「愛しい貴方と共に」「小さき種達」の補完

  • スレ8-360
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/04/20 20:09:12
お久しぶりです、これから不定期に「愛しい貴方と共に」「小さ
き種達」の補完を中心に書いていきますので宜しくお願いします。

  • スレ8-361
  • 愛しい貴方と共に ヒカリの悩み
  • 11/04/20 20:58:50
サトシとヒカリの結婚式から1ヵ月後
ヒ「サトシ!・・早くしないと結婚式が始まるわよ!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
ヒカリとピカチュウ達は部屋の前でサトシが出てくるのを待っていると
部屋から慌ててサトシが出てきた。
サ「ごめん!・・遅くなって!」
するとヒカリはサトシの服を見て驚いた。
ヒ「もうサトシはネクタイを締めてないじゃないの!」
サ「ネクタイしている暇は無いよ!」
ヒ「駄目!・・ノゾミとケンジに失礼でしょ!」
ヒカリはサトシにネクタイをしてあげた。
サ「ありがとうな、ヒカリ・・」
ヒ「それはいいから早く行くわよ!」
サ「あ、ああ・・」
サトシはヒカリに圧倒されながら家を後にした。

サトシとヒカリはノゾミとケンジの結婚式が行われる研究所についた。
ハ「あ!・・サトシ、ヒカリ!」
研究所の前にはハルカが待っていた。
ヒ「ハルカ、結婚式は・・」
ヒカリは息を切らせながらハルカに聞いた。
ハ「大丈夫よ、まだ始まっていないわ・・」
サ「良かった、間に合って・・」
「ピカチュウ・・」
「ポチャ・・」
するとハルカは
ハ「もしかして、サトシの寝坊で遅れたの?」
ヒ「ええ!・・いくら起こしても全然起きなかったわよ!」
サ「は、はは・・」
ヒカリの怒り混じりの声にサトシは少し気まずそうであった。

  • スレ8-362
  • 愛しい貴方と共に ヒカリの悩み
  • 11/04/20 20:59:17
ハルカの案内でヒカリはノゾミの居る部屋に向った。
ハ「ノゾミ、ヒカリが着たわ!」
ノ「うん、入って良いわよ!」
ハルカがドアを開けるとそこにはウエディングドレスを着たノゾミの姿
があった。
ヒ「綺麗・・」
「ミミ!」
「チュパ!」
ヒカリはウエディングドレスのノゾミに見惚れていた。
ノ「どうかな、似合っている?」
ノゾミは普段とは違い女の子らしい口調であった。
ヒ「凄く似合っているわ、ノゾミ!」
「ミミ!」
「チュパ!」
ノ「ありがとう、ヒカリ!」
するとハルカはノゾミにある事を聞いた。
ハ「ねえ、ノゾミ、結婚式以外に嬉しい事があったの?」
ハルカの言葉にノゾミは頬を赤くした。
ノ「実は昨日・・ケンジと・・」
ノゾミの言葉にヒカリとハルカは顔を赤くした。
ハ「も、もうしたの!?」
ヒカリとハルカはノゾミの言葉に驚いた。
するとヒカリはある思いがあった。
ヒ(サトシは私の事、どう思っているのかしら・・)

  • スレ8-364
  • 愛しい貴方と共に ヒカリの悩み
  • 11/04/21 21:35:19
その夜、ヒカリは一人で悩んでいた。
ヒ(サトシがあんな調子じゃ、子供が出来ても将来の事が心配だわ・・)
ヒカリは今朝のサトシの様子を見て将来の事が不安になっていた。
するとそこにピカチュウ達がヒカリに近づいてきた。
「ピカカ?」
「ポチャ?」
ヒ「どうしたの、皆揃って?」
「ピカピカピカチュウ・・」
ピカチュウ達はヒカリが悩んでいる事に気付きヒカリを元気付けようとした。
すると、ヒカリはある事をピカチュウ達に話した。
ヒ「ねえ、もし、私とサトシの子供が出来たら嬉しい?」
ピカチュウ達は迷わず笑顔で答えた。
ヒ「だけど、サトシがあんな調子じゃ、子供が出来ても不安なの・・」
するとピカチュウ達は必至に励ましていた。
それを見たヒカリは
ヒ「ありがとう、皆!・・私がしっかりすれば良いのよね!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
するとヒカリはピカチュウ達にある事を伝えるとピカチュウ達は庭に向って
走っていた。

そして、ヒカリが寝室には既にサトシが居た。
ヒ「サトシ・・」
するとヒカリはサトシに抱きついた。
サトシはヒカリの気持ちに気付き優しく抱きしめた。

次の日、ヒカリは朝の日差しで目を覚ました。
隣で眠っているサトシを起こさないように寝室を後にした。
それ以来、サトシはヒカリの為に色々と気遣うようになった。

  • スレ8-365
  • 愛しい貴方と共に ヒカリの悩み
  • 11/04/21 21:37:52
これらの話はSS2の>381と>383の間の話です。

  • スレ8-371
  • 愛しい貴方と共に 大切な存在
  • 11/04/24 22:50:08
サトシが木の実に採りに行った、次の日
ハ「え!?・・オボンの実を採ろうとしたら崖から落ちた!?」
ノゾミとハルカはサトシの無茶な行動に呆れていた。
ノ「まったく、それでサトシにもしもの事があったらヒカリとお腹の
赤ちゃんはどうなると思っているの!」
ノゾミの言葉にサトシはしょんぼりした。
ヒ「それは・・私が無理なお願いしたから・・」
ヒカリが自分を責め始めるとサトシは
サ「それは違う!・・あれは俺の不注意で起こった事だ、ヒカリのせいじゃ
ない!」
サトシがヒカリを励まし始めるとノゾミとハルカは
ノ「まったく、あんたたちは本当にお互いを大事にしているね!」
ハ「うん、何だか、羨ましいわ!」
ノゾミとハルカの言葉にサトシとヒカリは少し顔を赤くした。
ヒ「そ、それはともかく、早くポケモン達にご飯をあげに行きましょ!」
ハ「そうね、皆お腹を空かせているわね!」
サ「だけど、ヒカリ達だけで大丈夫なのか?」
ノ「大丈夫だよ、ピカチュウ達も手伝ってくれるから!・・平気だよ!」
ヒ「サトシは怪我をしているから、ここで大人しく寝ていてね!」
サ「俺は子供か・・」

  • スレ8-378
  • 愛しい貴方と共に 大切な存在
  • 11/04/29 00:29:38
ヒ「みんな、ご飯の時間だよ!」
ヒカリの声にポケモン達は集まった。
ヒカリ達はポケモン達にポケモンフーズをあげるとポケモン達は嬉しそ
うに食べていた。
ハ「まだ、ポケモンフーズが沢山あるからね!」
するとワニノコが器を持って来た。
「ワニワ二!」
ヒ「待ってね、ワニノコ!」
ヒカリはワニノコの器にポケモンフーズを入れた。
ヒ「はい、ワニノコ!」
「ワニャ!」
ワニノコはヒカリからポケモンフーズを貰って食べ始めた。
ノ「ワニノコもかなりの食欲ね!」
ヒ「ええ、ご飯の時間になると必ず一番に来るわ!」
ポケモン達の世話にヒカリ達は着実にこなしていた。

