オレがワタシで ワタシがオレで

  • スレ1-114
  • オレがワタシで ワタシがオレで
  • 07/09/09 11:49:25
なんだかんだ・・・と何時ものように奴らはやってくる。
毎日の事なのでサトシとタケシは当然だが、ヒカリも慣れてくると
日常茶飯事の出来事である。

ロケット団の登場だ。例によって例のごとく
怪しげなメカでピカチュウを狙ってくる。

「今度はトレーナーごとGETしてやるニャ」
と襲い掛かってくる。
「へへ~ん、モンスターボールをモチーフにGETくん第一号だぜ」
と高らかにコジロウが自慢する。

「うわっ!ピカァ!」
「サトシ!ピカチュウ!」
サトシとピカチュウはガラス細工みたいなモンスターボールに捕らわれる
「サトシィ!」
ヒカリとポッチャマが懸命にサトシとピカチュウを助け出そうとするが
何をやっても開かない。それどころか
「きゃあ!ポチャ!」
ヒカリとポッチャマも左手のモンスターボールに捕らわれ、身動きできない

「今日こそ完全勝利ね♪」
ムサシは笑う。そこへ
「でも、ど~やってジャリとポケモンを引き離すんだ?」
「あ、そこ考慮してなかったニャ・・・・」
あーだこーだともめ始めるロケット団。
捕らわれたサトシとヒカリはなんとかここから出ようと
10万Vやバブル光線で壊そうとしてもなかなか上手くいかない
ロケット団同士の揉め合いがマシンをめちゃくちゃに動かす。
腕がぐるぐると高速回転する。
こうなったら脱出どころでは無い。サトシとヒカリ、ピカチュウとポッチャマは
目を回す。ぐるぐると

マシンに火花が散っていることに気づいたコジロウ
「なんだか・・・やばくない?」
「もしかして・・・やな感じ?」
「そうみたいニャ」
彼らの予感は的中し、大爆発を起こす。
何時もならこの3人だけなのだが、サトシとヒカリ、ピカチュウとポッチャマも一緒だ

「ドガーーーーーーーン!」

「やな感じ~っつ!」と三人の声
「う~ん・・・・・」と二人の声、どうやらサトシとヒカリは無事な様だ
「・・・・・・・あれ?なんでオレがココに?」
「・・・・・・・ええ?ワタシがそこにいるの?」
タケシが疑問に思ったことを口走った
「まさか・・・入れ替わったとか?」

「あ~~~~~~~~~!」

二人の声が何時もと違うが何時ものように重なっている。

  • スレ1-115
  • &
  • 07/09/09 12:04:27
「なんだか体がスースーするな・・・・」
「ちょっとワタシの体で変なことしないでよ!」

サトシがしみじみヒカリの体をいじっていることに
ヒカリは顔を真っ赤にしながらどなる。

「ん・・・だってよぉ・・・なあピカチュウ?」
突然ヒカリの体なサトシに言われ、混乱するピカチュウ
「ぴ、ピカア・・・・・・」
困ったなあ~な顔をする、ピカチュウと隣にいるポッチャマ

タケシは「しょうがないから、ポケモンを全部交代しよう、これじゃ混乱してしまう。」
の提案に二人はしぶしぶ了承する。
そこへタイミングよくトレーナーがサトシ(ヒカリ)に勝負をしかけてくる

「大丈夫か?ヒカリ」
なんだか自分なのに自分に言っているから不思議な感じだ。
「大丈夫、大丈夫!」
「でもヒカリの大丈夫は大丈夫じゃ・・・」
「ワタシは今、サトシです。大丈夫!」
「そんなもんなのか?」

「いっくわよ~ナエトル~!」
相手のオオタチにナエトルは葉っぱカッターと体当たりで応戦するが
相手の高速移動と頭突きに苦戦する。
「え~っと・・・・あと何の技があったっけ・・?」
必死にサトシの戦い方と技を思い出す。
手探りなバトルから段々、自分のポケモンの様に上手く指示できるようになる
しかし既に遅し、ナエトルは戦闘不能になり、負けてしまった。

