ヒカリが高熱をだす話
- スレ6-389
- サトヒカ愛してまふ
- 10/08/30 18:57:49
サトシ「ジョーイさん!!」
ジョーイ「どうしたの?」
サトシ「あの、ヒカリが高熱だして、その、あの・・・・・」
ジョーイ「まって、今から行くわ!」
サトシ「はい!」
サトシ「こっちです!」
タケシ「ジョーイさん!」
ジョーイ「まあ!これは大変!今すぐ、治療室に連れてきて!」
タケシ「はい!」
サトシ「おぶるよ!」
タケシ「いいから俺にまかせろ。サトシは早くぬれた服をぬいで、体を温めろ。」
サトシ「う、うん・・・・・・・」
ジョーイ「さあ、こっちへ」
タケシ「はい。」
サトシ「ヒカリ、大丈夫かな・・・・・?お、俺があの時に気づいていればヒカリにあん
なにしんどい思いをさせなくてすんだんだ・・・・・。俺が、俺が・・・・・・。
- スレ6-390
- サトヒカ愛してまふ
- 10/08/30 18:58:34
サトシ「タケシ。ヒカリは????」
タケシ「今、点滴
を打ってもらって落ち着いてる。」
サトシ「・・・・・。」
タケシ「・・・・・。」
サトシ「・・・・・。」
タケシ「・・・・・。」
サトシ「・・・・・。なあ、ヒカリと2人っきりにしてもらえねえか?」
タケシ「あ、ああ。じゃあ、俺はちょっと部屋で休んでるよ。」
サトシ「わかった・・・・・。」
ガチャン
サトシ「っく、つ・・・・・。俺のせいだ・・・・・・。ごめん、ヒカリ。ごめん。ごめ・・・・」
す―――――――――――――――
- スレ6-391
- サトヒカ愛してまふ
- 10/08/30 18:59:19
ヒカリ「う、ここどこ・・・・・・?ああ、治療室か・・・・・・。あたし、倒れて・・・・・。
ん・・・・さ、サトシ?///////////って、泣いてる・・・・。なんで・・・・」
サトシ「ごめんな・・・・・・・ヒカリ・・・・・・・。」
ヒカリ「へ?」
サトシ「っつ、ごめん・・・・・・・・・」
ヒカリ「え、なんで、あやまってるの・・・・・?」
サトシ「ごめん・・・・・・・」
ヒカリ「なんだかよくわからないけど・・・・・あたしの方こそこんなに心配かけて
ごめんね。サトシ・・・・・・・。う、ねむ・・・・・・・い・・・・・・」
す―――――――――――――――――――――
コンコン
タケシ「もういいか?サトシ・・・・・・って、もう寝てる・・・・・・・・。
仕方ない、部屋にはこんでやるか・・・・・・。」
タケシはサトシを抱えると、この治療室を後にした・・・・・・・
- スレ6-402
- サトヒカ愛してまふ
- 10/09/01 01:53:13
そして、朝となる・・・・・
サトシ「ん、朝か・・・・・・・。って、ヒカリ!!!」
サトシはまだ寝ているタケシを起こさないように、部屋を静かに出て行った。
ガラ
サトシ「ヒカリは・・・・・・・、まだ寝てるか・・・・・・・。」
ヒカリ「ん・・・・・・」
サトシ「ヒカリ!!!!!」
ヒカリ「サトシ・・・・・・?」
サトシ「ヒカリ!!!!!!!!!!」
ヒカリ「きゃ!」
サトシはヒカリにきゅっと抱きしめた
サトシ「ヒカリ、ごめん!俺が、俺が、もっと早くに気づいていれば、ヒカリはこんなに
しんどい思いしなくて済んだのに・・・・。ごめん・・・・・・。」
ヒカリ「ううん、サトシはすごく早くから気づいてた。あたしが勝手な意地をはってたか
ら・・・・・。あの時、きちんと言うことができたら、こんなにもサトシに心配
させることなかったのに・・・・・。あたしこそごめん・・・・・。」
そういうと、ヒカリもサトシの背中に腕をまわした。
サトシ「いや、俺が・・・・・・。」
ヒカリ「あたしが・・・・・・。」
- スレ6-403
- サトヒカ愛してまふ
- 10/09/01 01:53:51
サトヒカ「んんんんん、ぷはっ!!!!」
サトシ「っはは!!可笑し―――――――!!!」
ヒカリ「っふふ!本当に!!!」
サトシ「もうこうなったら、」
ヒカリ「お互い様!だよね!」
サトシ「ああ。」
ヒカリ「だから、あたし、これからはもっと正直に言うようにする!」
サトシ「俺も、もっと早く気づけるように、あと、正直にダメっていう!」
ヒカリ「そうだね!」
サトシ「あ、あと、もうひとつ!」
ヒカリ「あたしも!」
サトヒカ「いつも、ありがとう!!!!!!」
完
- スレ6-404
- サトヒカ愛してまふ
- 10/09/01 01:54:21
おまけ
ジョーイ「もう、かなり熱は下がったわね。」
ヒカリ「はい!」
ジョーイ「でも、あと2、3日は安静にね!」
ヒカリ「はーい!」
サトシ「ってことは、あと2、3日もここにいるってわけか――――――――!!!!!」
タケシ「俺は構わんぞ!てなわけで、ジョーイさん、自分と一緒にデートでも・・・・・」
グレックル「ッケ・・・・・・・」
ドス
タケシ「シビレビレ――――――泣」
グレックル「ッケ・・・・・・ッケ・・・・・・・ッケ・・・・・・・」
ヒカリ「なおったら、一緒に練習しようね!」
サトシ「ああ!・・・・でも、今度は無理するなよ!?」
ヒカリ「うん、わかってるって!」
サトシ「よし!じゃあ、それまで俺が看病してやるよ!」
ヒカリ「うん・・・・・・・・・ええっ///////////サトシが・・・つきっきりで・・・・・////////////」
サトシ「ん?どうしたんだ?」
ヒカリ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ////////////////////////」
ぷしゅ――――――――――――――――
サトシ「おい!!ヒカリ!!ん?熱があがってる・・・・・。おい、どうしたんだよ!」
ジョーイ「ふふふふふふ」
サトシ「ジョーイさん!!ヒカリが・・・・・」
ジョーイ「ふふふ。ヒカリさんなら大丈夫よ。」
サトシ「へ?」
ジョーイ「それはね、ヒカリさんがサトシ君を意識してるからよ」
サトシ「え?俺を意識?」
サトシはヒカリをみる
ヒカリ「うぅ・・・・・。」
サトシ「////////////////////////////////」
サトシの頭から湯気がでて、顔が真っ赤になった。
サトシ「うぅ・・・・・・。」
ヒカリ「ふにゃ・・・・・。」
そんな、サトヒカだった。
おまけ 終了