そして、ヒカリ達がポケモン達の世話を終え家に戻ってきた。
ヒ「疲れた・・」
ハ「うん・・ポケモン達の世話がこんなに大変だったなんて・・」
ノ「そう思うとサトシが一人でこなしているのが凄いよ・・」
ヒカリ達はサトシの凄さに実感しているとそこには
サ「帰ってきたか・・」
ヒ「サトシ!?・・どうして、此処に!?」
そこにはサトシの姿があった。
サ「ポケモン達の世話で疲れただろう、今日は俺が料理を作ったんだ・・」
サトシの後ろのテーブルには料理が並べられていた。
ノ「これ、全部、サトシが作ったの?」
サ「ああ、だけど、ミミロルにも手伝ってもらったからな!」
ヒ「それで居なかったのね!」
「ミミロ!」
ハ「だけど、信じられないわ、サトシが怪我をしていながら料理を作る
なんて・・」
サ「これぐらいは大した事無いさ・・ヒカリ達を思えばな!」
ヒ「サトシ・・」
ノ「はいはい、今はそこまで・・」
サ「そ、そうだな、さあ、冷めないうちに食べてくれよ!」
ヒ「うん!」

その夜、サトシはベットで横になっているとヒカリがベットに入った。
サ「ヒカリ?」
ヒ「やっぱり、サトシと離れて寝るのは寂しいから一緒に寝てくれる?」
サ「ヒカリは本当に甘えん坊だな!」
ヒ「サトシと一緒の時ぐらい甘えさせてよね!」
サ「まったく、そういうところは相変わらずだな!」
そして、サトシとヒカリは眠りについた。

  • スレ8-379
  • 愛しい貴方と共に 大切な存在
  • 11/04/29 00:32:08
>>371>>378はSS2の>432と>435の間の話です。

  • スレ8-383
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/05/02 22:54:59
ヒカリが退院した次の日
ヒ「う~ん・・」
ヒカリは朝の日差しで目を覚ました。
ヒカリの隣で寝ているセイとアイを優しく抱きあげた。
ヒ「おはよう、セイ、アイ・・」
ヒカリはセイとアイを抱きながらリビングに下りた。

サ「おはよう、ヒカリ!」
「ピカチュウ!」
「ポッチャ!」
リビングにはサトシとピカチュウ達が料理をテーブルに並べていた。
ヒ「この料理、全部、サトシが作ったの!」
サ「いや、ピカチュウ達にも一緒に手伝ってくれたんだ!」
「ミミロ!」
「チュパ!」
「ベイ!」
その時、セイとアイが泣き始めた。
ヒ「ほら泣かないでセイ、アイ!」
ヒカリはセイとアイをあやすとセイとアイは泣き止んだ。
ヒ「ふっ・・泣き止んでくれたわ・・」
サ「ヒカリ・・まだ、身体の調子が戻っていないんだから無理はするなよ!」
ヒ「ありがとう、サトシ!・・大丈夫よ!」
サ「ヒカリの大丈夫は当てにならないからな!」
ヒ「もう!・・サトシ!」

  • スレ8-386
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/05/03 22:50:24
ハ「サトシにしては気が利いているね!」
ハルカはお腹を手に当てながら話した。
ヒ「うん、サトシが気を使うなんて私も驚いたわ・・」
するとノゾミは
ノ「だけど、サトシが父親としての自覚が出てきたのかもしれないわね・・」
ヒ・ハ「父親として自覚?」
ノ「セイ君とアイちゃんが生まれてサトシも父親としてなろうとしている現われ
なんかじゃないかな・・」
ヒ「確かに今のサトシは旅をしていた頃のサトシと比べて大人ぽくなったわ・・」
ハ「多分、サトシはヒカリを守ってあげたいと気持ちがあるのから、気を使うよ
うになったのかもしれないわね!」
ノ「それだけ、ヒカリを大事に思っているのよ!」
その時、寝ているセイ達が泣き始めた。
ヒ「セイ、アイ、泣かないで!」
ノゾミはノンを優しくあやすとノンは眠ってしまった。
ヒ「凄いね、ノゾミ!・・簡単に泣き止んでくれるなんて!」
ノ「私なんかもまだまだよ、ノンが泣き止まない事もよくあるからね!」
ヒ「それでも直ぐに泣き止んでくれるなんて凄いよ!」
ヒカリとノゾミはセイ達の話になり1時間も話し続けていた。

  • スレ8-387
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/05/03 22:53:03
>>383>>386はSS2の>449と>453の間の話です

  • スレ8-395
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/05/14 01:08:22
ミドリが生まれて4ヵ月後
サトシ達はポケモン達にご飯をあげに行っていた。
サ「皆、ご飯だぞ!」
「ピーカ!」
「ポーチャ!」
サトシの声にポケモン達はサトシ達の下に集まった。
ポケモン達はサトシからご飯を貰い食べていた。
ヒ「皆、美味しそうに食べるわね!」
「ミミロ!」
するとトゲキッスがヒカリ達に近づいた。
ヒ「トゲキッス、どうしたの?」
「キッス!」
トゲキッスはヒカリの腕に抱かれているセイとアイを優しく撫でた。
するとセイとアイはトゲキッスに撫でられて喜んでいた。
ハ「トゲキッスって、世話好きなのね!」
ノ「トゲキッスはサルビア王女に育てられたからね!」
するとヒカリは
ヒ「ねえ、トゲキッス、セイとアイを乗せて空を飛んでくれない?」
「キッス!」
トゲキッスは嬉しそうに返事をした。
するとピカチュウとポッチャマはセイとアイを抱きながらトゲキッスの
背中に乗った。
「キース!」
トゲキッスが飛ぶとセイとアイは嬉しそうに笑っていた。
ハ「セイ君とアイちゃん、うれしそうね!」
するとミドリとノンもトゲキッスを見て乗りたそうな顔をしていた。

  • スレ8-400
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/05/18 22:57:15
次の日
サ「ラプラス、頼むぞ!」
「クゥゥ!」
ラプラスは小さな空気プールに水鉄砲を放つとプールに水が溜まった。
サ「ありがとうな、ラプラス!」
「クゥ!」
ヒ「さあ、ラプラスが入れてくれたプールに入りましょうね!」
ヒカリ達はセイ達を小さなプールに入れるとセイ達は喜んだ。
サ「気持ち良さそうだな・・」
ヒ「セイ達は暑いのは苦手だからね、きっとラプラスが水を入れてくれて
嬉しいのよ!」
「クゥゥ!」
ラプラスは嬉しさのあまり水鉄砲を空に向って放った。
ハ「きゃ!」
ヒ「冷たいよ、ラプラス!」
「ピカ!」
「ポッチャ!」
ラプラスの水鉄砲が水しぶきになりセイ達は水しぶきに喜んだ。
ノ「ノンもラプラスの水しぶきが気にいたようね!」
「クゥゥ!」
ラプラスはノンに頬をすするとノンは嬉しそうにラプラスに抱きついた。
その後、ラプラスはセイ達に水しぶきをする癖が出来てしまった。

  • スレ8-401
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/05/18 22:59:59
>>395>>400はSS2の>478と>489の間の話です。

  • スレ8-403
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/05/21 23:48:45
ソラが生まれた1週間後、眠っているソラにセイ達は興味津々であった。
ミ「暖かい・・」
ミドリはソラの手を握るとソラの手はミドリの指を掴んだ。
ミ「痛い!」
ソラの手の力に思わずミドリは手を引いてしまいソラは泣き出してしまった。
ア「泣かないでソラ!」
「ピカチュウ!」
アイとピカチュウは必至にソラを泣き止まそうとしたがソラは泣き続けた。
するとソラの泣き声に気付きヒカリがやってきた。
ヒ「どうしたの、ソラ・・」
ヒカリはソラを抱き上げるとあやし始めた。
ソラは泣くのを止め眠ってしまった。
ノ「凄い・・」
ア「ソラを泣き止んじゃった・・」

