ゾロアークとワームホールの覇者
- スレ6-27
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/08 23:20:29
 
 「全員分の残りも僅差でデッドヒートに突入か。くっ、無念!」   
 タケシはハートの8を引くが、スカで残念がり、次のレイジもクローバーの3を引いたものの、揃わずの結末だった。   
 「かっしいね・・・僕のレーダーの解析が連発で外すなんて・・・」   
 「俺のスパルタな勢いでエンディングを迎えるぜ!どりゃァ!うげ、ミスった!」   
 「注目う!これ、なあんだ~?」   
 サトシが空振りした合間にヒカリがダイヤのキングを揃い、手札が0になる。要はトップで上がる     
 「マンネリでラチ明かんし、サービス精神してやった、ありがたく思え」   
 「うふふ、有言実行しちゃった!そうね、サトシオンリーの罰ゲームで・・・デートの限定で私服交換で動物園内で遊ぶってのはどう?」   
 「って事は・・・サトシが黒とピンクのミニスカートにブーツ、白のニット帽を、ヒカリがキャップ帽子、長ズボンで半袖の・・・・」   
 シンジが欠伸し、計画専用ノートを開きながら言い、ヒカリが彼に敗北用の罰をいい渡された内容を聞いたタケシが2人が服を 
 とりかえっこした姿を想像した     
 「ぷっ!それいいかもね?ペアルックでも合点だけど!」   
 「仮装大会かよ・・・危険思想な貴様らには呆れて物も言えん・・・」   
 「お前ら~変な誤解しないでくれ~。んな事するわけないだろ!真に受けんなよ!」     
 ひやかしと変に誤解した兄弟の二人にサトシは焦って弁解する   
 「お気に召さず?我が儘ね~。まあ、冗談だけど!なら、お昼でレストランで何かおごって?なら免除したげる!」   
 「(弱み握られしでやな予感だが・・・洋服交代されるかは幻滅しのぎでましか)仕方ないな、約束だし・・ 
 ガツガツ頼めよ!相撲の横綱の大食い大会で1位に瞬く栄冠な位にさ!」   
 「サトシと一緒にしないでよ?ポケキャンのパリスさん位の体型になるのは目標なんだから!」   
 (今のままの方でいいのに・・・)   
 駆け引きに負けたサトシはヒカリに昼食をおごる約束をする。   
 そして彼女は今や日米のモデルでコスメランキングで首位を誇るパリスを目標に事に対して、聞こえそうで聞こえまい声で 
 ずっとありのままのヒカリでいて欲しいと呟く  
 
- スレ6-28
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/08 23:58:23
 
 「何か言った?男ならネチネチ黙らず、キッパリ言葉で伝えようよ?」 
 「ごめん、はは・・・なんか血行障害かな?手首が変でさ。」   
 不審に思い、ヒカリは彼のおでこに手を添え、体温を測る。   
 「少し、微熱気味?どうしたの、風邪引いたの?」 
 「いや、なんか・・つーか、続きだ!勝ち逃げは許さないぜ~♪ひ・か・り!」   
 (勝負以前に自分の体調を心配してってば・・・サトシなら大丈夫とは思えるけど)   
 でも、何?この不吉な胸騒ぎ・・・。空前絶後な前触れが起きそうなこのやな予感は・・・     
 「オマエヲワームホール二トジコメテヤル!コイツラヲケスチカラヲクレェェェ!」   
 断末魔の叫びが耳に残るサトシは頭を抱えて、思い悩む。 
 (だ、誰だ!ぐはぁぁ!!!正体を現せぇぇよーー!)     
 そして皆で、ポーカーやブラックジャック、大富豪等で円満な団欒を組んで時間を潰し・・・やがて、 
 30代のキャミソールの服を着た女性が開園の報告に来る   
 「入園用の区分券は紛失せずに持参してるかい?切取線の右の枠にスタンプを押印して貰うんだよ? 
 それがあれば再入場も可能で、本日中なら出入りが自由になるから便利だよ」   
 「はーい!早く行こ、サトシ!」   
 色褪せまい無邪気な彼の襟を掴み、ヒカリはゲートまで走る   
 「・・・もご・・・!襟が!」     
 「タケシ君、君は性格や個性ごとにフーズを作れる職人だよね?もし、良ければ飼育師範に会議に同行して欲しいんだ。 
 勿論、その相応の報酬は支払うよ」   
 「いえいえ、無償化でもお役に立てれば出席しますよ。」 
 「栄養管理士クラスも居れば百人力だな。まあ、おてやわらかに願おうか」   
 レイジは彼のスキルを即戦力に活かそうと、ある任務の派遣の依頼の許可を得て、シンジも含め、 
 3人であるミーティングに参加する計画を踏まえていた     
 「え、皆で動物達を見ないんですか?」 
 「先程の兼ね合いで3人にて総会に出席する件で話し合ってたんだ。ごめんね、 
 ヒカリちゃんはサトシ君と2人でのんだりくらりで遊んで来てよ!」   
 「そう・・・」   
 2文字の後は無言でこくんとうなずいた。半分は納得し難そうな感じだ。 
 よほど全員で動物見学するのを楽しみにしてたのだろう    
 
- スレ6-30
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/10 10:07:52
 
 「俺達じゃ、不対応な分野だし・・・気にせず、遊びほうけてパッと騒ごうぜ?」   
 「う、うん・・・」   
 2班構成で別々に行動する事になり、彼女は少々惜しむ顔で、入園する   
 「元気だせって!何もヒカリが悪いわけであるまいしさ!ほらほら、模擬店ですんげーうまそうなソフトクリームがあるぜ?」 
 「・・・・・・いらない」 
 「敬遠すんなって!俺達友達だろ?時折は言葉には甘えないと!おじさん、ストロベリーとバニラ味のアイスを1つずつ下さい!」   
 飾りのサンプルである、チョコ・抹茶・マンゴー・メロン・グレープとか13種類のある中から、サトシはその2種類を注文した。   
 「へいよ!おう?今日の太陽ボーイ君は可愛い彼女をお連れかい?ラヴァーな青春でなごむの~。よし、君には特別に無料にしてあげよう!」 
 「え、いいんですか?ありがとうございます!」   
 「おうよ、上々なベストカップルを見せたお礼じゃ。では、すこしお待ちなされ」   
 そして50代の男性はパリパリ感のコーンの上にクリーム等をトッピングし始める   
 「おっしゃ、大サービスで大盛りのてんこもりだ!また来店を待っとるぞ!」 
 「何から何まで、親切にありがとうございます!」   
 サトシはその経営者に感謝しながら、ベンチに座るヒカリの所へ寄り添って、 
 不意打ちに彼女の頬にひんやりしたアイスを当てた   
 「きゃっ!?」 
 「悩んだ時や、疲労の時には甘い物が1番だぜ?だってほら、食べ物も心の栄養とも言うじゃん?」   
 「・・・そう、かな?」 
 「それとも、ヒカリは俺とだとつまらないのか?友達だし、包み隠さずに率直な気持ちで言おうぜ?」     
 「え?ちっとも思わないよ。サトシはお兄ちゃんみたいで安心するし、話しやすくて楽しいよ?」  
 
- スレ6-31
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/10 10:23:00
 
 「なら、んな曇る表情より俺にいつもの笑顔を見せてくれよ!俺はさ、哀んだ顔したヒカリより笑うヒカリを見たい。 
 すっげー俺の励みになってガッツを与えてくれてるんだぜ?神様に誓ってもいいぜ?」   
 一目瞭然に活気を失い気味だった彼女にいち早く、その違和感に気付いたサトシはそう言う。相槌を打つ。 
 すると彼女は微かにクスって笑う   
 「あは、あははは!何だか不思議ね。サトシと隣に居たら悩んでるのがバカらしくなっちゃった!人は人、 
 自分は自分。比較した時点で負けてるよね!」   
 「だろ?」   
 泣き笑うヒカリを見て、歯を見せニッカリと微笑み返す。そして、太陽の紫外線で溶けかけのアイスクリームを2人で食べ始める   
 「ねーねー、そっちのバニラ味も味見していい?」 
 「オーケーだぜ、なら俺もストロベリーバージョン貰い!物々交換でお互いに2種類の味を賞味して一挙両得だな!」   
 「どこのテーマパークから行く?俺は複雑なガイドブックでややこしくて理解しにくいけど・・・」 
 「う~ん、効率的に見学するなら反時計回りの順よね。じゃあね・・・大型動物コースからでいい?」 
 「ああ、俺はいいぜ?」   
 食後にある程度、お腹を落ち着かせてから。メモ帳に箇条書きで、計画をある程度立ててから行動に出る。 
 最初に見かけたのはシマシマ模様のキリンだった   
 「きゃ!サトシ~!麒麟の首ってすごおく長いね~」 
 「ま、元の細胞や遺伝子からの体質型だし。なみたいな?」 
 「ねぇねぇ?象さんは何で鼻長いんだろ?うわ、向こうにはフラミンゴが!」   
 ふとヒカリの横顔を見た途端に六角形の柄の白黒なボールが足元に転がって来る   
 「ん?サッカーボールか。おし、それ!」 
 軽快なリズミカルとテンポなさばきでリフティングを始める   
 「へ~、サトシって案外スポーツ上手なんだ~。身のこなしぶりがサッカー少年みたい」 
 通常の生活水準ではポケモンの事しか視野にない彼を見てそう突っ込む   
 「誉めるかけなしてるのかがあやふやだけど、いいや!それパス!」 
 「うっ?」    
 
- スレ6-32
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/10 10:29:56
 
 余儀なく譲渡され、驚愕な顔で素手でキャッチをする   
 「駄目じゃん、サッカーは一般的にキーパー以外は手は使用禁止だぜ?」 
 「そうなの?なら、こう?」   
 「う~ん、爪先より・・インフロントの方が足が痛まず済むぞ?」 
 「側面のつけ根ね?それ!」   
 球は滑らかな曲線で彼に行き渡り、2人は仲良しにボールを蹴り合いっこを続けた   
 「蹴った角度や力によって飛ぶ場所が全然違うね。今度、プレーする時はジャージに着替えなきゃね。 
 この服装はやりづらさが際立つし」   
 「だな、公共敷地内だし。程々にしとかないと、よ!」   
 最後にヒールリフトで浮かせ、オーバーヘッドキックを決めた。が!   
 「ひひ~ん!」 
 道端にいたギャロップに当たり、怒り狂う感じで突進してくる   
 「もお!サトシぃ。蹴る時は周りを確握しなきゃ!」 
 「げぇ、に、逃げろ!踏み潰される!」   
 2人は大激震なギャロップから逃れる為、いらぬ苦労して疾走する   
 「ち、ちょっ!サトシ。どうにか対処してってば、何か火炎放射を吹きかけて・・!」 
 「最終手段、行け!ピカチュウ、ボル・・・」 
 「よしといた方が、サトシのピカチュウの威力だと、周りに危害が及ぶ・・」   
 危険さを非難する2人の前に、推定身長が135cm程で、花柄のワンピースを着た少女が立ち、ある指示をする   
 「ふふ、バカップルは仕方ないよね。プクリン、シールドで炎を防いで、歌うで寝かせて!」   
 「プク!プルル~プリィン~プルルゥ♪」 
 「ヒィィン?ぐ、ぐがぁ!」   
 居心地な音色のハーモニーでギャロップはぐっすりと眠ったのを黙認後に2人の居る位置に駆け寄る   
 「ひ、ヒカル?何であなたが来てるの?確か、今日は木曜日でコトブキ学園の・・」 
 「優柔不断なお姉ちゃんを守る為に授業をエスケープして来たの。へぇ~なかなかいいボーイフレンドをパートナーにしたんだ」   
 「俺はマサラタウンのサトシ!こっちが親友のピカチュウだ。君は?」 
 「ピカチュ?」 
 初対面で、サトシは自己紹介を始め彼女の返答を待つ   
 「あ、かたじけません。私はヒカルで、ヒカリの妹なんです。宜しくお願いしますね。毎度、お姉ちゃんがご迷惑をおかけしてます」      
 
- スレ6-33
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/10 21:05:24
 
 「へ?い、妹?初耳だ・・。姉妹なだけに、外見はくりそつだな!」 
 「で、なぁに?授業をサボッて、また観光巡り?いくら地理が好みでも駄目よ」 
 「えぇ~、でも。授業が単純過ぎで、自主学か予習じゃないとはかどらなくて、だって私立の名門校に入学して、 
 近い将来に有望な専門校に入りたいし」   
 姉妹の雑談を聞き、髪型や瞳・手とかの外見が似てるが、性格や服装が少し違ってるなと思い、サトシはこう言う   
 「へえ~、顔は似てても、根本的な違いはあるんだな。しっかり者の妹で頼もしい限りだぜ」 
 「でも恋愛部門はすごくでしゃばるのよ?執拗さも半端ないし・・・」   
 「お姉ちゃんの彼氏候補は、サトシ、タケシ、ケンゴ、シンジ、ジュン・・・それからー!」 
 「馬鹿なシチュエーションしてないで、学校に帰った方がいいわよ?あるいはママに電話してお迎え+罰ゲームでも喰らう?」   
 自重や反省すら薄そうな妹に、ヒカリはグロテスク気味な発言をする   
 「うえ~、ママの罰は嫌~!今までトイレ掃除21日分、犬と猫の世話、おつかいに留まらずに、1ヶ月もおやつ抜きにされたんだよー?」 
 「アヤコさんも相当なおかんむりだな。で、ヒカルはさ・・・将来の夢って何だ?俺は世界一のポケモンマスターなんだ」   
 「私?えーとね、老後の人々の介護を管理するケアマネージャー!やっぱり、世界には年齢層を問わずに健康、幸福で平和に暮らせる人々があふれる世の中に広めたいの」 
 「へぇ!ビックウェーブのようなでっかい夢だな!応援してるぜ!」 
 「てへへ、ありがとぉ♪私、頑張るね」   
 未来に誓約した目標を悟り、盛り上げる2人にヒカリは・・・   
 「「夢かー・・・。あたしでもいつか叶えれるかな・・・トップコーディネーターに・・・ 
 前にアレックル大会でノゾミには完敗、アサルト大会にはシンジに負けたし・・・・」」   
 「やっぱり、あたしってコンテスト向きじゃ・・・・」 
 溜め込む脳波のメカニズムがきたし、つい本音を表に出す。するとサトシは血相変え・・・      
 
- スレ6-34
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/10 23:13:05
 
 「何、最悪な形で油を注ぐ、イメトレしてんだよ?まだ試合すら始まってもないんだぜ?」 
 「だって・・・。なら、サトシ・・・3VS3のバトルをして?少しでも致命的な欠陥を拭い去れる何かを参考にしたいの」   
 「ええー!お姉ちゃんとサトシ君のバトル!?デジカメ撮影をしなきゃ!審判と撮影役は私でー♪」 
 ヒカルは鞄からパナソニックの1900万画素台のデジタルカメラをだし、射影する構えをする。こうして2人の戦いが始まる   
 「じゃあ、使用ポケモンは3体、交代自由でどちらかが2体がノックダウンした時点で終了します。 
 では、先攻後攻を判定します。表か裏を決定して下さい」   
 「俺は裏で!」 「あたしは表で!」 
 「「おねがいします!」」   
 2人は一気投合して実況役の彼女に伝え、ヒカルはポケッチのコイントスの機能を使う。 
 チャリーンと鳴って、表の結果になる   
 「では、先発はヒカリ選手で、異論ありませんか?」 
 「ええ、全然オーケーです!それにレディーファーストがマナーですし」 
 「・・・・・・うん」   
 ヒカリの先発はミミロルで、サトシはヒノアラシを繰り出すのを確認し、ヒカルは合図の笛を鳴らす   
 ピィィィーーー!   
 「まずは飛び跳ねて、スーパージャンプしてから冷凍ビーム!」 
 「みみぃーーー!!」 
 凡そ54mの天空に舞い、そこからミミロルは冷気を吐き、それがヒノアラシを襲う   
 「空中戦で翻弄作戦で来たか、なら俺は逆に地中戦で対抗だな!ヒノアラシ、穴を掘っての防御に徹しろ!」 
 即座にヒノアラシは研いだ爪で地面を掘って、うまく回避をする   
 「どこからかはランダムね・・・。よし、けたぐりで全面の地を揺らすのよ!」 
 「みっみっみーーー!!」   
 ドッシイイインーーーー!! 
 想定マグニチュード7程の震度が地層に潜むヒノアラシに直撃する   
 「ひのおお・・・・!!」 
 「くっ、油断した。まさか、伝授技を序盤でこなすとはな。なかなかだな、ヒカリ!よし俺も反撃するか! 
 先ずは宙返しの爆転でスピードスターだ!」   
 体育会系の様な運動神経を披露し、星屑を渦巻きのように前方に飛ばす   
 「よし、チャンス!ミミロル、スカイアッパーではね返すのよ!」 
 「みぃーー!!」    
 
- スレ6-37
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/11 00:08:10
 
 「悪いな、ヒカリ。俺達の攻めはまだ終了してないぜ!いっけー、星の渦に入ってフレアドライブ! 
 そうこれが合体技のシューティングフレイムさ!」   
 銀河の如くに瞬く星が業火の炎を囲み、レッドとイエローの虹色光線を再現する。 
 「す、すごい・・・!咄嗟にこんな技を。あたしだって!耳をバネにしてスピンして!」 
 「お、やるな。次の次に連携する策だな。よし、次は転がる」   
 扇風機の様な速さでクイックターンし、間一髪回避をするが、彼はテキパキな指示で 
 次はF1の車のタイヤの速さに匹敵する速度でヒノアラシは転がって来る、これを鑑賞してるヒカルはノリノリに実況する   
 「これはすごい!勝敗が全く予測不能な白熱な激戦!狭き門でのステージの歴代になりそうな歴戦をしかとこの目に焼き付けろ!」 
 「受け止めてから、連続でドレインパンチ!」   
 「ひのぉぉぉーーー!!」 
 「みんみぃぃぃーーー!!」   
 押せ押せの力任せで攻め込むヒノアラシと、受け抵抗と同時にパンチングを施す一騎打ちの場面になり・・・・ 
 衝撃波の現象が現れ、2体とも爆風に衝突する   
 シュオオーーーン・・・ 
 「みみ・・・」 
 僅かな僅差で力負けしたミミロルが倒れ、土壇場にふらつくヒノアラシが五里霧中の煙から出てくる   
 「勝負あり、ミミロル戦闘不能。ヒノアラシの勝ち!」 
 「おっしゃー、まずは1勝!ガンガン攻めてパーフェクトを狙おうぜ!」 
 「ひの、ひっの~♪」   
 口笛で快調な軌道に乗るヒノアラシを高く、抱き上げ、サトシはそう称えた。 
 ヒカリは損傷したミミロルを膝元で簡単な傷薬のスプレーで手当てをしてモンスターボールに戻す   
 「お疲れ様、ミミロル。後はゆっくり休むのよ。」 
 「みんみ・・・」 
 (さすが、3回も公式リーグを経験しただけあって・・・・実力も潜在能力も上手ね。とにかく駆け引きや力量・技量差が圧倒的で、 
 力では確実に押し負けちゃう。タイプ相性を有効な方向に持っていったり補助技を丁寧に使ってかく乱するのが最低条件ね)      
 
- スレ6-57
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/12 21:58:31
 
 そしてある要塞基地では・・・黒マントの紳士がある暗号を解読中をしていた   
 「このアンノーンの形はアルファベットで・・・TOKUNIMIMIKIIKATONAMANIMOCHI 
 ・・・直せば、とくにみきいかとなまにもち。意味が分からん!」   
 「おやおや。ボスの分際で、んな子供騙しのトリックレベルも解けないのか?」 
 「ほお、なら君は100%解く自信があって言ってるのか?ああ!?」   
 どうやら、悪どさの知数は飛び級だが、推理的な思考は大の苦手の幹部、スギオだった。手下の部下に訂正な発言され、やけに逆ギレの様だ   
 「んな空耳な文章じゃ不適格さ。ヒントを言えば、それをもういっぺんローマ字変換して見ろよ。 
 ワープロソフトを使い、キーボードで打てばサルでも分かるぞ」 
 「むっ、待てよ。だとすれば・・SHINGETSUJIMA、新月島か!」   
 「ご名答。1世紀に2度、波止場の宿である謎の幽体が、ミオシティに住人に災いや悪夢を起こしたイビルアイホースの化け物と関連してるかもな。」 
 「ほお、なら急ぐか。その前に、ルビー君は。奴が不在だと、ワームホールでアブソリュートの無限回廊への空間へ行けん」   
 「彼女ならお散歩中ですが、非常事態とし外線に連絡しときますか?」 
 「ああ、それとアストソルジャーズもついでに派遣しておけ。早期準備こそが、先手を打つ基本だ」   
 答えを理解したボスは、ある計画を企てる。どうもナイトメアであるダークライの第4次元の能力と関係があるようで、 
 それを悪用して時空構造の位相幾何学として考えうる空間で何かをしようとしていた   
 そう、これは最大の過酷なシーソーゲームになる地獄と天国の狭間を揺らがす戦いの始まりだった。     
 そして、優等生のエリートトレーナーであるタケシ・シンジ・レイジは・・・   
 「で?実施場はどちらに?東欧式石木混造建築や教会っぽい建物しか見かけませんが・・・」 
 「昔の伝統を生かした場だ、見かけで判断するな。ブリーダーさんよ。」 
 「もうすぐさ、煉瓦の家の看板の宣伝によれば今回のテーマは省エネ、環境や食品質の問題らしいよ」    
 
- スレ6-59
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/12 23:54:38
 
 外国のイメージを持つ街頭で歩く彼らは、関東の環境労働省を本職とする 
 大学教授モルデンに会う為に、彼が居る会場へ向かっていた   
 「着いたよ。この50階だてのビルの27階の所で教授がおられるから、くれぐれも失敬な事はしないようにね」 
 「つーか、能天気な奴の説教は最も説得力ねえよ。ま、いい。」   
 自動方式の玄関に向かう兄弟をついていこうとした時、タケシの前にシンジの尻ポケからプラスチックのケースが落ちる 
 「こ、これは?このホルダーやパスポートは、コーディネーターしか持っていないはず・・・」   
 思惑と確信犯の中間な思いでその中身を覗くと、4つの瞬くリボンがあった。   
 (そうか・・・彼もまだコンテストがあきられない輝きを燈して。。。 
 でも一度打ち負かされた物はより強く蘇るもの。頑張れよ、シンジ・・・)   
 無口のまま、心で慕い。こっそりと彼のハンドバックに返す。 
 そして3人はエレベーターに乗り、指示ボタンで27階の字を押す   
 ウィィィーーン   
 「しかし、随分高層なビジネス会社らしい建物ですが、いつから設立されたんです?」 
 「確か、2003年の秋季だったな。このミオツザーツの組織を永遠の株価に 
 組織拡大する為に有能な従業員を雇用する必要があった。」   
 「その為に人件費・経営、電気や水道代、建築費の莫大なお金がかかるから 
 政府や自治体の方に協力して貰って完成したのがこのビルだよ」 
 「なるほど・・・。」   
 指定した階数に到着しチャイムが鳴り、3人はエレベーターから出ては、奥にある理事長室へ歩く。 
 すると待ちわびたのか、その本人が待機していた   
 「お、待っておったぞ。レイジ君・・・やや!?君は確か、昨年にカントーのJC杯の準準決勝で、 
 ガイアブリザードの演技を武器に、あのアヤコ氏と善戦したシンジ君ではないか」 
 「憶えて頂いてる様子で光栄です。今回は兄と同席する形になります。どうぞおてやわらかに願います。」   
 「遅刻してすみません。こちらは、昔はニビシティのジムリーダーで、現在はブリーダーで育成論・栄養管理などに詳しいタケシ君です。」    
 
