」
「異世界か・・本当に俺とアイが敵同士で戦う世界なんてあるんだろうか・・」
セイはジャックから聞かされた異世界でセイとアイが敵同士で戦う世界
を信じていなかった。
「異世界は色んな可能性がある・・だから、セイとアイが敵同士で戦う
世界があってもおかしくない・・」
「それじゃ、サトシがハルカとノゾミのどちらかと結婚している世界も
あるのね・・」
ヒカリの言葉にハルカとノゾミは顔を真っ赤にした。
「ま、まあ、他の世界ではどうかは知らないけど、俺達の世界は俺達で未来
を作っていこう!」
「うん!」
(サトシにしては良いこと言うでしゅ!)
「一言余計だ!!」

  • スレ5-432
  • 小さき種達
  • 10/05/25 00:12:47
するとシロナはある事を思い出した。
「そうだ、セイ君、あなた達に渡したい物があるわ・・」
シロナが取り出したのはジムバッジとリボンであった。
「シロナさん、これは!?」
「今回のロケット団の壊滅に大きく貢献した事でポケモンリーグ委員会と
コンテスト委員会はジムバッジ、リボンをあなた達に贈呈する事が決定
されたのよ!」
「でも、俺達は・・」
するとサトシが
「貰っても良いと思うぜ!」
「「「「え!?」」」」
「お前達は危険を冒してロケット団を倒したんだ、お前達が貰う資格は
ある!」
「だけど・・」
すると今度はシロナが
「あなた達のポケモン達はロケット団との戦いで傷ついているわ、ポケ
モン達を休ませるのもトレーナーの勤めよ・・」
セイ達はお互いに顔を見てうなずいた。
「分かりました!」
「リボンを貰います!」
セイ達はバッジ、リボンをシロナから受け取った。

  • スレ6-4
  • 小さき種達 ミライ
  • 10/05/25 23:14:17
「それから、これはミライちゃんに・・」
シロナが取り出したのはロケット団に奪われた虹色の羽のペンダント
であった。
「これ、ミライのペンダント!」
「ロケット団の要塞を調べたら大事に保管されていたわ・・これは
ミライちゃんに返すわ・・」
シロナはペンダントをミライに返した。
「ありがとうございます!」
ミライはペンダントを首にかけた。
そして、シロナは病室をあとにした。

「ドダイドス、あの時、俺達を庇ってくれてありがとうな・・」
「ポチャ・・」
「ドーダ・・」
セイは傷だらけのドダイドスの怪我の手当てをしていた。
「ちょっと、しびれるから・・」
(ミーも手伝うでしゅ!)
アイ達もドダイドスの手当てをしていた。

「セイ達、ドダイドスの手当てをしているわね・・」
「ああ、ドダイドスはセイ達を守ってきたからな・・」
「ピカチュウ・・」
サトシ達はセイ達を見つめていた。
「ねえ、サトシ、セイ達にミライの病気の事を・・」
「ああ、セイ達には俺から話す・・」
「お願い・・」
「もう、私達ではミライちゃんの病気を治せないわ・・」
「ああ、セイ達にミライの病気を治す可能性があるからな・・」

  • スレ6-5
  • 小さき種達
  • 10/05/26 23:17:10
セイ達はドダイドスの手当てを終えてサトシの病室に戻ってきた。
「どうだった、ドダイドスは?」
「傷は酷いけど、3日休めば元気になるよ・・」
「そうか、良かったな・・」
するとアイが
「パパ、ママとミライは?」
サトシ達は沈黙してお互いに見つめた。
「今から話す事はミライの病気の事だ・・」
「そうだ!ミライの病気はどういう事!?」
「ポチャ!」
サトシ達は暫らく沈黙すると今度はノゾミが
「ミライちゃんの身体は本当は何時倒れてもおかしくない状態なの・・」
「嘘だよね、パパ・・」
「いや、本当だ・・」
「ピカ・・」
サトシの言葉にアイは足を崩した。
「パパ!ミライの病気は治せないの!!」
(そうでしゅ、何とかならないでしゅか!)
「いや、治す可能性はある・・」
「本当!?」
すると今度はハルカが
「だけど、その病気を治すには人の骨髄を移植する必要があるの・・」
「骨髄を移植?」
セイ達は一瞬何を言っているのか理解できていなかった。
「だけど、骨髄の移植にはミライちゃんと適合しないと移植が出来ないの・・」
「つまり、ミライと適応しないとミライの病気は治らないの!?」
「ああ、だから、お前達を呼んだだ・・」
「俺達を!?」
「既に俺やヒカリ・・ソラとマイ・・それにノゾミやハルカも調べたが適合はしなかった・・」
「調べていないのはあなた達だけ・・」
セイ達はお互いに顔を見つめて決意した。
「分かったよ、パパ、直ぐにでも調べて欲しい!」
「私もよ、パパ!」
「ミライちゃんの病気が治るんだったら私も協力するわ!」
「私も!」
「ありがとう、皆・・」

  • スレ6-6
  • 小さき種達
  • 10/05/27 23:56:43
それから2日後
セイ達の検査結果を聞きにマリの元にやってきた。
「マリさん、セイ達の検査結果は?」
サトシがマリに聞くと
「おめでとうございます、セイ君がミライちゃんと適合しました!」
「それじゃ、ミライは!?」
「はい、病気は治せます!!」
「良かった・・」
ヒカリは嬉しいあまり涙を流した。
(泣かないでしゅ、ヒカリ・・)

次の日、セイとミライの手術の日であった。
「ミライ、怖くないから先生の言う事をちゃんと聞くのよ・・」
「うん・・」
ヒカリはミライが怖がらないようにした。
「ベイ・・」
ベイリーフもミライの事が心配であった。
「ベイリーフ、病気が治ったら一緒に走って遊ぼうね・・」
「ベイ!」
セイの周りにノン、ミドリが居た。
「セイ・・」
「大丈夫だ、手術は直ぐに終わるから心配するな・・」
「だけど、この手術は凄く危険だって・・」
「大丈夫だ、俺がそう簡単に死なないよ・・」
「そうだね、セイの丈夫な身体だったら絶対大丈夫だよ!」
するとソラとマイがセイに近づいた。
「お兄ちゃん・・」
「絶対、ミライの病気を治してね!」
「ああ、絶対ミライの病気を治してやるからな!」
セイとミライは手術室へ運ばれた。
「ポチャ・・」
セイのポッチャマは手術室へ入るセイを見つめた。
「ポッチャマ、お兄ちゃんを信じて待ちましょ・・」
「ポチャ!」

  • スレ6-8
  • 小さき種達
  • 10/05/29 00:02:00
セイとミライは手術室に運ばれセイとミライの周りに手術器具が光っ
ていた。
ミライは周りの手術器具を見て怖がってしまった。
「大丈夫だ、俺と一緒に居るから怖がらなくていいぞ!」
「うん!」
セイはミライの頭を撫で落ち着かせた。
医師がセイとミライに近づいた。
「これから手術を始めるよ・・」
「はい・・」
ミライとセイに麻酔を打たれ眠りついた。
「では、始めよう!」
医師がセイとミライの手術が始まった。

それから2時間後、手術室のランプが消えた。
それに気付いた、サトシ達は手術室の扉が開くの待っていた。
そして、扉が開き医師が出てきた。
「先生!」
「セイとミライは!?」
サトシとヒカリは医師に近づいた。
「ご心配なく、手術は成功しました・・」
すると手術室からセイとミライが運ばれてきた。
「「「お兄ちゃん!」」」
「ミライ!」
アイ達は病室へ運ばれるセイとミライを追った。
「拒絶反応が無ければ良いのですが、後は様子を見ましょ・・」
「はい・・」

  • スレ6-9
  • 小さき種達
  • 10/05/29 23:43:58
セイとミライの病室ではサトシ達がセイとミライが目を覚ますのを待っていた。
「ポチャ・・」
(セイとミライ、中々起きないでしゅ・・)
「今はとにかく目を覚ますのを待とう・・」
それから、3時間後
「う・・ん・・」
セイはゆっくりと目を開いた。
「お兄ちゃん!」
「「セイ!」」
セイが目を覚ました
「アイ、ノン、ミドリ・・」
「良かった、目を覚まして・・」
アイ達はセイが目を覚ましてくれた事にホッとした。
「ポッチャ!」
ポッチャマはセイに飛びついた。
「痛て!」
セイはポッチャマが飛びついた事で傷が痛みだした。
「ポ、ポッチャ・・」
ポッチャマは落ち込んでしまった。
「大丈夫だ、ポッチャマ・・」
「ポチャ・・」
ポッチャマはセイに謝った。
「ミライは・・」
セイは隣のカーテンを開いた。
「セイ、目を覚ましたのか!」
「もう起きても大丈夫なの?」
「大丈夫だよ、それよりミライは?」
「まだ、目を覚ましていないわ・・」
ベットで眠りついているミライはまだ目を覚ましていなかった。

そして次の日の朝、サトシ達が眠っている中、ベイリーフだけ起きていた。
「ベイ・・」
ベイリーフはミライが目を覚ますのを待っていた、その時
「う・・ん・・」
ミライはゆっくりと目を開いた。
「ベイ!!」
「ベイリーフ・・」
するとサトシ達はベイリーフの声に目を覚ました。
「ミライ!」
「パパ、ママ・・」
「ミライ!身体の方は!」
「大丈夫だよ、お兄ちゃん、身体が軽く感じるよ・・」
「そうか、良かった・・」

  • スレ6-10
  • 小さき種達
  • 10/05/30 23:36:12
ミライが目を覚ましてから二日後、ハナコ、アヤコがミライを心配して
タマムシ大学に来た。
「手術が成功して良かったわ、ミライちゃん・・」
「うん、これからお兄ちゃん達と一緒に遊べるようになるから嬉しい!」
「その元気があれば直ぐに退院できるわ!」
ハナコとアヤコはミライの元気な姿に喜んでいた。

その頃、サトシとヒカリはミライの容態を聞きにマリの下に来ていた。
「今の所、拒否反応はありませんが何時拒否反応を起こしてもおかしくあ
りません・・3ヶ月は入院して様子をみましょ・・」
「分かりました・・」
サトシとヒカリは部屋を後にした。
待合室にはノゾミ達が待っていた。
「どうだった?」
「今の所、拒否反応はないが何時起きるか分からないから3ヶ月は入院をしない
といけない・・」
「そうか・・」
サトシ達はミライの病室に戻ろうとした、その時
(ニュースの時間です、コンテスト委員会とポケモンリーグ実行委員は
グランドフェスティバル、カントーポケモンリーグの開催日を1ヶ月遅
らせる事を発表しました・・)
「「「「え!?」」」」
セイ達は突然の事に驚いた。
(先日、開催予定であったセキエイ高原で事故が発生、それにより施設の
一部が破損、修復の為、開催を1ヶ月遅らせる事を発表しました・・)
「1ヶ月、遅らせるのか・・」
(ミライの退院と重なるでしゅ・・)
「いや、その方が良いのかもしれないな・・」
「え!?どうして?」
ユリの言葉にセイは
「ミライだって頑張っているんだ、俺達も頑張って優勝を目指そうぜ!」
「ポチャ!」
「うん!ミライに私達の優勝を見せてあげましょう!」
「ピカチュウ!」

  • スレ6-12
  • 小さき種達
  • 10/05/31 23:49:19
サトシ達はミライの病室に戻ってきた。
ミライは眠っていた。
「サトシ、ヒカリちゃん・・」
「検査の方はどうだった?」
「今の所、拒否反応は無かったけど、何時拒否反応を起こすか分からな
いから3ヶ月は入院しないといけなくなったわ・・」
「だから、一旦俺達は入院の準備で一旦家に戻るよ・・」
「分かったわ、あなた達が戻ってくるまで私達がミライちゃんの面倒を見るわ・・」
「ありがとうございます、お母様!」
サトシ達はミライをハナコとアヤコに任せてマサラタウンに帰っていた。

そしてマサラタウンの家に着いた。
「久しぶりだね、家に帰ってくるの・・」
「ピカチュウ!」
「さあ、早く入院の準備するわよ!」
「うん!」
サトシ達は家に入っていた。

ヒカリとアイが入院の準備をしている間にサトシとセイ、ソラとマイは
庭に出ていた。
その時、セイのムクホークがセイに近づいた。
「ムクホーク、久しぶりだな!」
「ポチャ!」
「ムクホー!」
「ムクホーク、パパのムクホークと毎日特訓しているのよ!」
「そうか、ムクホークも頑張っているんだな!」
「ムクホー!」
ムクホークはセイから離れてサトシのムクホークと練習を開始した。
「ムクホーク、前より強くなっている!」
「ポッチャ!」
セイはムクホークの成長に驚いていた。
ヒカリとアイの準備が終わり再び車に荷物を詰め込んだ。
ノゾミとハルカ達が戻ってきて荷物を詰め込みタマムシ大学へ戻っていた。

  • スレ6-13
  • 小さき種達
  • 10/06/01 23:46:26
その夜、サトシ達はタマムシ大学に着いた。
周りが真っ暗になっていた、サトシ達は荷物を車から降ろしミライの
病室に向った。
「おかえり、サトシ、ヒカリちゃん!」
「ただいま、ミライは?」
「今は眠っているわ・・」
ミライはベットの中で眠っていた。
「ミライ、ぐっすり眠っているな・・」
「うん、そうだね・・」
「ピカチュウ・・」
セイとアイはカバンからポッチャマとピカチュウのぬいぐるみをミライ
の枕の隣に置いた。
「あ!それお兄ちゃんとお姉ちゃんのぬいぐるみ!」
セイのポッチャマとアイのピカチュウはぬいぐるみが本物そっくり
で驚いた。
「どうだ、本物そっくりで驚いたろ!」
「ポチャ・・」
「ピカ・・」
その時、ソラとマイ、ユリは眠たそうにしていた。
「今日はもう遅いから、寝なさい・・」
「うん・・」
ソラ達は空いているベットに入り眠った。
「サトシ君達も今日は遅いわ、ゆっくり休んでね・・」
「はい、そうします・・」
サトシ達もベットに横たわり眠った。

  • スレ6-16
  • 小さき種達 恋敵
  • 10/06/02 23:40:01
次の日、アイはミライ達、ユリを連れて散歩をしていた。
「今日は暖かくて気持ち良いわね!」
「ピカチュウ!」
アイ達は暫らく歩くとタマムシシティを一望できる丘に着いた。
「此処で休みましょ!」
「「「「うん!」」」」
アイ達は草むらに腰をかけた。
するとマイが突然
「ねえ、お姉ちゃん・・」
「うん、何?」
「ノンお姉ちゃんとミドリお姉ちゃんはお兄ちゃんに告白したの?」
「え、ええ!?」
アイは突然のマイの言葉に驚いた。
「その様子だとまだ見たいね・・」
「ちょっと待って、ノンお姉ちゃんとミドリお姉ちゃんはお兄ちゃんの
事が好きなの!?」
「そうよ、ソラ、知らなかったの?」
「全然知らなかった!」
「ミミ・・」
ミミロルもソラの鈍感ぶりに呆れていた。
(ソラの鈍感ぶりにも困ったものでしゅ・・)
「シェイミ~!!」
ソラはシェイミのほっぺを引っ張った。
(痛いでしゅ!)
「こら、ソラ!」
アイはシェイミを庇った。
「ごめんなさい・・」
「それでお姉ちゃんはセイお兄ちゃんに告白したの?」
ユリもノンの事が気になりアイに聞いた。
「うんうん、ノンもミドリもまだお兄ちゃんには告白していないわ・
・お兄ちゃんをどうやって振り向かせようかと考えているんだと思うわ・・」
その時、ノンとミドリがアイ達の前に現れた。
「ノン、ミドリ!!?」
ノンとミドリは今までの会話を聞いていた、そして、お互いに顔を合わせると
「ミドリ・・セイの事が好きだって・・本当?」
ノンは信じられない表情でミドリに聞くとミドリは
「うん、本当よ、あたし・・セイの事が好き・・」
ミドリの言葉にノンはショックを受けた。
「そんな・・」
するとミドリがある事を提案してきた。
「ねえ、あたしとバトルして勝った方がセイに告白するのはどう?」
「え!?」
「あたしもセイの事が好き、それはノンも一緒、だったらバトルで決着つけま
しょ!」
ノンはしばらく考えた、そして
「分かったわ、そのバトル・・受けて立つわ!」

  • スレ6-19
  • 小さき種達 恋敵
  • 10/06/03 22:45:21
「使用ポケモンは1体、戦闘不能にした方が勝ち!これでどう、ノン!」
「良いわよ、ミドリ!」
ノンとミドリはモンスターボールを取り出した。
「ノン、ミドリ・・」
(いったい、どっちが勝でしゅか・・)
アイはノンとミドリを見つめていた

ノンとミドリのバトルが始まろうとしている中、ソラ達はセイを探していた。
「お兄ちゃん、何処に居るの?」
ソラ達はタマムシ大学に戻るとセイがドダイドスの手当てをしていた。
「「「「(セイ)お兄ちゃん!」」」」
「どうしたんだ、皆・・」
「ポチャ・・」
「お兄ちゃん、今すぐに来て!!」
マイの突然の言葉にセイは驚いた。
「どう言う事だ?」
「良いから、とにかく来て!」
「ベイ!」
ベイリーフは鶴の鞭でセイの手を掴み引っ張った。
「分かったから、そんなに引っ張らないでくれよ、ベイリーフ!?」
セイはソラ達に引っ張られながらノンとミドリの居る丘へ連れて行かれた。

「出てきて、メガニウム!」
「メガ!」
「お願い、ニャルマー!」
「ニャル!」
ノンはニャルマー、ミドリはメガニウムをモンスターボールから出した。
「ノンはニャルマー・・ミドリはメガニウム・・」
(パワーではミドリの方が上でしゅ・・)
「ピカ・・」
そして、ノンとミドリのバトルが始まった。
「ニャルマー、電光石火!」
「ニャル!」
「メガニウム、葉っぱカッター!」
「メーガ!」

  • スレ6-20
  • 小さき種達 恋敵
  • 10/06/04 23:15:55
ノンとミドリのバトルが始まった頃、セイはソラ達に連れられて来られた。
そして、ノンとミドリから気付かれずに森の中に入った。
「何処へ連れて行くんだ!」
「ポチャ!」
するとソラ達は草むらにしゃがみこみんだ。
セイはソラ達を見ている方向を見るとそこにはノンとミドリがバトルを
していた。
「ノン、ミドリ!?」

「ニャルマー、電光石火からアイアンテール!」
「ニャル!」
ニャルマーは電光石火のスピードを利用してアイアンテールを威力を
上げた。
「甘いわ、メガニウム、鶴の鞭でジャンプ!」
「メーガ!」
メガニウムはアイアンテールが当たる寸前にジャンプしてかわした。
「ニャルマー、尻尾でジャンプ!」
「ニャル!」
ニャルマーはすぐに体勢を立て直して尻尾を使ってジャンプをした。
「シャドークロー!」
「ニャル!」
ニャルマーのシャドークローがメガニウムに直撃して地面に落ちた。
「メガニウム!?」
メガニウムはすぐさま立ち上がった。
「やるわね・・メガニウム、葉っぱカッター!!」
「メーガ!!」
メガニウムの葉っぱカッターがニャルマーに向っていた。
「ニャルマー、みだり引っ掻き!」
「ニャル!」
ニャルマーはみだり引っ掻きで葉っぱカッターを粉砕した。
「今よ、メガニウム、リーフストーム!」
「メーガー!!」
メガニウムのリーフストームがニャルマーに直撃して吹き飛ばされた。
「ニャルマー!?」
ノンは吹き飛ばされた、ニャルマーを受け止めるがノンも一緒に地面に叩きつけられた。
「うぅ・・」
「「ノン!?」」

「ノン!?」
「ポチャ!?」
セイが草むらから出ようとした、その時、ソラ達がセイの腕を掴んだ。
「行っちゃ駄目!!」
「何でだ、何で行っちゃ駄目なんだ!!」
するとユリが
「これはお姉ちゃんとミドリお姉ちゃんのセイお兄ちゃんを賭けたバトルなの!!」
「俺を賭けた・・バトル・・」

  • スレ6-21
  • 小さき種達 恋敵
  • 10/06/05 23:47:03
「俺を賭けた・・バトル・・」
「そうよ!ノンお姉ちゃんとミドリお姉ちゃんはお兄ちゃんに告白する
為にバトルをしているの!!」
「チュパ!」
セイはノンとミドリのバトルをしている理由を知り驚いた。

「う・・ニャルマー・・」
「ニャ・・ル・・」
ノンの腕に抱かれていたニャルマーは立ち上がったが立っているのがやっとであった。
「ノン、お願いだからバトルをするのをやめて!」
「ピカ!」
アイの言葉にノンは
「嫌だ!このバトルだけは負けたくない!!」
「無理よ、ニャルマーの体力も限界よ!!」
ニャルマーも息が上がっていた。
「それでも私はこのバトルに勝って・・セイに・・私の想いを伝えた!!」
「ノン・・」
「バトルは続けるわよ、ニャルマー、電光石火!!」
「ニャル!!」
ニャルマーはメガニウムに向っていた。
「メガニウム、鶴の鞭でジャンプ!」
「メガ!」
メガニウムは再び鶴の鞭でジャンプした。
「ニャルマー、尻尾でジャンプ!!」
「ニャール!!」
ニャルマーは尻尾でジャンプをした。
「鶴の鞭でニャルマーを捕まえるのよ!」
「メガ!」
メガニウムは鶴の鞭でニャルマーを捕まえた。
「今よ、最大パワーで10万ボルト!!」
「ニャール!!」
ニャルマーはメガニウムに捕まった状態で10万ボルトを放った。
「メガニウム!?」
メガニウムは電気のパワーをまともに食らってしまった。
そして、ニャルマーを捕まえていた鶴の鞭が緩みニャルマーは鶴の鞭
から脱出した。
「ニャルマー、最大パワーでアイアンテール!!」
「ニャール!!」
ニャルマーのアイアンテールはメガニウムに直撃してメガニウムは地面に
たたきつけられた。
「メガニウム!?」
「メ、メガ・・」
メガニウムは目を回しながら倒れていた。
「やった・・やったよ、ニャルマー!!」
「ニャル!!」
ノンはニャルマーを抱きしめた。

  • スレ6-23
  • 小さき種達 想い
  • 10/06/06 23:41:29
ミドリは倒れているメガニウムに近づいた。
「良く頑張ったわ、メガニウム・・」
「メガ・・」
ミドリの顔は切なそうであった。
「ノン・・約束どうり、セイに告白を先にして・・」
「ミドリ・・」
ミドリはノンに言い残しその場を後にした。
「ノン、お兄ちゃんの所へ行こう・・」
「うん・・」
アイとノンはセイの元へ向おうとしたその時
「ノン・・」
「セイ!?」
草むらに隠れていたセイがアイとノンの前に現れた。
「お兄ちゃん、もしかして・・」
「ああ、ミドリのバトル、バトルの理由も全部知っている、ソラ達が
教えてくれた・・」
草むらからソラ達が出てきた。
「皆!?」
「ノンお姉ちゃん、ごめんなさい!」
「何で謝るの?」
「ノンお姉ちゃんとミドリお姉ちゃんがお兄ちゃんを好きだった事を
勝手に話してごめんなさい!!」
ソラ達の言葉にノンは頬を赤くした。

アイはソラ達を連れてセイとノン二人きりにした。
セイとノン間に長い沈黙が続いた。
「あの・・セイ・・」
沈黙を破ったのはノンであった。
「もう、ソラちゃん達のから聞いたと思うけど・・私・・セイの事が
好き・・これからもセイの隣に居たい・・」
ノンは顔を真っ赤にしてセイの想いを告げた。
そして、セイは
「ごめん・・俺には・・好きだっていう気持ちが分からない・・」
セイの言葉にノンは落ち込んでしまった、だが
「だけど、俺はノンを好きになるように頑張るよ・・」
「え!?それってもしかして!」
「ああ、俺の隣に一緒に居てくれ、ノン・・」
「セイ!!」
ノンは嬉しさのあまりセイに抱きつき涙を流した。

それを遠くから見ていたアイ達はホッとした。
アイ達と一緒に居たミドリは涙を流した。
そして、セイとノンを見つめ笑顔であった。
(おめでとう・・ノン・・)

  • スレ6-24
  • 小さき種達 仲
  • 10/06/07 23:33:14
ノンの告白から1ヵ月後
ミライの拒否反応も現れずに体調が良くなり走れるようになっていた。
「待ってよ、ベイリーフ!」
「ベイ!」
ミライとユリ、ベイリーフは元気良く遊んでいた。

それを遠くから見ていたサトシ達は
「ミライの拒否反応も出ていない・・」
「ええ、この調子だと予定どうりに退院出来るわ・・」
するとハルカが
「だけどその前にヒカリとノゾミのお腹の赤ちゃんを産んでからよ!」
「ええ・・」
ヒカリとノゾミはお腹に手を当て微笑んだ。
(ミーも早くお腹の赤ちゃんに会いたいでしゅ・・)
シェイミも赤ちゃんが生まれるのを楽しみにしていた。
「そういえば、アイ達は?」
「調理場でチョコを作っているわ・・」
「チョコ?」
「ほら、今日はバレンタインよ!」
「そういえば!」

その頃、アイ達は調理場を借りてチョコを作っていた。
「ピカ・・」
(おいしそうでしゅ・・)
「うふふ、もう少ししたら出来るから待ってね・・」
アイ達は型に流し込んだチョコを冷蔵庫に入れた。
それから20分後
冷蔵庫に入れたチョコを取り出した。
「うん、もう固まっているわ!」
(アイ、早くチョコを食べたいでしゅ!)
「ピーカ!」
「もう、あなた達は食いしん坊さんね!」
アイはチョコをシェイミとピカチュウに渡した。
(美味しいでしゅ・・)
「ピ-カ・・」
そして、チョコの匂いに釣れられてセイが調理場に入ってきた。
「お!やっぱりチョコだ!」
「ポチャ!」
「あ、お兄ちゃん!」
するとノンがチョコを持ってセイの前に近づいた。
「セイ・・これ・・」
ノンはチョコをセイに差し出した。
「これを俺に?」
「うん、セイに食べて欲しいの・・」
ノンは頬を赤くしていた。
「ありがとう・・」
セイはノンの差し出したチョコを口に運んだ。
「美味しい!」
「本当!」
「ああ、最高に美味しいチョコだ!」
「ありがとう、セイ!」
ノンはチョコを手にしてセイの口に入れた。
「何だか、お兄ちゃんとノン、上手くいっているわね・・」
(そうでしゅ・・)

  • スレ6-26
  • 小さき種達
  • 10/06/08 23:14:59
それから1ヵ月後、ヒカリとノゾミの出産予定日であった。
「ママ・・」
ミライは心配そうな顔でヒカリを見つめた。
「大丈夫大丈夫・・心配しなくて大丈夫よ、ミライ・・」
「でも・・」
するとサトシがミライの頭をなでた。
「大丈夫だ、ミライ・・ママは強いから心配しなくても大丈夫だ!だろ
ヒカリ・・」
サトシの言葉にヒカリは笑みがこぼれた。
「そうよ、ママは強いんだから!だから、ミライ、心配しないで待っていてね!」
「うん!」
「ノゾミも頑張れよ!」
「ああ、それとケンジは・・」
「分かってる、後で俺が連絡入れておく!」
「ありがとう、サトシ・・」
看護師達がヒカリとノゾミを分娩室に入れた。
「そういえば、ママのシェイミは?」
「あれ、さっきまで居たのに・・」
サトシ達がシェイミを探そうとした、その時
(それなら、ヒカリのベットにもぐりこんだでしゅ・・)
「「え!?」」

その頃、ヒカリとノゾミは分娩台に乗せられ出産準備をしている、その時
ヒカリが乗っていた担架からシェイミが出てきた。
(ぷは、苦しかったでしゅ!)
「「シェイミ!?」」
ヒカリとノゾミはシェイミが出て来たことに驚いた。
「シェイミ、どうして!」
するとシェイミは
(ミーはヒカリとノゾミの赤ちゃんが生まれるところを見たいのでしゅ!だから
お願いでしゅ、ミーも一緒に居させて欲しいでしゅ!)
シェイミの言葉にヒカリとノゾミは
「分かったわ・・」
「赤ちゃんが生まれるところをちゃんと見てね!」
(ありがとうでしゅ!)
看護師がシェイミをヒカリの近くに置いた。

  • スレ6-29
  • 小さき種達 新たな命
  • 10/06/09 22:50:54
「「うううぅ!!」」
「力を入れて!」
(頑張るでしゅ、ヒカリ、ノゾミ!!)
シェイミはヒカリとノゾミを応援していた。
そして
「頭が出てきました、あと少しですよ!」
「ううう!!!」
ノゾミは渾身の力を振り絞った。
そして赤ちゃんの泣き声が聞こえた。
「おめとうございます、元気な女の子です・・」
看護師はノゾミに見えるように生まれた赤ちゃんを見せた。
疲れた表情をしたノゾミは微笑んだ。
(おめでとうでしゅ!ノゾミ!)

「ヒカリさん、あと少しですよ、頑張って!」
ヒカリも渾身の力を振り絞った。
そして、赤ちゃんの頭が出てきた。
「頭が出てきました!」
「ヒカリ、後少しだよ!」
(頑張ってでしゅ!)
そして、赤ちゃんの泣き声が聞こえた。
「おめでとう、ヒカリ・・」
だが、ヒカリはまだ力を入れていた。
(ヒカリ?)
するとまた看護師達が慌ててヒカリの元に集まった。
「もしかして、双子!?」
ノゾミとシェイミが驚いている中、赤ちゃんの泣き声が聞こえた。
「おめでとうございます、ヒカリさん、双子の女の子です!」
(やったでしゅ、ヒカリ、双子の赤ちゃんが生まれたでしゅ!)
ヒカリは疲れた表情でシェイミに向って微笑んだ。

  • スレ6-35
  • 小さき種達 新たな命
  • 10/06/10 23:44:44
サトシ達は赤ちゃんの泣き声が聞こえ扉が開くのを心待ちにしていた。
そして、扉が開き医者が出てきた。
「先生!」
「ヒカリとノゾミは!?」
「ピカ!」
「ポチャ!」
サトシとハルカはヒカリとノゾミの安否を聞いた。
「ご安心をヒカリさんとノゾミさんは疲れていますが、無事です・・」
「良かった・・」
するとサトシは赤ちゃんの事を聞いた。
「先生、赤ちゃんの方は?」
「ヒカリさんは双子の女の子、ノゾミさんは女の子です・・」
その言葉を聞いたセイ達は
「やった!!」
「私達に新しい妹が出来たわ!」
(良かったでしゅ!)
「ピカ!」
セイ達は新しい兄妹が生まれて喜んだ。
「今、検査をしていますので先にヒカリさんとノゾミさんの病室でお待ち
ください・・」
医者はサトシ達をヒカリとノゾミの病室に案内された。
そこには疲れた表情をしたヒカリとノゾミが居た。
「ヒカリ・・ノゾミ・・」
「サトシ・・皆・・」
サトシ達はヒカリとノゾミに近づいた。
「ねえ、赤ちゃんは?」
ヒカリがサトシに赤ちゃんの事を聞いた。
「今、検査中だ・・」
「そう・・」

そして、1時間後
看護師が赤ちゃんを抱いて病室に入ってきた。
そして、赤ちゃんをヒカリとノゾミに渡した。
「う~わ、可愛い・・」
(本当でしゅ!)
赤ちゃんの寝顔にセイ達は微笑んだ。
「検査の結果、特に以上はありませんでした・・」
「そうですか、ありがとうございます!」
看護師は病室を後にするとヒカリとノゾミは微笑んだ。
(ヒカリとサトシによく似ているでしゅ!)
「ええ、良く似ているわ・・」
するとハルカが赤ちゃんの名前が気になりヒカリに聞いた。
「黒い髪の子がアカリ・・青い髪の子がメグ・・」
「アカリちゃんとメグちゃん、可愛い名前ね・・」
「ありがとう、ハルカ!」
すると今度ハルカはノゾミに聞いた。
「この子の名前はリン・・」
「リンちゃん、良い名前だな、ノゾミ・・」
「ありがとう、サトシ・・」

  • スレ6-36
  • 小さき種達 新たな命
  • 10/06/11 00:00:26
アカリ(女)
サトシとヒカリの双子の子供で、メグの姉。
容姿はヒカリ似で髪の色は黒。性格はサトシ譲りの熱血と正義感を
持っている。
セイ達に良く甘える。
髪型はポニーテール

メグ(女)
サトシとヒカリの双子の子供で、アカリの妹。
容姿はヒカリ似で髪の色は青。性格は明るくポケモン好きである。
少々怖がりな所がある。
アカリと同じでセイ達に良く甘える。
髪型はツインテールをしている。

リン(女)
ケンジとノゾミの子供で、ノンとユリの妹。
容姿はノゾミ似で髪の色は黒。性格は大人しく目立つ事が苦手。
アカリとメグは大の仲良しである。
ノンの恋人のセイに好意を寄せている。
髪型はノゾミと同じショートヘアである。

  • スレ6-48
  • 小さき種達 再会
  • 10/06/11 23:18:37
次の日、サトシは何処から聞いたのか記者達がサトシにインタビューをしていた。
「あらら、何処から聞いたのかしら・・」
「サトシも大変だね・・」
ヒカリ達はサトシが記者達の対応しているのを眺めていた。
ソラ達は生まれたばかりのアカリ達を見つめていた。
「可愛い、寝顔だよ・・ミミロル・・」
「ミミロ!」
ミライは眠っているアカリの手に指を置いた、するとアカリの手はミライの
指を掴んだ。
「凄い力・・」
「ベイ・・」
その時、扉からノックが聞こえた。
「はい、今、あけます・・」
ハルカが扉を開けるとそこには
「やっほ!元気にしている!」
「「「コトネ!?」」」
そこにはコトネとカズナリ、マオの姿であった。
「コトネ、久しぶり!」
「本当ね、ヒカリン!」
ヒカリとコトネは久しぶりの再会に喜んだ。
「テレビでヒカリンとノゾミが赤ちゃんが生まれたの知って来ちゃったよ!」
「そうだったんだ、わざわざ来てくれてありがとう・・」
するとコトネは
「あ、これ、赤ちゃんが生まれたお祝いよ!」
カズナリは手に持っていた、果物をヒカリとノゾミに渡した。
そしてヒカリとノゾミはお礼を言った。
「わ~可愛い!」
コトネはアカリ達を見て喜んだ。
「ヒカリとサトシに似ているね・・」
「そりゃそうでしょ、サトシとヒカリンの子供なんだから!」
コトネはカズナリに叩いた。
するとアカリとメグ、リンが泣き出した。
ヒカリとノゾミはアカリとメグ、リンを抱いた。
「どうしたの、アカリ、メグ?」
「お腹が空いたのよ・・」
するとコトネは
「カズナリは出ていた!」
「え、ええ!?」
コトネはカズナリを部屋から追い出した。
ヒカリとノゾミはアカリ達に母乳を与えた。
そして、アカリ達は母乳を飲み終えると眠ってしまった。
「凄く食欲旺盛ね・・」
「うん、凄い行きよいで母乳を飲んでしまうわ・・」
するとコトネは
「だけど、ヒカリン達が羨ましいわ・・」
「え、何で?」
「だって、子供を産んだのにスタイルが全く変わっていないんだもん・・」
するとハルカは
「スタイルをキープをするために努力しているからね!」

  • スレ6-60
  • 小さき種達
  • 10/06/13 00:06:25
コトネ達はジョウトフェスタの準備で直ぐに帰っていた。
「そうか、コトネ達は帰ったのか・・」
「ええ、ジョウトフェスタの準備が忙しいからって言ってたわ・・」
サトシはコトネ達から貰った果物を食べた。
「そう言えば、ケンジ遅いな・・」
サトシはケンジがまだ来ていない事に気付いた。
「多分、またポケモンの研究に忙しいんだと思うわ・・」
ノゾミは少し諦め顔していた、その時、扉からノックが聞こえた。
「お!噂をすれば!」
サトシは扉を開けるとそこにはケンジが居た。
「やっと、着いたのか、ケンジ・・」
「遅くなってごめん・・」
ケンジは中に入るとノゾミの前に立つと
「ごめん、ノゾミ、間に合わなくて・・」
「良いのよ、ケンジ、あなたがポケモンの研究を手伝って遅くなった
のは分かっているわ、気にしなくていいよ・・」
「ありがとう、ノゾミ・・」
ノゾミは眠っているリンを抱き寄せた。
「ほら、私達の新しい家族よ・・」
ノゾミはケンジにリンを渡した。
「僕らの新しい家族だね・・」
「ええ、名前はリンよ・・」
「リンか・・これから宜しくね、リン・・」
ケンジとノゾミは新しい家族が増えた事を喜んだ。

その頃、セイとノンはタマムシシティでデートをしていた。
「セイ、この服はどう?」
「良いんじゃないか・・」
「う~ん、じゃあ、この服はどう?」
ノンは別の服をセイに見せるが
「良いんじゃないか・・」
「もう、さっきから「良いんじゃないか」てばっかり!私の服には興味
は無いのね・・」
「い、いや、そういわけじゃ・・」
「ポチャ・・」
ポッチャマもセイの無関心ぶりに呆れた。

  • スレ6-68
  • 小さき種達
  • 10/06/13 23:01:13
それから1ヵ月後、ミライの退院が1週間後に迫る中、セイ達は一足先に
グランドフェスティバルの会場、セキエイ高原へ旅だとうとしていた。
「それじゃ、俺達は先にセキエイ高原に行ってくるよ!」
「ポチャ!」
「ああ、気をつけてな・・」
するとヒカリ達は袋を持ってやってきた。
「良かった、まだ行っていなかったのね・・」
「どうしたの、ママ?」
「ピカ?」
ヒカリ達は袋をアイ達に渡した。
「これは?」
「グランドフェスティバル用のドレスよ・・」
「「「え!?」」」
「グランドフェスティバルに出られたお祝いよ・・」
「「「ありがとう、ママ!!」」」
アイ達は袋を受け取り喜んだ。
するとソラ達がアイ達に近づいた。
「グランドフェスティバルに優勝出来るようにこれを持ってて・・」
ソラ達の手には花の指輪であった。
「ありがとう・・皆・・」
アイ達は花の指輪を指にはめた。
「ミライが退院したら直ぐにセキエイ高原へ向うよ・・」
「分かったよ・・パパ・・」
「それじゃ、行ってきます!」
セイ達はセキエイ高原へ向けて出発した。

それから二日後
「やっと、着いたわ、セキエイ高原!」
セイ達はセキエイ高原へたどり着いた。
「セキエイ高原・・久しぶりだね・・」
「うん、前に来た時はサトシパパのリーグ戦の時だったよね・・」
「うん、あの時のサトシパパはかっこよかったわ!」
「だけど、今回はアイ達が主役だ!絶対優勝しろよ!」
「ポチャ!」
「ええ、勿論よ!」
「さあ、早く会場に行ってエントリーしましょ!」

  • スレ6-72
  • 小さき種達
  • 10/06/14 23:45:48
アイ達はグランドフェスティバルのエントリーを済ませパーティ会場へ
向った。
「う~わ!」
(凄い人でしゅ!)
「ピカ!」
そこにはコーディネーター達が集まりパーティを楽しんでいた。
「綺麗な人が多いわ・・」
「この服装でよかったのかしら・・」
ノンは普段の服では場違いだと感じた。
「服装は気にしなくても大丈夫よ・・別にコンテストバトルをするわけじゃな
いんだし・・」
「それはそうだけど・・」
「そんな事より料理を早く食べようぜ!」
セイは料理の並んでるテーブルに向った。
「もう、お兄ちゃんたら・・」
アイ達は呆れながらもセイと一緒に料理を食べ始めた。
「このフルーツ、甘くて美味しい!」
「本当だ!」
セイ達は料理を堪能している、その時
「お兄ちゃん、お姉ちゃん!」
「ベイ!」
「「「「!?」」」」
セイ達は声のする方へ振り向くとそこにはミライとベイリーフが居た。
「「ミライ!?」」
「ピカ!?」
「ポチャ!?」
「どうして此処に!?」
するとサトシ達がセイ達の前に現れた。
「パパ、ママ!?」
(どうして此処にいるでしゅ!?)
するとサトシは
「実は、ミライの退院が予定より早まってな・・」
「それで直ぐに来たのよ・・」
「そうだったんだ・・」
サトシ達が話をしている、その時
「お久しぶりです、サトシさん、ヒカリさん、ノゾミさん・・」
サトシ達は声がする方へ振り向くとそこには
「「「ナオシさん!?」」」

  • スレ6-74
  • 小さき種達 強敵
  • 10/06/15 23:30:44
サトシ達の目の前にナオシの姿があった。
「お久しぶりです、ナオシさん!」
「お久しぶりですね、シンオウリーグ以来ですね、サトシさん・・」
サトシはナオシと握手をした。
するとセイが
「パパ・・この人は?」
「ああ、この人はポケモン吟遊詩人のナオシさん、ジム戦とコンテスト
の両方に挑戦しているんだ!」
「ジムとコンテストを両方を!?」
「両方の道を極めるなんて凄い!」
「ありがとうございます・・」
サトシ達はナオシと話をしている、その時、ハルカに声をかける女性
が現れた。
「サオリさん!?」
「久しぶりね、ハルカちゃん・・」
ハルカの声にサトシ達は振り向いた。
「サオリさん!」
「久しぶりね、サトシ君・・」
サトシとハルカはセイ達にサオリを紹介した。
「サオリさんはママと戦ったんですか!」
ミドリの言葉にサオリは
「ええ、ハルカちゃんとは準決勝で・・」
「それで私は負けちゃったのね・・」
「トップコーディネーターサオリさんと戦ってみたいわ・・」
「ピカチュウ!」
アイの言葉にサオリは
「私の方こそ、あなたたちと戦うのを楽しみにしているわ・・」
「「「はい!」」」

  • スレ6-76
  • 小さき種達 前夜
  • 10/06/16 23:30:03
その夜、アイ達は明日のグランドフェスティバルに向けてポケモン達
と一緒に意気込んでいた。
「いよいよ、明日からグランドフェスティバルが始まるわ・・」
「ピカ!」
「ニャル!」
「メガ!」
「私達が此処まで来れたのはお兄ちゃん、パパ、ママ、そしてみんなのお陰
で来れた!」
「「「ありがとう!」」」
アイ達はピカチュウ達に頭を下げた。
するとソラ達がアイ達の前に出てきた。
「「「「お姉ちゃん・・これを受け取って!」」」」
ソラ達の手には貝殻で作ったネックレスであった。
「皆、このネックレスは?」
「私達が海岸で見つけた綺麗な貝殻で作ったネックレスだよ!」
「お姉ちゃん達が優勝できるように一生懸命作ったんだよ!」
ソラ達はアイ達の首にネックレスをかけた。
「良く似合うぞ、アイ、ノン、ミドリ・・」
「ありがとう、お兄ちゃん・・」
アイ達はソラ達を見つめた
「ありがとう、皆・・」
「みんなの気持ちを答えるために絶対、グランドフェスティバルを優勝するわ!」
アイ達の言葉にソラ達は喜んだ。

アイ達を見ていた、サトシ達は
「アイ達がどんな演技をするか、楽しみだな・・」
「ええ、私も何だかワクワクするわ!」
「明日が楽しみかも!」

  • スレ6-79
  • 小さき種達 開幕
  • 10/06/17 23:40:50
その後、セイ達は部屋の鍵を受け取り部屋へ向った。
「ねえ、部屋割りはどうする?」
アイがセイに向いた。
「アイ達が決めてくれ・・」
「もう、お兄ちゃんたら・・」
「ピカ・・」
アイ達が呆れていた。
そして、アイは部屋割りを終わらせた。
「お兄ちゃん、部屋割りが決まったわ!」
「そうか、それで俺と一緒になるのは誰だ?」
「お兄ちゃんと一緒になるのは・・」
アイはノンを見つめながら言った。
「ノンよ!」
「え!?」
ノンは顔を真っ赤にした。
するとアイはセイに聞こえないように小声で
「お兄ちゃんと一緒になれるようにしたんだから、お兄ちゃんのキスを
奪ってみて!」
「!!?」
アイはそう言い残しアイとミドリは別の部屋に入っていた。
「ノン、部屋に入るぞ・・」
「う、うん!」
その後、ノンはセイとは何も起こらなかった。

次の日、グランドフェスティバルが始まるろうとしていた中、控え室では
アイは乱れている髪を直していた。
「あ、もう、もうすぐ始まるのに!」
(落ち着くでしゅ、アイ!)
「ピカ!」
アイが慌てている、その時
「やっぱり、まだ此処に居たのね・・」
「ママ!?」
控え室に入ってきたのはヒカリであった。
「アイ、ブラシを貸して・・」
アイはヒカリにブラシを渡した。
「アイ、いつも言ってると思うけど・・コンテストは・・」
「ポケモンが主役!でしょ、ママ!」
ヒカリはアイの髪を整えた。
「はい!これで大丈夫よ!」
「ありがとう、ママ!」
「アイ、あなたのピカチュウ達の演技を見せてもらうわよ!」
「うん、私達の最高の演技をママに見せてあげるわ!」
「ピカチュウ!」
「さあ、もうすぐ始まるから行きなさい・・」
「うん、行って来ます!」

  • スレ6-85
  • 小さき種達 開幕
  • 10/06/19 00:07:38
開会式が始まろうとした中、アイが控え室に入ってきた。
「アイ!」
「何やっていたの、もうすぐ始まっちゃうところだったよ!」
「ごめん、髪が中々決まらなくて・・」
そうこう言っているうちに開会式が始まった。

そして、開会式が終わり一次審査が始まった。
コンテストを勝ち抜いたコーディネーター達の演技にアイ達は緊張していた。
「レベルが高いわ・・」
「うん・・」
そしてミドリの演技が始まろうとしていた。

カーテンが開きミドリが出てきた。
「あ、ミドリお姉ちゃんだ!」
「チュパ!」
「頑張って、ミドリお姉ちゃん!」
「ミミ!」
ソラ達はミドリを応援した。
「出てきて、パチリス、チルタリス!」
ボールカプセルに入れたボールからパチリスとチルタリスが出てきた。
「パチリス、放電!」
「チーパ!」
パチリスは会場中に放電を放った。
「チルタリス、神秘の守り!」
「チル!」
チルタリスは神秘の守りで放電を神秘の守りに包み込んだ。
「チルタリス、雷!」
「チパ!!」
パチリスはチルタリスの背中に乗りながらチルタリスごと雷を浴びた。
「チルタリス、ゴッドバードでフィニッシュ!!」
「チール!!」
チルタリスは電気を浴びた状態からゴットバードを放つとチルタリスと
パチリスの身体が輝き光の粒子が会場を包み込んだ。
「綺麗・・」
「ベイ・・」
「ミドリの演技もかなり上がったわね・・」

  • スレ6-88
  • 小さき種達 開幕
  • 10/06/19 23:20:54
「ミドリ、今の演技凄く綺麗だったわ!」
「ピカチュウ!」
「ありがとう、アイ!」

ノンがステージに向う途中、セイがノンを待っていた。
「セイ!」
「ノン、頑張れよ、俺達が応援するぜ!」
「ポッチャ!」
「ありがとう、セイ!」
ノンはセイに抱きついた。
「お、おい、ノン!?」
「良いじゃない、私達恋人同士なんだし!」
「それはそうだけど・・とにかく、一次審査頑張って来い!」
「うん!」
ノンはセイから離れるとステージへ向った。

「続いてどうぞ!」
カーテンが開きノンが出てきた。
「お姉ちゃん、頑張って!」
「ノンお姉ちゃん頑張って!」
「ベイ!」
ユリはノンを応援した。
「エーフィ、ムウマ、GO!」
ボールカプセルに入れたボールからエーフィとムウマが出てきた。
「ムウマ、シャドーボール!」
「ムゥ!」
ムウマのシャド-ボールは空に向って放った。
「エーフィ、サイコキネンシス!」
「エーフィ!」
エーフィはサイコキネンシスでシャドーボールの動きを止めた。
「ムウマ、10万ボルト!」
「ムゥ!」
ムウマの10万ボルトはシャドーボールを爆発させ粒子がエーフィを
包み込んだ。
「エーフィ、朝の日差し!」
エーフィは朝の日差しで身体を光らせた。
「ムウマ、サイコウェーブ!」
「ムウ!!」
ムウマのサイコウェーブはエーフィとムウマの身体を輝かせた。
「ノンもこの一年で成長したわ・・」
「そうね、皆、この一年で成長しているわ!」

  • スレ6-93
  • 小さき種達 開幕
  • 10/06/20 22:39:59
ノンが控え室に戻ろうとしていた。
そこにセイが立っていた。
「セイ!」
「良かったぞ、エーフィのムウマの演技!」
「ポチャ!」
「ありがとう、セイ!」
するとそこにステージに向うアイがやってきた。
「あ、お兄ちゃん、ノン!」
「アイ・・」
「エーフィとムウマの演技、綺麗だったわ!」
「ありがとう、アイ!」
するとアイは
「ノン、そろそろお兄ちゃんと抱きつくのを止めた方が良いんじゃない?」
「「あ!?」」
ノンはセイの腕に抱きついているのに気付き頬を赤くした。
(仲が良いのは良いでしゅが、見ている方が恥かしいでしゅ!)
「ピーカ!」
「こ、これからは気をつけるわ・・」

アイはステージの裏で自分の番を待っていた。
「緊張するわ・・」
アイが緊張している中、ピカチュウとシェイミは
(大丈夫でしゅ、アイなら絶対一次審査を突破できるでしゅ!)
「ピカ!」
「ありがとう、ピカチュウ、シェイミ・・」
アイはピカチュウとシェイミを優しく抱きしめるとアイの番が回ってきた。
「それじゃ、私の演技を見ていてね!」

「続いてどうぞ!」
カーテンが開きアイが出てきた。
「アイの演技が始まるぞ!」
「ピカ!」
「「「お姉ちゃん、頑張って!」」」
「ラプラス、ロコン、レディ・・ゴー!」
ボールカプセルに入れたボールからラプラスとロコンが出てきた。
「ラプラス、吹雪!」
「クゥ!」
ラプラスの吹雪はフィールドの水を一瞬で凍らせた。
ラプラスは氷の上に着地した。
「ロコン、火炎放射!」
「コーン!」
ロコンの火炎放射は氷を一瞬で溶かし水に戻した。
ロコンはラプラスの背中に着地した。
「ロコン、炎の渦、ラプラス、吹雪!」
炎の渦は吹雪で一瞬で氷漬けになりフレイムアイスが完成した。
「ラプラス、ハイドロポンプ!」
ラプラスのハイドロポンプはフレイムアイスを砕いた。
水と炎の粒子が会場中に降り注いだ。
「綺麗・・」
「アイの奴、ヒカリのフレイムアイスを完全に物にしたな・・」
「ええ、アイは私を越すかもしれないわね・・」
「ポチャ・・」

  • スレ6-95
  • 小さき種達 開幕
  • 10/06/21 23:32:42
「ラプラスとロコンのフレイムアイス、凄く綺麗だったよ、お姉ちゃん!」
「ミミロ!」
ソラ達はアイの演技を見て喜んでいた。
「ありがとう、皆・・」

そしてナオシ、サオリの演技を終え一次審査が終了した。
(一次審査、結果発表でございます!)
アイ達は画面に注目した。
(厳選なる審査の結果、二次審査、コンテストバトルへ進出する32名の
コーディネーターさんは此方の方々です!)
画面が二次審査に進出するコーディネーター達の顔が映し出された。
そして、そこにはアイ、ノン、ミドリが写っていた。
「やった!」
「やったわ、一次審査、進出よ!」
アイ達は二次審査、進出に喜んだ。

その夜、アイ達は明日の二次審査のコンテストバトルの為、特訓をしていた。
「ピカチュウ、10万ボルト!」
「ピーカチュウ!」
「ニャルマー、シャドークロー!」
「ニャール!」
ニャルマーのシャドークローは10万ボルトを切り裂いた。
「はい、此処までよ!」
ノゾミがアイとノンのバトルを止めた。
「ありがとう、ピカチュウ・・」
「ピカ・・」
「ニャルマーもお疲れ様・・」
「ニャル・・」
するとミライが
「ねえ、明日、バトルなのに何で今特訓するの?」
ミライの言葉にアイは
「明日のコンテストバトルで緊張しちゃうの・・」
「だから、こうして特訓したほうが落ち着くの・・」
「ニャル・・」
するとサトシが
「明日は二次審査だ、早く寝ろよ・・」
「「「は~い!」」」

  • スレ6-96
  • 小さき種達 激戦
  • 10/06/22 23:34:17
次の日
アイ達はドレスに着替え終わって控え室で二次審査が始まるのを待っていた。
その時、控え室にサトシ達が入ってきた。
「パパ、ママ!」
アイ達はサトシ達に近づいた。
するとソラ達が
「お姉ちゃん、絶対、優勝してね!」
「ベイ!」
「うん、絶対優勝するから、あなた達の応援お願いね!」
するとヒカリとノゾミに抱かれていたアカリとメグ、リンが嬉しそうに喜んでいた。
「アカリ達もアイ達を応援しているようだわ・・」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
アイ達はアカリ達を優しく撫でた。
「アカリ、メグ、リンちゃん・・」
「アカリちゃん達に私達が優勝する所を見せてあげましょ・・」
「うん・・」

(お待たせしました!ポケモンコンテストグランドフェスティバル
二次審査のお時間でございます!)
二次審査が始まった。
(それでは二次審査、1回戦の組み合わせを発表します、皆様、マル
チビジョンをご覧下さい!1回戦では4つのブロックに分れ、コンテ
ストバトルに挑んで貰います!)
アイ達はマルチビジョンに注目した。
(まずはAブロック此方の皆様の対戦となります!)
Aブロックのトーナメント表が映し出された。
そこにはノンとナオシが写っていた。
「ナオシさんがノンと同じブロックなのか・・」
「ノンが勝ち進めんだら最後にぶつかるな・・」
そして、残り3つのブロックの組み合わせが発表された。
「私はBブロック・・」
(アイはCブロックでしゅ・・)
「そして、サオリさんはDブロック・・」
「誰が相手だろうと私達が勝つわ!」
「その意気だ、ミドリ!」

「さあ、お待ちかねの二次審査コンテストバトル、ダブルバトルで繰り広げられる
ポケモン達の華麗なる競演!まずはAブロックの第一試合、かたやノンさん
こなたルルさん!」
「頑張れ、ノン!」
「ポチャチャ!」
セイ達はノンを応援していた。
「制限時間5分、参ります!」

  • スレ6-97
  • 小さき種達 激戦
  • 10/06/23 23:22:52
「ヒノアラシ、マイナン!ゴー!」
「ヒノ!」
「マイ!」
「行きなさい、マリルリ、フライゴン!」
「ルリ!」
「フラァイ!」
ノンはヒノアラシ、マイナンを出した。
「頑張れ、ノン、ヒノアラシ、マイナン!」
「頑張ってお姉ちゃん!」
「ポチャチャ!」
セイ達はノンを応援していた。
「マイナン、マリルリに10万ボルト、ヒノアラシはフライゴンに火炎車!」
ノンは速攻で仕掛けた。
「マリルリ、ハイドロポンプ、フライゴン、受け止めなさい!」
マリルリはハイドロポンプで10万ボルトを黙殺、フライゴンは火炎車で
向ってくるヒノアラシを受け止めた。
「ヒノ!?」
「フライゴン、ヒノアラシを吹き飛ばすのです!」
「フラァイ!」
フライゴンはヒノアラシを上空に飛ばした。
「マリルリ、ハイドロポンプ!」
「ルリ!」
マリルリのハイドロポンプはヒノアラシに直撃した。
「ヒノアラシ!?」
ヒノアラシは地面に落下して倒れるが何とか立ち上がった。
「マイナン、フライゴンに電光石火!」
「マイ!」
マイナンはスピードを上げてフライゴンに向っていた。
「ヒノアラシ、煙幕!」
「ヒーノ!」
煙幕はフィールド中に広がった。
「くっ!フライゴン、マリルリを乗せて飛びなさい!」
フライゴンはマリルリを乗せて煙幕から抜けた、その時、マイナンと
ヒノアラシがフライゴンの後ろを取った。

  • スレ6-98
  • 小さき種達 激戦
  • 10/06/23 23:23:14
「しまった!?」
「今よ、マイナン、10万ボルト、ヒノアラシ、目覚めるパワー!」
「マーイ!」
「ヒーノ!」
10万ボルトと目覚めるパワーが合体してフライゴンとマリルリに直撃した。
そして、フライゴンとマリルリは地面に落下して倒れた。
「立つのです、フライゴン、マリルリ!」
フライゴンとマリルリは必至に立ち上がった。
「マイナンは電光石火から10万ボルト、ヒノアラシは電光石火から火炎車!」
マイナンとヒノアラシは電光石火でスピードを上げ10万ボルトと火炎車は
マイナンとヒノアラシの身体を包み込まれ黄色い閃光、炎の閃光となり
フライゴンとマリルリに当たり爆発が起きた。
「フライゴン、マリルリ!?」
煙が晴れるとフライゴンとマリルリは倒れていた。
「フライゴン、マリルリ、バトルオフ!よって第一試合の勝者はノンさんでございます!」
「やったわ、ヒノアラシ、マイナン、1回戦突破よ!」
「マイマイ!」
「ヒノヒノ!」

  • スレ6-99
  • 小さき種達 激戦
  • 10/06/24 22:59:29
「やったな、ノン、1回戦突破だ!」
「ポチャポチャ!」
「ありがとう、セイ!」
「ニャル!」
ノンはセイにお礼を言った。

「さあ続けて参りましょ!Bブロック第一試合、かたやミドリさん
こなたメイ!」
「頑張りなさい、ミドリ!」
「ハルカの応援も熱が入っているな!」
ハルカの応援の熱さに驚いたサトシ達であった。
「制限時間5分、参ります!」
「頼むわよ、バタフリー、ブラッキー!」
「フリ!」
「ブラッ!」
「行くのよ、マグマラシ、キノガッサ!」
「マグ!」
「キノ!」
ミドリはバタフリーとブラッキーを出した。
「バタフリー、虫のさざめき!ブラッキー、悪の波動!」
「フーリ!」
「ブーラ!」
バタフリーとブラッキーは技を合体させてマグマラシ達に放った。
「マグマラシ、大文字!」
「マーグ!」
マグマラシの大文字はブラッキーとバタフリーの合体技を簡単に破壊した。
「そんな、コンビネーション技を簡単に!?」
「あのマグマラシ、結構手ごわいぞ!」
「キノガッサ、マッハパンチ!」
「キノ!」
キノガッサはブラッキーに向ってマッハパンチを放とうとした。
「バタフリー、ブラッキーの前に出て虫のさざめき!」
「フリ!」
バタフリーはブラッキーの前に出た、その時
「マグマラシ、火炎放射!」
「マグ!」
マグマラシがキノガッサに向って火炎放射を放った。
キノガッサはジャンプしてかわし火炎放射はバタフリーに直撃した。
「バタフリー!?」
バタフリーは倒れてしまった。
「バタフリー、バトルオフ!」
バタフリーがバトルオフされ動揺するミドリ
「まずいぞ!ブラッキーだけじゃ、マグマラシとキノガッサを相手では分
が悪すぎる!」
「ミドリお姉ちゃんが負けちゃうの!」
ソラ達が動揺している中ハルカは
「大丈夫よ、ミドリは絶対勝つわ・・」

  • スレ6-101
  • 小さき種達 激戦
  • 10/06/25 23:58:24
「戻って、バタフリー・・」
ミドリはバタフリーをモンスターボールに戻した。
「ブラッキー、後はあなただけだわ!」
「ブラ!」
ミドリとブラッキーはまだ諦めていなかった。
「一気に終わらせるわ、キノガッサ、マッハパンチ!」
「キノ!」
キノガッサはブラッキーに一気に近づきマッハパンチを放とうとした。
「影分身!」
「ブラ!」
ブラッキーはマッハパンチが当たる寸前に影分身でかわした。
「シャドーボール!」
「ブラッ!!」
ブラッキーは連続でシャドーボールをキノガッサに放った。
キノガッサは必至に耐えるが膝を着き倒れてしまった。
「キノガッサ!?」
「キノガッサ、バトルオフ!」

「凄い、不利な状況を元に戻した!?」
「チパ!?」
ソラ達はミドリが不利な状況を五分に戻した事に驚いた。

「ブラッキー、電光石火!」
「ブラッ!」
「マグマラシ、電光石火!」
「マグ!」
ブラッキーとマグマラシの電光石火は黒の閃光と炎の閃光となり
ぶつかり合った。

「タイムアップ!!」
ミドリはマルチビジョンに振り向いた。
「Bブロック第一試合、勝利を手にしたのは・・ミドリさんでございます!」
「やったわ、ブラッキー、あなたのお陰よ!」
「ブラッ!」

  • スレ6-103
  • 小さき種達 激戦
  • 10/06/26 22:52:22
「1回戦突破、おめでとう、ミドリ!」
「ニャル!」
「ありがとう、ノン!」
「バタフリーがバトルオフされた時は冷や冷やしたぜ!」
「ポチャ!」
「うん、あの時は私も驚いたわ・・だけど、ブラッキーが頑張ってくれて
たわ・・」
「ブラ!」
するとハルカが
「だけど、今の試合、コンテストよりバトルをしているに感じだったわ・・」
「え、どう言う事、ママ?」
ミドリはハルカが言っている意味が分からなかった。
「ミドリは知らないうちに力押しのバトルになっているのよ・・」
「力押しのバトル・・」
「そう、コンテストは力押しだけでは勝てない・・その事を覚えていてね・・」
「うん・・」

「さあ続けて参りましょ!Cブロック第三試合、かたやアイさん
こなたライトさん!」
「アイ、頑張れよ!」
「ポチャポチャ!」
(頑張るでしゅ!アイ!)
セイ達はアイを応援していた。
「制限時間5分、参ります!」
「ピカチュウ、イーブイ、レディ・ゴー!」
「ピカ!」
「ブイ!」
「行け!バンギラス、カイリキー!」
「ゴォォ!」
「リキ!」
アイはバンギラスを見て少し怯えてしまった。
「やっぱり、アイはまだバンギラスの恐怖心がまだ・・」
サトシ達はアイを心配している中、セイは
「大丈夫だよ、パパ、ママ・・アイはもうバンギラスの恐怖心を少しずつ
克服してきてるよ・・」

「ピカピカチュウ!」
「ブイブイ!」
ピカチュウとイーブイは怯えているアイを元気付けようとした。
アイはピカチュウとイーブイの元気付けられた。
「ありがとう、ピカチュウ、イーブイ・・もう大丈夫よ・・」
「ピカ!」
「ブイ!」
アイの表情は笑顔であった。
「行くわよ、ピカチュウ、イーブイ!」
「ピカ!」
「ブイ!」

  • スレ6-104
  • 小さき種達 激戦
  • 10/06/27 22:55:38
「ピカチュウ、電光石火、イーブイはピカチュウにシャドーボール!」
「ピーカ!」
「ブーイ!」
ピカチュウが電光石火でスピードを上げるとイーブイのシャドーボール
はピカチュウの身体を包み込んだ。
「バンギラス、冷凍パンチ!」
「ゴォォ!」
バンギラスは地面に向って冷凍パンチを放った、すると地面は氷漬けになった。
そして、ピカチュウは氷に足を滑らせバランスを崩してしまった。
「ピカチュウ!?」
「カイリキー、ピカチュウにクロスチョップ!」
「リキ!」
カイリキーのクロスチョップがピカチュウに当たる、その時
「イーブイ、氷を滑ってピカチュウを助けるのよ!」
「ブイ!」
イーブイはバンギラスが作った氷の上を滑ってピカチュウを助けた。
「ピカチュウ!」
「ブイ!」
ピカチュウは助けてくれた、イーブイにお礼を言った。
「ピカチュウ、イーブイ、氷を使って、アイアンテール!」
ピカチュウとイーブイは氷の上を滑ってバンギラスとカイリキーに
連続アイアンテールを決めた。
「くっ!バンギラス、カイリキー、気合パンチで迎え撃て!」
バンギラスとカイリキーは気合パンチで向え撃とうとしたが氷を滑って
いるピカチュウとイーブイには当たらず連続でアイアンテールを受け続けた。
「ピカチュウ、最大パワーでボルテッカー!イーブイは目覚めるパワー!」
「ピーカ!」
「ブイ!」
ピカチュウのボルテッカーにイーブイの目覚めるパワーがピカチュウの
身体に回り続けピカチュウの身体を輝かせた。
そして、バンギラスとカイリキーはピカチュウのボルテッカーを受けて
膝を着いた。
「タイムアップ!!」
アイはマルチビジョンに振り向いた。
「Cブロック第三試合、勝利を手にしたのは・・アイさんでございます!」
「やったよ、ピカチュウ、イーブイ!」
「ピカチュウ!」
「ブイ!」
アイはピカチュウとイーブイを抱きしめた。

そして、Dブロックのサオリも1回戦を突破した。

  • スレ6-105
  • 小さき種達 ノンVSナオシ
  • 10/06/28 22:28:25
その夜、アイ達は明日のコンテストバトルの為、早く眠っていた。
セイはサトシ達と一緒にバルコニーに居た。
「セイ、アイ達は?」
「うん、もう、寝ちゃったよ、今日のバトルで大分疲れたようだよ・・」
「ポチャ・・」
「初めてのグランドフェスティバルだ・・疲れるのは無理も無い・・」
サトシは珈琲を飲みながらヒカリの腕の中に眠っているアカリとメグ
を見つめていた。
(アカリ、メグとリンも気持ち良さそうに眠っているでしゅ・・)
「ピカ・・」
「ポチャ・・」
「アカリとメグもアイが勝った時、凄く嬉しそうに喜んでいたわ・・」
「ミミ・・」
サトシ達はアカリ達を見つめて微笑んでいた。

次の日
アイ達は順調に2回戦を突破した。
そして、ノンの3回戦の相手がナオシであった。
「Aブロック、3回戦、かたやノンさん、こなたナオシさん!」
「ナオシさん、ママから話を聞いて、戦うのを楽しみにしていました!」
「こちらこそ、ノゾミさんの娘さんと戦うのを楽しみにしていました・・」
サトシ達は観客席で試合が始まるのを待っていた。
「ナオシさんとノンが戦うなんて因縁を感じるな・・」
「ピカチュウ・・」
「頑張れ、ノン!」
「ポチャ!」
セイ達はノンを応援していた。
「制限時間5分、参ります!」

  • スレ6-107
  • 小さき種達 ノンVSナオシ
  • 10/06/29 22:15:39
「ニャルマー、ヒノアラシ、ゴー!」
「ニャル!」
「ヒノ!」
「ミミロップ、コロトック、お願いしますよ!」
「ミミロ!」
「コロォー!」
ノンはニャルマーとヒノアラシ、ナオシはミミロップとコロトックを
出した。
「ノンはニャルマーとヒノアラシ・・」
「ナオシさんはノゾミと戦った時と同じ、ミミロップとコロトックか・・」
「相性はノンの方が有利ね・・」
「相性が有利だけでナオシさんを倒せないぞ・・」

「ニャルマー電光石火からシャドークロー、ヒノアラシ、火炎放射!」
「ニャル!」
「ヒーノ!」
ニャルマーは電光石火のスピードで一気にコロトックに近づきシャドー
クローを放とうとしたその時
「コロトック、シザークロス!」
「コロォー!」
コロトックはシザークロスでニャルマーのシャドークローを受け止めた。
「ニャ!?」
「コロトック、虫のさざめき、ミミロップ、飛び跳ねる!」
ミミロップはヒノアラシの火炎放射を飛び跳ねてかわし、コロトック
はニャルマーを受け止めながら虫のさざめきを放った。
ニャルマーとヒノアラシは虫のさざめきで苦しんでいる中、虫のさざめきを
まとったミミロップは華麗なダンスを披露していた。
「虫のさざめきにこんな見せ方があったなんて・・」
ノンはミミロップに見惚れていた。
「ミミロップ、吹雪!コロトック、銀色の風!」
コロトックの銀色の風をミミロップの吹雪で凍りつかせフィールド中に
舞う中、ミミロップは再び華麗なダンスを披露していた。
ノンのポイントは大幅に減った。
「このままじゃ、ヒノアラシ、火炎放射、ニャルマー、10万ボルト!」
「ヒーノ!」
「ニャール!」
ニャルマーと10万ボルトとヒノアラシの火炎放射が合体してミミロップと
コロトックに向っていた。

  • スレ6-108
  • 小さき種達 ノンVSナオシ
  • 10/06/29 22:16:01
「ミミロップ、吹雪!」
ミミロップの吹雪で電気と炎の技が凍りついた。
「ニャルマー、アイアンテール!」
「ニャル!」
ニャルマーは凍りついた技をミミロップ達に向ってアイアンテールで
打ち返した。
「コロトック、シザークロス!」
コロットクはシザークロスで氷を粉々にして氷の粒子がコロトックを
輝かせた。
「ヒノアラシ、火炎放射!ニャルマー、シャドークロー!」
「ヒノ!」
「ニャル!」
ニャルマーのシャドークローにヒノアラシの火炎放射が合体して
炎のシャドークローとなりミミロップに向っていた。
「ミミロップ、冷凍パンチ!」
ミミロップは冷凍パンチで炎のシャドークローを受け止めた。
その時
「そこまで!」
モモアンの言葉に我に戻ったノンはマルチビジョンを見るとノンのポイントが
0になっていた。
「ノンさんのポイントがなくなりましたので、ナオシさんの勝利です!」
セイ達はノンが負けたことに驚いていた。
「そんな・・ノンがナオシさんのポイントを削れなかった・・」
「ポチャ・・」
するとユリは
「嘘だよね・・お姉ちゃんが負けるなんて・・」
ユリは今にも泣きそうな顔でセイに見つめた。
「嘘じゃないよ・・ノンは負けたんだ・・」
ユリはセイに抱きついて泣いた。

ノンはニャルマーとヒノアラシに近づいた。
「ありがとう、ニャルマー、ヒノアラシ・・」
「ニャル・・」
「ヒノ・・」
ノンはニャルマーとヒノアラシを抱いてステージを出た。

  • スレ6-111
  • 小さき種達 セイとノン
  • 10/06/30 23:03:46
その後、アイ、ミドリ、サオリは3回戦を突破した。
「これで3回戦全てのコンテストバトルが終了、明日のセミファイナル
に進出するコーディネーターさんが全て決定しました!」
モモアンはセミファイナル進出する
「2回戦、3回戦共に音楽をテーマにしたバトルで相手を圧倒!ポケモン
吟遊詩人のナオシさん!」
「ポケモンの魅力を最大限に引き出しながらのコンテストバトルが印象的
サオリさん!」
「キュートなポケモン達との息もピッタリ母でありトップコーディネーター
のヒカリさんを超えられるか、アイさん!」
「ポケモン達のパワーを最大限を引き出しながらのコンテストバトルが印象的
ミドリさん!」
「以上4名がファイナル進出を賭け、競い合うのでございます、お楽しみに!」
マルチビジョンは決勝トーナメントの組み合わせが発表された。
「アイとミドリがぶつかるのか・・」
「ピカチュウ・・」
すると、ソラは何だか迷っている様子であった。
「どうしたの、ソラ?」
ヒカリはソラが迷っている様子を見て聞いた。
「お姉ちゃんとミドリお姉ちゃん、どっちを応援すれば良いの?」
「ミミ・・」
ソラはアイとミドリのどちらを応援すれば良いのか迷っていた。
「両方を応援するだ、ソラ・・」
「え!?」
「確かにアイとミドリのどちらが落ちるけど、アイとミドリには持てる力
を出し切ってコンテストバトルをやってこそ意味があると違うんじゃないか?」
「うん、お姉ちゃんとミドリお姉ちゃんの両方を応援する!」
「ミミロ!」

  • スレ6-112
  • 小さき種達 セイとノン
  • 10/06/30 23:04:13
その夜、ノンは一人で部屋のバルコニーにいた。
「ニャル・・」
ニャルマーは落ち込んでいるノンを励まそうとするが
「ごめんね、ニャルマー・・私の力不足で負けちゃって・・」
ノンは3回戦で負けたのは自分だと責めていた。
「ノン、自分を責める必要は無い!」
「ポチャ!」
ノンは声のする方を振り向いた、そこにはセイとポッチャマがいた。
「セイ!?」
セイはノンの隣に座った。
「確かに負けたのは残念だけど、次のグランドフェスティバルで
頑張れば良いじゃないか!」
「セイ・・」
「だから・・もう・・自分を責めるなノン・・」
セイの言葉にノンは我慢していた感情が出てきた。
「セイ、セイ!」
ノンはセイに抱きつきながら泣き出した。
セイは優しく抱き寄せた。
そして、ノンが落ち着くとセイは突然、ノンの唇に唇を重ねた。
「!!?」
「ポチャ!?」
ノンは最初は驚くが次第に目をつぶりセイに抱きついた。
それを見ていた、ポッチャマとニャルマーは恥かしくなり目を手で隠していた。
するとノンはセイに抱きついたままベットに倒れこんだ。
「ノン!?」
「お願いセイ、私の全てを受け取って・・」

ポッチャマとニャルマーは気まずくなり部屋を出てアイとミドリの部屋に
向った。

  • スレ6-114
  • 小さき種達
  • 10/07/01 23:44:32
ポッチャマとニャルマーはアイとミドリの部屋に着くとポッチャマは
ドアを叩いた。
「ポチャポチャ・・」
すると出てきたのはアイであった。
「どうしたのポッチャマ、ニャルマー?」
「ポッチャポチャポチャ!」
ポッチャマはセイとノンの事を話した。
(ポッチャマとニャルマーは気まずくなって此処に来たみたいでしゅ!)
「分かったわ、今日は私達と一緒に寝ましょ・・」
「ポチャ!」
「ニャル!」
ポッチャマとニャルマーはアイとミドリの部屋に入った。

翌日、アイとミドリはセイとノンを起こしに部屋へ向った。
「お兄ちゃん、ノン、朝だよ!」
アイはドアをノックするが何の返事も来なかった。
「おかしいわね・・」
「きっとまだ寝ているんだわ・・」
「ポーチャ!」
「ニャール!」
その時、扉が開きノンが出てきた。
「アイ、ミドリ・・」
「ノン!?」
するとミドリは
「ノン、セイと何かあったの!」
「え!?」
ノンは突然の事に頬を真っ赤にした。
「ポッチャマとニャルマーが気まずくなって私達の所に来たのよ!」
「ポチャ!」
「ニャル!」
「ごめんね、ポッチャマ、ニャルマー・・」
ノンはポッチャマとニャルマーに謝った。
「それで、セイと何か進展はあったの?」
ミドリの言葉にノンは赤くして話し始めた。
「実は、キスしたの・・」
「「えええ、キスを!?」」
「うん、セイがしてきたの・・」
「それでそれで、その後は!」
ミドリは興味津々であった。
「その後、セイと抱きついたまま・・ベットへ・・」
「もしかして・・」
だがノンは首を横に振った。
「え!?何で!?」
「実はセイ、意味が全く分かっていなかったの・・それで私がシャワー
を浴びている間に寝ちゃったの・・」
「セイの鈍感は驚くわ・・普通そこまで行ったら・・」
「うん、だけど、セイらしいわ・・」
ノンの顔は笑顔で満ちていた。
「だけど、ノンが御姉ちゃんになるのも良いかもしれないわ・・」
「アイ・・」
「だから、ノン、お兄ちゃんと仲良くなってね!」
「うん、ありがとう、アイ!」

  • スレ6-115
  • 小さき種達 姉妹
  • 10/07/02 23:50:01
その後、アイ達はセイを起こしホテルのレストランへ向った。
「おはよう、パパ、ママ!」
「ピカチュウ!」
「おはよう、皆・・良く眠れたか?」
「うん、ぐっすり眠れたわ!」
「ピカチュウ!」
セイ達は席に着き食事を始めた。
するとノンは
「そう言えば、ユリ・・私が負けたとき、泣いてくれたのよね・・」
「うん・・お姉ちゃんが負けるのが信じられなくて・・」
ユリは少し暗い顔であった。
「だけどね、ユリ・・お姉ちゃんだって負けることもあるわ、もちろん
アイやミドリ、それにセイだって負ける事もあるのよ・・」
するとノゾミも
「負けた経験を無駄にしない為に皆は一所懸命頑張るのよ・・」
「ニャル・・」
「ママ・・」
ノンはユリの目の前に近づいた。
「それにお姉ちゃんの為に泣いてくれて嬉しかったわ、ユリ・・」
「お姉ちゃん!」
ユリはノンに抱きついた。
「今日はアイとミドリの応援をしましょね、ユリ!」
「うん!」

そしてアイとミドリは衣装に着替え終わり控え室で出番を待っていた。
「ついに此処まで来たわね、ミドリ・・」
「うん、今、此処にいるのが不思議だよ・・」
「ええ、憧れていたトップコーディネーターが手が届くところまで
来たのよ・・だから・・」
「ええ、お互い悔いの無いバトルにしましょ、アイ!」
「うん、私の持てる全ての力をミドリに見せてあげるわ!」

  • スレ6-117
  • 小さき種達 アイVSミドリ
  • 10/07/03 23:36:52
「グランドフェスティバル、セミファイナル、第一試合、かたやアイさん、
こなたミドリさん!」
セイ達は観客席で応援していた。
「頑張れ、アイ、ミドリ!」
「ポチャ!」
「ファイナルステージに進出するのは果たしてどちらか、制限時間五分
参ります!」
「ピカチュウ、シェイミ、レディ・ゴー!」
「ピカ!」
「ミィ!」
「頼むわよ、メガニウム、チルタリス!」
「メガ!」
「チル!」
「アイはピカチュウとシェイミを出したか・・」
「ポチャ!」
「そして、ミドリはパワーのあるメガニウムとチルタリスね・・」

「ピカチュウ、電光石火、シェイミはエナジーボール!」
「ピーカ!」
「ミィ!」
ピカチュウの電光石火とシェイミのエナジーボールはチルタリスに向っていた。
「メガニウム、リーフストーム、チルタリス、竜の波動!」
「メーガ!」
「チール!」
メガニウムのリーフストームとチルタリスの竜の波動が合体してピカチュウに
向っていた。
「ピカチュウ、10万ボルト!」
「ピーカチュウ!」
ピカチュウは10万ボルトで合体技を防ごうとしたが合体技に圧倒されて
ピカチュウに直撃した。
「ピカチュウ!?」

  • スレ6-118
  • 小さき種達 アイVSミドリ
  • 10/07/03 23:37:13
「メガニウム、シェイミにのしかかり!」
「メーガ!」
メガニウムは大きくジャンプしてシェイミにのしかかろうとした。
「シェイミ、かわして!」
「ミィ!」
シェイミは当たる寸前にかわした。
「今よ、チルタリス、ゴッドバード!」
「チール!」
チルタリスは動きを止めているシェイミに向ってゴッドバードを放った。
「ミィィ!!」
シェイミは吹き飛ばされた。
「シェイミ!?」
「メガニウム、続けてリーフストーム!」
「メガ!」
メガニウムがリーフストームを放った、その時、、突然、会場一帯
に強風が起こった。
「凄い風だ!」
「ピカチュウ!」
すると強風に流されてグラシデアの花が飛んできた。
「あれは!?」
(グラシデアの花でしゅ!?)
グラシデアの花はシェイミに向ってきた、すると、シェイミは姿が変わっ
てスカイフォルムとなった。
「シェイミがスカイフォルムに!?」
シェイミはスカイフォルムになった事で空を飛べるようになりメガニウム
のリーフストームをかわした。
「今よ!エナジーボール!」
「ミィー!」
シェイミのエナジーボールはメガニウムに向って放った。
「チルタリス、火炎放射で防いで!」
「チール!」
チルタリスは火炎放射でエナジーボールを防いだ。
「ミドリ、勝負はまだまだこれからよ!」
「望むところよ、アイ!」

  • スレ6-120
  • 小さき種達 アイVSミドリ
  • 10/07/04 23:38:10
「ピカチュウ、シェイミに乗って!」
「ピカ!」
ピカチュウはシェイミの背中に乗った。
「チルタリス、竜の波動でピカチュウとシェイミを切り離すのよ!」
「チール!」
チルタリスはシェイミとピカチュウに向って竜の波動を放ったが
かわされてしまった。
「シェイミ、エナジーボール、ピカチュウ、10万ボルト!」
「ミィー!」
「ピーカチュウ!」
エナジーボールと10万ボルトが合体してメガニウムとチルタリスに
向っていた。
「メガニウム、リーフストーム、チルタリス、冷凍ビーム!」
「メーガ!」
「チール!」
チルタリスの冷凍ビームとメガニウムのリーフストームはピカチュウ
とシェイミの合体技とぶつかり合った。
「今よ、シェイミ、エアスラッシュ!」
「ミィー!!」
シェイミは合体技に向ってエアスラッシュを放った。
エアスラッシュは合体技を粉砕した、そして、粉砕した合体技は散らばり
メガニウムとチルタリスを襲った。
「チルタリス、メガニウム!?」
「一気に決めるわよ、ピカチュウ、メガニウムにアイアンテール!」
「ピーカチュウ!」
ピカチュウはシェイミから離れてメガニウムの頭上からアイアンテール
を放とう下、その時
「メガニウム、鶴の鞭で受け止めて!」
「メガ!!」
メガニウムは鶴の鞭でピカチュウのアイアンテールを受け止めた。
「ピカ!?」
「おっと、メガニウム、ピカチュウのアイアンテールを鶴の鞭で真剣白
羽鳥だ!!」

  • スレ6-121
  • 小さき種達 アイVSミドリ
  • 10/07/04 23:39:18
「メガニウム、吹き飛ばすのよ!」
「メーガ!」
メガニウムはピカチュウをシェイミに向って吹き飛ばし、シェイミも吹き飛ば
されてしまった。
「ピカチュウ、シェイミ!?」
「今よ、チルタリス、冷凍ビーム!」
「チール!」
チルタリスは吹き飛ばされているシェイミとピカチュウに放った。
「ピカチュウ、10万ボルトで防いで!!」
「ピーカチュウ!!!」
ピカチュウは10万ボルトで冷凍ビームを防ごうとしたがチルタリスの
パワーに押されてシェイミとピカチュウは直撃した。
シェイミは冷凍ビームの直撃でランドフォルムに戻ってしまった。
「ピカチュウ、シェイミ!?」
その時
「タイムアップ!!」
アイとミドリはマルチビジョンに振り向いた。
「セミファイナル第一試合、勝利を手にしたのは・・ミドリさんでご
ざいます!!」
「やったわ、メガニウム、チルタリス、ファイナル進出よ!」
「メガ!」
「チル!」
ミドリはメガニウムとチルタリスに抱きついた。

アイは落ち込むシェイミとピカチュウに近づいた。
「良く頑張ったわ、シェイミ、ピカチュウ・・」
「ピカピ・・」
(ごめんでしゅ、アイ・・)
「どうして謝るの?」
(だって、後ちょっとで勝てたからでしゅ・・)
「ピカ・・」
「何を言ってるの、シェイミ、ピカチュウ・・あなた達が頑張ってくれた事で
私は夢だった、グランドフェスティバルに出場出来た、それだけで満足よ・・」
(アイ・・)
「ピカピ・・」
「さあ、戻りましょ、ピカチュウ、シェイミ・・」
(はいでしゅ!)
「ピカチュウ!」
アイはピカチュウとシェイミを抱いてステージを後にした。

  • スレ6-123
  • 小さき種達 ファイナル
  • 10/07/05 21:56:40
アイは着替え終わり控え室を出るとそこにはサトシ達が居た。
「パパ、ママ!」
「良く頑張ったわ、アイ!」
「ピカチュウとシェイミのコンビネーションも良かったぜ・・」
(今のアイは凄く輝いているでしゅ!)
「ありがとう、パパ、ママ、シェイミ!」
「ピカチュウ!」
(感謝でしゅ!)