  • スレ8-415
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/06/03 22:46:46
ヒカリは優しくソラを寝かしつけた。
ヒ「みんな、ソラが眠っているから起こしちゃ駄目よ!」
セ・ア・ノ・ミ「は~い・・」
ヒカリはその場を後にしてリビングに戻っていた。
ミ「また寝ちゃったね、ソラ・・」
ノ「仕方ないよ、ソラちゃんは赤ちゃんだからね、眠るのが仕事だからね・・」
セ「それよりも庭で遊ぼうぜ!」
ア「うん!」
セイ達は家から出てきて庭でポケモン達と遊び始めた。

その頃、ヒカリ達は台所で食事の準備をしていた。
ノゾ「ヒカリ、こっちは終わったよ!」
ヒ「ありがとう、ノゾミ!」
ハ「ノゾミ、こっちのシチューが出来たわ!」
ノゾ「それじゃ、シチューをお皿に入れて!」
ハ「分かったわ!」
ハルカはお皿にシチューを入れてノゾミに渡した。
ヒ「それじゃ、セイ達を呼びに行ってくるわ!」
ヒカリはエプロンを外し庭に居るセイ達を呼びに行った。

  • スレ8-418
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/06/04 23:35:25
その頃、セイ達はドダイトスの背中でピカチュウ達と遊んでいた。
セ「パパ、ドダイトスの背中の木に木の実があるよ!」
セイはドダイトスの背中の木に木の実を採りサトシに見せた。
サ「ドダイトスの背中は小さなポケモン達が住めるようになってい
るんだ、ドダイトスの木の実はポケモン達のご飯なんだ!」
サトシが説明している中でセイは手にした木の実を一口食べてみると
セ「うぅ!?・・苦い!!」
セイは木の実の苦さに驚いた。
セ「何これ!?・・苦いよ!」
するとピカチュウとポッチャマはドダイトスの木の実を採り食べると
美味しそうに食べた。
サ「その木の実はポケモン達にとってはご馳走なんだよ!」
「ド~ダ!」
その時、ヒカリがサトシ達の元に近づいてきた。
ヒ「みんな・・ご飯が出来たから家に戻ってきなさい!」
セ「やった、俺、お腹がすいていたんだ!」
サ「ドダイトスの木の実を食べたせいで余計に腹をすかせたんだろう!」
ア「うん、絶対そうよ!」
ヒカリはセイ達が言っている事に首を傾げた。
セイ達は走って家に戻っていく中、サトシはヒカリの様子が気になっていた。
サ「どうしたんだ、ヒカリ?」
ヒ「どうしたって?」
サ「いや、元気がないな思ってな・・」
ヒ「私はだいじょ・・ぶ・・」
ヒカリは突然倒れてしまった。
サ「ヒカリ!?」
サトシは慌ててヒカリを抱き起こしてヒカリの額に手を当てた。
サ「凄い熱だ!?・・」
サトシはヒカリを抱き上げ走って家に戻っていた。

  • スレ8-419
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/06/05 22:28:29
それから1時間後、サトシは知り合いの女性医者にヒカリを診てもらっていた。
アイは医者にヒカリの容態を聞いた。
ア「ママは大丈夫なの?」
アイの言葉に医者は優しくアイに言った。
医「大丈夫よ、お母さんはちょっと疲れが出ただけだから心配しなくて大丈夫よ!」
ア「本当!?」
医「本当よ!」
アイは医者の言葉に嬉しそうにしていた。
ハ「さあ、皆!・・此処は先生に任せてリビングで待ってましょうね!」
ハルカはセイ達を連れてリビングに戻っていた。
するとノゾミは疑問を医者に聞いてみた。
ノ「先生、ヒカリは本当にただの疲れで倒れたのですか?」
ノゾミの質問に医者は
医「本当の事を言いますとヒカリさんは恐らく出産の疲れがまだ残って
いるんだと思います・・」
サ「ちょっと待ってください!・・出産の疲れがまだ残っているんですか!?」
医「出産後の疲れは個人差にもよるけど、1週間経っても疲れが残っていることは
あるの・・ヒカリさんの場合は予定よりも早く産まれた事で身体の負担が
大きかったんだと思うわ・・」
医者はサトシにヒカリを一日休ませるように伝えて家を後にした。

  • スレ8-421
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/06/15 22:06:51
サトシとノゾミはリビングに戻るとそこには既に昼食を食べている
セイ達の姿があった。
ハ「あ、サトシ、ノゾミ!」
サ「ハルカ、もうご飯を食べているのか・・」
ハ「だって、皆がお腹空いていると思ってね!」
ノ「確かにね、お昼が出来た時にヒカリが倒れちゃったからね・・」
するとハルカは台所に戻りサトシとノゾミの分の料理を持ってきた。
ハ「はい、サトシとノゾミの分の料理よ!」
ハルカはサトシとノゾミの前に料理を並べた。
サ「ありがとう、ハルカ・・」
サトシとノゾミは料理を食べ始めた。

  • スレ8-422
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/06/16 23:11:15
昼ごはんを食べたセイ達はピカチュウ達と一緒に眠ってしまった。
ハ「もう、ご飯を食べた後に寝るなんて・・」
サ「仕方ないよ、今日は色々あったからな・・」
するとノゾミはサトシにある事を伝えた。
ノ「サトシ、前から言いたい事があったんだけど・・」
サ「何だ、ノゾミ?」
ノ「サトシ、あんたの鈍感にヒカリが傷ついているのよ!」
ノゾミの言葉にサトシは驚いた。
サ「お、俺の鈍感にヒカリが傷ついている!?」
ハ「だけど、ノゾミ、何でその話を?」
ノゾミは自分の考えを言い始めた。
ノ「ヒカリが倒れたのはサトシも関係していると思うの・・」
サ「お、俺が!?」
ノ「ええ、ヒカリはサトシの鈍感さに傷ついているわ・・」
サ「お、俺の鈍感!?」
ハルカはノゾミの言葉である事を思い出した。
ハ「ノゾミ、もしかして、ミクリカップの時、ヒカリが話をしたあの話?」
ノ「ええ・・」
サ「ミクリカップ?」
サトシはハルカとノゾミの言葉に理解が出来なかった。
ノ「サトシ、覚えている?・・ヒカリが一次審査を通過できなかった頃を・・」
サ「ああ、よく覚えているよ・・」
ノ「ズイ大会の後、ヒカリは一次審査を突破できない自分を追い込んで
泣いていたの・・」
サ「ま、まさか!?」
サトシはその当時の事を思い出した。
ノ「そう、サトシが言った言葉にヒカリは傷ついているのよ!」
サ「俺が・・ヒカリを傷つけている・・」
サトシは自分がヒカリを傷つけている事にショックを受けた。
ノ「サトシ、ヒカリはあんたとは違って繊細で傷つきやすいの・・だから・・
ヒカリの側で支えなさい・・」
サ「ノゾミ・・」
ノ「さあ、早くヒカリの所に行ってあげなさい!」
サ「ありがとう、ノゾミ!」
ノゾミの言葉に後押しされサトシはヒカリの眠っている部屋に向った。