- スレ6-69
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/13 23:08:08
 
 「タケシです。今回は生態系と汚染との悪循環の解消を主に、あなたの力になりたいと踏まえておりますので、どうぞお手合わせを」 
 「ほう・・・オールラウンドプレイヤーの方にも来て頂いて喜ばしい事だ。では、時間がもったいないし、室内に入りなさい」   
 3人は教授に導かれ、入室した。中は、医療・科学・地学・宇宙・子育てのテキスト書や難しい本の本棚、 
 最新版のOSのエディションが搭載したパソコンが置かれていた   
 「おじゃまします・・・。あっ、このデスクトップに、ウィンドウズセブンのアルティメットを導入したんですね。」 
 「うむ、その通り。ヴィスタだと古いアプリケーションが不安定したり、動作がしない困難があった為に、 
 高性能のCPUを生かして、最高峰のソフトにアップグレードしたわけじゃよ」   
 「VISTAはXPから乗り変えるユーザーがたかが知れてましたとお聞きした事はありましたが・・・ 
 セキュリティ以外の機能の過剰搭載で重いとかが主要で、それをバネにMicrosoft社が開発したOSですよね」 
 「XPモードを使って、旧式のデータや、アプリを使えなくなる事を防ぐ為や軽量化で 
 より本体をスムーズに動作させて、作業を効率化にする為ですね?」   
 タケシやシンジが、特長や機能の概説をしながら、教授にそう尋ねる   
 「さすがはタケシ君に、シンジ君。そうPCは近代化で普及する身近なもの。 
 だから誰にでも使いこなせるよう、シンプルで簡潔なものでならん。オッホン!ではそろそろ本題だ」   
 あるカリキュラムの指示書を机の引き出しから運び、着席する3人にホッチキスでとめたその書類を配る   
 「こ、これは・・・ 水俣病やイタイイタイ病の公害が問題になった事件をまとめですよね?」 
 「うむ。1900年代の前期から半ばには、工場の製造とかが普及しつつあった。だが、 
 排気ガスや廃棄物の処分等などで川の汚染とかで、人々の健康を損なう事態に発展したのだ」   
 タケシが、他に四日市喘息・新潟水俣病などの事項をレポートとしてピックアップした用紙を見て、そう聞かれ 
 教授が実態を説明する    
 
- スレ6-70
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/14 00:07:09
 
 今頃、スリーバトルに健在中のサトシ達は・・   
 (やどりぎのたねやどくどく・のろいでじわじわ弱らせたり、天候を変えて、 
 ソーラービームを即座に撃つ、かみなりを必中させたりとかあるけど・・・サトシには隙がないし)   
 戦いのバリエーションを考えうるヒカリだが、打開策とし策士に溺れかけていた。そして結局、炎に有利なポッチャマを繰り出す   
 「ポッチャマ、出ておいで!」 
 「ポッチャ!」   
 「へぇ、そう来るか。でも俺達はこんなハンデで不況なピンチも乗り越えてきたんだ。 
 行くぞ、ヒノアラシ!えんまくで攪乱作戦だ。」 
 「ひっののぉ~!」   
 灰色の煙が大気中にもわーんとただよい、視界が悪くなりかけたが彼女は 
 冷静沈着かつ大胆な指揮をし、鋭き嘴攻撃でうまくフルボッコに追い込む   
 「今よ、ドロップターンして、連発でドリルくちばし!」 
 「ポッチャアアアア!」   
 ドドドドド・・・・バキィィ!! 
 「ひのぉぉぉ・・・!!」 
 「し、しま!?裏目に・・・。おし、ヒノアラシ、猛火でバーニングフェーズで行くぜ!丸くなり、オーバーヒート!」   
 背のやる気の炎が摂氏700℃まで上がり、バーナーの様にメラメラと燃え、強烈なファイアブレスがポッチャマに襲いかかる   
 「回転して、ハイドロポンプで対抗よ!」 
 灼熱のフレアと、洪水が2つに相殺され合い・・・押す、押されるの互角のステータスになる   
 「ひのぉぉぉぉーーー!!」 
 「チャァァァァーーー!!」   
 「いけぇぇぇーーー!!」 
 サトシが雄叫び、その同時にヒノアラシがプロフェショナルなアナドレリン精神を超え、 
 更にパワーが増幅し、完全にハイドロポンプをかき消す   
 「す、すごっ・・・。常識的なら火は水で消せるのに、それをくくって・・・。 
 やっぱり、サトシはすごいよ!ポッチャマ、渦潮でプロテクトバリアよ!」   
 アクア状みたいなベールで防護して、ダメージを無効化にする 
 「ふっ、すげえのはヒカリもだろ。さすが、スモモさんとの初ジム戦を経験した事だけはある。最高だぜ! 
 だが、容赦はしないぜ!次に、穴を掘る!」   
 「ひのぉぉ!」 
 スコップの様に地を掘り、地下に潜る。姿をくらませた、そしてヒカリは水鉄砲の指示を出すが・・・    
 
- スレ6-71
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/14 20:44:28
 
 2人が真剣な中、ミミロルは・・ヒカリのリュックから、林檎にキウイとミニナイフを取り、 
 カット調理をしてピカチュウに御裾分けをする 
 「みみ♪」 「ピッカチュ!」   
 小腹空きのピカチュウにはグレイトなタイミングだった様で大喜びだった。そして、2匹で和やかに2人の観戦をする   
 「さぁ、アグレッシブな熱戦です。ギャラリー達も黙らす程の熱烈の攻防戦も中盤にさしかかります!」 
 ヒカルはリアルタイム中継にマイクで盛り上げる   
 「ポッチャマ、バブル光線を周辺に蒔いて守備体勢して!」「ポチャ!」 
 水滴の粒でブロックバスターをしてヒノアラシを退け、地面に叩き落とす   
 「ひっのぉお・・!」 
 バッビィタン! 
 「ヒノアラシ、平気か?よく踏ん張えたな。後はゆっくり休んでくれ」   
 日陰の椅子に避難させ、傷口を消毒する手当をし・・継ぎ手をタクティスを組み立て 
 「水には電気、おっしー!ピカチュウ、君に決め・・」   
 人差し指で指名したが、ピカチュウはミミロルに膝まくらで安眠され、トホホと困った顔でしていた、 
 彼も納得顔で2番手を決め、浮き袋をチャームポイントのポケモンを出す 
 「・・・やむ得んか・・なら、ブイゼル!ゴォ!」 
 「ブウィィーー!」   
 「相性がイマイチなら、補助効果の運に期待するしか。ポッチャマ!三角飛びして上から冷凍ビーム!」 
 「ポッチャアァア!」 
 スパイダーマンの様なトリッキーな動きで家と建物の間で飛び移り、空中から技をかます   
 「フフ、それを待ってたぜ。ブイゼル、高速移動でソニックブームを強化!冷却の風向きを変え、アクアジェット!」 
 「あ、あれは。たしかミクリカップで完成させた・・」   
 勝利を確信した笑みで、臨機応変な指揮をして、ブイゼルはサイクロントルネードの様に真っ向に突っ込む 
 「おっしゃあぁ、氷のアクアジェットの成功だぜ!」   
 宿った噴水から六角錐の水晶体にガラリと変わり、ギュルルンとドリルの様に回る。 
 周辺は南極の様な冷たさがただよっていてクリスタジーを実現し、観客も注目して客寄せパンダな的になっていた    
 
- スレ6-73
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/06/15 19:25:52
 
 「すんげー、あんな逆立ちなやりづらさであんなマジカルな芸当ができるのか?」 
 「非常識な斬新から生む、ビューティフルな透けた演出はすごい!」   
 「まだまだよ!ドリルくちばしで縦回転して衝動に備えて!」 
 「ブルゥゥー!?」「ポッチャ!?」   
 ドドドドドド・・・・!! 
 氷点下の氷柱と、プロペラの様な強烈な回転で、2つの摩擦で地割れ現象が発生したが、ひるまずにヒカリは切替指示をする   
 「ハイドロポンプでリベンジよ!足元をすくって、転ばせて!」 
 「ポッチヤーーー!!」   
 滝と同等な猛攻で、解凍させたブイゼルの踵を狙い転倒させた。ひざまずく姿を見て、少し歯をくいしばって焦燥する 
 「くぅ・・・。少しリスクを伴ったか。だがくじけないぜ!ブイゼル、地面に水の波動!」 
 「ブルルウゥうーーー!!」   
 「たるみ状態から復帰する前に追撃よ!渾身パワーでドリルくちばし!」 
 「チャアァぁーーー!!!」 
 バウンドしてコンクリートに水をぶつけ、宙に浮くブイゼルを追加攻撃をしかかり。。だが、彼は計算通りだったと得意げな顔する   
 「そう来ると思ったぜ!急降下して、びしょぬれにした地面にめがけて、4方角にアイアンテールを連射!」   
 尻尾でバシバシと連続で浸水した水に叩きのめし、アイボリーカラーのミストな蒸気が2匹の間にくらませ、両者は無法備な状態になる 
 「しまった、これじゃ迂闊に攻めはカウンターが喰らっちゃう・・。ど、どうしよ・・」 
 「ブイゼル、水の波動を出し、ソニックブームの風圧でそれを撃て!これが強化版のアクアスクリューだ!」   
 背後から、ウインドバレットの猛威でパワーアップさせた、気功の刃がポッチャマに直撃した、 
 更に追加効果にて混乱状態でフラフラになり、ヒカリは蹲る   
 「ポ?ポチャ?」 
 「し、しっかりして!ラムの実やキーの実も持たせてないし・・・そうか、交代すれば!」   
 「よし、ありったけの力でかまいたちで決めろ!」 
 「ブウィィルルゥゥーーー!!」   
 だが即断が遅れ、チェンジ前にナチュラルなストームが余儀なくポッチャマの急所に当たり、ばたんきゅをしてしまう。 
 そしてヒカルは勝敗チェックを告げ・・・ 
 「ポ・・チャチャ~~~・・」    
 
- スレ6-145
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/07/13 22:34:56
 
 「あはは、負けちゃった。サトシ、氷のアクアジェットすごかったよ。」 
 「ヒカリもミステリアスな水の操り方には正直手こずったぜ。またやろうぜ」   
 互いが互いを認め、ガッシリと握手をした。近辺は映画祭の様な戦いっぷりにマス・コミュニケーションの業者や記者で路上が混雑な状態だ   
 「君達、ワンダフルな対戦だったね。もし、休暇中でなければポケモンコンテスト サーカス大会に出て頂けぬだろうか?」 
 「先程のバトルにおけるコメントを是非とも!」   
 「あっちゃー、街道沿いで少し派手にやっちまったな」 
 「そうね・・。なら芸能人の肩書きを利用した引き寄せ作戦で打破よ」 
 「でもお姉ちゃん・・どうやって?」   
 「フフ、ネタなら星の数程あるよ。あっ!あっちの踊り場に、韓流スターで有名な韓国モデルの人がいるー!」 
 (んなで誤魔化せれるのか?)   
 韓国でも有名と知れるペ・ヨンジュンやイ・ビョンホンのポスターを皆に見せ、大声で高らかに言う   
 「な、何!?こんな田舎でも来訪するのか、みくびってた!」 
 「サ、サイン貰わねえと!ほんのごくまれでしかお目にかかれん」 
 「わ、私はファン会員No.が77777だけど?このファイブセブンこそが運命共同体を結んでるのよ!」 
 「オッホッホ!私は一般は勿論、イベント・Web・期間限定のアイテムもコンプリートしてるわ!」   
 ギャラリー達はすたこらさっさと、彼らが居そうな方へ走る。   
 「ねっ?容易いでしょ?自分がハーレムに似た感じに遭った時は有名人の話すれば逃れるわよ」 
 「ま、結果オーライだな。若干荒っぱれな解決策だけどな」 
 「さて、動物見学の続きよ。メインイベントはまだまだこれからよ」   
 ぐぅ~!   
 と彼の腹の虫がド派手に鳴く、どうも対決でカロリーが急激に消費したようだ 
 「バトルしたら腹が空いた。何か食べようぜ?」 
 「ダメよ、数分前にアイスクリームを間食した所でしょ?太るわよ」   
 「だって~、暑いし・・スタミナが奪われる~」 
 「もぉ!世話かかるわね。はい、キットカットとオレオのミニセットあげるから。もう少し頑張って」    
 
- スレ6-146
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/07/13 23:12:36
 
 「OREO」「KitKat」と書いたイメージ写真の小包装をサトシに渡す   
 「ヤッホー、サイコーに感謝だぜ!バグバグ・・元気モリモリ100%だ。」 
 「さあ行こ?時間が勿体無いよ。」 
 彼の手を引っ張り、イルカやラッコ、熱帯魚がいる海遊館へ連れていく   
 「綺麗ね~、鰒や蟹達が蒼さとプクプクと鳴る泡の音の中で奏でてるよ?サトシは海や川とか好き?」 
 「海水浴とかの海辺で、貝拾いやサーフィンしたら面白みあるよな!」   
 「真面目に答えて?ほら海とか眺めてて何か感じない?」 
 「海はさ、地球の7割くらいが割合だよな?もしかしたらさ、海は人の流した涙だから・・しょっぱいかもな」 
 「・・・・」   
 「「た、確かに海はしょっぱくて・・見てて切なくもなる。そうかもしれない・・ 
 昔、人間たちは戦争とかで凶器や拳銃で傷をつけあった時代があった。その時の人の涙かもしれない」」   
 ドックン! 
 何だろ?このざわめき、今日は運命が大きく変化する事件に鉢合わせになりそうな気が・・・   
 「ヒカリ?おい、ヒカリ?顔が真っ青だぞ、大丈夫か。もししんどいなら医務室に・・・」 
 「ううん、大丈夫。ちょっとね・・・」   
 イカ・カニ・クラゲ達が潜水ウインドウの中で泳ぐ姿のバックで、酔った感じのヒカリを見て彼は心配して、自分のジャケットの上着を彼女に着させる   
 「きっと、外の高温と水族館の低温の影響差による反動で、寒気が感じたんだな。ぬくもるまで着せろよ。俺は暑がりだからシャツ1枚が丁度いいんだ」 
 「ありがとう、サトシ。優しいね・・、なら心に甘えて借りるね。あっ、あのサメが何科の名称か分かる?」   
 「えっと、実物と、学校で習った教科書のと比べて・・・確か、世界中の熱帯・亜熱帯・温帯の表層海域に広く分布する。 
 動きは緩慢であり、基本的には人にとって危険性の低いサメって習ったのは覚えてるけど・・・えっと」   
 「ジンベエザメよ?テンジクザメ目ジンベエザメ科に属する濾過摂食性のサメ。 サメとして軟骨魚類として現生最大だって知られてるみたい」 
 「ああ、そうだった!体長は平均13.7mでデカブツ系だったな。一回背中に乗ってみて、世界一周旅行したいもんだな!」    
 
- スレ6-193
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/07/29 23:35:49
 
 「今年の夏は暑い、サマーフェア」 
 35℃の炎天下で、うちわを持つサトシとヒカリが来る。   
 「掲示板のみんな!今日も元気にポケモンをゲットしてるか?」 
 「今回は少ししたニュースを発表しま~す!それは、8月から9月の期間中にて 
 本編の更新頻度をペースを少し早くすることなの」   
 「俺らにくらます黒い陰謀・・・古代迷宮の鍵を握るワームホールの正体や・・・」 
 「シンジとママ(アヤコ)の全盛期な激闘の話・・・あたしがサトシ達のパーティーから 
 一時撤回する・・・黒幕のスギオさんとラフ二ールの魔竜の繋がり・・・3大神器の謎・・・」   
 全ては本編で全てが明らかに。勿論シリアル系のみではなく、まったりしたほのぼのな話もあり? 
 宣伝のしめくくりに2人は同じセリフでハモって、ピカチュウとポッチャマがハイタッチをした。   
 「「みんなもポケモンゲットでだいじょうぶ!」」 
 「ポッチャ!」 
 「ピカピ~!」  
 
- スレ6-208
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/02 20:20:14
 
 「すげー、向こうにはアジ・フグ・鮭とか居るぜ?折角だし、記念撮影しようぜ」 
 「うん、滅多に来れそうにないし。あの~すみません、撮影して貰えませんか?」   
 と水槽の望遠鏡に付近に座る茶色の髪した女性にデジカメを渡す 
 「あら?ヒカリ!久しぶり~」 
 「てかハルカじゃん!ご無沙汰だな。確かリッシ湖のカーニバル祭以来だっけか?」 
 「サトシ達がいるって偶然ね~。金蘭之契な絆かも!」 
 「ヒカリさんだったかな?初対面だし、紹介するよ僕はラルースシティの出身シュウ。話は聞いてるよ、ミクリカップでハルカのグレイシアを敗った事を」   
 緑髪で見た目がポーカーフェイスであるシュウが清い挨拶をした 
 「はい、バラードの貴公子シュウさんに存じて頂いて光栄です。ハルカ達も観光に?」 
 「ここの名物のべっこう飴は格別なのよ~、折角だからシュウも誘っちゃったって事♪」 
 「美しくない人の話はともかく、君達がこの山奥の荒野に訪れたって事は、やはりポケモンコンテストサーカス大会に出場をするからに違いない」   
 薔薇を翳し、探偵の様な感じで推測をするシュウに対し、口ごもった挙句のサトシらはこう返答する 
 「いや、推薦されたが・・・俺はバトルこそ本職だし・・・パスだぜ・・・」 
 「あたしも仮に、主催者の勧誘受けだけど・・・でも今は調整中だし、どうしようっかって悩んでるけど・・・」   
 「ヒカリもサトシも出た方が面白いわよ?出てほしいかも!」 
 「僕も歓迎する、両手の華たちは僕の眠った無限を目覚ましてくれる最高のライバルだからね。で、シンジ君は?彼も出るんだろう?」   
 彼に疑問を問われ、ヒカリは低頭平身な姿勢で遊刃余地に答える。 
 「シンジなら、農林水産省・・厚生労働省だっけ?とにかくこのテーマパークの開拓者や友達と何らかの会議に行ってるよ?本人は出るって聞いたけど」 
 「はっは、みんな頑張れ!俺は影ながら学生服で旗振って全力で応援するぜ!」   
 「ふっふ、サトシも出なきゃ、後で天罰な洗礼が浴びるかも~」 
 「ええー!そりゃないだろ・・・仕方ないな、その代わり・・・俺の演技を見て笑わないって約束するなら出てやるよ!」    
 
- スレ6-209
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/02 20:30:19
 
 「緊張しなくてもサトシも経験者だから大丈夫とあたしは思うよ?」 
 クロスオーバーな感じでクリーンナップな好敵手が総出演する話題の盛り上げで動揺する、上手い具合にはぐらかし気味に 
 サトシが言うと、ハルカが笑顔で恐喝(?)に脅され焦るが、気持ちを和らげる様、ヒカリが太鼓判を押した   
 「これが、イソギンチャクで、このプックンとした体型がトラフグって言うのさ。」 
 「フグ系は内臓に猛毒が宿る為に、危険物取扱者の中で処理できる人しかそれに関する料理に就けないらしいよ」 
 「サトシ、ちょっと!」 
 「何だよ、ハルカ?」   
 2人が解説者の様に、話に釘付けの隙に・・ハルカが消火器に近い床までサトシを誘導した 
 「ヒカリがサトシの服着てるけど、もうそんな関係まで行けたの?」 
 「はぁ?俺はただ寒げで顔色の悪いヒカリを温めた方がいいと思って」 
 「2人で何コソコソ話してるの?」 
 「うふふ、こっちの話!あまり気にしちゃダメかも~」   
 ラブコメディー気味な展開になって若干呆れ顔のシュウが本題に移す 
 「やれれ・・冷やかしは自由だけど、肝心のコンテストに向けたリハーサルはしないのかい?」 
 「あはは、うっかりしてた。ついサトシのツンデレした反応を見るのが楽しくて」 
 「んだよ・・結局は人をおじょくってたんかよ・・暇人だな・・・」 
 「さて、ワンダーフィーバーはまだ序ノ口よ。次は、ラブカスを背景にタブルデートの記念撮影よ!あれ~?ミミロルだっけ、撮影役お願いね!」   
 聞く耳も無しで、ニュアンスな感じで手を繋ぐぶっきらぼうな雰囲気を持つ2人の姿をミミロルを使って、愛用のau携帯にて撮影をさせた。 
 「きゃわーい!ラブラブかも~♪永久保存版として必須ね!バトルオタクなサトシが交際や逢い引きできる恋女房を作るなんてスミにおけないかも!」 
 (恋のキューピッド役なつもりが、でしゃばり化してるのは僕だけかな?)   
 「俺にはさっぱり意味が・・てか承諾無しに撮ったのか!?」 
 「は、恥ずかしいよぉ・・一応プライベートだし・・他人への見せびらかしは程々にしてね・・・」  
 
- スレ6-210
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/02 20:40:39
 
 「さあて、話を切り替え、次は外で遊びほうけるわよ!ミクリ様からの折角のフリーパス券だし、使い倒しに満開しなきゃ損よ!」   
 恋愛フラグ立てですっかり本来の事をすっぽからす調子にサトシはやれやれな感じだ。そして水族館の出口へ向かう、シュウはシンジに闘争心を燃えたぎった様だ 
 (リーダー格になる傲慢さは・・まあ僕はサーカス大会でアイツに勝つ事しか考えてない)   
 「「アヤコさんだけでなく、サオリさんやロバートさんとも胸借りずに乱打戦でない、あんな真剣で熱く戦えるシンジと!」」   
 「てひひ~、2人とも恋する同士ならボディタッチや手は繋がないと!」 
 「え、こいって・・魚の鯉?いいな~、なんか魚介類の懐石料理を食べたくなったぜ」 
 (やれれ・・彼の鈍感さが数十年も継続すれば結婚はあえぐだろうね)   
 ハルカは恋愛贔屓な考えで、2人の距離を縮め・・手を繋がせた。シュウはサトシの鈍感っぷりに溜息をつく   
 ((サトシの手って大きめも小さめでなく・・何だかキュンとする・・))   
 「ひかりぃ?愛想良く、無闇に乗らなく・・」 
 ((けど・・小さくて柔らかさなツヤ感のあるポッカポカなその手は・・))   
 2人は不手際な行動で、つい頬が照れる。それは友達以上、恋人未満な感じだ。すると天井から亡霊しき魂と声が響く 
 「アナザースぺースか・・・平行世界の境目に奴はいる。奴を我がものにできれば・・・そう 
 ゼクロム・レシラムがいる!そうあのアルセウスすら軽々超える超絶したパワーが・・・カッカッカ!」」   
 水槽の最深部に、不気味な黒マントの男があざ笑う・・怪盗紳士の姿に変身して瞬間移動して姿をくらます。 
 「だ、誰だ!?」 
 「どうしたの、シュウ?怖い顔して・・・」 
 「ミュウかメタモン?いや・・・まさか、今のはイリュージョン?あの大震災の再来なのか?」   
 「俺も何か異様と思ったぜ?確かその2体の変身はポケモンの形態である範囲内ならできるけど、人間から別の人間まで化けることって出来たっけ?」 
 「サトシ、やめてよ・・・」   
 ブラックに靡いた闇が、4人の心に不吉な予感が湯気のように漂う・・・一体正体は何だろうか?    
 