そして、セミファイナル第二試合ではナオシを破りサオリがファイナル
に進出した。
ミドリは控え室で出番を待っていた。
「ミドリ・・」
「ママ!?」
控え室にハルカが入ってきた。
「ミドリ、もしかして緊張してる?」
「うん・・あと少しで夢のトップコーディネーターになれる・・そう思った
ら、何だか緊張して・・」
ミドリの手が震えていた。
するとハルカは優しくミドリを抱きしめた。
「あなたは私の自慢の娘よ・・だから、自分のバトルをしなさい!」
「ママ・・」
「あなたは優勝できるかも!」
するとミドリは笑ってしまった。
「もう、ママったら、かもはいらないでしょ!」
「あら、いけない!いつもの口癖が出ちゃったわ!」
ハルカも思わず笑ってしまった。
「ありがとう、ママ・・お陰で気持ちが楽になったわ・・」
「それは良かったわ・・」
ミドリは控え室を出ようとした時、ハルカは
「ミドリ、あなたの持てる全ての力を出しなさい!」
「うん・・私とメガニウム達の力を合わせて優勝するわ!」

  • スレ6-125
  • 小さき種達 ファイナル
  • 10/07/06 23:09:16
「運命の時がやってまいりました!ポケモンコンテスト、ファイナ
ルステージ・・見事、優勝した暁にはこのトロフィーとトップコー
ディネーターの称号を受け取る事が出来るのです!」
客席ではサトシ達がファイナルが始まるのを心待ちにしていた。
「ついに、ファイナルが始まるな・・」
「ピカ・・」
「これでミドリが優勝したらトップコーディネーターになれる!」
「ピカチュウ!」
「そしてファイナルを戦うのはこのお二人、かなたニビシティのサオ
リさん・・こなたマサラタウンのミドリさん!」
「サオリさん、ママから話を聞いて戦ってみたいと思っていました!」
「私もよ、ミドリちゃん・・」
「制限時間五分、参ります!」
「頼むわよ、メガニウム、パチリス!」
「メガ!」
「チパ!」
「いきなさい、ヤドラン、ピジョット!」
「ヤドラーン!」
「ピジョットー!」
「メガニウム、エナジーボール、パチリス、放電!」
「メーガ!」
「チパ!」
メガニウムとエナジーボールとパチルスの放電は合体してヤドランと
ピジョットに向っていた。
「ヤドラン、サイコキネンシス!」
「ヤードラン!」
ヤドランのサイコキネンシスで合体技を受け止めた。
「ピジョット、フェザーダンス!」
「ピジョット!」
ピジョットのファザーダンスがメガニウムとパチリスの動きを鈍らせた。
「今よ、打ち返しなさい!」
「ヤード!」
ヤドランは合体技をメガニウムとパチリスに投げ返した。
メガニウムとパチリスはフェザーダンスで動きが鈍ってかわせずに食ら
ってしまった。
「メガニウム、パチリス!?」
メガニウムとパチリスは直ぐに立ち上がった。
「強い、今まで戦ってきたコーディネーターの中で一番強い・・」

  • スレ6-126
  • 小さき種達 ファイナル
  • 10/07/07 22:53:10
「パチリス、メガニウムの頭に乗って!」
「チパ!」
パチリスはメガニウムの頭の上に乗った。
「メガニウム、鶴の鞭でジャンプ!」
「メーガ!」
メガニウムはパチリスを乗せたまま大きくジャンプした。
「パチリス、放電!」
「チパ!」
パチリスはメガニウムから離れて放電を放った。
「ピジョット、エアスラッシュ!」
「ピジョット!!」
ピジョットのエアスラッシュはパチリスの放電を防いだ。
「今よ、のしかかり!」
「メーガ!!」
メガニウムはピジョットに向ってのしかかろうとした。
「かわしなさい!」
ピジョットはメガニウムののしかかりをかわした。
「今よ、パチリス!!」
「チパ!!」
メガニウムののしかかりをかわしたピジョットにパチリスはピジョッ
トの背中に乗った。
「ピジョット、パチリスを振り落としなさい!!」
パチリスはピジョットに必至に捕まっていた。
「パチリス、放電!!」
「チーパ!!」
パチリスはピジョットに捕まりながら放電を放った。
ピジョットは至近距離の放電に耐え切れずに倒れてしまった。
「ヤドラン、パチリスにメガトンパンチ!」
「ヤードラン!!」
ヤドランのメガトンパンチは地面に着地したパチリスにメガトンパン
チを放った。
「パチリス!?」
パチリスは倒れていた。
「パチリス、ピジョット、両者、バトルオフ!!」
「これでミドリは後がなくなった・・」
「ピカチュウ・・」
「だけど、サオリさんもヤドランだけになった、どちらが勝ってもおかしくない!」
「ポッチャ!」

  • スレ6-128
  • 小さき種達 決着
  • 10/07/09 00:25:16
「戻って、パチリス・・」
「戻りなさい、ピジョット・・」
ミドリとサオリはパチリスとピジョットをモンスターボールに戻した。
「良く頑張ったわ、パチリス、ゆっくり休んでね・・」
サオリはミドリとのコンテストバトルを楽しんでいた。
「やるわね、私のピジョットを倒すなんて・・」
「メガニウム、エナジーボール!!」
「メーガ!!」
「ヤドラン、冷凍ビーム!」
「ヤードラン!」
メガニウムのエナジーボールとヤドランの冷凍ビームは押し合った。
ヤドランの冷凍ビームはメガニウムのエナジーボールを押し切って
メガニウムに冷凍ビームを直撃させた。
「メガニウム!?」
メガニウムは耐え切れずに倒れこんでしまった。
「立って、メガニウム!!」
メガニウムは必至に立ち上がろうとするが中々立てなかった。
「メガトンパンチでとどめよ!!」
ヤドランがメガニウムにメガトンパンチを放とうとした、その時
メガニウムの身体から緑のオーラがメガニウムに包まれた。
「あれは!?」
「メガニウムの特性、新緑だ!?」

「メーガ!!」
メガニウムはメガトンパンチが当たる寸前に鶴の鞭でジャンプしてかわした。
だが、残り時間が30秒を切っていた。
「メガニウム、あの技を使うわよ!!」
「メーガ!!」
メガニウムは集中して身体のパワーを溜め始めた。
「ヤドラン、破壊光線!!」
「ヤードラン!!」
ヤドランはメガニウムがパワーを溜めている隙に破壊光線を放った。

  • スレ6-129
  • 小さき種達 決着
  • 10/07/09 00:26:51
「今よ、メガニウム、ハードプラント!!!」
「メーガ!!!」
地面から木が現れヤドランの破壊光線を弾きヤドランに直撃させた。
ヤドランはハードプラントに耐え切れずに吹き飛ばされてしまった。
「ヤドラン!?」
ヤドランは倒れていた。
「ヤドラン、バトルオフ、ポケモンコンテストグランドフェスティ
バル、ファイナルステージを制したのは・・ミドリさんでございます!!」
「やった・・やったわ、メガニウム!!」
「メーガ!!」
ミドリはメガニウムに抱きついた。
「ありがとう、メガニウム・・あなたのお陰よ!!」
「メガ!」
ミドリは涙を流しながらメガニウムに感謝した。

「やったぞ、ミドリの優勝だ!!」
「ポッチャ!!」
観客席で見ていたセイ達も喜んでいた。
「凄いよ、ミドリ!!」
「ピカチュウ!!」
(ミドリ、おめでとうでしゅ!!)
「「「「ミドリお姉ちゃん、凄くかっこよかったよ!!」」」」
「ミミロ!!」
「チパ!!」
「ベイ!!」
アイ達はミドリを祝福した。
観客席でハルカは涙を流していた。
「おめでとう、ミドリ・・ついに、トップコーディネーターになれたのね・・」
「ほら、ハルカ・・泣かないの・・」
ノゾミはハンカチをハルカに渡した。
「ありがとう、ノゾミ・・」
ハルカはハンカチで涙を拭いた。
「ミドリの奴、ハルカとシュウを越えたな・・」
「ピーカ・・」
(シュウ、私達のミドリは私達を越えてトップコーディネーターになったわ・・)

シュウは入り口からミドリを見つめていた。
そして、シュウは会場を後にした。

  • スレ6-130
  • 小さき種達 トップコーディネーター
  • 10/07/09 23:26:22
会場では受賞式が始まった。
「今、コンテスタさんから優勝のミドリさんにトロフィーを授与され
ました、おめでとうございますミドリさん!今後のトップコーディネ
ーターとしてさらなる飛躍を願っています!!」
ミドリはコンテスタからトロフィーを受け取った。
「優勝、おめでとう、最高の・・」
「ありがとうございます!」
「以上を持ちまして今回のポケモンコンテストグランドフェスティ
バルは全プログラムを終了いたしました!コーディネーターの皆様、次
回に向けて新たなる挑戦どうぞ取り組んでください、それでは皆さんご
機嫌よ!!」

その夜
「それでは、ミドリの優勝を祝って!」
「「「「乾杯!!」」」」
サトシ達はミドリの優勝したお祝いにパーティを開いていた。
「おめでとう、ミドリ、これでトップコーディネーターの仲間入りね!」
「ピカチュウ!」
「まだ、実感が湧かないけどね・・」
「そのうち、実感が湧くわよ!」
「ニャル!」
アイ達はミドリを祝福した。
「次はセイが頑張る番よ!」
「ポチャ!」
「うん、ポケモンリーグに優勝して・・パパに勝つ!」
「ポッチャ!」
セイとポッチャマはサトシに向って言った。
「俺も楽しみにしている・・だから・・セイ、は絶対優勝して俺の所へ
来い・・」
「ピカチュウ!」
「うん、絶対優勝してパパに勝つよ!」
「ポチャ!」
サトシとセイは火花を散らしていた。

  • スレ6-131
  • 小さき種達 ノンの願い
  • 10/07/09 23:28:12
それからサトシ達は食事をしながら楽しく会話をしていた。
「それでニャルマーの演技がね・・」
ノンはグラスを取り飲み物を飲んだ、その時
「おい、ノン、そのグラスはパパのワインだぞ!!」
セイが慌ててノンを止めようとしたが既にグラスのワインを飲み干してしまった。
するとノンは眠ってしまった。
「お姉ちゃん、寝ちゃった・・」
「ノンにとってグラス一杯のワインはきつかったか・・」
「こんな所で寝たら風邪を引くわ・・」
するとセイがノンを背負い始めた。
「俺がノンを部屋に連れて行くよ・・」
「頼むわよ、お兄ちゃん・・」
(しっかりやるでしゅ!)
セイはノンを背負いながら部屋へ向った。

セイは部屋に着きノンをベットに寝かせようとした、その時
「ねえ、セイ・・」
セイの背中に寝ていたノンが目を覚ました。
「ノン?」
ノンは酔っているのか、突然
「セイ、一緒に寝てくれる?」
「え!?」
ノンの突然の言葉にセイは驚いた。
「どうしただよ、急に!?」
「だって・・セイは私の事が好きなのに全然、一緒に寝てくれない・・
それどころか、アイと一緒に仲良く寝る事があるじゃない・・」
「いや、あれはだな・・アイが怖がって俺のベットに勝手に潜り込んで
寝ていただけだ・・」
「だったら、私でも良いでしょう、セイ・・」
ノンはセイに抱きついたまま一緒にベットに倒れこんだ。
「ノン・・」
「セイ、今夜こそ・・私の願いを叶えて・・」

  • スレ6-135
  • 小さき種達 セイの答え
  • 10/07/10 23:25:22
次の日
「う~ん・・」
ノンは朝の日差しに目を覚ました。
「え、えええ、何で私、服着てないの!?」
ノンは服を着ていない事に気付き慌ててシーツを身体に寄せた。
ノンは周りを見渡すとノンの隣でセイが眠っていた。
「セ、セイ!?」
ノンは慌ててベットから下りて地面に落ちている服を取り直ぐに着た。
(何で、セイが私と一緒にベットに・・もしかして、私・・セイと・・
駄目だわ、昨日の事が思い出せない・・)
ノンが考えていた、その時
「う・・ん・・」
セイが身体を起こして起きた。
「セ、セイ、お、おはよう・・」
「ああ、おはよう、ノン・・」
ノンはセイにどう聞いたら良いのかを考えているとセイが
「あのさ、ノン・・」
「な、何!?」
「昨日のノンの事なんだが・・」
「私、昨日何かしたの!?」
「覚えていないのか・・」
「じ、実は昨日の事が思い出せないの・・」
「そうか、ワインを飲んだせいだな・・」
セイは昨日の出来事を話し始めた。
「眠っていた、ノンをベットに寝かせようとした時にノンが目を覚ま
して・・俺に一緒に寝ようと言い出したんだ・・」
それを聞いたノンは顔を真っ赤にした。
「それで、ノンは俺に抱きついたままベットに倒れ込んで俺にある願い
を叶えて欲しいと言ったんだ・・」
「そ、その願いは!!」
すると今度はセイの顔が真っ赤になった。
「結婚して欲しいと言ったんだ・・」
「!!?」
ノンはセイの言葉で昨日の事を全て思い出した。
セイに自分の思いを全てを話してセイと一緒にベットに横になった。
そしてノンは服を脱ぎセイに一気に近づこうとしたがセイは何時の間に
か眠っていたのでノンもそのまま眠ってしまった。

  • スレ6-136
  • 小さき種達 セイの答え
  • 10/07/10 23:25:42
(私・・何やっているんだろ・・)
ノンは昨日の事を思い出して顔を真っ赤にしていた。
「それで・・ノンの願いなんだが・・」
セイは顔を真っ赤にして言い続けた。
「俺は・・ノンと・・結婚する・・」
ノンは突然の言葉に驚いた。
「え!?本当・・セイ・・」
ノンはセイに問うとセイは
「ああ、本当だ・・俺はノンと結婚する・・」
「セイ!!」
ノンはセイに抱きついた。
「嬉しいわ、セイ・・」
「ああ、俺もだよ・・ノン・・」
セイはノンを優しく抱き寄せた。
「だけど、俺達の年じゃ結婚は出来ない・・」
「ええ、結婚するのは16になった時に結婚しましょ!」
「だから、それまでの間は・・」
「結婚前提に付き合いましょ!」
セイとノンは互いに見つめて唇を合わせた。
その時
「お兄ちゃん、ノン、朝だ・・よ・・」
アイが部屋に入ってきてセイとノンのキスを見てしまった。
「「アイ!?」」
セイとノンは慌てて離れた。
「お兄ちゃん、ノン・・もうそこまでの関係にいったのね・・」
「ピーカ!」
(大胆でしゅ!)
セイとノンは顔を真っ赤になった。

  • スレ6-137
  • 小さき種達 ライバル
  • 10/07/11 23:08:13
セイ達は朝食を済ませて町に出ていた。
ノンはセイの腕に抱きつきながら歩いていた。
「なあ、アイ、今日のセイとノンの様子が変だけど、何かあったのか?」
サトシは何が起こっているか分かっていなかった。
「パパには分からないかもね・・」
「ピカチュウ・・」
アイの言葉でサトシは首をかしげた。
「ピカチュウ・・」
「ポチャ・・」
ピカチュウとポッチャマもサトシの鈍感さに呆れていた。

「ママ達も一緒に来れれば良かったのにね・・」
ソラの言葉にマイは
「仕方ないよ、ママ達はアカリとメグの事で忙しいんだから・・」
「それにミドリお姉ちゃんはハルカママにコンテスト技を見てもらう
から来れなかったのよね・・」
「ベイ・・」
「ママ達やリンにお土産を買っていこう!」
ソラ達が話をしていた、その時
「ピカ!」
サトシのピカチュウが何かに気付き走っていた。
「おい、ピカチュウ、何処へ行くんだ!」
「ポチャ!」
サトシ達はピカチュウの後を追うとピカチュウが指を指した方を向くと
そこには見た事も無いポケモンがビルとビルの間に挟まっていた。
「何だ、このポケモン!?」
ピカチュウとポッチャマは挟まっているポケモンを引っ張った。
そして、挟まっていたポケモンは何とか出られた。
「ミィ・・」
「「「「可愛い!!」」」」
ソラ達はポケモンの可愛さにメロメロであった。
「このポケモンは・・」
セイがポケモン図鑑を取り出し調べたが
(データ無し・・)
「データ無し!?」
セイ達はポケモン図鑑にも載っていないポケモンがいる事に驚いた。

  • スレ6-138
  • 小さき種達 ライバル
  • 10/07/11 23:08:46
その時、セイと同じぐらいの少年がやってきた。
「そこに居たのか、チラーミィ!」
「ミィ!」
チラーミィは少年の肩に乗った。
「そのポケモン、君のかい?」
「はい、俺のポケモンです!」
するとソラが少年にポケモンの名前を聞いた。
「ねえ、このポケモンの名前は?」
「このポケモンはチラーミィて言うんだ・・」
「チラーミィ・・初めて聞くな・・」
すると少年は
「あ、まだ、名前を言っていなかったな・・俺はヨハン・・イッシュ地方
からやってきたんだ!」
「イッシュ地方!?」
「初めて聞くわ・・」
「知らないのも無理も無いよ、イッシュ地方はつい最近になって他の地方
との交流が始まったんだ・・」
セイ達は自分達が知らない地方がある事に驚いた。
「あ、俺達の名前を言ってなかったな・・俺はセイ・・でこっちが俺
の双子の妹のアイだ!」
「アイです、宜しく!」
「此方こそ宜しく、アイ・・」
セイは続けてノン達を紹介した。
「今、俺はポケモンリーグに出る為、特訓しているんだ!」
するとヨハンから思いがけない言葉を言った。
「実は俺もポケモンリーグに出るんだ!」
「え!?ヨハンもポケモンリーグに出るのか!」
「ああ、イッシュ地方でサトシさんの熱いバトルを見て俺もポケモンリー
グに出る決意したんだ!」
「そうか・・それは嬉しいな・・」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
サトシはヨハンの言葉に喜んだ。
「セイ、ポケモンリーグで会おう!」
「ああ、ヨハン、お互いに頑張ろうな!」
「ポチャ!」
ヨハンはその場を後にした。
「ライバルになりそうだな、セイ・・」
「うん・・俺もヨハンのバトルを楽しみしているよ!」
「ポチャ!」

  • スレ6-139
  • 小さき種達 ライバル
  • 10/07/11 23:15:17
ヨハン(10歳)
サトシに憧れてイッシュ地方からやってきた少年
セイと同じく正義感が強くポケモンバトルが好きである。
相手の全力のバトルを見るため、いつも全力を出している。
セイをかけがえのない親友だと思っている。
チラーミィをパートナーにしている。

  • スレ6-141
  • 小さき種達 悪夢再び
  • 10/07/12 22:49:39
サトシ達はヨハンと別れた後、町で買い物を済ませてホテルへ向っていた。
「一杯、買っちゃたね!」
「ミミロ!」
「早く帰ってママ達にお土産を渡しましょ!」
「チパ!」
ソラ達は両手に荷物を持ちながら喜んでいた。

そしてサトシ達はホテルに着き部屋へ向った。
「ヒカリ、今、帰・・」
サトシが部屋を開けるとそこにはヒカリ、ノゾミ、ハルカが倒れていた。
「ヒカリ!?」
「「「「「「「ママ!?」」」」」」」
「ピカカ!?」
「ポッチャ!?」
サトシ達は慌ててヒカリ達の元に駆け寄った。
「ヒカリ、しっかりしろ!!」
「シェイミ、酷い傷だわ・・」
「ニャルマーも酷い傷だわ・・」
「ピカ・・」
(酷いでしゅ・・)
ヒカリとノゾミの直ぐ側に酷く傷ついたシェイミとニャルマーが倒れていた。
(ごめんでしゅ・・サトシ・・)
「シェイミ、一体何があったんだ!」
(突然、部屋に知らない奴が入ってきて、アカリ達を連れて行ったでしゅ・・)
「何!?」
「アカリ達が誘拐!?」
その時、ベットに置かれていた、機械の画面が点いた。
(お久しぶりですね、チャンピョン、サトシ・・)
「アイン!?」
「貴様捕まったんじゃないのか!!」
(ええ、牢獄で惨めな思いをしましたよ・・だから、脱獄して
あなた達に復讐しに来たんですよ・・)
「俺達に復讐だと!?」
(あなた達のお陰でロケット団の野望が潰れました、だから、復讐させてもら
いますよ・・)
「ふざけるな、そんなくだらない事でアカリ達を誘拐したのか!?」
(ええ、そうですよ・・)
するとアインの後ろからカイリキーがミドリとアカリ達を連れて出てきた。
「「「ミドリ!?」」」

  • スレ6-142
  • 小さき種達 悪夢再び
  • 10/07/12 22:50:07
(娘を助けたければ、今から1時間後、フェンネル谷に来なさい・・)
アインはそう言い残すと画面が消えた。
「パパ、俺、行くよ、アカリ達を助けるために!」
「ポチャ!」
「セイ・・」
「私もよパパ!」
「私も!」
「ピカチュウ!」
その時、サトシの腕に抱かれていたヒカリが目を覚ました。
「う・・ん・・サトシ・・」
「ヒカリ!?」
ヒカリはまだ意識が朦朧とする中、必至にサトシに
「サトシ・・お願い・・アカリを・・メグを・・助けて・・」
「ああ、絶対、俺達がアカリ達を助ける!」
ヒカリは再び気絶してしまった。
「行くぞ、セイ、アイ、ノン!」
「「「うん!」」」
「ポチャ!」
「ピカチュウ!」
サトシ達はヒカリ達をソラ達に任せてフェンネル谷へ向った。

  • スレ6-143
  • 小さき種達 悪夢再び
  • 10/07/13 00:27:06
それから1時間後、サトシ達はフェンネル谷に着いた。
「どこだ、アイン!!」
「約束どうり、来たぞ!!」
すると岩陰からアインが現れた。
「アイン!!」
「アカリ達は何処だ!!」
「そう慌てずとも、直ぐに会わせてあげますよ・・」
アインは指を鳴らすとカイリキーがミドリとアカリ達を連れてきた。
「ミドリ、アカリ、メグ、リン!!」
サトシ達が近づこうとした、その時
「おっと、それ以上動くと娘さんたちはこの谷底に落ちる事になりますよ・・」
カイリキーは谷底にミドリ達を落とそうとした。
「やめろ!!」
「ふ!さすがのチャンピョンでも人質を取られると何も出来ませんね・・」
アインは不気味に笑った。
「くそ、卑怯だぞ!!」
「いい響きですね、その言葉・・私が好きな言葉ですよ・・」
アインの不気味な笑みにサトシ達は何も出来なかった。
すると捕まっているミドリが
「私はどうなっても良いから、アカリちゃん達を解放して!!」
ミドリの言葉にアインは
「ふ!人質は少ない方が楽ですからね、良いでしょう・・但し!」
カイリキーはアカリ達を谷底へ落とそうとしていた。
「まさか!?」
「やめろ!!!」
「あなた達の絶望する顔が見たいのですよ、カイリキー、やりなさい!」
カイリキーがアカリ達を谷底に落とした、その時
「グラエナ、ペルシアン!!」
「グラッ!」
「ペルニャン!」
グラエナとペルシアンは谷底に落ちるアカリ達を助けるとサトシ達に
近づいた。
「アカリ、メグ!!」
「リン!!」
アイとノンはグラエナとペルシアンからアカリ達を渡されるとアイとノン
は泣きながら抱きしめた。

  • スレ6-144
  • 小さき種達 悪夢再び
  • 10/07/13 00:27:45
「何だと!?」
「チラーミィ、スイープビンタ!」
「ミィ!!」
チラーミィはカイリキーに連続でスイープビンタを放ちミドリを掴んでいた
手を離した。
そして、ミドリがカイリキーから離れたその時、上空からピジョット
がミドリに近づいた。
「掴まるんだ!」
ピジョットに背中に乗っている少年の手にミドリは掴んだ。
ピジョットはサトシ達の元に降りた。
「間に合ってよかったよ、セイ・・」
「ヨハン!?」
ピジョットの背中に乗っていたのはヨハンであった。
「ヨハン、どうして此処に!?」
「お前達が凄い顔でフェンネル谷に向っているのを見て何かあると思って
後を追いかけたんだ・・」
「そうか、ありがとう、ヨハン・・」
「礼なんかいらないよ、セイ・・」
セイとヨハンが話している中、サトシは
「二人とも話は後だ・・今はアインを倒すぞ!」
「「うん!」」
「ピカチュウ!!」
「「ポチャ!!」」
「ミィ!!」

  • スレ6-147
  • 小さき種達 悪夢再び
  • 10/07/13 23:18:27
「く、カイリキー、行きなさい!」
「リキー!」
カイリキーはサトシ達に向っていた。
「ピカチュウ、ポッチャマ、10万ボルト、渦潮!!」
「ピーカチュウ!!」
「ポーチャ!!」
ピカチュウのポッチャマの10万ボルト渦潮が合体してカイリキーに直撃
させた。
カイリキーはピカチュウとポッチャマの合体技に耐え切れずに倒れた。
「く、役立たずが!」
アインは逃げようとした、その時、セイとヨハンがアインの前に立ち塞が
った。
「逃がさないぞ、アイン!!」
「ポケモンを見捨てて逃げるのか!!」
「ポチャ!!」
「ミィ!!」
「うるさい!!行け、ストライク!!」
アインはモンスターボールからストライクを出してセイとヨハンに向っていた。
「ポッチャマ、バブル光線!!」
「チラーミィ、スピードスター!!」
「ポーチャマ!!」
「ミィ!!」
ストライクはポッチャマとチラーミィの攻撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「これで、お前を守る盾はなくなった!」
「ポッチャ!」
「く!!こんな所で捕まるか!!」
アインはモンスターボールを取り出し、プテラを出してプテラの背中に
乗った。

  • スレ6-148
  • 小さき種達 悪夢再び
  • 10/07/13 23:18:47
「逃がすか、ピジョット、ブレイブバード!!」
「ピジョット!!」
ピジョットはプテラにブレイブバードを放とうした、その時
「ストーンエッジ!!」
プテラはピジョットにストーンエッジを放った。
ピジョットは避けられずに直撃した。
「ピジョット!?」
ピジョットは耐え切れずに倒れてしまった。
「戻れ、ピジョット!」
ヨハンはピジョットをモンスターボールに戻した。
「プテラ、早く逃げるぞ!」
アインはその場を離れようとした。
「くそ!、このままじゃ、逃げられる!」
「ポッチャ!」
すると、ヨハンは一つのモンスターボールを取り出した。
「後はお前だけが頼りだ、行くんだ!」
ヨハンが投げたモンスターボールから巨大なポケモンがアインの目の
前に現れた。
「あれは!?」
「伝説のポケモン、レックウザ!?」
モンスターボールから出てきたのがレックウザにサトシ達は驚いていた。
「馬鹿な、こんな事が!?」
するとレックウザは体内のエネルギーを口に集中させた。
「行け、レックウザ、流星群!!」
「ギャォォォ!!」
レックウザの流星群はプテラに直撃した。
プテラは流星群のパワーに耐え切れずに谷の岩場に落ちていた。
「こ、こんな事で・・私が!!!」
アインはプテラから落ち、谷底へ消えていた。
「アイン、これがお前の望んだ結果だ・・」

  • スレ6-149
  • 小さき種達 新たな恋
  • 10/07/14 22:48:33
その後、サトシ達はヒカリ達の元へ戻っていた。
「良かったわ・・皆が無事で・・」
ヒカリとノゾミはアカリ達を抱き寄せて喜んだ。

その頃、サトシとセイ、ミドリはヨハンにお礼を言っていた。
「ありがとう、ヨハン、お陰でアカリ達を助ける事ができたよ!」
「ポチャ!」
「俺からも礼を言うよ、ヨハン・・」
サトシもヨハンにお礼を言った。
「お礼は良いですよ、サトシさん・・」
すると、今度はミドリがヨハンの前に出てきた。
「あの・・助けてくれて、ありがとう!」
「えっと、君は?」
ミドリはまだ名前を言っていなかった事に気付いた。
「あ!ごめんなさい、名前をまだ言っていなかったわ、私はミドリ・・」
「俺はヨハンだ、宜しく、ミドリ!」
その時、ミドリはヨハンの笑顔を見て頬が赤くなった。
「え、ええ、此方こそ宜しく、ヨハン・・」
ミドリは直ぐハルカ達の所へ戻っていた。

  • スレ6-150
  • 小さき種達 新たな恋
  • 10/07/14 22:48:54
「ミドリの奴、どうかしたのか?」
「ピーカ?」
「ポチャ?」
「それより、ヨハン、レックウザをゲットしていたのは驚いたよ!」
「ポチャ!」
「ああ、俺がイッシュ地方にいた頃にゲットしたんだ・・」
「だけど、凄いな、伝説のポケモンをゲットしているとはな・・」
「ありがとうございます、サトシさん!」
するとセイが
「そうだ、ヨハン、俺と一緒にバトルの特訓してくれないか?」
「良いぜ、俺もセイとバトルをしたかったんだ!」
「それじゃ、今すぐにフィールドに行こう!」

その頃、ミドリは木の陰からセイとヨハンのバトルを見ていた。
「何をしているの、ミドリ?」
ミドリが後ろを振り向くとそこには、アイとノンが居た。
「アイ、ノン・・」
アイとノンはミドリの隣に立った。
「お兄ちゃんとヨハンがバトルをしているね・・」
「ピカ・・」
ミドリはセイとヨハンを見つめているとシェイミが
(もしかして、ミドリ、ヨハンの事が好きなのでしゅか!)
シェイミはからかいながら言うとミドリは顔を真っ赤にした。
「え!本当にヨハンの事がすきなの、ミドリ!?」
ノンの言葉にミドリは首を縦に振った。
「そうか、ミドリがヨハンの事を・・」
「だけど、ヨハンてセイに似ているから好きなるのも無理ないかも・・」
「頑張ってね、ミドリ!」
「私達が応援するわ!」
「うん・・ありがとう・・」


  • スレ6-155
  • 小さき種達 熱戦前
  • 10/07/15 21:04:00
それから5日後、セイとヨハンは互いに信頼する仲になっていた。
「それじゃ、パパ、俺達は先に選手村に行ってくるよ!」
「ポチャ!」
「ああ、俺達も準備が整ったら選手村に行くからな・・」
「ピカチュウ!」
セイ達はホテルを後にしてセキエイリーグの選手村へ向った。

セイ達は選手村に着きセイ達の部屋に向った。
「う~わ・・ふかふかの布団だわ!」
「ピカチュウ!」
アイ達は部屋に置かれているベットに寝転んだ。
「そんなにはしゃぐなよ、アイ、ノン、ミドリ・・」
「ポチャ・・」
するとセイはテーブルに置かれている2つの花を見つけた。
「何だこの花は?」
セイは2つの花を見ると手紙が置いてあった。
「手紙だ・・」
「誰からの手紙なの?」
セイが手紙を開くとそこには
「アヤコおばあちゃんとハナコおばあちゃんからだ!」
「本当、お兄ちゃん!」
セイは手紙を読み始めた。
「(セイちゃん、見に行けなくてごめんね、テレビで応援するわね)だって・・」
「後でお礼の電話をかけましょ!」
「ああ、後で電話をしよう!」
するとヨハンはセイに
「それよりも、セイまずはエントリーを済ませないといけないぞ!」
「あ、そうだったな!」

セイとヨハンはエントリーを済ませるとアヤコとハナコに電話をした。
(あら、セイちゃん、それにアイちゃんも!)
「アヤコおばあちゃん、久しぶり!」
「ピーカ!」
(ごめんね、セイちゃん、応援に行けなくて・・)
「良いんだよ、アヤコおばあちゃん・・」
(セイちゃん、優勝を祈っているわ!)
「うん、絶対優勝するよ!」
(その元気があれば、優勝できるわ!)
「ありがとう、アヤコおばあちゃん!」
(それじゃね、セイちゃん、アイちゃん・・)
電話は切れた。
「よーし、絶対優勝するぞ、ポッチャマ!」
「ポーチャマ!」
「おっと、俺を忘れたら駄目だぜ、セイ!」
「ミィ!」
「もちろん、忘れていないぜ、ヨハン!」
「お互いに優勝を目指して頑張ろうぜ、セイ!」
「ああ、お互いに頑張ろう、ヨハン!」
セイとヨハンはお互いに握手した。
(火花散っているでしゅ!?)
「ピーカ!?」

  • スレ6-157
  • 小さき種達 熱戦前
  • 10/07/16 23:18:28
セイとヨハンは部屋で予選の準備をしていた、その時、ドアから
ノックが聞こえた。
「今、あけます・・」
セイが部屋のドアを開けるとそこにはソラ達が居た。
「ソラ、マイ、ミライ、ユリ!」
すると部屋からアイ達もやってきた。
「あら、皆!」
「「「お姉ちゃん!」」」
ソラ達は部屋の中に入った。
セイ達はソラ達と話をするとソラ達はサトシ達の部屋に案内した。
「へえ、選手村にこんな豪華な場所があったなんて・・」
そこは一般の選手が泊まる部屋とは違い豪華ホテルの作りであった。
そして、ソラ達はある部屋に着くとドアをノックした。
「パパ、ママ、お兄ちゃん達を連れて来たよ!」
するとドアが開きサトシが出てきた。
「待っていたぞ、さあ、皆、入ってくれ!」
サトシはセイ達を部屋の中に入れた。
すると、ヒカリたちが座っていた。
「「「ママ!」」」
「あら、皆、来たのね・・」
するとヒカリは箱を取り出した。
「セイ、ハナコおばあちゃんからあなたに来てるわ・・」
「え、ハナコおばあちゃんから!?」
セイは驚きながらも箱を受け取ると直ぐに中をあけた。
「これは!?」
箱の中にあったのは帽子であった。
「あ、これは俺が使っていた、帽子だ!」
「え、本当、パパ!?」
「そういえば、私と旅をしていた頃にサトシが被っていた帽子ね・・」
ヒカリはサトシが被っていた帽子だという事を思い出した。
「母さんも味な事をするな・・」
するとセイは帽子を被った。
「かっこいいわ、お兄ちゃん!」
「ピカチュウ!」
「うん、昔のサトシに良く似ているわ!」
「ポチャ!」
(本当でしゅ!)
セイは照れていた。
「パパ、絶対、優勝してパパにリベンジするよ!」
「楽しみにしているよ、セイ・・」

  • スレ6-159
  • 小さき種達 予選
  • 10/07/17 23:04:38
次の日、ポケモンリーグの予選が始まりセイとヨハンは予選会場に向っていた。
「ついに始まったわね、お兄ちゃん!」
「ピカチュウ!」
するとセイ達に付いてきた、ソラ達は
「お兄ちゃん、私達が応援するからね!」
「ああ、ソラ達の応援期待しているぞ!」
そして、予選会場のフィールドに着いた。
「凄い、色んなポケモンがいっぱい!!」
ソラ達は予選会場の周りでバトルをしているポケモン達に興味津々であった。
「さてと、俺はあっちのフィールドだから此処で!」
「ああ、頑張れよ、ヨハン!」
「ポチャ!」
「ありがとう、セイも頑張れよ!」
ヨハンはセイ達と別れて別のフィールドへ向った。
するとミドリが
「ごめん、私、ヨハンを応援してくるわ・・」
セイ達は突然のミドリの言葉に驚いた。
「あ、ああ、分かった・・」
「ありがとう、セイ・・」
ミドリはヨハンの後を追った。
するとソラとマイはセイに聞こえないようにアイに話しかけた。
「ねえ、お姉ちゃん・・もしかして、ミドリお姉ちゃん・・ヨハンお兄ちゃんの
事が好きなの?」
「ええ、そうよ!」
「え、本当に!?」
ソラとマイは驚いた。
「ねえ、もしかして、告白したの!」
ソラの言葉にアイは
「会って日も浅いのに告白は出来ないでしょ!」
「そう言えばそうね!」
セイはアイ達の話していることに気付いていなかった。

そしてセイは試合のフィールドに着いた。
対戦相手も着き審判が前に出てきた。
「それでは只今より予選試合を開始します!」
「「お兄ちゃん(セイ)、頑張って!!」」
「ピカチュウ!」
「「「「(セイお兄ちゃん)お兄ちゃん、絶対、勝ってね!」」」」
アイ達は全力で応援していた。
「それでは、先行後攻はルーレットになります!」
画面にルーレットになり回りはじめた。
そして、画面にはサトシが写った。
「先攻、セイ選手!」
「まずはお前だ、行け、ドダイドス!」
セイはモンスターボールを投げるとドダイドスが出てきた。
「ドダイドス、頑張って!」
対戦相手はエビワラーを繰出してきた。
「バトル開始!」

  • スレ6-160
  • 小さき種達 予選
  • 10/07/17 23:45:25
「行くぞ、ドダイドス、エナジーボール!」
「ドーダ!」
ドダイドスはエナジーボールをエビワラーに放った。
「エビワラー、打ち返せ!」
「エビ!」
エビワラーはエナジーボールをドダイドスに打ち返した。
そして、ドダイドスは打ち返されたエナジーボールに当たった。
「ドーダ・・」
「負けるな、ドダイドス、リーフストーム!」
「ドーダ!」
ドダイドスは直ぐにリーフストームを放った。
「炎のパンチで迎え撃て!」
エビワラーは炎のパンチでリーフストームを防ごうとしたが、リーフストーム
はエビワラーに直撃した。
「エビワラー!?」
「チャンスだ、ロッククライム!!」
「ドーダー!!」
ドダイドスは動きを止めたエビワラーの足場を崩して一気にエビワラーに
突っ込んだ。
そして、エビワラーは耐え切れずに倒れてしまった。
「エ、エビ~」
「エビワラー戦闘不能、よって勝者、マサラタウンのセイ選手!」
「やったぞ、ドダイドス!」
「ポーチャ!」
「ドーダ!」

その後、セイは順調に予選を勝ち進んだ。
そして予選、最後の試合であった。
「ポッチャマ、ハイドロポンプだ!!」
「ポッチャマー!!」
ハイドロポンプはブーバーンに直撃してブーバーンは倒れた。
「ブーバーン、戦闘不能、よって、勝者マサラタウンのセイ選手!」
「やったぞ、ポッチャマ、予選リーグに進出だ!!」
「ポーチャ!!」
ポッチャマはセイに抱きついた。
するとアイ達はセイに近づいた。
「予選リーグに進出、おめでとう、お兄ちゃん!」
「ピカチュウ!」
ノン達もセイに祝福した。
「ありがとう、皆!」
「ポッチャ!」

  • スレ6-161
  • 小さき種達 強者
  • 10/07/18 23:25:37
セイ達はサトシ達と合流して予選会場へ向っていた。
「セイ、予選通過おめでとう・・」
「ピカチュウ!」
「ありがとう、パパ!」
するとソラがセイに話しかけた。
「ねえ、お兄ちゃん、予選リーグはどうな風になっているの?」
「ミミロ?」
ソラの質問にセイは
「予選リーグは全32名で行われ8つのグループに分かれてその中でリーグ戦が行
われるんだ、リーグ戦でトップ2に入った人が決勝リーグに進出なんだ・・」
「つまり、リーグ戦で1回負けても、トップ2に入っていれば決勝リーグに
進出できるんだ・・」
「ミィ!」
セイ達は予選会場に着くと既に組み合わせが発表されていた。
「お!既に発表されているぞ!」
「早く、見に行こうぜ!」
「ポッチャ!」
セイ達は予選会場のマルチビジョンに近づいた。
「えっと、俺はどのブロックだ?」
セイとヨハンは自分のブロックを探していた。
「あ!あったよ、お兄ちゃん!」
ミライが指を指した先にセイの対戦するブロックであった。
「俺はDブロックか・・」
「それにナオシさんはFブロックだな・・」
セイのブロックは見つかったがヨハンはまだ見つけていなかった。
「俺のは?」
ヨハンが探しているとユリが
「あ!あったよ、ヨハンお兄ちゃん!」
ヨハンが指を指した先にヨハンの対戦するブロックであった。
「Cブロックか・・」
するとヒカリがCブロックの選手を見て驚いた。
「サトシ、Cブロックに!?」
ヒカリの言葉でサトシはCブロックを見るとそこにはよく知る人物が写っていた。
「シンジ!?」
サトシは思わない人物が写っていたことに驚いた。
「シンジて、サトシのライバルだった!?」
するとサトシ達の目の前にシンジが現れた。
「シンジ・・」
「久しぶりだな・・」
「ああ、シンオウリーグ以来だな・・」
「あの時のリベンジをさせてもらうからな・・」
「ああ、楽しみにしているよ、シンジ・・」
シンジはその場を後にした。
それを見ていたヨハンは
「あのサトシさんと互角に戦ったシンジさんとバトルが出来るなんて
楽しみだ!」
「ヨハン、俺も応援するからな!」
「ポチャ!」
「ああ、セイも頑張れよ!」

  • スレ6-162
  • 小さき種達 ひと時
  • 10/07/19 23:14:53
その夜、セイ達が眠りつこうとした、その時、ドアのノックがなった。
「誰だろ?」
「俺が出るよ・・」
セイがドアを開けるとそこにはパジャマ姿のソラ、マイ、ユリがいた。
「ソラ、マイ、ユリ!」
するとアイとノンも部屋から出てきた。
「ソラ、マイ!」
「それにユリもどうしたの?」
するとソラ達は甘えた声でセイ達に話しかけた。
「お兄ちゃん達と一緒に寝たいの・・」
突然の言葉にセイ達は驚いた。
「え、何で急に!?」
「だって・・お兄ちゃん達、旅をして一緒に寝てくれる事が少なくなって
寂しいの・・」
その言葉を聞いてセイ達は
「分かった、昔みたいに一緒に寝ようぜ・・」
「「「やった!」」」
ソラ達は部屋に入るとソラはセイの布団に入り、マイはアイの布団に
入り、ユリはノンの布団に入った。
「お休み・・お兄ちゃん・・」
「ああ、お休み・・」
ソラ達は直ぐに寝てしまった。
「賑やかだな、セイ・・」
「ああ、昔はよく俺とアイの布団に勝手に入って眠っていた事が多かったから
な・・」
「だけど、そのまま一緒になって眠っていたわ・・」
(そうでしゅ、あの時のソラ達は可愛かったでしゅ・・)
セイ達はヨハンにソラ達の話をしている内に何時の間に全員眠ってしまった。

  • スレ6-163
  • 小さき種達 ひと時
  • 10/07/19 23:16:04
次の日、サトシとヨハンは予選リーグの為、会場で出番を待っていた。
「緊張するな、ポッチャマ・・」
「ポチャ・・」
セイは大勢の前でバトルをする事が初めてで緊張していた。
その時、セイの後ろから声が聞こえた。
「お兄ちゃん!」
セイが後ろを振り向くとそこにはサトシとヒカリ、ミライが居た。
「パパ、ママ、ミライ!?」
「どうした、手が震えているぞ・・」
サトシ言葉でセイは自分の手が震えている事に気付いた。
「もしかして、緊張しているの?」
ヒカリの言葉にセイは
「うん、こんな大勢の人の前でバトルをするのは初めてで緊張しているんだ・・」
すると、ミライがセイにある物を渡した。
「ミライ、これは?」
「私とベイリーフで見つけたお花なの・・」
「ベイ!」
「お兄ちゃんが優勝できるように持てて欲しいの・・」
ミライの言葉にセイは微笑んだ。
「ありがとう、ミライ、お陰で気持ちが楽になったよ・・」
セイはミライの頭を優しくなでた。
「セイ、勝ち進んで俺の所へ来いよ!」
「うん、絶対、優勝してパパとバトルするよ!」
「ポチャ!」
セイはフィールドに向っていた。

  • スレ6-165
  • 小さき種達 予選リーグ
  • 10/07/20 22:38:00
(此処、予選リーグDブロック試合会場です、これから予選第一試合が
始まろうとしています!)
アナウンスが鳴り会場は熱気に包まれていた。
(さあ、予選リーグDブロック第一試合はチャンピョン、サトシの息子
セイ選手の試合になっております!!)
ノゾミ達はVIP室でセイのバトルを応援をしようとしていた。
するとサトシとヒカリ、ミライがVIP室に入ってきた。
「遅いよ、パパ、ママ!」
「ごめんごめん・・」
サトシ達は椅子に座るとフィールドを見た。
セイの登場で会場は大きな声援に包まれた。
(予選リーグDブロックのバトルフィールドを決める、ルーレットど
うぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは草に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは岩のフィールド!!)
フィールドは草のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より予選リーグ第一試合を開始します!使用ポケモンは
3体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
「行くぞ、プラスル!」
「プラ!」
「行くんだ、イワーク!」
「イワ!」
「先攻はセイ選手、バトル開始!」

  • スレ6-166
  • 小さき種達 予選リーグ
  • 10/07/21 23:51:24
「プラスル、電光石火!」
「プラ!」
プラスルは電光石火でイワークに近づいた。
「穴を掘るでかわせ!」
「イワ!」
イワークは地面に穴を掘ってかわした。
「プ、プラ!?」
プラスルは動揺するが
「落ち着け、プラスル!」
「プラ!?」
「心を落ち着かせてイワークの気配を感じるんだ!」
「プラ!」
プラスルは目をつぶりイワークの気配を感じようとした。
そして、イワークはプラスルの背後から出てきた。
「ストーンエッジ!!」
イワークはプラスルにストーンエッジを放った。
「プラスル、アイアンテールで打ち返せ!」
「プーラ!」
プラスルは向ってくるストーンエッジをイワークに打ち返しイワーク
に当たった。
「何!?」
「一気に決めろ、アイアンテール!!」
「プーラ!!」
プラスルは大きくジャンプしてイワークの顔にアイアンテールを放ち
イワークは倒れた。
「イワーク、戦闘不能、プラスルの勝ち!」
「やったぞ、プラスル!」
「プラ!」
(まずはセイ選手が取った!!)
「かっこよかったよ、お兄ちゃん、プラスル!」
「ピカ!」
「マイナン、セイとプラスルを応援しよう!」
「マイ!」
観客席ではアイとノンがセイを応援していた。

「行くぞ、カイリキー!」
「リキ!」
相手はカイリキーを繰出した。
「プラスル、戻ってくれ・・」
セイはプラスルをモンスターボールに戻した。
「え!?プラスルを戻すの!」
アイ達はプラスルを戻した事に驚いた。
「格闘タイプは格闘タイプで勝負だ、行け、ルカリオ!」
セイはモンスターボールからルカリオを出した。
「ルカリオ、格闘タイプ同士のバトルだ、気を引き締めていくぞ!」
(ああ!)
「バトル開始!」

  • スレ6-167
  • 小さき種達 予選リーグ
  • 10/07/22 22:46:36
「カイリキー、爆裂パンチ!」
「リキ!」
カイリキーはルカリオに向って走った。
「ルカリオ、かわして、はっけい!」
ルカリオはカイリキーの爆裂パンチをかわしてはっけいを放った。
「リキ!?」
カイリキーは吹き飛ばされるも何とか耐えた。
「地震だ!」
その時、カイリキーの動きが止まった。
「まさか、さっきのはっけいで麻痺になったのか!?」
「よし、このまま決めるぞ。ルカリオ、波動弾!」
ルカリオの波動弾はカイリキーに直撃して倒れた。
「カイリキー、戦闘不能、ルカリオの勝ち!」
「よく頑張ったぞ、ルカリオ!」
相手はカイリキーをモンスターボールに戻した。
「行け、ブーバーン!」
「ブバ!」
相手はブーバーンを出してきた。
「ブーバーンか・・ルカリオにはちょっと厳しいな・・」
(心配はいらん、このまま行く!)
「分かった、お前がそこまで言うんだったら行くぞ!」
「試合はじめ!」
「ブーバーン、火炎放射!」
「ブーバー!」
ブーバーンはルカリオに向って火炎放射を放った。
「ルカリオ、かわして、ボーンラッシュ!」
ルカリオは火炎放射をかわしブーバーンに近づきブーンラッシュを
放ちブーバーンは吹き飛ばされた。
「ブーバーン、火炎放射!」
ブーバーンは吹き飛ばされながら火炎放射を放った。
「受け止めろ!」
ルカリオはボーンラッシュを回して火炎放射を受け止めた。
「ルカリオ、神速からはっけい!」
ルカリオは神速でブーバーンを吹き飛ばしてはっけいを放った。
ブーバーンは耐え切れずに倒れてしまった。
「ブーバーン!?」
「ブーバーン、戦闘不能、ルカリオの勝ち、よって勝者、マサラタ
ウンのセイ!」
「やったぞ、ルカリオ!!」
応援していたアイとノンは
「やったよ、お兄ちゃんが勝った!」
「ピカチュウ!」
「おめでとう、セイ!!」
「マイ!!」
VIP室でセイを見ていたソラ達も喜んでいた。
「ほら見て、アカリ、メグ、あなた達のお兄ちゃんが勝ったわよ・・」
アカリとメグは嬉しそうに笑っていた。
「サトシ、セイ君とのバトルが楽しみだね・・」
「ああ、俺も早くセイとバトルをしたいぜ!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」

  • スレ6-171
  • 小さき種達 休息
  • 10/07/23 23:18:29
それからセイとヨハンは順調に勝ち進んだ。
「ポッチャマ、ハイドロポンプ!」
「ポーチャ!!」
ポッチャマのハイドロポンプはガバルドンに直撃した。
「ガバルドン、戦闘不能、ポッチャマの勝ち、よって勝者、マサラタウ
ンのセイ選手!」
「やったぞ、ポッチャマ!」
「ポチャ!」
ポッチャマはセイに抱きついた。
(これでDブロックの決勝リーグ進出者が決まりました!)
マルチビジョンにはセイの顔が映し出された。
「やったな、ポッチャマ、決勝リーグ進出だ!」
「ポチャ!」

そして、その夜
「セイ、決勝リーグ進出おめでとう!」
「ピカ!」
「ポチャ!」
「ありがとう、パパ!」
「ポチャ!」
サトシとセイが二人で話をしていると後ろから
「何、男二人で話しをしてるの?」
サトシとセイが後ろに振り向くとそこにはヒカリとアイが立っていた。
「ヒカリ、アイ!?」
ヒカリとアイはサトシとセイの隣に立った。
「セイ、決勝リーグ進出おめでとう・・」
「ありがとう、ママ!」
するとヒカリの頭に乗っているシェイミが
(セイのバトルはハラハラして楽しかったでしゅ!)
「どう言う意味だよ、シェイミ・・」
(別にでしゅ!)
シェイミはプイとソッポをむいた。
(まあ、とにかくおめでとうでしゅ!)
アイの腕に抱かれたシェイミがセイを祝福した。
「ヨハンも決勝リーグに進出した事だし、決勝リーグが楽しみだぜ!」
「ポチャ!」
「だけど、ヨハンにはシンジとの予選リーグが残っている・・」
「確かシンジも無敗だったわね・・」
「ああ、シンジも決勝リーグに進出している、注目の試合なのは間違いない!」
「ピーカ!」
「ポチャ!」

  • スレ6-172
  • 小さき種達 休息
  • 10/07/23 23:18:57
するとヒカリはある事を思い出して思わず笑ってしまった。
「な、何だよ、ヒカリ!」
「いや、シンジとのフルバトルの後の事をおもいだしちゃって・・」
ヒカリの言葉でサトシは顔が真っ赤になった。
(あれれ、サトシ、顔赤いでしゅよ・・)
ヒカリのシェイミはからかいながら言うとサトシは真っ赤で怒った。
「ねえ、ママ、いったい何なの?」
アイはヒカリの行っている事が分からなく聞いてきた。
「実はね、シンオウリーグ前に1回フルバトルをした事があるのよ・・」
「それは知っているけど、それがどうしたの?」
「シンジに負けた後のサトシが私の胸の中で子供の様に泣いちゃったの!」
サトシは顔が真っ赤になった。
(サトシたら、可愛いでしゅ!)
「シェイミィ!!」
サトシはヒカリの頭に乗っていたシェイミを掴み頬を引っ張った。
(痛いでしゅ!!)
「こら、やめなさい、サトシ!」
「だってシェイミが!」
シェイミはヒカリの頭に乗った。
(やっぱり、サトシは鬼でしゅ!)
「何!!!」
サトシの大きな声でアカリとメグが目を覚まして泣き始めた。
「泣かないで、アカリ、メグ・・」
ヒカリはアカリとメグをあやそうとするが中々泣き止まなかった。
「もう、サトシが大きな声を出すから!」
「ごめん・・」
サトシはシュンとなった。
するとヒカリは子守唄を歌い始めるとアカリとメグは泣くのをやめて
眠ってしまった。
「この子守唄を聞くと心が落ち着くな・・」
「うん、ママの子守唄はすごく優しい音色だったわ・・」
(ヒカリ、子守唄、上手いでしゅ!)
「ありがとう、セイ、アイ、シェイミ・・」
ヒカリとアイはアカリとメグを寝かせるため部屋に戻った。
「決勝リーグに勝ち残るためにも頑張れよ、セイ!」
「うん、絶対、優勝する!」
「ポチャ!」

  • スレ6-173
  • 小さき種達 休息
  • 10/07/24 23:12:21
次の日
(さあ、此処Cブロックの試合会場では注目の試合が始まろうとし
ています!)
セイ達は観客席でヨハンの試合を観戦しようとしていた。
「いよいよ、ヨハンの最後の試合だな・・」
「ポチャ・・」
「ヨハンがどんなバトルをするか楽しみだわ!」
「ピカ!」
「だけど、相手がサトシパパを苦しめた相手だよ・・」
「ニャル・・」
だが、ミドリは
「大丈夫、ヨハンは絶対負けないよ!」
ミドリは強気の発言にセイ達は驚いた。

(さあ、予選リーグCブロック最後の試合はあのチャンピョン、サトシ
を破った事のあるシンジ選手の試合になっております!!)
(そして、シンジ選手の相手は遥々イッシュ地方からやってきたヨハ
ン選手です!!)
シンジとヨハンの登場で会場は大きな声援に包まれた。
(予選リーグCブロックのバトルフィールドを決める、ルーレットど
うぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは岩に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは岩のフィールド!!)
フィールドは岩のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より予選リーグ第12試合を開始します!使用ポケモンは
3体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
「行け、マンムー!」
「マンムー!!」
ヨハンが投げたモンスターボールからマンムーが出てきた。
「マンムー!?」
「ポチャ!?」
「ヨハンもマンムーを持っていたんだ・・」
「ピーカ・・」
セイ達はヨハンがマンムーを持っていた事に驚いた。
「ブーバーン、バトルスタンバイ!」
「ブーバー!」

サトシ達はVIP室でヨハンとシンジの試合を見ていた。
「シンジはブーバーンか・・」
「ピカ・・」
「ポチャ・・」
「相変わらず、セオリーどうりで行くわね・・」
「ニャル・・」
「ああ、シンジのバトルは確実に勝ちに行くからな・・」

「先攻はヨハン選手、バトル開始!」

  • スレ6-174
  • 小さき種達 ヨハンVSシンジ
  • 10/07/25 22:32:02
「マンムー、フィールド全体に吹雪!」
「マンムー!」
マンムーはフィールド全体に吹雪を放った。
「何て、強力な吹雪なんだ!!」
「ポチャ!!」
(寒いでしゅ!!)
吹雪は観客席にも吹雪が襲った。
フィールドは氷漬けになった。
「ブーバーン、火炎放射でフィールドを燃やせ!」
「ブーバー!」
ブーバーンはフィールド全体に火炎放射を放ち氷漬けになったフィール
ドに当たると爆発が起き水蒸気がフィールド全体に包まれた。
「今だ、とっしん!!」
「マンムー!!」
マンムーは水蒸気の中でとっしんでブーバーンに向っていた、そして
ブーバーンにとっしんが当たる、その時
「ブーバーン、炎のパンチ!」
「ブーバー!」
ブーバーンはとっしんが決まる寸前に炎のパンチが決まりマンムーは
倒れてしまった。
「マンムー!?」
「マンムー、戦闘不能、ブーバーンの勝ち!」
(ブーバーン、一撃でマンムーを戦闘不能にしたぞ!!)
サトシ達はブーバーンのパワーに驚いていた。
「シンジのブーバーン、前より強くなっている!」
「ピカ!」
「ポチャ!」

「戻れ、マンムー・・」
ヨハンはマンムーをモンスターボールに戻した。
「やっぱり、すげ・・シンジさんは・・」
ヨハンは次のモンスターボールを取り出した。
「炎には水だ、行け、カメックス!」
「カメ!」
モンスターボールからカメックスが出てきた。
「ヨハンの次はカメックスか・・」
「カメックス・・」
アイはポケモン図鑑を取り出した。
(カメックス・・甲羅ポケモン・・甲羅のロケット砲から噴出す水流は
分厚い鉄板も一発で貫く破壊力を持っている・・)

「カメックス、此処で挽回するぞ!」
「カメ!」
だが、シンジはモンスターボールを取り出した。
「戻れ、ブーバーン・・」
ブーバーンはモンスターボールに戻った。
「やっぱり、戻すのか・・」
「エレキブル、バトルスタンバイ!」
シンジが次に出したのはエレキブルであった。

  • スレ6-175
  • 小さき種達 ヨハンVSシンジ
  • 10/07/25 22:32:57
「やっぱりシンジは確実に勝つバトルをするな・・」
「ピカ・・」

「試合はじめ!」
「カメックス、ハイドロポンプ!」
「カメ!」
カメックスは背中のロケット砲からハイドロポンプを放った。
「10万ボルト!」
「エレキブ!」
エレキブルの10万ボルトでカメックスのハイドロポンプを粉砕した。
「雷パンチ!」
エレキブルはカメックスに近づき雷パンチを放とうとした。
「かわすんだ、カメックス!」
「カメ!」
カメックスは何とかかわした。
「連続で雷パンチ!」
「かわすんだ!」
カメックスは連続で雷パンチをかわしたがカメックスの後ろに岩にぶつかっ
て逃げ場を失った。
「ギガインパクト!」
「エレキブ!!」
エレキブルは逃げ場を失ったカメックスに容赦なくギガインパクトを
放ちカメックスは岩ごと粉砕されてしまった。
「カメックス!?」
煙が晴れるとカメックスは倒れていた。
「カメックス、戦闘不能、エレキブルの勝ち!」
(カメックスダウン、2勝目もシンジ選手だ!!)

「まさか、あのヨハンが2体連続で!?」
「ポチャ!?」
セイ達はヨハンが苦戦している事に驚いた。

ヨハンはカメックスをモンスターボールに戻して最後のモンスターボール
を取り出した。
「最後はお前だけだ、頼むぞ、レックウザ!!」
「ギャォォォ!!」
レックウザの登場に会場は歓声が大きくなった。
(おっと、ヨハン選手の切り札、レックウザの登場だ!!)
シンジはレックウザの登場にも驚いていなかった。
「ついに、来たか・・」
「行くぞ、レックウザ、俺達の力をシンジさんに見せてやるぞ!」
「ギャォォォ!!」

  • スレ6-176
  • 小さき種達 ヨハンVSシンジ
  • 10/07/25 22:33:55
「相変わらずシンジは確実に勝ちを取って行くな・・」
「ピカ・・」

「試合はじめ!」
「カメックス、ハイドロポンプ!」
「カメ!」
カメックスは背中のロケット砲からハイドロポンプを放った。
「10万ボルト!」
「エレキブ!」
エレキブルの10万ボルトでカメックスのハイドロポンプを粉砕した。
「雷パンチ!」
エレキブルはカメックスに近づき雷パンチを放とうとした。
「かわすんだ、カメックス!」
「カメ!」
カメックスは何とかかわした。
「連続で雷パンチ!」
「かわすんだ!」
カメックスは連続で雷パンチをかわしたがカメックスの後ろに岩にぶつかっ
て逃げ場を失った。
「ギガインパクト!」
「エレキブ!!」
エレキブルは逃げ場を失ったカメックスに容赦なくギガインパクトを
放ちカメックスは岩ごと粉砕されてしまった。
「カメックス!?」
煙が晴れるとカメックスは倒れていた。
「カメックス、戦闘不能、エレキブルの勝ち!」
(カメックスダウン、2勝目もシンジ選手だ!!)