  • スレ8-425
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/06/25 01:51:10
サトシはヒカリの眠っている部屋に入るとヒカリは目を覚ましていた。
サ「ヒカリ!?」
ヒ「サトシ・・」
サ「ヒカリ・・まだ寝ていないと!」
ヒ「大丈夫大丈夫・・ぐっすり寝たら疲れが吹き飛んじゃったわ!・・早く
起きて晩御飯の準備をしないと・・」
ヒカリが立ち上がろうとしたその時
ヒ「!?」
サトシはヒカリを抱きしめた。
ヒ「サ、サトシ?」
サ「今まですまなかった・・ヒカリ・・」
ヒ「サトシ・・」
サ「俺のせいでヒカリを傷つけてしまってごめんな、ヒカリ・・」
サトシは今まで自分のせいでヒカリを傷つけていた事に気付けなかった自分を
責めていた。
するとヒカリはサトシを優しく抱きしめた。
ヒ「何を言ってるの・・鈍感で女の子の気持ちが分からないのが
サトシでしょ・・」
サ「ヒカリ・・」
ヒ「だけど・・気付いてくれて嬉しいよ、サトシ!」
ヒカリは優しくサトシを抱きしめるとサトシもヒカリを優しく抱きしめた。
サ「ヒカリ・・今日はゆっくり休んで疲れを取るんだ・・」
ヒ「ありがとう・・サトシ・・」

  • スレ8-426
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/06/25 01:53:53
>>403から>>425はSS3の>34と>37の間の話です

  • スレ8-428
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/06/26 00:29:31
ノゾミがスカートを穿くようになってから1週間後
ヒカリ達はいつもの様に楽しく話をしていた。
ハ「そういえば、ノゾミ・・ケンジとはどうなの?」
ノ「ど、どうって!?」
ハ「最近、ケンジと仲がさらに深まっているってシゲルから聞いたわ・・」
ノ「!?」
ノゾミは頬を赤くした。
ハ「ねえねえ、実際はどうなの?」
ハルカはケンジとの仲をノゾミに問い詰めるとノゾミはさらに頬を赤くした。
ヒ「もう・・ハルカはその話には目が無いわね・・」
「ベーイ・・」
ハ「だって、こういう話は凄く聞きたいだもん!」
するとハルカはヒカリにサトシとの仲を聞いてきた。
ハ「そういえば、あれからサトシとはどうなているの?」
するとヒカリは笑顔で答えた。
ヒ「うん、前よりサトシとは仲がよくなっているわ!」
ヒカリの迷いの無い言葉にハルカは黙ってしまった。
ノ「ハルカが黙っちゃったわね・・」
「ベーイ・・」
その後、ヒカリの惚気話が1時間も続いた。

  • スレ8-452
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/04 00:27:12
その夜、セイ達が眠りについたころサトシとヒカリは昔の話をしていた。
ヒ「ねえ、サトシ・・シンオウリーグに優勝した後の出来事を覚えている?」
ヒカリの言葉にサトシは顔を曇らせながら言った。
サ「ああ・・覚えているよ・・あの時は・・ヒカリに迷惑をかけてしまった・・」
ヒ「そんな!・・あの時は私の方が悪かったのサトシは責めなくても!」

その出来事はシンオウリーグから1ヵ月後、サトシとヒカリは結婚式の準備を
していた。
ヒ「それじゃ、結婚式はオーキド博士の研究所で出来るのね!」
サ「ああ、オーキド博士が使っても構わないって言っていたよ!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
式の事が決まり次はウエディングドレスの話に入った。
ヒ「ねえ、サトシ!・・このドレスはどう?」
ヒカリはウエディングドレスのパンフレットをサトシに見せた。
サ「お!・・そのドレスならヒカリに似合うな!」
ヒ「本当!・・じゃあ、これのウエディングドレスにしましょ!」
ヒカリはパンフレットに印をつけた。
ヒ「ねえ、外に出かけない?」
サ「ああ、気分転換に出かけようぜ!」
「ピカチュウ!」
「ポチャ!」
サトシとヒカリは結婚式の資料をしまい外に出かけていた。

  • スレ8-462
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/14 00:10:46
サトシとヒカリは川辺を散歩していた。
ヒ「涼しいわね、サトシ!」
サ「ああ、そうだな!」
サトシとヒカリは手を繋ぎなら川辺を歩いているとピカチュウとポッチ
ャマがある物を見つけた。
「ピカチュウ!」
「ポッチャ!」
ヒ「どうしたの、ピカチュウ、ポッチャマ?」
サトシとヒカリはピカチュウが指を指す方を見るとそこには沢山の
花畑であった。
ヒ「綺麗・・」
ヒカリは花畑に近づいた。
ヒ「こんなに綺麗な花畑があるなんて・・」
ヒカリは花畑を見て笑顔を見せていた。
サ「ヒカリは花が好きなんだな!」
ヒ「もう失礼しちゃう!」
ヒカリは頬を膨らませながらサトシに言った。
サ「ごめんごめん!」
サトシは直ぐに謝るとヒカリやピカチュウ達が笑ってしまった。
その時、草むらが揺れサトシ達は草むらが揺れた方に振り向くとそこ
からドサイドンが現れた。
サ「ドサイドン!?」
ドサイドンはサトシ達に向って岩石砲を放った。
岩石砲がヒカリに向って来た。
サ「ヒカリ!?」
サトシはヒカリを庇い岩石砲の直撃を受けてしまい川に落ちてしまった。
ヒ「サトシ!!?」

  • スレ8-465
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/16 01:41:29
サトシが流されヒカリはサトシを追いかける中、ドサイドンはヒカリ
に向ってとっしんで向っていた。
ポッチャマとピカチュウは向ってくるドサイドンに向ってバブル光線
とアイアンテールを放つとドサイドンは森の中に消えていた。
ピカチュウとポッチャマは直ぐにヒカリの後を追った。

ヒ「サトシ!目を覚まして!!」
ヒカリは必至に呼びかけてもサトシは目を覚まさなかった。
「ポチャ!」
ポッチャマは川に入り流されているサトシに向って泳ぎ川から出そう
とした。

「ポチャ・・ポチャ・・」
ポッチャマはサトシを川から出して息を切らせていた。
ヒ「サトシ!!・・しっかりしてサトシ!!」
ヒカリはサトシを抱き寄せながら必至に呼びかけたが目を覚まさなかった。
ヒカリはモンスターボールからマンムーを出すとマンムーの背中の上に
乗り病院まで向った。

  • スレ8-467
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/17 23:44:06
病院についたヒカリはサトシを先生に診てもらった。
ヒ「先生・・サトシは?」
ヒカリはサトシの容態を聞くと先生は
「傷はたいしたことはありませんが、頭を強く打っているので目を覚ま
さない可能性があります・・」
ヒ「そ、そんな!?」
ヒカリは涙を流してしまった。
すると先生は
「落ち着いてください、確かに目を覚まさない可能性はありますが、語
りかければ目を覚ますかもしれません・・」
ヒ「本当ですか!?」
「ええ、サトシ君に語り続ければ目を覚ますかもしれません・・」
先生はそう言い残し部屋から出ていた。

それから2週間後
ヒ「サトシ、2週間後には結婚式ね!」
ヒカリは毎日、サトシに語り続けていたがいっこうに目を覚ます
気配は無かった。
ヒ「今日ね、ウエディングドレスが届いたの、凄く綺麗なウエディング
ドレスでね!・・サトシに見せてあげたい・よ・・」
ヒカリはサトシの手を握り締めながら涙を流していた。
ヒ「お願い・・サトシ・・目を覚まして・・サトシがずっと目を覚まさ
ないサトシは見たくないよ・・」
「ピカカ・・」
「ポチャ・・」
ピカチュウとポッチャマはヒカリの顔を見て辛そうであった。
その時、ヒカリが握り締めていたサトシの手が微かに動いた。
サ「ヒカ・・リ・・」
ヒ「!?」
ヒカリはサトシの顔を見ると微かに目を開けているサトシの姿があった。
ヒ「サトシ!!」
ヒカリはサトシに抱きついて涙を流しながら喜んだ。
ヒ「サトシ!・・ひっく・・」
サトシはヒカリの頭を手に当てながら言った。
サ「ヒカリ・・ごめん・・」