- スレ6-211
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/02 21:00:25
 
 「ゾロアーク?あの子達と戦いますの?病弱な白血病みたいな4人に見えますが・・・」 
 「グググィルルルル・・・・」   
 「ふふ、私の王子様がターボブーストを解禁なさったのは30年以来ですわね。さて、 
 そのくだらなき大会の破滅でもなさいましょう。さあ、ムクホークに変身なさい」 
 「ぎぎぎぎぃぃあああ!!!」   
 新特性の「イリュージョン」によって、全く違ったポケモンに変化させ・・・ルビーとともに会場に向かう・・少女の野望は一体。 
 一方、優等生らと教授は、環境問題は何故デマがすんなり通るかのテーマの懇談中のようだ   
 「報道で、地球の温度が数百年前より5度上昇し・・南極の氷まで溶けたと公表したのだ」 
 「しかし、海面上昇とかで大陸が失うとかって言いますが・・・真実は「事実」とは言い切れない事もあります」   
 ?二酸化炭素を主因とする温暖化を疑う意見(気温の変化の方が先に起こっている、水蒸気が原因である、など) 
 ?モデルと実際の気候の不整合を問う意見。 
 ?太陽活動の影響、宇宙線の影響、地球内部の活動、磁気圏の活動などが原因である。 
 ?地球は温暖化でなく寒冷化するはずである。 
 ?自然要因の方が大きいはずで、人為的ではない。 
 ?南極の一部だけは気温が上昇していないから、水蒸気が増えてもそこに降雪が集中するはずだ。 
 ?予想に用いる気候モデルの信頼性が十分でない。   
 「とかが今までの研究家に挙げられています。ですから、答えを導くにはまだ早いでしょう」 
 「自分のシンジと同意見です。宇宙は広く・・・全ては謎めいています。これを全て解明するのには私達だけでは実現が不可能でしょう・・・」   
 「そうだね、確かに調べれば調べるほど、なるほどとひらめく謎はありますが、その載せられた情報の全ては正しいとは言い切れません。 
 もし間違っていれば、どこで勘違いしたのか、と余計に再検討する手間やコストも増幅しますよね」   
 論文を一括にした指示書を見た彼は意見を言う、他の2人もディベートした。断念した教授は、ブルーレイディスクを用意し、PCドライブにセットをした  
 
- スレ6-212
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/02 21:40:08
 
 「うむ・・・なぜ、環境問題は嘘がまかり通るのかが謎だな。今回は保留にしておこう。 
 そこで、このムービーを閲覧して頂きたい。50年前に港街での波止場の宿での現象を再現した物だ。」   
 「我らは遠きエンペラー星から到来した帝王の使徒、ラフニールである。我らはこの地球のある法律を忠実に、自らの能力を示すと誓おう。 
 それは「戦争」!1900年代前半の時代、人間は陣地の権威で、クーデターを起こる歴史があった・・・頂点を決める手段であろう? 
 戦争において私を撃退できぬ限りは・・・この地球は滅ぼし、汝らを存在させん!」   
 一見は生身の女性でくらます描写から・・真紅のドラゴンに姿を変え、戦意布告をする映像がくっきり移る   
 「50年前にある若き1人の英雄とライチュウの黄金バッテリーの活躍で、遺跡に封印した。だが、近況によれば・・・ 
 何者かが、ラフニールを蘇らせす野蛮な研究をする者がいる噂だ」 
 「事実あれば事態は深刻ですね。即刻手を打たねば、氷河期よりタチが悪い災いをもたらす時が来そうですね。」   
 ヘルファイア・ドラゴンファングで民間人をなぎ殺す動画を見て、レイジはふっと回想をした。 
 「・・・魔界の門だね。そこのラスボスだと、神話で聞いた事があるよ」 
 「魔界の門とは、魔窟と第4次元でできた巨塔。中にはおぞまじい聖域、罠・野生のダークポケモンがわんさかある噂だ。だが、 
 そのダンジョンはある適格者にしか見えず・・中に入れんらしいがな・・・」   
 「噂によれば、その容疑者が身近に身をくらまして、悪巧みをしてるらしい。おまけに計画的な犯罪をする共犯者もいる・・・。 
 てなワケで、危険を承知だが、それを牽制する部隊を設けたい。力を貸して貰いたい、報酬はそれなりに支払おう」 
 「給料は二の次です。なら俺は兄貴とサーカス大会に参戦して、不審人物がいねえかを調べてみます。 
 ギャラリーも人ごみな過密する場だと、犯人が紛れてる可能性だってゼロとは断言しきれません」   
 「なら自分は暗中模索ですが・・路上か交差点などで、怪しい人物もしくは関連者がいるかの把握をします」 
 3人は役割分担を即決し、教授は謝罪で詫びながら、健闘を祈っていた  
 
- スレ6-213
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/02 22:06:54
 
 勉学の優等生組達は、命綱のない死の生の境界線に纏わる任務を託される。それを未知なサトシ達は・・・   
 「あれって、ジェットコースター!乗りたいかも」 
 (てか、何故遊園地っぽい物があるかが僕には理解できないね)   
 ウエストポッチを腰にぶら下げて、探検隊気分でいるハルカが次の目的地に指をさす。 
 「空腹で力がわかない!飯にしようぜ」 
 (ねぇ?サトシ?ハルカって昔からああいう性格なの?) 
 (ああ。不具合な件だと理不尽な意見出しときながら、自分の好きな事ならとことん付き合わせるんだぜ?) 
 (9歳の時に、プロモーションビデオで見た時はおしとやかで優しそうな姫に見えたのにな。でもミクリカップの当時は食べ物の事が・・・)   
 「(奥の手だ、仮病でも・・・)いただっ!腹がいてぇ。少し用足しに行ってくる!」 
 「うふふっ、逃げようたってそうはいかないわよ~♪脱走作戦はバレバレかもー」 
 (す、鋭い!) 
 腹痛のフリで逃走し、飲食店に行こうと行動するが、先を読まれ・・彼はげっそりな顔して慌てる   
 「確か・・あのジェットコースターは、米国のシックスフラッグス・グレートアドベンチャーのキンダカ、 
 最高時速206kmで高さ139mをモチーフにして建設させたから、並大抵の人向けではないようだね」 
 「そうよ、シュウ!2006年現在、世界最速・最高高度・最大落差を誇るあまりにも有名なギネスコースターで、 
 それまで世界一だったシダーポイント「トップスリル・ドラッグスター」を抜いて、世界一のコースターとなったものに挑戦したいと思わない?」   
 「君にはビクリもしないと僕は確信する、けどきちんと別の人の気持ちを尊重すべきだよ」 
 センチメンタルな風貌を出す彼は薔薇をハルカに出し、ハーブの香りで興奮した感情を落ち着かせた   
 「・・・少し、調子に乗りすぎたみたい。ごめんね、みんな」 
 「さすが、癒し系のケアの持ち主である秀才シュウさんね・・・。あはは、あたしもお腹鳴っちゃいそう・・・」  
 
- スレ6-220
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/03 23:57:13
 
 やがて4人は煉瓦や、花に囲んだ「Restaurant」の看板が目印のファミレスに辿り着く 
 「ここは「三ツ星」のスタッフコックさんのみ雇用をしない1流のレストランみたいよ」 
 「何でも原材料にもこだわりが強みで「解凍」「冷凍」「外国産」の原料や添加物、着色料、 
 トランス脂肪酸などを使わず天然さで勝負が持ち味らしい」   
 「おぉ~、チキンライスある!肉も大量そうだし。おっしゃ、バシバシ食うぞ」 
 (ミネラル水とかの健康促進な料理でも、早・大食いのサトシには意味ないかも) 
 (た、確かにそうね・・) 
 ラーメンやカツ丼を次々にたらい上げ満腹状態のサトシを予想したハルカとヒカリが汗をかき、そう思う   
 ・・・ 
 「おっ?ドリンクコーナーも?太っぱらだな!カルピスにジンジャーエールにコーラ・・すげえ!」 
 「はちゃぐより席を探すのが先決よ、サトシ。」 
 シュウはフロア全体を隈無く把握したが、空席はほぼ無いようだ。要は好評絶賛で混み合う感じだ   
 「ほぼ満席だね。まあ昼12時なら無理もないよね」 
 「断じて許せないわ、乙女を退け者にして。ギャースカ、円満に楽しむなんて!」   
 目がメラメラして、今にもマグマが噴火しそうなご立腹な様子だ。サトシはタナボタに空席を発見する 
 「お、グッドタイミン!ペア用の席が・・」 
 選択肢、誰と座る?(注意:シミュレーションゲームではないよ(汗)) 
 1:ヒカリ 2:ハルカ 3:シュウ   
 「よし、気が合うヒカリを誘おう!おーい、ヒカリ!一緒に座ろうぜ」 
 「あたしでいいの?でも、ありがとう。3人の中から選んでくれて」 
 「かしこまらなくてもいいぜ?何かとヒカリとゆったり会話したかったし」   
 ・・・・・ 
 「ようおこなして、私はフロントのタナベと申します。お知り置きを。 
 メニューがお決まりになればインターホンを押して下さい、では失礼します」 
 消毒液配属のナプキンと水を机に置き、エプロンと三角巾を着た彼は厨房に行く   
 「和風、洋食、イタリアン系・デザートとかがあるみたい・・」 
 「サラダやスープのサブや定食も豊富だな。涎が出ちまうぜ」  
 
- スレ6-221
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/04 00:02:29
 
 互いにレシピ表を貸し合いっこする2人だが、彼は5分後に即決即断する 
 「オレはオムレツ大盛と、ガーリックとオニオンのステーキに決めた!ピカチュウも食おうな!」 
 「ぴかぴ~!」 
 「こ、こら!ダメだろ・・ったく」   
 ケチャップに興味があるようでその調味料をペタペタ触るが、直々に回収して元の棚へ戻す。彼女は未だに迷う模様だ・・ 
 「う~・・悩んじゃう。そうだ、ポッチャマは何がいい?」 
 「ん~~、ポチャ!」   
 「明太子のパスタと・・オクラと山芋のネギトロ丼がいいの?なら、それにしよっか。 
 ねぇ、サトシ。別途180円でジュース飲み放題も注文できるけどどうする?」 
 「勿論、頼むぜ!あの30種類近いジュースでこの安さは滅多にない」 
 「なら確定ね。後はベル式のボタンを押して注文ね。」 
 小学の低学年の様に目を輝かせ、ウキウキと答え。再確認したヒカリがチャイムを鳴らす   
 今頃、ハルカとシュウは・・・ 
 「ふぅ~、漸く座れた!レディを立たすな放置なんて最低だったかも~」 
 「キレる行為は美肌の大敵だよ。特別大サービスで今回はおごってあげるから、機嫌直すんだね」 
 「へぇ~、本当?わぁ、シュウ~大好き!」   
 こみあげくテンションで店のど真ん中で抱擁をした。他の客にギロリを睨まれ、 
 彼は汗だくに焦り、グランドメニュー表をハルカに渡す 
 「人盛りの場で・・まぁいい。とにかく何にする?」 
 「どれっ・・えっ、宮崎牛の肉をたっぷり使用、冷しゃぶのサラダ。うん、夏にはあっさり系が最適ねぇ・・」 
 「・・グリーンリーフ、ベビーリーフ、サニーレタスやトマトと果物がクロスオーバーしたミックスサラダか・・他は」 
 「鮭・貝柱・海老の魚介類を生かしたシーフードシチューとか・・・」   
 2人でサンプルの具材や価格等を見てると、匂いのあまりに涎をジュルと垂らしたゴンべが出てくる 
 「ご~ん、ご~ん♪」 
 「もぉ!貴方はダメよ。後でポロックを大量に作るから我慢なさい!」 
 「時折は盛大な贅沢三昧ってのも、いいはずだよ?君をGFに導いた一員だしさ」    
 
- スレ6-222
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/04 00:10:53
 
 彼の台詞に感涙し、シュウの頬を舌でペロペロと舐める 
 「はは、やめろって~。くすっぐたいだろ~」 
 「ゴンべはシュウの事を気に入ったみたい!う~んと、サツマイモ・ジャガイモ・南瓜・人参・アスパラガスの温野菜セット・・迷うわね・・・」 
 ・・・厳選した末に2人が選択した内容は、ズッキーニ&アボガドのオイスター焼き・鮭とポテトのチーズグラタンやフライドチキンを注文したようだ。   
 「肉系は加熱処理に手間どりが必須だっけ?待つ間はドリンクバーで暇つぶしだ」 
 「うふふ、サトシ。硝子コップとストロー忘れてるよ。あと、2人とも留守番お願いね」 
 「ぴかちゅー」 
 「ポチャ!」 
 「いっけねー。さて、最初はメロンソーダから!ん?」   
 セルフサービス方式で、ミネストローネ・クラムチャウダー・プーアール茶・エスプレッソが並ぶコーナーへと行く。 
 サトシはプッシュキーを押すが、いっこうに出る気配が無さげな模様だ 
 「げっ、これは人気殺到で切らし中か・・」 
 「あたしが店員呼んで補給して貰える様に頼もうっか?」 
 「いや、夏休み中の人手ピークで・・接客や料理運びで多忙そうだしさ。」 
 「ならあたしが代わりに言ってあげる。あの~すみません~」   
 希望の炭酸飲料がなく困惑する彼にヒカリはシャキとしたイケメンそうな店員に声をかけた 
 「いかがなされましたか?」 
 「店舗の業務がわんさかでお手数ですけど、メロンソーダの残りがゼロなので補給して貰えますか?」 
 「不快感を与え、大変申し訳ございません・・直々に飲料管理倉庫から補充させて頂きます。少々のお待ちを」   
 ペコリと頭を下げ、迅速な応じで混雑の中で、倉庫に行く 
 「ヒカリ・・・」 
 「全員がニコニコしてハッピーじゃなきゃね!好きな人には寧ろ、そう願いたいから♪」 
 (もし、こんな優しい子がもし妹か姉なら幸せだろうな・・・)     
 「置いてきぼりな用件で悪いけど・・アメモース、僕達の席をキープしといてくれ」 
 「モォゥンン!」 
 「さて、バーゲンセール並のイベントのスタートよ。迷うかも~」 
 「よし、僕は無糖のほろり苦めなブラックコーヒーで眠気覚ましでも」    
 
- スレ6-223
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/04 00:15:33
 
 ハルカは清涼飲料水の場で悩む中、彼はアメリカンコーヒーを選択した 
 「シュウって意外ね~。通常は、シュガーやミルクを加えるのに」 
 「僕はシンプルで素材さを楽しみたいのさ。健康維持の為にもね」 
 「そう?私はレモンスカッシュにしようかしら。炭酸飲料は夏期には爽快よね!」 
 「それは君の自由だよ。楽しみ方は十人十色さ」   
 アドリブに過ごす有意義な4人だった。今頃トバリ兄弟は・・。大盛況な煩雑の人ごみの中で、容疑者がいないかを捜索中だ。 
 「変に神輿パレードやミュージカルしてるな。当該者をサーチすんのも人苦労だ」 
 「だね・・ならさ・・作業圧縮方式の原理として僕に秘策が、来い・・ムクホーク!」 
 「ムックホオ~!」 
 「空から全体を見渡せる事か。初歩的の理論だな。なら行け、ドンカラス」 
 「ホホォォ~~!」   
 2匹は彼らの指揮で、二手に分岐し、そよぐ風の空から探索する。レイジはモバイル式のPCである電波チューナーで分析を続ける 
 「果報は寝て待ての格言は通用しない。僕らも証言や情報を探す必要があるね」 
 「眼鏡式のスカウターで検証したが、この敷地内は9万4532人がうろつく現状らしい。聴取は至難の業だな・・」 
 「全面的に徘徊して経過の様子を窺おう」   
 「ん・・不審人物は該当は無し。むっ!?おぉおぉーー!!」 
 細身で、キャミソールを着た推定170cmほどの女性を見かけては100m7秒の常識超えした速さで美貌な姉御肌の女性に駆ける   
 「フッ、ナチュラルビューティーなるハーブな香りをそそぐ貴方。良ければお名前を」 
 「え?私はメグミ、ここのコンディショニングを勤務中よ。貴方は?」 
 「自分はニビシティのタケシです。ポケモンブリーダーが職業です」   
 芸能人並の美化したタケシのよる軟派が元凶か彼の荷物からグレッグルが神出鬼没して彼にどくづきをする構えをする 
 「あら、これってグレッグル?やだ、本物?」 
 「はい、ロケット団の部下達が偽ジムを経営した際の偽バッチを守る番人として・・手短に言えば運命的な出逢いをしました」  
 
- スレ6-224
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/04 00:31:47
 
 「へぇ~、ロケット団ってあの関東の大規模だったシルフカンパニーを乗っ取りしてた組織よね? 
 貴方とは退屈しなそうだわ。角っこのカフェテリア屋で話の続きをしましょ」 
 「い、いいんっすか!?」 
 「うふふ、面白い人ね。旅の経過や以前の話とかも聞かせてくれれば嬉しいな」 
 「よ、喜んで!貴方の為なら夜明け前でも語り尽します!」   
 「ケッ・・」 
 ツッコミの場面が無く、みみっちい感じな顔で身を引き、2人は喫茶店に行く。彼はワンマンショーな妄想中だ 
 (うぉお~!自分にも純愛なる春が~!幸運の女神様~ありがとう!)   
 「・・・はあ~」 
 ヒカリはグラスのオレンジジュースに浸す氷に映る自分の顔を見る。ガラスに溜め息した後の白き霜がつく   
 「レシックバッジにマインバッジだろ?よし磨き作業はひとまずと・・ん?」 
 褐色に錆びた汚れをキュキュと拭く彼は、しんみりしたヒカリに視界が入る 
 「なぁ、ヒカリ?」 
 「・・・・・・」 
 「ポチャ?」 「ちゃあぁあ~!」 
 先程のハイペースなバトルでバテたのか欠伸をしてソファーで寝る。冷房で風邪引かぬ様に 
 ポッチャマがヒカリのマフラーを使い熟睡するピカチュウに被せた   
 「ヒカリ、笑わないとこうするぞ?コチョコチョの刑だぜ」 
 「く、くすぐったいよ~サトシ!も~う、聞こえてるってば」   
 機嫌斜めな顔で怒り、少しご立腹な様子だ。彼は引き際を感じた 
 「その・・何か覇気が無い感じで・・挑発・・いや元気づけたいなとかさ・・」 
 「クスッ、ジョークよ!怒った態度のあたしってそんなに怖い?」 
 「いや、不愉快な事した罪悪感が感じて・・謝った方が賢明かなって・・・」 
 「案外サトシってもろはの綴り?うふふ、仕返しよ。ほーら、効果てきめんでしょ?」   
 サトシの両脇をくすぐり、彼は笑い転げる。もろに腰身を打つ 
 「ぎ、ギャハハハ~!タンマ、うっわはは!てか手抜かり無し?うわぁぁあ」 
 「ご、ごめんね。大丈夫?」 
 「へーきさ、俺さ・・ヒカリの様々な表情を見たいなと浮かぶ時もあるけど・・・やっぱり笑顔が1番だな。癒されるしさ!」 
 「うふふっ、ありがと。あたしもね、サトシの笑顔大好きだし優しい気持ちでいられるの」    
 
- スレ6-229
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/05 00:22:20
 
 二人は学園ドラマの青春のような和やかな感じで笑い合っていた。シュウはSoftBank「i phone」での携帯サイトで、サーカス大会の有力候補の選手を検索する   
 「それってタッチパネル対応のスマートフォンじゃない?何調べてるの?」 
 「オフィシャルページのコンテストで出る予定の選手を調査してるよ」 
 「見せて欲しいかも~。えと・・ロバート、シンジ・ルビー、ウォッカ、ラフロイグ、シュウ、ハルカ・・・・私達の名前も掲載?有名人かも~」 
 ・・・(厄介だな・・コードネームが。やはり、物理的な真実は直接出るしか術はない)   
 署名登録が無い無名のネームリストを見て、シュウは火に油を注ぐ展開をシチュエーションをしてると、彼の飲みかけのコップをハルカが手にした 
 「あ、シュウの飲んでるコーヒー試しに飲んじゃっていい?」 
 「君には10年早いよ、絶え間なく口直しするのが目に浮かぶ。よした方が・・・」   
 ごっくんと飲み干すが、その勢いがバウンドして目が泳ぐ程、フラフラした感じになる 
 「にっがぁいかも~!み、水ぅ~!」 
 「言わんこっちゃない・・忠告は従うものさ。」 
 冷え冷えな水をハルカの方に運び、飲ませて一段落させた 
 「ふぅ~、泥沼の池の果てに溺死する位にヤバかった・・」   
 選択肢 
 1:後先の事をわきまえて行動した方がいい 
 2:強引に他人の好みを合わせる必要はない 
 「好みはそれぞれだし、無理に僕の趣味に合わなくたっていい。君は君で楽しめればいいからね」 
 「・・あはは、そうよね。パニック状態になってごめんね」 
 彼はそう慰めてはなだめる。ハルカの好感度が上昇したようだ   
 「・・要塞基地らしい建物もない。くつろごっか?シンジ。ん、壁の水彩画がヘコみが・・」 
 「兄貴、そのカラクリを破れ!隠し空洞かもしれん」 
 「へっ?わぁぁあ!」 
 打開策のない兄弟達がベンチにもたれかかり、レイジがへこんだポスターを破ると唐突にパカッと穴が開き、 
 兄は落下してゆき、シンジが追跡した   
 (・・遺跡だと!?古代史の模様に・・外国の石像・・) 
 「古代迷宮らしくない?要は古代文明らしき隠しダンジョンだよ?大手柄だよ、シンジ!」    
 
- スレ6-230
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/05 00:28:08
 
 (・・遺跡だと!?古代史の模様に・・外国の石像・・) 
 「古代迷宮らしくない?要は古代文明らしき隠しダンジョンだよ?大手柄だよ、シンジ!」 
 「微笑ヅラで満足するのは、コンプリートに攻略してから喜べ」   
 2人は体育会系並の爆転で着地をする。周辺には混棒・剣・盾・弓・槍などの模様やアンノーンのA~Zの文字が刻まれていた 
 「この像はイッシュ地方のシンボルであるレシラム、ゼクロム・・・それにこの魔法陣は」 
 「・・・不可思議だ・・ここはシンオウだぞ?むっ・・プレートにアルファベットらしき字が」 
 「「ARATANARU・・RAIHOUSYAYO。TSUGINARUKAGIHA、HONOO・・」」 
 「新たなる・・来訪者よ。次なる鍵は・・炎か。よし」 
 「待て、耳を澄ませて動くな!警報な足音にトラップが!」 
 「シンニュウシャ、ハッケン!タダチニハイジョイタシマス・・・」   
 奥から、ミュウツー、グラードンがドッスンと地響きを鳴らして来る 
 「フッ、ネクストフロアへ進むには2体の番人をぶっ叩く必要があるみたいだね」 
 (耳に電脳装置にインターフェース・・ダミーの可能性大だな・・)   
 ハルカ達が和気藹々にジュースやウーロン茶を飲み、たしなむと長身でウエストが細めのスタッフが注文した料理を持ってくる 
 「首を長くお待ち頂きご恐縮でした。当店ご自慢の料理をどうぞご堪能下さい」 
 「わっ~!まるで高級ホテル並のブランド料理で豪華かも」 
 「君は庶民的な貧乏発言しか言えないのかな?そっちの料理を左サイドにこちらの七面鳥は手元に・・」 
 メインディッシュが並ぶ料理にシュウは置く位置を指示する 
 「では、鉄板にて火傷なさらぬ様にご注意下さい」   
 「ジュワジュワした銀鮭とジャガイモもホクホク感が食欲をそそるわね」 
 「フッ、ガツガツ食べて・・乙女チックゼロだね」 
 「ゴンゴン♪」   
 ゴンベはホックホク感のあるアボガドをつまい食いし、スキップしていた。シュウは30回位噛み、味わう感じだ 
 「食欲欠乏なら私がシュウの分も食べちゃおうかも~」 
 「じっくり噛む方が消化吸収にいい上に過食を防いで肥満予防にもなる。世間知らずの君には、まいるよ」 
 「アッンモォ~~♪」 
 「えぇー!デブってお相撲さんになるって事ぉ?ね、今なら間に合う!?」    
 