「まさか、あのヨハンが2体連続で!?」
「ポチャ!?」
セイ達はヨハンが苦戦している事に驚いた。

ヨハンはカメックスをモンスターボールに戻して最後のモンスターボール
を取り出した。
「最後はお前だけだ、頼むぞ、レックウザ!!」
「ギャォォォ!!」
レックウザの登場に会場は歓声が大きくなった。
(おっと、ヨハン選手の切り札、レックウザの登場だ!!)
シンジはレックウザの登場にも驚いていなかった。
「ついに、来たか・・」
「行くぞ、レックウザ、俺達の力をシンジさんに見せてやるぞ!」
「ギャォォォ!!」

  • スレ6-178
  • 小さき種達 ヨハンVSシンジ
  • 10/07/26 23:46:26
「試合はじめ!」
「レックウザ、神速!」
「ギャォォォ!!」
レックウザは目にも留まらない速さでエレキブルに向っていた。
「守る!」
エレキブルが守るの体制に入るがレックウザの神速は守るが決まる前に
決まってしまいエレキブルは倒れてしまった。
「何!?」
「エレキブル、戦闘不能、レックウザの勝ち!」
(ヨハン選手の反撃が開始です、エレキブルを一撃で撃破、シンジ選手
残り2体!)
「よくやったぞ、レックウザ!」
「ギャォォォ!!」

サトシ達はエレキブルを倒した事に驚いていた。
「シンジのエレキブルを一撃で!?」
「ピカ!?」
「ポチャ!?」
「やっぱり伝説のポケモンは強いわ!」

「戻れ、エレキブル・・」
シンジはエレキブルをモンスターボールに戻した。
「ブーバーン、バトルスタンバイ!」
モンスターボールからブーバーンが出てきた。
「試合はじめ!」
「ブーバーン、岩石封じ!」
ブーバーンは腕から岩をレックウザに向って発射したが
「10万ボルト!」
レックウザは10万ボルトで岩を止めた。
「く!大文字!」
ブーバーンは直ぐに大文字を放ったが
「レックウザ、かわして神速!」

  • スレ6-179
  • 小さき種達 ヨハンVSシンジ
  • 10/07/26 23:46:55
レックウザは大文字をかわしてブーバーンに向っていた。
すると、シンジは突然ブーバーンに指示する事をやめた。
「あいつ、まさか!?」
ブーバーンはレックウザの神速の直撃して倒れてしまった。
「ブーバーン、戦闘不能、レックウザの勝ち!」
(レックウザ、2体抜け、両者の残りは1体!)
だが、レックウザの身体から突然、炎現れレックウザに襲った。
「レックウザ!?」

「やっぱり、シンジはこれを狙っていたんだ・・」
「どう言う事?」
「ブーバーンではレックウザには勝てない、だから、有利に進めるため
にブーバーンに指示をやめて、レックウザに火傷を負わせたんだ・・」
「そうか、火傷は物理技の威力を下げてしまう、神速の威力が下がって
しまうわ!」
「それに時間が経つにつれて火傷のダメージが蓄積されていく、持久戦
に持ち込まれたら、負けてしまう・・」

「レックウザの火傷を負わせるためにわざと指示しなかったのか!」
ヨハンはシンジの戦い方に驚いていた。
「戻れ、ブーバーン・・」
シンジはブーバーンをモンスターボールに戻した。
「ヨノワール、バトルスタンバイ!」
シンジが最後に出したポケモンはヨノワールであった。
「レックウザ、最後まで全力で行くぞ!」
「ギャォォォ!!」
ヨハンとレックウザの心の闘志は燃えていた。
(やっぱり、こいつ・・似ている、あいつに・・)
シンジはVIP室にいるサトシを見上げた。
サトシもシンジを見つめた。
「試合はじめ!」

  • スレ6-181
  • 小さき種達 ヨハンVSシンジ
  • 10/07/28 00:22:29
「ヨノワール、トリックルーム!」
「ヨノワ!」
ヨノワールはフィールド全体にトリックルームを放った。
「何だ、この技は!?」
「まるで部屋に閉じ込められたみたい・・」
セイ達は初めて見る技に興味津々であった。

「どんな技だろうと、レックウザには関係ない、10万ボルト!」
レックウザは10万ボルトを放とうした、その時
「シャドーパンチ!」
ヨノワールは目にも止まらないスピードでレックウザの背後を取り
シャドーパンチをレックウザに放った。
「何!?」
レックウザはシャドーパンチの直撃に何とか耐えた。
「どうなっているんだ、目に見えなかった!?」
「トリックルームはスピードの遅いポケモンほど早く動ける・・」

「そうか、だから、レックウザよりヨノワールが早く技を出す事が出来た
んだ!」
「ポッチャ!」

「く!そんな技があったなんて!」
ヨハンは驚いていた。
「ヨノワール、冷凍パンチ!」
シンジは攻撃の手を緩めずにレックウザを追い込んでいた。
レックウザは倒れるも必至に立ち上がった。
(レックウザの体力は限界だ・・次の攻撃で決めないといけない!)
「レックウザ、最大パワーで流星群!!」
レックウザは体内のエネルギーを口に集中させた。
「ヨノワール、冷凍パンチ!」
ヨノワールはレックウザに冷凍パンチを放った。
レックウザは冷凍パンチの攻撃に耐え流星群を放った。
流星群はヨノワールに命中して爆発が起きた。

  • スレ6-182
  • 小さき種達 ヨハンVSシンジ
  • 10/07/28 00:23:22
「やったか・・」
煙が晴れるとヨノワールは守るで流星群を防いだ。
「そんな・・」
すると、レックウザは火傷のダメージについにレックウザは倒れてしまった。
「レックウザ!?」
「レックウザ、戦闘不能、ヨノワールの勝ち、よって勝者、トバリシティの
シンジ選手!」
会場は歓声が包まれた。
「そんな・・ヨハンとレックウザが負けた・・」
「ポチャ・・」
セイ達はヨハンが負けた事が信じられなかった。

ヨハンは倒れているレックウザに近づいた。
「ご苦労様、レックウザ、よく頑張ってくれた・・」
レックウザは申し訳ない顔であった。
「そんな顔するな・・沢山、特訓して次は絶対勝とうな・・」
シンジはヨノワールを戻して審判に礼をしてその場を後にした。
「やっぱり、シンジさんは凄いな・・レックウザ!」
「ギャォ!」
ヨハンはレックウザをモンスターボールに戻した。
「俺も早く、ヨハンとバトルをしたくなったぜ!」
「ポチャ!」

  • スレ6-187
  • 小さき種達 休息
  • 10/07/28 22:55:35
セイ達はフィールドから出てきたヨハンに近づいた。
「ヨハン!」
「皆・・」
「残念だったな、ヨハン・・」
「ポチャ・・」
「ああ、だけど、あのシンジさんとバトルが出来ただけで、満足だよ・・」
ヨハンは笑みを浮かべた。
「そうだ、ヨハン、俺達と一緒に温泉に行かないか?」
「何で温泉なんだ?」
「実はポケモンリーグが管理している温泉がオープン前にパパ達が
最初に使えるんだ!」
「だから、ヨハンも一緒に行かない!」
だが、ヨハンは
「悪い、レックウザ達をゆっくり休ませたいからポケモンセンターに
いるよ・・」
「そうか、分かったよ、ヨハン・・」
ヨハンはセイ達と別れてポケモンセンターへ向った。
「それじゃあ、俺達はパパの所に行こうぜ!」
「うん!」
セイ達はサトシ達の所へ向った。

それから、セイ達はサトシ達と合流して温泉へ向った。
セイ達は温泉に入るため水着に着替えていた。
「セイ、今日のヨハンとシンジのバトルを見て分かったと思うが決勝
リーグは強敵ぞろいだぞ!」
「ピカチュウ!」
「ポッチャ!」
「うん、今日のヨハンのバトルを見て早くバトルがしたくなったよ!」
「ポチャ!」
「その闘志があれば決勝リーグも勝てるだろ!」
「ありがとう、パパ!」
サトシとセイは着替え終わり温泉に向った。

  • スレ6-190
  • 小さき種達 休息
  • 10/07/29 23:04:27
「凄く広いな!」
「ポチャ!」
セイの前にはセイのポケモンが全員が入ってもまだ余裕のある広さで
あった。
「そうだ!」
セイはモンスターボールを取り出してポケモン達を出した。
「皆も一緒に温泉に入ろうぜ!」
するとドダイドス達は温泉に入ると気持ち良さそうに温泉に浸かっていた。
「セイ、俺達も入るぞ・・」
「うん!」
セイとサトシは温泉に入った。
「気持ち良いな、ポッチャマ・・」
「ポチャ・・」
セイとポッチャマは温泉の暖かさにリラックスしていた。
すると女性更衣室の扉が開きソラ達が走ってきた。
「こら!ソラ、マイ、温泉で走ったら駄目だ!」
サトシは温泉で走るソラとマイに叱るとソラとマイは謝った。
「どうしたの、また、パパに怒られたのね・・」
「ピーカ・・」
「「あ、お姉ちゃん・・」」
ソラとマイの後ろにはアイ達が居た。
「アイ、ノン、ミドリ・・」
「ポチャ・・」
(また、ソラとマイはサトシに怒られたのでしゅか?)
「ああ、ソラとマイが温泉で走って怒られたんだ・・」
するとノンがソラとマイに
「駄目よ、温泉で走ったら怪我をしてしまうわ、温泉では走ったら
駄目よ・・」
「「うん・・」」

  • スレ6-191
  • 小さき種達 休息
  • 10/07/29 23:04:55
アイ、ノン、ミドリはモンスターボールからポケモン達を出して一緒に
温泉に入った。
「そういえば、ヒカリとノゾミは?」
サトシはまだヒカリとノゾミがまだ来ていない事に気付いた。
するとハルカが
「ヒカリとノゾミはアカリちゃん達の着替えに時間が掛かっていると
思うわ・・」
「そうか・・」
するとミライとユリが
「ママの水着、凄く綺麗だったよ、パパ!」
「ベイ!」
「え!?」
ミライとユリの突然の言葉にサトシは戸惑った。
その時、更衣室の扉が開きサトシ達が振り向くとそこにはビキニ姿の
ヒカリとノゾミがアカリ、メグ、リンを抱いて温泉に入ってきた。
「ごめんね、アカリとメグの着替えに手間取ってしまって遅くなっちゃたわ・・」
サトシはヒカリのビキニ姿に見惚れていた。
(サトシがヒカリのビキニに見惚れるなんて不思議かも!)
ハルカは見惚れているサトシの姿を見て楽しんでいた。
するとアイとノンはヒカリとノゾミを見て自分の胸を見比べため息を吐いた。
(どうしたでしゅ、アイ、ノン?)
「コーン?」
「ニャル?」
「私もママみたいなになれるかなと思って・・」
「うん、ママの綺麗で美しくて羨ましい・・」
するとミドリが
「何を言っているの、アイやノンだって綺麗で可愛いよ!」
「メガ!」
ミドリはアイとノンとは違いポジティブであった。
そんなミドリに恨めしそうに見つめるアイとノンであった。

  • スレ6-196
  • 小さき種達 休息
  • 10/07/30 23:52:24
ヒカリとノゾミはアカリとメグ、リンを温泉に入れるとメグ達は
笑った。
「気持ち良いのね・・」
するとアイとノンがヒカリとノゾミに近づいた。
「ママ、私達がアカリとメグを抱かせて!」
「分かったわ、気をつけてね・・」
ヒカリとノゾミはアカリとメグ、リンをアイとノンに渡した。
するとラプラスがアイとノンに近づいた。
「ほら、アカリ、メグ・・ラプラスだよ・・」
アカリとメグ、リンは嬉しそうに喜び、ラプラスは舌でアカリ達を撫でた。
「ラプラスは優しいわね・・」
「ああ、そうだな・・」
「ピカチュウ・・」
「ポチャ・・」

その後、サトシ達はポケモンリーグの会場に来ていた。
会場のマルチビジョンには決勝トーナメントの組み合わせが発表されていた。
「えっと俺は・・」
セイとヨハンはトーナメント表から自分達の顔を捜した。
(あったでしゅ、セイ!)
アイの頭に乗っていたシェイミが指を指した先にはセイとヨハンの顔が
載っていた。
「俺とセイはセミファイナルでぶつかるな・・」
「ああ、俺もヨハンと戦うの楽しみにしているぜ!」
「ポチャ!」

  • スレ6-198
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/07/31 22:56:38
その夜、セイ達はサトシ達と一緒にポケモンセンターで電話をしていた。
「ありがとう、母さん・・」
サトシが電話を終えるとセイに近づいた。
「セイ、ムクホークのモンスターボールだ・・」
サトシの手にはセイのムクホークのモンスターボールがあった。
「ありがとう、パパ!」
セイはサトシからモンスターボールを受け取りモンスターボールから
ムクホークを出した。
「ムクホ!」
ムクホークは元気よく出てきた。
「久しぶりだな、ムクホーク!」
「ポチャ!」
「ムクホ!」
セイとポッチャマは久しぶりにムクホークに会えて喜んだ。

  • スレ6-199
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/07/31 22:56:58
その後、セイ達はサトシ達と一緒に話をしていた。
「セイ、明日の1回戦の相手はナオシさんだ・・」
「確か、ナオシさんは草タイプ、虫タイプの使い手だよね・・」
「でも、過信するのはいけないわ・・ノーマルタイプのミミロップも
使っていたわ・・」
「ピカ・・」
「うーん、どうすれば良いんだろ・・」
「ポーチャ・・」
セイとポッチャマは悩んでいるとサトシが
「セイ、そんなに悩むな・・」
「でも・・」
「自分の信じたバトルをすればいい、ポケモン達を信じてやるんだ・・」
「うん、ありがとう、パパ・・」

次の日
(ポケモンリーグ、セキエイ大会、決勝トーナメント1回戦が始まろうとしています!)
会場は声援が飛んでいた。
(さあ、1回戦の対戦はセイ選手とナオシ選手の試合になっています!)
セイとナオシの登場に会場は歓声がなった。
「ナオシさん、グランドフェスティバルでの演技を見て、戦ってみたいと思って
いました!」
「ありがとうございます、私もサトシさんやヒカリさんの息子さんと
戦えるなんて嬉しい限りです・・」
(バトルフィールドを決める、ルーレットどうぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは草に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは草のフィールド!!)
フィールドは草のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より決勝トーナメント1回戦を開始します!使用ポケモンは
6体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
「まずはお前だ、行け、プラスル!」
「プラ!」
「頼みましたよ、アーマルド!」
「アーマ!」
「先攻はセイ選手、バトル開始!」

  • スレ6-204
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/08/01 22:40:05
「プラスル、電光石火!」
「プラ!」
プラスルは電光石火でアーマルドに懐に入った。
「早い!?」
「今だ、アイアンテール!」
「プーラ!」
プラスルのアイアンテールはアーマルドに直撃して倒れてしまった。
「アーマルド!?」
「アーマルド戦闘不能、プラスルの勝ち!」
(まずはセイ選手が取った!!)
「よくやったぞ、プラスル!」
「プラ!」
観客席ではアイ達が応援していた。
「凄いよ、お兄ちゃん、プラスル!」
「ピーカ!」
「マイ!」
「チュパ!」

ナオシはアーマルドをモンスターボールに戻した。
「ご苦労様です、アーマルド・・まさか、一撃でアーマルドを倒すと
は中々やりますね・・」
「ありがとうございます!」
「頼みましたよ、ミミロップ!」
「ミミロ!」
するとセイは
「戻れ、プラスル・・」
セイはプラスルをモンスタボールに戻した。
「え!?何でプラスルを戻すの!?」
「てっきり、このまま、プラスルで行くと思っていたのに・・」
するとヨハンは
「セイはミミロップの翻弄する動きを警戒しているんだ・・」
「そうか、ノンが戦った時もミミロップの軽快な身のこなしでノンを
翻弄していたもんね!」

  • スレ6-205
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/08/01 22:40:46
「頼むぞ、ルカリオ!」
セイはモンスターボールからルカリオを出した。
「なるほど、波動でミミロップの動きについてくるつもりですね・・」
「そのとうりです!」
「バトル始め!」
「ルカリオ、波動弾!」
ルカリオはミミロップに向けて波動弾を放った。
「ミミロップ、雷パンチで打ち返すのです!」
「ミミロ!」
ミミロップは波動弾を打ち返した。
「ボーンラッシュ!」
ルカリオはボーンラッシュで波動弾を防いだ。
「ルカリオ、はっけい!」
ルカリオはミミロップとの距離を一気に縮めてはっけいを放った。
ミミロップははっけいを防いだ物のマヒ状態になり動きが鈍った。
「一気に決めるぞ、波動弾!」
ルカリオは波動弾を放った。
「ミミロップ、冷凍パンチで打ち返すのです!」
ミミロップは冷凍パンチで波動弾を打ち返そうとしたが痺れて動けなく
なり波動弾は直撃してしまった。
「ミミロップ戦闘不能、ルカリオの勝ち!」
「やったぜ、ルカリオ、2連勝だぞ!」
「ポチャ!」
(このまま、一気に決めるぞ、セイ!)
「ああ、お前達を信じているぜ!」

  • スレ6-214
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/08/02 22:57:44
「ご苦労様です、ミミロップ・・」
ナオシは次のモンスターボールを取り出した。
「頼みましたよ、チルタリス!」
「チル!」
「チルタリスか、ルカリオと相性が悪いな・・此処は交代だ・・」
セイはルカリオをモンスターボールに戻した。
「頼むぞ、ポッチャマ!」
「ポチャ!」
セイの肩に乗っていたポッチャマは元気よくジャンプしてフィールドに
着地した。
「バトルはじめ!」
「ポッチャマ、バブル光線!」
「ポーチャマ!」
ポッチャマのバブル光線はチルタリスに向って放った。
「チルタリス、かわして冷凍ビーム!」
チルタリスはバブル光線をかわして冷凍ビームを放った。
ポッチャマは冷凍ビームに当たり足が凍り付いてしまった。
「ポチャ!?」
ポッチャマは足の氷をつつくで砕こうとしたが砕けなかった。
「チルタリス、破壊光線!」
「チール!!」
チルタリスは動けなくなっているポッチャマに破壊光線を放った。
「ポッチャマ、最大パワーでハイドロポンプ!!」
「ポーチャマ!!」
破壊光線とハイドロポンプは激しくぶつかり爆発が起きた、ポッチャ
マとチルタリスは爆発に巻き込まれてしまった。
「ポッチャマ!?」
「チルタリス!?」
煙が晴れるとポッチャマとチルタリスは倒れていた。
「ポ・・ポチャ~」
「チル~」
「ポッチャマ、チルタリス、両者、戦闘不能!」
「ポッチャマ!!」
セイは倒れているポッチャマに近づき抱き寄せた。
「よく頑張ったな、ポッチャマ・・」
「ポチャ・・」
(ナオシ選手のポケモンが3体戦闘不能になりましたのでインターバル
に入ります!)

セイとポッチャマは休憩室に入るとそこには
「「(セイ)お兄ちゃん!」」
ミライとユリがセイに抱きついてきた。
「ミライ、ユリ!」
「さっきのバトル凄かったよ!」
「うん、手に汗握るバトルだったよ!」
「ありがとうな・・」
そこにアイ達も入ってきて他愛ない話をした。

  • スレ6-216
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/08/03 22:48:17
「あの、ロズレイド、甘い香りを何とかしないと!」
セイは次のモンスターボールを取り出した。
「頼むぞ、ムクホーク!」
「ムクホ!」
「バトル再開!」
「ムクホーク、電光石火!」
ムクホークは目にも止まらないスピードでロズレイドに向っていた。
「かわして、甘い香り!」
ロズレイドはかわそうとしたがムクホークの電光石火の直撃してかわ
せなかった。
「今だ、ブレイブバード!」
ムクホークはロズレイドが起き上がろうとしている時にブレイブバード
を放った。
「ロズレイド!?」
ロズレイドはムクホークのブレイブバードに耐え切れずに倒れていた。
「ロズレイド、戦闘不能、ムクホークの勝ち!」
「よく頑張ったぞ、ムクホーク!」
「ムクホー!」

「凄い、ナオシさんのポケモンを4体倒したわ!」
「ピカチュウ!」
(凄いでしゅ、このままだとセイの完勝でしゅ!)
「うん、この流れならいけるわ!」
「ポッチャ!」

  • スレ6-217
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/08/03 22:48:52
インターバルの終わる前にセイはノンにポッチャマを預けフィールド
に戻っていた。
(さあ、此処でフィールドをチェンジをしたいと思います、ルーレッ
トどうぞ!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは岩に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは岩のフィールド!!)
フィールドは岩のフィールドに変わった。
「頼みましたよ、ロズレイド!」
「ロズ!」
「ロズレイドか、ならば、こっちは!」
セイはモンスターボールを取り出した。
「頼むぞ、リザードン!」
「ゴォォ!」
リザードンはモンスターボールから出てくるなり火炎放射を空に向
って放った。
(おっと、リザードンはやる気満々だ!!)
「リザードン、お前の気合で一気に行くぞ!」
「ゴォォ!」
「バトルはじめ!」
「リザードン、火炎放射!」
「ゴォォ!!」
リザードンの火炎放射はロズレイドに向っていた。
「かわして、甘い香り!」
ロズレイドは火炎放射をかわして甘い香りを放ちリザードンの動きが
鈍った。
「しまった!?」
「続けて、マジカルリーフ!」
「ローズ!」
ロズレイドは動きが鈍ったリザードンにマジカルリーフを放った。
リザードンは何とかマジカルリーフを耐えた。
「リザードン、ツバメ返し!」
リザードンはスピードをあげてロズレイドに向っていた。
「ロズレイド、ソーラービーム!」
ロズレイドはリザードンのツバメ返しをかわしてソーラービームを
放った。
リザードンはソーラービームの直撃に何とか耐えるが息が切れかけていた。
「リザードン、戻れ・・」
セイはリザードンをモンスターボールに戻した。

  • スレ6-218
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/08/03 22:49:50
>>216>>217順番が逆です。

  • スレ6-227
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/08/04 22:44:13
ナオシはロズレイドをモンスターボールに戻した。
「ご苦労様です、ロズレイド・・」
ナオシは次のモンスターボールを取り出した。
「頼みましたよ、キマワリ!」
「キマ!」
「ムクホーク、このまま決めるぞ!」
「ムクホー!」
「バトルはじめ!」
「ムクホーク、ブレイブバード!」
「ムクホー!」
ムクホークはキマワリに向ってブレイブバードを放とうした、その時
「守る!」
「キマ!」
キマワリは守るの体勢に入りムクホークのブレイブバードを防いだ。
ムクホークはブレイブバードの反動で吹き飛ばされた。
「キマワリ、日本晴れからソーラービーム!」
「キマ!」
キマワリは日本晴れを放った後、ムクホークに向ってソーラービーム
を発射した。
ムクホークはかわしきれずに直撃してしまった。
「ムクホーク!?」
煙が晴れるとムクホークは倒れていた。
「ムクホーク、戦闘不能、キマワリの勝ち!」
(決まった、キマワリ、相性の悪いムクホークを倒した!!)
「ムクホーク、戻れ・・」
セイはムクホークをモンスターボールに戻した。
「ご苦労様、ムクホーク、ゆっくり休んでくれ・・」
セイはキマワリを見るとキマワリが苦しんでいるのに気付いた。
(そうか!キマワリの特性はサンパワー、晴れ状態の時にパワー
が上がるがその分、体力が減ってしまう・・)
セイはモンスターボールを取り出した。
「パワーで一気に決めるぜ、行け、ドダイドス!」
「ドーダ!」
「バトルはじめ!」

  • スレ6-228
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/08/04 22:44:38
「ドダイドス、一気に決めるぞ、リーフストーム!」
「ドーダ!」
ドダイドスはリーフストームを放つが
「ソーラービーム!」
「キマ!」
キマワリは再びソーラービームを放った。
リーフストームはソーラービームのパワーに負け、リーフストームを
打ち消した、そして、ソーラービームはドダイドスに向っていた。
「今だ、ドダイドス、ロッククライム!!」
「ドーダ!!」
ドダイドスはソーラービームを当たりながらもロッククライムを放ち
キマワリに向っていた。
「キマワリ、守る!!」
キマワリは守るの体勢に入る前にドダイドスのロッククライムに当た
りそのまま、地面に落ちた。
「キマワリ!?」
キマワリは目を回しながら倒れていた。
「キマワリ、戦闘不能、ドダイドスの勝ち!」
「よっしゃ、よくやったぞ、ドダイドス!」
だが、ドダイドスは倒れてしまった。
「ドダイドス!?」
「ドダイドス、戦闘不能!」
(おっと、これは相打ちだ!)
セイとナオシはドダイドスとキマワリをモンスターボールに戻した。
「まさか、ロッククライムを決めるためにソーラービームを受けると
は驚きました・・」
「ありがとうございます!」
(さあ、ナオシ選手は残りが1体だ、このままセイ選手が決めるのか!)
セイとナオシはモンスターボールを取り出した。
「もう一度頼む、ルカリオ!」
「頼みましたよ、コロトック!」
セイはルカリオ、ナオシはコロトックを繰出した。
「思い出します、シンオウリーグでサトシさんと戦ったあのバトルを・・
そして、今・・サトシさんの息子さんと戦っている今この時を嬉しい
限りです・・」
「俺の方こそ、こんな熱いバトルが出来て嬉しいです!」
セイとナオシは今このバトルを楽しんでいた。
「だけど、このまま負けるつもりはありませんよ!」
「はい、最後まで全力のバトルで行きましょ!」
「バトルはじめ!」

  • スレ6-236
  • 小さき種達 セイVSナオシ
  • 10/08/05 23:03:14
「ルカリオ、波動弾!」
ルカリオはコロトックに向って波動弾を放った。
「コロトック、連続切り!」
「コロ!」
コロトックは連続切りで波動弾を切り落とした。
「波動弾を切り落とすなんて!?」
(セイ、動揺している場合か!)
セイが動揺している中、ルカリオは冷静に言った。
「すまない、ルカリオ・・」
するとルカリオは
(そんな言葉より早く指示をくれ!)
「ああ、分かったよ、ルカリオ!」
「コロトック、歌う攻撃!」
コロトックは歌い始めた。
「ルカリオ、波動弾で迎え撃て!」
波動弾で音符を破壊していた。
「コロトック、連続切り!」
「ボーンラッシュ!」
コロトックとルカリオは連続切りとボーンラッシュの激しくぶつかり
あった。
「ルカリオ、そこだ、一気に攻めろ!」
「コロトック、虫のさざめき!」
コロトックは虫のさざめきでルカリオを怯まそうとしたが
「ルカリオ、ボーンラッシュを回せ!」
ルカリオをボーンラッシュを回して虫のさざめきを防御した。
「な!?」
「今だ、最大パワーでボーンラッシュ!!」
ルカリオの持っているボーンラッシュは倍の大きさになった。
「コロトック、連続切りで受け止めるのです!!」
コロトックは連続切りでボーンラッシュを受け止めようとしたがルカリ
オのパワーに押され地面に叩きつけられ地面は割れた。
「コロトック!!?」
コロトックは倒れていた。
「コロトック、戦闘不能、ルカリオの勝ち、よって勝者、マサラタウン
のセイ!」
「やったぞ、ルカリオ、1回戦突破だ!」
ルカリオは素っ気無い態度だった。
アイ達はセイの勝利に喜んでいた。
「やったよ、ノン、お兄ちゃんが勝ったよ!」
「うん、凄く熱いバトルだったわ!」
セイのバトルを眺めていたヨハンは
「チラーミィ、セイとバトルするのが楽しみだな!」
「ミィ!」
するとミドリは
「私もセイとヨハンのバトルを見てみたい!」
「ああ、絶対に勝ち進むよ!」
「ミィ!」

  • スレ6-241
  • 小さき種達 進化
  • 10/08/06 23:48:41
セイはフィールドから出るとナオシと話をしていた。
「セイ君の熱いバトル、真っ向勝負に乗せられてしいました、ですが
自分のバトルが出来ました、敗れはしましたが今は清清しい気分です!」
「俺もです、ありがとうございます、ナオシさん!」
するとナオシは
「本当にセイ君はサトシさんとそっくりですね・・」
「え!?」
「セイ君とのバトルでセイ君がサトシさんの面影を感じました・・セイ
君、あなたはサトシさんを超えれるかもしれません・・」
ナオシの言葉にセイはお礼を言った。
「私はまた修行の旅に出ます・・また、何時か何処かで会いましょう!」
「その時はまたバトルをしてください!」
「もちろん、喜んでお相手させていただきます!」
ナオシはセイに別れを言うと会場を後にした。

その後、セイはアイ達と合流してサトシ達の元へ向った。
セイ達はサトシ達と合流するとサトシの提案でポケモンリーグが経営
している博物館へ向った。
セイ達は中を入るとそこには
「う~わ、凄い、炎の石や雷の石だ!」
そこには進化に関する石が並んでいた。
「この博物館はポケモンの進化に関する資料が展示されているんだ・・」
「そうなんだ・・」
「それとこの博物館は石を使っても構わないんだ・・」
「それ本当?」
「ああ、石を使うために博物館に来る人までいるんだ!」
「だけど、石で進化するポケモンは・・」
セイの言葉にアイとノンは
「私のピカチュウ、ロコン、イーブイ・・」
「それに私のムウマも石で進化するわ!」
「どうするの、ピカチュウ達を進化させるの?」

  • スレ6-242
  • 小さき種達 進化
  • 10/08/06 23:58:45
ミドリの言葉にアイとノンは
「それはピカチュウ達が決めるわ!」
「ピカ!」
「私もアイと同じよ!」
するとアイとノンはモンスターボールからロコン、イーブイをノンは
ムウマをモンスターボールから出した。
「ねえ、ロコン、イーブイ、あなた達は進化したい?」
アイの言葉にロコンとイーブイは首をかしげた。
「あなた達が進化したいんだったら、私はとめないわ・・」
アイの言葉を聞いてロコンとイーブイはお互いに顔を見てうなずいた。
「コーン!」
「ブイ!」
ロコンとイーブイはアイに近づいた。
(どうやら二人とも進化をするつもりはないようでしゅ!)
「あなた達がそう決めたんだったら、それで良いわ・・」
その隣ではノンのムウマは闇の石に近づき身体が光りだした。
そして、光が消えるとそこにはムウマージになっていた。
「おめでとう、ノン、ムウマがムウマージに進化したな!」
「ポチャ!」
「ありがとう、セイ!」
「ムウ!」

  • スレ6-243
  • 小さき種達
  • 10/08/07 22:22:53
その夜、サトシ達はホテルに戻り眠りにつこうとしていた。
サトシのベッドではミライとピカチュウ、ポッチャマがぐっすり眠っ
ていた。
「ミライもこの3ヶ月ですっかり元気になったな・・」
「ええ、セイのお陰でミライは元気になったわ・・」
ヒカリはアカリ、メグをベットに寝かせた。
「ミライ達の寝顔を見ると癒されるな・・」
「ええ、そうね・・」
ヒカリはアカリとメグを優しくなでた。
すると、隣のベットで眠ろうとしていたノゾミが
「そういえば、サトシ・・」
「何だ、ノゾミ?」
すると今度はハルカが
「今回のポケモンリーグは誰が優勝すると思う?」
「そうだな、今回のリーグはシンジも出ている・・誰が優勝するか・・
分からない・・」
「うん、シンジはシンオウリーグ以降、他の地方で修行していたらしい
から、シンオウリーグの時、以上に強くなっているわ・・」
「だけど、セイ君もかなり強いわよ!」
「ああ、俺とバトルした時より、かなりな・・」
「これからのバトルは楽しみね!」

それから、セイ、ヨハン、シンジは順調にリーグ戦を勝ち進め準決勝
まで進んだ。
セイとヨハンは控え室で話をしていた。
「いよいよだな、セイ・・」
「ああ、準決勝でヨハンとバトルだ!」
「お互いに悔いのないバトルにしよう!」
「ああ!」

  • スレ6-252
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/08 23:38:28
観客席ではアイ達はセイとヨハンの登場に心待ちにしていた。
「さあ、お兄ちゃんを応援するわよ、ピカチュウ、シェイミ!」
「ピカチュウ!」
(セイもヨハンも頑張って欲しいでしゅ!)
「ほら、ノンもミドリもお兄ちゃんを応援しましょ!」
「うん、後一歩で優勝だから、セイを応援するわ!」
アイとノンが喜んでいる中、ミドリは迷っている顔していた。
「ミドリ、もしかして。お兄ちゃんかヨハンのどちらを応援したら良い
のか迷っているの・・」
アイの言葉にミドリは驚きながらもミドリは
「うん・・セイにも勝って欲しいけど・・ヨハンにも勝って欲しいの・・」
ミドリの言葉にアイは
「両方、応援すれば良いじゃない!」
「え!?」
「確かにこの準決勝でお兄ちゃんかヨハンが負けてしまう、だけど、お互いに
自分の出せる力を全て戦ったら勝ち負けは関係ないと思うわ・・」
「ありがとう、アイ・・私、セイとヨハンを応援するわ!」

そして、セイとヨハンの登場に会場は歓声がなった。
VIP室のソラ達もセイとヨハンのバトルに始まるのを心待ちにしていた。

  • スレ6-253
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/08 23:38:48
(此処、決勝リーグ準決勝の会場では注目の試合が始まろうとしています!)
マルチビジョンでセイとヨハンを紹介していた。
(セイ選手は現チャンピョンサトシの息子で期待の新生だ!)
観客席ではセイのファンの女の子達がセイを応援していた。
「何よ、あの子達は!」
セイを応援する女子達を見たノンは嫉妬していた。
「ニャ、ニャル・・」
ニャルマーも初めて見るノンの顔に怯えていた。
「ノン、嫉妬はみっともないわ・・」
「嫉妬してない!」
(ヨハン選手は遥々イッシュ地方からやってきた、伝説のポケモン
レックウザを操るトレーナーだ!)

(バトルフィールドを決める、ルーレットどうぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは草に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは草のフィールド!!)
フィールドは草のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より決勝リーグ準決勝を開始します!使用ポケモンは
6体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
「行け、プラスル!」
「プラ!」
「行くんだ、グラエナ!」
「グラ!」
「先攻はセイ選手、バトル開始!」

  • スレ6-254
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/09 23:11:49
「プラスル、電光石火!」
「プラ!」
プラスルは電光石火でグラエナに向っていた。
「かわして、噛み砕く!」
「グラ!」
グラエナはプラスルの電光石火をギリギリでかわしてプラスルの尻尾に
噛み付いた。
「プラ!!」
「プラスル!?」
プラスルは必至に暴れるがグラエナは離さなかった。
「プラスル、10万ボルトで逃げるんだ!」
「プーラ!」
プラスルはグラエナが噛み付いている状態で10万ボルトを放った。
グラエナは10万ボルトから逃れるため尻尾を離した。
「今だ、アイアンテール!」
「こっちも、アイアンテール!」
プラスルとグラエナのアイアンテールが激しくぶつかりあった。
そして、プラスルはグラエナに押されていた。
「今だ、ギガインパクト!!」
「プラスル、スパークだ!!」
グラエナのギガインパクトとプラスルのスパークがぶつかりプラスルは
力負けしてそのまま地面に叩きつけられた。
「プラスル!?」
煙が晴れるとプラスルは倒れていた。
「プラスル、戦闘不能、グラエナの勝ち!」
(まずはヨハン選手が取った!!)
セイはプラスルをモンスターボールに戻した。
「ご苦労様、プラスル、ゆっくり休んでくれ・・」
セイはプラスルのモンスターボールをしまうと肩に乗っているポッチ
ャマに振り向いた。
「今度は、お前だ、ポッチャマ!」
「ポッチャ!」
ポッチャマはフィールドに立った。
「バトルはじめ!」
「ポッチャマ、渦潮だ!」
「ポーチャ!」
ポッチャマは渦潮をグラエナに飛ばした。
グラエナは渦潮をかわせなかった。
「今だ、ハイドロポンプ!」
「ポッチャマー!!」
ポッチャマのハイドロポンプはグラエナに直撃してグラエナは倒れてし
まった。
「グラエナ!?」
「グラエナ、戦闘不能、ポッチャマの勝ち!」
「やったぞ、ポッチャマ!」
「ポチャ!」
(セイ選手も負けてはいません、残っているポケモンの数を五分に戻しま
した!)

  • スレ6-258
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/10 22:22:06
VIP室のサトシ達は
「セイとポッチャマを見ているとサトシにそっくりだわ・・」
ヒカリの言葉にサトシは
「そうだな、セイとポッチャマを見ていると俺とピカチュウとそっくりだ!」
「ピカチュウ!」
サトシとヒカリはお互いに見つめて微笑んでいた。

ヨハンはグラエナをモンスターボールに戻した。
「ご苦労様、グラエナ・・」
ヨハンは次のモンスターボールを取り出した。
「次はお前だ、マンムー!」
「マンムー!」
「バトルはじめ!」
「マンムー、地震!」
マンムーは地震を放つとポッチャマはバランスを崩した。
「今だ、突進!」
マンムーはバランスを崩しているポッチャマに向っていた。
「ポッチャマ、渦潮でマンムーの動きを止めるんだ!」
「ポーチャ!」
ポッチャマはマンムーに渦潮を放つがマンムーは渦潮を受けながらも
ポッチャマに向って突進を放った。
「ポーチャ!!」
ポッチャマはマンムーの突進を受けて吹き飛ばされた。
「ポッチャマ、その状態からハイドロポンプ!」
「ポッチャマー!!」
ポッチャマは吹き飛ばされながらもマンムーに向ってハイドロポンプ
を放った。
「ストーンエッジで受け止めろ!」
マンムーはストーンエッジを放つもハイドロポンプのパワーに負けて
ストーンエッジは粉々になった。
マンムーはハイドロポンプを受けながらも立ち上がった。
「今だ、渦潮!」
ポッチャマは渦潮を放った。
マンムーは渦潮の中に閉じこまれてしまった。
「連続でハイドロポンプ!」
「マンムー、吹雪で迎え撃て!」
ポッチャマのハイドロポンプとマンムーの吹雪がぶつかり合った。
そして、マンムーは渦潮のダメージが溜まり倒れてしまった。
「マンムー!?」
「マンムー、戦闘不能、ポッチャマの勝ち!」

  • スレ6-259
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/10 22:23:41
「やった、お兄ちゃんがまた勝ったよ!」
「ミミロ!」
「うん、やっぱり、お兄ちゃんは強い!」
「チュパ!」
ソラとマイがセイの2勝目を喜んだ。

ヨハンはマンムーをモンスターボールに戻した。
「ありがとう、マンムー、ゆっくり休んでくれ・・」
ヨハンはセイとポッチャマを見つめながら
「やっぱり、セイは強いな・・ここまで圧倒されるとは驚くぜ・・」
「ミィ!」
「チラーミィ、頼むぞ!」
「ミィ!」
チラーミィはヨハンの肩から下りてフィールドに立った。
「ポッチャマ、気をつけろ、どんな技があるか分からないからな!」
「ポチャ!」
「バトルはじめ!」
「ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマー!」
バブル光線はチラーミィに向っていた。
「チラーミィ、スピードスター!」
「ミィ!」
チラーミィのスピードスターとポッチャマのバブル光線はぶつかった。
ポッチャマのバブル光線はスピードスターのパワーに負けてしまい
スピードスターがポッチャマに向ってきた。
「ポッチャマ、渦潮で防御だ!」
ポッチャマは渦潮でスピードスターを防ごうとしたがスピードスターは
渦潮を貫通してポッチャマに直撃した。
「ポッチャ!!」
「ポッチャマ!?」
ポッチャマは必至に立ち上がった。
「何て、威力だ!?」
「チラーミィの特性テクニシャン、威力が低い技の威力を上げるんだ!」
「そんだったんか!」
セイはポッチャマを見つめながら考えっていた。
(ポッチャマの体力はもう限界だ・・此処は一気に決めるしかない!)
「ポッチャマ、つつくだ!」
「ポチャ!」
ポッチャマは口ばしを伸ばすとチラーミィに向っていた。
「チラーミィ、アイアンテール!」
「ミィ!」

  • スレ6-260
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/10 22:24:18
チラーミィはポッチャマのつつくを大きくジャンプしてかわしてポッチャ
マの上を取った。
「それを待っていたんだ、ポッチャマ、渦潮!!」
「ポーチャ!」
ポッチャマは空に向って渦潮を作りチラーミィに向って飛ばした。
「まずい、スピードスターで渦潮を壊すんだ!」
チラーミィはスピードスターを放とうしたが渦潮に巻き込まれた。
「今だポッチャマ、最大パワーでハイドロポンプ!!」
「ポッチャマー!!」
ポッチャマは最大パワーで渦潮に巻き込まれているチラーミィにハイド
ロポンプを放った。
チラーミィはハイドロポンプに当たり吹き飛ばされた。
「チラーミィ!?」
チラーミィは吹き飛ばされながら最後の力を振り絞りポッチャマにスピードスター
を放った。
ポッチャマは突然のスピードスターに驚きかわしきれずに直撃してしまった。
「ポッチャマ!?」
ポッチャマとチラーミィは倒れてしまった。
「ポ、ポッチャ~」
「ミ、ミィ~」
「ポッチャマ、チラーミィ、共に戦闘不能!」
(おっと、チラーミィの渾身のスピードスターにポッチャマは倒れてしまった!!)
「ポッチャマ!!」
「チラーミィ!!」
セイとヨハンはポッチャマとチラーミィに近づいた。
「大丈夫か、ポッチャマ・・」
「ポ・・ポチャ・・」
セイは疲れているポッチャマを優しく抱きしめた。
ヨハンもチラーミィを優しく抱きしめた。
(ヨハン選手のポケモンが3体戦闘不能になりましたのでインターバル
に入ります!)

  • スレ6-262
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/11 22:41:33
セイとヨハンはそれぞれ休憩室に入った。
するとセイの休憩室にはアイ達が入ってきた。
「皆・・」
「お兄ちゃん、ポッチャマの様子は?」
アイはポッチャマの様子を心配した。
「大丈夫だ・・ちょっと疲れて眠っているよ・・」
セイの腕の中でポッチャマはぐっすり眠っていた。
「そういえば、ミドリは?」
「ミドリならヨハンの所へ行ったわ・・」
「そうか・・」
するとソラ達がセイに近づいた。
「お兄ちゃん、ポッチャマのバトル凄くかっこよかったよ!」
「ヨハンお兄ちゃんのチラーミィとのバトルは手に汗を握ったよ!」
ソラとマイはポッチャマとチラーミィのバトルの興奮が忘れられいなか
った。
するとセイはノンに近づいた。
「ノン、すまないんだが、ポッチャマを預かってくれ・・」
「分かったわ、セイ・・」
ノンはセイからポッチャマを受け取った。
その後、セイはフィールドに戻った。

(さあ、此処でフィールドをチェンジをしたいと思います、ルーレッ
トどうぞ!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは岩に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは岩のフィールド!!)
フィールドは岩のフィールドに変わった。
アイ達は観客席に戻ってくるとミドリが先に戻っていてチラーミィを
抱いていた。
「ミドリ、もしかして・・」
「ええ、ヨハンに頼まれたの・・」
アイ達は席に座るとセイとヨハンを応援を始めた。
「頼むぞ、ドダイドス!」
「ドーダ!」
「ピジョット、行くんだ!」
「ピジョット!」
「先攻はセイ選手、バトルはじめ!」

  • スレ6-263
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/12 22:47:01
「ドダイドス、エナジーボール!」
「ピジョット、エアスラッシュ!」
「ドーダ!」
「ピジョット!」
ドダイドスのエナジーボールとピジョットのエアスラッシュがぶつかりあった。
「ピジョット、ツバメ返し!」
ピジョットは素早くスピードを上げてドダイドスに向っていた。
「ドダイドス、耐えるんだ!」
「ドダ!」
ドダイドスは防御の体勢に入った。
ピジョットのツバメ返しをドダイドスは耐えた。
ピジョットはドダイドスの硬さで耐え切れずに吹き飛ばされた。
「今だ、ドダイドス、ロッククライム!」
「ドーダ!」
ドダイドスはロッククライムの体勢に入りピジョットに向っていた。
「ピジョット、ブレイブバード!!」
ピジョットは倒れた状態からブレイブバードを放った。
ピジョットのブレイブバードとドダイドスのロッククライムがぶつかりあった。
「頑張れ、ドダイドス!!」
「負けるな、ピジョット!!」
ピジョットとドダイドスは激しくぶつかりあった、そして、爆発が起きた。
「ドダイドス!?」
「ピジョット!?」
煙が晴れるとドダイドスは倒れていた。
「ドダイドス、戦闘不能、ピジョットの勝ち!」
(ヨハン選手も負けてはいません、勝負を五分に戻しました!)
「よく頑張ったぞ、ピジョット!」
「ピジョット!」

  • スレ6-264
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/12 22:47:51
セイはドダイドスをモンスターボールに戻した。
「ご苦労様、ドダイドス・・」
セイはドダイドスのモンスターボールを戻した。
「次はお前だ、ムクホーク、君に決めた!」
モンスタボールからムクホークが出てきた。
「ムクホ!」
「なるほど、飛行タイプに飛行タイプで来たか・・」
「ああ、ピジョットの素早さに追いつけるのはムクホークだけだからな・・」
「試合はじめ!」
「ムクホーク、ツバメ返し!」
「こっちもツバメ返しだ!」
ムクホークとピジョットのツバメ返しは激しくぶつかり合った。
そして、ピジョットが押されてきた。
「負けるな、ピジョット、エアスラッシュ!」
ピジョットはムクホークから距離を取りエアスラッシュを放った。
「ムクホーク、インファイト!」
ムクホークはピジョットのエアスラッシュをかわしてピジョットに近づき
インファイトを打ち込み、ピジョットは地面に落ちた。
「ピジョット!?」
ピジョットは目を回しながら倒れていた。
「ピジョット、戦闘不能、ムクホークの勝ち!」
「よくやったぞ、ムクホーク!」
「ムクホー!」

  • スレ6-273
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/13 22:38:28
「ご苦労だった、ピジョット、ゆっくり休んでくれ・・」
ヨハンはピジョットをモンスターボールに戻した。
「久しぶりだ、こんな熱くなれるバトルは・・」
「俺もだ、ヨハン・・こんなに熱い気持ちになれるのは初めてだ!」
セイとヨハンはバトルを楽しんでいるようだった。

「お兄ちゃんとヨハンお兄ちゃん、何だか楽しそう・・」
「うん、あんなに楽しそうな顔したお兄ちゃん見た事無い・・」
ソラとマイはセイとヨハンが楽しんでいる理由が分からなかった。
するとサトシが
「セイは全力を出せるバトルが嬉しいんだよ・・」
サトシもセイとヨハンのバトルを見て喜んでいた。
ソラとマイはサトシの言っている事が分からず首をかしげた。

「頼むぞ、カメックス!」
「カメ!」
「バトルはじめ!」
「カメックス、ハイドロポンプ!」
「ムクホーク、ツバメ返しでかわせ!」
ムクホークはハイドロポンプをかわそうとするがかわしきれずに当たってし
まった。
「ムクホーク!?」
ムクホークは体勢を立て直した。
「何て速さだ!」
「カメックス、高速スピン!」
カメックスは甲羅に篭って甲羅をまわしてムクホークに向っていた。
「ツバメ返しで迎え撃て!」
ムクホークはツバメ返しで高速スピンに対抗するがカメックスのパワー
に負けてしまい弾き飛ばされた。
「カメックス、噛み砕く!」
カメックスは甲羅から顔を出してムクホークの翼に噛み付いた。
「ムクホーク!?」

  • スレ6-274
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/13 22:39:11
「カメックス、ムクホークに噛み付いたまま、のしかかりだ!」
カメックスはムクホークの翼を噛み付きながら地面に落ちていた。
「ムクホーク、インファイトで脱出するんだ!」
ムクホークは噛み付いているカメックスにインファイトを打ち込んだ。
カメックスはムクホークの翼を離してしまい地面に落ちてしまった。
ムクホークは息がかなり上がっていた。
「ムクホーク、一旦、戻ってくれ・・」
セイはムクホークをモンスターボールに戻した。
「次はお前だ、ルカリオ!」
セイはモンスターボールからルカリオを出した。
「カメックス、一気に決めるぞ、ハイドロポンプ!」
カメックスはハイドロポンプを放った。
「ルカリオ、神速!」
ルカリオは神速でハイドロポンプをかわしカメックスの懐に入った。
「しまった!?」
「ルカリオ、最大パワーで波動弾!」
ルカリオは2倍の大きさの波動弾をカメックスに放った。
そしてカメックスは至近距離からの波動弾に耐え切れずに倒れてしまった。
「カメックス、戦闘不能、ルカリオの勝ち!」
「やったぞ、ルカリオ、あと1体で俺達の勝ちだ!」
セイは勝機が見えて喜んでいるとルカリオは
(喜ぶのは早いぞ、最後の1体は恐らく・・)
ヨハンはカメックスをモンスターボールに戻して最後のモンスターボー
ルを出した。
(くるぞ!)
「ああ、ヨハンの最強のポケモン・・レックウザが・・」
「最後はお前だ、レックウザ!」
ヨハンはモンスターボールからレックウザを出した。
レックウザの登場に会場は歓声がなった。
「さあ、行くぞ、セイ!」
「こい、ヨハン!」
「バトルはじめ!」

  • スレ6-278
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/15 00:15:06
「レックウザ、火炎放射!」
レックウザはルカリオに向って火炎放射を放った。
「ルカリオ、波動弾!」
ルカリオは波動弾を火炎放射に向って放った。
「今だ、ルカリオ、神速でレックウザに乗るんだ!」
ルカリオは神速でレックウザに近づいた。
「させるか、レックウザ、神速でかわすんだ!」
レックウザは神速のスピードを利用して一気に上昇した。
「レックウザ、冷凍ビーム!」
「波動弾!」
ルカリオは波動弾で冷凍ビームに対抗するが波動弾は凍ってしまった。
「レックウザ、その波動弾を打ち返すんだ!」
レックウザは凍った波動弾を尻尾でルカリオに打ち返した。
「ルカリオ、ボーンラッシュ!」
ルカリオはボーンラッシュで凍った波動弾を砕いた。
「レックウザ、火炎放射!」
火炎放射がルカリオに迫ろうとした、その時
「ルカリオ、ボーンラッシュで防御だ!」
ルカリオはボーンラッシュを回して火炎放射を防ごうとしたが火炎放射
のパワーに負けて火炎放射をまともに食らってしまった。
「ルカリオ!?」
ルカリオは何とか立ち上がるがダメージが酷く膝を着いていた。
「ルカリオ、此処は一旦戻ってくれ・・」
セイはルカリオをモンスターボールに戻した。
「もう一度頼む、ムクホーク!」
セイはムクホークを再び出した。
「ムクホーク、電光石火!」
「ムクホ!」
「神速!」
ムクホークの電光石火とレックウザの神速が激しくぶつかり合った。
そしてムクホークはレックウザの神速のダメージが溜まり倒れてしまった。
「ムクホーク!?」
「ムクホーク、戦闘不能、レックウザの勝ち!」
「よし、その調子で頼むぞ、レックウザ!」

  • スレ6-279
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/15 00:16:31
セイはムクホークをモンスターボールに戻した。
「もう一度、頼む、ルカリオ!」
セイは再びルカリオを出したがルカリオはレックウザとのバトルの
ダメージがまだ残っていた。
「ルカリオ、行けるか?」
(ああ、これぐらいのダメージで倒れるわけにはいかないからな・・)
ルカリオは強気な態度であったがかなり息が上がっていた。
「分かったぜ、ルカリオ、お前を信じるぜ!」
「バトルはじめ!」
「セイ、一気に決めさせてもらうぜ、火炎放射!」
レックウザはルカリオに向って火炎放射を放った。
「ルカリオ、神速!」
ルカリオは神速でかわしたがスピードがかなり落ちていた。
「レックウザ、連続で火炎放射!」
ルカリオは連続で放たれる火炎放射をかわしていくが火炎放射を食らってしまった。
「ルカリオ!?」
ルカリオは火炎放射を受けながらも必至に耐えた。
「耐えたか・・ならば、神速で止めだ!」
レックウザは神速でルカリオに向っていた。
「ルカリオ、レックウザをギリギリまで引き付けるんだ!」
「何をする気だ!?」
レックウザがルカリオに当たろうとした、その時
「今だ!!」
ルカリオはジャンプでレックウザの神速をかわした。
「今だ、はっけい!!」
ルカリオはレックウザの背中に乗りはっけいを放った。

  • スレ6-280
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/15 00:16:54
ルカリオはレックウザから離れた、その時
「火炎放射!!」
レックウザはダメージで身動きが取れなくなったルカリオに向って火炎放
射を放った。
ルカリオは火炎放射を浴びながらも耐えたが
(セイ・・後は・・頼む・・)
ルカリオはレックウザの攻撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「ルカリオ!?」
「ルカリオ、戦闘不能、レックウザの勝ち!」
(ヨハン選手、2体抜きでセイ選手と並んだ!!)
その時、レックウザが突然、苦しみだした。
「レックウザ!?」
レックウザはルカリオのはっけいで麻痺していた。
「ルカリオ、お前の頑張りは無駄ではなかった・・ゆっくり休んでくれ・・」
セイはルカリオをモンスターボールに戻した。
(さあ、セイ選手の残りポケモンは後1体どっちが勝つか分からなくなりま
した!!)
「最後はお前だ、リザードン!!」
セイはリザードンを出した。
「最後のバトルだ、行くぞ、リザードン!!」
「こっちも全力で行くぞ、レックウザ!!」
「バトルはじめ!」

  • スレ6-291
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/15 23:59:30
「リザードン、火炎放射!」
「ゴォォ!」
「レックウザ、こっちも火炎放射!」
「ギャォォォ!」
リザードンとレックウザの火炎放射がぶつかり合った。
(威力は互角だ!!)
「リザードン、ツバメ返し!」
「レックウザ、冷凍ビーム!」
レックウザは向ってくるリザードンに冷凍ビームを放とうとしたが
痺れて冷凍ビームを放てなかった。
そして、リザードンのツバメ返しを受けてしまった。
「レックウザ!?」
レックウザは直ぐに体勢を立て直した。
(レックウザ、ルカリオとのバトルでの痺れがまだ残っているぞ!!)
「よし、いけるぞ、リザードン!」
「ゴォォ!」
「レックウザ、神速!」
レックウザは神速でリザードンに向っていた。
「かわせ!」
リザードンはレックウザの神速をかわした。
「今だ、冷凍ビーム!!」
「ギャォォ!!」
レックウザはリザードンの翼に冷凍ビームを放ちリザードンの翼は凍って
しまった。
「しまった!?」
(おっと、レックウザ、痺れが残っている状態でリザードンの翼を凍らせたぞ!!)
リザードンは翼を凍らされて地面に落ちてしまった。
「レックウザ、冷凍ビーム!!」
レックウザは身動きが出来ないリザードンに冷凍ビームを放った。
リザードンは冷凍ビームを腕で防ごうとしたが段々とリザードンの体が
氷に覆われ始めた。

「リザードン、逃げて!!」
「ピカチュウ!!」
観客席で見ていたアイ達も必至であった。
アイ達の声とは裏腹にリザードンは氷から抜け出せなかった。
(まずいでしゅ、次でレックウザが攻撃をすれば!)
「リザードンは倒れてしまう!!」
「ポッチャ!?」

  • スレ6-292
  • 小さき種達 セイVSヨハン
  • 10/08/15 23:59:53
「レックウザ、止めだ流星群!!」
レックウザは凍り付いているリザードンに向って流星群を放とうとした。
「リザードン、動いてくれ!!」
セイは必至にリザードンに叫び続けるがリザードンは動けなかった。
そして、レックウザが流星群を放った、その時、リザードンの体が赤く
光出した。
「な、何だ!?」
「リザードン!?」
リザードンの身体に包まれていた氷が吹き飛びリザードンは翼を羽ばたかせ
て流星群をかわした。
(リザードン、猛火を発動させて氷から脱出したぞ!!)
「まさか、あの状態から脱出するなんて!?」
「よし、リザードン、ドラゴンクロー!」
リザードンはレックウザにドラゴンクローを放った。
「レックウザ!?」
レックウザはドラゴンクローを受けて落ちていく
「リザードン、最大パワーでフレアドライブ!!」
「ゴォォォ!!」
「レックウザ、冷凍ビーム!!」
「ギャォォ!!」
リザードンのフレアドライブとレックウザの冷凍ビームがぶつかった。
冷凍ビームはフレアドライブに押されてレックウザはフレアドライブ
に当たってしまい地面に落ちてしまった。
「レックウザ!!?」
「レックウザ、戦闘不能、リザードンの勝ち、よって勝者、マサラタウンの
セイ選手!」
(セイ選手、伝説のポケモンレックウザを倒して決勝に進出だ!!)
会場は歓声がなった。
「よく頑張ったぞ、リザードン!!」
セイはリザードンに抱きついた。

「やった、お兄ちゃんが勝ったわ!!」
「ピカチュウ!!」
アイ達はセイの勝利を喜んでいた。

ヨハンは倒れているレックウザに近づいた。
「レックウザ、大丈夫か・・」
「ギャォォ・・」
レックウザは申し訳ない顔をしていた。
「そんなに顔をするなよ、レックウザ・・」
するとセイがヨハンに近づいてきた。
「決勝進出、おめでとう、セイ!」
「ありがとう、ヨハン、最高のバトルだったよ!」
セイとヨハンは握手をして会場は歓声がなった。
「セイ、俺達の分まで頑張ってくれ!」
「ああ、ヨハン達の分まで頑張るよ!」

  • スレ6-295
  • 小さき種達 指輪
  • 10/08/16 22:58:05
その後、シンジは準決勝を勝ち決勝に進出した。

その夜、サトシ達が眠っている中、ヒカリはアカリとメグに母乳を与えていた。
アカリとメグは飲み終わると眠ってしまった。
(アカリとメグはいつも美味しそうに飲むでしゅね・・)
シェイミの言葉にヒカリは
「アカリとメグにとってこれがご飯なのよ・・」
ヒカリはアカリとメグを布団に寝かせた。
(だけど、毎日、同じじゃ、飽きると思うでしゅ・・)
シェイミの言葉である事を思いつきヒカリは小悪魔の顔した
「だったら・・シェイミ・・飲んでみる?」
(え!?)
ヒカリはシェイミの身体を掴み逃げられないようにした。
「そこまで言うんだったら・・飲んでみたらどうよ、シェイミ!」
(嫌でしゅ!!)
シェイミは必至で暴れるが逃げられなかった。
ヒカリはシェイミが必至に暴れる姿を見て喜んでいた。
「冗談よ・・」
ヒカリはシェイミを掴んでいる手を離した。
(ふぅ~・・ヒカリの目が本気で怖かったでしゅ・・)
「シェイミが意地悪な言い方をしたからこうなるのよ!」
(ごめんなさいでしゅ・・)
シェイミはヒカリに謝るとヒカリの左の薬指に嵌めている指輪に気付いた。
(ヒカリ、その指に嵌めているのは何でしゅか?)
「これはサトシから貰った指輪よ・・」
ヒカリは指輪を外してシェイミに見せた。
(サトシからでしゅか?)
「そうよ・・サトシが私と結婚式に嵌めてくれたの・・」
ヒカリは当時の感動をシェイミに話し始めた。
シェイミは疲れてしまい眠ってしまいヒカリも眠ってしまった。

次の日
「う~ん・・」
ヒカリは朝の日差しで目を覚ました。
「あれ、指輪が無い!?」
ヒカリは嵌めていたはずの指輪が無くなっている事に気付いた。
そして、ヒカリは必至に指輪を探したが見つからなかった。
「そんな・・サトシから指輪が・・」
その時、サトシが目を覚ましてヒカリに気付いた。
「ヒカリ、どうかしたのか?」
するとヒカリはサトシに抱きついた。
「ヒ、ヒカリ!?」
サトシは突然の事に驚くがヒカリが泣いている事に気付いた。
「サトシ・・指輪が無くなった・・」

  • スレ6-298
  • 小さき種達 指輪
  • 10/08/17 22:34:24
ヒカリの泣き声でノゾミやハルカも目を覚ました。
ヒカリは指輪が無くなった経緯をサトシ達に話した。
「それじゃあ、朝、起きた時には既に無かったのね?」
ヒカリは小さく頷いた。
「泣くんじゃないの、ヒカリ!」
ノゾミは泣いているヒカリを慰めた。
ピカチュウとポッチャマは床に指輪が落ちていないか探していると窓
にある物に気付いた。
「ピカピ!」
「ポチャ!」
「どうしたんだ、ピカチュウ、ポッチャマ?」
サトシはピカチュウとポッチャマが指の指す方を見るとそこにはポケモン
の足跡があった。
「これは!?」
その時、セイ達が部屋に入って来た。
「パパ、大変だよ!?」
「どうしたんだ、皆?」
するとアイが
「ノンのエーフィとミドリのブラッキーがいなくなっているの!!」
「え!?」
するとソラはヒカリが泣いている事に気付いた。
「ママ、どうして泣いているの?」
「実は・・」
サトシはヒカリの指輪が無くなった事を話した。
「それ本当なのパパ!?」
「ああ、それでピカチュウとポッチャマがこれを見つけてくれたんだ・・」
サトシの指が指す先にはポケモンの足跡が残っていた。
「この足跡は?」
「たぶん、指輪を持っていたポケモンだろ・・」
「だけど、足跡だけじゃ、どんなポケモンか分からないよ・・」
するとサトシは
「こういう時こそ、ポケモン図鑑の出番だ!」
「そうか、ポケモン図鑑でポケモンの足跡を調べるんだね!」
「そういうことだ!」
「それじゃあ、早速!」
アイはポケモン図鑑を取り出して足跡を調べた。
(トゲチック・・)
ポケモン図鑑にはトゲチックの名目が出てきた。
「トゲチックか・・よし!」
サトシはモンスターボールを出してヨルノズクを出した。
「ヨルノズク、トゲチックを探してくれ!」
「ホォ!」
ヨルノズクはトゲチックを探しに空高く飛んだ。
「パパ、俺達も協力するよ!」
「ポチャ!」
「ありがとう、皆・・」
サトシ達はトゲチックを探しに出ていた。

  • スレ6-302
  • 小さき種達 指輪
  • 10/08/18 21:50:07
サトシ達はトゲチックとエーフィ達を探していた。
「エーフィ!!」
「ブラッキー、何処にいるの!!」
ノンとミドリは大きな声を出してエーフィとブラッキーを探していた。
するとヨルノズクとトゲキッスがサトシ達の所に戻ってきた。
「ヨルノズク、トゲキッス、トゲチックとエーフィ達を見つかったか?」
「ホォ!」
「キース!」
ヨルノズクとトゲキッスは森の方へ入っていた。
サトシ達はヨルノズクの後を追いかけた。

ヨルノズクとトゲキッスに追いつくとそこには
「エーフィ・・」
「ブラ・・」
「チョチック!」
そこにはエーフィとブラッキー、トゲチックがいた。
「エーフィ!」
「ブラッキー!」
ノンとミドリはエーフィとブラッキーに近づくとあるものに気付いた。
「皆、来て!」
「どうしたんだ、ノン?」
ノンの言葉にセイ達は集まった。
「これは!?」
「「「「タマゴだ!!」」」」
エーフィが大切そうにタマゴを抱いていた。
するとソラがタマゴの近くに落ちていた物に気付いた。
「あ、これ、ママの指輪だ!」
「ミミロ!」
ミライは落ちている指輪を取りヒカリに渡した。
「間違いないわ、私の指輪だわ!」
「良かったな、ヒカリ・・」
ヒカリは指輪を嵌めた。
「だけど、何で此処に指輪があったんだろ?」
するとヒカリのシェイミがトゲチックに近づきトゲチックに話始めた。
(どうやら、トゲチックはタマゴに綺麗な指輪を渡したかったらしいでしゅ!)
するとヒカリはトゲチックに近づいた。
「トゲチック、タマゴの為に指輪を渡したのは分かるけど、人のもの
を勝手に持っていくのはいけないわ・・」
「チョチィク・・」
トゲチックはヒカリに謝った。

  • スレ6-303
  • 小さき種達 指輪
  • 10/08/18 21:50:35
するとアイがトゲチックに近づくと
「ねえ、トゲチック、私と一緒に来ない?」
「チョチ?」
「あなたの優しさが気にいたわ、一緒にコンテストをやりましょ!」
トゲチックはアイに近づいた。
「トゲチック、これから宜しくね!」
「チョチィク!」
アイはモンスターボールをを取り出してトゲチックをモンスターボール
に入れた。
「おめでとう、アイ、トゲチック、ゲットだな!」
「ポチャ!」
「ありがとう、お兄ちゃん!」
そしてタマゴはノンが育てる事になった。

  • スレ6-318
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/20 22:44:50
次の日
(ポケモンリーグ、セキエイ大会も残すは決勝戦となりました!)
会場にはセイとシンジのバトルを見るため人が大勢来ていた。
「凄い人だね・・」
「ピカ・・」
アイは今までも比べようもない人の多さに驚いていた。
「決勝戦だもん、誰が優勝するか、気になるじゃない!」
「ニャル・・」
「セイが優勝できるように私達もしっかり応援しましょ!」
「うん!」

(決勝戦を戦うのはチャンピョンサトシの息子、セイ選手!!)
アナウンスの声でセイはフィールドに現れた。
(セイ選手の戦う相手は・・あのチャンピョンサトシと激闘を繰り広
げた、シンジ選手です!!)
アナウンスの声でシンジはフィールドに現れた。
セイとシンジの登場に会場は歓声がなった。

(バトルフィールドを決める、ルーレットどうぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは草に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは草のフィールド!!)
フィールドは草のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より決勝リーグ準決勝を開始します!使用ポケモンは
6体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
「行け、プラスル!」
「プラ!」
「ドサイドン、バトルスタンバイ!」
「ドーサ!」
「先攻はセイ選手、バトル開始!」
「プラスル、アイアンテール!」
「プーラ!」
プラスルはドサイドンに向ってアイアンテールを放とうとした。
「受け止めろ!」
「ドサ!」
ドサイドンはプラスルの尻尾を掴んだ。
「何!?」
「そのまま、アームハンマー!」
ドサイドンはプラスルを掴んだままアームハンマーを放った。
「プラスル!?」
煙が晴れるとプラスルは倒れていた。
「プラスル、戦闘不能、ドサイドンの勝ち!」
(ドサイドン、速攻でプラスルを戦闘不能にした!!)

  • スレ6-324
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/21 22:51:20
「戻れ、プラスル・・」
セイはプラスルをモンスターボールに戻した。

「まさか、プラスルが一撃で倒されるなんて・・」
「ピカ・・」
アイ達はプラスルが一撃で倒された事に驚いていた。
「サトシパパを追い詰めた実力は伊達じゃないわ!」
「ニャル!」

「行け、ドダイドス!」
「ドーダ!」
セイはドダイドスを出した。
「ドダイドスか・・」
「お前のパワーで押し切るぜ!」
「ドダ!」
その時
「戻れ、ドサイドン・・」
「え!?」
シンジはドサイドンをモンスターボールに戻した。

「相変わらず、シンジは冷静に戦っているな・・」
「ピカ・・」
「ポチャ・・」

  • スレ6-325
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/21 22:51:50
「ブーバーン、バトルスタンバイ!」
「ブーバ!」
「ブーバーンか・・ドダイドスとの相性は悪いけど・・」
「ドダ!」
ドダイドスはセイに戦えると言っている様であった。
「そうだな、俺達のバトルで行こうぜ!」
「ドダ!」
「試合はじめ!」
「ドダイドス、リーフストーム!」
「ドーダ!」
ドダイドスはブーバーンに向ってリーフストームを放った。
「火炎放射!」
「ブーバ!」
ブーバーンは火炎放射をリーフストームに放った、火炎放射はリーフスト
ームを粉砕してドダイドスに直撃した。
「ドダイドス!?」
ドダイドスは必至に立ち上がった。
「何て威力だ、ドダイドスを此処までダメージを与えるなんて!」
「一気に畳み掛けろ、オーバーヒート!」
「ブーバ!」
ブーバーンは動きが取れないドダイドスに向ってオーバーヒートを放った。
「ドダイドス、逃げろ!!」
ドダイドスは必至に避けようとするがダメージが溜まって動けなかった。
その時、セイの頭に一つの策が思いついた。
「そうだ、ドダイドス、自分に向って、ロッククライム!!」
「ドーダ!!」
ドダイドスは自分の足場にロッククライムを放つと岩が出てきてオーバ
ーヒートを防いだ。
「何!?」
ドダイドスは出てきた岩の勢いを利用して大きくジャンプしていた。
「ドダイドス、最大パワーでのしかかり!!」
「ドーダ!!」
ドダイドスは落下のスピードを利用してのしかかりの威力を上げてブーバーンに
のしかかった。
そして、ブーバーンはドダイドスののしかかりに耐え切れずに倒れていた。
「ブーバーン、戦闘不能、ドダイドスの勝ち!」
(セイ選手も負けていません、相性の悪いブーバーンを倒した!!)

  • スレ6-333
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/22 21:53:01
「戻れ、ブーバーン・・」
シンジはブーバーンをモンスターボールに戻し、次のモンスターボール
を取り出した。
「ドダイドス、バトルスタンバイ!」
「ドーダ!」
(おっと、シンジ選手、セイ選手と同じドダイドスを出したぞ!!)
「ドダイドス、お前の力をあのドダイドスに見せてやろうぜ!」
「ドダ!」
「バトルはじめ!」
「ドダイドス、リーフストーム!」
「ドーダ!」
ドダイドスはシンジのドダイドスに向ってリーフストームを放った。
だが、シンジはドダイドスに指示を出さなかった。
そして、ドダイドスはリーフストームをまともに食らってしまった。
「何で、指示を出さなかったんだ!?」
セイはシンジが指示を出さなかった事に驚きながらも攻撃の手を緩め
なかった。
「ドダイドス、一気に決めるぞ、ロッククライム!!」
「ドーダ!!」
ドダイドスはシンジのドダイドスの足場に岩を出してロッククライム
を放った、その時
「ギガインパクト!」
「ドーダ!!」
シンジのドダイドスはギガインパクトでロッククライムを打ち破りセイの
ドダイドスは吹き飛ばされた。
「ドダイドス!?」
「ド、ド~ダ・・」
「ドダイドス、戦闘不能、ドダイドスの勝ち!」

「そんな、ドダイドスまでやられちゃった・・」
「ピカチュウ・・」
(これはかなり危ないでしゅ!)

「戻れ、ドダイドス・・」
セイはドダイドスを戻した。
「次はお前だ、ポッチャマ!」
「ポチャ!」

「相性の悪いポッチャマを何故!?」
「きっと、セイには考えがあると思うわ!」

  • スレ6-334
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/22 21:53:36
「ポッチャマ、ドダイドスの動きを止めるぞ、渦潮!」
「ポーチャ!」
ポッチャマは渦潮を作りドダイドスに向って放ったがドダイドスは渦潮を
はじいた。
「やっぱり、駄目か・・」
「甘いな、リーフストーム!」
「ドーダ!」
ドダイドスはポッチャマに向ってリーフストームを放った。
「ポッチャマ、ハイドロポンプだ!!」
「ポーチャマ!!」
ハイドロポンプとリーフストームが激しくぶつかり合った。

その頃、VIP室にいるサトシ達はセイを応援していた。
「「頑張れ、お兄ちゃん、ポッチャマ!」」
ソラ達が応援している中、ミライの様子が変であった。
「ベイ?」
ベイリーフはミライの様子が心配で近づくとミライは倒れてしまった。
「ベイ!?」
ベイリーフの声でサトシ達はミライが倒れている事に気付いた。
「「ミライ!?」」
サトシは倒れているミライを抱き起こすとミライの息がかなり上がっていた。
「ミライ、しっかりして!!」
「ピカ!!」
「ポチャ!!」
「とにかく、ミライちゃんを救護室へ!」

その時、セイとアイは波動を通じてミライが倒れた事を知った。
「「ミライ!?」」
セイが余所見をしている、その時、ポッチャマのハイドロポンプはリーフス
トームに圧倒されポッチャマに直撃した。
「ポッチャマ!?」
「ポッチャマ、戦闘不能、ドダイドスの勝ち!」
(セイ選手のポケモンが3体戦闘不能になりましたのでインターバル
に入ります!)
セイはポッチャマを抱いて直ぐに救護室に向った。

  • スレ6-336
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/23 22:34:37
セイはアイ達と合流して救護室へ向った。
「「ミライ!!」」
セイ達は救護室に入るとそこには、苦しそうにしているミライの姿があった。
「パパ、ママ、ミライの身に何があったの!!」
「拒絶反応が出たんだ・・」
「何だって!?」
「そんな・・」
サトシの言葉にセイとアイは言葉を失った。
「大丈夫だ、薬を飲ませたから、しばらくしたら治まるよ・・」
「本当?」
「ああ、本当だ・・」
「良かった・・」
セイ達はホッとした。
「俺はミライを病院に連れて行く・・」
「うん、分かった・・」
サトシがミライを抱こうとした、その時、ミライが目を覚ました。
「パ・・パ・・」
「ミライ!?」
「お願い・・お兄ちゃんのバトルを・・最後まで・・見せて・・」
ミライの言葉にサトシは
「駄目だ!今のミライの身体では無理だ!」
「お願い・・最後まで見せて・・」
「ミライ・・」
「お兄ちゃんと約束したんだ・・お兄ちゃんが私に優勝する所を見せてくれ
るて・・」
セイはミライに近づいた。
「ミライ・・お前に優勝する所を見せてあげるよ・・」
「うん・・」
セイの言葉にサトシは
「仕方ないな・・試合が終わるまで見よう・・」
「サトシ!」
「ミライの気持ちは固い・・俺達がいくら言っても無駄だ・・」
「だけど・・」
「大丈夫だ・・先生を呼んでミライを見てもらうよ・・」
「サトシがそこまで言うんだったら・・」
「ありがとう、ヒカリ・・」
そして、インターバルが終わる寸前にポッチャマをミライに渡してセイはフィ
ールドに戻っていた。

  • スレ6-340
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/24 22:06:03
シンジは先にフィールドに戻っていた。
セイがフィールドに戻るとシンジはセイを見て前半戦の気迫とは違う事
に驚いた。
(あいつの気迫が前とは違う!)

(さあ、此処でフィールドをチェンジをしたいと思います、ルーレッ
トどうぞ!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは岩に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは岩のフィールド!!)
フィールドは岩のフィールドに変わった。
「頼むぞ、ムクホーク!」
「ムクホー!」
「ドサイドン、バトルスタンバイ!」
「ドサ!」
セイはVIP室の方を振り向くとサトシ抱かれながらセイを見つめている
ミライの姿があった。
(ミライ・・お前に優勝するところを見せてやる・・)
セイは笑顔でミライを見つめた。

「試合はじめ!」
「ムクホーク、電光石火からインファイトだ!!」
「ムクホー!!」
ムクホークは電光石火でドサイドンに近づいた。
「ドサイドン、アームハンマーで捕まえろ!」
ドサイドンはインファイトを放とうとするムクホークを捕まえようとし
た、その時
「今だ、ブレイブバード!!」
ムクホークはインファイトからブレイブバードに変えてドサイドンに
放った。
「何!?」
ドサイドンはブレイブバードの衝撃で怯んでしまった。
「今だ、インファイト!!」
「ムクホー!!」
ムクホークは一気にインファイトをドサイドンに向って放った。
ドサイドンはムクホークの素早い攻撃に倒れてしまった。
「ドサイドン、戦闘不能、ムクホークの勝ち!」
(セイ選手、ドサイドンを撃破、反撃開始だ!!)

  • スレ6-341
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/24 22:06:26
「よくやったぞ、ムクホーク、戻ってくれ・・」
セイはムクホークを戻した。
シンジもドサイドンを戻した。
「次はお前だ、ルカリオ!」
セイはモンスターボールからルカリオを出した。
「ドダイドス、バトルスタンバイ!」
「ドーダ!」
「試合はじめ!」
「ルカリオ、波動弾!」
ルカリオはドダイドスに向って波動弾を放った。
「リーフストーム!」
「ドーダ!」
波動弾はリーフストームとぶつかって爆発した。
「ドダイドス、地震だ!」
「ドーダ!!」
ドダイドスは地面を揺らせてルカリオの動きを止めた。
「今だ、ハードプラント!」
ドダイドスは動きを止めたルカリオにハードプラントが襲い掛かろうとした。
「ルカリオ、神速で飛べ!!」
ルカリオは神速で大きくジャンプしてハードプラントをかわした。
「今だ、ボーンラッシュ!!」
ルカリオは落下のスピードを利用してボーンラッシュの威力を上げて
ドダイドスの顔に放った。
「続けて、波動弾!!」
ルカリオは至近距離から波動弾を放ちドダイドスは吹き飛ばされた。
煙が晴れるとドダイドスは倒れていた。
「ドダイドス、戦闘不能、ルカリオの勝ち!」
「よっしゃ、よくやったぞ、ルカリオ!」
(ああ、ミライの為にも負けるわけにはいかないからな!)