サ「あの時、ヒカリに凄く迷惑をかけてしまった・・」
ヒ「うんうん、あの時、私が川に行こうって言わなければ、サトシは怪我
をせずに済んだ、あれは私のせいだわ・・」
するとサトシはヒカリを抱きしめた。
ヒ「サトシ!?」
サ「ヒカリ・・もう、自分を責めるのはやめてくれヒカリが自分を責めて
いる所は見たくない・・」
サトシの言葉にヒカリは
ヒ「ありがとう、サトシ・・」
ヒカリはサトシに抱きついた。

  • スレ8-468
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/17 23:49:09
>>403から>>467はSS3の>34と>37の間の話です。




  • スレ8-481
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/23 00:12:19
マイが産まれてからヒカリは出産の疲れで眠っていた。
ヒ「う・・ん・・」
ヒカリは目を覚まし隣を見ると産まれたばかりのマイが眠っていた。
ヒカリはマイの寝顔を見て微笑んだ。
すると扉が開きヒカリは扉のほう向くとそこには
「ピカ!」
「ポチャ!」
ヒ「ピカチュウ、ポッチャマ、ミミロル、パチリス・・」
ピカチュウ達はヒカリに近づいた。
ヒ「もしかして、私達の様子を見に来たの?」
「ピカチュウ!」
「ポッチャマ!」
ピカチュウ達はヒカリの問いに返事をした。
ヒ「ありがとう、皆!」
するとピカチュウ達は眠っているマイに近づいた。
「ミミ!」
「チュパ!」
ピカチュウ達はマイの寝顔を見て喜んでいた。
ヒ「ピカチュウ達もマイが産まれて嬉しいのね!」
「ピカチュウ!」
「ポッチャマ!」
ヒカリとピカチュウ達はしばらくマイの寝顔を見ていた。

  • スレ8-483
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/24 22:10:17
ヒカリとピカチュウ達がマイを見ていると扉が開きアヤコが入ってきた。
アヤ「起きていたのね、ヒカリ・・」
ヒ「ママ!」
アヤコはヒカリの近くに座った。
アヤ「もう起きてて良いの?」
ヒ「うん、寝ていたらだいぶ楽になったわ!」
ヒカリの隣で眠っているマイにヒカリは手でマイの頭をなでた。
アヤ「マイちゃんを見ているとヒカリが産まれた時を思い出すわ!」
アヤコはヒカリが産まれた時の事を思い出しているとヒカリが
ヒ「ねえ、ママ・・その話、聞かせてくれる?」
アヤ「ええ、良いわよ!」
アヤコはヒカリが産まれた時の事を話し始めた。
アヤ「ヒカリが産まれた日は予定日でね、病院に向っている途中に陣痛
が起きてその場で倒れちゃったの・・」
ヒ「そ、それでどうなったの!?」
アヤ「私の元に駆けつけたピカチュウを連れた男の子が私を病院まで送
ってくれたわ・・」
ヒ「ピカチュウを連れた男の子?」
ヒカリはマイの隣に居るピカチュウに向くとピカチュウは首を傾げた。
ヒ(まさかね・・)

  • スレ8-484
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/27 00:31:16
アヤコが話を終えるとサトシが部屋に入ってきた。
ヒ「あ、サトシ!」
サ「もう起きてて良いのか、ヒカリ?」
ヒ「うん、もう大丈夫よ!」
サトシはヒカリの側に座るとヒカリはアヤコが話をサトシに話し始めた。
ヒ「サトシ、ママが私の産まれた時の話をしてくれたのよ!」
サ「本当か!・・その話聞きたいな!」
サトシの言葉にヒカリは産まれた時の話を話し始めた。
するとヒカリはアヤコを助けたピカチュウを連れた男の子の話になった。
ヒ「それでママを助けたのがサトシと同じでピカチュウを連れていた
のよ!・・凄い偶然よね!」
するとサトシは
サ「たぶん・・それは・・俺だよ・・」
サトシの突然の言葉にヒカリとアヤコは驚いた。
ヒ「ほ、本当なの、サトシ!?」
サ「ああ、10年前、俺はマサラタウンに帰っている途中でセレビィに
会ったんだ、その時に時渡りにあったんだ・・」
ヒ「時渡り・・過去や未来に行けるセレビィだけの能力よね!」
サ「ああ、そうだ・・俺とピカチュウは過去の世界に飛ばされたんだ・・」
「ピカチュウ・・」

  • スレ8-486
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/28 22:43:22
今から10年前、バトルフロンティアを制覇したサトシはハルカ、タケシ
と別れマサラタウンに向っていた。
サ「ピカチュウ、マサラタウンに着いたらママの手料理をいっぱい食べるぞ!」
「ピカチュウ!」
サトシとピカチュウはマサラタウンに通じる森の中に入るとピカチュウが
何かを感じると草むらに入っていた。
サ「おい、ピカチュウ!・・何処へ行くんだ!」
サトシはピカチュウの後を追うとそこには
サ「セレビィ!?」
セレビィはサトシに驚きセレビィは身体を光り始めた。
サ「これは時渡り!?」
セレビィの時渡りの光にサトシとピカチュウは包まれた。

サ「ここは・・」
サトシとピカチュウは周りを見渡すとセレビィと遭遇した森ではない事に
気付いた。
サ「いったい、此処は・・」
「ピカ・・」
サ「セレビィは!」
サトシは周りにセレビィが居ないか見渡したがセレビィの姿は無かった。
サ「何処に居るんだ・・セレビィ・・」
サトシがセレビィを探そうとしたその時
「ピカ!」
ピカチュウは何かに反応して走り始めた。
サ「おいピカチュウ!?」
サトシは慌ててピカチュウの後を追った。
すると森を抜けるとそこには一人の女性が倒れていた。

  • スレ8-487
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/29 23:44:24
サトシは倒れている妊婦の女性の元に駆け寄った。
サ「大丈夫ですか!?」
女性はお腹を押さえて苦しんでいた。
?「じ、陣痛が・・始まったの・・」
サ(この様子だと直ぐにでも病院に連れて行かないと!)
サトシは腰のモンスターボールを取り出した。
サ「出て来い、オオスバメ!」
「スバ!」
サ「オオスバメ、病院を見つけてくれ!」
「スバ!」
オオスバメが病院を探しに飛び立つとサトシはもう一つのモンスター
ボールを取り出した。
サ「出て来い、ジュカイン!」
「ジュイ!」
サ「ジュカイン、この人を病院まで連れて行くから手伝ってくれ!」
「ジュイ!」
ジュカインは女性を抱き上げた。
するとオオスバメがサトシの所に戻ってきた。
サ「オオスバメ、病院の場所が分かったんだな!」
「スバ!」
オオスバメはサトシ達を病院へ案内した。

サ「この人をお願いします!!」
サトシは病院に着くと女性を病院に預けた。
女性は看護師達に連れられ分娩室に入った。
サ「ご苦労様、オオスバメ、ジュカイン・・」
サトシはオオスバメとジュカインをモンスターボールに戻した。
するとピカチュウは森の方に何かに気付き森の方に向っていた。
サ「おい、どうしたんだ、ピカチュウ!?」
サトシは慌ててピカチュウの後を追った。
ピカチュウに追いつくとそこにはセレビィがいた。
サ「セレビィ!?」
「ビィ!?」
セレビィは逃げようとした。
サ「待ってくれ、セレビィ!!」
サトシの言葉にセレビィは動きを止めた。
サ「驚かせて、悪かった・・」
サトシはセレビィに謝った。
セレビィはサトシ達から逃げるのをやめた。
サ「頼む、セレビィ、俺達を元の時代に戻してくれ!」
「ピカチュウ!」
サトシ達の頼みにセレビィはサトシ達と共に時渡りを行なった。