- スレ6-231
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/05 00:34:48
 
 アメモースに喉を詰らせぬ様に適切なサイズにナイフでおかずをスライスするシュウがさりげなく・・そうぼやき、ハルカは食リズムを改正する 
 そして・・お見事、逆転サヨナラホームランの様に奇跡的に軟派(?)に成功したタケシは・・ 
 「えぇー!貴方は家庭全般や料理に育論ジョブコーチもできっちゃうんだ」 
 「いえ、滅相ない。父親がしょっちゅう単身赴任で出張いく期間に兄弟の世話をしてただけです」 
 「中学生ぐらいの若さで偉いのね~。どうりでポケモンもなつくわけね」   
 外のカフェテラスでメグミは彼の経歴を問い、関心していた 
 「いえ・・。父親は鉄鋼石、岩石や宝石を発掘して他の会社で取引する業務で多忙そうで自分が手助けをできればと・・」 
 「でも将来的なニーズを考案したら素敵よ?今は高齢者社会だしヘルパーは必須だし」   
 出会い頭ではデレデレした感じだったがいつの間にかプレッシャーで棒読みに戸惑い顔をするタケシであった 
 「あら?こわばらずに先程と様に気軽に話して」 
 「はは・・は。元は自分、イワークとイシツブテを主軸にセキエイ大会の公式バッジを守る役目の仕事をしていまして」 
 「うん、ジムリーダーよね?当時に大切にしてた事とかはあったの?」   
 インタービューな尋問で頭をポリっと掻くタケシはオッホンと間隔を空け、答える 
 「勝敗以前に・・チャレンジャーやポケモン達を微かな点から信頼や友情を円にチームワークとし、すくすく育てるレールを敷く事が 
 ジムリーダーとしてのプロフェッショナルだと自分は考えてます」   
 「すっごい、15歳で自立心や積極性がある思考回路を持てる人は到底存在しないのに・・」 
 「評価頂き恐縮です。もし・・営業に支障が出るプライベートの漏れにならなければ・・貴方の話をお聞かせを」 
 「私はね・・・」   
 縄文時代の様な古びた謎の遺跡にいるトバリ兄弟は・・ 
 「さて、スタミナ保持を重視なら短期戦の速攻で行こう!」 
 「エスパーと地面タイプだ。悪や虫・・草・水・氷、飛行とかが有効だな。俺はミカルゲで出撃だ」 
 「へぇ~まぁ、弱点無しで種族値が高めのポケモンなら死角はないね、なら僕は切札のムクホークだ。」  
 
- スレ6-232
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/05 00:42:53
 
 ダブルス形式の氾濫戦が開始された。すると瓦礫の周辺に盗聴器、防犯カメラがあった。ボイラー室の奥部屋から感知したデータベースをPCに繋ぎ、スギオは2人をスパイをする 
 「コソ泥のチンケ諸君が動くか。お手並拝見だな」 
 「スギオ様、新月島まで24.198kmで、あと35分程でお着きなられます。彼らは?」   
 差し入れ用に檸檬付きの紅茶とガトーショコラを教卓に置き、映る2人が誰かを尋ねた 
 「奴らは、あらゆる地方のジム制覇やブレーンを打破し複数のバッジを持つ大物だ」 
 「ほ~、片方は実力や実績暦を1年目のコンテストで・・20年間、トップコーディネーターを死守したアヤコ氏と互角に戦った怪物シンジ君ですね」 
 「うざったい存在は唯一彼のみ。兄側はひねり潰しの策は幾らでもある」   
 履歴を戦略解析をし、癖や正攻法のパターンを箇条書きにマイクロソフトの「Word」でまとめ、印刷をした 
 「それ、グレイ。貴様の必需品だ、それと・・この海の神ルギアを託す。引導を渡せ」 
 「有り難き頂戴致します、必ずや彼らを打倒し、幹部のスギオ様がNo.1への導火線を敷きましょう!」   
 グログニヤ石の融合で彼は渦巻く歪みの中へ入りワープをした。今頃、のほほ~んとレストランに居るサトシ達は・・・ 
 「ぷはっー、生き返るぅ!クーラーも効くし、最高だぜ」 
 「過度に飲んだら、メイン料理が食べれなくならない?ほら、来た」   
 グビグビと飲むサトシに注意を促すと、17分程前に頼んだ料理を持つ職員が来る 
 「長らくお待たせ致しました。お客様のご注文なされた料理でございます」   
 テーブルに、ネバネバの素材やワサビが盛るネギトロと、明太子と海苔が乗るパスタが置かれた 
 「高品質な香りが食欲をそそりますね。頂きます」   
 サトシには、スクランブルエッグが覆った肉やコーン・玉葱等を含むオムレツと、ジューシに焼かれた220gのサーロインが置かれた 
 「いよっ!お待ちかねの!うしっ、食いまくるぜ」 
 「追加や至らぬ点がございましたら、遠慮なくお呼び下さい」   
 伝票をホッチキスで仮止めして、店員はカウンター側へ戻ってゆく。 
 「お~い、ピカチュウ!ゴージャスランチだ。起きろよ」  
 
- スレ6-233
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/05 00:51:17
 
 ユサユサと身体を揺らし、起床させた。ピカチュウはクンクンと匂いを嗅ぎ瞳を輝かす 
 「まず、この焼けたメークインと乱切りの人参・・分厚いステーキの3分の1と・・」 
 2枚の小型の器に、加熱野菜とナイフで切ったステーキや山型のオムレツを丁寧に配分する 
 「チャアァア~」   
 満面なスマイルで、即座に食事をし始めた。ヒカリはネバつく野菜系が盛る鮪をスプーンでポッチャマの口まで運び、感想を聞く 
 「お、相撲並の食欲旺盛だな!俺も負けないぜ!」 
 「ポッチャマ、あ~んして・・おいしい?」 
 「んん~、ポチャ♪」 「みんみぃ~・・」   
 ピョコと跳ね、満足そうな顔をする。ミミロルは口しゃぶりの動作でピカチュウの方をじぃーと見ていた 
 欲しがる顔に察知して、ピカチュウは箸に胡椒やソースがついた肉をミミロルの位置まで運ぶ 
 「みんみ~」 「ぴかちゅ!ちゃあ?」   
 目がハートになり、ピカチュウにべたぼれをした。ヒカリは言い難げに気遣う顔で居たが。告白する 
 「ね、その・・サトシ・・取り替えっこしよっ?」 
 「へっ?意味あるのか?」 
 「ごくまれにしかここのファミリーレストランに来れる機会がないし・・ついでに多くの料理の味見したいなーなんて。ダメ・・かな?」   
 要点な観点では、交換すればお互いに色々な料理を味わえて一挙両得と思ったらしく、彼の返答を待つ 
 「なーんーだ、早く言えばいいじゃん?けど、さらっぴんの皿が・・」 
 「いいの?ありがと、あのすみません~。その洗浄済の器を下さい」   
 承諾を得た彼女はお盆を持つ若いウェットレスの女性を点呼した 
 「何でございましょう?、4枚を目安で構いませんか?」 
 「はい、オーケーです。引き止めてすみません」   
 その後、直径15cmの皿にて互いの注文した主食や副食を家族の様に仲良く均等にしてポケモン達とはぐはぐと食事して過ごす  
 
- スレ6-234
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/05 01:01:57
 
 グラードンの特性の日照りで日差しが強まった。 
 「耐久性の低いミュウツーから締めるか。ミカルゲ、悪の波動!兄貴、ソーラービームや炎技には警戒しろ」 
 「OK!ムクホーク、まずはブレイブバードで心臓部を狙って」 
 「グオェアア~~」 
 「ムクホォォオーー!!」   
 ドッシィィインンーー!! 
 闇属性と風撃の打撃はミュウツーに全ヒットした。そして反撃に超能力のフルチャージを全開にしてムクホークの方へ撃つ 
 「ミューッッ!!」 
 ドオォオーーン!!!   
 「さ、サイコブースト?確か、デオキシス位しか会得不可の・・」 
 「兄貴、不運な事に奴はこだわりの鉢巻き持ちだ!同じ技の縛りや特攻がダウンするとは言え、直撃すれば確実に一撃死だ」 
 「かわして!体制を立ち直して」   
 レイジのテキパキな指示でムクホークは間一髪回避に成功した。だが手加減無しにグラードンがソーラービームを撃ってきた 
 「グォオォオーーン!!」 
 「フッ、天候で1フェーズ内って撃てたっけな。上空に浮遊してかわせ」 
 「ガッガガ!」   
 ミカルゲもいとも簡単に避けた。2つのレーザー光線は壁に衝突した 
 チュドォオォオーーンンーー!! 
 「あんな凶暴な攻撃がかすったらピンチだよ・・心してかかろう。」 
 (常識的な習得が無理な技を放す事は・・奴らはミラージュポケモンの疑いもあるな) 
 「深追いは禁物だね。茶番は早めの片付けが肝心だし。ムクホーク、かまいたち!」 
 「ムクッホォオー!」   
 ヒュルル~、ドカァン! 
 両翼の羽ばたきで台風を起こし、それをミュウツーに当てる。 
 「ん?奴のしこふみのポーズは大地の力・・。よし、カタをつけるか! 
 ミカルゲ、ギガインパクトだ!グラードンにめがけふき飛ばせ」 
 「グワァアガァアンンーー!!」   
 ドッガァアァーーンン! 
 「ミッツュウ!?」 
 エナジーリンクを壊し、凄まじいパワーを爆発させ、怒涛な攻めで、ミュウツーを飛ばす。スギオは紅茶をすすり、兄弟の視察中だ 
 「ほぉ・・着実なマニュアルか。保守的なビビリ感0の野心家だな。」 
 「オホッ?スギオ様がDVD鑑賞浸りッスか、上機嫌な顔してっけど」    
 
- スレ6-237
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/06 00:33:35
 
 すると廊下から、ガジュアルのジャニ系で第3侵攻編成チーフマネージャーであるウォッカが入室する 
 「ラグラージ使いのウォーターエレメント使いのウォッカか・・。ま、座れ。お前にも許可する」 
 「かたじきねッス!やや?風林火山なる属性を見切ったプレイングっぷりは」 
 「奴ら、天才少年でマスコミに騒がれたトバリ兄弟だ。片方はコンテストでもスラッガー級だ」 
 「シンジだろ?嫌いじゃねーな。あの摂氏6000度の太陽より熱き情熱がこもるタイプはな」   
 グラードンの打撃性をしなやかに逆流させ、ミュウツーを消滅させたシンジの采配を見て言う 
 「無職なニートでうだつに過ごす貴様に重大な任務だ。ミオツザーツのサーカス大会は存じか?」 
 「あっ?確かピエロやライオンらが輪くぐりや象が玉乗りするお遊戯を斬新にした大会ッスか。ま、ひつまぶしにはな・・・」 
 「貴様は何を希望だ?海王星のカイオーガか、七色のレインボーホウオウか?それともヘブンズストッパーのディアルガあたりか」 
 「いらねーよ、元のトレジャーハンターの血統をなめんなよ」   
 スギオは元ハッキングの名手で盗賊でもあるウォッカに任務を授け伝説のポケモンを選ばせるが、舌打ちで断る 
 「ラグラージやメタグロス、サーナイトでも通るッスよ。必ず奴らをぶち斬る」 
 「見負だしや侮りは勝利してから言え。百歩譲りでも手を抜く描写があれば即解雇だ」 
 「イエッサー、雑魚はどう群れまいが雑魚だと証明するッスよ。てな事でバイビー」   
 テレポート離脱で姿を消す。スギオは遺跡内のスポットロボの角度を変え、トバリ兄弟の癖や性格を隅々まで認識する 
 一方サトシ達は、主食を完食して次はデザートを種類を見ていた 
 「ねぇ、この杏仁豆腐、あんみつとか美味しそう!」 
 「俺は、プリン・アラモードやてんこ盛りパフェとかにするぜ」   
 寒天やさくらんぼ、白玉、小豆・梨・林檎・クッキーなどのホイップに乗る 
 ボリューム感のレシピを見て夢色になる2人だった    
 
- スレ6-238
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/06 00:40:18
 
 「う~ん、なるべく多く賞味したいなー。でも太っちゃうしな・・」 
 「え?仮にも・・鞄にお菓子を山程持つヒカリでも、体重の事って気にすんのか?」 
 「気にしーまーす!毎日カロリー計算位はしてるわよ。んも~」   
 ぷっくりと膨れる機嫌を損ねるヒカリ・・・サトシはどうする?(またもやシミュレーション系) 
 1:嫌がらせな事言ってごめん 
 2:半分っこなら半額だし、摂取量も抑えれる!   
 「ならさ、俺と2等分なら不満か?一応過剰なエネルギー摂取や出費のカットもできて一石二鳥じゃん。」 
 「わぁ・・サトシって頭ごなしすごっ。アイデアの勝利でいい感じ!その提案にするね」   
 ヒカリの好感度が上昇した。彼女はキャッキャと騒いで次々と頼む 
 (ゲッ・・金銭額・・が。まっ、いいか。喜んでる事だし) 
 俺らは庶民的な生活はちっぽけなこそ・・政治家や芸能人の様な金持ち有名人と違った幸せがあったんだ   
 そして5分後・・ 
 「長らくお待たせ致しました。プリン盛りのモンブランとクリームたっぷりのフルーツホットケーキのお客様」 
 「あ、こちらにお願いします」 
 「産地直送の生ならではの味のひとときをご堪能あれ~」   
 豪勢にトッピングされた品が手元に置かれ、ヒカリはキラキラと宝石の様に目が光る。そのウェーターは別のテーブルのバッシングへ向かった 
 「なあ?ホットケーキなら・・・いつもヒカリが・・・」 
 「あたしも数年経てば、専業主婦だし・・家庭的な妻を目指すなら、プロの料理も参考にするお稽古だって大事だと思うの」 
 「ならさ、上達したら俺にチャーハンや唐揚げ・ゴーヤチャンプルーとか作ってくれよな」 
 「ふふっ、タケシには敵いっこなさそうだけど・・・頑張ってみる!」   
 蝶結びでおめかしをしたエプロンを着るヒカリがフライパンで油揚げをする姿とほわーんと想像したサトシはそう言う。 
 彼女はグーでガッツのあるポーズを決めた。   
 そして・・・獅子奮迅な戦いをしてる兄弟は・・・ 
 「奴にはエメラルド等な固さに匹敵する。ヤケな攻めより補助技か持久戦でじわじわと弱らす方が得策だ」 
 「なら、火傷・麻痺・毒・霰とかだね?よし、ムクホーク!どくどくだ」  
 
- スレ6-239
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/06 00:46:29
 
 マンホールの排気並の毒ガスをグラードンにぶつけ、直後に大文字をミカルゲに撃つ 
 「グッォォオ!?ギィィーー!!」 
 ゴッオォオ~ボワァァアーン!   
 「ちっ、大技か・・連発での繰り出しは推奨できんが、ターン稼ぎにはなるか。ミカルゲ、守る!」 
 「ゲォオォ~ンン~」 
 「さっすが、シンジ!僕もエンカウント稼ぎ作戦でも移行しよう。ムクホーク、空を飛ぶ」   
 碧き結界を張り、灼熱の爆炎を無効化にした。ムクホークは天空に舞う 
 「グッォォオーー!?」 
 「経てば経つ程・・毒に比例する消耗が増える。さて、パーティーはお開きだ!兄貴、ミカルゲをムクホークの背中に乗せろ。突破口がある」 
 「えっ、OKだよ。」   
 浮遊から急降下するムクホークにミカルゲを乗せ、突撃をする 
 「疾風の勢いから助走つけ、ギガインパクト!」 
 「こ、これはシンジがクチバシティのマチス戦での戦法だった・・WP技のサイクロンブラスター・・!!」   
 170km/hの速さで大激突し急所に当たり、グラードンは消えた 
 「目標撃破・・甘ちょろいな。ま、1階層だし最深部の強さと同等ならたかが知れてるだろ」 
 「ナイスアシスタントだったよ。後は封印の扉に炎をぶつければ。よし!」   
 フレンドボールからマグマラシを出す。やる気の炎がメラメラする様子だ 
 「マグマラシ、あのドアに火炎放射だ」 
 「マッグゥゥ~~」 
 「ん?この違和感は・・誰かに監視・・見られてるオーラに、あのコードや装置に独立した機械は・・・」   
 扉はフラッシュしてガターンと開くが、シンジは何かに感付く様子だ 
 「グズグズとほっつき歩くのは君らしくないよ。」 
 「うるせ・・・不用心の危険思想でモラルのない兄貴と同行なんて忸怩たる思いだ」   
 地下2階の祭壇には「我々に色の元祖BWの証を刻め」と彫刻刀の様な物で彫られた跡があった 
 「BW?英語とかの略語かな。例題にビッグとワイルドとかさ」 
 「証・・言う、正しい・・。心・・想い」   
 ミジュマル・ツタージャ・ポカブの石像を見るレイジが彼に問う。シンジは瞳をつぶって瞑想した 
 (始まりは・・ブラックとホワイト。黒白・・こくはく・・告白。そうか!)  
 
- スレ6-240
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/06 00:59:03
 
 「おっ、そのクロスワードを解けた様な閃き顔?暗号を解読できたね?」 
 「おい、フーディンやネイティとか手持ちにあるか?テレポートでこの場を引く」   
 胸を膨らまし期待した兄だが、彼の衝撃な話で驚愕した 
 「へっ?もったいぶらずに教えても・・」 
 「どうあがこうが俺らでは進めん。それに引き際も肝心だ。模範解答は脱出した後ほどだ」 
 「OK・・よし、ユンゲラー!テレポートで地上に戻してくれ」 
 「ゲラァ!」   
 確信犯な彼を信じ、レイジはユンゲラーを使い・・自分らを瞬間移動させた。 
 すると時限爆弾や地雷を持つルビーが居た 
 「へぇ・・私の技巧なトリックを見抜きなさるなんて、まぁ可愛いインテリボウヤですこと」 
 「ゾッロァアァーー!」 
 「うふ、ゾロちゃん・・貴方だけが私の親愛なる友達。」 
 ゾロアークを撫で撫でをして、フワッと抱く。彼女のラベンダーの香りした髪でゾロアも寄って来る 
 「キュリリ♪」   
 これは7年に遡る話・・ルビーは12歳でブレザーの制服を着る女子生徒だった。 
 少し老けた担任の先生があるお祝いをしていた 
 「多くの顧問や下・同級生の厳選の投票より生徒会長はルビー君に決定だ。皆、盛大な拍手を」 
 「おめでとー、ルビーちゃん!」 
 「天才少女のルビー!一捻りに楽勝じゃんか!」   
 教室内で全員がパチパチとコンサートの様な歓声でハーレム状態だ 
 「うふふ、有り難う!選ばれなかった人の分も努めたいので応援お願いね」 
 「他に算数・国語・社会とかスポーツもできて、カイン君とも交際中なんて憧れちゃう!」   
 大勢の友の混む中・・ジャニーズ系のカイルがルビーにアプローチした 
 「コングラチュレーション。まぁ俺の見込んだ天使だな、当然か」 
 「カイルくんもサイエンス科の選考試験の合格おめでとう!」 
 「どーも、面接や実技はギリギリで通過で心臓がヤバくて・・ハラハラだったぜ」   
 彼はネクタイや背広の上着を脱いでポリポリと頭を掻き、そう告げた。 
 2人っきりのほんわかな会話で周辺の人は冷やかしな眼差しで見る様子だ 
 「ぴゅーぴゅー、未来なる旦那と妻!夫婦だ。結婚式はいつだい?」 
 「王子と王女がシンデレラクリスマスタイムッスか!」  
 
- スレ6-246
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/08 00:13:33
 
 茹で凧のまっ赤な顔になる2人が居て、HRが終了して放課後の予鈴が鳴り、2人は体育館へ向かう 
 「ヘイ、パス! アリウープシュート!」 
 部員はフェイントとドリブルを交互に活用し、ハイジャンプして決勝ゴールを決めた。場内は、判定の笛がこだました 
 ピィィイ!   
 鉄網のカゴにあるボールを手に人差し指を立て、ギュルリリとドリルの様に回しルビーに渡す 
 「ロングを決めな?百発百中の弓道初段を持つルビーならヘッチャラだよな?」 
 「試合妨害にならない?えいっ!」 
 ダッシュして片脚を上げ、プロレイアップの構えをしてベストな体勢で球を放る。部員は驚いた顔をし・・ 
 「た、タンマ!・・女子が、一般用7号球の周囲78cm・質量650gの公式ボールを使い、 
 24mの離れてる上に難関な角度だぞ。無謀な」 
 「素人じゃねえ・・職人の神業か?」   
 飛ぶ球は、鉄輪にガチンと当たる。やがて円周の輪っかにてグルグルと回り、網に通る。部員や監督は大騒動な感じだ 
 「うぉおぉぉ、すげえ!大道芸だ!」 
 (奴は卒業生か・・まだ幸い5月・・スカウトすれば夏期の全国大会出場も夢では・・) 
 「良いファインプレーだ。俺の姫様は、メジャーリーガーより光ってるな」 
 「やだなぁ・・マグレなのに」 
 おだてられ、指をもじもじして戸惑うルビーだった 
 あの頃・・毎日がワクワクする夏休みのようで。でもあの大震災の災難や、私が取り柄魔法での件のせいで・・・!!   
 一方、チョコレートより甘い時間をサトシ達は・・・ピカチュウとミミロルは溶けたアイスを口にすすっていた。 
 「ぴぃかちゅう~」 
 「みみ~♪」 
 「もっちりした小せえ餅と、だし汁の相性が抜群だな~ノンカロリーだし、人徳だぜ!」 
 「ぷるる~としたカスタードの味のコラボは最高ねっ。あっ・・サトシ。ほっぺたに泡が」 
 「へっ、嘘?マジかよ。ヒカリ、コンパクトの鏡は?」 
 「うふふっ、動いちゃダメだよ?取ってあげるから」   
 慌てふためく彼にヒカリは薬指でその黄色っぽい泡を取り・・ 
 付着したホイップを口でちゃぶる。サトシは照れ顔でぽか~んと呆然状態だ 
 「うん、流石ミルタンクの搾った新鮮なモーモーミルクを原料にしてるよね~。」 
 (・・・へ、今のまさか間接キス?)    
 