  • スレ6-349
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/25 21:59:52
(セイ選手、不利状態から五分五分に戻しました、このまま形勢逆転
となるのか!!)
シンジはドダイドスを戻した。
「ドンカラス、バトルスタンバイ!」
「ヤミー!」
「ドンカラスか・・ルカリオとの相性が悪い・・」
セイはモンスターボールを取り出した。
「戻れ、ルカリオ・・」
セイはルカリオをモンスターボールに戻した。
「もう一度、頼む、ムクホーク!!」
「ムクホー!!」
セイは再びムクホークを繰出した。
「バトルはじめ!」
「ムクホーク、ツバメ返し!!」
「ムクホー!!」
ムクホークはツバメ返しでドンカラスに向っていた。
ツバメ返しが当たろうとした、その時
「不意打ち!」
ドンカラスはツバメ返しをギリギリの所でかわしてムクホークに不意打
ちを放った。
「ムクホーク!?」
ムクホークは地面に叩きつけられるも、何とか立ち上がろうとした。
「ゴットバード!」
ドンカラスは動けないムクホークに容赦なくゴットバードを放った。
「ム、ムク~」
「ムクホーク、戦闘不能、ドンカラスの勝ち!」
(シンジ選手も負けていません、ムクホークを一撃で撃破した!!)
セイはムクホークを戻した。
「次はお前だ、リザードン!!」
「ゴォォ!!」
「バトルはじめ!」
「リザードン、火炎放射!!」
「ゴォォ!!」
「ドンカラス、悪の波動!」
「ヤミー!」
火炎放射と悪の波動がぶつかり爆発した。
「リザードン、ツバメ返し!!」
「ゴットバード!」
リザードンのツバメ返しとドンカラスのゴットバードがぶつかりあった。
そして、ドンカラスはリザードンのパワーに押されて空中に吹き飛ばされた。
「今だ、最大パワーで火炎放射!!」
リザードンの火炎放射はドンカラスに直撃して、ドンカラスは地面に
たたきつけられた。
「ドンカラス、戦闘不能、リザードンの勝ち!」
「よくやったぞ、リザードン!!」
「ゴォォ!!」
(お互いにやられてはやり返すの激しいバトルだ!!)

  • スレ6-360
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/26 23:27:03
「凄い・・セイがあのシンジと互角だわ!?」
「ポチャ・・」
ヒカリ達はセイがシンジと互角のバトルに驚いていた。
(セイ・・)

シンジはドンカラスを戻した。
(似ている・・あいつと・・)
シンジはセイをサトシと重なって見ていた。
「トリドトン、バトルスタンバイ!」
「トリュ!」
セイはモンスターボールを取り出した。
「戻れ、リザードン!」
セイはリザードンをモンスターボールに戻した。
「ゆっくり休んでくれ、リザードン・・」

セイは再びルカリオを出した。
「バトルはじめ!」
「ルカリオ、神速だ!」
ルカリオは神速でトリドトンとの距離を縮めた。
「トリドトン、大地の力!」
「トリュ!」
トリドトンは大地の力でルカリオの足場を崩して、ルカリオの動きを
止めた。
「ルカリオ、波動弾!」
ルカリオは動きを止めながらも波動弾を放った。
「濁流!」
トリドトンは首を回しながら濁流を放つ渦となり波動弾を防いだ。
「何!?」

「あれは・・カウンターシールド!?」
「ピカ!?」
(なんで、カウンターシールドを相手が使うのでしゅか!?)
アイ達はシンジがカウンターシールドを使ったことに驚いていた。

「まさか・・カウンターシールドを使うなんて!」
(だが、僅かな隙が出来る!)
ルカリオは大きくジャンプしてトリドトンの頭上からボーンラッシュ
を放とうとした。
「あいつと同じだな・・」
「え!?」
「トリドトン、のしかかり!」
トリドトンは大きくジャンプしてルカリオのボーンラッシュをかわし
てのしかかった。
「ルカリオ、トリドトンから逃げろ!!」
ルカリオは必至にトリドトンから逃げようとしたがトリドトンの重さ
で動けなかった。
「水の波動、打ち上げろ!」
トリドトンは上空に向って、水の波動を放った。
「何をする気だ!?」

  • スレ6-361
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/26 23:27:32
観客席で見ていたノンはシンジのやろうとしている事に気付いた。
「まさか、水の波動が命中する直前に身体をどけて、ルカリオに
確実に当てるつもりだわ!!」
「ルカリオ、逃げて!!」
「ピカチュウ!!」

水の波動は落下のスピード威力が増していた。
そして、トリドトンは水の波動が当たる寸前に身体をどかした。
「今だ、ボーンラッシュでトリドトンに打ち返せ!!」
ルカリオは落下してくる水の波動をボーンラッシュでトリドトンに打ち返した。
「何!?」
水の波動はトリドトンに直撃した。
「トリドトン、戦闘不能、ルカリオの勝ち!」
(トリドトン、ダウン!!セイ選手シンジ選手を残り1体に追い込んだ!!)
「よし、後、1体を倒せば俺達の優勝だ!!」
(気を抜くな、セイ!・・)
シンジはトリドトンをモンスターボールに戻した。
「エレキブル、バトルスタンバイ!」
「リキブ!」
(シンジ選手、最後の1体、エレキブルだ!!)
「ルカリオ、いけるか?」
(ああ、まだ、いける!)
「バトルはじめ!」
「エレキブル、フィールドに雷!」
「何!?」
エレキブルはフィールド全体に雷を放ちルカリオに襲い掛かった。
「ルカリオ!?」
「瓦割り!!」
エレキブルは一気にルカリオに近づいた。
「ルカリオ、はっけい!!」
ルカリオのはっけいとエレキブルの瓦割りが激しくぶつかりあった。
ルカリオはエレキブルのパワーに押されてしまい、瓦割りを食らっ
てしまった。
「ルカリオ!?」
「ルカリオ、戦闘不能、エレキブルの勝ち!」
(バトルオフ、残るはリザードン、1体だ!!)

  • スレ6-368
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/27 23:48:17
「戻れ、ルカリオ・・」
セイはルカリオをモンスターボールに戻した、その時
「リキブ!?」
エレキブルは突然、苦しみ始めた。
「まさか、はっけいの効果で・・」
「痺れたのよ!」
「これはチャンスだぞ、セイ!!」
「ミィ!!」

「ルカリオ、お前の頑張り無駄ではなかったよ・・」
セイはルカリオのモンスターボールをリザードンのモンスターボール
と入れ替えた。
「最後はお前だ、リザードン!!」
「ゴォォ!!」
(フルバトル両者最後のバトルとなりました!!・・最後にフィール
ドに立っているのは、果たしてどちらか!!)

「リザードン、最後のバトルだ、全力で行くぞ!!」
「ゴォォ!!」
「バトルはじめ!」
「エレキブル、雷パンチだ!!」
エレキブルは腕に雷のパワーを溜めて走ってリザードンに近づいた。
「リザードン、ドラゴンクロー!!」
「ゴォォ!!」
リザードンのドラゴンクローとエレキブルのかみなりパンチが激突し
た。
「リザードン、火炎放射!!」
「ゴォォ!!」
リザードンは火炎放射をエレキブルに向って放った。
「守る!!」
「エレキブ!!」
エレキブルは守るで火炎放射を防いだ。
「雷!!」
「エレキブ!!」
エレキブルはフィールド中に雷を放った。
「飛ぶんだ、リザードン!!」
リザードンは飛んで雷をかわした。
「火炎放射!!」
リザードンはエレキブルに向って火炎放射を放ちエレキブルにヒットした。
「決まったか・・」
だが、エレキブルは立ち上がった。
リザードンのドラゴンクローとエレキブルのかみなりパンチ、リザードン
のかえんほうしゃとエレキブルのまもるで正面にぶつかりあった。
「畳み掛けるぞ、ドラゴンクロー!!」
リザードンはドラゴンクローを放とうとした、その時
「今だ、捕らえろ!!」
エレキブルはドラゴンクローをかわして尻尾でリザードンの腕に絡みつ
いた。
「しまった!?」
「雷!!」
リザードンはエレキブルの雷を受けてしまい倒れてしまった。
「リザードン!?」
(リザードン、倒れた!!)

「そんな・・リザードンが・・」
「ピカ・・」
「ここまでか・・」

  • スレ6-369
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/27 23:49:18
審判はリザードンを見て戦闘不能と判断した。
「リザードン、戦闘不・・」
その時、リザードンは必至に立ち上がろうとしていた。
「立つんだ、リザードン!!」

「立って・・」
「ピカ!」
「立って、リザードン!」
「立つのよ、リザードン!」
観客席からリザードンを応援の声が鳴り響いた。

「リザードン、お前の力を皆に見せてやるんだ!!」
セイの言葉でリザードンは猛火を発動させてフィールド全体を包むよ
うな凄い熱気を放った。
「何!?」

「これは!?」
「サトシのゴウカザルと同じ!?」
「これが・・リザードンの本当の力!」
「ピカチュウ!?」
「ポッチャ!?」
サトシ達はリザードンの猛火がゴウカザルと似ていることに驚いた。

「勝負はこれからだ!!・・リザードン、火炎放射!!」
「ゴォォ!!」
「気をつけろ、奴は前よりパワーアップしているぞ、雷!!」
エレキブルは雷で火炎放射を受け止めた。
「ドラゴンクロー!!」
リザードンはドラゴンクローでエレキブルを吹き飛ばした。
エレキブルは体勢を立て直した。
「「次で決めるぞ!!」」
「雷パンチ!!」
「フレアドライブ!!」
リザードンのフレアドライブとエレキブルの雷パンチが激しく激突した。
リザードンはパワーを上げフレアドライブの威力を最大にして、爆発した。
煙が晴れるとリザードンとエレキブルはにらみ合っていた。
そして、エレキブルは倒れてしまった。
「エレキブル、戦闘不能、リザードンの勝ち、よって勝者、マサラタウン
のセイ選手!」
「よく頑張ったぞ、リザードン!!」
セイはリザードンに抱きついた。
(決着!!・・激しいフルバトルを制したのはセイ選手だ!!)

  • スレ6-370
  • 小さき種達 セイVSシンジ
  • 10/08/27 23:50:31
「やった!!・・お兄ちゃんが優勝よ!!」
「ピカチュウ!!」
アイはピカチュウとシェイミを強く抱きしめた。
(苦しいでしゅ!!)
「あ、ごめん・・」
ノンは嬉しさのあまり泣いていた。
「もう、泣かないのノン・・」
「だって、セイが優勝して・・嬉しいんだもん・・」
「ニャル・・」

「凄い、セイがあのシンジに勝っちゃった!!」
「うん・・凄く熱いバトルだったわ!」
「ニャル!」
「うんうん・・今まで見てきたバトルより最高だったわ!」
VIP室ではセイの勝利にヒカリたちは大はしゃぎであった。
(やったな・・セイ・・)

シンジはエレキブルに近づいた。
「エレキブ・・」
「エレキブル・・いいバトルだった・・」
シンジはエレキブルをモンスターボールに戻して、フィールドから立ち
去った。

シンジが会場から出てきた、その時
「シンジ!」
シンジの前にサトシが現れた。
「どうだ・・俺の息子とバトルは!」
「ああ・・久しぶりに本気のバトルが出来た・・まるで、あの時と
同じだった・・」
「また、バトルしようぜ、シンジ!」
シンジは背に向いたままで振るような手を立って、セキエイ高原を去
っていた。

  • スレ6-380
  • 小さき種達 恋
  • 10/08/29 00:18:49
その後、セイは表彰式でトロフィーを受け取りセキエイ大会は閉幕
した。

その夜
「さあ、今日はセイの優勝を祝って腕を振るって料理を作ったわ!」
ヒカリ達はセイの優勝を祝って料理を作っていた。
「わあ~美味そうだな!」
「ポチャ!」
「さあ、冷めないうちに食べましょ!」
「うん!」
セイ達は席に着くと食事を始めた。
「美味しい!」
「ママの手料理はやっぱり美味しいわ!」
「そう言ってくれると嬉しいわ!」
セイ達は久しぶりのヒカリ達の手料理に喜んでいた。

その後、セイはベットで横になっているミライに近づいた。
「ミライ・・約束どうり・・優勝したぞ・・」
「うん・・凄くかっこよかったよ・・お兄ちゃん・・」
「ミライ・・これから・・どんな苦しい事があっても俺達がついてい
る・・」
「うん・・ありがとう、お兄ちゃん!」

その頃、ミドリとヨハンはセキエイ高原の近くにある湖に来ていた。
「ねえ・・ヨハン・・これから、どうするの?」
「そうだな・・明後日のセイとサトシさんのバトルを見た後にイッシュ
地方に帰ろうと思っている・・」
「そうなんだ・・」
ミドリは悲しそうな顔した。
その時、湖から黒い影が現れた。
「な、何!?」
黒い影が湖の中から出てこようとした、その時
「危ない、ミドリ!」
ヨハンはミドリを押し倒した。
そして、湖から出てきたのはミロカロスであった。
「ミロカロス!?」
「何でミロカロスが此処に!?」
するとミロカロスはミドリとヨハンに水しぶきをした。
「きゃ!?・・冷たい!」
その時、ミドリとヨハンは今の状態に気付きお互い顔を赤くした。
「ご、ごめん、ミドリ!」
ヨハンは慌てて身体を退かせた。
「ヨハン・・」
「な、何だ・・ミドリ!」
ミドリはヨハンに想いを伝え、ヨハンはミドリの想いを受け入れた。
その後、ミドリはミロカロスをゲットした。

  • スレ6-383
  • 小さき種達 悪戯
  • 10/08/29 21:04:28
次の日、アイはいつもの様に髪の手入れをしていた。
「チョチック!」
トゲチックはアイの持っていた、ブラシを取った。
「こら、トゲチック、ブラシを返して!」
トゲチックはブラシを返さずに飛び始めた。
「トゲチック、ブラシを返して!」
アイは必至にトゲチックを追いかけた。

その後、アイはトゲチックからブラシを取り返したがかなり疲れた様で
あった。
その後、アイはレストランに向った。
「ど、どうしたんだ、アイ!」
セイ達はアイの疲れた表情を見て驚いた。
「実はトゲチックが・・」
アイは朝の出来事をセイやサトシ達に話した。
「なるほど、トゲチックは悪戯好きか・・」
「トゲチックは悪気がないと思うんだけど、これからを考えるとどうに
かしないといけないわ・・」
アイが悩んでいる時、サトシがある事を提案した。
「それだったら、進化させるのはどうだ?」
「え、進化?」
「ああ、進化したら悪戯好きも直るかもしれない・・」
「だけど、私が勝手に決めるのは嫌だわ・・」
(それだったら、ミーがトゲチックと話をしてみるでしゅ!)
シェイミはトゲチックのモンスターボールを叩くとトゲチックが出てきた。
「チョチック!」
シェイミはトゲチックに話を始めた。
その後、トゲチックは進化する事を決めてサトシ達は博物館に向った。
そして、光の石の前に来るとトゲチックは光の石に触れ身体が光りだした。
「キース!」
トゲチックはトゲキッスに進化した。
するとシェイミとピカチュウはトゲキッスに近づくとトゲキッスは
シェイミとピカチュウの頭を優しくなでた。
「トゲキッス、これから、宜しくね!」
「キース!」

「これでトゲキッスの悪戯好きが直ればいいがな・・」
「うん・・これから、アイとトゲキッスが上手くいけばいいわね・・」

  • スレ6-394
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/08/30 22:14:56
次の日、チャンピョン防衛戦の為、サトシとセイはリーグ会場に来ていた。
「セイ・・今日のバトルは親としてではなく・・チャンピョンとして
お前とバトルするよ・・」
「望むところだよ!」
するとサトシはセイの肩にポッチャマが居ない事に気付いた。
「セイ、ポッチャマは?」
「ミライと一緒にいるよ・・」
「そうか・・」
「パパこそ・・ピカチュウとポッチャマは?」
「それが・・アカリとメグがピカチュウとポッチャマを気にいてしまっ
てピカチュウとポッチャマが居なくなると泣いてしまうんだ・・」
「そうなんだ・・」
セイとサトシはバトルフィールドへ向った。

チャンピオンリーグマスター防衛戦の会場は大盛り上がりであった。
そしてサトシとセイの登場に歓声が飛んだ。
「只今よりチャンピオンリーグマスター防衛戦を開始します、使用ポ
ケモンは3体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了
です、なお、ポケモン交代はチャレンジャーのみ認められます!」
サトシはモンスターボールを取り出した。
「まずはお前からだ・・ジュカイン!」
「ジュイ!」
「ジュカイン・・ならば、こっちは・・」
セイはモンスターボールを取り出した。
「ドダイドス、君に決めた!」
「ドーダ!」
「なるほど、スピードのジュカインに対して体力のあるドダイドスか・・」
「パパ・・このバトル絶対負けないからね!」
「来い、セイ・・全力で受けて立つ!」

  • スレ6-400
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/08/31 22:03:12
「バトルはじめ!」
「ドダイドス、エナジーボール!」
「ドーダ!」
「ジュカイン、電光石火!」
「ジュイ!」
ジュカインは電光石火でエナジーボールをかわした。
「そう来ると思っていたよ・・ドダイドス、ストーンエッジ!」
「ドーダ!!」
ドダイドスは向ってくるジュカインに岩を当て、ジュカインの動きを止めた。
「続けて、ロッククライム!」
セイは一気に攻めに入ったが、サトシはあせってはいなかった。
「確かにいい攻撃だ・・だが、攻撃を当てた瞬間に隙が生まれる・・」
「え!?」
すると、ドダイドスは突然、倒れてしまった。
「ドダイドス!?」
ドダイドスは何とか立ち上がったが、かなりのダメージであった。
「一体・・何がどうなっていたんだ!?」
セイはドダイドスの足に草が絡み付いている事に気付いた。
「まさか!?」
「そうだ・・ジュカインの草結びだ・・」
「何時の間に草結びを・・」
「電光石火と一緒に草結びを放っていたのさ・・」
「そうか・・あの時に既に放っていたのか!」
その時、ドダイドスの身体が緑のオーラに包まれた。
「これは!?」
「ドダイドスの特性・・新緑か!」
ドダイドスはセイの方を振り向きセイの指示を待っていた。
「よし・・行くぞ、ドダイドス!・・リーフストーム!!」
「ドーダ!」
「こっちもリーフストーム!!」
「ジュイ!!」
ジュカインとドダイドスのリーフストームは激突してドダイドスのリーフ
ストームがジュカインのリーフストームを押し始めた。
「ジュカイン・・電光石火からリーフブレード!!」
ジュカインはリーフストームを放つのをやめて電光石火でドダイドスに
近づいた。
「ドダイドス、ロッククライム!!」
ドダイドスはロッククライムを放とうしたがジュカインのリーフブレード
をまともに食らってしまい倒れてしまった。
「ドダイドス!?」
「ドダイドス、戦闘不能・・ジュカインの勝ち!」
(ジュカインのスピードでドダイドスを倒しました!!)

  • スレ6-407
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/09/01 23:11:12
VIP室ではヒカリ達がセイとサトシを応援していた。
「サトシ、セイ・・頑張って!」
「ピーカチュウ!」
「ポーチャ!」
ヒカリ達が応援している中、ミライはアイに抱かれながらサトシとセイ
のバトルを見ていた。
「ミライ・・パパとお兄ちゃんをしっかり応援しましょ!」
「うん!」

「戻れ、ドダイドス・・」
セイはドダイドスをモンスターボールに戻した。
「ご苦労様・・ゆっくり休んでくれ・・」
(さあ、セイ選手は次はどんなポケモンを繰出すのか!)
セイは新しいモンスターボールを取り出した。
「次はお前だ、ルカリオ!」
モンスターボールからルカリオが出てきた。

「ルカリオ!?・・てっきり、リザードンかと思ったわ・・」
するとノゾミが
「恐らく・・サトシのゴウカザルを警戒しているんだと思うわ・・」
「ゴウカザルを!?」
「ええ・・ゴウカザルと対抗できるのはリザードンだけ・・だから、リ
ザードンの体力を消耗を防ぐために最後にリザードンまで出さないつも
りなのよ・・」

  • スレ6-408
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/09/01 23:11:46
「バトルはじめ!」
「ルカリオ、波動弾!」
ルカリオはジュカインに向って波動弾を放った。
「ジュカイン、リーフブレード!」
「ジューイ!」
ジュカインは波動弾にリーフブレードで切り落とした。
「神速!」
ルカリオは神速でジュカインに近づいた。
「ジュカイン、リーフブレードで迎え撃て!」
ジュカインはリーフブレードでルカリオを迎え撃とうとしたがルカリオ
の神速で懐に入られてしまった。
「はっけい!!」
ルカリオはジュカインにはっけいを放ちジュカインは吹き飛ばされた。
「ジュカイン!?」
「ジュカイン、戦闘不能、ルカリオの勝ち!」
(セイ選手、チャンピョンのジュカインを倒しました!!)
「よくやったぞ、ルカリオ!」
サトシはジュカインをモンスターボールに戻した。
「ご苦労さま、ジュカイン・・」
サトシはセイを見つめながら
「成長したな・・セイ・・」
「パパにそう言ってくれると嬉しいよ、パパ!」
「全力で行くぜ、セイ!」
サトシはモンスターボールを投げるとゴウカザルが出てきた。
「ゴウカザル!?」

「此処でゴウカザルを!?」
ヒカリ達もゴウカザルの登場に驚いた。

「ルカリオ、気をつけろ・・ゴウカザルはパパのポケモンの中では一番強いぞ!」
(ああ・・)

  • スレ6-416
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/09/02 23:13:35
「バトルはじめ!」
「ゴウカザル、火炎放射!」
「ゴォォ!」
「かわせ!」
ルカリオは向ってくる火炎放射をかわそうとしたがかわしきれずに火炎放射
を浴びてしまった。
「ルカリオ!?」
ルカリオは何とか立ち上がった。
「少し食らっただけでこれほどのダメージなんて!」
「ゴウカザルの力はまだ、こんな物じゃない、マッハパンチ!!」
「ゴォォ!!」
ゴウカザルは目にも見えないスピードでルカリオに向っていた。
「ルカリオ、ボーンラッシュで防御だ!」
ルカリオはボーンラッシュでゴウカザルを迎え撃とうとしたがゴウカザル
のマッハパンチでボーンラッシュを破壊された。
「何!?」
「これで、フレアドライブ!」
ゴウカザルは至近距離からフレアドライブを発動させルカリオに向って
フレアドライブを放った。
ルカリオはフレアドライブの直撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「ルカリオ!?」
「ルカリオ、戦闘不能、ゴウカザルの勝ち!」
(ゴウカザル圧倒的なパワーでルカリオを倒しました!!)

「これで、セイの残りは後1体・・」
「しかも・・サトシはゴウカザル・・分が悪すぎるわ・・」
すると、アイが
「大丈夫・・お兄ちゃんはどんなに不利でも最後まで諦めたりしないわ!」
アイの言葉でヒカリ達は
「そうだね・・それが、セイだもんね・・」

「戻れ、ルカリオ・・」
セイはルカリオをモンスターボールに戻した。
(さあ、セイ選手最後の1体はどんなポケモンを繰出すのでしょうか!!)
「最後はお前だ、リザードン!!」
「ゴォォ!!」
リザードンとゴウカザルは互いに睨みあった。
(おっと、ゴウカザルとリザードン、互いに睨みあっています!!)
「セイ・・俺は嬉しいよ・・お前とこうしてバトルが出来るのが・・」
「それは、俺も一緒だよ・・パパ・・」
「だから・・最後まで全力で戦う!」
「うん!」
「バトルはじめ!」

  • スレ6-419
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/09/03 23:56:23
その頃、ミライは息を荒くなっていた。
「はぁ・・はぁ・・」
「ミライ?」
アイはミライの異変に気付いた、アイの声でヒカリ達もミライの異変
に気付いた。
「ミライ!?」
「まさか・・また拒絶反応が!?」
「早く、ミライちゃんを医務室へ!」
その時、ミライは思いもよらない言葉を発した。
「パパとお兄ちゃん・・バトルを・・最後まで見たい・・」
「だけど、ミライの身体が何かあったら!」
ソラ達は必至にミライを説得したがミライはサトシとセイのバトルを
見ると言い張った。
「ソラ、ミライをお願い!」
アイはソラにミライを渡すとVIP室から出ていた。
「お姉ちゃん?」
「きっと、先生を呼びに言ったのよ・・」
「アイちゃんも・・サトシとセイ君のバトルを見せたあげたいのよ・・」

「ゴウカザル、マッハパンチ!」
「リザードン、ドラゴンクロー!」
ゴウカザルのマッハパンチとリザードンのドラゴンクローが激突した。
「負けるな、リザードン、ツバメ返しだ!」
「ゴウカザル、穴を掘るでかわせ!」
リザードンがツバメ返しでゴウカザルに向っていくがゴウカザルは穴を
掘ってかわし、リザードンの後ろを取った。
「ゴウカザル、火炎放射!!」
「リザードン、ツバメ返し!!」
リザードンは急上昇から急降下でツバメ返しの威力を上げゴウカザルに
向っていた。
ゴウカザルは火炎放射でリザードンに放つがかわされてしまいツバメ返し
を食らってしまった。
「よし!良いぞ、リザードン!」
「負けるな、ゴウカザル、火炎放射!!」
ゴウカザルは吹き飛ばされながらもリザードンに向って火炎放射を
放った、そして、火炎放射はリザードンに直撃した。
「リザードン!?」
リザードンとゴウカザルは倒れてしまった。
「ゴウカザル!?」
リザードンとゴウカザルは必至に立ち上がろうとしていた。
「立って、立つんだ、リザードン!!」
「立つんだ、ゴウカザル!!」
会場はリザードンとゴウカザルを応援する声が響いた。

  • スレ6-420
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/09/03 23:57:38
「立って、リザードン!」
「ゴウカザル、立つのよ!」
「ピカチュウ!」
「「ポッチャ!」」
ヒカリ達もリザードン達を応援していた。
「ミライ・・リザードンとゴウカザルを応援しましょ・・」
「うん・・」
その時、ミライの首にかけていた虹色の羽が光りだした。
「これは!?」
その時、空の彼方から鳴き声が聞こえた。

「この・・鳴き声は!?」
「まさか!?」
その時、会場上空にホウオウが現れた。
(な、な、な、なんと!?・・伝説のポケモン・・ホウオウが現れました!!!)
「ホウオウ!?」
「やっぱり、ホウオウだったのか・・」
ホウオウは聖火台に下りると会場を包み込む光を放った。

「この光は!?」
「綺麗・・」
ホウオウの放った光はVIP室に居るヒカリ達も包み込んだ。
そして、光に包まれたミライは息遣いが収まっていた。
「あれ・・苦しくない?」
「大丈夫、ミライ?」
「ピカチュウ?」
「うん・・大丈夫・・」
(本当にでしゅか?)
「うん!・・息も楽になったわ!」
ミライは光に包まれた事で元気になった。
「良かったわ、ミライ・・」
「うん!」
ヒカリ達はミライが元気になった事を喜んだ。
「もしかしたら・・ホウオウはミライちゃんを助けに来たのかもしれないわね・・」
「そうでもないよ、見て!」
ハルカはフィールドに指を指すとリザードンとゴウカザルが立ち上がっていた。
「リザードン!・・ゴウカザル!」
「ホウオウは・・パパとお兄ちゃんのバトルを見守りに来たのよ・・」
ホウオウは聖火台の前でサトシとセイのバトルを見つめていた。
「セイ・・このバトル・・ホウオウに見せてやろうぜ!」
「うん、行くよ!!」

  • スレ6-424
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/09/04 23:33:39
その時、リザードンとゴウカザルが猛火を発動させた。
(おっと、ゴウカザルとリザードン・・同時に猛火を発動させた!!)
猛火の炎の熱気が会場を包み込んだ。

「凄い熱気だわ!」
(凄く、熱いでしゅ!)
「ピカ!」
「リザードンとゴウカザルの闘志が伝わってくる!」
「ミミロ!」
「だけど、猛火は体力が残り僅かな時しか、発動しない特性・・」
「直ぐに決着をつけないといけないわ!」

「勝負はこれからだ!!・・リザードン、火炎放射!!」
「ゴォォ!!」
「こっちも火炎放射!!」
「ゴォォ!!」
ゴウカザルは火炎放射で火炎放射を受け止めた。
「ドラゴンクロー!!」
「マッハパンチ!!」
リザードンのドラゴンクローとゴウカザルのマッハパンチが激突して
リザードンとゴウカザルは吹き飛ばされた。
「「次で決めるぞ!!」」
「「フレアドライブ!!」」
リザードンのフレアドライブとゴウカザルのフレアドライブが激しく
激突した。
リザードンはパワーを上げフレアドライブの威力を最大にして、爆発した。
煙が晴れるとリザードンとゴウカザルはにらみ合っていた。
リザードンとゴウカザルは笑みを浮かべるとリザードンとゴウカザルは
倒れてしまった。
「リザードン、ゴウカザル、共に戦闘不能!・・セイ選手が3体全て失った為
チャンピョンリーグ防衛戦、勝者、チャンピョンサトシ!」
(決着、熱きバトルを制したのはチャンピョンサトシ!!・・チャ
ンピョン防衛100回目を防衛に成功しました!!)

  • スレ6-429
  • 小さき種達 サトシVSセイ
  • 10/09/05 23:00:21
セイとサトシはリザードンとゴウカザルに駆け寄った。
「大丈夫か・・リザードン!」
「ゴォォ・・」
リザードンは何とか立ち上がった。
するとサトシとゴウカザルがセイとリザードンに駆け寄った。
「良いバトルだったぞ・・セイ・・」
「パパにそう言われると嬉しいよ、パパ!」
セイとサトシの握手に会場は声援がなった。
そして、ホウオウは何処かへ飛び去っていた。

その夜、セイはヨハンと一緒に湖近くを歩いていた。
「セイ・・サトシさんとのバトル凄かったよ!」
「ありがとう、ヨハン・・」
「所で、セイはこれからどうするんだ?」
ヨハンの質問にセイは
「俺とアイ、それにノンはマサラタウンに帰ってパパ達の元で修行しよ
うと思っているんだ・・」
「そうか・・セイ達とは此処でお別れだな・・」
「ヨハンはイッシュ地方に帰るんだろ?」
「ああ・・ミドリと一緒にイッシュ地方に帰ろうと思っているんだ・・」
「え!?・・ミドリと?」
「ああ、ミドリと一緒に旅をしようと約束したんだ・・」
「そうか・・」
セイは何だか切ない気持ちであった。
「俺とミドリは明日の朝にイッシュ地方行きの船に乗るよ・・」
すると、セイは
「ヨハン・・」
「何だ、セイ?」
「ミドリを頼む・・」
「ああ、任せておけ・・」

その後、ヨハンとミドリはセイ達に見送られながらイッシュ地方へ旅立
っていた。

  • スレ6-436
  • 小さき種達 休息
  • 10/09/06 22:37:10
サトシ達はミドリとヨハンと別れた後、車でタマムシ大学に向っていた。
「ブラー・・」
「チュパ・・」
ミドリのブラッキーとパチリスはミドリと離れ離れなってしまい悲しんでいた。
「プラ!」
「マイ!」
「ブイ!」
プラスル達は悲しんでいるブラッキーとパチリスを元気付けようとした。
ブラッキーとパチリスは元気を取り戻した。
「良かったわ、ブラッキーとパチリスが元気になって!」
「ミミロ!」
「イッシュ地方はどういう所なんだろう・・」
マイの言葉にサトシは
「詳しくは知らないけど、イッシュはカントー、ジョウト、ホウエン、シ
ンオウのポケモンがあんまり生息していないらしいぞ・・」
「じゃあ、新しいポケモンがいっぱいいるんだね!」
「ああ、ヨハンの話ではそう言っていた・・」
「イッシュ地方か・・」
セイの言葉にノンは
「セイもイッシュ地方に行きたかったんじゃないの?」
「ああ・・だけど・・この1年はパパの元で修行するんだって決めたから・・」
「ポチャ!」
セイ達は1年はサトシ達の元で修行する事にしていた。
「じゃあ、1年間は一緒に居られるの!」
「ああ、毎日、一緒だ!」
「「「やった!!」」」
そんな他愛ない会話をしている間にタマムシ大学についた。

タマムシ大学に入るとそこには
「お!・・サトシじゃないか!」
「オーキド博士!」
出迎えてくれたのオーキドであった。

「先日の防衛戦・・学生達の間でかなり盛り上がっているぞ・・」
オーキドはマリの元に案内しながら先日の防衛戦の事を話していた。
「セイも1年で成長したの・・」
「はい、ポッチャマ達のお陰です!」
「ポチャ!」
「うんうん、その息じゃぞ!」
「はい!」
そしてマリの部屋に着くとサトシとヒカリ、ミライは部屋に入った。

  • スレ6-437
  • 小さき種達 休息
  • 10/09/06 22:37:38
それから2時間後、マリは検査結果をサトシとヒカリに伝えた。
「まったく、信じられない事なのですが・・ミライちゃんの身体の拒絶反応
が消えています!」
「もしかして、ホウオウの光を浴びたからですか?」
「おそらくは・・」
「ホウオウにそんな力があるなんて・・」
「今後、拒絶反応は起きなくなるでしょう・・」
「本当ですか!」
「はい・・」
「良かったわ、ミライ!」
ヒカリはミライを抱きしめた。
そして、サトシとヒカリはマリの部屋を後にした。
セイ達と合流してオーキド博士の研究室に向った。

  • スレ6-441
  • 小さき種達 休息
  • 10/09/07 22:31:27
サトシ達はオーキド博士の研究室でホウオウについて尋ねた。
「うむ・・わしも詳しくは知らないのじゃが・・こんな記録が残っている
のじゃ・・」
オーキドは1冊の本を取り出して読み始めた。
「昔・・エンジュシティの焼けた塔は・・大火事で名もしれない3匹の
ポケモンが死んでしまった・・だが、ホウオウはその3匹を蘇らせたのじゃ・・」
「ホウオウにそんな力があったなんて・・」
「その3匹はきっとエンテイ達だね・・」
「おそらくな・・」
その時、ノンの腕に抱かれていた、タマゴが光りだした。
「タマゴが光った!?」
ノンはタマゴをテーブルの上に置くとタマゴからイーブイが生まれた。
「ブイ!」
「イーブイだ!」
「可愛いかも!」
オーキドは生まれたばかりのイーブイを見た。
「うむ、毛並みも綺麗じゃ・・元気なイーブイじゃ!」
オーキドはイーブイをノンに渡した。
「イーブイ、私はノン・・今日から宜しくね!」
「ブイ!」

  • スレ6-446
  • 小さき種達 休息
  • 10/09/08 23:09:35
その後、サトシ達はオーキド博士と別れてマサラタウンに向っていた。
そして、マサラタウンが見えてくるとセイ達ははしゃぎだした。
「見えてきたよ、マサラタウン!」
「久しぶりだな・・」
「ポチャ・・」

そして家に着くとセイ達は家の中に入った。
「う~ん・・やっぱり・・家が一番落ち着くね・・」
「ピカチュウ・・」
その時、セイの腹が鳴った。
「もう・・お兄ちゃん!」
「はは・・ごめんごめん・・」
するとヒカリ達は
「よーし!・・今日はセイ達の好きな物を作るわよ!」
「やった!」
セイ達は自分達が食べたい物を言うとヒカリ達は料理を作り始めた。
アイとノンはアカリ、メグ、リンを抱いてセイ達と一緒に庭に出た。
「さあ・・皆、出て来い!」
セイ達はポケモン達をモンスターボールから出して皆は思い思いの
場所へ行った。
すると、アイのトゲキッスがアカリ達に近づいた。
「キース!」
トゲキッスはアカリ達を優しくなでるとアカリ達は喜んだ。
「良かったわ・・トゲキッスの悪戯好きはなくなったみたいね・・」
(きっと、進化したからだと思うでしゅ!)

  • スレ6-453
  • 小さき種達 休息
  • 10/09/09 22:39:31
するとトゲキッスはアイとノンにアカリ達を乗せたいと伝えた。
「アカリ達が大人しくしいるかしら・・」
アイはトゲキッスの背中で大人しくアカリ達が乗っているか心配であった。
その時、セイのポッチャマとアイのピカチュウがアイとノンに近づいてきた。
「ピカチュウ!」
「ポッチャ!」
「もしかして、ピカチュウとポッチャマが一緒に乗ってくれるの?」
ピカチュウとポッチャマは頷いた。
「それじゃ、お願いねするわ、ピカチュウ、ポッチャマ!」
「ピカ!」
「ポチャ!」
ピカチュウとポッチャマはトゲキッスの背中に乗りアイとノンはアカリ達を
ピカチュウとポッチャマに渡すとトゲチックは飛び始めた。
「キース!」
アカリ達は喜んでいた。
トゲキッスは暫らく飛び続けた。
そして、トゲキッスが飛ぶのをやめてアイ達の元に下りてきた。
アイとノンはアカリ達を抱くとアカリ達は喜んでいた。
「アカリ達、嬉しそうね・・」
「うん・・」
「ありがとうね、トゲキッス!」
「キース!」
その後、セイ達は家に戻りヒカリ達の作った料理を美味しそうに食べた。

その夜、セイとアイは自分の部屋に戻った。
「今日は・・疲れたな・・」
「ポチャ・・」
(ミーも眠いでしゅ・・)
セイは旅の疲れで眠たそうにしていた。
「早く寝ましょ・・」
「ピカ・・」
「ああ・・」
セイとアイはベットに入ろうとした、その時
「「お兄ちゃん、お姉ちゃん・・」」
「ソラ、マイ・・」
ソラとマイがセイとアイの部屋に入ってきた。
「どうしたの・・ソラ、マイ?」
「「一緒に寝たいの・・」」
ソラとマイのお願いにセイとアイは
「良いわ・・一緒に寝ましょ!」
「「やった!」」
ソラとマイはセイとアイのベットに潜るとセイとアイもベットに入った。
するとソラがセイに抱きついてきた。
「本当に、ソラは甘えんぼだな・・」
「えへへ、だっておお兄ちゃんが大好きだもん!」
「ミミロ!」
その後、ソラとマイはスヤスヤと眠りセイとアイも眠りについた。

  • スレ6-455
  • 小さき種達 休息
  • 10/09/10 22:56:47
次の日、アイは朝の日差しで目を覚ました。
「う~ん・・朝か・・」
「チャア・・」
ピカチュウとシェイミは欠伸をしながら起きた。
「おはよう、お姉ちゃん・・」
「チ~パ~」
マイとパチリスも朝の日差しで目を覚ました。
「おはよう、マイ・・」
「ピカチュウ・・」
アイとマイはまだ、眠っているセイとソラを起こそうとしたが、セイ
とソラはまだ起きなかった。
「もう、お兄ちゃんは・・」
するとマイがある事を思いついた。
「そうだ、お姉ちゃん!」
「何?」
マイはアイの小さな声で思いついた事を話すとアイも賛成した。
「ピカチュウ・・」
「ピカ!」
ピカチュウはセイとソラに向って10万ボルトを放った。
「「うわ!?」」
「ポッチャ!?」
「ミミ!?」
セイとソラは突然の電撃に驚き起きた。
「おはよう、お兄ちゃん、ソラ・・」
「ピカチュウ!」
「ピ、ピカチュウか、今の電撃?」
「そうよ、お兄ちゃんとソラが中々起きないからピカチュウに起こし
て貰ったの!」
「やめてよう、ピカチュウの電気でおこすのは・・」
「はは、ごめん、少しやりすぎた・・」
セイはアイとマイに注意をした。
「もう、今後・・ピカチュウの電気で起こさないこと、分かった?」
「「はい・・」」
「チュウ・・」
ポッチャマはピカチュウの電撃でベットに倒れていた。

  • スレ6-462
  • 小さき種達 休息
  • 10/09/11 23:31:43
セイ達はリビングに下りていた。
「おはよう・・」
「ど、どうしたの!・・その頭?」
ヒカリはセイとソラの髪が乱れているのに驚いていていた。
「実は・・」
セイとソラは朝の出来事をヒカリに話した。
「大変だったわね・・」
「まったくだよ・・電撃で起こされるのはもう懲り懲りだよ!」
「ポチャ!」
「だけど、中々起きなかった、セイとソラにも問題あるとおもうわ・・」
「う!」
ヒカリの言葉にセイとソラは言葉が出なかった。

その後、サトシとミライがリビングに下りてきてセイ達と一緒に朝食を
食べた。
「さて・・マイ・・ポケモン達にご飯を持って行くぞ!」
「うん!」
「チパ!」
サトシはマイを連れて庭に居るポケモン達にご飯をあげに行った。
「マイも頑張ってるわね・・」
「ピカチュウ・・」
「マイは毎日、サトシと一緒にポケモン達の世話をしているわ・・マイも
ポケモンが大好きだから・・」
するとソラがセイとアイに話しかけた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん・・ソラにバトルとコンテストバトルを教えて!」
「ミミ!」
セイとアイは驚きながらもソラにバトルとコンテストバトルを教える事に
決めた。

  • スレ6-465
  • 小さき種達 ソラの挑戦
  • 10/09/12 22:52:06
セイとアイはソラを連れて庭に出た。
「じゃあ、まずは、コンテスト技の練習をするわよ!」
「お願いします!」
「ミミロ!」
「それじゃあ、まず・・私がお手本を見せるわ・・ピカチュウ!」
「ピカ!」
アイの肩に乗っていたピカチュウは肩から下りた。
「ピカチュウ!・・10万ボルト!」
「ピーカチュウ!」
ピカチュウは身体に向って10万ボルトを放ちピカチュウの身体が光りだした。
「続けて、電光石火からアイアンテール!」
ピカチュウは電光石火で電気の輪が出来た、そして、アイアンテールで
電気の輪を破壊して電気の粒子がピカチュウを包み込んだ。
「綺麗・・」
「ミミ・・」
ソラとミミロルはピカチュウのコンテスト技に見惚れていた。
「ご苦労様、ピカチュウ!」
「ピカチュウ!」
アイはポフェンをピカチュウに渡しピカチュウは美味しそうに食べた。
「次はソラの番よ・・」
「うん・・」
ソラは少し緊張していた、するとアイがソラに近づいた。
「緊張しなくても大丈夫よ、ソラ・・」
「お姉ちゃん・・」
アイはソラの緊張を解そうとした。
「ソラ、初めて難しいかもしれないけど、ミミロルの魅力を引き出す
のを忘れないでね!」
「ミミロルの・・魅力・・」
ソラは自分の腕に抱いているミミロルを見つめた。

  • スレ7-6
  • 小さき種達 ソラの挑戦
  • 10/09/13 22:40:15
ソラは深呼吸して気持ちを落ち着かせた。
「行くわよ、ミミロル!」
「ミミ!」
「まずは10万ボルト!」
「ミーミ!」
ミミロルは空中に向って10万ボルトを放った。
「続けて冷凍ビーム!」
「ミミー!」
ミミロルは10万ボルトに向って冷凍ビームを放った、すると、10万ボルト
は砕けて氷の柱とかした。
「今よ、飛び跳ねる!」
「ミミ!」
ミミロルは氷の柱に乗りながら飛び跳ねた。
「アイアンテール!」
「ミミロ!」
ミミロルは氷の柱をアイアンテールで砕き電気と氷の粒子が降り注いだ。
「中々やるじゃないか、ソラ!」
「ポチャ!」
「ありがとう、お兄ちゃん!」
「ミミロ!」
すると、アイは
「ソラ・・初めてにしては、中々良かったわ!」
「ピカチュウ!」
「ありがとう、お姉ちゃん!」
「だけど、まだまだ、技が目立ってしまっているから・・ミミロルが
目立つ様に頑張りましょ!」
「うん!」
「ミミロ!」

  • スレ7-8
  • 小さき種達 ソラの挑戦
  • 10/09/14 22:17:59
その頃、ヒカリはアカリとメグに母乳を与えていた。
「アカリとメグ、凄い食欲だね!」
「ベイ!」
アカリとメグは飲み終えるとピカチュウとポッチャマがアカリとメグを
ヒカリから預かり抱いた。
「ありがとう、ピカチュウ・・ポッチャマ・・」
ミミロルはアカリとメグの汚れている口に布巾で拭いた。

その頃、ソラはセイとポケモンバトルの練習に入ろうとしていた。
「出て来い、プラスル!」
「プラ!」
セイはモンスターボールからプラスルを出した。
「ソラ・・ミミロルの持てる力を引き出すんだ!」
「うん、分かったよ・・お兄ちゃん!」

  • スレ7-9
  • 小さき種達 ソラの挑戦
  • 10/09/14 22:35:57
「先攻はソラからだ!」
「行くよ!・・ミミロル、10万ボルト!」
「ミミロ!」
ミミロルはプラスルに向って10万ボルトを放った。
「プラスル!・・かわして、気合パンチ!」
「プラ!」
プラスルは10万ボルトをかわしてミミロルに気合パンチをヒットさせた。
「ミミロル!?」
ミミロルは倒れながらも必至に耐えた。
「ミミロル!・・飛び跳ねる攻撃!」
「ミミ!」
ミミロルは大きくジャンプしてプラスルに向っていた。
「アイアンテール!」
「プラ!」
プラスルは飛んでいるミミロルに向ってアイアンテールを放った。
ミミロルの飛び跳ねるとプラスルのアイアンテールがぶつかり合ったが
プラスルのアイアンテールがミミロルの飛び跳ねるを打ち勝ちミミロル
を吹き飛ばした。
「ミミロル!?」
ソラはどうしたら良いのか分からずに慌て始めた。
「止めだ!・・プラスル、10万ボルト!」
「プーラ!」
プラスルの10万ボルトはミミロルに向っていた。
「ミ、ミミロル!・・れ、冷凍ビー・・」
ソラが指示を出す前にプラスルの10万ボルトがミミロルを襲った。
「ミミロル!?」
「ミ、ミミロ~・・」
ミミロルは目を回しながら倒れていた。
「そこまでだ!」
「「パパ!?」」
セイとアイはサトシの声に驚いた。
「ミミロル!!」
ソラは倒れているミミロルに駆け寄り抱いた。
「大丈夫・・ミミロル?」
「ミミ・・」
ミミロルは手を上げながらソラに大丈夫だと伝えた。
するとサトシがソラに近づいてきた。
「ソラ・・さっきのバトルの最後に慌てただろう・・」
「うん・・どうすれば良いか分からなかった・・」
「ソラが慌てたら、ミミロルにも慌てが伝わってミミロルも慌ててしま
う!」
「・・・」
ソラは無言でサトシの話を聞いた。
「ソラ・・バトルもそうだが、コンテストも自分が慌ててしまったら
ポケモンにも影響する・・だから、慌てるのは駄目だぞ!」
「うん・・」

  • スレ7-17
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/15 23:34:46
その後、セイ達は傷ついたソラのミミロルを連れて家に戻り手当てを
していた。
「ちょっと、痺れるからな・・」
サトシはミミロルに傷薬を塗るとミミロルは痛そうにしていた。
「ミミ・・」
ヒカリのミミロルがソラのミミロルを優しく撫でていた。
「はい!・・これで終わりだ!」
サトシはミミロルの手当てを終えるとミミロルは元気になっていた。
「良かったわね・・ミミロル!」
「ミミロ!」
ソラのミミロルはソラに抱きついた。
「その元気があれば、大丈夫だな・・」

そして、ノゾミとハルカ達がやってきた。
サトシ達はリビングでお茶をしていると突然、ハルカがヒカリとサトシ
にある事を聞いてきた。
「ねえ、ヒカリとサトシはあの映画は引き受けたの?」
「正直・・まだ、迷っているわ・・」
セイ達は何を言っているのか分からなかった。
「ねえ、パパ、ママ・・映画て何?」
アイがヒカリとサトシに聞くとヒカリがアイの質問に答えた。
「実は・・私とサトシの旅を映画にしたいて話が来たの・・」
「本当!?・・凄いよ!」
「ピカチュウ!」
「だけど・・映画に出るかどうか、迷っているんだ・・」
すると、アイが
「絶対、出るべきだよ!!・・パパとママの旅を沢山の人に見ても
らおうよ!」
(そうでしゅ、絶対出るべきでしゅ!)
「ピカチュウ!」
セイ達もサトシとヒカリに映画に出るべきだと薦めた。
そして、サトシとヒカリはセイ達の薦めで映画に出る事を決意した。

  • スレ7-24
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/16 22:57:20
1週間後、サトシ達は映画の撮影の為、シンオウ地方に向っていた。
「久しぶりに、アヤコお婆ちゃんに会えるね!」
「うん、早く、アヤコお婆ちゃんに会いたい!」
「ミミロ!」
「チュパ!」
サトシ達はアヤコと船場で待ち合わせを約束していた。
「ソラちゃん達・・嬉しそうだね・・」
「ニャル・・」
「久しぶりにアヤコさんと会えるんだもん・・喜びたくなるわ・・」
ノゾミとハルカも映画に出る事になりサトシ達と一緒に行動していた。

そして、マサゴタウンが見えてきた。
「見て、マサゴタウンよ!」
船場にはアヤコが手を振っていた。
「ママ!」
「お帰りなさい!」
「ただいま!・・ママ!」

  • スレ7-31
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/17 12:44:17
船が港に着くとソラ達は一目散にアヤコの元に走っていた。
「「「アヤコお婆ちゃん!」」」
ソラ達はアヤコに抱きついた。
「皆・・久しぶりね!」
「うん!・・アヤコお婆ちゃんに会えて嬉しいよ!」
するとサトシ達がアヤコの元に近づいてきた。
「ママ!」
「お帰りなさい、ヒカリ!・・それにサトシ君も!」
「お久しぶりです、アヤコさん!」
アヤコはノゾミとハルカにも挨拶をした。
「長旅で疲れたでしょ・・フタバタウンに向いましょ!」
サトシ達はアヤコと共にフタバタウンに向った。

サトシ達はフタバタウンのアヤコの家に着いた。
「さあ!・・皆、入って!」
アヤコがドアを開けるとソラ達は走って家の中に入った。
「こらこら・・走ったら駄目だぞ!」
サトシはソラ達に注意をするとソラ達は謝った。
「良いのよ、サトシ君・・」
「でも、アヤコさん!」
「子供ははしゃぐ位が良いのよ・・」
アヤコの言葉にサトシは言葉が出なかった。

サトシ達はリビングでアヤコとお茶をしながら話をしていた。
するとアヤコはサトシ達に映画の撮影場所を聞いてきた。
「明日は何処で撮影なの?」
「明日はマサゴタウンで撮影よ!」
「ヒカリとサトシ君が初めて出会った場所ね?」
「ええ、そうよ!」
ヒカリはアカリとメグを優しくなでていた。
「セイ君達も映画に出るの?」
「うんうん、俺達は映画には出ないんだ・・」
「ポチャ・・」
「だけど、撮影を見学しようと思っているの・・」
(ヒカリとサトシの出会いを見てみたいと思うでしゅ!)
「ピカチュウ!」
するとアヤコが
「それじゃ、私もいこうかな?」
「え!?・・本当?」
「ええ、サトシ君とヒカリの出会いを是非、見てみたいわ・・」

  • スレ7-34
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/18 21:58:51
その夜、サトシ達はそれぞれ部屋で眠りに着こうとしていた。
ヒカリは子守唄を歌いアカリとメグは眠ってしまった。
(ヒカリの子守唄は抜群でしゅ!)
「ありがとう、シェイミ!」
ヒカリはアカリとメグを布団の上に寝かしつけた。
「さあ、シェイミも早く寝るのよ!」
(は~いでしゅ!)
ヒカリとシェイミは眠りついた。

次の日、サトシ達は撮影場所のマサゴタウンに向った。
そして、撮影現場に着くとそこには
「お、サトシ!」
「タケシ!?」
撮影現場にはタケシの姿があった。
「タケシじゃない!・・久しぶり!」
「ああ、久しぶりだな、皆!」
「だけど、何でタケシが此処に?」
「俺も、映画に出るんだよ!」
「え!?本当?」
「ああ、本当だ!」
サトシ達はタケシが映画に出ることに驚いていた。
すると映画のスタッフがサトシとヒカリ、タケシを部屋に連れて化粧
をさせた。
「それじゃあ、撮影を始めますのでサトシさん、ヒカリさん、タケシさん
お願いします!」

  • スレ7-40
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/19 23:16:08
サトシ達は化粧が終わると撮影が始まろうとしていた。
「それじゃ、本番行きます!・・アクション!」
監督の言葉で撮影が始まった。
サトシとヒカリは初めての映画の撮影に苦戦しながらも必至に当時の
事を思い出しながら撮影は進んだ。
「ふぅ~・・疲れたわ・・」
サトシ達は映画の撮影に疲れていた。
「お疲れ様、サトシ、ヒカリ、タケシ・・」
ハルカとノゾミはサトシ達にタオルを渡した。
「ありがとう、ノゾミ、ハルカ!」
サトシ達は汗をタオルで拭いた。
(ヒカリ達がまさか・・あんな出会いなんて驚いたでしゅ!)
シェイミはサトシ達の出会いに驚いた。
その後、サトシ達は一旦タケシと別れて、フタバタウンに帰っていた。

「さあ、明日も映画の撮影だから沢山食べてね!」
アヤコはサトシとヒカリの為に沢山の料理を作っていた。
「ありがとう、ママ!」
「さあ、食べようぜ!」
セイ達もアヤコの料理を口に運んだ。
「アヤコお婆ちゃんが作るハンバーグは美味しい!」
「うん、アヤコお婆ちゃんのハンバーグは一番好き!」
「そう言ってくれると嬉しいわ!」
セイ達の言葉にアヤコは笑みをこぼした。
その後、サトシとヒカリは明日の撮影の為に早く眠りついた。

  • スレ7-43
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/20 23:31:57
次の日、サトシ達は次の撮影現場である、コトブキシティに向った。
そして、コトブキシティの撮影現場に着くとヒカリとノゾミは撮影現
場を見て驚いた。
「ここて!?」
「私とノゾミが初めて出会った、コンテスト会場!・・」
そこはヒカリとノゾミが初めて出会ったコンテスト会場であった。
「今日の撮影はヒカリとノゾミが初めて出会ったシーンを撮るんだ・・」
サトシがヒカリとノゾミに説明しながら控え室に向っていた。
控え室でサトシ達は化粧を済ませると控え室を後にした。

そして、ヒカリとノゾミが初めて出会うシーンの撮影が始まった。
「ママ、ドレス、ありがとう、凄い気にいちゃった!」
(喜んでもらえて嬉しいだけど・・一つ足りないのよ・・チョーカー
入っていなかった?)
「チョーカー?・・入っていなかったような?」
するとヒカリの後ろにニャルマーが出てきた。
「ニャー!」
「あれ?・・ニャルマー・・」
ニャルマーは尻尾にあるチョーカーをヒカリの前に出した。
「もしかして、これて・・」
(それそれ!・・それよ!)
その時、ノゾミがヒカリに声をかけて来た。
「やっぱり・・あんたのか・・」
「あなたが見つけてくれたの?」
「ロビーに落ちていたよ・・」
「だけど、よく私のチョーカーだって分かったの?」
「このポケモンセンターの中でそのチョーカーが合う服を着ているのは
あなただからね・・」
ヒカリはチョーカーを首につけるとノゾミにお礼を言った。
「ありがとう・・私はヒカリ、あなたは?」
「ノゾミ・・あんた、コンテスト初めて?」
「分かる?」
「分かるよ・・そういうオーラ出てる・・」
「やっぱり・・」
「うゎ・・かっこわる・・」
ヒカリはノゾミにリボンを見せてもらった。
「私もリボンゲットしてみせる!」
「本気?」
「本気、大丈夫!」
「じゃ、ファイナルで会うだろうね、頑張ろう!」
ノゾミはそう言ってその場を去った。
「ファイナル!?・・うゎ、渡しデビュー戦なのに大胆な事言っちゃった!」

それを遠くから見ていたサトシ達は
「思い出すぜ・・ヒカリとノゾミが出会った頃を・・」
「ヒカリの落し物で出会うなんてヒカリらしいわね!」

  • スレ7-45
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/21 23:07:16
その後、ヒカリとノゾミの初めての出会いを取り終わると休憩に入った。
「ふぅ・・疲れたわ・・」
「ああ、昔の事を思い出しながら演技するのがこんなに大変だったなんて・・」
ヒカリとノゾミは撮影の大変さで疲れ始めていた。
するとアイとノンがヒカリとノゾミに近づいた。
「「お疲れ様、ママ!」」
アイとノンは冷たい飲み物を持ってきた。
「ありがとう、アイ・・」
ヒカリとノゾミはアイとノンから飲み物を受け取った。
するとヒカリのシェイミが
(まさか・・ノゾミとの出会いがヒカリの落し物だったなんて・・驚
いたでしゅ!)
シェイミの言葉にヒカリは顔を赤くしてシェイミに怒った。
「はは・・あの時のヒカリは結構・・ドジが多くてサトシやタケシに
心配されていたからね!」
「ノゾミまで・・」
ヒカリは少し落ち込んだ。
その後、ヒカリとノゾミはアイとノンに今までの旅の事やコンテストなどを
話した。

  • スレ7-46
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/22 23:00:16
休憩が終わるとヒカリとノゾミのコンテストバトルの撮影が始まろうと
していた。
「ママ達のコンテストバトルを見るのは初めてだわ!」
「ピカチュウ!」
アイ達はヒカリとノゾミのコンテストバトルを見れるのが嬉しかった。
「だけど、映画の撮影だから、ヒカリが負けてしまうだよな・・」
「ピカチュウ・・」
「ポチャ・・」
するとユリとミライが
「もう、サトシパパはそんな事言って!」
「そうだよ!」
「ベイ!」
ミライとユリの言葉にサトシは謝った。
「だけど、ママ達のコンテストバトルを見れるのは嬉しい!」
(そうでしゅ、ヒカリ達のコンテストバトルを見れるだけでミーは
嬉しいでしゅ!)

ヒカリとノゾミの準備が終わり撮影が始まろうとしていた。
「思い出すわね、ノゾミ・・あの頃を・・」
「ああ、あの頃の私達はお互いに競い戦ったわね・・」
「映画の撮影だけど、本気で行くわよ、ノゾミ!」
「望むところよ!」
ヒカリとノゾミは火花を散らしていた。
「あらら、ヒカリとノゾミ・・本気だわ・・」
セイとノンは腕に抱いているアカリ達に話かかけた。
「アカリ・・メグ・・ママ達を応援しよう!」
「リンもママを応援しようね!」
アカリ達は笑顔で笑った。

  • スレ7-48
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/23 23:47:16
撮影が始まるとヒカリとノゾミのコンテストバトルが始まった。
「ミミロル、チャームアップ!」
「ニャルマー、レディーゴー!」
「ミミ!」
「ニャル!」
ミミロルとニャルマーは元気良くモンスターボールから出てきた。
「ママ、頑張って!」
「ミミロ!」
「ミミロル、ピヨピヨパンチ!」
ミミロルは大きくジャンプしてニャルマーに近づいた。
「ニャルマー、尻尾でジャンプ!」
「ニャル!」
ニャルマーは尻尾をバネにして回転しながらミミロルのピヨピヨパンチ
をかわした。

「ニャルマーの尻尾にあんな使い方があったなんて・・」
「ニャル・・」
ノンとニャルマーはノゾミの戦い方に驚いていた。

「ミミロル、地面に向って冷凍ビーム!」
「ミミロ!」
ミミロルは身体を回転させながらフィールドに冷凍ビームを放った。
ミミロルの冷凍ビームにフィールドは氷のフィールドとかした。
そしてニャルマーは氷のフィールドに足を取られてしまった。

「さすがだな、ヒカリ・・」
「バトルフィールドを制圧をするのはサトシとヒカリの得意技だもんね!」

「ニャルマー、地面向ってシャドークロー!」
「ニャル!」
ニャルマーのシャドークローは氷のフィールドに当て砕けた氷がミミロル
を襲う。
「ミミロル!!」
「ニャルマー、尻尾でミミロルを捕まえろ!」
ニャルマーは尻尾でミミロルを捕まえた。
「10万ボルト!」
「ニャール!」
ニャルマーはミミロルを捕まえたまま10万ボルトを放った。
「ミミロル!?」
その時、タイムアップになりヒカリとノゾミは画面を見上げた。
「はい!・・カット!」
監督の言葉で撮影が終わるとヒカリはすぐさまミミロルに駆け寄った。
「ミミロル、大丈夫?」
「ミミ!」
ミミロルは至近距離からの10万ボルトを受けていながら元気良くジャン
プした。
「以外にタフだね、ミミロルは・・」
「ニャル・・」
ノゾミとニャルマーがヒカリとミミロルに近づいてきた。
「さすがったわ、ノゾミ・・」
「こっちもヒカリとの久しぶりのコンテストバトルは楽しかったよ!」
「ニャル!」

  • スレ7-53
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/24 23:00:46
その後、サトシ達は映画の撮影の為、シンオウ各地を飛び回った。
そして、次の撮影場所であるキッサキシティにサトシ達は向っていた。
「ねえ、ノン・・キッサキシティでどんな町なの?」
「ピカチュウ?」
アイはキッサキシティについてノンに聞いた。
「キッサキシティは雪に覆われているんだけど、空気が澄んでいて綺麗
な町よ!」
「ニャル!」
するとミライはユリに話かけた。
「ユリはキッサキシティは初めてよね?」
「うん!・・ママが住んでいた町だから町に着いたら、色々見てみたい!」
ユリ達が楽しみにしている中、サトシ達の目の前にキッサキシティが
見えてきた。
「見えてきたわよ、あそこが、キッサキシティよ!」
「あれがキッサキシティ!」
「綺麗・・」
「ミミロ!」
「チュパ!」
サトシはキッサキシティに入るとポケモンセンターに車を走らせた。
するとポケモンセンターの前にある人物がサトシ達を待っていた。
「お、来た来た!」
サトシはその人物の前に車を止めるとノゾミがその人物に駆け寄った。
「久しぶり、ノゾっち!・・元気にしてた!」
「相変わらずですね、スズナ先輩!」

  • スレ7-55
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/25 22:58:47
スズナはノゾミが腕に抱いているリンに気付いた。
「あら!・・もしかして、この子がリンちゃん!」
「はい、私の子供です!」
「可愛い!」
すると車からサトシ達が下りてきた。
「お久しぶりです、スズナさん!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
「サトシ君!・・それにヒカリちゃん!」
「スズナさん、お久しぶりです!」
「凄く綺麗になったわよ!・・ヒカリちゃん!」
「ありがとうございます!」
スズナはセイ達に気付いた。
「もしかして、この子達?」
「はい、俺達の子供です!」
セイ達はスズナに自己紹介をした。
「皆、サトシ君とヒカリちゃんに良く似ているわ!」
するとスズナはヒカリの腕に抱かれているアカリとメグに気付いた。
「あら!・・この双子は今年生まれた赤ちゃん!」
「はい、名前はアカリとメグです!」
「アカリちゃんとメグちゃんか・・良い名前ね!」
「ありがとうございます!」
するとスズナはノンとユリに気付いた。
「ノンちゃん、久しぶりね!」
「はい、お久しぶりです!」
「前会ったときより、立派な顔をしているわ!・・もしかしたら、トッ
プコーディネーターに早くなれるかもしれないわね!」
「ありがとうございます、スズナさん!」
ノンはスズナの言葉に喜んだ。
するとユリがスズナの前に出てきた。
「スズナさん!・・初めまして、ユリて言います!」
「初めまして、あなたとは初めて出会うわね!」
スズナはユリと話が終わると
「さあ、皆が帰って来たのお祝いしてパーティを開くわよ!」

  • スレ7-60
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/26 19:10:46
「また、パーティを開くんですか、先輩?」
「もちろん!」
ノゾミは少し呆れた。
だが、ソラ達は喜んでいた。
「パーティを開くの!」
「ええ、お菓子や甘いものも沢山あるわよ!」
「やった!」
サトシ達はスズナの案内でポケモンスクールに向った。

ポケモンスクールに着くと既にパーティの準備が終わっていた。
「凄い、お菓子が一杯!」
ハルカはお菓子を見て目を光らせた。
「相変わらず、行動が早いですね、先輩!」
「早いに越した事はないでしょ!」
すると、校舎から子供たちがスズナに駆け寄って来た。
「スズナさんこの子達は?」
「この子達はこのスクールの生徒達よ!・・サトシ君達が来るの楽しみにし
ていたのよ!」
子供たちはサトシとセイに近づいてきた。
サトシとセイは子供たちに握手やサインをしてあげた。
「凄い人気だね!」
(凄いでしゅ!)
「この前のチャンピョンリーグ防衛戦でのサトシ君とセイ君のバトルで
子供たちがサトシ君やセイ君みたいなトレーナーになりたいて子が増えたの!」
ヒカリ達はサトシとセイの人気に驚いた。
「さあ、パーティを始めましょ!」

  • スレ7-63
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/27 21:35:17
パーティが開かれサトシ達は楽しんでいた。
「う~ん、このケーキ最高かも!」
ハルカはお菓子やデザートに夢中であった。
「ハルカちゃん・・凄いわね・・」
スズナもハルカの食欲に驚いていた。

セイ達もお菓子やデザートを食べていた。
「お!・・このアイス、甘くて旨い!」
「ポチャ!」
セイとポッチャマはキッサキ名物のアイスを満喫していた。
(このクッキー、美味しいでしゅ!)
「ピカチュウ!」
「コーン!」
「ブイ!」
シェイミ達はクッキーの皿の周りに集まって食べていた。
「もう、シェイミ達は独り占めしたら駄目よ!」
アイがシェイミ達に注意しようとするが
「良いのよ、アイちゃん!・・まだ沢山あるから大丈夫よ!」
スズナの言葉でシェイミ達は再び食べ始めた。
「もう・・」

そして、パーティが終わりかけた時、スズナが突然
「ねえ、イーブイがグレイシアに進化する氷があるんだけど、見る?」
スズナの言葉にセイ達は
「グレイシアに進化する氷か・・見てみたいです!」
「ポチャ!」
「私も!」
「ピカチュウ!」
サトシ達も見てみたいと言い出した。
「それじゃ、片付けをしたらいきましょ!」

  • スレ7-66
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/28 21:30:25
パーティが終わりスズナはサトシ達をグレイシアに進化する氷の所に
案内した。
((寒いでしゅ!))
アイのシェイミとヒカリのシェイミはアイとヒカリの上着の中に入っ
た。
「シェイミは寒がりすぎるよ・・」
「ミミロ!」
ソラの言葉にサトシは
「シェイミは元々寒いのが苦手なんだ・・」
「ピカチュウ・・」
「ポチャ・・」
そんな会話をしながら目的の氷に着いた。
「此処がグレイシアに進化出来る氷よ!」
サトシ達の目の前に神秘的な氷であった。
「これが・・」
「グレイシアに進化出来る氷・・」
「ポチャ・・」
「綺麗・・」
「チュパ・・」
神秘的な輝きにサトシ達は見惚れていた。
すると、ノンのイーブイが氷に近づこうとした。
「イーブイ!?」
「もしかしたら、グレイシアに進化したいのかしら?」
「そうなの、イーブイ?」
イーブイはうなずいた。
「イーブイがしたいなら構わないわ!」
ノンは笑顔で笑いかけるとイーブイは嬉しそうにノンに飛びついた。
ノンはイーブイを受け止めると氷に近づきイーブイが氷に触れた瞬間
イーブイの身体が光だした。
ノンはイーブイを地面に降ろすとイーブイの身体が変わりグレイシアに
進化した。
「グレーイ!」
グレイシアはノンに近づいた。
「グレイシア、これから一緒にコンテストを頑張っていきましょ!」
「グレーイ!」

  • スレ7-68
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/29 21:28:26
その夜、サトシ達が眠りついた頃、ヒカリ、ノゾミ、ハルカ、スズナ
はパジャマパーティを開いていた。
「それで、ノゾっちがコンテストの道に進んだの!」
スズナはノゾミがコンテストの道に進んだエピソードを話していた。
「へえ~ノゾミにそんな事が・・」
ハルカはノゾミのコンテストのエピソードに驚いていた。
「ヒカリちゃんとノゾっちのファイナルのバトル・・手に汗を握る熱
いバトルだったわ!」
スズナはヒカリとノゾミのファイナルのコンテストバトルの話になる
とヒカリとノゾミは
「あの頃は・・ノゾミに追いつこうと必至にポッチャマ達と一緒に
頑張ってきてやっとノゾミに追いつけて嬉しかったわ・・」
するとハルカが
「そこは・・サトシと一緒の方が良いんじゃない?」
ハルカの言葉にヒカリは顔が赤くなった。
(顔が赤いでしゅね、ヒカリ!)
シェイミはヒカリをからかった。
「まあ、その時のヒカリはサトシに告白する為にも負けられなかったんだと
思うわ・・」
ノゾミは当時の事を思い出していた。
「でも、ノゾっちもサトシ君が好きだったなんて、驚いたわ!」
当時、スズナはノゾミがサトシが好きだった事に驚いた。
「でも、サトシと出会って良かったわ・・ケンジに出会い、ノンやユリ
リンが生まれて私は幸せよ!」
ノゾミの言葉を聞いたスズナは
「それでこそ、ノゾっちよ!」
スズナはノゾミの背中を叩いた。
「先輩こそ、早く結婚しないと乗り遅れますよ!」
ノゾミの言葉でスズナは言葉を失った。

  • スレ7-69
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/09/30 22:33:14
次の日、キッサキジムでは撮影の準備をしていた。
「サトシ君、スクールの子達も私達のバトルを見せてもいいかしら?」
スズナはスクールの子達にサトシとのバトルを見せてあげようとサトシ
に話した。
「はい、構いません!」
サトシは承諾すると子供たちは観客席に座った。

カメラの後ろではノンがヒノアラシにお願いをしていた。
「ヒノアラシ、映画の撮影だからね!・・サトシパパの言う事を聞くの
よ!」
「ヒノヒノ!」
ヒコザルの代役をノンのヒノアラシに決まっていた。
「ありがとう、ヒノアラシ!・・撮影が終わったらヒノアラシの好きな
ポフィンを作ってあげるね!」
「ヒノ!」
ノンはヒノアラシをモンスターボールに戻してサトシにモンスターボール
を渡した。

そして、撮影が始まりヒカリ達はスズナとサトシのバトルを見学していた。
「気合で勝つわよ、ユキノオー!」
「ジュノオー!」
「頼むぞ、ヒノアラシ!」
「ヒノ!」
モンスターボールからヒノアラシが出てきた。
「頑張って、ヒノアラシ・・」
「ニャル・・」

  • スレ7-73
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/01 23:00:52
「ヒノアラシ、火炎放射!」
「ヒーノ!」
ヒノアラシの火炎放射はユキノオーに向っていた。
「ユキノオー、吹雪!」
「ジュノオー!」
ユキノオーは向ってくる火炎放射に向って吹雪を放った。
吹雪と火炎放射がぶつかり爆発してフィールドが煙に覆われた。
「しまった!?」
ヒノアラシは煙で周りが見えなくり慌てていた。
「落ち着くんだ、ヒノアラシ!」
サトシは慌てるヒノアラシに必至に叫んだが
「ユキノオー、ヒノアラシを捕まえるのよ!」
ユキノオーは煙の中で慌てるヒノアラシを見つけて捕まえた。
「ヒノアラシ!?」
ヒノアラシは必至にユキノオーから逃げようと暴れるがユキノオーは
離さなかった。
「そうだ!・・ヒノアラシ、背中の炎を最大火力だ!!」
「ヒーノ!!」
ヒノアラシは背中の炎を最大にするとユキノオーは堪らずヒノアラシ
を離してしまった。
「やるわね!・・ヒノアラシの背中の炎でユキノオーから逃げるなん
て・・」
「ありがとうございます!」

「ヒノアラシにあんな使い方があったなんて!?」
ノンはヒノアラシの戦い方に驚いていた。
するとノゾミがノンに語った。
「サトシはポケモンの特徴を利用してバトルするのが得意なんだ・・」
「ポケモンの特徴・・」
「そう、ポケモンの特徴をどう上手く活かせるかトレーナー次第よ!」

  • スレ7-78
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/02 23:13:37
「このまま決めるぞ、ヒノアラシ、火炎放射!」
「ヒーノ!」
火炎放射がユキノオーに向ってきた。
「そう何度も同じ手には掛からないわよ、ユキノオー、氷に向ってウッドハン
マー!」
ユキノオーはフィールドにウッドハンマーを放つとフィールドの氷が砕けて
氷の破片が火炎放射を防いだ。
「冷凍パンチ!」
ユキノオーは空中を飛んでいる氷の破片に向って冷凍パンチを放つと
氷の破片が氷の矢となりヒノアラシを襲った。
「ヒノアラシ!?」
ヒノアラシは必至に氷の矢を避けるが矢がヒノアラシの逃げ道を防いだ。
「ヒノアラシ、火炎車で氷を壊すんだ!」
ヒノアラシは火炎車で氷を破壊しようとしたが弾かれてしまった。
「何!?」
「今よ、ユキノオー、吹雪!」
ユキノオーは容赦なく身動きを封じられたヒノアラシに吹雪を放った。
「ヒ、ヒノ・・」
ヒノアラシは必至に吹雪を耐えた、その時
「ヒーノ!!」
ヒノアラシは背中の炎がヒノアラシの身体に包み込むとヒノアラシの
身体が光だした。
「あれは!?」
「進化が始まった!?」