  • スレ8-489
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/31 00:07:34
サ「此処は・・」
サトシとピカチュウは周りを見渡すと時渡りに巻き込まれた場所であった。
サ「戻ってきたんだな・・」
するとピカチュウはセレビィに居ない事に気付いた。
「ピカチュウ!」
サ「セレビィ!?」
サトシとピカチュウは周りを見渡したがセレビィは居なかった。
「ピカ・・」
ピカチュウはセレビィにお礼が言いたかったのか残念そうにしていた。
サ「そう落ち込むなよ、ピカチュウ・・」
「ピカ・・」
サ「さあ、早くマサラタウンに帰るぞ!」
「ピカ!」
サトシとピカチュウはその場を後にしてマサラタウンに向った。

ヒ「そうだったの・・ママを助けたのはサトシだったんだ・・」
「ポチャ・・」
サ「まあ、あの時は女の人の顔を良く見ていなかったからアヤコさん
に会っても思い出せなかったよ・・」
「ピカ・・」
するとアヤコは
アヤ「実はね、後もう少し病院に着くのが遅かったらヒカリが危なかったのよ・・」
サ・ヒ「え!?」
サトシとヒカリはアヤコの言葉に驚いた。
ヒ「何だか、運命を感じるね!」
サ「そうだな、ヒカリと繋がっていると感じるよ!」
サトシとヒカリは自分達が繋がっている事を感じていた。

  • スレ8-490
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/31 23:35:45
ヒ「サトシが居なければ、私は産まれずにポッチャマ達とも出会うこ
とは無かったわ・・」
「ポチャ!」
サ「ヒカリ・・」
ヒ「サトシ・・いつも私の側に一緒に居てね!」
サ「ああ、俺はヒカリの側にずっといる!」
その時、マイが目を覚まし泣き始めてしまった。
ヒ「どうしたの、マイ・・」
ヒカリはマイを抱き寄せ抱きしめるとマイは泣き止み眠りについた。
ヒ「今こうしてマイを抱きしめる事が嬉しいわ!」
するとアヤコは
アヤ「ヒカリも母親らしくになったわね!」
ヒ「もう、私はセイ達の母親よ、ママ!」
アヤ「あら、ごめんなさい!」
ヒカリとアヤコは楽しく会話をしているとサトシが
サ「ヒカリ、晩飯が出来るまで寝ていたらどうだ?」
ヒ「ありがとう、サトシ・・だけど、もう大丈夫よ!」
アヤ「ヒカリの大丈夫は大丈夫じゃないのよ!」
ヒ「もう、ママまで!」
ヒカリはアヤコとサトシと会話しながら再び眠りについた。

  • スレ8-491
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/07/31 23:38:53
>>481から>>490はSS3の>113と>118の間の話です

  • スレ8-493
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/05 01:14:20
セイとアイが3歳の誕生日から2週間後
ヒカリ達が洗い物をしているとノンが近づいてきた。
ノン「ママ・・」
ノ「どうしたの、ノン?」
ノン「ママのニャルマーを貸して欲しいの!」
ノ「ニャルマーを?」
「ニャル?」
ノン「木の上に木の実があったからニャルマーに取ってもらいたいの!」
ノ「分かったわ、ニャルマー・・ノンを手伝ってあげな!」
「ニャル!」
ニャルマーはノンについて行った。

ノン「皆、ニャルマーを連れて来たよ!」
既にセイ達は木の近くに集まっていた。
セ「ニャルマー、さっそくで悪いけどあそこの木の実を取ってくれ!」
セイは木の上の木の実を指をさした。
ニャルマーはジャンプして木の実を落とした。
ア「ありがとう、ニャルマー!」
セイ達はニャルマーが落とした木の実を拾い木の実を食べ始めた。
するとサトシのヒノアラシがニャルマーが落とした木の実を食べ始めた。
「ニャル!」
ニャルマーは地面に着地するとヒノアラシはニャルマーにお礼を言った。
それ以降、ヒノアラシとニャルマーと一緒に居る事が多くなった。

  • スレ8-494
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/05 01:16:59
>>493はSS3の>121と>127の間の話です

  • スレ8-502
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/09 23:28:03
卵からニャルマーが産まれてから1週間後
ノン「行くよ、ニャルマー!」
ノンがボールを転がすとニャルマーはボールを追いかけて遊んでいた。
サ「ノンとニャルマー、1週間で仲良くなってきたな!」
ノ「ノンは私のニャルマーといつも一緒に居たからね、ニャルマーとの
接し方を知っているのよ!」
サ「新人トレーナー時代のヒカリとは大違いだな!」
ヒ「それってどういう意味・・」
サ「ポッチャマとよく喧嘩していたじゃないか!」
ヒ「もうサトシ、その話は止めてよ!!」
ヒカリは恥かしかったのか大声を出していた。

セイ達はニャルマー達と遊んでいるとミドリが
ミ「ねえ、ニャルマーはどんな技が使えるの?」
ミドリの質問にノンは
ノン「実はニャルマーがどんな技が使えるかよく分からないの・・」
それを聞いていたサトシが
サ「ポケモン図鑑ならニャルマーが使える技が直ぐに分かるぞ!」
セ「ポケモン図鑑にそんな機能があるの?」
サ「ああ、新人トレーナーがポケモンの使える技を分かるように作
られているんだ!」

  • スレ8-507
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/11 00:38:34
セ「それじゃ早くポケモン図鑑で調べようよ!」
サ「ああ、今持ってくるからな!」
サトシはポケモン図鑑を取りに自室に行った。

サトシは机の中にあるポケモン図鑑を探した。
サ「あった!」
サトシはポケモン図鑑を取りセイ達の元に戻っていた。

サ「お待たせ!」
セ「それがポケモン図鑑!」
サ「ああ、そうだ、触ってみるか?」
セ・ア・ノン・ミ「うん!」
セイ達はポケモン図鑑に興味津々であった。
サ「それじゃ、ニャルマーが使える技を調べてみるぞ!」
サトシはポケモン図鑑を操作すると画面にニャルマーが使える技が出た。
ノン「ひっかくと電光石火・・」
サ「ニャルマーが今使える技はこの二つだな!」
セ「凄い、ニャルマーは電光石火が使えるんだ!」
「ニャル!」
ミ「ねえ、ニャルマーの技を見ましょ!」
ミドリの言葉にサトシは
サ「まだボールで遊んでいるぞ!」
サトシの言葉でセイ達はニャルマーを見るとまだボールで遊んでいた。
ア「ニャルマー何だか楽しそうだね・・」
「ピカ・・」
ヒ「ニャルマーはまだ産まれてから1週間しか経っていないわ!」
ノ「まだニャルマーには早いかも知れないわね・・」
するとニャルマーはボールを銜えてノンの元にやってきた。
ノン「ニャルマー・・」
サ「ニャルマーはノン達と一緒に遊びたいんだよ、だから一緒に
遊んであげるんだ!」
ノンはニャルマーが銜えていたボールを受け取った。
ノン「ニャルマー、一緒に遊びましょ!」
「ニャル!」
セイ達はニャルマーと一緒に庭に出ていた。