- スレ6-247
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/08 00:19:25
 
 「顔赤くて熱っぽくない?解熱剤があるけど・・飲む?」 
 「へ?はは、いやいや!・・このポケキャンの雑誌の漢字が解読が」   
 すると廊下側から窓側のソファーに移り、ヒカリがサトシの隣に座り、その週刊誌を覗く 
 「こ、これ?ひゃくせんれんまって読むのよ。四字熟語ってややこくて難しいよね」 
 (心がドックン・・いやパクパクする。馬鹿だよな・・俺。でも一応ヒカリって女の子なんだよな・・) 
 ゆらゆらした髪や小さな手・・胸や脚をじっと見て意識するサトシがいた。   
 ハルカ達も主食をたらい上げ、高値のデザートを頼み、財布がすっからかんになる予感であえぐシュウがいた 
 「夢に見たブランデーゼリーとアフォガードの共演!ん~たまんないかも」 
 「君には現実と理想の区別や倹約と遠慮はなさげだね・・)   
 「ごんっごん♪」 
 ゴンベは正方形の茶色いゼラチンを次々に口へ運び、ロマンチックな顔の模様だ 
 「あ~!ゴンベ!」 
 「ふふ、ダイエットに協力する救世主が居て幸いだね。さて、精算の準備と」 
 「ホッホォ~♪」 
 シュウやアメモースが情意投合にケラケラと笑い。彼は伝票の請求額通りの分の札や小銭の準備をした。 
 喫茶店の屋上で一息をつくタケシ達は・・・   
 「私の夢は、キレイハナと・・日本一の香水や化粧品を築く事よ。」 
 「成程・・1950年に原点のピンク系のファンデーションから女性には欠かせないアイテムのですか。」   
 彼女は本品であるマスカラ・マニキュア・チーク・ルージュの化粧品や香水などを見せた。 
 「特に香水部門でもこのオリエンタルやシプレが傑作なの」 
 「ほぉ、ベルガモット、オークモス、ミルラの独創な香りが心を安らが 
 「でも、50~200種類の香料や濃度調整1つで完成する商品が違うから画竜点睛がね・・」 
 「自分は専属家でなくド素人なのでアドバイスは無理ですが・・大事なのは 
 No.1の商品でなくオンリーワンの商品を築く事だと自分は思います」 
 「~~~けっ」   
 迷路やパズルの謎に填る様に悩むメグミに彼はありきたりな台詞を言う。 
 グレッグルは退屈凌ぎで、紫陽花に潜んだ蛙を眺める 
 「すなわち・・自分のテーマ、長所を磨く事?」    
 
- スレ6-249
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/08 00:25:50
 
 「はい。頂点の名に立つ者は常に追われる危うい立場で、永久に1番であり続けるのは絶対にありません・・」 
 すくっと立ち・・タケシはプランターの花や白い雲や青空を見て言う 
 「ですが、絶対領域・・ただその人だけの輝き・・真似のできない唯一の特技や魅力・・オンリーワンの方が自分は好きです」 
 「タケシくん・・・」 
 「貴方らしさをピカイチに磨き、比べられたってビクリとも無い光を・・し、失敬を・・ふがいない自分は何を~」 
 「ううん、もし貴方が社長や上司なら・・・きっとロングセラーな商品を開発できる!」 
 講師譲りな説教を年上の人に喋った事で、少し自重して頭を抱えるが・・・メグミが背中をポンポンして宥めた。   
 遺跡の神殿調査を断念した兄弟は・・。遊歩道をテクテク歩くシンジにレイジは問う 
 「そろそろケチリは程々にして、仮定・過程・結論を。」 
 「この河川敷の噴水場なら良かろう・・。あれは絆・愛・心をキーパーソンにした古だ」 
 「益々、不明瞭さ・・何故そんなテーマかかの理由から」 
 「まずは色の原点をつじつまの合う読み方に変更してみろ」 
 「紫・緑・鼠色とかの?えっと・・昔のTVは黒白だっけ?読み仮名はくろしろ・・まさか!読み替えでこくはく・・告白!そうなの?」   
 兄は新聞紙とマーカーペンにてメモの用意をした後に、あてずっぽうな発言で薄々と兆候して念入りに聞く 
 「次に証を刻めを式としてみろ。あかしの漢字は「言う」「正しく」を合成した字だ」   
 レイジはA4の白紙に「言」「正」の単語を赤ペンで書く 
 「言う・・正しく・・。刻め・・告白、・・想いになるね」 
 「ご名答、のび太級の低脳でも答えれるか。まあ保育士の資格を所持する歳だし、当然か」 
 「うん・・BWはイニシャルの様な省略の説だけど、感慨深さを元にベストウィッシュとも呼べそうだね」   
 スッキリに解決へ拝めたレイジが(BEST WISHES)と書き加えた。 
 「故に余程な恋人か、以心伝心・運命共同体な中の親友である男女とかが告白しないと進めん・・・永劫回帰の扉かもしれん」 
 「けど・・事実を直ぐ様に物理的で立証させる事は不可能に近いのがミソだね」  
 
- スレ6-251
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/08 00:36:07
 
 「あぁ・・幻影の超人やら、生身の人間が設計したかの明確化も無理だし・・何を黙祷に捧げた神殿かも知らん。 
 まあ、ジンダイさんに聞けばわかるかも知れんな」 
 「あ、もう12時47分だよ。コンテストのインターナショナルの開幕式が開始されるよ」   
 腐葉土のある畑に立つ鉄の柱に時計台を見て、2人は会場へ向かう 
 そんな謎を残したまま・・遂にポケモンコンテスト サーカス大会のセレモニーが刻々と迫っていた! 
 第4章「動物園で・・・」終了。次回に続く     
 次回予告 
 「遂に始まるポケモンコンテスト、立ちはだかる強敵や試練・・」 
 「ルビーさんの悲しい過去やシンジとママの満員御礼なる満身創痍な激闘の出来事や 
 新たなスキルコラボネーター技のフィギュアスケートの挑戦・・」   
 背広やセーラー服を着たサトシとヒカリがナレーション役に、話の解説を熱弁した 
 「ノゾミやスズナさんが予言する、あたし達に迫るおぞまじき影と黒の組織・・」 
 「レイジさんやジンダイが言う遺跡やグログニヤ石の謎はいかに・・・・」 
 「次回!ゾロアークとワームホールの覇者、第5章・・開幕、ポケモンコンテスト サーカス大会」 
 「暑さや不景気に負けずに皆もポケモンゲットだぜ!」    
 
- スレ6-256
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/08/10 00:58:21
 
 腹部がパンクする寸前まで満腹になり大満足で、口笛を吹くサトシがいた 
 「ぴゅ、ぴゅ~♪」 
 「何の曲?楽しそう~」 
 「ハイタッチさ。パワフルな曲調や音程がノリやすいんだ」 
 「あたしは歌唱役で混ぜて~。今日も明日もあさってもずうっと旅は続いてくけど~♪」   
 すると、UFOキャッチャーの景品である四つ葉クローバーとリボンのカチューシャーに見惚れる 
 「ほ、欲しいなー・・でも1回しくじれば・・100円分損失するし・・」   
 さて、サトシ君!ご決断は?(お約束の選択肢) 
 1:遅刻だ、会場に急げ! 
 2:俺の飛び級の腕前で取ってやるよ   
 「へへ~ん、実は俺・・クレーンゲームの達人とも呼ぶ天才なんだぜ。」 
 「ほ、ホントに?なら、後でお金全額返すから・・あの景品取って!」   
 袖を握ってサトシをユサユサしておねだりをした 
 「有言実行が真の男たるものだぜ!目をそらさず見ろよ~」 
 「彼は1枚のコインを挿入し、前の①ボタンで捕獲器を左に操り、②にて上に動かし・・ボタンを離す 
 「いい腕捌きね。まさか上級者とか?」 
 「9歳の時にシゲルとしょっちゅうゲーセンに行った時代があって、しごかれたのが影響なんだ」 
 「へ~!すごい。あと少し!」   
 掴んだ景品はクレーターに引っかかり・・取り出し口に接続する穴に接近しつつある光景を見てヒカリはワクワクする 
 「き、聞いちゃいねえ・・。・・あ、取れた」 
 「ええ~!?ぶっちゃけ本番で1回目で!大尊敬しちゃう~。さすがあたしのサトシ!」 
 「は、はは・・奇遇、奇遇・・!ほら、俺からヒカリへのプレゼントだ。代金はいらねーから。 
 日頃の感謝として受け取ってくれよ。」   
 淡い緑の宝石入りの髪かざりセットを渡し、ヒカリはすっごく嬉そうだ。好感度が大幅にUPした 
 「ありがとう、あたしの一生の宝物にするね」 
 「大袈裟だな・・ん?この顔見知りの気配は・・?」 
 「フフ、余裕綽綽のラブラブだね。ヒカリ」   
 赤髪した宝塚の風貌を持ち、黒いサングラスを外しヒカリに声をかけた 
 「の、ノゾミ!」 
 「ご無沙汰!焦げ焦げの夏に・・熱いいちゃつきはルール違反じゃない?」 
 「え・・ありふれた事をしてただけだけど?・・あ、ノゾミもコンテストに出るの?」  
 
- スレ7-100
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/07 14:29:02
 
 大作の最中で、申し訳ありませんが・・・久々に投稿します。って言っても不定期なので 
 次の投稿がいつになるかは分かりません。     
 UFOキャッチャーでサトシはタナボタな強運で一発で景品を取り、ヒカリにあげたのであった。 
 それで2人が心もとろける程?のうっとりした仲となり、それ目撃したノゾミにヒカリはコンテスト出るかを問う   
 「ご馳走様、もうお腹いっぱいさ。えっ?私はノーエントリーさ。前のイナガキ大会でのバルキーの骨折完治がまだでね」 
 「・・バルゥ」   
 杖で歩く、眉をひそめた格闘家のバルキーの頭をなでながら事情を語る 
 「へ~。ノゾミはカンフー系の魅せ方も追究してるんだ」 
 「まぁね・・でも参戦をパスするのは充電して心を養う事だけでなく。シンジを見に来たのさ」 
 「シンジを?」   
 それは北国の雪景色での風物詩であるキッサキシティのお話の事・・・ 
 「のぞっち、彼を見なさい。磨いだ氷と岩の吹き荒れた技を!」 
 「先輩、それ30分前にも見てましたよ?」 
 シンジが2匹のポケモンの連携・・地層の大地エネルギーと凍てつく氷の結晶のコラボを披露する   
 薄型テレビに接続したレコーダーで録画しておいたそのVTRを執拗な程、見ていた。 
 「彼は11歳の若さであらゆる可能性を秘めた子だわ。うう~!早くチャレンジャーとして来ないかしら?」 
 「・・・普段は冷静な先輩が腕白になるなんて・・・よっぽどだね・・・」     
 「あの名門屈指のキッサキジムのスズナ先輩が何度もビデオ鑑賞する程の実力をこの目で確かめたい」 
 「シンジが?へぇ・・オールラウンドプレイヤーなんだな、あいつ」 
 「特に彼の最高警戒マニュアルの「ブロックバスター」の場面をリピート再生するほどさ」   
 洋服や雑貨・日用品の店舗が並ぶ商店街を歩くシンジとレイジは・・ 
 「で?転送にて代表ポケモンは決めたかい?」 
 「エレキッド・ドラピオン・チコリータを目処に考えてる」 
 「風の吹き回しかい?君がファンシーカップ用のポケモン達をスタメン組に合流させるなんて。 
 普段はリングマ・ドタイトス・ブーバーンを使う彼を知ってたレイジは意外そうな顔をした    
 
- スレ7-101
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/07 14:34:52
 
 「コンテストは力任せでなく魅せる事だ。進化後が有利とは限らん」 
 「よし、なら預けと残すのと分け・・・」 
 シンジがレギュラーと補欠組を総入れ替えをする、相当本気のようだ。完了したのちに、彼は脳の活性化の為、キトサン配合のガムを噛んでいた。 
 そして大食いした食いしん坊のハルカは・・・   
 「ふぅ~胸焼けでげふげふする気分~爽やかなガムとかない?」 
 「僕の察しをズサンに無視した結果だね。さて・・タッチパネル操作は止め・・心の準備でも」 
 「なんちゃって~、最悪なケースに備え、ガムを用意して、シュウ?」   
 ぷくーんと膨張されたガムを悪戯で彼の頬にくっつけようしたが、シュウは・・紫色の髪した街灯の方へ歩く 
 「貴方がシンジさんですね?大先輩にお会いでき光栄です。」 
 「・・・ビューティフルスキルを持つ薔薇の貴公子シュウさんですね?俺も面会したいと思ってました」   
 無縁で初対面な2人は軽く挨拶を交わす。さわやかなマナーとして・・・ 
 「今回の予選はビジュアルとアクセサリーらしい。俺と戦うなら本戦まで勝つ事ですね」 
 「大した威信だね、君も落っこちる結末にならぬ様にお祈りしますよ」 
 「トーメナントの舞台上で会おう。落選するな」 
 「ええ・・満員御礼の会場で満身創痍になる位の熱烈な戦いをね」   
 2人はガッチリと握手し、漢の優雅な友情が芽生えた。兄がほんわかした表情でハルカに軽く挨拶をする 
 「こんにちは。君が、幸運の女神の異名を持つハルカさんだね?僕は牧師や育て屋の職業につくレイジって言うんだ!よろしく」 
 「あっはっはー、照れるかもぉ~♪私はハルカです」   
 「アイツ、運よがりって侮辱されてるのを知らないようだね」 
 「いや、運も実力の内だろ。奇跡も努力家の奴しか降りかからん」 
 「へぇ~。君は琵琶湖より深い事言うね・・ますます戦いたくなったよ」   
 シンジにおいては、「「運は最後まで本当にあきらめない努力や想いの強さから勝利の女神が微笑んで贈る証」」だと思い、シュウにそう言った。 
 タケシとメグミは喫茶店の椅子から立ち、請求書の代金を払い2人で中華街へ歩いていた    
 
- スレ7-105
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/07 22:49:23
 
 >>102  いえいえ、コメントくれるだけで嬉しいです。気まぐれに近い投稿ですが、 
 まあ、「こんな作者居たっけ?」な程度で見てやって下さい     
 「ビジネスのサラリーマンの様にてんてこまいに専念なさり余念が無いのも結構ですが・・休む事も大事ですよ?」 
 「う~ん、私は生まれつき活発化で課題を上司に与えられた瞬時にウズウズするのよ」」 
 「ん~、ん~」 
 グレッグルはつまらそうな顔で飛ぶ数匹の蝶々を見る。居心地が悪そうだ   
 「うん、営業は多難よ。電気代・水道代・人件費や物価に購入費とかもかかるから大変よ」 
 「予算書や指示書の怠りが惨事を招きますからね・・」   
 業務上のスケジュールがギシギシにある事をメグミは軽々と話す。 
 タケシの心遣いが彼女を気楽で客観的にさせているからこそ、素直に話せるのだろう 
 「追伸に、ドッサリ教科書とか持っても洞察力をフル回転してこなさきゃ、何も役立たないの」 
 「はい、ですが言える事は、心や身体に休息を与えるのも立派な任務とも断言できます」 
 「うふふ、貴方を見てたら、リラックスした気するわ。」 
 「もし、嫌が応な誘いと弁解するのも無理はないと尺ですが、一緒にサーカスを見てリフレッシュしませんか!!」   
 プロポーズ(?)な素振りで密かに指をくねくねして返答を待ち・・ 
 「おカタイわよ、遊びね?いいわよ、シフト制でもローテーションの勤務は当分店長さんだし問題ないわ」 
 「あ、ありがとうございます!」   
 サトシ達はピラミッド式の豪邸や高級ホテルなどの周辺が豪華そうな施設へ来ていた。するとサトシがある提案をした 
 「すっげー、広々だな。よし、記念撮影だ」 
 「あはは・・修学旅行みたい。えっと、カメラの内蔵HDD残量はと・・よし512MBなら余裕ね」 
 「本当に呑気だね、アンタ達・・ある意味見習うべきだよ」 
 「ノゾミもこっちこっち!折角だし皆で撮っちゃおうよ!」   
 皆はトコトコと歩いて、デジタルカメラでオートフォーカス等にてブレを修正しているヒカリの周りに駆け寄る        
 
- スレ7-106
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/07 23:06:53
 
 「あ・・・でも撮影する人が居なきゃ全員集合の写真は撮れないね・・・。なら地元の人にでも撮ってもらおっか!」 
 ヒカリはキョロキョロして、愛想や、人柄が良さそうな人を見渡し・・・麦藁帽子をかぶる青年に声をかけた   
 「あの~すみません・・・このカメラで私達を撮影して貰えませんか?」 
 「うん、いいよ!困った人がいれば助ける事が流儀だしな。・・・あ、悪い。僕は昭和生まれで、 
 フィルム式のカメラの使い方しか・・・操作方法を教えてくれない?」 
 「はい!」   
 彼女は、画面が切り替わる時や1つボタン押すたび、ご丁寧に専属家の様な感じで説明した 
 「ふへ~、アナログと違いデジタルは利便だね。よし撮影すっから、みんな固まって~」   
 「よし、俺は主人公の要だし!真ん中って事で異論ないな?」 
 「いいよ、あたしは目立つのは好みじゃないんでね・・・」 
 「んも!ノゾっち。人影に身を潜めちゃ、ぼんやり写って可愛く映らなくなるわよ!」 
 「あたしはサトシの後ろにしよ!」   
 レンズ方角補正やピントを調節する青年の前に、サトシ達はベストポジションを取り始める。 
 サトシは前屈みでピースで、ヒカリは両ひじを彼の頭に軽く乗せ笑顔のまま両手でⅤサインをした姿勢だ。ノゾミはスズナに抱かれて荷が重げな顔だった   
 「では~、クイズ!1+1は何だい?」 
 「ささ、ノゾっち!笑って笑って!みんなで、グーグースマイル!」 
 「「にぃ~~!!」」   
 一斉に全員が最高の笑顔になり、その瞬間に「パシャ!」とシャッター音が鳴る。その後、青年にお礼をして、 
 4人とポケモン達はイルミネーションで包囲された建物へ入っていった   
 「施設内はポケモンセンターの他に、ペットコーナー、屋上庭園・子供服・玩具・家庭用品、日用雑貨、美術画廊などのコーナーもあるのか!?すっげー」 
 「他にも、呉服・宝飾品・時計・美術画廊・紳士服・高級ブティック婦人靴・食料品とかもあるみたい」 
 「バルル~♪」 
 「ぴっかっか~」 
 「みみ~みぃ♪」 
 サトシやヒカリはフロア案内のパンフレットの地図を見てその種類の多さに驚愕していた。  
 
- スレ7-112
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/09 00:11:56
 
 バルキー・ミミロル・ピカチュウはブラブラっとフラダンスをしていた、多分遊べると期待してでのノリノリ感だろう。 
 ヒカリは他の3人にポケモンセンターに用事があると事を告げて、その室内の左端に設置されたDELL製デスクトップのPCの電源をつけ、 
 ワイヤレス通信でアヤコ宛にアドレスを入力欄を打つ 
 「あ、久しぶり~ママ!」 
 「あら、ヒカリ。稀少ね・・何かしらね?」 
 「・・話題沸騰だけど、ママってシンジと戦った事あった?」   
 テレビ電話で映るアヤコに、短刀直入に質問を投げかけ・・・彼女が疑問げな顔して、ある事実を確かめる。   
 「ええ!?ヒカリも会ってたわよ?ほら、今は目つきが悪そうな不良っぽい風貌だけど・・ 
 1年前は目がクリクリしてて、泣きたい時に泣く素直で可愛い子だった・・あのシンジ君よ?」   
 画面ごしに、アルバムの収納した写真を見せ、現在とは別人のような10歳のシンジを見せられ・・・彼女は驚きを隠せずにいた 
 「こ、これがシンジ!?兄のレイジさんじゃないの?」 
 「もうヒカリったら、綺麗にさっぱり忘れちゃって・・。確か、あの時の前半は私に90%程の優位に立ってたわ・・・ 
 けど後半の彼の競り合いは怪物級で、彼のスロースターターな特性がなければ・・多分私は負けてたわね」     
 これはおよそ、数十ヵ月で、殿堂入りまでされた程のアヤコとシンジの歴代戦のお話・・・ 
 「さあ、豪華客船でのJC杯の準準決勝も大詰め!アヤコさんのニャルマーとブラッキーのデスシャドウラッシュのコラボ技で、彼を追い詰めてます!」   
 実況者がマイクの機器で場内を盛り上げてる仲で、シンジは・・自分とベテランを超す腕前のトップコーディネーターであるアヤコとの 
 天と地の差の実力さのあまりに、前で息を荒くして焦燥していた 
 「何故だ、俺の究極奥義が通じねえ・・信念で言う貫きじゃ、やはり無理なのか・・・折角・・・大舞台でもうひとはな・・咲かせると臨めた大会でリタイヤなのか?」   
 ((例えて、恐竜は恐竜でも・・まだ親を見る子供のような・・))    
 
- スレ7-113
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/09 00:22:21
 
 「必殺技は無限大・・・終止符はなし・・」 
 ((確かに無駄、ムラや欠点のない技とは思う。シンジの今までの技には光沢な雷が纏う衝撃で痺れる何かが感じた。でも今にはそれがなかった))   
 彼は瞼を閉じて、牧場の仲でレイジとのマルノームで必殺技の特訓した時の事を思い返した。 
 シンジは先程での、3回戦のサオリとの命がけで勝敗を超えた結末の末に30日間特訓し、 
 1度きりも成功した経験のなかった「ガイアブリザード」が成功したものの、今や威力と迫力の無さで想い悩んでいたようだ・・・   
 「完成しない、未完成・・」 
 「残念ね、彼なら楽しませてくれる予感がしたけど・・出来れば最高のあなたに勝ちたかったわ」 
 「おうと!ここでトドメのデスシャドウラッシュだ!もはや万事休す!」   
 一網打尽に、決着をつける体制をしたニャルマーとブラッキーはダークネスショットを 
 シンジのポケモンであるポッチャマとゴローンにめがけて撃たれる最中・・・奇跡は起こった   
 「そうか、保留や途中とかで完成しないとかじゃない!常に人間や動物が大きくなる様に成長し続けてるんだ。 
 ポッチャマは冷凍ビーム、ゴローンがいわなだれ!思いっきりいけえーー!!」   
 「な、何だか微妙に威力が増してねえか?」 
 「つーか、見学席からでもしみるこのビリビリ感は一体・・」」 
 「い、今までより・・も・・驚異的な力が・・まさか!」   
 大地の地層から砕けた石の粒と雪の結晶が1つに交わり・・輝きが増していく、司会者・ギャラリーやアヤコはびっくりした顔をしていた 
 「そうだ、これが常に進化し続ける究極奥義、ガイアブリザードG2だ!」   
 「こ、これは痛烈なレーザーライナーとロックブロックのコンスタント!綺麗さと突き刺さる様な力は・・!?恐るべしガイアブリザード!」 
 「うふふ、やっぱり私の目に狂いはなかった。この子は10年に1人のゴールデンルーキー。楽しませてくれそうね。」   
 ブラッキーのシャドーボールとニャルマーのシャドークローで、天馬の形になるように黒と闇の竜巻を召喚させた 
 「これが私のハイコスト、ダークネスペガサスよ!」    
 
- スレ7-114
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/09 00:41:20
 
 ドドドドッツツ・・・シュォォォーーーン・・!!! 
 「凄い!威力は極めて互角。とどめく歓声も決勝戦並みだ!この2人の決着はいかに!」   
 1%の確率でも彼は100%の努力でアヤコに立ち向かう。負けたくなくて追い越そうと必死に頑張って、一等賞を目指して・・・   
 「まばゆい・・瞳がチカチカする、だが視力の回復を待つ間でも一刻を争う。急いで決着をつけるか!おし、巻き返すぞ。ガイアブリザードG2!」 
 「ぽっちゃ~!」 
 「ゴッロヲン~!!」   
 ゴリゴリした地とカチコチした氷のエナジーが派手に、ニャルマーへと襲うが・・ 
 アヤコは危険予測してたのか、ニャルマーに的確な回避指示を出す 
 「しなやかさと威力がいいわね・・・。逆に使用するつもりで尻尾をバネに、バックムーンサルトで避けて」 
 「ギニャ!」 
 「瀬戸際な具合でかわした!スノーボードで芸をするかの様に・・周辺の残るダイヤモンドダストがよりニャルマーを美しく奏でてます!」   
 モモアンが実況する中、暫定残り時間が2分58秒と迫る中、彼のゲージポイントは減らされる一方のようだ 
 「ダメか・・。手前じゃ・・違う!先の先を読み・・アヤコさんの癖を見出すんだ。ポッチャマ、スノーシンフォニーソングだ」 
 「ちゃぴぃ~るるる~♪」   
 追撃を自重して、水晶体の中で可愛らしい鳴き声とバレリーナの様な踊りで場面よく、 
 ユニークな披露でのアピールをしたが・・・容赦なくアヤコの攻撃が来ようとしていた 
 「2匹とも!同時にビックウェーブになる位の量までスピードスターを出して、サーファーになりきるのよ!」 
 「ニャルルルルル~~~!!」 
 「ブラァァーー!!」 
 「ついに解禁か!?アヤコ選手の得意技であるシューティングウェイブです! 
 キラキラする数えきれない星が大津波の様に流れ、ノリリズムな音色も奏でている!」   
 (全面見せか・・こいつを一撃で抹消する唯一の技は・・あれしかない!)   
 ―けど、奴を捨て身にし反動する危険性が― 
 ―いや、やれ!出し惜しみをして勝てるほど世間・・いや勝負は甘くない―   
 「ゴローン、大爆発だ!」 
 「ゴロォオ?」 
 「俺を信じろ!勝つ気持ちで全開でやれ!」    
 