  • スレ7-80
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/03 22:38:32
ヒノアラシは炎に包まれながら進化が始まりヒノアラシはマグマラシ
に進化した。
「マーグ!」
マグマラシは身体に包まれる炎を振り払うと振り払った炎がユキノオ
ーに襲った。
ユキノオーは降りかかった炎を振り払うと闘志が燃えていた。
「バトル中に進化だなんて・・燃えてくるわ!」
スズナもバトル中の進化に闘志が燃え上がっていた。
「よーし、マグマラシ、火炎放射!」
「マーグ!」
「吹雪!」
「ジュノオー!」
火炎放射と吹雪が再びぶつかり合うとマグマラシの火炎放射がユキノオ
ーの吹雪を圧倒してユキノオーに襲い掛かった。
「ユキノオー!?」
ユキノオーは火炎放射を耐えたが息がかなり上がっていた。
「留めだ、火炎車!!」
「マーグ!!」
マグマラシは巨大な火炎車となりユキノオーに向っていた。
「負けるな、ユキノオー、吹雪!!」
「ジュノオー!!」
ユキノオーは向ってくるマグマラシに向って吹雪を放った。
マグマラシは吹雪を喰らいながらもユキノオーに向って火炎車を放ち
爆発した。
「マグマラシ!?」
「ユキノオー!?」
煙が晴れるとユキノオーは倒れていた。
「カット!!」
監督の言葉で撮影が終わった。
サトシとスズナはマグマラシとユキノオーに駆け寄った。
「マグマラシ、良く頑張ったな!」
「マーグ!」
するとノン達がマグマラシに駆け寄ってきた。
「マグマラシ、お疲れ様、良く頑張ったわ!」
「マーグ!」
「ヒノアラシがバトル中に進化は驚いたよ!」
「ポチャ!」
「だけどお陰で良いのが撮れたて監督が言っていたわ!」
「ピカチュウ!」
するとスズナがサトシ達に近づいてきた。
「マグマラシの進化、おめでとう、ノンちゃん!」
「ありがとうございます!」
するとノゾミが
「先輩・・もしかしてヒノアラシが進化する事に気付いていたんじゃ
ないですか?」
ノゾミの言葉にスズナは
「やっぱり、ノゾっちにはばれていたか!」
「え!?・・スズナさん、ヒノアラシが進化するって知ってたんですか?」
ヒカリはスズナがヒノアラシの進化に気付いていた事に驚いた。
「長年、ジムリーダーをやっているうちに進化に気付いてしまうの!」
「さすが、スズナさんだ!」

  • スレ7-84
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/04 22:41:09
ジム戦の撮影が終わりサトシ達はジム内で休んでいた。
調理場ではアイとノンがポフィンを作っていた。
「後は型に流し込んでと!」
アイとノンはポフィンの生地を型に流し込んだ。
「ピーカ!」
(早く食べたいでしゅ!)
「ニャル!」
アイとノンの作るポフィンを眺めているピカチュウとシェイミ、ニャルマーは
ポフィンが出来るのを待っていた。
「もう少しで出来るからね!」

それから30分後
「出来たわよ!」
アイとノンはポフィンを持ってサトシ達の所に持っていた。
「「お待たせ!・・ポフィンが出来たよ!」」
アイとノンがポフィンをテーブルに置くとサトシのピカチュウ達もポフィンを
取り食べていた。
アイのピカチュウ達もポフィンを食べた。
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
ピカチュウ達はアイとノンのポフィンを美味しそうに食べた。
(ヒカリのポフィンも美味しいでしゅけど、アイのポフィンも美味しい
でしゅ!)
ヒカリのシェイミも美味しそうに食べた。
「ありがとう、シェイミ!」
ヒカリ達はアイとノンの成長に喜んだ。

  • スレ7-94
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/05 22:50:04
そして、次の日
ヒカリがソラ達に忘れも無いか確認した。
「皆、忘れ物無いわね!」
「うん、忘れ物無いよ!」
「大丈夫よ、ママ!」
「ミミロ!」
「チュパ!」
ヒカリ達は荷物を車につぎ込んでいた。

そして、荷物がつぎ込みが終わると突然
「ちょっと、待って!」
声をする方をサトシ達が向くとスズナが荷物を持ってジムから出てきた。
「どうしたんですか、先輩!?」
「私もノゾっち達に付いていくわ!」
「ええ!?」
スズナの言葉にサトシ達は驚いた。
「スズナさん、ジムを開けっ放しで良いんですか!」
「大丈夫よ、新しいジムリーダーに任せてあるから!」
「新しいジムリーダー?」
「そこはまた今度話すわ!・・さあ、早く撮影場所に向いましょ!」
スズナは車に乗り込んだ。
するとハルカはスズナの行動力に驚いた。
「スズナさんて行動力凄いのね・・」
「あれが先輩の持ち味だからね・・」

  • スレ7-96
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/06 22:40:16
次の撮影場所に向う車の中ではスズナと楽しく話をするヒカリ達であ
った。
「それでノゾミがフリルのワンピースを着た時、凄く可愛かったですよ!」
ヒカリはノゾミがフリルのワンピースを着た話をスズナに話していた。
「もう、その話はやめて・・」
ノゾミは顔を赤くしていた。
「ノゾっちがフリルを着た姿見たかったな!」
するとハルカが笑みを浮かべた。
「実はノゾミがフリルを着た写真を持っていますよ!」
ハルカの言葉にノゾミは
「やめて、ハルカ!?」
ノゾミは必至にハルカをとめようとしたがハルカは写真をスズナに渡した。
「可愛いじゃない!・・ノゾっち!」
ノゾミは顔を真っ赤にした。
「この時のノゾミはフリルとかワンピースを着なかったんです!」
「分かる、ノゾミはワンピースとか着なかったわ!」

  • スレ7-103
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/07 22:27:22
ノゾミの恥かしい話で盛り上がった頃、サトシ達は撮影場所に着いた。
「着いたぞ!」
ヒカリ達が下りると周り見て驚いた。
「此処は!?」
「リッシ湖のコンテスト会場!?」
「ニャル!?」
「それって、ママ達の最初で最後のグランドフェスティバルの会場?」
「ええ、私とノゾミが全力で戦った場所よ・・」

サトシ達はコンテスト会場に入ると既に撮影準備が出来ていた。
「お!・・サトシ!」
「タケシ!」
タケシがサトシに気付き近づいてきた。
「タケシも此処の撮影なのか?」
「ああ、サトシ達と一緒に撮影だ!」
「そうか、長い事別々で撮影だったからな・・」
「ああ、所でヒカリ達は?」
「今、衣装に着替えている所だよ!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」

  • スレ7-104
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/07 22:27:42
その頃、ヒカリ達はコンテスト用の衣装に着替えていた。
「どう?」
ヒカリはアヤコが昔作ったグランドフェスティバル用のドレスを着ていた。
「凄く、綺麗だよ、ママ!」
「ピカチュウ!」
ソラ達はヒカリのドレスに見惚れていた。
「良いな・・私も着たい!」
「ミミロ・・」
「家に帰ったらみんなのドレスを作ってあげるわ!」
「本当?」
「本当よ!」
「やった!」
「チュパ!」
するとハルカとスズナがノゾミの腕を引っ張って来た。
「さあ、ノゾっち、来るのよ!」
「嫌ですよ!!」
ノゾミは必至に抵抗するがハルカとスズナはノゾミの嫌がる姿に楽しんでいた。
「どうしたの、ノゾミ?」
ヒカリ達はノゾミに近づくと驚いた。
「ノ、ノゾミ!?」
(どうしたのでしゅ!?・・その服!?)
ノゾミが着ていたのは赤いフリルのドレスであった。
「どう?・・ノゾっちのフリルのドレスは?」
「どうって・・」
「ノゾミがフリルのワンピースを着たままコンテストをやってもらうのよ!」
ハルカとスズナは嬉しそうにしているがノゾミは
「私は絶対嫌ですよ!!」
「もう、折角の映画なんだから可愛くして思い出に残しましょう!」
するとハルカがノゾミの頭に大きなリボンを付けた。
「凄い可愛いよ!」
ノゾミは顔を真っ赤にしていた。
「どう、ヒカリちゃん?・・ノゾっちのフリルのドレスは?」
「私も凄く可愛いと思います!」
ヒカリの言葉にさらに真っ赤にした。
「ママ・・そのドレスを着てコンテストバトルを見せてね!」
「ニャル!」
ノンの言葉でノゾミは渋々承諾した。

  • スレ7-110
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/08 22:42:49
ハルカ達がサトシの元に戻ってくるとヒカリとノゾミがフィールドに出てきた。
「ノ、ノゾミ!?」
「ピ、ピカ!?」
「ポチャ!?」
サトシ達はノゾミのドレス姿に驚いてしまった。
「どう?・・ノゾっちのフリルのドレスは?」
「驚いたでしょう!」
スズナとハルカはノゾミのドレスをサトシとタケシに聞いた。
「ま、またフリルのドレスを着せたのか?」
「ええ、折角の映画の撮影なんだから綺麗にしないといけないでしょう!」
「だからって、ノゾミにフリルのドレスは・・」
するとハルカは
「何よ!・・前にノゾミのフリルのワンピースを着た時は可愛いって言って
いたんじゃない!」
「そ、それは!」
ハルカの言葉攻めにサトシは何も出来なかった。

その頃、ノゾミとヒカリのコンテストバトルが始まろうとしていた。
「ノゾミ、そのドレス素敵よ!」
ヒカリは小悪魔な顔でノゾミをからかった。
「ほっといて!!」

  • スレ7-118
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/09 23:48:18
そして、撮影が始まるとヒカリとノゾミの表情が真剣な表情になった。
「トゲキッス、シェイミ・・チャームアップ!!」
「キース!」
「ミィ!」
「ニャルマー、エルレイド・・レディーゴー!」
「ニャル!」
「エル!」
ヒカリはシェイミ、トゲキッスをノゾミはニャルマーとエルレイドを出して
きた。
「シェイミ、エナジーボール!・・トゲキッス、波動弾!」
「ミィ!」
「キッス!」
エナジーボールと波動弾が合体するとフィールドの地面が割れてニャル
マーとエルレイドに向っていた。
「ニャルマー、エルレイドに10万ボルト!・・エルレイド、リーフブ
レード!」
「ニャール!」
ニャルマーはエルレイドに10万ボルトを放ちエルレイドは10万ボルト
の電気を腕に集中すると電気の刃となり合体した波動弾に向っていき
粉砕した。

「ニャルマーの10万ボルトをエルレイドに放つことでリーフブレードを
強化した!?」
「ニャル!?」
「こんな演技の仕方もあるなんて・・」
「ピカチュウ・・」
(驚きでしゅ!)
ノンとアイはノゾミの演技に驚いた。

「まだこれからよ、シェイミ、シードフレア!!」
シェイミはシードフレアのエネルギーを溜め始めた。
「させないよ!・・ニャルマー、猫騙し!」
「ニャル!」
ニャルマーはシェイミに猫騙しをするとシェイミは怯んでしまった。
「ミィ!?」
「今だよ、エルレイド、サイコカッター!」
エルレイドはサイコカッターをシェイミに向って放った。
「トゲキッス、エアスラッシュ!」
「キース!」
エアスラッシュでサイコカッターを止めた。
「やるわね、ヒカリ!」
「まだよ、私達の力を見せたげるわ、ノゾミ!」

  • スレ7-124
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/10 23:06:52
「シェイミ、トゲキッスに乗って!」
「ミィ!」
シェイミはトゲキッスの背中に乗るとトゲキッスは空高く飛んだ。
「させないよ!・・エルレイド、サイコカッター!・・ニャルマー
10万ボルト!」
「エール!」
「ニャール!」
サイコカッターと10万ボルトがトゲキッスに向っていた。
「トゲキッス、エアスラッシュ!」
「キース!」
トゲキッスはエアスラッシュで10万ボルトとサイコカッターを防いだ。
「シェイミ、アロマセラピー!」
「ミィィ!!」
シェイミは10万ボルトとサイコカッターのエネルギーを利用して
トゲキッスとシェイミの身体を輝かせた。

「綺麗・・」
「ミミロ・・」
ソラ達はシェイミとトゲキッスの輝きに見惚れていた。

  • スレ7-125
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/10 23:07:19
「ニャルマー、エルレイド、シェイミとトゲキッスをコンビネーション
を崩すよ!」
「ニャル!」
「エル!」
「エルレイド、ニャルマーの尻尾に乗ってジャンプ!」
エルレイドはニャルマーの尻尾に乗って大きくジャンプしてトゲキッスの
上を取った。
「今だよ、ニャルマー10万ボルト!」
「ニャール!」
ニャルマーは最大パワーで10万ボルトを放った。
「それを待っていたわ!・・シェイミ、10万ボルトに突っ込むのよ!!」
「ミィ!!」
シェイミはトゲキッスから飛ぶと10万ボルトに突っ込んでいた。
「何をするきなの!?」
「今よ、シードフレア!!」
シェイミは10万ボルトのパワーを吸収してシードフレアのパワーを溜めた。
「エルレイド、シェイミにリーフブレード!」
エルレイドは落下のスピードを利用してシェイミに向っていくが
「シェイミ、シードフレア!!」
「ミィィィ!!」
シェイミは最大パワーでシードフレアを放つとエルレイドとニャルマ
ーはシードフレアに襲われる。
「ニャルマー、エルレイド!!?」
ニャルマーとエルレイドは倒れていた。
「カット!!」
監督の言葉で撮影が終わった。
「ミィィ!」
シェイミは落ちてきた所をヒカリが受け止めた。
「ご苦労様、シェイミ、トゲキッス!」
「キース!」
ノゾミは倒れているエルレイドとニャルマーを起こした。
「良く頑張ったよ、ニャルマー、エルレイド・・」
「ニャル・・」
「エル・・」
ノゾミはエルレイドをモンスターボールに戻すとヒカリに近づいた。
「ヒカリ・・良いバトルだったよ・・」
「ありがとうノゾミ!」
ヒカリとノゾミは握手をした。
「まさか、10万ボルトのエネルギーを利用してシードフレアのパワーを
上げるなんて驚いたよ・・」
「うん・・アイがこの前、この方法を見せてくれて私も取り入れたの!」
(実際にやるのは初めてでしゅけどね!)

  • スレ7-132
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/11 22:56:25
ヒカリとノゾミはサトシ達の元に戻ると
「「お疲れ様・・ママ・・」」
アイとノンがヒカリとノゾミに飲み物を渡した。
「ありがとう、アイ・・」
「ありがとう、ノン・・」
ヒカリとノゾミはアイとノンから飲み物を受け取った。
「ノゾっちとヒカリちゃんのバトル、凄く熱かったわよ!」
「え!・・そうですか?」
「うん!・・もう手に汗を握るバトルで私もバトルがしたくなったかも!」
スズナとハルカはさっきのバトルを熱く語った。
するとアイとノンがアカリとメグ、リンをヒカリとノゾミに渡した。
「所で、ママ、次の撮影は何処でやるの?」
「ミミ?」
ソラがヒカリに次の撮影を聞いてきた。
するとタケシが
「次はこの会場の裏でヒカリがサトシに愛の告白を撮影するんだ!」
タケシの言葉でサトシとヒカリは顔を真っ赤にして慌てていた。
「タ、タケシ!!・・今なんて!?」
ヒカリはタケシにもう1回聞くと
「だから、サトシとヒカリの告白のシーンを撮影するんだ!」
すると、スズナが小悪魔な顔をして
「もしかして、キスシーンも撮影するの!」
「ええ、キスシーンも撮影しますよ!」
サトシとヒカリの顔がさらに赤くなった。
(あれれ、顔が赤いでしゅよ!)
「べ、別に!!」
「まあまあ、そんなに赤くなる事も無いでしょ!」
「「なるよ!!」」
「いつも何処でもキスしているくせに!」
ハルカの言葉でサトシとヒカリは言い返す言葉が出てこなかった。
そして、サトシ達は会場裏に向った。

  • スレ7-133
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/12 22:01:09
サトシ達は会場の裏に着くと既に撮影準備が始まっていた。
「さあ、もうすぐ撮影が始まるよ、ママ!」
アイはヒカリが抱いているアカリとメグをアイが抱いた。
「サトシ、ヒカリ・・落ち着けよ!」
タケシの言葉とは裏腹に顔が笑っていた。
サトシとヒカリはまだ顔を赤くしながら撮影の準備を始めた。

そして、ヒカリがサトシの告白シーンの撮影が始まった。
「サトシ、私、サトシの事が好き」
「・・・・・・え?」
「初めて会ったあの時・・サトシと出会わなかったら・・私・・トップ
コーディネーターになれなかった・・」
「ヒカリ・・」

ヒカリの告白にスズナは
「う~ん!・・ヒカリちゃんの告白素敵ね!」
スズナはヒカリの告白に見惚れていた。

「ポケモン達に一途なところも・・無茶ばかりする所も全て・・私はサ
トシが好き・・」
「ヒカリ・・俺もヒカリの事が好きだ・・」
「・・・・・・え!?」
「ヒカリが居てくれたから此処まで頑張ってこれた・・俺にとってヒカ
リが必要だ!」
「サトシ!!」
ヒカリの目からは涙が滞る事なく溢れ出し、サトシの胸に飛び込んだ・
「・・・嬉しい・・私、今が夢じゃないかと思うくらい・・凄く嬉しい!」
「俺もだよ・・ヒカリ!」
サトシはギュッと抱き締めた。
「ヒカリ、シンオウリーグが終わったら結婚しよ!」
「うん、サトシ!」
ヒカリの言葉を聞き、サトシはいつもの満面な笑みを浮かべ、ヒカリ
を優しく抱き締め二人は目を閉じ、ゆっくりと唇を重ねた。
「はい、OK!!」
監督の言葉でサトシとヒカリはキスを止めた。

  • スレ7-138
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/13 23:01:47
サトシとヒカリはノゾミ達の元に戻ると
「お疲れ、サトシ、ヒカリ・・」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
「サトシ君とヒカリちゃんのキスシーン、凄く良かったわよ!」
スズナの言葉にサトシとヒカリは顔を赤くした。
「パパとママ顔が赤いよ!」
「ベイ!」
「「べ、別に!」」
サトシとヒカリは声を揃えた。

その夜、セイ達が眠りついた頃、サトシ達はバルコニーでお茶会をして
いた。
「今日は大変だったね、ヒカリ、サトシ!」
「もう、やめて・・」
ヒカリとサトシはまた赤くなった。
「だけど、この映画の撮影で俺達の旅を思い出すきっかけになったな・・」
「ああ、この俺達が今までの経験を子供たちに教えていこう!」

  • スレ7-140
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/14 23:34:13
その後、サトシ達は自分達の部屋に戻り眠りつこうとしていた。
「アカリとメグ・・良く眠っているわ!」
ヒカリはアカリとメグの寝顔を見て微笑んでいた。
「そろそろ寝ないと明日が大変だぞ!」
「ええ、そろそろ寝ましょ!」
ヒカリは髪止めを外しベットに入るとサトシが
「なあ、ヒカリ・・」
「何、サトシ?」
「ヒカリと出会って良かったと思っている・・」
「え!?」
ヒカリはサトシの突然の事に戸惑っていた。
「俺がチャンピョンマスターになれたのはヒカリが俺を支えてくれた
・・もし、ヒカリと出会わなかったら今こうしてセイ達と一緒に暮ら
す事はできなかった・・」
「サトシ・・」
ヒカリはサトシを抱きしめた。
「ヒカリ?」
「私も一人だけじゃ、トップコーディネーターになれなかった・・サトシ
は私が落ち込んでいた時・・サトシはいつも私の側で支えてくれた・・
あの時は凄く嬉しかった!」
「ヒカリ・・」
「だから、サトシと出会って嬉しかった!」
「俺もだよ、ヒカリ!」
サトシとヒカリは互いに抱きしめたまま眠ってしまった。

  • スレ7-145
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/15 23:16:42
「チャア~」
「ポ~チャ~」
サトシのピカチュウとヒカリのポッチャマは朝の日差しで目を覚ました。
「ピカチュウ!」
「ポチャチャ!」
ピカチュウとポッチャマは眠っているサトシとヒカリを起こそうとした。
「まだ、寝かせてよ、ポッチャマ!」
ヒカリは目を覚ますも布団の中に入りサトシは起きなかった。
「ピカ!」
「ポチャ!」
ピカチュウとポッチャマはお互いに見てうなずくとサトシとヒカリの
横で眠っているアカリとメグを起こさないようにセイとアイのベット
に置くとポッチャマはくちばしを伸ばした、そして、ピカチュウは
サトシの顔に尻尾を当てた。
「ポチャ!」
「ピーカチュウ!」
ポッチャマはヒカリの背中につつく、ピカチュウはサトシに10万ボルト
を放った。
「痛い!!」
「しびれびれ!!」
ヒカリは慌てて起きた。
「う~ん、どうしたの?」
サトシとヒカリの声でセイ達は目を覚ました。
「ポッチャマが私につつくを・・サトシ!?」
ヒカリは隣で痺れているサトシに気付いた。
「お、おはよう・・」
「ピカチュウ!」
ピカチュウは何事も無かったかのような顔をしていた。
「もしかして、ピカチュウがやったの?」
「ピカチュウ!」
するとシェイミは
(どうやら、サトシが中々起きなかったので10万ボルトで起こしたといってい
るでしゅ!)
「もう・・ポッチャマ、ピカチュウ、あんな起こしかたはやめてよ・・」
「ピカピカチュウ!」
「ポチャ!」
(”そう言うならちゃんと起ろ”と言っているでしゅ!)
「ごめんなさい!」
ヒカリが謝っているなかサトシは痺れたままであった。

  • スレ7-147
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/16 22:40:50
サトシ達は最後の撮影場所であるスズラン島に向っていた。
「いよいよ、次で撮影が終わるな・・」
「ピカチュウ!」
「ポッチャマ!」
張り切るサトシに対してタケシは
「張り切るのは良いが、ポケモン達の調整は済んでいるだろうな?」
「ああ、ポケモン達も元気バリバリだぜ!」
「久しぶりのシンジとのバトルが出来るとあって気合入っているわね!」
スズラン島での最後の撮影にシンジとのバトルをする事になっていた。
「だけど、よくシンジは撮影をOKしたよね?」
「そうよね、彼は映画の撮影に協力しないと思うんだけど?」
ヒカリ達は何故シンジが撮影に協力する理由を考えていた。
「何でも、本気でサトシとバトルをするんだったら撮影に協力すると
言ったんだ!」
タケシはシンジが撮影に協力する理由をヒカリ達に教えている間に
スズラン島が見えてきた。
「あれが、スズラン島・・」
「ポチャ・・」

  • スレ7-161
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/17 23:23:25
サトシ達を乗せた船スズラン島に着いた。
「う~わ、凄い綺麗な島だわ!」
「ピカチュウ!」
「本当だ!」
「チュパ!」
アイ達はスズラン島の魅力に見惚れていた。
「見惚れているのは良いけど、直ぐに撮影が始まるわよ!」
サトシ達は直ぐに撮影場所であるスタジアムに向った。

そして、サトシ達はスタジアムに着くと観客席でシンジが座っていた。
「シンジ・・」
サトシはシンジに近づいた。
「来たか・・」
「遅れてすまない、シンジ・・」
「早速、始めるぞ・・」
「ああ・・」
シンジとサトシはフィールドに向った。
「何だか・・サトシとあいつ口数が少ないわね・・」
「ニャル・・」

  • スレ7-163
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/18 22:36:52
サトシとシンジがフィールドに立つと観客席の席が埋まるほど観客が
座っていた。
「な、何これ!?」
(凄い人でしゅ!)
ヒカリ達が驚いているとヒカリ達に声をかける人物が現れた。
「映画スタッフが集めたエキストラだ・・」
ヒカリ達は声がした方向に振り向くとそこには
「「「レイジさん!」」」
ヒカリ達の前にはレイジが立っていた。
「どうして此処にいるですか、レイジさん?」
「僕も、サトシ君とシンジとのバトルを見たくてね・・シンジと一緒
に来たんだ・・」
するとタケシは
「もしかして、シンジに映画に出るのを進めたのはレイジさんですが?」
「いや、映画の誘いが来た時にシンジはサトシ君とのバトルで演技はしない
と言ったんだ・・」
「シンジらしいな・・」
「それとサトシ君に勝っても文句は言わないという条件で映画に出る事を
承諾したんだ・・」
「それじゃ、映画の意味が無いわよ!」
「ニャル!」
「まあ、彼らしいけどね・・」
「だけど、サトシが勝てば問題ないでしょ!」
(そうでしゅ、サトシは絶対勝つでしゅ!)
だが、レイジは
「どうだかな、今回のシンジは前回のセキエイ大会から大分修行をしたか
らね・・」
「大丈夫ですよ!・・シンジがいくら強くなろうとサトシは絶対勝ちます!」
ヒカリの言葉にレイジは
「そうだね、バトルはやってみないとどっちが勝つか分からない・・最後まで
二人のバトルを見届けよう・・」

  • スレ7-168
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/19 22:38:53
(バトルフィールドを決める、ルーレットどうぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは草に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは草のフィールド!!)
フィールドは草のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より決勝リーグ決勝戦を開始します!使用ポケモンは
6体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
「まずはお前だ、ドダイドス!」
「ドーダ!」
「ツンベアー、バトルスタンバイ!」
「ツンべ!」
「何だ!?・・このポケモンは!?」
サトシは初めて見るポケモンを見て驚いた。

「あのポケモンは・・」
セイがポケモン図鑑を開いて見たが「データ無し」と出た。
「データ無し!?」
「どうして、データに無いの!?」
セイ達がポケモン図鑑に載っていない事に驚いているとレイジが
「ツンベアーはイッシュ地方に生息するポケモンだよ・・」
「それじゃあ、あのツンベアーもイッシュ地方のポケモンですか?」
「ああ、シンジはセキエイ大会後にイッシュ地方を旅をしていたんだ・・」
「そうなるとシンジはサトシが戦いなれていないポケモンをどんどん
使うだろ・・」
そして、サトシとシンジのバトルが始まった。

  • スレ7-170
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/20 23:15:56
「どんなポケモンが相手だろうと負けはしないぜ!・・ドダイドス、リー
フストーム!」
「ドーダ!」
ドダイドスはツンベアーに向ってリーフストームを放った。
「吹雪!」
「ツンベ!」
ツンベアーは吹雪でリーフストームを打ち破りドダイドスに直撃した。
「ド、ドダ!?」
「ドダイドス!?」
ドダイドスはツンベアーの強烈な吹雪に何とか耐えていた。
「戻れ、ドダイドス!」
サトシはドダイドスをモンスターボールに戻した。

「ふぅ、ひやひやしたわ・・」
(あぶなくドダイドスが戦闘不能になる所だってでしゅ・・)

(ツンベアー・・確かに戦った事のない、ポケモンだ・・見たところ
スピードは無そうだ・・)
「ピカチュウ、お前のスピードで決めるぞ!」
「ピカチュウ!」
サトシの肩に乗っていたピカチュウは肩から下りてフィールドに立った。
「ツンベアー、気合パンチ!」
ツンベアーはピカチュウに向っていた。
「電光石火でかわせ!」
「ピカ!」
ピカチュウはツンベアーの気合パンチをかわして背後を取った。
「今だ、アイアンテール!」
「ピーカ!!」
ピカチュウのアイアンテールはツンベアーに直撃した。
「ツ、ツン~」
「ツンベアー、戦闘不能!・・ピカチュウの勝ち!」

「やった、サトシが取ったわ!」
「「パパ、かっこいい!」」
ヒカリ達が喜んでいる中、サトシは
(変だ?・・こうもあっさりやられるなんて・・)

  • スレ7-175
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/21 23:14:23
(サトシ選手が先制を取りました、さあ、シンジ選手が次に繰出すポ
ケモンは!)
「ドリュウズ、バトルスタンバイ!」
「ドリュ!」
「くぅ!・・やっぱり、新しいポケモンか!」
「ピカチュウ!」
「ピカチュウ、此処は戻ってくれ!」
「ピカ!」
ピカチュウはサトシの元に戻った。
「もう一度頼む、ドダイドス!」
「ドーダ!」
「試合はじめ!」
「ドダイドス、リーフストーム!」
「ドーダ!」
ドダイドスはリーフストームを放った。
「穴を掘る!」
「ドリュ!」
ドリュウズは穴を掘ってリーフストームをかわした。
「ドリュ!」
ドリュウズはドダイドスを吹き飛ばした。
「ドーダ!!」
「負けるな、ドダイドス、ロッククライム!!」
「ドダ!」
ドダイドスは地面に着地したのと同時にロッククライムを放つとドリ
ュウズはロッククライムで空中に吹き飛ばされた。
「今だ、最大パワーでリーフストーム!!」
「ドーダ!!」
ドダイドスは吹き飛ばされたドリュウズにリーフストームを放ち直撃した。
「ド、ドリュ~」
「ドリュウズ、戦闘不能、ドダイドスの勝ち!」
(決まった!!・・サトシ選手、ツンベアーに続いてドリュウズも戦闘不
能にした!!)

(やっぱり、変だ?・・シンジが此処まで追い込まれながら表情一つ変わって
いない・・)

  • スレ7-179
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/22 23:59:40
シンジはドリュウズをモンスターボールに戻し次のモンスターボール
を取り出した。
「ヒヒダルマ、バトルスタンバイ!」
「ヒヒダル!」
(シンジ選手はヒヒダルマを繰出したぞ!!)
「ドダイドス、良く頑張ったな、戻ってくれ・・」
サトシはドダイドスをモンスターボールに戻した。
「次はお前だ、フローゼル、君に決めた!」
「フロ!」

「頑張って、フローゼル!」
「ポッチャ!」
「アクアジェットで倒しちゃえ!」
ヒカリ達はフローゼルを応援した。

「フローゼル、一気に決めるぞ、水の波動!!」
「フーロ!」
「ヒヒダルマ、火炎放射!」
「ヒヒーダ!」
ヒヒダルマの火炎放射はフローゼルの水の波動を打ち破りフローゼル
に直撃した。
「フローゼル!?」
フローゼルは立ち上がったがダメージが大きかったのか息がかなり上
がっていた。
「何て威力だ!・・これじゃあ迂闊に接近出来ない!」
「反撃の隙など与えるな!・・ヒヒダルマ、炎のパンチ!」
ヒヒダルマは一気にフローゼルに近づき炎のパンチを放った。
「フローゼル!」
「連続で炎のパンチ!」
ヒヒダルマは連続で炎のパンチを繰り出しフローゼルを追い込んだ。
「受け止めろ!!」
「フロ!!」
フローゼルはヒヒダルマの炎のパンチを受け止めた。
「何!?」
「今だ、最大パワーで水の波動!!」
「フーロ!!」
フローゼルは至近距離からの水の波動を放った。
「ヒーダ!!」
水の波動を喰らったヒヒダルマは壁に叩きつけられた。
「ヒ~ダ・・」
「ヒヒダルマ、戦闘不能、フローゼルの勝ち!」

「やったこれで3連勝よ!」
(凄いでしゅ!)
「もしかしたら、完勝もあるかもしれないわよ!」
ヒカリ達が喜んでいる中サトシは
(シンジは間違いなく何かを狙っている・・速攻で決めるしかない!)

  • スレ7-183
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/23 21:52:49
「フローゼル、良く頑張ったぞ、ゆっくり休んでくれ・・」
サトシはフローゼルをモンスターボールに戻した。
シンジもヒヒダルマをモンスターボールに戻して新たなボールを取り出した。
「ギガイアス、バトルスタンバイ!」
「ギーガ!」
「ギガイアス・・見た所、岩タイプのようだな・・ならば!」
サトシはモンスターボールを取り出した。
「頼むぞ、ガブリアス!」
「ガーブ!」
「バトル始め!」
「ギガイアス、ステルスロック!」
「ギーガ!」
ギガイアスはガブリアスの周りに岩を飛ばした。
「ステルスロックで交代を封じるきか!」

「ステルスロックてどんな効果なの?」
「ミミ?」
ソラはステルスロックの効果が分からずにヒカリに聞いた。
「どう説明したら良いのかしら?」
(もしかしてヒカリは知らないのでしゅか?)
「ち、違うわよ!」
ヒカリが上手く説明出来ないと判断した、タケシが代わりに説明した。
「ステルスロックはポケモンがモンスターボールから出てきた時に
ダメージを与える技なんだ・・」
「それじゃあ、交代するたびにダメージが溜まるんですか!」
「ああ、これで、サトシは交代をしにくくなった・・」

「ステルスロックを放った所で交代しなければ問題ない!・・ガブリ
アス、地震だ!」
「ガーブ!」
ガブリアスの地震はギガイアスの身体が宙に浮くほどの威力であった。
「今だ、瓦割り!」
ガブリアスは宙に浮いているギガイアスに瓦割りを直撃させた。
「ギ、ギガ~」
「ギガイアス、戦闘不能、ガブリアスの勝ち!」
「よし、このまま、行くぞ、ガブリアス!」
「ガーブ!」
(だけど、此処まで追い込んでもシンジは大きな動きが無い・・いったい
何を企んでいるんだ・・)

  • スレ7-187
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/23 23:01:43
シンジはギガイアスをモンスターボールに戻して次のモンスターボー
ルを取り出した。
「ペンドラー、バトルスタンバイ!」
「ペーン!」
「ガブリアス、このまま行くぞ!」
「ガーブ!」
「バトル始め!」
「ペンドラー、剣の舞!」
ペンドラーは剣の舞で攻撃力を上げた。
「ガブリアス、一気に決めるぞ、ドラゴンクロー!」
ガブリアスはペンドラーに近づいた、その時
「ポイズンテール!」
ペンドラーはドラゴンクローをかわした。
「何!?」
ガブリアスにポイズンテールが直撃した。
「毒びし!」
ペンドラーはガブリアスが怯んでいる間に毒びしを撒いた。
「ガブ!?」
ガブリアスは毒びしの効果で毒状態になった。
「ガブリアス!?」
ガブリアスは必至に毒状態を耐えていた。
「戻れ、ガブリアス!」
サトシはガブリアスをモンスターボールに戻した。
「此処はお前に賭ける!・・行くんだ、ムクホーク!」
「ムクホー!」
ムクホークはステルスロックのダメージを食らってしまった。
「ムクホーク、距離を取って電光石火!」
ムクホークは空高く飛び電光石火で一気にペンドラーに向っていた。
「ロッククライム!」
ペンドラーはロッククライムでムクホークに向っていた。
「ポイズンテール!」
「ブレイブバード!」
ペンドラーのポイズンテールとムクホークのブレイブバードがぶつかり
あった。
そして、ムクホークはペンドラーのポイズンテールを打ち破ろペンドラー
は地面に落下した。
「ぺ、ぺ~ン・・」
「ペンドラー、戦闘不能、ムクホークの勝ち!」

「やった、5連勝だ!」
「ポチャ!」
「これで後1体を倒せば、パパの勝ちよ!」
「ベイ!」

シンジは表情一つ変えずにペンドラーをモンスターボールに戻した。
(5体も戦闘不能にしたのに表情一つ変えない・・やっぱり、6体目で
何かをやるつもりだ!)
「オノノクス、バトルスタンバイ!」
「オーノ!」
(シンジ選手の最後1体はオノノクスだ!・・どんなバトルになるので
しょうか!!)

  • スレ7-190
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/24 22:53:18
「サトシ、あと少しだよ、頑張って!」
「ポーチャ!」
ヒカリ達はサトシを応援している中、タケシとスズナはシンジの戦い
方に疑問を感じていた。
「おかしいわね・・」
「どうかしたんですか、先輩?」
「此処まで追い込まれながら特に反撃もしてこない・・」
「それにシンジは明らかに何かを企んでいる・・」
「それじゃあ、今までのバトルはシンジの思惑どうりってこと!?」
「いや、もうシンジの思惑どうりに入っているかもしれん・・」
「サトシ・・」

「何を企んでいるかは知らないが速攻で決める、ムクホーク、ブレイ
ブバード!」
「ムック!」
ムクホークはブレイブバードでオノノクスに向っていた。
「龍の舞でかわせ!」
オノノクスは龍の舞で素早さを上げてブレイブバードをかわした。
「逃がすか、もう一度ブレイブバード!」
ムクホークは再びオノノクスにブレイブバードを放ちながら向っていくが
「オノノクス、ドラゴンテール!!」
「オーノ!」
オノノクスはムクホークのブレイブバードをかわしてドラゴンテールを
放った。
「ムック!!」
「ムクホーク!!」
ムクホークはドラゴンテールを食らい空高く飛ばされると突然ムクホーク
がモンスターボールに戻った。
「え!?」
そして、勝手にドダイドスが出てきた。
「ドーダ!」
ドダイドスはステルスロックと毒びしの効果でダメージを負った。
「な、何で!?・・ムクホークが勝手にモンスターボールに戻ったんだ・・」
サトシが驚いている中、シンジは
「ドラゴンテールは当たった瞬間・・ポケモンは強制的に他のポケモ
ンと入れ替える・・」
「な!?」

「そうか!・・シンジはオノノクスのドラゴンテールでサトシのポケモ
ンを強制的に入れ替えさせてどくびしとステルスロックで確実にダメー
ジを与える為だったのか!」
「そんな!?」
「しかも、龍の舞で攻撃力と素早さが上がっている!」
「一気にシンジの流れになった!」
「サトシ・・」

  • スレ7-195
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/25 23:08:05
「ドダイドス、オノノクスの動きを止めるぞ、ロッククライム!」
「ドーダ!」
ドダイドスはオノノクスの動きを止めるため、ロッククライムを放ち
オノノクスに向っていくが
「瓦割り!」
「オーノ!」
オノノクスはロッククライムの岩を瓦割りで砕きドダイドスはバランス
を崩した。
「ドラゴンクロー!」
「オーノ!」
オノノクスはドダイドスにドラゴンクローを放つとドダイドスは倒れて
しまった。
「ドダイドス!?」
「ドダイドス、戦闘不能、オノノクスの勝ち!」
(サトシ選手、此処で初めて1体失いました!・・・シンジ選手の反撃
が始まった!!)

  • スレ7-196
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/25 23:56:16
サトシはドダイドスをモンスターボールに戻した。
「ピカチュウ、お前のスピードでオノノクスをかく乱するぞ!」
「ピカ!」
ピカチュウがフィールドに立つとステルスロックと毒びしの効果でダメ
ージを負った。
「バトルはじめ!」
「ピカチュウ、電光石火!」
「ピーカ!」
ピカチュウは電光石火でオノノクスに向っていた。
「ドラゴンテール!」
オノノクスはドラゴンテールを放とうとした。
「同じ手は喰らうか!・・ピカチュウ、地面に向ってアイアンテール!!」
「ピーカチュウ!」
ピカチュウは地面にアイアンテールを放つと砂埃が舞ピカチュウは
砂埃で見えなくなりドラゴンテールをかわした。
「今だ、10万ボルト!」
「ピーカチュウ!!」
ピカチュウは砂埃に向って10万ボルトを放った、そして、砂埃は
爆発が起きオノノクスを襲う。
「今だ、ボルテッカー!!」
「ピーカ!!」
ピカチュウはボルテッカーでオノノクスに向っていた。
「受け止めろ!」
「オーノ!」
オノノクスはボルテッカーを放っているピカチュウを受け止めた。
「何!?」
「ピカ!?」
「瓦割り!」
オノノクスは捕まえているピカチュウに瓦割りを放ちピカチュウはフ
ィールドの壁にたたきつけられた。
「チャア~」
「ピカチュウ、戦闘不能、オノノクスの勝ち!」
その時、オノノクスが
「オノ!?」
オノノクスは苦しんでいた。
「もしかして、ピカチュウの静電気で!」
「迂闊だった・・」
サトシは倒れているピカチュウに駆け寄った。
「大丈夫か、ピカチュウ!」
「ピカチュウ・・」
「良く頑張ったぞ、後は任せてゆっくり休んでくれ・・」

  • スレ7-198
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/26 22:32:28
「オノノクスはピカチュウの静電気で痺れているわ!」
「これで、もう一方的にやられる事もないわ!」
ヒカリとハルカはオノノクスが痺れた事に喜んだ。
「安心するのはまだ早いぞ・・」
「え、何で?」
「忘れたのオノノクスには龍の舞がある事を・・」
「「あ!?」」
「龍の舞を舞えば攻撃力と素早さが上がってしまうわ・・」
「サトシ君はまだ不利の状況よ・・」
「そんな・・」
「パパ、頑張って!」
「ピカ・・」

(龍の舞を舞われるとやっかいだ・・何とかして龍の舞を止めないと!)
サトシはモンスターボールを取り出した。
「ガブリアス、もう一度頼む!」
「ガーブ!」
ガブリアスはステルスロックの効果でダメージを負った。
「ガブリアス、大丈夫か!」
「ガブ!」
ガブリアスはステルスロックと毒びしの効果を受けたもののそんなにダメ
ージは無かった。
「バトルはじめ!」
「ガブリアス、ドラゴンクロー!」
「ガブ!」
ガブリアスはオノノクスに向っていた。
「ドラゴンクロー!」
「オーノ!」
オノノクスとガブリアスのドラゴンクローは互いにぶつかり合った。
「くっ!・・パワー互角か!」
「瓦割り!」
オノノクスは左の手で瓦割りを放とうとした。
「受け止めろ!」
ガブリアスはオノノクスの瓦割りを受け止めた。
「そう来る事は予想済みだ!・・ドラゴンテール!」
オノノクスはドラゴンテールをガブリアスに放った。
「ガブリアス!?」
ガブリアスはドラゴンテールの直撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「ガブリアス、戦闘不能、オノノクスの勝ち!」

「そんな、ガブリアスまで倒されちゃった・・」
「ポチャ・・」
「ガブリアスのドラゴンクローを受け止め、ガブリアスの動きを止めた
瞬間にドラゴンテールか・・」
「しかも、サトシ君の考えを見抜いての行動・・手ごわいね・・」
(負けないで、サトシ・・)

  • スレ7-202
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/27 23:14:10
「戻れ、ガブリアス・・」
サトシはモンスターボールにガブリアスをモンスターボールに戻した。
「お前のパワーで押すぞ!・・頼むぞ、フローゼル!」
「フロ!」
フローゼルはステルスロックと毒びしの効果でダメージを負った。
「バトルはじめ!」
「フローゼル、アクアジェット!」
「フロ!」

「アクアジェット!?」
「迂闊に接近するとやられるぞ!」
「きっと、サトシに考えがあるのよ・・」

「受け止めろ!」
オノノクスはフローゼルを受け止めようとした。
「今だ、オノノクスの足元に冷凍パンチ!」
フローゼルはアクアジェットを解除してオノノクスの腕をかわすと
足元に向って冷凍パンチを放ちオノノクスの足が凍ってしまった。
「何!?」
「これで、オノノクスは動けなくなったぜ!」

「さすが!・・サトシ!」
「まったく、よくあんな手を思いつくわね・・」
「ニャル・・」

「よし、このまま行くぞ!・・フローゼル、水の波動!」
「フーロ!」
フローゼルは動けなくなっているオノノクスに向って水の波動を放った。
「瓦割り!」
オノノクスは瓦割りを放とうしたがピカチュウの静電気の痺れで瓦割りを
放てなかった。
そして、水の波動がオノノクスに直撃した。
「よし!・・良いぞ、フローゼル!」
「フロ!」
オノノクスは水の波動の直撃でかなりのダメージを負っていた。
「オノノクス、地面に向って瓦割り!」
「オーノ!」
オノノクスは地面に向って瓦割りを放つと地面が割れフローゼルを襲う
「フ、フロ!?」
フローゼルはバランスを崩した。
「ドラゴンクロー!」
シンジはその隙を逃さなかった、オノノクスのドラゴンクローがフローゼル
に直撃した。
「フローゼル!?」
フローゼルはドラゴンクローに耐え切れずに倒れてしまった。
「フローゼル、戦闘不能、オノノクスの勝ち!」
(なんと、シンジ選手、不利な状況からサトシ選手のポケモンを4体戦闘
不能にした!!)

「そんな、フローゼルまで・・」
(強すぎるでしゅ!)

  • スレ7-207
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/28 23:19:58
「戻れ、フローゼル・・」
サトシはフローゼルをモンスターボールに戻した。
「また、頼む、ムクホーク!」
「ムクホ!」
ムクホークはステルスロックのダメージを負い地面に身体が触れ毒びし
の効果も受けてしまった。
「ムクホーク!!」
ムクホークはステルスロックと毒びしの効果に耐え切れずにそのまま
倒れてしまった。
「ムクホーク、戦闘不能、オノノクスの勝ち!」
(なんと、ムクホーク、ステルスロックと毒びしの効果に耐え切れずに
ダウンだ!!)

「ムクホーク・・」
「ステルスロックは岩タイプの技だ・・飛行タイプのムクホークには
交換抜群でダメージはドダイドス達よりかなりのダメージで耐え切れ
なかったんだろう・・」
「これで、どちらも残るポケモン1体・・」
「どちらが勝ってもおかしくないわね!」
「大丈夫よ、サトシが絶対勝つわ!」
(そうでしゅ、サトシが勝つに決まっているでしゅ!)
ヒカリとシェイミはサトシの勝利を信じていた。

「戻れ、ムクホーク・・」
サトシはムクホークをモンスターボールに戻した。
「残るポケモンはゴウカザルだな・・」
「ああ、そうだ・・」
「エイチ湖でのバトルと一緒の手持ちとはお前らしい・・」
「シンジ・・やっぱり、お前は凄いよ・・だから、俺はお前に勝つ!」
「俺もお前に勝つ!・・勝ってもっと上に行く!」
「頼むぞ、俺の最後ポケモン!・・ゴウカザル、君に決めた!」
「ゴォォ!」
ゴウカザルはステルスロックと毒びしの効果でダメージを負った。
(さあ!!・・泣いても笑ってもこれが、ラストバトルだ!!・・勝
利をてにするのはいったいどちらなのか!!)

  • スレ7-212
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/30 00:13:47
「ゴウカザル、全力で行くぞ!・・火炎放射!」
「ゴォォ!」
「瓦割りで岩を砕け!」
「オーノ!」
オノノクスは瓦割りで岩を砕いて火炎放射を防いだ。
「マッハパンチ!」
ゴウカザルはオノノクスが砕いた岩にマッハパンチを放ちオノノクスに
打ち返した。
オノノクスは思わず怯んでしまった。
「怯むな!・・ドラゴンクロー!」
オノノクスはドラゴンクローで岩を弾いた。
「マッハパンチ!」
「ドラゴンクロー!」
ゴウカザルのマッハパンチとオノノクスのドラゴンクローが激しくぶつかり合った。

「凄い・・今までパパのバトルを見てきたけどこのバトルは何かが違う・・」
するとヒカリは
「サトシがシンジが同じ場所でバトルをしているのよ・・」
「同じ場所?」
「サトシ君とシンジ君は目指すものが一緒でも違う道を歩いてい来た
二人は互いに認め合い、正面からぶつかり合う・・このバトルは
サトシ君とシンジ君の全力のバトルなのよ・・」

「ゴウカザル、マッハパンチ!」
ゴウカザルはオノノクスに向っていた。
「受け止めろ!」
オノノクスはゴウカザルのマッハパンチを受け止めた。
「しまった!?」
「瓦割り!」
オノノクスは瓦割りを放とうとしたがピカチュウの静電気で瓦割りを
放てなかった。
「くっ!こんな時に!」
「今だ、フレアドライブ!!」
ゴウカザルは至近距離からのフレアドライブをオノノクスにぶつけた。
そして、オノノクスは耐え切れずに倒れてしまった。
「オノノクス、戦闘不能、ゴウカザルの勝ち・・よって勝者マサラタウ
ンのサトシ選手!」
「カット!!」
監督の言葉で撮影が終わると観客席に座っていた観客達はサトシとシン
ジに拍手を送った。
「ゴウカザル・・良く頑張ったな・・」
「ゴォ・・」
シンジはオノノクスに近づいた。
「ご苦労だった・・良いバトルだった・・」
シンジはオノノクスをモンスターボールに戻した。
「シンジ・・」
「良いバトルだった・・」
「ああ、本気でバトルができてよかったよ・・」
「俺はまた旅に出る・・」
「そうか・・頑張れよ、シンジ・・」
「ああ・・」
シンジは背に向いたままで振るような手を立って、会場を去っていた。

  • スレ7-217
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/30 23:24:25
その後、レイジもサトシ達と別れ、映画の撮影を全て終わらせた。
そして、サトシ達はホテルに戻り休んでいた。
「ふっ・・やっと、映画の撮影が終わった・・」
「ピカチュウ・・」
サトシとピカチュウはシンジとのバトルの疲れが出ていた。
「お疲れ様、サトシ・・」
「ポーチャ!」
ヒカリとポッチャマは飲み物をサトシにピカチュウに渡した。
「ありがとう、ヒカリ・・」
「ピカチュウ!」
サトシとピカチュウは飲み物を受け取り飲み干した。
するとアイはピカチュウの身体が汚れているのに気付いた。
「あれ?・・ピカチュウ、少し身体が汚れているよ・・」
「ピカ?」
ピカチュウは身体が汚れているのに気付いた。
「ねえ、ピカチュウ・・一緒にお風呂入りましょ!」
「ピカチュウ!」
ピカチュウは嬉しそうにアイに近づいた。
「うふふ・・綺麗に洗ってあげるね!」
するとソラ達は
「私も一緒にお風呂入りたい!」
「「私も!」」
「そうね、久しぶりに皆で入りましょ!」
するとヒカリはアカリとメグを抱いてアイに近づいた。
「アイ・・悪いんだけど、アカリとメグも一緒にお願いね!」
「うん、分かった、ママ!」
アイ達は部屋を出てノン達の部屋に向かい温泉に入る事を伝えると
ノン達も一緒に温泉に入る事になった。

  • スレ7-226
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/10/31 23:58:33
「今、ピカピカにしてあげるね!」
アイはピカチュウにお湯を流しながら身体を洗った。
「どう、気持ちいい、ピカチュウ・・」
「ピカチュウ!」
ピカチュウは気持ち良さそうにしていた。

その頃、温泉に入っているソラ達は少しはしゃいでいた。
「それ!」
ソラはミライとユリにお湯をかけた。
「もう、お姉ちゃん、止めてよ!」
「ベイ!」
「それ!」
ソラはさらにミライ達にお湯をかけた。
「こら!・・ソラ、止めなさい!」
アイはソラの悪戯を注意した。
「ごめなさい・・」
ソラは直ぐに謝った。
「温泉ではしゃぐのは分かるけど・・悪戯は程ほどね!」
「うん・・」

「ねえ、言ったでしょ!・・心配ないて!」
ヒカリとノゾミは更衣室からアイ達を見ていた。
「そうだったね・・あの子達はもう子供じゃないね・・」

  • スレ7-235
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/11/01 23:58:52
アイ達は温泉から上がり更衣室に入るとそこには
ア「ママ!」
ヒ「アイ、お疲れ様、アカリとメグは私が拭くわ・・」
ア「ありがとう、ママ!」
アイピ「ピカチュウ!」
アイとノンはヒカリとノゾミにアカリとメグ、リンを渡した。

その後、アイ達は部屋に戻った。
サトピ「ピカチュウ!」
ピカチュウはサトシに近づいた。
サ「お!・・綺麗になったなピカチュウ!」
サトピ「ピカチュウ!」
ソ「お姉ちゃんが頑張ってピカチュウの身体を洗ったんだよ!」
ソラミ「ミミロ!」
ソラはサトシにアイが頑張ってピカチュウの身体を洗った事を話した。
サ「そうか・・ありがとう、アイ・・」
サトピ「ピカチュウ!」
サトシとピカチュウはアイにお礼を言った。

その夜、セイ達が眠りに着いた頃、サトシ達はラウンジで昔話を話していた。
ハ「それでね、サトシがいきなりキモリにモンスターボールを投げたのよ!」
ハルカはサトシと旅をしていた頃の話をしていた。
ノゾ「へえ・・サトシがそんな事を・・」
ヒ「サトシらしいね!」
ハ「でしょ!・・その時のサトシは子供だったわ!」
サ「やめてくれよ、ハルカ!」
サトシは恥かしくなりハルカを止めようとした。
するとスズナは
ス「ねえ、ヒカリちゃん!・・サトシ君以外に好意を寄せていた男が居た
て本当?」
スズナの問いにヒカリは
ヒ「はい・・確かに居ました・・」
タ「ケンゴがヒカリに告白してサトシに勝負を申し込んだ事もあったな・・」
するとハルカが
ハ「ねえねえ、その話を聞かせてよ!・・ヒカリ!」
ヒ「ええ、構わないわ・・」

  • スレ7-237
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/11/03 01:22:55
サ「あれは11年前・・ヒカリのグランドフェスティバルが終わって
スズラン島に向おうとした船場にケンゴが居たんだ・・」
ノ「へえ・・グランドフェスティバル後にサトシ達は会ってたんだ・・」
ヒ「ええ、あの時は驚いたわ・・」
タ「だけど、ケンゴはヒカリに旅を一緒にしないかと誘ったんだ・・」
ハ「うわ!・・大胆!」
ヒ「だけど、私はその時、ケンゴに結婚の話を話せなかったの・・」
ノ「え!?・・言わなかったの!?」
タ「いや、どちらかと言えばケンゴが強引に言って来ただけだ・・」
ス「要するにヒカリちゃんが答えるまもなく押しかけてきた、という
ことね・・」
ヒ「はい・・」
ハ「それでそれで、どうなったの?」
ハルカはさらにヒカリに問うとヒカリは
ヒ「それで、私はサトシに話したわ・・」
サ「それで、俺はヒカリと一緒にケンゴにシンオウリーグが終わった後に
結婚する事を話したんだ・・」
タ「その時のケンゴはひどく驚いていたな・・それでケンゴはサトシに
バトルを申し込んだんだ・・」
ハ「何で、そこでバトルなの?」
サ「ケンゴは俺とバトルする事でヒカリと結婚相手にふさわしいか試し
たかったんだ・・」
ハ「それでどうなったの?」
サ「それは・・」

  • スレ7-238
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/11/04 00:17:34
11年前、ケンゴはサトシがヒカリの結婚相手に相応しいかを確かめるた
めにサトシに勝負をする事になった。
ケ「サトシ、このバトルでヒカリとの結婚相手に相応しいか確かめさせ
てもらう!」
サ「ああ、お前に勝って認めさせてやるぜ!」
ケンゴとサトシはモンスターボールを取り出した。
ケ「頼むよ、エンペルト!」
「エンペ!」
サ「頼むぞ、ブイゼル!」
「ブイブイ!」
ヒ「え!?・・ブイゼル!?」
「ポチャ!?」
ヒカリはサトシがブイゼルを出した事に驚いた。
サ「俺とヒカリが育てたブイゼルでケンゴに勝ちたいんだ・・」
ヒ「サトシ・・」
ヒカリがサトシを見つめているのをケンゴは複雑な思いであった。
ケ(ヒカリ・・)
ケンゴは直ぐに気持ちを切り替えた。
タ「それじゃ、俺が審判をやろう・・」
サ「ああ、頼む・・」
タケシはフィールドの真ん中に立った。
タ「始め!」
サ「ブイゼル!・・水鉄砲!」
「ブイ!」
ケ「エンペルト、ハイドロポンプ!」
「エンペ!」
ブイゼルの水鉄砲とエンペルトのハイドロポンプがぶつかった、だが、エンペ
ルトのハイドロポンプのパワーでブイゼルの水鉄砲を押してブイゼルに
ヒットした。

  • スレ7-239
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/11/04 00:18:01
サ「ブイゼル!」
ケ「今だ、メタルクロー!」
「エンペ!」
エンペルトはブイゼルに接近してメタルクローを放とうとした。
サ「冷凍パンチだ!」
「ブイ!」
ブイゼルは両腕に冷気の力を高めエンペルトのメタルクローを受け止めた。
ケ「何!?」
サ「今だ、エンペルトの足元に冷凍パンチ!」
「ブーイ!」
ブイゼルの冷凍パンチはエンペルトの足元にヒットしてエンペルトの足が
凍ってしまった。
サ「今だ、ブイゼル、水の波動!」
ブイゼルは動けなくなったエンペルトに向って放った。
ケ「エンペルト、氷を砕くんだ!」
エンペルトは足の氷を砕き水の波動を打ち返した。
「ブイ!?」
ブイゼルは避ける事が出来ずにそのまま受けてしまった。
サ「ブイゼル!?」
ブイゼルは何とか立ち上がったが立っているのがやっとであった。
ケ「悪いけど、止めを刺させてもらう!・・ハイドロカノン!」
エンペルトはハイドロカノンをブイゼルに向って放った。
サ「ブイゼル!!」
ハイドロカノンがブイゼルに当たる、その時、ブイゼルの身体が光りだした。
ケ「これは!?」
タ「進化だ!」
サ・ヒ「「ブイゼル!?」」

  • スレ7-242
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/11/05 00:28:00
ブイゼルはエンペルトのハイドロカノンの水を身体に包みながら進
化が始まりブイゼルはフローゼルに進化した。
「フロ!」
サ「ブイゼルが・・」
ヒ「フローゼルに進化した!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
ケンゴは突然の進化に驚いていた。
ケ「まさか・・このタイミングで進化だなんて・・」
サ「行くぞ、フローゼル!・・水の波動!」
「フーロ!」
フローゼルは水の波動を放った。
ケ「エンペルト、打ち返すんだ!」
エンペルトは水の波動を打ち返そうとしたが水の波動がエンペルトの
目の前で爆発した。
ケ「何!?」
サ「今だ、連続で冷凍パンチ!!」
「フロ!」
フローゼルは一気にエンペルトの懐に入り連続で冷凍パンチをエンペルト
に当てた。
「エン・・ペ・・」
エンペルトは連続の冷凍パンチに必至に耐えていた。
ケ「メタルクローで追い払うんだ!」
「エンペ!」
エンペルトはフローゼルにメタルクローを放つとフローゼルは距離を
取ってかわした。
「フロ!」
フローゼルは拳にパワーを溜めていた。
ヒ「あれは!?」
サ「まさか、気合パンチか!」
「フロ!」
ケ「エンペルト、一気に決めるぞ、ハイドロカノン!」
エンペルトは最大パワーでハイドロカノンを放った。
サ「フローゼル、最大パワーでアクアジェット!」
フローゼルは拳にパワーを溜めながらアクアジェットでハイドロカノン
に向っていた。
そして、ハイドロカノンとアクアジェットがぶつかりあった。
サ「負けるな、フローゼル!!・・気合パンチ!!」
「フロ!!」

  • スレ7-243
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/11/05 00:33:37
フローゼルはアクアジェットのスピードを利用して気合パンチのパワ
ーを上げてハイドロカノンを打ち破りエンペルトに直撃させた。
ケ「エンペルト!?」
「エ、エンペ~」
エンペルトは地面に倒れていた。
タ「エンペルト、戦闘不能、フローゼルの勝ち、よって勝者、サトシ!」
サ「やった!!」
サトシは今までに無く喜んでいた。
サ「良く頑張ったぞ、フローゼル!」
「ピカチュウ!」
「フロ!」
するとヒカリがサトシとフローゼルに近づいてきた。
ヒ「お疲れ様、サトシ・・フローゼル・・」
「ポチャ!」
ヒカリはサトシとフローゼルに向って笑顔で微笑んだ。
ケ「・・・」
ケンゴは無言でヒカリを見つめていた。
タ「ケンゴ・・もうこれで気持ちは晴れたか?」
ケ「ああ・・ヒカリを幸せ出来るのはサトシだけだと感じたよ・・」
するとサトシがケンゴに近づいてきた。
サ「ケンゴ・・」
ケ「サトシ・・ヒカリを幸せにしろよ・・」
サ「ああ、絶対、ヒカリを幸せにする!」
すると今度はヒカリがケンゴに近づいてきた。
ケ「ヒカリ・・幸せになれよ・・」
ヒ「ありがとう、ケンゴ・・」

ノ「へぇ~・・そんな事があったんだ・・」
ハ「サトシ、カッコイイ!」
ス「それでその彼は今はどうなっているの?」
ヒ「あれ以降、会っていないので分かりません・・」
サ「ケンゴならきっと夢に向って頑張っていると思うよ・・」

その頃、ホウエン地方のミナモシティ
ケ「ウララ!・・今日こそ勝つからな!」
ウ「フン!・・あんたなんか、私の足元に及ばないくせに、強がり言っちゃ
て・・」
ケンゴとウララは一緒にコンテストの旅をしていた。
ケ(見ていてくれ、ヒカリ・・僕は必ず君を超えて、トップコーディネーター
になるよ!)

  • スレ7-244
  • 小さき種達 サトシとヒカリの物語
  • 10/11/05 22:08:06
その後、サトシ達はそれぞれ部屋に戻り、眠りについた。

次の日
ヒ「皆、朝よ・・起きなさい!」
ヒカリは眠っているサトシ達を起こし始めた。
セ「おはよう、ママ・・」
セイポ「ポ~チャ・・」
セイ達は眠たそうな顔でおきた。
ミ「パパ、朝だよ・・」
ミライは隣に寝ているサトシを起こそうとしたが、起きなかった。
ヒ「ミライ、ちょっと離れて・・」
ヒカリはミライをベットから離れさせた。
ヒ「ピカチュウ、いつものあれ!・・頼むわね!」
サトピ「ピカチュウ!」
ピカチュウはサトシの頭に尻尾を乗せると10万ボルトを放った。
サ「痺れ痺れ!!」
サトシはベットから落ちてしまった。
ヒ「おはよう、サトシ!」
ヒカリはサトシに笑顔を見せた。
サ「ヒカリ・・この起こし方はやめてくれよ・・」
ヒ「何、言っているのよ、起こしてあげたのに起きないほうが悪い
わよ!」
サ「ごめん、次からはちゃんと起きるよ・・」
ヒ「分かればよろしい!」

  • スレ7-251
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/07 00:34:06
サトシ達は着替えを済ませホテルのレストランに向う中、ソラ達は
サトシ達に聞こえないように喋っていた。
ソ(いよいよだね!)
マ(うん!・・パパ達が喜ぶと良いな・・)
ミ(きっと、パパ達は喜んでくれるよ!)
ソラ達がこっそり喋っているのにアイが気付いた。
ア「どうしたの、皆でこっそり喋って?」
アイの言葉にソラ達は
ソ・マ・ミ「何でも無いよ!」
サトシ達は首を傾げた。

その後、サトシ達はレストランでノゾミ達と一緒になり食事を済ませた。
すると、ソラ達はサトシ達の前に立った。
ソ・マ・ミ「パパ、ママ・・今日はお兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒に
過ごして!」
サ・ヒ・セ・ア「え!?」
サトシ達は突然の事に驚いていた。
サ「どう言う事なんだ?」
マ「だって、パパとママは私達の相手でお兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒に
過ごせる時間がなかったじゃない・・」
ソ「だから、この日だけはパパとママはお兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒に
過ごしてね!」
ソラミ「ミミロ!」
サトシとヒカリは互いの顔を見てうなずいた。
サ「分かった、ソラ達の言うとおりにセイとアイと過ごすよ!」
セ・ア「本当!?」
ヒ「ええ、今日は4人でお出かけしましょ!」
セ・ア「やった!」
セイとアイは内心ソラ達の言葉が嬉しかった。
セ「ありがとう、ソラ、マイ、ミライ・・」
ア「ソラ達のお陰でパパとママと過ごせるようになって嬉しいわ!」

  • スレ7-252
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/07 23:03:16
ユリもソラ達と同じでノゾミとノンに一緒過ごすよ、薦めるとノゾミ
とノンもユリの言葉に甘え二人です過ごす事になった。
ヒ「それじゃ、久しぶりに4人で買い物を行きましょ!」
ヒカミ「ミミロ!」
ヒカリを先頭に街に出かけた。

ヒ「う~わ・・可愛いわ!」
ヒカミ「ミミロ!」
ヒカリとミミロルはショーウインドウに飾ってあるドレスに見惚れていた。
サ「相変わらずドレスに夢中だな・・」
サトピ「ピカ・・」
ヒカポ「ポチャ・・」
するとアイは店の中にある物を見つけた。
ア「見て、ママ!」
アイが指差した方を見るとそこにはポケモン用のドレスがあった。
ヒ「ねえ、入ってみましょ!」
ア「うん!」
ヒカリとアイは店の中に入りサトシとセイも慌てて店の中に入った。

ア「ママ!・・これなんか、ピカチュウに似合うかな?」
アイはドレスを着させたピカチュウをヒカリに見せた。
ヒ「凄く可愛いわよ、ピカチュウ!」
アイピ「ピカチュウ!」
ピカチュウは嬉しそうにしていた。
ヒ「アイ、これ何か、シェイミに着せたら似合うわよ!」
ヒカリはシェイミに似合いそうな服を見せた。
ア「この服凄く可愛いわ!・・そう思うでしょ、シェイミ?」
アイシェ(凄く可愛いでしゅ!・・ミーは着てみたいでしゅ!)
ア「じゃあ・・」
アイはシェイミに服を着させた。
ア「凄く似合っているよ!・・シェイミ!」
アイシェ(そうでしゅか?)
シェイミは少し照れくさそうにしていた。
サ「これはかなり時間が掛かりそうだな・・」
サトピ「ピカチュウ・・」
ヒカポ「ポチャ・・」

  • スレ7-256
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/08 23:02:32
ヒ「ミミロル、凄く可愛いよ!」
ヒカミ「ミミロ!」
ミミロルはヒカリが選んだ服を着て喜んだ。
するとサトシがヒカリに近づいてきた。
サ「ヒカリ、ミミロル達の服を選ぶのも良いけど、そろそろ、次の店
に行こうぜ・・」
ヒ「あ、ごめんなさい、つい夢中になっちゃったわ!」
ヒカミ「ミミロ!」
ヒカリとアイはミミロル達の服をレジで支払い店を出ていた。

ヒ「さあ、次はどんなお店が良いかな?」
ヒカリは歩きながら店を見ていると頭の上に乗っているシェイミが何
かを見つけた。
ヒカシェ(ヒカリ!・・あそこにぬいぐるみが置いているでしゅ!)
ヒ「え、本当!」
ヒカリはシェイミが指した方を見るとポケモンのぬいぐるみがおいてある
店を見つけた。
ア「お兄ちゃん、行って見ましょ!」
セ「ああ!」
セイとアイはその店に行くとサトシとヒカリも後を追いかけた。
ア「凄い、本物そっくりだわ!」
アイピ「ピカチュウ!」
そこには本物そっくりなポケモンのぬいぐるみが並んでいた。
セ「お、これはベイリーフのぬいぐるみだな!」
セイポ「ポチャ!」
セイが手にしたぬいぐるみは小さいながらもベイリーフそっくりであった。
サ「本当だな、ベイリーフにそっくりだ!」
ヒ「あ、これ見て、ホウオウのぬいぐるみまであるよ!」
ヒカリが手にしたぬいぐるみはベイリーフのぬいぐるみと同じで小さいなが
らもホウオウにそっくりだった。
サ「ホウオウのぬいぐるみか・・初めて見たな・・」
サトピ「ピカ・・」
ヒカポ「ポチャ・・」
するとヒカリが
ヒ「ねえ、このぬいぐるみ、ミライにプレゼントしたらどうかな?」
サ「ああ、きっとミライは大喜びするだろうな・・」
ヒ「決まりね!」
ヒカリはホウオウのぬいぐるみをミライにプレゼントするため買うこと
を決めた。

  • スレ7-261
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/09 23:17:32
その後、サトシ達はホウオウのぬいぐるみを買うとその店を後にした。
ヒ「ねえ、ソラ達に何か買っていかない?」
サ「ああ、そうだな・・」
するとアイがある店を見つけた。
ア「ねえ、あの店に入ってみよう!」
アイピ「ピカチュウ!」
セ「ああ、行ってみようぜ!」
セイとアイはその店に向っていた。
ヒ「セイとアイは本当に仲がいいわね・・」
サ「ああ、セイとアイを見ていると昔の俺達を思い出すな・・」
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャ!」
ピカチュウとポッチャマもうなずいた。
ア「ねえ、パパもママ早く来て!」
アイシェ(来てでしゅ!)
サ「ああ、分かった、今行く!」

サトシとヒカリは店の中に入るとそこはアクセサリの店であった。
ヒ「う~わ、このネックレス綺麗・・」
ヒカミ「ミミロ!」
ヒカリとミミロルは店に並んでいるネックレスに見惚れていた。
ア「ねえ、ママ、これなんかソラとマイに似合うんじゃないかな?」
アイはブレスレットをヒカリに見せた。
ヒ「うん!・・このブレスレットはソラとマイに似合うわ!」
セ「じゃあ、ソラとマイにはこのブレスレットで決まり!」
セイポ「ポッチャマ!」

  • スレ7-265
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/10 22:54:02
ヒカリ達はソラとマイのブレスレットを買ってその店を後にした。
するとサトシとセイのお腹が鳴った。
ア「もう、お兄ちゃん、パパたら・・」
サ・セ「あはは、ごめんごめん!」
ヒカリとアイは思わず笑ってしまった。
ヒ「うふふ、もうお昼だもんね、お腹が空くのも無理ないわ・・」
ヒカシェ(ミーもお腹が空いたでしゅ!)
ヒ「そうね、そろそろ、お昼にしましょ!」
ア「それじゃ、何処のお店が良いかな?」
サトシ達は歩きながら食事をする店を探し始めた。
セ「あの店なんかどう?」
セイが指を挿した方を向くとそこはスパゲッティの店であった。
サ「スパゲッティか・・」
ヒ「久しぶりに食べましょ!」
ヒカリの言葉にサトシは
サ「そうだな・・あの店にしよう!」
サトシ達はスパゲッティのお店に入るとテーブルに座っている良く知る
二人が居た。
ヒ「ノゾミ!?」
ア「ノン!?」
ヒカリとアイの声で振り向いたノゾミとノンは驚いた。
ノゾ「ヒカリ、サトシ!?」
ノ「セイ、アイ!?」

  • スレ7-268
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/11 23:33:31
ノゾ「まさか、同じ店に食事をするなんて思いもしなかったよ・・」
ノゾニャ「ニャル・・」
ヒ「それはこっちも同じだわ・・」
サトシ達はノゾミとノンが座っていたテーブルで食事をする事になった
ア「ねえ、見て、ノンこのぬいぐるみ!」
アイはミライに渡すホウオウのぬいぐるみを見せた。
ノ「ホウオウのぬいぐるみ!・・可愛いわね!」
ノンニャ「ニャール!」
ア「でしょ!・・ミライにプレゼントしようと思っているのよ!」
アイピ「ピカチュウ!」
ノ「きっと、ミライちゃんは喜んでくれるよ!」
セ「ありがとう、ノン・・」
セイポ「ポチャ!」
そして、スパゲッティが運ばれてきた。
サ「お!・・旨そうだ!」
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャ!」
ヒ「早速、食べましょ!」
ノゾ「ええ!」
サトシ達はスパゲッティを食べた。
セ「旨い!」
セイポ「ポチャ!」
ノ「こんな美味しいスパゲッティは初めてだわ!」
サトシ達は食事を済ませて一緒に行動する事になった。

  • スレ7-269
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/12 23:52:04
ヒ「ノゾミ、一緒にお洋服を見ましょ!」
ノゾ「良いわよ、私も新しい洋服が欲しかったんだ・・」
ヒ「それじゃ、決まりね!」
ヒカリ達は服屋に向った。

そして、ヒカリ達は服屋につくとヒカリ達は嬉しそうに服を選んでいた。
ヒ「ノゾミ!・・この服はノゾミに似合うと思うわ!」
ヒカリはノゾミに似合いそうな服をノゾミに見せた。
ノゾ「この服のデザインも良いわね!」
ヒ「でしょ!・・この服を着たらケンジさんもメロメロよ!」
ヒカリは悪戯ぽくノゾミに言うとノゾミは頬が赤くなった。

その頃、アイとノンも服を探していた。
ア「あ!・・このワンピース可愛いわ!」
アイピ「ピカチュウ!」
アイはピンクのワンピースに夢中であった。
ノ「アイ、このフリルのワンピースも可愛いわよ!」
ノンニャ「ニャール!」
ノンはフリルのワンピースを着てアイに見せた。
ア「ノン、凄く可愛いわよ!」
アイシェ(凄くかわいいでしゅ!)
ア「そうだ、お兄ちゃんに見せてあげよう!」
ノ「え!?」
アイの突然の言葉に頬を赤くした。
ア「お兄ちゃん!・・ちょっと来て!」
アイは遠くに居るセイを呼んだ。
セ「どうしたんだ、アイ?」
ア「ほら、見て!」
アイはセイにノンを見せるとセイは
セ「ノン・・その服凄く似合ってるぜ!」
ノ「あ、ありがとう・・」
ノンは顔を真っ赤になった。

それを遠くから見ていたヒカリとノゾミは
ヒ「ノンちゃん・・セイと大分進展があったみたいね・・」
ノゾ「ええ、セイ君ならノンを任せられるわ!」
ヒカリとノゾミはセイとノンの未来の話に熱が入ってしまった。

  • スレ7-275
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/14 01:15:41
その後、サトシ達は他の店などを回り買い物を楽しんだ。
ヒ「ふっ・・今日は沢山買っちゃったわね!」
ヒカリ達の手には買い物袋を沢山持っていた。
ノ「ママ達と一緒に買い物は楽しかったよ!」
ノンニャ「ニャール!」
ノゾ「そう言ってくれて嬉しいわ!」
するとサトシのお腹が鳴った。
ヒ「もう、サトシたら!」
サ「ごめんごめん、歩き回って腹減ったよ・・」
セ「俺も・・」
セイポ「ポチャ・・」
セイとポッチャマも腹が減っている様であった。
ヒ「そうだわ!・・この近くに凄くおいしいレストランがあるの!・・
そこで食事しましょ!」
ア「だけど、ソラ達に悪い気がするわ・・」
アイピ「ピカチュウ・・」
アイは自分達が美味しい物を食べる事にソラ達に申し訳ない思いを感じていた。
サ「それなら大丈夫だ!・・タケシがソラ達の為にご馳走を作るって言ってた
ぜ!」
ヒ「ソラ達はタケシに任せておけば大丈夫よ!」
サトシとヒカリの言葉でアイは少しホッとした。