「だから言ったんだ。オレにやらせておけばよかったんだよ!」
「なによ!」
二人の喧嘩が始まる。こうなるとタケシかピカチュウが仲裁に入らなければ
止まることをしらない。最終的にピカチュウの電気療法で終わった。
しかし、二人の体はそのままで
結局、一晩このまま過ごすことになってしまった。


  • スレ1-118
  • オレがワタシで ワタシがオレで その3
  • 07/09/09 12:35:05
「・・・さっきはゴメンね。サトシ・・・」
「別にいいさ・・・慣れてないのは、お互い様だし・・・。それに」
「それに?」
「あーいったバトルをみるのも初めてだから勉強になったよ。サンキュ」
「う、うん・・・」
「でも、あれちょっとムチャじゃね?」
「あ、やっぱり・・・てへ♪」
無邪気に口から舌をだす、ヒカリ。

「でも、アレがヒカリのバトルなんだよな・・・。一緒にいてよかったよ」
「サトシ・・・・・・」
「もし、戻れたら、あのバトルをオレも完成させてみるよ。だけどそれじゃ、不公平だよな。
 オレのコンビネーションも観てくれないか?さっき考えたんだ。」

サトシはポッチャマとブイゼルをだす。
「ポッチャマ、渦潮!そしてその渦を使ってブイゼル、アクアジェット!」
ヒカリが今まで考えなかったコンビネーションをサトシは見事に表現する。
「・・・・・・すごい!」
「やっぱり、お互いに無意識に自己流な面があったんだろーなあ・・。」
サトシはシミジミ話す。
「もっとも、女の子の体って柔らかいんだな・・・変なの・・」
「それはワタシもですぅー!」
お互いに噴出し、笑い合う二人、夜は更けていった。



  • スレ1-119
  • &
  • 07/09/09 12:42:50
よく朝、ロケット団が昨日のメカでサトシ一向を襲う
「どうだ!昨日のリサイクルだ!地球に優しい、エコロジーなロケット団なのだ!」
「いくニャ!今度こそピカチュウGETだニャ」

昨日同様、ロケット団はサトシ(中身はヒカリ)ごと捕まえる。
「ヒカリー!」
ヒカリ(中身はサトシ)は助けようとメカにしがみ付く
使いまわしなのか、やけに機械音が怪しい。
サトシはぐるぐる回す。腕を、自分の目をぐるぐるになるけど
昨日のようなことが起これば、また元に戻るかもしれないと
サトシはそう思ったのだ。
「ちょっと何するのよ大おおおおぉおぉっぉぉおぉぉぉぉおおっぉおおお!」とムサシ
昨日は腕が廻ったが、今日はメカ全部が回転している。ムサシ、コジロウ、ニャースも回転する。
「うわあああああああああ! やな感じぃ~!」
ロケット団の悲鳴と共にメカは爆発と共に消え去ったのであった。

「う・・・・・・・ん・・・・・」
「あ!」「オレ/ワタシだ!」
「ある!/ない! ない!/ある! よかったあ!」
お互いのある部分をチェックして、元に戻ったことを確認する。
どうやらさっきの爆発で元の竿に戻ったようだ。ホットする二人。

無事に戻った二人は自分達の違いを改めて知ることになった事件であった。
それと共に、少し距離が短くなった事件でもあった。



初SS、みんなの出来と自分の出来を比べたらまだまだ精進が必要だ・・・・orz
頑張ったと思う・・・・・うん

おまけ・
ロケット団が気づいたときには
ニャースがコジロウで、コジロウがムサシで、ムサシがニャースになっていた
「どうなってんだよ!オイ!ニャース!」
「し・・・シラナイニャ!ワイもしりたいニャ!」
「ねえ?一度こうなった事なかった?」
「確かに、あったような、ないような・・・」
「どうやって戻ったけ?・・・」

おまけパート 了