- スレ7-121
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/10 00:56:48
 
 「グニョオォォオーー!!!」 
 チュドォオォオォーーン!!」   
 核兵器並のダイナマイトが引火して煙が立つ・・両者の視界が見えづらくなる 
 「うわぁあと、煙がたむって死界まみれの戦場化に。潜在的危険を利用した作戦かぁ?」 
 「そう、自動車とかの用語で言う、ミラーや目視でも見えぬ範囲。あるい人が見落とす範囲でもある死角を利用した作戦さ。 
 ・・今だ、ガイアブリザードG2!」   
 灰色のもわもわする中、目を伏せてたニャルマーに直撃した 
 「ギニャアァア!?」 
 「に、にゃ・・ニャルマ!やるわね、シンジ君。尻尾を扇風機にして、煙を払いシャドウクロスカットよ! 
 ブラッキーは技のチェイン役としてサイコキネシス!」   
 ぎゅるるんと快速で尻尾を回し、煙をかき消したニャルマは周辺のサイコキネシスの圏内に入り、幻影の闇を覆われた両爪をXの形にひっ掻き・・・交戦に徹した。 
 モモアンもエキサイティングな状態だ 
 「すかさまい剥奪戦に肉弾戦!地面もズシズシと響きます!」   
 「ウィークポイントをもろに当てよろけねえようだな・・再びガイアブリザードG2」 
 「ゴッロオンン!!」 
 「チャマママ~!」 
 「おお!?原子の物質デブリと雪の華の技をまとわせ、アヤコ選手の技と再び大激突!衝撃波の力はほぼ互角!」 
 ゴッガァアァアァアァアーーーー!!   
 「2人とも!クイックターンをして、シールズロックプレスよ」   
 アヤコの指揮で、ニャルマーとブラッキーがグルグルとすばしっこく回り、鳥籠の様に囲んだ。シンジのパートナー達は身動きが不能な状況に陥る 
 「ニャガガッガ~!」 
 「ブララァァ~!」 
 「くっ!アフリカ砂漠でのアリ地獄の様に再現したアジアン最高峰のタクティスネーター技か!?く、1分28秒の僅さで・・計算が甘かった」 
 「深海の濁流に足がもつれるかに動けません!無防備の丸裸状態だ!ほぼジ・エンドなピンチです!」 
 (お、わっ・・た!俺の夢は塵に・・)   
 成すべくorzの姿勢でガクンとすくむ。するとアルプス席から、兄であるレイジが喝を送る 
 「こらぁ!シンジ、まだ81秒位で残されし中で何、テクニカルノックアウトされたかにがっかりしてるんだ! 
 んな野暮だと僕を見下す資格は無いよ!」    
 
- スレ7-128
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/11 00:43:38
 
 「ねぇ・・お兄ちゃん、ママ勝っちゃダメなの?」   
 隣席にて暫定9歳で135cmであるジャンパースカートを着た青髪の子が弱々しい、つぶらな瞳でレイジに話しかける 
 「君は誰かな?僕はレイジ、君の母親さんと対戦してる人の兄なんだ」 
 「あたし・・ヒカリです。あのママの娘で・・」 
 「そう・・君はあのアヤコさんの娘なんだね。パパさんはお仕事かな?」 
 「う~んとね、パパは総理大臣の仕事で東京にて単身赴任なの・・お兄ちゃんの両親は?」 
 「へぇ・・責任重大だね。僕らの両親は来てないんだ」   
 初対面だが、顔をこわばる事なく2人は互いの家庭の事を話し・・・その後静かに応援をする、兄の声で・・・ 
 何度もピンチに追い詰められてはあきらめかけてたシンジは再び闘志をよみがえらせた   
 ―愚かだな、俺・・何の為に死力尽くし・・どういう意味のものを探す為に・・・笑ったり、泣きじゃくって、今日までこいつらと前を突き進んできたんだ―   
 ―かちたい・・名誉や汚名の差や歴史、無名の差とかは違う!この世界から募ったオールスター選手らと―   
 ―1回でも長く大好きなコイツらと戦いたい!俺もポッチャマ達もコンテストを楽しみたい―   
 兄の怒濤な歓声から、彼はすくっと起立をした、肩の力を抜き2匹に臨機応変な指示をする   
 「ガイアブリザードG2を地面に蒔け!その直後・・ポッチャマは守る!ゴローンは自爆だ」 
 凍えた氷と岩石を床下にぶっかけ、ポッチャマは緑色のバリアで完全防御してから、ゴローンは爆発した 
 チュリリリ~パリィン・・・!!ドゴォオガガガァア・・チュド~ン!!!!   
 「湿り気か!ジメジメする中なら火薬の相性とも悪く自爆のダメージも軽減できる!流石シンジだ」 
 「トリプルブレイカーのコラボで、檻から脱出だ!残り57秒でとんな奇跡のドラマを待ち受けてるのか!」   
 テレポートの術かにシールズロックプレスから脱出したポッチャマとゴローンを見て、モモアンもハラハラした口調で実況をした。 
 青緑の衣装ドレスを着たアヤコはその服の長袖をまくって、耳たぶにつく汗をハンカチで拭いていた    
 
- スレ7-129
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/10/11 01:02:47
 
 「少子化な中・・学力低下や会社での優秀人材の欠乏は勿論、有力なコーディネーターもスカウトしづらい氷河期な中で、貴方の様なお方がいらっしゃるなんて・・」 
 「ママが動揺してる?初めて見た・・」 
 「いえ、俺も汗しぶく量が半端ない調子ですよ。20年間の無敗王者と互角に戦える事にも肝汗もいい所です」   
 アヤコは唯一、1度だけ・・学生時代に、今やポケリストとポケキャンで出世したユリという女性と戦った時に動揺させられた経験があったようだ。 
 それ以来は余裕勝ちした記憶しかない為、彼女にとっては少し不適合な場面なのかもしれない・・ヒカリはしんみりした顔でママをながめていた 
 「到底2カ月しか経験してないどころか、裏技並な上達っぷりね・・けど積もる話は終了した後でも可能だし、今は今しか出来ない事をしましょうか?」 
 「ああ・・今という1歩1歩大切にしなければ未来もないと俺は思います。今は今だけだから。な!?まぶい・・」   
 彼のしぶとさ、執行や勝負強さが源となり、ゴローンとポッチャマの身体が輝き出す。戦友やファン達や家族の信頼に応えるのように・・・ 
 「ずっしり行くぞ!このWシーズンズで俺らの功名を刻むんだ。俺達は倒れようとも、まだまだ進化する!ガイアブリザードG3!」 
 「ゴロロォォォォーー!!」 
 「ポッチャァァァ!!」   
 更に強烈な威力を増した、極寒な雪と鉄骨な岩が交ざり、2つの物資がブラッキーの方角へ飛ぶ。アヤコは斬新な指示をだす 
 「ブラッキー!わざとまくれて自らの包囲にシャドーボールよ。」 
 「ブララァァァンーーー!!」 
 「うおっと!ひるんで転倒したと見せかけて・・・自分の包囲に漆黒の闇である魂をかき集めては、 
 強力なエナジーで結界を張ったような感じで防いでます!そうカウンターシールドです!」 
 「ニャルルウウウゥゥーー!!」   
 更に、新幹線並の速さの移動のまま走った状態の勢いでニャルマーは10万ボルトを出し、技と技をチェインさせ、 
 太陽と月のバラードの綺麗な翼を発生させ・・・数秒後に衝動の刃に風貌して、シンジのポケモン達に襲う    
 
- スレ7-367
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/10 08:38:16
 
 2ヵ月ぶりの投稿になります、step snd goの者です。1カ月前まで 
 自動車学校と仕事の重なりで余裕がなく、またまた投稿がおそろかになりました。 
 でも一応、話の構造は最終章まで考えています。では、これからどんな展開になるかを 
 少しUPします。   
 謎の主催者が開催するポケモンコンテストに参加するサトシ達。参加者は 
 本番に備え、練習することになるが、その中にはウオッカ、グレイ、ルビー、 
 ラフロイグの悪の四天王が集う戦場にもなろうとしていた・・・ 
 そしてサトシの事を避けるヒカリの不可解な行動・・・シンジの事を見守る、サルビア王女・・・ 
 四角関係の行方・・・、そしてサトシのとった行動とは   
 当分先の後半や最終回ではチョコレートのように甘いサトヒカが!?うっしっし~ 
 本編は近々に投稿する予定になりますのでお待ちを。    
 
- スレ7-368
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/10 20:49:19
 
 ブッワシャアァァアン~~!   
 「浅めの無人島だと海へのえじきになる程の衝撃波がキタァ~!万事休すかぁ?」 
 「ゴローン、丸くなれ!後にバックステップして転がり、ポッチャマは・・・ 
 ハイドロカノンでゴローンがよりいっそう緩急と重りがある転がりへ出来るようにぶっかけてやれ」 
 「ゴッロロォガガガ~!!」 
 「ポッ、チャアァァァア!」   
 寒水の波の中でスクロールして衝撃波を突破してゆくゴローンに観客は大興奮だ 
 「え、エキサイティングな魅せで碧海を越すゴローンの雄姿はドルフィンの様だ~。」 
 「ブラボー、大混戦でも本来の目的を忘れず可憐に避け、攻め合う2人は決勝以上の迫力ですね」 
 「ニャルマー、水は電質が負かす性質よ!天空に舞い、10万ボルト!」   
 ミナモジムのアダンも2人のポテンシャルに驚きを隠せない表情だった。そして空からゴローンへサンダーストーム状の雷撃が襲う、が背後には嘴を尖らすポッチャマがいた 
 「なっ!?」 
 「今だ、氷のドリルスマッシャーで決めろ」 
 ギュィィィィン~~!プワリィィ・・ 
 「凍えし嘴をドリルの様にえぐったぁあ!フイと裏をつかれ、アヤコ選手ピンチです!」   
 「予選会や地区戦だとしくじりの山の技がこんな局面での完成ばかりとか極めゆくとは・・」 
 ―シンジには重圧がないのか?いや・・―   
 「負けない!自分自身の為、応援を贈る家族や友人、客人の為・・勝たせて貰ったライバルの分まで!ぜってえに勝つ!」 
 「何て力なの!?あの技はまだ昨日完成したばかりのはずなのに!」 
 「ママァァーー!負けちゃダメ!」   
 レイジは想定外な彼の進化の速さに驚愕していた。そして計測不能なミラクルパワーでおされ気味なアヤコには・・ 
 まだ9歳である、普通の学生に在学中のヒカリの叫び声が聞こえていた・・・ 
 「そうよ・・娘が私の様なトップコーディネーターになりたいって頑張ってるのに、私が負けたらあの子に夢や希望が無くなる!」   
 ドガァァァァアンーー!! 
 「すざまじい風圧で両者のポケモンはほぼ限界に近い!おそらくは次の技で決まるでしょう!」    
 
- スレ7-369
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/10 21:25:31
 
 「俺を選んでくれたポッチャマや仲間達と一緒に次の準決勝でも戦う!強くなれた誇りを胸に、いっけぇ!ガイアブリザードォオォーーG3!」 
 氷河の凍結なる粒が、大地の岩石と南極の氷とし合体し、疾風の速さが襲う   
 「おそまじい速さです。係長の私有物であるこのスピード計測器によると・・・この速さは102マイルズ=164km/h!」 
 「私を築いた20年間の全てを貴方に捧げるわ、この技を出すのは貴方が初めてよ。ネージュエンジェルブレイブ!」 
 ブラッキーのリフレクターのエコロジーの物質によりニャルマーに天使の翼を捧げ・・そのまま空を飛ぶ   
 これは凄い、神聖な光の翼でニャルマーが華麗に浮いてます!そして脅威的な力を増加してシャドークローで急降下!   
 シュウゥゥンンンーー!! 
 「凍てつく氷山と闇の天使の・・ごっつい炸裂光線!船底が地割れに及びそうに揺れる破滅力と、 
 見る者も緊迫するこの1戦をしかと目に焼けろ!」   
 「うおぉおあおぁぁーーーーー!!」 
 「この極限の切札級の技を出さすのは貴方で2人目よ。漆黒なる闇よ我に力を!グランディスアロー・プロードG5!」 
 「ポッチャマはハイドロポンプを地面にぶっかけ、空中に舞え!ゴローンはあなをほるで地面に隠れ、衝撃に備えろ!」   
 エクスカリバーの様な鋭い形した軌跡の爆雷が襲うが、2匹は空中や地層の地下にエスケープし、全くのノーダメージだった 
 チュドォガガガァァァンンンァーーー!!   
 「立ち上がれ、試合はまだホイッスルは鳴ってない。諦めたら試合も終わりだ!たて!」 
 「ぽち・・ポチャァア!」 
 「ご・・ゴロロォ!」   
 彼の声援で2匹は立ち直り、再び闘志を燃えたぎらせる容態を見て、アヤコは驚かされるばかりだ 
 「な・・この不利さでの勝利を信じる強い想い・・絶対でない可能性であるものへ100%注げるなんて・・ 
 さあ、行くわよ!最高傑作の場面の試合にしましょう!」 
 「ええ・・。俺はハナダ大会で貴方のファンクラブの冊子を見て憧れてた時から1度でも戦いたいと思ってました!」 
 「さぁ、残すは5秒!この超越なウルトラクオリティーなコンテストの行方はいかに!?」    
 
- スレ7-370
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/10 21:44:25
 
 「100%を超えてやる!ガイアブリザードォオォG4!!」 
 「ありったけの力を貴方に捧げるわ、ネージュクロスカット!」   
 北極の領域に入る雪崩と、神聖なる×型の神罰の光が追突し合い・・ブラックホール現象が現れ、周りの建物が少し崩壊した   
 「タイムリミット!そこまで、残量メーターが全く等しい為・・両者の技の技術面「キレとノビ」や繋ぎ・バリエーションに不屈心・美しさでトータルで競います」   
 審判がホイッスルを鳴らし、観客らは2人の暫定ポイントのメーターを見るが・・・全くの引き分け・・・もったいぶる様な結果で 
 観客からブーイングが際立つが、その中でヒカリは感激していた   
 「すごおぃ・・まだセミの前にして、最終章の様な魂が燃えたぎらす迫力・・」 
 ―これがジャパンカップ!!―   
 技術力:アヤコ:156p シンジ:173p 
 「第一関門の部では、な・・んと!新人のシンジ選手が17ptリードだぁ!次は、技の繋ぎ方とバリエーションではアヤコ選手が189ptで、シンジ選手が181ptで統計では・・・未だ、9pt差で彼が優位です!」   
 次にバリエーションの科目では、アヤコが214p シンジが191ptで、6点差で次はアヤコ選手が逆転していた   
 「え~次に・・・・ポケモンの魅せ方の採点に基づいては、アヤコ選手が157pt・・シンジ選手が163pt! 
 まただ!又々・・の同点!写真判定によるパラメータでも全くの残留でありながら・・・サドンデス形式でも決着がなかなかつきません!」   
 「な・・何ですって・・」 
 「勝てる・・この勝負・・いや勝つんだ、勝たねえと!」 
 「ニャルル・・」 
 「ポチャ・・・」   
 「くぉーらぁ!勿体ぶらずにせっせと勝敗をつけろおぉおやぁあ」 
 「ピューピュー、頑張れぇ!」   
 観る者、実戦者・・互いを緊張させる緊迫した一戦。客人も胸がドックンと高鳴る程だ・・レイジはVTR映像を見て 
 1人の弟とし、誇りを胸に何かを感じ取れたようだった 
 「僕のコンプレックスに、心を鬼にして・・1人の冒険者が・・あの20年無敗の王者に挑む覇気と、 
 勝負強さから生む限界を超えた限界・・凄いよ・・僕もあきらめられないよ」    
 
- スレ7-371
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/10 21:58:16
 
 (1年目にして半端ない評価・・勤続年数を重ねてたら、完璧に私の負けだわ) 
 (俺はベストをつくした、何も未練や後悔もねえ!あとはひたすら勝利を信じるだけだ)   
 「では最後に不屈の心は、アヤコ選手が126pで、シンジ選手が・・・」 
 (頼む、127p以上あってくれ!俺はこいつらともっと上まで行くんだ!) 
 「110pで、スコアラー射影判定の精密した総合結果・・16ptの僅差でアヤコ選手の勝ちです!」 
 「・・・まさか・・」 
 「勝っ・・・」 
 「僅か16ptでアヤコ選手が準決勝に進出を決めましたぁぁあ!」 
 「え・・・」 
 「うぅおぉおぉォーー!!」   
 猛烈な雄叫びする大観衆の中で、その場で倒れ込み・・・シンジは涙を堪えた 
 「しかし、シンジ選手もよく戦いました。20年という長い年月の首位を守り続ける 
 アヤコ選手と互角に戦えた彼を誰も責められないでしょう」   
 緊迫ほぐれた瞬間・・夏の甲子園での様な大声援の中・・ 
 シンジが我返ると大型モニターにはアヤコの顔とWINNERの字が表示されていた 
 「うぉおぉおおーー!!」   
 (汗ばんだボロ雑巾な所まで戦い抜いて・・けど彼を尊重すれば・・こんな残酷な結末だなんて) 
 「ねぇ、レイジさん・・どうしてシンジ君、悔しそうに叫んでるの?」 
 「君の師範・・誇る母親に僅差で敗北のレッテルに・・名残惜しんでるのさ。 
 勝ちたくて1戦でも仲間と共にコンテストをしたくてウズウズしてたんだ」 
 「・・・」 
 「けどね、君はこわばらず喜んだって全然気に障らないさ。君の大好きなママが勝った。声が渇れきるまで大声でお祝いコールを送ってもね」   
 自らの隣席である相手側の他ならぬ弟が敗退してカルチャーショックの気持ちを尊重する、ヒカリにそう告げた 
 「う、うん!ママァ~、おーめーでーとーう!」 
 彼女は船のスタンド席で叫ぶ。愛しいママへの言葉へ・・・ 
 「ヒカリ・・・有難う。私は貴方がいる限り、もう負けないわ」 
 「くっそぉおぉ・・・!」   
 シンジは右の拳でカーペットを殴り涙腺で落胆な状況だ。それを見た兄は 
 「しょげず顔を上げて!胸を張れ、試合はまだ終わってないよ! 
 相手と握手して退場するまではまだ試合中だよ。フェアなマナーでしめないとね!」    
 
- スレ7-372
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/10 22:19:17
 
 「あ、あにき・・」 
 しゃがみ込んでふさぐ彼にアヤコが笑顔で手をさしのべた   
 「ナイスファイト。凄く楽しかったわ。今度は夢の聖地「アメリカ」のニューヨークで戦いましょう」 
 「・・・アヤコさん」 
 (ダメだ!折角アヤコさんが快く挨拶してくれてるのに、俺だけ悔しがるなんて・・) 
 「こちらこそ、最高でした。ですが、次は負けません。いつかは王者の座は頂きます」   
 「うぉおと、2人の芽生えの握手だ!さあ観客の皆様ももう一度惜しみのないコールを!」 
 「よくやったぞ、シンジ!ファイティングガッツだぜ!」 
 パチパチパチパチーー!!パチパチ!   
 彼はトップクラスの彼女に洗礼を浴びると思われたが、準準決勝の結果は僅差でアヤコと戦えた功績で映像がDVD化され、 
 売上本数が10万本で・・・半年後には、なんとコーディネータの現役人数が1.22倍に増えた程の収穫だった。   
 ―シンジVSアヤコ 回想編 終了。次のセクションは、サトシにヤキモチ?ヒカリとシンジとの三角関係と、 
 みんなでコンテストでリハーサル。ジンダイとレイジの告げる予言の意味とは・・・―    
 
- スレ7-385
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/11 20:04:24
 
 と己と己の限度を超す、超絶な戦の回想の話にヒカリな目を丸くし驚く 
 「ええ~!?ママとシンジが・・・あたし、もうママを声の限りエールを贈る事で精一杯だったから覚えてなかった・・・」 
 「唯一、JC杯で私が手こずった強敵って事。ヒカリもコツコツ前進しなきゃ、ギッタギタにされちゃったりしてね!」 
 「そう思う?そっか・・・あたしもシンジと一戦交えて腕試し・・・ううん、特訓したらママに近づけるかな?」 
 「生半可な修練や気持ちじゃ、彼にすら近づけっこないわ・・・。」   
 凡そ、人生30年間でもユリ以外でも悪戦苦闘した経験が・・・印象深くなったのか、先輩としてそうヒカリに忠告した   
 「よくよく考えれば、新米トレーナーへなりたての年の約4ヵ月程で私と互角の実力つけたから、 
 一般の人より千倍の努力したと断言しても過言じゃないわ」 
 (・・・シンジは複数の分業的な知恵にコンテストとバトルの両立で、サトシが40個以上のバッジやシンボルに、 
 名誉トレーナー承認の資格・・・タケシが料理や家事全般に、ケア関係の知識がある・・・)   
 ―あたしには故郷はど田舎、学校の成績もまずまずで半端だし・・・コンテストも負けてばっかりで、周りの人に心配かけてて・・・―   
 ―――あたしって取り柄ないな・・・―――   
 裏底の心情では、ヒカリは自信喪失していた。ポーカーフェイスなつもりでいたが、親であるアヤコは数秒で見抜いていた   
 「ヒカリ・・・いい?この世界には私達より大物の凄い人間はごまんといるの。もし、自信ないなら 
 ナンバーワンよりオンリーワンを身につけなさい。順位は追い越されても、何も意識せず、自らの特技や長所を向上させれば自分らしさを保てるわ」   
 「う・・・うん!早速シンジ誘って鍛えて貰う!一を知って十も知れるかもしれないし」 
 「そうね、相手から学べる事も多いはずよ。彼の良い所を盗んで、自分に吸収する位の気になりなさい。そう未来の自分に約束するの、 
 大抵叶わなかった夢という名は・・夢がその人を裏切った訳じゃなくて、自分から夢を手放した事なのよ」    
 