そして、ヒカリの案内でレストランに向った。
ヒ「此処が凄くおいしいて噂のレストランよ!」
サ「見た感じ、建物も綺麗だな・・」
ヒ「ええ、オープンしてまだ6ヶ月しか経っていないのよ!」
ノゾ「だけど、何でヒカリがそんな事まで知っているの・・まさか、ハ
ルカから聞いた話じゃないわよね?」
ノゾミの鋭い質問にヒカリは
ヒ「そ、そうよ、ハルカからこのレストランを紹介されたの・・(家族で
行くんだったら、此処のレストランに行くのも良いわよ)て言われちゃって・・」
ノゾ「ハルカらしいわね・・」
サ「それはともかく早く入ろうぜ!」
セ・ア・ノ「うん!」

  • スレ7-277
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/14 23:37:07
サトシ達はレストランに入り席に案内され席に着いた。
ノゾ「中々おしゃれな感じね・・」
ノゾニャ「ニャル!」
ヒ「そうね・・レストランの雰囲気も穏やかな感じがするもんね・・」
ヒカリとノゾミがレストランの雰囲気を話しているのとは他所にサトシ
達はメニューを見ていた。
サ「お!・・このオムライス旨そうだな!」
サトピ「ピカ~」
ヒカポ「ポチャ~」
ピカチュウとポッチャマはメニューの料理を見て食べたそうにしていた。
ヒ「もう、サトシたら・・雰囲気を楽しみなさいよ・・」
ヒカシェ(そうでしゅ!)
ノゾ「無理だよ、今のサトシは料理の事しか頭に無いからね・・何を言っ
ても聞こえていないよ・・」
ヒカリはため息を吐いたが
ヒ「でも、それがサトシらしいわ・・」

その後、サトシ達は料理を注文して他愛ない会話を楽しんでいた。
ア「それでお兄ちゃんがポッチャマの顔で悪戯したのよ!」
アイシェ(あの時は面白かったでしゅ!)
セイポ「ポチャ!!」
ポッチャマは笑われた事に怒ってしまった。
セ「まあまあ、ポッチャマ、怒らない怒らない!」
セイはポッチャマを怒りを収めようとした。
すると、料理が運ばれてきた。
ノ「美味しそう!」
ノンニャ「ニャール!」
テーブルに料理が置かれた。
サ「早く食おうぜ!」
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャ!」
ヒ「それじゃ、頂きましょ!」
そして、サトシ達は料理を食べていた。

  • スレ7-278
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/15 23:28:54
サトシ達は楽しく食事をしている、サトシはある物に気付いた。
サ「お!・・ワインがあるのか・・」
するとヒカリが
ヒ「ねえ、ワインを頼んでノゾミと一緒に飲みましょ!」
ヒカリの提案にサトシは
サ「だけど、ヒカリは酒に弱いだろ・・」
ヒ「大丈夫大丈夫!・・絶対に酔ったりしないから!」
サ(ヒカリの大丈夫は当てにならないんだよな・・)
サトピ「ピカ・・」
ヒカポ「ポチャ・・」
サトシは小声でピカチュウとポッチャマに言った。
心配するサトシを他所にヒカリはワインを注文した。

そして、ワインが運ばれてきた。
ヒ「良い香りだわ!」
ヒカリは香りを楽しんでいるとサトシはワインを取った。
サ「じゃあ、入れるぞ・・」
サトシはヒカリとノゾミのグラスにワインを注ぎヒカリとノゾミに渡した。
ノゾ「ありがとう、サトシ・・」
サトシもグラスを取った。
サ「乾杯・・」
ヒカリとノゾミはグラスを当てワインを飲み始めた。
ノゾ「このワインの爽やかな風味が良いわね・・」
サ「ああ!・・口に残る爽やかさが良いな・・」
サトシ達はワインを楽しんでいた。
するとヒカリの頬が少し赤くなっていた。
ア「ママ、顔が赤いよ・・」
ヒ「うん・・ちょっと気持ちが良くて!」
サ・ノゾ「酔っている!」
サトシとノゾミは予想どうりの反応で声を重ねた。

  • スレ7-280
  • 小さき種達 サプライズ
  • 10/11/17 00:01:35
その後、サトシ達は食事が終わりレストランから出るとヒカリは顔が
真っ赤であった。
ア「ママ・・大丈夫?」
アイピ「ピカチュウ?」
アイとピカチュウはヒカリを心配したがヒカリは
ヒ「大丈夫・・大丈夫・・」
ヒカリは眠たそうにしていた。
ノゾ「ヒカリがお酒に弱いのは知っていたけど、まさか・・此処までだと
は思わなかったよ・・」
ノゾミはヒカリの酒の弱さを改めて認識をした。
ヒ「何だか・・眠くな・・」
ヒカリが眠ってしまいサトシはヒカリを受け止めた。
サ「これだから、ヒカリの大丈夫は当てにならないんだよな・・」
サトピ「ピカチュウ・・」
ヒカポ「ポッチャ・・」
サトシはヒカリを背中に乗せると歩き始めた。
ヒカシェ(すっかり眠っているでしゅ・・)
シェイミはサトシの肩に乗ってヒカリの顔を突いていた。
サ「ヒカリは1回寝てしまうと中々、目を覚まさないからな・・」
セ「確かにパパと一緒にピカチュウとポッチャマに手荒い起こされ方
したもんね!」
セイポ「ポチャ!」
セイとポッチャマはサトシとヒカリがピカチュウとポッチャマの手荒い
起こし方を思い出して思わず笑ってしまった。

その後、サトシ達はホテルに着くとソラ達が待っていた。
ソ・マ・ミ・リ「お帰りなさい!」
サ「待っていたのか・・」
ソ「うん!・・パパ達が楽しめたかどうか、早く知りたかったんだよ!」
ソラミ「ミミロ!」
セ「ソラ達のお陰で今日一日楽しめたぜ!」
セイの言葉にソラ達は喜んだ。
ミ「あれ、ママ、どうしたの?」
サ「疲れて眠っちゃったんだ・・」
マ「大丈夫なの?」
サ「ああ、ヒカリを部屋に寝かせてくるよ・・」
サトシはヒカリを部屋に連れ行った。

  • スレ7-286
  • 小さき種達
  • 10/11/17 23:31:42
サトシは部屋に戻り背中に寝ているヒカリをベットに寝かせつけた。
ヒカシェ(ヒカリはすやすや眠っているでしゅ!)
サトシの肩に乗っていたシェイミは肩から下りてヒカリが寝ているベッ
トに乗った。
サ「ヒカリはかなりの酒に弱いから暫らくは起きないだろう・・」
するとシェイミは
ヒカシェ(何だか、ミーも眠くなったでしゅ・・)
シェイミはヒカリの寝顔を見て眠ってしまった。
サトシはヒカリとシェイミを起こさないように部屋を出た。

部屋から出たサトシはタケシが居るバルコニーに向った。
タ「来たか、サトシ!」
サトシは椅子に腰を下ろした。
サ「タケシ、俺達が出かけている間、ソラ達を見ていてありがとう!」
サトシはソラ達を見ていてくれたタケシにお礼を言った。
タ「礼は良いよ・・お前とヒカリがゆっくり出来たなら俺はそれで良
いよ・・」
サ「ありがとう、タケシ・・」
その後、サトシはタケシと会話を楽しんだ。

  • スレ7-294
  • 小さき種達
  • 10/11/18 23:49:50
サトシは部屋に戻ると既にセイ達がベットで眠っていた。
サ「もう、皆、寝ちゃったか・・」
サトシはヒカリの隣に寝ているミライの元に寄った。
サ「気持ち良さそうに寝ているな・・」
サトシはミライの寝顔を見て微笑んだ。

するとサトシはタケシの会話を思い出した。
タ(そういえば、ミライが俺にポケモンの手当ての仕方を聞いて来たぞ!)
サ(ミライが!?)
タ(ああ、ベイリーフ達にいつも助けてもらっている、だから、ポケモン
達の為になりたいて言っていたよ・・)

サ「ポケモンの為になりたいか・・2歳でそう考えるなんて・・」
サトシは2歳のミライがそう考えていた事に驚きを隠せなかった。
サ「ミライ・・お前の夢を応援してるぞ!」
サトシはそう言うと眠りついた。

次の日
ヒ「う~ん・・朝か・・」
ヒカリは朝の日差し目を覚ました。
ヒ「う~ん・・何だか頭が痛い・・」
ヒカリは二日酔いであった。
すると、サトシも目を覚ました。
サ「おはよう、ヒカリ・・」
ヒ「うん・・おはよう・・」
サ「どうしたんだ、ヒカリ?」
サトシはヒカリがしんどそうにしているのに気付いた。
ヒ「ちょっと、頭が痛くて・・」
サ「それって、唯の二日酔いじゃん!」
だが、サトシはヒカリがしんどそうにしているのを見て、サトシはヒカリ
をベットに寝かせた。
ヒ「ごめんね・・サトシ・・迷惑をかけて・・」
サ「気にする事は無いよ・・今日はゆっくり休むんだ・・」

  • スレ7-295
  • 小さき種達 二日酔い
  • 10/11/20 00:04:30
サトシが目を覚ました後、セイ達も目を覚ました。
サトシはセイ達にヒカリが二日酔いしている事を話しヒカリを起こさない様に
部屋を出た。

サトシ達はタケシ達が待つレストランに向った。
サ「おはよう!」
タ「おはよう、サトシ・・」
するとノゾミはヒカリが居ない事に気付いた。
ノゾ「サトシ・・ヒカリはどうしたの?」
サ「実は・・」
サトシはヒカリが二日酔いである事をノゾミ達に話した。
ノゾ「ワイングラス一杯飲んだだけで二日酔い・・」
ハ「いくら何でもそれはないかも・・」
タ「ヒカリが酒に弱いのは知っていたが、まさか、そこまで酷いとは・・」
ノゾミ達はヒカリの酒の弱さに驚かされた。
ス「それでヒカリちゃんの様子はどうなの?」
サ「少し頭が痛いと言っていましたが、一日休めば大丈夫です!」
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャマ!」
その後、ヒカリの二日酔いは完全に治り元気なった。

  • スレ7-306
  • 小さき種達 故郷
  • 10/11/20 23:55:52
次の日、サトシ達はカントーに帰る前にヒカリの故郷のフタバタウンに
向っていた。
ア「ママ・・もう大丈夫なの?」
アイピ「ピカチュウ?」
ヒ「大丈夫大丈夫!・・もう身体は大丈夫よ!」
ヒカシェ(ヒカリの大丈夫は当てにならないでしゅ!)
ヒカリはシェイミの頬を引っ張った。
ヒ「何か言った!」
ヒカシェ(痛いでしゅ!)
ヒカリは手を離すとシェイミは頬を痛そうに押さえていた。
ヒカシェ(ヒカリは少し乱暴でしゅ・・)
ヒ「乱暴で悪かったわね!」
ヒカリの大声でアカリとメグが泣き出してしまった。
ヒ「あ!・・ごめんね、起こしちゃって・・」
ヒカリは必至にアカリとメグをあやした。

その後、サトシ達はフタバタウンの港に着くとヒカリの家に向かった。
サ「久しぶりに故郷に帰る気分はどうだ・・ヒカリ?」
ヒ「嬉しい気分だわ・・早くママに会いたいわ!」
ノゾ「ま、はしゃぐ気持ちは分かるけど少しは落ち着きなさい・・」
サトシ達はそんな他愛ない会話でフタバタウンに向っていた。

  • スレ7-307
  • 小さき種達 故郷
  • 10/11/21 23:15:52
サトシ達はフタバタウンのヒカリの家に着いた。
ヒ「着いたわ!」
すると、玄関の扉が開きアヤコが出てきた。
ヒ「ママ!」
アヤ「おかえりなさい、ヒカリ・・」
すると、ソラ達はアヤコの元に走っていた。
ソ・マ・ミ「アヤコお婆ちゃん!」
アヤ「ソラちゃん、マイちゃん、ミライちゃん、久しぶりね!」
すると、サトシ達がアヤコの元に来た。
ヒ「ただいま、ママ!」
アヤ「おかえりなさい、ヒカリ、それにサトシ君達も!」
サ「お久しぶりです、アヤコさん!」
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャマ!」
アヤ「ピカチュウもポッチャマも元気そうね!」
アヤコはサトシ達を家の中に招き入れた。
するとアヤコのニャルマーがサトシ達を出迎えてくれた。
アヤニャ「ニャール!」
ア「久しぶりだね、ニャルマー!」
アイピ「ピカチュウ!」
ス「此処にもニャルマーが居たのね!」
ニャルマーはサトシ達から離れてソファで眠ってしまった。
ス「ノゾッチとノンちゃんのニャルマーと違って、人には懐かない
のね・・」

  • スレ7-316
  • 小さき種達 故郷
  • 10/11/23 00:38:29
アヤコは久しぶりに帰ってきたヒカリ達の為にキッチンでご馳走の準
備をすると、タケシはアヤコを手伝うため一緒にご馳走の準備をして
いた。
ス「これがヒカリちゃんとサトシ君が結婚した時の写真ね!」
スズナはサトシとヒカリの結婚式の時の写真を見つけた。
ス「それにしても幸せいっぱいな顔だわ・・」
写真に写っているヒカリとサトシの顔は幸せ一杯であった。

その頃、ヒカリとノゾミはアカリとメグ、リンに母乳を与えていた。
マ「アカリとメグは美味しそうに飲むね!」
パ「チュパ!」
アカリ達はお腹一杯になると眠ってしまった。
ソ「アカリとメグ、寝ちゃったね・・」
ソラミ「ミミ・・」
ヒ「お腹が一杯になって寝ちゃったのよ・・」
ヒカリはアカリとメグをピカチュウとポッチャマに預けた。
ハ「所でサトシとセイ君達は何処にいるの?」
ハルカはサトシとセイ達が居ない事に気付いた。
ヒ「サトシ達なら外で特訓しているわ・・」
ハ「特訓?」
ハルカは窓を覗いてみるとサトシはセイとアイ、ノン3人同時にバトル
の相手をしていた。
ハ「うわ!・・サトシ、セイ君達まとめて相手しているわ!」

  • スレ7-318
  • 小さき種達 故郷
  • 10/11/23 23:35:14
サ「セイ、アイ、ノン・・遠慮はいらん!・・全力で来い!」
サトリ「ゴォォ!」
サトシはセイ達の特訓の為、3人同時でリザードンを相手にする特訓
を始めようとしていた。
セ「頼むぞ!・・リザードン!」
ア「お願い、トゲキッス!」
ノ「エーフィ、頼むよ!」
セイリ「ゴォォ!」
「キース!」
「エーフィ!」
セイ達は全力で行くためそれぞれレベルの高いリザードン達を繰出した。
サ「先攻はそちらからだ!」
セ「なら遠慮なく行くよ!・・リザードン、火炎放射!」
セイリ「ゴォォ!」
リザードンの火炎放射はサトシのリザードンに向っていた。
ア「トゲキッス、火炎放射にエアスラッシュ!」
「キース!」
トゲキッスは火炎放射にエアスラッシュを放つと火炎放射は火の粉になり
サトシのリザードンに襲い掛かった、だが、リザードン大きなダメージで
は無かった。
ノ「エーフィ!・・火の粉に向ってサイコキネンシス!」
「エーフィ!」
エーフィのサイコキネンシスは飛び散る火の粉をリザードンの周りに
集め炎の渦を作り上げリザードンを閉じ込めた。
ノ「やった!」
ア「これでリザードンの動きを止めたわ!」
アイとノンはリザードンの動きを止めた事を喜んだ。
サ「確かにリザードンの火炎放射にトゲキッスのエアスラッシュで
火炎放射を火の粉に変えて相手を油断した隙にエーフィのサイコキ
ネンシスで炎の渦を作り相手の動きを止める・・確かに効果的な
コンビネーションだが・・詰めが甘い!」
炎の渦に閉じ込められていたリザードンはエアスラッシュで炎の渦を
打ち破った。


  • スレ7-319
  • 小さき種達 故郷
  • 10/11/23 23:35:38
ア「炎の渦が!?」
サ「リザードン、リザードンに火炎放射!」
リザードンはセイのリザードンに向って火炎放射を放った。
セ「リザードン、こっちも火炎放射だ!」
リザードンは火炎放射で迎え撃ったがパワーで負けてしまい火炎放射を
まともに喰らってしまった。
セ「リザードン!?」
サ「トゲキッスにツバメ返し!」
リザードンは目にも止まらないスピードでトゲキッスにツバメ返しを
放った。
ア「トゲキッス!?」
トゲキッスはエーフィと一緒に吹き飛ばされてしまった。
サ「ブラストバーンで止めだ!」
リザードンは最大パワーでリザードン達に放った。
リザードン達はブラストバーンの直撃で耐え切れずにリザードン達は
倒れてしまった。
セ「リザードン!?」
ア「トゲキッス!?」
ノ「エーフィ!?」
セイ達はリザードン達の元に近づいた。
セ「大丈夫か、リザードン?」
「ゴォ・・」
リザードン達は何とか立ち上がった。
ア「トゲキッス、良く頑張ったわ・・」
「キース・・」
するとサトシがセイ達の元に近づいてきた。
サ「セイ、アイ、ノン・・3人での息の合ったコンビネーションは良か
ったぞ・・」
セ・ア・ノ「ありがとう、パパ(サトシパパ)!」
サ「だけど、まだ、詰めの甘さがあるな・・次の特訓は詰めの甘さを無く
す特訓にするからな!」

  • スレ7-322
  • 小さき種達 故郷
  • 10/11/24 23:36:03
ハ「やっぱり、セイ君たちが力を合わせてもサトシには勝てなかったか・・」
ハルカは窓からサトシの特訓を見ていた。
ヒ「そうね・・今のセイ達が力を合わせてもサトシには勝てないけど
これから一杯特訓していけば、いつか、サトシに勝てるわ!」
ノゾ「ノン達が強くなるよに私達もサポートしてあげないとね!」
するとアヤコとタケシが料理をテーブルに置きはじめた。
アヤ「ヒカリ、料理が出来たわ!・・サトシ君達を呼んであげて・・」
ヒ「うん、分かったわ、ママ!」
ヒカリは外に出てサトシ達を呼びに行った。
ス「ヒカリちゃん・・サトシ君と結婚して幸せそうね!」
ノゾ「あの二人はよくイチャついていますよ・・」
ハ「見ている方が恥かしくなるぐらいです!」
ス「良いじゃないの!・・イチャつくほど仲が良いてことじゃない!」
ノゾ「そうですね!」
その後、ヒカリはサトシ達を連れて来た。
サトシ達は席に座りテーブルに並べられている料理を食べ始めた。
ア「美味しい!」
セ「このコロッケ最高だよ!」
セイ達はアヤコの手作り料理を美味しそうに食べていた。
すると、ピカチュウ達が器を持ってサトシ達に近づいた。
サ「あ、ごめん!・・今からご飯を用意するよ!」
するとタケシが
タ「ポケモンフーズなら俺にお任せあれ!」
タケシはポケモンフーズを器に入れピカチュウ達に渡した。
タ「さあ、特製ポケモンフーズだ!・・ゆっくり味わってくれ!」
ピカチュウ達はタケシのポケモンフーズを食べるとあまりの美味しさ
に食が進んでいた。
アイシェ(凄く美味しいでしゅ!)
セイポ「ポチャ!」
ピカチュウ達はタケシのポケモンフーズを美味しく食べてしまった。

  • スレ7-327
  • 小さき種達 故郷
  • 10/11/25 23:38:03
サトシ達は食事をしている中、アヤコが
アヤ「そういえば、あの映画の公開は何時なの?」
ヒ「映画は2ヵ月後に公開予定よ!」
アヤ「あら、以外に早く公開されるのね!」
サ「試写会は1ヵ月後なんです!」
アヤ「試写会の時は呼んでね!」
ヒ「うん!・・絶対、試写会の時ママを呼んであげるね!」

その後、食事が終わり、サトシ達はリビングでゆっくりしていた。
アカリとメグはヒカリの腕に抱かれながら喜んでいた。
ヒカシェ(アカリとメグ、凄く嬉しそうでしゅ!)
するとアカリがヒカリのシェイミの足を掴むとメグと一緒にシェイミを
引っ張った。
ヒカシェ(やめてでしゅ!!)
アカリとメグはさらにシェイミを引っ張った。
ヒ「こら!・・シェイミが痛がっているでしょ!」
ヒカリはシェイミをアカリとメグから離した。
ヒカシェ(助かったでしゅ!)
するとアカリとメグは泣き出してしまった。
ヒ「ほらほら、泣かないで!」
ヒカリは必至にあやすが中々泣き止まなかった。
するとピカチュウとポッチャマがアカリとメグを喜ばそうと別のポケモ
ンの物まねをするとアカリとメグは喜んだ。
ヒ「ありがとう、ピカチュウ、ポッチャマ、お陰でアカリとメグが
泣くのをやめたわ!」
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャマ!」

  • スレ7-329
  • 小さき種達 故郷
  • 10/11/27 23:45:44
その夜、サトシ達は明日、カントーに帰るため早めの就寝に着こうとし
ていた。
サトピ「ピ、ピカチュウ!」
ヒカポ「ポ、ポッチャ!」
アカリとメグは昼のピカチュウとポッチャマのものまねを見てすっかり
ピカチュウとポッチャマを気に入ってしまい抱きしめていた。
サ「すっかり、アカリとメグに気に入られてしまったな、ピカチュウ、ポッチ
ャマ・・」
アカリとメグはピカチュウとポッチャマを抱きしめたまま眠ってしまった。
ヒ「もう、ピカチュウとポッチャマを抱きしめながら寝てしまうなんて・・」
ミ「アカリとメグは赤ちゃんだから仕方ないよ、ママ・・」
「ベーイ!」
ヒ「それもそうね・・」
ピカチュウとポッチャマはアカリとメグに抱きしめられて身動きが取れ
ずいた。
サ「今、離すからちょっと待ってろよ・・」
サトシはアカリがピカチュウを抱かれている手をピカチュウから離した。
ヒカリもメグがポッチャマを抱いている手をポッチャマから離した。
ヒ「今日はお疲れ様、ピカチュウ、ポッチャマ!」
サトピ「ピカチュウ・・」
ヒカポ「ポッチャ・・」
ピカチュウとポッチャマは疲れている様子であった。
サ「明日は早いから早く寝よう・・」
サトシ達は部屋の電気を消して眠った。

次の日、サトシ達はアヤコと別れてフタバタウンの港に向った。

  • スレ7-333
  • 小さき種達 故郷
  • 10/11/28 23:33:45
そしてサトシ達はフタバタウンの港に着くと船が出港するまでの間
店に立ち寄っていた。
ソ「このお菓子、ハナコお婆ちゃんにどうかな?」
ソラミ「ミミロ!」
ソラはハナコに渡すお土産をサトシに見せた。
サ「ああ、きっとお婆ちゃんも喜ぶぞ!」
サトシ達はハナコやシゲルに渡すお土産を選んでいた。

ノゾ「え!?・・本当にマサラタウンまで来るんですか、先輩!」
ス「勿論よ!・・1回はマサラタウンに行って見たいと思っていたの!」
スズナはサトシ達と一緒にマサラタウンについていく事を決めていた。
ノゾミは止めても無駄だと感じそれ以上は言わなかった。

そして、サトシ達は出向の時間に船に乗った。
ヒ「何だか、あっという間だったわね!」
ノゾ「ああ、この1ヶ月が短いと感じたわ!」
サ「映画の撮影は結構楽しかったな!」
タ「ああ、俺達が一緒に旅をした最後の場所で撮影は良い思い出になった!」
サ「ああ、早く俺達の映画を見てみたいぜ!」
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャマ!」
サトシ達を乗せた船はゆっくりとシンオウ地方から離れていた。0

  • スレ7-335
  • 小さき種達
  • 10/11/30 00:47:32
サトシ達を乗せた船はカントーに向っている頃、サトシ達は船内で休ん
でいた。
ア「ほら、アヤコお婆ちゃんが作ってくれたぬいぐるみよ!」
アイはアヤコから預かっていたピカチュウとポッチャマの小さなぬいぐ
るみをアカリとメグに渡すと喜んで抱きしめた。
マ「よかった、気にいてくれたみたいね!」
「チュパ!」
ヒ「これでピカチュウ達が苦労も少しはなくなるわね!」
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャマ!」
ピカチュウとポッチャマは苦労が少し減った事に喜んだ。
するとセイのお腹がなった。
ミ「もう、お兄ちゃんたら、お腹なりすぎるよ!」
「ベイ!」
セ「ごめんごめん、朝早く起きたから腹が減るのが早くて!」
セイポ「ポッチャ!」
ヒ「そうね、朝早く起きたからね・・」
ハ「お昼にはまだ早いとは思うけどお昼にしない?」
ハルカの言葉にヒカリは
ヒ「確かにお昼にはまだ早いけどお昼にしましょ!」
するとスズナが箱を持ってきた。
ノ「スズナさん、これは?」
ス「実はね、朝早くに起きてヒカリちゃん達が作ったお弁当よ!」
ノゾ「人数多いから作るのが大変だったよ・・」
ヒカリ達は机に弁当を並べた。
セ「お!・・うまそう!」
セイポ「ポッチャ!」
タ「ピカチュウ達のご飯こっちだぞ!」
タケシはポケモンフーズをピカチュウ達の前に置いた。
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャマ!」
サトシ達は席に着くと弁当を食べ始めた。
セ「このコロッケ、美味しい!」
ソ「うん!」
ヒ「そんなに喜んでくれて嬉しいわ!」
ヒカリはセイ達が美味しく食べてる姿を見て微笑んだ。

  • スレ7-336
  • 小さき種達
  • 10/12/01 00:41:31
サトシ達は昼食を食べ終わるとソラ達は眠くなり部屋に戻って眠ってしまっ
た。
サ「それじゃ、ベイリーフ、パチリス・・しばらくソラ達を見ていてくれ・・」
「ベイ!」
「チュパ!」
サトシ達はソラ達が寝ている間ベイリーフとパチリスに任せて甲板に
向った。
ヒ「気持ちいい風ね!」
ヒカシェ(気持ちいいでしゅ!)
ヒカリは海の風に当たっていた。
サトシ達はマサラタウンに居るポケモン達の事を話し始めた。
ア「フシギダネ達、元気にしているかな?」
アイピ「ピカチュウ・・」
サ「フシギダネ達は元気にしている、おばあちゃんが言っていたぞ!」
ノゾ「シゲルやケンジも世話をしているから問題はないでしょ!」
すると、スズナは
ス「ねえ、シゲルってもしかして、オーキド博士のお孫さん?」
サ「はい、今はオーキド博士の後を継いでポケモンの研究をしています・・」
ノゾ「でも、珍しいですね、先輩がシゲルの事を知っているなんて・・」
ス「そりゃ、ジムリーダーですもん!・・ポケモン博士の名前ぐらい
知っていて当然よ!」
ヒ「確かに・・」
ヒカリは思わず納得した。
すると、サトシはある事を思い出した。
サ「そう言えば、母さんがこの前、ミドリから電話が会ったって言っていた
な!」
セ「それ本当!?」
サ「ああ、イッシュで新しいポケモンをゲットしたって言っていたぞ!」
ア「そうか、ミドリも頑張っているんだね!」
サ「マサラタウンに着いたらミドリに連絡しような!」
ア「うん!」

  • スレ7-341
  • 小さき種達
  • 10/12/02 00:01:09
次の日、サトシ達はマサラタウンの港に着きサトシ達はマサラタウン
の家に向かっていた。
ス「マサラタウンって結構、穏やかね!」
ノゾ「ええ、住むには最高の環境ですよ!」
そんな会話をしている間にサトシ達はマサラタウンのサトシの家に着いた。
ス「此処がサトシ君とヒカリちゃんの家ね!」
ソラ達が家の扉を開けて中に入った。
サトシ達も家の中に入ったが誰も居なかった。
サ「あれ、母さんがいるかと思ったんだけどな・・」
サトピ「ピーカ・・」
ヒ「きっと、今日はまだ来ていないのよ・・」
その時、庭の窓を叩く音が聞こえサトシ達は庭を見るとそこには
「ダネフシ!」
サ「フシギダネ!」
サトシは窓を開けるとフシギダネは家の中に入ってきた。
サ「フシギダネ、留守の間、庭の警備お疲れ様!」
サトピ「ピカチュウ!」
ヒカポ「ポッチャマ!」
「ダネフシ!」

  • スレ7-344
  • 小さき種達 接近
  • 10/12/02 23:08:40
サトシ達はゆっくりする為、ヒカリ達は台所でお茶を入れ始めた。
その時、玄関からドアをノックする音が聞こえサトシは玄関に向うと
そこには
サ「シゲル!」
シ「やあ、サトシ・・帰っていたのか・・」
サ「ああ、今さきな・・」
サトシはシゲルを家の中に入れた。
ヒ「あら、シゲルじゃない・・」
シ「やあ、久しぶりだね・・」
するとノゾミはシゲルにスズナを紹介をした。
ア「博士、此処最近ピカチュウの毛並みが悪いんですが・・」
アイピ「ピカチュウ・・」
シ「ちょっと見せてもらうよ・・」
シゲルはピカチュウの身体を見た。
シ「少し風邪気味だね・・」
ア「風邪!?」
シ「きっと、頑張りすぎて疲れが出てしまったんだよ・・」

スズナはシゲルの凄さに驚いた。
ス「あれが、シゲル博士・・」
するとスズナはとんでもない言葉を発した。
ス「彼にアプローチしてみようかな・・」
ノゾ「せ、先輩、いきなり何を言い出すんですか!」
ス「彼の真っ直ぐな心に何だか魅力を感じちゃったわ!・・だから、彼
と結婚できるようになりたいわ!」
ノゾミはスズナの行動に呆れを感じていた。

  • スレ7-345
  • 小さき種達 急接近
  • 10/12/03 22:42:38
それから1ヵ月後
サ「明日はいよいよ試写会だな・・」
ヒ「ええ・・どんな風に出来ているか楽しみね!」
ハ「私としてはサトシとヒカリの恋が映画でどう映るか気になるわ!」
サトシとヒカリは頬が赤くなった。
ヒカシェ(サトシとヒカリが赤くなっているでしゅ!)
サ・ヒ「赤くなっていないよ!」
サトシとヒカリは声を揃えた。
ハ「そういえば、スズナさんの恋はどうなっているの?」
ノゾ「さあ・・先輩から何も聞いていないから分からないよ・・」
サ「それにシゲル相手じゃ、そう簡単にはいかないだろ・・」
ノゾ「確かに・・いくら先輩でもシゲルには敵わないと思うわ・・」
「ニャール!」
その時、玄関のドアが開きスズナが家の中に入ってきた。
ス「やったわ、ノゾっち!・・シゲルと結婚する事になったわ!」
スズナの言葉にサトシ達は驚きを隠せなかった。
サ「け、結婚!?」
ヒ「嘘・・」
ハ「あのシゲルが・・」
ノゾ「先輩、出会って1ヶ月で結婚は早くないですか?」
ス「何言っているのよ、ノゾっちの結婚の時も出会って1ヶ月で結婚したん
じゃない!」
ノゾミは返す言葉が無かった。
ハ「それで式はいつですか?」
ス「うふふ、1ヵ月後よ!」
ヒ「おめでとうございます、スズナさん!」
ス「ありがとう、ヒカリちゃん!」

  • スレ7-352
  • 小さき種達 理由
  • 10/12/05 23:07:47
ヒカリ達はスズナと話ている間にサトシとピカチュウ、ポッチャマは
研究所に向った。
サトシは研究所のドアをノックするとケンジが出てきた。
ケ「サトシじゃないか・・もしかして、シゲルの結婚の事か?」
サ「ああ・・あのシゲルが結婚する事が信じられなくて・・」
サトピ「ピーカ・・」
ヒカポ「ポーチャ・・」
ケ「まあ、とにかく、中に入ってくれ・・」
ケンジはサトシを研究所に入れシゲルの居る部屋に案内している間に
サトシにシゲルの事を話し始めた。
ケ「実は僕もシゲルが結婚する事に驚いているよ・・」
サ「ああ・・だけど、何でシゲルは結婚をする事になったんだ?」
ケ「それは本人に聞かないと分からないよ・・ただ、スズナさんが研究
所で泊り込んで研究所の身の回りを綺麗にしていたんだけどね・・」
そして、シゲルの居る部屋に着き部屋に入った。
シ「やあ・・サトシ・・」
サトシはいきなり結婚について話し始めた。
サ「シゲル・・スズナさんと結婚するって・・本当か?」
シゲルはサトシの反応を見て予想どうりだという顔をしていた。
シ「本当だよ・・」
サ「だ、だけど・・出会って直ぐに結婚って・・」
シ「確かに、出会って直ぐに結婚は早すぎるのは分かるよ・・だけど、
スズナの元気に僕も元気になれるんだ・・だから・・結婚しようと思った
んだ・・」
サ「そうだったんか・・」
サトピ「ピカチュウ・・」
ヒカポ「ポッチ・・」
するとシゲルはサトシをからかった。
シ「それに僕はサトシ君と違って女心が分かるんでね!」
サ「何だと!!」
シ「それは本当だろ・・ヒカリの気持ちに気付くまで2年は掛かった
じゃないか?」
サ「う!」
サトシは鋭いところをつかれてしまい言葉が出なかった。

  • スレ7-358
  • 小さき種達 映画
  • 10/12/06 23:26:40
次の日
サトシ達は試写会に出る為、試写会に似合う服を選んでいた。
ヒ「ソラ、ドレスは乱暴に着るんじゃないの!」
ソ「だって、ドレスの着かたが難しいの!」
ソラミ「ミミ・・」
ヒ「もう・・ソラったら・・」
ヒカリはソラのドレスを着るのを手伝った。
ヒ「ソラも大きいんだから、一人で着られるようになりなさい・・」
ソ「はい・・」
ヒカリはソラにドレスを着せた。
ミ「これどうやって着れば良いの?」
ミライもドレスを着るのに苦戦していた。
ア「ちょっと貸して・・」
ミ「お姉ちゃん・・」
アイはミライのドレスを着るのを手伝った。
ア「はい、出来たわ!」
ミ「ありがとう、お姉ちゃん!」
「ベイ!」
マイもドレスに着替え終わった時、ノゾミ達が家にやってきた。
それから30分後、豪華な車が家の前に止また。
「サトシ様・・お迎えに参りました・・」
運転手が車のドアを開けた。
サ「ありがとう・・」
サトシ達は車の中に入ると車は試写会会場に向った。

  • スレ7-360
  • 小さき種達 映画
  • 10/12/07 23:10:16
マ「はい、パチリス、ポフィンよ!」
「チパ!」
マイは持っていたポフィンをパチリスに渡した。
ヒ「パチリスもすっかりマイのポフィンが気に入ったわね・・」
ヒカシェ(ミーはヒカリのポフィンが好きでしゅ・・)
ヒカリの腕の中に寝ているアカリとメグはピカチュウとポッチャマの
ぬいぐるみを持ちながら眠っていた。
ノゾ「アカリちゃんとメグちゃん・・すっかり、ぬいぐるみを離さな
くなったわね・・」
ヒ「うん、お風呂入る時、中々離さなくて大変なのよ・・」
ノゾ「それ、分かるわ・・リンも気に入ったおもちゃを離さないの・・」
ノゾニャ「ニャール!」
ヒカリとノゾミは母親の顔になり話が盛り上がっていた。
そんな会話をしていると車は試写会会場に着いた。
運転手がドアを開けるとサトシ達は試写会会場に入っていった。

  • スレ7-361
  • 小さき種達 映画
  • 10/12/08 22:50:29
サトシ達は試写会会場の控え室に通されるとそこには
タ「おお、サトシ!」
サ「タケシ!・・もう来ていたのか!」
サトシ達はタケシと再会に喜んだ

タ「何だと!?・・シゲルとスズナさんがけ、け、結婚!?」
タケシはシゲルとスズナが結婚する事に驚いた。
サ「やっぱり、驚くよな・・」
サトピ「ピカチュウ・・」
ヒカポ「ポッチャ・・」
タ「お、俺より先に結婚するなんて!!」
タケシは何時までも立っても結婚出来ずにシゲルまで先を越された事
に酷く落ち込んだ。
ヒ「ま、まあ、タケシもそのうち良い人が見つかるわよ・・」
ヒカシェ(まあ、ナンパをやめない限り結婚は出来ないでしゅ・・)
ヒ「こら!・・シェイミ!」
それからサトシ達は試写会が始まるまでの間会話を楽しんだ。
すると、スタッフが控え室に入ってきた。
「試写会が始まりますのでそろそろお願いします!」
サ「はい、今、行きます!」
サトシ達は会場に向った。

  • スレ7-363
  • 小さき種達
  • 10/12/09 19:27:10
小さき種達を書いている途中ですが、少しの間、短編を書いていきた
いと思います。

短編はヒカリが国の王女であるが、ある事故で足が動かなくなりサトシ
がヒカリの世話をする話です。
話の中間ぐらいで分岐させ結末を二つ書いていきます。
短編が終わった後は小さき種達を書いていきます。

  • スレ7-433
  • 小さき種達 映画
  • 10/12/19 23:12:26
その後、サトシ達はセイ達をVIP席に向わせた後、観客達の前に出て
軽く話した後、映画が始まった。
サトシ達もVIP席に座って映画を鑑賞した。
サトシ達は映画を見ている中、今までの旅を思い出していた。
サ(そういえば、ヒカリも結構、俺に甘えてきて色々な物を買わされたけ・・)
ヒ(サトシが思い出話を話してくれたときは夢中になって聞いていたわ・・)
タ(ああ・・俺の愛しい青春が!)
タケシはジュンサーさん達の事を思い出して泣いていた。
するとハルカがタケシが泣いている事に気付いた。
ハ「ねえ、タケシが泣いているわ!」
ヒカリとノゾミはタケシの顔を見た。
ノ「本当ね・・」
ヒ「タケシも旅の事を思い出して泣いているのかしら?」
するとサトシは
サ「いや・・あれはジョーイさん達の事を思い出して泣いているだけだ・・」
タ「ジョーイさん・・ジュンサさん・・」
タケシから漏れた言葉を聞いたヒカリ達は
ヒ「何だ・・」
ノ「映画を見てそれを思い出すなんて・・」
ハ「やっぱり、タケシはこうでなきゃね!」

  • スレ7-435
  • 小さき種達 映画
  • 10/12/20 22:36:03
そして、映画はサトシとヒカリのキスシーンになりサトシとヒカリは
顔を赤くしていた。
ソ「どうしたの、パパ、ママ、顔が赤いよ?」
ソラミ「ミミ?」
ヒ「な、何でもないわ!」
サトシとヒカリは慌ててソラに言った。
それを見ていたハルカ達は
ハ「やっぱり、自分達のキスシーンは恥かしいのかしら?」
ノ「そりゃ、大勢の人達の前でキスシーンを見せるんだから恥かしいだ
ろうね・・」
タ「羨ましい・・」

そして、映画はサトシとシンジのバトルになり会場は盛り上がっていた。
ア「会場の人達が盛り上がっているわ!」
アイピ「ピーカ!」
アイシェ(それだけ、サトシのバトルが好きなんでしゅ!)
セイはサトシとシンジのバトルを見てある感情が芽生えてきた。
セ「イッシュにしかいないポケモン・・まだ俺達の知らないポケモン
が居る・・何だか楽しくなるぜ!」
セイポ「ポチャ!」

  • スレ7-438
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/21 23:31:23
それから1年後、シゲルがイッシュで学会を行う事になりサトシ達も
一緒に行く事になった。
セ「見た事無いポケモン達を見るのが楽しみだな!」
セイポ「ポチャ!」
アイの膝に座っているアカリははしゃいでいた。
アカ「ねえ、まだ着かないの?」
ア「まだよ・・後少しで着くから大人しくしようね!」
アイシェ(そうでしゅ、此処は飛行機の中でしゅ!・・周りの人に迷惑
するでしゅ!)
シェイミもアカリを注意した。
それを見ていたサトシ達は
サ「すっかり、シェイミもお姉ちゃんになったな・・」
ヒ「1年もアカリとメグに接すれば自然と身についちゃうのね!」
シ「ポケモンと人間に出来た絆だろうね・・」
ノ「だけど、シゲル、先輩とシュン君を置いてきて良かったの?」
シ「スズナ、一人で任せておけば大丈夫だ・・」
ハ「だけど、産まれたばかりの子供を奥さんに任せるのはどうかと思うけど・・」
そうこう言っているうちに大地が見えてきた。
メ「見て、大地が見えたよ!」
シ「あそこがイッシュ地方だ・・」
セ「イッシュ・・俺達の知らないポケモンがあそこに居る・・」
サトシ達を乗せた飛行機はカノコタウンへ向っていた。

  • スレ7-439
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/22 22:54:08
サトシ達を乗せた飛行機はカノコタウンに着陸した。
セ「よし!・・ついに着いた!!」
セイポ「ポッチャ!」
サトシ達は建物に行こうとした時、アイのピカチュウとセイのポッチ
ャマは異変感じて海に向かった。
セ「ポッチャマ!」
ア「ピカチュウ!」
セイ達はピカチュウとポッチャマを追った。
ア「どうしたの、ピカチュウ?」
すると、セイ達の前にママンボウが飛び跳ねた。
ソ「見た事無いポケモンだ!」
ソラミ「ミミロ!」
ソラ達は海を覗き込んだ。
マ「何処にいちゃったのかな?」
ソ「もっと他に居ないかな?」
すると、ノンが空に浮かぶ黒い雲を見つけた。
ノン「ねえ、あの雲何かな?」
ノンの言葉でセイ達は空を見た。
セ「何だろう、あの雲・・」
すると、ピカチュウは何か黒い雲に警戒した。
ア「どうしたのピカチュウ?」
その時、黒い雲から雷が落ちてきた。
セ「うわああ!!」
ア「きゃああ!!」
セイ達は雷が落ちた衝撃で気絶してしまった。
セ「う・・ん・・」
セイ達は気がつくと黒い雲に謎の影があった。
セ「あれは?」
ノン「ポケモンなの・・」
その時、謎の影から放たれた雷がピカチュウを襲った。
アイピ「ピ・・ピカ・・チュウ・・」
ア「ピカチュウ!?」
黒い雲が消えてピカチュウを襲った雷も消えた。
ア「ピカチュウ!!」
アイはピカチュウに駆け寄った。
ア「ピカチュウ、大丈夫だった・・」
アイピ「ピカチュウ・・」
ピカチュウは何とか立ち上がり元気だとアピールした。
ミ「お兄ちゃん、お姉ちゃん!」
サトシ達がセイ達に駆け寄ってきた。
サ「大丈夫だったか・・」
セ「うん、俺達は何にも無かったよ・・」
ユ「それにしても、凄い雷だったね・・」
リ「うん、建物の中に居ても凄い振動だったよ!」
すると、サトシ達に近づく人物が居た。
?「あらら、シゲル博士!」
シ「アララギ博士!」
アラ「お迎えが遅れてすみません・・」
シ「いえ、ちょうど、僕達も着いた所です・・」
サ「シゲル、その方は?」
シ「ああ、紹介が遅れたね・・この方はイッシュ地方でポケモン研究
している、アララギ博士だ!」
アラ「どうぞ、よろしく!」

  • スレ7-441
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/23 22:34:44
サトシ達はアララギが用意したバスに乗りアララギ博士の研究所に
向った。
アカ「あのポケモン、初めて見るよ!」
セイ達はアカリが指を指した方を見るとそこにはシキジカ達がセイ達
を見つめていた。
セ「あれはシキジカだな・・」
リ「セイお兄ちゃん、知っているの?」
ノン「知っているわ、ミドリがゲットしたポケモンよ!」
メ「ミドリお姉ちゃんがゲットしてたんだ・・」

バスが研究所に向っている間にも知らないポケモン達を見たセイ達は
喜んでいた。
セ「凄いな、初めて見るポケモン達だらけだ!」
セイポ「ポチャ!」
アラ「どう、初めて見るポケモン達ばかりでしょ?」
ア「はい!」
アイのピカチュウの頬袋がバチバチしていた。
ア「どうしたの、ピカチュウ?」
アイピ「ピカ!」
ソ「雷に当たったのが原因なのかな?」
ソラミ「ミミロ?」
アラ「研究所に着いたら調べてみましょ!」
ア「お願いします!」
アラ「カントーのポケモンはこっちでは珍しいから、色々と教えてく
ださいねシゲル博士!」
シ「ええ、僕にできる事があれば!」
サ「ピカチュウ達、珍しいですか?」
アラ「ええ、野生ではまだ確認されていないわ!」
シ「アララギ研究所でも初めて見るポケモンに会えるよ!」
アラ「そう、楽しみにしていてね!」
バスは湖を通るとスワンナ達が飛んでいた。
ヒ「私達が知らないポケモン達・・何だかワクワクするね、シェイミ!」
ヒカシェ(ミーも楽しみでしゅ!)

  • スレ8-6
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/24 23:40:11
アララギ研究所に着いたサトシ達はピカチュウの検査をしていた。
アイピ「ピカチュウ・・」
ピカチュウはコードにホッペに付けられて嫌がっていた。
シ「どうですか、アララギ博士?」
アラ「セイ君達の話だと相当な電気エネルギーを浴びたようですが、数
値の上では以上は認められません・・」
ア「それじゃあ、大丈夫なんですね!」
ミ「良かったね、ピカチュウ!」
「ベイ!」
アイピ「ピーカ!」
ピカチュウは嬉しそうに立ち上がったが
アラ「ピカチュウ、まだじっとしていてね!・・まだいくつか検査が
あるから・・」
ア「もうちょっと辛抱よ、ピカチュウ!」
アイシェ(我慢するでしゅ!)
アイピ「ピーカ・・」
ピカチュウは残念そうに座った。
その時、部屋に助手が入ってきた。
助「アララギ博士、今日旅立ちの新人トレーナーが来ました・・」
アラ「あらら、もうそんな時間!」
セ「新人トレーナー!?」
シ「アララギ博士はイッシュ地方の新人トレーナーに最初のポケモン
を渡す役目も持っているんだ!」
ソ「最初のポケモン!」

サトシ達はピカチュウの検査を手伝うため部屋に残りセイ達はアラ
ラギ博士について行った。
アラ「は~い、シューティ君!」
シュ「こんにちは、アララギ博士、ついに僕にもポケモントレーナー
として旅立つ日が来ました!」
アラ「ずっと、この日を待っていたもんね!」
すると、シューティはセイ達の足元にポッチャマ達が居る事に気付い
て驚いた。
シュ「ポッチャマ!?・・それにシェイミにミミロルまで!?」
シューティはデジカメでポッチャマ達を撮影を始めた。
セ「君もしかして、ポッチャマ達を見るのは初めて?」
シュ「君は?」
セ「俺はセイ!・・カントー地方のマサラタウンからやってきたんだ!
そして、俺の相棒がポッチャマだ!」
セイポ「ポッチャマ!」
すると、シューティはセイの言葉を聞いて驚いた。
シュ「マサラタウンのセイ!?・・まさか、セキエイ大会を優勝した!?」
シューティはセイの手を握った。
シュ「まさか、あのセキエイ大会の優勝者に会えるなんて思いもし無かったよ!」
セ「え、えっと・・あ・・ありがとう・・」
セイはシューティの変わり様に驚いていた。

  • スレ8-12
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/25 23:42:22
セイが困っている中、アララギが説明を始めた。
アラ「実はね、此処最近になって、セキエイ大会の映像がイッシュで
公開されて、セイ君のファンが増えたの、シューティ君もその一人な
わけ!」
シュ「決勝のバトルは手に汗を握るバトルでした!・・僕もあなたみ
たいなトレーナーになりたいです!」

アララギ博士はモンスターボールをシューティの前に持ってきた。
アラ「さあ、この中から最初のパートナーをチョイスしてね!・・まず
は炎タイプのポカブ!」
モンスターボールからポカブが出てきた。
「ポカーブ!」
ソ「炎タイプ!・・凄く可愛い!」
アラ「続いて水タイプのミジュマル!」
モンスターボールからミジュマルが出てきた。
「ミ~ジュ!」
ミジュマルを見たポッチャマはミジュマルに近づいた。
セイポ「ポチャポチャポッチャ!」
ポッチャマは胸を張って威張るとミジュマルがソッポを向いた。
セイポ「ポッチャ、ポチャポチャポッチャ!」
ポッチャマはミジュマルが気に食わなかったのかミジュマルに怒り始めた。
セ「こら、ポッチャマ、やめろう!」
セイはポッチャマをミジュマルから離したがポッチャマはまだ怒っていた。
セ「そう、怒るなよ、ポッチャマ・・」
セイポ「ポッチャ!」
マ「ポッチャマ、ご機嫌斜めだね・・」
アラ「さあ、最後は草タイプのツタージャ!」
モンスターボールからツタージャが出てきた。
「ツタージャ!」
ソ「随分と自信満々ね・・」
ソラミ「ミミロ・・」
アラ「さあ、シューティ君、どの子をパートナーにするのかな?」
シューティは暫らく考えた。
シュ「決めました、ツタージャで行きます!」
「ツタージャ!」
ミジュマルは選ばれ無かった事にショックで固まってしまった。
セイポ「ポチャ!」
ポッチャマはミジュマルのショックを受けた事を笑っていた。

  • スレ8-25
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/27 23:12:41
アラ「OK!・・それじゃまずはポケモン図鑑!」
アララギはシューティにポケモン図鑑を渡した。
シュ「ありがとうございます!」
シューティはポケモン図鑑を開いた。
(ツタージャ、草蛇ポケモン・・知能が高くとても冷静、太陽の光を
たっぷり浴びると動きが鋭くなる・・)
セ「へえ・・ツタージャは頭が良いんだな・・」
セイポ「ポチャ・・」
シューティはポッチャマにポケモン図鑑を向けた。
(ポッチャマ、ペンギンポケモン・・歩くのは苦手でこけたりするが
ポッチャマのプライドは高く気にせず堂々と胸を張る・・)
ソ「へえ、お兄ちゃんのポッチャマはポケモン図鑑どうりだね!」
ソラミ「ミミロ!」
アラ「それとモンスターボール・・ポケモン入れて持ち歩く事が出来る
のは6体までよ・・」
シュ「ええ、基本ですよね!」
シューティはモンスターボールを受け取った。
アラ「そして、これがツタージャのモンスターボールよ!・・可愛がっ
てね!」
シューティはツタージャのモンスターボールを受け取った。
シュ「行くぞ、ツタージャ!・・僕達の旅の始まりだ!」
シューティはツタージャをモンスターボールに戻した。
アラ「それじゃ、トレーナー修行頑張ってね!」
シュ「はい!・・ありがとうございました!」
すると、シューティはセイに近づいた。
シュ「僕とバトルをお願いします!」
シューティの突然のお願いにセイは
セ「こっちこそ、バトルお願いするよ!」
セイポ「ポチャ!」

  • スレ8-30
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/28 23:52:59
セイ達は研究所の近くにある公園でバトルを行おうとしていた。
シュ「行くぞ、ツタージャ!」
「ツタージャ!」
セ「ドダイトス、君に決めた!」
「ドーダ!」
シュ「ドダイトス!?」
シューティはポケモン図鑑を開いた。
(ドダイトス、大陸ポケモン・・ドダイトスの背中で生まれてドダイ
トスの背中で一生をまっとうするポケモンも居る・・)
セ「先攻はそっちからどうぞ!」
シュ「なら、遠慮なく行きますよ!・・ツタージャ、体当たり!」
「ツタ!」
ツタージャはドダイトスに向っていた。
セ「ドダイトス、エナジーボール!」
「ドーダ!」
ドダイトスの放ったエナジーボールはツタージャに直撃した。
シュ「ツタージャ!」
ツタージャは何とか耐えた。
シュ「さすが、セキエイ大会の優勝者だ!」
セ「まだ、俺達の力はこんなもんじゃないぜ、ドダイトス、リーフストーム!」
「ドーダ!」
ドダイトスはリーフストームをツタージャに向って放った。
シュ「避けるんだ!」
「ツタ!」
ツタージャは何とか避けた。
シュ「グラスミキサー!!」
ツタージャはグラスミキサーをドダイトスに向って放った。
セ「来るぞ、ドダイトス!」
「ドダ!」
グラスミキサーがドダイトスに迫る、その時
「ミッジュ!」
セ・シュ「「ミジュマル!?」」

  • スレ8-31
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/28 23:53:30
ミジュマル知らず知らずの内にドダイトスとツタージャの間に割り込んでいた。
「ミ、ミジュ!?」
ミジュマルが気付いた時にはグラスミキサーが当たる寸前であった。
するとドダイトスはミジュマルの前に立ってグラスミキサーを受けた。
セ「ドダイトス!?」
セイはドダイトスに駆け寄った。
セ「大丈夫か、ドダイトス?」
「ドダ・・」
ドダイトスはダメージを受けたが何とか立ち上がった。
セイポ「ポッチャ!」
ポッチャマはミジュマルに激しく責めていた。
ミジュマルはシュンとしていたがセイが近づいてきた。
セ「ポッチャマ、ミジュマルだって悪気があったわけじゃないんだ・・許してあ
げよう・・」
セイポ「ポッチャ!!」
ア「怒るのも分かるけど、お兄ちゃんが許すって言ってるんだから、許してあげ
よう、ポッチャマ・・」
セイポ「ポチャ・・」
ポッチャマは渋々とセイの言葉を受け入れミジュマルを責めるのを止めた。

  • スレ8-33
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/30 00:02:21
セ「シューティ、申し訳ないがバトルは中止だ・・」
シュ「ええ、バトルできただけでも嬉しいかったですよ・・」
シューティはツタージャをモンスターボールに戻した。
セ「シューティ、これからはどうするんだ・」
シュ「まずは此処から近いジムに向います・・」
セ「そうか、頑張れよ・・」
シュ「ええ・・」
シューティはその場を後にした。
ノン「セイのライバルなりそうね・・」
セ「ああ、またバトルをしたいぜ!」
その時、アカリ達が走ってセイ達の元に駆け寄ってきた。
アカ「お姉ちゃん、ピカチュウが!」
ア「ピカチュウがどうしたの!?」
メ「ピカチュウが電気技が使えないの!」
ア「え!?」
アカリ達の言葉にセイ達は驚きを隠せなかった。
リ「とにかく、研究所に戻ってきて!」
セ「分かった、すぐに研究所に戻ろう!」
セイはドダイトスをモンスターボールに戻して研究所に戻っていた。
「ミージュ・・」

  • スレ8-37
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/31 00:56:31
セイ達は走って研究所に戻ってきた。
セ「パパ、ママ!」
ア「ピカチュウは!?」
アイピ「ピカチュウ・・」
ア「ピカチュウ!」
アイはピカチュウに駆け寄った。
ソ「パパ、ピカチュウはどうなっているの?」
ソラミ「ミミロ?」
ソラはサトシにピカチュウの事を聞いた。
サ「ピカチュウはオーバーロードに陥っているんだ・・」
ノン「オーバーロード?」
シ「あの雷雲と光の中の電気エネルギーを取り込みすぎただ・・」
サ「それで変調が起き、思うように電気技が使えなくなったんだ・・」
ア「そんな、ピカチュウはずっとこのままなの!?」
その時、機械の画面が乱れ始めた。
アラ「あらら!?」
シ「何だこれは!?」
その時、ピカチュウに異変が起きた。
アイピ「ピカ!?」
それに反応するかのように研究所の上に黒い雲が現れた。
アイピ「ピ、ピカ!!」
アイ「ピカチュウ!?」
黒い雲から雷が研究所に落ちてしまい、システムが停止した。
アラ「システム復旧急いで!!」
助「はい!」
助手はシステム復旧に向った。
サトピ「ピーカ!!」
サトシのピカチュウは黒いか雷雲に敵意をむき出しにした。
サ「ピカチュウ!?」
ヒカポ「ポチャ!?」
マイの腕に抱いていたパチリスは雷雲を怖がり震えていた。
マ「どうしたの、パチリス!?」
アララギは黒い雲を見つめながらつぶやいた。
アラ「まさか・・あの雲は・・」
セ「え!?」
アララギは伝説と呼ばれしポケモンのゼクロムの言い伝えを語り始めた。
アラ「伝説と呼ばれしポケモン・・ゼクロムが生み出したものである・・」
ア「ゼクロム?」
アラ「この地方の言い伝え、巨大な雷雲は人とポケモンを見守る・・
いくつもの稲妻は神の鉄槌・・天を支える柱とも言われている・・」

  • スレ8-45
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 10/12/31 23:56:34
アイピ「ピーカ!!!」
アイ「ピカチュウ!!」
ピカチュウは電気エネルギーを制御不能になり電気エネルギーを放ち続けた。
アララギとシゲルは機械を操作したがピカチュウの電気エネルギーで
上手く操作できなかった。
アラ「負担が大きすぎる、このままではシステム全般が破壊されてしまうわ!」
シ「全ては雷雲が原因か!」
サ「イッシュ地方の伝説と呼ばれしポケモンの仕業なのか・・」
黒い雲から雷がさらに威力を上げるとそれに反応するかの様にピカチュウの
電気エネルギーもさらに威力を上げた。
アイピ「ピーカ!!!」
そして、黒い雲は消えピカチュウの電気エネルギーの放出も止まった。
ア「ピカチュウ!!」
アイはピカチュウの元に駆け寄った。
アイピ「ピカチュウ!」
ピカチュウは元気な顔をアイに見せた。
ア「ピカチュウ、もしかして電気技が使えるようなったの?」
アイピ「ピカチュウ!」
ピカチュウは10万ボルトを放った。
ア「良かったわ、ピカチュウ!」
アイシェ(良かったでしゅ!)
アイはピカチュウを抱きしめた。

サトシ達は研究所に出て空を見上げた。
アラ「本当に伝説と呼ばれしポケモン、ゼクロムだったのかしら・・」
シ「これは調査の必要がありますね!」
セ「俺達の知らないポケモンや謎が一杯あるんだな!」
セイポ「ポチャ・・」

  • スレ8-51
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 11/01/03 00:20:40
その夜、サトシ達は研究所で泊まる事になり夕食を食べていた。
ア「パパ、ママ・・話があるの・・」
食事している中、セイ達がサトシ達に話を始めた。
セ「俺達、旅に出るよ!」
ヒ「うん?」
ア「お兄ちゃんとノンと話し合って決めたの!」
ノン「この地方のポケモン達に出会って新しい仲間をいっぱい作るわ!」
するとヒカリとノゾミは笑みを見せながら話した。
ヒ「やっぱりね!」
セ・ア・ノン「え!?」
ノ「ノン達の事だもん、絶対そう言うと思っていたわ・・」
サ「だけど、イッシュ地方にはジムはあるが、コンテストは無いぞ・・
アイ、ノン・・それでも良いのか?」
サトシはイッシュにコンテストが無い事をアイとノンに話したが
ア「大丈夫よ、パパ!」
ノン「コンテストが無くても私達、一緒に旅をしていくてアイと決めた事
のよ!」
ノンニャ「ニャール!」
ノンの言葉にサトシは
サ「アイ達がそう決めたのなら俺は止めはしないよ・・」
ア「ありがとう、パパ!」
アイピ「ピカチュウ!」
サトシはセイ達のポケモン達について話し始めた。
サ「ポケモン達は全員連れて行くのか?」
セ「うんうん、イッシュではポッチャマとドダイドスで旅をしようと思っているんだ・・」
セイポ「ポチャ!」
ア「私もシェイミとピカチュウで行こうと思っているの!」
アイピ「ピーカ!」
ユ「お姉ちゃんはどうするの?」
ノン「私もセイとアイと一緒でニャルマーとマグマラシを連れ行くわ!」
ノンニャ「ニャール!」
セイ達が話をしている中、突然、ソラが思いがけない言葉を放った。
ソ「パパ、ママ、ソラもイッシュ地方を旅をする!」
ソラミ「ミミロ!」

  • スレ8-58
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 11/01/03 23:30:32
ソラの突然の言葉にも関らずサトシは
サ「分かった、ソラが決めたのならパパは喜んで送り出すぜ!」
サトピ「ピカピカ!」
ヒカポ「ポチャポチャ!」
ソ「ありがとう、パパ!」
ソラミ「ミミロ!」
だが、シゲルはある事を告げた。
シ「サトシ、分かっているのか・・ソラはまだ9歳で、ポケモンを所持する
事は出来ない!」
サ「後1ヶ月で10歳になる、特に問題ないだろ!」
サトシの言葉にシゲルは返す言葉が無かった。
シ「だけど、今は初心者用ポケモンを持っていない・・残念だがソラに
初心者用ポケモンとポケモン図鑑は渡せない・・」
その時、アララギが部屋に入ってきた。
アラ「シゲル博士、どうしたのですか?」
シゲルはさっきまでの話をアララギに話した。
アラ「それでしたら、私が初心者用ポケモンをお渡ししましょ!」
ソ「本当ですか!!」
アラ「ええ、今から準備するから、少し待っててね!」
ソ「はい!」
アララギは準備の為、部屋を後にした。
ソ「やったよ、ミミロル、私もポケモントレーナーになれるよ!」
ソラミ「ミミロ!」
ヒ「良かったわね、ソラ!」

  • スレ8-60
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 11/01/05 00:09:55
その後、アララギは準備が出来てソラを呼びに来た。
アラ「準備が出来たわ、今から案内するわ!」
ソ「はい!」
セイ達もソラと一緒に付いて行った。

アラ「さあ、ソラちゃん、この子達から好きなポケモンを選んでね!」
ソラの目の前にはミジュマル達が待っていた。
ソ「どの子にしようかな?」
ソラはどのポケモンを選ぼうか悩んでいる中、ポッチャマは
セイポ「ポ~チャ・・」
ポッチャマはミジュマルに睨みつけていた。
ミジュマルはポッチャマの睨みつけに全く気付いておらず、ソラにア
ピールをしていた。
ソ「決めました!・・ミジュマルにします!」
セイポ「ポチャ!!?」
ポッチャマはミジュマルが選ばれた事にかなりのショックを受けた。
セ「どうした、ポッチャマ?」
セイポ「ポーチャ・・」

アラ「モンスターボール・・知っているかも知れないけどポケモン入
れて持ち歩く事が出来るのは6体までよ・・」
ソ「はい!」
ソラはモンスターボールを受け取った。
アラ「そして、これがミジュマルのモンスターボールよ!・・可愛がっ
てね!」
ソ「ありがとうございます!」
ソラはミジュマルのモンスターボールを受け取った。
ソ「これから、宜しくね、ミジュマル!」
「ミジュマ!」
ソラはミジュマルをモンスターボールに戻した。
アラ「ソラちゃん・・ミジュマルは直ぐに目を離すと居なくなるから
気を付けてね!」
ソ「はい!」
すると助手がある物を運んできた。
助「博士、礼の物を持ってきました・・」
アララギは助手が持ってきたものを受け取った。
アラ「最後にポケモン図鑑よ!」
アララギは助手が持ってきたものをソラに渡した。
ソ「ありがとうございます!」
すると、アララギはセイ達に近づいた。
アラ「それとセイ君達にもポケモン図鑑よ!・・これで、イッシュ
地方を旅しても困らないわ!」
ア「ありがとうございます、アララギ博士!」
アイピ「ピカチュウ!」
アイシェ(感謝でしゅ!)