  • スレ8-508
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/11 23:30:42
その夜、セイ達が眠りにつきサトシとヒカリも眠りつこうとしていた。
サ「ノンとニャルマー、きっと良いコンビになるだろうな・・」
ヒ「うん、ノンちゃんとニャルマーを見ていると私達も何だか嬉しくな
るわ!」
サ「そうだな!」
するとヒカリはある事を思い出した。
ヒ「そういえば、セイが”自分もポケモンが欲しい”て言っていたわ・・」
サ「ノンのニャルマーを見て自分のポケモンが欲しくなったのか・・」
ヒ「ねえ、セイとアイにポケモンを持たせたらどうかしら?」
ヒカリはセイとアイに自分のポケモンを持たせるべきだとサトシに話した。
サ「確かにセイ達にポケモンを持たせるのは良いかもしれないけど
まだセイ達には自分達のポケモンはまだ早いと思うぜ・・」
ヒ「う~ん、セイ達なら大丈夫だと思うんだけどね・・」
サ「この話はまた今度、ゆっくり話そう・・」
ヒ「そうね、しばらくは話し合って決めましょ!」
サ「さあ、俺達もそろそろ寝ようぜ・・」
ヒ「うん・・」
ヒカリは電気を消してサトシとヒカリは眠りついた。

  • スレ8-509
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/11 23:34:13
>>502から>>508はSS3の>129と>131の間の話です。

  • スレ8-511
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/13 23:17:38
セイ達が崖から落ちたその夜
ヒ「え!?・・セイ達が崖から落ちた!?」
サトシはセイ達が崖から落ちたことヒカリに話していた。
サ「ああ、その時は何とかななったがな・・」
ヒ「ねえ、セイ達にポケモンを持たせるべきじゃないからしら?」
サ「そうだな、セイ達を見張ってもらおう!」
ヒ「ええ、だけど・・どのポケモンをセイ達に持たせるの?」
ヒカリの言葉にサトシは
サ「まだ、決めていない・・」
ヒ「それだったら、ラッキーはどう・・ラッキーは世話が好きなポケ
モンだしピッタリじゃない!」
ヒカリはセイ達にラッキーを薦めたがサトシは
サ「野生のラッキーはあんまりいないんだ・・」
ヒ「そうか・・良いかと思ったんだけどね・・」
サ「やっぱり、シゲルに聞くのが良いかもしれないな・・」
ヒ「そうね、シゲルなら良いアドバイスがもらえるかもしれないわね!」
サ「シゲルが学会から帰ってきたら聞いてみるよ!」
ヒ「お願いね、サトシ!」
ヒカリは腕の中でいつの間にか眠っているマイに気付いた。
ヒ「マイはもう寝ちゃったわね・・」
サ「今日はもう遅いからそろそろ寝ようぜ・・」
ヒ「ええ、そうね・・」
サトシとヒカリはマイを起こさないように寝室に行き眠りついた。

  • スレ8-512
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/13 23:18:42
>>511はSS3の>134と>136の間の話です。



  • スレ8-514
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/18 23:57:17
ヒカリがアイとソラのドレスを作ってから1週間後
サトシ達はマイを歩きの練習をさせていた。
ヒ「マイ、頑張って!」
「チパ!」
パチリスはマイの両手を持ちながらマイと一緒にゆっくりと歩いていた。
サ「その調子だ!」
「ピカ!」
「ポチャ!」
マイはパチリスに引っ張られながらも自分のペースになっていた。
ヒ「パチリス、マイの手を離して!」
「チパ!」
パチリスはマイの手を離した。
するとマイはパチリスが手を離した事でバランスを崩した、マイは必至
にバランスをとろうと必至であった。
セ「もう少しだ!」
ア「頑張って、マイ!」
ソ「後、ちょっと!」
「ナエ!」
マイはバランスを保ちマイの力で立ちパチリスの所に歩き始めた。
ヒ「凄いわ、マイ!」
「チュパ!」
サ「自分の力で歩けるようになったな!」
「ピカ!」
「ポチャ!」
その後、サトシ達はマイに言葉を教え喋れるようになった。

  • スレ8-515
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/18 23:58:09
>>514はSS3の>190と>192の間の話です。

  • スレ8-518
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/20 23:56:12
セキエイ高原のパーティから4ヵ月後
ソラとマイはいつもの様にドダイトスの背中に乗って遊んでいた。
サ「ソラ、マイ、あんまりドダイトスの背中ではしゃぐなよ・・」
ソ・マ「は~い!」
セイ達もドダイトス達と一緒に遊んでいた。

それを家から見ていたヒカリ達は
ハ「ソラちゃんとマイちゃん、サトシ並みの行動力になってきたわね!」
ヒ「母親として嬉しいけど、サトシみたいに怪我をしないかが心配だわ・・」
ヒカリがソラとマイがサトシみたいに怪我をしないかと心配であった。
その時、電話が鳴りヒカリが電話に出た。
ヒ「はい、もしもし・・」
カ(久しぶりね、ヒカリ!)
ヒ「カスミさん!」
ヒカリの声にノゾミとハルカはヒカリの元に集まった。
ハ「カスミ!」
カ(久しぶり、ハルカ、ノゾミ!)
ノ「久しぶりだね、カスミ!」
ヒカリ達は久しぶりにカスミと話をしているとヒカリが
ヒ「カスミさん、それで電話の用件は何ですか?」
するとカスミは
カ(前に言っていたじゃない!・・サトシがヒカリと結婚する気にさせた
理由を聞きたいのよ!)
ヒカリは顔を真っ赤になった。

  • スレ8-520
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/21 23:54:22
カ(それでサトシがヒカリと結婚する気にさせた理由は何?)
ヒ「そ、それは・・」
ヒカリはどう答えようか慌てているとハルカが代わりに答え始めた。
ハ「実はね!・・サトシが身体を張ってヒカリを助けたの!」
カ(どういうこと?)
ハルカとノゾミはヒカリの代わりにエイチ湖の出来事をカスミに話した。
カ(なるほどね・・サトシならそれぐらいやりかねないわね!)
ハ「その後、サトシが3日間眠っている間、ヒカリが寝ないで看病した
のよね、ヒカリ!」
ヒ「やめてよ、ハルカ・・」
ヒカリは顔を赤くして恥かしそうであった。
カ(それでサトシはヒカリを意識し始めたのね・・)
ヒ「うん・・」
ヒカリは小さくうなずいた。
カ(まあ、サトシをその気にさせるにはそれぐらいしないと絶対に気付か
なかったでしょうね・・)
ノ「それは言えるわね!」
ハ「うん、サトシの鈍感は呆れるほどだからね!」
カスミ達はサトシの鈍感には呆れていた。
ヒ「だけど・・それがサトシだから私はサトシの全てが好き!」
ヒカリの迷いの無い言葉にカスミは
カ(惚気話、ご馳走様・・)
ノ「まったく、こういう話を聞くこっちの身にもなってよ!」
ヒ「ごめんなさい・・」
するとカスミは
カ(まあ、その気持ちがあればサトシとは上手くいきそうね!」
ヒ「ありがとう、カスミさん!」
カ(それじゃ、また電話にするわね!」
カスミがそう言うと電話が切れた。

  • スレ8-521
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/21 23:56:22
>>518>>520はSS3の>228と>230の間の話です。

  • スレ9-2
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/29 00:02:14
サトシ達が里帰りしてから次の日
ヒ「え!?・・セイとアイの部屋を作る!?」
サトシがセイとアイの部屋を作ると言いヒカリは驚いた。
ヒ「でも、何でセイとアイの部屋を作ろうと思ったの?」
ヒカリの問いにサトシは
サ「セイとアイも4歳だ・・自分の部屋を持たせても良いだろうと思っ
たんだ・・」
ヒ「そうね・・セイ達も大きくなってきているからね・・セイとアイ
の部屋をあげるのも良いわね!」
サ「それじゃ、俺は早速作業に入るよ!」
サトシは工具に取りに行こうと席を立った。
サ「この話はセイ達には内緒で頼むな!」
ヒ「ええ、分かってるわ!」
その日からサトシはセイ達に気付かれないようにセイとアイの部屋を
作っていた。