- スレ7-386
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/11 22:31:50
 
 しぼんだ顔したヒカリに勇気づけ、幾度の経験を重ねた自分が、将来後継者になる娘にそうアドバイスをした。 
 「ありがと、ママ。デジタル地上放送の生中継絶対見てて!必ず優勝してみせるから!」 
 「ええ。録画して、1コマ1コマの動きを解析して・・また通信にて良い所と悪い所の反省会でもしましょうか?」 
 「はーい!よろしくお願いします、先輩!じゃあ、そろそろ切るね?」 
 「実戦前に、模擬的な実践の戦いもしてみてもいいわよ?それじゃ、頑張ってね。ママ、応援してるから」   
 と通信を切断し、PCをシャットダウンして販売機にあるジュースを買おうとすると・・・ 
 CD・DVDレンタル・販売店の脇道にブルーベリーガムを噛むシンジの姿を見かける   
 (選考選抜は、チコリータが先頭バッターで行くか・・・。葉っぱとムチを緑のなめらかなコーディネートで・・・) 
 「シンジ、今時間ある?そ・・・その」 
 「あ、何か用か?あいにく俺は多忙だ、心のメンテナンス中だからな。用件は手短にな」   
 拳や腕をプルプルと震えるヒカリに対し・・・シンジは唇に掌をかざし、ぶわっ~と欠伸した。 
 片方の脇には、字だらけでボロボロになった自由帳を抱えていた   
 (凄い・・・端から端まで文字や絵がギシギシだ・・・シンジって天才だと思ってたけど、影で、努力してたんだ。)   
 ――――・・一緒に練習したいなんて言えばどう返されるかな?きっぱり断られるのがオチかな? 
 でも強くなりたい、勇気を振り絞らなきゃ!――――   
 「どしたー?だんまり顔して。俺なんか気に障る事言ったか? 
 ・・・テレパスな位の読みは程遠いが、お前の言いてえ事言ってやるよ」 
 「え・・・?」   
 「俺と特訓したいだと?俺はヘタっくれな奴でも熱意や度量、根性ある奴は大歓迎だ。なら早く鍛えるぞ? 
 俺のスペシャリティな強さを物にすんだろ?アヤコさんの娘さんよ」 
 「・・・え、え!?う、うん!」   
 超心理学の様にシンジはスラスラと、ヒカリの考えてた事を読み・・・ 
 言葉として表現し、逆に彼から誘って来た展開にヒカリは驚く。そして数秒間深呼吸して話題を切り出す    
 
- スレ7-387
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/11 23:15:18
 
 「あのさ、JC杯の事だけど・・・うろ覚えでついでな形で誤解されるかもしれないけれど・・ 
 あの時のシンジとママ・・凄くカッコ良かったよ!」 
 「なん・・だと!?慰めか? でも、俺があんなに悔しい思いしたのは初めてでさ。 
 思わず泣いちまった。男の癖にだらしねえな、俺さ」   
 「全然そんな事ないよ!だって・・あたしの・・銀河一・・ 
 ううん宇宙一のママに匹敵する人がこの世居ないって信じこんでたから・・。」 
 「遠回しな往生だ、要点を言えよ。」 
 「言葉じゃうまく言えないけど・・凄いと思った。あたしと同年代な位の人がママと互角に戦える人がいたなんて」   
 母親だけが、銀河一で・・・右に出る者は世間には存在しないと決め込んでいた事だけはあり、 
 そのアヤコに引けを取らないシンジが改めて寛大だなと思い、ありのままに褒めた 
 「そうか・・・。だが褒めんなよ、俺はそういうの慣れてねえんだよ」 
 「マサゴタウンで再会した時は目つきが激変してたから区別化してたけど・・あの時の輝きは失われてないね!」   
 自然的な笑むヒカリにシンジは胸がドックンと高鳴り、そっぽを向く 
 (何で俺・・胸がドキドキしてんだ?この11年間にない感じだ。) 
 「だから・・あたしにとっての最高のライバルがシンジなの。だからこそ教わりたい所も山程あるし」   
 中華街やラウンドワン、メッサオークワの店がある通路を歩きながら2人はそう会話する   
 「でもあの時の同一人物なんて思わなかったな。だって目が丸くてクリクリしてたに対し、今は細目だから」 
 「ああ、そうか?今はな応用編として、スケートを主用にした演技をミュージカルに曲調合わせする最終仕上げ中だ。 
 ・・・まあアヤコ戦に温存する分、今大会は封印するがな」 
 「へ~、ならシンジにとって・・・ママは・・・」 
 「史上最強のライバルさ。願いが叶うなら・・・また対戦して、成長できた証を見せつけて恩返ししたい程だ」   
 10歳の彼と大ベテランの母親と、五分五分に戦えた事にまだ感激してるのか敬礼の意味を含め・・・手を差し出す 
 「ん?握手か。案外礼儀正しい奴だな。かしこまって気味悪りいな・・・」    
 
- スレ7-388
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/11 23:30:51
 
 「また輝かせて、あのガイアブリザードを撃った爽快感のあなたとポケモン達を」 
 「スノーボードでも滑れん雪の斜面へとお連れしてやる?心構えしとけ」   
 空きのアトリエに歩く彼に、雛の様にピョコと付いていくヒカリだった。するとシンジのリュックから 
 ハイパーボールがぴくぴく動き、頭の葉っぱがチャームポイントのポケモンが出てくる 
 「チコリー♪」 
 「おい、命令前に出てくるな。チコリータ」 
 「あれ?ジョウトのウツギ博士の・・・えっとシンオウ図鑑で」   
 ピンクの図鑑につく赤外線センサーを向けて検索ボタンを押す。すると解説が始まった 
 「シンオウモードでは該当無し・・・全国モード№152・・葉っぱポケモン、チコリータ。頭部の葉から出す香りは争う者の気持ちを 
 おだやかにする成分が含まれると言われており、美容院の社員にもよくパートナーされている」 
 「そうそう、チコリータ!可愛いなぁ♪きゃ!?」 
 「チコ!チッコ♪」   
 疾風の如くに彼女に体当たりして押し倒して、顔をすりすりする。 
 「おい、生い立ちはよせ。悪いな、此奴は社交的で誰でも仲良くしたい性格なんだ。悪気はない・・・許してやってくれ」 
 「ううん、全然!気にしないで。でもキュートな瞳に癒されそう~。貰っていい?」 
 「ダメに決まってんだろ。今大会の参謀役の切り札にする予定なのによ」   
 態勢を変え、チコリータをなでなでする彼女が欲しいと主張したが、彼はきっぱりと断り自分の肩に戻す 
 「チコ~」 
 「残念、くれるっと確信してたのになあ。でもシンジならサンダース・ボスゴドラ・メタグロスとかがイメージ湧いちゃってたから意外だな~」 
 「固定概念かよ、ダイゴでもあるまいし・・・。欲しければ、運寄せで草むらにいる野生のチコリータでも探せ。 
 こいつはな俺がアヤコさんに勝つ為の・・・違う、かけがえのない仲間だ」   
 不慣れな言葉で口ごもった彼は顔を少し赤らめて、前へ進み。2人は横浜アリーナの様に広い会場へと着く    
 
- スレ7-391
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/11 23:58:16
 
 今頃サトシは研究所宛てのPC通信で、画面に映るクラブ・キングラ―・ヘイガニ達が居る水槽の前に、 
 机へと座るオーキド博士と会話中の模様だ 
 「ほう・・・あの名物のサーカス大会に。だが、リーグ戦の調整には最適じゃろうな。 
 「どういう事ですか?」   
 と質問を投げかけた彼に、画面にはスケッチブック持つ青年のケンジが居て・・・ 
 後ろに赤髪の黒いサングラスをしたノゾミがやってくる 
 「見かけない人だけど、サトシの知り合いかい?」 
 「ポケモンウォッチャーのケンジだよ。特に観察する事が主用で、今は博士の助手なんだ」 
 「へぇ・・・。職業も色々あるもんだねえ。あたしノゾミです、よろしくお願いします」 
 「僕、ケンジです。地味なポジションですけどよろしく!」   
 ストライクとコンパンに囲まれるケンジはニカっと笑い、それに対しノゾミは軽く挨拶を交わす   
 「えっと、本題に入るよ?最新の公式パーソナルデータによれば、前のスズラン・サイユウ大会での優勝者は、 
 実はコーディネーターの経験者でもあった事から・・・臨機旺盛で斬新な戦術を持つ人が去年より1.23倍増加した事が分かったんだ」 
 「マジで?よし、なら俺はヒカリと特訓して今日の大会で優勝してやるぜ!それとさ、そっちにカビゴンとケンタロスいる?」 
 「ほお、使いたいわけじゃな?代わりに2体をこちらに転送せんと無理じゃぞ?」 
 「了解です。」   
 悩んだ挙句、ヒノアラシとムクバードを選択して博士に送った。その3分後に2つのボールが送られてきた 
 「では一句、サトシにも いっぽをふんだ コンテスト!では深追いや無茶せずに頑張るんじゃぞ」 
 「はーい!東京テレビの生中継見てて下さい。必ず優勝してみせます」   
 と川柳にリズミカルな博士へ自信過剰に宣言して、通信モードを終わらし、サトシはヒカリを探す 
 「猪の様にまっすぐだね。けどヒカリは今はシンジとどっかにほっつき歩いたのを見たよ」 
 「へ?シンジとヒカリと?」 
 「多分だけど、2人は今日のリハーサルをしてるんじゃない?あんたの励み役として不足かもしれないけど、私で良ければ相手になるよ」    
 
- スレ7-392
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/12 00:17:04
 
 と第三者である人の証言を聞くサトシは、どこの内心で寂しそうな顔してる感じだ 
 「あ、頼む!きっとヒカリのライバルでもあるノゾミならいい発案が・・・」 
 「先ほど彼女の名前を呼んでるけど・・・ひょっとして彼女が気になるかい?」 
 「いや、別に・・・ただ」 
 「男ならシャッキと好きなら告りな。実行する後悔より、何も手も出さぬ後悔の方が断然大きいよ? 
 まあ、あんたがヒカリと親交な友達以上になりたいって思わないなら別にどうだっていいけどね」   
 クヨクヨしたりナヨナヨで優柔不断なサトシにノゾミはきつめの喝を入れた。彼は下を向き・・・喜怒哀楽なヒカリの面影を思い返す   
 (この温度差なんだよ!?たかがシンジと居るだけの事で・・・)   
 ―――何ヒカリが誘拐されたか怯えきってんだ俺・・・?そばに居れないだけでこんなに違うものなのか?―――   
 ―――胸がく、苦し・・・い!――――   
 心臓発作の様に胸部を指でムギュとつまみ、大汗をかき・・思い悩むサトシだった。一方 
 レイジはスーパーマーケットのレジにある公衆電話で、ジンダイにある電話をしていた 
 「バトルピラミッドの取締役のジンダイさんですか?私、レイジです。応答願います」 
 「僕はソウタロウと申します、はい・・・用件は大体分かりました。隊長、お客様から電話が来ております。」   
 空に浮くエジプト・中南米などに見られる四角錐状の巨石建造物に似た要塞を操縦する50代の年輩に声をかけた 
 「珍しい・・・では電話しとる間代理とし操作してくれたまえ」 
 「了解です。師匠。」 
 「わしがジンダイじゃ。ん?お主は・・・レイジか?」 
 「はい。フロンティアへの挑戦以来ですね・・、感動の再会・・・いえ直接は面会してませんね。 
 無礼で困り者とは了知ですが、お伺いたい内容があります。」   
 ちょっぴり驚き顔で、オフィス室へ移動して。念入りに地図帳やメモ帳を開く 
 「なるべく詳細と近況をまとめた書類をファックスにて送信して、それを合わせて説明くれれば幸いじゃ」 
 「はい、心得ております。ではレポートから送ります、誤字・脱字ももし含まれてれば・・お手数ですが修正もお願いします」    
 
- スレ7-393
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/12 23:34:04
 
 「・・・なら受信準備もOKじゃよ。ふむ・・・やはり昭和半ば時代の識別コードと今の不穏な現状の噂が酷似しとる。 
 この脅迫状に偽りなければ、半世紀以来の大災害が起こるかもしれん」   
 ―――脅迫状―――― 
 我々は、イーグルカイザーズの者である。ミオツザーツの財宝は我々が頂く、歯向かう者は死と地獄の苦しみがあるであろう。 
 また、長年の究明で大魔王のラフニ―ルを蘇らせる鍵には「スペースオープンゲートキーパー」の第三の能力を持つ者と 
 スーパーリンクしないとならん事が分かった。それに関係する人を我らに渡す事できない場合は、時限爆弾や空襲ミサイルで、 
 動物園を跡形もなく木っ端微塵にする。警察や刑事・弁護士に通報すれば、その時点で爆破だ。すでに刺客は送迎済で死角はない、 
 無駄な抵抗しない方が賢明であろう。 
 ―――ウォッカより―――     
 血染めのいびつな文字が不気味さを引き立てていた。レイジはこの手紙を見て、経緯を聞く 
 「僕は18歳位で、50年前という歳月は体験してませんが・・・ジンダイさんは50代後半でしたが・・・ 
 幼少時代に、先祖代々から・・・何か言い伝えや神話とか聞いてませんでした?」 
 「わしも直接聞いたわけでないが、昔にラフニ―ルという魔王が・・エイリアンという物質を結晶にて繁栄させ、 
 外敵からの攻防を無効化するグログニヤ石を築き、思うがままに世界征服をしたらしい」   
 「・・・それで?」 
 「じゃが、ゾロアークを使うジョン・ストーンという覇者が参上し・・・古の遺跡の神器である秘宝を使い、 
 ワームホールという魔法で封印したと・・・言っとったな。うろ覚えでややこしい話だが、お主が気にする事でない」   
 瞼と閉じ、その人物や・・・三大神器のシルエットを、あらゆる角度でイメージしながら、切々と解説する 
 「おとぎ話・・・というかドラマのフィクションの様な話ですね。 
 神様や天使・悪魔とか・・・サンタクロースが本当にいるかみたいに・・・」 
 「そうか・・・お主らに忠告しとこう。万一近辺に、がらりに・・チョコマカと形態を変えるポケモンの横に 
 背が低い女の子が居たら危険信号だと思え。」  
 
- スレ7-399
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/13 22:57:26
 
 ジンダイはグラフィックにて、ファックスの形でレイジ宛てにスキャン画像を送信した。 
 「そこらじゅうの小学生に見えますよ?ハッキングミスなのでは?」 
 「人は面接とかで、相手を外見にて掌握に、即断即断しがちだが。表面が見えておろうが、裏は見えぬ。 
 それに最近、指名手配されている程の凶悪な極悪人だと住民に名を知られてる程・・・危険な事から、 
 その彼女は魔王の手下の可能性があると注意を呼び掛けているらしい」   
 「はい・・・、侯爵・公爵・伯爵・子爵・男爵の動きの兆しと見て間違いなさそうですね・・・。となると、 
 ラフニール・スギオ・ウォッカ・ルビーの他に、もう1人仲間がいる事になりますね」   
 インターネットでの情報収集や、先祖の証言とかを資料に・・紐解いてくが・・まだまだ謎だらけだ。次にレイジはシンジと見つけた地下遺跡の事を話す 
 「僕は弟のシンジと、ほっつき歩く最中で、ルーン文字が刻まれた遺跡があって・・・BWの証を刻めとかの暗号があって・・・」 
 「ほぉ・・・。お主らも目撃したか、わしも10年前にウコン・ダツラの3人で遠征調査の時に見かけての。ダツラの推理だと、ベストウィッシュ・・・ 
 告白へとなり、恋から愛に変わる関係である2人が、その近辺にある魔法陣にて心を1つに唱えれば・・・何かが起きると推測しとったな」   
 「僕、つくづく・・・いえ前から感じましたが、恋も愛もどちらにも心はあります。ですが、恋は心が外にある分・・すぐ出られて絆はまだ薄い印象っぽくて。 
 愛は心が真ん中にあり、なかなか出られない結束力があると僕は思うんです」 
 「お主、ラブコメディの映画の見過ぎでないか?じゃが、意味合いはつじつまはある」   
 動物園の圏内であった繁華街の地下の遺跡でのキーワードを考える2人だった。そう話すと午後4時のベルが、食品コーナーの店内から響いてくる 
 「つもる話の最中ですが、そろそろ時間なので・・・また後日に電話して宜しいですか?」 
 「良かろう、ワシのブラックリストである組織の一員が動じるような目撃や耳をしたら・・また連絡する。ではな」 
 「はい、健康と安全運転にはお気をつけて。失礼します」    
 
- スレ7-401
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/14 00:07:28
 
 と受話器からテレホンカードを回収し、財布の中に入れて・・・彼は飲料販売コーナーで 
 500mlのCCレモンを購入して、その店舗を後にする。 
 ジンダイは機内室の書斎でPCをいじり、ソフトウェアでデータの編集中だ   
 「で?遺跡の内密は探れましたか、師匠?」 
 「ワシから調査によれば、あれは縄文~弥生時代の竪穴住居から改装させたアトレセウ遺跡じゃな。」 
 「しかし、50年前に第二次世界大戦でのミサイルで壊滅したって・・ニュースにも」 
 「同僚にも尋ねたが、ラフニ―ルという魔獣がそれを復旧させ、更に魔界の門まで蘇らせた説もある、 
 あのスライ大佐にも伝えとく必要があるな」   
 この信じ難き事実は直結する謎は、ある何らかの3大要素の事件と連携してる事を・・スライに知らせる為に、 
 ジンダイはバトルピラミッドの格納庫にあるヘリコプターへ乗り換える 
 「は、はい・・。アダムス地方の遠征中の所・・そのお気の毒をお察し致します」 
 「ふむ・・ワシも一応ナビゲーターを頼りに、巫と共に防衛隊とし合流する、ではな」 
 (・・他のブレーン一同・・ナイトフィーバー中のタイムリーなのに・・これこそKYだよ)   
 彼の口実と、怪しげな陰湿・・・幻や夢は予感で終わればいいのですが・・。 
 一方ハルカとシュウは空き地でみっちりとコンテストの特訓中のようだ   
 「で?君はノコノコと僕の偵察役かい・・学習能力ないね」 
 「違うわ、私のスキルコラボレーションをシュウへ成長した証として見せるのよ。数ヶ月前の私とは違うわよ」 
 「性懲り無しだね、差は歴然だったよ?この短い間でどう詰めるんだい?」 
 「あ、あの時は腕が鈍って悩みもあったの!前とは違うったら違うの!」   
 馬鹿の1つ覚えかに、喋繰るハルカに対し・・彼は耳をかっぽじて呆れ顔になる。 
 「耳障りだね。まあ、懲りさせるのも手か。よしロズレイド、出番だ。」 
 「負けらんないかも!行けえ~、エネコロロ!」 
 「ギュウウルゥ!」 
 「ギニャアア~」 
 「へぇ~君のラッキースターの要であるエネコが進化したんだね。また猫の手任せかい?」 
 「新必殺技もあるわよ。シュウのエネルギッシュの首領さんも進化したわけ?」    
 
- スレ7-402
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/14 00:54:20
 
 二人は、顔合わせの再会まで、互いのパートナー達の見知らぬ姿に驚き合っていた 
 「ああ、光の石でね。さあ、フォーエバーなグリーンランドを体感させよう。まずは日本晴れ」 
 「ギュウウン~」   
 薔薇と棘の両手には輝く光が充満され・・一気に放出させ、ギラギラした眩い太陽が曇り空と同調する 
 カァァァアーー!! 
 「よし、光の壁を周りに散らめて連射ソーラービーム!」 
 「ギュウガガガァァーー!!」   
 透明感のある壁に、ギラギラした光線が交差して花火の様に散らばる、ハルカはじわーと感涙していた 
 「す・・すごっ、私の発想を屈した逸脱さに・・・ミルキーウェイに匹敵する輝き・・。やっぱり凄い、シュウ! 
 次は私の出番ね。エネコロロ、まずは雨乞いよ!」 
 「うみゃあぁ~!」 
 彼女は、正反対の雨という悪天候に変えさせ、次に冷凍ビームの指示を出す。 
 ポツンとした水滴の粒は、勢いのあるアイスストームへと変貌した 
 「これが、私の新技スノーブレイクよ。もう運任せとかまぐれとは言わせないかも!」 
 「にゃ~~~♪」 
 「へぇ~、最低限のスキルランクには達したね。それでこそ僕も倒しがいがあるよ」   
 慮外だったのか目を丸くし、若干驚き。彼なりの口調でハルカを褒めてつかわした。 
 タケシとメグミは、衣服屋の街角で雑談中のようだ   
 「タケシ君の趣味は何?あたしはフィッシングや将棋とか好きなの」 
 「自分は近頃、自作のフローズンやパフェにハマってまして・・」   
 ソーダフラッペやアフォガードにミルフィーユのレシピを見せる。手書きの絵もあり、手順も細かく描いていた 
 「へ~、原料・分量・手順、トッピング法までオリジナリティーがあるのね。絵画の芸術力もあるのね」 
 「いえいえ、アレンジメントをモットーに・・メレンゲの泡立て方や見栄えに最適な焦げめのコツとかは 
 まだ研究中で未完成なんです・・」   
 「愛用の鍋やフライパンは、あの渋谷区本社アムウェイの?あの企業は高値のぼったくりだけど、 
 返品とかのサービスや付加特典とか優遇いいわよね」 
 「えぇ・・なので割安のプレミアム会員で入会モバイルと併用したポイントを増量キャンペーンの日とかで 
 購入を目処にしてます」    
 
- スレ7-404
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/14 23:26:11
 
 「倹約家ね。家とかで破けた服を手編み製のバッグに再利用する懸案派だったりする?」   
 タケシとメグミは専業主婦の家事の話やリサイクルで一気投合をしていた 
 「実家では、洋服のたとみや布団干し・和室やリビングの片付けや家計簿とかの練習とかも・・」 
 「へぇ~私は旦那に任せきりだわ。私は海外出帳や部署転勤の人事異動の件で荷詰めで、寮泊まりなのよ~ 
 宣伝やPOPデザイナーの改新が新世代を築くこそが私の社長の信念なの」 
 「雇われ側より経営の方が喘ぐ事が多いですよね。自分なら素直に一般の職員に就任しますね。 
 ところでメグミさんはコンテストの体験はなされた事あります?」   
 ハウスワークの事や業務関連の話になごむ最中で、少し申し訳なさげな顔で・・・さりげなくコンテストの話題へ移す 
 「コンテストねぇ・・なついわ~、実は私ね・・10年前までイッシュという国でミュージシャンをしてたの」 
 「懐かしむ最中で失敬ですが・・番組で視聴した感じでは、その2つは相似と思われますが、違いとかはあるんですか?」 
 「簡単に言えば、イッシュでの伝統だと、ポケモンと人をペアにバレリーナやスライダーボブスレーとかの競技で、 
 選曲したバックグラウンドミュージックしの音程に合わせて演技するモノで、バトルが無いのが最大の違いよ」 
 「では、シンジがフィギュアスケートをしてるのも・・」   
 街角から歩くのちに、シンジのハードワークな演技するビッグドームであるJフロアの空き場に足を止め、見物をしていた。 
 その場で2人はコンテストとミュージカルの相違点や外国でのユニークな競技を語り合っていた   
 「えぇ、オフェンスのW-18の競技よ。ハイテクな段階に突入してるわ。数年後にはアヤコさんを越える潜在さがあるわ」 
 「実はですね・・彼は最近は就職活動も懸念してる程で・・公式リーグも上位の成績でした」 
 「貴方は現に至るドクターの夢が数十年も情熱のままならば、看護師の資格を持つ視野もありかもね」 
 「はは、ですよね。人の価値観を語るより・・常々に自分の上の蠅を追うべきですね。自分も千里の道も一歩を信じて信念を貫きます」    
 