  • スレ8-62
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 11/01/05 23:36:33
その夜、セイ達が眠った頃、ヒカリはアララギ博士からミシンを借りて
ソラの服を作っていた。
ヒ「まったく、突然、旅をするなんて言い出すなんて、本当にサトシに
似てきちゃったわ・・」
ヒカシェ(本当でしゅ!・・サトシに良く似ているでしゅ!)
ヒカリはシェイミと楽しく話しながら服を作っていた。

次の日、珍しくソラが先に目を覚ました。
ヒ「おはよう、ソラ!」
ヒカシェ(おはようでしゅ!)
ソ「おはよう、ママ・・」
ソラミ「ミミ・・」
ソラとミミロルは目を擦って眠たそうにしていた。
ヒ「ソラ、あなたに渡したい物があるの!」
ヒカリは昨夜作った服を入れた袋をソラに渡した。
ソ「ママ、これは?」
ヒ「ソラの旅立ちの記念にママからのプレゼントよ!」
ヒカシェ(昨日の夜にヒカリが作ったんでしゅ!)
ソラは袋から服を取り出した。
ソ「うわ~凄く可愛い!」
ソラミ「ミミロ!」
服はアイと同じのスカートで青いノンスリーブであった。
ヒ「さあ、セイ達が起きる前に旅の準備しましょうね!」
ソ「うん!」

  • スレ8-63
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 11/01/06 23:41:32
ソラの準備も終わりセイ達が旅立とうとしていた。
ヒ「ソラ、セイ達に迷惑をかけないでね!」
ソ「うん、分かってるよ、ママ!」
ソラミ「ミミロ!」
サ「セイ、アイ、ノン・・ソラを頼むな・・」
セ「任せてよ、パパ!」
セイポ「ポッチャマ!」
するとアカリとメグ、リンは涙目になっていた。
ア「どうしたの皆?」
アカ「だって・・お姉ちゃん達と離れ離れになっちゃうだもん・・」
メ「もっと、お姉ちゃん達と居たい!!」
アカリ達は泣き出してしまった。
すると、セイは
セ「大丈夫・・お兄ちゃん達は少しアカリ達とは離れるけどお兄ちゃん達
は必ずアカリ達の元に帰って来るよ!」
リ「本当?」
ノン「本当よ!・・だから、ママ達の言う事をちゃんと聞くのよ!」
ノンニャ「ニャール!」
アカリ達はセイ達の言葉でまた元気になった。
アラ「此処から一番近いポケモンジムはサンヨウシティにあるわ!」
セ「ありがとうございます、アララギ博士!」
アラ「先に出発した、シューティ君も何処かで会えるかもしれないわね!」
セ「はい、次に会ったときは絶対勝ちます!」
アラ「あらら、頼もしいわね!」
セイ達はサトシ達に向きなおした。
セ「それじゃ、パパ、ママ・・行って来ます!」
サ「ああ、行ってらしゃい・・」
セイ達はサトシ達と別れて旅に出かけていった。
シ「行ってしまったな・・」
ノ「ああ、次に会うときにどれだけたくましくなっているか、楽しみだね!」

  • スレ8-65
  • 小さき種達 イッシュへ
  • 11/01/07 23:36:39
セイ達は森の中を歩いていた。
ソ「最初に出会うポケモンは何かな?」
その時、草むらが揺れた。
ソラミ「ミミ!」
ミミロルは揺れた草むらに指を指した。
セ「ポケモンか!」
セイはポケモン図鑑を開いた。
(キバゴ、キバポケモン・・木の実をキバで砕いて食べる、何回も生
え変わる事で強く鋭いキバになる・・)
ア「図鑑とは違うわね・・」
アイピ(ピカ・・)
セ「そんな事は関係ないぜ!・・ポッチャマ、バブル光線!」
「ポーチャ!!」
ポッチャマのバブル光線は揺れている草むらに当たった。
?「冷たい!?」
セ・ア・ノ・ソ「え!?」
すると揺れた草むらから女の子が出てきた。
?「ちょっと何するのよ!!」
セ「いや、俺は唯ポケモンをゲットしようと!」
?「あら、君はこの私がポケモンだと言いたい訳・・君の図鑑にはこん
な顔をしたポケモンが載ってるの!!」
女の子に叱られたセイは
セ「いや、その、ごめん・・」
?「そうそう、謝れば良いの謝れば、だけど、私をポケモンと間違える
なんてトレーナーとしてまだまだね・・ねえ、キバゴ!」
「キバキバ!」
ノ「キバゴ!・・髪の中に居たの!?」
キバゴは女の子から降りて木の実を食べ始めた。
すると、女の子はセイの足元にポッチャマが居る事に気付いた。
?「え、ポッチャマ!?」
女の子はポッチャマを抱いた。
?「うわ~可愛い!・・この毛並みイッシュでは味わえない!」
「ポッチャポチャ!!」
ポッチャマは嫌そうにしていた。
すると、ピカチュウ達を見つけた女の子はさらに喜んだ。
?「ピカチュウ、それにシェイミにミミロルにニャルマーまで!!・・
ねえ、どうしてポッチャマ達が居るの!・・教えて!」
セ「俺達はカントー地方のマサラタウンから来たんだ!」
?「マサラタウン?」
セ「俺、セイ!・・イッシュリーグを目指して旅をしているんだ!」
アイ達も女の子に自己紹介した。
アイ「そうなんだ、私、アイリス、宜しくね!」
抱かれていたポッチャマは我慢の限界に来てアイリスにハイドロポンプを放った。
アイ「冷たい・・」
「ポッチャ!」

  • スレ8-67
  • 小さき種達 新たな仲間
  • 11/01/08 23:11:57
ポッチャマはアイリスにきつく抱かれた事にまだ怒っていた。
アイ「ごめんごめん・・」
「ポチャ!」
すると、アイリスはある事を聞いてきた。
アイ「そういえば、昨日カノコタウンで凄い雷が落ちたようね、知ってる?」
セ「ああ、あれはゼクロムのせいだと、アララギ博士が・・」
アイ「ゼクロム!!・・伝説と呼ばれしポケモンゼクロムだったの!・・ね
えねえ、もっと教えて!」
その時、ポッチャマがポケモンが横切るのを目撃した。
「ポチャ!」
セイ達はポッチャマが指を指す方を向くとそこにはシキジカがいた。
ソ「シキジカだ!」
「ミミロ!」
ソラはシキジカを追った。
ア「ソラ、待ちなさい!」
「ピカ!」
セイ達もソラを追いかけた。

そして、ソラに追いついたセイ達の目の前にはシキジカの群れがいた。
ノ「シキジカの群れだわ・・」
ア「今は休憩中のようね・・」
するとセイは
セ「よし、シキジカをゲットするぞ、行くぞ、ポッチャマ!」
「ポチャ!」
セイが草むらから出てきた瞬間、シキジカ達は逃げ出してしまった。
セ「あ、ちょっと待ってくれ!」
すると、今度はミネズミの群れがセイに向って来た。
セ「うわ!?」
セイはミネズミの群れをかわした。
セ「今のポケモンは・・」
「ポチャ・・」
アイ「ミネズミ・・それにシキジカは警戒心が強いそう簡単にゲット
できないの!」
セ「そうだったのか・・」
アイ「何も考えずに行動するなんて、子供ね・・」
「キバキバ!」
セ「子供は無いだろう!」
「ポチャ!」
セイとアイリスは口ゲンカになってしまった。
それを何だか寂しそうに見るノンの姿があった。
ア「大丈夫よ、ノン・・お兄ちゃんの気持ちはノンだけだから心配する
必要は無いわ!」
ノ「ありがとう、アイ・・」

  • スレ8-68
  • 小さき種達 新たな仲間
  • 11/01/10 00:29:55
その夜、セイ達はアイリスにカノコタウンの出来事を話した。
アイ「そうか・・ゼクロムのせいでピカチュウが大変だったね・・」
セ「電気エネルギーを溜め込んだのも出し切ったのも・・多分ゼクロムの
影響を受けたからだろうて、アララギ博士が・・」
アイ「何だって伝説と呼ばれしポケモンだもんね!・・私も会って見たいな!
会いたい会いたい会いたい!!」
「キバキバ!」
セ「ゼクロムの他にも居るんだろ、この地方には・・不思議なポケモン
が・・アイリス?」
アイリスはいつの間にか眠っていた。
セイ達は夜空を見上げるとそこには沢山の星が光っていた。
ソ「綺麗・・」
「ミミ!」
ア「初めて見る星が沢山だわ!」
「ピカ!」
ノ「私達、これからこの空の下で歩くのね!」
「ニャール!」
セ「そうだな・・どんなポケモンに出会うか楽しみだ!」
「ポチャ!」
すると、シェイミは小さくあくびをした。
(ミー、眠くなったでしゅ・・)
ア「そうね、私も眠くなったわ・・」
セ「今日は遅いし、もう寝ようぜ・・」
「ポチャ・・」
セイ達はテントに入り眠りについた。

  • スレ8-70
  • 小さき種達 新たな仲間
  • 11/01/12 00:12:07
次の日、セイ達が目を覚ました頃にはアイリスは居なかった。
セ「アイリスの奴、何処に行ったんだ?」
「ポチャ?」
ノ「良いんじゃないの?・・アイリスが好きなようにして!」
ノンは少し怒りながら言った。
セ「どうしたんだ、ノン、そんなに怒って?」
ノ「怒ってない!」
ノンは珍しく怒っている事にセイは分からなかった。
ソ「ノンお姉ちゃん、怖い・・」
「ミミ・・」
ア「お兄ちゃんもノンの気持ちを察してほしいわ・・」
「ピーカ・・」
セイ達はしばらく歩いたら、マメパトの群れに遭遇した。
セ「あのポケモンは!」
セイはポケモン図鑑を取り出した。
(マメパト、小鳩ポケモン・・トレーナーの命令を良く聞く性格だが
難しい指示は理解出来ない事もある・・)
セ「飛行タイプか・・気に入った、ゲットするぞ!」
セイはマメパト達の前に出た。
セ「ポッチャマ、バブル光線!」
「ポーチャマ!」
ポッチャマのバブル光線はマメパトに直撃した。
セ「よし、行け、モンスターボール!」
セイはモンスターボールをマメパトに投げマメパトがモンスターボ
ールに吸い込まれた。
そして、モンスターボールの揺れが収まった。
セ「よっしゃ!・・マメパト、ゲットだぜ!」
「ポチャポーチャ!」

  • スレ8-72
  • 小さき種達 新たな仲間
  • 11/01/12 23:51:30
セイがマメパト、ゲット喜んでいると聞き覚えのある声が聞こえた。
アイ「マメパトをゲットしたくらいでそんなに喜ぶなんて、子供ね!」
「キバキバ!」
セ「だって嬉しいじゃないか!・・新しい仲間が、イッシュ地方の
最初の友達が出来たんだぜ!」
「ポチャ!」
アイ「まあ、お似合いかもね・・小森のマメパトは・・」
セ「それより、何処へ行っていたんだ?」
アイ「お腹が空いたから木の実を採りに行っていたのよ!」
ア(アイリスて、思っていた通りで野生的ね・・)
その後、アイリスは勝手にセイ達に付いて来た。

それから1週間後、セイ達は最初のジムがあるサンヨウシティに着いた。
セ「此処がサンヨウシティか・・」
ソ「結構、大きな街だね!」
「ミミロ!」
セ「さあ、早くジムに行こうぜ!」
「ポーチャ!」
アイ「ジムの場所も知らないのにどうやっていくのよ!」
セ「あ!」
アイリスの言葉でセイはジムの場所を知らない事に気付いた。
アイ「何も確認しないで行動するなんて子供ね!」

  • スレ8-75
  • 小さき種達 新たな仲間
  • 11/01/14 00:02:57
ノ「アイリス、何時まで私達に着いて来るのよ!」
ノンの突然の言葉にセイ達は驚いた。
アイ「何言ってるの!・・あなた達が私に付いて来てるんでしょう!」
ノンとアイリスはにらみあってしまった。
そんなセイ達の前に声を賭ける人物が現れた。
?「君達、街中での喧嘩は良くないな、周りの人に迷惑をかけてしまうよ・・」
突然、現れたウエイトレス姿の青年の言葉でノンとアイリスは自分達の
状況理解した。
ノ「ありがとうございます、私、周りが見えていませんでした・・」
?「いや、僕の方こそ声をかけて済まなかったね!」
すると、青年はセイの肩に乗っているポッチャマに気付いた。
?「ポッチャマ?ポッチャマだ!」
青年はポッチャマに抱き上げた。
?「ポッチャマ、初めて見るよ、こんにちは!」
「ポ、ポッチャ・・」
青年はピカチュウ達も気付き喜んだ。
?「君達、珍しいポケモン沢山持っているようだね!」
セ「俺達、カントーのマサラタウンから来たんだ!」
?「そうか、カントーから遥々イッシュに!」
セ「俺はセイ、でこっちが俺の相棒のポッチャマ!」
「ポッチャマ!」
アイ達も自己紹介をした。
デ「僕はデント、ポケモンソムリエをやっているんだ!」
セ「ポケモンソムリエ?」
アイ「知らないの、子供ね!」
「キバキバ!」
アイリスの言葉にデントは
デ「無理も無いよ、イッシュ以外の地方ではあまり知られていないからね!」
ア「それで、そのポケモンソムリエは何ですか?」
デ「ポケモンソムリエは豊富な知識と経験をもとにトレーナーとポケ
モンの相性を診断したり、仲良くなる方法をアドバイスする、それが
ポケモンソムリエさ!」
セ「それじゃ、俺とポッチャマの相性を見てくれよ!」
「ポチャ!」
だが、アイリスは
アイ「セイ、此処に何しに来たの?」
セ「あ、そうだ、ジムを探すんだった!」
デ「君達、ジム戦をしに来たのかい?」
ソ「はい・・イッシュで初めてのジム戦です!」
「ミミ!」
デ「それだったら、僕が案内するよ!」
セ「本当ですか!」
デ「ああ、付いて来て!」
セイ達はデントの案内でジムに向った。

  • スレ8-77
  • 小さき種達 新たな出会い
  • 11/01/15 00:04:01
デントの案内でセイ達はサンヨウジムに向っていた。
デ「さあ、着いたよ・・」
セ「此処、どう見ても・・」
ア「レストランよね?」
「ピカチュウ?」
ソ「デントさん、本当に此処がジムですか?」
「ミミ?」
セイ達は本当に此処がジムなのか信じられなかった。
デ「まあ、入ってみれば分かるよ!」
デントは建物の扉を開いた。
デ「ただいま!」
すると、そこには二人の青年が忙しそうに開店の準備をしていた。
?「お、デントお帰り!」
青い髪の青年がデントの後ろに居る、セイ達に気付いた。
?「そちらはお客様ですか?」
デ「いや、ジムに挑戦に来た子達だ!」
?「ジムに挑戦するチャンレンジャーは久しぶりだ!」
セイ達はデント達のある事に気付いた。
セ「デント、もしかして・・」
デ「そう、僕達がジムリーダーさ!」

  • スレ8-78
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/16 16:32:07
セイ達はデントがジムリーダーだった事に驚いた。
セ「だけど、デント、何で会ったその時に言ってくれなかったんだ?」
「ポチャ・・」
デ「いや、ごめん・・僕のほかにもジムリーダーのポッドとコーンがい
るから一緒に紹介した方が良いと思って言わなかったんだ・・」
ア「え!?・・ジムリーダーが3人も居るの!」
「ピカチュウ!」
デントはポッドとコーンをセイ達に紹介した。
コ「それでは、バトルフィールドにご案内します・・」
コーンはセイ達をバトルフィールドを案内した。
ポ「此処がサンヨウジムのバトルフィールドだ!」
ソ「うわ~、凄く広い!」
「ミミ!」
ポ「さあ、対戦相手を指名してくれ!」
セ「指名?」
デ「此処のジムはチャレンジャがジムリーダーを指名して戦う・・それ
が此処のジムのルールさ!」
ポ「俺は炎タイプを使うぞ!」
コ「私は水タイプを使います・・」
デ「そして、僕が草タイプを使うよ!」
デント達の説明を聞いてセイは
セ「ソラ、先に指名するんだ!」
ソ「え!?」
ソラは思いもよらない言葉にソラは驚いた。
セ「ソラにとって初めてのジム戦だ、だから、最初に挑戦するんだ!」
ソ「ありがとう、お兄ちゃん!」
そして、ソラはコーンを指名した、そして、ソラの初めてのジム戦が
始まろうとした。

  • スレ8-80
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/18 00:44:00
デ「只今より、ジム戦を開始します!・・使用ポケモンは1体どちらか
のポケモンが2体戦闘不能になった時点で試合終了です、またポケモン
の交代はチャレンジャーのみ認められます!」
コ「それでは、私のポケモンを紹介しましょう、ヒヤップ頼みますよ!」
「ヒヤ!」
ノ「あれがヒヤップ・・」
ノンはポケモン図鑑を開いた。
(ヒヤップ、みずかけポケモン・・頭のふさに溜めた水は栄養たっぷりあ
る・・植物に掻けると大きく育つ・・)

ソ「ミミロル、あなたに任せるよ!」
「ミミ!」
ミミロルがバトルフィールドに立つとソラの腰につけていたモンスターボー
ルからミジュマルが出てきた。
「ミージュ!」
ソ「ミジュマル!?」
セ「勝手に出てきたのかよ!?」
「ポチャ!?」
「ミジュ?」
ヒヤップはミジュマルに威嚇するとミジュマルは怯えてしまいミミロル
をヒヤップの前に押した。
「ミミ!!」
「ミジュ・・」
アイ「もう、ミジュマルは調子良いんだから・・」
「キバキバ!」
ソ「戻って、ミジュマル・・」
ソラはミジュマルをモンスターボールに戻した。
デ「それでは、バトルはじめ!」

  • スレ8-82
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/19 00:42:57
ソ「ミミロル、10万ボルト!」
「ミミロ!」
ミミロルはヒヤップに向って10万ボルトを放った。
コ「なるほど、水対策に10万ボルトを覚えていたのですか・・だけ
ど、電気タイプの対策は万全です!・・ヒヤップ、泥遊び!」
「ヒヤッ!」
ヒヤップはフィールドに泥を撒き散らし、10万ボルトが泥に吸収された。
ソ「10万ボルトが!?」
ソラとミミロルが動揺している隙をコーンは見逃さなかった。
コ「今です、ヒヤップ!・・水鉄砲!」
「ヒヤ!」
ヒヤップはミミロルに水鉄砲を放った。
ソ「ミミロル、飛び跳ねるでかわして!」
「ミミ!」
ミミロルは大きくジャンプして、水鉄砲をかわした。
コ「待っていましたよ!・・その動き、ヒヤップ、ミミロルの足元を狙うのです!」
ヒヤップはミミロルが着地した瞬間に水鉄砲が直撃した。
ソ「ミミロル!?」
コ「もう一度、水鉄砲!」
コーンはさらに攻めた、その時、ソラはある事を思いついた。
ソ「ミミロル、飛び跳ねる!」
「ミミ!」
ミミロルは先より大きくジャンプしてヒヤップの上を取った。
ソ「今よ、ヒヤップの周りに冷凍ビーム!」
ミミロルは冷凍ビームでヒヤップを氷の中に閉じ込めた。
コ「冷凍ビームをこんな使い方があったなんて!?」
コーンもソラの行動に驚いてしまった。
ソ「ミミロル、氷の上に乗って10万ボルト!!」
「ミミロ!!」
ミミロルの10万ボルトは氷の中に閉じ込められたヒヤップに直撃して大爆発が
起きた。
コ「ヒヤップ!?」
煙が晴れるとヒヤップが倒れていた。
デ「ヒヤップ、戦闘不能、ミミロルの勝ち、よって勝者、マサラタウン
のソラ!」
ソ「やったわ、ミミロル!」
「ミミ!」

  • スレ8-85
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/20 00:06:10
コ「まさか、冷凍ビームでヒヤップを閉じ込めるなんて驚きましたよ・・」
デ「初めてにしては見事なテイストだったね・・」
ポ「さあ、次は君だ、誰を指名するんだ!」
ポッドの問いにセイは
セ「俺、ポッドさんやデントのポケモンを見てみたいんでポッドさんと
デントでお願いします!」
「ポチャ!」
セイの言葉に驚いたデント達だがセイの申し入れ受け入れた。

ポ「それじゃまずは、この俺様、ポッド様が軽く調理してやるぜ!・・バオップ、出て来い!」
「バオ!」
セ「あれが、バオップか・・ならば、こっちは・・」
セイはモンスターボールを取り出した。
セ「出て来い、ドダイドス!」
「ドーダ!」
ア「ドダイドス!?」
ノ「ポッチャマを出すのかと思っていたわ・・」
ポ「この俺様に草タイプで挑むとは中々の度胸だぜ!」
セ「ドダイドス、イッシュで初めてのジム戦だ、気合入れていくぞ!」
「ドーダ!」
コ「それでは、バトルはじめ!」

  • スレ8-86
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/21 01:19:06
セ「ドダイトス、エナジーボール!」
「ドーダ!」
ドダイトスはバオップに向ってエナジーボールを放った。
ポ「バオップ、火炎放射で迎え撃て!」
「バオ!」
バオップの火炎放射はエナジーボールとぶつかり合った。
セ「威力は互角か・・ならば、接近戦で、ドダイトス、ロッククライム!」
「ドーダ!」
ドダイトスはロッククライムでバオップの動きを止めようとロッククライム
を放ったが
バ「そんなの効かないぜ!・・バオップ、ジャンプしろ!」
バオップはジャンプでロッククライムをかわした。
セ「それを待っていたんですよ!・・ドダイトス、そのままジャンプして
のしかかりだ!」
ドダイドスはロッククライムから大きくジャンプしてバオップに向っての
しかかりでバオップに向っていた。
バオップが地面に着地した瞬間にドダイトスののしかかりを直撃してしまい
倒れてしまった。
デ「バオップ、戦闘不能、ドダイトスの勝ち!」
セ「よっしゃ、良くやったぞ、ドダイトス!」
「ポッチャ!」
「ドーダ!」

  • スレ8-87
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/22 01:59:53
ポッドはバオップをモンスターボールに戻した。
ポ「良く頑張ったな・・そのドダイトス中々やるな!」
セ「ありがとうございます、こいつ、うたれ強いです!」
セイはドダイトスをモンスターボールに戻した。
デ「では、君の最後の相手はこの僕、デントがお相手するよ!」
審判にポッド立つとデントはモンスターボールを取り出した。
デ「ヤナップ、出番だよ!」
「ヤナップ!」
ソ「あれが、ヤナップ・・」
ソラはポケモン図鑑を取り出した。
(ヤナップ、草猿ポケモン・・深い森で暮らすポケモン、頭に生
えた葉っぱを食べると疲れが嘘の様に消えてしまう・・)

セ「最後はお前に任せたぞ、ポッチャマ!」
「ポッチャマ!」
ポッチャマはセイの肩から降りてバトルフィールドに立った。

アイ「また、相性の悪いポケモンを出して、本当に子供ね!」
「キバキバ!」
アイリスの言葉にノンは
ノ「相性だけで勝負は決まらない!・・セイは相性の悪いポケモンのバ
トルで必ず勝っているわ!」
アイ「だけど、いくら何でもジムリーダー相手では無理でしょ!」
「キバキバ!」
すると、アイはある事を告げた。
ア「あれ、知らないの?・・お兄ちゃんはカントーのポケモンリーグ
で優勝しているのよ!」
アイ「ええぇぇ!?・・ポケモンリーグを優勝してるの!!」
アイリスはセイがポケモンリーグを優勝している事に激しく驚いた。

その声はデント達にも聞こえていた。
デ「なるほど、ポケモンリーグを優勝者だったとはね!・・なら、此方
も本気でお相手しよう!」
セ「望むところだぜ!」
「ポチャ!」
ポ「それでは、バトルはじめ!」

  • スレ8-90
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/22 23:01:46
セ「ポッチャマ、バブル光線!」
「ポッチャマ!」
デ「ヤナップ、種マシンガン!」
「ヤナップ!」
ポッチャマのバブル光線とヤナップの種マシンガンがぶつかり合った。
セ「ポッチャマ、渦潮だ!」
ポッチャマは渦潮を作りフィールドにぶつけフィールド全体を水浸し
にした。
セ「ポッチャマ、ヤナップに近づいてつつくだ!」
ポッチャマは濡れたフィールドを滑るようにしてヤナップに近づきつ
つくを放った。
デ「面白いスパイスを持っているね!・・これは面白いバトルなりそ
うだ、ヤナップ、日本晴れ!」
「ヤナ!」
ヤナップは日本晴れを放つと濡れていたフィールドが乾いてしまった。
デ「ヤナップ、ソーラービーム!」
ヤナップは大きくジャンプしてソーラービームをポッチャマに放った。
セ「ポッチャマ、ハイドロポンプ!」
「ポッチャマ!」
ポッチャマはハイドロポンプを放ったがソーラービームのパワーに押さ
れてポッチャマに直撃した。
セ「ポッチャマ!?」
ポッチャマはソーラービームをまともに食らい倒れていた。
「ポ、ポチャ~・・」
ポ「ポッチャマ、戦闘不能、ヤナップの勝ち!」
ア「そ、そんな・・」
(ポッチャマが負けちゃったでしゅ・・)

  • スレ8-92
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/23 23:06:16
セイは倒れているポッチャマを抱き上げた。
「ポチャ・・」
セ「良く頑張ったな、ポッチャマ、後はゆっくり休んでくれ・・」
セイはポッチャマを地面に降ろした。
デ「君とポッチャマの息の合った動きには僕も驚いたよ!・・僕も色んな
トレーナーやポケモンを見てきたけど、此処まで息が合ったトレーナーと
ポケモンを見るの初めてだよ!」
セ「ありがとう、デント・・」
セイはモンスターボールを取り出した。
セ「ドダイトス、もう一度、頼む!」
モンスターボールからドダイトスが出てきた。
デ「さあ、見せてくれ、君とドダイトスの息の合った動きを!」
セ「言われなくて見せてやるぜ!」
「ドーダ!」
ポ「バトルはじめ!」
セ「ドダイトス、エナジーボール!」
「ドーダ!」
ドダイトスの放ったエナジーボールはヤナップに向っていた。
デ「ヤナップ、ソーラービームだ!」
「ヤナップ!」
ヤナップのソーラービームはドダイトスのエナジーボールとぶつかり合った。
セ「この天候じゃ、直ぐにソーラービームが発射されてしまう。どうすれば・・」
セイは何とかこの状況を打開出来る策を考えていた。
セ(そうだ!・・あれなら、発射を少し遅らせることが出来る!)
セイは策を思いついた。
セ「ドダイトス、フィールド全体にロッククライム!」
セイの言葉でドダイトスはフィールド全体にロッククライムの岩を出した。

  • スレ8-93
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/23 23:06:43
デ「何をするか知らないけど、此処は決めさせてもらうよ、ソーラービーム!」
ヤナップのソーラービームはロッククライムの岩ごとドダイトスに向って
放った。
そして、ソーラービームはドダイトスに命中して大爆発が起きて砂煙がフィールド
全体に舞った。
デ「これで、終わったかな・・」
セ「ドダイトス、ロッククライムからのしかかり!!」
デ「!?」
デントは空を見上げるとそこにはロッククライムで大きくジャンプしていた。
デ「ソーラービームをかわした!?・・ヤナップ、もう一度、ソーラービーム!」
ヤナップはソーラービームを発射しようとしたが、エネルギーのチャージが
遅れていた。
デ「まさか!?・・あの時、ロッククライムをフィールド全体に放ったのは!」
セ「そうさ!・・岩が破壊された時の砂煙でソーラービームのチャージ
を遅らせる事が目的だったのさ!」
そして、ドダイトスは全体重をヤナップにぶつけた。
デ「ヤナップ!?」
ドダイトスがその場から離れるとヤナップは倒れていた。
ポ「ヤナップ、戦闘不能、ドダイトスの勝ち、よって勝者、マサラタウン
のセイ!」
セ「やったぞ、ドダイトス!」
「ポチャ!」
セイとポッチャマはドダイトスに近づいて勝利を喜んだ。

アイ「凄い・・あれが、ポケモンリーグのチャンピョンの実力・・」
「キバ・・」
アイリスはセイの実力に驚きを隠せなかった。

  • スレ8-94
  • 小さき種達 最初のジム戦
  • 11/01/24 23:29:54
コ「どうぞ、受け取ってください!」
ポ「こいつがサンヨウジムの勝利の証!」
デ「トライバッジだよ!」
セ・ソ「ありがとうございます!」
セイとソラはデント達からトライバッジを受け取った。
ソ「やったよ、ミミロル、私達でゲットした初めてのバッジよ!」
「ミミロ!」
ソラは初めてのバッジに喜んだ。
ア「やったわね、お兄ちゃん、ソラ!」
「ピカピカチュウ!」
ノ「初めてにしては良いバトルだったわ!」
ソ「ありがとう、お姉ちゃん、ノンお姉ちゃん!」
セ「さあ、早くポケモンセンターに行ってポッチャマ達を回復させようぜ!」
ソ「うん!」
セイ達はポケモンセンターに向うためサンヨウジムを後にした。

ポケモンセンターに着いたセイ達はポッチャマ達を預けようとしていた。
セ「お願いします!」
ジョ「は~い!」
すると、ソラは
ソ「あれ?・・カラクサタウンで会いませんでした?」
ジョ「え?・・ああ、彼女はね、私のすぐ下の妹よ!」
ア「やっぱり、何処の地方でも皆同じなんだね・・」
ジョ「宜しくね!」
「ポチャポーチャ!」
ジョ「あら、珍しいわねポッチャマなんて、今日はジム戦?」
?「終わりました!・・強いですよ彼ら!」
セ「デント・・」
デ「ちょっと君達と話がしたくてね!」

  • スレ8-100
  • 小さき種達 新たなる仲間
  • 11/01/26 23:33:53
デ「今日は実り良いバトルだった!・・ポケモンとトレーナーの奥深
さに酔いしれたよ!」
セ「いや、それほどでも!」
デ「ポケモンソムリエとして好学の為に君達に聞きたいことが山ほど
あるんだ!」
ア「ええ、私達でよければ!」
「ピカチュウ!」
するとデントは目の色を変えてセイ達に質問を始めた。
デ「どうやったら、君達の様にポケモンに秘めている香りや持ち味を
引き出す事が出来るんだい!」
ソ「え!?」
デ「相性をひっくり返して勝利を掴む隠し味は何か、是非教えてくれたまえ!」
ノ「そんなにいっぺんには言わないで!」
デントの質問にセイ達は夜まで付き合わされてしまった。

次の日
ポ「旅に出る!?」
コ「本気ですか!?」
デ「うん、彼らと一緒に旅をして色々な事を自分の目で見てみたいんだ!」
ポッドとコーンは
コ「そう言う事でしたら、止めはしません!」
ポ「ジムの事は俺達に任せておきな!」
デ「ありがとう、ポッド、コーン!」

デ「これからは、宜しくね、皆!」
セ「此方こそ宜しくな、デント!」
「ポッチャマ!」
ソ「ねえ、次のジムは何処なの?」
「ミミ?」
デントは地図を開いた。
デ「次のジムはシッポウシティのシッポウジムだね!」
ア「以外に近いわね!」
デ「所でアイリスは?」
セ「さあ?」
その時
アイ「うわ!」
セ「うわ!?」
セイ達は突然の声に驚いていしまった。
セ「ア、アイリス!?」
アイ「えへへ、吃驚した!」
セ「吃驚するよ!!」
その時、デントは思いがけない言葉を言った。
デ「ねえ、この6人で一緒に旅用しようよ!」
アイ「え?」
セ「お!・・良いなそれ!」
ソ「私も賛成!」
「ミミロ!」
アイ「ちょっと何を決めているのよ・・」
こうして、セイ達はデントとアイリスを加えての旅が始まった。

  • スレ8-101
  • 小さき種達
  • 11/01/28 00:20:24
それから1ヵ月後、セイ達はヒウンジムでジムバッジをゲットした。
だが、ソラはヒウンジムで負けてしまった。
ノンはソラの特訓に付き合ってバトルの相手をしていた。
ソ「ウォーグル、ツバメ返し!」
「ウォ!」
ノ「ツタージャ、鶴の鞭!」
「ツタ!」
ツタージャは鶴の鞭でツバメ返しをかわした。
ノ「今よ、叩きつける!」
ツタージャは落下のスピードを利用して叩きつけるの威力を上げてウォーグル
を地面に叩きつけた。
ソ「ウォーグル!?」
ウォーグルは倒れてしまった。
ソラはウォーグルの元に走った。
ソ「大丈夫、ウォーグル?」
「ウォ・・」
ウォーグルは何とか立ち上がった。
ノ「ソラちゃん、ウォーグルのパワーは前より上がっているけど、スピード
がまだ上がっていないようね!」
「ニャル!」
ソ「うん、スピードを上げるためにツバメ返しを覚えたけど、まだ、スピード
が思うようにいかないの・・」
するとノンは
ノ「大丈夫よ、ウォーグルはソラちゃんの気持ちに必至に答えようとしている・・
だから、ソラちゃんもウォーグルを信じるのよ!」
「ツタージャ!」
ソ「ありがとう、ノンお姉ちゃん!」

その頃、セイはデント達にある相談をしていた。
デ「何だい、セイ、僕に相談したいことがあるって?」
セ「実はノンに誕生日プレゼントを何をすれば良いのか分からないんだ・・」

  • スレ8-103
  • 小さき種達 恋人
  • 11/01/28 23:24:11
デ「なるほど、ノンの誕生日にプレゼントを渡したいわけだね!」
セ「ああ、ノンに誕生日プレゼントを渡したいんだが、何をあげたら
良いのか分からなくて・・」
「ポチャ・・」
すると、アイリスが
アイ「ノンは絵が得意だから、絵の具なんか渡したらどう!」
「キバキバ!」
アイリスの言葉にセイとデントは
セ「誕生日に絵の具は無いだろ!」
「ポチャ!」
デ「それにそのテイストでは心に残らないよ・・」
アイ「やっぱり・・」
その時、デントはある事をセイに聞いた。
デ「そういえば、セイとノンの関係はまだ聞いてなかったね・・」
アイ「そうよ、ノンとはどういう関係なの!」
アイリスは興味津々でセイに聞いた。
セ「ノンは幼馴染みなんだ・・」
デ「セイとアイはノンとは長いかい?」
ア「うん、私達のパパとママがノンのママとパパとは親友で家族ぐるみ
での付き合いがあったの・・」
アイ「じゃあ、ノンとの付き合いは長いのね?」
セ「ああ、もう11年の付きあいになるな・・」
アイ「え!?・・11年?」
セ「ああ、俺とアイ、ノンは11だよ・・」
アイ(私より年上なのね・・)
アイリスはセイ達が自分より年上だった事にショックを受けていた。
アイはあの事をデントに話し始めた。
ア「それとお兄ちゃんとノンは恋人同士のよね!」
「ピカチュウ!」
アイ「え!?・・うそ!!」
アイリスはセイとノンが恋人同士の事を知ってかなり驚いた。
デ「やっぱり、恋人同士だったのね・・」
アイ「デント、知っていたの!?」
デ「僕もある程度は予想はしていたよ・・」
すると、デントは
デ「恋人なら、それに相応しいプレゼントを用意しないといけないよ!」
セ「だけど、何をあげれば良いのか・・」
デ「それは僕に任せて!」

  • スレ8-104
  • 小さき種達 恋人
  • 11/01/29 22:54:51
デントにある場所を案内した。
セ「海?」
デ「そうだ、此処でプレゼントの材料を探すんだ!」
セ「ええ!!?」
ア「いくらなんでも此処で材料を集めるのは・・」
(材料を見つけるのが難しいでしゅ・・)
デ「自分でプレゼントを作るテイストも相手の心に残るよ!」
デントの言葉にセイは
セ「分かったぜ、ノンの為なら何だってやってやる!」
「ポチャ!」
セイとポッチャマは海に入っていた。
アイ「服を着たまま海に入るかな・・」
「キバキバ・・」
デ「まあ、セイは大切な人を喜ばせたいと思っているから直ぐに行動を
起こすんだと思うよ!」
ア「デントて、お兄ちゃんの事を良く知っているね!」
デ「セイの行動が分かりやすいだけだよ!」
そして、セイはある物を見つけた、そして、セイは海から上がりポケモ
ンセンターに帰ってプレゼントを作り始めた。

  • スレ8-106
  • 小さき種達 恋人
  • 11/01/30 23:04:48
その夜、セイは夜中になってもプレゼントをひとりで作っていた。
セ「よし!・・出来た!」
セイは出来たプレゼントに喜んだが眠気が遅いそのまま眠ってしまった。

次の日
ノ「う~ん・・」
「ニャ~ル・・」
朝の日差しでノンとニャルマーは目を覚ました。
ノ「セイ!」
ノンはセイが座ったまま寝ているのに気付いた。
ノ「もう、こんなところで寝ちゃって・・」
するとノンは机の上にノン宛の手紙と箱が置いてある事に気付いた。
ノ「手紙?」
ノンは手紙を開くとそこには
ノ「セイ・・」
(ノンへ、お誕生日おめでとう!)
ノンは箱を開けた。
ノ「これ!?」
箱の中に入っていたのは貝殻にセイとノンの写真が貼ってあるペンダ
ントであった。
ノンはペンダントを首にかけた。
ノ「ありがとう、セイ!」
ノンはセイの頬を軽くキスをすると上着をセイに被せセイを起こさない
ように部屋を出ていた。

  • スレ8-108
  • 小さき種達
  • 11/01/31 23:12:04
それから10ヵ月後、セイ達は全てのジムでジムバッジをゲットして
イッシュリーグの会場へ向っていた。
ソ「ミミロル、私達、夢のイッシュリーグに出られるわね!」
「ミミロ!」
ソラは初めてのリーグに喜んでいた。
デ「この丘を越えれば会場だよ!」
すると、ソラは
ソ「ミミロル、あの丘まで競争よ!」
「ミミ!」
ソラの腕に抱かれていたミミロルはソラから離れて走り始めた。
ア「よっぽど嬉しいのね、イッシュリーグに出られることに・・」
「ピカチュウ!」
セ「そりゃ、夢だった、ポケモンリーグに出られるだから、喜ぶのも
無理も無いよ!」
「ポチャ!」
ソラは丘の上に着くとその場で止まった。
セイ達も丘の上に着いた。
セ「やっと、着いたな・・」
「ポチャ・・」
ノ「セイもソラちゃんも頑張ってよ!」
「ニャール!」
ソ「うん、たとえお兄ちゃんと戦う事になっても絶対勝つからね!」
セ「言うようになったな、ソラ、その意気だぜ!」
「ポチャ!」
アイ「さあさあ、こんな所で話をしないで早く会場を行くわよ!」
「キバキバ!」

  • スレ8-109
  • 小さき種達 イッシュリーグ
  • 11/02/02 00:44:41
セイ達はイッシュリーグの会場に入りエントリーを済ませた。
ア「お兄ちゃん、パパ達に連絡しておきましょ!」
「ピカチュウ!」
ノ「マイちゃん達が心待ちにしていると思うわ!」
「ニャール!」
セ「ああ、そうだな!」
「ポチャ!」
セイ達は会場の電話ボックスに向った。

マ(お兄ちゃん、お姉ちゃん!)
電話に出たのはマイであった。
セ「久しぶりだな、マイ!」
ア「元気にしていた!」
「ピカチュウ!」
すると、画面にミライ達が出てきた。
ミ・アカ・メ(お兄ちゃん、お姉ちゃん!)
ソ「ミライ、アカリ、メグ!」
「ミミ!」
セイ達は久しぶりのマイ達の再会を喜んだ。
セ「マイ達が元気そうでよかったよ!」
マ(お兄ちゃんのリザードン達も元気がいっぱいよ!)
セ「そうか、リザードン達もイッシュリーグに出てもらうからリザード
ン達のケアも頼むな!」
マ(うん、任せてよ、お兄ちゃん!)
(チュパチュパ!)
マイは力強く返事をした。
ア「パパとママはどうしたの?」
ミ(パパとママはポケモン達のお世話をしているよ!)
(ベイ!)
セ「そうか、パパとママにはイッシュリーグを頑張るって言ってくれよな!」
メ(うん、お兄ちゃんもお姉ちゃんも頑張ってね!)
電話の画面が消してセイ達は選手村へ向った。

  • スレ8-111
  • 小さき種達 イッシュリーグ
  • 11/02/02 23:49:51
次の日、ポケモンリーグの予選が始まりセイとソラは予選会場で予選
試合が始まろうとしていた。
「それでは只今より予選試合を開始します!」
セ「頑張れよ、ソラ!」
「ポチャチャ!」
アイ「私達が付いているからね!」
「キバキバ!」
セイ達はソラを応援していた。
「それでは、先行後攻はルーレットになります!」
画面にルーレットになり回りはじめた。
そして、画面にはソラが写った。
「先攻、ソラ選手!」
ソ「まずはあなたよ、お願い、エルフーン!」
ソラはモンスターボールを投げるとエルフーンが出てきた。
ア「エルフーン、頑張って!」
「ピカチュウ!」
対戦相手はダゲキを繰出してきた。
「それでは、バトル開始!」
ソ「行くわよ、エルフーン!・・追い風!」
「エルーフ!」
エルフーンは追い風を放ち始めた。
「ダゲキ、瓦割りだ!」
ダゲキはエルフーンに接近して瓦割りを放とうしたがエルフーンは簡単に
かわした。
ソ「エルフーン、サイコキネシス!」
エルフーンはサイコキネシスでダゲキの動きを止めた。
ソ「止めよ!・・ソーラービーム!」
エルフーンはソーラービームをダゲキに放つとダゲキは倒れてしまった。
「ダゲキ、戦闘不能、エルフーンの勝ち、よって勝者、マサラタウンのソラ選手!」
「良く頑張ったわね、エルフーン!」
「エルエル!」
その後、セイとソラは順調に予選を勝ち進んでいた

  • スレ8-112
  • 小さき種達 イッシュリーグ
  • 11/02/03 23:54:50
その後、セイは順調に予選を勝ち進んだ。
そしてソラは予選を突破した、そして、セイの最後の予選であった。
セ「ゼブライガ、止めのワイルドボルト!」
「ゼブラ!」
ワイルドボルトはバルジーナに直撃してバルジーナは倒れた。
「バルジーナ、戦闘不能、よって、勝者マサラタウンのセイ選手!」
セ「やったぞ、ゼブライガ、予選リーグに進出だ!!」
「ポチャ!」
「ゼブラ!」

次の日、ポケモンリーグ会場では本戦の出場者が公開された。
ソ「あったよ、ミミロル!」
「ミミロ!」
ノ「セイもあるよ!」
「ニャル!」
デ「シューティも居るようだね!」
デントの言葉で画面を見るとシューティが映っていた。
セ「そうか、シューティも勝ち進んだんか・・」
そして、本戦の組み合わせが発表された。
アイ「ちょっと、セイの最初の相手はシューティじゃない!?」
「キバ!?」
セ「誰が相手でも全力で行くだけだ!」
「ポチャチャ!」

  • スレ8-114
  • 小さき種達 試合前夜
  • 11/02/05 02:08:38
その夜、マサラタウンにいるヒカリはソラの事を心配していた。
サ「どうしたんだ、ヒカリ?」
サトシはヒカリが何か心配そうにしている事に気付いた。
ヒ「ソラが今どうしているかが、心配で・・」
ヒカリが心配している中、サトシは
サ「大丈夫だ、ソラにはセイ達が付いている!・・問題ないさ!」
ヒ「そうね、セイ達がソラをちゃんと見守ってくれる・・私が心配して
もしょうがないわね!」

その頃、ソラは一人ベランダで明日の試合の事を考えていた。
すると、アイがベランダに入ってきた。
ソ「お姉ちゃん!」
ア「隣良いかしら?」
アイはソラの隣に立つとソラに話しかけた。
ア「明日の試合の事を考えていたの?」
アイの言葉にソラは小さくうなずいた。
ソ「明日の試合を考えると緊張して・・」
ソラの言葉にアイは
ア「そんなに考えなくても大丈夫よ!」
ソ「え!?」
ア「私もね、グランドフェスティバルの2次審査に進出した時、凄く
緊張した、だけど、お兄ちゃんやピカチュウ達がそんな私を励まして
くれたの!」
ソ「お兄ちゃんが!?」
ア「うん、励ましてくれた時、凄く嬉しかった、そして、気付いたの
私にはお兄ちゃんやピカチュウ達が居る、一人じゃない、それに気付いたら
もう緊張しなくなったわ・・」
ソ「一人じゃない・・」
ア「ソラには私達やミミロル達が付いている!」
アイの言葉にソラは笑顔になった。
ソ「ありがとう、お姉ちゃん!・・お陰でだいぶ気持ちが楽になったよ!」
ア「その気持ちで明日の試合頑張るのよ!」
ソ「うん!」

  • スレ8-116
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/05 22:01:59
次の日
(此処、決勝リーグ試合会場では、これから予選第一試合が始まろう
としています!)
アナウンスが鳴り会場は熱気に包まれていた。
(さあ、決勝リーグ第一試合はチャンピョン、サトシの娘、ソラ選手
の試合になっております!!)
セイ達は観客席でソラを応援しようとしていた。
ア「頑張って、ソラ!」
「ピカピカチュウ!」
そして、ソラはバトルフィールドに立った。
(バトルフィールドを決める、ルーレットどうぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは草に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは草のフィールド!!)
フィールドは草のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より決勝リーグ第一試合を開始します!使用ポケモンは
3体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
ソ「まずはあなたからよ!・・お願い、ランクルス!」
「ラーン!」
「行って来い、ズルズキン!」
「ズール!」
「先攻はソラ選手、バトル開始!」

  • スレ8-117
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/06 22:41:07
ソ「ランクルス、気合球!」
「ラーン!」
ランクルスは気合球をズルズキンに放った。
「かわして、諸刃の頭突き!」
ズルズキンは気合球をかわしてランクルスに諸刃の頭突きで向っていた。
ソ「守る!」
ランクルスは守るで諸刃の頭突きを防ぎズルズキンは反動で吹き飛ばされ
てしまった。
ソ「今よ、気合球!」
「ラーン!」
ランクルスはズルズキンが反動で動けなくなった隙に気合玉を放った。
ズルズキンは気合玉の直撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「ズルズキン、戦闘不能、ランクルスの勝ち!」
ソ「よくやったわ、ランクルス!」
「ラーン!」
(まずはソラ選手が先手を取った!!)

セ「よし!・・これで相手は後2体だ!」
「ポチャ!」
アイ「ソラも中々やるじゃない!」
「キバキバ!」

相手はズルズキンをモンスターボールに戻した。
「行け、デンチュラ!」
「デンチュ!」
相手はデンチュラを繰出した。
ソ「デンチュラ・・ランクルスの相性は此処は・・」
ソラはモンスターボールに戻した。
ソ「ランクルス、お疲れ様、戻って!」
ソラはランクルスをモンスターボールに戻した。
ソ「次はあなたよ!・・エモンガ、お願い!」
「エモ!」

デ「考えたね、エモンガならデンチュラの攻撃に対応できるからね!」
セ「ああ、ソラにしては良く考えてある!」

ソ「エモンガ、同じ電気タイプのバトルよ、気を引き締めて行きましょ!」
「エモ!」
「バトルはじめ!」

  • スレ8-119
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/07 22:27:50
「デンチュラ、蜘蛛の巣だ!」
「デンチュ!」
エモンガはデンチュラの蜘蛛の巣に掛かってしまった。
ソ「エモンガ!?」
エモンガは必至に蜘蛛の巣から逃げようとしたが蜘蛛の巣が手足に絡みつい
てしまった。
ソ「戻って、エモンガ!」
ソラはエモンガをモンスターボールに戻そうとしたがエモンガはモンスター
ボールには戻らなかった。
ソ「何でモンスターボールに戻らないの!?」
ソラは動揺している中、相手は止めを刺そうとしていた。
「破壊光線!!」
デンチュラは破壊光線のエネルギーを溜めようとしていた。
ソ「エモンガ、逃げて!」
エモンガは必至に蜘蛛の巣から逃げようとしたがさらに絡みついてしまった。
ソ「そうだ!・・エモンガ、自分に10万ボルト!」
エモンガは10万ボルトで蜘蛛の巣を焼き切った。
そして、エモンガは破壊光線をギリギリの所でかわした。
ソ「今よ、連続でエアスラッシュ!!」
「エーモ!」
エモンガは動けなくなったデンチュラに連続でエアスラッシュを放った。
そして、デンチュラは倒れてしまった。
「デンチュラ、戦闘不能、エモンガの勝ち!」
ソ「良く頑張ったわね、エモンガ・・」
「エモ!」
エモンガはソラの元に駆け寄った。

ア「やった!・・これで2連勝よ!」
「ピカチュウ!」
(ソラ強いでしゅ!)

相手はデンチュラをモンスターボールに戻した。
「行くんだ、ヒヒダルマ!」
「ヒヒダ!」
ソ「エモンガ、このまま、お願いね!」
「エモ!」
エモンガはバトルフィールドに戻った。
「バトルはじめ!」

  • スレ8-120
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/09 00:15:41
「ヒヒダルマ、火炎放射!」
「ヒヒダ!」
ソ「エモンガ、かわして、10万ボルト!」
「エーモ!」
エモンガは火炎放射をかわして10万ボルトを放った。
「かわせ!」
ヒヒダルマは大きくジャンプして10万ボルトをかわした。
ソ「かわされた!?」
「炎のパンチ!」
ヒヒダルマは落下のスピードを利用して炎のパンチを放とうとした。
ソ「逃げて、エモンガ!!」
エモンガはかわそうとしたが上手く風に乗れずヒヒダルマの炎のパンチ
を食らってしまった。
ソ「エモンガ!?」
「エ、エモ~・・」
エモンガは炎のパンチの直撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「エモンガ、戦闘不能、ヒヒダルマの勝ち!」
(ソラ選手、ここで1体が戦闘不能になってしまった!!)

ア「そんな・・」
「ピカチュウ・・」
デ「エモンガは風の力が無ければ空を飛べない、そこをつかれてしまったね・・」

ソ「戻って、エモンガ・・」
ソラはエモンガをモンスターボールに戻した。
ソ「良く頑張ったわ、ゆっくり休んでね・・」
ソラは次のモンスターボールを取り出した。
ソ「次はあなたよ、ダイケンキ!」
「ダーイ!」
「バトルはじめ!」
ソ「ダイケンキ、ハイドロポンプ!」
「ダーイ!」
ダイケンキはハイドロポンプを放った。
「火炎放射だ!」
ヒヒダルマはハイドロポンプに火炎放射を放った。
そして、火炎放射とハイドロポンプがぶつかり合い爆発が起きた。

  • スレ8-121
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/09 00:16:13
「くっ!・・こう煙がフィールドを覆っていたらダイケンキが見えない!」
ヒヒダルマは必至にダイケンキを探したが
ソ「今よ!フィールド全体にエアスラッシュ!!」
「ダーイ!」
ダイケンキはフィールドにエアスラッシュを放つとフィールドの地面が
割れ岩がヒヒダルマを襲った。
「ヒヒダルマ!?」
ソ「今よ、シェルブレード!」
ダイケンキはヒヒダルマが怯んでいる間に一気に近づきシェルブレード
を放った。
「ヒ、ヒダ~・・」
ヒヒダルマはシェルブレードの直撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「ヒヒダルマ、戦闘不能、ダイケンキの勝ち、よって勝者、マサラタウ
ンのソラ選手!」
ソ「やったわ、ダイケンキ、1回戦突破よ!」
「ミミロ!」
ソラはダイケンキに抱きついた。

アイ「ソラ、凄い!・・1回戦を突破しちゃったよ!」
「キバキバ!」
セ「良く頑張ったな、ソラ・・」
すると、デントは
デ「セイ、君も頑張らないとソラに申し訳ないよ!」
セ「分かっている、俺も1回戦を突破してやるぜ!」
「ポッチャマ!」

  • スレ8-123
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/09 23:47:52
(さあ、決勝リーグ1回戦も残すところ後、一試合を残すのみとなり
ました!)
会場はセイのバトルを心待ちにしている観客達がセイの登場に待っていた。
アイ「凄い、熱気ね・・」
「キバ・・」
アイリスは会場の熱気に驚きを隠せなかった。
デ「セイはカントー地方のポケモンリーグを優勝した実力者だ・・セイの
熱いバトルに心を打たれた人も沢山居るからね!」
(さあ、決勝リーグ最後の試合はカントーポケモンリーグチャンピョン
セイ選手の試合になっております!!)
(そして、セイ選手の相手は期待のルーキ、シューティ選手となります!!)
セイとシューティの登場で会場は大きな声援に包まれた。
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは岩に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは岩のフィールド!!)
フィールドは岩のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より決勝リーグ1回戦を開始します!使用ポケモンは
3体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
セ「エンブオー、君に決めた!」
「エンブー!」
シ「行くんだ、ブルンゲル!」
「ブール!」
「先攻はシューティ選手、バトルはじめ!」

  • スレ8-125
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/11 01:20:34
セ「エンブオー、火炎放射だ!」
「エーンブ!」
シ「ブルンゲル、ハイドロポンプ!」
「ブール!」
火炎放射とハイドロポンプがぶつかり合った。
シ「今だ、絡みつく!」
ブルンゲルはエンブオーに接近してエンブオーの身体に巻きついた。
セ「エンブオー、振りほどくんだ!!」
シ「させないよ!・・搾り取る!」
ブルンゲルは振りほどかれる前に搾り取るでエンブオーの動きを封じた。
セ「エンブオー!?」
エンブオーはブルンゲルの搾り取るでダメージを負ってしまった。

アイ「エンブオーがかなりダメージを負っているわ!?」
「キバ!?」
デ「搾り取るは相手の体力が多いほどダメージが大きくなる技なんだ・・」
ソ「それじゃあ、まだダメージを負っていないエンブオーはかなりの
ダメージになるって事!?」
「ミミ!?」
ノ「それにブルンゲルの特性の「呪われたボディ」で物理技を使ったら
物理技が封じられてしまうわ!」
ア「エンブオーは物理技が多いわ、しかも、特殊技は火炎放射しか覚え
ていないよ!」
(それじゃあ、セイはピンチじゃないでしゅか!?)
「ピカチュウ!?」

シ「ブルンゲル、毒毒だ!」
ブルンゲルはエンブオーに絡みついたまま毒毒を放ち、エンブオーは
毒のダメージも食らってしまった。
セ(くっ!・・絡みつくでモンスターボールに戻せない、エンブオーの
体力もそろそろ限界・・あの技で決めるしかない!)

  • スレ8-127
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/11 23:45:47
セ「エンブオー、そのまま、ジャンプだ!」
エンブオーはブルンゲルに巻きつかれたまま大きくジャンプした。
シ「何をするかわ、知らないけどやらせないよ!・・ブルンゲル、搾り取る!」
ブルンゲルはエンブオーにさらに搾り取られた。
セ「負けるな、エンブオー、ヘビーボンバーだ!!」
エンブオーは地面に向ってヘビーボンバーを放つと地面の砂埃が舞った。
すると、ブルンゲルはヘビーボンバーの衝撃でエンブオーから離れた。
セ「今だ、最大パワーで諸刃の頭突き!!」
エンブオーは諸刃の頭突きを発動させてブルンゲルに向っていた。
シ「ブルンゲル、ハイドロポンプだ!!」
ブルンゲルは向ってくるエンブオーに向った放った。
エンブオーはハイドロポンプに当たりながらもブルンゲルに向っていた。
そして、エンブオーはブルンゲルに諸刃の頭突きを放った。
シ「ブルンゲル!?」
ブルンゲルはエンブオーの攻撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「ブルンゲル、戦闘不能、エンブオーの勝ち!」
セ「よっしゃ、良くやったぞ、エンブオー!」
「ポチャ!」
だが、エンブオーは倒れてしまった。
「エ、エンブ~・・」
セ「エンブオー!?」
「エンブオー、戦闘不能!」
(エンブオー、毒のダメージが溜まって戦闘不能だ!!・・これで
両者、残りが2対となった!!)

  • スレ8-129
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/14 00:24:17
セイとシューティはエンブオーとブルンゲルをモンスターボールに戻した。
セ「ご苦労様、エンブオー、ゆっくり休んでくれ!」
(さあ、セイ選手が次に繰出すポケモンは!)
セイは腰に付けているモンスターボールを取りだした。
セ「次はお前だ、ドダイトス!」
「ドーダ!」
(セイ選手、此処でエースのドダイトスを繰り出した!!)
シ「やっぱり、来たか!」
シューティはモンスターボールを取り出した。
シ「行け!・・ケンホロウ!」
「ケーン!」
(対する、シューティ選手はケンホロウだ!!)
セ「ドダイトス、相性は悪いが全力で行くぞ!!」
「ドーダ!」
「バトルはじめ!」
セ「ドダイトス、エナジーボール!」
「ドーダ!」
ドダイトスはエナジーボールをケンホロウに向って放ったがケンホロウは
空を飛びかわした。
シ「ケンホロウ、エアスラッシュ!」
セ「ドダイトス、ロッククライムでかわすんだ!」
ケンホロウはエアスラッシュを放つの同時にドダイトスはロッククライム
でエアスラッシュをかわした。
シ「今だよ、鋼の翼!」
ケンホロウの鋼の翼を繰り出しドダイトスに向っていた。
セ「ドダイトス、のしかかりだ!!」
ドダイトスはロッククライムの岩を利用して大きくジャンプした。
ドダイトスはケンホロウの鋼の翼を当たりながらもケンホロウにの
しかかった。
シ「ケンホロウ!?」
ケンホロウはドダイトスののしかかりに押しつぶされて倒れてしまった。
「ケンホロウ、戦闘不能、ドダイトスの勝ち!」
(セイ選手、相性の悪いケンホロウを戦闘不能にした!!・・これで
シューティ選手は残りポケモンが1体になった!!)

  • スレ8-130
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/15 01:19:11
シューティはケンホロウをモンスターボールに戻した。
シ「ご苦労様、ケンホロウ・・」
シューティは最後のモンスターボールを取り出した。
シ「最後はお前だ、ジャローダ!」
「ジャロ!」
(シューティ選手の最後のポケモンはジャローダだ!!)
セ「ドダイトス、もう少しで勝てるぞ、全力で行くぞ!」
「ドーダ!」
「バトルはじめ!」
シ「ジャローダ、とぐろを巻く!」
「ジャロ!」
ジャローダはとぐろを巻き戦闘態勢になった。
セ「ドダイトス、一気に決めるぞ、ロッククライム!」
「ドーダ!」
ドダイトスはロッククライムでジャローダに向っていた。
シ「かわして、アイアンテール!」
ジャローダはジャンプしてロッククライムをかわして落下のスピードを
利用してアイアンテールを放った。
セ「ドダイトス!?」
ドダイトスはジャローダの一撃で倒れてしまった。
「ドダイトス、戦闘不能、ジャローダの勝ち!」
(おっと、セイ選手のドダイトスを一撃で粉砕だ!)

ア「そんな、ドダイトスが一撃で・・」
「ピカチュウ・・」
ノ「とぐろを巻くで攻撃と素早さを上げてのアイアンテールはドダイトス
には耐え切れなかったようだわね・・」
デ「それだけじゃないよ、ケンホロウのバトルの時に受けた鋼の翼の効果
で防御力が下がった事も原因だろ・・」
(セイ選手も残りが1体、勝負分からなくなってきた!)

  • スレ8-132
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/15 23:38:56
セイはドダイトスをモンスターボールに戻した。
セ「ご苦労様、ドダイトス、ゆっくり休んでくれ・・」
「ポチャ!」
ポッチャマはセイに自分が行くとアピールした。
セ「ごめんな、ポッチャマ、あのジャローダに勝つにあいつにしかいないんだ・・」
セイはモンスターボールを見つめながらポッチャマに語った。
「ポチャ・・」
ポッチャマはがっかりした。
セ「心配するな、ポッチャマ、このバトルに勝てればお前もバトルに出られる
だから、応援してくれよ!」
「ポッチャマ!」
(さあ、セイ選手の最後のポケモンは!)
セ「頼むぞ、リザードン!」
モンスターボールからリザードンが出てきた。
「ゴォォ!!」
シ「リザードン!?」

アイ「きゃあ!・・リザードン、凄くカッコイイ!!」
アイリスはリザードンを見るなり大喜びしていた。
デ「アイリス、凄く嬉しそうだね・・」
アイ「だって、リザードンはドラゴンポケモンみたいでカッコイイだもん!」
ノ「リザードンはドラゴンタイプではないんだけど・・」
「ニャル・・」

(さあ、これが泣いても笑ってもこれがラストバトルだ!!・・勝利を掴むのは
いったい誰だ!!)

  • スレ8-134
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/17 00:43:33
セ「行くぞ、リザードン、火炎放射!」
「ゴォォ!」
シ「ジャローダ、かわせ!」
ジャローダは軽々と火炎放射をかわした。
セ「今だ、ツバメ返し!」
リザードンは目にも止まらないスピードでジャローダに接近してジャロー
ダを吹き飛ばした。
シ「ジャローダ!?」
ジャローダは何とか立ち上がった。
セ「いくら早くなろうとジャンプしたらかわせないぜ!」
シ「くっ!・・ジャローダ、叩きつける!!」
ジャローダは大きくジャンプしてリザードンに向っていた。
セ「受け止めろ!!」
リザードンはジャローダの尻尾を受け止めた。
シ「何!?」
セ「リザードン、最大パワーでブラストバーン!!」
リザードンは口に炎のエネルギーを集中させた。
シ「ジャローダ、最大パワーで破壊光線だ!!」
ジャローダは破壊光線の発射体勢に入った。
そして、リザードンのブラストバーンとジャローダの破壊光線が
ぶつかり爆発した。
(おっと、至近距離でのブラストバーンと破壊光線がぶつかり大爆発を
起こした!!)
煙が晴れるとジャローダは倒れていた。
シ「ジャローダ!?」
「ジャローダ、戦闘不能、リザードンの勝ち、よって勝者、マサラタウンの
セイ選手!」
セ「やったぞ、リザードン!」
「ポチャポチャ!」

  • スレ8-135
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/18 00:58:49
(激しいバトルを制したのはセイ選手だ!!)
シューティはジャローダに近づいた。
「ジャロ・・」
シ「お疲れ様、ジャローダ・・」
シューティはジャローダをモンスターボールに戻した。
セ「シューティ・・」
セイはシューティに近づくとシューティは
シ「素晴らしいバトル、ありがとうございました!」
セ「いや、此方こそ素晴らしいバトルが出来て嬉しかったよ!」
セイとシューティは握手すると会場中が拍車が鳴り響いた。

その後、セイ達は2回戦の対戦相手を確認した後、選手村に戻っていた。
ア「はい、リザードン達のご飯だよ!」
「ピカチュウ!」
アイ達はリザードン達のご飯を持ってくるとリザードン達に渡した。
セ「今日はお前達のお陰で1回戦を突破が出来た、ありがとう、皆・・」
ソ「いっぱい、ご飯を用意しているからいっぱい、食べてね!」
「ミミロ!」
リザードン達はポケモンフーズを喜びながら食べていた。
デ「それにしても、まさか、リザードンを手持ちに加えていたなんて
驚いたよ・・」
セ「ああ、本戦は預けているリザードン達も出場させようと前から決め
ていたんだ・・」
ノ「それでリザードンを手持ちに加えていたのね!」
セ「いや、最初はルカリオを呼ぼうかと思っていたんだが、リザードンが
最初に出たいってルカリオの変わりにリザードンを送ってもらったんだ!」
ソ「リザードンはバトル好きだからね!」
セ「リザードン、次の試合も頼むぞ!」
「ゴォォ

  • スレ8-137
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/19 01:55:06
それから、セイとソラは順調に準決勝まで勝ち進んだ。
ソ「ミミロル!・・10万ボルト!!」
「ミミロ!!」
ミミロルの10万ボルトはスワンナに直撃した。
「スワンナ!?」
スワンナは10万ボルトの直撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「スワンナ、戦闘不能、ミミロルの勝ち、よって勝者、マサラタウンの
ソラ選手!」
(ソラ選手、ミミロルの息のあった動きでスワンナを圧倒しました!!)
ソ「やったわよ、ミミロル!!・・決勝戦進出よ!」
「ミミロ!」
その時、別の会場でセイのバトルが終わり結果が会場に流れた。
(別の会場で行われていた、準決勝のバトルが終了しました、勝者はマサ
ラタウンのセイ選手、リザードンのみでオーガ選手のポケモンを圧倒しまし
た!!)
ソ「やっぱり、お兄ちゃんが勝ちあがってきたね・・」
「ミミロ・・」

その夜、ソラは明日の決勝の事を考えて眠れなかった。
ソ「ねえ、ミミロル、私達、お兄ちゃんに勝てるかな・・」
「ミミ・・」
その時、ソラの後ろから声が聞こえた。
ア「ソラ・・」
ソ「お姉ちゃん・・」
ア「隣良い?」
ソラは小さくうなずきアイはソラの隣に近づいた。
ア「明日のバトルの事を考えているんでしょ!」
ソ「うん・・お兄ちゃんとバトルが出来るのは嬉しいよ・・だけど、私の
実力じゃ、お兄ちゃんとの最高のバトルが出来るかどうか不安で・・」
ソラの言葉を聞いたアイは
ア「お兄ちゃんがね、ソラと本気でバトルをしたいて言っていたわ・・」
ソ「え!?」

  • スレ8-138
  • 小さき種達 決勝リーグ
  • 11/02/19 01:55:32
ア「きっと、お兄ちゃんもソラと同じでソラとの最高のバトルにしたいんだ
と思うわ・・」
ソ「お兄ちゃん・・」
ソラはその言葉を聞くと笑みになった。
ソ「ありがとう、お姉ちゃん!・・お陰で明日のバトルに自信が出てきたわ!」
「ミミロ!」
ア「そう言ってくれると嬉しいわ!」
「ピカチュウ!」
(もう時間が遅いでしゅから、早く寝るでしゅ・・)
ア「そうね、明日は早いしもう寝ましょ・・」
アイが寝室に行こうとした、その時
ソ「ねえ、お姉ちゃん・・」
ア「うん、何?」
ソ「今日、一緒に寝ても良いかな・・」
ア「あら、久しぶりに聞くわね、その言葉・・」
「ピカチュウ・・」
ソ「駄目・・かな・・」
ア「良いわよ、一緒に寝ましょ!」
ソ「うん!」
ソラはアイのベットに先に入ると直ぐに寝てしまった。
ア「うふふ、何だか気持ち良さそうに寝ているわね・・」
(きっと、アイの言葉が聞いたんだと思うでしゅ!)
ア「そうね、明日のお兄ちゃんとソラのバトル、楽しみだわ!」

  • スレ8-139
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/02/20 00:36:05
次の日、セイとソラは控え室で決勝が始まるのを待っていた。
セ「ソラ、バトルは良いバトルにしようぜ!」
「ポチャ!」
ソ「うん、お兄ちゃんが相手でも負けないよ!」
「ミミロ!」
セ「あはは、その意気だぜ、ソラ!」
「ポチャ!」

(イッシュリーグも残すは決勝戦となりました!)
会場にはセイとソラのバトルを見るため人が大勢来ていた。
アイ「凄い人だ!」
「キバキバ!」
ア「決勝戦だもん、誰が優勝するか、気になるじゃない!」
「ピカチュウ・・」
ノ「それよりもセイとソラちゃんをしっかり応援しないとね!」
「ニャール!」

(決勝戦を戦うのはポケモンリーグ、セキエイ大会優勝者、セイ選手!!)
アナウンスの声でセイはフィールドに現れた。
(セイ選手の戦う相手は・・初出場で決勝リーグを勝ち進んだ期待のル
ーキ、ソラ選手です!!)
アナウンスの声でソラはフィールドに現れた。
セイとソラの登場に会場は歓声がなった。

(バトルフィールドを決める、ルーレットどうぞ!!)
アナウンスにルーレットは回りはじめた、そして、ルーレットは草に
点滅していた。
(今回のバトルフィールドは草のフィールド!!)
フィールドは草のフィールドに変わり審判が立った。
「では、只今より決勝リーグ決勝戦を開始します!使用ポケモンは
6体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了です!」
セ「行くぞ、ソラ!・・まずはこいつからだ!」
セイがモンスターボールを投げるとプラスルが出てきた。
「プラ!」

アイ「きゃあ!・・可愛い!!」
アイリスはプラスルを見るなり嬉しそうに喜んでいた。

ソ「あなたに任せるわよ、エルフーン!」
「エール!」
「先攻はセイ選手、バトル開始!」

  • スレ8-149
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/02/20 23:31:33
ソ「行くよ、お兄ちゃん!・・エルフーン、追い風!」
「エルーフ!」
エルフーンは追い風を放ち始めた。
ソ「続けて、エナジーボール!」
「エール!」
エルフーンはエナジーボールをプラスルに向って放った。
セ「そんな手は効かないぜ!・・プラスル、放電!!」
「プーラ!!」
プラスルはフィールド全体に放電を放つと草のフィールドは電気のフィ
ールド化してエナジーボールを防いだ。
ソ「そんな・・放電でフィールドを変えた!?」
電気のフィールドはエルフーンに襲い、エルフーンの動きを止めた。
セ「今だ、気合パンチ!!」
「プーラ!!」
プラスルは動きを止めた、エルフーンに一気に接近した気合パンチを
放った。
ソ「エルフーン!?」
エルフーンはプラスルの気合パンチの直撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「エルフーン、戦闘不能、プラスルの勝ち!」
(セイ選手の閃きでエルフーンを一撃で粉砕した!!)

  • スレ8-155
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/02/22 01:36:12
ソラはエルフーンをモンスターボールに戻した。
ソ「ご苦労様、エルフーン、ゆっくり休んでね・・」
ソラはエルフーンのモンスターボールをバッグに戻して次のモンスター
ボールを取り出した。
ソ「次はあなたよ、ランクルス!」
「ラーン!」
「バトル開始!」
ソ「ランクルス、エナジーボールよ!」
「ラーン!」
セ「プラスル、ジャンプだ!」
「プラ!」
プラスルはジャンプしてエナジボールをかわした。
ソ「ランクルス、サイコキネンシス!」
「ラーン!」
ランクルスのサイコキネンシスはプラスルの動きを止めた。
ソ「そのまま、エナジーボール!」
ランクルスはプラスルの動きを止めたままエナジーボールを放った。
セ「プラスル、10万ボルト!」
「プーラ!!」
プラスルの10万ボルトはエナジーボールとぶつかった。
そして、爆発が起き煙がフィールド全体に舞った。
プラスルはサイコキネンシスから解放された。
セ「プラスル、気合パンチだ!!」
プラスルはランクルスに近づき気合パンチを放った、だが、ランクル
スは消えた。
セ「何!?」
ソ「今よ!・・気合球!!」
「ラーン!!」
ランクルスはプラスルの背後から気合玉を放ちプラスルは吹き飛ばされた。
セ「プラスル!?」
プラスルはランクルスの気合玉に耐え切れずに倒れてしまった。
「プラスル、戦闘不能、ランクルスの勝ち!」
(ソラ選手も負けていません!!・・煙の中で影分身でプラスルの攻撃を
かわして、一撃でプラスルを戦闘不能にした!!)

  • スレ8-163
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/02/22 22:26:01
セイはプラスルをモンスターボールに戻した。
セ「良く頑張ったな、プラスル・・」
セイはプラスルのモンスターボールを戻した。
セ(煙に紛れての影分身・・成長したな・・)
セイはソラの成長を喜んでいた。
セ「次はお前だ、ムクホーク!」
「ムクホー!」

デ「あのムクホーク、中々のテイストだね!」
ア「ムクホークはパパの所で特訓したのよ!」
「ピカチュウ!」
アイ「なるほどね、それでムクホークの気迫が違うのね・・」

ソ「ランクルス、このまま、行くわよ!」
「ラーン!」
「バトル開始!」
セ「ムクホーク、電光石火!」
「ムクホ!」
ムクホークは目にも止まらないスピードでランクルスを吹き飛ばした。
ソ「ランクルス!?」
ランクルスは何とか立ち上がった。
ソ「やっぱり、パパとお兄ちゃんが育てたムクホークは強い!」
セ「ムクホーク、一気に決めるぞ、ブレイブバード!」
「ムーク!!」
ムクホークはランクルスに向ってブレイブバードを放った。
ソ「ランクルス!?」
ランクルスはブレイブバードの直撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「ランクルス、戦闘不能、ムクホークの勝ち!」
(決まった!!・・ムクホークの強烈な一撃にランクルスは耐えられなかった!!)

  • スレ8-171
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/02/23 23:22:44
ソラはランクルスをモンスターボールに戻して次のモンスターボール
を取り出した。
ソ「次はあなたよ、エモンガ!」
「エーモ!」
「バトル開始!」
ソ「エモンガ、風に乗って!」
「エモ!」
エモンガは風に乗りムクホークと距離を取った。
ソ「10万ボルト!」
「エーモ!」
エモンガは風に乗りながら10万ボルトを放った。
セ「ムクホーク、かわすんだ!」
「ムック!」
ムクホークは10万ボルトをかわしてエモンガに近づいた。
「ムック!」
「エモ!?」
エモンガはムクホークの顔を近くで見て激しく怯えてしまった。
セ「今だ、インファイト!!」
「ムック!!」
ムクホークはインファイトでエモンガを地面に叩きつけた。
ソ「エモンガ!?」
「エ、エモ~・・」
「エモンガ、戦闘不能、ムクホークの勝ち!」
(セイ選手、ソラ選手のエモンガをも一撃で粉砕した!!)
その時、ムクホークが突然苦しみだした。
セ「まさか、エモンガの静電気で痺れたのか!」
(おっと、ムクホーク、エモンガの静電気で痺れてしまった!!)

  • スレ8-172
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/02/24 21:43:19
ソ「エモンガ、ご苦労様、戻って・・」
ソラはモンスターボールに戻した。
セ「ムクホーク、良く頑張った、戻って休んでくれ・・」
セイはムクホークをモンスターボールに戻した。
(セイ選手、此処でムクホークを交代させた!!・・さあ、セイ選手
ソラ選手の次のポケモンは!!)
セ「次は、お前だ、ドダイトス!」
「ドーダ!」
ソ「ドダイトス・・なら!」
ソラはモンスターボールを取り出した。
ソ「あなたに任せるわ、ウォーグル!」
「ウォーグ!」
「バトル開始!」
セ「ドダイトス、エナジーボール!!」
「ドーダ!」
ソ「かわして、ツバメ返し!」
「ウォーグ!」
ウォーグルはエナジーボールをかわしてツバメ返しをドダイトスに放った。
「ドダ!?」
ドダイトスはウォーグルのツバメ返しに押されてしまった。
セ「負けるな、ドダイトス!・・ロッククライムだ!!」
ドダイトスはロッククライムで空中にいるウォーグルに向っていた。
ソ「ウォーグル、ドダイトスの足元の岩に向ってブレイブバード!!」
ウォーグルはドダイトスの足元に向ってブレイブバードを放つとドダイ
トスの足場が崩れた。
「ドダ!?」
ソ「今よ、ブレイブバード!!」
「ウォーグ!!」
ウォーグルのブレイブバードはドダイトスに直撃してそのまま地面に
落下した。
セ「ドダイトス!?」
「ド、ドダ~・・」
「ドダイトス、戦闘不能、ウォーグルの勝ち!」
(ソラ選手も負けていません!!・・セイ選手のドダイトスを打ち勝った!!)

  • スレ8-181
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/02/25 22:53:51
セ「ご苦労様、ドダイトス、ゆっくり休んでくれ!」
セイはドダイトスをモンスターボールに戻した。
セ「やるな、ソラ!・・ドダイトスを倒すとは驚いたぜ!」
ソ「えへへ!・・お兄ちゃんに褒めてもらえると嬉しいよ!」
セイは次のモンスターボールを取り出した。
セ「此処は、お前に任せるぞ、リザードン!」
「ゴォォ!」
ソ「来た、リザードン!」
セ「リザードン、お前のスピードとパワーで行くぞ!」
「ゴォォ!」
「バトル開始!」
セ「リザードン、火炎放射!」
「ゴォォ!」
ソ「かわして、ウォーグル!」
ウォーグルは火炎放射をかわしたが火炎放射の熱で翼にダメージを負った。
ソ「ウォーグル!?」
ウォーグルは翼が痛み地面に降りてしまった。
セ「今だ、ツバメ返し!」
リザードンはツバメ返しでウォーグルに向っていた、その時
ソ「砂掛け!」
「ウォーグ!」
ウォーグルはリザードンの目に向って砂を掛けた。
「ゴォォ!?」
リザードンは砂が前に入ってツバメ返しが失敗してしまった。
セ「リザードン!?」
リザードンは必至に目を擦ったが砂は目から出てこなかった。
セ「リザードン、此処は戻ってくれ!」
セイはリザードンをモンスターボールに戻した。
(セイ選手、此処でリザードンを交代させた!!)

デ「セイの判断は正しいよ!・・あそこでリザードンを戻さなかったら
リザードンは確実に倒されていたよ!」
アイ「この勝負、どっちが勝ってもおかしくないわ!」

  • スレ8-186
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/02/26 21:19:46
セ「次はお前だ!・・ルカリオ!」
モンスターボールからルカリオが出てきた。
(セイ選手は此処でルカリオを繰り出したぞ!!)
ソ「ウォーグル、いけるね!」
「ウォーグ!」
ウォーグルは翼を強く羽ばたかせた。
「バトル再開!」
ソ「ウォーグル、一気に決めるよ!・・ブレイブバード!!」
「ウォーグ!!」
ウォーグルはブレイブバードを発動させルカリオに向っていた。
セ「ルカリオ、ボーンラッシュ!!」
ルカリオはブレイブバードをギリギリでかわしてボーンラッシュ
でウォーグルを叩きつけた。
ソ「ウォーグル!?」
ウォーグルはルカリオの強烈な一撃に耐え切れずに倒れてしまった。
「ウォーグル、戦闘不能、ルカリオの勝ち!」
(ルカリオのボーンラッシュがウォーグルに直撃だ!!・・ウォーグ
ルはこの威力に耐えられなかった!!)

ア「ソラとウォーグル結構頑張ったのに・・」
「ピカチュウ・・」
(仕方ないでしゅ、相手がルカリオじゃ、歯が立たないでしゅ!)

ソラはウォーグルをモンスターボールに戻した。
ソ「良く頑張ったわ、ウォーグル、後は任せてね!」
ソラは次のモンスターボールを取り出した。
ソ「ルカリオのパワーに勝つにはあなたしかいないわ!・・ダイケンキ!」
「ダーイ!」
(ソラ選手の5体目はダイケンキだ!!・・このピンチをどう乗り越える!!)

  • スレ8-195
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/02/28 01:08:00
「バトル開始!」
ソ「ダイケンキ、ハイドロポンプ!」
「ダーイ!」
セ「ルカリオ、波動弾!」
(はああ!)
ルカリオの波動弾とダイケンキのハイドロポンプがぶつかりあった。
ソ「ダイケンキ、シェルブレード!」
セ「ルカリオ、ボーンラッシュ!」
ルカリオのボーンラッシュとダイケンキのシェルブレードが激しくぶつかり
あった。
セ「今だ、波動弾!」
ルカリオは至近距離からダイケンキに向って波動弾を放った。
ソ「ホタチで防御!」
「ダイ!」
ダイケンキはホタチを使い波動弾を弾いた。
セ「それを待っていた、ルカリオ、ボーンラッシュだ!」
ルカリオはジャンプしてダイケンキにボーンラッシュを放ちダイケンキは吹き飛ばされた。
ソ「ダイケンキ!?」
ダイケンキは何とか立ち上がったが立っているのがやっとであった。
セ「止めだ!・・波動弾!」
ルカリオは動けなくなったダイケンキに向って波動弾を放った。
ソ「ダイケンキ!?」
波動弾がダイケンキに当たろうとした、その時、ダイケンキはシェルブレード
で波動弾を粉砕した。
(何!?)
ダイケンキは青いオーラを放ち始めた。
ア「あれは!?」
デ「激流だ!?」
ダイケンキの激流の発動にアイ達は驚いていた。
ソ「ダイケンキ、あなた・・」
「ダイ!」
ソ「そうね、諦めなければ必ずチャンスは来る!・・最後まで行く
わよ、ダイケンキ!」
「ダーイ!」
ソ「シェルブレード!!」
「ダーイ!!」
ダイケンキはホタチに水のエネルギーを集中させた。
セ「ボーンラッシュ!!」
ルカリオはボーンラッシュを発動させてダイケンキに向っていた。
そして、ダイケンキはとルカリオは互いにすれ違いながらシェルブレードとボ
ーンラッシュをを放った。
そして、ルカリオとダイケンキは互いに見つめて倒れてしまった。
セ「ルカリオ!?」
ソ「ダイケンキ!?」
「ダイケンキ、ルカリオ、共に戦闘不能!」
(ダイケンキの渾身の一撃でルカリオを倒したが、ダイケンキもルカリオ
の一撃に倒れてしまった!!)

  • スレ8-197
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/03/01 00:12:34
ソラとセイはダイケンキとルカリオをモンスターボールに戻した。
ソ「ご苦労様、ダイケンキ、ゆっくり休んでね・・」
ソラはモンスターボールをしまうと足元にいるミミロルを見つめた。
ソ「最後はあなたよ!・・ミミロル!」
「ミミロ!」
ミミロルはフィールドに真ん中に立った。
セ「ポッチャマ、此処はお前に任せるぜ!」
「ポッチャ!」
ポッチャマもフィールドの真ん中に立った。

デ「セイはポッチャマ・・ソラはミミロルか・・」
ノ「セイとソラちゃんが最も信頼するパートナー対決ね・・」
「ニャル・・」

「バトル開始!」
ソ「ミミロル、10万ボルト!」
「ミミロ!」
セ「かわして、バブル光線!」
「ポッチャマ!」
ポッチャマはミミロルの10万ボルトをかわして、バブル光線を放った。
ソ「冷凍ビーム!」
「ミミロ!」
ミミロルの冷凍ビームはバブル光線は凍ってしまった。
ソ「そのまま、フィールドにも冷凍ビーム!」
ミミロルはフィールド全体を凍らせた。
「ポチャ!?」
ポッチャマは地面に着地しようとしたが氷で足を滑らせてしまった。
ソ「今よ、フィールド全体に10万ボルト!!」
「ミミロ!!」
ミミロルはフィールド全体に10万ボルトを放つと氷のフィールドが10万
ボルトの威力で氷が粉々になり氷の破片は電気エネルギーを吸収してポッチャ
マを襲った。
セ「ポッチャマ!?」

  • スレ8-204
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/03/02 00:19:52
セ「そうだ!・・ポッチャマ、渦潮!」
「ポーチャ!」
ポッチャマは氷の破片に向って渦潮を作り氷の破片を受け止めた。
セ「そのまま、ミミロルにぶつけろ!!」
「ポーチャ!」
ポッチャマは氷の破片と一緒に渦潮をミミロルに向って放った。
ソ「ミミロル、10万ボルトで防ぐのよ!」
「ミミロ!」
ミミロルは10万ボルトで渦潮を防ごうとしたが逆に渦潮はミミロルの
10万ボルトのエネルギーを吸収してミミロルを襲った。
ソ「ミミロル!?」
ミミロルは渦潮の中に閉じ込められてしまった。
セ「今だ、ハイドロポンプ!!」
「ポーチャ!」
ポッチャマは閉じこまれたミミロルに向ってハイドロポンプを放った。
ソ「ミミロル、渦潮に向って冷凍ビーム!」
ミミロルは渦潮に閉じ込められたまま冷凍ビームを放つと渦潮が凍って
ハイドロポンプを防ぎ凍りは粉々になってしまった。
ソ「ミミロル、最大パワーで10万ボルト!!」
「ミミロ!!」
セ「ポッチャマ、最大パワーでハイドロポンプ!!」
「ポッチャマ!!」
ポッチャマのハイドロポンプとミミロルの10万ボルトが激しくぶつかり
フィールドを覆う爆発起こした。
セ「ポッチャマ!?」
ソ「ミミロル!?」
煙が晴れるとポッチャマとミミロルは倒れていた。
「ポッチャマ、ミミロル、共に戦闘不能!・・ソラ選手が6体戦闘不
能により、勝者マサラタウンのセイ選手!」
(ついに決着!!・・激しいバトルを制したのはセイ選手だ!!)