セイとアイが風邪をひいたその夜
サ「ベイリーフ、フシギダネ、ベットは此処に置いてくれ!」
「ベイ!」
「ダネ!」
ベイリーフとフシギダネはセイとアイの部屋でセイとアイのベットを
移動させていた。
ベットの移動が終わるとヒカリが入ってきた。
ヒ「あれ・・サトシ、何やっているの?」
サ「セイとアイのベットを移動させているんだ!」
ヒ「そうなの・・それでフシギダネとベイリーフに手伝って貰っていた
のね!」
サ「ああ、フシギダネもベイリーフもセイとアイの為に手伝ってくれたん
だ!」
「ダネ!」
「ベイ!」
ヒカリはセイとアイの部屋を周りを見渡した。
ヒ「綺麗な部屋だね!・・窓から庭を見渡せるわね!」
サ「ああ、此処から眺めは良いぞ!」
サトシとヒカリはセイとアイの喜ぶ姿を想像していた。
ヒ「それにしても、家や部屋を作っちゃうなんてサトシは凄いね!」
サ「いや、俺一人じゃないさ、ポケモン達と一緒に作っただけだ!」
サトシは照れていた。
ヒ「それでもポケモンと一緒に頑張るのは凄いよ!」
サ「ありがとう、ヒカリ!」
その後、サトシとヒカリはソラとマイが寝る部屋に戻り眠りついた。

  • スレ9-3
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/08/29 00:05:16
>>2の前半はSS3の>260と>261の間の話です。
>>2の後半はSS3の>282と>284の間の話です。

  • スレ9-5
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/09/04 00:34:48
ソラがのタマゴをする事になってから次の日
ヒカリは目を覚まし隣を見るとタマゴを抱いたまま眠っているソラ
の姿があった。
ヒ「もう、ソラたら・・」
ヒカリはソラに布団を掛けなおしてあげるとピカチュウとミミロルが
部屋に入ってきた。
「ピカチュウ!」
「ミミ!」
ヒ「あら、ピカチュウ、ミミロル・・どうしたの朝早くに?」
ヒカリの問いにピカチュウとミミロルは目線をソラが抱いているタマ
ゴに向いていた。
ヒ「やっぱり、ピカチュウもミミロルもタマゴが気になるのね!」
「ピカ!」
「ミミ!」
ピカチュウとミミロルはソラに預けたタマゴが気になり様子を見に来た。
ヒ「確かにソラに預けるのは心配だわ、だけど大丈夫よ・・ピカチュ
ウ、ミミロル!」
ピ「ピカ?」
ミ「ミミ?」
ピカチュウとミミロルは首を傾げた。
ヒ「ソラにはサトシ、セイ達がついているわ・・サトシ達がソラやタマゴ
を見ているわ・・大丈夫、大丈夫!」
ヒカリの言葉にピカチュウとミミロルは笑顔になった。
その後、ピカチュウとミミロルはソラとタマゴの側に居るようになった。

  • スレ9-6
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/09/04 00:36:39
>>5はSS3の>312と>314の間の話です

  • スレ9-10
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/09/18 21:15:37
シェイミがアイのポケモンになってから2週間後
ヒカリ達は台所でポフィンを作っていた。
ヒ「後はこれを型に入れると!」
ヒカリとノゾミはポフィンの元を型に入れオーブンに入れた。
それから10分後、ハルカはオーブンからポフィンを取り出した。
ハ「良く焼けてるわ!」
するとヒカリが土台に乗り戸棚からお皿を出そうとするとハルカと
ベイリーフが止めに入った。
ハ「ヒカリ!・・お皿なら私が出すから!」
「ベイ!」
ヒ「え、でも・・」
ノ「あんたのお腹の中には赤ちゃんがいるの忘れたの?」
ノゾミの言葉にヒカリは黙ってしまった。
ハ「ヒカリと赤ちゃんにもしもの事があったら一番心配するのはサト
シでしょ・・」
ヒ「そうよね、赤ちゃんの事を考えていなかったわ・・ありがとう、ハ
ルカ・・」
ハ「良いよ、私達は親友なんだし!」
ノ「そうね!」
ハルカは戸棚から皿を取り出しポフィンを置いていた。

  • スレ9-12
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/09/20 14:09:49
ヒカリ達はポフィンを持ちサトシ達の元に向った。

その頃、サトシ達はドダイトス達と遊んでいた。
セ「ほら、早くアイ!」
「ナエ!」
「ポチャ!」
セイはドダイトスの背中の上に上っておりアイに手を伸ばした。
ア「う、うん・・」
アイはセイの手を握りドダイトスの背中に乗った。
それに続いてノン、ミドリ、ソラ、マイもドダイトスの背中に乗った。
(ドダイトスの背中は気持ち良いでしゅ!)
シェイミはドダイトスの背中で身体を丸くしていた。
するとヒカリ達がサトシ達の元にやってきた。
ヒ「みんな!」
ノ「ポフィンを持ってきたわよ!」
「ベイ!」
ヒカリ達の声に庭に居るポケモン達が集まってきた。
ノン「やった!・・ママ達のポフィンが食べられるよ!」
「ニャル!」
セイ達も喜んでいるとシェイミがアイにポフィンの事を聞いてきた。
(アイ、ポフィンて何でしゅ?)
ア「ポフィンは木の実を調理して焼くお菓子よ!・・ママ達のポフィ
ンは凄く美味しいよ!」
シェイミはポフィンが置いてある皿に近づいたが他のポケモン達が
邪魔で近づけなかった。
(どいてでしゅ!)
その時、シェイミの隣でコータスが鼻から煙を放つとシェイミは煙を
吸収を始めた。
サ「まずい!?・・皆、シェイミから離れろ!」
サトシはその場に居る全員に離れるように言うとシェイミはシードフレ
アを放ち周りのものを吹き飛ばした。

  • スレ9-15
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/09/25 21:08:47
サ「みんな・・大丈夫か?」
セ「うん・・何とか・・」
「ポチャ・・」
「ナエ・・」
サトシ達はシェイミのシードフレアで軽く吹き飛ばされていた。
ハ「ふぅ・・危なかった・・」
ヒ「ありがとう、ドダイトス・・私達を守ってくれて!」
「ドーダ!」
ヒカリ達はドダイトスが盾になってくれた事で何とも無かった。
ア「シェイミ!」
アイはシェイミの元に駆け寄り抱きしめた。
ア「大丈夫、シェイミ?」
(大丈夫でしゅ、アイ・・)
サトシ達はアイの元に駆け寄った。
ノ「それにしても今のはいったい?」
ノゾミが考えているとサトシが
サ「今のはシードフレアだ・・」
ノン「シードフレア?」
ノンニャ「ニャ?」
サ「シェイミは大気中の有毒物質を分解する能力があるんだ・・」
ノ「大気中の有毒物質を分解!?」
ハ「シェイミにそんな能力があったなんて・・」
ノゾミ達はシェイミの能力に驚いていた。
サ「シードフレアは有毒物質を分解した水と酸素とともに取り出され
たエネルギーを放出するんだ・・毒性が強ければ森を吹き飛ばす程の
威力を発揮する・・」
ハ「も、森を吹き飛ばす!?」
サ「まあ、今回はコータスの煙だったからこの程度で済んだけどな・・」
サトシの言葉にコータスは泣いてしまった。
サ「コータス、別にお前を責めてるわけじゃないからな!」
その後、ヒカリ達は再びポフィンを作りに戻っていた。

  • スレ9-16
  • 愛しい貴方と共に
  • 11/09/25 21:10:26
>>10から>>15はSS3の>324と>326の間の話です