- スレ7-406
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/14 23:30:47
 
 「ふふ、タケシ君なら努力を曇られぬ限りは叶うわ。ここの当事者であるメグミは神に誓い盟約します」   
 夢=DREAMは星屑の数・・人によって七色の虹の様・・四季彩かにあるもの。2人は指切りしてそう約束した。 
 その頃、サトシは斬新で大胆な発想の技の開発をしていた 
 「ピカチュウ、雷を尻尾に宿らせ・・輪を複数作れ!」 
 「ぴかちゅー!!」 
 「そいつをアイアンテールで弾き飛ばせ!」   
 ピカチュウは体内を充電しきった状態で、放電して尻尾を360度に回し稲妻の輪を作り、尻尾で飛ばす。 
 「へぇ・・スパーキングリングか。インパクト性は合格点だけど・・華麗さが欠けるね。 
 他に対空同士で相殺し合う描写とかを加えればどうだい?」 
 「インパクト性や滑らかを長所したのにな~。なら、ピカチュウジタバタしながら全体に雷・・次にボルテッカーで空中浮上だ!」 
 「ピッカァアァアァアーー!!」   
 「カウンターシールドっぽいけど、ヒカリから教わったのかい?」 
 (うっせぇな、ヒカリばかり・・・どうせ、あいつは俺なんかより・・・シンジとの方が釣り合うんだ) 
 「サトシ、上手~!だいじょぶいーー!!」   
 ビリビリ感のある六角形の結界を張り、次に臨場感や立体感良くボルテッカーを決める途中に、 
 サトシはシンジとの才能の差やヒカリと居る羨ましさで感情がカリカリしていた。横目線にそらすと、 
 幻影か幻覚なのか手を振る青髪で黒と桃色のミニスカを着る女の子が見えた 
 「あ・・、ひ、ヒカリ!?」 
 「サトシ、よそ見せず気合集中だよ、精神統一しなきゃ」 
 「あぁ、悪りぃ!必殺、流星アンリミテッドクロスV2!」   
 分散した電流は星屑状に舞い、やがてシャワーの様に飛び散った。 
 「ベリーグッド、このクリオティーさなら1次予選には通過するね」 
 「手厳しいな~。ならノゾミの評価はどれくらいだ?」 
 「S~Eランクを基準にBかな。ズバリ抜けでも極端にダメとも言わずまいの中間だね。 
 折角エントリーする以上は優勝しないと」   
 要するに生半可で、平坦で概ねらしい。するとスカートをたなびかすヒカリが掛けてきた 
 「さ~と~しぃ!今のなに?メテオ・・かなぁ?とにかく隕石の3Dっぽくて綺麗だったよ!」    
 
- スレ7-408
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/14 23:54:33
 
 「ヒカリ!見てくれてたのか!」 
 「うん!素敵で、うっとりしちゃった!」 
 (違和感が・・ヒカリでも、きらびやかで和む雰囲気がないし、彼女はシンジと・・) 
 「はい、グレープフルーツグミよ。サークルKの特売50円で販売してた、このリプトンのレモンティーもどーぞ」   
 首びれや脇からの汗脂をタオルで拭くサトシに彼女はレジ袋ごと渡す。ノゾミは眉を逆ハで疑わしい顔をしていた 
 「お、喉が著しく渇きが・・。ストローは?あった!クビグビ~!」 
 「チュルルってかぶ飲みする位に乾いちゃってた?うふふ。胃をタポタポで本番でもたらしたらダメよ?」 
 「ねぇ、内股や下品な口ぶりで不祥事だけどさ・・。あんたヒカリかい?正体現しな」 
 「も~お、ノゾミ!おとぼけな生い立ちはNGよ?」 
 「へっ?正真正銘のれっきなヒカリだろ?   
 キョロキョロと髪・耳・瞳や睫毛や腹部や背後に太股まで見ると、ヒカリはぷっくと頬を膨らまし、拗ねた。 
 しかしノゾミにはいち早く疑似人格なのだと見抜いていた 
 「もおー!サトシのエッチ!。一応女の子だよ?」 
 「悪りぃ!はは・・、怒んなって!腕にへばりつかれると身動きが・・」 
 「ねねー、ハーゲンダッツフェアがメッサオークワ内で開催中だって!行こ?2人の方がずぇったいに楽しめるもん!」 
 (・・いつものヒカリなら・・サトシのアシスタント以上・・特効薬な位に刺激し合うバトルの練習をするはず)   
 彼女の予感的中かそのヒカリはゾロアークだったのだ。幻や夢は予感で終わればいいのですが 
 サイレント室からあぐらかきをしてぺたんこ座りするルビーや、背広を着た組織達がサトシらを眺めていた   
 (あの子はテレパシストに変身も完璧・・。あまちょろい男なら骨抜きね。) 
 「くたばれ、へたれな・・死ね・・破壊・・必ず生け捕りにする。」 
 「ウォッカさん、野生のセレビィとゾロアの捕獲を失策で機嫌斜めだからって・・・ 
 あのダイナマイト級の技をこの会場内で使うなよ?あれは禁断の技だし~ 
 後でめんどっちい後始末で証拠隠滅もしないとダメになるしね~」   
 「ラフロイグ・・・言葉と、緑茶をすすりながらのんびりさのギャップ差が激し過ぎるぞ?」      
 
- スレ7-412
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/16 00:14:54
 
 「けぇ、警備員に、巡査員らが来やがった。誰か嗅ぎづけたな。手分けして分散だ」   
 邪悪なオーラを持つ3人の紳士や、小柄な体型した公女がある悪巧みを考えていた。彼の素質を知る者はいない。 
 一方シンジは、空きの会場内で400m競走を全力した後に精密なプラモデルを組み立てる様な体力を消耗する位のハードな調教中だ 
 「腹筋・腕立て・屈伸終わったようだな。なら、まずはオーダイルはハイトロカノンで地面を水浸しにして冷凍ビームだ」 
 「グッオォオ~!」   
 ド迫力なウォーターガンで表面をびったびたにし、後々に雪の谷にした 
 「次にチコリータ!トリプルサルコウに、スパイラルしてみろ。上手くやろうと意識せず自然体な形で演じてみろ」 
 「チィコォオォーー!!」   
 ギュル、クック!サァア~ 
 あなどけない顔で、爪先、脚を円滑化した動きで3度回り・・足を上げ、滑り続ける。 
 しなやかさと滑るスムーズさのレベルの高さにヒカリは感心していた 
 「凄い・・こ、これがママが認めるポテンシャル・・。私も」 
 「こわばり顔だし、2回転半だな。俺が手本見せる、真似してみろ」 
 「チコ!」   
 彼は不満要素の指摘をして、彼は実際に滑る。その美貌や表現力・・・回転の高さや勢い・速さは織田信成流だった 
 「スケート用のグリップ無しで普通の靴で・・。やっぱりシンジもサトシと同じイッシュに行くのかな・・?」 
 「ポッチャアァ~~」   
 ――――話題が見つかんないな・・サトシとなら性が抜群で話しやすいはず、なのに・・・ 
 実力だって野球を例題に・・私がリトルリーグレベルでシンジがメジャーリーガーの差ぐらいありそうだし、 
 ウォーミングアップすらならないって言われたらどうしよう―――   
 と髪を掻きむしり途方に暮れてるヒカリに、ブラウン色した図鑑が視界に入った 
 「捕獲数568・・発見数592か・・。ヤナップ、マメパト、イシズマイとか・・・ 
 イッシュモードまで登録されてて、完成も間近かぁ。」     
 ――――このままじゃ・・サトシの旅にまで悪影響が及んじゃう・・勇気をふり絞らなきゃ!―――― 
 シンジに対し、実践派と理論派・・天と地の差に驚愕するヒカリだったが・・・。  
 
- スレ7-413
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/16 00:40:20
 
 その図鑑をベンチに置いてスタスタと歩き、雪原の皇子になりきるシンジに話しかけ、呼ばれた事に気付いた彼は爆転して彼女に近寄る 
 「し・ん・じぃーー!」 
 「だ?年上に呼び捨てか。いい根性してんな。その意気込みを称え、言う用件に応じてやる。ほら言ってみろ」 
 「その・・すきる?こらぼねーた・・?その極意を伝授して下さい!」 
 「はぁ?とぼけんなって。俺が半年間、血と涙の結晶で培う技術をお前が一朝一夕でやろうってか?無茶苦茶だな。止めとけ」 
 「問題ないよ!シンジだって・・フィギュアスケートを一朝一夕に丹念に修行した事にはひと欠片の後悔もないよね?」   
 彼は180日という長さで漸く上達した感じで、当日内では不可能だと忠告したが、逆説にヒカリが彼自身は経験の未練があったかを尋ねた 
 「ほう・・ならばお前の現時点で持つベストパフォーマンスを持つ相棒を見せてみろ」 
 「へ?はい・・」 
 「ポッチァ~」 
 「こいつは柔軟性がやや不足で、脚や腕も筋肉がぽよ~んっぽくて不向きかもしれんな。ミミロルはどうだ?」 
 「ミミロル?えっと・・ボールと・・」   
 適性テストかに、あらゆる体型や角度・断面から見るがどうも不適切らしい。継手の候補を彼が指名した。 
 ヒカリは鞄にあるモンスターボールをもそもそと探して、そのミミロルを出した 
 「ミミロル、ごぉ!」 
 「みみぃ~♪」 
 「ご来場タイムの即座で悪いが、L字に座って、自分の爪先にめがけて身体を伸ばせ。いける所までを前提にな」 
 「ラジオ体操・・?ビンズースクワットだっけ、うう~ん・・・」 
 「みんみぃ~♪」   
 陽気に跳ねたウサギに近いミミロルに指示を出す。司令塔になる肝心の当人は、特訓による主旨をまるっきし理解できずにいた 
 「大体な・・ミミロルは軟化性は満点だが、どうあがこうが・・筋力の無さが目立つ。プレスや鉄アレイ・・重りをつけながら30分歩きながら、 
 腹筋や腕立てを100回を繰り返せ。そいつを20セットだ。それからアイシングして休め」 
 「シビアで露骨じゃない?~シンジ」 
 「当然だ、ん?怖じけついたか?降参するなら今のうちだぞ?まあ初心者は無理しない事が一番だしな。練習内容を変更するか?」    
 
- スレ7-414
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/16 22:08:07
 
 「ううん、ミミロル!あたし達の限界を超えた限界を見せてあげよう!」 
 「みんみぃ!」 
 「そうこなくっちゃな。お前があの師匠の血統を継ぐ者ならその片鱗を見せろ」   
 と納得し合えたものの、ヒカリは親の七光りと勘違いしてのはなただしさ・・いや淋しさを感じたのかこう呟いた 
 「ねっ・・シンジ。ママはママで、あたしはあたしとして見て欲しいの。 
 だって親子でもママとあたしは違うから。それにシンジとレイジさんも違うもん」 
 「だったな、なら俺がお前の闘争心がありの理由が、あの大先輩の娘でなく 
 一人の立派なコーディネーターである事に気づかせてみろ」   
 「望む所だよ!ミミロル!あたしも頑張るから最後まで頑張ろうね」 
 「みみ!」   
 彼はコーチング役として、新入生をビシビシと指導する立場に、だがエキピジョン戦予選は6時間後・・果たして間に合うのか。 
 さて一方、ドッペルゲンガーのヒカリとサトシは手と手を繋いで・・メッサオークワ内でのデートをしていた 
 「遅いよお~、サトシ。とっとこ歩かずに走って!季節限定のパイの実やポッキーが売れ切れちゃう~」 
 「そう焦んなって、慌てると転ぶぜ?」 
 「大丈夫~、大丈夫!今日は特別にあたしのおごりね!リクエストあれば言ってね?皆には内緒よ?」 
 「あ・・・ああ。太っ腹で優しいなヒカリは」   
 ガム・こんにゃくゼリー・せんべい・飴玉・ポテトチップス・クッキー等のお菓子が並ぶコーナーで2人で買い物中だった。だが彼は・・・     
 ――――変だ、こんなに近くでヒカリの笑顔を独り占めしてるのに・・・いつもの温もりが身体や心に伝わって来ないのは、何故だろう? 
 妬いてるとかの苛立ちとかが紛れ込んでいるせいか?・・・でも釈然としないんだ――――   
 照明がある天井に脇見して、ぼけ~と歩くと床が水で濡れていてサトシは足元をすくわれる。するとヒカリを下敷きにしてしまう 
 「きゃ!?ちょっ・・・重たいよ、サトシ。どいてってば!もしかして、シンジと居た事怒ってる?」 
 「いや、ごめん・・・ドジっただけだぜ?心配すんなって。捻挫とかしてないよな?」    
 
- スレ7-416
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/17 00:05:04
 
 「ううん、平気よ?でも急に乗っかって来たから・・・もうびっくりしちゃった。まだカゴに品物入れとかなくてよかったぁ~、 
 今頃ぺっちゃんこだったかも・・・。サトシ、次は気をつけてね?」 
 「ああ、悪いな・・・。俺は日用品コーナーにぶらついてくるから、ヒカリはゆっくり選んでてくれ」   
 と冴えずまいな顔で、靴音を鳴らして別の棚卸しする店員がいる所へと歩くサトシを見て、ヒカリは彼の前に立ちはだかる 
 「ほーら、やっぱり怒ってるでしょ?あたしは気にしないから素直に言ってみて」 
 「・・・なら率直に聞いちまうけど、シンジと2人で何してたんだ?」 
 「え・・・?何って?ただの恋人前提としてのお付き合い交渉だよ。実はね、あたしシンジの事・・・前から大好きだったの。 
 ごめんね、隠すつもりはなかったんだよ?」 
 「そっか、お幸せにな。友達である俺からも影ながらも応援してるぜ」   
 思いもよらぬ発言にサトシは愕然とした。あやふやな脳内にちんぷんかんぷんだった彼は、あっさり感やさっぱりさが重なり、 
 妥協する意味でOKの返答をしてしまった。だが本心の彼は、心が縮こまって初期段階の鬱になりつつあった。そして・・・   
 「このカルビーのうすしおチップスも買っちゃおっと!サトシも好きでしょ?」 
 「ああ、大好物だぜ。前に、つい過食になる位にハマっちまって家族の分の事も配分せずにたらいあげてさ~」 
 「なら、3袋ね!今なら大特価で1袋145円でお徳だしね!あっ、プリッツのスティック菓子に、シルベーヌも安い~♪ 
 今日はラッキーデイで大丈夫~!」   
 次々にどでかいパックの菓子に目移りし、目がキラキラするヒカリを見て・・・ 
 ポツンとさみしげに俯いたサトシがその後ろに居た。 
 すると物陰から黒マントを羽織った謎の男とルビーがサトシを様子見で凝視していた   
 「彼の闘争心はもろ刃の綴り・・・一度本領発揮すれば無敵だが、一度崩れれば歯止めが効かずまいになる。奴は精神的に脆い」 
 「うふふ、私のゾロアークちゃんのパーフェクトラビング機能がここまで演じきれるなんて・・・感動しますわ。 
 自己犠牲へ払おうとも父様の為にも、必ず任務を成功させますわ・・・」    
 
- スレ7-423
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/18 22:47:32
 
 「お嬢さん、心臓発作による副作用が起こる位の興奮状態はお控えを。もし命に関われば貴族達が悲しみます・・・」 
 「うん・・・。でも9歳で完治したから大丈夫ですわ」   
 2人は、非常用の鉄の梯子によじ登り・・・脱出した。 
 一方、近場の駐車場にディーゼル高級車が縦列駐車し、中から白ひげを生やすヨボヨボした執事と、 
 ブランドな背広を着た長身の兄弟である青年2人に、モデル芸人の様な青年とドレスを着る王女が下車する 
 「サルビア王女様、このド田舎のみみっちきスタジアムに・・・気になるお方がいらっしゃるのですか?」 
 「ええ・・・クールに無口そうで、カッコイイ方ですわ」 
 「けぇ!今、大型二種免許を取りに行っとる最中なのに・・・何でボディガードなんか」 
 「ジョブコーチと同等の給与や待遇があるって参加に乗ったのは君なのでは?」   
 兄側のタクヤが、身嗜みをダラッとし・・・文句タラタラな発言をし、弟のタツヤがそう説得した   
 「追伸に、任務遂行報酬が2万円とかって安上がりも程々にしろよな。教習期限もあと20日しかねえしさ・・・」 
 「口を慎みなさい。溝鼠の居候が、そう口走る資格に権利はございません。衣食住ができるのも王女様の支援があってこそ、 
 乞食や野宿の生活せずに済んでるのです」   
 減らず口叩きして礼儀をわきまえないタクヤに執事は説教をしだす。すると肩にチラーミィを置いたタツヤが、 
 カッと、ブチギレかけた兄に忠告をする 
 「はぁ!?てめえこそ何様だ?実の親でなく、所詮は親戚以下の赤の他人の癖して、意気がんなよ」 
 「タクヤ、感情に浸っては駄目だよ。事実や真実であろうとも言っていい事と悪い事があるからね」 
 「居候の身分な貴方達が調子こいてる事は、結構な事ですが・・・仮にお城から追放した形にして、住む場所はあるんですか?」 
 「い、言わせておけば・・・てめえ!ぶっ殺してやる!」   
 勢いよく、脳天唐竹割りを執事にお見舞いしようとした途端・・・サルビア王女が前に出て阻止して、 
 目を細めて弱弱しげな顔で喧嘩を止めた   
 「皆様、喧嘩はお控えになさって・・・仲良くして下さい」    
 
- スレ7-428
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 10/12/18 23:24:34
 
 (ふん、実情にそぐわない、体裁ばかりを整えた事柄を言いやがって。根腐り根性もいいとこだな) 
 身分と言う階級差によって扱われ方が丸っきし違い、贔屓する執事が憎たらしく・・・兄弟で影の愚痴を言い始めた 
 (王女ってシンジマニアだぜ?彼が出るラジオ放送やリアルタイム中継の番組は全て録画して、 
 雑誌や新聞とかの特集も正規ルートでお取り寄せする位だし・・・オタクの領域に入ってるよな、これ?)   
 (天皇な位の女王様だから、イベント等の混み合いがあっても・・予約で最優先する位でも、お茶の子さいさいらしいし・・・) 
 (各国の大統領・総理大臣・県知事とかの人と友好な和平盟約できる程の賢さがあっても、一般の庶民には納得し難いだろ) 
 (まるで、雇われ者は経営者には歯向かえない状態だね。まあ、公女でいられるのも時間の問題じゃないかな?)     
 ――――私は一度きりでもいいからシンジさんと握手・・・会話してみたいです。トゲキッスもそう願ってます―――― 
 「~~~~♪」 
 と両手で、亡き父と母の遺品であるペンダントを握って・・・お祈りをした。彼女の頭部には等身大なトゲキッスが鼻歌を吹いていた 
 「サイン色紙や撮影会よりも、一体感に近づける出会いにできれば嬉しいのですが・・・」 
 (憧れか、ファンなのか・・・はっきりしろや。まあいいが) 
 「恒例の立ち会い演説を蹴ってまでなんだ・。でもインタビューとかも毎日見てるほどだし、相当な本気だね」 
 (案外好きなんだろ。好きならチューちゃえばいいだろ?ま、初恋は実らんとも言うしな)   
 胸がキュンキュンしてる王女に、兄弟2人は恋わずらいなんだと勘違いしていた。でも、このきっかけこそが、 
 サトシ・ヒカリ・シンジ・サルビアの運命を劇的に変えようとする兆候だったのだ。 
 一方、チューインガムを噛んでる最中のシンジは急にくしゃみが出て、ヒカリもびっくりこいた様子になっていた   
 (ぶぇくっしょい!だ、誰か俺の噂してやがんな・・・。ハナカミはどこだ・・・) 
 「だ、大丈夫?ティッシュやカイロあるけど使う?昼から低温になるから厚着した方がいいよ?」    
 
- スレ8-48
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 11/01/01 10:44:51
 
 この年明けからは本編を再開します、今年もよろしくお願いします。     
 「いや、外の花粉が鼻をくすぐった程度の方だ。ミミロルの、骨格筋の出力・持久力の維持向上や筋肥大が良くなってきたな。 
 おい、ちんたらせずにミミロルをほぐしてやれ」 
 「は・・・うん!」 
 「声が小せえぞ、返事は大きくはっきりしろ。いいか、分かったふりはせずに分からない事があれば、俺が説明した後にすぐ聞け。」   
 「はい!マッサージの加減はどの位が適切?」 
 「さわさわとする位だな。10分ほどしたら次に瞬発力・・・いや隠しの兵器用にバランスディテクションでも得て貰おうか」   
 あらゆる均衡を見抜く無意識での怪力だが、オス限定の時だと超絶的な力が発揮する地味なタクティス技らしい。 
 「みんみ・・・みぃ!」 
 「あれって何㎏の鉄筋アレイ・・・えっと、さ・・・さんじゅう!?ミミロル、無茶はやめて。身体壊しちゃうよ」 
 「止めんじゃねえ、覚悟決めた奴に温情とか、同情は無用だ。お前も自分なりの課題はあるはずだろ。まさかとは思うが、 
 予選はファッションセンスのテストだとは知ってるよな?」   
 むやみやたらと筋力増強を続行するミミロルの元へ駆けつけ、止めようとしたが・・・ 
 彼はキビキビした声で呼び止め・・・本番でのスケジュール内容を知ってるかを聞く   
 「え・・・えええ!?技を魅力や迫力を観客に伝えるのが課題じゃ・・・」 
 「何て声かけりゃいいか・・・かしこいとかアホとかの次元を超えてる気がするな・・・」 
 「えーなんで?いつもなら、技のアピールでしょ?誰だって勘違い位するわよ?」   
 「・・・根本的に勝ち続けん事に共通するのは、固定概念とかって思いこんで余裕持ってネットとかで調べないとか・・・ 
 ポケモンの癖を知ろうともせずな奴で、普段のコンテストには関係ないと思っていることだ。頭をひねれる程度もこなせない奴は 
 出場はしちゃいけないな。こういう大会は、認知・判断・指示の3要素だからな。」 
 「手厳しいな・・・、シンジの暴言って男・女関係なしでおかまいなく言う主義だもんね。でもあたしの為に心を鬼にして教えてくれてるのよね?」    
 
- スレ8-49
 
- ゾロアークとワームホールの覇者
 - 11/01/01 11:07:33
 
 口から手抜かり無い厳しい助言だが、彼女にはすぐに理解した。彼はその返事に対し、微かに微笑んだ 
 「まだ序の中の口だが?俺はヒコザルとエレキッドには相当な無茶させたからな、」 
 「確かに、ヨスガの時・・・手放す程で思い悩んでたのよね。ごめんね、あの頃色々とひどい事言って・・・」   
 「謝んなよ。でも俺も迷ってたさ、でも本当につよくなりたい思いが欠如してる奴に、やたらと特訓させたって苦悩にしかならん。 
 戦力とかスキル以前に、気持ちの問題だからな。どんな実利のある奴でも気持ちが沈みやすいタイプは成功できるものも失敗するからな」 
 「でも・・・あたしなら、何年かかったとしても・・・やる気出るその時までいくらだって待つよ。あたし、皆を信じてるから」   
 まっすぐなヒカリに心が打たれたのか、少しの間だんまりするシンジであった。 
 一方雑貨屋で、カーペット・花柄のスポンジ・ヒトデの形した枕とかを見て回っているタケシとメグミは・・・ 
 「あら、素敵ね。斬新かつユニークじゃない。あっちのトートバッグに、グラスの照明もイケてるわね」 
 「自分はCDやDVDやビデオをコンパクトに仕舞える引き出しに、子供たちが散らかして両親が困ってるんです」   
 「確か、何人も姉妹兄弟いるんだったわよね?なら他に洗剤・歯磨き粉・シャンプー・ボディソープとかも足りてる? 
 左際のコーナーにあるわよ。幼い子ってやたら使う傾向あるから、まとめ買いが推奨よ」 
 「お気遣い頂きありがとうございます。ですが両親はこまめに買ってるようなので間に合ってます」   
 と、弟・・我が子の様に面倒見するような親切さに、誠意を持ち感謝するタケシであった。2人はマイペースで次の雑貨を見る 
 「キャンドルが綺麗ね~。この座敷ソファーはね、座る箇所が蓋になってて開け閉めが可能で・・・ 
 ほら、この空間に物も置けて、スペースも奪わないわ。経済的で利便でしょ?」 
 「おおー、素晴らしい!これなら座れる上に、物も収納できる。ダブルでお得感がありますね!」   
 と盛り上がってる最中に防寒着を腰にかけては、みつあみの髪したスズナが彼の元に歩み寄って来る