  • スレ8-206
  • 小さき種達 セイVSソラ
  • 11/03/02 23:55:26
セイとソラは倒れているポッチャマとミミロルに駆け寄ってきた。
「ポチャ・・」
セ「良く頑張ったぞ、ポッチャマ、俺達の優勝だ!」
「ポッチャマ!」
ポッチャマは手を上げて喜んだ。

ソラはミミロルを抱き寄せた。
ソ「ご苦労様、ミミロル・・」
「ミミロ・・」
ミミロルは負けて落ち込んでいるとソラは
ソ「落ち込まないで、ミミロル!・・今回は負けちゃったけど次に活か
してお兄ちゃんを倒しましょ!」
「ミミロ!」
すると、ソラの下にセイが近づいてきた。
セ「最高のバトルだったぜ!・・ソラ!」
「ポチャ!」
ソ「ありがとう、お兄ちゃん!」
「ミミロ!」
セイとソラは握手すると会場中から拍手が鳴り響いた。

その夜
ソ「ふぅ!・・疲れた・・」
「ミミ・・」
ソラはソファに倒れる形で座った。
アイ「それにしても、セイのポケモンを追い込んだのは驚いたわ!・・
ソラも結構やるのね!」
「キバキバ!」
デ「ああ、ソラとミミロル達のハーモ二ーは最高の味わいだったな!」
アイリスたちはセイとソラのバトルの事を話していた。
アイ「そういえば、セイ達はこれからどうするの?」
セ「俺達はマサラタウンに帰ろうかと思っているんだ・・」
デ「セイ達の故郷か・・」
ア「デント達はどうするの?」
デ「僕はセイ達に付いて行くよ!」
アイ「カントー地方には珍しいポケモンがいっぱいいるから私も付いて行くわ!」
「キバキバ!」
セイ達は明日の出発の為、早く眠りに就いた。

  • スレ8-208
  • 小さき種達 帰郷
  • 11/03/04 00:02:12
次の日、セイ達はカントー行きの飛行機に搭乗した。
セ「これで、イッシュ地方とお別れだな・・」
「ポチャ・・」
ノ「今思えば、長い旅だったわね!」
「ニャル!」
セ「ああ、このイッシュ地方で見た事も無いポケモン達と出会えて良かった
よ・・」
ノ「そうね!」
ノンはセイの腕に抱きついた。
セ「な、何だよ!・・ノン!?」
ノ「あら、恋人同士なら、これぐらいは良いんじゃないの?」
ノンの言葉にセイは言い返す言葉が無かった。
そして、飛行機は離陸を始めイッシュ地方から離れていった。

  • スレ8-211
  • 小さき種達 帰郷
  • 11/03/04 23:49:42
飛行機の中ではセイ達、カントー地方について話していた。
アイ「家に沢山のポケモンが居るのね!」
「キバキバ!」
セ「殆んどがパパのポケモンだけどね!」
「ポッチャ!」
デ「どんなポケモン達がいるか、楽しみだよ!」
デントとアイリスはカントー地方に着くのを楽しみにしていた。
ソ「ねえ、後、どれぐらいでカントーに着くの?」
「ミミロ?」
ノ「後、2時間ぐらいで着くわ!」
「ニャル!」
セ「後、2時間か・・」
ア「きっと、マイ達、私達が帰ってくるのを心待ちにしているわ!」
「ピカチュウ!」
すると、アイリスは
アイ「ねえ、そのマイってアイ達の兄妹?」
ア「うん、マイは私達の妹よ!」
(マイの他にもミライ、アカリ、メグが居るでしゅ!)
アイ「妹が4人もいるの!?」
「キバ!?」
セ「それとノンにも妹が二人居るんだ!」
デ「随分と賑やかだね!」
その後、セイ達はデントとアイリスにマイ達の事を話し始めた。
そして、飛行機はカントーのクチバシティに到着した。

  • スレ8-224
  • 小さき種達 帰郷
  • 11/03/05 23:22:36
セイ達を乗せた飛行機はクチバシティの飛行場に着陸した。
セ「う~ん、やっと着いたぜ、カントー!」
「ポチャ!」
セイは軽く背伸びをした。
デ「此処がカントー地方・・」
アイ「イッシュと違う空気は最高ね!」
「キバキバ!」
デントとアイリスはカントーとイッシュの違いを驚いていた。
ソ「そういえば、マイ達いないね・・」
「ミミロ・・」
ア「おかしいわね、時間は伝えているはずなのに・・」
「ピカチュウ・・」
(きっと、まだ来ていないと思うでしゅ!)
その時
?「「お兄ちゃん!・・お姉ちゃん!」」
「ピカチュウ!」
「ポッチャ!」
声がする方に向くとそこには
セ「アカリ、メグ!」
アカ「会いたかったよ、お兄ちゃん!」
アカリはセイに抱きついてきた。
セ「見ないうちに大きくなった、二人とも!」
アカ「ピカチュウ達と一緒に毎日遊んでいるからね!」
サトピ「ピカチュウ!」
ア「アカリ、髪を切ったのね!」
(本当でしゅ!)
アカリの髪はショートヘアになっていた。
メ「アカリがね、遊ぶ時に髪が引っかかるからて、ママに切っても
らったのよ!」
ヒカポ「ポッチャ!」
ノ「良く似合っているわ、アカリちゃん!」
アカ「ありがとう、ノンお姉ちゃん!」
アカリ達を見ていた、アイリスとデントは
デ「この子達がセイ達の妹かい?」
セ「ああ、一番下の双子のアカリとメグだ!」
アカリとメグはアイリスとデントに挨拶した。
アイ「それにしても、セイとアイにそっくりね!」
「キバキバ!」
髪の中から出てきたキバゴにアカリは
アカ「わあ!・・見た事も無いポケモンだ!」
サトピ「ピカチュウ!」
アカリはキバゴに興味津々であった。
デ「随分と元気があるね!」
セ「ああ、所でマイ達は?」
メ「バスの所に待っているよ!」
ソ「それじゃ、案内してね!」
「ミミロ!」
アカリとメグはヒカリ達の所に案内を始めた。

  • スレ8-229
  • 小さき種達 帰郷
  • 11/03/06 23:47:51
アカリ達の案内でセイ達はヒカリ達が待っているバスに向った。
セ「ところで、パパは来ているのか?」
アカ「うんうん、パパならセキエイ高原で防衛戦をやっているよ!」
ア「そうなんだ・・」
(来ていないのは残念でしゅ・・)
すると、デントは
デ「そういえば、セイとアイの父親はポケモンリーグのチャンピョン
だったよね・・」
セ「ああ、俺達が9歳の頃にパパはポケモンリーグで優勝してチャンピ
ョンになったんだ・・」
ノ「それから、2年間、無敗のままチャンピョンの座を守っているのよ!」
アイ「無敗!?」
アイリスとデントはサトシの凄さに驚いていた。
メ「見えたよ、あそこ!」
メグが指を指した方を見るとそこには一台のバスが止まっていた。
すると、バスからヒカリとノゾミが降りてきた。
ア・ノ・ソ「ママ!!」
アイとノン、ソラはヒカリとノゾミの下に走っていた。
ヒ「お帰りなさい、アイ、ソラ!」
ノゾ「おかえり、ノン!」
アイとソラ、ノンはヒカリとノゾミに抱きついた。
セ「ママ、ただいま!」
ヒ「お帰りなさい、セイ・・」

  • スレ8-231
  • 小さき種達 帰郷
  • 11/03/07 22:32:48
セイ達はバスに乗るとそこには
セ「シゲル博士!?」
シ「やあ、君達が帰ってくるのを待っていたよ!」
ア「どうして、シゲル博士が此処に?」
「ピカチュウ・・」
シ「君達の迎えと旅の事を聞きたいと思ってね・・」
シゲルは運転席に座りバスは動き出した。
ミ「このポケモンはキバゴって言うんだ!」
マ「可愛い!」
「チュパ!」
ミライ達はアイリスのキバゴに興味津々であった。
「キバキバ!」
キバゴはマイ達の言葉に照れていた。
アイ「よかったわね、キバゴ!」
するとデントは
デ「ところでマイちゃんのパチリスは君のポケモンかい?」
マ「うんうん、ママのポケモンよ!」
「チュパ!」
デ「そうなんだ、凄く仲が良いんだね!」
するとヒカリは
ヒ「元々、マイが赤ちゃんの時に私が手が離せない時にパチリスに頼
んでマイを見てもらっていたの・・」
マ「パチリスは私とって大事な家族なの!」
「チュパ!」
アイ「ポケモンと一緒に成長していくなんて、何だか、素敵!」
「キバ!」
デ「マイちゃん達のポケモンの絆は素晴らしいよ!」

そう言っている間にバスはマサラタウンに着いた。
アイ「此処がマサラタウン・・」
ノ「ええ、私達の故郷よ!」
バスはサトシの家に向かっていた。

  • スレ8-238
  • 小さき種達 帰郷
  • 11/03/08 22:52:25
セイ達を乗せたバスはサトシの家に着いた。
セ「やっぱり家を見ると帰ってきたなって、感じるな!」
「ポチャ!」
アイ「此処がセイ達の家か!」
デ「中々、大きい家なんだね!」
アイリスとデントはセイ達の家の大きさに驚いていた。
ノゾ「この家は、サトシがポケモン達で建てたんだよ!」
アイ「え!?」
デ「ポケモン達と一緒に家を建てるなんて、何て素晴らしいだ!」
そうこう言っている内にアカリとユリが家の中に入っていた。
アカ「パパ、お兄ちゃん達が帰ってきたよ!」
だが、家の中にはサトシは居なかった。
ユ「あれ、サトシパパ、居ない・・」
ヒカリ達も家の中に入ってきた。
リ「本当だ!」
マ「おかしいね、帰って来る頃には帰っているって言っていたのに・・」
「チュパ・・」
すると、シゲルは
シ「あそこにいるじゃないか・・」
シゲルが指を指した方を向くとそこにはサトシが庭でポケモン達にご飯を
あげていた。

ソ「パパ!」
サ「ソラ!」
ソラはサトシに抱きつくとサトシは優しく抱きしめた。
ソ「ただいま、パパ!」
サ「お帰り、ソラ・・長い旅で疲れただろう・・」
ソ「うんうん、全然、疲れていないよ!」
セイ達はサトシに近づいてきた。
サ「お帰り、セイ、アイ、ノン・・」
セ「ただいま、パパ!」

  • スレ8-240
  • 小さき種達 帰郷
  • 11/03/09 22:50:12
セイはデントとアイリスをサトシ達に紹介した。
すると、セイ達の下に駆け寄るポケモンが居た。
「ダネフシ!」
セ「フシギダネ!」
フシギダネはセイ達に近づいた。
ア「久しぶりね、フシギダネ!」
「ピカチュウ!」
「ダネ!」
デ「フシギダネか、初めて見るよ!」
シ「カントー地方では初心者用ポケモンの1体なんだ!」
アイ「可愛い!」
「キバキバ!」
その時、谷の方角から火炎放射が飛びあっていた。
アイ「な、何!?」
デ「火炎放射!?」
すると、リザードン二体がセイ達の下に近づいてきた。
セ「リザードン!」
セイリ「ゴォォ!」
リザードン二体は地面に降り立った。
セ「リザードン、元気だったか!」
セイリ「ゴォォ!」
デ「これは驚いたよ、サトシさんもリザードンも持っていたんですね!」
サ「ああ、昔から仲間だからな!」
アイ「だけど、何でリザードン同士戦っていたの?」
すると、アカネが説明した。
アカ「お兄ちゃんのリザードンはパパのリザードンに鍛えてもらって
いるの!」
サトピ「ピカチュウ!」
すると、もう1対のポケモンがセイ達の元に駆け寄ってきた。
サ「ガブリアス!」
「ガブ!」
その時、ガブリアスを見たアイリスは
アイ「きゃあ!・・ガブリアスだ!!」
アイリスはガブリアスを見て興奮していた。
「キバキバ!」
キバゴはガブリアスの前に立つとガブリアスは
「ガブ!」
ガブリアスはキバゴの頭に噛み付いた。
「キバキバキバ!!」
アイ「キバゴ!?」
アイリスはキバゴを助けようとしたが
サ「それが、ガブリアスの挨拶なんだよ・・」
アイ「あ、挨拶?」
ヒ「ガブリアスは初めて出会うポケモンには必ず噛み付いて挨拶するのよ・・」
ヒカシェ(だけど、それが困るんでしゅ・・)
ガブリアスはキバゴを離すとそこから離れていた。

  • スレ8-242
  • 小さき種達 決意
  • 11/03/10 22:49:31
その後、ヒカリ達はセイ達の為に料理を作っていた。
ハ「セイ君達が帰って来て良かったわね、ヒカリ、ノゾミ!」
ヒ「ええ、セイ達の顔を見ているとホッとするわ・・」
ノ「此処にミドリちゃんも居ればもっとよかったわね・・」
ノゾミの言葉にハルカは
ハ「仕方ないわよ、ミドリはセイ君達に会う前にまた旅に出て
しまったんだから・・」
その後、ヒカリ達は料理をテーブルに並べていった。

ソ「うわ!・・美味しそう!」
「ミミロ!」
セイ達はテーブルに置かれた料理に喜んでいた。
ヒ「さあさあ、冷めないうちに食べましょ!」
ヒカミ「ミミ!」
セイ達は席に着き料理を食べ始めた。
セ「旨い!」
ア「やっぱり、ママの手料理は最高!」
セイ達は久しぶりのヒカリ達の手料理に喜びながら食べていた。

すると、サトシがセイ達にある事を告げた。
サ「セイ、アイ、ノン・・」
セ「何、パパ?」
サ「実はミドリが帰ってきたんだ・・」
ア「え!・・本当?」
サ「ああ、だけど、直ぐにジョウト地方に旅立っていたよ!」
ノ「ジョウトに!?」
すると、デントは
デ「ジョウト地方はカントーから西の地方にある地方ですよね?」
サ「ああ、ホウオウ伝説のある地方でもあるよ・・」
アイ「ホウオウ伝説?」
すると、セイが説明を始めた。
セ「大昔の落雷による火災で名も無いポケモン3体が死んだ、その時、ホ
ウオウは生命の炎の力を使って3体のポケモンを生き返らせたんだ・・」

  • スレ8-243
  • 小さき種達 決意
  • 11/03/10 22:49:52
デ「ホウオウにそんな伝説があったなんて・・」
アイ「知らなかった・・」
アイリスとデントはホウオウの伝説に驚いていた。
ア「ホウオウはとりあえず置いといて、ミドリはどうして、ジョウトに
旅に出たの?」
ヒ「次のグランドフェスティバルがジョウトで行われるのよ!」
ア「本当、ママ!」
ヒ「ええ!」
ヒカリの言葉でアイとノンは互いに見つめてうなずいた。
すると、サトシが
サ「旅に出るつもりなんだろう?」
ア「うん、ジョウトで私達の力をつけたいの!」
アイの言葉にサトシ達は
サ「そう言うと思ったぜ!」
するとサトシはセイに向いた。
サ「セイ、ジョウトでもポケモンリーグが行われるぞ!」
セ「本当!」
サ「ああ、ジョウトリーグで待ってるぞ、セイ!」
セ「うん、今度は絶対にパパに勝つよ!」
セイ達はジョウトに旅立つ決意をした。

  • スレ8-246
  • 小さき種達 決意
  • 11/03/12 23:28:39
その夜、ノンはノゾミの家に帰りデントとアイリスはサトシの家に泊まる
事になった。
ア「やっぱり、家のベットが一番ね!」
「ピカチュウ!」
アイは自分のベットに横になった。
アイ「それにしても、この家に住んでいるなんて羨ましいな!」
「キバ!」
その時、ドアを叩く音がしてセイがドアを開けた。
セ「アカリ、メグ!」
ドアを開けるとそこにはアカリとメグが立っていた。
ア「どうしたの、こんな夜遅くに?」
「ピカ?」
するとアカネとメグは
アカ「一緒に寝ても良いかな?」
セ「え!?」
メ「明日にはお兄ちゃん達、また旅に出ちゃうからだから・・」
メグの言葉でアイは
ア「分かったわ、一緒に寝ましょ!」
アイの言葉でアカリ達は嬉しそうにした。
アカリ達はセイとアイのベットに入ると直ぐに眠ってしまった。
アイ「可愛いわね、セイとアイが一緒に居るだけで安心して眠って
いるわね!」
「キバ!」
セ「ああ、この寝顔を見ていると心が落ち着くよ・・」
「ポチャ・・」
セイはアカリを優しくなでた。
デ「セイ、兄妹は大事にするんだよ!」
セ「ああ・・」
その後、セイ達も眠りについた。

  • スレ8-257
  • 小さき種達 旅立ち
  • 11/03/13 23:36:45
次の日、セイ達は朝の日差しで目を覚ました。
ア「う~ん、もう朝なのね・・」
「チャ~ア・・」
(まだ、眠いでしゅ・・)
アイとピカチュウとシェイミは目を擦りながら身体を起こした。
アイは隣で眠っているメグの頭を優しくなでた。

その後、セイ達はノンと合流した。
ヒ「セイ、アイ、ソラ、ジョウトでも頑張りなさいよ!」
ヒカミ「ミミ!」
ソ「うん、コンテストもジム戦も頑張るからね!」
「ミミ!」
ソラのミミロルはヒカリのミミロルに近づきヒカリのミミロルはソラ
のミミロルを抱きしめた。
すると、アカリ、メグ、リンはセイとアイ、ノンに近づいてきた。
セ「アカリ、メグ、リン・・」
ア「お姉ちゃん達は今から旅に出るからしばらく会えないわ・・」
ノ「だから、パパとママの言う事をちゃんと聞くのよ!」
アカリ達は小さくうなずいた。
セ「毎日、連絡するからな!」
アカ「本当?」
ア「ええ、必ず連絡するからね!」
アカリ達は笑顔になった。
ア「それじゃあ、パパ、ママ・・」
セ「行って来るよ!」
サ「ああ、気をつけてな!」
セイ達はサトシ達と分かれジョウト地方に向った。

  • スレ8-260
  • 小さき種達
  • 11/03/14 23:37:16
それから3年後、セイ達はジョウト、ホウエンの旅を終えてシンオウ
地方を旅に出ていた。
ア(それで、お兄ちゃんとアイリスが喧嘩になっちゃて大変だったわ!)
アイは近況をアカリ達に報告した。
メ「大変だったね、お姉ちゃん!」
「ポチャ!」
アカ「それで、お兄ちゃんとソラお姉ちゃんのポケモンリーグは何時なの?」
「ピカチュウ?」
ア(5ヵ月後よ!)
リ「ポケモンリーグには必ず行くからね!・・アイお姉ちゃん!」
ア(ええ、お兄ちゃん達が喜ぶわ!・・それじゃ、また、明日に電話
するわね!)
電話の画面が消えた。

アカリ達はファッション雑誌を見ていた。
アカ「このドレス、可愛い!」
「ピカチュウ!」
メ「この服も可愛いね!」
「ポチャ!」
するとリンは記事に書いている物に気付いた。
リ「ねえ、この記事見て!」
「ニャル!」
リンが指を指した方を見るとそこに書いてあったのは
アカ「これって!?」
メ「ドレスのコンテスト!?」
「ピーカ!」
「ポチャ!」
リ「ねえ、このコンテストに応募しましょ!」
「ニャ-ル!」
メ「うん、早速、ママ達に頼みましょ!」
「ポチャ!」

  • スレ8-262
  • 小さき種達 小さなドレス
  • 11/03/16 00:06:19
アカリ達はファッション雑誌を持ってヒカリ達の下に向った。
アカ「ママ!」
ヒ「皆、走ってどうしたの?」
すると、メグはファッション雑誌をヒカリに渡した。
メ「ママ、このページを見て!」
ヒカリとノゾミはメグが指定したページを捲った。
ノ「ドレスのコンテスト?」
リ「そのコンテストを応募したいの!」
「ニャル!」
アカリ達はヒカリ達に頼むとヒカリとノゾミは
ヒ「良いわよ!」
アカ「本当!!」
ヒ「ええ、女の子なら、一度はこういうコンテストに憧れるのは分か
るわ!」
メ「ありがとう、ママ!」
「ポチャポッチャ!」
すると、ヒカリとノゾミは椅子から立ち上がった。
ノ「それじゃ、ドレスを作るから、来なさい!」
リ「うん!」
「ニャル!」
ヒカリとノゾミはアカリ達のドレスを作るため部屋に連れていた。

それから二日後
ヒ「はい、みんなのドレスが出来たわ!」
「ミミロ!」
ヒカリとノゾミはドレスをアカリ達に渡した。
アカ・メ・リ「ありがとう、ママ!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
「ニャル!」
アカリ達はその場で服を脱ぎ作ってもらったドレスを着た。
ヒ「良く似合っているわ!」
ノ「うん、リンの可愛さがさらに可愛くなったよ!」
リ「ありがとう、ママ!」
アカリ達はドレスを着て喜んでいた。
(そうでしゅ、サトシに見せてきたらどうでしゅ!)
シェイミの言葉にアカリ達は
アカ「うん、パパ達に見せてくるよ!」
「ピカチュウ!」
アカリ達はドレスを着たまま庭に居るサトシの所に向った。

  • スレ8-273
  • 小さき種達 小さなドレス
  • 11/03/16 23:33:14
サトシはマイとミライと一緒にポケモン達にご飯をあげていた。
マ「皆、ご飯の時間だよ!」
「チュパ!」
マイの言葉でポケモン達はサトシ達の下に集まった。
ミ「はい、皆、ちゃんと並んでね!」
「ベイ!」
ミライとベイリーフはポケモン達を並ばせた。
サトシはポケモン達の前に器を出してご飯を入れた。
サ「さあ、もう食っても良いぞ!」
サトシの言葉でポケモン達は一斉に食べ始めた。
「メリ!」
メリープ達は器に入ってあったご飯をあっという間に食べてしまい
お替りが欲しいとサトシに近づいた。
サ「分かった分かった、直ぐに用意するから少し離れてくれ!」
メリープ達の力にサトシはつぶれそうになった。
サトシはメリープ達の器にご飯を入れた。
ミ「相変わらず、メリープ達は食欲旺盛ね!」
「ベイ!」
その時
アカ「パパ、お姉ちゃん!」
サトシ達は声がする方に向くとそこにはドレスを着たアカリ達がやってきた。
サ「どうしたんだ、そのドレス?」
メ「ママに作ってもらったの!」
「ポチャ!」
マ「だけど、何でドレスを着てるの?」
「チュパ?」
リ「サトシパパ達に見せたかったの!」
「ニャル!」
サ「そうか、良く似合ってるぞ!」
すると、マイが
マ「だけど、何でドレスを作ってもらったの?」
「チュパ?」
リ「ドレスのコンテストに応募するの!」
「ニャル!」
サ「ドレスのコンテスト?」
すると、ヒカリ達がサトシ達の下にやってきた。
サ「ヒカリ・・ドレスのコンテストって何なんだ?」
ヒ「アカリ達がいつも読んでいるファッション雑誌で子供のドレスのコン
テストの事よ!」
サ「もしかして、この二日間、ノゾミとハルカと一緒に部屋で作っていたのは・・」
ハ「そうよ!・・私達でアカリちゃん達のドレスを作っていたの!」
ノ「ドレスを作るのは初めてだったけど、ヒカリに教えてもらいながら
作っていたけどね!」
するとヒカリはある物を取り出した。
ヒ「さあ、コンテストに応募する写真を撮るわよ!」
アカ・メ・リ「は~い!」
サトシ達はアカリ達の写真を撮りファッション雑誌に送った。

  • スレ8-275
  • 小さき種達 小さなドレス
  • 11/03/17 23:29:09
それから2週間後
この日はドレスのコンテストの結果がファッション雑誌で発表された。
ア「早く、ファッション雑誌を見ましょ!」
「ピカチュウ!」
アカリ達は届いたファッション雑誌を直ぐに開けてドレスのコンテス
トのページを捲った。
メ「やった・・やった!!」
リ「私達が優勝よ!!」
「ポッチャマ!!」
ページにはアカリ達の写真が載っていた。
するとアカリ達の声にヒカリ達がやってきた。
ヒ「どうしたの、大きな声を出して?」
アカ「ドレスのコンテストで優勝したの!」
「ピカチュウ!」
アカリ達はファッション雑誌をヒカリ達に見せた。
ヒ「あら、本当だわ・・優勝できて良かったわね!」
メ「うん!」
ヒカリ達はアカリ達が優勝できた事に喜んでいた、その時
玄関からチャイムの音が鳴り響いた。
ヒ「誰かしら?」
ヒカリは玄関に向い扉を開くとそこには
ヒ「パリスさん!?」
パ「お久しぶりです、ヒカリさん!」

  • スレ8-277
  • 小さき種達 小さなドレス
  • 11/03/19 00:08:56
ヒカリはパリスを家に招き入れた。
ノ「パ、パリスさん!?」
ノゾミはパリスの来訪に驚いた。
パ「あら、あなたはノゾミさんですね!」
ノ「私の事を知っているんですか!」
パ「もちろんです、ヒカリさんと同じくコンテストは拝見させて貰いましたわ!」
ノ「ありがとうございます!」
ノゾミはパリスにお礼を言った。
ヒカリはパリスを席に座らせた。
すると、パリスはヒカリとノゾミにある事を告げた。
パ「今日はアカリちゃん達をスカウトにやってきました!」
ヒ・ノ「スカウト!?」
ヒカリとノゾミはパリスがアカリ達をスカウトしに来た事に驚いた。
パ「先日、あるファッション雑誌のドレスのコンテストの結果発表を見ました・・」
ヒ「もしかして、あのファッション雑誌ですか!」
パ「はい、あのファッション雑誌は私が提供している雑誌です!」
すると、アカリ達がヒカリとノゾミの下に駆け寄ってきた。
アカ「ママ!」
ヒ「アカリ、メグ・・」
メ「どうしたの、ママ?」
パ「この子達がアカリちゃん達ですね!」
するとリンが
リ「ママ、この人は?」
ノ「この人はポケモンスタイリストのパリスさんよ!」
パ「初めまして!」
アカリ達はパリスに自己紹介をした。
すると、ヒカリはアカリ達にパリスがスカウトしに来た事を説明した。
アカ「じゃあ、沢山の服やドレスが着れるの!」
パ「ええ、私がお洋服やドレスが着れるわ!」
メ「私、やりたいです!」
「ポチャ!」
パ「だけど、お洋服やドレスを着て写真を撮ってもらう事になるけど
それでも良い?」
アカリ達は迷わず「はい」と言った。
ヒ「パリスさん、アカリ達を宜しくお願いします!」
ヒカリとノゾミは頭を下げた。
パ「いえ、私の方こそアカリちゃん達をスカウト出来て嬉しいですわ!」
するとパリスはアカリ達に向いた。
パ「皆の綺麗な姿を世界の人たちに見せたあげましょね!」
ア・メ・リ「はい!」
その後、アカリ達はファッションモデルとなり世界中の人に知られる存在になった。

  • スレ8-280
  • 小さき種達
  • 11/03/19 23:59:49
それから1ヵ月後
アカリ達はシンオウ地方でも人気になっていた。
アイ「それにしても、アカリちゃん達の人気がシンオウまでに広がる
と思わなかったわ・・」
アイが見ているファッション雑誌の表紙にはアカリ達の一面であった。
デ「彼女達の笑顔は人を笑顔にするからね、人気が出るのも分かるよ!」
ア「だけど、アカリ達は私達にとって自慢の妹達だわ!」
「ピカチュウ!」
ソ「アカリとメグ、リンちゃんと一緒に写っているピカチュウ達も嬉し
そうに写っているね!」
「ミミロ!」
セ「アカリ達も頑張っているんだ俺達も負けられないぞ!」
「ポチャ!」
ノ「うん!・・私達もリン達に負けずにコンテストを頑張るわよ!」
「ニャル!」
その後、セイ達はアカリ達に負けずに自分達の夢に向っていた。

  • スレ8-282
  • 小さき種達 再会
  • 11/03/20 23:31:14
それから3年後、セイ達はシンオウ地方の旅を終えてマサラタウンに
帰ってきた。
アカ・メ・ミ「お帰りなさい!・・お兄ちゃん、お姉ちゃん!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
「ニャル!」
アカリ達は帰ってきたセイ達の出迎えていた。
ア「ただいま、皆!」
「ピカチュウ!」
セ「相変わらず、元気で安心したよ!」
「ポチャ!」
メ「パリスさんが私達が無理が無いようにスケジュールを組んでくれ
て無理なく写真撮影が出来るの!」
「ポチャ!」
アイ「へえ、あの人がそんな事までやってくれるなんて驚きね!」
デ「それだけ、アカリ達の事を大事に思っている証拠だよ!」
アカリ達はセイ達を家に入れた。
ヒ「お帰りなさい、皆!」
ア「ただいま、ママ!」
(ただいまでしゅ!)
リビングにはヒカリ達が待っていた。
すると、そこに
?「お帰り、皆!」
セイ達は声がする方に向くとそこには
セ・ア・ノ「ミドリ!?」
ミ「久しぶりだね、セイ、アイ、ノン!」

  • スレ8-285
  • 小さき種達 再会
  • 11/03/21 23:52:41
ア「帰っていたの、ミドリ!」
ミ「久しぶりだね、アイ、ノン、セイ!」
ノ「8年ぶりだね、こうして直接会うのは・・」
ミ「ええ、イッシュ地方では会えなかったからね!」
アイ達はミドリとの再会に話が進んだ。
セ「ところで、ヨハンはどうしたんだ?」
「ポチャ?」
ミ「ヨハンは二日目にイッシュ地方のフキヨセシティに帰っていたわ・・」
セ「だけど、何でヨハンはミドリを置いて帰っていたんだ?」
「ポチャ?」
すると、ミドリは頬を赤くして口を開いた。
ミ「結婚の準備の為に帰っていたの・・」
ア「結婚!?・・もしかして、ヨハンの結婚相手は・・」
アイは恐る恐るミドリに聞くとミドリは
ミ「私、ヨハンと結婚するの!」
セ・ア・ノ「結婚!?」
(結婚でしゅか!?)
セイ達はミドリが結婚する事に驚いた。
アイ「18で結婚・・」
デ「随分と大胆だね・・」
アイリスとデントもミドリの結婚には驚いた。
だが、ソラだけはミドリの結婚する事を聞いても驚かなかった。
ソ「ミドリお姉ちゃん、結婚、おめでとう!」
「ミミロ!」
ソラはミドリの結婚を祝福した。
それに続いてセイ達もミドリを祝福した。
ア「それで、結婚式は何時なの?」
ミ「来月よ!」
ノ「ら、来月!?・・いくらなんでも早すぎない!」
ミ「実は半年前から結婚の準備をしていたの・・」
ア「半年前から!?」
ミ「ママやヨハンの両親にも挨拶を済ませているの・・」
ミドリから次々と衝撃の事実に言葉が出ないセイ達であった

  • スレ8-286
  • 小さき種達 再会
  • 11/03/22 23:40:40
セイ達が驚いているとサトシとマイ達が家に戻ってきた。
マ「あ、お兄ちゃん、お姉ちゃん!」
ミラ「お帰りなさい!」
「チュパ!」
「ベイ!」
ア「マイ、ミライ、久しぶりね!」
「ピカチュウ!」
セイ達はミライ達に近づいた。
セ「マイもミライも見ないうちに大きくなったな!」
「ポチャ!」
(だけど、背はアイと比べて低いでしゅけどね!)
シェイミの言葉にマイとミライは気にしている事に触れられてしまい
怒ってしまった。

すると、サトシはセイ達にミドリの結婚の事を話し始めた。
サ「もう、ミドリから聞いていると思うけど、ミドリはヨハンと結婚
する・・」
セ「それだったら、何で早く知らせてくれなかったんだ!」
「ポチャ!」
すると、ミドリは
ミ「セイ達のコンテストやジム戦に影響すると思って言わなかったの・・」
ミドリの言葉でセイ達は
ノ「何だ、そんな事だったのね・・」
ミ「ノン・・」
ノンはミドリに近づいた。
ノ「ミドリが私達の事を気遣ってくれたのは嬉しいよ・・だけど、そんな
大事な事は早く教えて欲しかったわ、親友として!」
ミ「ノン・・」
ノ「幸せになってね、ミドリ!」
ミ「ありがとう、ノン!」

  • スレ8-288
  • 小さき種達
  • 11/03/23 23:47:11
その夜、セイ達は久しぶりにリビングで全員で寝る事した。
ソラ達は布団に入るなり直ぐに眠ってしまった。
アカ「もう、ソラお姉ちゃん達たら皆が揃ったのに直ぐに寝ちゃうなんて・・」
「ピカチュウ・・」
ア「仕方ないよ、ミライはポケモンドクターになる為に毎日、勉強し
ているし、マイはパパと一緒にポケモン達の世話で疲れているのよ・・」
「ピカチュウ・・」
セ「それにソラも旅の疲れがあるんだ、ゆっくり寝かせておこうぜ・・」
「ポチャ・・」
ソラ達がぐっすり眠っている中、ユリだけはノンの腕の中で眠っていた。
ミ「ユリちゃんは大きくなってもノンには甘えるのね!」
ノ「うん、ユリも私が旅に出た事が寂しかったのね・・」
「ニャル・・」
するとリンはある物をノンに渡した。
リ「ユリお姉ちゃんはいつも私達の絵を描いてくれるの!」
リンが渡したのはユリがいつも描いている絵であった。
ノ「旅に出ている間に綺麗に描ける様になったのね・・」
ノンはリンの描いた絵を見つめた。
その後、セイ達は楽しく話をしていきそのまま眠ってしまった。

  • スレ8-292
  • 小さき種達 セイとノン
  • 11/03/25 00:03:12
次の日、セイとノンはノンの部屋にある絵を探していた。
セ「それにしても、ノンの部屋に入るのは初めてだな・・」
ノ「小さい頃からセイの家の庭でよく遊んでいたからね・・」
すると、押入れの大漁の絵を見つけた。
セ「凄いな、こんなに絵を描いていたんだな・・」
ノ「私も見て驚いたわ・・」
セイとノンはある絵を見つけた。
セ「これ、俺達が旅立つ前の絵だな・・」
ノ「ええ、私が旅に出る前に描いた絵よ・・」
その絵はセイ達が楽しそうにしている絵であった。
セ「今、思えばこの8年あっという間に過ぎてしまったな・・」
ノ「ええ、本当ね・・」
セ「ミドリが結婚するなんて、昔じゃ、考えもしなかったよ・・」
すると、ノンはセイに抱きついた。
セ「ノ、ノン!?」
ノ「ねえ・・セイ・・私の事、今も愛している?」
ノンの言葉にセイは頬を赤くしながら答えた。
セ「ああ、俺はノンを愛している!」
すると、ノンの口から思いもよらない言葉を発した。
ノ「私達、結婚しましょ!」
セ「け、結婚!?」
セイはノンの口から結婚の言葉が出てきて驚いた。
ノ「セイ、私との結婚嫌なの?」
ノンは今でも泣きそうな顔でセイに聞いた。
セ「い、いや・・俺は・・ノンと結婚したい!」
ノ「本当!・・本当なの、セイ!」
セ「ああ、俺はノンと結婚したい!」
ノ「セイ・・」
セイは優しくノンを抱きしめた。
ノ「結婚する前にママ達に挨拶しないといけないね!」
セ「ああ、明日、父さん達と一緒に挨拶しよう!」
ノ「うん!」

  • スレ8-298
  • 小さき種達 セイとノン
  • 11/03/25 23:40:49
次の日、セイとアイはサトシ、ヒカリ、ノゾミを呼び結婚の事を話始めた。
サ「結婚!?」
セ「うん、俺、ノンと結婚したいんだ!」

それを外から聞いていたアイ達は驚いていた。
ア「お兄ちゃんとノンが結婚!?」
「ピカ!?」
アイ「いくら何でもいきなりは無いんじゃない!」
アイ達が動揺している中、デントは
デ「そうかな、セイとノン前から結婚する気はあったと思うだけど・・」
ソ「どうして、そう思うの?」
「ミミロ?」
デ「セイとノンはこの1ヶ月、お互いを求める様に一緒に行動する事が
多かったからね・・もしかして、結婚する気があると感じたんだよ!」
アイ「言われてみれば、確かにあったわね・・」
アイ達が納得する中、ノゾミはノンにある事を聞いた。
ノ「ノンもセイ君と結婚する覚悟はあるのね!」
ノン「うん、私はセイと一生を共にする覚悟はあるわ!」
ノンの言葉でサトシ達は微笑んだ。
サ「なら、俺達から言う事は無いぜ!」
セ「じゃあ!」
ヒ「ええ、ノンちゃんとの結婚を認めるわ!」
ヒカリの言葉でセイとノンは喜んだ。
ノン「ありがとうございます、お母様!」
ヒ「お母様は恥かしいわ、前と同じように「ヒカリママ」で良いわ!」
ノン「はい、ヒカリママ!」
そして、セイとノンはケンジにも結婚する事を伝えケンジもセイとノン
の結婚を認めた。

  • スレ8-300
  • 小さき種達 セイとノン
  • 11/03/27 00:38:38
次の日、ノンは自分の部屋の片付けをしていた。
ノ「バクフーン、この荷物を持っていてね!」
「バク!」
バクフーンはダンボールを持ってサトシの家に向かった。
ア「それにしても、ノンが私達の家で一緒に暮らすなんて思わな
かったわ・・」
「ピカチュウ!」
アイとミドリもノンの部屋の片付けを手伝っていた。
ミ「それにしても、サトシパパもいつの間にセイとノンの為に新しい
部屋を作っていた何て驚いたわ!」
サトシは3年前からセイとノンの為に部屋を作っていた。
ア「ママがパパにセイとノンが付き合っていることを聞いたの・・す
るとパパが張り切って部屋を作っちゃったの!」
(いくら何でも早すぎるでしゅ!)
ノ「本当ね!」
シェイミの言葉でアイ達は笑ってしまった。
ア「ノン、お兄ちゃんと幸せになってね!」
ノ「うん、ありがとう、アイ!」

  • スレ8-303
  • 小さき種達 結婚式
  • 11/03/27 23:50:30
それから1ヵ月後、シゲルの研究所でミドリとヨハンの結婚式を行って
いた。
「お互いにその想い合い、支え合い、共に幸せを築いていくことを誓いますか?」
ミ・ヨ「はい、誓います!」
ミドリとヨハンは迷うことなく答えた。
そして、誓った後、ヨハンはミドリの顔に掛かっているヴェールを上げ、赤い顔で
ミドリを見つめる。
二人は目を閉じ、ゆっくりと唇を重ねた。
2人の顔が重なった瞬間、周りからは祝福の声と拍手が一斉に沸き起こる。

式が終わり、ヨハンとミドリはセイ達と楽しく話しをしていた。
アカ「ミドリお姉ちゃん、そのウェディングドレス綺麗!」
「ピカチュウ!」
ミ「ありがとう、アカリちゃん!」
するとアイは
ア「ミドリ・・やっぱり、マサラタウンから離れるの・・」
アイの言葉にミドリは
ミ「うん、イッシュ地方でヨハンと二人で暮らすの!」
ミラ「ミドリお姉ちゃんが居なくなるのは寂しいよ・・」
「ベイ・・」
ミライはミドリが居なくなる事に落ち込むが
ミ「大丈夫、マサラタウンを離れても何かあれば帰ってくるわ!」
ユ「本当!?」
ミ「ええ、だから、そう悲しい顔しないでね!」
ミラ・ユ「うん!」

ミドリを遠くから見つめる人物が居た。
サ「やっぱり、来ていたのか、シュウ・・」
サトシはシュウに近づいた。
サ「ミドリが結婚するのにお前が居なくて良いのか・・」
サトシは静かに語るがシュウは
シ「今までハルカやミドリを放っていたのに今更、父親ずらは出来ないよ・・」
シュウがその場を離れようとした時、サトシは
サ「それでもミドリの父親は・・お前だけだぞ、シュウ!」
シュウは無言でその場を立ち去った。
その後、ミドリとヨハンはサトシ達に見送られながらイッシュ地方に帰っていた。

  • スレ8-306
  • 小さき種達 結婚式
  • 11/03/29 00:39:07
それから1ヵ月後、セイとノンの結婚式が行われようとしていた。
控え室ではノゾミがノンのウエディングドレスを調整していた。
ノ「はい、出来たよ、ノン!」
「ニャル!」
ノン「綺麗・・」
ノンはウエディングドレスを着ている自分に思わず見惚れてしまった。
その時、ドアをノックする音がなった。
ノン「はい!・・どうぞ!」
ドアが開くとそこには
ノン「アイ!・・それにソラちゃん達も!」
ア「ノン!・・そのウエディングドレス凄く綺麗よ!」
ノン「ありがとう、アイ!」
するとアカリ達がノンに近づいた。
アカ「良いな、私もウエディングドレス着たいな・・」
「ピカチュウ・・」
メ「無理だよ、アカリ・・結婚式にしか着られないドレスなのよ!」
「ポチャ!」
ノン「大丈夫よ、アカリちゃん達もいつか着られるわ!」
ア「だから、少しの間我慢しましょね!」
アイとノンの言葉でアカリは少し落ち込んでしまった。
するとヒカリが控え室に入ってきた。
ノ「ヒカリ!」
ヒ「ノゾミ、ノンちゃんのドレス凄く綺麗に仕上げたのね!」
ノ「ええ、ノンの美しさを引き立つのは大変だったわ!」
「ニャル!」
するとヒカリはノンに向かい合った。
ヒ「ノンちゃん、セイを頼むわね!」
ノン「はい!」
するとユリとリンが部屋に入ってきた。
ユ「お姉ちゃん!・・そろそろ始まるよ!」
リ「早く行きましょ!」
ノン「ええ、セイが待っているわ!」

  • スレ8-308
  • 小さき種達 結婚式
  • 11/03/29 23:56:22
サトシ達がセイ達が現れるのを待っているとアカリ達が紙ふぶきを飛ばしな
がらセイとノンゆっくりと現れた。
セイとノンは神父の前に立ち、簡単な講釈の後、神父は問いかける二人に問
いかける。
「お互いにその想い合い、支え合い、共に幸せを築いていくことを誓いますか?」
セ・ノ「はい、誓います!」
二人は迷うことなく答えた。
そして、誓った後、セイはノンの顔に掛かっているヴェールを上げ、赤い顔で
ノンをじっと見つめる。
ノ「セイ・・」
セ「ノン・・」
二人は目を閉じ、ゆっくりと唇を重ねる。
二人の顔が重なった瞬間、周りからは祝福の声と拍手が一斉に沸き起こる。
ポケモン達からも二人を祝福している。
顔を離すとセイとノンは恥ずかしそうに顔を真っ赤になっていた。

式が終わりセイとノンはアイ達と楽しく話をしていた。
ソ「それにしても、何でアカリ達がお兄ちゃんとノンお姉ちゃんより先に
出てくるのよ!」
「ミミロ!」
ソラがアカリ達を責めるとヒカリが
ヒ「アカリとメグとリンちゃんはセイとノンちゃんの為に何かしたいって
言ってね・・そしたらノンちゃんがアカリ達に花道を紙ふぶきを飛ばしな
て頼んだのよ!」
(もっとも、あんまり意味は無かったでしゅけどね!)
シェイミの言葉にアカリ達は落ち込むとセイが
セ「俺はアカリ達が祝福してくれるだけでそれだけで嬉しいぜ!」
「ポチャポチャ!」
セイの言葉でアカリ達は喜んだ。
すると、ノンが真剣な表情になった。
ノ「みんな、大事な話があるの!」
ノンの言葉でセイ達はノンに振り向いた。
アイ「何、ノン・・そんな、真剣な表情になって?」
すると、ノンから思いもよらない言葉が出てきた。
ノ「実は私・・お腹の中に赤ちゃんがいるの・・」
ノンの言葉にセイ達は驚いた。
セ「本当なのか・・ノン?」
ノンは首を縦に振った。
セイはノンに抱きつくと拍手が鳴り響いた。
ア「おめでとう、お兄ちゃん、ノン!」
「ピカチュウ!」
ノゾ「まさか、こんなに早く出来るとはね・・」

  • スレ8-309
  • 小さき種達 結婚式
  • 11/03/30 23:55:19
ヒ「ノゾミ、冷静に突っ込んでいないの!」
(それにしても、ノンのお腹に赤ちゃんが居たなんて驚いたでしゅ!)
ヒカリ達もノンの妊娠に喜んでいた。
サ「だけど、まさか、こんなに早くにお爺ちゃんになるとは思わなかったぜ!」
ア「あ、そうか!・・お兄ちゃんとノンの赤ちゃんが産まれたらパパとママ
はお爺ちゃんとお婆ちゃんになっちゃうわ!」
「ピカチュウ!」
(それにしてもサトシも37でお爺ちゃんになるとは驚きでしゅけどね!)
ヒカリのシェイミがサトシに嫌味を言うとサトシはシェイミの頬を引っ張った。
ノゾ「それはともかく、今日はめでたい日だよ!」
ヒ「そうね、セイとノンちゃんの結婚と孫が出来た事を祝いましょ!」
サトシ達はセイとノンの結婚とセイとノンの子供が出来た事を祝った。

そして、セイ達は家に帰ってきた。
ア「それで何ヶ月なの、ノン?」
ノ「1ヶ月よ!」
サ「それじゃ、9ヵ月後に産まれるな・・」
するとアカリ達がノンのお腹に耳を当てた。
リ「何も聞こえないよ・・」
ノ「まだ、無理よ・・・赤ちゃんはまだ小さいから聞こえないわ・・」
アカ「早く産まれないかな?」
セ「まだ、無理だよ・・」
ア「それに赤ちゃんが生まれたらアカリ達はおばちゃんになっちゃうのよ!」
メ「おばちゃん!?・・嫌だよ!」
アカリ達の言葉にサトシ達は笑ってしまった。

  • スレ8-311
  • 小さき種達 新たな命
  • 11/04/01 01:23:12
それから9ヵ月後、ノンのお腹は大きくなり出産日が近づいていた。
ノ「う~ん、何処にあるのかしら?」
ノンは土台に乗り戸棚から食器を取ろうとしていた。
アカ「駄目だよ、ノンお姉ちゃん!」
ノンは声がする方に向くとそこにはアカリ達が居た。
リ「駄目だよ、土台に乗ったりしたら危ないよ!」
「ニャル!」
ノ「大丈夫よ、これぐらいの高さなら平気よ・・」
リ「駄目!」
アカリ達はノンを土台から降ろすとリンが食器を取り出した。
メ「ノンお姉ちゃんの体にもしもの事があったらどうするの?・・お兄
ちゃんが悲しむよ!」
「ポチャ!」
アカリ達の言葉にノンは
ノ「そうね、私の身体は私一人の物じゃないからね!・・ありがとう
皆!」
「ニャル!」
するとテレビにはサトシとセイのバトルが流れていた。
(決まった!!・・勝利を手にしたのはチャンピョン、サトシ!!)
そこにはサトシに敗れたセイの姿が映っていた。
ミ「お兄ちゃん、また、パパには勝てなかったね・・」
「ベイ・・」
するとヒカリとノゾミが庭から戻ってきた。
ヒ「防衛戦はどうだったの?」
マ「パパの勝ちよ・・」
「チュパ!」
ユ「セイお兄ちゃんも良いところまでサトシパパには勝てなかったよ・・」
ノゾ「まだ、セイ君の実力ではサトシに勝つのは難しいようだね・・」

  • スレ8-312
  • 小さき種達 新たな命
  • 11/04/01 01:23:55
ノンとアカリ達が料理を持ってきた。
ノ「皆、ご飯出来たよ!」
「ニャル!」
ノン達は料理をテーブルに並べた。
ミ「うわ!・・美味しそう!」
「ベイ!」
ヒ「ノンちゃんの料理の腕も上がったわね!」
(そりゃ、ヒカリとノゾミに教わっているんでしゅから、上手くなるはずでしゅ!)
すると、ノゾミがノンにある事を伝えた。
ノゾ「そういえば、今日ハルカから連絡があって・・今日、女の子が
産まれたのよ!」
ノ「本当、ママ!」
ノゾ「ええ、近いうちに戻ってくるって言っていたわ!」
ノ「早くミドリの赤ちゃんに会ってみたいな・・うっ!」
ノンは突然苦しみだした。
ノゾ「どうしたの、ノン!?」
ノ「う、産まれそう!」
マ「そんな、予定日より1週間早いよ!?」
ヒカリとノゾミはノンの様子を見てある事を決心した。
ヒ「ノゾミ、此処で出産させましょ!」
ノゾ「ええ、今すぐにでも始めるよ!」
ヒカリとノゾミはノンを部屋に連れていた。
ヒ「マイ、ミライ、お湯とタオルを持ってきて!」
マ・ミ「う、うん!」
ヒ「アカリとメグはセイに電話して!」
アカ・メ「わ、分かった!」

  • スレ8-314
  • 小さき種達 新たな命
  • 11/04/02 00:25:26
その頃、セイ達はサトシの車に乗ってマサラタウンに向っていた。
ア「残念だったね、お兄ちゃん、ソラ・・」
「ピカチュウ・・」
セイとソラはサトシとバトルに敗れていた。
ソ「仕方ないよ、私の実力じゃ・・パパには勝てないよ・・」
「ミミ・・」
するとサトシは
サ「いや、ソラも中々のバトルだったぜ!」
ソ「本当、パパ!」
サ「ああ、ソラもセイも強くなったよ!」
ソ「ありがとう、パパ!」
ソラは運転しているサトシに抱きついた。
サトシはソラが抱きつかれて車がフラフラと動きになった。
セ「こら、ソラ!・・パパから離れろ!」
セイは抱き付いているソラをサトシから離した。
サ「はぁ・・首を絞めるから死ぬかと思った・・」
アイ「ソラ!・・いきなり抱きつくのは駄目でしょ!!」
アイリスの言葉にデントは
デ「まあまあ、それがソラの持ち味なんだから此処は大目に見ておこう!」
サ「デントの言う通りだ・・ソラ、次からはやめてくれよ!」
ソ「うん!」
するとセイのポケギアが鳴った。
セ「俺のポケギアか・・」
セイはポケギアを取り出した。
セ「家からか・・」
セイはポケギアのスイッチを押した。
セ「もしもし・・」
すると画面には今でも泣きそうなアカリ達が映っていた。
セ「どうしたんだ、アカリ、メグ、リン!?」
アカ「ノンお姉ちゃんが苦しみだしたの!」
セ「ノンが!?」
サ「もしかしたら、陣痛が始まったのかもしれない!」
メ「今すぐに帰ってきてお兄ちゃん!!」
セ「だけど、此処からじゃ、1時間は掛かる・・」
するとデントはある事を言った。
デ「僕のフーディンのテレポートで距離を縮めるよ!」
セ「頼む、デント!」
デントは車の窓を開けてモンスタボールを取り出した。
デ「フーディン、頼むよ!」
フーディンは車の天井に乗るとテレポートを放った。
すると、サトシ達を乗せた車はマサラタウン目の前にテレポートした。
サ「よし、これなら、直ぐに着ける!」
セ「待っていてくれノン・・今行くからな・・」

  • スレ8-315
  • 小さき種達 新たな命
  • 11/04/03 00:46:15
サトシ達は家に着くと直ぐに家の中に入った。
ア「皆!」
(今、戻ったでしゅ!)
するとアカリ達が走ってセイ達の元に駆け寄ってきた。
アカ「お兄ちゃん、ノンお姉ちゃんが!」
セ「分かっている!・・ノンは何処に居るんだ!」
メ「今、部屋でママとリンのママが一緒に居る!」
サ「まさか!?・・二人で助産するつもりか!」
サトシは走って家から出ていた。
ソ「パパ、何処に行くの!?」
サ「俺が先生を呼んで来る!」
サトシが先生を呼びに行っている間、セイはノンを落ち着いていられなかった。
そんなセイを見てアイは
ア「しっかりして、お兄ちゃん!」
セ「アイ・・」
ア「今、ノンが一番大変時なのよ!・・お兄ちゃんがそんなに慌てていたらノンに
悪いと思わないの!!」
アイの言葉にセイは
セ「そうだな・・ノンが一番辛い状態なんだ・・俺がこんなじゃ駄目だな!」
セイは落ち着きを取り戻した。
すると、赤ちゃんの産声が聞こえてきた。
セ「産まれた!!」
「ポチャ!!」
ヒカリとノゾミが部屋から出てきた。
セ「母さん、ノンと赤ちゃんは?」
するとヒカリとノゾミは微笑みながら答えた。
ヒ「ノンちゃんも赤ちゃんも無事よ!」
(元気な男の子でしゅ!)
セイは部屋に入るとそこには腕に赤ちゃんを抱いているノンの姿であった。
ノ「セイ・・私達の子供よ!」
ノンはセイに赤ちゃんを抱いた。
セ「暖かい・・」
セイとノンは互いに笑顔であった。
その後、セイとノンは赤ちゃんの名前を「セン」と名づけた。

  • スレ8-322
  • 小さき種達
  • 11/04/03 23:15:27
それから1ヵ月後
セイはノンとセンを残して再び旅に出てしまった。
センが泣き出すとノンは慌ててセンをあやした。
ノ「ほら、泣かないでセン・・」
ノンがあやすとセンは泣き止み眠ってしまった。
ソ「大変だね、センをあやすのは・・」
「ミミロ・・」
ノ「もう慣れたから平気よ!」
ミ「それにしても、ノンお姉ちゃんとセンを置いてまた旅に出るなん
て・・無責任だよ、お兄ちゃんは!」
「ベイ!」
ミライはセイがノンとセンを置いて旅に出たことに怒っているとノンは
ノ「ミライちゃん、そんなにセイを責めないで・・セイは自分の
夢をかなえるために旅に行ったの・・」
ユ「だけど、それじゃ、お姉ちゃんは・・」
ノ「私は平気よ!・・セイが夢を叶えて帰ってくるまで私は待ち続けるわ!」
ア「ノン・・」

ノン達の会話を家の外から聞いていたサトシは複雑な気持ちであった。
サ「ノン・・」
(何を迷っているんだ、サトシ!)
サ「ルカリオ・・」
サトシの前にルカリオが現れた。
(サトシ・・ノンの言葉を聞いて、次のセイのバトルでわざと負ける
つもりなんだろ!)
ルカリオに確信をつかれて言葉が出なかった。
(そんな事してもセイやノンが喜ぶはずが無いだろう!)
サ「分かっている・・だけど・・」
(そんなんじゃ、今までお前に倒されたトレーナー達がかわいそうだな・・)
サ「何!?」
(昔のお前は確かにチャンピョンとして最高のチャンピョンだったよ・・だけ
ど、今はどうなんだ!・・身内の為にわざと負けるなど恥としか言いようがない!)
ルカリオの言葉にサトシは
サ「そうだな・・俺が間違っていたよ・・」
(ふっ・・それでこそお前だな!)
サ「まったく、生まれ変わっても生意気な口は治らないのかよ!」
(仕方ないだろ、前世の記憶が戻っているのだ・・)
サ「世界のはじまりの樹で別れたルカリオがセイがゲットしたルカリオの
生まれ変わりだったとは最初は驚いたよ・・」
(俺もだ・・前世の記憶にサトシが出てきた時は驚いた・・)
サ「次、セイとバトルする時は手加減はしないからな!」
(望むところだ!)

  • スレ8-324
  • 小さき種達
  • 11/04/05 00:26:16
それから1年後、セイはサトシとのバトルに敗れマサラタウンに帰っていた。
セン「パパ!・・ポッチャマが木の実を取ってくれたよ!」
「ポチャ!」
セ「良かったな、セン!」
センはポッチャマと一緒に外に出ていた。
セ「1年でセンかなり大きくなったな・・」
ノ「何だか、1年があっという間に過ぎてしまったわね・・」
セ「そうだな・・」
セイとノンは久しぶりの再開に話が弾んだ。
セ「センの世話は大変だったか?」
ノ「ママ達とアイ達が面倒を見てくれているから、平気よ!」
セ「そうか・・」
セイはセンをノンに任せていることに罪悪感を感じていた。
ノ「セイ・・」
セ「!?」
ノンはセイにキスをするとセイは驚きながらもノンを抱きしめた。
ノ「セイ・・あなたはまだ自分の夢を叶えていないのでしょ?・・だ
から、セイの夢を叶えて帰ってきてね!」
セイはノンの言葉に涙を流した。
ノンはセイを優しく抱きしめるとセイはそれに甘えるかのように抱きしめ返した。
そして、次の日、セイはデントとアイリスと共に再び旅に出ていた。

  • スレ8-327
  • 小さき種達
  • 11/04/06 00:46:26
それから2ヵ月後
ノ「ノン、これを持っていてね!」
ノゾミから受け取った料理をノンはテーブルに並べていた。
ノン「よし!・・皆、ご飯よ!」
アカ・メ・リ「は~い!」
アカリ達は椅子に座り始めた。
ヒ「あれ?・・センが居ないわね・・」
(本当でしゅ・・)
ミ「センならさっき、庭でワニノコ達と遊んでいたよ!」
ノン「もう、ご飯なのに・・」
ア「ノン、センを呼びに行きましょ!」
ノン「ええ!」
アイとノンはセンを呼びに行った。

セ「待ってよ!・・ワニノコ!」
「ワニャワニャ!」
センはワニノコと鬼ごっこをしていた。
ノン「セン!」
セ「ママ!」
ア「セン、もうご飯よ、早く行きなさい!」
セ「嫌だ!・・もっとワニノコ達と遊ぶ!」
ノン「ワガママを言うんじゃないの!」
するとワニノコ達もセンにご飯を食べに行けと言われるとセンは
セ「分かったよ!・・後でもう1回遊ぼうね!」
ワニノコ達は喜ぶとセンは家に帰っていた。
ア「もう、センたら・・」
その時
ノ「うっ!?」
ノンはつわりを起こしてしゃがみこんだ。
ア「ノン!?・・もしかして・・」
ノ「うん・・セイと私の子がお腹の中に居るの・・」
その後、ノンは妊娠している事をヒカリ達に伝え、セイにも伝えると
セイは涙を流しながら喜んだ。

  • スレ8-329
  • 小さき種達 ラストバトル
  • 11/04/07 01:01:17
それから8ヵ月後、セイは再びサトシとバトルする機会が得てセキエイ
高原の会場に来ていた。
セ「やっと、着いたぜ!・・セキエイ高原!」
「ポチャ!」
アイ「セイも早くチャンピョンに勝たないとノンの下には帰れないわよ!」
セ「分かってる、今度こそ父さんに勝ってチャンピョンになるぜ!」
「ポッチャマ!」
デ「その意気だよ、セイ!」
その時、遠くからセイ達を呼ぶ声が聞こえてきた。
?「パパ!」
セ「この声!?」
セイ達が声がする方向へ振り向くとそこにはセンたちの姿があった。
セ「セン!・・それに皆も!」
セン「パパ!」
センはセイに飛びつくとセイは抱きしめた。
セ「随分と大きくなったな、セン!」
するとノン達がセイ達に近づいてきた。
ノン「セイ!」
セ「ノン!・・久しぶりだな、身体の方は大丈夫なのか?」
ノン「ええ!・・此処暫らくは安定しているから平気よ!」
アイ「それにしても凄く大きなお腹ね!」
マ「無理も無いよ、ノンお姉ちゃんのお腹の中には双子が居るんだから!」
セ「双子!?」
デ「でも、何で双子だって分かったんだい?」
するとアイの頭に乗っているシェイミが説明した。
(ノンのお腹の中に赤ちゃんが二人居る事を感じるでしゅ!)
デ「シェイミにそんなテイストがあるとは驚きだよ!」
アカ「お兄ちゃん、今度こそパパに勝って帰って来てね!」
セ「ああ、今度こそ勝つぜ!」
「ポッチャマ!」

  • スレ8-333
  • 小さき種達 ラストバトル
  • 11/04/08 02:11:45
セイは試合が始まるため会場に入っていた。
それを見送ったアイ達はVIP席に向った。
ア「お待たせ、ママ!」
「ピカ!」
VIP席には既にヒカリ達が座っていた。
ヒ「待っていたわ、もうすぐ始まるわよ!」
アイ達は席に座った。

チャンピオンリーグマスター防衛戦の会場は大盛り上がりであった。
そしてサトシとセイの登場に歓声が飛んだ。
「只今よりチャンピオンリーグマスター防衛戦を開始します、使用ポ
ケモンは2体どちらかのポケモンが全て戦闘不能になった時点で終了
です、なお、ポケモン交代はチャレンジャーのみ認められます!」
サトシはモンスターボールを取り出した。
サ「俺のポケモンはこいつだ!」
サトシがモンスターボールを投げるとドダイトスが現れた。
セ「ドダイトスか、ならば!」
セイはモンスターボールを投げるとドダイトスが出てきた。
デ「ドダイトスにはドダイトスか・・」
アイ「セイらしいはね!」
そしてセイとサトシのバトルが始まった。

  • スレ8-335
  • 小さき種達 ラストバトル
  • 11/04/08 23:47:25
セ「ドダイトス、エナジーボール!」
サ「こっちもエナジーボールだ!」
ドダイトス達のエナジボールは激しくぶつかりあった。
セ「リーフストーム!」
「ドーダ!」
セイのドダイトスはリーフストームを放った。
サ「ロッククライムでかわせ!」
サトシのドダイトスはロッククライムでリーフストームをかわした。
セ「今だ、ハードプラント!」
セイのドダイトスはハードプラントを放った。
サ「ロッククライム突っ込むんだ!!」
サトシのドダイトスはハードプラントを受けながらもセイのドダイトス
にロッククライムを放ち吹き飛ばした。
セ「負けるな、ドダイトス!!・・のしかかりだ!!」
「ドーダ!」
ドダイトスは吹き飛ばされながらものしかかりでサトシのドダイトスに
向ってのしかかりを放った。
サトシのドダイトスはセイのドダイトスののしかかりに耐え切れずに倒れて
しまった。
するとセイのドダイトスもダメージが溜まって倒れてしまった。
サ・セ「ドダイトス!?」
「共に戦闘不能!」
(何とセイ選手、チャンピョンのドダイトスを戦闘不能にした!!・・その代償
としてセイ選手のドダイトスも戦闘不能になった!!)

ノ「これでお互いに残り1体!」
デ「どちらが勝ってもおかしくない!」
アカ・メ・リ「頑張って、お兄ちゃん、パパ!」

サトシとセイはドダイトスをモンスターボールに戻した。
セ「ご苦労様、ドダイトス、ゆっくり休んでくれ・・」
サトシはドダイトスのモンスターボールをしまうと次のモンスター
ボールを取り出した。
サ「セイ・・俺の最後のポケモンだ!・・出て来い、ゴウカザル!」
「ゴォォ!」
セ「ゴウカザル・・パパのゴウカザルに対抗できるのはあいつしかい
ない・・」
セイはモンスターボールを取り出した。
セ「出て来い、リザードン!」
「ゴォォ!」

  • スレ8-336
  • 小さき種達 ラストバトル
  • 11/04/08 23:47:58
ヒ「サトシはゴウカザル・・セイはリザードン・・」
(セイが初めてサトシとバトルした時と同じでしゅ!)

「バトルはじめ!」
サ「ゴウカザル、火炎放射!」
「ゴォォ!」
セ「リザードン、こっちも火炎放射!」
「ゴォォ!」
ゴウカザルとリザードンの火炎放射が激しくぶつかりあい爆発した。
サ「マッハパンチ!」
セ「ツバメ返し!」
ゴウカザルのマッハパンチとリザードンのツバメ返しがぶつかりあった。
セ「今だ、ドラゴンクローだ!!」
リザードンはゴウカザルにドラゴンクローを放つとゴウカザルは防御の体
勢に入って受け流した。
サ「中々やるな・・ならば、こちらも全力で行くぞ、ゴウカザル!」
「ゴォォ!」
するとゴウカザルの身体から赤いオーラを放ち始めた。
セ「あ、あれは!?」

デ「あれは、猛火!?」
アイ「でもゴウカザルはダメージは受けていないのに何で猛火を発動できるの!?」
するとアイが
ア「パパのゴウカザルは自分の意思で猛火を発動できるの・・」
デ「自分の意思で!?」
アイ「それじゃ、自在に猛火を発動出来るゴウカザルには勝てないじゃない!」

サ「セイ、お前が俺に挑戦する事は親として嬉しい・・だから、お前に
俺達の力をお前にみせてやる!」
セ「望む所だよ、父さん!・・俺達も全力を出す!!」

  • スレ8-338
  • 小さき種達 ラストバトル
  • 11/04/10 01:21:32
セ「リザードン、火炎放射!」
「ゴォォ!」
サ「火炎放射!」
「ゴォォ!」
リザードンとゴウカザルの火炎放射がぶつかるがリザードンの火炎放
射はゴウカザルの火炎放射のパワーに負けてゴウカザルの火炎放射を
受けてしまった。
サ「一気に決めるぞ、マッハパンチ!」
ゴウカザルは目にも止まらないスピードでリザードンにマッハパンチを
放つとリザードンは吹き飛ばされて壁に叩きつけられた。
セ「リザードン!?」
リザードンは地面に落ちてしまい倒れてしまった。
審判はリザードンを見て戦闘不能と判断した。
「リザードン、戦闘不・・」
その時、リザードンは必至に立ち上がろうとしていた。
セ「立つんだ、リザードン!!」
「ポチャ!!」

ア「立って、リザードン!!」
(立つでしゅ!!)
セン「立って、リザードン!!」
リザードンは必至に立ち上がった。
アカ・メグ・リ「リザードン、頑張れ!!」
観客席からリザードンを応援の声が鳴り響いた。

セ「リザードン、皆が応援してくれている!・・皆の為にも絶対勝つぞ!」
「ゴォォ!」
その時、リザードンは猛火を発動させてゴウカザルに引けを劣らない
熱気を放った。
セ「リザードン、お前の闘志は俺に伝わってくるぜ!」
「ゴォォ!」
セ「行け、リザードン、火炎放射!」
「ゴォォ!」
リザードンとゴウカザルの火炎放射は激しくぶつかりあった。
セ「ツバメ返し!」
サ「かわせ!」
ゴウカザルはリザードンのツバメ返しをジャンプしてかわした。
セ「今だ、地面に向ってドラゴンクロー!!」
リザードンは地面にドラゴンクローを放つと砂埃が舞った。
サ「これは!?」
砂埃がゴウカザルに包み込まれると爆発が起きた。
サ「ゴウカザル!?」

  • スレ8-339
  • 小さき種達 ラストバトル
  • 11/04/10 01:22:36
デ「そうか!・・セイは砂埃をゴウカザルに当てることで猛火の炎に反応
させて粉塵爆発起こさせたんだ!」
アイ「猛火の発動を逆手に取ったのね!」
ユ「セイお兄ちゃん、凄い!」

煙が晴れるとゴウカザルは膝を着きながらも立ち上がった。
サ「ゴウカザル、大丈夫か!?」
「ゴォォ!」
リザードンもかなりダメージを負って今でも倒れそうであった。
セ(リザードンの体力がもう限界だ・・)
サ(ゴウカザルの体力もかなり消耗している・・)
セ・サ(次の一撃で決める!!)
セ「リザードン!!」
サ「ゴウカザル!!」
セ・サ「フレアドライブ!!」
リザードンのフレアドライブとゴウカザルのフレアドライブが激しく
激突した。
リザードンはパワーを上げフレアドライブの威力を最大にして、爆発した。
煙が晴れるとリザードンとゴウカザルはにらみ合っていた。
リザードンとゴウカザルは笑みを浮かべた。
そして、リザードンは膝を地面に着くとゴウカザルは倒れてしまった。
サ「ゴウカザル!?」
「ゴウカザル、戦闘不能!・・よって勝者チャレンジャー、マサラタウンの
セイ選手!!」
(つい・・ついにチャンピョン陥落だ!!・・激しく熱いバトルを制したの
はチャレンジャのセイ選手だ!!)
セ「やった・・やったぞ、ついに父さんに勝ったんだ!!!」
「ポッチャ!!」
セイはサトシに勝って喜んだ。

  • スレ8-340
  • 小さき種達 ラストバトル
  • 11/04/10 01:23:09
サトシはゴウカザルに近づいた。
サ「ご苦労様、ゴウカザル・・ゆっくり休んでくれ・・」
サトシはゴウカザルをモンスターボールに戻した。
そしてサトシはセイの下に近づいた。
サ「おめでとう、セイ・・良いバトルだったぞ!」
セ「ありがとう、父さん!」
「ポチャ!」
サ「今日からお前が新チャンピョンだ!・・チャンピョンとして頑張れよ!」
セ「勿論!・・チャンピョンになったからにはチャンピョンとして
頑張るよ!」
「ポチャ!」
セイとサトシが握手をすると会場中が拍手が鳴り響いた。
VIP席に座っているノン達もセイを祝福していた、その時
ノ「うっ!?」
ノンは手をお腹に当てて苦しみ始めた。
セン「ママ!?」
ノゾ「ノン!?」
ノゾミ達はノンに慌てて駆け寄った。
ノ「う、産まれる・・」
ソ「そ、そんな・・まだ予定日より早いよ・・」
「ミミロ・・」
アイ「今はそんな事は良いのよ!!」
ミ「そうよ、早くノンお姉ちゃんを病院へ!!」
「チュパ!!」
ノンは会場近くの病院へ運ばれていった。

  • スレ8-343
  • 小さき種達 新たな命
  • 11/04/10 23:24:35
それからセイはノンが倒れた事を知りサトシ共に病院へ向った。
セイとサトシが病院へ着くとそこにはアイが居た。
ア「お兄ちゃん、パパ!」
セ「アイ!・・ノンは・・ノンはどうなったんだ!」
「ポチャ!」
ア「今でも赤ちゃんが生まれそうなの!」
(今はノンが必至に頑張っているでしゅ!)
サ「ノンの居る場所に連れていてくれ!」
アイはセイとサトシをノンの居る場所に連れて行った。

そしてセイとサトシはノンの居る分娩室の前に来ていた。
アイ「セイ!」
アカ「お兄ちゃん、ノンお姉ちゃんが・・」
セ「分かっている・・ノンは大丈夫だ・・」
セイはノンが無事に出産する事を信じきっていた。
そして、分娩室から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。
ソ「産まれた!」
「ミミ!」
セ「ノン!」
そして、女医が分娩室から出てきた。
セ「先生!・・ノンは!」
「ご安心下さい、母子とも健康です!」
セ「良かった・・」
ヒ「それで赤ちゃんは男の子ですが?」
ヒカリが女医に聞くと女医は
「いえ、双子の女の子です!」
メ「双子!?・・シェイミの言うとうりだったね!」
そして、セイは分娩室に入るとそこにはノンが双子の赤ちゃんを抱い
ていた。
セ「ノン・・」
セン「ママ!」
センはノンに近づいた。
ノ「セン、今日からお兄ちゃんよ・・」
ノンはセンに双子の赤ちゃんを見せた。
セン「アカリとリンに似ているね!」
セイはノンに近づいた。
セ「本当だな、アカリとリンに似ているな!」
ノ「セイ・・チャンピョンの夢を果たしておめでとう!」
セ「ありがとう、ノン・・今まで一緒に居られなかった分、何時まで
でもノンとセンの下に居るよ!」
ノ「セイ・・」
それを優しく見守っていたサトシ達がいた。

  • スレ8-347
  • 小さき種達 私のチャンピョン
  • 11/04/12 00:13:58
ノンと双子の赤ちゃんが個室の部屋に移動している中、サトシは病院
の屋上で風を浴びていた。
ヒ「此処に居たのね、サトシ・・」
サ「ヒカリ・・」
ヒカリはサトシの隣に立った。
ヒ「もしかして、セイに負けたのが悔しかったでしょう!」
ヒカリの言葉にサトシは
サ「ヒカリには敵わないな・・俺の考えている事が筒抜けだよ!」
ヒ「夫婦ですもん!・・サトシが考えている事ぐらい分かるわよ!」
ヒカリは笑顔をサトシに見せた、するとサトシはヒカリに抱きついた。
サ「ごめん、今はこのままで頼む・・」
ヒ「もう、サトシは・・まるで大きな子供ね!」
そう言いながらもヒカリもサトシを優しく抱きしめた。
ヒ「サトシ・・私はいつまででもサトシがチャンピョンだと思って
いるわ!」
サ「ありがとう、ヒカリ・・」
サトシとヒカリは唇を重ねた。
そして、ゆっくり唇離れるとサトシは耳元で囁いた。
サ「俺もヒカリが世界一のトップコーディネーターだぜ!」
ヒ「ありがとう、サトシ!」
サ「これからも俺の妻で居てくれ、ヒカリ!」
ヒ「もちろんよ!・・一生、あなたの下に居るわ!・・サトシ!」
サ「ありがとう、ヒカリ!」
ヒ「さあ、早くセイ達の所に戻りましょ!」
サ「ああ!」
その後、サトシとヒカリは孫とポケモン達に囲まれながら幸せに暮
らしました。

  • スレ8-348
  • 小さき種達 あとがき
  • 11/04/12 00:32:02
「愛しい貴方と共に」からの続編を書くのは大変でしたが、何とか最後
まで書けて良かったです。
「小さき種達」は完結です。

これからは毎日更新とは行きませんが、「愛しい貴方と共に」「小さき種達」
で説明不足だった話や設定など補完する話を書いていくつもりです。
但し「小さき種達」の続編を書く予定はありません。

長い間「小さき種達」を読んでいただき本当にありがとうございました。